JP4242598B2 - 撮像装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、選択撮像・カメラ光軸制御・画像処理の各機能を備えた撮像装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、3次元測定ができるレンジファインダ装置と通常のカメラとを併用することで、距離により被写体を選択撮像する技術が知られている(例えば、特開2000−241131参照)。
【0003】
また、カメラの向きを変化させたり、ズームを行ったりする場合、カメラを雲台に取り付け、この雲台をモータで駆動できるようにしておき、遠隔操作によってカメラを取り付けている雲台の向きを変えたり、カメラレンズ内に取り付けられたレンズ移動モータによってレンズを移動することによってレンズの焦点距離を変化させてズーミングを行ったりしていた。
【0004】
図22は、従来のロボットビジョン、つまりロボットの頭部に搭載する左右2つのカメラ(ロボットの目)の実装図である。この図のように、左右アクチュエータ、上下アクチュエータ、カメラを回転可能で固定する雲台等、カメラ以外の機構部品が多く存在し、全体として大きな装置になっている。
【0005】
また、撮像された画像情報にフィルタ処理を行う場合、一旦画像信号をコンピュータに取り込み、その上でディジタル信号処理によってフィルタ処理を行っていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のような従来の技術では、ある距離にある被写体のみを選択撮像する場合は、被写体の距離情報とカラー画像情報とを撮影と同時に得て、ある範囲の距離にある被写体部分のみのカラー画像を切り出すという付加的な処理が必要であった。また、カメラ単体で遠隔で向きを変えたり、ズームを変えることはできないし、画像にフィルタ処理を行う場合は、コンピュータを用いて画像処理を行う必要があった。
【0007】
本発明の目的は、簡単な構成で、距離により被写体を選択撮像したり、カメラの向きやズームを純電子的に制御したり、撮像された画像に対してフィルタ処理を施したりできるようにすることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明は、複数の撮像ブロックそれぞれにピンホールを有する構成にし、得られた画像信号をそれぞれ遅延・ゲーティングし、その結果得られた画像信号を用いることによって距離選択を行う。また、動きのある被写体を選択的に撮像する。更に、撮像センサとの相対的な位置関係を変化できるピンホール板によって、カメラの方向やズームを変える。また、線状ピンホール板をレンズの位置に設置して、撮像する時点で画像のフィルタ処理を行う。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の撮像装置について、その実施形態を図面を参照しながら説明する。
【0010】
〔第1の実施形態〕
図1は、被写体までの距離を選択して撮像し、それ以外の距離の被写体は撮像しない機能を有する撮像装置(カメラ)を示している。図1に示すように、撮像センサ15の4分割ブロック1002〜1005に対応して4つのピンホールを一方向に配置したピンホール板10を前面に配置してある。ピンホール板10からLの距離を中心として前後m/2の、距離方向でmの範囲の被写体を選択して撮影する。ピンホール板10と撮像センサ15との距離をfとする。L>>fの場合、fはレンズの焦点距離に対応する。
【0011】
図2は、図1の位置関係を更に詳しく説明したものである。図2において、ピンホール板10からLの距離にある点αの、各ブロック1002〜1005における撮像位置はそれぞれαA、αB、αC、αDである。被写体の中心位置αから前後m/2の範囲は、各ブロック1002〜1005においてgA、gB、gC、gDの範囲で撮像される。このとき、その中心位置(正確に中心位置である必要はない)の各ブロック左端からの距離をdA、dB、dC、dDとする。これらの幾何学的長さは、距離L、m、fによって決定される。具体的に言うと、gA〜gDはL、m、fによって、dA〜dDはL、fによってそれぞれ決定される。
【0012】
なお、一般的にはカメラの中心線からの被写体の左右方向のずれxについても考慮する必要がある。すなわち、L>>xでない場合には、距離L、m、f、xを指定してgA〜gD、dA〜dDを決めればよい。被写体の中心位置がαとβを結ぶ直線(同じ奥行き距離)上にある場合に対応できる。
【0013】
図3は、図1の撮像装置のシステム構成図である。4分割された撮像センサ15の各ブロック1002〜1005をそれぞれブロックA、B、C、Dと呼ぶこととする。1011〜1014は水平シフトレジスタ(HSR)、1030はフラグ信号FLGA〜FLGDを生成するための演算処理部、1006〜1009はフラグシフトレジスタ(FSR)である。フラグ信号FLGA〜FLGDは、対応画素の撮像の要否を指定するための信号である。
【0014】
図4は、1個の撮像ブロック(ブロックD)1005を示す。このブロック1005は、2次元アレイ化されたMOS型の単位画素(セル)1015を備える。そして、垂直方向に画素間共通の出力信号線(out)1026及びフラグデータ線(flag_data)1025が配され、かつ水平方向に画素間共通のフラグパルス線(flag_pulse)1021、転送線(transfer)1022、リセット線(reset)1023及び電源供給線(read/Vdd)1024が配されている。フラグシフトレジスタ1009には、フラグ信号FLGDをシフトさせるためのクロック信号(clock)1016が供給される。
【0015】
図5は、単位画素を構成するセル1015の等価回路図を示す。1個のセル1015は、フォトダイオード(PD)1034と、第1のキャパシタ1038と、フォトダイオード1034のn層側と第1のキャパシタ1038とを接続する第1の電界効果トランジスタ(FET)1035と、第1のキャパシタ1038をゲートで受けた第2のFET1039とを有する。第1のFET1035のゲートは転送線1022に接続され、第2のFET1039はその一端を出力信号線1026に接続され、他端は第3のFET1033を介して電源供給線1024に接続され、第3のFET1033のゲートと電源供給線1024との間に第2のキャパシタ1032が接続され、第3のFET1033のゲートとフラグデータ線1025との間には第4のFET1031が接続され、第4のFET1031のゲートにはフラグパルス線1021が接続され、フォトダイオード1034のn層側とフラグパルス線1021との間には第5のFET1036が接続され、第5のFET1036のゲートはフラグパルス線1021に接続され、第1のキャパシタ1038とリセット線1023との間には第6のFET1037が接続され、第6のFET1037のゲートもリセット線1023に接続されている。1031、1035、1036及び1037はデプレッション型FETであり、1033及び1039はエンハンスメント型FETである。
【0016】
図6は、図3のシステム中のある画素ライン(ラインnとする)における非破壊読み出し動作と、フラグ挿入動作とを示すタイミングチャートである。図6中のt11〜t17、t21〜t27はタイミングを表している。
【0017】
図6において、タイミングt11では、垂直同期信号VD及び水平同期信号HDが“H”となる。タイミングt12で電源供給線1024が“H”となり、前のフレームでキャパシタ1038に蓄積されていた信号電荷Q0が出力信号線1026にデータQ0として読み出される。タイミングt13でリセット線1023を“H”とし、キャパシタ1038に蓄積されていたデータQ0をリセットする。タイミングt14で転送線1022を“H”とし、1フレーム期間中にフォトダイオード1034で光電変換され蓄積された信号電荷Q1を、FET1035を介してキャパシタ1038に読み出す。次に、タイミングt15で電源供給線1024が“H”になると、キャパシタ1032に記憶されたフラグ(Flag_Q0)が“0”の場合、Vdd電圧がFET1039に印加される結果、キャパシタ1038の信号電荷Q1は出力信号線1026にデータQ1として読み出される。つまり、前フレームのデータQ0に続いて、現フレームのデータQ1が出力信号線1026上に得られる。これらのデータQ0及びQ1は、水平シフトレジスタ1014を介して後段の演算処理部1030に与えられる。なお、キャパシタ1038の信号電荷Q1は、タイミングt23まで破壊されることなく保持される。
【0018】
キャパシタ1038の信号電荷は、電源供給線1024を“H”として1ラインずつ水平シフトレジスタ1014に一括して読み出される。ここで、キャパシタ1032にフラグ“1”が書き込まれていた場合は、このフラグにより、FET1033の閾値が0Vから+5Vに変わるため、出力信号線1026はハイインピーダンス状態となる。このとき、出力信号線1026に接続した負荷抵抗(不図示)をGNDに接続しておくと、信号出力が無い場合は水平シフトレジスタ1014には0が書き込まれる。ここでは、フラグ電荷量として、例えば、C=10fF、V=−5Vとなる程度の電子数をキャパシタ1032に書き込む場合を想定している。
【0019】
次のHDのタイミングt16では、ラインnのフラグ信号が演算処理部1030からフラグシフトレジスタ1009へ帰ってくる。このフラグ信号は、クロック信号1016に応じてフラグシフトレジスタ1009に順次読み込まれる。そして、フラグデータ線1025の“1”はフラグパルス線1021の立ち上がりに同期して(タイミングt17)、ラインnのキャパシタ1032に書き込まれる。この結果、キャパシタ1032のフラグがFlag_Q1に更新される。これと同時に、フォトダイオード1034の蓄積電荷がリセットされる。
【0020】
以上の手順を通じて、4画面を並列に読み出すことのできる撮像センサ15より、並列に読み出された信号出力は後段の演算処理部1030にて処理され、その結果、同一距離とみなされるアドレスにはフラグ“1”を立てて、撮像センサ15に返される。
【0021】
なお、単位画素の構成は図5に限定されるものではなく、入射光を光電変換しかつ現フレームにおいて光電変換された信号電荷を蓄積するための光電変換蓄積部(1034)と、該光電変換蓄積部の後段に接続され前フレームの信号電荷を蓄積保持するための電荷保持部(1038)と、該電荷保持部の信号電荷を外部に読み出すための読み出し部(1039)と、該読み出し部から信号電荷を外部に読み出す機能をフラグ信号に基づいてオンオフ制御するための読み出し制御部(1031〜1033)とを各単位画素に備えておればよい。
【0022】
次に、演算処理部1030の動作について説明する。演算処理部1030は、撮像センサ15の4つのブロック1002〜1005からの画像信号をもとに、画像の特定の領域を選択するフラグ信号、すなわち前述のフラグデータを生成するものである。
【0023】
図7は、信号処理部1030の構成図である。図2のような幾何学的な関係を予め計算しておき、図7のディレイ制御部19と、ゲート時間制御部20とに記憶しておく。このカメラ使用者は、写したい被写体までの距離Lと、写したい範囲mとを選択範囲指定部21で指定する。
【0024】
図7によれば、撮像センサ15のブロックA〜Dからの画素信号は走査により順次出力され、それぞれ信号ディレイ部16a〜16dに入力される。それぞれのディレイ量(時間遅延)は図2のdA、dB、dC、dDを走査時間で換算したものである。ここで時間換算は、撮像センサ15から得られる画素信号が、通常横方向に繰り返し時間掃引された信号であることを利用して、例えば、dAの距離であれば、それに対応した時間換算値を予めディレイ制御部19に記憶しておき、それを信号ディレイ部16aに入力する。信号ディレイ部16a〜16dの出力はそれぞれ、信号ゲーティング部17a〜17dに入力される。各々のゲート時間(信号選択期間)は、図2で示したgA、gB、gC、gDから、画素信号の掃引速度を考慮して時間変化した値を定義したものであり、ゲート時間制御部20に予め記憶されている。これによって、図2のαの位置から距離方向で±m/2の距離にある被写体の画像が、時間的なタイミングを合わせて各信号ゲーティング部17a〜17dから選択的に切り出されて出力される。
【0025】
次に、これらの信号はフラグ生成部30に入力される。フラグ生成部30では、信号ゲーティング部17a〜17dの出力をそれぞれ+,−,+,−と符号を変換して、加算器18で加算する。この場合、想定された距離Lの周辺mの範囲に被写体が写っていれば、画素信号は殆ど同じ大きさとなり、加算器18の出力はほぼ0になる。一方、想定された位置に被写体が無い場合、信号ゲーティング部17a〜17dからの画素信号は異なったものとなり、加算器18の出力は0ではなくなる。このことを利用して、フラグ判断部29は、加算器18の出力の小さい部分のみを、被写体があるものとして論理“1”のフラグ信号を生成し、それ以外では論理“0”のフラグ信号を生成する。このとき、予め信号ディレイ部16a〜16dで設定されたdA〜dDの値をもとに、撮像センサ15の4ブロックそれぞれでの信号タイミングの位置に元に戻してフラグ信号FLGA〜FLGDを生成する。
【0026】
このようにして得られたフラグ信号FLGA〜FLGDは、フラグシフトレジスタ1006〜1009を通じて各ブロックA〜Dに入力され、対応する画素のキャパシタ1032に、所定のタイミングで書き込まれる。そして、図6を用いて説明したとおり、有効なフラグ信号で指定された部分の画素の撮像された画像信号のみが出力信号として出力される。この場合、図7の出力信号は、その出力前に出力切換部を挿入しておき、フラグ信号を有効にする場合のみ映像信号を出力し、その他の場合は出力しないように制御することによって、フラグ信号が無効である場合の不要な映像信号を出力しないようにすることもできる。図7では出力信号はブロックAの水平シフトレジスタ出力を使用しているが、いずれのブロックの水平シフトレジスタ出力を用いてもよい。
【0027】
なお、上記実施形態において、フラグ生成部30は、各信号ゲーティング部17a〜17dからの出力信号が重なるように各ブロックA〜Dからの撮像信号を加算して出力し、これを映像信号として利用することもできる。
【0028】
この構成は、図8に示すように、各信号ゲーティング部17a〜17dの出力を平均値計算部36により加算平均して、出力信号として出力することにより実現できる。この場合は、指定された位置の被写体は鮮明に写るが、その他の位置の被写体はぼやけた画像となる。また、図8の構成は、図7における演算処理部1030中の信号ゲーティング部17a〜17dの出力を用いているが、フラグ生成部30が無くても動作する。信号ゲーティング部17a〜17dからの出力のみを加算するようにすれば、鮮明に写る部分以外の撮像信号は出力されないようにすることもできる。
【0029】
以上のようにすることによって、カメラから距離Lでmの奥行き範囲にある被写体が写っている画素信号のタイミングでフラグ信号FLGA〜FLGDを生成することができる。これらのフラグ信号を用いて、撮像センサ15は、画像出力として、フラグの立っている画像の領域のみ選択して撮像したり、その部分のみ鮮明に撮像して他の部分をぼかせる、という動作を実現できる。また、フラグ信号の極性を反転すれば、フラグ信号が指定した画像領域以外の部分のみを選択撮像することも可能である。
【0030】
なお、以上の説明では撮像センサ15のブロック数を4としたが、2個以上のブロックであれば、全く同様にして同じ機能を実現できる。
【0031】
また、図3中の演算処理部1030の部分を図9の構成に置き換えると、撮像された画像中で、動きがあった領域のみフラグ信号を“1”にし、動領域のみの選択撮像、又は動領域のみ撮像しない(静止領域のみ撮像する)という機能を実現することもできる。
【0032】
図9は、演算処理部1030における、撮像ブロックA(1002)に対応する部分の構成図である。他のブロックB、C、Dについても同じ構成を作ることができる。図9において、31はシフトレジスタ、32はフラグ判定部、33は減算器、34は出力切換部、35はタイミング制御部である。
【0033】
撮像センサ15の水平シフトレジスタ1011から得られる画像信号のうち、まず、図6のデータQ0(前フレームの画像)が選択されて、シフトレジスタ31に順次転送される。次に、図6のデータQ1(現フレームの画像)が転送されてくる。このとき、シフトレジスタ31も同期して、減算器33にデータを各画素ずつ転送する。すなわち、各画素毎に、前フレームの画素と現フレームの画素との差を計算するわけである。計算した結果はフラグ判定部32に送られ、差の大きさ(例えば絶対値)が、予め指定された値以下である場合は、その画素のフラグを“0”とし、それ以外はフラグを“1”として、フラグ信号FLGAとして出力する。この計算をシリアルに順次行い、フラグ信号FLGAは、図3のフラグシフトレジスタ1006へ、撮像センサ15の他の部分とタイミングを合わせて転送される。このとき、計算対象の画素と同じ座標の画素にフラグ信号を書き込む。以上の動作においては、出力切換部34は映像出力を出さずに一定値を出力する。
【0034】
そして、タイミング制御部35により出力切換部34が入力信号を通過させるように設定され、フラグ信号FLGAで“1”と指定された座標の画素値のみが選択され、それ以外の部分は一定値の信号が水平シフトレジスタ1011に転送され、これが出力切換部34を通して出力信号として出力される。
【0035】
以上のような動作により、画像中の動きがあった部分のみを選択して撮像信号を出力する機能を実現することができる。もちろん、フラグ信号の値を反転すれば、動きが無かった部分のみを選択して撮像信号を出力することもできる。
【0036】
〔第2の実施形態〕
図10(a)及び(b)は、本発明における第2の実施形態の構成図である。図10(a)において、1はピンホール板、2は水平移動部、3は垂直移動部、4は撮像センサ、5はピンホール、6は映像信号処理部である。図10(b)は、図10(a)の垂直方向の配置を示したものである。
【0037】
図10(b)において、被写体からの光は、ピンホール5を介して撮像センサ4に投影され、映像信号処理部6により処理され、画像信号(映像信号)となる。これは、従来のピンホールを用いたカメラと同じ原理で被写体を撮像するものである。このとき、水平移動部2の働きによって、図11(a)に示すように、ピンホールの位置をAからBやCに移動することができる。Aの位置での撮影の画角はαの範囲であり、Bではβ、Cではγの範囲となる。このように、水平移動部2の働きによりピンホール位置を水平に移動することによって、カメラをパンすることができる。また、図11(b)に示したように、ピンホールの位置を撮像センサ4に対して垂直方向に移動させることによって、例えばピンホール板が7の位置で、ピンホールDが撮像センサ4に近い場合、画角はδとなって広い範囲を撮像できるのに対し、ピンホール板が1の位置にあるとすると、撮影範囲はεとなり、狭い画角となる。すなわち、垂直移動部3の働きによって、カメラのズームを変えることができる。
【0038】
上記の動作は図12(a)〜(c)のような構造でも実現できる。8は縦方向の線状の孔を有する縦線状孔板、9は横方向の線状の孔を有する横線状孔板である。これを重ね、図12(c)のように垂直移動部3、水平移動部2,2’と組み合わせ、縦線状孔板8と横線状孔板9とを独立に2次元的に移動してカメラのパンニングを実現し、また、垂直移動部3によって縦線状孔板8と横線状孔板9とを同時に上下に移動させることによってズーミングを実現できる。
【0039】
また、上記の動作はポリマを電極でサンドイッチ構造としたゴム状のアクチュエータで実現することもできる(R. Pelrine et al. "Applications of Dielectric Elastomer Actuators", Proc. SPIE, Smart Structures and Materials 2001: Electroactive Polymer Actuators and Devices (EAPAD), Y. Bar-Cohen, ed., Vol.4329, pp.335-349, 2001)。このアクチュエータは、電極に電圧をかけると、ポリマ自体を電子的に変形することができるものである。これを利用すると、板に開けた孔の直径を自由に変化させることができる。つまり、孔の直径を十分小さくしておき、殆ど光が入らない状態にしておくことによって、電極に電圧を印加した時にのみ実質的にピンホールとして機能するようにすることができる。これを利用して、図13(a)に示したように、このような孔をピンホール板10に複数配置し、それぞれのピンホールに配置された電極に独立して電圧を印加できるようにしておけば、電子的にカメラのパンニングを行うことができる。また、このようなゴム状のアクチュエータを用いなくても、図13(b)に示したように、各ピンホールについて、光シャッタ11を装備することによって、ピンホールを開閉することもできる。
【0040】
上記アクチュエータを利用すれば、ズーミングも電子的に実現できる。その実現構造を図14(a)〜(d)に示す。図14(a)は、このようなポリマアクチュエータによるピンホールを有したピンホール板12,13を撮像センサ4に対して垂直に2枚配置したものである。図14(b)のように下側のピンホールを大きくし、上側のピンホールを小さくすれば上側のピンホールのみが作用してズームアップを実現でき、図14(c)のように下側のピンホールを小さくし、上側のピンホールを大きくすれば、下側のピンホールのみが機能してワイドの撮影をすることができる。また、図14(d)に示すように、複数のピンホールF〜Jを重ねて配置し、ピンホールHのみ、ピンホール機能を実現する程度の大きさとし、他のピンホールは十分大きくするようにすることもできる。このとき、ピンホールとして機能するものを、F〜Jのいずれかに設定し、その他のピンホールは直径を十分大きくすることにより、撮像センサ4とピンホールとの距離を複数の設定で切り換えることができる。
【0041】
以上のように、ゴム状のアクチュエータを用いれば、カメラのパンニング、ズーミングを電子的に行うことができる。
【0042】
以上説明してきたとおり、本実施形態における撮像装置においては、ピンホールの位置を切り換えることによりカメラの光軸を変化させたり、ズームを実現することができる。このような構造は、図22で説明したロボットビジョンでも応用が可能である。本発明ではレンズの中にパンニングやズーミングの機構を組み込むことができるので、ロボットの視覚部分を非常にコンパクトに実現することができる。
【0043】
〔第3の実施形態〕
図15は、本発明における第3の実施形態の基本ブロック図である。図15において、23a,23bは線状孔を有するピンホール板で、その裏側には撮像センサが配置されている。24はバッファ、25a,25bは反転バッファ、26は加算器である。
【0044】
図15の線状孔を有するピンホール板23a,23bの動作について説明する前に、まず通常のピンホールの性質について説明する。図16(a)は点状孔を有するピンホール板1と撮像センサ4との位置関係を示したものである。ピンホール板1の光透過特性は、図16(b)のようにδ関数で記述される。すなわち、点状のピンホールである。これによって、レンズ中心を通過する光は直進するという、レンズの機能と同等な機能を実現することができ、ピンホールを用いればカメラを実現できるのである。このとき、図16(c)に示したように、空間周波数領域では、フィルタのかからない、全域通過型の伝達関数となっている。
【0045】
これに対し、図17(a)は、線状孔(矩形の孔)を有するピンホール板22を示す。これは、縦方向には図16(a)のようなピンホールとして機能するが、横方向は図17(b)のように光透過特性は窓関数として機能する。すなわち、横方向のみ、ある範囲の光を加算することができる。すなわち、横方向に画像のローパスフィルタ(LPF)を施すことができるわけである。このとき、空間周波数領域では図17(c)のようなLPF特性となる。
【0046】
また、図18(a)に示したように、ピンホール板23の線状孔の太さdを変化させてやると、横方向の光透過特性は、図18(b)のような、なめらかな形を作ることができる。この場合、空間周波数領域では、図18(c)のような、折り返しの無いLPF特性が得られる。このように、線状ピンホールの孔の幅を制御することによって、図17(b)のような単純な窓関数ばかりでなく、複雑な窓関数を実現することができる。
【0047】
図18(a)より長いピンホールを作成すると、図18(d)に示したような光透過特性となる。この場合、空間周波数領域では、図18(e)のようなLPF特性が得られる。図18(c)と図18(e)との違いは、その遮断周波数の大きさである。短い線状ピンホールの場合は、図18(c)のように遮断周波数f1が高く、帯域の広いLPFとなる。長い線状ピンホールの場合は、図18(e)のように遮断周波数f2が低く、帯域の狭いLPFとなる。また、線状ピンホールの幅を大きくすれば、光が多く入り、光透過率が大きくなる。
【0048】
以上の構造を有したピンホール板22又は23を使い、図16(a)のごとく撮像センサ4を配置すれば、横方向(ピンホールの長手方向)に対して光学的にLPFをかけることができる。すなわち、撮像センサ4からは、それぞれのピンホール板22,23の光透過特性を反映したLPFをかけた画像信号を得ることができる。
【0049】
更に、図15のように構成することによって、図19に示したようなフィルタ係数特性を有するバンドパスフィルタ(BPF)やハイパスフィルタ(HPF)の特性を得ることもできる。図15において、23a,23bは図18(a)の線状孔を有するピンホール板である。これらピンホール板23a,23bの違いは、光透過特性の幅が異なるということである。光透過特性の幅が長い方のピンホール板23bを用いた撮像センサの画像信号のみ極性を反転して加算器26で足し合わせれば、図19のようなBPFの特性を得ることができ、またHPFの特性を得ることもできる。このとき、それぞれの画像信号の大きさにそれぞれ重みを付けて加算することもできる。例えば、図15の一方のピンホール板23aの光透過特性を図18(b)とし、他方のピンホール板23bの光透過特性を図18(d)としたとき、撮像センサからの出力の重みをそれぞれk1、k2に調整して、図18(b)の斜線の面積×k1+図18(d)の斜線の面積×k2が0になるようにすれば、総合的なフィルタの周波数特性(図15の加算器26の出力の周波数特性)は、図18(f)のように、直流成分の無い、HPFかBPFのような特性を実現することができる。また、ピンホール板23a,23bの線状孔の長さを調節することによって、図19の特性(周波数f3,f4の大きさ)を制御することができる。この調整方法は、基本的には図18(c)の遮断周波数f1、及び図18(e)の遮断周波数f2を調節することになる。また、それぞれの撮像センサの出力の重みk1,k2を変化させることによって、図19の周波数特性を変化させることもできる。
【0050】
なお、上記実施形態では2種類の信号を加算したが、3つ以上の信号を加算することも可能であり、周波数特性の異なるフィルタを構成することができる。
【0051】
図20は、4個のブロックA〜Dに分割された撮像センサ15と、その各ブロックに対応したピンホール板27又は28を配置した構成である。被写体が遠方にある場合(撮像センサとピンホール板の距離<<被写体までの距離の場合)、それぞれのブロックには、ほぼ同じ位置に被写体の像が投影されるため、各ブロックA〜Dで撮像された信号を図15のように処理する。この場合、ブロックAとBを用いて図15の構造を作り、ブロックCとDを用いてもう1つの図15の構造を作って、それらの処理された画像信号を加算して最終出力を得ることができる。また、ブロックAとDの画素信号を加算し、またブロックBとDの画素信号を加算した信号を用意し、これらの加算した信号に対して、図15のような構造にして差分を計算してBPF特性を得てもよい。
【0052】
なお、図20は被写体が遠い場合に使用できる構造であるが、被写体が近距離にある場合は、ピンホールの位置の違いによる撮像センサ15上の像の位置の違いが大きくなるため、図15の加算では被写体の写る場所が異なるため画像がぼやけてしまう場合がある。これを防ぐためには、図21に示したような、前述のポリマアクチュエータを用いてピンホールの形状を変化させれば、ピンホールの中心位置はずれず、正確なBPF処理を実現することができる。これは、図15に示した2種類のピンホール板23a,23bを、ゴム状のポリマアクチュエータによって時分割で切り換え、それに同期して撮像センサで画像を撮像するものである。この場合、図15に示した2種類のピンホール板23a,23bによる画像は、1つの同じ撮像センサから時分割で得られる。これらを同時化し、ピンホールの幅が大きい場合の画像の極性を反転して加算することによって、近距離の被写体に対しても、精度良くBPF・LPFの特性を得ることができる。
【0053】
以上のようにすることによって、被写体を撮影する際に、フィルタ処理をかけた画像を簡単な構造で、実時間で得ることができる。
【0054】
【発明の効果】
以上に示したように、本発明によれば、予め指定した距離にある被写体あるいは動きのある被写体を選択的に撮像することができる。また、純電子的にズーミング・パンニングを実現し、安定性の良い、構造が簡単でコンパクトな撮像装置を実現することができる。また、光学的な手段を用いることによって、簡単な構造で高速なフィルタ処理を施した画像を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態における撮像装置の概略構成図である。
【図2】図1の撮像装置の位置関係を説明した図である。
【図3】図1の撮像装置のシステム構成図である。
【図4】図3中の撮像センサの1ブロックを拡大して示した図である。
【図5】図4中の各セルの等価回路図である。
【図6】図3のシステムの動作を示すタイミングチャートである。
【図7】図3中の演算処理部の構成図である。
【図8】図3のシステムにおける映像出力信号の生成例を示すブロック図である。
【図9】図3中の演算処理部の他の構成図である。
【図10】本発明の第2の実施形態における撮像装置の概略構成図である。
【図11】図10の撮像装置の動作説明図である。
【図12】図10の撮像装置の変形例を示す図である。
【図13】図10の撮像装置の他の変形例を示す図である。
【図14】図10の撮像装置の更に他の変形例を示す図である。
【図15】本発明の第3の実施形態における撮像装置の概略構成図である。
【図16】通常の点状ピンホールの性質を説明するための図である。
【図17】線状ピンホールの性質を説明するための図である。
【図18】線状ピンホールの性質を更に説明するための図である。
【図19】図15の撮像装置のフィルタ特性を示す図である。
【図20】図15の撮像装置の変形例を示す図である。
【図21】図15の撮像装置の他の変形例を示す図である。
【図22】従来のロボットビジョンの実装図である。
【符号の説明】
1 ピンホール板
2,2’ 水平移動部
3 垂直移動部
4 撮像センサ
5 ピンホール
6 映像信号処理部
8 縦線状孔板
9 横線状孔板
10 ピンホール板
11 光シャッタ
12,13 ピンホール板
15 撮像センサ
16a〜16d 信号ディレイ部
17a〜17d 信号ゲーティング部
18 加算器
19 ディレイ制御部
20 ゲート時間制御部
21 選択範囲指定部
22 線状孔を有するピンホール板
23 ピンホール板
23a,23b 線状孔を有するピンホール板
24 バッファ
25a,25b 反転バッファ
26 加算器
27,28 ピンホール板
29 フラグ判断部
30 フラグ生成部
31 シフトレジスタ
32 フラグ判定部
33 減算器
34 出力切換部
35 タイミング制御部
36 平均値計算部
1002〜1005 撮像ブロック
1006〜1009 フラグシフトレジスタ(FSR)
1011〜1014 水平シフトレジスタ(HSR)
1015 セル
1021 フラグパルス線(flag_pulse)
1022 転送線(transfer)
1023 リセット線(reset)
1024 電源供給線(read/Vdd)
1025 フラグデータ線(flag_data)
1026 出力信号線(out)
1030 演算処理部
1031,1035,1036,1037 デプレッション型FET
1032,1038 キャパシタ
1033,1039 エンハンスメント型FET
1034 フォトダイオード(PD)

Claims (6)

  1. 所定の距離範囲内に存在する被写体を撮影する機能を有する撮像装置であって、
    各々複数の画素を有する複数の撮像ブロックからなる撮像センサと、
    前記複数の撮像ブロックの各々に被写体を結像させるように、前記複数の撮像ブロックの各々に対応した複数のピンホールを有するピンホール板とを備え、
    前記撮像センサの各画素にそれぞれ論理値0又は1のフラグ信号を保持させ、前記フラグ信号により指定された画素のみ信号電荷の読み出しが許可されるように構成されたことを特徴とする撮像装置。
  2. 請求項1記載の撮像装置において、
    前記複数の撮像ブロックの各々の画素信号をもとに前記各画素に保持させるべきフラグ信号を生成する処理を実行する演算処理部を更に備えたことを特徴とする撮像装置。
  3. 請求項2記載の撮像装置において、
    前記演算処理部は、
    前記複数の撮像ブロックの各々の画素信号に所定の時間遅延を与える複数の信号ディレイ部と、
    前記複数の信号ディレイ部の各々の出力信号を所定の信号選択期間だけ伝達する複数の信号ゲーティング部と、
    前記複数の信号ゲーティング部の各々の出力信号をもとに前記各画素に保持させるべきフラグ信号を生成するフラグ生成部とを有することを特徴とする撮像装置。
  4. 請求項3記載の撮像装置において、
    前記フラグ生成部は、
    前記複数の信号ゲーティング部の各々の出力信号の加減算を実行する加減算器と、
    前記加減算器の出力の大小に応じて前記フラグ信号の論理値を決定するフラグ判断部とを有することを特徴とする撮像装置。
  5. 請求項記載の撮像装置において、
    被写体と前記撮像装置との間の指定された距離に応じて前記時間遅延及び信号選択期間を指定するための手段を更に備えたことを特徴とする撮像装置。
  6. 請求項記載の撮像装置において、
    前記複数の信号ゲーティング部の各々の出力信号の平均値を計算する平均値計算部を更に備え、
    前記平均値計算部の出力を撮像出力信号とすることを特徴とする撮像装置。
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