JP4178737B2 - 課金システム及びこの課金システムを備えた会話システム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ネットワークを介して、複数の端末装置間で文字情報を遣り取りする会話システムに関し、より詳しくは、この会話システムにおいて提供されるサービスに応じた課金情報の生成を可能とした課金システムおよびこの課金システムを備えた会話システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、インターネットの普及によって、ネットワークを介した様々なコミュニケーション手段が登場している。特に、チャットシステムやリアルタイム会議室などのマルチユーザ型リアルタイム会話システムを利用したサービスが注目されている。このマルチユーザ型リアルタイム会話システムでは、複数の利用者がチャットサーバ内に生成されたチャンネルや会議室などと称される仮想会話空間内で、リアルタイムに利用者間で会話を行うことができる。
【0003】
この会話システムでは、電子メールに比べて、発言方法が容易であり、会話形式で発言を行えるので、手軽に使用することができ、しかも、複数人数でリアルタイムに質疑応答などの会話を行える。それ故、活発な発言が期待できるとともに、テキストベースで情報の送受信を行うので、音声による情報の送受信に比べて、発言の記録や加工が容易である。
【0004】
この会話システムでは、利用者が生成した仮想会話空間や、または会話システム提供者が予め用意した仮想会話空間を利用する形態が主である。また、利用者は一旦、仮想会話空間に参加すると特定の制限無しに会話を行うことができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
従来の会話システムを基に各種のサービスを有料で提供しようとした場合には、以下のような問題が生じる。
【0006】
(1)サービス利用者への課金は、サービスそのものに対して行うことになる。つまり、会話システムに参加すれば、利用者には一律に料金を課せられ(課金され)、したがって、利用者の間で発言回数、発言量や発言内容などの利用の度合いに差があっても、同一料金を支払うことになるので、利用者によっては不公平感が生じる。さらに、利用者へのサービス対応を行うサポータの評価も対応した時間などによる一律の評価しか行えない。
【0007】
(2)サービス提供者が或る時間帯だけサービスを提供する場合には、予め決められたスケジュールに沿って手動で会話空間(チャンネル)を生成し、消滅させるという面倒な操作を繰り返す必要がある。またサービス利用者にとっては、予め所望のチャンネルを利用したくとも、既に利用人員が制限枠を越えている場合や、都合の悪い時間帯に開催されている場合には、サービスを受けられないことになる。
【0008】
そこで、受けたサービスの内容によって、課金額を決めたり、予め設定した支払限度枠内でサービスを受けることができる課金制の会話システム、さらにチャットサーバ内にスケジュールに沿ってチャンネルを生成したり消滅でき、またサービス利用者が所望のチャンネルの利用を予約できる会話システムが必要となる。
【0009】
たとえば、製品の使用方法や、不具合の解消などのサポートをメーカから受けるためのサポートチャンネルを開催した場合を例にして、より具体的に課題を説明する。
【0010】
その製品を初めて使用する利用者にとっては、予備知識が少ないため、不具合の状況や不具合箇所を的確に説明できない。そのため、サービス提供者側は、不具合の状況や原因を把握するために、事細かく製品の動作を説明し、利用者が犯しそうな誤操作を想定しながら会話を進めることになる。したがって、会話時間が長くなるとともに、利用者が納得できるまで詳細な説明が必要となる。
【0011】
一方、製品を使い慣れた利用者との会話では、利用者に予備知識があるので、不具合の状況を的確に説明できるために、サービス提供者側もより迅速に問題箇所の指摘や対処方法を短時間で伝えることができる。したがって、利用者への対応を負担が少なく、短時間で的確に処理することができる。逆に、この利用者が非常に専門的な質問をする場合には、サービス提供者側も高度の知識を有した専門家、したがって人件費の高い者をサービスに当たらせる必要がある。
【0012】
このような各例の場合、利用時間が長ければ課金を高くしても利用者は納得できるであろうし、また例えば初等的な問い合わせに対しては、専門的な問い合わせよりは安い課金をするように決定できれば、より合理的な課金額の決定方法と言える。
【0013】
また、複数の利用者がランダムにサポートチャンネル上でサポートを受けると、情報が混乱するので、利用者毎にチャンネルの利用時間帯を決め、そのスケジュールに沿って会話を進めれば、円滑にサポートを受けることができる。
また、サポート料を払った利用者のみが特別なサービスを受けられるような仕組み、あるいは、サポート料に応じて質問できる量が変る仕組みがサービスを受ける利用者にとっても、サービス提供側にとっても合理的な課金といえる。
【0014】
さらに、チャット上で株主総会を行うような場合に、持ち株に応じて発言量が許可されるシステムも、株主にとって合理的な場を提供できることになる。
このようなシステムを構築する場合に、従来のマルチユーザ型リアルタイム会話システムでは上記の(1)、(2)ような欠点があり、これらの欠点を解決し、サービス利用者の利用状況や属性に応じた木目細かい課金情報を生成できる課金システム、この課金システムを備えた会話システム、さらには予約して利用可能な会話システムを提供することを課題とした。
【0015】
【課題を解決するための手段】
請求項1においては、複数の端末間で通信回線を介して文字情報の交信を行う会話システムに接続可能な課金システムにおいて、課金の対象となる課金対象情報と当該課金対象情報の単価とを予め対応づけて記憶する単価記憶部と、交信される前記文字情報に前記単価記憶部に記憶されている課金対象情報が含まれている場合に課金の対象となる課金対象情報(例えば、特定の単語)を抽出する会話監視部と、前記会話監視部にて抽出された課金対象情報と当該課金対象情報に対応づけて前記単価記憶部に記憶されている単価とに基づき、前記文字情報ごとに基づき課金データ(例えば、特定の単語の数と単価との積から求めた課金額)を生成する課金情報管理部と、前記生成された課金データを記憶する課金情報データベースと、所定の端末への前記課金データの通知を発行する会話制御部とを有したことを特徴とする課金システムを要旨とした。
【0016】
このように課金システムを構成したので、利用者の発言した内容に含まれている特定の単語の数や文字数などに基づいた課金額を生成できる。さらに、課金データは、課金情報データベースに記憶格納されるので、1会話毎の課金額と累積の課金額とを、または累積の課金額のみを会話制御部を介して所定のデータとして会話システムに送信することが可能になる。さらに、所定データ中にこの課金額を該当端末に送信すべき旨の依頼を含めて、この所定データを構成するのが好ましい。
【0017】
また、サービスを受ける側の端末を利用者クライアントと称し、サービスを提供する側の端末を提供者クライアントと称すると、利用者クライアントの発言から取得される課金データをこの利用者に課金するように所定データを構成しても良い。利用者クライアントと、この利用者クライアントに対応している提供者クライアントとの1対の会話の課金データをこの利用者クライアントへの課金するように所定データを構成しても良く、また、利用者クライアントに対する提供者クライアントの会話(回答)のみをこの利用者クライアントへ課金するように所定データを構成しても良い。
【0018】
請求項2では、請求項1に記載の課金システムにおいて、前記課金データは前記端末が前記会話システムを利用した利用時間、前記文字情報に含まれる発言量のいずれかと、前記課金対象情報の出現回数と該課金対象情報に設定された課金との積との、和に基づく情報を含む事を特徴とする課金システムを要旨とした。
【0019】
この様に構成したので、利用時間または交信される文字情報の文字数に基づく発言量または設定された語句の出現回数に基づいた課金データが求められ、会話システムに送信することが可能となる。
【0020】
請求項3では、請求項1乃至請求項2に記載の課金システムにおいて、
前記端末からの会話の権利を発行する利用権発行部と、前記端末の利用者の利用条件を記録した利用者情報データベースとを有し、前記利用権発行部は、前記端末の利用者の前記利用者情報データベースに記録されている利用条件に基づき、前記端末の利用者が前記会話システムを利用する場合の条件を前記課金情報データベースに設定することを特徴とする課金システムを要旨とした。
【0021】
このように構成したので、利用者は会話システムを利用した際に支払う限度枠を課金システムに設定しておけるので、課金額がこの限度枠に近づけば、この利用者が利用しているクライアントへ警告を通知することが可能となる。
【0022】
ここで、利用条件とは、この利用者が課金を支払うために必要な情報であり、利用者の個人を識別できる識別情報、支払限度額と支払い手段の指定、例えば金融機関等の口座番号とを少なくとも含むことが好ましい。ここで、クライアントから利用権発行部への通信は、会話システムで使用している通信回線を使用しても良く、また、別の通信回線を使用しても良い。
【0023】
また、利用者の利用条件中、前記口座番号などは、この課金システムが接続される会話システム自体に記録されている情報を利用しても良く、また、他の機関に記録されている与信情報を利用しても良い。
【0024】
請求項4では、請求項1乃至請求項3に記載の課金システムにおいて、前記端末からの前記会話システムの生成および終了の予約を受け付ける予約部と、前記予約を記録するスケジュールデータベースと、計時機能を有するタイマと、前記タイマが前記スケジュールデータベースに記録された前記予約に含まれた前記会話システムの生成時刻および終了時刻に基づき、前記複数の端末の内の所定の端末に前記会話システムの生成および終了を依頼する命令部を備えたことを特徴とする課金システムを要旨とした。
【0025】
このように構成したので、クライアントからの予約依頼に基づくスケジュールに沿って、会話システムを生成できる。
請求項5においては、請求項1乃至請求項4に記載の課金システムを備えたことを特徴とする会話システムを要旨とした。
【0026】
この様に構成したので、各端末に課金システムで生成されたサービス内容に応じた課金を課せられる会話システムを構成できる。さらに詳しくは、利用者が会話システムを利用した利用時間、発言量、所定の語句の出現回数などに基づいて、課金を課せられる会話システムを構成できる。また、端末からの予め通知された個人情報に基づいて、会話システムの利用枠を設定でき、その枠内での利用が可能な会話システムを構成できる。また、さらに、前もって予約して利用できる会話システムを構成できる。
【0027】
なお、本発明では、課金とはサービスに対する対価の支払を課すことを意味し、この支払は通貨であっても良く、得点であっても良く、有価価値の権利の譲渡が可能であれば良い。
【0028】
【発明の実施の形態】
〔第1の実施例〕
図1から図6を参照して、本発明の第1の実施例を説明する。図1は、本発明の課金システムとこの課金システムを備えた会話システムの構成を示す図である。この図1に示す課金制会話システム20は、会話システム7と課金システム10とを有している。
【0029】
会話システム7では、クライアント1および管理者クライアント2は、ネットワーク4を介してチャットサーバ3と接続可能に構成され、各クライアント1、2は互いに文字情報の交信が可能となっている。クライアント1は、この会話システムでサービスを受ける利用者が使用する端末装置またはこの装置内のクライアントアプリケーションプログラムを指し、管理者クライアント2は、ネットワーク4を介してチャットサーバ3にアクセスし、会話空間管理部6を介して、チャンネルの生成や消滅の操作が可能な端末装置またはこの装置内の管理者アプリケーションプログラムを指し、このチャンネルの管理者が使用する。チャットサーバ3には、チャットアプリケーション5が含まれ、このチャットアプリケーション5によって、チャンネルが生成される。このように、会話システム7は、これらのクライアント1、管理者クライアント2、ネットワーク4、チャットサーバ3を含んで構成されている。
【0030】
クライアント1からのログイン要求を受信した場合に、チャットサーバ3は、サーバ内の管理ファイルを参照し、このクライアント1へのサービスを承認するか否かを決定する。承認した場合には、クライアント1からサービス要求を受信したときに、サービスを提供するプログラムに制御を渡す。クライアント1が所定のチャンネルに参加し、メッセージを送ると、このメッセージはチャットサーバ3内の会話ログ記録部に記録格納されるとともに、ログイン中の各クライアント1、管理者クライアント2に送信される。
【0031】
〔課金システムの説明〕
次に、課金システム10について説明する。会話システム7においてクライアント1間やクライアント1と管理者クライアント2との間で交信される情報は、チャットサーバ3から、会話情報監視部11に入力される。この会話情報監視部11は、チャンネル内の会話で交信される情報から、所定の情報を抽出して、会話状況を課金情報管理部12に伝えるものである
交信情報から課金情報を抽出する動作の一例を示す図2を参照して、交信情報から課金情報を抽出する動作を説明する。この例では、この交信情報25中に利用者が送信した文字情報のメッセージである会話情報23が含まれており、会話情報監視部11に予め設定されたキーワード群30中の語をこの会話情報23中から抽出する場合の抽出動作を示している。
【0032】
交信情報25には、他に利用者識別情報21、時刻情報22が含まれている。この利用者識別情報21は利用者の名前やパスワードなどであり利用者を識別するための情報である。時刻情報22は、会話情報23がクライアント1または管理者クライアント2から送信された時刻もしくは、チャットサーバ3で受信された時刻を示している。
【0033】
キーワード群30には、本実施例では「パソコン、インターネット、エラー、・・・・」などのキーワードが設定されている。これらの語は、このサービスを実施するチャンネルの目的によって、種々の語彙が設定される。この実施例のキーワード群30の語彙は、パソコンによるインターネットのトラブル解消のために開催されたチャンネルを例にしている。他にたとえば、老人介護などに関するチャンネルの場合には、キーワード群30には例えば「介護保険、保険、申請、区役所、・・・・」などが設定される。
【0034】
会話情報監視部11に交信情報25が入力されると、キーワード群30の各キーワードと会話情報23が比較され、出現頻度が抽出される。図2の例では、「エラー」という語が会話情報23中に2回検出されていることを示している。そして、この会話情報監視部11の出力である課金情報40の抽出情報43に「エラー 2」として含まれる。この課金情報40には、利用者識別情報21、時刻情報22も含まれる。なお、抽出情報43は、キーワード群30中の各キーワードに対応して出現回数を含ませる様に構成したが、出現しなかった「キーワード
出現回数」の情報は含まない構成にしても良い。
【0035】
つぎに、課金情報から課金データを生成する動作の一例を示す図3を参照して、課金情報管理部12において、この課金情報40から課金データ70を生成する動作の一例を説明する。
【0036】
課金情報管理部12は、利用者の課金状況を課金情報データベースに記録し、課金に関連する情報の管理を行うものである。この課金情報管理部12は、課金情報40中の抽出情報43を対価に換算するための課金テーブル50を有している。この課金テーブル50には、課金の掛け方に対応したテーブル、単価が設けられている。利用者がチャンネルを利用した時間に基づいて課金する場合には、時間単価51を使用する。この課金テーブル50では1分間当たりの対価を「10」単位としている。チャンネルの利用時間は、該当クライアント1がチャットサーバ3にログインした時刻とログアウトした時刻をチャットサーバ3に要求し、課金情報管理部12で利用時間を算出し、この利用時間と時間単価51の積で課金量73を求める。発言量によって課金する場合は、発言量単価52を使用する。この発言量は、会話情報23中の総字数としても良く、また「は、が、の、・・・」などの助詞や、「その、あの、・・・」などの指示代名詞や、接続詞や、あいさつなどを除外した総字数を発言量としても良く、この発言量と単価52(この例では1語あたりの対価を「15」単位)の積を課金量73とする。
【0037】
本実施例の様に、会話情報23中の所定のキーワードに対して課金する場合には、キーワード単価53を使用する。このキーワード単価53には、さらに、キーワード群30に設定されたキーワードに対応して各キーワードの単価が設定、記録されている。
【0038】
図3は、このキーワードを用いて課金する場合を示したもので、例えば、「エラー」と言う語は、1回の出現に対して5単位の課金が課せられることを意味しており、このキーワード単価53と抽出情報43とを用いて、「課金量を求める演算」60に示すように、キーワード単価とその出現回数を乗算し、和をとり抽出情報43に対する課金量を求める。この図3の例では、課金量は30単位となる。
【0039】
課金データ70には、この課金量73と利用者識別情報21と時刻情報22とが含まれて構成されている。ここで、課金テーブル50中の各単価51、52、53および課金量73の単位は、例えば、通貨単位「円」、「10円」でもよく、ポイント単位でも良く、さらには、後述するオンライン株主総会システムの場合には、持ち株に応じたポイント、例えば1000株に対し1発言の権利であって良い。
【0040】
この生成された1メッセージの課金データ70は、次に磁気ディスク装置で構成された課金情報データベース13(図1)に利用者識別情報21、時刻情報22とともに記録格納されるとともに、課金情報管理部12から会話制御部14に送られる。この会話制御部14は、会話空間管理部6と相互に通信する機能を有しており、課金情報管理部12からの課金データ70をチャットサーバ3が受け入れる形式に変換したり、また例えば、課金データ70にチャンネル識別情報を付加したりして、チャットサーバ3の会話空間管理部6に送信する。
【0041】
この課金データ70は、課金情報データベース13に記録格納されているので、その時点までの該当利用者の課金量73の積算値も会話制御部14を介してチャットサーバ3の会話空間管理部6に送信する様に、課金システム10を構成してもよい。また、課金量73の積算値のみを送信するように構成しても良い。
【0042】
会話空間管理部6が受信した課金データ70は、利用者識別情報21に基づいて、該当クライアント1に送信される。
以上の実施例中では、利用者の会話情報23からキーワードを抽出して、該当クライアント1に課金データ70を送信する場合を説明した。
【0043】
ここで、上記実施例では、会話中のキーワードを抽出して、その出現個数から課金量73を求めたが、キーワード、利用時間、発言量などの組合せで課金量73を求める様にしても良い。
【0044】
次に、上記の説明を課金システムの処理フローを示す図4を参照して説明する。チャンネルが生成されており、クライアント1からをチャットサーバ3にアクセスを開始する(501、以下括弧内に処理フローを示す図中の対応する処理の参照符号を記す。)。クライアント1から利用者は、ログイン情報を入力すると(502)、チャットサーバ3では、このログイン情報の名前とパスワードが、チャットサーバ3内に記録されている情報と一致しているか否かを確認し、一致している場合には、チャンネルへの参加を承認する(503のYesの場合)。チャットサーバ3は、各クライアント1、管理者クライアント2(以下クライアント1、2で両クライアントを示す)からのメッセージが送信されてくるのを待ち(504)、送信があると、このメッセージを他の各クライアント1、2に送信する(505)。
【0045】
つぎに、このメッセージは、課金システム10の会話情報監視部11に送られ課金情報40(図2参照)が抽出される(506)。さらにこの課金情報40から課金データ70(図3参照)が課金情報管理部12で生成される(507)。この課金データ70は、課金情報データベース13内の該当利用者の課金情報に積算され(508)、さらに、この積算値などの課金量が該当クライアント1にチャットサーバ3を介して通知される(509)。
【0046】
次に、本実施例では、開催権を持っている管理者クライアント2が、このチャンネルの継続か終了かを判断するが、この管理者クライアント2がチャンネルの終了を宣言しない限り(510でYesの判断の場合)、再度チャットサーバ3は、クライアント1、2からのメッセージを待つ。
【0047】
一方、ログイン情報が、不一致の場合には(503でNoの場合)、「パスワードが間違っています。」などのメッセージを該当クライアント1に通知し(515)、継続判断処理(510)に移る。管理者クライアント2がチャンネル終了を依頼すると、チャンネルは終了する(520)。
【0048】
ここで、506から509までの処理が課金システム10で実行される。
この実施例では、クライアントからの発言内容や利用時間や発言量に基づいて、課金量を求める様にしたので、利用者に一律に課金をすることなく、利用者のチャンネルの利用度合いによる課金が可能となる。
【0049】
なお、この第1の実施例では、チャットサーバ3内に1つのチャンネルが生成された場合を説明したが、複数のチャンネルが生成されていても良く、さらに詳しくは、後述の第1の実施例の変形例として説明する。
【0050】
また、この第1の実施例では、利用者の課金に予め制限を設けなかったが、例えば、所定の限度枠を予め決めておき、その限度に近くなった場合や、その限度になった場合、または越えた場合に、図4のステップ509で、限度枠に近づいた事、限度に達した事、または限度を越えた事を知らせる警告とともに、課金量を通知する様に、構成しても良い。
【0051】
また、この第1実施例では、利用者の資格を予め「参加」か、「登録」かを決めて登録する様にし、「参加」の資格を持つ利用者のみ文字情報の交信ができ、「登録」の資格を持つ利用者は、この交信の閲覧のみ可能に構成する様に構成しても良い。この「登録」の資格の利用者には、1律の課金または、閲覧した時間に基づく課金を課す様にすることが好ましい。
【0052】
〔第1の実施例の変形例1〕
次に、交信情報から課金情報を抽出する動作の他の例を示す図である図5を参照して、このクライアントからの質問に応対するサポータの発言を、このクライアントに課金する構成に付いて説明する。この例では、サポータは管理者クライアント2(図1参照)を使用しているものとする。会話情報監視部11では、利用者識別情報21が「ABC123」である利用者の発言と、この発言に対応した管理者クライアント2(利用者識別情報21がXYZ987で示される)からの発言との1対の会話情報23が示されている。この1対の会話自体の抽出は、利用者の質問にサポータが答える対話になっていることを利用する。つまり、管理者クライアント2からの発言と、その1つ前の該当クライアント1からの発言を対とみなすことで実行できる。
【0053】
この1対の会話情報23中から、先に図2を用いて説明した手順を用いて、この場合には、キーワード「エラー」が3回発言されたことが検出でき、利用者識別情報21の利用者の課金情報40中の抽出情報43に、「エラー 3」の情報が含まれる。以下、図2、図3で説明したと同様にこの抽出情報43に基づいた課金が利用者識別情報21「ABC123」の該当クライアント1に配信されることになる。
【0054】
このように、1対の会話情報に基づく課金を所定のクライアントに課する様に構成したので、質問とそれに対するサービスとの両方の内容を含む会話に対して課金でき、利用者およびサポータに取ってより合理的な課金ができる。すなわち、より丁寧な回答に対して、課金量73が多くなることは、利用者にとって納得できることであり、サポータにとっても丁寧な回答をすれば、大きな対価を得ることになるからである。
【0055】
また、サーポータの発言のみに基づく抽出情報43から、課金量73を求めを、該当クライアント1に課する様に構成しても良い。この様に構成すれば、享受したサービスに対してのみ課金、つまり対価を支払う様にできる。
【0056】
また、課金システム10は会話システム7とは分離して構成したので、この課金システム10を容易に他の会話システムに接続可能となる。
〔第1の実施例の変形例2〕
また、上記の第1の実施例では、会話情報監視部11に会話ログを記録する記録装置を設けなかったが、課金制会話システムの他の構成を示す図である図6に示す様に、会話情報監視部11で受信した交信情報25を一旦記録格納する磁気ディスク装置などで構成した会話ログ記憶部15を設けて、課金システム10を構成しても良い。この会話ログ記憶部15を設ければ、一旦記録格納した会話については、以降の処理を再度実行出来るので、システムのトラブルなどの際に、それまでに交信された情報を会話ログ記憶部15から読み取り、課金量73を再度生成でき、被害を少なくすることが可能になる効果を有する。
【0057】
〔第1の実施例の変形例3〕
上記の第1の実施例で示した課金システムは、複数のチャンネルが開催されている会話システム7にも接続可能である。この場合の課金制会話システム100の構成を図7に示す。この図7では、2つのチャンネルが開催されており、1つのチャンネルには、クライアント1と管理者クライアント2とが、他のチャンネルには、クライアント101と管理者クライアント102とが、それぞれ使用している。この各チャンネルの課金を、課金システム10が生成している。この様な複数のチャンネルの課金を処理するために、課金システム10内に各クライアント1、各管理者クライアント2とチャンネルとの対応テーブルを持って、課金データ70を該当チャンネルの該当クライアントに送信依頼する様に会話制御部14で処理しても良く、または、図2、図3、図5で示した交信情報25、課金情報40、課金データ70をチャンネル識別情報を含めた構成にしておくことが好ましい。
【0058】
この様に課金システム10を構成できるので、チャンネルごとに課金システムを設ける必要がなく、従って低コストで課金システム及び会話システムを運用できる。
【0059】
〔第2の実施例〕
次に本発明の第2の実施例を図8から図10とを参照して説明する。第2の実施例である課金システムとその課金システムを備えた会話システムを示す図8では図1と同じ符号のものは、同じ機能を有するものを示す。この第2の実施例と第1の実施例の相違点は、クライアント1および管理者クライアント2からネットワーク111を介して、課金システム120に利用権の設定を行う様にしたことと、この利用権の設定した条件のもとで課金を可能にしたことである。この相違点を持つ課金制会話システム110は、会話システム7と課金システム120を有しており、さらに課金システム120は利用権発行機能と設定した条件下の課金機能とを有している。
【0060】
この利用権の設定とは、利用者がチャンネルの利用に対する課金の支払いのための設定や、このチャンネルに参加する資格などの利用条件を設定することを意味する。さらに詳しくは、課金の支払いに関しては、課金の支払に使用する金額や、課金をポイントで支払う場合にはポイント数の最大枠を設定する。以下の説明では、設定した金額やポイント数の最大限度枠を「最大枠」と称する。ここで、通貨で支払う場合には、支払いに利用する金融機関の口座番号なども設定することが好ましい。また、資格に関しては、チャンネルで会話を行える資格である「参加」や単にチャンネルで交信される会話を閲覧する資格である「登録」などを設定する。以下の説明では、参加、登録をここで説明した資格の意味で使用する場合には「参加」、「登録」と括弧を付けて使用する。
【0061】
この設定は、また同時に利用者のパスワードなどを付与するので、利用者の認証を行うことも意味している。
以下、課金システムとその課金システムを備えた会話システムを示す図8と利用者個別情報の登録、更新の処理フローを示す図9を参照して、第2の実施例を説明する。課金システム120には、各利用者が利用権を設定するためのWWWサーバ124が設けられている。このWWWサーバ124は、利用権設定のためのページを提供する。このページの構成は、ログイン情報入力欄、利用権の更新か新規登録かの選択欄、更新入力欄と新規登録欄とが表示され、入力出来る様に構成されている。利用者がクライアント1を用いて、このWWWサーバ124にアクセスして、ブラウザ画面にこのページを表示させる(601、602、図9参照。以下、同様)。利用権を更新する場合は、少なくとも、名前、パスワード、最大枠、資格を入力し、新規登録の場合は、最大枠、資格、支払いのための金融機関等の口座等を入力する(603)。これら入力される情報を利用者個別情報と称する。利用者が入力、送信した利用者個別情報は、ネットワーク111を介してWWWサーバ124によって受信される。受信された利用者個別情報が利用権の更新の場合には、利用権発行部121は、磁気ディスク装置などで構成される利用者個別情報データベース122に記録格納されている利用者ファイルを参照し、利用者個別情報中の名前とパスワードに該当する利用者が既に登録されているか否かを判定する(604、605)。既に登録されている場合には、設定済の最大枠や資格を送信されてきた利用者個別情報に含まれている最大枠や資格に更新するとともに(607)、課金情報データベース125中のこの利用者の課金限度枠や資格も更新する(608)。
【0062】
一方、新規登録の場合には(604でNoの場合)、利用者個別情報データベース122中の利用者ファイルにこの利用者の利用者個別情報を登録するとともに(620)、課金情報データベース125にも、この利用者の課金限度枠や資格を新たに設定するし、利用者にパスワードを付与する(621、622)。
【0063】
図8では、利用者個別情報データベース122を個別に設けて、利用者個別情報中の金融機関の口座等のデータの機密性や信頼性を高めているが、課金情報データベース125に利用者個別情報を記録格納する様に構成しても良く、また、支払いに利用する金融機関の口座等の情報は、会話システム7を提供するサービスプロバイダのデータベースを利用する様にしても良い。
【0064】
利用者が、利用権の更新を指示したのに利用者ファイルに該当利用者の情報、または名前とパスワードが一致しないなどの場合(605のNoの場合)には、この利用者に再入力を通知し、再入力が無い場合(606のNoの場合)には、処理を終え、再入力がある場合(606のYesの場合)は、再度個人利用情報入力処理に帰る。
【0065】
次に、課金最大枠を備えた課金制会話システムの処理フローを示す図10を参照して、課金制会話システムを説明する。
チャンネルが生成されて、クライアント1、2がチャットサーバ3にログインする(700、701)。クライアント1、2のパスワード等は利用者個別情報データベース122に記録格納されているので、チャットアプリケーション5内の会話空間管理部6、課金システム120内の会話制御部126、課金情報管理部12、利用権発行部121を介して、ログインしたクライアント1、2の名前、パスワードなどが利用者個別情報データベース122内の記録と検証される(702)。一致した場合(702のYesの場合)には、チャットサーバ3は各クライアント1、2からの会話メッセージ待ちとなる(704)。会話メッセージが受信されると(704のYesの場合)、第1の実施例と同様に課金情報40の抽出(図2、図5参照)、課金データの生成(図3参照)、課金情報データベース125内の課金データの更新が実行される(705、706、707)。
【0066】
この第2の実施例ではクライアント1の課金に対する最大枠を課金情報データベース125に設定されているので、課金システム120では、第1の実施例で説明した課金データ70中の課金量73(図3参照)の積算値とこの最大枠との比較が課金情報管理部12で実行される(708)。所定の利用者への課金量73が、最大枠の所定の比率、例えば90%に達した場合、または最大枠になった場合に(708のNoの場合)、課金情報管理部12は、該当利用者に警告を通知する様、会話制御部126に依頼を出す(720)。会話制御部126はこの依頼に基づき、該当クライアント1に「お支払い額が限度枠に近づきました。」などのメッセージを送信する様に、チャットサーバ3の会話空間管理部6に依頼を送信する(720)。この利用者が会話を継続し、課金量73が最大枠に達した場合、または最大枠を超過した場合に、課金情報管理部12は、会話制御部126に該当クライアント1に、例えば、「ご使用料が、お客様が設定されました限度枠を越えました。会話継続をご希望の場合は、限度枠の更新をして下さい。」などの問い合わせのメッセージを送信することを依頼する(720)。会話制御部126は、会話空間管理部6に該当クライアント1にこのメッセージを送信することを依頼し、該当クライアント1からの回答を待つ(721)。
【0067】
該当クライアント1からの更新希望無しの回答を会話制御部126が受信すると(721でNoの場合)、会話制御部126は、該当クライアント1のチャンネルからの退去を求めるメッセージを会話空間管理部6に送信し、チャットサーバ3は該当クライアント1をチャンネルから退去させる(730)。
【0068】
該当クライアント1からの回答が更新希望有りの場合は(721でYesの場合)、会話制御部126は、更新後の最大枠(以下、更新最大枠と称する)を該当クライアント1に問い合わせ、該当クライアント1から更新最大枠を受信する(722)。会話制御部126は、この更新最大枠を課金情報管理部12に通知する。課金情報管理部12は、この更新最大枠を課金情報データベース125の該当利用者の最大枠を更新最大枠に更新する(723)。更に、課金情報管理部12は、利用権発行部121にこの該当利用者の更新最大枠を通知し、利用者個別情報データベース122の利用者個別情報を更新させ(724)、クライアント1、2からの会話メッセージを待つ(704)。
【0069】
なお、該当クライアント1が最大枠を更新しない場合、該当するクライアント1とチャットサーバ3との接続を切断するが(730)、この処理の際に、例えば、「ご使用料が、お客様が設定されました最大枠を越えましたので、会話接続を打ち切らせて頂きます。」などのメッセージを該当クライアント1に送信することが好ましい。
【0070】
一方、クライアント1への課金がまだ最大枠に近づいていない場合(708のYesの場合)、第1の実施例と同様に、課金の積算値や積算値と直近の会話の課金額などをチャットサーバ3を介して、該当クライアント1に送信する(709)。そして、管理者クライアント2の判断がチャンネル継続の場合(710のYesの場合)再度、クライアント1、2からの会話メッセージを待つ(704)。チャンネル終了の場合(710のNoの場合)は、チャンネルを終了する(740)。
【0071】
この様に、第2の実施例は利用権の設定を可能としたので、会話システムを利用する最大枠内での利用が可能となり、予想外の課金に達するサービスの利用を回避でき、サービス提供者側は課金の回収がより確実に可能となる。
【0072】
また、会話中に利用者が設定した最大枠になると、この最大枠を更新することが可能となるので、会話を継続することが可能となる。
なお、利用者の資格が「登録」である場合には、会話を閲覧しか許可されていないので、この利用者に対しては、このチャットを利用した時間に基づく課金や、一定の金額の課金を課す様にしても良い。
【0073】
〔第2の実施例の変形例1〕
次に、この第2の実施例の他の例をオンライン株主総会システムを示す図11を参照して説明する。図11で、図8中のものと同じ機能を有するものには同じ参照符号を付して使用している。このオンライン株主総会システム130のクライアント1は、具体的には株主が使用する。各株主はクライアント1を使用して、ネットワーク111を介して、課金システム140にアクセスし、個人識別情報を通知する。利用権発行部141ではこの個人識別情報に応じて、株主情報データベース142に記録格納されているこの個人識別情報に対応した株数が読み出され、この株数に応じた発言権が、この個人識別情報と対応して課金情報データベース143に設定される。このオンライン株主総会システム130では、たとえば、この発言権は、1,000株に付き1回の発言が許可され、持ち株に応じてこの最大発言回数が発言権として課金情報データベース143に記録格納されている。
【0074】
ここで、オンラインで株主総会が開催されると(チャンネルが開催されると)、クライアント1及び、このオンライン株主総会の議長を努める議長クライアント145とでオンラインで株主総会が開催される。各種の報告等は、会社側クライアント146から報告される。議長クライアント145の進行で、株主からの質疑が許可されると、クライアント1から質問等が入力される。これらの会話情報は、チャットサーバ3、会話情報監視部11を経て、議事録記憶部144に記録格納される。一方、会話情報監視部11では、クライアント1からの交信情報25を受けると、少なくとも利用者識別情報21と抽出情報43としての「1」を含んだ課金情報40を課金情報管理部12に送る(図2参照)。課金情報管理部12は、この課金情報40に基づき、課金情報データベース143中のこのクライアント1の該当利用者の発言回数の積算値を更新するとともに、この更新値と、このクライアント1の該当利用者の個人識別情報に記録されている発言権である最大発言回数を比較し、更新値が最大発言回数以下であれば、会話制御部126を介して該当クライアント1に残りの発言可能回数を送信する旨の依頼を会話空間管理部6に行い、チャットサーバ3は、同依頼を実行する。
【0075】
一方、更新した積算値が最大発言回数と同じ場合には、課金情報管理部12は、該当クライアント1の以後の発言を禁止し、かつ該当クライアント1には、最大発言回数に達した事を伝えるメッセージの送信する旨の依頼を会話制御部126を介して、会話空間管理部6に依頼する。チャットサーバ3は、この依頼に基づき、以後の該当クライアント1の発言を受け付けず、また依頼のメッセージを該当クライアント1に配信する。
【0076】
以上のオンライン株主総会システム130は、株主の持ち株に基づいて、株主の発言できる回数(最大枠)を決めたので、株主は合理的に権利を行使できる(サービスを享受できる)。また、会社側は、株主に株数に基づいて発言回数を設定できる様にしたので、各株主に合理的な発言を許可できる(合理的なサービスを設定できる)。
【0077】
上記オンライン株主総会システム130での票決の方法は、株主情報データベース142にこのオンライン株主総会に参加する株主とその株数が記録格納されているので、議長クライアント145から採決の宣言を各クライアント1に配信し、各クライアント1が賛成、反対を送信すれば、会話情報監視部11で、この賛成、反対をキーワード抽出でき、したがって、各クライアント1と各個人識別情報の対応から、どの株主が賛成し、何株を有しているかが分かるので、このオンライン株主総会システム130を票決にも使用することができる。
【0078】
なお、上記の例では、1,000株に1回の発言権を付与する権利を与えたが、議長クライアント1が「質疑」を宣言した後に、質問を要求した複数のクライアント1の所有株数を株主情報データベース142内で検索し、株数の多い順に発言を許可し、発言後、該当株主の発言権を例えば1,000株に付き1ポイントづつ減算する様に、課金システム140を構成しても良い。
【0079】
なお、発言や採決に参加できず、オンライン株主総会での会話のみを閲覧できる資格、すなわち、「登録」の資格で参加できるクライアント1を設けても良い。これは、通常の株主総会における、新聞社や報道機関の取材者に相当する。この場合、クライアント1は、所属機関や個人識別情報を利用権発行部141に申請し、許可を受けることによって、「登録」の資格を得て、チャットサーバ3に接続可能となり、会話を閲覧のみできる。
【0080】
〔第3の実施例〕
つぎに、第3の実施例を予約システムと課金システムとを備えた会話システムを示す図12と予約機能付き課金制会話システムの予約処理フローを示す図13とを参照して説明する。図12中で、第1、2の実施例で示したものと同等の機能を有するものには、同じ参照符号を使用している。図12に示した予約機能付き課金制会話システム200は、第2の実施例で示した会話システム7と、予約機能付き課金システム208とを有している。この予約機能付き課金システム208は、利用者がチャンネルに参加する予約や、チャンネルの管理者がチャンネルを生成し、消滅させるスケジュールを予約する機能を持つ予約システム210と課金システム120とを有している。
【0081】
この予約機能付き課金制会話システム200では、予約システム210によって、クライアント1はチャンネルへの参加の予約を、管理者クライアント145はスケジュールに合わせてチャンネルを生成、消滅させる予約を行う。
【0082】
クライアント1がチャンネルへの参加の予約と、チャンネルの生成、消滅の処理を説明する。
この予約機能付き課金制会話システム200では、チャットアプリケーション5で開催されるチャンネルへの参加予約は、予約システム210で行う。この予約システム210にはWWWサーバ205が設けられ、予約を受け付けるために開催チャンネルの入力ページが作成されている。クライアント1は、ネットワーク201を介してこのWWWサーバ205に接続され、利用者は、ブラウザ204を使用し入力ページにアクセスし(800、801)、パスワードを入力する(802)。このパスワードと課金システム120内の利用者個別情報データベース122(図8参照)に記録されている利用者情報と検証し一致した場合には(803のYesの場合)、所望のチャンネルへの参加を予約することが可能になる。WWWサーバ205の入力ページに入力された予約情報は、予約部206によって磁気ディスク装置で構成されるスケジュールデータベース212に記録格納される。このスケジュールデータベース212では、該当チャンネルの予約者名簿に予約情報に含まれているクライアント1のアドレス情報や、”名前とパスワード等”からなる個人識別情報が記録される(805)。タイマ213は、スケジュールデータベース212に記録されている各チャンネルの生成時刻を監視し、この生成時刻になると(806、807)、命令部214から会話空間管理部6へチャンネル生成依頼を行い(820)、また、生成依頼したチャンネルへの参加を予約した各クライアント1のアドレス情報もスケジュールデータベース212から読み取り、会話空間管理部6へ送信し、チャットサーバ3から該当クライアント1への招待を行い(821)、他のチャンネルの生成、消滅の監視を行う(806)。
【0083】
該当クライアント1がチャンネルに参加している間に行った会話に対しては、第1の実施例で説明した課金システム10と同様に、課金システム120によってクライアント1に課金が課せられる。
【0084】
タイマ213がスケジュールデータベース212に記録されている該当チャンネルの終了時刻を検知すると(807の消滅の場合)、命令部214から、会話空間管理部6を介して、チャンネルに参加しているクライアント1、2へ、まもなくチャンネルが終了する旨のメッセージを送信することを依頼する(808)。そして、終了時刻にこのチャンネルを終了させることも命令部214から、会話空間管理部6へ依頼し、この予約機能付き課金システム208が予約、課金処理するチャットが全て終了したか否かをスケジュールデータベース212の予約情報から判定し、まだ生成または消滅させるチャンネルが残っている場合(810のNoの場合)は、時間監視をし(806)、残っていない場合には(810のYesの場合)、処理を終了する(830)。
【0085】
一方、クライアント1、2のパスワードが利用者個別情報データベース122に登録されていない場合(803のNoの場合)、再入力を該当クライアント、2に通知する(804)。
【0086】
この第3の実施例では、予約機能付き課金システムを各クライアントから所望のチャンネルへの予約を行い、この所望のチャンネルの生成時刻や終了時刻に、チャットサーバへチャンネルの生成、終了依頼と、該当クライアントへの招待依頼とを行う予約システムと、このチャンネルの開催中のクライアントの会話に課金を課す課金システムとから構成したので、予約と課金の両機能を会話システムへ付与することが可能となる。また、この予約機能付き課金システムと会話システムとで予約機能付き課金制会話システムを構成したので、各クライアントは確実に所望のチャンネルに参加することが可能になり、チャンネル上でサービスを提供するサービス提供は、煩わしい手動でのチャンネル生成、消滅を行うことなくスケジュールに沿ってチャンネルを開催できる。
【0087】
〔第3の実施例の変形例〕
この第3の実施例の変形例として、定期開催会話システムを示す図14を参照して説明する。図14において、第1、2の実施例中のものと同じ機能を持つものには、同じ参照番号を使用した。定期開催チャンネル410は、チャットサーバ内に生成されるチャンネルのみを図示したもので、チャットサーバ等は省略してある。この定期開催チャンネル410は、たとえば、著名な人を招いて開催する場合や、各種学校の講義などに好適なチャンネルである。この定期開催されるチャンネルは、チャンネル開催者クライアント401によって「毎週月曜日の20時から22時」などのように予約システム402のスケジュールデータベースに記録され、チャンネルの生成、終了が予約される。このときに、チャンネルの属性として、参加者のリストや参加人数の制限などを記録してもよい。
【0088】
各クライアント1、主賓403は予定時刻に定期開催チャンネル410に招待される。参加者リストがある場合には、参加予定者にチャンネルへの招集をかけても良い。ここで、前述の学校の講義の例では、クライアント1は受講生、主賓403は先生に相当する。
【0089】
この課金システム10では、クライアント1の利用時間や、質問に対して、課金が課せられ、一方、主賓403の発言内容は同じく課金システム10によって課金量73(図3参照)が求められるが、この課金量73はこの主賓403の発言内容の評価のための量として使用することが好ましい。このように、評価のために使用する場合には、この主賓クライアント403にこの課金量73に表示しないことが好ましい。
【0090】
予約システム402内のスケジュールデータベース212(図12参照)に設定したチャンネル終了時刻間近になると、チャットサーバ内の会話空間管理部6(図12参照)を介して「間もなくチャンネル終了時刻です。」の警告を各々の利用者や主賓に発行する。もし、スケジュールに空きが有り、また招待者や参加者が希望すれば、会話空間管理部を介してチャンネル開催の指示を出し、スケジュールデータベース212のチャンネル開催時刻の設定を変更して、会話延長をすることも可能である。
【0091】
チャンネル終了時刻になると、タイマ213は命令部214を介してチャンネルを終了する命令を出し、利用者とチャットサーバとの接続を切り、チャンネルの終了を行う。この図14に示す定期開催チャンネルでは、定期的に開催されるチャンネルに関しては、各サービス利用者は必ずしも予約システム402を通じて予約する必要はなく、このサービス提供者側のみが予約をすれば良く、より各サービス利用者にとって手間をかけることなく所望のチャンネルに参加することが可能となる。
【0092】
(付記1)複数の端末間で通信回線を介して文字情報の交信を行う会話システムに接続可能な課金システムにおいて、交信される前記文字情報から課金の対象となる課金対象情報を予め設定された条件で抽出する会話監視部と、前記会話監視部からの課金対象情報に基づき課金データを生成する課金情報管理部と、前記課金データを記憶する課金情報データベースと、所定の端末への前記課金データの通知を発行する会話制御部とを有したことを特徴とする課金システム。
【0093】
(付記2)付記1に記載の課金システムにおいて、前記会話監視部に接続された会話ログ記録部を有し、前記課金対象情報を記録することを特徴とする課金システム。
【0094】
(付記3)付記1に記載の課金システムにおいて、前記課金対象情報は前記端末が前記会話システムを利用した利用時間、前記文字情報に含まれる発言量または所定の語句の出現回数の少なくとも1つに基づく情報を含む事を特徴とする課金システム。
【0095】
(付記4)付記1、付記3に記載の課金システムにおいて、前記端末からの会話の権利を発行する利用権発行部と、前記端末の利用者の利用条件を記録した利用者情報データベースとを有し、前記利用権発行部は、前記端末の利用者の前記利用者情報データベースに記録されている利用条件に基づき、前記端末の利用者が前記会話システムを利用する場合の条件を前記課金情報データベースに設定することを特徴とする課金システム。
【0096】
(付記5)付記4に記載の課金システムにおいて、前記端末から入力された経歴情報に基づき、前記最大枠の上限を決めることを特徴とする課金システム。
(付記6)付記1、付記3、付記4に記載の課金システムにおいて、前記端末からの前記会話システムの生成および終了の予約を受け付ける予約部と、前記予約を記録するスケジュールデータベースと、計時機能を有するタイマと、前記タイマが前記スケジュールデータベースに記録された前記予約に含まれた前記会話システムの生成時刻および終了時刻に基づき、前記複数の端末の内の所定の端末に前記会話システムの生成および終了を依頼する命令部を備えたことを特徴とする課金システム。
【0097】
(付記7)付記1、付記3、付記4、付記6のいずれかに記載の課金システムを備えたことを特徴とする会話システム。
(付記8)付記6に記載の課金システムにおいて、前記スケジュールデータベースは生成される前記チャンネルに参加する参加者のリストを有し、前記チャンネルの生成にともない、前記リストに記録されている参加者に前記チャンネルへの参加依頼のメッセージの送信依頼を前記会話システムに依頼することを特徴とする課金システム。
【0098】
(付記9)付記1に記載の課金システムにおいて、前記課金システムは、前記いずれかの端末に搭載されたことを特徴とする課金システム。
(付記10)付記4に記載の課金システムにおいて、前記権利発行部は、利用者が会話システムにおいて会話の閲覧のみを行える資格である登録と、会話に参加することが出来る資格である参加とを区別して発行可能であることを特徴とする課金システム。
【0099】
(付記11)付記10に記載の課金システムにおいて、前記登録の資格を有する利用者には、前記会話システムの利用時間または所定の課金額を課することを特徴とする課金システム。
【0100】
(付記12)付記4に記載の課金システムにおいて、前記利用者の利用条件に基づき設定された前記利用者の利用限度に従って、前記利用者に前記会話システムの利用の終了または利用の終了が近づいたことを示すメッセージを発行することを特徴とする課金システム。
【0101】
(付記13)付記1に記載の会話システムは複数のチャンネルを生成可能であることを特徴とする課金システム。
(付記14)付記1に記載の課金システムにおいて、前記課金対象情報は、端末が前記会話システムにおいて他の端末から受信した文字情報を対象とすることを特徴とする課金システム。
【0102】
【発明の効果】
請求項1の発明は、会話内容によって、利用者に課金するように課金システムを構成したので、利用度や享受するサービスの度合いに応じた料金を課金できる効果がある。
【0103】
請求項2の発明は、請求項1の効果に加え、利用者がチャンネルを利用した利用時間、発言量、キーワードの出現回数の内の少なくとも1つに基づいて課金出来る効果がある。
【0104】
請求項3の発明は、請求項1乃至請求項2の効果に加え、チャンネルの生成、消滅をスケジュールに沿って自動的に実施でき、利用者は所望のチャンネルを予約が可能となる。
【0105】
請求項4の発明では、請求項1乃至請求項3の効果に加え、利用者毎に課金の上限枠および、資格をの設定でき、この枠内および資格内でチャンネルの利用が可能となる。
【0106】
請求項5の発明では、請求項1乃至請求項4の効果を有する課金システムを会話システムは有するので、この会話システムは、利用度や享受するサービスの度合いに応じた課金を利用者に課すことが出来、さらに利用者がチャンネルを利用した利用時間、発言量、キーワードの出現回数の内の少なくとも1つに基づいた課金を利用者に課すことが出来、またさらにチャンネルの生成、消滅をスケジュールに沿って自動的に実施でき、利用者は所望のチャンネルを予約すること出来、そしてさらに利用者毎に課金の上限枠および、資格を設定でき、この枠内および資格内でチャンネルの利用ができる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】課金システムとこの課金システムを備えた会話システムの構成例を示す図
【図2】交信情報から課金情報を抽出する動作の一例を示す図
【図3】課金情報から課金データを生成する動作の一例を示す図
【図4】課金システムの処理フローを示す図
【図5】交信情報から課金情報を抽出する動作の他の例を示す図
【図6】課金制会話システムの他の構成を示す図
【図7】課金制会話システムの構成を示す図
【図8】課金システムとその課金システムを備えた会話システムを示す図
【図9】利用者個別情報の登録、更新の処理フローを示す図
【図10】課金最大枠を備えた会話システムの処理フローを示す図
【図11】オンライン株主総会システムを示す図
【図12】予約システムと課金システムとを備えた会話システムの一例を示す図
【図13】予約機能付き課金制会話システムの予約処理フローを示す図
【図14】定期開催会話システムを示す図
【符号の説明】
1 クライアント
2 管理者クライアント
3 チャットサーバ
6 会話空間管理部
7 会話システム
10 課金システム
11 会話情報監視部
12 課金情報管理部
13 課金情報データベース
14 会話制御部
20 課金制会話システム
25 交信情報
40 課金情報
70 課金データ
100 課金制会話システム
110 課金制会話システム
120 課金システム
121 利用権発行部
122 利用者個別情報データベース
130 オンライン株主総会システム
140 課金システム
200 予約機能付き課金制会話システム
210 予約システム
400 定期開催会話システム

Claims (5)

  1. 複数の端末間で通信回線を介して文字情報の交信を行う会話システムに接続可能な課金システムにおいて、
    課金の対象となる課金対象情報と当該課金対象情報の単価とを予め対応づけて記憶する単価記憶部と、
    交信される前記文字情報に前記単価記憶部に記憶されている課金対象情報が含まれている場合に課金の対象となる課金対象情報を抽出する会話監視部と、
    前記会話監視部にて抽出された課金対象情報と当該課金対象情報に対応づけて前記単価記憶部に記憶されている単価とに基づき、前記文字情報ごとに課金データを生成する課金情報管理部と、
    前記生成された課金データを記憶する課金情報データベースと、
    所定の端末への前記課金データの通知を発行する会話制御部と
    を有したことを特徴とする課金システム。
  2. 請求項1に記載の課金システムにおいて、
    前記課金データは前記端末が前記会話システムを利用した利用時間、前記文字情報に含まれる発言量のいずれかと、前記課金対象情報の出現回数と該課金対象情報に設定された課金との積との、和に基づく情報を含む事を特徴とする課金システム。
  3. 請求項1乃至請求項2に記載の課金システムにおいて、
    前記端末からの会話の権利を発行する利用権発行部と、前記端末の利用者の利用条件を記録した利用者情報データベースとを有し、
    前記利用権発行部は、前記端末の利用者の前記利用者情報データベースに記録されている利用条件に基づき、前記端末の利用者が前記会話システムを利用する場合の条件を前記課金情報データベースに設定することを特徴とする課金システム。
  4. 請求項1乃至請求項3に記載の課金システムにおいて、
    前記端末からの前記会話システムの生成および終了の予約を受け付ける予約部と、
    前記予約を記録するスケジュールデータベースと、
    計時機能を有するタイマと、
    前記タイマが前記スケジュールデータベースに記録された前記予約に含まれた前記会話システムの生成時刻および終了時刻に基づき、前記複数の端末の内の所定の端末に前記会話システムの生成および終了を依頼する命令部を備えたことを特徴とする課金システム。
  5. 請求項1乃至請求項4に記載の課金システムを備えたことを特徴とする会話システム。
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