JP6485856B2 - 情報伝達装置、制御方法、及びプログラム - Google Patents

情報伝達装置、制御方法、及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、情報伝達装置、制御方法、及びプログラムに関する。
家庭や職場において、留守番電話等の電子媒体を用いて伝言を残すことがある。そして、このような伝言に利用する電子媒体の利便性を高めるための技術が開発されている。例えば特許文献1は、伝言メモを相手が確認すると、どの伝言メモが相手によって確認されたのかを示す情報が発信者に対して送信される。これにより発信者は、自分が相手に対してどのような伝言メモを発信したのかを思い出したり、相手に対して発信した複数の伝言メモのうちのどの伝言メモが相手によって確認されたのかを把握したりすることができる。
特開2008−97188号公報
特定のユーザへ伝言を伝えるためには、個々のユーザが所有している専用の端末に対して伝言を残す必要がある。例えば特許文献1では、宛先の相手が有している電話端末に対して伝言メモを発信することとなる。そのため、伝言を残すために利用する端末を複数のユーザで共有する場合、特定のユーザのみに伝言を伝えることが難しい。例えば家に設置されている電話の留守番電話機能を用いて家族間で伝言をやりとりする場合、特定の人のみが伝言メモを聞けるようにすることは難しい。
本発明の目的は、以上の課題に鑑みてなされたものである。本発明の目的は、複数のユーザで共有される端末で伝言を出力する場合に、特定のユーザに対して伝言を出力する技術を提供することである。
本願発明が提供する情報伝達装置は、
ユーザを識別するユーザ識別手段と、
第1のユーザから、そのユーザとは異なる第2のユーザを宛先とする伝達情報の入力を受け付け、受け付けた伝達情報を伝達情報記憶手段に記憶する伝達情報入力手段と、
前記ユーザ識別手段によって前記第2のユーザが識別された場合に、前記伝達情報記憶手段に記憶されている前記伝達情報のうち、前記第2のユーザを宛先とする前記伝達情報を出力する伝達情報出力手段と、
を有する。
前記ユーザ識別手段は、前記第1のユーザが伝達情報として伝達情報入力手段に入力した音声の特徴を用いて、前記第1のユーザを識別する。
前記伝達情報入力手段は、前記ユーザ識別手段によって識別されたユーザによる前記伝達情報の入力を受け付け、識別された前記ユーザをその伝達情報の伝達元として前記伝達情報記憶手段に記憶する。
前記伝達情報出力手段は、前記伝達情報と共に、その伝達情報の伝達元である前記ユーザを特定する情報を出力する。
本願発明が提供する制御方法は、コンピュータによって実行される。当該制御方法は、
ユーザを識別するユーザ識別ステップと、
第1のユーザから、そのユーザとは異なる第2のユーザを宛先とする伝達情報の入力を受け付け、受け付けた伝達情報を伝達情報記憶手段に記憶する伝達情報入力ステップと、
前記ユーザ識別ステップによって前記第2のユーザが識別された場合に、前記伝達情報記憶手段に記憶されている前記伝達情報のうち、前記第2のユーザを宛先とする前記伝達情報を出力する伝達情報出力ステップと、
を有する。
前記ユーザ識別ステップにおいて、前記第1のユーザが伝達情報として伝達情報入力ステップで入力した音声の特徴を用いて、前記第1のユーザを識別する。
前記伝達情報入力ステップにおいて、前記ユーザ識別ステップで識別されたユーザによる前記伝達情報の入力を受け付け、識別された前記ユーザをその伝達情報の伝達元として前記伝達情報記憶手段に記憶する。
前記伝達情報出力ステップにおいて、前記伝達情報と共に、その伝達情報の伝達元である前記ユーザを特定する情報を出力する。
本発明が提供するプログラムは、コンピュータに、本発明が提供する情報伝達装置として動作する機能を持たせる。
本発明によれば、複数のユーザで共有される端末で伝言を出力する場合に、特定のユーザに対して伝言を出力する技術が提供される。
実施形態1に係る情報伝達装置を例示するブロック図である。 実施形態1の情報伝達装置によって実行される処理の流れを例示するフローチャートである。 情報伝達装置のハードウエア構成を例示するブロック図である。 実施形態2の情報伝達装置によって実行される処理の流れを例示するフローチャートである。 実施例1の情報伝達装置によって表示画面に出力される画面を例示する図である。 伝言メモを登録するための入力画面である入力画面を例示する図である。 実施形態3に係る情報伝達装置を例示するブロック図である。 実施形態3の情報伝達装置によって実行される処理の流れを例示するフローチャートである。 実施形態4に係る情報伝達装置を例示するブロック図である。 実施形態4の情報伝達装置によって実行される処理の流れを例示するフローチャートである。 実施例2のカレンダー表示部によって表示される画面を例示する図である。 指定された特徴を有する日付のみがカレンダー表示部によって表示されるケースを例示する図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。尚、すべての図面において、同様な構成要素には同様の符号を付し、適宜説明を省略する。
[実施形態1]
図1は、実施形態1に係る情報伝達装置2000を例示するブロック図である。図1において、矢印は情報の流れを表している。さらに、図1において、各ブロックは、ハードウエア単位の構成ではなく、機能単位の構成を表している。
情報伝達装置2000は、ユーザ識別部2020、伝達情報入力部2040、及び伝達情報出力部2060を有する。ユーザ識別部2020は、ユーザを識別する。伝達情報入力部2040は、第1のユーザから伝達情報の入力を受け付ける。伝達情報の宛先は、第1のユーザとは異なる第2のユーザである。さらに、伝達情報入力部2040は、受け付けた伝達情報を、伝達情報記憶部3020に記憶する。ここで、伝達情報記憶部3020は、情報伝達装置2000の内部に設けられてもよいし、情報伝達装置2000の外部に設けられてもよい。伝達情報出力部2060は、ユーザ識別部2020によって上記第2のユーザが識別された場合に、伝達情報記憶部3020に記憶されている伝達情報のうち、第2のユーザを宛先とする伝達情報を出力する。
<処理の流れ>
図2は、実施形態1の情報伝達装置2000によって実行される処理の流れを例示するフローチャートである。伝達情報入力部2040は、第1のユーザから伝達情報の入力を受け付ける(S102)。ユーザ識別部2020は、第2のユーザを識別する(S104)。伝達情報出力部2060は、伝達情報記憶部3020に記憶されている伝達情報のうち、第2のユーザを宛先とする伝達情報を出力する(S106)。
<作用・効果>
本実施形態の情報伝達装置2000によれば、ユーザ識別部2020によってユーザが識別されたとき、そのユーザを宛先とする伝達情報が出力される。そのため、伝言を残すための端末(情報伝達装置2000)を複数のユーザで共有する場合に、特定のユーザへ宛てて伝言を残すことができる。
また、本実施形態の情報伝達装置2000によれば、あるユーザが識別されたとき、そのユーザに宛てられた伝達情報が自動的に出力される。そのためユーザは、自分に宛てられた伝言を容易に確認することができる。
以下、本実施形態の情報伝達装置2000についてさらに詳細に説明する。
<ハードウエア構成例>
情報伝達装置2000の各機能構成部は、各機能構成部を実現するハードウエア(例:ハードワイヤードされた電子回路など)で実現されてもよいし、ハードウエアとソフトウエアとの組み合わせ(例:電子回路とそれを制御するプログラムの組み合わせなど)で実現されてもよい。以下、各機能構成部をハードウエアとソフトウエアとの組み合わせで実現する場合について、その構成を具体的に例示する。
情報伝達装置2000は、携帯型端末、PC(Personal Computer)、又はサーバなどの種々の計算機として実装される。ここで情報伝達装置2000は、情報伝達装置2000を実装するための専用の計算機に実装されてもよいし、その他のアプリケーション等も含まれている汎用の計算機に実装されてもよい。
図3は、情報伝達装置2000のハードウエア構成を例示するブロック図である。情報伝達装置2000は、バス1020、プロセッサ1040、メモリ1060、ストレージ1080、及び入出力インタフェース1100を有する。バス1020は、プロセッサ1040、メモリ1060、ストレージ1080、及び入出力インタフェース1100が、相互にデータを送受信するためのデータ伝送路である。ただし、プロセッサ1040などを互いに接続する方法は、バス接続に限定されない。プロセッサ1040は、例えば CPU (Central Processing Unit) や GPU (Graphics Processing Unit) などの演算処理装置である。メモリ1060は、例えば RAM (Random Access Memory) や ROM (Read Only Memory) などのメモリである。ストレージ1080は、例えばハードディスク、SSD (Solid State Drive)、又はメモリカードなどの記憶装置である。また、ストレージ1080は、RAM や ROM 等のメモリであってもよい。
入出力インタフェース1100は、情報伝達装置2000が入出力デバイスや外部の装置等との間でデータを送受信するための入出力インタフェースである。例えば入出力デバイスは、タッチパネル3040、表示画面3060、マイク3080、又はスピーカ3100などである。タッチパネル3040及びマイク3080は入力デバイスであり、表示画面3060及びスピーカ3100は出力デバイスである。入力デバイスは、伝達情報の入力などに利用される。一方、出力デバイスは、伝達情報の出力などに利用される。
ストレージ1080は、情報伝達装置2000の機能を実現するためのプログラムを記憶している。具体的には、ユーザ識別部2020、伝達情報入力部2040、及び伝達情報出力部2060の機能をそれぞれ実現するプログラムモジュールを記憶している。プロセッサ1040は、これら各プログラムモジュールを実行することで、ユーザ識別部2020、伝達情報入力部2040、及び伝達情報出力部2060の機能をそれぞれ実現する。ここでプロセッサ1040は、上記各モジュールを実行する際、これらのモジュールをメモリ1060上に読み出してから実行してもよいし、メモリ1060上に読み出さずに実行してもよい。
伝達情報記憶部3020が情報伝達装置2000の内部に設けられる場合、伝達情報記憶部3020は、メモリ1060又はストレージ1080によって実現される。具体的には、メモリ1060又はストレージ1080は、伝達情報を記憶する。一方、伝達情報記憶部3020が情報伝達装置2000の外部に設けられる場合、情報伝達装置2000は、入出力インタフェース1100を介して伝達情報記憶部3020と接続されている。なお、情報伝達装置2000と、情報伝達装置2000の外部に設けられている伝達情報記憶部3020との接続方法は様々である。例えばこれらを接続する方法は、USB (Universal Serial Bus) 回線等のバス回線を介した接続方法や、LAN (Local Area Network)等のネットワーク回線を介した接続方法である。なお、ネットワーク回線は無線回線であってもよいし有線回線であってもよい。
情報伝達装置2000のハードウエア構成は図3に示した構成に限定されない。例えば、各プログラムモジュールはメモリ1060に格納されてもよい。この場合、情報伝達装置2000は、ストレージ1080を備えていなくてもよい。
<ユーザ識別部2020の詳細>
ユーザ識別部2020がユーザを識別する方法は様々である。以下、いくつかの識別方法について具体的に例示する。
<<カメラを用いたユーザの識別>>
第1の例は、カメラを用いてユーザを識別する方法である。ユーザ識別部2020は、カメラを用いて撮像されたユーザの画像を解析することで、ユーザを識別する。この場合、情報伝達装置2000の内部又は外部に、ユーザの識別に用いるカメラが設けられる。そしてユーザ識別部2020は、このカメラによって撮像された画像を取得する。
ユーザ識別部2020は、各ユーザの識別子と、そのユーザの顔などの特徴量とが対応付けられているユーザ情報を用いて、ユーザの識別を行う。具体的には、ユーザ識別部2020は、カメラによって撮像された画像に写っているユーザの顔などの特徴量を算出する。次に、ユーザ識別部2020は、ユーザ情報の中から、算出した特徴量と同一又は近い特徴量を示すユーザ情報を取得する。そして、ユーザ識別部2020は、情報伝達装置2000を利用しようとしているユーザが、取得したユーザ情報に示される識別子で特定されるユーザであると判断する。ここで、ユーザ情報は、情報伝達装置2000の内部又は外部に設けられている記憶部に予め記憶しておく。以下、ユーザ情報を記憶する記憶部をユーザ情報記憶部と呼ぶ。
なおカメラの画像を用いてユーザを識別する方法は、上述の例に限定されない。ユーザを撮像した画像を用いてユーザを識別する技術には様々な既知の技術があり、情報伝達装置2000はこれら既知の技術を利用してユーザを識別できる。これら既知の技術に関する詳細な説明は省略する。
<<文字入力に基づくユーザの識別>>
第2の例は、ユーザによって入力される文字情報を用いてユーザを識別する方法である。例えばユーザ識別部2020は、ユーザによって入力されるユーザ ID に基づいて、ユーザを識別する。ユーザは、タッチパネル3040などを用いてユーザ ID を入力する。入力方法は、キー入力であってもよいし、手書き入力であってもよい。ここで、ユーザ識別部2020は、ユーザ ID に加え、パスワードの入力を求めてもよい。例えば WAN(Wide Area Network)を介してアクセスできるように情報伝達装置2000を構成する場合、セキュリティの観点から、ユーザの識別にパスワードを用いることが好ましい。一方、オフラインの環境(家庭内のみなど)で用いるように情報伝達装置2000を構成する場合、セキュリティ上の問題は発生しにくいため、ユーザの識別にパスワードを用いなくてもよい。パスワードを用いずにユーザ ID のみでユーザを識別するようにすることで、情報伝達装置2000をより容易に利用できる。
なお、ユーザ識別部2020は、ユーザ ID の代わりに、ユーザによって選択されたアイコンに基づいてユーザを識別してもよい。具体的には、ユーザ識別部2020は、各ユーザについて、ユーザ ID とそのユーザのアイコンとを対応付けているユーザ情報を取得する。そしてユーザ識別部2020は、取得した各アイコンを表示画面3060上に表示する。ユーザは、表示画面3060上に表示されたアイコンの中から、自分のアイコンを選択する。これにより、ユーザが識別される。ここで、ユーザ識別部2020は、アイコンを用いてユーザを識別する場合も、ユーザ ID を用いる場合と同様に、別途パスワードの入力を求めてもよい。
<<音声入力に基づくユーザの識別>>
第3の例は、ユーザによって入力される音声を用いてユーザを識別する方法である。ユーザ識別部2020は、ユーザによって入力される音声情報を用いてユーザを識別する。ユーザは、マイク3080を用いて音声を入力する。例えばユーザは、前述したユーザ ID を音声で入力する。この場合、例えばユーザ ID はユーザの名前などである。ユーザ識別部2020は、入力された音声を解析して、入力されたユーザ ID を割り出す。その後にユーザ識別部2020が行う処理は、文字情報として入力されたユーザ ID を用いてユーザを識別する方法と同様である。なおユーザ識別部2020は、別途パスワードの入力を求めてもよい。
<伝達情報入力部2040の詳細>
ユーザが伝達情報入力部2040に対して伝達情報を入力する方法は様々である。例えば伝達情報入力部2040は、伝達情報及びその宛先を、文字情報又は音声情報として入力する。
なお、伝達情報の宛先の定め方は様々である。例えばユーザは、宛先とするユーザの名前を入力する。またユーザは、宛先のユーザのニックネームなどを入力してもよい。そのために予め、ユーザ ID、ユーザの名前、及びユーザの別名(ニックネームなど)を対応付けたユーザ情報を、ユーザ情報記憶部に記憶しておく。ただしユーザ情報は、ユーザの名前をユーザ ID とする情報であってもよい。この場合ユーザ情報は、ユーザ ID とユーザの別名とを対応づけた情報である。
さらにユーザは、宛先として複数のユーザを指定してもよい。この場合、例えばユーザは、宛先とする複数のユーザの名前等を全て入力する。また、ユーザ識別部2020は、伝達情報の宛先として、ユーザのグループを特定する情報(グループ名など)の入力を受け付けてもよい。この場合、各ユーザのユーザ情報には、そのユーザが所属するグループを表す情報も記憶しておく。
また例えばユーザは、「子供たち」や「みんな」など、複数のユーザを表す言葉を入力してもよい。ユーザ識別部2020は、「みんな」や「子供たち」といった、一般的に使われる用語が入力された場合、その意味を割り出し、該当するユーザを割り出す。例えば「みんな」であれば、全てのユーザを表す。「子供たち」であれば、家族構成に関する情報を用いて、「子供たち」に該当するユーザを割り出す。そのために、ユーザ ID 及びユーザに関する情報を対応付けたユーザ情報をユーザ情報記憶部に予め記憶しておく。ユーザに関する情報は、例えば年齢、性別、又は家族構成における位置づけなどを表す情報である。例えばお父さん、お母さん、長男、及び次男で構成される4人家族が情報伝達装置2000を利用する場合、「子供たち」という宛先は、家族構成における位置づけが「長男」となっているユーザ及び「次男」となっているユーザの二人となる。
<伝達情報出力部2060の詳細>
伝達情報出力部2060は、伝達情報を文字情報又は音声情報として出力する。文字情報は、表示画面3060上に表示される。一方、音声情報は、スピーカ3100から出力される。
例えば伝達情報出力部2060は、伝達情報が入力された方法と同じ方法で伝達情報を出力する。具体的には伝達情報出力部2060は、文字入力された伝達情報を文字で出力し、音声入力された伝達情報を音声で出力する。
伝達情報出力部2060が伝達情報を出力する方法は、伝達情報が入力された方法に依存しなくてもよい。例えば文字と音声のどちらで伝達情報を出力するかを、予め伝達情報出力部2060に設定しておく。伝達情報出力部2060は、伝達情報が入力された方法に関わらず、設定されている方法で伝達情報を出力する。
伝達情報を出力する方法は、ユーザごとに定められていてもよい。この場合、各ユーザのユーザ情報は、そのユーザに対して伝達情報を出力する方法をさらに示す。
また、伝達情報出力部2060は、ユーザの特徴に基づき、伝達情報の出力方法をユーザごとに決定してもよい。例えば高齢者は、耳が遠くて音声が聞き取れない可能性がある。そこで例えば、伝達情報出力部2060は、高齢者に対しては文字で伝達情報を出力する。ここで、ユーザ識別部2020によって識別されたユーザが高齢者であるか否かは、例えばユーザの年齢が所定値以上であるか否かを判定することによって割り出すことができる。
一方、小さい子供は文字を読むことができなかったり、文字を読むことを嫌がる可能性がある。そこで例えば、ユーザ識別部2020は、小さい子供に対しては音声で伝達情報を出力する。ここで、ユーザ識別部2020によって識別されたユーザが小さい子供であるか否かは、例えばユーザの年齢が所定値以下であるか否かを判定することによって割り出すことができる。
さらに、伝達情報出力部2060は、文字の大きさ、音量の大きさ、又は漢字の利用の可否など、伝達情報の出力に関する各種パラメタを決定する機能を有していてもよい。例えば伝達情報出力部2060は、高齢者や小さい子供に対して文字で伝達情報を出力する場合、文字の大きさを大きくする。また、伝達情報出力部2060は、高齢者に対して音声で伝達情報を出力する場合、音量を大きくする。さらに、伝達情報出力部2060は、小さい子供に対して文字で伝達情報を出力する場合、伝達情報に含まれる漢字をひらがなに変換して出力する。これらの各種パラメタは、ユーザごとに予め設定しておいてもよい。設定された各種パラメータは、ユーザ情報として記憶される。
[実施形態2]
実施形態2に係る情報伝達装置2000は、実施形態1に係る情報伝達装置2000と同様に、図1で表される。以下で説明する点を除き、実施形態2の情報伝達装置2000は、実施形態1の情報伝達装置2000と同様の機能を有する。
本実施形態の情報伝達装置2000は、伝達情報の伝達元であるユーザを認識し、伝達情報を出力する際に、その伝達情報の伝達元を表す情報を自動的に付加する。具体的には、以下のように動作する。まず、実施形態2の伝達情報入力部2040は、ユーザ識別部2020によって識別されたユーザによる伝達情報の入力を受け付ける。さらに、ユーザ識別部2020は、識別されたユーザをその伝達情報の伝達元として、伝達情報記憶部3020に記憶する。そして、伝達情報出力部2060は、伝達情報と共に、その伝達情報の伝達元であるユーザを特定する情報を出力する。
<伝達情報入力部2040の詳細>
例えば伝達情報入力部2040は、ユーザがユーザ識別部2020によって識別された後、そのユーザから伝達情報の入力を受け付ける。例えば伝達情報を入力したいユーザは、その前に、実施形態1で説明したユーザ ID の入力などを行うことで、ユーザ識別部2020よる識別を受ける。そして、伝達情報入力部2040は、受け付けた伝達情報の伝達元を、ユーザ識別部2020によって識別されたユーザとする。
ここで、ユーザ識別部2020は、伝達情報入力部2040に対して入力された伝達情報を用いてユーザの識別を行ってもよい。例えば伝達情報が手書きで入力された場合、ユーザ識別部2020は、入力された文字の筆跡を解析することで、伝達情報を入力したユーザを識別する。この場合、各ユーザの筆跡の特徴を表す情報をユーザ情報に含めて予め記憶しておく。なお、文字の筆跡からその文字を書いたユーザを割り出す技術は既知の技術であるため、この技術に関する詳細な説明は省略する。
また例えば、伝達情報が音声で入力された場合、ユーザ識別部2020は、入力された音声を解析することで、伝達情報を入力したユーザを識別する。この場合、各ユーザの声の特徴を表す情報をユーザ情報に含めて予め記憶しておく。なお、ユーザの声からそのユーザを割り出す技術は既知の技術であるため、この技術に関する詳細な説明は省略する。
<伝達情報出力部2060の詳細>
伝達情報の伝達元であるユーザを特定する情報は様々である。例えばこの情報は、ユーザの名前やあだ名などである。またこの情報は、「お父さん」など、前述した家族構成における位置づけを表す情報であってもよい。これらの情報は、実施形態1で説明したユーザ情報の一部としてユーザ情報記憶部に記憶されている。
<その他の機能>
さらに情報伝達装置2000は、伝達情報が宛先に対して出力されたことを、伝達元のユーザに通知する機能を有していてもよい。具体的には、あるユーザがユーザ識別部2020によって識別された際、そのユーザが別のユーザに宛てた伝達情報が既に出力されていた場合、情報伝達装置2000はその旨を表すメッセージを出力する。
<処理の流れ>
図4は、実施形態2の情報伝達装置2000によって実行される処理の流れを例示するフローチャートである。ユーザ識別部2020は、第1のユーザを識別する(S202)。伝達情報入力部2040は、第1のユーザから伝達情報の入力を受け付ける(S204)。ユーザ識別部2020は、第2のユーザを識別する(S206)。伝達情報出力部2060は、第2のユーザを宛先とする伝達情報を、第1のユーザを特定する情報と共に出力する(S208)。
<作用・効果>
本実施形態の情報伝達装置2000によれば、第2のユーザに対して伝達情報が出力される際、伝達元である第1のユーザを識別する情報が自動的に付加される。そのため伝達情報を入力するユーザは、伝達情報に自分の名前等を含めたりするなど、自分が伝達元であることを明示的に指定しなくてもよい。その結果、伝達情報を入力するユーザの手間が減り、情報伝達装置2000の利便性が向上する。
<実施例1>
実施形態2の情報伝達装置2000を、さらに具体的な実施例として説明する。なお、以下で説明する実施例は情報伝達装置2000を実現する様々な方法の内の1つであり、情報伝達装置2000の実現方法はこの実施例に限定されない。
実施例1の情報伝達装置2000は、ユーザ間で伝達情報をやりとりする機能を有するカレンダーを扱う装置である。実施例の情報伝達装置2000は、表示画面3060上に情報を表示する。また、表示画面3060にはタッチパネル3040が搭載されている。情報伝達装置2000は、タッチパネル3040を介してユーザからの入力を受け付ける。
図5は、実施例1の情報伝達装置2000によって表示画面3060に出力される画面10を例示する図である。画面10には、カレンダー20、おぼえがき30、ボタン40、通知エリア60、及び伝言メモ70が含まれている。
カレンダー20は、ユーザごとのスケジュールや、ユーザ間で共有されるスケジュールを表示する。おぼえがき30は、現在情報伝達装置2000によって識別されているユーザ自身のためのメモを表示するエリアである。
伝言メモ70は、他のユーザへの伝言を表示するエリアである。ここで、伝言メモ70として登録する情報が、上述した伝達情報に相当する。図5において、伝言メモ70は、付箋を模した形状になっている。ここで、既に伝言メモが登録されている状態で新たな伝言メモを登録すると、複数の伝言メモ70が積み重なって表示される。ユーザは、付箋をめくる操作(例えばスワイプ)などを行うことで、積み重なっている付箋を順次閲覧することができる。また、ユーザは、各伝言メモ70をドラッグ操作等で移動することで、各伝言メモ70を自由な位置に配置できる。またユーザは、伝言メモ70をタップすることで伝言メモ70の表示を拡大したり、伝言メモ70に登録されている情報を修正したりすることができる。さらに、ユーザは、伝言メモ70を色分けすることもできる。
ボタン40は、伝言メモ70の登録を行う入力画面を表示するためのボタンである。通知エリア60は、現在情報伝達装置2000に識別されているユーザに対して、他のユーザから伝達される伝達情報を表示するエリアである。伝達情報が複数ある場合、例えば順次伝達情報が通知エリア60に表示されていく。またユーザが通知エリア60をタップすることで、伝言情報の一覧が表示されるようにしてもよい。
図6は、伝言メモ70を登録するための入力画面である入力画面50を例示する図である。ユーザによってボタン40がタップされると、情報伝達装置2000は、入力画面50を表示する。入力画面50は、タイトル51、内容52、及び完了ボタン53を含む。タイトル51は、伝言メモのタイトルを入力する入力エリアである。内容52は、登録する伝言メモの内容を入力する入力エリアである。この内容52が、入力情報を入力する入力エリアである。完了ボタン53は、入力を終えた際にユーザが押すボタンである。完了ボタン53が押されると、情報伝達装置2000は入力画面50に入力された内容に基づいて、伝言メモ70を生成する。そして情報伝達装置2000は、登録された伝言メモ70を画面10上に表示する。具体的には、情報伝達装置2000は、内容52に入力された情報を伝言メモ70上に表示する。
ここで、入力画面50が表示された際、選択ボタン54が横に表示される。選択ボタン54は、伝言メモ70の入力方法を選択するボタンである。例えば入力方法として、キー入力、音声入力、及び手書き入力のいずれかを選択できる。いずれの入力方法を用いた場合も、入力結果がタイトル51又は内容52に表示される。
実施例の情報伝達装置2000では、伝言メモ70として登録された情報が伝達情報となる。具体的には、入力画面50上の内容52に入力された情報が伝達情報となる。
具体的なシチュエーションとして、情報伝達装置2000が、お母さん、お父さん、及び息子という3人家族が住んでいる家に設置されているとする。そして、用事があって出かけるお母さんが、外出中のお父さんと息子に伝言(伝達情報)を残すため、情報伝達装置2000を利用したとする。
情報伝達装置2000は、ユーザの識別のためにカメラを有している。まずお母さんは、伝言を残すために、情報伝達装置2000の前に立つ。するとお母さんは、上記カメラに撮像され、ユーザ識別部2020によって識別される。その後お母さんは、ボタン40をタップする。
そしてお母さんは、図6に示す内容の伝達情報を入力する。ここで実施例の伝達情報入力部2040は、内容52の各行に書かれている情報を、宛先と伝達情報との組み合わせとする。図6では、宛先が「お父さん」である「洗濯物を取り込んで下さい」という伝達情報1と、宛先が「みんな」である「21時までに帰ります」という伝達情報2とが入力されたこととなる。
次に、家に帰ってきた息子が、情報伝達装置2000の前に立つ。これにより、息子がユーザ識別部2020に識別される。前述した伝達情報のうち、息子が宛先となるのは、宛先が「みんな」である伝達情報2である。そこで情報伝達装置2000は、画面10の通知エリア60に、伝達情報2の内容である「21時までに帰ります」を表示する。
次に、家に帰ってきたお父さんが、情報伝達装置2000の前に立つ。これにより、お父さんがユーザ識別部2020に識別される。前述した伝達情報のうち、お父さんが宛先となるのは、宛先が「お父さん」である伝達情報1、及び宛先が「みんな」である伝達情報2である。そこで情報伝達装置2000は、画面10の通知エリア60に、伝達情報1の内容である「洗濯物を取り込んで下さい」、及び伝達情報2の内容である「21時までに帰ります」の双方を表示する。
上述の方法によると、お母さん(ユーザ)は、お父さんや息子(他のユーザ)に対し、メモを書くような感覚で伝言(伝達情報)を入力することができる。よって、情報伝達装置2000によれば、例えば机の上にメモを残すなど、紙媒体のメモを利用する感覚と同様の感覚で、伝言を入力することができる。
さらに、伝言を受け取る人は、自分に関係のある伝言のみを受け取ることができる。一般に、伝達する情報に余分なものが含まれているほど、重要な情報の伝達ミスが発生しやすい。また、伝言を受け取る人は、自分に関係ない情報を受け取ることに煩わしさを感じる。情報伝達装置2000によれば、識別されたユーザを宛先とする伝達情報を出力するため、重要な情報の伝達ミスの発生を防いだり、ユーザの煩わしさを軽減することができる。そのため、「紙媒体のメモを利用する感覚と同様の感覚で扱える」というメリットに加え、紙媒体のメモ等には電子媒体ならではのメリットがある。
また情報伝達装置2000は、紙媒体等を撮像することで伝達情報の入力を受け付ける機能を有していてもよい。例えばユーザは、内容52に記載した情報と同様の情報を紙のメモに記載し、これを情報伝達装置2000のカメラに撮像させる。情報伝達装置2000は、撮像結果の画像を解析することで、前述の伝達情報1及び伝達情報2を取得する。
本実施例では、情報伝達装置2000に対するユーザ操作として、タッチパネル3040を利用する操作を説明した。しかし情報伝達装置2000に対する操作は、タッチパネル3040を利用する操作に限定されない。例えばユーザは、情報伝達装置2000に対して音声で指示を与えてもよい。例えばユーザが「伝言を登録」と言うと、情報伝達装置2000は入力画面50を表示する。また情報伝達装置2000は、ユーザによって入力された音声に対応する操作の候補が複数ある場合、その候補を表示画面3060上に表示してもよい。ユーザは、表示された候補を音声操作やタップ操作によって選択する。例えばユーザが「伝言」と言うと、情報伝達装置2000は、「伝言を登録」と「伝言を確認」という2つの候補を表示する。
近年、情報技術の発達により、情報機器を使いこなせる人と使いこなせない人との間に、格差が生じている。この格差は、デジタルデバイド(情報格差)と呼ばれる。情報機器をうまく使いこなせない人の一例として、高齢者が挙げられる。本発明の情報伝達装置2000によれば、紙のカレンダー等では実現できない電子媒体ならではの機能を持つ電子カレンダー等を、紙のカレンダーと同様の操作感で扱えるインタフェースが提供される。これにより、情報伝達装置2000は、老若男女問わず利用しやすい電子カレンダー等を提供し、デジタルデバイドの解消に貢献する。
[実施形態3]
図7は、実施形態3に係る情報伝達装置2000を例示するブロック図である。図7において、矢印は情報の流れを表している。さらに、図7において、各ブロックは、ハードウエア単位の構成ではなく、機能単位の構成を表している。以下で説明する点を除き、実施形態3の情報伝達装置2000は、実施形態1又は2の情報伝達装置2000と同様の機能を有する。
実施形態3の情報伝達装置2000は、カレンダーに含まれる日付のうち、ある特徴を持つ日付を、他の日付と識別可能に表示する機能を有する。そのために、実施形態3の情報伝達装置2000は、特徴入力部2080及びカレンダー表示部2100を有する。特徴入力部2080は、日付に関する特徴の入力を受け付ける。カレンダー表示部2100は、カレンダーに含まれる日付のうち、特徴入力部2080が受け付けた特徴を有する日付を特定する。そして、カレンダー表示部2100は、この特定した日付を、他の日付と識別可能に表示する。なお、カレンダー表示部2100によって特定される日付は、1つでもよいし、複数でもよい。
ユーザは、特徴入力部2080に対し、文字又は音声を用いて日付に関する特徴を入力する。例えばユーザは、特徴入力部2080に対し、六曜又は天気などを入力する。具体的には、ユーザは、「大安の日」や「雨の日」などと入力する。例えば「大安の日」という特徴が入力された場合、カレンダー表示部2100は、大安の日を表示する。また例えば、「雨の日」という特徴が入力された場合、カレンダー表示部2100は、天気予報で雨と予測されている日を表示する。ここでカレンダー表示部2100は、天気予報に関する情報を、例えばインターネットなどを介して取得する。天気に関する特徴はその他にも、「最高気温が30度以上の日」や「降水確率が50%以上の日」のように、数値を用いて表される特徴であってもよい。
カレンダー表示部2100が特定した日付を表示する方法は様々である。例えばカレンダー表示部2100は、特定した日付を強調して表示する。日付を強調して表示する方法は、例えばカレンダーにおいて特定した日付を表す枠や枠内の色を、その他の日付を表す枠や枠内の色とは異なる色に変更する方法である。またカレンダー表示部2100は、カレンダー全体の表示は行わず、特定した日付のみをリスト表示などの方法で表示するようにしてもよい。
<処理の流れ>
図8は、実施形態3の情報伝達装置2000によって実行される処理の流れを例示するフローチャートである。特徴入力部2080は、日付に関する特徴の入力を受け付ける(S302)。カレンダー表示部2100は、カレンダーに含まれる日付のうち、特徴入力部2080が受け付けた特徴を有する日付を特定する(S304)。そして、カレンダー表示部2100は、この特定した日付を、他の日付と識別可能に表示する(S306)。
<作用・効果>
本実施形態の情報伝達装置2000によれば、指定した特徴を持つ日付が、その他の日続けと識別可能に表示される。これにより、ユーザは、特定の特徴を持つ日付、例えば「雨の日」などを容易に知ることができる。
[実施形態4]
図9は、実施形態4に係る情報伝達装置2000を例示するブロック図である。図9において、矢印は情報の流れを表している。さらに、図9において、各ブロックは、ハードウエア単位の構成ではなく、機能単位の構成を表している。以下で説明する点を除き、実施形態4の情報伝達装置2000は、実施形態3の情報伝達装置2000と同様の機能を有する。
実施形態4は、ユーザのスケジュールに関する情報を用いて、カレンダー表示部2100が表示する日付を決定する。そのために、実施形態4の情報伝達装置2000は、スケジュール取得部2120を有する。
スケジュール取得部2120は、ユーザ識別部2020によって識別されたユーザのスケジュールを取得する。実施形態4の特徴入力部2080は、スケジュールに関連する特徴の入力を受け付ける。そして、実施形態4のカレンダー表示部2100は、スケジュール取得部2120によって取得されたスケジュール及び特徴入力部2080に入力された特徴を用いて、1つ以上の日付を特定する。そして、カレンダー表示部2100は、特定された日付を表示する。
ユーザのスケジュールを表す情報をスケジュール情報と表記する。スケジュール情報は、例えばユーザ ID、スケジュールの日時、及びスケジュールの内容(例:買い物に行く)を対応付けた情報である。
スケジュール取得部2120がスケジュール情報を取得する方法は様々である。例えばスケジュール取得部2120は、情報伝達装置2000の内部又は外部に設けられている記憶部に記憶されているスケジュール情報を取得する。また、スケジュール取得部2120は、手動で入力されるスケジュール情報を取得してもよい。
特徴入力部2080に入力される「スケジュールに関連する特徴」は様々である。例えばこの特徴は、「仕事がある日」、「9時から12時に予定が入っていない日」、又は「3日連続で休みの日」など、1つ又は複数の日付や時間帯などを特定できる特徴である。
また、カレンダー表示部2100は、複数のユーザのスケジュールに基づいて表示する日付を特定してもよい。具体的には、情報伝達装置2000が次のように動作する。まず、スケジュール取得部2120は、ユーザ識別部2020によって識別されたユーザのスケジュール情報、及び別のユーザのスケジュール情報を取得する。カレンダー表示部2100は、スケジュール取得部2120によってスケジュール情報が取得されたユーザごとに、そのユーザのスケジュール情報及び特徴入力部2080によって入力された特徴を用いて日付を特定する。そして、カレンダー表示部2100は、特定された日付のうち、スケジュール情報が取得された全てのユーザについて共通して特定された日付を表示する。例えば「3日連続で休みの日」という特徴を入力した場合、複数のユーザが共通して3日連続休みである日が表示される。これにより、例えば家族みんなで旅行に行きたい場合などに、スケジュールの調整を容易に行えるようになる。
例えばユーザ識別部2020は、ユーザ識別部2020によって識別されたユーザを含め、全てのユーザのスケジュール情報を取得する。また例えば、スケジュール取得部2120は、情報伝達装置2000を操作しているユーザ(ユーザ識別部2020によって識別されたユーザ)によって指定されたユーザ ID、名前、あだ名、又は所属グループなどで特定されるユーザについてスケジュールを取得するようにしてもよい。例えばお母さんが、「私とお父さんの三連休」という特徴を特徴入力部2080に入力したとする。この場合、カレンダー表示部2100は、お母さんとお父さんそれぞれのスケジュール情報を利用して、二人が共通して三連休である日付を特定する。
<処理の流れ>
図10は、実施形態4の情報伝達装置2000によって実行される処理の流れを例示するフローチャートである。ユーザ識別部2020は、ユーザを識別する(S402)。スケジュール取得部2120は、ユーザ識別部2020によって識別されたユーザのスケジュールを取得する(S404)。特徴入力部2080は、スケジュールに関連する特徴の入力を受け付ける(S406)。カレンダー表示部2100は、スケジュール取得部2120によって取得されたスケジュール情報及び特徴入力部2080に入力された特徴を用いて、1つ以上の日付を特定する(S408)。そして、カレンダー表示部2100は、特定された日付を、他の日付と識別可能に表示する(S410)。
なお、複数のユーザのスケジュール情報を利用する場合、スケジュール取得部2120は、ステップS404において、他のユーザのスケジュール情報も取得する。
<作用・効果>
本実施形態の情報伝達装置2000によれば、ユーザのスケジュールを用いて、指定した特徴を持つ日付が表示される。例えば、「休日」という特徴を入力すれば、そのユーザの休日が表示される。このように、ユーザは、自身のスケジュールを加味して、意図した特徴を持つ日付を容易に知ることができる。よってユーザは、仕事や休みの計画などを容易に立てることができるようになる。
また、本実施形態の情報伝達装置2000によれば、複数のユーザのスケジュールを用いることにより、指定した共通の特徴を持つ日付が表示される。例えば、「休日」という特徴を入力すれば、複数のユーザ間で共通する休日が表示される。このように、ユーザは、他の人のスケジュールも加味して、共通した特徴を持つ日付を容易に知ることができる。よってユーザは、他の人と一緒に過ごすスケジュール、例えば家族と一緒に過ごすスケジュールなどを立てることが容易になる。
<実施例2>
実施形態4の情報伝達装置2000を、さらに具体的な実施例として説明する。なお、以下で説明する実施例は情報伝達装置2000を実現する様々な方法の内の1つであり、情報伝達装置2000の実現方法はこの実施例に限定されない。
実施例2のカレンダー表示部2100は、実施例1の情報伝達装置2000と同様、カレンダー20が表示されている画面10を表示する。ただし、実施例1の情報伝達装置2000とは異なり、指定された特徴を有する日付を、その他の日付と識別可能に表示する。
図11は、実施例2のカレンダー表示部2100によって表示される画面10を例示する図である。斜線で塗られている日付が、特徴入力部2080に対して入力された特徴に合致する日付である。
また、カレンダー表示部2100は、図12に示すように指定された特徴を有する日付のみを表示してもよい。図12は、特徴入力部2080に対して「家族みんなが3時間予定が空いている日」という特徴が入力された場合におけるカレンダー表示部2100の出力を例示する図である。図12では、「家族みんなが3時間予定が空いている日」として5月2日、5月15日、及び6月7日の3つが表示されている。さらに、具体的に空いている3時間の範囲が、斜線で塗りつぶされている。このように、指定した特徴を持つ日付を日付単位よりも細かく表示することで、ユーザはスケジュールをより細かく決定することができる。
以上、図面を参照して本発明の実施形態について述べたが、これらは本発明の例示であり、上記以外の様々な構成を採用することもできる。
以下、参考形態の例を付記する。
1. 生体情報を用いてユーザを識別するユーザ識別手段と、
第1のユーザから、そのユーザとは異なる第2のユーザを宛先とする音声メッセージである伝達情報の入力を受け付け、受け付けた伝達情報を伝達情報記憶手段に記憶する伝達情報入力手段と、
前記ユーザ識別手段によって前記第2のユーザが識別された場合に、前記伝達情報記憶手段に記憶されている前記伝達情報のうち、前記第2のユーザを宛先とする前記伝達情報を出力する伝達情報出力手段と、
を有する情報伝達装置。
2. 前記伝達情報出力手段は、前記伝達情報を文字列又は音声で出力する、
1.に記載の情報伝達装置。
3. 前記伝達情報入力手段は、前記ユーザ識別手段によって識別されたユーザによる前記伝達情報の入力を受け付け、識別された前記ユーザをその伝達情報の伝達元として前記伝達情報記憶手段に記憶し、
前記伝達情報出力手段は、前記伝達情報と共に、その伝達情報の伝達元である前記ユーザを特定する情報を出力する、
1.又は2.に記載の情報伝達装置。
4. 前記ユーザ識別手段は、ユーザが伝達情報として伝達情報入力手段に入力した文字又は音声の特徴を用いて前記ユーザを識別する3.に記載の情報伝達装置。
5. 日付に関する特徴の入力を受け付ける特徴入力手段と、
カレンダーに含まれる日付のうち、前記特徴入力手段が受け付けた前記特徴を有する日付を、他の日付と識別可能に表示するカレンダー表示手段と、
を有する1.乃至4.いずれか一つに記載の情報伝達装置。
6. 前記ユーザ識別手段によって識別されたユーザのスケジュールを取得するスケジュール取得手段を有し、
前記特徴入力手段は、スケジュールに関連する特徴の入力を受け付け、
前記カレンダー表示手段は、前記スケジュール取得手段によって取得されたスケジュール及び前記特徴入力手段に入力された特徴を用いて1つ以上の日付を特定し、特定された日付を表示する、
5.に記載の情報伝達装置。
7. 前記スケジュール取得手段は、前記ユーザ識別手段によって識別されたユーザ及び別のユーザのスケジュールを取得し、
前記カレンダー表示手段は、スケジュールが取得されたユーザごとに、そのユーザのスケジュール及び前記特徴入力手段に入力された特徴を用いて日付を特定し、特定された日付のうち、スケジュールが取得された全てのユーザについて共通して特定された日付を表示する、
6.に記載の情報伝達装置。
8. 前記特徴入力手段は、六曜又は天気を表す特徴の入力を受け付ける5.に記載の情報伝達装置。
9. コンピュータによって実行される制御方法であって、
生体情報を用いてユーザを識別するユーザ識別ステップと、
第1のユーザから、そのユーザとは異なる第2のユーザを宛先とする音声メッセージである伝達情報の入力を受け付け、受け付けた伝達情報を伝達情報記憶手段に記憶する伝達情報入力ステップと、
前記ユーザ識別ステップによって前記第2のユーザが識別された場合に、前記伝達情報記憶手段に記憶されている前記伝達情報のうち、前記第2のユーザを宛先とする前記伝達情報を出力する伝達情報出力ステップと、
を有する制御方法。
10. 前記伝達情報出力ステップは、前記伝達情報を文字列又は音声で出力する、9.に記載の制御方法。
11. 前記伝達情報入力ステップは、前記ユーザ識別ステップによって識別されたユーザによる前記伝達情報の入力を受け付け、識別された前記ユーザをその伝達情報の伝達元として前記伝達情報記憶手段に記憶し、
前記伝達情報出力ステップは、前記伝達情報と共に、その伝達情報の伝達元である前記ユーザを特定する情報を出力する、
9.又は10.に記載の制御方法。
12. 前記ユーザ識別ステップは、ユーザが伝達情報として伝達情報入力手段に入力した文字又は音声を用いて前記ユーザを識別する11.に記載の制御方法。
13. 日付に関する特徴の入力を受け付ける特徴入力ステップと、
カレンダーに含まれる日付のうち、前記特徴入力ステップが受け付けた前記特徴を有する日付を、他の日付と識別可能に表示するカレンダー表示ステップと、
を有する9.乃至12.いずれか一つに記載の制御方法。
14. 前記ユーザ識別ステップによって識別されたユーザのスケジュールを取得するスケジュール取得ステップを有し、
前記特徴入力ステップは、スケジュールに関連する特徴の入力を受け付け、
前記カレンダー表示ステップは、前記スケジュール取得ステップによって取得されたスケジュール及び前記特徴入力ステップに入力された特徴を用いて1つ以上の日付を特定し、特定された日付を表示する、
13.に記載の制御方法。
15. 前記スケジュール取得ステップは、前記ユーザ識別ステップによって識別されたユーザ及び別のユーザのスケジュールを取得し、
前記カレンダー表示ステップは、スケジュールが取得されたユーザごとに、そのユーザのスケジュール及び前記特徴入力ステップに入力された特徴を用いて日付を特定し、特定された日付のうち、スケジュールが取得された全てのユーザについて共通して特定された日付を表示する、
14.に記載の制御方法。
16. 前記特徴入力ステップは、六曜又は天気を表す特徴の入力を受け付ける13.に記載の制御方法。
17. コンピュータを、1.乃至8.いずれか一つに記載の情報伝達装置として動作させるプログラム。
10 画面
20 カレンダー
30 おぼえがき
40 ボタン
50 入力画面
51 タイトル
52 内容
53 完了ボタン
54 選択ボタン
60 通知エリア
70 伝言メモ
1020 バス
1040 プロセッサ
1060 メモリ
1080 ストレージ
1100 入出力インタフェース
2000 情報伝達装置
2020 ユーザ識別部
2040 伝達情報入力部
2060 伝達情報出力部
2080 特徴入力部
2100 カレンダー表示部
2120 スケジュール取得部
3020 伝達情報記憶部
3040 タッチパネル
3060 表示画面
3080 マイク
3100 スピーカ

Claims (8)

  1. 生体情報を用いてユーザを識別するユーザ識別手段と、
    第1のユーザから、そのユーザとは異なる第2のユーザを宛先とする音声メッセージである伝達情報の入力を受け付け、受け付けた伝達情報を伝達情報記憶手段に記憶する伝達情報入力手段と、
    前記ユーザ識別手段によって前記第2のユーザが識別された場合に、前記伝達情報記憶手段に記憶されている前記伝達情報のうち、前記第2のユーザを宛先とする前記伝達情報を出力する伝達情報出力手段と、
    を有し、
    前記ユーザ識別手段は、前記第1のユーザが伝達情報として伝達情報入力手段に入力した音声の特徴を用いて、前記第1のユーザを識別し、
    前記伝達情報入力手段は、前記ユーザ識別手段によって識別されたユーザによる前記伝達情報の入力を受け付け、識別された前記ユーザをその伝達情報の伝達元として前記伝達情報記憶手段に記憶し、
    前記伝達情報出力手段は、前記伝達情報と共に、その伝達情報の伝達元である前記ユーザを特定する情報を出力する、情報伝達装置。
  2. 前記伝達情報出力手段は、前記伝達情報を文字列又は音声で出力する、
    請求項1に記載の情報伝達装置。
  3. 日付に関する特徴の入力を受け付ける特徴入力手段と、
    カレンダーに含まれる日付のうち、前記特徴入力手段が受け付けた前記特徴を有する日付を、他の日付と識別可能に表示するカレンダー表示手段と、
    を有する請求項1又は2に記載の情報伝達装置。
  4. 前記ユーザ識別手段によって識別されたユーザのスケジュールを取得するスケジュール取得手段を有し、
    前記特徴入力手段は、スケジュールに関連する特徴の入力を受け付け、
    前記カレンダー表示手段は、前記スケジュール取得手段によって取得されたスケジュール及び前記特徴入力手段に入力された特徴を用いて1つ以上の日付を特定し、特定された日付を表示する、
    請求項に記載の情報伝達装置。
  5. 前記スケジュール取得手段は、前記ユーザ識別手段によって識別されたユーザ及び別のユーザのスケジュールを取得し、
    前記カレンダー表示手段は、スケジュールが取得されたユーザごとに、そのユーザのスケジュール及び前記特徴入力手段に入力された特徴を用いて日付を特定し、特定された日付のうち、スケジュールが取得された全てのユーザについて共通して特定された日付を表示する、
    請求項に記載の情報伝達装置。
  6. 前記特徴入力手段は、六曜又は天気を表す特徴の入力を受け付ける請求項に記載の情報伝達装置。
  7. コンピュータによって実行される制御方法であって、
    生体情報を用いてユーザを識別するユーザ識別ステップと、
    第1のユーザから、そのユーザとは異なる第2のユーザを宛先とする音声メッセージである伝達情報の入力を受け付け、受け付けた伝達情報を伝達情報記憶手段に記憶する伝達情報入力ステップと、
    前記ユーザ識別ステップによって前記第2のユーザが識別された場合に、前記伝達情報記憶手段に記憶されている前記伝達情報のうち、前記第2のユーザを宛先とする前記伝達情報を出力する伝達情報出力ステップと、
    を有し、
    前記ユーザ識別ステップにおいて、前記第1のユーザが伝達情報として伝達情報入力ステップで入力した音声の特徴を用いて、前記第1のユーザを識別し、
    前記伝達情報入力ステップにおいて、前記ユーザ識別ステップで識別されたユーザによる前記伝達情報の入力を受け付け、識別された前記ユーザをその伝達情報の伝達元として前記伝達情報記憶手段に記憶し、
    前記伝達情報出力ステップにおいて、前記伝達情報と共に、その伝達情報の伝達元である前記ユーザを特定する情報を出力する、制御方法。
  8. コンピュータを、請求項1乃至いずれか一項に記載の情報伝達装置として動作させるプログラム。
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