JP2022190108A - プログラム、方法、端末 - Google Patents

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    • G06F13/00Interconnection of, or transfer of information or other signals between, memories, input/output devices or central processing units

Abstract

【課題】 ユーザ同士の会話を積極的にサポートするBOT制御管理技術を提供すること。【解決手段】 第1情報処理端末に対応付けられた第1ユーザと、1以上の第2情報処理端末に対応付けられた1以上の第2ユーザとが、参加するトークルームにおける会話補助を行うプログラムであって、前記第1情報処理端末に、トークルームに表示されるメッセージに応じて、第1オブジェクトを表示させるステップと、前記第1オブジェクトが選択されたことに応答して、第2のオブジェクトを表示させるステップと、前記第2オブジェクトが選択されたこと応答して、第3のオブジェクトを表示させるステップと、を実行する。【選択図】図2

Description

本発明は、広く人間に代わって作業等を行うコンピュータプログラム(BOT)が実行
される装置等に関し、より具体的には、BOTを制御管理するための装置、方法、システ
ム等に関する。
近年、コンピュータないしオンラインネットワーク上で動作し、人間に代わって作業等
を行うコンピュータプログラム(BOT)が普及し、BOTに関わる様々な工夫が行われ
てきた。
一例として、バーチャル(仮想)オンライン・ロボット(BOT)またはセキュリティ
・エージェントが提供されている(特許文献1)。
すなわち、特許文献1には、オンライン会話をモニタすることができ、会話のコンテン
ツが不適切であるか、場合によっては、有害または危険のおそれがあることを示すある種
の定義可能な基準に合致した場合に、介入する働きをする「ガーディアン」とも呼ばれる
BOTが開示されている。このガーディアンは、自然言語処理技法を利用して会話のコン
テキストをそのスパン(期間)にわたって評価および/または個々のユーザ間の会話を評
価するように構成されている。ガーディアンは、自然言語処理技法の使用により、特定の
会話やその一部に問題があると判断されたときに、個々のユーザ等に通知または警告を提
示することができるものである。
また、コンピュータ・ネットワーク・ユーザによるBOTの使用を管理するためのシス
テムも提供されている(特許文献2)。
すなわち、特許文献2には、コンピュータに実行させることで、コンピュータ・ユーザ
によるコンピュータ・サービスの使用を管理する方法であって、1以上のコンピュータ・
ユーザに関連するネットワーク・デバイスにおいて、そのネットワーク・デバイスに関連
する実際のコンピュータ・ユーザからの要求を受信するステップと、前記1以上のコンピ
ュータ・ユーザ以外の仮想ユーザを識別するステップであって、その仮想ユーザに関連す
る情報を生成する、この識別するステップと、前記仮想ユーザに関連する情報を使用して
、前記ネットワーク・デバイスからの通信を、前記要求を提供した前記実際のコンピュー
タ・ユーザのためのコンピュータ・サービスへ送信するステップであって、この通信は前
記仮想ユーザから発信されたものとして識別されるものであり、このコンピュータ・サー
ビスをこの通信と前記要求を提供した前記実際のコンピュータ・ユーザと関連付けること
から防ぐものである、この送信するステップと、前記ネットワーク・デバイスにおいて、
前記コンピュータ・サービスから発信された前記仮想ユーザについての通信を受信するス
テップであって、その通信を前記要求を提供した前記実際のコンピュータ・ユーザへ送信
する、この受信するステップと、を備える方法が開示されている。
特表2010-509679号公報 特開2015-149082号公報
しかしながら、特許文献1には、ガーディアン(BOT)がモニタしたオンライン会話
の内容が適切であるかどうかを判定ないし監視する技術が開示されているが、ユーザ同士
の会話をサポートして盛り上げていくものではない。また、特許文献2には、私設コンピ
ュータ・ネットワーク・ユーザによる公開BOTの使用を管理する技術が開示されている
が、BOTを介してユーザ同士の会話を積極的にサポートして会話そのものを発展させよ
うとするものではない。
本発明の第1の態様によると、端末によって実行されるプログラムは、第1アカウントの第1ユーザと第2アカウントの第2ユーザとが参加するチャットルームのコンテンツを表示部に表示することと、第1アカウントに関連付けられた第1コンテンツまたは第2アカウントに関連付けられた第2コンテンツに基づいて、第1アカウントと第2アカウントの何れとも異なるアカウントであって、第1機能に関連付けられた第3アカウントを示す第1オブジェクトを表示部に表示することと、第1オブジェクトが選択されたことに基づいて第2オブジェクトを表示部に表示することと、を含む。
本発明の第2の態様によると、端末によって実行される方法は、第1アカウントの第1ユーザと第2アカウントの第2ユーザとが参加するチャットルームのコンテンツを表示部に表示することと、第1アカウントに関連付けられた第1コンテンツまたは第2アカウントに関連付けられた第2コンテンツに基づいて、第1アカウントと第2アカウントの何れとも異なるアカウントであって、第1機能に関連付けられた第3アカウントを示す第1オブジェクトを表示部に表示することと、第1オブジェクトが選択されたことに基づいて第2オブジェクトを表示部に表示することと、を含む。
本発明の第3の態様によると、端末は、第1アカウントの第1ユーザと第2アカウントの第2ユーザとが参加するチャットルームのコンテンツを表示する表示部を備え、第1アカウントに関連付けられた第1コンテンツまたは第2アカウントに関連付けられた第2コンテンツに基づいて、第1アカウントと第2アカウントの何れとも異なるアカウントであって、第1機能に関連付けられた第3アカウントを示す第1オブジェクトを表示部に表示し、第1オブジェクトが選択されたことに基づいて第2オブジェクトを表示部に表示する。
本発明によれば、BOTを介してユーザ同士の会話を積極的にサポートし、ユーザ同士
の会話そのものを発展させるBOT制御管理方法等を提供することができる。
本発明の一実施形態に係るシステムの全体構成を説明する説明図である。 本発明の実施形態のバリエーションを示すシステムないし装置等の構成例を説明する説明図である。 本発明の一実施形態に係るシステムないし装置等における基本動作例を説明する説明図である。 本発明の一実施形態に係るシステム等における動作例を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態に係るシステム等における動作例を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態に係るシステム等における装置ないし端末間の処理及びデータの流れを説明する説明図である。 本発明の一実施形態に係るシステム等における装置ないし端末上の表示例を説明する説明図である。 本発明の一実施形態に係るシステム等における装置ないし端末上の表示例を説明する説明図である。 本発明の一実施形態に係るシステム等における装置ないし端末上の表示例を説明する説明図である。 本発明の一実施形態に係るシステム等における装置ないし端末上の表示例を説明する説明図である。 本発明の一実施形態に係るシステム等における装置ないし端末上の表示例を説明する説明図である。 本発明の一実施形態に係るシステム等における装置ないし端末上の表示例を説明する説明図である。 本発明の一実施形態に係るシステム等における装置ないし端末上の表示例を説明する説明図である。 本発明の一実施形態に係るシステム等における装置ないし端末上の表示例を説明する説明図である。 本発明の一実施形態に係るシステム等における装置ないし端末上の表示例を説明する説明図である。 本発明の一実施形態に係るシステム等における装置ないし端末上の表示例を説明する説明図である。 本発明の一実施形態に係るシステム等における装置ないし端末上の表示例を説明する説明図である。 本発明の一実施形態に係るシステム等における動作例を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態に係るシステム等における動作例を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態に係るシステム等における装置ないし端末上の表示例を説明する説明図である。 本発明の一実施形態に係るシステム等における装置ないし端末上の表示例を説明する説明図である。 本発明の一実施形態に係るシステム等における装置ないし端末上の表示例を説明する説明図である。
<通信の秘密の遵守>
本明細書に記載の開示を実施する場合は、通信の秘密に係る法的事項を遵守の上で実施
されるものであることに留意されたい。
本開示に係るBOT制御管理システム等を実施するための実施形態について、図面を参
照して説明する。
<システム構成>
図1は、本開示の一実施形態におけるBOT制御管理システムの構成を示す図である。
図1に示すように、通信システムでは、ネットワーク199を介して1以上のサーバ(サ
ーバ110、サーバ120)と、1以上の端末(端末151、端末152、端末153)
とが接続される。サーバ110、120は、ユーザが所有する端末151~153に対し
、ネットワーク199を介して端末間でのメッセージの送受信を実現するサービスを提供
する。なお、ネットワーク199に接続される端末の数は制限されない。また、サーバの
数についても制限されない(必要に応じて機能を拡張するためのサーバを追加することが
できる。1のサーバによってサービス提供させてもよい)。
図1に示されるとおり、ネットワーク199は、1以上のサーバと1以上の端末とを接
続する役割を担う。すなわち、ネットワーク199は、端末151~153がサーバ11
0ないし120に接続した後、データを送受信することができるように接続経路を提供す
る通信網を意味する。
例えば、ネットワーク199のうちの1つまたは複数の部分は、有線ネットワークや無
線ネットワークであってもよい。ネットワーク199は、アドホック・ネットワーク(ad
hoc network)、イントラネット、エクストラネット、仮想プライベート・ネットワーク
(virtual private network:VPN)、ローカル・エリア・ネットワーク(local area
network:LAN)、ワイヤレスLAN(wireless LAN:WLAN)、広域ネットワーク
(wide area network:WAN)、ワイヤレスWAN(wireless WAN:WWAN)、大都
市圏ネットワーク(metropolitan area network:MAN)、インターネットの一部、公
衆交換電話網(Public Switched Telephone Network:PSTN)の一部、携帯電話網、
ISDNs(integrated service digital networks)、無線LANs、LTE(long te
rm evolution)CDMA(code division multiple access)、ブルートゥース(Bluetoo
th(登録商標))、衛星通信など、または、これらの2つ以上の組合せを含むことができ
る。ただし、本開示において、ネットワーク199は、これらに限定されない。また、ネ
ットワーク199は、1つまたは複数のネットワークを含むことができる。
端末(端末151、端末152、端末153)は、各実施形態において記載する機能を
実現できる情報処理端末であればどのような端末であってもよい。端末151~153は
、代表的にはスマートフォンであり、その他に携帯電話(例えば、フィーチャーフォン)
、コンピュータ(例えば、デスクトップ、ラップトップ、タブレットなど)、メディアコ
ンピュータプラットホーム(例えば、ケーブル、衛星セットトップボックス、デジタルビ
デオレコーダ)、ハンドヘルドコンピュータデバイス(例えば、PDA(personal digit
al assistant)、電子メールクライアントなど)、ウェアラブル端末(メガネ型デバイス
、時計型デバイスなど)、または他種のコンピュータ、またはコミュニケーションプラッ
トホームを含む。ただし、本開示において、端末151~153は、これらに限定されな
い。また、端末151~153は情報処理端末と表現されても良い。
端末151~153の構成は基本的には同一であるため、以下の説明においては、代表
して端末151について説明することとし、以下、必要に応じて端末152や端末153
を他端末として説明する。また、サーバ110、120についても同様に、代表してサー
バ110について説明する。
サーバ110は、端末151等に対して、所定のサービスを提供する機能を備える。サ
ーバ110は、各実施形態において記載する機能を実現できる情報処理装置であればどの
ような装置であってもよい。サーバ110は、代表的にはサーバ装置であり、その他にコ
ンピュータ(例えば、デスクトップ、ラップトップ、タブレットなど)、メディアコンピ
ュータプラットホーム(例えば、ケーブル、衛星セットトップボックス、デジタルビデオ
レコーダ)、ハンドヘルドコンピュータデバイス(例えば、PDA、電子メールクライア
ントなど)、あるいは他種のコンピュータ、またはコミュニケーションプラットホームを
含む。ただし、本開示において、サーバ110は、これらに限定されない。また、サーバ
110は情報処理装置と表現されても良い。
<ハードウェア(HW)構成>
図1を用いて、通信システムに含まれる各装置のHW構成について説明する。
(1)端末のHW構成
端末151は、制御装置1510(CPU:central processing unit(中央処理装置
))、記憶装置1515、通信I/F1516(インタフェース)、入出力装置1517
、表示装置1518、マイク1519a、スピーカ1519b、カメラ1519cを備え
る。端末151のHWの各構成要素は、例えば、バスB2を介して相互に接続される。
通信I/F1516は、ネットワーク199を介して各種データの送受信を行う。当該
通信は、有線、無線のいずれで実行されてもよく、互いの通信が実行できるのであれば、
どのような通信プロトコルを用いてもよい。通信I/F1516は、ネットワーク199
を介して、サーバ110との通信を実行する機能を有する。通信I/F1516は、各種
データを制御装置1510からの指示に従って、サーバ110に送信する。また、通信I
/F1516は、サーバ110から送信された各種データを受信し、制御装置1510に
伝達する。
入出力装置1517は、端末151に対する各種操作を入力する装置、および、端末1
51で処理された処理結果を出力する装置を含む。入出力装置1517は、入力装置と出
力装置とが一体化していても良いし、入力装置と出力装置とに分離していてもよい(後者
の場合、一例として、タッチパネル入力センサ等の入力装置1517aと、タッチパネル
出力デバイス、バイブレーション駆動機構等の出力装置1517bとに分離される)。
入力装置は、ユーザからの入力を受け付けて、当該入力に係る情報を制御装置1510
に伝達できる全ての種類の装置のいずれかまたはその組み合わせにより実現される。入力
装置は、代表的にはタッチパネルなどにより実現され、ユーザの指やスタイラスなどの指
示具による接触とその接触位置を検出し、当該接触位置の座標を制御装置1510に伝達
する。一方で、入力装置は、タッチパネル以外の入力装置により実現されてもよい。入力
装置は、例えば、キーボード等に代表されるハードウェアキーや、マウス等のポインティ
ングデバイス、カメラ(動画像を介した操作入力)、マイク(音声による操作入力)を含
む。ただし、本開示において、入力装置はこれらに限定されない。
出力装置は、制御装置1510で処理された処理結果を出力することができる全ての種
類の装置のいずれかまたはその組み合わせにより実現される。出力装置は、代表的には、
タッチパネルなどにより実現される。一方で、出力装置はタッチパネル以外の出力装置に
より実現されても良い。例えば、スピーカ(音声出力)、レンズ(例えば3D(three dim
ensions)出力や、ホログラム出力)、プリンターなどを含むことができる。ただし、本
開示において、出力装置はこれらに限定されない。
表示装置1518は、フレームバッファ(不図示)に書き込まれた表示データに従って
、表示することができる全ての種類の装置のいずれかまたはその組み合わせにより実現さ
れる。表示装置1518は、代表的にはモニタ(例えば、液晶ディスプレイやOELD(orga
nic electroluminescence display))で実現される。表示装置1518は、ヘッドマウ
ントディスプレイ(HDM:Head Mounted Display)であってもよい。また、表示装置1
518は、プロジェクションマッピング、ホログラム、空気中など(真空であってもよい
)に画像やテキスト情報等を表示可能な装置により実現されてもよい。なお、これらの表
示装置1518は、3Dで表示データを表示可能であってもよい。ただし、本開示におい
て、表示装置1518はこれらに限定されない。
入出力装置1517がタッチパネルの場合、一例として、入出力装置1517及び表示
装置1518は、略同一の大きさおよび形状のものとして構成され、互いに対向して配置
されていても良い。
制御装置1510は、プログラム内に含まれたコードまたは命令によって実現する機能
を実行するために物理的に構造化された回路を有し、例えば、ハードウェアに内蔵された
データ処理装置により実現される。
制御装置1510は、代表的には中央処理装置(CPU)、であり、その他にマイクロ
プロセッサ(microprocessor)、プロセッサコア(processor core)、マルチプロセッサ
(multiprocessor)、ASIC(application-specific integrated circuit)、FPG
A(field programmable gate array)であってもよい。ただし、本開示において、制御
装置1510はこれらに限定されない。
記憶装置1515は、端末151が動作するうえで必要とする各種プログラムや各種デ
ータを記憶する機能を有する。記憶装置1515は、HDD(hard disk drive)、SS
D(solid state drive)、フラッシュメモリ、RAM(random access memory)、RO
M(read only memory)など各種の記憶媒体により実現される。ただし、本開示において
、記憶装置1515はこれらに限定されない。
端末151は、プログラムPを記憶装置1515に記憶し、このプログラムPを実行す
ることで、制御装置1510が、制御装置1510に含まれる各部としての処理を実行す
る。つまり、記憶装置1515に記憶されるプログラムPは、端末151に、制御装置1
510が実行する各機能を実現させる。
マイク1519aは、音声データの入力に利用される。スピーカ1519bは、音声デ
ータの出力に利用される。カメラ1519cは、動画像データの取得に利用される。
(2)サーバのHW構成
サーバ110は、制御装置1110(CPU)、記憶装置1105、入出力装置110
6、ディスプレイ1107、通信I/F1108(インタフェース)を備える。サーバ1
10のHWの各構成要素は、例えば、バスB1を介して相互に接続される。
制御装置1110は、プログラム内に含まれたコードまたは命令によって実現する機能
を実行するために物理的に構造化された回路を有し、例えば、ハードウェアに内蔵された
データ処理装置により実現される。
制御装置1110は、代表的には中央処理装置(CPU)、であり、その他にマイクロ
プロセッサ、プロセッサコア、マルチプロセッサ、ASIC、FPGAであってもよい。
ただし、本開示において、制御装置1110はこれらに限定されない。
記憶装置1105は、サーバが動作するうえで必要とする各種プログラムや各種データ
を記憶する機能を有する。記憶装置1105は、HDD、SSD、フラッシュメモリなど
各種の記憶媒体により実現される。ただし、本開示において、記憶装置1105はこれら
に限定されない。
入出力装置1106は、サーバ110に対する各種操作を入力する装置により実現され
る。入出力装置1106は、ユーザからの入力を受け付けて、当該入力に係る情報を制御
装置1110に伝達できる全ての種類の装置のいずれかまたはその組み合わせにより実現
される。入出力装置1106は、代表的にはキーボード等に代表されるハードウェアキー
や、マウス等のポインティングデバイスで実現される。なお、入出力装置1106は、例
えば、タッチパネルやカメラ(動画像を介した操作入力)、マイク(音声による操作入力
)を含んでいてもよい。ただし、本開示において、入出力装置1106はこれらに限定さ
れない。
ディスプレイ1107は、代表的にはモニタ(例えば、液晶ディスプレイやOELD(orga
nic electroluminescence display))で実現される。なお、ディスプレイ1107は、
ヘッドマウントディスプレイ(HDM)などであってもよい。なお、これらのディスプレ
イ1107は、は、3Dで表示データを表示可能であってもよい。ただし、本開示におい
て、ディスプレイ1107はこれらに限定されない。
通信I/F1108は、ネットワーク199を介して各種データの送受信を行う。当該
通信は、有線、無線のいずれで実行されてもよく、互いの通信が実行できるのであれば、
どのような通信プロトコルを用いてもよい。通信I/F1108は、ネットワーク199
を介して、端末151との通信を実行する機能を有する。通信I/F1108は、各種デ
ータを制御装置1110からの指示に従って、端末151に送信する。また、通信I/F
1108は、端末151から送信された各種データを受信し、制御装置1110に伝達す
る。
サーバ110は、プログラムPを記憶装置1105に記憶し、このプログラムPを実行
することで、制御装置1110が、制御装置1110に含まれる各部としての処理を実行
する。つまり、記憶装置1105に記憶されるプログラムPは、サーバ110に、制御装
置1110が実行する各機能を実現させる。
本発明の各実施形態においては、端末151等および/またはサーバ110等のCPU
がプログラムPを実行することにより、実現するものとして説明する。
なお、端末151の制御装置1510、および/または、サーバ110の制御装置11
10は、CPUだけでなく、集積回路(IC(Integrated Circuit)チップ、LSI(La
rge Scale Integration))等に形成された論理回路(ハードウェア)や専用回路によっ
て各処理を実現してもよい。また、これらの回路は、1または複数の集積回路により実現
されてよく、各実施形態に示す複数の処理を1つの集積回路により実現されることとして
もよい。また、LSIは、集積度の違いにより、VLSI、スーパーLSI、ウルトラL
SIなどと呼称されることもある。
また、本開示の各実施形態のプログラムP(ソフトウェアプログラム/コンピュータプ
ログラム)は、コンピュータに読み取り可能な記憶媒体に記憶された状態で提供されても
よい。記憶媒体は、「一時的でない有形の媒体」に、プログラムを記憶可能である。
記憶媒体は適切な場合、1つまたは複数の半導体ベースの、または他の集積回路(IC
)(例えば、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(FPGA)または特定用途
向けIC(ASIC)など)、ハード・ディスク・ドライブ(HDD)、ハイブリッド・
ハード・ドライブ(HHD)、光ディスク、光ディスクドライブ(ODD)、光磁気ディ
スク、光磁気ドライブ、フロッピィ・ディスケット、フロッピィ・ディスク・ドライブ(
FDD)、磁気テープ、固体ドライブ(SSD)、RAMドライブ、セキュア・デジタル
・カードもしくはドライブ、任意の他の適切な記憶媒体、またはこれらの2つ以上の適切
な組合せを含むことができる。記憶媒体は、適切な場合、揮発性、不揮発性、または揮発
性と不揮発性の組合せでよい。なお、記憶媒体はこれらの例に限られず、プログラムPを
記憶可能であれば、どのようなデバイスまたは媒体であってもよい。
サーバ110および/または端末151は、例えば、記憶媒体に記憶されたプログラム
Pを読み出し、読み出したプログラムPを実行することによって、各実施形態に示す複数
の機能部の機能を実現することができる。
また、本発明の一実施形態に係るプログラムPは、当該プログラムを伝送可能な任意の
伝送媒体(通信ネットワークや放送波等)を介して、サーバ#または端末#に提供されても
よい。サーバ110および/または端末151は、例えば、インターネット等を介してダ
ウンロードしたプログラムPを実行することにより、各実施形態に示す複数の機能部の機
能を実現する。
また、本開示の各実施形態は、プログラムPが電子的な伝送によって具現化された、搬
送波に埋め込まれたデータ信号の形態でも実現され得る。
サーバ100および/または端末151における処理の少なくとも一部は、1以上のコ
ンピュータにより構成されるクラウドコンピューティングにより実現されていてもよい。
端末151における処理の少なくとも一部を、サーバ100により行う構成としてもよ
い。この場合、例えば、端末151の制御装置1510の各機能部の処理のうち少なくと
も一部の処理を、サーバ100で行う構成としてもよい。
サーバ100における処理の少なくとも一部を、端末151により行う構成としてもよ
い。この場合、例えば、サーバ100の制御装置1110の各機能部の処理のうち少なく
とも一部の処理を、端末151で行う構成としてもよい。
本開示において、判定の構成は必須でなく、判定条件を満たした場合に所定の処理が動
作されたり、判定条件を満たさない場合に所定の処理がされたりしても良いことは当然で
ある。
なお、本開示のプログラムは、例えば、ActionScript、JavaScript(登録商標)などのス
クリプト言語、Objective-C、Java(登録商標)などのオブジェクト指向プログラミング言
語、HTML5などのマークアップ言語などを用いて実装できる。ただし本開示はこれらに限
定されない。
<システム構成のバリエーション>
図2に、本発明の実施形態のバリエーションを示すシステムないし装置等の構成例を示
す。同図(及び図3)に示した構成での特徴的な処理動作は、本発明がネットワークを介
したサーバや端末との連携動作によってのみ実現されるものでなく、端末単体上でも実現
可能な点である。
図2に示されるように、情報処理システム200は、その最小限の構成として、情報処
理サーバ210と、プレーヤが使用する各種情報処理端末(図において、例示的に、PC
220及び230、携帯電話240、携帯情報端末ないしタブレット端末250~252
が示されている。以下、総称して「端末」とも言う)とで構成され、サーバ及び各種端末
間は、図2に示されるように専用回線やインターネット等の公衆回線(有線の回線として
、260、270、280、290)で相互に通信可能に接続されている。また、回線は
有線であっても無線であってもよく、無線の場合、携帯電話240及び携帯情報端末ない
しタブレット端末250は、無線で図示しない基地局や無線ルータ等を介してインターネ
ット290に乗り入れ、更に回線280を介して情報処理サーバ210と相互に通信可能
に接続されている。
なお、携帯電話や携帯情報端末ないしタブレットは、パーソナルコンピュータ(PC)
に比肩する処理能力(通信処理速度や画像処理能力等)を備えているものも多く、小型の
コンピュータとも言うべきものである。
また、本発明の実施に必要なプログラムないしソフトウェアは、通常、PCや携帯情報
端末の記憶部におけるHDDないしSSD等にインストールないし記憶され、プログラム
ないしソフトウェアの実行時には、必要に応じて記憶部内のメモリにその全部又は一部の
ソフトウェアモジュールとして読み出され、CPUにおいて演算実行される。
なお、演算実行は必ずCPU等の中央処理部で行われる必要はなく、図示しないディジ
タルシグナルプロセッサ(DSP)等の補助演算装置を用いることもできる。
また、情報処理サーバ210のハードウェア構成も、基本的にはPCを採用することが
できる。なお、本発明はこれに限定されるものではないが、情報処理サーバ210は、必
要に応じてそのハードウェアスペックを上げるにあたり、複数のPC(一例として、数十
台~数万台)を並列的に作動させることによって大規模データの処理に適した構成をとる
こともできる。
<サービス提供形態の基本バリエーション>
図3に、図1や図2で例示した本発明の一実施形態に係るシステムないし装置等におけ
る基本動作例を示す。ここで特に示したいことは、本発明がネットワークを介したサーバ
や端末との連携動作によっても、あるいは、端末単体上でも単独で実現可能な点である。
図3において、「ユーザ端末」は、図1における端末151~153、図2における端
末220、230、240、250~252に対応し、「情報処理サーバ」は、図1にお
けるサーバ110、120、図2における情報処理サーバ210に対応する。また、図3
中、t1~t10は時系列の流れを示し、経時的に後述する動作や処理が行われるもので
ある。
なお、実施形態において例示される動作ないし処理時刻(t1等)は、本発明の概念の
理解の容易のために例示されたものであり、本発明が実施形態において例示される個別の
時系列関係に制限されることはない。
まず、日時t1において、ユーザ(プレーヤ)は、ユーザ端末を介して情報処理サーバ
から自身のユーザ端末を本発明にかかる情報処理端末として動作させるためのアプリケー
ションソフトウェアをダウンロードする(ステップS301)。このアプリケーションソ
フトウェアは、本発明にかかるプログラムの一部又は全部を処理するためのクライアント
ソフトウェアないしアプリケーションソフトウェアである。そして、ダウンロードしたア
プリケーションソフトウェアをユーザ端末にインストールする(ステップS302)。こ
のとき、時刻t2において、ユーザ端末からは、必要に応じてユーザ登録としてユーザ自
身のメールアドレスのほか、次表のようなプロフィール情報を情報処理サーバへアップロ
ード(ステップS303)して登録管理させることもできる(ステップS304)。
Figure 2022190108000002
以上のデータ項目は、ユーザデータとして情報処理サーバ上の記憶装置に保存される(
ステップS305)。時刻t3以降は、ユーザ(プレーヤ)が情報処理端末を操作するこ
とによりアプリを開始する(サーバは端末に対してサービス提供を開始する)ことができ
る。
次に、ユーザ端末にアプリをダウンロード及びインストールしたユーザは、時刻t4に
おいてアプリケーションソフトウェアを起動する(ステップS306)。時刻t4~時刻
t5まで、例示的にユーザは情報処理端末で提供されるサービスに興じている。
時刻t5になると、ユーザはいったん本発明の一実施形態にかかるアプリケーションソ
フトウェアを中断ないし終了する。このとき、必要に応じて、アプリケーションのステー
タス情報を情報処理サーバへ転送し(ステップS307)、サーバではこれを受信して当
該ユーザのユーザ情報としてのステータス情報を更新(ステップS308)及び保存(ス
テップS309)する。図3においては、これらの処理は、時刻t6までに完了している
なお、本発明の一実施形態にかかるアプリケーションソフトウェアを情報処理端末にイ
ンストールした後は、端末上で完全にクローズドに実行可能な形態とすることももちろん
可能であり、この場合は、上述のステップS304~ステップS305、並びに、ステッ
プS308~ステップS309を省略することができ、必要な情報があれば端末上のメモ
リに保存管理される。
次に、図3において、時刻t7~時刻t10では、本発明の一実施形態にかかるアプリ
ケーションソフトウェアの少なくとも一部を情報処理サーバにおいて実施する場合の実施
形態例を示している。この場合、ユーザ(プレーヤ)は、ログイン動作と、コマンド送信
という2つの典型的なユーザ端末操作を行い、情報処理サーバから必要なデータ送信を受
け、あるいは、サービス提供を受けることとなる。
例えば、図3において、時刻t7においてユーザが自身の情報処理端末を介してサーバ
へのログイン処理を行う(ステップS310)と、情報処理サーバでは必要な認証処理が
適宜行われ(ステップS311)、時刻t8において、ユーザがサービス提供を受けられ
るためのデータを送信する(ステップS312)。例えば、端末からのコマンドを受信可
能に構成されたトップメニュー画面や、アプリケーションの起動画面等である。
時刻t9において、ユーザは情報処理端末を介して何らかのコマンドを送信する(ステ
ップS313)。このコマンドは、メニュー画面に表示されたメニューの選択でもよく、
アプリケーション起動画面であれば、アプリケーションを開始するための開始コマンドの
場合もある。サーバ側では、このコマンドを受けて、サービス処理を開始する(ステップ
S314)。そして、時刻t10において、サーバから端末の要求に応じたサービスが提
供される(ステップS315)。
なお、図3には図示していないが、時刻t10以降も、端末からは随時コマンドを送信
することができ(例えば、メッセージ送信コマンドやメニュー選択コマンドなど)、都度
、サーバでは端末からのコマンド受信を受けてサービスを提供することができる(例えば
、受信したメッセージを他端末に転送したり、メッセージ解析をしてその結果を返信した
りするなど)。
また、本発明の一実施形態において、ユーザ(プレーヤ)は、ユーザ端末から特定の相
手もしくは特定多数の相手に向けてメッセージを送信することもできる(図3においては
不図示)。このメッセージは、情報処理サーバにて中継され、特定の相手もしくは特定多
数の相手に転送され相手方において受信される。また、送信したメッセージは自身の端末
でも確認できる。
特にこれらのメッセージ処理は、サーバや端末に実装された後述する機能構成により実
現される。
<機能構成>
(1)端末の機能構成
本発明の一実施形態においては、図1に示すように、端末151は、制御装置1510
、並びに、記憶装置1515に記憶されたプログラム及びデータにより実現される機能と
して、トーク参加部1511とメッセージ処理部1512とを有する。
トーク参加部1511は、所望のトークルームへの参加のための処理を行う機能を有し
ている。トークルームへは、個人単位で参加することができるとともに、グループ単位で
も参加することができる。
なお、BOTサーバ(一例として、サーバ110,120)についても、端末151を
参照して例示する各機能を備えることにより、個人ユーザと同様にトークルームに参加す
ることができる(このとき、1ユーザとしてのBOTには、人間のユーザと同様に、イン
スタントメッセンジャーサービスの1アカウントが付与される)。
また、トークルームを新たに生成することもできる。トークルームに参加した状態でメ
ッセージを送信(発言)することで、サーバ1を経由して、同じトークルームに参加して
いる他の参加者端末2および/またはBOTサーバ(トークルームに参加している1ユー
ザとしてのBOT)にメッセージが送信される。
メッセージ処理部1512は、トークルームでのメッセージの生成、送受信および送受
信したメッセージの自端末での表示制御等の処理を行う機能を有している。典型的かつ基
本的なメッセージ処理及び表示制御例としては、上から下に向かう時間軸に対し、左側に
受信メッセージを表示させ、右側に送信メッセージを表示させるというものである。
表示処理部1513は、メッセージ処理1512が処理したメッセージデータを表示装
置1518上に表示させる。表示処理部1513は、表示用データ(一例として、文字コ
ード)を画素情報(一例として、フォントや絵文字等)に変換し、表示装置1518のフ
レームバッファ(不図示)に書き込む機能を有する。
(2)サーバの機能構成
本発明の一実施形態においては、図1に示すように、サーバ110は、制御装置111
0、並びに、記憶装置1105に記憶されたプログラム及びデータにより実現される機能
として、トークルーム管理部1111とメッセージ処理部1112と課金情報管理部11
13と請求処理部1114と統計処理部1115とBOT処理部1116と有する。
トークルーム管理部1111は、トークルームの参加者等を管理する機能を有している

メッセージ処理部1112は、特定のトークルームにおいて送信されたメッセージを端
末151から受信した場合に、宛先としての他の参加者端末(例えば、端末152、15
3)、及び/または、BOTサーバ(例えば、サーバ120)に同メッセージを送信(転
送)する機能を有している。
課金情報管理部1113は、課金対象となるメッセージ等(後述)の提供等に応じて例
えばユーザ(BOTも含まれる)アカウント課金ための計算処理及び管理を行う。
請求処理部1114は、課金情報管理部1113で処理及び管理された課金情報に基づ
いて例えばユーザ(BOTも含まれる)アカウントごとの請求処理を行う。
統計処理部1115は、課金情報処理部1113及び/または請求処理部1114で処
理されたデータをもとに様々な視点からの統計処理を行い保存管理する。
BOT処理部1116は、ユーザ(人間)に代わって作業や判断、アドバイス等を行う
処理を行う。本発明は、これらに限定されるものではないが、より詳細には、適切なデー
タを検索するための検索部1116a、送受信メッセージに含まれる言語(音声言語も含
まれる)を処理するための言語処理部1116b、処理された言語等の意味や価値を判断
したり判断した結果の成否等に基づいて学習を行ったりするAI処理部1116c、与え
られた画像を解析処理したり移り込んだ物体を認識処理等したりする画像処理部1116
d等の処理モジュールが含まれる。
上述したとおり、BOTサーバ(一例として、サーバ110,120)についても、端
末151を参照して例示する各機能を備えることにより、個人ユーザと同様の機能を発揮
させることもできる(このとき、1ユーザとしてのBOTには、人間のユーザと同様に、
インスタントメッセンジャーサービスの1アカウントが付与される)。そして、BOTサ
ーバが機能させるアシスタントBOTと、人間ユーザとは、人間ユーザ同士が行っている
のと同様に、友達関係を結ぶ(アカウント同士を紐付ける)などして互いに所定の関係を
築くことができる(かかる所定の関係は、適宜図示しないデータベースや関係テーブルに
記述され管理される)。
<第1実施形態>
第1実施形態は、サーバ等(一例として、後述する「トークサーバ」)で運営されるト
ークルームに参加するユーザが端末を介してメッセージの送受信をしたり、自身のアシス
タント(BOT)とのやり取りを行ったりするうえでの基本的な動作フローや、トークサ
ーバの基本動作、そして、トークルームに1ユーザ(1アカウント)として参加するBO
Tサーバの基本動作について説明するものである(図4~図5を参照して後述する)。
なお、第1実施形態に記載された内容の一部又は全部は、その特徴が相互に排他的であ
る場合を除いて他の実施形態にも適用可能である。
図4及び図5に示される本発明の一実施形態において、メッセージングサービスを提供
するサーバはトークサーバ(図1におけるサーバ110等がこれに対応する)が担う。ま
た、本発明の一実施形態において、ユーザ端末と同様に1ユーザ(1アカウント)として
トークルームに参加するBOTサーバ(図1におけるサーバ110等がこれに対応する)
が導入される。
図4は、主に1ユーザの観点から示された基本動作フローである。
図4のステップS401において、1ユーザ(BOTではない人間のユーザ)がユーザ
端末を介してアプリを起動するなどしてトークルームに入室すると、ステップS402に
進み、トークサーバからユーザ端末に読み込まれるか、あるいは、ユーザ端末それ自体の
記憶装置等から読み込まれるかして、アプリを動作させるためのトークリスト等のステー
タス情報及び/または既読のメッセージ等の情報がユーザ端末内のメモリに読み込まれる

なお、トークリストは、トークサーバにおいて複数運営されているトークルームのリス
トであり、一例として、ユーザがメンバーとなっているトークルームについては選択指示
等によって当該トークルームに入室し、他のメンバーユーザとのグループトークを行うこ
とができる。グループトークは、トークサーバが提供するメッセージングサービスを介し
てメンバーがメッセージを交換する(互いに送受信し合う)ことによって進行される。
図4において、ステップS403~ステップS411までのループは、基本動作ループ
であり、ステップS411においてアプリを終了(つまり、トークルームから退出)しな
い限り、他のメンバーとのメッセージの送受信を継続することができる。また、基本動動
作ループ内において、ユーザにアシスタントBOT(いわゆるAI機能を有するアドバイ
ザープログラムであり、このBOTそれ自体も1アカウントを有するユーザとしてトーク
ルームに参加させることができる)が紐付けられている場合には、このアシスタントBO
Tからユーザに対してアドバイスを行わせたり、他のユーザからの受信メッセージの少な
くとも一部をトークサーバ等へ転送させたりすることができる。
この場合のユーザとアシスタントBOTとの関係は、人間のユーザ同士の関係と同様で
ある。
ステップS403において、図示しない操作によりユーザからメッセージ等送信がある
(Yes)と、ステップS404へ進み、トークサーバに対するメッセージ等送信処理が
行われる(ステップS403において、Noの場合はステップS405へ進む)。図4で
は不図示であるが、ステップS404で送信されるメッセージ等の内容によって処理され
る基本動作例は次の(1)~(3)のとおりである。
(1)ユーザ端末からトークサーバへユーザ自身のメッセージが送信された場合
トークサーバでは、受信したメッセージをトークルーム内の他メンバーに送信(転送)
するとともに、受信したメッセージに関連する(つまり、受信メッセージに適切な応答が
可能な)1以上のBOT候補を抽出してメッセージ送信元のユーザに返信する。
一実施形態において、これらBOT候補は、BOTに紐付けられたBOT_IDと各B
OTを表わすキャラクタ画像及び/またはBOTの発言であることを表わすメッセージと
が含まれる。
(2)ユーザ端末からトークサーバへBOT_ID(上述)が送信された場合
トークサーバでは、指定されたBOT_IDに基づいて対応するBOT(BOTサーバ
)にリクエストを行う。一実施形態においては、トークサーバからBOTサーバに対して
当該BOTサーバが現時点で用意している(つまり、その時点でトークルームでの会話の
流れに沿って提供可能な)コンテンツ候補のリクエストが行われる。
なお、一実施形態においては、BOT_IDは、ユーザのメッセージとともに送信され
る場合もある。
(3)ユーザ端末からトークサーバへコンテンツが送信ないし指定された場合
トークサーバでは、ユーザから送信ないし指定されたコンテンツ(画像情報や特定サイ
ト等へのリンク先などが挙げられる)をグループ内の他メンバーに送信(転送)する。
ステップS405において、ユーザに対するメッセージ等の受信がある(Yes)と、
ステップS406へ進み、ユーザ(あるいは当該ユーザが参加しているトークグループ)
にアシスタントBOTが存在するか(つまり、紐付けられているか)どうかが判断され、
Yesの場合はステップS407aに進み、メッセージ(ステップS405で既受信)の
うちの一部または全部を選択する。そして、ステップS407bへ進み、アシスタントB
OT経由でトークサーバへ転送され、ステップS408へ進む(ステップS405におい
てNoの場合は、直接ステップS408へ進む)。
なお、ステップS407a~ステップS407bにおいて、受信メッセージのうちのど
の程度のメッセージをアシスタントBOT経由でトークサーバへ転送させるかは、ユーザ
による許可設定によって決まる。
さらに、上記転送のタイミングは、(1)メッセージを受信するたびに当該メッセージ
の少なくとも一部をトークサーバへ転送する、(2)受信メッセージを端末上に表示させ
るたびに当該メッセージの少なくとも一部をトークサーバへ転送する、などのバリエーシ
ョンを適用することができる。
また、上記転送のタイミングにおいて、受信メッセージの少なくとも一部をトークサー
バへ転送する際に、当該一部のメッセージとともに、受信メッセージのうち端末には表示
されていないメッセージとを合わせてトークサーバへ転送させるように制御することもで
きる。
ステップS408では、受信したメッセージ等がユーザ端末上に表示される。
ステップS409において、ユーザに対するオブジェクト表示(後述)の受信がある(
Yes)と、ステップS410に進み、受信したオブジェクトの端末上での見せ方に関し
て適宜処理する(後述)。そして、ステップS411へ進む(ステップS409において
Noの場合は、直接ステップS411へ進む)。
ステップS411において、図示しないユーザ操作によりトークルーム退室指示がされ
ると本フローとしては終了する(ステップS412)。
図5は、主にトークサーバの観点から示された基本動作フローである。
図5のステップS501において、トークサーバが処理を開始すると、ステップS50
2に進み、トークルームを運営するための各種ステータス情報等がサーバ内のメモリに読
み込まれる。
図5において、ステップS503~ステップS511までのループは、基本動作ループ
であり、トークサーバは、ステップS511において処理を終了しない限り、メッセージ
等(典型的には、BOT_IDが含まれるメッセージと含まれないメッセージとがある。
また、BOT_IDのみのメッセージもあり得る)あるいはコンテンツ(コンテンツそれ
自体もしくはコンテンツを指定するための指定メッセージが含まれる)の到来を待つ。
ステップS503では、メッセージ等の受信があったどうかが判断され、Noの場合は
ステップS509へ進むが、Yesの場合はさらにステップS504へ進み、受信したメ
ッセージ等の中にBOT_IDが含まれるかどうかが判断される。ステップS504にお
いてNoの場合は他ユーザからのメッセージ等の受信であるため、ステップS507へ進
み、受信したメッセージ内容に沿った応答が可能なBOT(複数の場合も有り)を抽出な
いし特定するための処理が行われる。一実施形態において、このBOTの抽出ないし特定
処理は、トークサーバからBOTサーバ(群)への問い合わせ及び応答によって実現され
る。
そして、ステップS508では、前ステップで抽出ないし特定されたBOT候補をトー
クグループ内の他ユーザに送信し、ステップSS509へ進む。
一方、ステップS504においてYesの場合は、典型的には受信したメッセージが(
既に提示済の)BOT候補に対する指定であるため、ステップS505へ進み、指定され
た特定のBOT(サーバ)に対し、コンテンツまたはコンテンツ候補のリクエストを送信
する。次に、特定のBOT(サーバ)からコンテンツ候補が送信されてきた場合にはステ
ップS506にて受信したコンテンツ候補をメッセージ送信元のユーザ端末へ送信すると
ともに、このユーザ端末を介して(あるいはこのユーザ端末を介することなく)上述のコ
ンテンツ候補を他ユーザの端末にも送信し、コンテンツのリアルタイム共有を実現する。
そして、ステップS509へ進む。
ステップS509では、コンテンツそれ自体あるいはコンテンツへの指定メッセージの
受信があったかどうかが判断され、Yesの場合はステップS510へ進み、コンテンツ
をグループ内の他ユーザへ送信する(ステップS509において、Noの場合はステップ
S511へ進む)。このとき、受信したメッセージがコンテンツへの指定メッセージ(一
例として、URLの特定によって入手可能なコンテンツ情報)である場合には必要に応じ
てトークサーバにおいて当該コンテンツを取得してこれをグループ内の他ユーザへ送信す
る。そして、ステップS511へ進む。
ステップS511では、トークサーバとしての動作を終了するかどうかが判断され、図
示しない操作によりトークサーバの動作を終了する(ステップS511においてYes)
場合には、ステップS512へ進み、本フローとしては終了するが、ステップS511に
おいてNoの場合には、ステップS503へ復帰する。
<第2実施形態>
第2実施形態は、複数のユーザ端末(一例として、端末1及び端末2)とトークサーバ
とBOTサーバとの間のメッセージ等のやりとりをシステム全体の運用シーンとして説明
するものである。以下、図6を参照して説明する。
なお、第2実施形態に記載された内容の一部又は全部は、その特徴が相互に排他的であ
る場合を除いて他の実施形態にも適用可能である。
また、実施形態において例示される動作ないし処理時刻(t1等)は、本発明の概念の
理解の容易のために例示されたものであり、本発明が実施形態において例示される個別の
時系列関係に制限されることはない(以下、時刻を明示して例示している実施形態におい
て同様である)。
図6に示される本発明の一実施形態において、時刻t0にユーザ1が端末1(601)
においてメッセージを作成し、トークサーバ603へ送信する。時刻t1~t2まで、ト
ークサーバ603では受信したメッセージを解析し、このメッセージに対応可能なBOT
を特定する処理を行う。図6に示されてはいないが、一実施形態において、BOT特定処
理は、トークサーバから問い合わせ可能な複数のBOTサーバへの問い合わせ処理によっ
て実現される。
時刻t1において、トークサーバ603から他のユーザ(典型的には端末1のユーザと
同じトークグループに参加している他のユーザが挙げられる)の端末2(602)に対し
、端末1(601)から受信したメッセージが転送される。
時刻t1において、端末2(604)では、トークサーバ603から転送された端末1
(601)からのメッセージを受信し、例えば、当該受信を通知されるなどして端末2の
トークルームに入室し、受信メッセージを確認する。このとき、端末1(601)からの
受信メッセージのうちトークサーバへ転送するメッセージを決定することができる(本発
明の一実施形態では、この決定処理により、端末2(604)が端末1(601)からの
メッセージに関し、端末1(601)に紐付けられたアシスタントBOTからのアドバイ
スメッセージを含めて受信することの同意が得られたものとして処理することができる)

時刻t3において、転送決定されたメッセージが今度は端末2(604)からトークサ
ーバ603へ送信(転送)される。
この間、時刻t2において、トークサーバ603は、時刻t0に端末1(601)から
受信したメッセージの解析を終え、受信メッセージに対応可能なBOTの候補データを端
末1(601)へ送信する(なお、このBOTの候補データは、例示的に図7Aを参照し
て後述するユーザ操作によって破棄される)。
なお、時刻t2におけるトークサーバ603から端末1(601)へのBOT候補送信
のタイミングと、時刻t3における端末2(604)からトークサーバ603へのメッセ
ージの送信のタイミングとは、実施状況によって入れ替わることがある。
次に、時刻t3~t4では、トークサーバ603において、これまで端末1(601)
や端末2(604)から受信したメッセージを総合的に解析し、これらのメッセージに対
応可能なBOT候補を特定する処理がなされる。
時刻t4に、トークサーバ603にて特定されたBOT候補が端末2(604)へ送信
される。
このとき、時刻t3における同意処理により、BOT候補の中には端末1(601)と
紐付けられた(友達関係にある)BOTを含めることもできる。そして、時刻t4におい
て、端末2(604)上でこれらのBOT候補を表示させる際には、端末2(604)に
直接紐付けられた(直接の友達関係にある)BOTと端末2(604)には紐付けられて
いないが端末1(601)には直接紐付けられた(直接友達関係になる)BOTとを区別
して表示させることができる(一実施形態として、前者のBOTを通常のオブジェクトと
して表示させ、後者のBOTにモザイク処理を施して表示させるなど)。
なお、時刻t4において、端末2(604)に対して提示されるBOT候補の見せ方を
「チラ見UI」とも呼ぶこととする(より詳細には、図7A等を参照して後述する)。
時刻t5には、トークサーバ603にて特定されたBOT候補が端末1(601)へ送
信される(同図において、端末1(601)へは2回目のチラ見UIとなる)。端末1(
601)上では、これらのBOT候補がチラ見UIとして表示される。
このとき、時刻t3における同意処理により、BOT候補の中には端末2(604)と
紐付けられた(友達関係にある)BOTを含めることもできる。そして、時刻t5におい
て、端末1(601)上でこれらのBOT候補を表示させる際には、端末1(601)に
直接紐付けられた(直接の友達関係にある)BOTと端末1(601)には紐付けられて
いないが端末2(604)には直接紐付けられた(直接友達関係になる)BOTとを区別
して表示させることができる(一実施形態として、前者のBOTを通常のオブジェクトと
して表示させ、後者のBOTにモザイク処理を施して表示させるなど)。
なお、時刻t4における端末2(604)に対するチラ見UIのタイミングと時刻t5
における端末1(601)に対するチラ見UIのタイミングとは、実施状況によって入れ
替わることがある。
時刻t6では、端末1(601)上でチラ見UIを介して提示されたBOT候補のうち
の1つが選択される(つまり、端末1のユーザは選択したBOTからのさらなる情報提供
をリクエストする)。このとき、端末1(601)からトークサーバ603へは選択され
たBOTの識別子(BOT_ID)が送信される。なお、BOT_IDの送信はメッセー
ジの中に含めて送信されることもできる。
時刻t6~t7においてトークサーバでは受信したBOT_IDからBOTを特定し、
特定されたBOT(サーバ)に対してメッセージを要求する(時刻t7)。要求メッセー
ジには、さらなるコンテンツや関連するコンテンツ、あるいはこれらの候補(コンテンツ
候補)の要求などが含まれる。
時刻t8には、BOTサーバ602からトークサーバ603へコンテンツ候補が返信さ
れ、時刻t9には、トークサーバ603から端末1(601)へこれらのコンテンツ候補
が転送される。
一実施においては、時刻t9におけるトークサーバ603から端末1(601)へのコ
ンテンツ候補の転送と共に、あるいは、トークサーバ603から端末1(601)へのコ
ンテンツ候補の転送に替えて、トークサーバ603はトークルーム内のメンバーにコンテ
ンツ候補を同報し、コンテンツ候補情報の実質的なリアルタイム共有を図ることもできる
(図6における時刻t10での事象である)。
時刻t11では、端末1(601)においてコンテンツ候補の1つが選択されトークサ
ーバ603へ送信される。その後、わずかな時間差を伴って時刻t12にはこのコンテン
ツは端末2(604)へ送信される。
この時点で、端末1(601)及び端末2(604)上では、前述のコンテンツが共有
される(一例として、共有されたコンテンツが動画コンテンツの場合は、両端末上で実質
的なリアルタイム再生がなされる)。
時刻13には、今度は端末2上で表示されている1以上のBOTの中から1つが選択さ
れ、時刻t13に選択されたBOTの識別子(BOT_ID)がトークサーバ603へ送
信される。
時刻t14には、トークサーバ603からBOTサーバ602へコンテンツ候補要求メ
ッセージが送信され、時刻t15にBOTサーバ602からトークサーバ603へコンテ
ンツ候補が返信され、時刻t16に端末2(604)に転送される。
一実施においては、時刻t16におけるトークサーバ603から端末2(604)への
コンテンツ候補の転送と共に、あるいは、トークサーバ603から端末2(604)への
コンテンツ候補の転送に替えて、トークサーバ603はトークルーム内のメンバーにコン
テンツ候補を同報し、コンテンツ候補情報の実質的なリアルタイム共有を図ることもでき
る(図6における時刻t17での事象である)。
時刻t18では、端末2(604)においてコンテンツ候補の1つが選択されトークサ
ーバ603へ送信される。その後、わずかな時間差を伴って時刻t19にはこのコンテン
ツは端末1(601)へ送信される。
この時点で、端末1(601)及び端末2(604)上では、前述のコンテンツが共有
される(一例として、共有されたコンテンツが動画コンテンツの場合は、両端末上で実質
的なリアルタイム再生がなされる)。
<第3実施形態>
第3実施形態は、ユーザ端末上での表示例にフォーカスして本発明の一実施形態におけ
る特徴を説明するものである。以下、図7A~図7Eを参照して説明する。
なお、第3実施形態に記載された内容の一部又は全部は、その特徴が相互に排他的であ
る場合を除いて他の実施形態にも適用可能である。
図7Aに示される本発明の一実施形態において、端末700(筐体部等は不図示)の表
示画面上にはユーザトークルームに入室してトークグループ内の他のユーザとのメッセー
ジ交換等をしている様子が示されている。端末700の表示画面は大きく分けると端末の
ステータス情報表示領域701と、メッセージングサービス提供領域(以下、「トークル
ーム」という)702と、端末700からの送信メッセージン入力及び送信領域703と
で構成されている。
また、図7A~図7Eにおいては、既述したとおり、上から下に向かう時間軸に対し、
左側にトークグループ内の他ユーザ(及び他ユーザに紐付けられたBOTも含まれる)か
らの受信メッセージが表示され、右側に自身(及び自身に紐付けられたBOTも含まれる
)からの送信メッセージが時系列に表示される。
図7Aにおいて、トークルーム702上には、時刻14:00に他ユーザより送信され
た「銀座」とのメッセージ7021aが表示されている。また、メッセージ7021aの
近傍には、自ユーザに紐付けられたアシスタントBOT7021bが表示されている。
なお、本発明の一実施形態においては、BOT7021bをメッセージ7021aの少
なくとも一部に重畳させるように表示させることもできる、以下同様)。
同図Aにおいて、BOT7021bは、メッセージ7021a中のワード「銀座」(破
線部分)に反応して、これに関連する情報を提供可能なBOTとして登場したものである
。そして、もし端末700を使用しているユーザがBOT7021bから関連情報を引き
出したい場合には、図示しない操作(例えば、BOT7021bをクリックないしタップ
するなど)によってさらなる情報提供を受けることができる。
ここでは、端末700を使用しているユーザは、BOT7021bからの情報を必要と
しないので、領域702から退場させたいと考えている。その場合は、一例として、BO
T7021bに対し自身の手ないし指7021cで画面外側(縁方向)へフリック操作ま
たはスワイプ操作するなどして退去させることができる(BOT7021bは画面から消
える)。
なお、本発明の一実施形態においては、上述のBOT7021bに対する退去と共に、
端末700を使用しているユーザとこのBOT7021bとの関係(直接ないし間接の友
達関係など)がある場合には、かかる関係を解消するよう制御させることもできる。この
場合、図示しない友達関係テーブル等から端末700を使用するユーザとBOT7021
bとの関係フラグ等がリセットされる。
一方、端末700を使用しているユーザは、14:30にメッセージ7022aを送信
している。その結果、メッセージ7022a中の破線部のワード「六本木」にBOT70
22b(BOT7021bと同一の場合もあるし、異なる場合もある)が反応して、メッ
セージ7022a近傍に表示されている。
BOT7022bは、メッセージ7022a中のキーワード「六本木」の関連情報を提
供可能なものとしてユーザの指示を待っている。
ここで、端末700を使用しているユーザは、BOT7022bから「六本木」に関す
るさらなる情報の提供を受けることを希望し、一例として、自身の手ないし指でBOT7
022bを指示する位置7022cをクリックないしタップする。
すると、一実施形態においては、次の段階としてBOT7022bの近傍に「六本木」
に関するテーマとなる選択肢ボタン7023a~7023cが表示される。つまり、ボタ
ン7023aは「飯」に関するさらなる情報を得るための選択ボタンであり、ボタン70
23bは「酒」に関するさらなる情報を得るための選択ボタンであり、ボタン7023c
は「夜」に関するさらなる情報を得るための選択ボタンである。
次に、端末700を使用しているユーザは、自身の手ないし指7021dで選択肢ボタ
ン7023cを押下する。
すると、一実施形態においては、次の段階として「夜」をテーマとした施設ないし店舗
の候補7024a~7024cが表示される。ユーザは、7024bに興味をもち、自身
の手ないし指で位置7024dをクリックないしタップする。
すると、トークグループ内の他メンバーへのメッセージとして7025aが送信され、
他メンバーは当該メッセージの受信によりその内容7025bを知ることができる。図示
していないが、各メンバーは内容7025bをタップ等することにより、この施設ないし
店舗の詳細情報を得ることができる。
図7Bは、例示的に、図7Aを参照して説明した端末700の使用に伴い、他ユーザが
自身の端末710上でどのように見えているかを説明するものである。
図7Bにおいて、端末710(筐体部等は不図示)のトークルーム上の左側には、他ユ
ーザのメッセージ711a(7021aに対応)及びメッセージ712a(7022aに
対応)が示されており、その近傍(下側)には、これらのメッセージのうちキーワード「
六本木」に反応してアシスタントBOT712b、712c、712dが表示されている
。それぞれ個性の異なるBOTである(BOT712dは、BOT7021b及び/また
は7022bに対応付けることができる)。
[BOTを表示させる対象メッセージの特徴]
ここで、トークルームにおけるどのようなメッセージに対してBOTを登場させるかに
ついては、一実施形態において、トークルームに対応付けられた時刻(トークルームへの
アップロード時刻)が最も新しいメッセージに対して1以上のBOTを表示させることが
できる。
[複数のBOTが登場する場合の並び順]
また、BOT712b、712c、712dのように、同一または類似のキーワードに
反応して一群のBOTとして特定メッセージ近傍に登場させる場合には、一実施形態にお
いて、トークサーバ内で抽出ないし特定された順(時系列)、あるいは、キーワードとの
関連度の高さ順に配列させることができる。
図7Bにおいて、トークルームの領域713内には、BOT712b~712dのいず
れかのBOTが他ユーザの端末(例えば、端末700)上で選択されたことにより表示さ
れた選択肢ボタン7131a~7131c、並びに、同端末(例えば、端末700)上で
選択肢ボタン7131cが選択されたことにより表示されたコンテンツ候補7132a~
7132cである。これらは、端末710を使用しているユーザの操作によるものではな
く、他ユーザ(一例として、端末700を使用しているユーザ)の操作によって表れたオ
ブジェクトがトークルーム内の他メンバーである端末710を使用しているユーザにも閲
覧可能に制御されるものである。
すなわち、一実施形態において、BOT7022bはBOT712dに、選択肢ボタン
7023a~7023cは選択肢ボタン7131a~7131cに、コンテンツ候補70
24a~7024cはコンテンツ候補7132a~7132cに、それぞれ対応付けるこ
とができる。
さらに、図7Bにおいて、トークルームの左下には他ユーザの端末(例えば、端末70
0)上で選択されたことにより表示されたコンテンツ714bを含むメッセージ714a
が表示されている。一実施形態において、送信メッセージ7025aは受信メッセージ7
14aに、送信コンテンツ7025bは受信コンテンツ714bに、それぞれ対応付ける
ことができる。
図7Cは、端末720上での操作等に伴う他の動作例及び表示例を示す。
図7Cにおいて、端末720(筐体部等は不図示)のトークルーム上の左側には、他ユ
ーザのメッセージ7211及びメッセージ7212aが表示され、これらのメッセージ群
721に反応して複数のBOTがその近傍に表示されている。そのうち、BOT7212
b及び7212cは、端末720を使用しているユーザの発言(トークルーム右側のメッ
セージ)にも関与する(後述)。
ここで特徴的な点は、BOT7212c(及びBOT722b)は、図示されるとおり
、端末720のトークルーム上では例示的に半透明処理が施されている点である。つまり
、これらのBOTは端末720を使用しているユーザとは直接紐付けはされていない。一
実施形態において、BOT7212c(及びBOT722b)は、端末720を使用して
いるユーザと友達関係にある他のユーザ(一例として、端末700を使用しているユーザ
)と直接紐付けされているものである。
この場合であっても、端末720を使用しているユーザは、自身とは直接紐付けされて
はいない(つまり、友達ユーザを介して間接的に関連付けられている)BOT7212c
(及びBOT722b)からも情報提供を受けることができる(後述)。
次に、端末720を使用しているユーザがメッセージ722aを送信すると、メッセー
ジ722aの一部(図中「DANCE」)に反応してBOT722b及び722cが表示
されるが、BOT722bは自身に直接紐付けされてはいないので、半透明処理が施され
ている(しかしながら、上述したようにこのBOT722bにもアドバイスを求めること
はできる)。
端末720を使用しているユーザは、BOT722cを位置722dでタップし、ダン
スに関する関連情報の提供を求める。
次に、端末720を使用しているユーザは、メッセージ723を送信し、少し間をおい
て(図中に示されるとおり、一例として30分程度)、メッセージ724を送信する。
このとき、メッセージ724の近傍(図中、メッセージ左下隅)に、BOT722cと
同じキャラクタのBOTが表示されるが図示されているとおり、30分ほど前に表示され
たBOT722cとは少し様子が異なって(一例として、忙しそうに)表現されている。
このように表示させるBOTに表情を持たせ、情報収集に少し時間を要していることやそ
の程度などを表現させることもできる。
次に、端末720を使用しているユーザは、BOT722cからのアドバイス情報を待
たずにメッセージ725aを送信する。すると、今度はメッセージ725aの左下隅にB
OT725bが表示され(一例として、このBOTはBOT722bと同じものであり自
身に直接紐付けはされていない)、ユーザは自身の手ないし指725cでBOT725b
をタップしてアドバイスを求める。
図7Dは、図7Cを参照して説明した端末720上での操作等に伴う動作等に引き続き
、端末730(この端末は端末720と同一の場合も異なる場合もあるが、説明の便宜上
、端末720と同一のものとする)上での操作等に伴う動作例及び表示例である。
つまり、メッセージ731、732、733a、735は、図7Cにおけるメッセージ
7211、7212a、722a、724に、それぞれ対応する。
図7Dにおいて、トークルームの領域734は、オーバーレイ(Overlay)表示であり
、図7CにおけるBOT722cのタップ(DANCEの関連情報要求)に応答して表示
されたものである。
オーバレイ734上には、DANCEに関する選択肢ボタン7341a、7341b、
7341cが表示され、さらに端末730を使用しているユーザがボタン7341aを押
下(一例として、位置7341dをタップ等)することによって、ダンス動画に関するコ
ンテンツ候補7342a、7342b、7342cが表示される。
さらに、端末730を使用しているユーザは、コンテンツ候補7342bを位置734
2dのタップ等により選択し、トークルーム右下隅に再生可能な状態でコンテンツ736
を表示させる。
図7Eは、図7C及び図7Dを参照して説明した一連の動作後の端末720上の画面例
である(本図では、端末740上の表示例として説明する)。
図7Eにおいて、トークルームに表示されたメッセージ741はメッセージ7211、
731に、メッセージ742はメッセージ7212a、732に、メッセージ743はメ
ッセージ722a、733aに、メッセージ744はメッセージ723に(図7Dにおい
ては、対応メッセージはオーバレイに隠れている)、メッセージ745はメッセージ72
4、735に、メッセージ746はメッセージ725aに(図7Dにおいては、対応メッ
セージはオーバレイに隠れている)、コンテンツ747はコンテンツ736に、それぞれ
対応する。
図7Eにおいて示されるメッセージ群は、これまでのやりとりの履歴ともなるものであ
り、それぞれのメッセージ隅に表示されたBOTも対応するメッセージ近傍に表示された
ままであるが、本発明はこれらに限定されるものではなく、表示させてから一定時間経過
をしたBOTについては自動的に消去させたり、表示させてから一定時間を経過したBO
Tであっても一度ユーザからのリクエストを受けたBOTについては表示させたままとし
たり、様々なバリエーションを採用することができる。
<第1変形例>
図8A(A)~(C)は、アシスタントBOTをキャラクタとして表示させる場合の表
示のさせ方のバリエーションを例示する。同図における遮蔽物801a、801b、80
1cは、画面上の隅等物理的な遮蔽物の場合もあるし、メッセージや画面上の表示物のよ
うなソフトウェア上の遮蔽物の場合もある。
図8A(A)~(C)は、アシスタントBOTをキャラクタとして表示させる場合の表
示のさせ方のバリエーションを例示する。同図における遮蔽物801a、801b、80
1cは、画面上の隅等物理的な遮蔽物の場合もあるし、メッセージや画面上の表示物のよ
うなソフトウェア上の遮蔽物の場合もある。
図8A(A)に示されたBOT810aは、例示的に雛鳥をモチーフとしたキャラクタ
オブジェクトであり、遮蔽物801aからその顔を半分程度のぞかせているに過ぎない。
つまり、同図A(A)においては、BOT810aを表わすオブジェクト画像の一部のみ
がユーザの目に触れるように制御されている。
図8A(B)に示されたBOT810b(BOT810aと同一のキャラクタオブジェ
クトである)は、遮蔽物801bからその顔のほぼ全てをのぞかせている。つまり、同図
A(B)においては、BOT810aを表わすオブジェクト画像の一部(しかし、図8A
(A)よりは多く)がユーザの目に触れるように制御されている。
図8A(C)に示されたBOT810c(BOT810a、810bと同一のキャラク
タオブジェクトである)は、遮蔽物801cからその全てをのぞかせている。つまり、同
図A(C)においては、BOT810aを表わすオブジェクト画像の全部がユーザの目に
触れるように制御されている。
かかる態様において、BOTを表わすオブジェクト画像のどの程度の割合をユーザの目
に触れさせるか(オブジェクトの表出割合)によって、一例として、次のような技術的意
義付けを行うことができる。
Figure 2022190108000003
つまり、BOTから提供可能な情報の質の高低とオブジェクトの表出割合とを比例関係
に対応付けたり、提供可能な情報の多少とオブジェクトの表出割合とを比例関係に対応付
けたりすることができる。
あるいは、BOTへ情報提供をリクエストしてから回答までの時間の目安を表現するた
めに上記表示態様を適用することもできる。この場合は、情報の提供時間の時間とオブジ
ェクトの表示割合とを反比例に対応付けることが考えられる(つまり、オブジェクト表出
割合が100%の場合は迅速に回答可能でBOTに自身が有る様を示し、オブジェクト表
出割合が20%の場合は回答までに時間がかかる見込みでBOTとしては多少自信がない
様子を示す)。この時間はサーバの負荷を計算することで反映させることができる。
<第2変形例>
図8Bを参照して例示される第2変形例は、第1変形例のさらに他のバリエーションで
ある。
図8B(A)~(C)は、アシスタントBOTを人間のユーザと同様にメッセージボッ
クスとして表示させる場合の表示のさせ方のバリエーションを例示する。同図における遮
蔽物802a、802b、802cは、画面上の隅等物理的な遮蔽物の場合もあるし、メ
ッセージや画面上の表示物のようなソフトウェア上の遮蔽物の場合もある。
図8B(A)に示されたメッセージボックス820aは、その3分の1程度を遮蔽物8
02aからのぞかせているに過ぎない。つまり、同図B(A)においては、メッセージボ
ックスを表わすオブジェクト画像の一部のみがユーザの目に触れるように制御されている
図8B(B)に示されたメッセージボックス820bは、その3分の2程度を遮蔽物8
02bからのぞかせているに過ぎない。つまり、同図B(B)においては、メッセージボ
ックスを表わすオブジェクト画像の一部のみ(しかし、同図B(A)よりも多く)がユー
ザの目に触れるように制御されている。
図8B(C)に示されたメッセージボックス820cは、その全部を遮蔽物802cか
らのぞかせるように制御されている。
かかる態様において、メッセージオブジェクトの表出割合に対する様々な技術的意義付
けを行うことができる(一例として、上表等を参照して説明したとおりである)。
<第3変形例>
図8Cを参照して例示される第3変形例は、第1変形例~第2変形例のさらに他のバリ
エーションである。
図8C(A)~(C)は、アシスタントBOTを人間のユーザと同様にメッセージボッ
クスとして表示させる場合の表示のさせ方のバリエーションを例示する。同図におけるメ
ッセージ830a、830b、830cは、それぞれ大きさが異なっている。かかる態様
において、メッセージオブジェクトの大きさに対する様々な技術的意義付けを行うことが
できる(一例として、上表等を参照して説明したとおりである)。
例えば、BOTから提供可能な情報の質の高低とメッセージオブジェクトの大きさとを
比例関係に対応付けたり、提供可能な情報の多少とメッセージオブジェクトの大きさとを
比例関係に対応付けたりすることができる。
あるいは、BOTへ情報提供をリクエストしてから回答までの時間の目安を表現するた
めに上記表示態様を適用することもできる。この場合は、情報の提供時間の時間とメッセ
ージオブジェクトの大きさとを反比例に対応付けることが考えられる(つまり、メッセー
ジオブジェクトが大きい場合は迅速に回答可能でBOTに自身が有る様を示し、メッセー
ジオブジェクトが小さい場合は回答までに時間がかかる見込みでBOTとしては多少自信
がない様子を示す)。
<第4変形例>
図8Dを参照して例示される第4変形例は、第1変形例~第3変形例のさらに他のバリ
エーションである。
図8D(A)~(C)は、アシスタントBOTを人間のユーザと同様にメッセージボッ
クスとして表示させる場合の表示のさせ方のバリエーションを例示する。同図におけるメ
ッセージ840a、840b、840cは、例示的に、それぞれの線の濃さが異なってい
る。かかる態様において、メッセージオブジェクトの線の濃さや背景色等に対する様々な
技術的意義付けを行うことができる(一例として、上表等を参照して説明したとおりであ
る)。
<第5変形例>
図9を参照して例示される第5変形例は、主として図7B~図7Eを参照して具体的に
説明したアシスタントBOTを特定のメッセージ近傍等に複数表示させる場合のバリエー
ションを示すものであり、特にユーザとBOTの関係性によって表示態様を異ならせる場
合のバリエーションを示す。
図9(A)に示されるアシスタントBOT901a、902a、903aは、例えば、
BOT712b、712c、712dのように特定のメッセージの近傍等に並んで表示さ
れている。そして、BOT901a、902a、903aは、これらを表示させている端
末ユーザと直接の紐付け等がなされているものとする。その場合、図示されているように
アシスタントBOT901a、902a、903aの表示のさせ方(表示態様)に区別を
設けないように表示制御する。
一方で、図9(B)に示されるアシスタントBOT901b、902b、903bにつ
いては、BOT901b、902bはこれらを表示させている端末ユーザと直接の紐付け
等がなされているが、BOT903bについては間接的な関係(例えば、BOT903b
は、トークルームの他ユーザとの直接の紐付けはなされている)に留まるものとする。そ
の場合、図示されているようにアシスタントBOT901b、902b、903bの表示
のさせ方(表示態様)に区別を設け、BOT903bは半透明になるように表示制御する
また、図9(C)に示されるアシスタントBOT901c、902c、903cについ
ては、BOT901cはこれらを表示させている端末ユーザと直接の紐付け等がなされて
いるが、BOT902c、903cについては間接的な関係に留まるものとする。その場
合にも、図示されているようにアシスタントBOT901c、902c、903cの表示
のさせ方(表示態様)に区別を設け、BOT902c、903cは半透明になるように表
示制御する。
図9(D)に示されるアシスタントBOT901d、902d、903dについては、
それぞれ、BOT901c、902c、903cに対応し、表示態様の区別の設け方のさ
らなるバリエーションを示すものである。つまり、BOT902c、903cは半透明に
なるように表示制御されているが、BOT902d、903dはこれと同様の趣旨に基づ
きモザイク処理が施されるように表示制御される。
<第6変形例>
図10を参照して例示される第6変形例は、特に図7Cを参照して具体的に説明したア
シスタントBOT722cの多忙さ(処理量の多さ等に基づく応答時間の長期化)を表示
させる場合のバリエーションを示すものである。
すなわち、図10(A)に示されるBOTは、通常の応答時間が期待できる場合の表示
態様である。図10(B)に示されるBOTは、同図(A)に示された場合よりも応答時
間の長期化が予想される場合の表示態様である。そして、図10(B)に示されるBOT
は、同図(B)に示された場合よりもさらなる応答時間の長期化が予想される場合の表示
態様である。
また、図10(D)に示されるBOTは、図示されるように遠隔操作されている様子を
表現しており、例示的に、コンピュータプログラムによる自動応答ではなく人手(人間)
によるマニュアル対応中であることをユーザに示すための表示態様例である。
このように、BOTの表現方法には、そのBOTの状況に応じた様々な表示態様を適用
することできる。
<第4施形態>
第4実施形態は、第1~第3実施形態において課金処理を導入する実施形態である。図
11~12を参照してその基本概念を説明する。
当然のことながら、第4実施形態に記載された内容の一部又は全部は、その特徴が相互
に排他的である場合を除いて他の実施形態にも適用可能である。
[課金のタイミング]
これまでの実施形態を踏まえた課金の典型的なタイミングは、本発明の一実施形態にお
いて、(B1)アシスタントBOTを提示ないし提供させたとき、(B2)アシスタント
BOTに対して大まかな複数のテーマなど選択可能な情報ないしメニューを要求/提供し
たとき、(B3)テーマに沿った1以上のテーマに沿ったコンテンツ候補を要求/提供し
たとき、(B4)コンテンツ候補のうちの1つのコンテンツを要求/提供したとき、等が
挙げられる。
[課金対象]
上記(B1)については、典型的にはアシスタントBOT提供元に課金することが好適
である。また、(B2)~(B4)については、アシスタントBOT提供元、端末ユーザ
のいずれか又は双方に課金可能と思われる(つまり、アシスタントBOT提供元に対して
は広告料聴取の観点から、端末ユーザに対してはサービス提供の観点からである)。
以下、本発明の理解の容易のために、便宜上、アシスタントBOT提供元への課金を前
提とした説明をするが、本発明はこれに限定されない。また、(B1)に例示したような
アシスタントBOTを第1オブジェクトないし第1情報、(B2)に例示したような選択
可能な情報ないしメニューや(B3)に例示したようなコンテンツ候補を第2オブジェク
トないし第2情報、(B4)に例示したような提供コンテンツを第3オブジェクトないし
第2情報というものとする。
図11に、本発明の一実施形態にかかるシステム等における課金処理の基本フローを示
す。図11のステップS1101では、すでにアプリ(典型的には、メッセージングサー
ビス)は起動されているものとする。次にステップS1102では、上述の実施形態に示
された様々なタイミングでアシスタントBOTによる第1情報提示(第1オブジェクト提
示)が行われ、ステップS103へ進む。
ステップS1103では、前ステップでBOTによる第1情報提示が行われたことによ
る課金のための重量カウント処理が行われる。ここでの処理のポイントは、第1情報提示
のたびに都度課金処理を行うこともできるが、場合によっては一例として、第1情報提示
の回数に応じた段階的な課金処理を行うべく処理が行われるという点である。
例えば、ステップS1103では前ステップを根拠とするBOTによる第1情報提示の
回数がカウントされ、一定期間(例えば、1週間とか1月)が経過したとき、あるいは一
定回数(例えば、1000回とか1万回)のカウントが計上されたときに課金処理を行う
ことができる。
なお、課金処理それ自体は公知の技術を適宜適用することができる。
ステップS1104では、上述の実施形態に示された様々なシーンを介してユーザによ
るアシスタントBOTに対する第2情報提示(第2オブジェクト提示)要求があるかどう
かが判断され、Noの場合はステップS1110へスキップするが、Yesの倍位はステ
ップS1105へ進み、BOTによる第2情報提示がユーザ端末に対してなされる。
ステップS1106では、前ステップでユーザによる第2情報提示が行われたことによ
る課金のための重量カウント処理が行われる。ここでの処理のポイントは、第2情報提示
のたびに都度課金処理を行うこともできるが、場合によっては一例として、第2情報提示
の回数に応じた段階的な課金処理を行うべく処理が行われるという点である。
ステップS1107では、上述の実施形態に示された様々なシーンを介してユーザによ
るアシスタントBOTに対する第3情報提示(第3オブジェクト提示)要求があるかどう
かが判断され、Noの場合はステップS1110へスキップするが、Yesの倍位はステ
ップS1108へ進み、BOTによる第3情報提示がユーザ端末に対してなされる。
ステップS1109では、前ステップでユーザによる第3情報提示が行われたことによ
る課金のための重量カウント処理が行われる。ここでの処理のポイントは、第3情報提示
のたびに都度課金処理を行うこともできるが、場合によっては一例として、第3情報提示
の回数に応じた段階的な課金処理を行うべく処理が行われるという点である。
ステップS1110は本フローの終了ではあるが、アプリが作動している限り、上述し
たステップS1102~ステップS1109までの処理が繰り返される。
<第7変形例>
図12を参照して説明される第7変形例は、図11におけるステップS1103、ステ
ップS1106、ステップS1109の従来カウント処理の拡張であり、トークグループ
内の複数のメンバーによる同じコンテンツ等への課金の調整ロジックが実装されたものと
なっている。
図12のステップS1201において情報提供等に伴う従量カウント処理が開始される
とステップS1202へ進み、情報提示先の(ユーザ)アカウントが特定され、さらにス
テップS1203へ進み、当該アカウントが所属するアカウントグループが特定される。
ここで、実装形態によってはステップS1202を割愛できる場合がある。
次に、ステップS1204へ進み、本フローを開始する根拠となっている情報提供等に
係る情報は、前ステップで特定されたアカウントグループ内で既に要求ないし提供済みの
情報かどうかが判断される。
ステップS1204でNoの場合はステップS1206へスキップするが、Yesの場
合はステップS1205へ進み、重複フラグをオンにする(この重複フラグは図示しない
適切なタイミングで初期化済である)。
ステップS1206では、重複フラグがオンであるかどうかが判断され、Yesの場合
はステップS1208へスキップするが、Noの場合はステップS1207へ進み、従量
カウント処理が実施される。
従量カウント処理の具体例は、図11を参照して説明したとおりである。
ステップS1208は本フローの終了ではあるが、アプリが作動している限り、拡張さ
れた従量カウント処理においては上述したステップS1202~ステップS1207まで
の処理が実施される。
図12の動作フローが意味するところは、一例として、アシスタントBOTオブジェク
トがあるメッセージに応答して表示され、トークグループ内の第1ユーザにより選択され
たのちに当該アシスタントBOTが同トークグループ内の第2ユーザにより選択された場
合は、この第2ユーザにより選択されたことによるBOT提供元に対する課金情報は生成
しない(グループ内での重複課金を回避する制御)、ということである。
一方で、図12に示したグループ内での重複課金回避のロジックを適用しない場合に
は、アシスタントBOTが、あるメッセージに応答して表示され、トークグループ内の第
1ユーザにより選択されたのちに当該アシスタントBOTが同トークグループ内の第2ユ
ーザにより選択された場合は、この第2ユーザにより選択されたことによるBOT提供元
に対する課金については、先の第1ユーザにより選択されたことによる課金とは別に行う
(アカウントごとの課金を重視する制御)、ということである。
<第5実施形態>
第5実施形態は、第4実施形態を踏まえてユーザ端末(特に、BOT提供元端末)上で
の表示例にフォーカスして本発明の一実施形態における特徴を説明するものである。以下
、図13を参照して説明する。
なお、第5実施形態に記載された内容の一部又は全部は、その特徴が相互に排他的であ
る場合を除いて他の実施形態にも適用可能である。
図13に示される本発明の一実施形態において、端末1300(筐体部等は不図示)の
表示画面上には、例示的に、BOT提供元ユーザの当該BOTに対する課金情報を閲覧す
るための閲覧画面が表示されており、端末ステータス情報表示領域1301と、BOT情
報表示領域1302と、第1情報提示等による課金料金確認/変更領域1303と、第2
情報提示等による課金料金確認/変更領域1304と、第3情報提示等による課金料金確
認/変更領域1305と、支払手段等案内領域1306とが含まれる。
BOT情報表示領域1302には、対象BOT名とBOTキャラクタ画像とが表示され
、当該BOTが一目で識別できるようになっている。
第1情報提示等による課金料金確認/変更領域1303には、第1情報提示等による課
金料金単価として、1ビューあたり何ポイントになるかが表示されている。ポイントはビ
ュー回数(提示回数)を累積計算する際の仮想的な通貨価値である。また、設定変更ボタ
ン1303bを押下すると、一例として図示しない別画面へ遷移し、課金条件(デフォル
トでは申込時の課金条件)を適宜変更することができる。
第2情報提示等による課金料金確認/変更領域1304、及び第3情報提示等による課
金料金確認/変更領域1305も、領域1303と同様の構成となっており、例えば、設
定変更ボタン1304bや1305cを押下すると、一例として図示しない別画面へ遷移
し、それぞれの情報提示における課金条件(デフォルトでは申込時の課金条件)を適宜変
更することができる。
<第6実施形態>
第6実施形態は、上述した第1情報~第3情報を要求したとき(あるいは、当該要求を
して情報提供を受けたとき)、要求元のユーザに課金される際の課金処理実行を通知する
ための表示例に関する。図14を参照して説明する。
図14に示されるとおり、アシスタントBOT1401に対してユーザが情報提供要求
をするか、あるいは、情報提供要求をして情報提供を受けると、BOT1401aの頭部
に描かれているコイン投入口1401bにコイン1402が投入される様子が示される(
かかる様子はアニメーションによって表現されても良い)。
かかる表示態様によって、ユーザは自身に課金がされた(あるいは、課金処理のための
ポイントが付加された)ことを容易に認知することができる。
<第7実施形態>
第7実施形態は、第4実施形態を踏まえてユーザ端末(特に、BOT提供元端末)上で
の表示例にフォーカスして本発明の一実施形態における特徴を説明するものである。以下
、図15を参照して説明する。
なお、第7実施形態に記載された内容の一部又は全部は、その特徴が相互に排他的であ
る場合を除いて他の実施形態にも適用可能である。
図15に示される本発明の一実施形態において、端末1500(筐体部等は不図示)の
表示画面上には、例示的に、BOT提供元ユーザの当該BOTに対する請求情報を閲覧す
るための閲覧画面が表示されている。より詳細には、端末ステータス情報表示領域150
1と、BOT情報表示領域1502と、現時点における請求情報(小計欄)1503、同
(税)1504、同(合計)1505とが表示され、さらに、第1情報提示等による内訳
欄(詳細表示ボタン1506aが含まれる)と第2情報提示等による内訳欄(詳細表示ボ
タン1506bが含まれる)と第3情報提示等による内訳欄(詳細表示ボタン1506c
が含まれる)とからなる統計情報欄1506と、支払手段等案内領域1507と、支払ペ
ージ遷移ボタン1508とが含まれる。
BOT情報表示領域1502には、対象BOT名とBOTキャラクタ画像とが表示され
、当該BOTが一目で識別できるようになっている。
現時点における請求情報(小計欄)1503には、一例として、当該請求月の現時点で
の請求額(税別表示)が表示されている。同様に、現時点における請求情報(税)150
4には、一例として、当該請求月の現時点での請求額(税表示)が表示されている。そし
て、現時点における請求情報(合計)1505には、一例として、当該請求月の現時点で
の合計請求額(税込表示)が表示されている。
図15において、第1情報提示等による内訳欄には、第1情報提示等が当該請求月にお
ける現時点で8089回発生していることが示されている。同図中、詳細表示ボタン15
06aが押下されると、一例として図示しない別画面に遷移してその統計的な内訳を閲覧
することができる。
また、第2情報提示等による内訳欄には、第2情報提示等が当該請求月における現時点
で1607回発生していることが示されている。同図中、詳細表示ボタン1506bが押
下されると、一例として図示しない別画面に遷移してその統計的な内訳を閲覧することが
できる。
また、第3情報提示等による内訳欄には、第3情報提示等が当該請求月における現時点
で1008回発生していることが示されている。同図中、詳細表示ボタン1506cが押
下されると、一例として図示しない別画面に遷移してその統計的な内訳を閲覧することが
できる。
本開示の実施形態を諸図面や実施例に基づき説明してきたが、当業者であれば本開示に
基づき種々の変形や修正を行うことが容易であることに注意されたい。従って、これらの
変形や修正は本開示の範囲に含まれることに留意されたい。例えば、各手段、各ステップ
等に含まれる機能等は論理的に矛盾しないように再配置可能であり、複数の手段やステッ
プ等を1つに組み合わせたり、或いは分割したりすることが可能である。また、各実施形
態に示す構成を適宜組み合わせることとしてもよい。
100、200 BOT制御管理システム
110、120 情報処理端末
151、152、153 情報処理装置(サーバ)
199 ネットワーク
210 情報処理サーバ
220、230 PC(情報処理端末)
240 携帯電話(情報処理端末)
250、251、252 タブレット(情報処理端末)
260、270、280,290 ネットワーク

Claims (1)

  1. 第1アカウントの第1ユーザと第2アカウントの第2ユーザとが参加するチャットルームのコンテンツを表示部に表示する端末によって実行されるプログラムであって、
    前記第1アカウントに関連付けられた第1コンテンツまたは前記第2アカウントに関連付けられた第2コンテンツに基づいて、前記第1アカウントと前記第2アカウントの何れとも異なるアカウントであって、第1機能に関連付けられた第3アカウントを示す第1オブジェクトを前記表示部に表示することと、
    前記第1オブジェクトが選択されたことに基づいて第2オブジェクトを前記表示部に表示することと、
    を含むプログラム。

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