JP4244623B2 - 募集システム及び方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ネットワークを通じて旅行募集案内を利用者に配信し、参加者を募る募集システム及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年のインターネットの急速な普及に伴い、パッケージツアーなどの旅行募集案内を自社のホームページに掲載する旅行業者が増えてきている。但し、多くの場合、参加申込は電話ないしファクシミリに頼っているのが現状である。
【0003】
また、現在募集中のツアーの案内を会員に対して電子メールで定期的に通知するサービスを実施している旅行業者も存在する。
【0004】
更に、既存会員から入会が見込めそうな友人や知人をネットワークを介して紹介してもらい、被紹介者に対して紹介者の名前をメール本文中で明示した入会勧誘メールを発信し、被紹介者が入会した場合には紹介者にインセンティブを与えるようにした会員制サービス提供システムが提案されている(例えば、後述する特許文献1参照)。類似する技術は、後述する特許文献2にも記載されている。
【0005】
【特許文献1】
特開2001−236409号公報
【特許文献2】
特許第3315954号
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ツアーを企画した旅行業者にとって、参加者を確保することは極めて重要である。特に、パッケージツアーなどの旅行の中には最小催行人数を定めたものがあるが、このような旅行の場合、最小催行人数以上の参加者をツアー開催までか、募集期限がある場合にはその期限内に効率良く獲得する必要があり、旅行募集案内をホームページに掲載するだけでは最小催行人数すら確保できない恐れがある。従来技術で述べたように定期的に旅行募集案内を会員に電子メールで配信するサービスが存在するが、定期的な案内では募集締め切り日との兼ね合いで効果がでない可能性がある。
【0007】
ところで、世間には、親しい友人や知人と一緒ならツアーに参加するが、同行者が行きたくなければ参加したくないという人もいる。このような場合、現状では、参加希望者自身が同行者の一人一人に対して電話や電子メールでツアーの内容を伝えて同意を得てから参加の申込を行う必要があり、グループで参加する場合の利用者の手間が面倒である。旅行業者がより多くの参加者を獲得するには、このようなグループ参加を簡便に行える仕組みが必要である。
【0008】
また、特許文献1および2に記載された技術を転用し、旅行募集案内情報を送った利用者から他の利用者を紹介してもらい、被紹介者に旅行募集案内情報を送ることで、より多くの利用者に旅行募集案内情報を配信することが可能であるが、いわゆる迷惑メールと同様に無視される可能性が高く、効果が期待できない。また、旅行募集案内情報を送った利用者から他の利用者が紹介される毎に、その被紹介者に旅行募集案内情報を送ると、被紹介者の重複により同じ旅行募集案内情報が何度も同じ利用者に届く可能性があり、利用者に迷惑がかかる上、旅行業者の信用も疑われる結果を招く。
【0009】
そこで本発明の第1の目的は、ネットワークを通じて旅行募集案内を利用者に配信しかつその申込をオンラインで受け付けることを可能にすることにより、旅行参加者を効率良く獲得することができるようにすることにある。
【0010】
本発明の第2の目的は、親しい友人や知人と一緒にツアーに参加するグループの手間を削減することにより、旅行参加者を効率良く獲得することができるようにすることにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本発明の募集システムは、サーバ装置と、前記サーバ装置にネットワークを介して接続される複数の端末装置とを備え、前記サーバ装置は、処理装置と記憶装置を備え、前記処理装置は、前記ネットワークを通じて、旅行募集案内情報を複数の前記端末装置に送信する旅行募集案内送信手段と、前記送信された前記旅行募集案内情報に対する応答情報として、申込者および同行者全員のアドレス、申込者から同行者へのメッセージを含むグループでの申込情報を前記ネットワークを通じて前記端末装置から受信し、申込者および同行者全員のアドレス、同行者へのメッセージおよび同行者に1対1に対応するフラグを含むグループ申込情報を記憶装置に保存する処理、前記記憶装置に保存したグループ申込情報にアドレスが記載された同行者の端末装置に対して、前記ネットワークを通じて、申込者および同行者全員のアドレスおよび前記メッセージを付加したグループ旅行募集案内情報を送信する処理、前記送信されたグループ旅行募集案内情報に対する応答情報を前記同行者の端末装置から前記ネットワークを通じて受信し、グループでの申込に同意する応答情報か否かを判別する処理、グループでの申込に同意しない応答情報を受信した場合に、前記記憶装置に保存されたグループ申込情報にアドレスが記載されている申込者および同行者の端末装置に対して、前記ネットワークを通じて、前記グループでの申込が中止された旨の情報を送信する処理、グループでの申込に同意する応答情報を受信した場合に、前記記憶装置に保存されたグループ申込情報中のフラグのうち、今回受信した応答情報で同意する意志を示した同行者に対応するフラグをセットし、グループ申込情報中の同行者に対応するすべてのフラグがセットされた場合に、グループ申込情報にアドレスが記載されている申込者および同行者の端末装置に対して、前記ネットワークを通じて、前記グループでの申込を受け付けた旨の情報を送信する処理を行う受付手段とを備え、前記端末装置は、前記サーバ装置から送信された前記旅行募集案内情報および前記グループ旅行募集案内情報を前記ネットワークを通じて受信する受信手段と、前記旅行募集案内情報に対する応答情報として、申込者および同行者全員のアドレス、申込者から同行者へのメッセージを含むグループでの申込情報を前記ネットワークを通じて前記サーバ装置に送信する処理と、前記グループ旅行募集案内情報に対する応答情報として、グループでの申込に同意するか否かを示す応答情報を前記ネットワークを通じて前記サーバ装置に送信する処理とを行う送信手段とを備える。
【0018】
本発明の募集方法は、a)サーバ装置が、ネットワークを通じて、旅行募集案内情報を複数の端末装置に送信するステップ、b)前記端末装置が、前記ネットワークを通じて、前記サーバ装置から送信された前記旅行募集案内情報を受信するステップ、c)前記端末装置が、前記ネットワークを通じて、前記旅行募集案内情報に対する応答情報として、申込者および同行者全員のアドレス、申込者から同行者へのメッセージを含むグループでの申込情報を前記サーバ装置に送信するステップ、d)前記サーバ装置が、前記ネットワークを通じて、前記端末装置から前記グループでの申込情報を受信し、申込者および同行者全員のアドレス、同行者へのメッセージおよび同行者に1対1に対応するフラグを含むグループ申込情報を記憶装置に保存するステップ、e)前記サーバ装置が、前記ネットワークを通じて、前記記憶装置に保存したグループ申込情報にアドレスが記載された同行者の端末装置に対して、申込者および同行者全員のアドレスおよび前記メッセージを付加したグループ旅行募集案内情報を送信するステップ、f)前記同行者の端末装置が、前記ネットワークを通じて、前記サーバ装置から送信された前記グループ旅行募集案内情報を受信するステップ、g)前記同行者の端末装置が、前記ネットワークを通じて、前記グループ旅行募集案内情報に対する応答情報として、グループでの申込に同意するか否かを示す応答情報を前記サーバ装置に送信するステップ、h)前記サーバ装置が、前記ネットワークを通じて、前記同行者の端末装置から送信された前記グループ旅行募集案内情報に対する応答情報を受信し、グループでの申込に同意する応答情報か否かを判別するステップ、i)前記サーバ装置が、グループでの申込に同意しない応答情報を受信した場合に、前記記憶装置に保存されたグループ申込情報にアドレスが記載されている申込者および同行者の端末装置に対して、前記ネットワークを通じて、前記グループでの申込が中止された旨の情報を送信するステップ、j)前記サーバ装置が、グループでの申込に同意する応答情報を受信した場合に、前記記憶装置に保存されたグループ申込情報中のフラグのうち、今回受信した応答情報で同意する意志を示した同行者に対応するフラグをセットするステップ、k)前記サーバ装置が、前記記憶装置に保存されたグループ申込情報中の同行者に対応するすべてのフラグがセットされた場合に、グループ申込情報にアドレスが記載されている申込者および同行者の端末装置に対して、前記ネットワークを通じて、前記グループでの申込を受け付けた旨の情報を送信するステップ、を含む。
【0023】
本発明のサーバ装置は、処理装置と記憶装置を備え、ネットワークを介して複数の端末装置に接続されたサーバ装置であって、前記処理装置は、前記ネットワークを通じて、旅行募集案内情報を複数の前記端末装置に送信する旅行募集案内送信手段と、前記送信された前記旅行募集案内情報に対する応答情報として、申込者および同行者全員のアドレス、申込者から同行者へのメッセージを含むグループでの申込情報を前記ネットワークを通じて前記端末装置から受信し、申込者および同行者全員のアドレス、同行者へのメッセージおよび同行者に1対1に対応するフラグを含むグループ申込情報を記憶装置に保存する処理、前記記憶装置に保存したグループ申込情報にアドレスが記載された同行者の端末装置に対して、前記ネットワークを通じて、申込者および同行者全員のアドレスおよび前記メッセージを付加したグループ旅行募集案内情報を送信する処理、前記送信されたグループ旅行募集案内情報に対する応答情報を前記同行者の端末装置から前記ネットワークを通じて受信し、グループでの申込に同意する応答情報か否かを判別する処理、グループでの申込に同意しない応答情報を受信した場合に、前記記憶装置に保存されたグループ申込情報にアドレスが記載されている申込者および同行者の端末装置に対して、前記ネットワークを通じて、前記グループでの申込が中止された旨の情報を送信する処理、グループでの申込に同意する応答情報を受信した場合に、前記記憶装置に保存されたグループ申込情報中のフラグのうち、今回受信した応答情報で同意する意志を示した同行者に対応するフラグをセットし、グループ申込情報中の同行者に対応するすべてのフラグがセットされた場合に、グループ申込情報にアドレスが記載されている申込者および同行者の端末装置に対して、前記ネットワークを通じて、前記グループでの申込を受け付けた旨の情報を送信する処理を行う受付手段とを備える。
【0030】
【作用】
本発明にあっては、サーバ装置からネットワークを通じて旅行募集案内情報を複数のユーザ宛に配信し、ユーザからの申込をネットワークを通じて受け付けることで、効率良く募集を行う。
【0031】
また本発明にあっては、親しい友人や知人と一緒ならツアーに参加するが、同行者が行きたくなければ参加しくないというグループでの申込を行う際のユーザの負担を軽減する。
【0034】
【発明の実施の形態】
次に本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
【0035】
図1を参照すると、本発明の実施の形態にかかる募集システムは、サーバ装置100と、このサーバ装置100にネットワーク200を介して接続された複数の端末装置301〜304とを含んで構成される。ネットワーク200は、インターネット、移動通信ネットワークなどの1または2以上のネットワークである。
【0036】
サーバ装置100は、パーソナルコンピュータやワークステーション等の情報処理装置であり、旅行募集案内情報をネットワーク200を通じて端末装置301〜304に送信する機能、端末装置301〜304からの旅行募集案内にかかる旅行の申込をネットワーク200を通じて受け付ける機能などを備えている。
【0037】
端末装置301〜304は、パーソナルコンピュータ、携帯電話機あるいは携帯情報端末などの情報処理装置であり、サーバ装置100から送信された旅行募集案内情報をネットワーク200を通じて受信してユーザに提示する機能と、ユーザから入力された旅行募集案内に対する応答情報をサーバ装置100にネットワーク200を通じて送信する機能などを備えている。端末装置301〜304のそれぞれはユーザA〜Dが使用する端末とする。ここで、ユーザAとユーザBはいつも一緒に旅行に出かける旅仲間、ユーザCはユーザAの知人、ユーザDはユーザAおよびCの共通の知人である。また、サーバ装置100にはユーザAの通信アドレスだけが事前に登録されており、他のユーザB〜Dの通信アドレスは登録されていない。通信アドレスは一般的には電子メールアドレスが使用される。
【0038】
次に、本実施の形態にかかる特徴的な動作を図2を参照して説明する。
【0039】
旅行業者がある旅行を企画し、その参加者を募る場合、サーバ装置100に事前に通信アドレスが登録されているユーザAに対して旅行募集案内情報を送信する(S100)。このときサーバ装置100は、ユーザAの通信アドレスを送信済通信アドレスとして記録しておく。
【0040】
上記の旅行募集案内情報は端末装置301で受信され、ユーザAに提示される。旅行募集案内情報には、旅名、行き先、出発日などの募集要項が記載されている。旅行工程などその他の詳細情報を含ませても良いが、これらの詳細情報はWebページに記載しておき、旅行募集案内情報にそのWebページのアドレスを記載して、ユーザ自身にWebページをアクセスさせるようにしても良い。ユーザからの参加申込可否の情報、グループで申込む場合の同行者の通信アドレスや同行者に対するメッセージ、紹介したい他のユーザの通信アドレスは、そのWebページ上で記入させて送信させるのが一般的であるが、旅行募集案内情報中に、申込内容、同行者がいる場合のその通信アドレスとメッセージ、紹介したいユーザがいる場合のその通信アドレスを記入する記入フォームを含ませておき、必要な事項を設定した記入フォームをユーザからサーバ装置100に電子メールで返信させるようにしても良い。
【0041】
さて、ユーザAは、募集中の旅行にユーザBと一緒に参加したいため、同行者であるユーザBの通信アドレスと同行者Bへのメッセージを記載し、またユーザC、Dを紹介したいのでそれらの通信アドレスを記載した応答情報を作成して、端末装置301からサーバ装置100へ送信したとする(S101)。入力できるメッセージ内容は任意である。ここでは、例えば「花子さん、素敵なツアーを見つけたので、また一緒に行きましょうね。マリコより。」なるメッセージを記載したものとする。
【0042】
サーバ装置100は、ユーザAの端末装置301からの応答情報を受信して解析し、以下の事項を認識して認識結果を保存する。
(1)ユーザAがユーザBと一緒に旅行に参加したいグループ参加を申し込んでいること。
(2)ユーザC、Dの通信アドレスが紹介されていること。
【0043】
サーバ装置100は、(1)の認識事項に対し、ユーザAから知らされた同行者Bの通信アドレスを用いて、ユーザAから渡されたメッセージを付与した旅行募集案内情報をユーザB宛に送信する(S102)。また、サーバ装置100は、(2)の認識事項に対し、ユーザAから紹介されたユーザC、Dの通信アドレスを用いて、旅行募集案内情報をユーザCおよびユーザD宛に送信する(S103)。この際、情報の送信元アドレスはサーバ装置100のアドレスでなく、紹介者であるユーザAのアドレスに置き換えて送信する。ユーザB宛に送信する旅行募集案内情報の送信元アドレスはサーバ装置100のアドレスとしても良いし、グループ参加を申し込んだユーザAの通信アドレスに置き換えて送信しても良い。またサーバ装置100は、ユーザB、C、Dの通信アドレスを送信済通信アドレスとして記録しておく。
【0044】
ユーザB宛に送信された旅行募集案内情報は、ユーザBの端末装置302で受信され、ユーザBに提示される。ユーザBは、提示された旅行募集案内情報に付加されているユーザAからのメッセージを見て、趣旨を理解し、参加するかどうかを決定し、端末装置302からサーバ装置100に応答情報を送信する。募集中の旅行の詳細情報を知る方法や応答情報を送信する方法は、ユーザAの場合と同様である。
【0045】
図2のS104、S105は、ユーザBがユーザAの申込んだ旅行に参加する旨の回答を応答してきた場合のシーケンスである。サーバ装置100は、ユーザBから旅行に参加する旨の応答情報を受信すると(S104)、この時点で、ユーザAが申し込んだグループの同行者全員が同意したことになるので、ユーザAの申込を有効とし、グループでの申込を受け付けた旨の通知を申込人であるユーザA宛に送信する(S105)。申込人だけでなく、その同行者全員にグループ申込受付通知を送信するようにしても良い。
【0046】
また、図2のS106、S107は、ユーザBが今回の旅行に参加しない旨の回答を応答してきた場合のシーケンスである。サーバ装置100は、ユーザBから旅行に参加しない旨の応答情報を受信すると(S106)、この時点で、ユーザAが申し込んだグループ参加の同伴者の少なくとも一人が同意しないことが決定したので、ユーザAのグループでの申込を無効とし、その申込をキャンセルする旨の通知を申込人であるユーザA宛に送信する(S107)。申込人だけでなく、その同行者全員或いは参加を表明した同行者にキャンセル通知を送信するようにしても良い。
【0047】
他方、サーバ装置100からユーザC、D宛に送信された旅行募集案内情報は、端末装置303、304でそれぞれ受信される(S103)。ユーザC、Dに送られる旅行募集案内情報は、その送信元アドレスが紹介者のユーザAのアドレスになっている点が相違するだけで、ユーザAに送信されたものと同じである。図2の例では、ユーザCは、送られてきた旅行募集案内情報を見てその旅行に一人で参加する単独の申込情報と、紹介アドレスとしてユーザDの通信アドレスとを含む応答情報をサーバ装置100に送信している(S108)。一方、ユーザDは何らの応答情報も送信していない。
【0048】
サーバ装置100は、ユーザCの端末装置303からの応答情報を受信して解析し、以下の事項を認識し、認識結果を保存する。
(1)ユーザCが単独参加を申し込んでいること。
(2)ユーザDのアドレスが紹介されていること。
【0049】
サーバ装置100は、(1)の認識事項に対し、申込を受け付けた旨の通知をユーザC宛に送信する(S109)。また、サーバ装置100は、(2)の認識事項に対し、ユーザCから紹介されたユーザDの通信アドレスが送信済通信アドレスとして記録されているので、旅行募集案内情報を被紹介者のユーザDへは送信しない(S110)。
【0050】
次に、本実施の形態の効果を説明する。
【0051】
第1の効果は、サーバ装置100によりネットワーク200を通じて旅行募集案内情報をユーザ宛に配信し且つその申込をオンラインで受け付けることが可能であるため、旅行参加者を効率良く獲得することができることである。
【0052】
第2の効果は、親しい友人や知人と一緒にツアーに参加するグループの手間と負担が軽減されることである。その理由は、前述したように旅行募集案内情報を受信したユーザAがユーザBと一緒なら旅行に行きたいと希望した場合、一般的には事前に電話ないしメールでユーザBに今回の旅行の詳細を伝え、ユーザBの同意を得た上で申込を行う必要があるが、本実施の形態では、ユーザAが同行者Bの通信アドレスとメッセージを添えてグループで申し込めば、同行者Bへの旅行募集案内情報の送信、同行者Bの参加(同意)の確認がサーバ装置100側で自動的に行われ、同行者全員が参加表明したことを条件に、ユーザAが申込んだグループでの申込が有効となるからである。また、同行者Bから見れば、同意と申込が同時に実現可能になるからである。
【0053】
第3の効果は、旅行募集案内情報を送ったユーザから紹介された他のユーザに対して送信する旅行募集案内情報の効果を高めることができることである。その理由は、知らない者から受信した電子メールは内容を見ずに捨ててしまうユーザが多いが、本実施の形態で被紹介者に送られる旅行募集案内情報の送信元アドレスは、紹介者の通信アドレスになっているため、送信元アドレスが旅行業者のアドレスになっている場合に比べて、内容を見ずに捨てられる確率が小さくなるからである。
【0054】
第4の効果は、ユーザDの例で示したように、同一のユーザに同じ旅行募集案内情報を重複して送り付けないようにしたことで、利用者に不快感を与えることがなくなることである。
【0055】
【実施例】
次に本実施の形態の募集システムの実施例について図面を参照して詳細に説明する。例として、所定の最小催行人数、募集定員および募集期間の条件の下に、旅行業者が企画した旅行への参加者を募集する募集システムを採り上げる。また、募集期間終了時に申込人数が最小催行人数に満たない場合は旅行の開催は中止するものとする。更に、募集定員を満たす申込者があった時点で正規の募集を終了し、その後はキャンセル待ち扱いとして申込を受け付けるものとする。
【0056】
【構成】
図3を参照すると、サーバ装置100の一実施例は、プログラム制御によって動作する処理装置101と、主記憶および補助記憶装置で構成される記憶装置102と、入力装置および出力装置で構成される入出力装置103とを含んで構成され、ネットワーク200を通じて端末装置301および図示を省略した他の端末装置と通信可能に接続される。
【0057】
処理装置101は、旅行募集案内送信部111と、受付部112と、ツアー開催決定処理部113と、発券処理部114と、通信部115とを含む。処理装置101に接続されている記録媒体104は、CD−ROMや磁気ディスク等のコンピュータ可読記録媒体であり、サーバ用プログラムを記録する。記録媒体104に記録されたサーバ用プログラムは、サーバ装置100の立ち上げ時などにサーバ装置100を構成するコンピュータの処理装置101に読み取られ、処理装置101の動作を制御することにより、処理装置101上に前述した旅行募集案内送信部111、受付部112、ツアー開催決定処理部113、発券処理部114および通信部115を実現する。
【0058】
旅行募集案内送信部111は、旅行に関する募集案内メールをネットワーク200を通じてユーザ宛に送信する処理を司る。この旅行募集案内送信部111は、サーバ装置100に事前に登録されたユーザ宛に募集案内メールを送信する登録ユーザへの旅行募集案内送信部121と、募集案内メールを送信したユーザから紹介された被紹介者へ募集案内メールを送信する被紹介者への旅行募集案内送信部122とを備えている。前者の旅行募集案内送信部121は、募集開始時に動作を開始し、事前に登録された全てのユーザ宛に募集案内メールを送信すると、動作を停止する。後者の旅行募集案内送信部122は、募集案内メールを送信したユーザから他のユーザが紹介された場合に、未だ募集期間が終了しておらず且つ申込人数が募集定員に達していなければ、被紹介者に対して募集案内メールを送信する。
【0059】
受付部112は、募集案内メールを受信したユーザから各種の要求を受け付けて処理する部分であり、一般的なWebサイトの機能を備える詳細情報提供部131および申込処理部132を含んで構成される。詳細情報提供部131は、アクセスしてきたユーザに対して、募集案内メールに記載されない旅行の詳細な情報を記載したWebページを提供する部分である。また、本実施例では、この提供したWebページ上で、参加申込可否の情報、グループで申込む場合の同行者の通信アドレスや同行者に対するメッセージ、紹介したい他のユーザの通信アドレス等をユーザに入力させ、サーバ装置100に送信させることで、ユーザからの応答情報をサーバ装置100で取得するようにしている。申込処理部132は、取得されたユーザからの応答情報を解析して必要な処理を行う部分であり、単独申込処理部141、グループ申込処理部142および被紹介者登録部143を含んでいる。
【0060】
単独申込処理部141は、一人で旅行に参加する単独申込を処理する部分である。グループ申込処理部142は、複数人で旅行に参加するグループ申込を処理する部分である。被紹介者登録部143は、ユーザからの応答情報に他のユーザのメールアドレスが紹介されていた場合に、この被紹介メールアドレスを処理する部分である。
【0061】
ツアー開催決定処理部113は、募集期間終了時点における申込人数と最小催行人数に基づいてツアーを開催するか否かを決定し、開催する場合には申込者全員にツアー申込券メールを送信し、中止する場合には申込者全員にツアー中止案内メールを送信する部分である。また、このツアー開催決定処理部113は、申込人数が募集定員に満たない場合のキャンセル待ち者へのツアー申込券メールの送信などの処理なども司る。
【0062】
発券処理部114は、ツアーの開催が決定した場合に所定の旅券購入期間にわたって、入出力装置103からの入力操作に応答して旅券の発行処理を行う部分である。また、キャンセル待ち者への旅券の発行処理も行う。
【0063】
通信部115は、旅行募集案内送信部111、受付部112およびツアー開催決定処理部113に対して、ネットワーク200を通じて端末装置301と通信する機能を提供する部分である。
【0064】
記憶装置102は、旅行募集案内送信部111、受付部112、ツアー開催決定処理部113および発券処理部114が参照更新する各種の情報を記憶する部分である。具体的には、基礎情報151、登録ユーザリスト152、送信済アドレスリスト153、被紹介者アドレスリスト154、単独申込リスト155、グループ申込リスト156、キャンセル待ち行列157および応募状況158を記憶する。それぞれの内容について以下説明する。
【0065】
先ず、基礎情報151について図4を参照して説明する。基礎情報151は、図4に示すように、ツアー名15100、行先15101、出発日15102、募集定員15103、最小催行人数15104、募集期限15105、旅券購入期間15106、キャンセル待ち購入期間15107、旅行日程詳細15108および旅行代金15109といった募集要綱を予め記憶する。ここで、ツアー名15100とは、募集するツアーに付けられた名前であり、例えば「チャーター便で行く欧州の旅」などである。行先15101は、例えば「イタリア」など旅行の行き先である。出発日15102は、「2002年10月10日」など旅行の出発日である。募集定員15103は、募集する参加者の最大人数、最小催行人数15104は当ツアーが開催されるために最低限満たされる必要のある申込人数、募集期限15105は募集を受け付ける最終受付日時である。旅券購入期間15106は、申込者が旅券を購入することができる最終購入受付日時である。キャンセル待ち購入期間15107は、キャンセル待ちであった人が当選した場合に旅券を購入することができる最終購入受付日時である。旅行日程詳細15108は、当ツアーの全日程の詳細な解説であり、旅行代金15109は当ツアーに参加する者が支払うべき代金の総額である。
【0066】
基礎情報151は、更に、端末装置301へ送信するメールや画面のひな形となる各種のテンプレートを記憶している。
【0067】
募集案内メール用のテンプレートは3種類記憶する。1つ目は、登録ユーザ宛に送信する募集案内メールのテンプレート15110、2つ目は、被紹介者宛に送信する募集案内メールのテンプレート15111、3つ目は、グループ参加の同行者宛に送信する募集案内メールのテンプレート15112である。図5〜図7にテンプレート15110〜15112の一例を示す。
【0068】
登録ユーザ宛に送信する募集案内メールのテンプレート15110は、図5に示すように、メールのヘッダの部分と本文の部分とから構成され、ヘッダ部分に、差出人A1、日時A2、表題A3の項目がある。また、本文部分には、行先A4、出発日A5、募集定員A6、最小催行人数A7、募集期限A8および第1の詳細情報へのURL A9の各項目がある。テンプレート上では、それらは全て空欄になっており、メール送信時に設定する。なお、第1の詳細情報へのURL A9には、この募集案内メールを送ったユーザのメールアドレスがパラメータとして設定されたURL情報が設定される。これは、詳細情報を要求したユーザが誰であるかを、ユーザ自身に自己のメールアドレスを設定させることなくサーバ装置100側が認識できるようにするためである。
【0069】
被紹介者宛に送信する募集案内メールのテンプレート15111は、図6に示すように、紹介者からのメッセージA10の項目が追加されている点でのみ図5に示した登録ユーザ用のテンプレート15110と相違する。グループ参加の同行者宛に送信する募集案内メールのテンプレート15112は、図7に示すように、グループでの申込を行った申込者から同行者へのメッセージA11の項目と、グループ各員のメールアドレスA12−1〜A12−nの項目とが図5に示した登録ユーザ用のテンプレート15110に追加されている。また、URL A9には、第2の詳細画面情報へのURLに、このメールを送ったユーザのメールアドレスを示すパラメータを付加したURL情報が設定される。
【0070】
再び図4を参照すると、基礎情報151には、2種類の詳細情報画面テンプレート15120、15121が含まれる。1つ目の詳細情報画面テンプレート15120は、登録ユーザあるいは被紹介者宛に送信した募集案内メールのURL(図5および図6のURL A9)によってユーザがアクセスしてきたときに提供する画面用であり、その一例を図8に示す。旅行日程詳細B1、旅行代金B2、募集定員A6、最小催行人数A7、募集期限A8、現時点における申込済人数B3、現時点におけるキャンセル待ち人数B4、申込ボタンB5、グループ申込ボタンB6、不参加ボタンB7、被紹介者のメールアドレスB8−1〜B8−n、被紹介者へのメッセージB9および送信ボタンB10、この画面を要求したユーザのメールアドレスB11の各項目がある。これらの項目のうち、送信ボタンB10を除く項目は全て空欄になっており、A6〜A8、B1〜B4、B11は使用時にサーバ装置100が設定する。また、B5〜B9の項目は何れも未設定の状態で送信され、ユーザ側で設定される。送信ボタンB10は、ユーザが応答情報を送信する際に使用するボタンであり、この送信ボタンB10が押されると、申込ボタンB5、グループ申込ボタンB6、不参加ボタンB7の各状態、被紹介者のメールアドレスB8−1〜B8−n、被紹介者へのメッセージB9、この画面を要求したユーザのメールアドレスB11が端末装置301からサーバ装置100へ送信されることになる。また、被紹介者へは紹介者のアドレスを送信元アドレスとした募集案内メールを送信するため、その旨を注意事項として記載してある。
【0071】
2つ目の詳細情報画面テンプレート15121は、同行者宛に送信した募集案内メールのURL(図7のURL A9)によってユーザがアクセスしてきたときに提供する画面用であり、その一例を図9に示す。図8のテンプレート15120とほぼ同じであるが、グループ申込ボタンB6がなく、既にグループで申し込まれている旅行に参加するかどうかを、申込ボタンB5あるいは不参加ボタンB6で返事させるようになっている。
【0072】
再び図4を参照して基礎情報151に含まれる他の情報について説明する。
【0073】
グループ申込画面テンプレート15131は、グループ参加を申込んだユーザに対して同行者のメールアドレスおよびメッセージを入力させるための画面用のテンプレートであり、その一例を図10に示す。グループのメンバのメールアドレスC1−1〜C1−nと、申込者から同行者へのメッセージC2と、送信ボタンC3の項目がある。項目C1−1〜C1−nおよび項目C2は全て空欄であり、使用時に項目C1−1に申込者のメールアドレスを設定し、その他は空欄のままサーバ装置100からグループ参加申込人の端末装置301へ送信され、C1−2〜C1−nはユーザ側で設定される。送信ボタンC3は、設定した項目C1−1〜C1−nおよび項目C2の内容を端末装置301からサーバ装置100へ送信するためのボタンである。
【0074】
募集期間終了画面テンプレート15132は、募集期間終了後に申込んできたユーザに対してその旨を通知する画面用のテンプレートであり、その一例を図11に示す。募集受付終了日D1の項目があり、サーバ装置100が項目D1に値を設定して使用する。
【0075】
受付確認メールテンプレート15133は、単独あるいはグループで申込を受け付けたときにユーザ宛にその旨を通知するメール用のテンプレートであり、その一例を図12(a)に示す。受付番号E1の項目があり、サーバ装置100が項目E1に採番したユニークな受付番号を設定して使用する。もう一つの受付確認メールテンプレート151334は、キャンセル待ちを申込んだ者に送信する受付確認メール用であり、図12(b)のようになっている。受付番号E2には、キャンセル待ちを受け付けたときに採番される受付番号が設定される。
【0076】
キャンセル待ち画面テンプレート15135は、募集定員満了後に申込んできたユーザに対してキャンセル待ちを行うかどうかを問う際にサーバ装置100が使用する画面用のテンプレートであり、その一例を図13に示す。キャンセル待ちを申込む申込ボタンF1、申込まない不参加ボタンF2、送信ボタンF3の項目があり、このテンプレートの内容をそのまま端末装置301へ送信する。ユーザは、ボタンF1、F2の何れか一方を選択し、送信ボタンF3を押せば、ボタンF1、F2の状態が端末装置3−1からサーバ装置100へ送信される。
【0077】
グループ申込重複通知メールテンプレート15136は、グループ参加を申込んできた者が通知した同行者の何れかが、既に単独で申込んでいるか、或いは他のグループの同行者となっている場合に、グループ参加申込人に今回のグループ申込を取り消す旨を通知するメール用のテンプレートである。その一例を図14に示す。既に単独で申込んでいるか、或いは他のグループの同行者となっている者のメールアドレスG1の項目があり、サーバ装置100は、項目G1に値を設定して使用する。
【0078】
グループ申込中止メールテンプレート15137は、申込まれたグループの同行者全員の賛同が得られなかった場合に、グループ申込を取り消す旨をサーバ装置100からユーザに通知するメール用のテンプレートである。その一例を図15(a)に示す。もう一つのグループ申込中止メールテンプレート15138は、申込まれたグループの同行者全員の賛同が得られた時点で募集定員に達しており、またキャンセル待ちも申込まれなかった場合に、グループ申込を取り消す旨をサーバ装置100からユーザに通知するメール用のテンプレートであり、その一例を図15(b)に示す。
【0079】
重複メールアドレス通知メールテンプレート15139は、既に募集案内メールを送信したユーザと同じユーザのメールアドレスが他のユーザから紹介された場合に、その紹介を取り消す旨をサーバ装置100が紹介者へ送信するメール用のテンプレートである。その一例を図16に示す。紹介を取り消すメールアドレスH1の項目があり、サーバ装置100は、項目H1に値を設定して使用する。
【0080】
ツアー中止案内メールテンプレート15140は、申込人数が最小催行人数に達しなかった場合にサーバ装置100から申込人に送るツアー中止メール用のテンプレートであり、その一例を図17に示す。
【0081】
ツアー申込券メールテンプレート15141は、ツアーの開催が決定したために申込人に対してツアー申込券を送信するためのメール用のテンプレートであり、その一例を図18に示す。購入金額J1、購入期限J2、受付番号J3の項目があり、サーバ装置100は各項目J1〜J3に値を設定して使用する。ここで、受付番号J3は、図12の受付確認メールテンプレート15133または15133を使用して当該ユーザに通知した受付番号E1またはE2と同じものを通知する。
【0082】
次に、図3の記憶装置102に記憶されている基礎情報151以外の情報について説明する。
【0083】
登録ユーザリスト152は、会員など募集案内メールを送信するユーザとして予めサーバ装置100に登録されているユーザのメールアドレスを保持する。図19にその一例を示す。この例では、合計m人分のメールアドレスが保持されている。
【0084】
送信済アドレスリスト153は、募集案内メールを送信したユーザのメールアドレスを保持する。図20にその一例を示す。この時点では、合計m人分のメールアドレスが保持されている。
【0085】
被紹介者アドレスリスト154は、被紹介者のメールアドレスとそれを紹介した紹介者のメールアドレスと紹介者からのメッセージとの組を保持する。図21にその一例を示す。この時点では、合計p組が登録されている。なお、同じ紹介者のメールアドレスについて複数の被紹介者アドレスが存在する場合、これらを1行にまとめて保持するようにしても良い。
【0086】
単独申込リスト155は、募集したツアーへ一人で参加を申込んできたユーザのメールアドレスと受付番号の組を保持する。図22にその一例を示す。この時点では、合計q人が単独申込を行っている。受付番号は申込を受け付けた際に割当てられる。
【0087】
グループ申込リスト156は、募集したツアーへグループで参加を申込んできたグループメンバ全員のメールアドレス、参加(同意)の有無、申込者から他の同行者へのメッセージ、受付番号を保持する。図23にその一例を示す。1行が1つのグループ申込に関する情報を表し、先頭から順に、受付番号、申込者のメールアドレス、参加人数、同行者のメールアドレスと参加(同意)の有無を示すフラグ、申込者から他の同行者へのメッセージが列挙される。フラグは、初期状態は0であり、参加を表明した場合は1に設定される。申込者は申込と同時に参加の意志が示されていると考えられるので、特にフラグは設けていない。受付番号はグループの全ての者が参加を表明し且つこのグループ申込を受け付けた際に割当てられる。図23の例では、3つのグループ申込情報156−1〜156−3が保持されている。例えば、グループ申込情報156−1は、3人のグループで申込が行われていること、申込者以外の2人の同行者のうち1人は参加を表明しているが、残り一人は未だ参加の申込(同意)をしていないことを示す。また、グループ申込情報156−2は、2人のグループで申込が行われており、全員が参加を表明している。また、このグループ申込を受け付けたため、受付番号が割当てられていることを示す。
【0088】
キャンセル待ち行列157は、キャンセル待ちを行っている単独申込あるいはグループ申込の情報を先入れ先出し方式で保持する。その模式図を図24に示す。図24において、一重丸の記号は、キャンセル待ちの単独申込情報を示し、申込者のメールアドレスおよび受付番号を含む。二重丸の記号は、図23に示したグループ申込リスト156中のグループ申込情報のうち、キャンセル待ちとなったグループ申込情報が移送されたものである。
【0089】
応募状況158は、図25に示されるように、最新の申込済人数158−1、キャンセル待ち人数158−2および旅券購入済人数158−3を含む。これらの初期値はすべて0である。
【0090】
次に端末装置301の構成を説明する。
【0091】
図3を参照すると、端末装置301の一実施例は、プログラム制御によって動作する処理装置311と、主記憶および補助記憶装置で構成される記憶装置312と、表示部313と、入力部314とを含んで構成され、ネットワーク200を通じてサーバ装置100と通信可能に接続される。
【0092】
処理装置311は、送信部321、受信部322および通信部323を含む。端末装置301に接続されている記録媒体331は、CD−ROMや磁気ディスク等のコンピュータ可読記録媒体であり、端末用プログラムを記録する。記録媒体331に記録された端末用プログラムは、端末装置301の起動時などに端末装置301を構成するコンピュータの処理装置311に読み取られ、処理装置311の動作を制御することにより、処理装置311上に前述した送信部321、受信部322および通信部323を実現する。
【0093】
送信部321および受信部322は、メールの送受信機能を有するメールプログラム、インターネット上のホームページをアクセスするブラウザプログラムなどを含んで構成される。通信部323は、送信部321および受信部322に対して、ネットワーク200経由でサーバ装置100と通信する機能を提供する。
【0094】
【動作】
次に本実施例の募集システムの動作を説明する。
【0095】
図26を参照すると、本実施例の募集システムにおけるサーバ装置100の募集工程は、募集期間、申込券送信期間、旅券購入期間、キャンセル待ち募集期間およびキャンセル待ち旅券購入期間の5つの工程を含む。以下に各工程の概要を説明する。
【0096】
募集期間では、旅行募集案内送信部111による募集案内メールの配信と、受付部112によるユーザからの申込の受付(キャンセル待ちの申込の受付を含む)とが行われる。募集案内メールの送信は、先ず、登録ユーザへの旅行募集案内送信部121により予め登録されている全ユーザに対して募集案内メールが送信され(S201)、その後、被紹介者への旅行募集案内送信部122により被紹介者に対して募集案内メールを送信する処理が行われる(S204)。但し、被紹介者への募集案内メールの送信は、募集期間が終了すると停止し、また募集期間終了前であっても申込人数が募集定員に達した場合には停止する(S202、S203)。
【0097】
申込券送信期間では、ツアー開催決定処理部113により、ツアーを開催するかどうかが決定される。募集期間終了時点で申込人数が最小催行人数に満たない場合(S205でNO)、ツアーは開催されない。この場合、申込者全員にツアー中止メールが送信され(S206)、旅券購入期間、キャンセル待ち募集期間およびキャンセル待ち旅券購入期間の各工程は省略される。募集期間終了時点で申込人数が最小催行人数に達しているか(S205でYES)、募集期間終了前に申込人数が募集定員に達した場合(S203でYES)、ツアー開催決定処理部113はツアーの開催を決定する。この場合、申込者全員に受付番号を記したツアー申込券メールを送信する(S207)。
【0098】
旅券購入期間では、発券処理部114により、ツアー申込券を送信した申込者に対して旅券を発券する処理が行われる(S209)。旅券の発券処理は、旅行業者の店頭において予め定められた旅券購入期間が終了するまで続けられる(S208)。
【0099】
キャンセル待ち募集期間では、ツアー開催決定処理部113により旅券購入人数が募集定員に達しているかどうか、達していなければキャンセル待ちの申込者がいるかどうかが判定される(S210、S211)。そして、旅券購入人数が募集定員より少なく且つキャンセル待ち申込者がいる場合に限り、ツアー開催決定処理部113は、不足定員を限度にキャンセル待ち申込者に対して受付番号を記したツアー申込券を送信する処理を行う(S212)。
【0100】
キャンセル待ち旅券購入期間では、発券処理部114により、ツアー申込券を送信したキャンセル待ち申込者に対して旅券を発券する処理が行われる(S214)。旅券の発券処理は、旅行業者の店頭において予め定められたキャンセル待ち購入期間が終了するまで続けられる(S213)。
【0101】
次に、各工程の詳細な動作を説明する。
【0102】
(1)募集期間
(A)登録ユーザへの募集案内メールの送信
登録ユーザへの旅行募集案内送信部121の処理例を図27に示す。旅行募集案内送信部121は、先ず、図5に示した募集案内メールテンプレート15110を用いて募集案内メールを作成する(S301)。このとき、募集案内メールテンプレート15110における差出人A1にはサーバ装置100のメールアドレスを、日時A2には現在日時をそれぞれ設定する。また、表題A3、行先A4、出発日A5、募集定員A6、最小催行人数A7、募集期限A8には、基礎情報151におけるツアー名15100、行先15101、出発日15102、募集定員15103、最小催行人数15104、募集期限15105を設定する。さらに、詳細情報のURL A9には、第1の詳細情報画面のURLを設定するが、そのURLのパラメータに付加するユーザのメールアドレスは未設定のままにしておく。
【0103】
次に、旅行募集案内送信部121は、図19に示した登録ユーザリスト152の先頭から1ユーザのメールアドレス152−1を入力し(S302)、このメールアドレス宛にステップS301で作成した募集案内メールを通信部115によりネットワーク200に送信する(S303)。このとき、メール本文中の詳細情報のURL A9における未設定のパラメータに当該ユーザのメールアドレスを設定する。そして、今回送信した募集案内メールの宛先メールアドレスを図20に示した送信済アドレスリスト153に保存する(S304)。
【0104】
1ユーザへの募集案内メールの送信処理を終えると、旅行募集案内送信部121は、図19の登録ユーザリスト152に次のメールアドレスが存在するか否かを調べ(S305)、存在すればステップS302に戻って上述した処理と同じ処理を繰り返し、存在しなければ登録ユーザへの募集案内メールの送信処理を終える。従って、図19に示した登録ユーザリスト152の場合、メールアドレス152−2からメールアドレス152−mまでの登録ユーザに対して募集案内メールが送信されることになる。
【0105】
(B)募集案内メールを受信した端末装置301側での処理
サーバ装置100から送信された募集案内メールは、指定されたメールアドレスのユーザの端末装置301の通信部323を通じて受信部322で受信される。ユーザは、受信した募集案内メールを表示部313に表示させることにより、募集中のツアー名、行先、出発日、募集定員、最小催行人数、募集期限といった概要を知ることができる。
【0106】
ユーザがより詳細な情報を知りたいために、受信した募集案内メールの詳細情報のURL(図5のA9)を入力部314で操作すると、端末装置301の送信手段321が自動的に起動され、通信部323を通じて当該URLの情報がネットワーク200を通じてサーバ装置100に対して送信され、第1の詳細情報が要求される。
【0107】
(C)第1の詳細情報要求時のサーバ装置100の処理
端末装置301から送信された第1の詳細情報の要求にかかるURLは、サーバ装置100の通信部115で受信されて受付部112の詳細情報提供部131に伝達される。詳細情報提供部131は、図28に示す処理を開始し、先ず受信したURLの内容から、第1の詳細情報が要求されていること、その要求者のメールアドレスを認識する(S311)。次に、第1の詳細情報が要求されているので(S312でYES)、図8に示した詳細情報画面テンプレート15120を用いて第1の詳細情報画面を作成する(S313)。このとき、詳細情報画面テンプレート15120における旅行日程詳細B1、旅行代金B2、募集定員A6、最小催行人数A7、募集期限A8には、基礎情報151中の旅行日程詳細15108、旅行代金15109、募集定員15103、最小催行人数15104、募集期限15105を設定する。また、申込済人数B3、キャンセル待ちB4には、図25に示した応募状況158で保持されている最新の申込済人数158−1、キャンセル待ち人数158−2を設定する。さらに、宛名B11には、ステップS311でURLのパラメータから認識したユーザのメールアドレスを設定する。そして、詳細情報提供部131は、作成した第1の詳細情報画面を要求元の端末装置301へ送信する(S314)。
【0108】
(D)第1の詳細情報受信時の端末装置301側の処理
サーバ装置100から送信された第1の詳細情報画面は、要求元の端末装置301の通信部323を通じて受信部322で受信され、表示部313に表示される。ユーザは、この第1の詳細情報画面から募集中の旅行の詳細を知ることができ、また必要に応じてサーバ装置100に応答を返すことができる。
【0109】
図8に示したように、第1の詳細情報画面には、申込ボタンB5、グループ申込ボタンB6、不参加ボタンB7があるので、一人で参加を希望するユーザは、申込ボタンB5をオンにして、送信ボタンB10を押せば、単独申込を行うことができる。また、親しい友人などと一緒に参加したいユーザは、グループ申込ボタンB6をオンにすれば、グループ申込を行うことができる。今回の旅行に参加したくないユーザは、何らの応答を返す義務はないが、不参加ボタンB7をオンにして送信ボタンB10を押し、不参加の旨を積極的にサーバ装置100に伝達することもできる。さらに、何れの場合も、紹介したい他のユーザのメールアドレスをB8−1〜B8−nに設定し、紹介先へのメッセージをB9に設定しておけば、それらもB5〜B7、B11の内容と一緒にサーバ装置100へ送信することができる。
【0110】
(E)第1の詳細情報画面による応答の受信処理
第1の詳細情報画面の送信ボタンB10が操作されることにより端末装置301からサーバ装置100に送信された応答情報は、通信部115を通じて受付部112の申込処理部132に伝達され、図29に示す処理が開始される。
【0111】
先ず申込処理部132は、基礎情報151における募集期限15105と現在日時とを比較し、募集期限終了後に応答情報が送られてきた場合(S321でYES)、図11に示した募集期間終了画面テンプレート15132の項目D1に募集期限15105を設定して募集期間終了画面を作成し、それを応答情報を送信してきた端末装置301へ送信し(S322)、処理を終える。
【0112】
募集期間内の応答であれば(S321でNO)、グループでの申込かどうか、単独での申込かどうかをそれぞれ判別し(S323、S324)、グループ申込であればグループ申込受付処理S325を実行し、単独申込であれば単独申込受付処理S326を実行する。そして、単独申込の場合はその処理S326を終えた後、グループ申込の場合はその処理S325を終えた後、何れの申込でもない不参加の場合は直ちに、今回の応答情報に被紹介メールアドレスが記載されているかどうかを判別し(S327)、記載されていれば被紹介メールアドレス登録処理S328を実行する。
【0113】
(E−1)単独申込受付処理S326の詳細
単独申込受付処理は、単独申込処理部141で実行される。単独申込処理部141は、まず図4の基礎情報151に設定されている募集定員15103と、図25の応募状況158に保持されている最新の申込済人数158−1とを比較し、申込済人数が募集定員に達していないかどうかを調べる(S331)。申込済人数が募集定員より少なければ、今回の単独申込を受け付けるべく、申込者のメールアドレスに受付番号を付与して図22の単独申込リスト155に保存し(S332)、図25の応募状況158の申込済人数を1だけ加算する(S333)。そして、図12(a)の受付確認メールテンプレート15133の項目E1に前記受付番号を設定した受付確認メールを申込者のメールアドレス宛に送信する(S334)。
【0114】
他方、申込済人数が既に募集定員に達していれば(S331でNO)、キャンセル待ちの受付を行う。先ず、単独申込処理部141は、図13のキャンセル待ち画面テンプレート15135を用いてキャンセル待ち画面を作成し、申込者の端末装置301へ送信する(S335)。端末装置301では、キャンセル待ち画面は受信部322で受信されて表示部313に表示される。ユーザがキャンセル待ちを希望する場合、申込ボタンF1をオンにして、送信ボタンF3を押せば、キャンセル待ちの申込情報が送信部321によりサーバ装置100の単独申込処理部141へ送信される。反対に不参加ボタンF2をオンにして送信すれば、キャンセル待ちを行わない旨の情報が単独申込処理部141へ送信される。単独申込処理部141は、キャンセル待ち画面からの応答を受信し(S336)、キャンセル待ちをユーザが申込んだかどうかを判別する(S337)。キャンセル待ちの申込がない場合、単独申込受付処理S326を終了する。キャンセル待ちが申込まれた場合、単独申込処理部141は、今回の申込者のメールアドレスに受付番号を付与して図24のキャンセル待ち行列157に格納すると共に、図25の応募状況158中のキャンセル待ち人数158−2を1だけ加算する(S338)。そして、図12(b)の受付確認メールテンプレート15134の項目E2に前記受付番号を設定して作成した受付確認メールを申込者のメールアドレス宛に送信する(S339)。
【0115】
(E−2)グループ申込受付処理S325の詳細
グループ申込受付処理は、グループ申込処理部142で実行される。その詳細を図30に示す。グループ申込処理部142は、先ず、図10のグループ申込画面テンプレート15131を用いてグループ申込画面を作成し、申込者の端末装置301へ送信する(S351)。このとき、グループメンバのメールアドレスをユーザが設定する複数の項目C1−1〜C1−nのうち、先頭の項目C1−1にはグループ申込者のメールアドレスをサーバ装置100で設定し、残りの項目は空欄にしておく。端末装置301では、このグループ申込画面は受信部322で受信されて表示部313に表示される。グループ申込を行ったユーザは、他の同行者のメールアドレスをグループ申込画面の項目C1−2以下に記載し、項目C2に同行者へのメッセージを記載して、送信ボタンC3を押せば、グループメンバ全員のメールアドレスとメッセージとが送信部321によりサーバ装置100のグループ申込処理部142に送信される。
【0116】
グループ申込処理部142は、グループ申込画面による送信情報からグループメンバのメールアドレスとメッセージとを受信すると(S352)、以下の2点のチェックを行う。1つは、申込者以外の同行者が他のグループのメンバとして登録されていないかどうかのチェックである(S353)。このチェックは、図23のグループ申込リスト156に同じメールアドレスが登録されていないかどうかを調べることで行われる。また、図24のキャンセル待ち行列157にグループ申込情報が存在する場合、そのグループ申込情報中に同じメールアドレスが登録されていないかどうかも調べる。2つ目は、申込者以外の同行者が単独で参加を申込んでいないかどうかのチェックである(S354)。このチェックは、図22の単独申込リスト155に同じメールアドレスが登録されていないかどうかを調べることで行われる。また、図24のキャンセル待ち行列157に単独申込情報が存在する場合、その単独申込情報のメールアドレスと同じでないかどうかも調べる。これらのチェックの結果、同行者の少なくとも一人でも、他のグループに登録されているか、単独で参加を申込んでいたことが判明した場合、グループ申込処理部142は、今回のグループでの申込を拒否すべく、図14のグループ申込重複通知メールテンプレート15136の項目G1に、重複して申込されている同行者全てのメールアドレスを記載したグループ申込重複通知メールを作成して、グループ申込者の端末装置301へ送信する(S355)。
【0117】
他方、上記のチェックをパスした場合、グループ申込処理部142は、グループメンバ全員のメールアドレスとメッセージを図23のグループ申込リスト156に保存する(S356)。このとき、図23の申込者以外の同行者に対応するフラグは未だ参加を表明していない初期値の0にしておく。
【0118】
次にグループ申込処理部142は、申込者以外の同行者全員に対して旅行の概要を知らせると同時に参加の意志を確認するために、図7の募集案内メールテンプレート15112を用いて作成した募集案内メールを送信する(S357)。このとき、募集案内メールテンプレート15112における差出人A1にはグループ参加申込者のメールアドレスを、日時A2には現在日時をそれぞれ設定し、表題A3、行先A4、出発日A5、募集定員A6、最小催行人数A7、募集期限A8には、基礎情報151におけるツアー名15100、行先15101、出発日15102、募集定員15103、最小催行人数15104、募集期限15105を設定する。また、項目A12−1〜A12−nに、グループメンバ全員のメールアドレスを設定し、項目A11に、申込者から同行者に対するメッセージを記載する。さらに、詳細情報のURL A9に第2の詳細情報画面のURLを設定し、そのURLに付加するパラメータとして、このメールを送信する同行者のメールアドレスを設定しておく。そして、今回送信した募集案内メールの宛先メールアドレスを図20に示した送信済アドレスリスト153に保存する(S358)。
【0119】
(E−2−1)募集案内メールを受信した同行者の端末装置301側での処理
サーバ装置100から送信された募集案内メールは、指定されたメールアドレスのユーザの端末装置301の通信部323を通じて受信部322で受信される。ユーザは、受信した募集案内メールを表示部313に表示させることにより、図7の項目A11に記載されているグループ申込者からのメッセージ、および差出人A1のメールアドレスから、差出人が自分を同行者の一人としてグループで当該旅行を申込んでいる事実を認識することができる。また、項目A12−1〜A12−nに列挙されているグループメンバ全員のメールアドレスにより、同行者を知ることができ、更に、募集中のツアー名、行先、出発日、募集定員、最小催行人数、募集期限といった概要を知ることができる。
【0120】
ユーザがより詳細な情報を知りたいために、受信した募集案内メールの詳細情報のURL(図7のA9)を入力部314で操作すると、端末装置301の送信手段321が通信部323を通じて当該URLの情報をネットワーク200を通じてサーバ装置100に送信することで、第2の詳細情報を要求する。
【0121】
(E−2−2)第2の詳細情報要求時のサーバ装置100の処理
端末装置301から送信された第2の詳細情報の要求にかかるURLは、サーバ装置100の通信部115で受信されて受付部112の詳細情報提供部131に伝達される。詳細情報提供部131は、図28に示す処理を開始し、先ず受信したURLの内容から、第2の詳細情報が要求されていること、及び要求者のメールアドレスを認識する(S311)。次に、第2の詳細情報が要求されているので(S312でNO)、図9に示した詳細情報画面テンプレート15121を用いて第2の詳細情報画面を作成する(S315)。このとき、詳細情報画面テンプレート15121における旅行日程詳細B1、旅行代金B2、募集定員A6、最小催行人数A7、募集期限A8には、基礎情報151中の旅行日程詳細15108、旅行代金15109、募集定員15103、最小催行人数15104、募集期限15105を設定し、申込済人数B3、キャンセル待ちB4には、図25に示した応募状況158で保持されている最新の申込済人数158−1、キャンセル待ち人数158−2を設定する。また、宛名B11には、ステップS311でURLのパラメータから認識したユーザのメールアドレスを設定する。そして、詳細情報提供部131は、作成した第2の詳細情報画面を要求元の端末装置301へ送信する(S316)。
【0122】
(E−2−3)第2の詳細情報受信時の端末装置301側の処理
サーバ装置100から送信された第2の詳細情報画面は、要求元の端末装置301の通信部323を通じて受信部322で受信され、表示部313に表示される。ユーザは、この第2の詳細情報画面から、自分自身をメンバに含むグループで申込まれている旅行の詳細を知ることができる。また申込ボタンB5、不参加ボタンB7があるので、今回のグループでの申込に同意するユーザは、申込ボタンB5をオンにして、送信ボタンB10を押せば、その旨をサーバ装置100に送信することができる。また、今回のグループでの申込に同意できないユーザは、不参加ボタンB7をオンにして送信ボタンB10を押せば、その旨をサーバ装置100に伝達することもできる。なお、何れの場合も、紹介したい他のユーザのメールアドレスをB8−1〜B8−nに設定し、紹介先へのメッセージをB9に設定しておけば、それらもB5、B7、B11の内容と一緒にサーバ装置100へ送信することができる。
【0123】
(E−2−4)第2の詳細情報画面による応答の受信処理
第2の詳細情報画面の送信ボタンB10が操作されることにより端末装置301からサーバ装置100に送信された応答情報は、通信部115を通じて受付部112のグループ申込処理部142に伝達され、図31に示す処理が開始される。
【0124】
先ずグループ申込処理部142は、基礎情報151における募集期限15105と現在日時とを比較し、募集期限終了後に応答情報が送られてきた場合(S361でYES)、図11に示した募集期間終了画面テンプレート15132の項目D1に募集期限15105を設定した募集期間終了画面を作成し、それを応答情報を送信してきた端末装置301へ送信し(S362)、処理を終える。
【0125】
募集期間内の応答であれば(S361でNO)、参加、不参加の何れであるかを判別する(S363)。不参加が表明されていれば、グループメンバ全員の賛同が得られないことが確定したので、グループ申込処理部142は、グループ申込をキャンセルすべく、図15のグループ申込中止メールテンプレート15137を用いて作成したグループ申込中止メールをグループ申込者のメールアドレス宛に送信する(S364)。応答情報を返してきたユーザのメールアドレスは応答情報と共にサーバ装置100に送信されているため、このユーザのメールアドレスを含むグループ申込情報を図23のグループ申込リスト156から検索すれば、グループ申込者のメールアドレスは判明する。なお、グループ申込者だけでなく、グループメンバ全員にグループ申込中止メールを送信しても良いし、既に参加を表明している同行者全員にグループ申込中止メールを送信しても良い。その後、グループ申込処理部142は、申込をキャンセルしたグループ申込情報を図23のグループ申込リスト156から削除する(S365)。そして、ステップS378へ進む。
【0126】
他方、参加が表明されている場合(S363でYES)、グループ申込処理部142は、図23のグループ申込リスト156の該当グループ申込情報における当該ユーザのメールアドレスに対応するフラグを1に変更し、当該ユーザが参加する旨を記憶する(S366)。そして、該当グループ申込情報の同行者全員のフラグが全て1になったかどうか、つまりグループメンバ全員が参加を表明したかどうかを調べ(S367)、未だ全員が参加を表明していない場合、ステップS378へ進む。
【0127】
グループメンバ全員が参加を表明したことが確認されると(S367でYES)、この時点ではじめてグループでの申込が有効となる。グループ申込処理部142は、図4の基礎情報151に設定されている募集定員15103と、図25の応募状況158に保持されている最新の申込済人数158−1に今回のグループ申込の参加人数を加算した人数とを比較し、今回のグループ申込を受け付けると募集定員を超えるかどうかを調べる(S368)。超えなければ、今回のグループ申込を受け付けるべく、図23のグループ申込リスト156に記憶されている今回のグループ申込情報に受付番号を付与すると共に図25の応募状況158の申込済人数158−1を参加者数だけ加算する(S369)。そして、図12の受付確認メールテンプレート15133の項目E1に前記受付番号を設定した受付確認メールをグループ申込者のメールアドレス宛に送信する(S370)。なお、グループ申込者だけでなく、グループメンバ全員に受付確認メールを送信しても良い。
【0128】
他方、今回のグループ申込を受け付けると募集定員をオーバーする場合(S368でYES)、キャンセル待ちの受付を行う。先ず、グループ申込処理部142は、図13のキャンセル待ち画面テンプレート15135を用いてキャンセル待ち画面を作成し、今回応答してきたユーザの端末装置301へ送信する(S371)。端末装置301では、キャンセル待ち画面は受信部322で受信されて表示部313に表示される。ユーザがキャンセル待ちを希望する場合、申込ボタンF1をオンにして、送信ボタンF3を押せば、キャンセル待ちの申込情報が送信部321によりサーバ装置100のグループ申込処理部142へ送信される。反対に不参加ボタンF2をオンにして送信すれば、キャンセル待ちを行わない旨の情報がグループ申込処理部142へ送信される。グループ申込処理部141は、キャンセル待ち画面からの応答を受信し(S372)、キャンセル待ちをユーザが申込んだかどうかを判別する(S373)。キャンセル待ちの申込がない場合、グループ申込処理部142は、図15(b)の受付拒否メールテンプレート15137を用いて受付拒否メールを作成し、グループ申込者に送信する(S374)。なお、グループ申込者だけでなく、グループメンバ全員か、今回の応答者以外の同行者全員に受付拒否メールを送信しても良い。そして、グループ申込処理部142は、申込を拒否したグループ申込情報を図23のグループ申込リスト156から削除し(S375)、ステップS378へ進む。
【0129】
一方、キャンセル待ちの申込があった場合(S373でYES)、グループ申込処理部142は、図23のグループ申込リスト156に記憶されている今回のグループ申込情報にキャンセル待ちの受付番号を付与し、このグループ申込情報をグループ申込リスト156から図24のキャンセル待ち行列157へ移送すると共に、図25の応募状況158中のキャンセル待ち人数158−2をメンバ数だけ加算する(S376)。次に、図12(b)のキャンセル待ち受付確認メールテンプレート15134の項目E2に前記受付番号を設定したキャンセル待ち受付確認メールをグループ申込者のメールアドレス宛に送信する(S377)。なお、グループ申込者だけでなく、グループメンバ全員にキャンセル待ち受付確認メールを送信しても良い。そして、ステップS378へ進む。
【0130】
なお、本実施例では、グループメンバ全員が参加を表明した際に定員オーバーであった場合、最後に参加を表明したユーザに対してキャンセル待ちの申込を行うかどうかを尋ねたが、グループでの参加を申込んだユーザに対して、定員オーバーであるためキャンセル待ちを行うかどうかを尋ねるメールを送信し、申込者本人からキャンセル待ちの申込を受け付けるようにしても良い。また、グループメンバ全員に同様のメールを送信し、グループメンバ全員がキャンセル待ちを申込んだ場合にキャンセル待ちの申込を受け付けるようにしても良い。
【0131】
最後に、ステップS378では、グループ申込処理部142は、今回の応答情報に被紹介メールアドレスが記載されているかどうかを判別する。そして、記載されていれば被紹介メールアドレス登録処理S379を実行する。
【0132】
(F)被紹介メールアドレス処理
図29のステップS328および図31のステップS379で実行される被紹介メールアドレス処理の詳細を図32に示す。被紹介メールアドレス処理は、被紹介者登録部143で実行される。
【0133】
被紹介者登録部143は、ユーザから送信されてきた応答情報に記載された被紹介メールアドレス(図8および図9のB8−1〜B8−n)のうち、図20の送信済アドレスリスト153中の送信済メールアドレス及び図21の被紹介者アドレスリスト154中の被紹介者メールアドレスと重複しない被紹介メールアドレスだけを、被紹介者アドレスリスト154に保存する(S401)。このとき、誰が紹介したかがわかるように、被紹介メールアドレスと紹介者のメールアドレスを組にして被紹介者アドレスリスト154に保存する。また、紹介者からのメッセージ(図8および図9のB9)が記載されていれば、それも一緒に登録する。
【0134】
また被紹介者登録部143は、同じく応答情報に記載された被紹介メールアドレのうち、図20の送信済アドレスリスト153中の送信済メールアドレス及び図21の被紹介者アドレスリスト154中の被紹介者メールアドレスと重複する被紹介メールアドレスについては、紹介者に重複メールアドレス通知メールを送信する(S402)。重複メールアドレス通知メールは、図16の重複メールアドレス通知メールテンプレート15139の項目H1に、重複メールアドレスを列挙して作成する。
【0135】
(G)被紹介者への募集案内メールの送信
被紹介者への旅行募集案内送信部122の処理例を図33に示す。旅行募集案内送信部122は、募集期間が終了する迄、図33の処理を実行する。但し、募集期間終了前に申込済人数が募集定員に達した場合、図33の処理は実行しない。
【0136】
旅行募集案内送信部122は、図21の被紹介者アドレスリスト154が空かどうかを判別し(S411)、空でなければ、被紹介者アドレスリスト154の先頭から1つの被紹介メールアドレスと紹介者メールアドレスの組を取り出す(S412)。次に、図6の募集案内メールテンプレート15111を用いて被紹介者用の募集案内メールを作成する(S413)。このとき、募集案内メールテンプレート15111における差出人A1には紹介者のメールアドレスを設定し、日時A2には現在日時を設定する。また、表題A3、行先A4、出発日A5、募集定員A6、最小催行人数A7、募集期限A8には、基礎情報151におけるツアー名15100、行先15101、出発日15102、募集定員15103、最小催行人数15104、募集期限15105を設定する。また、項目A10に紹介者からのメッセージを設定する。さらに、詳細情報のURL A9には、第1の詳細情報画面のURLを設定し、そのURLに付加するパラメータとして今回のメールの宛先メールアドレスを設定しておく。
【0137】
次に、旅行募集案内送信部122は、作成した被紹介者用の募集案内メールを通信部115によりネットワーク200に送信する(S414)。そして、今回送信した募集案内メールの宛先メールアドレスを図20に示した送信済アドレスリスト153に保存する(S415)。
【0138】
1被紹介者への募集案内メールの送信処理を終えると、旅行募集案内送信部122は、ステップS411に戻って上述した処理と同様の処理を繰り返す。
【0139】
被紹介者用の募集案内メールを受信した端末装置301側での処理は前記Bと同じである。また、被紹介者が募集案内メールの送信ボタン(図6のA9)を操作して第1の詳細情報を要求した時のサーバ装置100の処理は前記Cと同じである。また、サーバ装置100から第1の詳細情報画面が送信されたときの端末装置301側の処理は前記Dと同じである。また、端末装置301から第1の詳細情報画面による応答情報が送信されたときのサーバ装置100の処理は前記E、E−1、E−2、E−2−1、E−2−2、E−2−3、E−2−4、Fと同じである。
【0140】
(2)申込券送信期間
ツアー開催決定処理部113は、募集期間中、図25の応募状況158中の最新の申込済人数158−1と基礎情報151中の募集定員15103とを比較することにより、申込済人数が募集定員に達したかどうかを監視しており、申込済人数が募集定員に達すると図26のステップS207の処理を実行する。また、申込済人数が募集定員に達する前に募集期間が終了した場合、申込済人数158−1と基礎情報151中の最小催行人数とを比較し(S205)、申込済人数が最小催行人数に満たない場合は、ステップS206の処理を実行し、申込済人数が最小催行人数に達していれば、ステップS207の処理を実行する。
【0141】
ステップS206では、ツアー開催決定処理部113は、申込者全員にツアー中止メールを送信する。ツアー中止メールは、図17のツアー中止メールテンプレート15140を用いて作成する。メールの送り先は、図22の単独申込リスト155にメールアドレスが記録されている単独申込者、図23のグループ申込リスト156に記録されている受付番号付きのグループ申込情報におけるメールアドレスが記録されている申込者である。グループ参加の申込者だけでなく、その同行者全員にツアー中止メールを送信しても良い。また、図23のグループ申込リスト156には、参加について全員の賛同が未だ得られていないグループ申込情報も含まれるが、このようなグループに対して、ツアー中止メールを送信しても良いし、送信しなくても良い。
【0142】
ステップS207では、ツアー開催決定処理部113は、申込者全員にツアー申込券メールを送信する。ツアー申込券メールは、図18のツアー申込券メールテンプレート15141を用いて作成する。図18の項目J1には基礎情報151中の旅行代金15109を、項目J2には旅券購入期間15106を、項目J3には図12(a)の受付確認メールで通知した受付番号と同じ受付番号をそれぞれ設定する。ツアー申込券メールの送り先は、図22の単独申込リスト155にメールアドレスが記録されている単独申込者、図23のグループ申込リスト156に記録されている受付番号付きのグループ申込情報におけるメールアドレスが記録されている申込者である。グループ参加の申込者だけでなく、その同行者全員にツアー申込券メールを送信しても良い。なお、図23のグループ申込リスト156には、参加について全員の賛同が未だ得られていないグループ申込情報も含まれるが、このようなグループの申込者に対して、このステップS207において、図15(a)のグループ申込中止メールテンプレート15137を用いて作成したグループ申込中止メールを送信するようにしても良い。
【0143】
端末装置301側では、サーバ装置100から送信されたツアー申込券メールを受信部322で受信し、表示部313に表示する。ユーザは、このツアー申込券メールを受信することにより、ツアーの開催が決定したことが認識でき、また購入期間などを認識することができる。本実施例の場合、旅券はこのメールで送られてきたツアー申込券を提示して旅行業者の店頭で行うため、プリントアウトして保管しておく。勿論、端末装置301が携帯電話機などの可搬型機器である場合、端末装置301の表示部313にツアー申込券を表示させて提示するようにしても良い。
【0144】
(3)旅券購入期間
発券処理部114は、基礎情報151中の旅券購入期間15106にわたり、図34に示す発券処理を実行する。旅行業者の店頭にツアー申込券を持参したユーザがそれを提示して旅行の発券を申込むと、旅行業者のオペレータは、提示されたツアー申込券に記載されている受付番号を入出力装置103から発券処理部114に入力する(S421)。発券処理部114は、入力された受付番号と同じ受付番号が図22の単独申込リスト155または図23のグループ申込リスト156に登録されているかどうかを調べる(S422)。若し、何れのリストにも同じ受付番号が登録されていない場合には、入出力装置103にエラーメッセージを出力して今回の処理を終える(S423)。
【0145】
受付番号が登録されており、それが単独申込リスト155に登録されていた場合には(S424でNO)、一人分の旅券を発行する処理を行い(S425)、単独申込リスト155から今回旅券の発行を行った申込情報(受付番号とメールアドレスの組)を削除し、図25の応募状況158中の旅券購入済人数158−3を1だけ加算する(S427)。また、グループ申込リスト156に登録されていた場合には(S424でYES)、グループのメンバ数分の旅券を発行する処理を行い(S426),グループ申込リスト156からグループ申込情報を削除し、応募状況158中の旅券購入済数158−3をグループのメンバ数だけ加算する(S427)。そして、今回の処理を終える。
【0146】
なお、旅券購入期間15106の終了時点で、単独申込リスト155およびグループ申込リスト156に残っている、旅券未購入の申込情報は全て削除される。
【0147】
(4)キャンセル待ち募集期間
ツアー開催決定処理部113は、基礎情報151中の旅券購入期間終了時点に、図25の応募状況158中の旅券購入済人数158−3と募集定員15103とを比較し、旅券購入済人数が募集定員より少ないかどうかを判定する(図26のS210)。そして、旅券購入済人数が募集定員に達していなければ、応募状況158中のキャンセル待ち人数158−2が1以上であり、キャンセル待ち者が存在するかどうかを調べる(S211)。キャンセル待ち者が一人以上いる場合、不足定員分を限度にキャンセル待ち者に対してツアー申込券メールを送信する(S212)。このステップS212の詳細を図35に示す。
【0148】
ツアー開催決定処理部113は、図24のキャンセル待ち行列157から1つの申込情報を取り出し(S431)、それが単独申込情報か、グループ申込情報かを判別する(S432)。単独申込情報であれば、その申込者に対してツアー申込券メールを送信する(S433)。ツアー申込券メールは、図18のツアー申込券メールテンプレート15141を用いて作成する。図18の項目J1には旅行代金15109を、項目J2にはキャンセル待ち購入期間15107を、項目J3にはキャンセル待ちの申込を受け付けたときに送信した受付確認メールで通知した受付番号と同じ受付番号をそれぞれ設定する。次に、この単独申込情報を図22の単独申込リスト155へ保存する(S434)。そして、図25の応募状況158中の旅券購入済数158−3を1だけ加算すると共に、キャンセル待ち人数158−2を1だけ減算し(S438)、ステップS439へ進む。
【0149】
キャンセル待ち行列157から取り出した申込情報がグループ申込情報であれば(S432でYES)、旅券購入済人数158−3に今回の申込情報で申込まれた参加人数を加えた人数と、募集定員15103とを比較することにより、このグループ申込情報の受付可否を判定する(S435)。今回のグループ申込を受け付けると定員オーバーになる場合(S435でYES)、今回のグループ申込は受け付けず、ステップS439へ進む。今回のグループ申込を受け付けても募集定員をオーバーしない場合(S435でNO)、図18のツアー申込券メールテンプレート15141を用いて作成したツアー申込券メールをグループ参加申込者に対して送信する(S436)。グループ参加申込者だけでなく、メンバ全員にツアー申込券メールを送信しても良い。次に、今回のグループ申込情報をグループ申込リスト156に保存し(S437)、図25の応募状況158中の旅券購入済数158−3を参加人数だけ加算すると共に、キャンセル待ち人数158−2をメンバ数だけ減算し(S438)、ステップS439へ進む。
【0150】
ステップS439では、募集定員15103と旅券購入済数158−3とを比較し(S439)、未だ受け付ける余裕がある場合、キャンセル待ち人数158−2が1以上、つまりキャンセル待ち行列157に申込情報が存在すれば(S440でYES)、ステップS431に戻って上述したと同様の処理を繰り返す。キャンセル待ち行列157に申込情報が残っていなければ、処理を終了する。
【0151】
(5)キャンセル待ち旅券購入期間
発券処理部114は、基礎情報151中のキャンセル待ち購入期間15107にわたり、図34に示す発券処理を再び実行する。これにより、旅行業者の店頭にツアー申込券を持参したキャンセル待ちユーザに対して旅行の発券が行われる。但し、ステップS427では応募状況158中の旅券購入済数158−3は更新しなくても良い。
【0152】
以上の実施例では、最小催行人数、募集定員、募集期間の条件の下に、旅行業者が企画した旅行への参加者を募集する募集システムを採り上げたが、最小催行人数、募集定員、募集期間のうちの1つ又は2つ或いは全ての条件を付けずに、参加者を募集する募集システムに対しても本発明は適用可能である。また、募集定員を満たす申込者があった時点で正規の募集を終了し、その後はキャンセル待ち扱いとして申込を受け付けたが、キャンセル待ちの申込を受け付けない募集システムに対しても本発明は適用可能である。更に、以上の実施例では、募集期間終了前に申込済人数が募集定員に達した場合、被紹介者への募集案内メールの配信処理を停止したが、本発明の他の実施例として、募集期間終了前に申込済人数が募集定員に達した場合であっても被紹介者への募集案内メールの配信を続け、キャンセル待ち申込の機会を多くのユーザに与えるようにしても良い。
【0153】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、旅行参加者を効率良く獲得することができる。その理由は、ネットワークを通じて旅行募集案内を利用者に配信しかつその申込をオンラインで受け付けることができるからである。また、親しい友人や知人と一緒にツアーに参加するグループの手間が削減され、グループでの旅行参加者を効率良く獲得することができるからである。また、旅行募集案内情報を送った利用者から紹介された他の利用者に対して送信元アドレスを紹介者のアドレスとした旅行募集案内情報を送ることで、旅行募集案内の効果が高まるからである。また、同一の利用者に同じ旅行募集案内情報を重複して送り付けないため、利用者に不快感を与えることがなく、旅行募集案内情報の効果が高まるからである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態にかかる募集システムの全体構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態にかかる募集システムの特徴的な動作を示すシーケンス図である。
【図3】本発明のサーバ装置および端末装置の実施例のブロック図である。
【図4】基礎情報の内容例を示す図である。
【図5】募集案内メールテンプレート(1)の内容例を示す図である。
【図6】募集案内メールテンプレート(2)の内容例を示す図である。
【図7】募集案内メールテンプレート(3)の内容例を示す図である。
【図8】詳細情報画面テンプレート(1)の内容例を示す図である。
【図9】詳細情報画面テンプレート(2)の内容例を示す図である。
【図10】グループ申込画面テンプレートの内容例を示す図である。
【図11】募集期間終了画面テンプレートの内容例を示す図である。
【図12】受付確認メールテンプレート(1)、(2)の内容例を示す図である。
【図13】キャンセル待ち画面テンプレートの内容例を示す図である。
【図14】グループ申込重複通知メールテンプレートの内容例を示す図である。
【図15】グループ申込中止メールテンプレート(1)、(2)の内容例を示す図である。
【図16】重複メールアドレス通知メールテンプレートの内容例を示す図である。
【図17】ツアー中止案内メールテンプレートの内容例を示す図である。
【図18】ツアー申込券メールテンプレートの内容例を示す図である。
【図19】登録ユーザリストの内容例を示す図である。
【図20】送信済アドレスリストの内容例を示す図である。
【図21】被紹介者アドレスリストの内容例を示す図である。
【図22】単独申込リストの内容例を示す図である。
【図23】グループ申込リストの内容例を示す図である。
【図24】キャンセル待ち行列の模式図である。
【図25】応募状況の内容例を示す図である。
【図26】本発明の募集システムにおけるサーバ装置の全体処理例を示すフローチャートである。
【図27】登録ユーザへの旅行募集案内送信部の処理例を示すフローチャートである。
【図28】詳細情報提供部の処理例を示すフローチャートである。
【図29】申込処理部が第1の詳細情報画面による応答を受信した際の処理例を示すフローチャートである。
【図30】グループ申込処理部の処理例を示すフローチャートである。
【図31】申込処理部が第2の詳細情報画面による応答を受信した際の処理例を示すフローチャートである。
【図32】被紹介者登録部の処理例を示すフローチャートである。
【図33】被紹介者への旅行募集案内送信部の処理例を示すフローチャートである。
【図34】発券処理部の処理例を示すフローチャートである。
【図35】ステップS212の詳細を示すフローチャートである。
【符号の説明】
100…サーバ装置
101…処理装置
102…記憶装置
103…入出力装置
104…記録媒体
111…旅行募集案内送信部
112…受付部
113…ツアー開催決定処理部
114…発券処理部
115…通信部
121…登録ユーザへの旅行募集案内送信部
122…被紹介者への旅行募集案内送信部
131…詳細情報提供部
141…単独申込処理部
142…グループ申込処理部
143…被紹介者登録部
151…基礎情報
152…登録ユーザリスト
153…送信済アドレスリスト
154…被紹介者アドレスリスト
155…単独申込リスト
156…グループ申込リスト
157…キャンセル待ち行列
158…応募状況
200…ネットワーク
301〜304…端末装置
311…処理装置
312…記憶装置
313…表示部
314…入力部
321…送信部
322…受信部
323…通信部
331…記録媒体

Claims (4)

  1. サーバ装置と、
    前記サーバ装置にネットワークを介して接続される複数の端末装置とを備え、
    前記サーバ装置は、
    処理装置と記憶装置を備え、
    前記処理装置は、
    前記ネットワークを通じて、旅行募集案内情報を複数の前記端末装置に送信する旅行募集案内送信手段と、
    前記送信された前記旅行募集案内情報に対する応答情報として、申込者および同行者全員のアドレス、申込者から同行者へのメッセージを含むグループでの申込情報を前記ネットワークを通じて前記端末装置から受信し、申込者および同行者全員のアドレス、同行者へのメッセージおよび同行者に1対1に対応するフラグを含むグループ申込情報を前記記憶装置に保存する処理、前記記憶装置に保存したグループ申込情報にアドレスが記載された同行者の端末装置に対して、前記ネットワークを通じて、申込者および同行者全員のアドレスおよび前記メッセージを付加したグループ旅行募集案内情報を送信する処理、前記送信されたグループ旅行募集案内情報に対する応答情報を前記同行者の端末装置から前記ネットワークを通じて受信し、グループでの申込に同意する応答情報か否かを判別する処理、グループでの申込に同意しない応答情報を受信した場合に、前記記憶装置に保存されたグループ申込情報にアドレスが記載されている申込者および同行者の端末装置に対して、前記ネットワークを通じて、前記グループでの申込が中止された旨の情報を送信する処理、グループでの申込に同意する応答情報を受信した場合に、前記記憶装置に保存されたグループ申込情報中のフラグのうち、今回受信した応答情報で同意する意志を示した同行者に対応するフラグをセットし、グループ申込情報中の同行者に対応するすべてのフラグがセットされた場合に、グループ申込情報にアドレスが記載されている申込者および同行者の端末装置に対して、前記ネットワークを通じて、前記グループでの申込を受け付けた旨の情報を送信する処理を行う受付手段とを備え、
    前記端末装置は、
    前記サーバ装置から送信された前記旅行募集案内情報および前記グループ旅行募集案内情報を前記ネットワークを通じて受信する受信手段と、
    前記旅行募集案内情報に対する応答情報として、申込者および同行者全員のアドレス、申込者から同行者へのメッセージを含むグループでの申込情報を前記ネットワークを通じて前記サーバ装置に送信する処理と、前記グループ旅行募集案内情報に対する応答情報として、グループでの申込に同意するか否かを示す応答情報を前記ネットワークを通じて前記サーバ装置に送信する処理とを行う送信手段とを備えることを特徴とする募集システム。
  2. a)サーバ装置が、ネットワークを通じて、旅行募集案内情報を複数の端末装置に送信するステップ、
    b)前記端末装置が、前記ネットワークを通じて、前記サーバ装置から送信された前記旅行募集案内情報を受信するステップ、
    c)前記端末装置が、前記ネットワークを通じて、前記旅行募集案内情報に対する応答情報として、申込者および同行者全員のアドレス、申込者から同行者へのメッセージを含むグループでの申込情報を前記サーバ装置に送信するステップ、
    d)前記サーバ装置が、前記ネットワークを通じて、前記端末装置から前記グループでの申込情報を受信し、申込者および同行者全員のアドレス、同行者へのメッセージおよび同行者に1対1に対応するフラグを含むグループ申込情報を記憶装置に保存するステップ、
    e)前記サーバ装置が、前記ネットワークを通じて、前記記憶装置に保存したグループ申込情報にアドレスが記載された同行者の端末装置に対して、申込者および同行者全員のアドレスおよび前記メッセージを付加したグループ旅行募集案内情報を送信するステップ、
    f)前記同行者の端末装置が、前記ネットワークを通じて、前記サーバ装置から送信され た前記グループ旅行募集案内情報を受信するステップ、
    g)前記同行者の端末装置が、前記ネットワークを通じて、前記グループ旅行募集案内情報に対する応答情報として、グループでの申込に同意するか否かを示す応答情報を前記サーバ装置に送信するステップ、
    h)前記サーバ装置が、前記ネットワークを通じて、前記同行者の端末装置から送信された前記グループ旅行募集案内情報に対する応答情報を受信し、グループでの申込に同意する応答情報か否かを判別するステップ、
    i)前記サーバ装置が、グループでの申込に同意しない応答情報を受信した場合に、前記記憶装置に保存されたグループ申込情報にアドレスが記載されている申込者および同行者の端末装置に対して、前記ネットワークを通じて、前記グループでの申込が中止された旨の情報を送信するステップ、
    j)前記サーバ装置が、グループでの申込に同意する応答情報を受信した場合に、前記記憶装置に保存されたグループ申込情報中のフラグのうち、今回受信した応答情報で同意する意志を示した同行者に対応するフラグをセットするステップ、
    k)前記サーバ装置が、前記記憶装置に保存されたグループ申込情報中の同行者に対応するすべてのフラグがセットされた場合に、グループ申込情報にアドレスが記載されている申込者および同行者の端末装置に対して、前記ネットワークを通じて、前記グループでの申込を受け付けた旨の情報を送信するステップ、
    を含むことを特徴とする募集方法。
  3. 処理装置と記憶装置を備え、ネットワークを介して複数の端末装置に接続されたサーバ装置であって、
    前記処理装置は、
    前記ネットワークを通じて、旅行募集案内情報を複数の前記端末装置に送信する旅行募集案内送信手段と、
    前記送信された前記旅行募集案内情報に対する応答情報として、申込者および同行者全員のアドレス、申込者から同行者へのメッセージを含むグループでの申込情報を前記ネットワークを通じて前記端末装置から受信し、申込者および同行者全員のアドレス、同行者へのメッセージおよび同行者に1対1に対応するフラグを含むグループ申込情報を記憶装置に保存する処理、前記記憶装置に保存したグループ申込情報にアドレスが記載された同行者の端末装置に対して、前記ネットワークを通じて、申込者および同行者全員のアドレスおよび前記メッセージを付加したグループ旅行募集案内情報を送信する処理、前記送信されたグループ旅行募集案内情報に対する応答情報を前記同行者の端末装置から前記ネットワークを通じて受信し、グループでの申込に同意する応答情報か否かを判別する処理、グループでの申込に同意しない応答情報を受信した場合に、前記記憶装置に保存されたグループ申込情報にアドレスが記載されている申込者および同行者の端末装置に対して、前記ネットワークを通じて、前記グループでの申込が中止された旨の情報を送信する処理、グループでの申込に同意する応答情報を受信した場合に、前記記憶装置に保存されたグループ申込情報中のフラグのうち、今回受信した応答情報で同意する意志を示した同行者に対応するフラグをセットし、グループ申込情報中の同行者に対応するすべてのフラグがセットされた場合に、グループ申込情報にアドレスが記載されている申込者および同行者の端末装置に対して、前記ネットワークを通じて、前記グループでの申込を受け付けた旨の情報を送信する処理を行う受付手段とを備えることを特徴とするサーバ装置。
  4. 処理装置と記憶装置を備え、ネットワークを介して複数の端末装置に接続されたサーバ装置を構成するコンピュータを、
    前記ネットワークを通じて、旅行募集案内情報を複数の前記端末装置に送信する旅行募集案内送信手段と、
    前記送信された前記旅行募集案内情報に対する応答情報として、申込者および同行者全員のアドレス、申込者から同行者へのメッセージを含むグループでの申込情報を前記ネット ワークを通じて前記端末装置から受信し、申込者および同行者全員のアドレス、同行者へのメッセージおよび同行者に1対1に対応するフラグを含むグループ申込情報を記憶装置に保存する処理、前記記憶装置に保存したグループ申込情報にアドレスが記載された同行者の端末装置に対して、前記ネットワークを通じて、申込者および同行者全員のアドレスおよび前記メッセージを付加したグループ旅行募集案内情報を送信する処理、前記送信されたグループ旅行募集案内情報に対する応答情報を前記同行者の端末装置から前記ネットワークを通じて受信し、グループでの申込に同意する応答情報か否かを判別する処理、グループでの申込に同意しない応答情報を受信した場合に、前記記憶装置に保存されたグループ申込情報にアドレスが記載されている申込者および同行者の端末装置に対して、前記ネットワークを通じて、前記グループでの申込が中止された旨の情報を送信する処理、グループでの申込に同意する応答情報を受信した場合に、前記記憶装置に保存されたグループ申込情報中のフラグのうち、今回受信した応答情報で同意する意志を示した同行者に対応するフラグをセットし、グループ申込情報中の同行者に対応するすべてのフラグがセットされた場合に、グループ申込情報にアドレスが記載されている申込者および同行者の端末装置に対して、前記ネットワークを通じて、前記グループでの申込を受け付けた旨の情報を送信する処理を行う受付手段と、
    して機能させるためのサーバプログラム。
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