JP4243113B2 - シリンダーヘッド用メタルガスケット - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、内燃機関のシリンダーブロックとシリンダーヘッドとの間に介挿されるシリンダーヘッド用メタルガスケットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種のメタルガスケットとしては、例えば、一枚の金属製の基板と、その基板より薄い板厚を有しその基板に重ね合わされる金属製の副板とを具えるシリンダーヘッド用メタルガスケットにおいて、基板が、内燃機関のシリンダーブロックの各シリンダーボアに対応して形成されたシリンダー孔と、各シリンダー孔の周囲に形成された山形断面形状の環状ビードと、前記内燃機関のシリンダーブロックの冷却水ジャケットおよびシリンダーヘッドの冷却水孔に対応して前記各環状ビードの外側周辺部に形成された冷却水孔とを有し、副板が、基板の各シリンダー孔の周囲の環状ビードと積層方向に重なってシリンダーボアの内周縁付近の位置から半径方向に冷却水ジャケットの内壁の位置まで延在する平坦な環状部を有するとともに、その環状部から冷却水ジャケットの内外壁間の位置まで突出して基板に鳩目で固定される連結腕部を有するメタルガスケットが知られている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
実開平3−5955公報、第1図および第2図
【0004】
ところで、かかる環状の副板を具えてシリンダー孔の周囲の環状ビードの面圧を高めるシリンダーヘッド用メタルガスケットにおいて、内燃機関の仕様に対応させて基板を二枚構成とし、副板をそれらの基板の間に介挿することとすると、例えば図5〜図8に示す如きものとなる。ここに、図5はそのメタルガスケットの全体を示す平面図、図6は図5の一部を拡大して示す平面図、図7は図5のC−C線に沿う断面図、図8は図5のD−D線に沿う断面図であり、図中符号1は上記メタルガスケットを示す。
【0005】
このメタルガスケット1は、二枚の基板2と、それらの間に介挿される副板3とを具え、各基板2は、内燃機関のシリンダーブロックの各シリンダーボアに対応して形成されたシリンダー孔2aと、各シリンダー孔2aの周囲に形成された山形断面形状の環状ビード2bと、上記内燃機関のシリンダーブロックSBの冷却水ジャケットWJおよびシリンダーヘッドSHの冷却水孔WHに対応して各環状ビード2bの外側周辺部に形成された複数の冷却水孔2cと、それら環状ビード2bおよび複数の冷却水孔2cを全体的に囲繞する位置に形成された片斜面形断面形状の外周ビード2dとを有し、また副板3は、基板2の各シリンダー孔2aの周囲の環状ビード2bと積層方向に重なってシリンダーボアの内周縁BI付近の位置から半径方向に冷却水ジャケットの内壁JIの位置まで延在する平坦な環状部3aと、その環状部3aから冷却水ジャケットWJの内壁JIと外壁JOとの間の位置まで突出して先端部を基板2に鳩目の代わりにリベット4で固定される連結腕部3bとを有しており、各連結腕部3bの先端部は、冷却水ジャケットWJおよび冷却水孔WH内に位置して、二枚の基板2にリベット4で固定されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら上記の如きメタルガスケット1では、副板3の環状部3aがシリンダーボアの内周縁BI付近の位置から半径方向に冷却水ジャケットの内壁JIの位置まで半径方向へ延在するため、その環状部3aが基板2の環状ビード2bより外側の部分とも重なってその部分からシリンダーヘッドボルトによる締付力を受けてしまうので、環状ビード2bの締付力を充分に高めることができないという問題があり、この問題を解決するために環状部3aの半径方向幅を狭めても、連結腕部3bが依然として基板2の環状ビード2bより外側の部分と重なってその部分から締付力を受けてしまって、環状ビード2bの締付力を充分に高めることができないという問題があった。
【0007】
【課題を解決するための手段およびその作用・効果】
この発明は上記課題を有利に解決したメタルガスケットを提供することを目的とするものであり、この発明のシリンダーヘッド用メタルガスケットは、互いに重ね合わされる二枚の金属製の基板と、前記基板より薄い板厚を有しそれらの基板間に介挿される金属製の副板とを具えるシリンダーヘッド用メタルガスケットにおいて、前記二枚の基板がそれぞれ、内燃機関のシリンダーブロックの各シリンダーボアに対応して形成されたシリンダー孔と、前記各シリンダー孔の周囲に形成された山形断面形状の環状ビードと、前記内燃機関のシリンダーブロックの冷却水ジャケットおよびシリンダーヘッドの冷却水孔に対応して前記各環状ビードの外側周辺部に形成された複数の冷却水孔と、前記環状ビードおよび前記複数の冷却水孔を全体的に囲繞する位置に形成された片斜面形断面形状の外周ビードとを有し、前記二枚の基板の少なくとも一方が、その基板が面する前記内燃機関のシリンダーブロックの冷却水ジャケットおよびシリンダーヘッドの冷却水孔の少なくとも一方に対応する位置に副板支持部を有し、前記二枚の基板の何れか一方が、前記副板支持部に対応する位置と前記環状ビードとの間に副板逃げ孔を有し、前記副板が、前記基板の前記各シリンダー孔の周囲の環状ビードと積層方向に重なって前記シリンダーボアの内周縁付近の位置から半径方向に前記冷却水ジャケットの内壁の位置に至る途中まで延在する平坦な環状部を有するとともに、その環状部から前記基板の前記副板逃げ孔内に逃げ込み可能にその副板逃げ孔の位置を通って前記副板支持部の位置まで突出して先端部を前記副板支持部に固定される連結腕部を有することを特徴とするものである。
【0008】
かかるメタルガスケットによれば、シリンダーボア周縁部が、二枚の基板と一枚の副板との三枚重ねとなっていて他の部分より厚いため、シリンダーヘッドボルトによる締付力がシリンダーボア周縁部で特に高くなって、そのシリンダーボア周縁部に位置する二枚の基板の環状ビードの締付力が高くなるので、シリンダーボア内の燃焼ガス圧に対し高いシール性能を発揮することができる。しかもこのメタルガスケットによれば、副板の平坦な環状部が、シリンダーボアの内周縁付近の位置から半径方向に前記冷却水ジャケットの内壁の位置に至る途中までしか延在しないため、基板の環状ビードより外側の部分と重なってその部分から締付力を受けることがなく、また連結腕部が基板の環状ビードより外側の副板逃げ孔と重なってその副板逃げ孔内に逃げるため基板から締付力を受けずに、冷却水ジャケットおよびシリンダーヘッドの冷却水孔の少なくとも一方に対応して位置する基板の副板支持部まで突出して先端部をその副板支持部に固定されるので、環状ビードの締付力を充分に高め得て、シリンダーボア内の燃焼ガス圧に対し特に高いシール性能を発揮することができる。そして基板の副板支持部は冷却水ジャケットおよびシリンダーヘッドの冷却水孔の少なくとも一方に対応して位置するので、副板の連結腕部を基板の副板支持部に固定する固定部の厚さが厚くなっても、その固定部を冷却水ジャケットやシリンダーヘッドの冷却水孔に逃がして、基板の環状ビードの締付力の低下を防止することができる。
【0009】
なお、この発明のメタルガスケットにおいては、前記基板の前記副板支持部への前記副板の前記連結腕部の固定は鳩目またはリベットまたは爪掛けで行ってもよく、このようにすれば、基板に副板を簡易に固定することができる。
【0010】
また、この発明のメタルガスケットにおいては、前記副板の前記環状部は前記内燃機関のシリンダーブロックの前記シリンダーボア間の部分を除き、厳密には前記シリンダーボアを形成するシリンダースリーブの上端面の内周縁の位置から外周縁の位置まで半径方向に延在することとしても良く、このようにすれば、シリンダースリーブの上端面がそれより半径方向外方のシリンダーブロックの部分より多少低くても副板の環状部がシリンダーボア間の部分を除きシリンダースリーブより外方のシリンダーブロック部分とシリンダーヘッドとで挟まれて締付力を受けることがないので、環状ビードの締付力を常に充分に高め得て、シリンダーボア内の燃焼ガス圧に対し特に高いシール性能を発揮することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下に、この発明の実施の形態を実施例によって、図面に基づき詳細に説明する。ここに、図1は、この発明のシリンダーヘッド用メタルガスケットの一実施例の全体を示す平面図、図2は図1の要部を拡大して示す平面図、図3は図1のA−A線に沿う断面図、図4は図1のB−B線に沿う断面図であり、これらの図中図5〜図8に示すと同様の部分はそれと同一の符号にて示す。すなわち、符号1は上記メタルガスケットを示す。
【0012】
上記実施例のシリンダーヘッド用メタルガスケット1は、互いに重ね合わされる二枚の金属製の基板2と、それらの基板2より薄い板厚を有しそれらの基板2間に介挿される金属製の副板3とを具え、二枚の基板2はそれぞれ、内燃機関のシリンダーブロックSBの複数のシリンダーボアにそれぞれ対応して形成された複数のシリンダー孔2aと、各シリンダー孔2aの周囲に形成された山形断面形状の環状ビード2bと、上記内燃機関のシリンダーブロックSBの冷却水ジャケットWJおよびシリンダーヘッドSHの冷却水孔WHに対応して各環状ビード2bの外側周辺部に形成された複数の冷却水孔2cと、複数の環状ビード2bおよびそれらの周囲に位置する複数の冷却水孔2cを全体的に囲繞する位置に形成された片斜面形断面形状の外周ビード2dとを有している。
【0013】
また上記二枚の基板2は、それらの基板2が面する上記内燃機関のシリンダーブロックSBの冷却水ジャケットWJおよびシリンダーヘッドSHの冷却水孔WHに対応する位置に、副板支持部としての、貫通孔2eの周囲部を有し、さらに二枚の基板3のうちこの実施例ではシリンダーブロックSBに面する基板2は、副板支持部2eに対応する位置と環状ビード2bとの間にこの実施例では略矩形の副板逃げ孔2fを有しており、一方上記副板3は、基板2の各シリンダー孔2aの周囲の環状ビード2bと積層方向に重なってシリンダーボアの内周縁BI付近の位置から半径方向に冷却水ジャケットWJの内壁JIの位置に至る途中まで延在する平坦な環状部3aを有するとともに、その環状部3aから基板2の上記副板逃げ孔2fの位置を通って貫通孔2eの周囲部の位置まで突出して先端部を基板2の貫通孔2eの周囲部に固定される連結腕部3bを有している。
【0014】
ここで、上記基板2の、副板支持部としての貫通孔2eの周囲部への副板3の連結腕部3bの固定は、この実施例では図3に示すように二枚の基板2の貫通孔2eおよび連結腕部3bの貫通孔を貫通した通常のリベット4 で行われている。また、この実施例では、副板3の環状部3aはシリンダーボア間の部分を除き、シリンダーブロックSBのシリンダーボアを形成するシリンダースリーブSSの上端面の内周縁SIに対応する位置からそのシリンダースリーブSSの上端面の外周縁SOに対応する位置まで半径方向に延在している。
【0015】
かかる実施例のメタルガスケット1によれば、シリンダーボア周縁部が、二枚の基板2と一枚の副板3との三枚重ねとなっていて他の部分より厚いため、シリンダーヘッドボルトによる締付力がシリンダーボア周縁部で特に高くなって、そのシリンダーボア周縁部に位置する二枚の基板2の環状ビード2bの締付力が高くなるので、シリンダーボア内の燃焼ガス圧に対し高いシール性能を発揮することができる。
【0016】
しかもこの実施例のメタルガスケットによれば、副板3の平坦な環状部3aが、シリンダーボアの内周縁BI付近の位置から半径方向に冷却水ジャケットWJの内壁JIの位置に至る途中までしか延在しないため、基板2の環状ビード2bより外側の部分と重なってその部分から締付力を受けることがなく、また副板3の連結腕部3bが基板2の環状ビード2bより外側の副板逃げ孔2fと重なってその孔内に逃げるため基板2から締付力を受けずに、冷却水ジャケットWJおよびシリンダーヘッドSHの冷却水孔WHに対応して位置する基板2の貫通孔2eの周囲部まで突出して先端部をその貫通孔2eの周囲部に固定されるので、環状ビード2bの締付力を充分に高め得て、シリンダーボア内の燃焼ガス圧に対し特に高いシール性能を発揮することができる。そして基板2の貫通孔2eの周囲部は冷却水ジャケットWJおよびシリンダーヘッドSHの冷却水孔WHに対応して位置するので、副板3の連結腕部3bを基板2の貫通孔2eの周囲部に固定するリベット4の厚さがガスケット1より厚くなっても、そのリベット4を冷却水ジャケットWJおよびシリンダーヘッドSHの冷却水孔WHに逃がし得て、基板2の環状ビード2bの締付力の低下を防止することができる。
【0017】
さらにこの実施例のメタルガスケット1によれば、基板2の貫通孔2eの周囲部への副板3の連結腕部3bの固定をリベット4で行っているため、溶接やプレス曲げ加工を用いないので、基板2に副板3を簡易に固定することができる。
【0018】
また、この実施例のメタルガスケット1によれば、副板3の環状部3aが、厳密には内燃機関のシリンダーブロックSBのシリンダーボアを形成するシリンダースリーブSSの上端面の内周縁SIの位置から外周縁SOの位置まで半径方向に延在しているため、シリンダースリーブSSの上端面がそれより半径方向外方のシリンダーブロックSBの部分より多少低くても副板3の環状部3aがシリンダースリーブSSより外方のシリンダーブロック部分とシリンダーヘッドSHとで挟まれて締付力を受けることがないので、環状ビード2bの締付力を常に充分に高め得て、シリンダーボア内の燃焼ガス圧に対し特に高いシール性能を発揮することができる。
【0019】
以上、図示例に基づき説明したが、この発明は上述の例に限定されるものでなく、例えば、基板2の貫通孔2eの周囲部への副板3の連結腕部3bの固定は、リベット4に代えて鳩目で行っても良く、あるいはその連結腕部3bの先端部の両側方に貫通孔2eから直径方向外方に突出する爪を形成して、その連結腕部3bの先端部の両側方の爪を一旦板厚方向に延在するよう折り曲げて貫通孔2eに通してから基板2の副板3と反対の側で貫通孔2eの両側部に添うように貫通孔2eの直径方向に拡げて折り曲げることで爪掛けして行っても良く、その場合には二枚の基板2の一方(例えばシリンダーブロックSBの冷却水ジャケットWJに面する基板2)だけに貫通孔2eを形成するようにしても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明のシリンダーヘッド用メタルガスケットの一実施例の全体を示す平面図である。
【図2】 図1の要部を拡大して示す平面図である。
【図3】 図1のA−A線に沿う断面図である。
【図4】 図1のB−B線に沿う断面図である。
【図5】 従来のリンダーヘッド用メタルガスケットの基板を二枚構成に変更した場合の構成例の全体を示す平面図である。
【図6】 図5の一部を拡大して示す平面図である。
【図7】 図5のC−C線に沿う断面図である。
【図8】 図5のD−D線に沿う断面図である。
【符号の説明】
1 メタルガスケット
2 基板
2a シリンダー孔
2b 環状ビード
2c 冷却水孔
2d 外周ビード
2e 貫通孔
2f 副板逃げ孔
3 副板
3a 環状部
3b 連結腕部
4 リベット
BI シリンダーボア内周面
JI 冷却水ジャケット内壁
JO 冷却水ジャケット外壁
SB シリンダーブロック
SH シリンダーヘッド
SI シリンダースリーブ上端面内周縁
SO シリンダースリーブ上端面外周縁
SS シリンダースリーブ
WH 冷却水孔
WJ 冷却水ジャケット

Claims (3)

  1. 互いに重ね合わされる二枚の金属製の基板(2)と、前記基板より薄い板厚を有しそれらの基板間に介挿される金属製の副板(3)とを具えるシリンダーヘッド用メタルガスケット(1)において、
    前記二枚の基板がそれぞれ、内燃機関のシリンダーブロックの各シリンダーボアに対応して形成されたシリンダー孔(2a)と、前記各シリンダー孔の周囲に形成された山形断面形状の環状ビード(2b)と、前記内燃機関のシリンダーブロックの冷却水ジャケットおよびシリンダーヘッドの冷却水孔に対応して前記各環状ビードの外側周辺部に形成された複数の冷却水孔(2c)と、前記環状ビードおよび前記複数の冷却水孔を全体的に囲繞する位置に形成された片斜面形断面形状の外周ビード(2d)とを有し、
    前記二枚の基板の少なくとも一方が、その基板が面する前記内燃機関のシリンダーブロックの冷却水ジャケットおよびシリンダーヘッドの冷却水孔の少なくとも一方に対応する位置に副板支持部(2e)を有し、前記二枚の基板の何れか一方が、前記副板支持部に対応する位置と前記環状ビードとの間に副板逃げ孔(2f)を有し、
    前記副板が、前記基板の前記各シリンダー孔の周囲の環状ビードと積層方向に重なって前記シリンダーボアの内周縁付近の位置から半径方向に前記冷却水ジャケットの内壁の位置に至る途中まで延在する平坦な環状部(3a)を有するとともに、その環状部から前記基板の前記副板逃げ孔内に逃げ込み可能にその副板逃げ孔の位置を通って前記副板支持部の位置まで突出して先端部を前記副板支持部に固定される連結腕部(3b)を有することを特徴とする、シリンダーヘッド用メタルガスケット。
  2. 前記基板の前記副板支持部への前記副板の前記連結腕部の固定は鳩目またはリベット(4)または爪掛けで行われることを特徴とする、請求項1記載のシリンダーヘッド用メタルガスケット。
  3. 前記副板の前記環状部は前記内燃機関のシリンダーブロックの前記シリンダーボア間の部分を除き、前記シリンダーボアを形成するシリンダースリーブ(SS)の上端面の内周縁(SI)の位置から外周縁(SO)の位置まで半径方向に延在することを特徴とする、請求項1または請求項2記載のシリンダーヘッド用メタルガスケット。
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