JP4245776B2 - マッサージ機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、マッサージ機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
例えば背凭れ部と座部とを有する椅子型のマッサージ機には、その背凭れ部内に、マッサージ動作をする施療子を有するマッサージ器と、左右一対の支持レールとを設け、マッサージ器に、前記左右一対の各支持レールに対応するように左右に対をなす回転輪を、レール方向に対応して複数組ずつ設け、左右一対の支持レール間に、マッサージ器を、複数組の対をなす回転輪を介して移動自在に支持したものがあり、これによりマッサージ動作をする施療子を有するマッサージ器を、背凭れ部内で上下移動可能とし、マッサージ器を上下移動させながらマッサージ器の施療子で使用者の腰から首までを揉み動作又は叩き動作によるマッサージをするようにしたものがある(例えば特開昭63−226353号公報)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来の場合、左右に対をなす回転輪を左右一対の支持レールに対して単に転動自在となるように嵌合保持していたのみであるため、施療子の揉み動作や叩き動作によるマッサージをする際に、モータ等によって施療子が激しく動かされるため、マッサージ器が振動してこの振動が複数の回転輪に伝達されることにより、支持レールと回転輪との間で騒音を生じたり、支持レールに対して回転輪乃至マッサージ器が大きくガタ付いたりするという問題があった。
【0004】
本発明は、上記問題点に鑑み、支持レールに対して回転輪乃至マッサージ器が大きくガタ付いたり、支持レールと回転輪との間で大きな騒音が生じないようにしたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記時術的課題を解決する本発明の技術手段は、マッサージ動作をする施療子(5)と支持体(12)を有するマッサージ器(7)と、一対の支持レール(9)とを備え、前記マッサージ器(7)に、前記支持レール(9)に対応するように対をなす回転輪(17、18、19)が、レール方向に対応して複数組ずつ設けられ、前記支持レール(9)に、前記マッサージ器(7)が前記回転輪(17、18、19)を介して移動自在に支持されたマッサージ機において、前記レール方向に対応する複数組の回転輪(17、18、19)のうちの少なくとも一の組の回転輪(17、19)は、第1弾性体(35)が組み込まれた第1回転輪(17、19)とされ前記第1弾性体(35)が、前記支持レール(9)の離間方向内方に圧縮されて、前記第1回転輪(17、19)が、前記支持レール(9)に対してその離間方向外方に向けて圧接され、前記レール方向に対応する複数組の回転輪(17、18、19)のうちの他の組の回転輪(18)は、前記支持レール(9)を転動する外側転動輪となる第2弾性体(42)が組み込まれた第2回転輪(18)とされ、前記回転輪(17、18、19)の支持軸(27、37)は、前記支持体(12)に固着され、前記第2回転輪(18)の中心線(B)が、前記第1回転輪(17、19)の中心線(C)に対して前記支持レール(9)の前方向に偏位するよう構成されており、前記第2弾性体(42)が、前記支持レール(9)に対して前後方向に圧縮されて、前記第2回転輪(18)が、前記支持レール(9)に対して前方向に圧接され、前記支持レール(9)に対して前後方向において前記第2回転輪(18)と互いに逆方向に圧接されている前記第1回転輪(17、19)は、前記支持レール(9)に対して後方向に圧接されている点にある。
【0006】
本発明の他の技術手段は、前記第1回転輪(17、19)は、前記支持軸(27)に、互いに対向するように外嵌装着された内側受け体(28)と外側受け体(29)とを備え、前記内側受け体(28)と外側受け体(29)との間に、前記第1弾性体(35)が保持され、前記外側受け体(29)は、前記第1弾性体(35)が前記支持レール(9)の離間方向に弾性変形可能になるように、前記支持軸(27)に移動自在に外嵌保持されている点にある
【0007】
本発明の他の技術手段は、前記第2回転輪(18)は、前記支持軸(37)に、互いに対向するように外嵌装着された第1受け体(38)と第2受け体(39)とを備え、前記第1受け体(38)と第2受け体(39)との間に前記第2弾性体(42)が保持され、前記第2弾性体(42)は、前記第1受け体(38)及び第2受け体(39)よりも、外方に膨出されて、前記支持レール(9)を転動する外側転動輪を構成している点にある。
【0008】
本発明の他の技術手段は、前記支持レール(9)は、側壁(23)と側壁(23)の前端側から左右方向内方に突出した前壁(24)と側壁(23)の後端側から左右方向内方に突出した後壁(25)とをコの字状に有し、前記回転輪(17、18、19)は、前記支持レール(9)の前壁(24)と後壁(25)との間で転動するように、前記支持レール(9)の前壁(24)と後壁(25)との間にそれぞれ挿入保持され、前記第1回転輪(17、19)は、前記支持レール(9)の側壁(23)に対して左右方向外方に向けて圧接され、前記第2回転輪(18)は、前記支持レール(9)の前壁(24)に対して前方向に圧接され、前記第1回転輪(17,19)は、前記支持レール(9)の後壁(25)に対して後方向に圧接されている点にある。
【0009】
本発明の他の技術手段は、前記回転輪(17,18,19)は、レール方向に対応して3組ずつ設けられ、3組の前記回転輪(17,18,19)のうちの両端側の対をなす前記第1回転輪(17,19)が、左右一対の前記支持レール(9)に対して左右方向外方に向けて圧接され、3組の前記回転輪(17,18,19)のうちの中央側の対をなす前記第2回転輪(18)が、左右一対の前記支持レール(9)の前壁(24)に対して前方向に圧接され、前記第1回転輪(17,19)が、左右一対の前記支持レール(9)の後壁(25)に対して後方向に向けて圧接されている点にある。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図4において、1は椅子型のマッサージ機で、背凭れ部2と座部と肘掛け部とを有している。背凭れ部2内には、左右一対の施療子(揉み玉)5を上下2組有するマッサージ器7と、左右一対の支持レール9を有するフレーム10とが設けられている。
前記マッサージ器7は、施療子2の他に、板状の支持体12と、図示省略のマッサージ用モータと、マッサージ用モータの動力を施療子5に伝動する伝動ユニット13とを備える。支持体12の左右両端に、前方に屈曲した取付縁部12aが設けられている。マッサージ用モータ及び伝動ユニット13は支持体12の後面に装着され、伝動ユニット13に左右一対の支持アーム14が前方突設されている。左右一対の支持アーム14は支持体12の開口部15から支持体12の前面側に突出され、各支持アーム14の上下両端部に前記施療子5がそれぞれ取り付けられ、マッサージ用モータの動力を左右一対の支持アーム14を介して各施療子5に伝達して、左右に対応する施療子5が、相互近接と相互離反とを繰り返す揉み動作と、互い違いに前後動する叩き動作とを選択的に行うように構成されている。
【0012】
前記マッサージ器7の支持体12に、左右一対の各支持レール9に対応するように左右に対をなす回転輪17,18,19が、レール方向(上下方向)に対応して3組ずつ設けられ、左右一対の支持レール9間に、マッサージ器7が3組の対をなす回転輪17,18,19を介して上下移動自在に支持されている。
支持体12に図示省略のコマが固設され、背凭れ部2内に上下方向に配置した送りねじ21がコマに螺合され、送りねじ21を背凭れ部2の下部に設けた図示省略の昇降モータで回転させることによって、マッサージ器7が支持レール9に沿って上下移動し、これにより、マッサージ器7は、マッサージ機の使用者の身体に沿って移動停止可能に構成されている。
【0013】
なお、マッサージ器7の昇降手段は、送りネジ21やコマを用いたものに限定されず、巻き掛け駆動機構やラックとピニオンとの噛合構造、又は流体圧シリンダ等を用いた昇降駆動構造等を用いたものに置換することも可能である。
図1〜図3において、前記左右一対の各支持レール9は、側壁23と側壁23の前端側から左右方向内方に突出した前壁24と側壁23の後端側から左右方向内方に突出した後壁25とをコの字状に有している。
前記3組の対をなす回転輪17,18,19は、左右一対の各支持レール9の前壁24と後壁25との間で転動するように、左右一対の支持レール9の前壁24と後壁25との間にそれぞれ挿入保持されている。
【0014】
3組の対をなす回転輪17,18,19のうちの上下両端側の対をなす回転輪17,19は、同一の構成であって、左右方向の支持軸27と内側受け体28と外側受け体29とを備え、支持軸27は金属棒材等により構成されて、支持体12にボルト30等により固定されると共に、支持体12の取付縁部12aに挿通されて、支持体12から左右方向外方に突出されている。
内側受け体28と外側受け体29とは合成樹脂等により構成され、内側受け体28は支持軸27の突出基部に外嵌固着され、外側受け体29は内筒部31と外筒部32とを有し、内筒部31と外筒部32は放射状に配置された複数のリブ33により互いに連結さている。外側受け体29は内筒部31を介して支持軸27の外端部側に左右移動自在でかつ支持軸27廻りに回転自在に外嵌保持されている。
【0015】
前記内側受け体28と外側受け体29との間に第1弾性体35が組み込まれている。第1弾性体35はゴム材等により円筒状に形成され、外側受け体29の内筒部31に外嵌されて、内側受け体28と外側受け体29との間に保持され、外側受け体29の左右移動によって左右方向に弾性変形可能になっている。
前記第1弾性体35が組み込まれた対をなす回転輪17,19は、左右一対の各支持レール9の前壁24と後壁25との間で転動するように、左右一対の支持レール9の前壁24と後壁25との間にそれぞれ挿入保持され、外側受け体29はその外筒部32を介して支持レール9の前壁24と後壁25との間を転動する外側転輪とされている。
【0016】
上記の如く回転輪17,19に組み込まれた第1弾性体35は、左右方向内方に圧縮されて、第1弾性体35が組み込まれた対をなす回転輪17,19が、左右一対の支持レール9の側壁23に対し、外側受け体29を介して左右方向外方に向けて圧接されている。従って、図1及び図3に示すように、第1弾性体35の復元力により、対をなす回転輪17,19から各支持レール9の側壁23に対して矢印方向の応力F1がかかっている。
前記3組の対をなす回転輪17,18,19のうちの中央側の対をなす回転輪18は、左右方向の支持軸37と左右方向内側の第1受け体38と左右方向外側の第2受け体39とを備え、支持軸37は金属棒材等により構成され、支持体12の取付縁部12aにかしめ等により固着されて、支持体12から左右方向外方に突出されている。
【0017】
第1受け体38と第2受け体39とは合成樹脂等により構成され、第1受け体38は支持軸37の内端部に外嵌固着され、第2受け体39は内筒部41を有し、第2受け体39は筒部41を介して支持軸37の外端部側に左右移動自在でかつ支持軸37廻りに回転自在に外嵌保持されている。
前記第1受け体38と第2受け体39との間に第2弾性体42が組み込まれ、第2弾性体42はゴム材等により円筒状に形成され、第2受け体39の筒部41に外嵌されて、第1受け体38と第2受け体39との間に保持されている。
【0018】
前記第2弾性体42が組み込まれた対をなす回転輪18は、左右一対の各支持レール9の前壁24と後壁25との間で転動するように、左右一対の支持レール9の前壁24と後壁25との間にそれぞれ挿入保持され、第2弾性体42は、前記第1受け体38及び第2受け体39よりも、外方に膨出されて、支持レール9の前壁24と後壁25との間を転動する外側転動輪とされている。
前記複数組の回転輪17,18,19はその外径が互いに同一に形成されているが、図2に示すように、回転輪18の中心点(回動軸心)を通る上下方向の中心線Bは、支持レール9の左右方向中央を通る中心線Aに対して、前方に偏位し、回転輪17,19の中心点(回動軸心)を通る上下方向の中心線Cは、前記支持レール9の中心線Aに対して後方にやや偏位している。また、前記回転輪18の中心線Bは、前記回転輪17,19の中心線Cに対して前方に偏位している。そして、回転輪18に組み込まれた第2弾性体42は前後方向に圧縮されて、第2弾性体42が組み込まれた回転輪18は、支持レール9の前壁24に対して前方向に圧接されいる。これにより、複数個の回転輪17,18,19のうちの第2弾性体42が組み込まれた対をなす回転輪18は、支持レール9の前壁24に対して前方向に圧接され、他方の対をなす回転輪(前記第1弾性体35が組み込まれた対をなす回転輪)17,19は、支持レール9の後壁25に対して、後方向に圧接されている。
【0019】
従って、図2及び図3に示すように、第2弾性体42の復元力により、回転輪18から支持レール9の前壁24に対して矢印方向の応力F2がかかり、回転輪17,19から支持レール9の前壁25に対して矢印方向の反力Rがかかっている。
上記実施の形態によれば、マッサージ機1の使用者が座部3に座って背凭れ部2に背を凭せかけると、背凭れ部2の布カバー等介して、使用者の身体(背中)にマッサージ器7の施療子5が接当する。
【0020】
昇降用モータの駆動によって、送りねじ21が回転してマッサージ器7が支持レール9に沿って上下移動し、これにより、使用者の身体に対する施療子5の位置が変更され、マッサージ器7の施療子5よって使用者をマッサージする身体の部位が変更される。マッサージ器7のマッサージ用モータの駆動により、施療子5により使用者の身体を揉み動作又は叩き動作によるマッサージをする。
そして、施療子5で揉み動作や叩き動作によるマッサージをする際に、施療子5が激しく動かされ、この振動がマッサージ器7に伝達されこととなるが、第1弾性体35が左右方向内方に圧縮されて、第1弾性体35が組み込まれた対をなす回転輪17,19が、左右一対の支持レール9に対して、左右方向外方に向けて圧接されているので、対をなす回転輪17,19乃至マッサージ器7が支持レール9に対して左右方向にガタ付いたり振動したりするのを効果的に防止することができる。
【0021】
また、上下方向中央の対をなす回転輪18に組み込まれた第2弾性体42が前後方向に圧縮されて、前記レール方向に対応する複数の回転輪17,18,19のうちの一方の回転輪18と他方の回転輪17,19とが、支持レール9に対して、前後方向において互いに逆方向に圧接されているので、複数組の対をなす回転輪17,18,19乃至マッサージ器7が支持レール9に対して前後方向にガタ付いたり振動したりするのを効果的に防止することができる。
従って、マッサージの際に、マッサージ動作による振動がマッサージ器7乃至複数の回転輪17,18,19に伝達されて、支持レール9と回転輪17,18,19との間で騒音を生じたり、支持レール9に対して回転輪17,18,19乃至マッサージ器7が大きくガタ付たりするのを効果的に抑えることができる。
【0022】
また、マッサージ器7を上下移動させながらマッサージ器7の施療子5で使用者の腰から首までを揉み動作又は叩き動作によるマッサージをすることができ、このような場合にも、上記の如く支持レール9に対して回転輪17,18,19乃至マッサージ器7がガタ付くのを効果的に抑えることができるため、支持レール9に沿ってマッサージ器7をスムーズに移動させて、使用者をマッサージする身体の部位が変更しながら、施療子5の揉み動作又は叩き動作によるマッサージを円滑に行うことができる。
【0023】
なお、前記実施の形態では、対をなす回転輪17,18,19は、レール方向に対応して3組ずつ設けられ、3組の対をなす回転輪17,18,19のうちの両端側の対をなす回転輪17,19が、左右一対の支持レール9に対して左右方向外方に向けて圧接されているが、これに代え、3組の対をなす回転輪17,18,19のうちの中央側の対をなす回転輪18を、左右一対の支持レール9に対して左右方向外方に向けて圧接するようにしてもよい。
また、前記実施の形態では、対をなす回転輪17,18,19は、レール方向に対応して3組ずつ設けられ、3組の対をなす回転輪17,18,19のうちの中央側の対をなす回転輪18が、支持レール9の前壁24に対して前方向に圧接され、両端側の対をなす回転輪17,19が、支持レール9の後壁25に対して後方向に向けて圧接されているが、これに代え、3組の対をなす回転輪17,18,19のうちの両端側の対をなす回転輪17,19を支持レール9の前壁24に対して前方向に圧接し、中央側の対をなす回転輪18を、支持レール9の後壁25に対して後方向に向けて圧接するようにしてもよい。
【0024】
また、前記実施の形態では、対をなす回転輪17,18,19は、レール方向に対応して3組ずつ設けられているが、回転輪の個数はこれに限定されず、回転輪は最小限2個あればよい。例えば、回転輪を対をなすように2個のみ設け、この対をなす2個の回転輪に第1弾性体35を組み込み、該弾性体35を一対の支持レール9の離間方向内方に圧縮して、対をなす2個の回転輪を、一対の支持レール9に対してその離間方向外方に向けて圧接するようにしてもよい。また、支持レール9を1本のみ設けると共に、回転輪をレール方向に対応して2個のみ設け、この2個の回転輪の一方に、第2弾性体42を組み込み、該弾性体42を支持レール9に直交する方向に圧縮して、前記レール方向に対応する2個の回転輪のうちの一方の回転輪と他方の回転輪とを、支持レール9に対して、レールに直交する方向において互いに逆方向に圧接するようにしてもよい。
【0025】
また、前記実施の形態では、上下方向の支持レール9を左右一対備え、左右一対の支持レール9間に、マッサージ器7が移動自在に支持されているが、これに代え、上記の如く支持レール9を1本だけ設け、この1本の支持レール9にマッサージ器7を支持レール9に沿って移動自在に支持するようにしてもよい。また、支持レール9を設ける方向は上下方向に限らず、左右方向その他の方向に設けて、マッサージ器7を左右方向その他の方向に移動させるようにしてもよい。
また、前記実施の形態では、マッサージ器7は左右一対の施療子5を上下2組有しているが、マッサージ器7の有する施療子5の個数はこれに限定されず、マッサージ器7は施療子5を1個、2個、3個又は5個以上有していてもよい。
【0026】
また、前記実施の形態では、第1弾性体35及び第2弾性体42はゴム材等に形成されれているが、これに代え、第1弾性体35又は第2弾性体42をコイルバネや板バネ等で形成して、これを回転輪17,19又は回転輪18に組み込むようにしてもよい。
また、前記実施の形態では、本発明を椅子型のマッサージ機に実施しているが、本発明は椅子型のマッサージ機に限らず、マット型のマッサージ機にも適用実施することができる。
【0027】
【発明の効果】
本発明によれば、支持レール9に対して回転輪17,18,19乃至マッサージ器7がガタ付いたり、支持レール9と回転輪17,18,19との間で大きな騒音が生じるのを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示すマッサージ機の支持レール及びマッサージ器部分の正面断面図である。
【図2】同支持レール部分の側面断面図である。
【図3】同支持レール及びマッサージ器部分の平面断面図である。
【図4】同背凭れ部分の正面図である。
【符号の説明】
1 マッサージ機
5 施療子
7 マッサージ器
9 支持レール
17 回転輪
18 回転輪
19 回転輪
23 側壁
24 前壁
25 後壁
27 支持軸
28 内側受け体
29 外側受け体
35 第1弾性体
37 支持軸
38 第1受け体
39 第2受け体
42 第2弾性体

Claims (5)

  1. マッサージ動作をする施療子(5)と支持体(12)を有するマッサージ器(7)と、一対の支持レール(9)とを備え、前記マッサージ器(7)に、前記支持レール(9)に対応するように対をなす回転輪(17、18、19)が、レール方向に対応して複数組ずつ設けられ、前記支持レール(9)に、前記マッサージ器(7)が前記回転輪(17、18、19)を介して移動自在に支持されたマッサージ機において、
    前記レール方向に対応する複数組の回転輪(17、18、19)のうちの少なくとも一の組の回転輪(17、19)は、第1弾性体(35)が組み込まれた第1回転輪(17、19)とされ
    前記第1弾性体(35)が、前記支持レール(9)の離間方向内方に圧縮されて、前記第1回転輪(17、19)が、前記支持レール(9)に対してその離間方向外方に向けて圧接され
    前記レール方向に対応する複数組の回転輪(17、18、19)のうちの他の組の回転輪(18)は、前記支持レール(9)を転動する外側転動輪となる第2弾性体(42)が組み込まれた第2回転輪(18)とされ、
    前記回転輪(17、18、19)の支持軸(27、37)は、前記支持体(12)に固着され、前記第2回転輪(18)の中心線(B)が、前記第1回転輪(17、19)の中心線(C)に対して前記支持レール(9)の前方向に偏位するよう構成されており、
    前記第2弾性体(42)が、前記支持レール(9)に対して前後方向に圧縮されて、前記第2回転輪(18)が、前記支持レール(9)に対して前方向に圧接され、
    前記支持レール(9)に対して前後方向において前記第2回転輪(18)と互いに逆方向に圧接されている前記第1回転輪(17、19)は、前記支持レール(9)に対して後方向に圧接されていることを特徴とするマッサージ機。
  2. 前記第1回転輪(17、19)は、前記支持軸(27)に、互いに対向するように外嵌装着された内側受け体(28)と外側受け体(29)とを備え、前記内側受け体(28)と前記外側受け体(29)との間に、前記第1弾性体(35)が保持され、前記外側受け体(29)は、前記第1弾性体(35)が前記支持レール(9)の離間方向に弾性変形可能になるように、前記支持軸(27)に移動自在に外嵌保持されていることを特徴とする請求項1に記載のマッサージ機。
  3. 前記第2回転輪(18)は、前記支持軸(37)に、互いに対向するように外嵌装着された第1受け体(38)と第2受け体(39)とを備え、前記第1受け体(38)と前記第2受け体(39)との間に、前記第2弾性体(42)が保持され、前記第2弾性体(42)は、前記第1受け体(38)及び前記第2受け体(39)よりも、外方に膨出されて、前記支持レール(9)を転動する外側転動輪を構成していることを特徴とする請求項に記載のマッサージ機。
  4. 前記支持レール(9)は、側壁(23)と側壁(23)の前端側から左右方向内方に突出した前壁(24)と側壁(23)の後端側から左右方向内方に突出した後壁(25)とをコの字状に有し、前記回転輪(17、18、19)は、前記支持レール(9)の前壁(24)と後壁(25)との間で転動するように、前記支持レール(9)の前壁(24)と後壁(25)との間にそれぞれ挿入保持され、前記第1回転輪(17、19)は、前記支持レール(9)の側壁(23)に対して左右方向外方に向けて圧接され、前記第2回転輪(18)は、前記支持レール(9)の前壁(24)に対して前方向に圧接され、前記第1回転輪(17,19)は、前記支持レール(9)の後壁(25)に対して後方向に圧接さ れていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のマッサージ機。
  5. 前記回転輪(17,18,19)は、レール方向に対応して3組ずつ設けられ、3組の前記回転輪(17,18,19)のうちの両端側の対をなす前記第1回転輪(17,19)が、左右一対の前記支持レール(9)に対して左右方向外方に向けて圧接され、3組の前記回転輪(17,18,19)のうちの中央側の対をなす前記第2回転輪(18)が、左右一対の前記支持レール(9)の前壁(24)に対して前方向に圧接され、前記第1回転輪(17,19)が、左右一対の前記支持レール(9)の後壁(25)に対して後方向に向けて圧接されていることを特徴とする請求項に記載のマッサージ機。
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