JP2018120539A - 表示方法、表示プログラム、情報処理装置および情報処理端末 - Google Patents

表示方法、表示プログラム、情報処理装置および情報処理端末 Download PDF

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Abstract

【課題】メッセージを互いにやり取りするユーザに対して、有用な情報を提供できないという問題があった。【解決手段】本開示の一実施形態に係る表示方法は、情報処理端末にメッセージを表示させる表示方法であって、該メッセージを含むトークルームが該情報処理端末に表示された場合、該情報処理端末の位置情報と、該トークルームを一意に識別可能な識別子とを受信する受信ステップと、該受信した位置情報を含む特定のエリアに対応する所定のエフェクトが存在する場合、該識別子に基づいて、該情報処理端末との間で該メッセージを送受信する他の情報処理端末を特定する特定ステップと、特定した他の情報処理端末及び該情報処理端末に対して、該トークルームに該特定のエリアに関連するオブジェクトを表示させるための該所定のエフェクトを送信する送信ステップと、を含む。【選択図】図1

Description

本開示は、表示方法、表示プログラム、情報処理装置および情報処理端末に関する。
近年、端末に関する情報に基づいて特定された所定のコンテンツを、該端末に表示するための技術が開発されている。例えば、特許文献1に記載の技術では、端末の位置情報や個人情報に基づいてパーソナライズされたコンテンツを、該端末に表示する技術が開示されている。
特開2016−502199号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、端末の位置情報や個人情報に基づいてパーソナライズされたコンテンツを該端末自体に表示することはできるが、該コンテンツを他の端末に表示させることはできないため、メッセージを互いにやり取りするユーザに対して、有用な情報を提供できないという問題が生じる。
本開示は、上記問題に鑑みてなされたものであり、メッセージを互いにやり取りするユーザにとって有用な情報を提供可能な表示方法、表示プログラム、情報処理装置および情報処理端末を提供することを目的とする。
本開示の一実施形態に係る表示方法は、情報処理端末にメッセージを表示させる表示方法であって、該メッセージを含むトークルームが該情報処理端末に表示された場合、当該情報処理端末の位置情報と、該トークルームを一意に識別可能な識別子とを受信する受信ステップと、該受信した位置情報を含む特定のエリアに対応する所定のエフェクトが存在する場合、該識別子に基づいて、該情報処理端末との間で該メッセージを送受信する他の情報処理端末を特定する特定ステップと、特定した他の情報処理端末及び該情報処理端末に対して、該トークルームに該特定のエリアに関連するオブジェクトを表示させるための該所定のエフェクトを送信する送信ステップと、をコンピュータに実行させる。
本開示の一実施形態に係る表示プログラムは、メッセージを含むトークルームが情報処理端末に表示された場合、当該情報処理端末の位置情報と、該トークルームを一意に識別可能な識別子とを受信する受信ステップと、該受信した位置情報を含む特定のエリアに対応する所定のエフェクトが存在する場合、該識別子に基づいて、該情報処理端末との間で該メッセージを送受信する他の情報処理端末を特定する特定ステップと、
特定した他の情報処理端末及び該情報処理端末に対して、該トークルームに該特定のエリアに関連するオブジェクトを表示させるための該所定のエフェクトを送信する送信ステップと、をコンピュータに実行させる。
本開示の一実施形態に係る情報処理装置は、情報処理端末にメッセージを表示させるメッセージ処理部と、該メッセージを含むトークルームが該情報処理装置に表示された場合、当該情報処理装置の位置情報と、該トークルームを一意に識別可能な識別子とを受信する通信部と、該受信した位置情報を含む特定のエリアに対応する所定のエフェクトが存在する場合、該識別子に基づいて、該情報処理端末との間で該メッセージを送受信する他の情報処理端末を特定するエフェクト検索部と、を含み、該エフェクト検索部は、特定した他の情報処理端末及び該情報処理端末に対して、該トークルームに該特定のエリアに関連するオブジェクトを表示させるための該所定のエフェクトを送信する。
本開示の一実施形態に係る表示プログラムは、情報処理端末にメッセージを表示させる表示プログラムであって、該メッセージを含むトークルームが該情報処理端末のユーザによって選択された場合、該情報処理端末の現在位置の位置情報を検出する検出ステップと、検出した該位置情報を含む特定のエリアに対応する所定のエフェクトが存在する場合、該トークルームに該特定のエリアに関連するオブジェクトを表示させる表示ステップと、該所定のエフェクトが存在する場合、該トークルームを一意に識別可能な識別子と、該所定のエフェクトを識別可能なエフェクト識別子とを、該識別子に基づいて特定可能な他の情報処理端末に、該情報処理装置を介して送信する送信ステップと、をコンピュータに実行させる。
本開示の一実施形態に係る表示方法は、情報処理端末にメッセージを表示させる表示方法において、該メッセージを含むトークルームが該情報処理端末のユーザによって選択された場合、該情報処理端末の現在位置の位置情報を検出する検出ステップと、検出した該位置情報を含む特定のエリアに対応する所定のエフェクトが存在する場合、該トークルームに該特定のエリアに関連するオブジェクトを表示させる表示ステップと、該所定のエフェクトが存在する場合、該トークルームを一意に識別可能な識別子と、該所定のエフェクトを識別可能なエフェクト識別子とを、該識別子に基づいて特定可能な他の情報処理端末に、該情報処理装置を介して送信する送信ステップと、を含む。
本開示の一実施形態に係る情報処理端末は、情報処理端末にメッセージを表示させるメッセージ処理部と、該メッセージを含むトークルームが該情報処理端末のユーザによって選択された場合、該情報処理端末の現在位置の位置情報を検出する位置情報測定部と、検出した該位置情報を含む特定のエリアに対応する所定のエフェクトが存在する場合、該トークルームに該特定のエリアに関連するオブジェクトを表示させるエフェクト処理部と、を含み、該エフェクト処理部は、該所定のエフェクトが存在する場合、該トークルームを一意に識別可能な識別子と、該所定のエフェクトを識別可能なエフェクト識別子とを、該識別子に基づいて特定可能な他の情報処理端末に、該情報処理装置を介して送信する。
本開示によれば、メッセージを互いにやり取りするユーザにとって有用な情報を提供可能な、表示方法、表示プログラム、情報処理装置および情報処理端末を提供することが可能になる。
実施形態の一態様における通信システムの構成を示す図である。 実施形態の一態様における記憶装置に記憶される所定のエフェクトに関する情報の構成例を示す図である。 第1の実施形態におけるメッセージングサービスの動作例を示すシーケンス図である。 第1の実施形態における所定のエフェクトが表示された表示画面の構成例を示す図である。 第1の実施形態における所定のエフェクトが表示された表示画面の他の構成例を示す図である。 第1の実施形態におけるエフェクト表示機能に関する画面表示の例である。 第1変形例におけるメッセージングサービスの動作例を示すシーケンス図である。 第1変形例における特典情報に関する表示画面の例を示す図である。 第1変形例における特典情報に関する表示画面の他の例を示す図である。 第2変形例におけるサーバの構成例を示す図である。 第2変形例における特定のエリアの例を示す図である。 第2の実施形態におけるメッセージングサービスの動作例を示すシーケンス図である。
<通信の秘密の遵守>
本明細書に記載の開示を実施する場合は、通信の秘密に係る法的事項を遵守の上で実施されるものであることに留意されたい。
本開示の実施形態について、図面を参照して説明する。
<システム構成>
図1は、本開示の一態様における通信システムの構成を示す図である。図1に示すように、通信システムでは、ネットワーク30を介してサーバ10と、端末20(端末20A,端末20B,端末20C)とが接続される。サーバ10は、ネットワーク30を介してユーザが所有する端末20に、端末20間でのメッセージの送受信を実現するサービスを提供する。なお、ネットワーク30に接続される端末20の数は限定されない。
ネットワーク30は、1以上の端末20と、1以上のサーバ10とを接続する役割を担う。すなわち、ネットワーク30は、端末20がサーバ10に接続した後、データを送受信することができるように接続経路を提供する通信網を意味する。
例えば、ネットワーク30のうちの1つまたは複数の部分は、有線ネットワークや無線ネットワークであってもよい。ネットワーク30は、アドホック・ネットワーク(ad hoc network)、イントラネット、エクストラネット、仮想プライベート・ネットワーク(virtual private network:VPN)、ローカル・エリア・ネットワーク(local area network:LAN)、ワイヤレスLAN(wireless LAN:WLAN)、広域ネットワーク(wide area network:WAN)、ワイヤレスWAN(wireless WAN:WWAN)、大都市圏ネットワーク(metropolitan area network:MAN)、インターネットの一部、公衆交換電話網(Public Switched Telephone Network:PSTN)の一部、携帯電話網、ISDNs(integrated service digital networks)、無線LANs、LTE(long term evolution)CDMA(code division multiple access)、ブルートゥース(Bluetooth(登録商標))、衛星通信など、または、これらの2つ以上の組合せを含むことができる。ただし、本開示において、ネットワーク30は、これらに限定されない。また、ネットワーク30は、1つまたは複数のネットワーク30を含むことができる。
端末20(端末20A,端末20B,端末20C)は、各実施形態において記載する機能を実現できる情報処理端末であればどのような端末であってもよい。端末20は、代表的にはスマートフォンであり、その他に携帯電話(例えば、フィーチャーフォン)、コンピュータ(例えば、デスクトップ、ラップトップ、タブレットなど)、メディアコンピュータプラットホーム(例えば、ケーブル、衛星セットトップボックス、デジタルビデオレコーダ)、ハンドヘルドコンピュータデバイス(例えば、PDA・(personal digital assistant)、電子メールクライアントなど)、ウェアラブル端末(メガネ型デバイス、時計型デバイスなど)、または他種のコンピュータ、またはコミュニケーションプラットホームを含む。ただし、本開示において、端末20は、これらに限定されない。また、端末20は情報処理端末と表現されても良い。
端末20A、端末20Bおよび端末20Cの構成は基本的には同一であるため、以下の説明において、端末20と記載する。また、必要に応じて端末20Xに対応付けられたユーザ情報をユーザ情報X、端末20Xを操作するユーザをユーザXとして説明する。なお、ユーザ情報とは、インスタントメッセンジャーを代表とするSNS(Social Network Service)におけるアカウントに対応付けられた情報の一部または全部であり、例えば、ユーザ名やユーザ画像である。他にもユーザ識別子、ユーザの年齢、性別、住所などの情報であってもよく、それらの組み合わせであってもよい。ただし、これらに限定されない。
サーバ10は、端末20に対して、所定のサービスを提供する機能を備える。サーバ10は、各実施形態において記載する機能を実現できる情報処理装置であればどのような装置であってもよい。サーバ10は、代表的にはサーバ装置であり、その他にコンピュータ(例えば、デスクトップ、ラップトップ、タブレットなど)、メディアコンピュータプラットホーム(例えば、ケーブル、衛星セットトップボックス、デジタルビデオレコーダ)、ハンドヘルドコンピュータデバイス(例えば、PDA、電子メールクライアントなど)、あるいは他種のコンピュータ、またはコミュニケーションプラットホームを含む。ただし、本開示において、サーバ10は、これらに限定されない。また、サーバ10は情報処理装置と表現されても良い。
<ハードウェア(HW)構成>
図1を用いて、通信システムに含まれる各装置のHW構成について説明する。
(1)端末のHW構成
端末20は、制御装置21(CPU:central processing unit(中央処理装置))、記憶装置28、通信I/F22(インタフェース)、入出力装置23、表示装置24、マイク25、スピーカー26、カメラ27を備える。端末20のHWの各構成要素は、例えば、バスBを介して相互に接続される。
通信I/F22は、ネットワーク30を介して各種データの送受信を行う。当該通信は、有線、無線のいずれで実行されてもよく、互いの通信が実行できるのであれば、どのような通信プロトコルを用いてもよい。通信I/F22は、ネットワーク30を介して、サーバ10との通信を実行する機能を有する。通信I/F22は、各種データを制御装置21からの指示に従って、サーバ10に送信する。また、通信I/F22は、サーバ10から送信された各種データを受信し、制御装置21に伝達する。
入出力装置23は、端末20に対する各種操作を入力する装置、および、端末20で処理された処理結果を出力する装置を含む。入出力装置23は、入力装置と出力装置が一体化していても良いし、入力装置と出力装置に分離していてもよい。
入力装置は、ユーザからの入力を受け付けて、当該入力に係る情報を制御装置21に伝達できる全ての種類の装置のいずれかまたはその組み合わせにより実現される。入力装置は、代表的にはタッチパネルなどにより実現され、ユーザの指やスタイラスなどの指示具による接触とその接触位置を検出し、当該接触位置の座標を制御装置21に伝達する。一方で、入力装置は、タッチパネル以外の入力装置により実現されてもよい。入力装置は、例えば、キーボード等に代表されるハードウェアキーや、マウス等のポインティングデバイス、カメラ(動画像を介した操作入力)、マイク(音声による操作入力)を含む。ただし、本開示において、入力装置は、これらに限定されない。
出力装置は、制御装置21で処理された処理結果を出力することができる全ての種類の装置のいずれかまたはその組み合わせにより実現される。出力装置は、代表的には、タッチパネルなどにより実現される。一方で、出力装置はタッチパネル以外の出力装置により実現されても良い。例えば、スピーカー26(音声出力)、レンズ(例えば3D(three dimensions)出力や、ホログラム出力)、プリンターなどを含むことができる。ただし、本開示において、出力装置は、これらに限定されない。
表示装置24は、フレームバッファに書き込まれた表示データに従って、表示することができる全ての種類の装置のいずれかまたはその組み合わせにより実現される。表示装置24は、代表的にはモニタ(例えば、液晶ディスプレイやOELD(organic electroluminescence display))で実現される。表示装置24は、ヘッドマウントディスプレイ(HDM:Head Mounted Display)であってもよい。また、表示装置24は、プロジェクションマッピング、ホログラム、空気中など(真空であってもよい)に画像やテキスト情報等を表示可能な装置により実現されてもよい。なお、これらの表示装置24は、3Dで表示データを表示可能であってもよい。ただし、本開示において、表示装置24は、これらに限定されない。
入出力装置23がタッチパネルの場合、入出力装置23と表示装置24とは、略同一の大きさおよび形状で対向して配置されていても良い。
制御装置21は、プログラム内に含まれたコードまたは命令によって実現する機能を実行するために物理的に構造化された回路を有し、例えば、ハードウェアに内蔵されたデータ処理装置により実現される。
制御装置21は、代表的には中央処理装置(CPU)、であり、その他にマイクロプロセッサ(microprocessor)、プロセッサコア(processor core)、マルチプロセッサ(multiprocessor)、ASIC(application-specific integrated circuit)、FPGA(field programmable gate array)であってもよい。ただし、本開示において、制御装置21は、これらに限定されない。
記憶装置28は、端末20が動作するうえで必要とする各種プログラムや各種データを記憶する機能を有する。記憶装置28は、HDD(hard disk drive)、SSD(solid state drive)、フラッシュメモリ、RAM(random access memory)、ROM(read only memory)など各種の記憶媒体により実現される。ただし、本開示において、記憶装置28は、これらに限定されない。
端末20は、プログラムPを記憶装置28に記憶し、このプログラムPを実行することで、制御装置21が、制御装置21に含まれる各部としての処理を実行する。つまり、記憶装置28に記憶されるプログラムPは、端末20に、制御装置21が実行する各機能を実現させる。
マイク25は、音声データの入力に利用される。スピーカー26は、音声データの出力に利用される。カメラ27は、動画像データの取得に利用される。
(2)サーバのHW構成
サーバ10は、制御装置11(CPU)、記憶装置15、通信I/F14(インタフェース)、入出力装置12、ディスプレイ13を備える。サーバ10のHWの各構成要素は、例えば、バスBを介して相互に接続される。
制御装置11は、プログラム内に含まれたコードまたは命令によって実現する機能を実行するために物理的に構造化された回路を有し、例えば、ハードウェアに内蔵されたデータ処理装置により実現される。
制御装置11は、代表的には中央処理装置(CPU)、であり、その他にマイクロプロセッサ、プロセッサコア、マルチプロセッサ、ASIC、FPGAであってもよい。ただし、本開示において、制御装置11は、これらに限定されない。
記憶装置15は、サーバ10が動作するうえで必要とする各種プログラムや各種データを記憶する機能を有する。記憶装置15は、HDD、SSD、フラッシュメモリなど各種の記憶媒体により実現される。ただし、本開示において、記憶装置15は、これらに限定されない。
通信I/F14は、ネットワーク30を介して各種データの送受信を行う。当該通信は、有線、無線のいずれで実行されてもよく、互いの通信が実行できるのであれば、どのような通信プロトコルを用いてもよい。通信I/F14は、ネットワーク30を介して、端末20との通信を実行する機能を有する。通信I/F14は、各種データを制御装置11からの指示に従って、端末20に送信する。また、通信I/F14は、端末20から送信された各種データを受信し、制御装置11に伝達する。
入出力装置12は、サーバ10に対する各種操作を入力する装置により実現される。入出力装置12は、ユーザからの入力を受け付けて、当該入力に係る情報を制御装置11に伝達できる全ての種類の装置のいずれかまたはその組み合わせにより実現される。入出力装置12は、代表的にはキーボード等に代表されるハードウェアキーや、マウス等のポインティングデバイスで実現される。なお、入出力装置12は、例えば、タッチパネルやカメラ(動画像を介した操作入力)、マイク(音声による操作入力)を含んでいてもよい。ただし、本開示において、入出力装置12は、これらに限定されない。
ディスプレイ13は、代表的にはモニタ(例えば、液晶ディスプレイやOELD(organic electroluminescence display))で実現される。なお、ディスプレイ13は、ヘッドマウントディスプレイ(HDM)などであってもよい。なお、これらのディスプレイ13は、は、3Dで表示データを表示可能であってもよい。ただし、本開示において、ディスプレイ13は、これらに限定されない。
サーバ10は、プログラムPを記憶装置15に記憶し、このプログラムPを実行することで、制御装置11が、制御装置11に含まれる各部としての処理を実行する。つまり、記憶装置15に記憶されるプログラムPは、サーバ10に、制御装置11が実行する各機能を実現させる。
本開示の各実施形態においては、端末20および/またはサーバ10のCPUがプログラムPを実行することにより、実現するものとして説明する。
なお、端末20の制御装置21、および/または、サーバ10の制御装置11は、CPUだけでなく、集積回路(IC(Integrated Circuit)チップ、LSI(Large Scale Integration))等に形成された論理回路(ハードウェア)や専用回路によって各処理を実現してもよい。また、これらの回路は、1または複数の集積回路により実現されてよく、各実施形態に示す複数の処理を1つの集積回路により実現されることとしてもよい。また、LSIは、集積度の違いにより、VLSI、スーパーLSI、ウルトラLSIなどと呼称されることもある。
また、本開示の各実施形態のプログラムP(ソフトウェアプログラム/コンピュータプログラム)は、コンピュータに読み取り可能な記憶媒体に記憶された状態で提供されてもよい。 記憶媒体は、「一時的でない有形の媒体」に、プログラムを記憶可能である。
記憶媒体は適切な場合、1つまたは複数の半導体ベースの、または他の集積回路(IC)(例えば、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(FPGA)または特定用途向けIC(ASIC)など)、ハード・ディスク・ドライブ(HDD)、ハイブリッド・ハード・ドライブ(HHD)、光ディスク、光ディスクドライブ(ODD)、光磁気ディスク、光磁気ドライブ、フロッピィ・ディスケット、フロッピィ・ディスク・ドライブ(FDD)、磁気テープ、固体ドライブ(SSD)、RAMドライブ、セキュア・デジタル・カードもしくはドライブ、任意の他の適切な記憶媒体、またはこれらの2つ以上の適切な組合せを含むことができる。記憶媒体は、適切な場合、揮発性、不揮発性、または揮発性と不揮発性の組合せでよい。なお、記憶媒体はこれらの例に限られず、プログラムPを記憶可能であれば、どのようなデバイスまたは媒体であってもよい。
サーバ10および/または端末20は、例えば、記憶媒体に記憶されたプログラムPを読み出し、読み出したプログラムPを実行することによって、各実施形態に示す複数の機能部の機能を実現することができる。
また、本開示のプログラムPは、当該プログラムを伝送可能な任意の伝送媒体(通信ネットワークや放送波等)を介して、サーバ10または端末20に提供されてもよい。サーバ10および/または端末20は、例えば、インターネット等を介してダウンロードしたプログラムPを実行することにより、各実施形態に示す複数の機能部の機能を実現する。
また、本開示の各実施形態は、プログラムPが電子的な伝送によって具現化された、搬送波に埋め込まれたデータ信号の形態でも実現され得る。
なお、本開示のプログラムは、例えば、ActionScript、JavaScript(登録商標)などのスクリプト言語、Objective-C、Java(登録商標)などのオブジェクト指向プログラミング言語、HTML5などのマークアップ言語などを用いて実装できる。ただし本開示はこれらに限定されない。
<第1の実施形態>
第1の実施形態は、特定のエリアにユーザが滞在している間、該ユーザのトークルームと、該ユーザとメッセージのやり取りを行っている他のユーザのトークルームとに、所定のエフェクト(所定の変化)を生じさせる形態である。第1の実施形態に記載の内容は、他の各実施形態のいずれにも適用可能である。
所定のエフェクトは、例えば、トークルームに、特定のエリアに対応するオブジェクトを表示させることである。具体的には、第1の実施形態では、ユーザが特定のエリアに滞在している間、ユーザの端末20および該ユーザとメッセージをやり取りしている他のユーザの端末20に、該特定のエリアに関連するオブジェクトを表示させる。
例えば、所定のエフェクトは、特定のエリアが“テーマパーク”の場合、該テーマパークに関連するキャラクタのオブジェクトをトークルームに表示させることである。また、所定のエフェクトは、特定のエリアが“京都市”という地域の場合、京都市に関連するオブジェクトをトークルームに表示させることであり、例えば“落ち葉”や“桜”のオブジェクトをトークルームに表示させることである。
なお、所定のエフェクトとして表示させるオブジェクトはどのようなものであってもよく、例えば、特定のエリアが“京都市”の場合、神社や寺院などを示すオブジェクトや、和菓子や日本料理などを示すオブジェクトなど、“京都市”に関連するオブジェクトであればどのようなオブジェクトを表示させてもよい。
なお、所定のエフェクトは、オブジェクトを表示することに限られず、どのようなものであってもよく、例えば、特定のエリアに関連するテキストデータなどをトークルームに表示することであってもよい。
所定のエフェクトは、特定のエリアに関連するオブジェクトを、例えば、トークルームに表示されているメッセージに重畳して表示することである。また、所定のエフェクトは、特定のエリアに関連するオブジェクトを、例えば、トークルームの背景として表示することであってもよい。なお、これらの所定のエフェクトは、あくまでも例示であって、特定のエリアに関連するオブジェクトは、トークルームにおいてどのような表示態様で表示されてもよい。
上記のとおり、所定のエフェクトは、例えば、特定のエリアに関連するオブジェクトを、所定の態様でトークルームに表示させることである。所定のエフェクトは、例えば、トークルームに表示させるオブジェクト等の表示情報と、当該オブジェクト等を表示させる表示態様とを含む情報である。
<機能構成>
(1)端末の機能構成
図1に示すように、端末20は、制御装置21により実現される機能として、トーク参加部211と、メッセージ処理部212と、位置情報測定部213と、エフェクト処理部214を有する。
トーク参加部211は、所望のトークルームへの参加のための処理を行う機能を有している。トークルームへは、個人単位で参加することができるとともに、グループ単位でも参加することができる。また、BOTサーバ4(図示しない)についても、個人と同様に、トークルームに参加することができる。また、トークルームを新たに生成することもできる。トークルームに参加した状態でメッセージを送信(発言)することで、サーバ10を経由して、他の参加者の端末20および/またはBOTサーバ4にメッセージが送信される。
メッセージ処理部212は、トークルームでのメッセージの送受信および送受信したメッセージの自端末での表示等の処理を行う機能を有している。一般的な表示画面としては、上から下に向かう時間軸に対し、左側に受信メッセージが表示され、右側に送信メッセージが表示される。メッセージ処理部212は、受信メッセージおよび送信メッセージを、表示装置24を介して表示する。メッセージ処理部212は、表示用のデータを画素情報に変換し、表示装置24のフレームバッファに書き込む機能を有する。
位置情報測定部213は、端末20の現在位置の位置情報を測定する機能を備える。位置情報測定部213は、例えば、GPS(Global Positioning System)を用いて、端末20の現在位置の位置情報として、該端末20の緯度及び経度を測定する。なお、位置情報測定部213による端末20の位置情報の計測は、GPSに限られず、どのような方法を用いてもよい。例えば、位置情報測定部213は、Wi−Fiなどの無線LANを利用して、端末20の位置情報を測定してもよい。その他にも、位置情報測定部213は、例えば、IMES(Indoor MEssaging System)やRFID(Radio Frequency Identifier)、BLE(Bluetooth(登録商標) Low Energy)などの通信方式を用いて、端末20の位置情報を測定してもよい。また、位置情報測定部213は、例えば、LTEやCDMAなどの移動体通信システムを用いて、端末20の位置情報を測定してもよい。
位置情報測定部213は、所定のタイミングで、端末20Aの現在位置の位置情報を測定する。位置情報測定部213は、例えば、端末20Aのユーザがトークルームを開いた(選択した、または、表示した)場合、該端末20Aの現在位置の位置情報を測定する。位置情報測定部213は、例えば、ユーザがトークルームを開いた(表示した)状態を継続している場合、所定の周期(例えば、5分毎など)で、端末20Aの現在位置の位置情報を測定してもよい。なお、位置情報測定部213が、端末20Aの現在地位の位置情報を測定するタイミングは、どのようなタイミングであってもよい。
エフェクト処理部214は、端末20Aの現在位置の位置情報を測定した場合、測定した現在位置の位置情報と、該端末20Aのユーザが開いたトークルームのIDを、サーバ10に送信する。
また、エフェクト処理部214は、サーバ10から所定のエフェクトを受信した場合、該所定のエフェクトに基づいて、特定のエリアに対応するオブジェクト等(エフェクトオブジェクト)を、所定の表示態様でトークルームに表示する。なお、所定のエフェクトは、例えば、トークルームに表示させるオブジェクト等の表示情報と、当該オブジェクト等を表示させる表示態様とを含む情報である。
例えば、エフェクト処理部214は、サーバ10から受信した所定のエフェクトに基づいて、“テーマパーク”に関連するキャラクタのオブジェクトを、トークルームに表示されているメッセージに重畳する態様で表示する。また、例えば、エフェクト処理部214は、サーバ10から受信した所定のエフェクトに基づいて、“京都市”に関連するオブジェクトを、トークルームの背景として表示する。
このように、エフェクト処理部214は、サーバ10から受信した所定のエフェクトに基づいて、該所定のエフェクトに含まれるオブジェクト等の表示情報を、該所定のエフェクトに含まれる表示態様でトークルームに表示する。
また、エフェクト処理部214は、端末20のユーザがエフェクト非表示処理を実行したことを検出する。エフェクト非表示処理は、所定のエフェクトを非表示とするための処理であり、例えば、エフェクト表示機能を“OFF”にすることである。例えば、端末20のユーザは、例えば、現在位置に対応する所定のエフェクトを非表示にしたい場合には、入出力装置23を介して、エフェクト表示機能を“OFF”にする。逆に、端末20のユーザが、現在位置に対応する所定のエフェクトを表示させたい場合には、入出力装置23を介して、エフェクト表示機能を“ON”にする。
エフェクト処理部214は、ユーザが入出力装置23を介して実行したエフェクト非表示処理を検出した場合、トークルームにおける所定のエフェクトを非表示とする。エフェクト処理部214は、エフェクト非表示処理が実行されたことを検出した場合、サーバ10に対して、エフェクト非表示操作が実行された旨を示すエフェクト非表示情報を送信する。
また、エフェクト処理部214は、他の端末20のユーザがエフェクト非表示処理を行った場合、該他の端末20に関連する所定のエフェクトを非表示とする。具体的には、エフェクト処理部214は、サーバ10からエフェクト非表示情報を受信した場合、トークルームにおいて、該エフェクト非表示情報に関連する所定のエフェクトを非表示とする。
(2)サーバの機能構成
図1に示すように、サーバ10は、制御装置11により実現される機能として、トークルーム管理部111と、メッセージ処理部112と、エフェクト検索部113とを有する。
トークルーム管理部111は、トークルームの参加者等を管理する機能を有している。
メッセージ処理部112は、特定のトークルームにおいて送信されたメッセージを端末2から受信した場合に、宛先としての他の参加者の端末20および/またはBOTサーバ4に同メッセージを送信(転送)する機能を有している。
エフェクト検索部113は、端末20Aから位置情報を受信した場合、記憶装置15を参照して、該位置情報に対応する所定のエフェクトが存在するか否かを判定する。エフェクト検索部113は、位置情報に対応する所定のエフェクトが存在する場合、該所定のエフェクトを端末20Aに送信する。
また、エフェクト検索部113は、位置情報に対応する所定のエフェクトが存在する場合、該端末20Aから位置情報とともに受信したグループトークのID(Group ID)に含まれるユーザIDを特定する。例えば、エフェクト検索部113は、グループトークのIDに含まれる端末20B及び20CのユーザIDを特定する。そして、エフェクト検索部113は、特定したユーザIDの端末20(すなわち、端末20B及び20C)に対して、所定のエフェクトを送信する。
なお、エフェクト検索部113は、位置情報に対応する所定のエフェクトが存在しない場合、処理を終了する。
また、エフェクト検索部113は、端末20Aからエフェクト非表示情報を受信した場合、該端末20Aからエフェクト非表示情報とともに受信したグループトークのID(Group ID)に含まれるユーザIDを特定する。例えば、エフェクト検索部113は、グループトークのIDに含まれる端末20B及び20CのユーザIDを特定する。そして、サーバ10は、特定したユーザIDの端末20(すなわち、端末20B及び20C)に対して、エフェクト非表示情報を送信する。
図2は、記憶装置15に記憶される、所定のエフェクトに関する情報の構成例である。図2に示すように、記憶装置15は、特定のエリアと、該特定のエリアに対応する所定のエフェクトとが対応付けて記憶される。
図2に示すように、記憶装置15には、例えば、特定のエリアである“テーマパーク”と、所定のエフェクトである“キャラクタのオブジェクト”(表示情報)を、“トークルームの右端から左端に移動させる”(表示態様)とが、対応付けて記憶される。
また、図2に示すように、記憶装置15には、例えば、特定のエリアである“京都市”と、所定のエフェクトである“落ち葉のオブジェクト”を、“トークルームの上端から下端に移動させる”とが、対応付けて記憶される。
なお、図2に示すように、所定のエフェクトは、表示するオブジェクトなどの表示情報と、該オブジェクトの表示態様とを含む情報であってもよい。
<動作例>
図3は、第1の実施形態におけるメッセージングサービスの動作例を示すシーケンス図である。
端末20Aは、該端末20Aのユーザによって、該端末20A、他の端末20B及び20Cのユーザが参加するトークルームが開かれた(選択された)ことを検出する(S101)。なお、トークルームが開かれた場合、端末20Aには、該トークルームが表示される。
なお、S101のトークルームを開いた後、該端末20Aのユーザは、現在位置に対応する所定のエフェクトを表示させるために、入出力装置23を介して、エフェクト表示機能を“ON”にする処理を実行してもよい。図3の例は、エフェクト表示機能が、予め(例えば、前回トークルームを開いた際に)“ON”に設定されている場合の動作例を示している。
端末20Aは、ユーザがトークルームを開いた場合、該端末20Aの現在位置の位置情報を測定し、測定した現在位置の位置情報及び開いたトークルームのIDを、サーバ10に送信する(S102)。例えば、端末20Aは、該端末20Aの現在位置の位置情報と、該端末20A、他の端末20B及び20Cのユーザが参加するグループトークのID(Group ID)とを、サーバ10に送信する。
サーバ10は、記憶装置15を参照して、端末20Aから受信した位置情報を含む特定のエリアに対応する所定のエフェクトが存在するか否かを判定する(S103)。
サーバ10は、端末20Aから受信した位置情報に対応する所定のエフェクトが存在する場合、該所定のエフェクトを端末20Aに送信する(S104)。
端末20Aは、サーバ10から受信した所定のエフェクトに基づいて、トークルームに該所定のエフェクトを生じさせる(S105)。具体的には、端末20Aは、サーバ10から受信した所定のエフェクトに基づいて、特定のエリアに対応するオブジェクト等を、所定の表示態様でトークルームに表示する。
また、サーバ10は、端末20Aから受信した位置情報に対応する所定のエフェクトが存在する場合、該端末20Aから受信したグループトークのID(Group ID)に含まれるユーザIDを特定する(S106)。例えば、サーバ10は、端末20Aから受信したグループトークのID(Group ID)に含まれる、端末20B及び20Cの各々のユーザIDを特定する。そして、サーバ10は、特定したユーザIDの端末20(すなわち、端末20B及び20C)に対して、所定のエフェクトを送信する(S107)。
端末20B及び20Cの各々は、サーバ10から受信した所定のエフェクトに基づいて、トークルームに該所定のエフェクトを生じさせる(S108)。具体的には、端末20B及び20Cの各々は、サーバ10から受信した所定のエフェクトに基づいて、特定のエリアに対応するオブジェクト等を、所定の表示態様でトークルームに表示する。
端末20Aは、該端末20Aのユーザによって、エフェクト非表示操作が実行されたことを検出する(S109)。
端末20Aは、ユーザがエフェクト非表示処理を実行した場合、サーバ10に対して、エフェクト非表示操作が実行された旨を示すエフェクト非表示情報と、該端末20A、他の端末20B及び20Cのユーザが参加するグループトークのID(Group ID)とを、サーバ10に送信する(S110)。
サーバ10は、端末20Aからエフェクト非表示情報を受信した場合、該端末20Aから受信したグループトークのID(Group ID)に含まれるユーザIDを特定する(S111)。例えば、サーバ10は、端末20Aから受信したグループトークのID(Group ID)に含まれる、端末20B及び20Cの各々のユーザIDを特定する。そして、サーバ10は、特定したユーザIDの端末20(すなわち、端末20B及び20C)に対して、エフェクト非表示情報を送信する(S112)。
端末20は、サーバ10からエフェクト非表示情報を受信した場合、所定のエフェクトを非表示にする(S113)。
<表示画面>
(エフェクトの表示画面)
図4は、第1の実施形態における所定のエフェクトが表示された表示画面の構成例を示す図である。図4の表示画面の例は、特定のエリアに滞在しているユーザの端末20Aに表示される表示画面の例である。なお、該ユーザとメッセージをやり取りしている他のユーザの端末20B及び20Cにも、図4と同様に、所定のエフェクトが表示される。
図4の表示画面の例は、ユーザが滞在している特定のエリアが、“テーマパーク”の場合における所定のエフェクトの例である。
図4に示すように、トークルームにおいて、特定のエリアである“テーマパーク”に関連するキャラクタのオブジェクトが、メッセージに重畳する表示態様で表示される。より具体的には、図4(a)乃至(c)に示すように、特定のエリアである“テーマパーク”に関連するキャラクタのオブジェクトが、メッセージに重畳して、トークルームの右端から左端に向けて移動する態様で表示される。オブジェクトは、画像に限定されず、動画や楽曲、テキストデータなどを含んでもよい。
なお、図4の例は、あくまでも例示であって、特定のエリアである“テーマパーク”に関連するキャラクタのオブジェクトは、どのような表示態様で表示されてもよい。例えば、該オブジェクトは、トークルームの左端から右端に向けて移動する態様で表示されても、メッセージには重畳しない態様で表示されるなど、どのような態様で表示されてもよい。
また、図5は、第1の実施形態における所定のエフェクトが表示された表示画面の他の構成例を示す図である。図5は、ユーザが滞在している特定のエリアが、“京都市”の場合における所定のエフェクトの例である。
図5に示すように、トークルームにおいて、特定のエリアである“京都市”に関連するオブジェクトである“落ち葉”が、メッセージに重畳する表示態様で表示される。より具体的には、図5(a)及び(b)に示すように、特定のエリアである“京都市”に関連するオブジェクトである“落ち葉”が、メッセージに重畳して、トークルームの上端から下端に向けて移動する態様で表示される。なお、図5に示すように、“落ち葉”のオブジェクトは、トークルームに複数表示されてもよい。
また、図5(b)に示すように、“落ち葉”のオブジェクトが、トークルームの下方に“積もる”態様で表示されてもよい。なお、図5(b)において、トークルームの下方に“積もる”態様で表示された“落ち葉”のオブジェクトは、所定の表示数以上は増えない(すなわち、所定数以上の“落ち葉”が積もらない)表示態様とすることができる。また、図5(b)において、“積もる”ことにより、トークルームに表示されたメッセージに“落ち葉”が重畳して表示された場合、該“落ち葉”をユーザがタップ又はスワイプすることにより、該“落ち葉”を非表示として、メッセージをトークルームに表示させる態様とすることもできる。
(エフェクトの表示に関する操作画面)
図6は、端末20の表示装置に表示される、エフェクト表示機能に関する画面表示の例である。図6に示すように、トークルームの設定画面において、エフェクト表示機能に関するオブジェクトが、他のオブジェクトに並列して表示される。ユーザは、エフェクト表示機能に関するオブジェクトを選択する(すなわち、タップする)ことにより、エフェクト表示機能の“ON”と“OFF”を切り替えることができる。
ここで、エフェクト表示機能を“ON”することは、エフェクト表示処理を実行することに該当し、エフェクト表示機能を“OFF”することは、エフェクト非表示処理を実行することに該当する。
ユーザは、図6に示すエフェクト表示機能に関するオブジェクトを操作する(タップする)ことにより、エフェクト表示処理と、エフェクト非表示処理とを選択することができる。例えば、ユーザは、トークルームに所定のエフェクトを生じさせたくない場合、当該オブジェクトをタップすることにより、エフェクト非表示処理を実行する。
なお、エフェクト表示機能は、トークルーム毎に設定可能であってもよいし、全てのトークルームに共通して設定可能であってもよい。
上記のとおり、第1の実施形態は、特定のエリアにユーザが滞在している間、該ユーザのトークルームと、該ユーザとメッセージのやり取りを行っている他のユーザのトークルームとに、所定のエフェクト(所定の変化)を生じさせることができる。そのため、互いにメッセージを送受信している複数のユーザに、当該メッセージに関連した情報を送信することが可能となり、該複数のユーザにとって有用な情報を提供することができる。
<第1変形例>
第1変形例は、端末20に対して、所定のエフェクトの表示に加えて、特典情報を表示する場合の変形例である。
第1の変形例において、端末20のユーザが、所定のエフェクトに基づいてトークルーム上に表示されたオブジェクトやテキストデータ(以下、「エフェクトオブジェクト」と記載する。)に対して、タップすることにより、当該特定のエリアに対応する特典情報が表示される。
特典情報は、例えば、特定のエリアに関連する情報である。例えば、特定のエリアが“テーマパーク”の場合、該テーマパーク内の乗り物の待ち時間を示す情報である。また、特典情報は、例えば、特定のエリアに存在する店舗において販売されている商品を紹介する情報などであってもよい。例えば、特定のエリアが“テーマパーク”の場合、特典情報は、該テーマパーク内の店舗で販売している商品の情報である。
なお、特典情報は、特定のエリアに滞在しているユーザの端末20Aと、他のユーザの端末20B及び20Cとで、異なる情報とすることができる。例えば、特定のエリアが“テーマパーク”の場合、該“テーマパーク”に滞在しているユーザの端末20Aには、特典情報として、該テーマパーク内の乗り物の待ち時間を示す情報を表示する一方、他のユーザの端末20B及び20Cには、該テーマパーク内の店舗で販売している商品の情報を表示する。
なお、特典情報は、特典のエリアに関連する情報であれば、どのような情報であってもよい。例えば、特定のエリアが“京都市”の場合、京都市に滞在しているユーザに端末20Aに表示する特典情報は、例えば、神社や寺院毎の紅葉の状況や、京都市の天気予報などの情報であってもよい。あるいは、特定のエリアが“京都市”の場合、京都市に滞在していない他のユーザの端末20B及び20Cに表示する特典情報は、例えば、京都市で販売されている商品に関する情報や、京都市への旅行を促す広告情報などであってもよい。
<動作例>
図7は、第1変形例におけるメッセージングサービスの動作例を示すシーケンス図である。
端末20Aは、該端末20Aのユーザによって、所定のエフェクトに基づいて表示されたエフェクトオブジェクトが操作(タップ)されたことを検出する(S201)。
端末20Aは、エフェクトオブジェクトが操作(タップ)されたことを検出した場合、オブジェクトが操作されたことを示す操作指示を、サーバ10に送信する(S202)。なお、端末20Aは、操作指示とともに、自装置の現在位置の位置情報を、サーバ10に送信してもよい。
サーバ10は、端末20Aから操作指示を受信した場合、端末20Aの位置情報又はエフェクトオブジェクトに対応する特典情報の有無を判定する(S203)。
サーバ10は、特典情報がある場合、操作指示を送信してきた端末20Aに対して、該特典情報を送信する(S204)。なお、サーバ10は、特定のエリアに滞在しているユーザ向けの特典情報と、該特定のエリアに滞在していない他のユーザ向けの特典情報がある場合、端末20Aの位置情報に基づいていずれかの特典情報を選択して、選択した特典情報を、該端末20Aに送信する。具体的には、サーバ10は、端末20Aの位置情報に基づいて、該端末20Aが特定のエリアに滞在していることを特定し、該特定のエリアに滞在しているユーザ向けの特典情報を、該端末20Aに送信する。なお、サーバ10は、特典情報が無い場合、処理を終了する。
端末20B又は20Cは、該端末20B又は20Cのユーザによって、所定のエフェクトに基づいて表示されたエフェクトオブジェクトが操作(タップ)されたことを検出する(S205)。
端末20B又は20Cは、エフェクトオブジェクトが操作(タップ)されたことを検出した場合、オブジェクトが操作されたことを示す操作指示を、サーバ10に送信する(S206)。なお、端末20B又は20Cは、操作指示とともに、自装置の現在位置の位置情報を、サーバ10に送信してもよい。
サーバ10は、端末20B又は20Cから操作指示を受信した場合、端末20B又は20Cの位置情報又はエフェクトオブジェクトに対応する特典情報の有無を判定する(S207)。
サーバ10は、特典情報がある場合、操作指示を送信してきた端末20B又は20Cに対して、該特典情報を送信する(S208)。例えば、サーバ10は、端末20B又は20Cの位置情報に基づいて、該端末20B又は20Cが特定のエリアに滞在していないことを特定し、該特定のエリアに滞在していない他のユーザ向けの特典情報を、該端末20B又は20Cに送信する。なお、サーバ10は、特典情報が無い場合、処理を終了する。
<表示画面>
(特定のエリアに滞在しているユーザの端末20Aの表示画面)
図8は、端末20に表示される特典情報に関する表示画面の例を示す図である。特に、図8は、特定のエリアに滞在しているユーザの端末20Aに表示させる特典情報の例を示す図である。
図8(a)は、端末20Aに表示されるエフェクトオブジェクトを、該端末20Aのユーザが選択する場合の、該端末20Aの表示画面の例である。図8(a)に示すように、端末20Aのユーザは、トークルームに表示されているエフェクトオブジェクトを操作(タップ)する。
端末20Aのユーザがエフェクトオブジェクトをタップした場合、図8(b)に示すように、特典情報を表示するための表示画面に遷移する。図8(b)に表示するように、端末20Aには、端末20Aの位置情報又はエフェクトオブジェクトに対応する特典情報が表示される。例えば、特定のエリアが“テーマパーク”の場合、端末20Aには、特典情報として、該テーマパーク内の乗り物の待ち時間を示す情報が表示される。例えば、端末20Aには、テーマパーク内の乗り物である“ジェットコースタ”の待ち時間が“50分待ち”である旨が表示される。なお、図8(b)の特典情報の例は、特定のエリアに滞在しているユーザ向けの特典情報の例である。
(受信者側の端末20Bの表示画面)
図9は、端末20に表示される特典情報に関する表示画面の他の例を示す図である。特に、図9は、特定のエリアに滞在していないユーザの端末20B又は20Cに表示させる特典情報の例を示す図である。
図9(a)は、端末20B又は20Cに表示されるエフェクトオブジェクトを、該端末20B又は20Cのユーザが選択する場合の、該端末20B又は20Cの表示画面の例である。図9(a)に示すように、端末20B又は20Cのユーザは、トークルームに表示されているエフェクトオブジェクトを操作(タップ)する。
端末20B又は20Cのユーザがエフェクトオブジェクトをタップした場合、図9(b)に示すように、特典情報を表示するための表示画面に遷移する。図9(b)に表示するように、端末20B又は20Cには、端末20B又は20Cの位置情報又はエフェクトオブジェクトに対応する特典情報が表示される。例えば、特定のエリアが“テーマパーク”の場合、端末20B又は20Cには、特典情報として、該テーマパーク内の店舗で販売している商品を紹介する情報が表示される。なお、図9(b)の特典情報の例は、特定のエリアに滞在していないユーザ向けの特典情報の例である。
上記のとおり、第1変形例では、所定のエフェクトの表示に加えて、特定のエリアに関連する情報である特典情報をさらに提供することが可能となる。そのため、互いにメッセージを送受信している複数のユーザに、当該メッセージに関連した複数の情報(所定のエフェクトに関する情報及び特典情報)を送信することが可能となり、該複数のユーザにとって有用な情報を提供することができる。
<第2変形例>
第2変形例は、特典情報が広告情報である場合に、該広告情報の表示を依頼したオーナに対して、課金する場合の変形例である。例えば、特定のエリアに関連する特典情報として、端末20に広告情報を表示させ、該広告情報が表示される回数に応じて、広告主に課金する。これにより、サーバ10の管理者が、広告主から、広告料を徴収することができる。
図10は、第2変形例における、サーバ10の構成例である。図10に示すように、第2変形例におけるサーバ10は、制御装置11に、課金処理部114が含まれる。
課金処理部114は、サーバ10が端末20に特典情報を送信した回数を計算する。課金処理部114は、特典情報が広告情報である場合にのみ、サーバ10が端末20に特典情報を送信した回数を計算してもよい。課金処理部114は、例えば、広告主ごとに、サーバ10が端末20に特典情報を送信した回数を計算してもよい。また、課金処理部114は、例えば、広告情報ごとに、サーバ10が端末20に特典情報(すなわち、該広告情報)を送信した回数(送信回数)を計算してもよい。
課金処理部114は、例えば、計算した送信回数に、1回あたりの広告料を掛け合わせて、広告料を算出する。課金処理部114は、例えば、広告主ごとに広告料を算出してもよいし、広告情報ごとに広告料を算出してもよい。
なお、課金処理部114は、特定のエリアに関連する特典情報を端末20に表示する“期間”や“場所”に基づいて、広告料を算出してもよい。このような場合に、課金処理部114は、広告情報を表示させる“期間”及び“特定のエリアの範囲”に基づいて、広告料を算出してもよい。
広告主が、日時及び特定のエリアを指定して、該日時に該特定のエリアに滞在する端末20Aに対して、広告情報を表示させたい場合が考えられる。例えば、広告主が、アカデミー賞の授賞式の会場があるエリアに滞在する端末20Aに対して、映画などの広告情報を表示させたい場合がある。
図11は、特定のエリアの例を示す図である。図11に示すように、例えば、特定のエリアは、アカデミー賞の授賞式の会場があるエリアである。サーバ10は、図11に示す特定のエリアに、所定の“期間”滞在している端末20Aに対して、特典情報を送信する。そして、サーバ10の課金処理部114は、特典情報の送信回数を計算し、広告料を算出してもよい。
なお、サーバ10は、アカデミー賞の会場があるエリアに滞在しているユーザとメッセージをやり取りしている他の端末20B又はCに対して、該映画などの広告情報を送信してもよい。
上記のとおり、第2変形例では、サーバ10が端末20に特典情報を送信した回数を計算し、該回数に応じた広告料を算出するので、端末および他の端末に対して特典情報としての広告情報を通知する場合において、該広告情報の広告主から広告料を課金することができる。
<第2の実施形態>
第2の実施形態は、位置情報に対応するエフェクトの有無の判定を、端末20において実行する形態である。第2の実施形態に記載の内容は、他の各実施形態のいずれにも適用可能である。
第2の実施形態における端末20の構成例は、図1に示す第1の実施形態における端末20の構成例と同様であるため、詳細な説明は省略される。
端末20は、サーバ10から、特定のエリアと、該特定のエリアに対応する所定のエフェクトとを対応付けた、エフェクト対応情報を受信する。端末20は、例えば、所定の周期で、エフェクト対応情報を受信する。また、端末20は、例えば、エフェクト対応情報が更新されるごとに、該更新された部分のエフェクト対応情報を受信してもよい。
端末20の記憶装置28は、サーバ10から受信したエフェクト対応情報を記憶する。なお、記憶装置28に記憶されるエフェクト対応情報は、図2に示す記憶装置15に記憶されるエフェクト対応情報と同様であるため、詳細な説明は省略される。
端末20のエフェクト処理部214は、位置情報測定部213が測定した位置情報に基づいて、記憶装置28を参照して、該位置情報に対応する所定のエフェクトが存在するか否かを判定する。エフェクト処理部214は、位置情報に対応する所定のエフェクトが存在する場合、該所定のエフェクトを表示装置24に表示する。
エフェクト処理部214は、例えば、該所定のエフェクトに基づいて、特定のエリアに対応するオブジェクト等を、所定の表示態様でトークルームに表示する。例えば、エフェクト処理部214は、サーバ10から受信した所定のエフェクトに基づいて、“テーマパーク”に関連するキャラクタのオブジェクトを、トークルームに表示されているメッセージに重畳する態様で表示する。また、例えば、エフェクト処理部214は、サーバ10から受信した所定のエフェクトに基づいて、“京都市”に関連するオブジェクトを、トークルームの背景として表示する。
このように、エフェクト処理部214は、記憶装置28を参照して特定した所定のエフェクトに基づいて、該所定のエフェクトに含まれるオブジェクト等の表示情報を、該所定のエフェクトに含まれる表示態様でトークルームに表示する。
また、エフェクト処理部214は、位置情報に対応する所定のエフェクトが存在する場合、該所定のエフェクトを一意に識別可能な識別子(エフェクトID)と、グループトークのID(Group ID)とをサーバ10に送信する。
なお、エフェクト処理部214は、位置情報に対応する所定のエフェクトが存在しない場合、処理を終了する。
また、エフェクト処理部214は、サーバ10からエフェクトIDを受信した場合、記憶装置28を参照して、該エフェクトIDに対応する所定のエフェクトを特定する。エフェクト処理部214は、記憶装置28を参照して特定した所定のエフェクトに基づいて、該所定のエフェクトに含まれるオブジェクト等の表示情報を、該所定のエフェクトに含まれる表示態様でトークルームに表示する。
<動作例>
図12は、第2の実施形態におけるメッセージングサービスの動作例を示すシーケンス図である。
サーバ10は、所定の周期で、端末20に対して、位置情報とエフェクトとを対応付けたエフェクト対応情報を送信する(S301)。
端末20は、サーバ10からエフェクト対応情報を受信した場合、該エフェクト対応情報を記憶装置28に記憶する(S302)。
端末20Aは、該端末20Aのユーザによって、該端末20A、他の端末20B及び20Cのユーザが参加するトークルームが開かれた(選択された)場合(S303)、該端末20Aの現在位置の位置情報を検出する(S304)。
なお、S303においてトークルームを開いた後、該端末20Aのユーザは、現在位置に対応する所定のエフェクトを表示させるために、入出力装置23を介して、エフェクト表示機能を“ON”にする処理を実行してもよい。図3の例は、エフェクト表示機能が、予め(例えば、前回トークルームを開いた際に)“ON”に設定されている場合の動作例を示している。
端末20Aは、記憶装置28を参照して、現在位置の位置情報に対応する所定のエフェクトが存在するか否かを判定する(S305)。端末20Aは、位置情報に対応する所定のエフェクトが存在する場合、トークルームに該所定のエフェクトを生じさせる(S306)。なお、端末20Aは、位置情報に対応する所定のエフェクトが存在しない場合、処理を終了する。
また、端末20Aは、位置情報に対応する所定のエフェクトのエフェクトIDと、該端末20A、他の端末20B及び20Cのユーザが参加するグループトークのID(Group ID)とを、サーバ10に送信する(S307)。
サーバ10は、該端末20Aから受信したグループトークのID(Group ID)に含まれるユーザIDを特定する(S308)。例えば、サーバ10は、端末20Aから受信したグループトークのID(Group ID)に含まれる、端末20B及び20Cの各々のユーザIDを特定する。そして、サーバ10は、特定したユーザIDの端末20(すなわち、端末20B及び20C)に対して、エフェクトIDを送信する(S309)。
端末20B及び20Cの各々は、サーバ10から受信したエフェクトIDに基づいて、記憶装置28を参照して、該受信したエフェクトIDに対応する所定のエフェクトを生じさせる(S310)。
端末20Aは、該端末20Aのユーザによって、エフェクト非表示操作が実行されたことを検出する(S311)。
端末20Aは、ユーザがエフェクト非表示装置を実行した場合、サーバ10に対して、エフェクト非表示操作が実行された旨を示すエフェクト非表示情報と、該端末20A、他の端末20B及び20Cのユーザが参加するグループトークのID(Group ID)とを、サーバ10に送信する(S312)。
サーバ10は、端末20Aからエフェクト非表示情報を受信した場合、該端末20Aから受信したグループトークのID(Group ID)に含まれるユーザIDを特定する(S313)。例えば、サーバ10は、端末20Aから受信したグループトークのID(Group ID)に含まれる、端末20B及び20Cの各々のユーザIDを特定する。そして、サーバ10は、特定したユーザIDの端末20(すなわち、端末20B及び20C)に対して、エフェクト非表示情報を送信する(S314)。
端末20は、サーバ10からエフェクト非表示情報を受信した場合、トークルームに表示していた所定のエフェクトを非表示にする(S315)。
なお、第2の実施形態においても、第1の実施形態における第1変形例及び第2変形例が適用可能である。すなわち、端末20において所定のエフェクトの有無を判定する場合においても、第1の実施形態における第1変形例と同様に、該所定のエフェクトの表示に加えて、特定のエリアに関連する情報である特典情報をさらに提供することが可能である。また、第1の実施形態における第2変形例と同様に、端末および他の端末に対して特典情報としての広告情報を通知する場合において、該広告情報の広告主から広告料を課金することができる。
上記のとおり、第2の実施形態では、位置情報に対応するエフェクトの有無の判定を、端末20において実行するため、該ユーザとメッセージのやり取りを行っている他のユーザのトークルームとに、所定のエフェクト(所定の変化)を生じさせることができる。そのため、互いにメッセージを送受信している複数のユーザに、当該メッセージに関連した情報を送信することが可能となり、該複数のユーザにとって有用な情報を提供することができる。
<その他>
上述した実施形態の機能を実現するソフトウエアのプログラムコードを記憶した記憶媒体を、サーバ10および/または端末20に供給してもよい。そして、サーバ10および/または端末20が、記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出して実行することによっても、上述の実施形態が、達成されることは言うまでもない。この場合、記憶媒体には、上述した配信方法および/または受信方法を、サーバ10および/または端末20に実行させるプログラムが記憶される。
サーバ10および/または端末20における処理の少なくとも一部は、1以上のコンピュータにより構成されるクラウドコンピューティングにより実現されていてもよい。
端末20における処理の少なくとも一部を、サーバ10により行う構成としてもよい。この場合、例えば、端末20の制御装置21の各機能部の処理のうち少なくとも一部の処理を、サーバ10で行う構成としてもよい。
サーバ10における処理の少なくとも一部を、端末20により行う構成としてもよい。この場合、例えば、サーバ10の制御装置11の各機能部の処理のうち少なくとも一部の処理を、端末20で行う構成としてもよい。
本開示において、判定の構成は必須でなく、判定条件を満たした場合に所定の処理が動作されたり、判定条件を満たさない場合に所定の処理がされたりしても良いことは当然である。
本開示の実施形態を諸図面や実施例に基づき説明してきたが、当業者であれば本開示に基づき種々の変形や修正を行うことが容易であることに注意されたい。従って、これらの変形や修正は本開示の範囲に含まれることに留意されたい。例えば、各手段、各ステップ等に含まれる機能等は論理的に矛盾しないように再配置可能であり、複数の手段やステップ等を1つに組み合わせたり、或いは分割したりすることが可能である。また、各実施形態に示す構成を適宜組み合わせることとしてもよい。
10 サーバ
11 制御装置
12 入出力装置
13 ディスプレイ
14 通信I/F
15 記憶装置
20 端末
21 制御装置
22 通信I/F
23 入出力装置
24 表示装置
25 マイク
26 スピーカー
27 カメラ
28 記憶装置
30 ネットワーク
111 トークルーム管理部
112 メッセージ処理部
113 エフェクト検索部
114 課金処理部
211 トーク参加部
212 メッセージ処理部
213 位置情報測定部
214 エフェクト処理部

Claims (20)

  1. 情報処理端末にメッセージを表示させる表示方法において、
    前記メッセージを含むトークルームが前記情報処理端末に表示された場合、当該情報処理端末の位置情報と、前記トークルームを一意に識別可能な識別子とを受信する受信ステップと、
    前記受信した位置情報を含む特定のエリアに対応する所定のエフェクトが存在する場合、前記識別子に基づいて、前記情報処理端末との間で前記メッセージを送受信する他の情報処理端末を特定する特定ステップと、
    特定した他の情報処理端末及び前記情報処理端末に対して、前記トークルームに前記特定のエリアに関連するオブジェクトを表示させるための前記所定のエフェクトを送信する送信ステップと、を含む表示方法。
  2. 前記送信ステップにおいて、前記オブジェクトを前記メッセージに重畳して表示させるための前記所定のエフェクトを送信する
    請求項1に記載の表示方法。
  3. 前記オブジェクトは、特定のエリアに関連するオブジェクトであり、
    前記送信ステップにおいて、前記オブジェクトを前記メッセージに重畳して表示させるための前記所定のエフェクトを送信する
    請求項1又は2に記載の表示方法。
  4. 前記送信ステップにおいて、前記オブジェクトを前記トークルームの背景として表示させるための前記所定のエフェクトを送信する
    請求項1から3のいずれか一項に記載の表示方法。
  5. 前記特定のエリアと、該特定のエリアに対応するオブジェクト及び該オブジェクトの表示対応とが対応付けられた複数の所定のエフェクトを予め記憶する記憶ステップをさらに含み、
    前記特定ステップにおいて、前記記憶ステップにより記憶された複数の所定のエフェクトを参照して、受信した前記位置情報を含む前記特定のエリアに対応する所定のエフェクトを特定する
    請求項1から4のいずれか一項に記載の表示方法。
  6. 前記情報処理端末のユーザが前記オブジェクトを選択したことを示す操作指示を受信した場合、前記位置情報に関連する第1特典情報を、該情報処理端末に送信するステップをさらに含む
    請求項1から5のいずれか一項に記載の表示方法。
  7. 前記特定のエリア以外に存在する他の情報処理端末のユーザが前記オブジェクトを選択したことを示す操作指示を受信した場合、前記第1特典情報とは異なる第2特典情報を、該他の情報処理端末に送信するステップをさらに含む
    請求項6に記載の表示方法。
  8. 前記情報処理端末から前記オブジェクトを非表示とするための非表示情報を受信した場合、前記他の情報処理端末に対して、該非表示情報を転送する転送ステップをさらに含む
    請求項1から7のいずれか一項に記載の表示方法。
  9. メッセージを含むトークルームが情報処理端末に表示された場合、当該情報処理端末の位置情報と、前記トークルームを一意に識別可能な識別子とを受信する受信ステップと、
    前記受信した位置情報を含む特定のエリアに対応する所定のエフェクトが存在する場合、前記識別子に基づいて、前記情報処理端末との間で前記メッセージを送受信する他の情報処理端末を特定する特定ステップと、
    特定した他の情報処理端末及び前記情報処理端末に対して、前記トークルームに前記特定のエリアに関連するオブジェクトを表示させるための前記所定のエフェクトを送信する送信ステップと、をコンピュータに実行させる表示プログラム。
  10. 情報処理端末にメッセージを表示させるメッセージ処理部と、
    前記メッセージを含むトークルームが前記情報処理端末に表示された場合、当該情報処理端末の位置情報と、前記トークルームを一意に識別可能な識別子とを受信する通信部と、
    前記受信した位置情報を含む特定のエリアに対応する所定のエフェクトが存在する場合、前記識別子に基づいて、前記情報処理端末との間で前記メッセージを送受信する他の情報処理端末を特定するエフェクト検索部と、を含み、
    前記エフェクト検索部は、特定した他の情報処理端末及び前記情報処理端末に対して、前記トークルームに前記特定のエリアに関連するオブジェクトを表示させるための前記所定のエフェクトを送信する情報処理装置。
  11. 情報処理端末にメッセージを表示させる表示プログラムにおいて、
    前記メッセージを含むトークルームが前記情報処理端末のユーザによって選択された場合、該情報処理端末の現在位置の位置情報を検出する検出ステップと、
    検出した前記位置情報を含む特定のエリアに対応する所定のエフェクトが存在する場合、前記トークルームに前記特定のエリアに関連するオブジェクトを表示させる表示ステップと、
    前記所定のエフェクトが存在する場合、前記トークルームを一意に識別可能な識別子と、該所定のエフェクトを識別可能なエフェクト識別子とを、該識別子に基づいて特定可能な他の情報処理端末に、前記情報処理装置を介して送信する送信ステップと、をコンピュータに実行させる表示プログラム。
  12. 前記送信ステップにおいて、前記オブジェクトを前記メッセージに重畳して表示させるための所定のエフェクトを識別可能な前記エフェクト識別子を送信する
    請求項11に記載の表示プログラム。
  13. 前記オブジェクトは、特定のエリアに関連するオブジェクトであり、
    前記送信ステップにおいて、前記オブジェクトを前記メッセージに重畳して表示させるための所定のエフェクトを識別可能な前記エフェクト識別子を送信する
    請求項11又は12に記載の表示プログラム。
  14. 前記送信ステップにおいて、前記オブジェクトを前記トークルームの背景として表示させるための所定のエフェクトを識別可能な前記エフェクト識別子を送信する
    請求項11から13のいずれか一項に記載の表示プログラム。
  15. 前記特定のエリアと、該特定のエリアに対応するオブジェクト及び該オブジェクトの表示対応とが対応付けられた複数の所定のエフェクトを、前記情報処理装置から予め受信する受信ステップをさらに含み、
    前記特定ステップにおいて、前記受信ステップにより受信した複数の所定のエフェクトを参照して、検出した前記位置情報を含む前記特定のエリアに対応する所定のエフェクトを特定する
    請求項11から14のいずれか一項に記載の表示プログラム。
  16. 前記オブジェクトが前記情報処理端末のユーザにより選択された場合、選択されたことを示す操作指示を送信するステップと、
    前記操作指示に基づいて前記情報処理装置から受信した前記オブジェクトに関連する第1特典情報を受信するステップとをさらに含む、
    請求項11から15のいずれか一項に記載の表示プログラム。
  17. 前記特定のエリア以外に存在する他の情報処理端末のユーザが前記オブジェクトを選択したことを示す操作指示を受信した場合、前記第1特典情報とは異なる第2特典情報を、該他の情報処理端末に送信するステップをさらに含む
    請求項16に記載の表示プログラム。
  18. 前記情報処理端末のユーザが前記オブジェクトを非表示とするための非表示機能を操作したことを特定するステップと、
    前記オブジェクトを非表示にするための非表示情報を、前記他の情報処理端末に対して送信するステップと、をさらに含む
    請求項11から17のいずれか一項に記載の表示プログラム。
  19. 情報処理端末にメッセージを表示させる表示方法において、
    前記メッセージを含むトークルームが前記情報処理端末のユーザによって選択された場合、該情報処理端末の現在位置の位置情報を検出する検出ステップと、
    検出した前記位置情報を含む特定のエリアに対応する所定のエフェクトが存在する場合、前記トークルームに前記特定のエリアに関連するオブジェクトを表示させる表示ステップと、
    前記所定のエフェクトが存在する場合、前記トークルームを一意に識別可能な識別子と、該所定のエフェクトを識別可能なエフェクト識別子とを、該識別子に基づいて特定可能な他の情報処理端末に前記情報処理装置を介して送信する送信ステップと、を含む表示方法。
  20. 情報処理端末にメッセージを表示させるメッセージ処理部と、
    前記メッセージを含むトークルームが前記情報処理端末のユーザによって選択された場合、該情報処理端末の現在位置の位置情報を検出する位置情報測定部と、
    検出した前記位置情報を含む特定のエリアに対応する所定のエフェクトが存在する場合、前記トークルームに前記特定のエリアに関連するオブジェクトを表示させるエフェクト処理部と、を含み、
    前記エフェクト処理部は、前記所定のエフェクトが存在する場合、前記トークルームを一意に識別可能な識別子と、該所定のエフェクトを識別可能なエフェクト識別子とを、該識別子に基づいて特定可能な他の情報処理端末に前記情報処理装置を介して送信する情報処理端末。
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