JP4241915B2 - 救急通報システム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、救急通報に従って患者を救急車により適切な医療機関へ運搬し、救急医療を行うための救急通報システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の救急医療においては、一般に、急病が発生した場合、患者本人あるいは通報者が消防署に電話で救急通報を行い、消防署に待機している救急車が出動し現場に到着後、救急車に急病患者を乗せて運搬し、救急車内では、救急車内で確認した病状や患者に対する問診を元に適当な幾つかの医療機関(病院)に無線等で連絡し、収容確認のとれた医療機関まで運び、その医療機関で治療が行われていた。従来の救急医療では、救急患者発生時、病院側の事情で患者の救急治療や収容を断った為、別の病院を探しているうちに救命可能なはずの生命が救えなかったという、いわゆる「たらい回し」が発生する可能性がある。
【0003】
このような事態を避けるためのシステムとして、例えば、特許文献1には、個人別の救急医療情報が記憶されたICカードを採用し、救急車内で治療対象者が携帯しているこのICカードに記憶された救急医療情報を参考にして救急医療センタと連絡することにより適当な医療機関を探して治療対象者を速やかに運び、迅速な治療ができるようにした救急医療診断システムが開示されている。
【0004】
また、特許文献2には、救急患者の医療データを入手して、患者の応急処置や病院での医療対処を迅速、かつ正確に行なうために、救急医療支援サービスセンタが通信網によって個人宅、救急車、病院と接続され、救急車あるいは病院からの通信回線によるアクセスに応じて、データベースに格納されている救急患者の医療データ、病院に関するデータを提供するものが開示されている。
【0005】
【特許文献1】
特開平5−324680号公報
【特許文献2】
特開2001−338058号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
特許文献1に記載されたような従来の救急医療システムでは、患者のカルテ、病院、主治医等の情報が病院毎に管理されており、患者本人あるいは通報者が、かかりつけの病院、主治医を的確に通報者に説明しない場合、かかりつけ以外の病院に搬送されることがあった。
【0007】
また、病院への収容可否を1件1件無線で直接救急車から確認していたのでは、収容先病院決定までに時間を要しているという問題がある。
【0008】
一方、特許文献2のシステムによれば、病院、救急車から対象となる患者の医療データ(患者の病歴、服用薬、血液型などの基礎データ)を入手でき、患者の応急処置や、病院での医療対処が迅速に、かつ正確に行えるようになる。また、病院の救急治療対応や空き病床数などを常時把握し、救急患者の病院移送の迅速化が図れるようになっている。
【0009】
しかし、特許文献1や特許文献2に記載されたような従来の救急医療システムでは、通報者が口頭で、住所や患者の様態などを消防署に伝える必要がある。その為、通報者が混乱状態にある場合、消防署に必要事項について的確な説明が出来ず、救急車の現場到着が遅れること考えられる。また、音声のみによる通報である為、消防署からの患者の問診や予診、通報者に対する的確な患者救命指示、及び救急車到着前に収容先病院の選択を行うことが困難である。
【0010】
本発明の目的は、より早期、的確に患者の問診及び予診を行い救急車到着までの間、通報者に対し的確な救命指示を与えると共に、患者のかかりつけの病院や、病状に合わせ、かつ短時間に最適の収容病院を決定することのできる救急通報システムを提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成する為、本発明の救急通報システムは、救急発生時に救急通報を行う患者端末と、救急通報の受付を行う消防署端末と、患者の基本データ及び病院のリアルタイムな収容状況を管理し患者の症状と病院の収容状況に従って前記患者の収容先病院を決定し病院の予約を行う救急病院予約システムと、病院の収容状況を通知し予約受け付けを行う病院端末とを備え、前記患者端末、消防署端末及び病院端末は、各々他の端末との間で映像と音声により連絡する為の通信手段を備えており、前記救急病院予約システムは、前記患者及び病院の基本情報を保持するための記憶手段を備えている。
【0012】
本発明では、救急発生時、患者端末から救急通報を行い、救急病院予約システムを経由して消防署端末に通知され、救急通報時に患者端末と消防署端末との間で映像と音声による通信を行い、患者に対する問診データを収集する。搬送中の患者の様子が音声のみならず映像でも消防署端末に送られる。そして、消防署端末から救急病院予約システムに患者の問診内容を送信し、救急病院予約システムは救急病院予約システムで管理している患者データと病院の収容状況から収容先病院を決定し、病院に予約を行う。
以上の一連の動作により本発明の目的が達成される。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図面により詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態になる救急通報システムの構成及びシステムの動作概要を示す説明図である。この救急通報システムは、患者本人が居住し患者本人あるいは介護者等が救急通報を行う(S10)患者宅100と、救急通報を受け付け、患者に対して映像と音声による通信(所謂ビデオチャット)により問診を行う(S20)消防署300と、消防署の送信する問診内容(S30)及び病院200の収容状況の問合せ情報(S40)により患者の収容先病院を決定し病院の予約を行う(S50)救急通報システムサービス提供者施設400と、救急患者を収容する病院200とから構成されている。患者宅100は公衆電話網1あるいは携帯電話網2を介してインターネットあるいは専用線網3に接続され、病院200、消防署300、及び救急通報システムサービス提供者施設400はインターネットあるいは専用線網3に接続されている。
【0014】
予め契約などにより登録され本発明の救急通報システムによるサービスの提供を受ける患者宅100には、患者端末110が設置されている。患者端末110は、カメラ111、マイク112、スピーカ113、ボタン114aを有し、救急発生時救急通報を行い、映像と音声により連絡する為の通信する機能を持つ。なお、患者端末110の代わりに、携帯電話通信網を介して映像と音声を送受できる機能を有するカメラ付携帯電話130を利用しても良い。
【0015】
病院200には、病院端末210が設置されており、病院端末210は、カメラ211、マイク212、スピーカ213を有し、救急通報システムサービス提供者施設400からの病院予約要求を受付け、映像と音声により連絡する為の通信する機能を持つ。
【0016】
消防署300には、消防署端末310が設置されており、消防署端末310はカメラ311、マイク312、スピーカ313を有し、救急発生時、患者端末110からの通報を受付け、患者の基本データを救急通報システムサービス提供者施設400から受信し、患者の問診内容を救急通報システムサービス提供者施設400に送信し、映像と音声により連絡する為の通信機能を持つ。
【0017】
救急通報システムサービス提供者施設400には、救急病院予約システム401が設置されており、救急病院予約システム401は、病院200のリアルタイムな収容状況や患者の基本データを管理するプレゼンスサーバ410と、患者端末110と消防署端末310と病院端末210と、救急車に設置される救急車端末510との間で映像と音声による通信手段を提供するビデオチャットサーバ430と、消防署端末310から送信された患者の問診を受付け、問診内容と患者の基本データと病院の収容状況に従って病院を決定し、決定した収容先病院に予約要求を送信する手配サーバ450と、医師の勤務状況に合わせた連絡先に連絡を行うSIP Proxyサーバ470とから構成されており、各サーバはLAN402によって接続されている。
【0018】
上記実施形態では、患者端末110、病院端末210及び消防署端末310は各々1台しか示されていないが、実際は複数の端末が接続されていてもよい。患者端末110は、患者の自宅だけでなく、例えば、患者が日常使用する乗用車や患者がケアを受けるデイケアサービス提供者の施設等に設置してもよい。
【0019】
さらに、救急車500にもカメラ、マイク、スピーカを備えた救急車端末510を搭載し、無線により、救急病院予約システム401に接続し、ビデオチャットサーバ410を使用して搬送中の患者の様子を音声及び映像で消防署、及び病院に送信してもよい。
【0020】
また、医師600の勤務状況(勤務中、休憩中)をプレゼンスサーバ410で管理し、勤務状況に合わせた医師の連絡先を登録したSIP Proxyサーバ470と連携することにより、医師の勤務状況に従った連絡先に救急発生を通知してもよい。救急病院予約システム401によって収容先の病院200を決定せず、病院端末210からプレゼンスサーバ410を経由してリアルタイムに消防署端末310及び救急車端末510に対して通知される病院の収容状況に従って、消防署及び救急車内に存在する例えば救急救命士が収容先の病院200を決定してもよい。
【0021】
なお、本発明の実施の形態では、各装置間のセッションの確立はSIP(Session Initiation Protocol.IETF RFC2543)/SIMPLE(SIP for Instant Messaging and Presence Leveraging Extensions)にて行い、セッションの確立方法についてはRFCに準拠した手順に従い、手順については、後述する動作例にて説明する。
【0022】
また、本発明の実施の形態では、病院や消防署等関係部署の機密保持や患者のプライバシー保護等のために、救急通報システムの患者端末110、病院端末210、消防署端末310及び救急病院予約システム401の相互間の映像と音声による通信に関して、アクセスを許可する者や、各記憶装置へのアクセス許容範囲等に関し、予め条件が設定され、アクセス権限者に関するIDやパスワード等を救急通報システム内に登録し、維持する機能も設けられている。また、機密保持のために、通信データに関しては暗号化処理を行うための機能も設けられている。以下の説明では、これら機密保持等の処理に関しては説明を省略する。
【0023】
図2は、図1に示す患者宅100に配置される患者端末110の機能を説明する為の図である。患者端末110は、カメラ111、マイク112、スピーカ113、ユーザインターフェース部114、出力表示部115、入出力インターフェース部116、制御部117、記憶装置部118、ネットワークインターフェース部119を有する。
【0024】
入出力インターフェース部116は、入出力装置(ユーザインターフェース部114、出力表示部115、ネットワークインターフェース部119)と制御部117との間で入出力データのやり取りを行う。制御部117は例えばCPUであり、患者端末110で実行する処理を制御する。記憶装置部118は制御部117で実行される各種のプログラム及び、データを記憶する。ネットワークインターフェース部119は他装置とデータ通信を行う際に使用し、公衆電話網1あるいは携帯電話通信網2との接続を行う。ユーザインターフェース部114は、救急通報者が患者端末110に対し通報内容の入力を行うマウス、キーボード、ボタン114aである。ボタン114aはキーボード、マウスによって患者端末110に入力作業を行うことができない場合に使用するもので、ボタン114aを押すことにより、救急通報を行う。
【0025】
ユーザインターフェース部114は救急通報入力信号を受付け、入出力インターフェース部116を介して、制御部117に通知する。制御部117は、救急通報を受信し、記憶装置部118から読み出し実行されているプレゼンスクライアント用プログラムに従って、救急通知要求を生成し、入出力インターフェース部116、ネットワークインターフェース部119を介してプレゼンスサーバ410に送信する。
【0026】
また、ユーザインターフェース部114からの救急通報入力を受付け、制御部117は、記憶装置部118から読み出し実行しているビデオチャットクライアント用プログラムに従って、ビデオチャット接続要求を生成し、入出力インターフェース部116、ネットワークインターフェース部119を介してビデオチャットサーバ430に送信する。制御部117は、ビデオチャットサーバ430が送信したビデオチャット接続要求受付をネットワークインターフェース部119、入出力インターフェース部116を介して受信し、制御部117にて実行しているビデオチャットクライアント用プログラムに従って、ビデオチャット通信を開始する。カメラ111は患者の状態を示す映像を患者端末110内に信号化して取り込み、マイク112は患者100の音声を患者端末110内に信号化して取り込み、入出力インターフェース116を介して、制御部117は映像信号及び音声信号を受付け、ビデオチャットクライアント用プログラムに従って、入出力インターフェース部116、ネットワークインターフェース部119を介して、ビデオチャット通信相手への送信を行う。ネットワークインターフェース部119、入出力インターフェース部116を介して、制御部117が通信相手からの音声及び映像を受信すると、ビデオチャットクライアント用プログラムに従って信号処理を行い、入出力インターフェース部116を介して、スピーカ113から通信相手の音声の出力を行い、出力表示部115から通信相手の映像の出力を行う。
図3は、図1に示す病院200内に設置される病院端末210の機能を説明する為の図である。病院端末210は、カメラ211、マイク212、スピーカ213、ユーザインターフェース部214、出力表示部215、入出力インターフェース部216、制御部217、記憶装置部218、ネットワークインターフェース部219、プリンタ220を有する。
【0027】
入出力インターフェース部216は、入出力装置(ユーザインターフェース部214、出力表示部215、ネットワークインターフェース部219)と制御部217との間で入出力データのやり取りを行う。制御部217は例えばCPUであり、病院端末210で実行する処理を制御する。記憶装置部218は制御部217で実行される各種のプログラム及びデータを記憶する。ネットワークインターフェース部219は他装置とデータ通信を行う際に使用し、インターネットあるいは専用線3との接続を行う。
【0028】
ユーザインターフェース部214は病院200の収容状況の入力を受付け、入出力インターフェース部216を介して、制御部217通知する。制御部217は、病院200の収容状況の入力を受信し、記憶装置部218から読み出し実行されているプレゼンスクライアント用プログラムに従って、病院200の収容状況変更要求を生成し、入出力インターフェース部216、ネットワークインターフェース部219を介してプレゼンスサーバ410に送信する。
【0029】
制御部217は、手配サーバ450が送信した病院予約要求をネットワークインターフェース部219、入出力インターフェース部216を介して受信し、制御部217が実行している予約受付用プログラムに従って、予約受け付け処理を行い、予約完了通知信号を生成し、入出力インターフェース部216、ネットワークインターフェース部219を介して手配サーバ450に送信し、入出力インターフェース216を介して出力表示部215に予約受付内容を表示しする。プリンタ220は予約を受け付けた患者100に関するデータの印刷を行う。
【0030】
また、制御部217は、ネットワークインターフェース部219、入出力インターフェース部216を介して受信したビデオチャット接続要求により、制御部217にて実行しているビデオチャットクライアント用プログラムに従って、ビデオチャット通信を開始する。カメラ211は映像を病院端末210内に信号化して取り込み、マイク212は音声を病院端末210内に信号化して取り込み、入出力インターフェース216を介して、制御部217は映像信号及び音声信号を受付け、ビデオチャットクライアント用プログラムに従って、入出力インターフェース部216、ネットワークインターフェース部219を介して、ビデオチャット通信相手への送信を行う。ネットワークインターフェース部219、入出力インターフェース部216を介して、制御部217が通信相手からの音声及び映像を受信すると、ビデオチャットクライアント用プログラムに従って信号処理を行い、入出力インターフェース部216を介して、スピーカ213から通信相手の音声の出力を行い、出力表示部215から通信相手の映像の出力を行う。
【0031】
図4は、消防署300内に設置される消防署端末310の機能を説明する為の図である。消防署端末310は、カメラ311、マイク312、スピーカ313、ユーザインターフェース部314、出力表示部315、入出力インターフェース部316、制御部317、記憶装置部318、ネットワークインターフェース部319を有する。
【0032】
ユーザインターフェース部314は、消防署300担当者が消防署端末310に対し入力を行うマウス、キーボードである。出力表示部315は入力した内容や、通信相手の映像の表示を行う。入出力インターフェース部316は、入出力装置(ユーザインターフェース部314、出力表示部315、ネットワークインターフェース部319)と制御部317との間で入出力データのやり取りを行う。制御部317は例えばCPUであり、消防署端末310で実行する処理を制御する。記憶装置部318は制御部317で実行される各種のプログラムを記憶する。ネットワークインターフェース部319は他装置とデータ通信を行う際に使用し、インターネットあるいは専用線3との接続を行う。
【0033】
制御部317は、実行しているプレゼンスクライアント用プログラムに従って救急通報通知要求を生成し、入出力インターフェース部316、ネットワークインターフェース部319を介して、プレゼンスサーバ410に送信する。制御部317は、ネットワークインターフェース部319、入出力インターフェース部316を介して、救急通報を受信し、記憶装置部318から読み出し実行されているプレゼンスクライアント用プログラムに従って、入出力インターフェース部316を介して出力表示部315に救急通報内容を表示する。
【0034】
制御部317は、ネットワークインターフェース部319、入出力インターフェース部316を介して受信したビデオチャット接続要求により、制御部317にて実行しているビデオチャットクライアント用プログラムに従って、ビデオチャット通信を開始する。また、制御部317は、ビデオチャット接続要求を生成し、入出力インターフェース部316、ネットワークインターフェース部319を介してビデオチャットサーバ430に送信する。カメラ311は映像を消防署端末310内に信号化して取り込み、マイク312は音声を消防署端末310内に信号化して取り込み、入出力インターフェース316を介して、制御部317は映像信号及び音声信号を受付け、ビデオチャットクライアント用プログラムに従って、入出力インターフェース部316、ネットワークインターフェース部319を介して、ビデオチャット通信相手への送信を行う。ネットワークインターフェース部319、入出力インターフェース部316を介して、制御部317が通信相手からの音声及び映像を受信すると、ビデオチャットクライアント用プログラムに従って信号処理を行い、入出力インターフェース部316を介して、スピーカ313から通信相手の音声の出力を行い、出力表示部315から通信相手の映像の出力を行う。
【0035】
図5は、救急通報システムサービス提供者施設内400に設置されるプレゼンスサーバ410の機能を説明する為の図である。プレゼンスサーバ410は、ユーザインターフェース部414、出力表示部415、入出力インターフェース部416、制御部417、記憶装置部418、ネットワークインターフェース部419、プレゼンスデータベース420を有する。
【0036】
ユーザインターフェース部414は、プレゼンスサーバ410に対し入力を行うマウス、キーボードである。出力表示部415は入力内容や処理結果の表示を行う。入出力インターフェース部416は、入出力装置(ユーザインターフェース部414、出力表示部415、ネットワークインターフェース部419)と制御部417との間で入出力データのやり取りを行う。制御部417は例えばCPUであり、プレゼンスサーバ410で実行する処理を制御する。記憶装置部418は制御部417で実行される各種のプログラム及びデータを記憶する。ネットワークインターフェース部419は他装置とデータ通信を行う際に使用し、LAN402との接続を行う。プレゼンスデータベース420は、病院200の収容状況や患者100の基本データを管理するデータベースである。
【0037】
制御部417は、ネットワークインターフェース部419、入出力インターフェース部416を介してプレゼンスデータベース420で管理しているデータの変更通知要求を受信し、記憶装置部418から読み出し実行されているプレゼンスサーバ用プログラムに従って、プレゼンスデータベース420が保存しているデータの書き換えを行い、変更通知信号を生成し、入出力インターフェース部416、ネットワークインターフェース部419を介して、プレゼンスクライアント用プログラムを実行している端末(例えば、消防署端末310)に送信する。
【0038】
また、制御部417は、ネットワークインターフェース部419、入出力インターフェース部416を介して手配サーバ450が送信した患者データ及び病院データに関する問い合わせを受信し、実行しているプレゼンスマッチング用プログラムに従って、問合せ要求を処理し、結果を、入出力インターフェース部416、ネットワークインターフェース部419を介して手配サーバに送信する。
【0039】
図6は、図5のプレゼンスサーバ410に設置するプレゼンスデータベース420の一例を示す図である。プレゼンスデータベース420は、病院テーブル(a)、医師テーブル(b)、患者テーブル(c)を含むテーブルから構成され、病院テーブル(a)は、病院名、所在エリア、住所、電話、救急医療機関種別、診療科目、収容状況を含む要素から構成される。収容状況は、病院端末210からリアルタイムで更新される病院200の患者の収容状況を記録する為のものである。医師テーブル(b)は、医師名、所属病院、専門、稼動状況を含む要素から構成され、稼動状況は、医師の勤務中や休憩中といった状況を記録する為のものである。患者テーブル(c)は、患者名、所在エリア、住所、電話、かかりつけの病院、担当医、病状、意識、脈拍、血圧、体温を含む要素から構成される。病状は、患者端末110からリアルタイムで送信される、救急や異常なしといった患者の状態を記録する為のものである。
【0040】
図7は、救急通報システムサービス提供者の施設内400に設置されるビデオチャットサーバ430の機能を説明する為の図である。ビデオチャットサーバ430は、ユーザインターフェース部434、出力表示部435、入出力インターフェース部436、制御部437、記憶装置部438、ネットワークインターフェース部439、ビデオチャットデータベース部440を有する。ユーザインターフェース部434は、ビデオチャットサーバ430に対し入力を行うマウス、キーボードである。出力表示部435は入力内容や処理結果の表示を行う。入出力インターフェース部436は、入出力装置(ユーザインターフェース部434、出力表示部435、ネットワークインターフェース部439)と制御部437との間で入出力データのやり取りを行う。制御部437は例えばCPUであり、ビデオチャットサーバ430で実行する処理を制御する。記憶装置部438は制御部437で実行される各種のプログラム及びデータを記憶する。ネットワークインターフェース部439は他装置とデータ通信を行う際に使用し、LAN402との接続を行う。
【0041】
制御部437は、ネットワークインターフェース部439、入出力インターフェース部436を介して、ビデオチャットクライアント用プログラムを実行しているクライアント端末(例えば患者端末110)が送信したビデオチャット接続要求を受信し、クライアント端末が要求している接続相手に関する情報の通知信号を生成し、入出力インターフェース部436、ネットワークインターフェース部439を介して、クライアント端末に送信する。
【0042】
ビデオチャットデータベース440は、ビデオチャットを利用するユーザの情報(例えば、ユーザ名、ユーザURI)を管理している。
【0043】
図8は、救急通報システムサービス提供者の施設内400に設置される手配サーバ450の機能を説明する為の図である。手配サーバ450は、ユーザインターフェース部454、出力表示部455、入出力インターフェース部456、制御部457、記憶装置部458、ネットワークインターフェース部459を有する。ユーザインターフェース部454は、手配サーバ450に対し入力を行うマウス、キーボードである。出力表示部455は入力内容や処理結果の表示を行う。入出力インターフェース部456は、入出力装置(ユーザインターフェース部454、出力表示部455、ネットワークインターフェース部459)と制御部457との間で入出力データのやり取りを行う。制御部457は例えばCPUであり、手配サーバ450で実行する処理を制御する。記憶装置部458は制御部457で実行される各種のプログラム及びデータを記憶する。ネットワークインターフェース部459は他装置とデータ通信を行う際に使用し、LAN402との接続を行う。
【0044】
制御部457は、ネットワークインターフェース部459、入出力インターフェース部456を介して、実行している病院手配処理用プログラムに従って、消防署端末310が送信した患者問診データを受信し、データ解析を行い、プレゼンスマッチングクライアント用プログラムを呼び出し、プレゼンスマッチングクライアント用プログラムに従って、入出力インターフェース部456、ネットワークインターフェース部459を介して、プレゼンスサーバ410へ病院決定要求を送信する。該当信号には病院決定の為の条件が含まれている。また、制御部457は、ネットワークインターフェース部459、入出力インターフェース部456を介して、実行しているプレゼンスマッチングクライアント用プログラムに従って、プレゼンスサーバ410が送信した病院の検索結果を受信し、病院手配処理用プログラムに結果を返し、病院の決定処理を行い、結果を病院予約処理用プログラムに通知し、病院予約要求を生成し、入出力インターフェース部456、ネットワークインターフェース部459を介して、病院端末210に送信する。制御部457は、ネットワークインターフェース部459、入出力インターフェース部456を介して、病院端末210が送信した予約処理結果を受信し、結果を入出力インターフェース部456、ネットワークインターフェース部459を介して、消防署端末310に送信する。
【0045】
図9は、救急通報システムサービス提供者の施設内400に設置されるSIP Proxyサーバ470の機能を説明する為の図である。SIP Proxyサーバ470は、ユーザインターフェース部474、出力表示部475、入出力インターフェース部476、制御部477、記憶装置部478、ネットワークインターフェース部479、レジスタデータベース480を有する。ユーザインターフェース部474は、SIP Proxyサーバ470に対し入力を行うマウス、キーボードである。出力表示部475は入力内容や処理結果の表示を行う。入出力インターフェース部476は、入出力装置(ユーザインターフェース部474、出力表示部475、ネットワークインターフェース部479)と制御部477との間で入出力データのやり取りを行う。制御部477は例えばCPUであり、SIP Proxyサーバ470で実行する処理を制御する。記憶装置部478は制御部477で実行される各種のプログラム及びデータを記憶する。ネットワークインターフェース部479は他装置とデータ通信を行う際に使用し、LAN402との接続を行う。レジスタデータベース480は、医師600の稼動状況に合わせた医師への連絡先を管理するデータベースである。
【0046】
またSIP Proxyサーバ470はプレゼンスサーバ410、ビデオチャットサーバ430、患者端末110、病院端末210、消防署端末310、救急車端末510の各端末間でSIP/SIMPLEの手順に従った信号をやり取りする際、各端末が送信するSIP/SIMPLE信号を受信し、SIP/SIMPLE信号を通信相手に転送する機能をもつ。以下の手順では、SIP Proxyサーバ470による転送手順は記述していないが、実際は各端末間でやり取りするSIP/SIMPLE信号はSIP Proxyサーバ470が一度受信し、送信先の端末へ転送している。
【0047】
図10は、図9に示すSIP Proxy サーバ470に設置するレジスタデータベース480の一例を示す図である。レジスタデータベース480は、医師名、所属病院、稼動状況、連絡先を含む要素から構成されている。
【0048】
次に、本発明の一実施形態になる救急通報システムの動作例を説明する。先ず、救急病院予約システム401の構成要素であるプレゼンスサーバ410に病院端末210から病院200の収容状況の変更を通知する動作例について、図11、図12で説明する。図11は当該動作例を説明する為の図、図12は病院端末210の出力表示部215に表示される画面表示例である。
【0049】
例えば、救急病院予約システム401によって収容先の病院200を決定するのではなく、消防署または救急車内に存在する例えば救急救命士が、病院端末210からプレゼンスサーバ410を経由してリアルタイムに消防署端末310及び救急車端末510に対して通知される病院の収容状況に従って、収容先の病院200を決定する場合を想定する。以下、図11に示す各ステップについて説明する。
【0050】
このような場合、まず、病院200の収容状況に関する変更通知を受け取る端末(例えば消防署端末310)から、制御部(例えば図4の317)で実行しているプレゼンスクライアント用プログラムに従って、ネットワークインターフェース部(例えば図4の319)から、インターネットあるいは専用線網3、LAN401を介して、プレゼンスサーバ410にSUBSCRIBEが送信される(ステップS101)。当該送信信号には、送信元端末を識別する識別子及び病院200の収容状況の通知要求が含まれている。
【0051】
プレゼンスサーバ410の制御部417(図5)は、ステップS101で受信されたSUBSCRIBEに応じて、記憶装置部418から読み出し、実行しているプレゼンスサーバ用プログラムに従って200 OKをネットワークインターフェース部419、LAN402、例えばインターネットあるいは専用線網3を介して、SUBSCRIBE送信元端末(例えば消防署端末310)に送信し、プレゼンスサーバ410がSUBSCRIBEを受信したことを送信元端末(例えば消防署端末310)に通知する(ステップS102)。
【0052】
病院200の患者の収容状況が変化した時、病院200担当者が図3のユーザインターフェース部214を使用して病院端末210の画面、たとえば図12の画面表示例(d)に示す画面、に現在の収容状況215−1を入力し、送信ボタン215−2を押下する。これに伴い、制御部217で実行しているプレゼンスクライアント用プログラムに従って、ネットワークインターフェース部219からインターネットあるいは専用線網3、LAN401を介して、プレゼンスサーバ410にREGISTERが送信される(ステップS103)。当該送信信号には、病院200を識別する識別子(病院名)及び病院200の収容状況(例えば、3人収容可)が含まれている。
【0053】
ステップS103で受信されたREGISTERに応じて、プレゼンスサーバ410の制御部417(図5)は、記憶装置部418から読み出し、実行しているプレゼンスサーバ用プログラムに従って、ネットワークインターフェース部419、LAN402、例えばインターネットあるいは専用線網3を介して、200 OKを病院端末210に送信する(図11,ステップS104)。プレゼンスサーバ410の制御部417は、プレゼンスサーバ用プログラムに従って、ステップS103で受信されたREGISTERに応じて、プレゼンスデータベース420(図5)に対して、図6に示す病院テーブル(a)の要素である収容状況を書き換える要求を出す(ステップS105)。これに伴い、プレゼンスデータベース420は、病院テーブル(a)の要素である収容状況の書き換えを行う(ステップS105)。
【0054】
プレゼンスサーバ410の制御部417は、プレゼンスサーバ用プログラムに従って、ステップS103で受信されたREGISTERに応じて、ステップS101で病院200の収容状況変更の通知要求を送信した端末(例えば消防署端末310)に対し、ネットワークインターフェース部419、LAN402、例えばインターネットあるいは専用線網3を介して、NOTIFYを送信する(ステップS107)。当該送信信号には、病院200を識別する識別子(病院名)及び病院200の収容状況(例えば、3人収容可)が含まれている。NOTIFYを受信した端末(例えば消防署端末310)は、制御部(例えば317)が実行しているプレゼンスクライアント用プログラムに従って、ネットワークインターフェース部、例えばインターネットあるいは専用線網3を介して、200 OKを送信することにより、NOTIFYを受信したことをプレゼンスサーバ410に通知する(ステップS108)。
【0055】
次に、図1における患者端末110から救急通報を行い消防署端末310で救急通報の受付けを行う(S10)までの動作例について、図13、図14で説明する。図13は当該動作例を説明する為の図、図14は患者端末110の出力表示部115に表示される画面表示例を示す図である。以下、図13に示す各ステップについて説明する。
【0056】
予め、消防署端末310の制御部317(図4)で実行しているプレゼンスクライアント用プログラムに従って、SUBSCRIBEを生成し、入出力インターフェース部317、ネットワークインターフェース部319、LAN402、例えばインターネットあるいは専用線網3を介して、プレゼンスサーバ410に送信する。当該信号には、救急通報すなわち、患者の病状変更の通知要求が含まれている(ステップS201)。プレゼンスサーバ410の制御部417(図5)はステップS201で受信されたSUBSCRIBEに応じて、記憶装置部418から読み出し、実行しているプレゼンスサーバ用プログラムに従って200 OKをネットワークインターフェース部419、LAN402、例えばインターネットあるいは専用線網3を介して、消防署端末310に送信し、プレゼンスサーバ410がSUBSCRIBEを受信したことを消防署端末310に通知する(ステップS202)。
【0057】
救急発生時、ユーザインターフェース部114(図2)を使用して、図14の画面表示例に示すような患者端末110の画面に通報内容を入力し(「病状」を「救急」にする)、送信ボタン115−1を押下する(ステップS203)。これに伴い、制御部117で実行しているプレゼンスクライアント用プログラムに従って、ネットワークインターフェース部119からインターネットあるいは専用線網3、LAN401を介して、プレゼンスサーバ410にREGISTERが送信される(ステップS203)。当該送信信号には、患者を識別する識別子(患者名)及び患者の通報内容(例えば、救急、意識のあるなし、脈拍、血圧、体温など)が含まれている。
【0058】
プレゼンスサーバ410の制御部417(図5)は、ステップS204で受信したREGISTERに応じて、記憶装置部418から読み出し、実行しているプレゼンスサーバ用プログラムに従って、ネットワークインターフェース部419、LAN402、例えばインターネットあるいは専用線網3を介して、200 OKを患者端末110に送信する(ステップS205)。プレゼンスサーバ410の制御部417はプレゼンスサーバ用プログラムに従って、ステップS204で受信したREGISTERに応じて、プレゼンスデータベース420(図5)に図6に示した患者テーブル(c)の要素である例えば病状、意識、脈拍、血圧、体温の書き換え要求を出し(ステップS206)、プレゼンスデータベース420にて患者テーブル(c)の要素である例えば病状、意識、脈拍、血圧、体温の書き換えを行う(ステップS207)。
【0059】
プレゼンスサーバ410の制御部417は、プレゼンスサーバ用プログラムに従って、ステップS204で受信されたREGISTERに応じて、ステップS201で患者の病状変更の通知要求を送信した消防署端末310に対し、ネットワークインターフェース部419、LAN402、例えばインターネットあるいは専用線網3を介して、NOTIFYを送信する(ステップS208)。当該送信信号には、例えば、患者を識別する識別子(患者名)及び患者の通報内容(「病状」が「救急」である)、患者の住所、患者のかかりつけ病院が含まれている。NOTIFYを受信した消防署端末310は、制御部が実行しているプレゼンスクライアント用プログラムに従って、ネットワークインターフェース部319、例えばインターネットあるいは専用線網3を介して、200 OKを送信することにより、NOTIFYを受信したことをプレゼンスサーバ410に通知する(ステップS210)。
【0060】
次に、図1における患者端末110と消防署端末310との間でビデオチャットによる問診(S20)を行う動作例について、図15〜図17で説明する。図15は当該動作例を説明する為の図、図16は消防署端末310の出力表示部315に表示される画面表示例を示す図、図17は消防署端末310の出力表示部315に表示され、問診記述を行う画面の表示例を示す図である。
【0061】
以下、図16に示す各ステップについて説明する。予め、消防署端末310の制御部317(図4)で実行しているビデオチャットクライアント用プログラムに従って、MESSAGEを生成し、入出力インターフェース部317、ネットワークインターフェース部319、LAN402、例えばインターネットあるいは専用線網3を介して、ビデオチャットサーバ430に送信する。当該信号には、消防署端末310がビデオチャットサーバ430へのログイン要求及びログインに必要な情報(例えば消防署端末の識別子)が含まれている(ステップS301)。ビデオチャットサーバ430の制御部437(図7)は、ネットワークインターフェース部439、入出力インターフェース部436を介して、MESSAGEを受信すると、実行しているビデオチャットサーバ用プログラムに従って、MESSAGEに含まれているログイン情報に対し認証を行い、正しく認証すると、200 OKを生成し、入出力インターフェース部436、ネットワークインターフェース部439を介して消防署端末310に送信する(ステップS302)。
【0062】
患者端末110に前述した救急通報が入力され、送信ボタンS115−1を押下されると(ステップS203)、入出力インターフェース116を介して制御部117に通知され、制御部117は実行しているクライアント用プログラムに従ってMESSAGEを生成する。このMESSAGEは、入出力インターフェース部416、ネットワークインターフェース部419を介して、ビデオチャットサーバ430に送信される。当該信号は、患者端末110がビデオチャットサーバ430へのログイン要求及びログインに必要な情報(例えば患者端末の識別子)が含まれている(ステップS303)。
【0063】
ビデオチャットサーバ430の制御部437は、ネットワークインターフェース部439、入出力インターフェース部436を介して、MESSAGEを受信すると、実行しているビデオチャットサーバ用プログラムに従って、MESSAGEに含まれているログイン情報に対し認証を行い、正しく認証すると、200OKを生成し、入出力インターフェース部436、ネットワークインターフェース部439を介して消防署端末310に送信する(ステップS304)。また、制御部437は、実行しているビデオチャットサーバ用プログラムに従って、MESSAGEを生成し、入出力インターフェース部436、ネットワークインターフェース部439を介して、患者端末110に送信する。当該信号には、消防署端末情報が含まれている(ステップS305)。
【0064】
患者端末110の制御部117(図2)は、ネットワークインターフェース部119、入出力インターフェース部116を介して、MESSAGEを受信すると、実行しているビデオチャットクライアント用プログラムに従って、受信データを記憶装置部118に保存し、200 OKを生成し、入出力インターフェース部116、ネットワークインターフェース部119を介してビデオチャットサーバ430に送信する(ステップS306)。また、患者端末110の制御部117は、実行しているビデオチャットクライアント用プログラムに従って、消防署端末310とビデオチャット接続を行う為に、INVITEを生成し、入出力インターフェース部116、ネットワークインターフェース部119を介して消防署端末310に送信する。当該信号には、例えば、送信元情報、送信先情報、ビデオチャットに使用する通信メディア情報が含まれている(ステップS307)。
【0065】
消防署端末310の制御部317は、実行しているビデオチャットクライアント用プログラムに従って、ステップ307でINVITEを受信すると、180 Ringingを生成し、入出力インターフェース部316、ネットワークインターフェース部319を介して患者端末110に送信する(ステップS308)。患者端末110の制御部117がステップS308で180 Ringingを受信すると、実行しているビデオチャットクライアント用プログラムに従って、200 OKを生成し、入出力インターフェース部316、ネットワークインターフェース部319を介して消防署端末310に送信する(ステップS309)。
【0066】
消防署端末310の制御部317は、図13のステップS208によりプレゼンスサーバ410が送信したNOTIFYを受信し、図16のステップS307により患者端末110が送信したINVITEを受信すると、入出力インターフェース部316を介して出力表示部315に患者が救急であることを表示し(図16(g)に画面表示例を示す)、スピーカ313からアラーム音を発振する(ステップS310)。
【0067】
消防署員がステップS309のアラーム音を聞き、出力表示部315を確認する(=ユーザインターフェース部314を使用して確認ボタン315−1を押下する、ステップS311)と、入出力インターフェース316を介して制御部317に通知され、制御部317で実行しているビデオチャットクライアント用プログラムに従って、ACKを生成し、入出力インターフェース部316、ネットワークインターフェース部319を介して患者端末110に送信する(ステップS312)。以上の手順により、ビデオチャット接続が完了し、患者端末110及び消防署端末310それぞれの出力表示部に通信相手の映像が表示される。図16の(h)に示す消防署端末310の画面表示例のように、消防署端末310の出力表示部315は患者映像と共に、問診内容を記述するシートを表示する。患者端末110及び消防署端末310それぞれに備えたカメラ、マイク、スピーカを使用したビデオチャット通信により、消防署300は患者に対して問診を行う(ステップS313)。消防署端末310の出力表示部315に表示し問診記述を行うために、図17の表示例に示すような問診内容を、ユーザインターフェース部314を使用して、記述する。図17の画面表示例において、プレゼンスサーバ410で管理しているデータは予め記入されているが、記入をやり直してもよい。
【0068】
なお、患者端末110はステップS309やステップS310の後、消防署端末310から一定時間応答がなければ、ステップS303からS313の手順に従って消防署端末310のかわりに病院端末210との通信確立を行い、患者は病院200からの指示を仰ぐことができる。
【0069】
次に、図1に示す消防署端末310が患者の問診データを送信し(S30)、手配サーバ450が問診データを受信後、病院に問い合わせ(S40)、収容先病院を決定し、病院端末210に予約を行う(S50)まで動作例について説明する。図18〜図20は当該動作例を説明する為の図であり、以下図18〜図20に示す各ステップについて説明する。
【0070】
消防署端末310のユーザインターフェース部316(図4)を使用して問診内容を図17の表示例に示すような出力表示部315の表示画面に記入後、送信ボタン315−2を押下すると(ステップS401)、入出力インターフェース部316を介して制御部317に通知され、制御部317で実行している救急病院予約クライアント用プログラムに従って問診データを、入出力インターフェース部316、ネットワークインターフェース部319、LAN402、例えばインターネットあるいは専用線網3を介して、手配サーバ450に送信する(ステップS402)。手配サーバ450の制御部457(図8)はネットワークインターフェース部459、入出力インターフェース部456を介して、問診データを受信し、実行している病院手配処理用プログラムに従って、受信した問診データを解析し、プレゼンスサーバ410の有するプレゼンスデータベース420で管理する項目(例えば、脈拍、体温、血圧)がないかチェックを行い(ステップS403)、プレゼンスデータベース420で管理する項目が存在する場合は、REGISTERを生成し、入出力インターフェース部456及びネットワークインターフェース部459を介してプレゼンスサーバ410に送信する。当該信号には、ステップS403で解析した患者のデータが含まれている(ステップS404)。プレゼンスサーバ410の制御部417(図5)はステップS404で受信したREGISTERに応じて、記憶装置部418から読み出し、実行しているプレゼンスサーバ用プログラムに従って200 OKをネットワークインターフェース部419、LAN402、例えばインターネットあるいは専用線網3を介して、手配サーバ450に送信し、プレゼンスサーバ410がREGISTERを受信したことを手配サーバ450に通知する(ステップS405)。プレゼンスサーバ410の制御部417はプレゼンスサーバ用プログラムに従って、ステップS404で受信したREGISTERに応じて、プレゼンスデータベース420(図5)に、図6に示す患者テーブル(c)の要素である例えば病状、意識、脈拍、血圧、体温の書き換え要求を出し(ステップS406)、プレゼンスデータベース420にて患者テーブル(c)の要素である例えば病状、意識、脈拍、血圧、体温の書き換えを行う(ステップS407)。
【0071】
手配サーバ450は、ステップS403で処理結果がNOであった場合、またはステップ405の200 OKを受信した場合、制御部457は、プレゼンスマッチングクライアント用プログラムを実行し、検索条件に一致する病院を検索するよう、プレゼンスマッチング要求を含むMESSAGEを生成し、入出力インターフェース部456、ネットワークインターフェース部459、LAN402、例えばインターネットあるいは専用線網3を介して、プレゼンスサーバ410に送信する。当該信号には、プレゼンスマッチング条件(例えば、患者名、救急医療機関種別、診療科目)が含まれている(ステップS408)。プレゼンスサーバ410の制御部417はステップS408でMESSAGEを受信すると、実行しているプレゼンスサーバ用プログラムに従って200 OKをネットワークインターフェース部419、LAN402、例えばインターネットあるいは専用線網3を介して、手配サーバ450に送信し、プレゼンスサーバ410がMESSAGEを受信したことを手配サーバ450に通知する(ステップS409)。プレゼンスサーバ410の制御部417は、記憶装置部418からプレゼンスマッチング用プログラムを読み出し、実行し、プレゼンスマッチングを行う(ステップS410)。プレゼンスマッチングの詳細は、後で図19により説明する。
【0072】
次に、MESSAGEを生成し、プレゼンスマッチング処理の結果得られた収容先候補となる病院を手配サーバ450に送信する(ステップS411)。手配サーバ450の制御部457はMESSAGE受信通知を示す200 OKを生成し、プレゼンスサーバ410に送信する。手配サーバ450の制御部457はステップS411で受信した結果から収容先となる病院を決定し(ステップ413)、収容先を消防署端末310に通知する(ステップS414)。病院決定処理(ステップ413)の詳細は、後で図20により説明する。
【0073】
次に、プレゼンスマッチング処理(ステップS410)の動作例について説明する。図19はプレゼンスマッチング処理の動作例を説明する為の図であり、以下図19に示す各ステップについて説明する。
【0074】
プレゼンスサーバ410の制御部417は、実行しているプレゼンスマッチング用プログラムに従って、図18のステップS408で受信したプレゼンスマッチング条件を使用してプレゼンスマッチング処理を開始する(ステップS410)。先ず、患者名を検索キーとしてプレゼンスデータベース420に患者のかかりつけの病院を問い合わせ、問合せ結果の病院名をキーとして、収容状況が収容可能である病院を問い合わせる(ステップS501)。以上の条件に一致した病院を検索結果として得た場合、制御部417はプレゼンスサーバ用プログラムに従ってMESSAGEを生成し、手配サーバ450に送信する。当該信号には、例えば、ステップS501で得た病院名と病院の住所、電話番号が含まれている。ステップS501で結果を得られなかった場合、プレゼンスサーバ410の制御部417は、プレゼンスマッチング用プログラムに従って、図18のステップS408で受信したプレゼンスマッチング条件(例えば救急医療機関種別、診療科目、エリア)をキーとしてプレゼンスデータベース420に問い合わせる。結果が得られた場合は、制御部417はプレゼンスサーバ用プログラムに従ってMESSAGEを生成し、手配サーバ450に送信する。当該信号には、例えば、ステップS502で得た病院名と病院の住所、電話番号が含まれている。ステップS502で結果が得られなかった場合はプレゼンスマッチング条件の項目数を減らし、再びステップS502の処理を行う。
【0075】
次に、病院決定処理(S50)の動作例について説明する。図20は当該動作例を説明する為の図であり、以下図20に示す各ステップについて説明する。図18のステップS411で受信したプレゼンスマッチング結果を使用して、手配サーバ450の制御部457は病院決定を行う(ステップS413)。図18のステップS411で受信したプレゼンスマッチング結果が1件である場合(ステップS601)、受信結果を収容先病院と決定し、消防署端末310に収容先病院通知を行う(ステップS414)。ステップS601でプレゼンスマッチング結果が複数である場合、患者住所から病院住所までの到着時間を制御部457で実行しているナビゲーション用プログラムにより算出し、到着時間が最短となる病院を収容先病院と決定し(ステップS602)、消防署端末310に収容先病院通知を行う(ステップS414)。消防署端末310の制御部317は実行している病院予約処理用プログラムに従って、ステップS414で受信した収容先病院端末210に病院予約要求を行う(ステップS604)。病院端末210の制御部217は予約受け付け用プログラムに従って病院予約処理を行い(ステップS605)、消防署端末310に予約処理結果を送信する(ステップS606)。予約を受け付ける場合、病院端末210の制御部217は出力表示部215に、図12の出力表示部表示例の(e)を表示し、スピーカ212から収容を受け付けたことを通知するアラーム音を発振する。OKボタン215−3が押下されると、出力表示部215に受付患者リストが表示され(図12(e))、患者名を押下すると患者データが表示され、表示内容がプリンタ220より出力される。
【0076】
消防署端末310の制御部317は、ステップS604で病院予約要求を送信後、応答タイマを開始し、ネットワーク障害等によって応答タイマ間にステップS606の予約処理結果通知を受信できない場合、出力表示部315に収容先病院と住所、電話番号と収容先病院の予約ができなかったので電話連絡を行うよう表示する。ステップS607で応答タイマ間に処理結果を受信できた場合、ステップS609へ進み、予約処理結果を確認し、予約OKであれば、消防署端末310の出力表示部315に収容先病院名、連絡先、住所を表示する(ステップS611)。表示例を図21に示す。ステップS609で予約NGであるときはNGを送信した病院の収容状況をNGにする要求通知を生成し、手配サーバ450に送信し(ステップS610)、手配サーバ450はREGISTERを生成し、プレゼンスサーバ410に送信する。該当信号には、予約通知NGを送信した病院端末210の病院名と病院の収容状況を収容不可に変更する要求が含まれている(ステップS612)。プレゼンスサーバ610の制御部617は病院データベース620が管理する病院テーブル(図6の(a))の病院収容状況を収容不可に変更し(ステップS613)、REGISTERを受信したことを通知する為に200 OKを生成し、手配サーバ450に送信する(ステップS614)。手配サーバ450の制御部457は、図18のステップS408に戻り、再びプレゼンスマッチング処理から行う。
【0077】
ステップS606で病院予約が完了した場合、病院端末210の制御部217は図15のステップS301、S302の手順に従って、ビデオチャットにログインし、消防署端末310の制御部317は図15のステップS307からS311の手順に従って病院端末210とのビデオチャット通信を行ってもよい。消防署端末310とビデオチャット通信を行うことで、病院端末210においても患者宅100の映像を出力表示部215に表示することができる。また、救急車端末510においても同様の手順によりビデオチャット通信が可能となる。
【0078】
患者端末110と病院端末210と消防署端末310と間におけるビデオチャット通信を確立することで、救急通報及び問診を行なえるだけではなく、患者映像が配信されることで、救急車到着までの間、通報者に対しより的確な救命指示を与えることが可能となる。
【0079】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、救急通報の後、救急車到着までの間、各端末間におけるビデオチャット通信を利用して、患者映像が配信され、患者の状態に関する生の情報が関係部署に伝達される。また、映像を利用した問診も行なわれる。そのため、より早期に、より的確に患者の問診及び予診を行い救急車到着までの間、通報者に対し的確な救命指示を与えると共に、患者のかかりつけの病院や、病状に合わせ、かつ短時間に最適な収容病院を決定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態になる救急通報システムの構成及び機能を示す説明図である。
【図2】 図1に示すシステムの患者宅に配置される患者端末の構成例を説明する為の図である。
【図3】 図1に示すシステムの病院内に設置される病院端末の構成例を説明する為の図である。
【図4】 図1に示すシステムの消防署内に設置される消防署端末の構成例を説明する為の図である。
【図5】 図1に示すシステムの救急通報システムサービス提供者施設内に設置されるプレゼンスサーバの構成例を説明する為の図である。
【図6】 図5に示すプレゼンスサーバに設置するプレゼンスデータベースの一例を示す図である。
【図7】 図1に示すシステムの救急通報システムサービス提供者施設内に設置されるビデオチャットサーバの構成例を説明する為の図である。
【図8】 図1に示すシステムの救急通報システムサービス提供者施設内に設置される手配サーバの構成例を説明する為の図である。
【図9】 図1に示すシステムの救急通報システムサービス提供者施設内に設置されるSIP Proxyサーバの機能を説明する為の図である。
【図10】 図9に示すSIP Proxyサーバに設置するレジスタデータベースの一例を示す図である。
【図11】 図1に示す救急通報システムにおいて、病院端末から救急病院予約システムに病院の収容状況の変更を通知する動作例を説明する為の図である。
【図12】 図11の例における、病院端末の出力表示部に表示される画面表示例を示す図である。
【図13】 図1に示す救急通報システムにおいて、患者端末から救急通報を行い、消防署端末310で救急通報を受付け、ビデオチャットによる問診を行うまでの動作例を説明する為の図である。
【図14】 図13の例における、患者端末の出力表示部に表示される画面表示例を示す図である。
【図15】 図1に示す救急通報システムにおいて、消防署端末の出力表示部に表示される画面表示例(1)を示す図である。
【図16】 図15の例における、病院端末の出力表示部に表示される画面表示例を示す図である。
【図17】 図15の例における、消防署端末の出力表示部に表示され、問診記述を行う画面の表示例を示す図である。
【図18】 図1に示す救急通報システムにおいて、消防署端末が患者の問診データを送信し、手配サーバが問診データを受信後、収容先病院を決定し、病院端末に予約を行うまで動作例について説明する図である。
【図19】 図18の例における、プレゼンスマッチング処理の動作例を説明する為の図である。
【図20】 図18の例における、病院決定処理の動作例について説明する為の図である。
【図21】 図18の例における、消防署端末の出力表示部に表示される画面表示例(2)を示す図である。
【符号の説明】
1・・公衆電話網
2・・携帯電話網
3・・インターネットあるいは専用線網
4・・無線
100・・患者宅
110・・患者端末
200・・病院
210・・病院端末
300・・消防署
310・・消防署端末
401・・救急病院予約システム
410・・プレゼンスサーバ
420・・ビデオチャットサーバ
430・・手配サーバ
440・・SIP Proxyサーバ
500・・救急車
600・・医師。

Claims (5)

  1. 救急発生時に救急通報を行う患者端末と、救急通報の受付を行う消防署端末と、患者の基本データ及び病院のリアルタイムな収容状況を管理し患者の症状と病院の収容状況に従って前記患者の収容先病院を決定し病院の予約を行う救急病院予約システムと、病院の収容状況を通知し予約受け付けを行う病院端末とを備え、
    前記患者端末、消防署端末及び病院端末は、各々他の端末との間で映像と音声により連絡する為の通信手段を備えており、
    前記救急病院予約システムは、前記患者及び病院の基本情報を保持するための記憶手段を備えており、
    前記救急病院予約システムは、前記病院のリアルタイムな収容状況や前記患者の基本データを管理するプレゼンスサーバと、通信ネットワークを介して相互に接続されたいずれかの前記端末との間で映像と音声による通信手段を提供するビデオチャットサーバと、前記消防署端末から送信された前記患者の問診を受付け該問診内容と前記患者の基本データと病院の収容状況に従って収容先病院を決定し該収容先病院に予約要求を送信する手配サーバと、医師の勤務状況に合わせた連絡先に連絡を行う SIP Proxy サーバとを備えており、前記各サーバは LAN によって接続されていることを特徴とする救急通報システム。
  2. 救急発生時に救急通報を行う患者端末と、救急通報の受付を行う消防署端末と、患者の基本データ及び病院のリアルタイムな収容状況を管理し患者の症状と病院の収容状況に従って前記患者の収容先病院を決定し病院の予約を行う救急病院予約システムと、病院の収容状況を通知し予約受け付けを行う病院端末とを備え、
    前記患者端末、消防署端末及び病院端末は、各々他の端末との間で映像と音声により連絡する為の通信手段を備えており、
    前記救急病院予約システムは、前記患者及び病院の基本情報を保持するための記憶手段を備えており、
    前記救急病院予約システムは、前記病院のリアルタイムな収容状況や前記患者の基本データ及び医師の勤務状況を管理するプレゼンスサーバと、通信ネットワークを介して相互に接続されたいずれかの前記端末との間で映像と音声による通信手段を提供するビデオチャットサーバと、前記消防署端末から送信された前記患者の問診を受付け該問診内容と前記患者の基本データと病院の収容状況に従って収容先病院を決定し該収容先病院に予約要求を送信する手配サーバとを備えており、前記各サーバは LAN によって接続されていることを特徴とする救急通報システム。
  3. 請求項1または2に記載の救急通報システムにおいて、前記消防署端末は、画面に患者の映像と共に該患者に対する問診内容を記述するシートを表示する機能を備え、前記消防署端末が前記患者の問診データを前記救急病院予約システムに送信し、該救急病院予約システムが前記問診データを受信後、収容先病院を決定し、前記病院端末に予約を行うことを特徴とする救急通報システム。
  4. 請求項1または2に記載の救急通報システムにおいて、救急車に設置される救急車端末を備え、該救急車端末は、前記患者端末と前記消防署端末および前記病院端末との間で映像と音声により連絡する為の通信手段を備えていることを特徴とする救急通報システム。
  5. 請求項に記載の救急通報システムにおいて、前記病院端末からプレゼンスサーバを経由してリアルタイムに前記消防署端末及び前記救急車端末に対して通知される病院の収容状況の情報に基き、前記消防署端末または前記救急車端末から収容先病院を決定する機能を有していることを特徴とする救急通報システム。
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