JP4243432B2 - ボギー構造 - Google Patents

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Description

【0001】
発明の属する技術分野
本発明は、鉱山車両などの特に大重量の車両に特に向けられたボギー構造に関し、このボギー構造は、ボギーを形成する少なくとも2本の相互連結された剛軸からなり、ボギーに属する軸の少なくともいくつかは、車両のフレームに関して操縦できる軸の端の間に取り付けられた垂直ピボット軸に関して車両が操縦される時に回転できるようになっており、ボギーに属する軸を相互連結するために、ボギー構造はロッキングレバーを具備し、このロッキングレバーは、車両の横軸に関してその両端の間で回転し、ボギーにおける軸の操縦運動の結果として車両の長手方向に移動するように配置されている。
【0002】
従来の技術
剛軸は、大重量の輸送機器、輸送機械、鉱山車両など、特に大重量の輸送に向けられる車両において普通に使用される。積荷が重いため、このような車両には剛の軸を備え付けるのが望ましい。この種の構造は、より単純であり、従って、より頑丈でもある。その上、剛軸の使用は採算性に富む。通常、重量車両には、1台当たり3本以上の軸があり、その軸は、各種のレバーとばねを使用するボギー構造に組み入れられており、荷重が複数の軸の間に分配できるようになっている。特に大重量の車両の場合は、その軸構造について、むしろ均一に荷重がかけられない可能性のある車両が担う荷重の影響、ならびに、平坦でない走行路面が軸に向けられる荷重および車両の挙動に及ぼす影響を考慮する必要もある。その上、重量車両は典型的に外寸も大きいので、すなわち長さも幅も大きいので、通常、より容易に運転できるように2本以上の軸を操縦できる必要がある。車両が操縦される時に全ての軸が回転するように配置されていれば、回転半径は大幅に減じることができる。
【0003】
操縦の間に回転させられる剛軸は、典型的に、イコライザレバーなどを使って、通常は両端の間でピボット連結されたロッキングレバーによってボギー構造に互いに組み入れられている。車両の相異なる側の車輪は、車両が操縦される時に相異なる半径の回転円に沿って移動するので、その上また、連続する軸は、連続する車輪が同じ回転円に沿って移動できるように車両の長手方向におけるその位置に応じて相異なる角度だけ回転できる必要があるので、先行技術の1つの解決策において、軸を連結するロッキングレバーは、これを回転軸に固定し、ピボット連結することによって、また、これを様々なサスペンションロッドとサスペンションジョイントで他の軸に連結することによって、車両の長手方向に移動するように配置されている。また、ロッキングレバーをフレームに固定し、ピボット連結する解決策もあり、従って、そこでは、軸を操縦によって要求される通りに移動できるようにするピボット式サスペンションロッドが、軸とロッキングレバーの間に取り付けられている。先行技術の解決策には、構造上、レバーが操縦によって要求される通りに回転できるような広いスペースを必要とするという欠点がある。さらに、操縦によって車両フレームが上下方向に揺さぶられるので、かなりの操縦力を必要とするという問題もある。ステアリング部材は車両の質量と、車両が回転する時にそれが担う荷重を持ち上げなければならないので、ホイールサスペンション部材とステアリング部材にはかなりの荷重がかけられる。
【0004】
本発明の目的は、鉱山車両などの特に大重量の車両のための、先行技術の問題点を解消する新しいボギー構造を提供することである。
【0005】
本発明のボギー構造は、ロッキングレバーが相互連結すべき軸の間に取り付けられていて、ロッキングレバーがフレームに関して回転できるようにその両端の間のジョイントでピボット連結されており、該ジョイントが、軸の操縦によってロッキングレバーを車両の長手方向に移動させ得るようにフレームの長手方向に移動するように配置されており、該ロッキングレバーの第1の端がサスペンションロッドによって第1の軸に連結されており、該第1のサスペンションロッドの第1の端がロッキングレバーの第1の端にピボット連結され、その第2の端が第1の軸にピボット連結されており、ロッキングレバーの第2の端が、回転できるようにジョイントに取り付けられた第2の軸に該ジョイントでピボット連結されており、該軸が車両の長手方向におけるロッキングレバーの変位量を決定し、また、ロッキングレバーが車両の操縦の結果としてほとんど水平方向にしか移動しないように配置されていることを特徴とする。
【0006】
本発明の本質的な思想は、2本以上の連続する剛軸が、軸の数に応じて1個又は複数個のロッキングレバーによってボギー構造に組み入れられていることである。ボギーの軸は、サスペンションロッド又は適当な耳によってロッキングレバーに連結されており、該ロッキングレバーは、フレーム上で回転できるようにその両端の間でピボット連結されている。本発明の別の本質的特徴は、ロッキングレバーが、操縦によって要求される通りに車両の長手方向に移動するように配置されており、それで、ロッキングレバーが揺動する時の中心点であるその両端の間のピボット点が車両の長手方向に移動するように配置されていることである。車両の長手方向におけるロッキングレバーの変位の度合いは、望ましくは、回転の度合いが最も小さいボギー軸によって決められる。ロッキングレバーはこの軸にジョイントでピボット連結されており、上下方向の運動ができるようになるが、軸の操縦運動はロッキングレバーにその長手方向の運動として伝達されることになる。その場合、ロッキングレバーは、操縦運動に従って平行転移を実行するように配置されている。本発明の優先実施態様の本質的思想は、ロッキングレバーが、フレームに関して回転できるようにピボット連結された支持アームの自由端にピボット連結されていることである。本発明の別の優先実施態様の本質的思想は、軸と軸の間のロッキングレバーが、少なくともその下にある最も外側の軸、すなわち回転角の最も大きい軸に、例えば湾曲したC形のサスペンションロッドを使ってピボット連結され、他の軸に1個のジョイントでピボット連結されていることである。第3の優先実施態様の思想は、軸の少なくともいくつかの下面が、軸からほぼ下向きに延びる耳を備えていることである。サスペンションロッドはもちろん、これがピボット連結された耳が長ければ長いほど、軸は車両の長手方向の中心から遠ざかる。この配置により、回転角の差異によるサスペンションロッドの傾きの度合いの差異は補正されることになる。さらに、本発明の第4の優先実施態様の本質的思想は、連続する剛軸によって形成されたボギーがともに縦向きイコライザレバーによって車両の両側に連結されていることである、レバー機構は、ボギーとその軸に向けられる荷重を車両の相異なる載荷状況、走行状況において均等に分配するように配置されている。また、フレーム両側のレバー機構は、横向きイコライザレバーによって、又はボギー相互間の回転運動を可能にする相応の装置によって互いに連結されていてよい。
【0007】
本発明の利点は、軸の操縦がフレームにかなりの垂直運動を生じさせない、従って、レバー機構と操縦部材に向けられる荷重が小さくなることである。その上、本発明の機械的なレバー装置は単純かつ頑丈であり、その特徴は、様々な仕方でばね剛さ、レバーアーム、ジョイント等を変えることによって容易に変えることができる。さらなる利点は、ボギーのレバーを先行技術の解決策よりうまく車両構造内に取り付けることができ、それで、車両の下セクションにおいて各種のアクチュエータやコンポーネントのためにより多くの空間を取っておくことができる点である。軸より下にピボット連結されたサスペンションロッドの利点は、サスペンションロッドが、軸より上でピボット連結された場合より長くてよいことである。それでも、サスペンションロッドの一部分が軸の上面より上に突き出るだけなので、軸より上で必要なスペースは増えない。この長いサスペンションロッドは、極限の操縦位置における操縦運動によって生じさせられるロッキングレバーの縦移動の結果として、短いサスペンションロッドより傾きの度合いが小さい点で有利である。サスペンションロッドが長いため、ロッキングレバーの両端の間で重大な垂直変位は起こらなくなる。すなわち、ロッキングレバーは、操縦運動によってほぼその両端の間で見込まれるピボット運動に関してほとんど傾きを見せなくなるのである。少ししか傾かないことでさらに、この長いサスペンションロッドは、大きく傾くサスペンションロッドよりはるかに有利となる。少ししか傾かないサスペンションロッドに向けられるのは、主に圧力と張力である。従って、このサスペンションロッドは、以前ほど中実である必要がなく、より小さい外寸、より軽量の構造のサスペンションロッドで十分である。その上、大きく傾くサスペンションロッドによって生じさせられるかなりの水平力を回避することも可能であり、従って、ステアリングレバー、ステアリングシリンダおよびその他のステアリング部材が以前ほど大重量の作りである必要がない。ピボット運動が軸の下で見込まれるお陰で、軸より上か下かの補助の支持アームによって軸を支持するまでもなく、軸に向けられたトルクを受け取ることができる、軸は、そのほぼ中央部分が三角サポート等によって支持され、その端部がサスペンションロッドによって支持される。本発明による軸と軸の間に取り付けられたレバー機構のさらなる利点は、車両の質量と車両の担う荷重からなり、車両の軸に向けられる荷重を軸と軸の間でより均等に分配できるようにするので、軸、ばね、および軸の支持および懸架に使用される他のコンポーネントが先行技術の解決策におけるほどずっしりしている必要がないことである。このレバー機により、車両が平坦でない路面を走行する時でも荷重は均等に分配でき、全部の車輪が地面にしっかりと押し付けられるので、車両はより良く前進する。加えて、本発明のレバー機構は、ボギーとボギーの間の振動を大きくすることができる。全体として、車両の走行はよりスムーズになる。
【0008】
発明の実施の形態
以下、本発明を図面に則して詳細に説明する。図1aは、本発明によるボギー継手を使用した軸構造の著しく単純化された側面図である。見て分かる通り、図1a又は1bにも下に掲げる図にも、操縦装置および他の駆動装置に関連する全部のコンポーネントが描かれていない。少なくとも、ステアリングシステムで使用されるパワー・トランスミッション、圧力流体シリンダ等は、明瞭を期して省略された。図はまた、本発明に最も関連の深い点を強調する面からも単純化された。図に示す軸構造は、車両の正面から見て4本の軸1a〜1dからなり、これらが、レバーによって相互連結された2台のボギー、すなわち先頭ボギー2aと後尾ボギー2bを形成する。先頭ボギーと後尾ボギーは、ほぼ同様の構造を有してよいが、それは、車両の長手方向中心セクションに関して鏡像を形作る構造である。もちろん、先頭ボギーと後尾ボギーの間に、例えば車両の使い方や重量の分布に応じて、ばね剛さやコンポーネント寸法に差異があってもよい。使用された軸が剛性であるのは、その荷重支持力が十分大きく、その構造が単純だからである。明瞭を期して、図は、車輪3を車両の片側しか描いていない。それでも、図から明らかな通り、走行路面に必要とされる荷重支持力と路面に伝達すべき摩擦の関係からそれが必要とされるならば、車輪はツインホイールであってもよい。図に示す解決策では、軸1a〜1dは各々回転するように配置されている。すなわち、車両の全部の車輪がステアリングホイールである。軸は、例えば圧力流体シリンダ又は相応のアクチュエータによって回転させることができ、かかる装置は、図示されていないが、車両を操縦するのに必要なステアリングロッド又はステアリングレバー、ならびに軸とアクチュエータの間に連結された他のステアリング部材を使用できるように配置されている。かかる部材も、車両がターンした時に同心で描かれた回転円の接線と全部の車輪が平行になるように軸を回転させる配置になっている。その場合、一番前の軸1aと一番後ろの軸1dが反対の方向に最も大きく回転し、これに対応して、最内の軸も互いに反対の方向に、但し、最外の軸より小さく回転する。各軸が、図1bに示した三角サポート4によって車両フレーム5に固定されており、フレームに関する軸の縦移動と横移動が阻止される。軸の中心も、適当な縦支持棒と横支持棒によって支持することができる。車両フレーム5は、望ましくは、互いにほぼ平行に間隔をあけた、文字Zに大体似た形の横断面を有する2本のフレームビーム5aおよび5bからなる。但し、必要に応じて他の種類のフレーム構造やフレーム形材を使用することもできる。三角サポート4は、フレームビームの間でその内面上にピボット連結されており、軸をフレームに関して上下方向に移動できるようにしており、かかる軸は、ボギー構造に属するレバー機構によって制御されている。その上、軸に向かって三角サポートの端にはジョイント6があり、これが軸の中央部に連結されており、軸がジョイントの垂直ピボット軸に関して水平方向に回転できるようになっている。ジョイント6はまた、例えば走行路面が平坦でないために軸の相異なる端に車輪相互間で高さの差異が生じた時、剛軸をジョイント自体に関してフレームの長手方向に回転できるようにしている。
【0009】
よって、軸構造は、図1cに単純化した形で描かれた通り、ジョイント、サスペンションロッド、ロッキングレバーおよびばねからなる懸架装置を包含する。対応するレバー機構は、フレームの両側、望ましくは、その外側に配置されている。一番前の軸、すなわち第1の軸1aと第2の軸1bは相互連結され、これに対応して、一番後ろの軸、すなわち第3の軸1cと第4の軸1dは機械的に相互連結されており、2本の操縦可能なばね仕掛けの軸からなる2台のボギー2aおよび2bが形成される。かかるボギーは、車両の長手方向に平行なイコライザレバー21によって相互連結されている。加えて、車両の相異なる側にあるレバー機構は、横向きのイコライザレバー24によって相互連結されており、以下、これについて説明する。文字C又は鎌に似た形の湾曲した第1のサスペンションロッド8は、第1の軸1aの下、すなわち走行路面と向き合う面にジョイント7によってピボット連結されている。この第1のサスペンションロッドは、第1の縦向きのロッキングレバー10にジョイント9によって連結されている。望ましくは、円板形のばねからなる1組のばねである第1のばね部材11が、ロッキングレバー10と第1のサスペンションロッド8の間に取り付けられていてよい。構造は、例えばロッキングレバーのたわみ性が必要なばね効果をもたらすならば、上記のばね部材を持たない形であってもよい。ばね部材は、低い走行速走向けとされ車両において必ずしも必要であるとは限らない。第1のサスペンションロッド8とロッキングレバー10の間には、軸の回転と上下方向の運動を可能にするジョイント9がある。あるいは、ジョイント7は、軸1aの操縦を可能にするジョイントであってよい、第1のロッキングレバー10の先頭端は、第1のサスペンションロッド8に取り付けられたばね部材11の上端に適当なジョイント9によって連結されている。これに対応して、その他端は、別の縦向きのロッキングレバー12に連結されており、ロッキングレバー12の方は、軸に関して運動できないように第2の軸1bの上面に取り付けられた第1の耳13にピボット連結されている。言い替えれば、第1のロッキングレバー10は、第1の軸1aの下面と第2の軸1bの上面に、第2のロッキングレバー12と耳13を通じてピボット連結されている。第1のロッキングレバー10はまた、フレーム上に回転できるようにピボット連結された第1の支持棒14によって両端の間でフレーム上にピボット連結されている。その上、支持棒14と第1のロッキングレバー10の間に、軸の操縦によって該ロッキングレバーが車両の長手方向に移動する時、ジョイント14aとともにロッキングレバー10の端をほぼ同じ高さに保つジョイント14bがある。支持棒14は、望ましくは、その上端の水平方向の変位によって生じさせられるロッキングレバーの垂直方向の変位ができるだけ小さくなるように十分な長さに作られている。支持棒が回転する代わりに、ロッキングレバーのピボットが適当なスライド機構によって車両の長手方向に移動させられてよい。第1のロッキングレバーは、望ましくは、台形ばね、重ね板ばね、又は荷重を受け取ると同時に、軸に向けられた荷重の一部を他の軸に伝達する相応のばね部材である。第2のロッキングレバー12も、同じ種類のばね部材であってよいが、第1のロッキングレバーと第2のロッキングレバーが両方とも、たわみ性のほとんど無い固定されたレバーであってよく、その場合、力を別々のばね部材で受け取ることができることは明白である。この解決策は、望ましくは、荷重をボギーの相異なる軸と相互連結されたボギーの間で均等に分配する。その結果、単一の軸、ばね、又は軸の支持構造は、各々軸がばね仕掛けで、本発明による継手なしに別々にフレームに固定された場合ほどずっしりしている必要がない。本発明のボギー継手および相異なる走行状況においてボギーを連結するレバーの機能および挙動を、図6a〜6cおよび図7に則して詳細に説明する。
【0010】
図1a〜1cから分かる通り、先頭ボギーと後尾ボギー2a、2bのレバーはほぼ同様である。従って、同じくC形の第4のサスペンションロッド15が、先頭ボギーにおけると同じ仕方で第4の軸にピボット連結されている。また、サスペンションロッド15と第4の縦向きロッキングレバー16の間に別のばね部材17があってよい。第4の縦向きロッキングレバー16の、先頭ボギーの方を向く端は、第3の縦向きロッキングレバー18にピボット連結されており、該第3の縦向きロッキングレバーは、第3の軸1cの上面に第3の支持棒19によって固定されている。代わりに、第4のロッキングレバー16は、第4の支持棒20によってフレームに固定されており、該支持棒は、サスペンションとステアリングに応じてフレームに関して回転するようにピボット連結されている。
【0011】
フレームに関して縦向きのイコライザレバー21が、先頭ボギー2aと後尾ボギー2bの間に取り付けられている。レバーは、該レバーのためのフレームの上、又は該フレームの中に取り付けられた耳の上に回転できるようにピボット連結されている。このイコライザレバーは、先頭ボギーに向けられた荷重の一部を後尾ボギーに伝達し、またその逆の伝達もする。先頭ボギーの第2のロッキングレバー12の、後尾ボギーの方を向く端は、別のサスペンションロッド22に連結されており、その一端がイコライザレバー21にピボット連結されている。第3のロッキングレバー18は、同様の仕方で第3のサスペンションロッド23に連結されており、該第3のサスペンションロッドの下端がイコライザレバー21の他方の側に連結されている。上記の配置は、サスペンションロッド22および23の代わりに圧力流体シリンダを使用し、荷重が第1のシリンダの内部のピストンロッドにかかるにつれて、第2のシリンダのピストンロッドが同じ比率又は異なる比率で押し出されるように該シリンダを相互連結することによって置き換えることができよう。そうなれば、イコライザレバー21は要らなくなる。この解決策は、例えばイコライザレバーのための空間が無い場合に有利である。その上、シリンダは、すぐれた制御性をもたらし、運動を吸収するので、車両の操縦性を様々な仕方でコントロールするのに使用することができる。
【0012】
図1cおよび1dでは、レバー機構のジョイントに、その優先タイプを示す文字が付けられている。文字Pは、3つの自由度を持つ動作を可能にするボールジョイントを意味し、文字Sはヒンジジョイント、すなわち、このジョイントの垂直ピボット軸又は水平ピボット軸を中心として1つの自由度を持つ動作を可能にするジョイントを指す。
【0013】
図1dは、フレームの相異なる側のレバー機構がイコライザレバー24によってどのように相互連結されているかを示す。この継手が働くのは、特にボギーが車両の縦軸に関して相異なる方向に傾く時、すなわちボギー間に振動が生じた時である。ボギー間の振動を可能にするこの構造は、例えば傾斜の度合いが変わる道路を走行する時に有利である。その上、急制動や急加速のもとで車両ががたつくのを横継手が防ぐ。横継手は、望ましくは、横向きイコライザレバー24をフレームビーム5a、5bの間に取り付け、棒25a、25bを横向きイコライザレバーの端と両レバー機構の縦向きイコライザレバー21a、21bの間に取り付けることによって完成させられる。棒は、車両の第1の側のレバー機構に向けられた力を他方の側のレバー機構に伝達し、またその逆の伝達もする。横向きイコライザレバーとこれに連結された棒はまた、例えば圧力流体シリンダなど他の継手手段に取って代わられてもよい。シリンダは、適当なジョイントによって縦向きイコライザレバーに直接連結し、一方のピストンロッドが入ってくる時に他方のピストンロッドが出ていくように機能すべく配置することができる。必要であれば、シリンダは、運動を吸収するのに使用することもできる。
【0014】
図1eは、本発明による軸構造の別の実施態様の側面図である。原理的に、軸アセンブリの構造は、先行の図に描かれた構造と同様である。ここでは、ロッキングレバー10は、別々のばねからなる1組のばねで、セパレートのばね部材なしに第1のサスペンションロッド8の上端に固定されている。縦向きイコライザレバー21を相互連結し、横向きイコライザレバーを駆動する棒25は、破線で図示されている。
【0015】
図1a〜1eに描かれたレバー機構は、数通りの仕方で変えることができる。また、相異なるコンポーネントの寸法を変えることによって、例えばロッキングレバーとイコライザレバーの寸法およびジョイントの位置を変えることによって、レバー機構の機能をコントロールすることも可能である。必要であれば、レバー機構の望みの部分に適当な緩衝器などを備え付けてもよい。
【0016】
図2aは、本発明によるボギー継手の構造の大きく単純化された概略的な側面図である。ボギーは2つの操縦可能な軸からなり、その両方とも、三角サポート又は同様の部材に取り付けられたジョイント6によってそれぞれの中央部でピボット連結されており、軸は、車両が操縦される時に該ジョイントに関して回転することができる。その上、剛軸は、走行路面によって要求された仕方で車両の長手方向において該ジョイントに関して揺動してよい。すなわち、軸の相異なる端にある車輪は高さが異なっていてよい。見て分かる通り、第2の軸1bよりさらに外にある第1の軸1aは、より大きい回転角をもって回転した。よって、第1の軸1aの回転角γは、第2の軸の回転角αより大きい。軸1aおよび1bは、第1のロッキングレバー10によってボギー2aに組み入れられており、それで、第1の軸は、第1のサスペンションロッド8によってロッキングレバー10の第1の端に連結されている。ロッキングレバーの他方の端は、軸から上向きに延びる耳13によって第2の軸1bに連結されている。ロッキングレバーが1個だけのジョイントによって連結された軸(このケースでは第2の軸1b)は、操縦動作中のロッキングレバーの長手方向変位量を決定する。明らかに、ロッキングレバーの長手方向運動の広がりを決定する軸として、レバーの運動ができるだけ小さくなるように回転の度合いが小さい方の軸を選ぶのが望ましい。ロッキングレバーは、その両端の間で、望ましくは中央部において、支持棒14の上端にあるジョイント14bによってピボット連結されている。ロッキングレバーは、例えば平坦でない路面を走行する時、ボギー軸の間のあり得る高さ差のゆえに該ジョイントを中心として揺動してよい。支持棒14の下端は、フレーム上にジョイント14aでピボット連結されており、支持棒は、操縦運動の結果として該ジョイント14aに関して回転してよい。言い替えれば、ロッキングレバーは、操縦運動の結果として自身の長手方向に移動できるようにピボット連結されている。操縦運動は、特に支持棒14が相対的に長く、少ししか傾かない時、車両フレームの高さをほとんど変化させない。フレーム高さが変化したとしても、それは、先行技術の解決策と比べてそれほど重大なことではない。ロッキングレバー10の変位量、従ってまた、支持棒の回転角βは、第2の軸の回転角αによって決められる。また、注目すべきは、フレームの他方の側、すなわち内向きに湾曲する側においてロッキングレバーが反対方向に移動することである。軸の回転角αとγは大きさが異なるので、レバーは、軸の両端の間の距離が変化するようにしなければならない。これは、図2aおよび2bに描かれた状況を比較することによって容易に分かる。図2aでは、軸1aと1bの最も近づいた端の間の距離が、図2bの状況におけるより長くなっている。これは、第1の軸の上面にピボット連結された真直のサスペンションロッドを使用することによって実現できるが、その場合、サスペンションロッドは、不都合にも極限の操縦位置において傾き、これがかなりの水平力を生じさせることになる。代わりに、軸の下にピボット連結されたサスペンションロッドを使用することによって、サスペンションロッドは長くすることができる。すなわち、ロッキングレバーの第1の端にあるジョイント9と軸の下にあるジョイント7の間の距離は可能な限り長くなる。それでも、同時に、レバー機構は低く、車両構造の設計は容易になる。文字C又は鎌の形を持つ上記の湾曲サスペンションロッドは、軸を中心として回転することができ、それに応じて、ロッキングレバーがその長手方向に移動するにつれて該軸から遠ざかることができる。この理由から、サスペンションロッドは、軸の方を向く内面の湾曲セクションと軸の間に、サスペンションロッドが十分傾くに足る空間が常にあるように十分な大きさの開口部Rを設けることによって形成される。図から分かる通り、この開口部Rは、極限の操縦位置のひとつにおいて最も大きく、反対の操縦位置において最も小さい。
【0017】
図3は、本発明による2本の連続する剛軸の間にあるボギー継手の斜視図である。望ましくはC形の第1の湾曲サスペンションロッド8は、1つの自由度を許容するジョイントによって第1の軸1aの下面にピボット連結されている。サスペンションロッドの上端は、2つの自由度を持つ回転を許容するジョイント9によって第1のロッキングレバー10の第1の端にピボット連結されている。ジョイント7はまた、2つの自由度を持つ回転を実行することができ、その場合、ジョイント9は、1つしか自由度を持たないジョイントであってよい。但し、確実に軸がサスペンションロッドに関して回転するのに十分な空間を持つようにするのが望ましい。重要なのは、ロッキングレバーがその長手方向に移動するにつれてジョイント7および9がサスペンションロッドの傾くのを可能にすることであり、また、ジョイントの少なくとも一方が、車両フレームとほぼ平行のままロッキングレバーに関して軸が回転するのを可能にすることである。ロッキングレバー10の他端は、第2の軸1bの上面に取り付けられた耳13にジョイント13bでピボット連結されている。ジョイント13bは、軸が垂直方向に移動するのを可能にし、それで、ロッキングレバーが揺動するのを可能しなければならない。これはまた、第2の軸1bがロッキングレバーに関して回転するのを可能にするのが望ましい。ロッキングレバー10は、その両端の間で第1の支持棒14にジョイント14bでピボット連結されており、ロッキングレバーは、軸の縦移動の結果として該ジョイントの水平軸に関して傾くことができる。支持棒14の下端は、フレーム上に設けられた耳5cなどにジョイント14aでピボット連結されている。ロッキングレバーは、2つのジョイント14aおよび14bを通してフレームにピボット連結されているので、操縦によって要求された仕方で車両の長手方向に移動でき、それで、端の高さが変化することはほとんどなく、荷重が構造に向けられることもない。
【0018】
図4は、3本の操縦可能な剛軸からなるボギー構造の大きく単純化された側面図である。この構造は、操縦運動の結果として自身の長手方向に移動するように配置された2個のロッキングレバー10aおよび10bからなる。操縦運動によって生じさせられたロッキングレバーの変位の量は、望ましくは、ボギー内の最内の軸、すなわち、回転角の最も小さい軸1cによって決められる。この軸に、内側ロッキングレバー10bの一端が第2の中間レバー26bおよび耳13によってピボット連結されている。外側ロッキングレバー10aと内側ロッキングレバー10bの間に第1の中間レバー26aがあり、これが、その両端の間で第2のサスペンションロッド8bの上端にピボット連結されている。2本の最外の軸1aおよび1bは、該軸の下にピボット連結されたC形のサスペンションロッド8aおよび8bとともにボギーのレバー機構に連結されている。サスペンションロッドは、第1の軸が最も大きく回転する、すなわち、最も大きい回転角をもって回転するのを可能にし、第2の軸が第3の軸より大きく回転するのを可能にする。その上、第3の軸1cの耳13にピボット連結された中間レバー26bの一端が、車両の長手方向と平行なイコライザレバー21にサスペンションロッド22によって連結されている。イコライザレバーは、当該のボギーと後続のボギーの間に取り付けられていて、荷重を両ボギーの間で均等に分配する。第1のロッキングレバー10a、第1の中間レバー26a、第2のロッキングレバー10bおよび第2の中間レバー26bは、軸1cの回転角によって要求された等しい距離、ほぼ水平方向に移動するように配置されている。
【0019】
図5aは、先行の図による3軸ボギーアセンブリを示す。一点鎖線は、サスペンションロッドが軸の上面にジョイント7aでピボット連結された場合の第1のサスペンションロッドの傾きを示す。破線は、軸の下面にジョイント7bでピボット連結されたC形サスペンションロッド8aの傾きを示し、二点鎖線は、耳27(破線で示された)のジョイント7cにピボット連結されるC形サスペンションロッド(図示なし)の傾きを示す。このC形サスペンションロッドは、第1の軸の下面に取り付けられた、下向きに延びるロッドである。サスペンションロッド8aの傾きは、最後に述べたケースが最も小さく、従って、レバー機構に向けられる水平力の比例成分Xは、他の2つのケースにおけるより小さく、特に、サスペンションロッドが軸より上に固定された時に生じる第2の比例力成分X'と比べて小さい。ピボット連結が軸より下にあれば、運動によって作られた力は、その大きい水平力成分をレバー機構に向かわせず、従って、ステアリングレバーおよびアクチュエータを通常より軽量の作りにすることができる。その結果、軸の下面に、下向きに延びる望みの長さの、かつ、サスペンションロッドの下端がピボット連結される耳27を付けることによって、サスペンションロッドの傾き角をコントロールすることは可能である。一実施態様において、これは次の通り実現させられる。耳が下向きに延びれば延びるほど、軸は、回転角の最も小さい軸1cから遠ざかる(これによって、操縦運動の結果としてレバー機構の長手方向変位量も決められる)。耳の長さは、サスペンションロッドの傾き角が軸に関係なくほぼ一定であるように、またそれで、サスペンションロッドに向けられた荷重が傾きに関して一定であるように選択することができる。その場合には、するため、標準寸法を有するサスペンションロッドを使用することができる。
【0020】
図5bは、サスペンションロッド8を軸の下にピボット連結できるようにする別の解決策を示す。この解決策では、一種のフレームが軸を中心として配置され、該軸にピボット連結されている。サスペンションロッドを軸の下にピボット連結することは、他の仕方でも行うことができる。
【0021】
図6aは、本発明による4本の軸と2台の相互連結されたボギーからなる軸構造が変化する走行路面上でいかなる挙動を見せるかを示す。この軸構造の車輪は、平坦でない走行路面に対してさえしっかりと押し付けられ、レバー機構は荷重を受け取り、これを軸とボギーの間に均等に分配する。
【0022】
図6bは、先行の図による軸構造を備えた車両が窪地の中にある状況を示す。見て分かる通り、軸の運動、すなわち垂直運動は、ロッキングレバーを長手方向に移動させようとしない。すなわち、それはその両端の間のピボット連結に関して傾くだけである。
【0023】
図6cは、車両が盛り上がりの上にある時に本発明による軸構造がいかなる挙動を見せるかを示す。つまり、図6bに描かれたのと反対の状況である。図6a〜6cから分かる通り、描かれた走行状況の中で軸がかなりの運動を行うのに、レバー機構は軸より上で大した空間を取らない。
【0024】
図7は、軸構造が振動の中でいかなる挙動を見せるかを示す。見て分かる通り、ボギー2aおよび2bは、車両の縦軸に関して互いに反対の方向に回転した。従って、車両の相異なる側にある縦向きイコライザレバーは互いに反対の方向に回転した。図に、レバー機構の間の横継手は描かれていない。
【0025】
図8aは、3本の剛軸が本発明によるボギー継手によってボギーに組み入れられた4軸車両の側面図である。車両の第1の軸にはめられた車輪は、例えば軸の端にあるピボットボルトを中心として回転させられる。但し、先頭の剛軸も使用してよい。車両の回転可能な車輪はすべて、図8bに示す通り、同じ回転点Rに関して回転するようには配置されている。また、3軸ボギーの一番前の軸が回転できないのに対し、後の2本の軸が回転できることも、図から明らかである。この構造は、中央の軸に回転できるようにピボット連結されたイコライザレバーが間にある2つの縦向きロッキングレバーからなる。望ましくは、イコライザレバーとロッキングレバーの間にジョイントがあり、これが水平方向におけるすべり接触を可能にし、それで、イコライザレバーとロッキングレバーが揺動できる。両方の縦向きロッキングレバーは、操縦によって要求された通りに自身の長手方向に移動するように配置されている。その上、相異なる回転角を補正するため、ロッキングレバーの最外の端は、最外の軸の下にピボット連結されたサスペンションロッドを備えている。図8cおよび8dに示す解決策では、中央の剛軸が回転できないのに対し、外側の2本の軸は回転できる。この解決策では、ロッキングレバーを車両の長手方向に移動するように配置する必要はないが、これらはフレーム上に直接ピボット連結することができる。必要であれば、もちろん、図に破線で示された通り、回転する支持棒を使ってロッキングレバーをピボット連結することができる。
【0026】
これらに関する図面および説明は、発明構想を描くことを目的としたに過ぎない。本発明の詳細は、請求の範囲の中で変わるかも知れない。明細書および図は本発明を主に回転可能な軸との関連において説明しているが、本発明は、もちろん、回転できない軸にも適用することができる。その場合、ステアリングは、例えばフレームステアリング又はピボットピンをベースとしたステアリングによって実現させてよい。ロッキングレバーは、長手方向に移動できるように配置する必要はなく、例えばフレーム上に直接ピボット連結することができる。さらに、先頭ボギーの軸が回転できるのに対し、後尾ボギーの軸が回転できない形であってもよい。また、2軸車両の剛軸の両端を本発明によるロッキングレバーによってボギーに組み入れ、同じ大きさ又は異なる大きさの回転角だけ互いに反対の方向に回転するように配置することも可能である。加えて、操縦可能な剛軸の回転角の差異から生じる距離の変化は、例えば入れ子式のロッキングレバーを使って距離を加減することで実現させることもできる。この解決策では、ロッキングレバーのレバーアームがロッキングレバーの長さの変化に関係なく望みの距離比率を維持できるように、ロッキングレバーのピボット点を変えることが必要とされる。あるいは、レバーアームの変化によって生じさせられた不釣り合いの解消のために適当な力補正を行うことが必要である。加えて、レバー機構におけるジョイントの自由度は、必要に応じて変えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1a】 本発明による4本の軸を持つ軸構造の、車両走行時の側面図である。
【図1b】 相応の状況における同じ軸の平面図である。
【図1c】 本発明によるレバー機構の原理の側面図であり、
【図1d】 フレームの相異なる側に配置されたレバー機構を連結する横継手を示す。
【図1e】 本発明による別のボギー構造の側面図である。
【図2a】 本発明による軸と軸の間のボギー継手と、正反対の操縦状況におけるその挙動を概略的に示す。
【図2b】 本発明による軸と軸の間のボギー継ぎ手と、正反対の操縦状況におけるその挙動を概略的に示す。
【図3】 本発明による2本の軸からなるボギー構造の概略的な斜視図である。
【図4】 本発明による3軸ボギーの概略的な側面図である。
【図5a】 サスペンションロッドをピボット連結する各種方法を概略的に示す。
【図5b】 サスペンションロッドをピボット連結する各種方法を概略的に示す。
【図6a】 2本の軸を持つ2台のボギーからなる軸構造が相異なる走行路面上でいかなる動を見せるかを示す概略的な側面図である。
【図6b】 2本の軸を持つ2台のボギーからなる軸構造が相異なる走行路面上でいかなる挙動を見せるかを示す概略的な側面図である。
【図6c】 2本の軸を持つ2台のボギーからなる軸構造が相異なる走行路面上でいかなる挙動を見せるかを示す概略的な側面図である。
【図7】 本発明による軸構造の連続するボギーの間に振動が生じた時に軸構造がいかなる挙動を見せるかを示す。
【図8a】 本発明による3軸ボギー構造からなる4軸車両を概略的に示す。
【図8b】 本発明による3軸ボギー構造からなる4軸車両を概略的に示す。
【図8c】 本発明による3軸ボギー構造からなる4軸車両を概略的に示す。
【図8d】 本発明による3軸ボギー構造からなる4軸車両を概略的に示す。

Claims (11)

  1. 重量の車両に向けられるボギー構造であって、前記ボギー構造は、ボギー(2a、2b)を形成する少なくとも2本の相互連結された剛軸(1a〜1d)を備え、前記ボギーに属する軸の少なくともいくつかが、車両のフレーム(5)に関して操縦できる軸の端の間に取り付けられた垂直ピボット軸に関して車両が操縦される時に回転できるようになっており、前記ボギーに属する軸を相互連結するために、前記ボギー構造は第1のロッキングレバーを具備し、前記第1のロッキングレバーが、車両の横軸に関してその両端の間で回転し、ボギーにおける軸の操縦運動の結果として車両の長手方向に移動するように配置されたボギー構造において、
    前記第1のロッキングレバー(10)は相互連結すべき軸の間に取り付けられており、前記第1のロッキングレバー(10)がフレームに関して回転できるようにその両端の間のジョイント(14b)でピボット連結されており、該ジョイント(14b)が、軸の操縦によって前記第1のロッキングレバー(10)を車両の長手方向に移動させ得るようにフレームの長手方向に移動するように配置されており、該第1のロッキングレバー(10)の第1の端が第1のサスペンションロッドによって第1の軸に連結されており、該第1のサスペンションロッドの第1の端が前記第1のロッキングレバーの前記第1の端にピボット連結され、前記第1のサスペンションロッドの第2の端が第1の軸にピボット連結されており、前記第1のロッキングレバーの第2の端が、回転できるようにジョイント(13b)に取り付けられた第2の軸に該ジョイント(13 b でピボット連結されており、該第2の軸が車両の長手方向における前記第1のロッキングレバーの変位量を決定し、前記第1のロッキングレバーが車両の操縦の結果としてほとんど水平方向にしか移動しないように配置されていることを特徴とするボギー構造。
  2. 前記第1のロッキングレバー(10)が、その第1の端と第2の端の間でフレーム(5)上に支持レバー(14)でピボット連結されており、該支持レバーの上端にあるジョイント(14b)が、前記支持レバー(14)と前記第1のロッキングレバー(10)の間に取り付けられており、前記第1のロッキングレバーと前記支持レバーが互いに関して移動できるようになっており、前記支持レバー(14)と前記フレーム(5)の間にジョイント(14a)があり、前記支持レバーが、車両の長手方向における前記第1のロッキングレバーの運動の結果として支持レバーの下端にあるジョイント(14a)に関して傾くように配置されていることを特徴とする請求項1に記載のボギー構造。
  3. 前記ボギーの回転可能な軸のうち少なくとも1本が、軸より下でピボット連結された前記第1のサスペンションロッドを使って前記第1のロッキングレバーに連結されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のボギー構造。
  4. 前記軸の下面が、下向きに延びる耳又は同様の突出する部材を備えており、前記第1のサスペンションロッドの下端が該耳の下端にピボット連結されていることを特徴とする請求項3に記載のボギー構造。
  5. 前記軸より下に取り付けられた耳の長さは、回転するように配置された軸の多さに比例して長くなるように予め定められていることを特徴とする請求項4に記載のボギー構造。
  6. 端が前記第1のロッキングレバーの前記第1の端にピボット連結された前記第1のサスペンションロッド(8)が、湾曲したC形部材であり、その下端が前記第1の軸の下面にピボット連結されており、前記第1のサスペンションロッドが、前記第1のロッキングレバーの第1の端にあるジョイントに関して、回転方向に応じて第1の軸を中心として回転するか、又は第1の軸の回転角によって要求される距離だけ第1の軸から遠ざかるように配置されており、操縦の間に連続する軸が相異なる回転角で回転できるようになることを特徴とする請求項3〜5のいずれか一項に記載のボギー構造。
  7. 操縦運動によって生じさせられるロッキングレバーの長手方向変位量が、最も小さい回転角を有するボギー軸によって決められることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載のボギー構造。
  8. 少なくとも2つの連続するボギー構造(2a、2b)が、これらの間に取り付けられたイコライザレバー(21)によって相互連結されており、該イコライザレバーが、その両端の間にピボット連結され、車両の長手方向と平行をなしており、1つのボギーに向けられた荷重が複数のボギーの間に分配されることを特徴とする請求項1〜7のいずれか一項に記載のボギー構造。
  9. 車両の両側に取り付けられたボギーのレバー機構が、イコライザレバー(21)の間に取り付けられた車両の横向きイコライザレバー(24)と相互連結されていることを特徴とする請求項8に記載のボギー。
  10. 車両の両側に取り付けられたボギーのレバー機構が、継手手段によって相互連結されており、車両フレームの相異なる側にあるイコライザレバーが、常に自身のジョイントを中心として互いに関して反対の方向に回転することを特徴とする請求項8に記載のボギー。
  11. 少なくとも2つの連続するボギー構造(2a、2b)が、その端に連結された圧力流体シリンダによって互いに作用するように相互連結されており、該圧力流体シリンダが、その一方が長くなると他方が短くなり、その一方が短くなると他方が長くなるように相互連結されていることを特徴とする請求項1〜7のいずれか一項に記載のボギー構造。
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