JP7458458B2 - プログラム、方法、端末 - Google Patents
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Description
される装置等に関し、より具体的には、BOTを制御管理するための装置、方法、システ
ム等に関する。
を行うコンピュータプログラム(BOT)が普及し、BOTに関わる様々な工夫が行われ
てきた。
・エージェントが提供されている(特許文献1)。
ツが不適切であるか、場合によっては、有害または危険のおそれがあることを示すある種
の定義可能な基準に合致した場合に、介入する働きをする「ガーディアン」とも呼ばれる
BOTが開示されている。このガーディアンは、自然言語処理技法を利用して会話のコン
テキストをそのスパン(期間)にわたって評価および/または個々のユーザ間の会話を評
価するように構成されている。ガーディアンは、自然言語処理技法の使用により、特定の
会話やその一部に問題があると判断されたときに、個々のユーザ等に通知または警告を提
示することができるものである。
テムも提供されている(特許文献2)。
によるコンピュータ・サービスの使用を管理する方法であって、1以上のコンピュータ・
ユーザに関連するネットワーク・デバイスにおいて、そのネットワーク・デバイスに関連
する実際のコンピュータ・ユーザからの要求を受信するステップと、前記1以上のコンピ
ュータ・ユーザ以外の仮想ユーザを識別するステップであって、その仮想ユーザに関連す
る情報を生成する、この識別するステップと、前記仮想ユーザに関連する情報を使用して
、前記ネットワーク・デバイスからの通信を、前記要求を提供した前記実際のコンピュー
タ・ユーザのためのコンピュータ・サービスへ送信するステップであって、この通信は前
記仮想ユーザから発信されたものとして識別されるものであり、このコンピュータ・サー
ビスをこの通信と前記要求を提供した前記実際のコンピュータ・ユーザと関連付けること
から防ぐものである、この送信するステップと、前記ネットワーク・デバイスにおいて、
前記コンピュータ・サービスから発信された前記仮想ユーザについての通信を受信するス
テップであって、その通信を前記要求を提供した前記実際のコンピュータ・ユーザへ送信
する、この受信するステップと、を備える方法が開示されている。
の内容が適切であるかどうかを判定ないし監視する技術が開示されているが、ユーザ同士
の会話をサポートして盛り上げていくものではない。また、特許文献2には、私設コンピ
ュータ・ネットワーク・ユーザによる公開BOTの使用を管理する技術が開示されている
が、BOTを介してユーザ同士の会話を積極的にサポートして会話そのものを発展させよ
うとするものではない。
本発明の第2の態様によると、端末によって実行される方法は、第1アカウントの第1ユーザと第2アカウントの第2ユーザとが参加するチャットルームのコンテンツを表示部に表示することと、第1アカウントに関連付けられた第1コンテンツまたは第2アカウントに関連付けられた第2コンテンツに基づいて、第1アカウントと第2アカウントの何れとも異なるアカウントであって、第1機能に関連付けられた第3アカウントを示す第1オブジェクトを表示部に表示することと、第1オブジェクトが選択されたことに基づいて第2オブジェクトを表示部に表示することと、を含む。
本発明の第3の態様によると、端末は、第1アカウントの第1ユーザと第2アカウントの第2ユーザとが参加するチャットルームのコンテンツを表示する表示部を備え、第1アカウントに関連付けられた第1コンテンツまたは第2アカウントに関連付けられた第2コンテンツに基づいて、第1アカウントと第2アカウントの何れとも異なるアカウントであって、第1機能に関連付けられた第3アカウントを示す第1オブジェクトを表示部に表示し、第1オブジェクトが選択されたことに基づいて第2オブジェクトを表示部に表示する。
の会話そのものを発展させるBOT制御管理方法等を提供することができる。
本明細書に記載の開示を実施する場合は、通信の秘密に係る法的事項を遵守の上で実施
されるものであることに留意されたい。
照して説明する。
図1は、本開示の一実施形態におけるBOT制御管理システムの構成を示す図である。
図1に示すように、通信システムでは、ネットワーク199を介して1以上のサーバ(サ
ーバ110、サーバ120)と、1以上の端末(端末151、端末152、端末153)
とが接続される。サーバ110、120は、ユーザが所有する端末151~153に対し
、ネットワーク199を介して端末間でのメッセージの送受信を実現するサービスを提供
する。なお、ネットワーク199に接続される端末の数は制限されない。また、サーバの
数についても制限されない(必要に応じて機能を拡張するためのサーバを追加することが
できる。1のサーバによってサービス提供させてもよい)。
続する役割を担う。すなわち、ネットワーク199は、端末151~153がサーバ11
0ないし120に接続した後、データを送受信することができるように接続経路を提供す
る通信網を意味する。
線ネットワークであってもよい。ネットワーク199は、アドホック・ネットワーク(ad
hoc network)、イントラネット、エクストラネット、仮想プライベート・ネットワーク
(virtual private network:VPN)、ローカル・エリア・ネットワーク(local area
network:LAN)、ワイヤレスLAN(wireless LAN:WLAN)、広域ネットワーク
(wide area network:WAN)、ワイヤレスWAN(wireless WAN:WWAN)、大都
市圏ネットワーク(metropolitan area network:MAN)、インターネットの一部、公
衆交換電話網(Public Switched Telephone Network:PSTN)の一部、携帯電話網、
ISDNs(integrated service digital networks)、無線LANs、LTE(long te
rm evolution)CDMA(code division multiple access)、ブルートゥース(Bluetoo
th(登録商標))、衛星通信など、または、これらの2つ以上の組合せを含むことができ
る。ただし、本開示において、ネットワーク199は、これらに限定されない。また、ネ
ットワーク199は、1つまたは複数のネットワークを含むことができる。
実現できる情報処理端末であればどのような端末であってもよい。端末151~153は
、代表的にはスマートフォンであり、その他に携帯電話(例えば、フィーチャーフォン)
、コンピュータ(例えば、デスクトップ、ラップトップ、タブレットなど)、メディアコ
ンピュータプラットホーム(例えば、ケーブル、衛星セットトップボックス、デジタルビ
デオレコーダ)、ハンドヘルドコンピュータデバイス(例えば、PDA(personal digit
al assistant)、電子メールクライアントなど)、ウェアラブル端末(メガネ型デバイス
、時計型デバイスなど)、または他種のコンピュータ、またはコミュニケーションプラッ
トホームを含む。ただし、本開示において、端末151~153は、これらに限定されな
い。また、端末151~153は情報処理端末と表現されても良い。
して端末151について説明することとし、以下、必要に応じて端末152や端末153
を他端末として説明する。また、サーバ110、120についても同様に、代表してサー
バ110について説明する。
ーバ110は、各実施形態において記載する機能を実現できる情報処理装置であればどの
ような装置であってもよい。サーバ110は、代表的にはサーバ装置であり、その他にコ
ンピュータ(例えば、デスクトップ、ラップトップ、タブレットなど)、メディアコンピ
ュータプラットホーム(例えば、ケーブル、衛星セットトップボックス、デジタルビデオ
レコーダ)、ハンドヘルドコンピュータデバイス(例えば、PDA、電子メールクライア
ントなど)、あるいは他種のコンピュータ、またはコミュニケーションプラットホームを
含む。ただし、本開示において、サーバ110は、これらに限定されない。また、サーバ
110は情報処理装置と表現されても良い。
図1を用いて、通信システムに含まれる各装置のHW構成について説明する。
))、記憶装置1515、通信I/F1516(インタフェース)、入出力装置1517
、表示装置1518、マイク1519a、スピーカ1519b、カメラ1519cを備え
る。端末151のHWの各構成要素は、例えば、バスB2を介して相互に接続される。
通信は、有線、無線のいずれで実行されてもよく、互いの通信が実行できるのであれば、
どのような通信プロトコルを用いてもよい。通信I/F1516は、ネットワーク199
を介して、サーバ110との通信を実行する機能を有する。通信I/F1516は、各種
データを制御装置1510からの指示に従って、サーバ110に送信する。また、通信I
/F1516は、サーバ110から送信された各種データを受信し、制御装置1510に
伝達する。
51で処理された処理結果を出力する装置を含む。入出力装置1517は、入力装置と出
力装置とが一体化していても良いし、入力装置と出力装置とに分離していてもよい(後者
の場合、一例として、タッチパネル入力センサ等の入力装置1517aと、タッチパネル
出力デバイス、バイブレーション駆動機構等の出力装置1517bとに分離される)。
に伝達できる全ての種類の装置のいずれかまたはその組み合わせにより実現される。入力
装置は、代表的にはタッチパネルなどにより実現され、ユーザの指やスタイラスなどの指
示具による接触とその接触位置を検出し、当該接触位置の座標を制御装置1510に伝達
する。一方で、入力装置は、タッチパネル以外の入力装置により実現されてもよい。入力
装置は、例えば、キーボード等に代表されるハードウェアキーや、マウス等のポインティ
ングデバイス、カメラ(動画像を介した操作入力)、マイク(音声による操作入力)を含
む。ただし、本開示において、入力装置はこれらに限定されない。
類の装置のいずれかまたはその組み合わせにより実現される。出力装置は、代表的には、
タッチパネルなどにより実現される。一方で、出力装置はタッチパネル以外の出力装置に
より実現されても良い。例えば、スピーカ(音声出力)、レンズ(例えば3D(three dim
ensions)出力や、ホログラム出力)、プリンターなどを含むことができる。ただし、本
開示において、出力装置はこれらに限定されない。
、表示することができる全ての種類の装置のいずれかまたはその組み合わせにより実現さ
れる。表示装置1518は、代表的にはモニタ(例えば、液晶ディスプレイやOELD(orga
nic electroluminescence display))で実現される。表示装置1518は、ヘッドマウ
ントディスプレイ(HDM:Head Mounted Display)であってもよい。また、表示装置1
518は、プロジェクションマッピング、ホログラム、空気中など(真空であってもよい
)に画像やテキスト情報等を表示可能な装置により実現されてもよい。なお、これらの表
示装置1518は、3Dで表示データを表示可能であってもよい。ただし、本開示におい
て、表示装置1518はこれらに限定されない。
装置1518は、略同一の大きさおよび形状のものとして構成され、互いに対向して配置
されていても良い。
を実行するために物理的に構造化された回路を有し、例えば、ハードウェアに内蔵された
データ処理装置により実現される。
プロセッサ(microprocessor)、プロセッサコア(processor core)、マルチプロセッサ
(multiprocessor)、ASIC(application-specific integrated circuit)、FPG
A(field programmable gate array)であってもよい。ただし、本開示において、制御
装置1510はこれらに限定されない。
ータを記憶する機能を有する。記憶装置1515は、HDD(hard disk drive)、SS
D(solid state drive)、フラッシュメモリ、RAM(random access memory)、RO
M(read only memory)など各種の記憶媒体により実現される。ただし、本開示において
、記憶装置1515はこれらに限定されない。
ることで、制御装置1510が、制御装置1510に含まれる各部としての処理を実行す
る。つまり、記憶装置1515に記憶されるプログラムPは、端末151に、制御装置1
510が実行する各機能を実現させる。
ータの出力に利用される。カメラ1519cは、動画像データの取得に利用される。
サーバ110は、制御装置1110(CPU)、記憶装置1105、入出力装置110
6、ディスプレイ1107、通信I/F1108(インタフェース)を備える。サーバ1
10のHWの各構成要素は、例えば、バスB1を介して相互に接続される。
を実行するために物理的に構造化された回路を有し、例えば、ハードウェアに内蔵された
データ処理装置により実現される。
プロセッサ、プロセッサコア、マルチプロセッサ、ASIC、FPGAであってもよい。
ただし、本開示において、制御装置1110はこれらに限定されない。
を記憶する機能を有する。記憶装置1105は、HDD、SSD、フラッシュメモリなど
各種の記憶媒体により実現される。ただし、本開示において、記憶装置1105はこれら
に限定されない。
る。入出力装置1106は、ユーザからの入力を受け付けて、当該入力に係る情報を制御
装置1110に伝達できる全ての種類の装置のいずれかまたはその組み合わせにより実現
される。入出力装置1106は、代表的にはキーボード等に代表されるハードウェアキー
や、マウス等のポインティングデバイスで実現される。なお、入出力装置1106は、例
えば、タッチパネルやカメラ(動画像を介した操作入力)、マイク(音声による操作入力
)を含んでいてもよい。ただし、本開示において、入出力装置1106はこれらに限定さ
れない。
nic electroluminescence display))で実現される。なお、ディスプレイ1107は、
ヘッドマウントディスプレイ(HDM)などであってもよい。なお、これらのディスプレ
イ1107は、は、3Dで表示データを表示可能であってもよい。ただし、本開示におい
て、ディスプレイ1107はこれらに限定されない。
通信は、有線、無線のいずれで実行されてもよく、互いの通信が実行できるのであれば、
どのような通信プロトコルを用いてもよい。通信I/F1108は、ネットワーク199
を介して、端末151との通信を実行する機能を有する。通信I/F1108は、各種デ
ータを制御装置1110からの指示に従って、端末151に送信する。また、通信I/F
1108は、端末151から送信された各種データを受信し、制御装置1110に伝達す
る。
サーバ110は、プログラムPを記憶装置1105に記憶し、このプログラムPを実行
することで、制御装置1110が、制御装置1110に含まれる各部としての処理を実行
する。つまり、記憶装置1105に記憶されるプログラムPは、サーバ110に、制御装
置1110が実行する各機能を実現させる。
がプログラムPを実行することにより、実現するものとして説明する。
10は、CPUだけでなく、集積回路(IC(Integrated Circuit)チップ、LSI(La
rge Scale Integration))等に形成された論理回路(ハードウェア)や専用回路によっ
て各処理を実現してもよい。また、これらの回路は、1または複数の集積回路により実現
されてよく、各実施形態に示す複数の処理を1つの集積回路により実現されることとして
もよい。また、LSIは、集積度の違いにより、VLSI、スーパーLSI、ウルトラL
SIなどと呼称されることもある。
ログラム)は、コンピュータに読み取り可能な記憶媒体に記憶された状態で提供されても
よい。記憶媒体は、「一時的でない有形の媒体」に、プログラムを記憶可能である。
)(例えば、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(FPGA)または特定用途
向けIC(ASIC)など)、ハード・ディスク・ドライブ(HDD)、ハイブリッド・
ハード・ドライブ(HHD)、光ディスク、光ディスクドライブ(ODD)、光磁気ディ
スク、光磁気ドライブ、フロッピィ・ディスケット、フロッピィ・ディスク・ドライブ(
FDD)、磁気テープ、固体ドライブ(SSD)、RAMドライブ、セキュア・デジタル
・カードもしくはドライブ、任意の他の適切な記憶媒体、またはこれらの2つ以上の適切
な組合せを含むことができる。記憶媒体は、適切な場合、揮発性、不揮発性、または揮発
性と不揮発性の組合せでよい。なお、記憶媒体はこれらの例に限られず、プログラムPを
記憶可能であれば、どのようなデバイスまたは媒体であってもよい。
Pを読み出し、読み出したプログラムPを実行することによって、各実施形態に示す複数
の機能部の機能を実現することができる。
伝送媒体(通信ネットワークや放送波等)を介して、サーバ#または端末#に提供されても
よい。サーバ110および/または端末151は、例えば、インターネット等を介してダ
ウンロードしたプログラムPを実行することにより、各実施形態に示す複数の機能部の機
能を実現する。
送波に埋め込まれたデータ信号の形態でも実現され得る。
サーバ100および/または端末151における処理の少なくとも一部は、1以上のコ
ンピュータにより構成されるクラウドコンピューティングにより実現されていてもよい。
端末151における処理の少なくとも一部を、サーバ100により行う構成としてもよ
い。この場合、例えば、端末151の制御装置1510の各機能部の処理のうち少なくと
も一部の処理を、サーバ100で行う構成としてもよい。
サーバ100における処理の少なくとも一部を、端末151により行う構成としてもよ
い。この場合、例えば、サーバ100の制御装置1110の各機能部の処理のうち少なく
とも一部の処理を、端末151で行う構成としてもよい。
本開示において、判定の構成は必須でなく、判定条件を満たした場合に所定の処理が動
作されたり、判定条件を満たさない場合に所定の処理がされたりしても良いことは当然で
ある。
クリプト言語、Objective-C、Java(登録商標)などのオブジェクト指向プログラミング言
語、HTML5などのマークアップ言語などを用いて実装できる。ただし本開示はこれらに限
定されない。
図2に、本発明の実施形態のバリエーションを示すシステムないし装置等の構成例を示
す。同図(及び図3)に示した構成での特徴的な処理動作は、本発明がネットワークを介
したサーバや端末との連携動作によってのみ実現されるものでなく、端末単体上でも実現
可能な点である。
理サーバ210と、プレーヤが使用する各種情報処理端末(図において、例示的に、PC
220及び230、携帯電話240、携帯情報端末ないしタブレット端末250~252
が示されている。以下、総称して「端末」とも言う)とで構成され、サーバ及び各種端末
間は、図2に示されるように専用回線やインターネット等の公衆回線(有線の回線として
、260、270、280、290)で相互に通信可能に接続されている。また、回線は
有線であっても無線であってもよく、無線の場合、携帯電話240及び携帯情報端末ない
しタブレット端末250は、無線で図示しない基地局や無線ルータ等を介してインターネ
ット290に乗り入れ、更に回線280を介して情報処理サーバ210と相互に通信可能
に接続されている。
に比肩する処理能力(通信処理速度や画像処理能力等)を備えているものも多く、小型の
コンピュータとも言うべきものである。
端末の記憶部におけるHDDないしSSD等にインストールないし記憶され、プログラム
ないしソフトウェアの実行時には、必要に応じて記憶部内のメモリにその全部又は一部の
ソフトウェアモジュールとして読み出され、CPUにおいて演算実行される。
タルシグナルプロセッサ(DSP)等の補助演算装置を用いることもできる。
できる。なお、本発明はこれに限定されるものではないが、情報処理サーバ210は、必
要に応じてそのハードウェアスペックを上げるにあたり、複数のPC(一例として、数十
台~数万台)を並列的に作動させることによって大規模データの処理に適した構成をとる
こともできる。
図3に、図1や図2で例示した本発明の一実施形態に係るシステムないし装置等におけ
る基本動作例を示す。ここで特に示したいことは、本発明がネットワークを介したサーバ
や端末との連携動作によっても、あるいは、端末単体上でも単独で実現可能な点である。
末220、230、240、250~252に対応し、「情報処理サーバ」は、図1にお
けるサーバ110、120、図2における情報処理サーバ210に対応する。また、図3
中、t1~t10は時系列の流れを示し、経時的に後述する動作や処理が行われるもので
ある。
なお、実施形態において例示される動作ないし処理時刻(t1等)は、本発明の概念の
理解の容易のために例示されたものであり、本発明が実施形態において例示される個別の
時系列関係に制限されることはない。
から自身のユーザ端末を本発明にかかる情報処理端末として動作させるためのアプリケー
ションソフトウェアをダウンロードする(ステップS301)。このアプリケーションソ
フトウェアは、本発明にかかるプログラムの一部又は全部を処理するためのクライアント
ソフトウェアないしアプリケーションソフトウェアである。そして、ダウンロードしたア
プリケーションソフトウェアをユーザ端末にインストールする(ステップS302)。こ
のとき、時刻t2において、ユーザ端末からは、必要に応じてユーザ登録としてユーザ自
身のメールアドレスのほか、次表のようなプロフィール情報を情報処理サーバへアップロ
ード(ステップS303)して登録管理させることもできる(ステップS304)。
ステップS305)。時刻t3以降は、ユーザ(プレーヤ)が情報処理端末を操作するこ
とによりアプリを開始する(サーバは端末に対してサービス提供を開始する)ことができ
る。
おいてアプリケーションソフトウェアを起動する(ステップS306)。時刻t4~時刻
t5まで、例示的にユーザは情報処理端末で提供されるサービスに興じている。
フトウェアを中断ないし終了する。このとき、必要に応じて、アプリケーションのステー
タス情報を情報処理サーバへ転送し(ステップS307)、サーバではこれを受信して当
該ユーザのユーザ情報としてのステータス情報を更新(ステップS308)及び保存(ス
テップS309)する。図3においては、これらの処理は、時刻t6までに完了している
。
ンストールした後は、端末上で完全にクローズドに実行可能な形態とすることももちろん
可能であり、この場合は、上述のステップS304~ステップS305、並びに、ステッ
プS308~ステップS309を省略することができ、必要な情報があれば端末上のメモ
リに保存管理される。
ケーションソフトウェアの少なくとも一部を情報処理サーバにおいて実施する場合の実施
形態例を示している。この場合、ユーザ(プレーヤ)は、ログイン動作と、コマンド送信
という2つの典型的なユーザ端末操作を行い、情報処理サーバから必要なデータ送信を受
け、あるいは、サービス提供を受けることとなる。
へのログイン処理を行う(ステップS310)と、情報処理サーバでは必要な認証処理が
適宜行われ(ステップS311)、時刻t8において、ユーザがサービス提供を受けられ
るためのデータを送信する(ステップS312)。例えば、端末からのコマンドを受信可
能に構成されたトップメニュー画面や、アプリケーションの起動画面等である。
時刻t9において、ユーザは情報処理端末を介して何らかのコマンドを送信する(ステ
ップS313)。このコマンドは、メニュー画面に表示されたメニューの選択でもよく、
アプリケーション起動画面であれば、アプリケーションを開始するための開始コマンドの
場合もある。サーバ側では、このコマンドを受けて、サービス処理を開始する(ステップ
S314)。そして、時刻t10において、サーバから端末の要求に応じたサービスが提
供される(ステップS315)。
することができ(例えば、メッセージ送信コマンドやメニュー選択コマンドなど)、都度
、サーバでは端末からのコマンド受信を受けてサービスを提供することができる(例えば
、受信したメッセージを他端末に転送したり、メッセージ解析をしてその結果を返信した
りするなど)。
手もしくは特定多数の相手に向けてメッセージを送信することもできる(図3においては
不図示)。このメッセージは、情報処理サーバにて中継され、特定の相手もしくは特定多
数の相手に転送され相手方において受信される。また、送信したメッセージは自身の端末
でも確認できる。
特にこれらのメッセージ処理は、サーバや端末に実装された後述する機能構成により実
現される。
(1)端末の機能構成
本発明の一実施形態においては、図1に示すように、端末151は、制御装置1510
、並びに、記憶装置1515に記憶されたプログラム及びデータにより実現される機能と
して、トーク参加部1511とメッセージ処理部1512とを有する。
トーク参加部1511は、所望のトークルームへの参加のための処理を行う機能を有し
ている。トークルームへは、個人単位で参加することができるとともに、グループ単位で
も参加することができる。
なお、BOTサーバ(一例として、サーバ110,120)についても、端末151を
参照して例示する各機能を備えることにより、個人ユーザと同様にトークルームに参加す
ることができる(このとき、1ユーザとしてのBOTには、人間のユーザと同様に、イン
スタントメッセンジャーサービスの1アカウントが付与される)。
また、トークルームを新たに生成することもできる。トークルームに参加した状態でメ
ッセージを送信(発言)することで、サーバ1を経由して、同じトークルームに参加して
いる他の参加者端末2および/またはBOTサーバ(トークルームに参加している1ユー
ザとしてのBOT)にメッセージが送信される。
信したメッセージの自端末での表示制御等の処理を行う機能を有している。典型的かつ基
本的なメッセージ処理及び表示制御例としては、上から下に向かう時間軸に対し、左側に
受信メッセージを表示させ、右側に送信メッセージを表示させるというものである。
置1518上に表示させる。表示処理部1513は、表示用データ(一例として、文字コ
ード)を画素情報(一例として、フォントや絵文字等)に変換し、表示装置1518のフ
レームバッファ(不図示)に書き込む機能を有する。
本発明の一実施形態においては、図1に示すように、サーバ110は、制御装置111
0、並びに、記憶装置1105に記憶されたプログラム及びデータにより実現される機能
として、トークルーム管理部1111とメッセージ処理部1112と課金情報管理部11
13と請求処理部1114と統計処理部1115とBOT処理部1116と有する。
。
メッセージ処理部1112は、特定のトークルームにおいて送信されたメッセージを端
末151から受信した場合に、宛先としての他の参加者端末(例えば、端末152、15
3)、及び/または、BOTサーバ(例えば、サーバ120)に同メッセージを送信(転
送)する機能を有している。
えばユーザ(BOTも含まれる)アカウント課金ための計算処理及び管理を行う。
いて例えばユーザ(BOTも含まれる)アカウントごとの請求処理を行う。
理されたデータをもとに様々な視点からの統計処理を行い保存管理する。
処理を行う。本発明は、これらに限定されるものではないが、より詳細には、適切なデー
タを検索するための検索部1116a、送受信メッセージに含まれる言語(音声言語も含
まれる)を処理するための言語処理部1116b、処理された言語等の意味や価値を判断
したり判断した結果の成否等に基づいて学習を行ったりするAI処理部1116c、与え
られた画像を解析処理したり移り込んだ物体を認識処理等したりする画像処理部1116
d等の処理モジュールが含まれる。
末151を参照して例示する各機能を備えることにより、個人ユーザと同様の機能を発揮
させることもできる(このとき、1ユーザとしてのBOTには、人間のユーザと同様に、
インスタントメッセンジャーサービスの1アカウントが付与される)。そして、BOTサ
ーバが機能させるアシスタントBOTと、人間ユーザとは、人間ユーザ同士が行っている
のと同様に、友達関係を結ぶ(アカウント同士を紐付ける)などして互いに所定の関係を
築くことができる(かかる所定の関係は、適宜図示しないデータベースや関係テーブルに
記述され管理される)。
第1実施形態は、サーバ等(一例として、後述する「トークサーバ」)で運営されるト
ークルームに参加するユーザが端末を介してメッセージの送受信をしたり、自身のアシス
タント(BOT)とのやり取りを行ったりするうえでの基本的な動作フローや、トークサ
ーバの基本動作、そして、トークルームに1ユーザ(1アカウント)として参加するBO
Tサーバの基本動作について説明するものである(図4~図5を参照して後述する)。
なお、第1実施形態に記載された内容の一部又は全部は、その特徴が相互に排他的であ
る場合を除いて他の実施形態にも適用可能である。
するサーバはトークサーバ(図1におけるサーバ110等がこれに対応する)が担う。ま
た、本発明の一実施形態において、ユーザ端末と同様に1ユーザ(1アカウント)として
トークルームに参加するBOTサーバ(図1におけるサーバ110等がこれに対応する)
が導入される。
図4のステップS401において、1ユーザ(BOTではない人間のユーザ)がユーザ
端末を介してアプリを起動するなどしてトークルームに入室すると、ステップS402に
進み、トークサーバからユーザ端末に読み込まれるか、あるいは、ユーザ端末それ自体の
記憶装置等から読み込まれるかして、アプリを動作させるためのトークリスト等のステー
タス情報及び/または既読のメッセージ等の情報がユーザ端末内のメモリに読み込まれる
。
なお、トークリストは、トークサーバにおいて複数運営されているトークルームのリス
トであり、一例として、ユーザがメンバーとなっているトークルームについては選択指示
等によって当該トークルームに入室し、他のメンバーユーザとのグループトークを行うこ
とができる。グループトークは、トークサーバが提供するメッセージングサービスを介し
てメンバーがメッセージを交換する(互いに送受信し合う)ことによって進行される。
であり、ステップS411においてアプリを終了(つまり、トークルームから退出)しな
い限り、他のメンバーとのメッセージの送受信を継続することができる。また、基本動動
作ループ内において、ユーザにアシスタントBOT(いわゆるAI機能を有するアドバイ
ザープログラムであり、このBOTそれ自体も1アカウントを有するユーザとしてトーク
ルームに参加させることができる)が紐付けられている場合には、このアシスタントBO
Tからユーザに対してアドバイスを行わせたり、他のユーザからの受信メッセージの少な
くとも一部をトークサーバ等へ転送させたりすることができる。
この場合のユーザとアシスタントBOTとの関係は、人間のユーザ同士の関係と同様で
ある。
(Yes)と、ステップS404へ進み、トークサーバに対するメッセージ等送信処理が
行われる(ステップS403において、Noの場合はステップS405へ進む)。図4で
は不図示であるが、ステップS404で送信されるメッセージ等の内容によって処理され
る基本動作例は次の(1)~(3)のとおりである。
トークサーバでは、受信したメッセージをトークルーム内の他メンバーに送信(転送)
するとともに、受信したメッセージに関連する(つまり、受信メッセージに適切な応答が
可能な)1以上のBOT候補を抽出してメッセージ送信元のユーザに返信する。
一実施形態において、これらBOT候補は、BOTに紐付けられたBOT_IDと各B
OTを表わすキャラクタ画像及び/またはBOTの発言であることを表わすメッセージと
が含まれる。
トークサーバでは、指定されたBOT_IDに基づいて対応するBOT(BOTサーバ
)にリクエストを行う。一実施形態においては、トークサーバからBOTサーバに対して
当該BOTサーバが現時点で用意している(つまり、その時点でトークルームでの会話の
流れに沿って提供可能な)コンテンツ候補のリクエストが行われる。
なお、一実施形態においては、BOT_IDは、ユーザのメッセージとともに送信され
る場合もある。
トークサーバでは、ユーザから送信ないし指定されたコンテンツ(画像情報や特定サイ
ト等へのリンク先などが挙げられる)をグループ内の他メンバーに送信(転送)する。
ステップS406へ進み、ユーザ(あるいは当該ユーザが参加しているトークグループ)
にアシスタントBOTが存在するか(つまり、紐付けられているか)どうかが判断され、
Yesの場合はステップS407aに進み、メッセージ(ステップS405で既受信)の
うちの一部または全部を選択する。そして、ステップS407bへ進み、アシスタントB
OT経由でトークサーバへ転送され、ステップS408へ進む(ステップS405におい
てNoの場合は、直接ステップS408へ進む)。
なお、ステップS407a~ステップS407bにおいて、受信メッセージのうちのど
の程度のメッセージをアシスタントBOT経由でトークサーバへ転送させるかは、ユーザ
による許可設定によって決まる。
の少なくとも一部をトークサーバへ転送する、(2)受信メッセージを端末上に表示させ
るたびに当該メッセージの少なくとも一部をトークサーバへ転送する、などのバリエーシ
ョンを適用することができる。
バへ転送する際に、当該一部のメッセージとともに、受信メッセージのうち端末には表示
されていないメッセージとを合わせてトークサーバへ転送させるように制御することもで
きる。
Yes)と、ステップS410に進み、受信したオブジェクトの端末上での見せ方に関し
て適宜処理する(後述)。そして、ステップS411へ進む(ステップS409において
Noの場合は、直接ステップS411へ進む)。
ると本フローとしては終了する(ステップS412)。
図5のステップS501において、トークサーバが処理を開始すると、ステップS50
2に進み、トークルームを運営するための各種ステータス情報等がサーバ内のメモリに読
み込まれる。
であり、トークサーバは、ステップS511において処理を終了しない限り、メッセージ
等(典型的には、BOT_IDが含まれるメッセージと含まれないメッセージとがある。
また、BOT_IDのみのメッセージもあり得る)あるいはコンテンツ(コンテンツそれ
自体もしくはコンテンツを指定するための指定メッセージが含まれる)の到来を待つ。
ステップS509へ進むが、Yesの場合はさらにステップS504へ進み、受信したメ
ッセージ等の中にBOT_IDが含まれるかどうかが判断される。ステップS504にお
いてNoの場合は他ユーザからのメッセージ等の受信であるため、ステップS507へ進
み、受信したメッセージ内容に沿った応答が可能なBOT(複数の場合も有り)を抽出な
いし特定するための処理が行われる。一実施形態において、このBOTの抽出ないし特定
処理は、トークサーバからBOTサーバ(群)への問い合わせ及び応答によって実現され
る。
そして、ステップS508では、前ステップで抽出ないし特定されたBOT候補をトー
クグループ内の他ユーザに送信し、ステップSS509へ進む。
既に提示済の)BOT候補に対する指定であるため、ステップS505へ進み、指定され
た特定のBOT(サーバ)に対し、コンテンツまたはコンテンツ候補のリクエストを送信
する。次に、特定のBOT(サーバ)からコンテンツ候補が送信されてきた場合にはステ
ップS506にて受信したコンテンツ候補をメッセージ送信元のユーザ端末へ送信すると
ともに、このユーザ端末を介して(あるいはこのユーザ端末を介することなく)上述のコ
ンテンツ候補を他ユーザの端末にも送信し、コンテンツのリアルタイム共有を実現する。
そして、ステップS509へ進む。
受信があったかどうかが判断され、Yesの場合はステップS510へ進み、コンテンツ
をグループ内の他ユーザへ送信する(ステップS509において、Noの場合はステップ
S511へ進む)。このとき、受信したメッセージがコンテンツへの指定メッセージ(一
例として、URLの特定によって入手可能なコンテンツ情報)である場合には必要に応じ
てトークサーバにおいて当該コンテンツを取得してこれをグループ内の他ユーザへ送信す
る。そして、ステップS511へ進む。
示しない操作によりトークサーバの動作を終了する(ステップS511においてYes)
場合には、ステップS512へ進み、本フローとしては終了するが、ステップS511に
おいてNoの場合には、ステップS503へ復帰する。
第2実施形態は、複数のユーザ端末(一例として、端末1及び端末2)とトークサーバ
とBOTサーバとの間のメッセージ等のやりとりをシステム全体の運用シーンとして説明
するものである。以下、図6を参照して説明する。
なお、第2実施形態に記載された内容の一部又は全部は、その特徴が相互に排他的であ
る場合を除いて他の実施形態にも適用可能である。
また、実施形態において例示される動作ないし処理時刻(t1等)は、本発明の概念の
理解の容易のために例示されたものであり、本発明が実施形態において例示される個別の
時系列関係に制限されることはない(以下、時刻を明示して例示している実施形態におい
て同様である)。
においてメッセージを作成し、トークサーバ603へ送信する。時刻t1~t2まで、ト
ークサーバ603では受信したメッセージを解析し、このメッセージに対応可能なBOT
を特定する処理を行う。図6に示されてはいないが、一実施形態において、BOT特定処
理は、トークサーバから問い合わせ可能な複数のBOTサーバへの問い合わせ処理によっ
て実現される。
同じトークグループに参加している他のユーザが挙げられる)の端末2(602)に対し
、端末1(601)から受信したメッセージが転送される。
(601)からのメッセージを受信し、例えば、当該受信を通知されるなどして端末2の
トークルームに入室し、受信メッセージを確認する。このとき、端末1(601)からの
受信メッセージのうちトークサーバへ転送するメッセージを決定することができる(本発
明の一実施形態では、この決定処理により、端末2(604)が端末1(601)からの
メッセージに関し、端末1(601)に紐付けられたアシスタントBOTからのアドバイ
スメッセージを含めて受信することの同意が得られたものとして処理することができる)
。
時刻t3において、転送決定されたメッセージが今度は端末2(604)からトークサ
ーバ603へ送信(転送)される。
受信したメッセージの解析を終え、受信メッセージに対応可能なBOTの候補データを端
末1(601)へ送信する(なお、このBOTの候補データは、例示的に図7Aを参照し
て後述するユーザ操作によって破棄される)。
なお、時刻t2におけるトークサーバ603から端末1(601)へのBOT候補送信
のタイミングと、時刻t3における端末2(604)からトークサーバ603へのメッセ
ージの送信のタイミングとは、実施状況によって入れ替わることがある。
や端末2(604)から受信したメッセージを総合的に解析し、これらのメッセージに対
応可能なBOT候補を特定する処理がなされる。
される。
このとき、時刻t3における同意処理により、BOT候補の中には端末1(601)と
紐付けられた(友達関係にある)BOTを含めることもできる。そして、時刻t4におい
て、端末2(604)上でこれらのBOT候補を表示させる際には、端末2(604)に
直接紐付けられた(直接の友達関係にある)BOTと端末2(604)には紐付けられて
いないが端末1(601)には直接紐付けられた(直接友達関係になる)BOTとを区別
して表示させることができる(一実施形態として、前者のBOTを通常のオブジェクトと
して表示させ、後者のBOTにモザイク処理を施して表示させるなど)。
「チラ見UI」とも呼ぶこととする(より詳細には、図7A等を参照して後述する)。
信される(同図において、端末1(601)へは2回目のチラ見UIとなる)。端末1(
601)上では、これらのBOT候補がチラ見UIとして表示される。
このとき、時刻t3における同意処理により、BOT候補の中には端末2(604)と
紐付けられた(友達関係にある)BOTを含めることもできる。そして、時刻t5におい
て、端末1(601)上でこれらのBOT候補を表示させる際には、端末1(601)に
直接紐付けられた(直接の友達関係にある)BOTと端末1(601)には紐付けられて
いないが端末2(604)には直接紐付けられた(直接友達関係になる)BOTとを区別
して表示させることができる(一実施形態として、前者のBOTを通常のオブジェクトと
して表示させ、後者のBOTにモザイク処理を施して表示させるなど)。
における端末1(601)に対するチラ見UIのタイミングとは、実施状況によって入れ
替わることがある。
の1つが選択される(つまり、端末1のユーザは選択したBOTからのさらなる情報提供
をリクエストする)。このとき、端末1(601)からトークサーバ603へは選択され
たBOTの識別子(BOT_ID)が送信される。なお、BOT_IDの送信はメッセー
ジの中に含めて送信されることもできる。
特定されたBOT(サーバ)に対してメッセージを要求する(時刻t7)。要求メッセー
ジには、さらなるコンテンツや関連するコンテンツ、あるいはこれらの候補(コンテンツ
候補)の要求などが含まれる。
れ、時刻t9には、トークサーバ603から端末1(601)へこれらのコンテンツ候補
が転送される。
ンテンツ候補の転送と共に、あるいは、トークサーバ603から端末1(601)へのコ
ンテンツ候補の転送に替えて、トークサーバ603はトークルーム内のメンバーにコンテ
ンツ候補を同報し、コンテンツ候補情報の実質的なリアルタイム共有を図ることもできる
(図6における時刻t10での事象である)。
ーバ603へ送信される。その後、わずかな時間差を伴って時刻t12にはこのコンテン
ツは端末2(604)へ送信される。
この時点で、端末1(601)及び端末2(604)上では、前述のコンテンツが共有
される(一例として、共有されたコンテンツが動画コンテンツの場合は、両端末上で実質
的なリアルタイム再生がなされる)。
れ、時刻t13に選択されたBOTの識別子(BOT_ID)がトークサーバ603へ送
信される。
ッセージが送信され、時刻t15にBOTサーバ602からトークサーバ603へコンテ
ンツ候補が返信され、時刻t16に端末2(604)に転送される。
コンテンツ候補の転送と共に、あるいは、トークサーバ603から端末2(604)への
コンテンツ候補の転送に替えて、トークサーバ603はトークルーム内のメンバーにコン
テンツ候補を同報し、コンテンツ候補情報の実質的なリアルタイム共有を図ることもでき
る(図6における時刻t17での事象である)。
ーバ603へ送信される。その後、わずかな時間差を伴って時刻t19にはこのコンテン
ツは端末1(601)へ送信される。
この時点で、端末1(601)及び端末2(604)上では、前述のコンテンツが共有
される(一例として、共有されたコンテンツが動画コンテンツの場合は、両端末上で実質
的なリアルタイム再生がなされる)。
第3実施形態は、ユーザ端末上での表示例にフォーカスして本発明の一実施形態におけ
る特徴を説明するものである。以下、図7A~図7Eを参照して説明する。
なお、第3実施形態に記載された内容の一部又は全部は、その特徴が相互に排他的であ
る場合を除いて他の実施形態にも適用可能である。
示画面上にはユーザトークルームに入室してトークグループ内の他のユーザとのメッセー
ジ交換等をしている様子が示されている。端末700の表示画面は大きく分けると端末の
ステータス情報表示領域701と、メッセージングサービス提供領域(以下、「トークル
ーム」という)702と、端末700からの送信メッセージン入力及び送信領域703と
で構成されている。
左側にトークグループ内の他ユーザ(及び他ユーザに紐付けられたBOTも含まれる)か
らの受信メッセージが表示され、右側に自身(及び自身に紐付けられたBOTも含まれる
)からの送信メッセージが時系列に表示される。
た「銀座」とのメッセージ7021aが表示されている。また、メッセージ7021aの
近傍には、自ユーザに紐付けられたアシスタントBOT7021bが表示されている。
なお、本発明の一実施形態においては、BOT7021bをメッセージ7021aの少
なくとも一部に重畳させるように表示させることもできる、以下同様)。
線部分)に反応して、これに関連する情報を提供可能なBOTとして登場したものである
。そして、もし端末700を使用しているユーザがBOT7021bから関連情報を引き
出したい場合には、図示しない操作(例えば、BOT7021bをクリックないしタップ
するなど)によってさらなる情報提供を受けることができる。
しないので、領域702から退場させたいと考えている。その場合は、一例として、BO
T7021bに対し自身の手ないし指7021cで画面外側(縁方向)へフリック操作ま
たはスワイプ操作するなどして退去させることができる(BOT7021bは画面から消
える)。
端末700を使用しているユーザとこのBOT7021bとの関係(直接ないし間接の友
達関係など)がある場合には、かかる関係を解消するよう制御させることもできる。この
場合、図示しない友達関係テーブル等から端末700を使用するユーザとBOT7021
bとの関係フラグ等がリセットされる。
している。その結果、メッセージ7022a中の破線部のワード「六本木」にBOT70
22b(BOT7021bと同一の場合もあるし、異なる場合もある)が反応して、メッ
セージ7022a近傍に表示されている。
BOT7022bは、メッセージ7022a中のキーワード「六本木」の関連情報を提
供可能なものとしてユーザの指示を待っている。
るさらなる情報の提供を受けることを希望し、一例として、自身の手ないし指でBOT7
022bを指示する位置7022cをクリックないしタップする。
に関するテーマとなる選択肢ボタン7023a~7023cが表示される。つまり、ボタ
ン7023aは「飯」に関するさらなる情報を得るための選択ボタンであり、ボタン70
23bは「酒」に関するさらなる情報を得るための選択ボタンであり、ボタン7023c
は「夜」に関するさらなる情報を得るための選択ボタンである。
ン7023cを押下する。
の候補7024a~7024cが表示される。ユーザは、7024bに興味をもち、自身
の手ないし指で位置7024dをクリックないしタップする。
他メンバーは当該メッセージの受信によりその内容7025bを知ることができる。図示
していないが、各メンバーは内容7025bをタップ等することにより、この施設ないし
店舗の詳細情報を得ることができる。
自身の端末710上でどのように見えているかを説明するものである。
ーザのメッセージ711a(7021aに対応)及びメッセージ712a(7022aに
対応)が示されており、その近傍(下側)には、これらのメッセージのうちキーワード「
六本木」に反応してアシスタントBOT712b、712c、712dが表示されている
。それぞれ個性の異なるBOTである(BOT712dは、BOT7021b及び/また
は7022bに対応付けることができる)。
ここで、トークルームにおけるどのようなメッセージに対してBOTを登場させるかに
ついては、一実施形態において、トークルームに対応付けられた時刻(トークルームへの
アップロード時刻)が最も新しいメッセージに対して1以上のBOTを表示させることが
できる。
[複数のBOTが登場する場合の並び順]
また、BOT712b、712c、712dのように、同一または類似のキーワードに
反応して一群のBOTとして特定メッセージ近傍に登場させる場合には、一実施形態にお
いて、トークサーバ内で抽出ないし特定された順(時系列)、あるいは、キーワードとの
関連度の高さ順に配列させることができる。
れかのBOTが他ユーザの端末(例えば、端末700)上で選択されたことにより表示さ
れた選択肢ボタン7131a~7131c、並びに、同端末(例えば、端末700)上で
選択肢ボタン7131cが選択されたことにより表示されたコンテンツ候補7132a~
7132cである。これらは、端末710を使用しているユーザの操作によるものではな
く、他ユーザ(一例として、端末700を使用しているユーザ)の操作によって表れたオ
ブジェクトがトークルーム内の他メンバーである端末710を使用しているユーザにも閲
覧可能に制御されるものである。
7023a~7023cは選択肢ボタン7131a~7131cに、コンテンツ候補70
24a~7024cはコンテンツ候補7132a~7132cに、それぞれ対応付けるこ
とができる。
0)上で選択されたことにより表示されたコンテンツ714bを含むメッセージ714a
が表示されている。一実施形態において、送信メッセージ7025aは受信メッセージ7
14aに、送信コンテンツ7025bは受信コンテンツ714bに、それぞれ対応付ける
ことができる。
ーザのメッセージ7211及びメッセージ7212aが表示され、これらのメッセージ群
721に反応して複数のBOTがその近傍に表示されている。そのうち、BOT7212
b及び7212cは、端末720を使用しているユーザの発言(トークルーム右側のメッ
セージ)にも関与する(後述)。
ここで特徴的な点は、BOT7212c(及びBOT722b)は、図示されるとおり
、端末720のトークルーム上では例示的に半透明処理が施されている点である。つまり
、これらのBOTは端末720を使用しているユーザとは直接紐付けはされていない。一
実施形態において、BOT7212c(及びBOT722b)は、端末720を使用して
いるユーザと友達関係にある他のユーザ(一例として、端末700を使用しているユーザ
)と直接紐付けされているものである。
この場合であっても、端末720を使用しているユーザは、自身とは直接紐付けされて
はいない(つまり、友達ユーザを介して間接的に関連付けられている)BOT7212c
(及びBOT722b)からも情報提供を受けることができる(後述)。
ジ722aの一部(図中「DANCE」)に反応してBOT722b及び722cが表示
されるが、BOT722bは自身に直接紐付けされてはいないので、半透明処理が施され
ている(しかしながら、上述したようにこのBOT722bにもアドバイスを求めること
はできる)。
端末720を使用しているユーザは、BOT722cを位置722dでタップし、ダン
スに関する関連情報の提供を求める。
て(図中に示されるとおり、一例として30分程度)、メッセージ724を送信する。
このとき、メッセージ724の近傍(図中、メッセージ左下隅)に、BOT722cと
同じキャラクタのBOTが表示されるが図示されているとおり、30分ほど前に表示され
たBOT722cとは少し様子が異なって(一例として、忙しそうに)表現されている。
このように表示させるBOTに表情を持たせ、情報収集に少し時間を要していることやそ
の程度などを表現させることもできる。
たずにメッセージ725aを送信する。すると、今度はメッセージ725aの左下隅にB
OT725bが表示され(一例として、このBOTはBOT722bと同じものであり自
身に直接紐付けはされていない)、ユーザは自身の手ないし指725cでBOT725b
をタップしてアドバイスを求める。
、端末730(この端末は端末720と同一の場合も異なる場合もあるが、説明の便宜上
、端末720と同一のものとする)上での操作等に伴う動作例及び表示例である。
つまり、メッセージ731、732、733a、735は、図7Cにおけるメッセージ
7211、7212a、722a、724に、それぞれ対応する。
、図7CにおけるBOT722cのタップ(DANCEの関連情報要求)に応答して表示
されたものである。
7341cが表示され、さらに端末730を使用しているユーザがボタン7341aを押
下(一例として、位置7341dをタップ等)することによって、ダンス動画に関するコ
ンテンツ候補7342a、7342b、7342cが表示される。
2dのタップ等により選択し、トークルーム右下隅に再生可能な状態でコンテンツ736
を表示させる。
である(本図では、端末740上の表示例として説明する)。
731に、メッセージ742はメッセージ7212a、732に、メッセージ743はメ
ッセージ722a、733aに、メッセージ744はメッセージ723に(図7Dにおい
ては、対応メッセージはオーバレイに隠れている)、メッセージ745はメッセージ72
4、735に、メッセージ746はメッセージ725aに(図7Dにおいては、対応メッ
セージはオーバレイに隠れている)、コンテンツ747はコンテンツ736に、それぞれ
対応する。
り、それぞれのメッセージ隅に表示されたBOTも対応するメッセージ近傍に表示された
ままであるが、本発明はこれらに限定されるものではなく、表示させてから一定時間経過
をしたBOTについては自動的に消去させたり、表示させてから一定時間を経過したBO
Tであっても一度ユーザからのリクエストを受けたBOTについては表示させたままとし
たり、様々なバリエーションを採用することができる。
図8A(A)~(C)は、アシスタントBOTをキャラクタとして表示させる場合の表
示のさせ方のバリエーションを例示する。同図における遮蔽物801a、801b、80
1cは、画面上の隅等物理的な遮蔽物の場合もあるし、メッセージや画面上の表示物のよ
うなソフトウェア上の遮蔽物の場合もある。
示のさせ方のバリエーションを例示する。同図における遮蔽物801a、801b、80
1cは、画面上の隅等物理的な遮蔽物の場合もあるし、メッセージや画面上の表示物のよ
うなソフトウェア上の遮蔽物の場合もある。
オブジェクトであり、遮蔽物801aからその顔を半分程度のぞかせているに過ぎない。
つまり、同図A(A)においては、BOT810aを表わすオブジェクト画像の一部のみ
がユーザの目に触れるように制御されている。
クトである)は、遮蔽物801bからその顔のほぼ全てをのぞかせている。つまり、同図
A(B)においては、BOT810aを表わすオブジェクト画像の一部(しかし、図8A
(A)よりは多く)がユーザの目に触れるように制御されている。
タオブジェクトである)は、遮蔽物801cからその全てをのぞかせている。つまり、同
図A(C)においては、BOT810aを表わすオブジェクト画像の全部がユーザの目に
触れるように制御されている。
に触れさせるか(オブジェクトの表出割合)によって、一例として、次のような技術的意
義付けを行うことができる。
に対応付けたり、提供可能な情報の多少とオブジェクトの表出割合とを比例関係に対応付
けたりすることができる。
あるいは、BOTへ情報提供をリクエストしてから回答までの時間の目安を表現するた
めに上記表示態様を適用することもできる。この場合は、情報の提供時間の時間とオブジ
ェクトの表示割合とを反比例に対応付けることが考えられる(つまり、オブジェクト表出
割合が100%の場合は迅速に回答可能でBOTに自身が有る様を示し、オブジェクト表
出割合が20%の場合は回答までに時間がかかる見込みでBOTとしては多少自信がない
様子を示す)。この時間はサーバの負荷を計算することで反映させることができる。
図8Bを参照して例示される第2変形例は、第1変形例のさらに他のバリエーションで
ある。
クスとして表示させる場合の表示のさせ方のバリエーションを例示する。同図における遮
蔽物802a、802b、802cは、画面上の隅等物理的な遮蔽物の場合もあるし、メ
ッセージや画面上の表示物のようなソフトウェア上の遮蔽物の場合もある。
02aからのぞかせているに過ぎない。つまり、同図B(A)においては、メッセージボ
ックスを表わすオブジェクト画像の一部のみがユーザの目に触れるように制御されている
。
02bからのぞかせているに過ぎない。つまり、同図B(B)においては、メッセージボ
ックスを表わすオブジェクト画像の一部のみ(しかし、同図B(A)よりも多く)がユー
ザの目に触れるように制御されている。
らのぞかせるように制御されている。
けを行うことができる(一例として、上表等を参照して説明したとおりである)。
図8Cを参照して例示される第3変形例は、第1変形例~第2変形例のさらに他のバリ
エーションである。
クスとして表示させる場合の表示のさせ方のバリエーションを例示する。同図におけるメ
ッセージ830a、830b、830cは、それぞれ大きさが異なっている。かかる態様
において、メッセージオブジェクトの大きさに対する様々な技術的意義付けを行うことが
できる(一例として、上表等を参照して説明したとおりである)。
比例関係に対応付けたり、提供可能な情報の多少とメッセージオブジェクトの大きさとを
比例関係に対応付けたりすることができる。
めに上記表示態様を適用することもできる。この場合は、情報の提供時間の時間とメッセ
ージオブジェクトの大きさとを反比例に対応付けることが考えられる(つまり、メッセー
ジオブジェクトが大きい場合は迅速に回答可能でBOTに自身が有る様を示し、メッセー
ジオブジェクトが小さい場合は回答までに時間がかかる見込みでBOTとしては多少自信
がない様子を示す)。
図8Dを参照して例示される第4変形例は、第1変形例~第3変形例のさらに他のバリ
エーションである。
クスとして表示させる場合の表示のさせ方のバリエーションを例示する。同図におけるメ
ッセージ840a、840b、840cは、例示的に、それぞれの線の濃さが異なってい
る。かかる態様において、メッセージオブジェクトの線の濃さや背景色等に対する様々な
技術的意義付けを行うことができる(一例として、上表等を参照して説明したとおりであ
る)。
図9を参照して例示される第5変形例は、主として図7B~図7Eを参照して具体的に
説明したアシスタントBOTを特定のメッセージ近傍等に複数表示させる場合のバリエー
ションを示すものであり、特にユーザとBOTの関係性によって表示態様を異ならせる場
合のバリエーションを示す。
BOT712b、712c、712dのように特定のメッセージの近傍等に並んで表示さ
れている。そして、BOT901a、902a、903aは、これらを表示させている端
末ユーザと直接の紐付け等がなされているものとする。その場合、図示されているように
アシスタントBOT901a、902a、903aの表示のさせ方(表示態様)に区別を
設けないように表示制御する。
いては、BOT901b、902bはこれらを表示させている端末ユーザと直接の紐付け
等がなされているが、BOT903bについては間接的な関係(例えば、BOT903b
は、トークルームの他ユーザとの直接の紐付けはなされている)に留まるものとする。そ
の場合、図示されているようにアシスタントBOT901b、902b、903bの表示
のさせ方(表示態様)に区別を設け、BOT903bは半透明になるように表示制御する
。
ては、BOT901cはこれらを表示させている端末ユーザと直接の紐付け等がなされて
いるが、BOT902c、903cについては間接的な関係に留まるものとする。その場
合にも、図示されているようにアシスタントBOT901c、902c、903cの表示
のさせ方(表示態様)に区別を設け、BOT902c、903cは半透明になるように表
示制御する。
それぞれ、BOT901c、902c、903cに対応し、表示態様の区別の設け方のさ
らなるバリエーションを示すものである。つまり、BOT902c、903cは半透明に
なるように表示制御されているが、BOT902d、903dはこれと同様の趣旨に基づ
きモザイク処理が施されるように表示制御される。
図10を参照して例示される第6変形例は、特に図7Cを参照して具体的に説明したア
シスタントBOT722cの多忙さ(処理量の多さ等に基づく応答時間の長期化)を表示
させる場合のバリエーションを示すものである。
態様である。図10(B)に示されるBOTは、同図(A)に示された場合よりも応答時
間の長期化が予想される場合の表示態様である。そして、図10(B)に示されるBOT
は、同図(B)に示された場合よりもさらなる応答時間の長期化が予想される場合の表示
態様である。
表現しており、例示的に、コンピュータプログラムによる自動応答ではなく人手(人間)
によるマニュアル対応中であることをユーザに示すための表示態様例である。
することできる。
第4実施形態は、第1~第3実施形態において課金処理を導入する実施形態である。図
11~12を参照してその基本概念を説明する。
当然のことながら、第4実施形態に記載された内容の一部又は全部は、その特徴が相互
に排他的である場合を除いて他の実施形態にも適用可能である。
これまでの実施形態を踏まえた課金の典型的なタイミングは、本発明の一実施形態にお
いて、(B1)アシスタントBOTを提示ないし提供させたとき、(B2)アシスタント
BOTに対して大まかな複数のテーマなど選択可能な情報ないしメニューを要求/提供し
たとき、(B3)テーマに沿った1以上のテーマに沿ったコンテンツ候補を要求/提供し
たとき、(B4)コンテンツ候補のうちの1つのコンテンツを要求/提供したとき、等が
挙げられる。
上記(B1)については、典型的にはアシスタントBOT提供元に課金することが好適
である。また、(B2)~(B4)については、アシスタントBOT提供元、端末ユーザ
のいずれか又は双方に課金可能と思われる(つまり、アシスタントBOT提供元に対して
は広告料聴取の観点から、端末ユーザに対してはサービス提供の観点からである)。
以下、本発明の理解の容易のために、便宜上、アシスタントBOT提供元への課金を前
提とした説明をするが、本発明はこれに限定されない。また、(B1)に例示したような
アシスタントBOTを第1オブジェクトないし第1情報、(B2)に例示したような選択
可能な情報ないしメニューや(B3)に例示したようなコンテンツ候補を第2オブジェク
トないし第2情報、(B4)に例示したような提供コンテンツを第3オブジェクトないし
第2情報というものとする。
す。図11のステップS1101では、すでにアプリ(典型的には、メッセージングサー
ビス)は起動されているものとする。次にステップS1102では、上述の実施形態に示
された様々なタイミングでアシスタントBOTによる第1情報提示(第1オブジェクト提
示)が行われ、ステップS103へ進む。
る課金のための重量カウント処理が行われる。ここでの処理のポイントは、第1情報提示
のたびに都度課金処理を行うこともできるが、場合によっては一例として、第1情報提示
の回数に応じた段階的な課金処理を行うべく処理が行われるという点である。
例えば、ステップS1103では前ステップを根拠とするBOTによる第1情報提示の
回数がカウントされ、一定期間(例えば、1週間とか1月)が経過したとき、あるいは一
定回数(例えば、1000回とか1万回)のカウントが計上されたときに課金処理を行う
ことができる。
なお、課金処理それ自体は公知の技術を適宜適用することができる。
るアシスタントBOTに対する第2情報提示(第2オブジェクト提示)要求があるかどう
かが判断され、Noの場合はステップS1110へスキップするが、Yesの倍位はステ
ップS1105へ進み、BOTによる第2情報提示がユーザ端末に対してなされる。
る課金のための重量カウント処理が行われる。ここでの処理のポイントは、第2情報提示
のたびに都度課金処理を行うこともできるが、場合によっては一例として、第2情報提示
の回数に応じた段階的な課金処理を行うべく処理が行われるという点である。
るアシスタントBOTに対する第3情報提示(第3オブジェクト提示)要求があるかどう
かが判断され、Noの場合はステップS1110へスキップするが、Yesの倍位はステ
ップS1108へ進み、BOTによる第3情報提示がユーザ端末に対してなされる。
る課金のための重量カウント処理が行われる。ここでの処理のポイントは、第3情報提示
のたびに都度課金処理を行うこともできるが、場合によっては一例として、第3情報提示
の回数に応じた段階的な課金処理を行うべく処理が行われるという点である。
たステップS1102~ステップS1109までの処理が繰り返される。
図12を参照して説明される第7変形例は、図11におけるステップS1103、ステ
ップS1106、ステップS1109の従来カウント処理の拡張であり、トークグループ
内の複数のメンバーによる同じコンテンツ等への課金の調整ロジックが実装されたものと
なっている。
とステップS1202へ進み、情報提示先の(ユーザ)アカウントが特定され、さらにス
テップS1203へ進み、当該アカウントが所属するアカウントグループが特定される。
ここで、実装形態によってはステップS1202を割愛できる場合がある。
係る情報は、前ステップで特定されたアカウントグループ内で既に要求ないし提供済みの
情報かどうかが判断される。
ステップS1204でNoの場合はステップS1206へスキップするが、Yesの場
合はステップS1205へ進み、重複フラグをオンにする(この重複フラグは図示しない
適切なタイミングで初期化済である)。
はステップS1208へスキップするが、Noの場合はステップS1207へ進み、従量
カウント処理が実施される。
従量カウント処理の具体例は、図11を参照して説明したとおりである。
れた従量カウント処理においては上述したステップS1202~ステップS1207まで
の処理が実施される。
トがあるメッセージに応答して表示され、トークグループ内の第1ユーザにより選択され
たのちに当該アシスタントBOTが同トークグループ内の第2ユーザにより選択された場
合は、この第2ユーザにより選択されたことによるBOT提供元に対する課金情報は生成
しない(グループ内での重複課金を回避する制御)、ということである。
は、アシスタントBOTが、あるメッセージに応答して表示され、トークグループ内の第
1ユーザにより選択されたのちに当該アシスタントBOTが同トークグループ内の第2ユ
ーザにより選択された場合は、この第2ユーザにより選択されたことによるBOT提供元
に対する課金については、先の第1ユーザにより選択されたことによる課金とは別に行う
(アカウントごとの課金を重視する制御)、ということである。
第5実施形態は、第4実施形態を踏まえてユーザ端末(特に、BOT提供元端末)上で
の表示例にフォーカスして本発明の一実施形態における特徴を説明するものである。以下
、図13を参照して説明する。
なお、第5実施形態に記載された内容の一部又は全部は、その特徴が相互に排他的であ
る場合を除いて他の実施形態にも適用可能である。
表示画面上には、例示的に、BOT提供元ユーザの当該BOTに対する課金情報を閲覧す
るための閲覧画面が表示されており、端末ステータス情報表示領域1301と、BOT情
報表示領域1302と、第1情報提示等による課金料金確認/変更領域1303と、第2
情報提示等による課金料金確認/変更領域1304と、第3情報提示等による課金料金確
認/変更領域1305と、支払手段等案内領域1306とが含まれる。
、当該BOTが一目で識別できるようになっている。
金料金単価として、1ビューあたり何ポイントになるかが表示されている。ポイントはビ
ュー回数(提示回数)を累積計算する際の仮想的な通貨価値である。また、設定変更ボタ
ン1303bを押下すると、一例として図示しない別画面へ遷移し、課金条件(デフォル
トでは申込時の課金条件)を適宜変更することができる。
金料金確認/変更領域1305も、領域1303と同様の構成となっており、例えば、設
定変更ボタン1304bや1305cを押下すると、一例として図示しない別画面へ遷移
し、それぞれの情報提示における課金条件(デフォルトでは申込時の課金条件)を適宜変
更することができる。
第6実施形態は、上述した第1情報~第3情報を要求したとき(あるいは、当該要求を
して情報提供を受けたとき)、要求元のユーザに課金される際の課金処理実行を通知する
ための表示例に関する。図14を参照して説明する。
をするか、あるいは、情報提供要求をして情報提供を受けると、BOT1401aの頭部
に描かれているコイン投入口1401bにコイン1402が投入される様子が示される(
かかる様子はアニメーションによって表現されても良い)。
ポイントが付加された)ことを容易に認知することができる。
第7実施形態は、第4実施形態を踏まえてユーザ端末(特に、BOT提供元端末)上で
の表示例にフォーカスして本発明の一実施形態における特徴を説明するものである。以下
、図15を参照して説明する。
なお、第7実施形態に記載された内容の一部又は全部は、その特徴が相互に排他的であ
る場合を除いて他の実施形態にも適用可能である。
表示画面上には、例示的に、BOT提供元ユーザの当該BOTに対する請求情報を閲覧す
るための閲覧画面が表示されている。より詳細には、端末ステータス情報表示領域150
1と、BOT情報表示領域1502と、現時点における請求情報(小計欄)1503、同
(税)1504、同(合計)1505とが表示され、さらに、第1情報提示等による内訳
欄(詳細表示ボタン1506aが含まれる)と第2情報提示等による内訳欄(詳細表示ボ
タン1506bが含まれる)と第3情報提示等による内訳欄(詳細表示ボタン1506c
が含まれる)とからなる統計情報欄1506と、支払手段等案内領域1507と、支払ペ
ージ遷移ボタン1508とが含まれる。
、当該BOTが一目で識別できるようになっている。
の請求額(税別表示)が表示されている。同様に、現時点における請求情報(税)150
4には、一例として、当該請求月の現時点での請求額(税表示)が表示されている。そし
て、現時点における請求情報(合計)1505には、一例として、当該請求月の現時点で
の合計請求額(税込表示)が表示されている。
ける現時点で8089回発生していることが示されている。同図中、詳細表示ボタン15
06aが押下されると、一例として図示しない別画面に遷移してその統計的な内訳を閲覧
することができる。
で1607回発生していることが示されている。同図中、詳細表示ボタン1506bが押
下されると、一例として図示しない別画面に遷移してその統計的な内訳を閲覧することが
できる。
で1008回発生していることが示されている。同図中、詳細表示ボタン1506cが押
下されると、一例として図示しない別画面に遷移してその統計的な内訳を閲覧することが
できる。
基づき種々の変形や修正を行うことが容易であることに注意されたい。従って、これらの
変形や修正は本開示の範囲に含まれることに留意されたい。例えば、各手段、各ステップ
等に含まれる機能等は論理的に矛盾しないように再配置可能であり、複数の手段やステッ
プ等を1つに組み合わせたり、或いは分割したりすることが可能である。また、各実施形
態に示す構成を適宜組み合わせることとしてもよい。
110、120 情報処理端末
151、152、153 情報処理装置(サーバ)
199 ネットワーク
210 情報処理サーバ
220、230 PC(情報処理端末)
240 携帯電話(情報処理端末)
250、251、252 タブレット(情報処理端末)
260、270、280,290 ネットワーク
Claims (13)
- 第1アカウントの第1ユーザと第2アカウントの第2ユーザとが参加するチャットルームのコンテンツを表示部に表示する前記第1ユーザの端末によって実行されるプログラムであって、
前記第1アカウントに関連付けられた第1コンテンツまたは前記第2アカウントに関連付けられた第2コンテンツに基づく第1情報を前記チャットルームに表示することと、
前記第1情報が前記チャットルームに表示され、前記第1ユーザにより前記第1情報が選択されたことに基づく第2情報が前記チャットルームに表示されたことに基づいて、前記第1ユーザに対する課金に関する第1処理を前記端末の制御部によって実行することと、を含むプログラム。 - 第1アカウントの第1ユーザと第2アカウントの第2ユーザとが参加するチャットルームのコンテンツを表示部に表示する前記第1ユーザの端末によって実行されるプログラムであって、
前記第1アカウントに関連付けられた第1コンテンツまたは前記第2アカウントに関連付けられた第2コンテンツに基づく第1情報を前記チャットルームに表示することと、
前記第1情報が前記チャットルームに表示され、前記第1ユーザにより前記第1情報が選択されたことに基づく第2情報が前記チャットルームに表示され、前記第1ユーザにより前記第2情報が選択されたことに基づく第3情報が前記チャットルームに表示されたことに基づいて、前記第1ユーザに対する課金に関する第1処理を前記端末の制御部によって実行することと、を含むプログラム。 - 請求項1または請求項2に記載のプログラムであって、
前記第1処理は、前記第2情報が前記チャットルームに表示されたことに基づく、前記第2ユーザに対する課金に関する第2処理が実行された場合に、実行されないプログラム。 - 請求項1または請求項2に記載のプログラムであって、
前記第1処理は、前記第2情報が前記チャットルームに表示されたことに基づく、前記第2ユーザに対する課金に関する第2処理が実行された場合に、前記制御部によって実行されるプログラム。 - 請求項1から請求項4の何れか1項に記載のプログラムであって、
前記第1処理は、前記第1ユーザに対して課金がされたことを通知する情報を前記表示部に表示させる処理を含むプログラム。 - 請求項1から請求項5の何れか1項に記載のプログラムであって、
前記第1情報は、BOTに関連する情報であるプログラム。 - 請求項6に記載のプログラムであって、
前記BOTは、第3アカウントに関連付けられるプログラム。 - 請求項6または請求項7に記載のプログラムであって、
前記第1処理は、前記第1ユーザによる前記BOTの利用回数が所定回数となったことに基づいて実行されるプログラム。 - 請求項6から請求項8の何れか1項に記載のプログラムであって、
前記第1処理は、前記第1ユーザによる前記BOTの利用期間が所定期間となったことに基づいて実行されるプログラム。 - 第1アカウントの第1ユーザと第2アカウントの第2ユーザとが参加するチャットルームのコンテンツを表示部に表示する前記第1ユーザの端末によって実行される情報処理方法であって、
前記第1アカウントに関連付けられた第1コンテンツまたは前記第2アカウントに関連付けられた第2コンテンツに基づく第1情報を前記チャットルームに表示することと、
前記第1情報が前記チャットルームに表示され、前記第1ユーザにより前記第1情報が選択されたことに基づく第2情報が前記チャットルームに表示されたことに基づいて、前記第1ユーザに対する課金に関する第1処理を前記端末の制御部によって実行することと、を含む情報処理方法。 - 第1アカウントの第1ユーザと第2アカウントの第2ユーザとが参加するチャットルームのコンテンツを表示部に表示する前記第1ユーザの端末によって実行される情報処理方法であって、
前記第1アカウントに関連付けられた第1コンテンツまたは前記第2アカウントに関連付けられた第2コンテンツに基づく第1情報を前記チャットルームに表示することと、
前記第1情報が前記チャットルームに表示され、前記第1ユーザにより前記第1情報が選択されたことに基づく第2情報が前記チャットルームに表示され、前記第1ユーザにより前記第2情報が選択されたことに基づく第3情報が前記チャットルームに表示されたことに基づいて、前記第1ユーザに対する課金に関する第1処理を前記端末の制御部によって実行することと、を含む情報処理方法。 - 第1アカウントの第1ユーザと第2アカウントの第2ユーザとが参加するチャットルームのコンテンツを表示部に表示する前記第1ユーザの端末であって、
前記表示部は、前記第1アカウントに関連付けられた第1コンテンツまたは前記第2アカウントに関連付けられた第2コンテンツに基づく第1情報を前記チャットルームに表示し、
前記第1情報が前記チャットルームに表示され、前記第1ユーザにより前記第1情報が選択されたことに基づく第2情報が前記チャットルームに表示されたことに基づいて、前記第1ユーザに対する課金に関する第1処理を実行する制御部を備える端末。 - 第1アカウントの第1ユーザと第2アカウントの第2ユーザとが参加するチャットルームのコンテンツを表示部に表示する前記第1ユーザの端末であって、
前記表示部は、前記第1アカウントに関連付けられた第1コンテンツまたは前記第2アカウントに関連付けられた第2コンテンツに基づく第1情報を前記チャットルームに表示し、
前記第1情報が前記チャットルームに表示され、前記第1ユーザにより前記第1情報が選択されたことに基づく第2情報が前記チャットルームに表示され、前記第1ユーザにより前記第2情報が選択されたことに基づく第3情報が前記チャットルームに表示されたことに基づいて、前記第1ユーザに対する課金に関する第1処理を実行する制御部を備える端末。
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