JP6144815B1 - 情報処理方法、情報処理装置および情報処理プログラム - Google Patents

情報処理方法、情報処理装置および情報処理プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】メッセージの送信に際して適切な課金を行えるようにする。【解決手段】メッセージングサービスにかかる第1情報処理装置が、第1情報処理端末から、第2情報処理端末または第2情報処理装置を宛先とする第1メッセージを受信するステップと、前記第1メッセージに対してトークンを生成するステップと、前記第1メッセージの受信以降に、前記第2情報処理端末または前記第2情報処理装置から第2メッセージを受信した場合で、前記トークンが無効である場合、またはトークンが付加されていない場合には、前記第2メッセージを課金の対象として記録するステップと、を実行する。【選択図】図1

Description

本発明は、情報処理方法、情報処理装置および情報処理プログラムに関する。
スマートフォンやPC(Personal Computer)等を利用したチャット等のメッセージングサービスが広く普及している。昨今では、ユーザ間でのメッセージのやり取りだけではなく、BOT(ロボット)による自動的なメッセージの送信も行われるようになっており、商品やサービスの広告に関するメッセージの自動送信に用いられることが多い。また、BOTには、一方的にメッセージを送信するだけではなく、質問のメッセージに対して回答(応答)する機能を備えたものも存在する。
現状では、一般のユーザは会員登録を条件に無料でメッセージングサービスを利用できる場合が多いが、BOTを提供する企業等は有料のアカウントが必要となっており、メッセージの送信に対して課金が行われている。
一方、電子メール等の送信の規制や課金についての技術が開示されている(特許文献1、2等を参照)。
特表2008−519324号公報 特表2011−502407号公報
上述したように、BOTによるメッセージの送信には課金が行われ、広告的な目的で行われることから受け入れられてきているが、回答を返すタイプのBOTについては、利用状況によっては課金が妥当でないと考えられる場合がある。例えば、トークルーム内でBOTがあるサービスについての広告のメッセージを送信した場合に、他のユーザがそのサービスとは無関係な質問や発言のメッセージ送信を繰り返す場合、BOTは何らかの回答メッセージを送信することになり、その都度に課金が行われることとなる。この場合、実質的な広告効果に見合う額を超える課金となり、BOTを提供する側には納得できないものとなる。
なお、BOTに対する課金の問題について説明してきたが、今後はBOTに対して話しかけることについて一般ユーザに課金が行われることも考えられるとともに、BOTの存在とは関係なく一般ユーザに対してメッセージの送信に課金が行われることも考えられ、同様の問題がある。例えば、有料でメッセージを送信するユーザは、課金に見合う価値があるものと考えてメッセージを送信するが、それに対して意味のない質問や発言が行われた場合、それに応答するたびに課金が行われると、多数の応答をしなければならない場合には不合理な結果となる。
本発明は上記の従来の問題点に鑑み提案されたものであり、その目的とするところは、メッセージの送信に際して適切な課金を行えるようにすることにある。
上記の課題を解決するため、本発明にあっては、メッセージングサービスにかかる第1情報処理装置が、第1情報処理端末から、第2情報処理端末または第2情報処理装置を宛先とする第1メッセージを受信するステップと、前記第1メッセージに対してトークンを生成するステップと、前記第1メッセージの受信以降に、前記第2情報処理端末または前記第2情報処理装置から第2メッセージを受信した場合で、前記トークンが無効である場合、または前記第1メッセージにトークンが付加されていない場合には、前記第2メッセージを課金の対象として記録するステップと、を実行する。
本発明にあっては、メッセージの送信に際して適切な課金を行うことができる。
一態様における通信システムの構成を示す図である。 一態様におけるBOTサーバの構成を示す図である。 第1の実施形態における処理例を示すシーケンス図である。 各種データ例を示す図である。 端末における表示画面例を示す図(その1)である。 端末における表示画面例を示す図(その2)である。 第2の実施形態における構成例を示す図である。 第2の実施形態における処理例を示すシーケンス図である。
<通信の秘密の遵守>
本明細書に記載の開示を実施する場合は、通信の秘密に係る法的事項を遵守の上で実施されるものであることに留意されたい。
本開示の実施形態について、図面を参照して説明する。
<システム構成>
図1は、本開示の一態様における通信システムの構成を示す図である。図1に示すように、通信システムでは、ネットワーク3を介してサーバ1と、端末2(端末2A、端末2B、端末2C)とBOTサーバ4とが接続される。サーバ1は、ネットワーク3を介してユーザが所有する端末2とBOTサーバ4に、それらの間でのメッセージの送受信を実現するサービスを提供する。なお、ネットワーク3に接続される端末2の数は限定されない。
また、BOTサーバ4は、自動制御により自発的なメッセージの送信および他のメッセージへの応答のメッセージの送信を行う機能を有し、メッセージを送受信するという点では端末2と同じ位置付けになる。
ネットワーク3は、1以上の端末2と、1以上のサーバ1とを接続する役割を担う。すなわち、ネットワーク3は、端末2がサーバ1に接続した後、データを送受信することができるように接続経路を提供する通信網を意味する。
例えば、ネットワーク3のうちの1つまたは複数の部分は、有線ネットワークや無線ネットワークであってもよい。ネットワーク3は、アドホック・ネットワーク(ad hoc network)、イントラネット、エクストラネット、仮想プライベート・ネットワーク(virtual private network:VPN)、ローカル・エリア・ネットワーク(local area network:LAN)、ワイヤレスLAN(wireless LAN:WLAN)、広域ネットワーク(wide area network:WAN)、ワイヤレスWAN(wireless WAN:WWAN)、大都市圏ネットワーク(metropolitan area network:MAN)、インターネットの一部、公衆交換電話網(Public Switched Telephone Network:PSTN)の一部、携帯電話網、ISDNs(integrated service digital networks)、無線LANs、LTE(long term evolution)、CDMA(code division multiple access)、ブルートゥース(Bluetooth(登録商標))、衛星通信など、または、これらの2つ以上の組合せを含むことができる。ただし、本開示において、ネットワーク3は、これらに限定されない。また、ネットワーク3は、1つまたは複数のネットワーク3を含むことができる。
端末2(端末2A、端末2B、端末2C)は、各実施形態において記載する機能を実現できる情報処理端末であればどのような端末であってもよい。端末2は、代表的にはスマートフォンであり、その他に携帯電話(例えば、フィーチャーフォン)、コンピュータ(例えば、デスクトップ、ラップトップ、タブレットなど)、メディアコンピュータプラットホーム(例えば、ケーブル、衛星セットトップボックス、デジタルビデオレコーダ)、ハンドヘルドコンピュータデバイス(例えば、PDA(personal digital assistant)、電子メールクライアントなど)、ウェアラブル端末(メガネ型デバイス、時計型デバイスなど)、または他種のコンピュータ、またはコミュニケーションプラットホームを含む。ただし、本開示において、端末2は、これらに限定されない。また、端末2は情報処理端末と表現されても良い。
端末2A、端末2Bおよび端末2Cの構成は基本的には同一であるため、以下の説明において、端末2と記載し、必要に応じて端末2Aを自端末2Aとし、端末2Bを他端末2Bとし、端末2Cを他端末2Cとして説明する。
サーバ1は、端末2に対して、所定のサービスを提供する機能を備える。サーバ1は、各実施形態において記載する機能を実現できる情報処理装置であればどのような装置であってもよい。サーバ1は、代表的にはサーバ装置であり、その他にコンピュータ(例えば、デスクトップ、ラップトップ、タブレットなど)、メディアコンピュータプラットホーム(例えば、ケーブル、衛星セットトップボックス、デジタルビデオレコーダ)、ハンドヘルドコンピュータデバイス(例えば、PDA、電子メールクライアントなど)、あるいは他種のコンピュータ、またはコミュニケーションプラットホームを含む。ただし、本開示において、サーバ1は、これらに限定されない。また、サーバ1は情報処理装置と表現されても良い。
BOTサーバ4は、前述したように、自動制御により自発的なメッセージの送信および他のメッセージへの応答のメッセージの送信を行う機能を有する。BOTサーバ4は、各実施形態において記載する機能を実現できる情報処理装置であればどのような装置であってもよい。BOTサーバ4は、代表的にはサーバ装置であり、その他にコンピュータ(例えば、デスクトップ、ラップトップ、タブレットなど)、メディアコンピュータプラットホーム(例えば、ケーブル、衛星セットトップボックス、デジタルビデオレコーダ)、ハンドヘルドコンピュータデバイス(例えば、PDA、電子メールクライアントなど)、あるいは他種のコンピュータ、またはコミュニケーションプラットホームを含む。ただし、本開示において、BOTサーバ4は、これらに限定されない。また、BOTサーバ4は情報処理装置と表現されても良い。
<ハードウェア(HW)構成>
図1および図2を用いて、通信システムに含まれる各装置のHW構成について説明する。
(1)端末のHW構成
端末2は、制御装置21(CPU:central processing unit(中央処理装置))、記憶装置28、通信I/F22(インタフェース)、入出力装置23、表示装置24、マイク25、スピーカ26、カメラ27を備える。端末2のHWの各構成要素は、例えば、バスBUSを介して相互に接続される。
通信I/F22は、ネットワーク3を介して各種データの送受信を行う。当該通信は、有線、無線のいずれで実行されてもよく、互いの通信が実行できるのであれば、どのような通信プロトコルを用いてもよい。通信I/F22は、ネットワーク3を介して、サーバ1との通信を実行する機能を有する。通信I/F22は、各種データを制御装置21からの指示に従って、サーバ1に送信する。また、通信I/F22は、サーバ1から送信された各種データを受信し、制御装置21に伝達する。
入出力装置23は、端末2に対する各種操作を入力する入力装置、および、端末2で処理された処理結果を出力する出力装置を含む。入出力装置23は、入力装置と出力装置が一体化していても良いし、入力装置と出力装置に分離していてもよい。
入力装置は、ユーザからの入力を受け付けて、当該入力に係る情報を制御装置21に伝達できる全ての種類の装置のいずれかまたはその組み合わせにより実現される。入力装置は、代表的にはタッチパネルなどにより実現され、ユーザの指やスタイラスなどの指示具による接触とその接触位置を検出し、当該接触位置の座標を制御装置21に伝達する。一方で、入力装置は、タッチパネル以外の入力装置により実現されてもよい。入力装置は、例えば、キーボード等に代表されるハードウェアキーや、マウス等のポインティングデバイス、カメラ(動画像を介した操作入力)、マイク(音声による操作入力)を含む。ただし、本開示において、入力装置は、これらに限定されない。
出力装置は、制御装置21で処理された処理結果を出力することができる全ての種類の装置のいずれかまたはその組み合わせにより実現される。出力装置は、代表的には、タッチパネルなどにより実現される。一方で、出力装置はタッチパネル以外の出力装置により実現されても良い。例えば、スピーカ(音声出力)、レンズ(例えば3D(three dimensions)出力や、ホログラム出力)、プリンタなどを含むことができる。ただし、本開示において、出力装置は、これらに限定されない。
表示装置24は、フレームバッファに書き込まれた表示データに従って、表示することができる全ての種類の装置のいずれかまたはその組み合わせにより実現される。表示装置24は、代表的にはモニタ(例えば、液晶ディスプレイやOELD(organic electroluminescence display))で実現される。表示装置24は、ヘッドマウントディスプレイ(HDM:Head Mounted Display)であってもよい。また、表示装置24は、プロジェクションマッピング、ホログラム、空気中など(真空であってもよい)に画像やテキスト情報等を表示可能な装置により実現されてもよい。なお、これらの表示装置24は、3Dで表示データを表示可能であってもよい。ただし、本開示において、表示装置24は、これらに限定されない。
入出力装置23がタッチパネルの場合、入出力装置23と表示装置24とは、略同一の大きさおよび形状で対向して配置されていても良い。
制御装置21は、プログラム内に含まれたコードまたは命令によって実現する機能を実行するために物理的に構造化された回路を有し、例えば、ハードウェアに内蔵されたデータ処理装置により実現される。
制御装置21は、代表的には中央処理装置(CPU)、であり、その他にマイクロプロセッサ(microprocessor)、プロセッサコア(processor core)、マルチプロセッサ(multiprocessor)、ASIC(application-specific integrated circuit)、FPGA(field programmable gate array)であってもよい。ただし、本開示において、制御装置21は、これらに限定されない。
記憶装置28は、端末2が動作するうえで必要とする各種プログラムや各種データを記憶する機能を有する。記憶装置28は、HDD(hard disk drive)、SSD(solid state drive)、フラッシュメモリ、RAM(random access memory)、ROM(read only memory)など各種の記憶媒体により実現される。ただし、本開示において、記憶装置#Cは、これらに限定されない。
端末2は、プログラムPを記憶装置28に記憶し、このプログラムPを実行することで、制御装置21が、制御装置21に含まれる各部としての処理を実行する。つまり、記憶装置28に記憶されるプログラムPは、端末2に、制御装置21が実行する各機能を実現させる。
マイク25は、音声データの入力に利用される。スピーカ26は、音声データの出力に利用される。カメラ27は、動画像データの取得に利用される。
(2)サーバのHW構成
サーバ1は、制御装置11(CPU)、記憶装置15、通信I/F14(インタフェース)、入出力装置12、表示装置13を備える。サーバ1のHWの各構成要素は、例えば、バスBUSを介して相互に接続される。
制御装置11は、プログラム内に含まれたコードまたは命令によって実現する機能を実行するために物理的に構造化された回路を有し、例えば、ハードウェアに内蔵されたデータ処理装置により実現される。
制御装置11は、代表的には中央処理装置(CPU)、であり、その他にマイクロプロセッサ、プロセッサコア、マルチプロセッサ、ASIC、FPGAであってもよい。ただし、本開示において、制御装置11は、これらに限定されない。
記憶装置15は、サーバ1が動作するうえで必要とする各種プログラムや各種データを記憶する機能を有する。記憶装置15は、HDD、SSD、フラッシュメモリなど各種の記憶媒体により実現される。ただし、本開示において、記憶装置15は、これらに限定されない。
通信I/F14は、ネットワーク3を介して各種データの送受信を行う。当該通信は、有線、無線のいずれで実行されてもよく、互いの通信が実行できるのであれば、どのような通信プロトコルを用いてもよい。通信I/F14は、ネットワーク3を介して、端末2との通信を実行する機能を有する。通信I/F14は、各種データを制御装置11からの指示に従って、端末2に送信する。また、通信I/F14は、端末2から送信された各種データを受信し、制御装置11に伝達する。
入出力装置12は、サーバ1に対する各種操作を入力する装置により実現される。入出力装置12は、ユーザからの入力を受け付けて、当該入力に係る情報を制御装置11に伝達できる全ての種類の装置のいずれかまたはその組み合わせにより実現される。入出力装置12は、代表的にはキーボード等に代表されるハードウェアキーや、マウス等のポインティングデバイスで実現される。なお、入出力装置12は、例えば、タッチパネルやカメラ(動画像を介した操作入力)、マイク(音声による操作入力)を含んでいてもよい。ただし、本開示において、入出力装置12は、これらに限定されない。
表示装置13は、代表的にはモニタ(例えば、液晶ディスプレイやOELD(organic electroluminescence display))で実現される。なお、表示装置13は、ヘッドマウントディスプレイ(HDM)などであってもよい。なお、これらの表示装置13は、は、3Dで表示データを表示可能であってもよい。ただし、本開示において、表示装置13は、これらに限定されない。
サーバ1は、プログラムPを記憶装置15に記憶し、このプログラムPを実行することで、制御装置11が、制御装置11に含まれる各部としての処理を実行する。つまり、記憶装置15に記憶されるプログラムPは、サーバ1に、制御装置11が実行する各機能を実現させる。
(3)BOTサーバのHW構成
BOTサーバ4は、制御装置41(CPU)、記憶装置45、通信I/F44(インタフェース)、入出力装置42、表示装置43を備える。BOTサーバ4のHWの各構成要素は、例えば、バスBUSを介して相互に接続される。
制御装置41は、プログラム内に含まれたコードまたは命令によって実現する機能を実行するために物理的に構造化された回路を有し、例えば、ハードウェアに内蔵されたデータ処理装置により実現される。
制御装置41は、代表的には中央処理装置(CPU)、であり、その他にマイクロプロセッサ、プロセッサコア、マルチプロセッサ、ASIC、FPGAであってもよい。ただし、本開示において、制御装置41は、これらに限定されない。
記憶装置45は、BOTサーバ4が動作するうえで必要とする各種プログラムや各種データを記憶する機能を有する。記憶装置45は、HDD、SSD、フラッシュメモリなど各種の記憶媒体により実現される。ただし、本開示において、記憶装置45は、これらに限定されない。
通信I/F44は、ネットワーク3を介して各種データの送受信を行う。当該通信は、有線、無線のいずれで実行されてもよく、互いの通信が実行できるのであれば、どのような通信プロトコルを用いてもよい。通信I/F44は、ネットワーク3を介して、サーバ1との通信を実行する機能を有する。通信I/F44は、各種データを制御装置41からの指示に従って、サーバ1に送信する。また、通信I/F44は、サーバ1から送信された各種データを受信し、制御装置41に伝達する。
入出力装置42は、BOTサーバ4に対する各種操作を入力する装置により実現される。入出力装置42は、ユーザからの入力を受け付けて、当該入力に係る情報を制御装置41に伝達できる全ての種類の装置のいずれかまたはその組み合わせにより実現される。入出力装置42は、代表的にはキーボード等に代表されるハードウェアキーや、マウス等のポインティングデバイスで実現される。なお、入出力装置42は、例えば、タッチパネルやカメラ(動画像を介した操作入力)、マイク(音声による操作入力)を含んでいてもよい。ただし、本開示において、入出力装置42は、これらに限定されない。
表示装置43は、代表的にはモニタ(例えば、液晶ディスプレイやOELD(organic electroluminescence display))で実現される。なお、表示装置43は、ヘッドマウントディスプレイ(HDM)などであってもよい。なお、これらの表示装置43は、は、3Dで表示データを表示可能であってもよい。ただし、本開示において、表示装置43は、これらに限定されない。
BOTサーバ4は、プログラムPを記憶装置45に記憶し、このプログラムPを実行することで、制御装置41が、制御装置41に含まれる各部としての処理を実行する。つまり、記憶装置45に記憶されるプログラムPは、BOTサーバ4に、制御装置41が実行する各機能を実現させる。
(4)補足
本開示の各実施形態においては、端末2、サーバ1および/またはBOTサーバ4のCPUがプログラムPを実行することにより、実現するものとして説明する。
なお、端末2の制御装置21、サーバ1の制御装置11および/またはBOTサーバ4の制御装置41は、CPUだけでなく、集積回路(IC(Integrated Circuit)チップ、LSI(Large Scale Integration))等に形成された論理回路(ハードウェア)や専用回路によって各処理を実現してもよい。また、これらの回路は、1または複数の集積回路により実現されてよく、各実施形態に示す複数の処理を1つの集積回路により実現されることとしてもよい。また、LSIは、集積度の違いにより、VLSI、スーパーLSI、ウルトラLSIなどと呼称されることもある。
また、本開示の各実施形態のプログラムP(ソフトウェアプログラム/コンピュータプログラム)は、コンピュータに読み取り可能な記憶媒体に記憶された状態で提供されてもよい。記憶媒体は、「一時的でない有形の媒体」に、プログラムを記憶可能である。
記憶媒体は適切な場合、1つまたは複数の半導体ベースの、または他の集積回路(IC)(例えば、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(FPGA)または特定用途向けIC(ASIC)など)、ハード・ディスク・ドライブ(HDD)、ハイブリッド・ハード・ドライブ(HHD)、光ディスク、光ディスクドライブ(ODD)、光磁気ディスク、光磁気ドライブ、フロッピィ・ディスケット、フロッピィ・ディスク・ドライブ(FDD)、磁気テープ、固体ドライブ(SSD)、RAMドライブ、セキュア・デジタル・カードもしくはドライブ、任意の他の適切な記憶媒体、またはこれらの2つ以上の適切な組合せを含むことができる。記憶媒体は、適切な場合、揮発性、不揮発性、または揮発性と不揮発性の組合せでよい。なお、記憶媒体はこれらの例に限られず、プログラムPを記憶可能であれば、どのようなデバイスまたは媒体であってもよい。
サーバ1、端末2および/またはBOTサーバ4は、例えば、記憶媒体に記憶されたプログラムPを読み出し、読み出したプログラムPを実行することによって、各実施形態に示す複数の機能部の機能を実現することができる。
また、本開示のプログラムPは、当該プログラムを伝送可能な任意の伝送媒体(通信ネットワークや放送波等)を介して、サーバ1、端末2および/またはBOTサーバ4に提供されてもよい。サーバ1、端末2および/またはBOTサーバ4は、例えば、インターネット等を介してダウンロードしたプログラムPを実行することにより、各実施形態に示す複数の機能部の機能を実現する。
また、本開示の各実施形態は、プログラムPが電子的な伝送によって具現化された、搬送波に埋め込まれたデータ信号の形態でも実現され得る。
なお、本開示のプログラムは、例えば、ActionScript、JavaScript(登録商標)などのスクリプト言語、Objective-C、Java(登録商標)などのオブジェクト指向プログラミング言語、HTML5などのマークアップ言語などを用いて実装できる。ただし本開示はこれらに限定されない。
<第1の実施形態>
第1の実施形態は、課金の対象とするか否かを判定するためのトークンをメッセージに付与する処理およびトークンの有効性判定処理をサーバ1側で行う形態である。この形態によれば、端末2側の処理負荷の増大を防止することができる。
<機能構成>
(1)端末の機能構成
図1に示すように、端末2は、制御装置21により実現される機能として、トーク参加部211とメッセージ処理部212とを有する。
トーク参加部211は、所望のトークルームへの参加のための処理を行う機能を有している。トークルームへは、個人単位で参加することができるとともに、グループ単位でも参加することができる。また、BOTサーバ4についても、個人と同様に、トークルームに参加することができる。また、トークルームを新たに生成することもできる。トークルームに参加した状態でメッセージを送信(発言)することで、サーバ1を経由して、他の参加者の端末2および/またはBOTサーバ4にメッセージが送信される。
メッセージ処理部212は、トークルームでのメッセージの送受信および送受信したメッセージの自端末での表示等の処理を行う機能を有している。一般的な表示画面としては、上から下に向かう時間軸に対し、左側に受信メッセージが表示され、右側に送信メッセージが表示される。
(2)サーバの機能構成
図1に示すように、サーバ1は、制御装置11により実現される機能として、トークルーム管理部111とメッセージ処理部112とトークン発行部113とトークン判定部114と課金対象記録部115と課金統計処理部116と有する。
トークルーム管理部111は、トークルームの参加者等を管理する機能を有している。
メッセージ処理部112は、特定のトークルームにおいて送信されたメッセージを端末2から受信した場合に、宛先としての他の参加者の端末2および/またはBOTサーバ4に同メッセージを送信(転送)する機能を有している。
トークン発行部113は、あるメッセージ(先行メッセージ)に返信(応答)するメッセージ(返信メッセージ)について非課金とすべき可能性のある場合に、先行メッセージに対し、課金の対象とするか否かを判定するためのトークンを発行し、そのメッセージにトークンを付加する機能を有している。トークンは、正当なトークンであることが確認可能な、所定の規則に従って生成された所定長のビット列であり、有効期限が伴われる。なお、トークンに直接に有効期限を伴わせずに、別途、トークンと有効期限とを対応付けて管理してもよい。
なお、ここでは、一般ユーザの端末2から送信されたメッセージについて課金は行わず、BOTサーバ4から送信されたメッセージの一部について原則の課金に対して非課金の処理を行うものとしている。この場合、一般ユーザの端末2から送信されたメッセージをトークンの付加の対象とすればよい。一般ユーザの端末2から送信されたメッセージであるか、BOTサーバ4から送信されたメッセージであるかは、BOTサーバ4に対しては有料のオフィシャルアカウントが発行されているため、それらのアカウントから判断することができる。
もちろん、一般ユーザの端末2から送信されたメッセージについても課金が行われる場合に、その一部についても非課金の処理を行うようにすることもできる。この場合も、一般ユーザの端末2から送信されたメッセージをトークンの付加の対象とすることができる。
トークン判定部114は、あるメッセージを処理する際に、先行するメッセージにトークンが付加されているか否かと、付加されたトークンが有効であるか否かとを判定する機能を有している。トークンが有効であるか否かは、現在時刻がトークンの有効期限(例えば、先行するメッセージの送受信から30秒等)内であるか否かが判定される。更にトークンの使用回数(例えば、5通。グループ宛は1グループで1通とカウント等)が定められている場合(トークンには使用回数の履歴や失効フラグが伴われる)、その使用回数が消費されたことによりトークンが失効している場合には無効と判定される。また、有効期限内にトークンが使用された場合、その時点から有効期限の計時を初期値から再開させることもできる。
課金対象記録部115は、課金対象となるメッセージに課金フラグを設定することで、課金対象となるメッセージに目印を付ける機能を有している。課金対象となるメッセージは、そのメッセージに先立つメッセージに付加されたトークンがトークン判定部114により無効であると判定されたかトークンが付加されていないメッセージである。トークンが有効であると判定された場合、課金対象記録部115は処理対象のメッセージに課金フラグを設定せず、非課金とする。なお、一般ユーザの端末2から送信されたメッセージについては課金を行わず、BOTサーバ4から送信されたメッセージの一部について原則の課金に対して非課金の処理を行うものとする場合、BOTサーバ4からメッセージを受信した場合にのみ、トークンの有効性の判定を行うことになる。なお、実際の課金は、所定期間(例えば、1ヶ月)分の送受信されたメッセージ(蓄積分)から課金フラグの設定されたメッセージを抽出し、送信元ごとに集計することで、送信元ごとの課金額を取得し、請求等の処理を行うことになる。
課金統計処理部116は、課金対象記録部115により設定された課金フラグに基づき、メッセージに対する課金状況の統計情報を取得して出力する機能を有している。統計情報としては、端末ごと、期間ごと、曜日ごと、地域ごと等の種々の切り口で取得し出力することができる。
(3)BOTサーバの機能構成
図2に示すように、BOTサーバ4は、制御装置41により実現される機能として、トーク参加部411と主メッセージ生成部412と受信メッセージ解析部413と応答メッセージ生成部414とを有する。
トーク参加部411は、所望のトークルームへの参加のための処理を行う機能を有している。BOTサーバ4によるBOTが参加するトークルームは、予めトークルーム毎に設定されている場合もあるし、トークルームの参加者である一般ユーザにより設定される場合もある。
主メッセージ生成部412は、商品やサービスの広告等の主たるメッセージを生成して送信する機能を有している。
受信メッセージ解析部413は、BOTサーバ4が受信したメッセージの内容を解析し、質問等が含まれているか等を把握する機能を有している。
応答メッセージ生成部414は、受信メッセージ解析部413による解析結果に基づき、応答対象と判断した場合に、応答のメッセージを生成して送信する機能を有している。
<メッセージング処理>
図3は第1の実施形態における処理例を示すシーケンス図である。なお、サーバ1の管理のもと、1台の端末2とBOTサーバ4とがトークルームにおいてメッセージを送信しあう場合について説明するが、複数の端末2が参加してもよい。なお、一般的にBOTサーバ4は1台である場合が多いが、複数のBOTサーバ4が参加するものあってもよい。
図3において、端末2はトーク参加部211により、BOTサーバ4はトーク参加部411により、サーバ1のトークルーム管理部111の管理のもとで、それぞれがトークルームに参加する(ステップS101、S102)。
その後、BOTサーバ4の主メッセージ生成部412は、商品またはサービスの広告等の主メッセージを生成し(ステップS103)、サーバ1に送信する(ステップS104)。図4(a)は、メッセージのデータ構造例を示しており、トークルームを識別するトークルームIDと、送信元を識別する送信元IDと、メッセージの本文とを含んでいる。
図3に戻り、サーバ1のメッセージ処理部112が受信したメッセージを処理する過程で、トークン判定部114は、先行するメッセージに付加されたトークンが有効であるか否か等を判定する(ステップS105)。この場合、先行するメッセージはなく、トークンは付加されていないと判定される。そのため、課金対象記録部115は、BOTサーバ4から受信したメッセージに課金フラグを設定する(ステップS106)。この場合のBOTサーバ4から受信したメッセージは、広告等の主メッセージであるため、課金の対象となることに異論のないものである。図4(b)は課金フラグが設定されたメッセージのデータ構造例を示している。
図3に戻り、サーバ1のメッセージ処理部112は、課金フラグを設定したメッセージを他の参加者である端末2に送信(転送)し(ステップS107)、端末2のメッセージ処理部212はメッセージの表示を行う(ステップS108)。図5は端末2における表示画面例を示しており、BOTサーバ4からのメッセージ「あなたにお勧めの○○についての情報をお知らせします。・・・」が表示されている。
図3に戻り、端末2のユーザがメッセージの入力を行うと(ステップS109)、メッセージ処理部212はメッセージをサーバ1に送信する(ステップS110)。メッセージのデータ構造は図4(a)に示したものと同様である。なお、ここでのメッセージの内容としては、意味のない「ああああああ」といったものであるとする。
図3に戻り、サーバ1のメッセージ処理部112が受信したメッセージを処理する過程で、トークン発行部113は、トークンを発行し、受信したメッセージにトークンを付加する(ステップS111)。トークンには有効期限も伴わせる。図4(c)はトークンが付加されたメッセージのデータ構造例を示している。
図3に戻り、サーバ1のメッセージ処理部112は、トークンが付加されたメッセージを他の参加者であるBOTサーバ4に送信(転送)する(ステップS112)。BOTサーバ4の受信メッセージ解析部413は受信したメッセージの内容を解析し、質問等が含まれているか等を把握する(ステップS113)。そして、応答メッセージ生成部414は受信メッセージ解析部413による解析結果に基づき、応答対象と判断した場合に、応答のメッセージを生成し(ステップS114)、サーバ1に送信する(ステップS115)。メッセージのデータ構造は図4(a)に示したものと同様である。なお、端末2からのメッセージが前述した「ああああああ」といった意味のないものであった場合、応答として「ご質問の意味がわかりません。」といったメッセージを生成し送信するものとする。
図3に戻り、サーバ1のメッセージ処理部112が受信したメッセージを処理する過程で、トークン判定部114は、先行するメッセージに付加されたトークンが有効であるか否かを判定する(ステップS116)。ここでは、現在時刻が先行するメッセージの送受信から有効期限内であるとすると、課金フラグの設定(ステップS117)は行われない。現在時刻が先行するメッセージの送受信から有効期限内でない場合、課金対象記録部115は課金フラグの設定を行う(ステップS117)。これにより、一般ユーザの端末2からのメッセージの送受信から短時間に応答を行った場合は、有効期限内となってトークンが有効と判定され、BOTサーバ4に課金されることはなくなり、実質的な広告効果に見合う額を超える課金を避けることができる。
サーバ1のメッセージ処理部112は、BOTサーバ4から受信したメッセージを他の参加者である端末2に送信(転送)し(ステップS118)、端末2のメッセージ処理部212はメッセージの表示を行う(ステップS119)。図6はこの時点での端末2における表示画面例を示している。
<トークンの有効期限・有効性判定タイミング>
トークンの有効期限(例えば、開始から30秒等)は、原則として、
・トークンを発行した時点
・トークンが付加されたメッセージをサーバ1が送信した時点
となる。ただし、端末2側からメッセージを受信した時点や閲覧開始した時点の情報が取得できる場合は、その時点から開始するものとすることができる。
また、トークンの有効性を判定するタイミングは、原則として、
・メッセージを受信した時点
となる、ただし、端末2側からメッセージを書き始めた時点やメッセージを送信した時点の情報が取得できる場合は、その時点において判定することができる。
<統計情報の取得・出力>
図1において、サーバ1の課金統計処理部116は、過去の所定期間内に送受信されたメッセージを対象に統計処理を行い、処理結果をユーザインタフェースを介してサーバ1の管理者に提供する。提供する情報としては、
・課金の対象として記録されたメッセージの端末ごとの統計情報
・課金の対象として記録されたメッセージの期間ごとの統計情報
・課金の対象として記録されたメッセージの曜日ごとの統計情報
・課金の対象として記録されたメッセージの地域ごとの統計情報
等が含まれる。
<第1変形例>
上述した第1の実施形態ではトークルームでのメッセージの送受信について説明したが、これに限らず、電子メールの送受信に適用することもできる。
<第2の実施形態>
第2の実施形態は、トークンの有効性の判定を端末2側で行う形態である。この形態によれば、サーバ1の処理負荷の増大を防止することができる。また、トークンの有効性を端末2側で判定するため、ユーザは自分のペースで返信を行うことが可能になる。
<機能構成>
(1)端末の機能構成
図7において、端末2の制御装置21により実現される機能構成としては、図1に示したトーク参加部211とメッセージ処理部212に、更にトークン判定部213と課金対象記録部214とが付加されている。
トークン判定部213は、あるメッセージを処理する際に、先行するメッセージにトークンが付加されているか否かと、付加されたトークンが有効であるか否かとを判定する機能を有している。トークンが有効であるか否かは、現在時刻がトークンの有効期限(例えば、先行するメッセージの送受信から30秒等)内であるか否かが主として判定される。更にトークンの使用回数が定められている場合(トークンには使用回数の履歴や失効フラグが伴われる)、その使用回数が消費されたことによりトークンが失効している場合には無効と判定される。また、有効期限内にトークンが使用された場合、その時点から有効期限の計時を初期値から再開させることもできる。
課金対象記録部214は、課金対象となるメッセージに課金フラグを設定することで、課金対象となるメッセージに目印を付ける機能を有している。課金対象となるメッセージは、そのメッセージに先立つメッセージに付加されたトークンがトークン判定部114により無効であると判定されたかトークンが付加されていないメッセージである。トークンが有効であると判定された場合、課金対象記録部115は処理対象のメッセージに課金フラグを設定せず、非課金とする。なお、一般ユーザの端末2から送信されたメッセージについては課金は行わず、BOTサーバ4から送信されたメッセージの一部について原則の課金に対して非課金の処理を行うものとする場合、BOTサーバ4からメッセージを受信した場合にのみ、トークンの有効性の判定を行うことになる。なお、実際の課金は、所定期間(例えば、1ヶ月)分の送受信されたメッセージ(蓄積分)から課金フラグの設定されたメッセージを抽出し、送信元ごとに集計することで、送信元ごとの課金額を取得し、請求等の処理を行うことになる。
(2)サーバの機能構成
図7において、サーバ1の制御装置11により実現される機能構成としては、図1に示したトークルーム管理部111、メッセージ処理部112、トークン発行部113、トークン判定部114、課金対象記録部115、課金統計処理部116のうち、トークン発行部113と課金対象記録部115が省略されている。
(3)BOTサーバの機能構成
BOTサーバ4の制御装置41により実現される機能構成としては、図2に示したものと同様である。
なお、BOTサーバ4はトークルームに参加する側という意味で端末2と同じ位置付けになるため、端末2のトークン判定部213および課金対象記録部214に相当するトークン判定部および課金対象記録部をBOTサーバ4に設けてもよい。
<メッセージング処理>
ここでは、一般ユーザのメッセージ送信についても原則として課金されるという前提で、2つの端末2Aと端末2Bがトークルームに参加している場合について処理を説明する。
図8において、端末2A、2Bはそれぞれトーク参加部211により、サーバ1のトークルーム管理部111の管理のもとで、それぞれがトークルームに参加する(ステップS201、S202)。
その後、端末2Aのユーザがメッセージの入力を行うと(ステップS203)、メッセージ処理部212がメッセージを処理する過程で、トークン判定部213は、先行するメッセージに付加されたトークンが有効であるか否か等を判定する(ステップS204)。この場合、先行するメッセージはなく、トークンは付加されていないと判定される。そのため、課金対象記録部214は、送信するメッセージに課金フラグを設定する(ステップS205)。メッセージのデータ構造は図4(b)に示したものと同様である。
図8に戻り、メッセージ処理部212はメッセージをサーバ1に送信する(ステップS206)。
サーバ1のメッセージ処理部112が受信したメッセージを処理する過程で、トークン発行部113は、トークンを発行し、受信したメッセージにトークンを付加する(ステップS207)。トークンには有効期限も伴わせる。メッセージのデータ構造は図4(c)に示したものと同様である。
図8に戻り、サーバ1のメッセージ処理部112は、トークンが付加されたメッセージを他の参加者である端末2Bに送信(転送)し(ステップS208)、端末2Bのメッセージ処理部212はメッセージの表示を行う(ステップS209)。
その後、端末2Bのユーザがメッセージの入力を行うと(ステップS210)、メッセージ処理部212がメッセージを処理する過程で、トークン判定部213は、先行するメッセージに付加されたトークンが有効であるか否か等を判定する(ステップS211)。ここでは、現在時刻が先行するメッセージの送受信から有効期限内であるとすると、課金フラグの設定(ステップS212)は行われない。現在時刻が先行するメッセージの送受信から有効期限内でない場合、課金対象記録部115は課金フラグの設定を行う(ステップS212)。課金フラグが設定されないメッセージのデータ構造は図4(a)に示したものと同様であり、課金フラグが設定されたメッセージのデータ構造は図4(b)に示したものと同様である。
図8に戻り、端末2Bのメッセージ処理部212はメッセージをサーバ1に送信する(ステップS213)。
サーバ1のメッセージ処理部112が受信したメッセージを処理する過程で、メッセージに課金フラグが設定されている場合、トークン発行部113は、トークンを発行し、受信したメッセージにトークンを付加する(ステップS214)。トークンには有効期限も伴わせる。なお、課金フラグが設定されていないメッセージについてもトークンを付加するようにしてもよい。
サーバ1のメッセージ処理部112は、トークンが付加されたメッセージを他の参加者である端末2Aに送信(転送)し(ステップS215)、端末2Aのメッセージ処理部212はメッセージの表示を行う(ステップS216)。
<トークンの有効期限・有効性判定タイミング>
トークンの有効期限(例えば、開始から30秒等)は、
・トークンを発行した時点
・トークンが付加されたメッセージを端末が受信した時点
・トークンが付加されたメッセージを端末で閲覧開始した時点
等のいずれかから開始するものとすることができる。
また、トークンの有効性を判定するタイミングは、
・メッセージを受信した時点
・メッセージを書き始めた時点
・メッセージを送信した時点
等のいずれかとすることができる。
<統計情報の取得・出力>
統計情報の取得・出力については第1の実施形態の場合と同様である。
本開示において、判定は必須でなく、判定条件を満たした場合に所定の処理が動作されたり、判定条件を満たさない場合に所定の処理がされたりしても良いことは当然である。
<総括>
以上説明したように、本実施形態によれば、メッセージの送信に際して適切な課金を行うことができる。
本開示の実施形態を諸図面や実施例に基づき説明してきたが、当業者であれば本開示に基づき種々の変形や修正を行うことが容易であることに注意されたい。従って、これらの変形や修正は本開示の範囲に含まれることに留意されたい。例えば、各手段、各ステップ等に含まれる機能等は論理的に矛盾しないように再配置可能であり、複数の手段やステップ等を1つに組み合わせたり、或いは分割したりすることが可能である。また、各実施形態に示す構成を適宜組み合わせることとしてもよい。
1 サーバ
11 制御装置
111 トークルーム管理部
112 メッセージ処理部
113 トークン発行部
114 トークン判定部
115 課金対象記録部
116 課金統計処理部
12 入出力装置
13 表示装置
14 通信I/F
15 記憶装置
2 端末
21 制御装置
211 トーク参加部
212 メッセージ処理部
213 トークン判定部
214 課金対象記録部
22 通信I/F
23 入出力装置
24 表示装置
25 マイク
26 スピーカ
27 カメラ
28 記憶装置
3 ネットワーク
4 BOTサーバ
41 制御装置
411 トーク参加部
412 主メッセージ生成部
413 受信メッセージ解析部
414 応答メッセージ生成部
42 入出力装置
43 表示装置
44 通信I/F
45 記憶装置

Claims (14)

  1. メッセージングサービスにかかる第1情報処理装置が、
    第1情報処理端末から、第2情報処理端末または第2情報処理装置を宛先とする第1メッセージを受信するステップと、
    前記第1メッセージに対してトークンを生成するステップと、
    前記第1メッセージの受信以降に、前記第2情報処理端末または前記第2情報処理装置から第2メッセージを受信した場合で、前記トークンが無効である場合、または前記第1メッセージにトークンが付加されていない場合には、前記第2メッセージを課金の対象として記録するステップと、を実行する情報処理方法。
  2. 前記第2情報処理端末または前記第2情報処理装置は、自動制御によるメッセージの送信および他のメッセージへの応答のメッセージの送信を行う、
    請求項1に記載の情報処理方法。
  3. 前記トークンが有効である場合には、前記第2メッセージを課金の対象として記録しない、
    請求項1に記載の情報処理方法。
  4. 前記トークンは、
    発行から所定の時間が経過した場合に無効とされ、所定の時間が経過していない場合に有効とされる、
    請求項1に記載の情報処理方法。
  5. 前記トークンは、
    所定の時間が経過していない場合に有効とされ、1回の返信が行われた場合は、失効される、
    請求項1に記載の情報処理方法。
  6. 前記トークンは、
    所定の時間が経過していない場合に有効とされ、所定回数の返信が行われた場合は、失効される、

    請求項1に記載の情報処理方法。
  7. 前記所定の時間が経過していない場合に有効とされた場合、前記所定の時間の計時が初期値から再開される、
    請求項4に記載の情報処理方法。
  8. 前記課金は、前記第2情報処理端末に請求される、
    請求項1に記載の情報処理方法。
  9. 課金の対象として記録された前記第2メッセージの統計情報を前記第2情報処理端末または前記第2情報処理装置ごとに表示できるインターフェースを提供するステップをさらに含む、
    請求項1に記載の情報処理方法。
  10. 課金の対象として記録された前記第2メッセージの統計情報を期間ごとに表示できるインターフェースを提供するステップをさらに含む、
    請求項1に記載の情報処理方法。
  11. 課金の対象として記録された前記第2メッセージの統計情報を曜日ごとに表示できるインターフェースを提供するステップをさらに含む、
    請求項1に記載の情報処理方法。
  12. 課金の対象として記録された前記第2メッセージの統計情報を地域ごとに表示できるインターフェースを提供するステップをさらに含む、
    請求項1に記載の情報処理方法。
  13. メッセージングサービスにかかる第1情報処理装置であって、
    第1情報処理端末から、第2情報処理端末または第2情報処理装置を宛先とする第1メッセージを受信する手段と、
    前記第1メッセージに対してトークンを生成する手段と、
    前記第1メッセージの受信以降に、前記第2情報処理端末または前記第2情報処理装置から第2メッセージを受信した場合で、前記トークンが無効である場合、または前記第1メッセージにトークンが付加されていない場合には、前記第2メッセージを課金の対象として記録する手段と、を備えたことを特徴とする第1情報処理装置。
  14. メッセージングサービスにかかる第1情報処理装置に、
    第1情報処理端末から、第2情報処理端末または第2情報処理装置を宛先とする第1メッセージを受信するステップと、
    前記第1メッセージに対してトークンを生成するステップと、
    前記第1メッセージの受信以降に、前記第2情報処理端末または前記第2情報処理装置から第2メッセージを受信した場合で、前記トークンが無効である場合、または前記第1メッセージにトークンが付加されていない場合には、前記第2メッセージを課金の対象として記録するステップと、を実行させることを特徴とする情報処理プログラム。
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