JP2013041479A - トリアージシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】医療機関の受診が必要もしくは救護の緊急度が高い虞れのある患者について救急車の要請が必要であるか等の、緊急の程度を客観的に判断することができるシステムを提供する。
【解決手段】電話の公衆回線網に接続されたCTI装置と、トリアージ判定支援装置と、利用者に割り当てられた固有のIDと、当該IDに関連づけられた氏名、電話番号を含む個人特定情報および当該IDに関連づけられた利用履歴、病歴を含む医療情報を記憶するデータテーブルを有したデータベースと、前記CTI装置とトリアージ判定支援装置に接続されたオペレーター端末を有し、前記CTI装置から取得した電話番号に基づいて、当該電話番号に対応する前記ID、個人特定情報および医療情報を前記データベースから抽出するとともに、オペレーター端末を介して入力された設問に対する利用者の回答に基づいて医療的な処置の緊急度を判断する。
【選択図】図1

Description

本発明は、病気、怪我、その他身体が不調の際に医療的な処置に関する緊急度を知ることができるシステムに関する発明であり、医療機関に対する情報伝達および医療連携システムに関する発明である。また、利用者の健康管理ツールとしての利用を介して、利用者と医療機関を繋ぐシステムに関する発明である。
ネットワークを介して接続された救急端末、医療施設端末、受入先探索サーバを有し、救急端末、医療施設端末、受入先探索サーバを無線或いは有線により互いの通信を可能とした特許文献1に記載の救急患者受入先探索システムがある。当該救急患者受入先探索システムは、病院が患者受入可能であるか否かを、救急隊が救急端末を介して受入先探索サーバに問い合わせることにより、容易に知ることができるものである。すなわち、当該システムは、救急医療施設に設置された医療施設端末から所定の時間毎に救急患者への対応可否情報が更新されて受入先探索サーバに蓄積されることにより、受入先探索サーバが救急端末からの問い合わせに答えることができるというものである。
特開2010−277383号公報
救急患者の搬送先を迅速に探すことは非常に重要である。一方において、緊急度の低い症状の軽い患者の場合であっても救急車の要請が行われ、本来必要な緊急度の高い患者に対する救急が遅れるという場合もある。また、自分自身の容態であっても、自分の救急度を判断するのは意外と難しく、我慢をすることで症状が重症化するというケースもあるし、実際には緊急度の低い症状であっても救急車を要請するというケースがある。
本発明は、上記課題に鑑み発明されたものであって、自身を含めた救護の緊急度が高い虞れのある患者について、救急車の要請が必要であるか等の緊急の程度を客観的に判断することを目的としたシステムの提供を課題とするものである。
上記課題を解決するために本願発明は以下の構成を有する。すなわち、
電話の公衆回線網に接続されたCTI装置と、
トリアージ判定支援装置と、
当該トリアージ判定支援装置によって管理されるデータベースであって、利用者に割り当てられた固有のIDと、当該IDに関連づけられた氏名、電話番号を含む個人特定情報および当該IDに関連づけられた利用履歴、病歴を含む医療情報を記憶するデータテーブルを有したデータベースと、
前記CTI装置とトリアージ判定支援装置に接続されたオペレーター端末を有し、
前記トリアージ判定支援装置は、前記CTI装置から取得した電話番号に基づいて、当該電話番号に対応する前記ID、個人特定情報および医療情報を前記データベースから抽出するとともに、オペレーター端末を介して入力された設問に対する利用者の回答に基づいて医療的な処置の緊急度を判断するようになっていることを特徴とするトリアージシステム。
また、本発明は上記トリアージシステムにおいて、予め用意された設問内容に対する回答に基づいて医療的な処置に関する緊急度を判断するインターネットに接続されたセルフトリアージ判定支援装置と、
当該セルフトリアージ判定支援装置によって管理されるデータベースであって、利用者に割り当てられた固有のIDと、当該IDに関連づけられた氏名、電話番号を含む個人特定情報および当該IDに関連づけられた利用履歴、病歴を含む医療情報を記憶する第2のデータベースと、
前記オペレーター端末によるトリアージ判定支援装置を駆動する際に、前記第2のデータベースから前記第2の医療情報を取得し、前記データベースに記憶された医療情報および前記第2のデータベースに記憶された第2の医療情報に基づいて医療的な処置に関する緊急度を判定することを特徴とする。
本発明は、電話の公衆回線網に接続されたCTI装置を有しているので、オペレーターが患者や救急隊、医師等の医療関係者と直接通話を行うことで、トリアージ判定結果の取得および通知や連絡、救急隊による病院の手配や病院側による受け入れ準備等の連係を円滑に行うことができるものとなっている。
また、トリアージ判定支援装置は、オペレーターのみならず救急隊、医師等の医療関係者も使用することが出来るので、迅速な判断や処置に利用することができるという効果を有している。
また、傷病者の治療や診断の元となる必要な基本情報や問診によって得られた情報を医療機関に伝達可能することにより、受診もしくは搬送の際に医療機関が傷病者の必要な情報を取得することが可能である情報伝達・医療連携のシステムを提供でき、普段は利用者(患者)が健康管理ツールとして利用できるようにすることで医療機関と利用者をつなぐ手段の提供も可能となっている。
また、本発明はオペレーターを介すことなく、コンピュータや携帯端末によってセルフトリアージ判定支援装置を利用することが出来るようになっている。そして、セルフトリアージ判定支援装置は緊急時のみならず、平常時においても利用者や利用者の家族などの情報をデータベースに登録しておくことが可能である。そして、このセルフトリアージ判定支援装置によって登録されたデータベースの情報を、トリアージ判定支援装置によっても利用可能となっているので、緊急時などにはトリアージ判定支援装置を介してセルフトリアージ判定支援装置によって登録されたデータベースの情報を利用することができるという効果を有している。
本発明に係るトリアージシステムの構成図である。 オペレーター端末を用いたトリアージシステムの処理概念図である。 オペレーター端末に表示される画面の一例である。 オペレーター端末を用いた処理のフローチャートである。 オペレーター端末に表示される相談者情報画面の一例である。 (a)はオペレーター端末に表示されるコール履歴検索画面の一例であり、(b)は基本情報入力画面の一例である。 (a)はオペレーター端末に表示される患者情報の入力画面の一例であり、(b)は診療科目情報の入力画面の一例である。 オペレーター端末に表示される相談者情報の登録画面の一例である。 オペレーター端末に表示される主訴一覧画面の一例である。 オペレーター端末に表示される主訴選択画面の一例である。 オペレーター端末に表示される診断画面の一例である。 オペレーター端末に表示される症状入力画面の一例である。 オペレーター端末に表示される生体情報入力・診断画面の一例である。 オペレーター端末に表示される診断結果入力・保存画面の一例である。 オペレーター端末に表示される対応画面の一例である。 オペレーター端末に表示される対応内容入力・保存画面の一例である。 オペレーター端末に表示される検索画面の一例である。 オペレーター端末に表示される検索結果一覧画面の一例である。 オペレーター端末に表示される転帰画面の一例である。 オペレーター端末に表示される診断・対応内容画面の一例である。 オペレーター端末に表示される帳票画面の一例である。 セルフトリアージ判定支援装置における初期の処理概念図である。 セルフトリアージ判定支援装置が提供する初期画面の一例である。 セルフトリアージ判定支援装置のログイン完了後の画面の一例である。 セルフトリアージ判定支援装置を用いた処理のフローチャートである。 セルフトリアージ判定支援装置の診療科目選択画面の一例である。 セルフトリアージ判定支援装置の症状選択画面の一例である。 セルフトリアージ判定支援装置における処置アドバイスを表示する画面の一例である。 セルフトリアージ判定支援装置における判定結果の表示例の説明図である。
以下発明を実施するための形態について説明する。
図1は、本発明に係るトリアージシステム1および当該トリアージシステム1に関連した各手段の構成を表した構成図である。
トリアージシステム1は、電話の公衆回線網に接続されたCTI装置2とトリアージ判定支援装置3と、当該トリアージ判定支援装置3によって接続され管理される第1のデータベース4と、前記CTI装置2とトリアージ判定支援装置3に接続されたオペレーター端末5を有している。
また、インターネットIに接続されたセルフトリアージ判定支援装置6と、当該セルフトリアージ判定支援装置6に接続され管理される第2のデータベース7を有している。トリアージ判定支援装置3およびセルフトリアージ判定支援装置6は、CPU、記憶装置、入出力装置、ネットワークインターフェイス等の通常の手段を備えたコンピュータ装置である。また、インターネット、ネットワーク接続される各装置にはファイヤーウォールが設けられている。
CTI装置2は、公衆回線Kに接続された主装置および当該主装置をインターフェイスとして電話回線を利用した通信の制御、通話データの制御等を行う装置である。当該CTI装置2は、主に主装置から発着信情報(発信、着信、保留、応答、切断等)を取得して、オペレーター端末5に設けられている電話、FAX機能を利用可能にするとともにトリアージ判定支援装置3による情報の取得を可能とするものである。
また、オペレーター端末5の制御により通話録音制御も可能であり、取得した発着信情報に対応する通話の録音開始、録音停止、通話録音データの音声ファイル(WAV形式)変換及び管理を行うようになっている。また、稼動状況、登録している外線の状態(発着信番号、使用内線、使用状態)のリアルタイム表示、発着信履歴の検索、通話録音履歴の検索および再生、発着信履歴の集計、表示、出力等を行うことができるようになっている。
トリアージ判定支援装置3は、患者のバイタル、症状といった患者情報に基づいて救命に関する救急度を判定するプログラムを実行する装置である。本実施の形態に係るトリアージ判定支援装置3は、接続回線の一種であるVPNを用いて若しくは直接オペレーター端末5と接続しており、当該オペレーター端末5を介してトリアージ判定支援装置3に用意されている設問等の入力項目に対する情報入力や制御をするようになっている。なお、トリアージ判定支援装置3とオペレーター端末5は、一体の装置として構成しても差し支えがないものである。
VPN(V)とはVirtual Private Networkのことであり、主として既存のインターネット回線を利用して、機密性の高いネットワークを構築したシステムのことである。当該VPNを使用することにより、装置が離れた場所に設置されていても、セキュリティーを保ちつつ通信を行わせデータの送受信を可能としたものである。
オペレーター端末5は、キーボード等の入出力装置、CPUその他の制御手段、オペレーター用プログラム、トリアージ判定支援装置3とのインターフェイスを備えた装置であり、さらに電話での音声通話を行うための通話手段、受信したFAXの表示や送受信を行う手段を備えたものである。
オペレーター端末5を起動すると、トリアージ判定支援装置3においてプログラム(Telephone-Triage−Webアプリ)が実行可能となる。当該プログラムは、オペレーターが行う電話での応答内容に基づいて入力や各種操作を行い、当該操作に基づいて所謂トリアージと言われる医療的な処置に関する緊急度を判定するものとなっている。なお、トリアージ判定支援装置3およびセルフトリアージ判定支援装置6は、緊急時の利用のみならず、通常時における利用者の健康を記録して管理したり、病名や薬、血液型、感染症、その他個人情報を管理する装置としても利用可能となっている。
図2はオペレーター端末5として実行されるソフトウエア(Webアプリ)の概要を表した説明図である。オペレーター端末5を中心としたハードウエアの構成は前記図1に示した通りである。
緊急時を除く一般的な利用の場合、利用者(患者)の情報は、オペレーター端末5を介して予め患者情報としてデータベース4に記憶されている。利用者が、病気、怪我などで救急搬送を希望したいと考えた場合、あるいは救急搬送を依頼すべきかどうか迷う場合に、オペレーター端末5に対して電話またはFAXを行う。この電話またはFAXは、CTI装置2を介してオペレーター端末5に接続され、オペレーターを介してトリアージ判定支援装置3に症状や必要事項の入力処理が行われる。この際、CTI装置2から取得した電話番号に基づいてデータベース5から利用者の検査を行い、さらに利用者の会員番号や氏名等からデータベース5に登録されている利用者を特定する。
この利用者の特定を行った後、オペレーターがCTI装置2を介した電話でWebアプリの実行に基づいてトリアージ判定支援装置3から提供される設問に対して得られた回答を当該トリアージ判定支援装置3に入力し、入手可能であればバイタル情報を入力した後にトリアージ判定を行う。そして、得られた判定結果が、利用者(患者)に電話またはFAXで伝達される。トリアージの判定結果を受け取った利用者は、当該判定結果を参考にして、救急車による医療機関への搬送を依頼したり、救急車によらず翌日に診療を受ける等の対処をすることになる。また、緊急の場合に、オペレーターがオペレーター端末5を利用して医療機関での受け入れ可否の確認や、救急隊による患者の搬送を依頼する等の処置を行う。以上が、トリアージシステムの主な流れである。
図3は、オペレーター端末5においてWebアプリを実行した際の、オペレーターがログイン画面(図示せず)においてIDとパスワード認証を行った後に表示されるオペレーター画面の一部を示している。
当該オペレーター画面中のAで示した部分は「ロゴ枠」であり、当該部位をクリックすることでオペレーター画面のトップページ(相談者情報画面)へ遷移するようになっている。
Bで示した部分は、対応情報、対応時間、電話応答者(担当者)を示す欄であり、当該欄の「相談開始」ボタンを操作した後に、開始時間の記録や当該Webアプリを用いた利用者との応対がスタートし、「相談終了」ボタンの操作によって利用者との応対を終了するものである。
Cで示した部分は、「ログイン情報」であり、ログインしている担当者の情報が表示される欄であり、「ログアウト」ボタンをクリックすると、画面をログアウトしてログイン画面に遷移するようになっている。
Dで示した部分は「メインメニュー」であり、相談者情報(I)、主訴一覧(II)、診断(III)、対応(IV)、検索(V)、転帰(VI)、帳票(VII)の各メニューが表示されている。
Eで示した部分は「コンテンツ表示部」であり、メニューで選択した項目に対する情報の表示および登録フォームを表示するようになっている。
図4は、前記図3に示されたオペレーター画面を用いて行われる処理の流れを表したフローチャートである。当該処理は、IDとパスワードの入力によるログインが行われた後に開始される(S1)。
大まかな流れとして、前記「相談者情報」(I)タブによって選択された画面(図5参照)上において「相談開始」ボタンを操作すると相談を開始(S2)し、図6(a)に示した相談者コール履歴検索(S3)、図6(b)に示した基本情報入力(S4)、図7(a)に示した患者情報入力(S5)、図7(b)に示した診療科目情報入力(S6)、図8に示した確定スイッチによる相談者情報登録 (S7)の順に所定情報が入力される。
コール履歴検索(S3)は、過去に受付けたコール履歴の検索を行うものであり、検索条件を入力し「検索」ボタンをクリックすると、コール一覧画面に該当情報が表示されるようになっている。履歴に一致する情報がある場合には、コール履歴一覧に表示されている行をダブルクリックすることで、基本情報、患者情報、診療科目情報を各項目に表示するようになっている。コール履歴検索によって検索された利用者の情報は、後述するトリアージ判定の要素として利用される。
検索条件の「電話番号」欄はオペレーターによって入力するものである。また、利用者(患者)からの電話はCTI装置2を介してオペレーター端末5に接続されるようになっており、CTI装置2の機能によって電話番号を取得し、当該取得した電話番号を検索条件の「電話番号」欄に自動的に入力することができるようになっている。これにより、電話番号を入力する際の手間を省くとともに、不正な利用の排除、入力間違いなどによる操作のやりなおし等を軽減することができるようになっている。
基本情報入力(S4)では、相談者情報、対象者情報、現在地等の各項目を入力するようになっており、前記コール履歴検索にて一覧からデータを選択した場合は、内容が初期表示されるようになっている。また、相談者情報の「対象者との関係」が「本人」の場合、相談者と対象者の情報が同じになるため、相談者情報の「フリガナ(姓)」〜「アパート・マンション名」までの項目が入力不可となる。対象者情報の「性別」「年齢」は必須入力項目であり、郵便番号の各項目を入力すると住所が自動入力されるようになっている。
患者情報入力(S5)では、患者情報の各項目を入力するが、前記コール履歴検索にてデータを選択した場合は検索された内容が初期表示される。「感染症」、「アレルギー」、「病歴」、「服薬の有無」、「かかりつけの情報」は「あり」を選択した場合のみ各項目の入力可能となる。「病歴」の入力項目は「病歴追加」ボタンを押すことにより入力行を追加でき、「病院情報」は各項目を入力して「追加・変更」ボタンを押すことで病院情報マスタに登録される。
診療科目情報入力(S6)では、診療科目情報の各項目を入力するが、前記コール履歴検索にてデータを選択した場合は検索された内容が初期表示される。また、産婦人科情報の場合は、対象者の年齢が10〜60 歳の場合のみ表示され、産婦人科情報の「分娩歴」の入力項目は「分娩歴追加」ボタンを押すことにより入力行を追加できるようになっている。
上記各種情報を入力した後、図8に示した確定スイッチの操作によって入力した各種の情報が相談者情報として登録 (S7)される。
次いで、主訴一覧(II)タブによって選択された図9に示す画面上では、主訴選択(S8)が行われる。主訴選択は図10に示す主訴一覧タブ「全科」、「内科・耳鼻科・口腔外科」、「外科・眼科・皮膚科」、「産科・婦人科・泌尿器科」、「小児科」、「精神科・相談」から該当する主訴を選択し、当該タブの選択に応じて表示される項目の選択等を行うようになっている。各診療科目のタブを切り替えることにより、診療科目毎の主訴内容を表示できるようになっている。
次いで、診断(III)タブによって選択された図11に示す画面上において、図12に示す症状入力(S9)、図13に示す生体情報入力・診断(S10)、図14に示す診断結果入力・保存(S11)等の操作が行われる。
症状入力(S9)は、問診に沿って症状を入力する。生体情報入力・診断(S10)は、救急隊等から意識レベル、バイタルサイン等の生体情報を入手した場合にはこれらの情報を入力した後に「診断」を入力する。
診断結果入力・保存(S11)は、保存診断結果を入力し、診断情報を保存する。「システムによる診断」、「予想される疾患」はシステム診断により自動表示されるようになっており、診断ページにて、表示されている相談者情報が変更された場合、「保存」ボタン押下時に相談者情報も保存されるようになっている。
次いで、対応(IV)タブによって選択された画面上において、図15、図16に示す対応内容入力・保存(S12)、相談終了(S13) 等の操作を行うようになっている。
次いで、検索(V)タブによって選択された図17に示す画面上において対応情報検索(S14)が行われ、図18に示す検索結果が得られる。
また、転帰(VI)タブによって選択された図19に示す画面上において転帰情報入力(S15)が行われ、図20に示す診断結果・対応内容が表示可能となる。
帳票(VII)タブによって選択された画面上において図21に示す帳票出力(S16)が行われる。そして、Webアプリを終了する場合にはログオフを行いオペレーションを終了(S17)する。以上が、オペレーター端末5において操作されるWebアプリの主な内容である。
前記オペレーター端末5において入力された各種の情報は第1のデータベース4に記憶される。トリアージ判定支援装置3には、VPNを介してあらかじめ認証されている病院Hや必要な関連機関などに設置されたコンピュータ(PC)からのアクセスも可能となっている。病院Hの場合には、データベース4に記録されている患者の情報を取得することが可能となっている。また、オペレーター端末5は、CTI装置2を介して前記病院H、救急隊と電話連絡をすることができるようになっている。
上記において説明したトリアージ判定支援装置3の機能は、主として人間であるオペレーターが利用者(患者)若しくは救急隊あるいは病院の医師等と直接対話を行いながら運用を行うものである。
これに対して、セルフトリアージ判定支援装置6はオペレーターを介すことなく、利用者自身あるいは救急隊が諸情報を入力して診断内容を知ることができるようにしたものである。また、日々の健康管理のための情報入力や医療情報の記録などもセルフトリアージ判定支援装置6によって行うことができるようになっている。セルフトリアージ判定支援装置6には、利用者が所有するコンピュータ(PC)からのアクセスを許容する「Self-Triage −Webアプリ」と、携帯端末からのアクセスを許容する「Self-Triage−
スマートフォンアプリ」を有している。
Webアプリの利用者は、一般の利用者および救急隊を含む医療関係者である。一般の利用者と医療関係者はアカウントによって区別されており、端末に表示される情報や入力すべき情報は異なっている。医療関係者が利用する場合には、アプリ使用者と診断対象者が異なるので、診断対象者(患者)の登録を行う。
Webアプリの利用は、インターネットIを介してセルフトリアージ判定支援装置6にアクセスすることにより開始される。図22は、未登録の利用者の場合における初期のWebアプリ利用の流れを表した説明図である。
始めにアプリサイト(セルフトリアージ判定支援装置6)へ接続し、接続用のインターフェイスとなるアプリケーションプログラム(以下「アプリ」という)をダウンロードして、自身のコンピュータ(PC)にインストールする(S100)。アプリを実行すると、図23に示す初期画面が表示される。当該初期画面では、「緊急診断」「ログイン」(未登録者のユーザー登録)を行う画面が表示される。なお、「緊急診断」を行う場合には、生年月日と性別だけの最低限の利用者簡易登録(S101)を行うことで「緊急診断」(S102)を行い、判定結果(S107)を得ることができるようになっている。
「緊急診断」以外の場合には、ログイン登録(S103,ユーザー登録)、利用者登録を行い(S105)、用意された所定の設問に回答する形で診断を行い(S106)判定結果(S107)を得ることができるようになっている。また、既に利用者登録が完了している場合にはログインIDとパスワードの入力を行い(S104)判定結果(S107)を得る。
前記ログイン登録(S103)では、「ログインID」「パスワード」「パスワード(確認)」「確認用メールアドレス」「秘密の質問」「秘密の答え」等の入力を行う。正常にログインが完了すると図24に示す画面が表示され、ユーザーの選択、診断開始、緊急診断等のアプリの利用が可能となる。
同図において、Aは「ロゴ」でありトップ画面に戻るスイッチとなっている。Bは「利用者(患者)一覧」であり、診断の対象となる利用者(患者)情報の管理画面に移動するようになっている。Cは「Moon Baby(外部リンク)」への接続スイッチであり、Dは「アプリの説明」でありアプリの説明ページに接続するようになっている。また、Eは「診断」開始のスイッチであり、Fは「緊急診断」の開始スイッチである。
利用者(患者)の登録方法には、登録方法はアプリ上で直接入力する方法と、医療カード番号を使って入力する方法の2種類ある。通常の「診断」を行う場合、必ず1人以上の利用者(患者)を登録する必要がある。
上記登録した利用者の基本情報には、「基本補足情報」「診療科目情報」を付加、編集を行うことができる。
「基本補足情報」には、「かかりつけ病院」「病歴」「アレルギー」「感染症」「内服薬」等の各種情報を登録することができる。
また、「診療科目情報」には「産婦人科」や「内科」などの各診療科を登録することができる。
利用者(患者)の登録が完了した後のアプリ利用(診断)の流れは図25に示す通りである。ログイン登録(S103)は前述した通りであり、ログインした後に診断の対象者を選択(S111)する。
予め診療科目が判っている場合には、図26に示す画面で診療科目の選択を(S112)した後に、図27に示す画面で症状選択(S113)を行い、以下画面に表示される問診内容を確認しつつ回答を行う(S114)(S115)。
問診(設問)に対する回答等を終了すると判定結果として図28に示す画面が表示される(S116)。当該画面では、登録されている利用者の各種情報および問診内容に基づいて「処置アドバイス」が表示される。
なお、医療従事者のアカウントとしてログインしている場合にのみ判定分類が表示される。当該判定分類は、図29に示す例のように、「Green」軽度の病症および救急での搬送の必要がないもの、「Yellow」今すぐに生命に関わる重篤な状態ではないが、早期に処置が必要な場合、「RED IB」生命に関わる重篤な状態で一刻も早い処置が必要で救命の可能性がある場合、「RED IA」生命に関わる重篤な状態で一刻も早い処置が必要で救命の可能性がある場合、「Black」死亡、もしくは生命にかかわる重篤な状態であっても救命に現況以上の救命資機材・人員を必要とするため、該当する時点での救命が不可能な場合を表す。なお、「White」をトリアージ対象外として設けても差し支えがない。
以上がセルフトリアージ判定支援装置6を利用した「Self-Triage −Webアプリ」の概要である。
また、所謂スマートフォンと言われる携帯端末を利用した「Self-Triage−
スマートフォンアプリ」もインターネットIを介してセルフトリアージ判定支援装置6を使用することができるようになっている。処理の内容は「Self-Triage −Webアプリ」と実質的に同一である。
なお、携帯端末には携帯電話、スマートフォン、タブレット端末、Webブラウザ機能を備えた各種の端末が利用可能である。
上記セルフトリアージ判定支援装置6に入力された情報、判定結果等は第2のデータベース7に記憶される。
前記第1のデータベース4および第2のデータベース7には、診断に関する各種データテーブルが設けられている。また、利用者に関して患者ID、共通ID、姓名、性別、年齢(自動)、生年月日、電話番号、携帯電話番号、メールアドレス、FAX番号、国籍、郵便番号、住所(都道府県、市町村区、町名番地、ビル・マンション名)、保険証種別、メディカID、セルフトリアージID、登録日時、更新日時、最終更新者等の各種情報もデータベース上に記憶されている。
第2のデータベース7に記憶された情報は、オペレーター端末5を利用するトリアージ判定支援装置3によっても利用可能であり、セルフトリアージ判定支援装置6へのアクセスに基づいて、オペレーターが救急車や病院の手配をすることも可能となっている。また、病院Hや救急隊Eもトリアージ判定支援装置3やセルフトリアージ判定支援装置6へのアクスが可能であり、記憶された情報を利用することが出来るようになっている。
本発明に係るトリアージシステムは、オペレーターを介して利用するトリアージ判定支援装置3と、携帯端末を含むコンピュータ装置によって利用するセルフトリアージ判定支援装置6を有しており、利用者(患者)、救急隊、病院(医療関係者)の全てが両装置を利用することができるようになっている。この際、一般の利用者は自身若しくは登録している家族などを利用者として登録しておくことで、登録している利用者に医療的な緊急措置が必要と思われる事態が生じた場合、適切な判断を得ることができるようになっている。
また、救急隊、病院(医療関係者)は、患者について登録されている情報がある場合には、既往歴、主治医、使用中の薬剤などを知ることが出来、治療や処置の判断を適切に行うことが可能となっている。また、緊急度の判断を客観的に取得することができるようになっている。
また、医療者においても症状から考えられる疾患を即座に予想して必要な情報収集することは難しい課題である。本発明は、その必要である情報を収集し、どのような疾患のリスクがあるのか、また受診するべき選定科や緊急度はどのぐらいかを把握し適切なトリアージ判断と必要な情報を提供することを目的としたシステムである。
本発明は、医療的な対処に関する緊急度を判定するトリアージシステムに利用可能であり、日常的な健康管理や記録を行う装置としても利用可能である。
1 トリアージシステム
2 CTI装置
3 トリアージ判定支援装置
4 第1のデータベース
5 オペレーター端末
6 セルフトリアージ判定支援装置
7 第2のデータベース

Claims (2)

  1. 電話の公衆回線網に接続されたCTI装置と、
    トリアージ判定支援装置と、
    当該トリアージ判定支援装置によって管理されるデータベースであって、利用者に割り当てられた固有のIDと、当該IDに関連づけられた氏名、電話番号を含む個人特定情報および当該IDに関連づけられた利用履歴、病歴を含む医療情報を記憶するデータテーブルを有したデータベースと、
    前記CTI装置とトリアージ判定支援装置に接続されたオペレーター端末を有し、
    前記トリアージ判定支援装置は、前記CTI装置から取得した電話番号に基づいて、当該電話番号に対応する前記ID、個人特定情報および医療情報を前記データベースから抽出するとともに、オペレーター端末を介して入力された設問に対する利用者の回答に基づいて医療的な処置の緊急度を判断するようになっていることを特徴とするトリアージシステム。
  2. 予め用意された設問内容に対する回答に基づいて医療的な処置に関する緊急度を判断するインターネットに接続されたセルフトリアージ判定支援装置と、
    当該セルフトリアージ判定支援装置によって管理されるデータベースであって、利用者に割り当てられた固有のIDと、当該IDに関連づけられた氏名、電話番号を含む個人特定情報および当該IDに関連づけられた利用履歴、病歴を含む医療情報を記憶する第2のデータベースと、
    前記オペレーター端末によるトリアージ判定支援装置を駆動する際に、前記第2のデータベースから前記第2の医療情報を取得し、前記データベースに記憶された医療情報および前記第2のデータベースに記憶された第2の医療情報に基づいて医療的な処置に関する緊急度を判定することを特徴とする請求項1記載のトリアージシステム。
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