JP4241809B2 - ゴム組成物及びタイヤ - Google Patents

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Description

本発明は、ジエンポリマー及びコポリマーエラストマーを生成させるアニオン重合に関する。さらに特別には、本発明は、アミン開始剤を用いる重合に関する。詳細には、本発明は、炭化水素溶媒中に可溶性でありそして制御可能なそして狭い分子量分布範囲でモノマーを再現性良く重合させるであろうリチウムアミン開始剤に関する。
商業的基礎で重合を行う時には、最終生成物の分子量を狭くそして再現性良く規定することを可能にするであろう方法条件及び成分を利用することが重要である。与えられるポリマーの特徴及びその有用性は、他のことの中でも、その分子量に依存する。それ故、ある確かさで重合の最終生成物の分子量を予言できることが望ましい。分子量が狭く規定できないか、または系統的基礎で再現性がない時には、この方法は商業的にものにならない。
当該技術においては、減少したヒステリシス特性を示すエラストマーコンパウンドを製造することが望ましい。このようなエラストマーは、コンパウンドされて物品例えばタイヤ、パワーベルト及び類似物を形成する時には、弾性反発力における増加、ローリング抵抗における減少を示し、そして機械的応力が与えられる時により少ない熱蓄積を有するであろう。
ヒステリシスのパワーロスの主要な源は、加硫ゴムの最後の橋かけ結合からポリマー連鎖の末端までのポリマー連鎖の部分に起因することが確立されている。この自由末端は効果的に弾性的に回収可能な方法中に含めることができず、そして結果として、硬化されたサンプルのこの部分に伝導されたすべてのエネルギーは熱として失われる。このタイプのメカニズムは、より少ない末端基を有するであろう、より高分子量のポリマーを製造することによって減らすことができることが当該技術において知られている。しかしながら、この手順は、ゴムとコンパウンディング成分との加工性のために有用ではなく、そして形状化操作の間に、増加する分子量につれて急速に減少する。
ポリマーが狭い分子量範囲の分布で制御して再現することができない場合には、一定した特性、例えばヒステリシス特性における減少を得ることは困難である。例えば、幾つかのポリマーが、リチウムピロリジドを含むある種の第二アミンの不均一混合物によって製造される特許文献1を参照せよ。このやり方で製造されたポリマーは、広く変わり得る分子量、広い多分散性を有し、そしてそれらの官能末端停止は定まらず再現される傾向があり、これは再現性が乏しいヒステリシス減少結果をもたらす。
これらの既知の開始剤の主要な欠点は、それらが炭化水素溶媒、例えばヘキサンまたはシクロヘキサン中に可溶性ではないことである。極性溶媒例えば極性有機エーテル例えばジメチルエーテルまたはジエチルエーテル、並びにその他の極性溶媒例えばテトラヒドロフラン及びジエチレングリコールメチルエーテル(ジグリム)が今まで用いられてきた。
本発明は、アニオン重合のための新規な炭化水素溶媒に可溶性の開始剤を提供する。本発明は、ポリマー連鎖の頭及び尾に組み入れられる開始剤からの官能性の組み入れを提供する。本発明は、比較的狭い分子量範囲分布の良く規定された最終生成物の製造を伴う、効果的で制御可能なそして再現性のある重合を提供する。
米国特許第4,935,471号
それ故、本発明の1つの目的は、炭化水素溶媒中に可溶性であるアニオン重合開始剤を提供することである。
本発明の別の目的は、このようなアニオン重合開始剤を製造する方法を提供することである。
本発明のなお別の目的は、狭い予言できる分子量範囲内のポリマーを再現性良くもたらすであろう開始剤を提供することである。
本発明の付加的な目的は、生成するポリマーの頭と尾の両方で官能基の組み入れを可能にするであろう開始剤を提供することである。
本発明のもう一つの目的は、このような重合開始剤によって生成されるエラストマーを提供することである。
本発明のなおもう一つの目的は、実質的に各々の分子が開始剤からの官能基を有する複数のポリマー分子を有するエラストマーを提供することである。
本発明のある種の実施態様の目的はまた、減少したヒステリシス特性を有するジエンポリマー及びコポリマーを提供することである。
本発明の別の目的は、加硫可能なエラストマーコンパウンドを提供することである。
本発明のなおもう一つの目的は、本明細書中で上で述べられたようなエラストマーから生成される改善されたタイヤを提供することである。
後続する明細書から明らかになるであろう、現存の技術を上回るそれらの利点と一緒のこれらの目的の少なくとも1以上は、本明細書中で述べられそして特許請求される本発明によって達成される。
一般に、本発明は、一般式ALi
[式中、
Aは、一般式
Figure 0004241809
を有するアルキル、ジアルキル及びシクロアルキルアミン基、並びに一般式
Figure 0004241809
(式中、
は、1〜約12の炭素原子を有するアルキル、シクロアルキルまたはアラルキルから成る群から選ばれ、そして
は、約6〜約8のメチレン基を有するアルキレン基から成る群から選ばれる)
を有する環状アミンから成る群から選ばれる]
を有するリチオアミンを含有して成る、炭化水素溶媒に可溶性のアニオン重合開始剤に関する。
また本発明に従って、有機リチウム化合物を官能化剤と反応させるステップを含有して成るアニオン重合開始剤を製造する方法が提供される。この官能化剤は、一般式
Figure 0004241809
を有するアルキル、ジアルキル及びシクロアルキルアミン基、並びに一般式
Figure 0004241809
(式中、
は、1〜約12の炭素原子を有するアルキル、シクロアルキルまたはアラルキルから成る群から選ばれ、そして
は、約6〜約8のメチレン基を有するアルキレン基から成る群から選ばれる)
を有する環状アミンから成る群から選ばれる。
官能化されたポリマーは、少なくとも一つの官能基Aを有するポリマー連鎖を含有して成り、ここでAは、一般式ALi
[式中、
Aは、一般式
Figure 0004241809
を有するアルキル、ジアルキル及びシクロアルキルアミン基、並びに一般式
Figure 0004241809
(式中、
は、1〜約12の炭素原子を有するアルキル、シクロアルキルまたはアラルキルから成る群から選ばれ、そして
は、約6〜約8のメチレン基を有するアルキレン基から成る群から選ばれる)
を有する環状アミンから成る群から選ばれる]
を有する重合開始剤から誘導される。
官能化されたポリマーを生成させる方法は、炭化水素溶媒中の1以上アニオン重合可能なモノマーの溶液を生成させるステップ、並びにこの炭化水素溶媒中に可溶性である開始剤の存在下で前記モノマーを重合させるステップを含有して成る。この開始剤は、一般式ALi
[式中、
Aは、一般式
Figure 0004241809
を有するアルキル、ジアルキル及びシクロアルキルアミン基、並びに一般式
Figure 0004241809
(式中、
は、1〜約12の炭素原子を有するアルキル、シクロアルキルまたはアラルキルから成る群から選ばれ、そして
は、約6〜約8のメチレン基を有するアルキレン基から成る群から選ばれる)
を有する環状アミンから成る群から選ばれる]
を有するリチオアミンを含有して成る。
減少したヒステリシス特性を有する硬化可能なエラストマーコンパウンドは、官能基A{ここでAは、一般式ALi
[式中、
Aは、一般式
Figure 0004241809
を有するアルキル、ジアルキル及びシクロアルキルアミン基、並びに一般式
Figure 0004241809
(式中、
は、1〜約12の炭素原子を有するアルキル、シクロアルキルまたはアラルキルから成る群から選ばれ、そして
は、約6〜約8のメチレン基を有するアルキレン基から成る群から選ばれる)
を有する環状アミンから成る群から選ばれる]
を有する重合開始剤から誘導される}
を有する連鎖を有するエラストマーポリマー、並びに該ポリマーの100部あたり約5〜80重量部のカーボンブラックを含有して成る。
少なくとも一種の官能基A{ここでAは、一般式ALi
[式中、
Aは、一般式
Figure 0004241809
を有するアルキル、ジアルキル及びシクロアルキルアミン基、並びに一般式
Figure 0004241809
(式中、
は、1〜約12の炭素原子を有するアルキル、シクロアルキルまたはアラルキルから成る群から選ばれ、そして
は、約6〜約8のメチレン基を有するアルキレン基から成る群から選ばれる)
を有する環状アミンから成る群から選ばれる]
を有する重合開始剤から誘導される}
を有する連鎖を有するエラストマーポリマー、並びに前記ポリマーの100部あたり約5〜80重量部のカーボンブラックを含有して成る硬化可能なエラストマー組成物を含む、
トレッド原料から生じる減少したローリング抵抗を有するタイヤ。
硬化可能なゴム組成物は、少なくとも一種のアミン官能基A(ここでAは、有機リチウム化合物及びアミンの反応生成物並びにスズ−炭素結合から誘導される)を有するポリマーを含有して成る。
多官能ポリマーは、少なくとも一種のアミン官能基A(ここでAは、有機リチウム化合物及びアミンの反応生成物並びにスズ−炭素結合から誘導される)を含有して成る。
少なくとも一種のアミン官能基A(ここでAは、有機リチウム化合物及びアミンの反応生成物である重合開始剤から誘導される)を有する多官能ポリマー(ここでこの多官能ポリマーはスズ−炭素結合を有する)、並びに前記ポリマーの100部あたり約5〜80重量部のカーボンブラックを含有して成る、少なくとも一種の硬化可能なエラストマー成分を有するタイヤ。
ゴム組成物は、少なくとも一種のアミン官能基A(ここでAは、有機リチウム化合物及びアミンの反応生成物から誘導される)を有するポリマー、並びに末端停止剤、カップリング剤及び結合剤から成る群から選ばれそして誘導される第二官能基を含有して成る。
多官能ポリマーは、少なくとも一種のアミン官能基A(ここでAは、有機リチウム化合物及びアミンの反応生成物から誘導される)を有するポリマー、並びに末端停止剤、カップリング剤及び結合剤から成る群から選ばれそして誘導される第二官能基を含有して成る。
少なくとも一種のアミン官能基A(ここで、Aは有機リチウム化合物及びアミンの反応生成物である重合開始剤から誘導される)を有する多官能ポリマーを含有して成る、少なくとも一種の硬化可能なエラストマー成分を有するタイヤ。このポリマーは、末端停止剤、カップリング剤及び結合剤から成る群から選ばれそして誘導された第二官能基を有する。前記エラストマー成分はまた、前記ポリマーの100部あたり約5〜80重量部のカーボンブラックを含有して成る。
発明を実施するための好ましい実施態様
後続する説明から明らかになるであろうように、本発明は、炭化水素溶媒、例えば好ましくは、シクロアルカン例えばシクロヘキサン、シクロペンタン、これらの誘導体及び類似物、並びにこれらとアルカン例えばヘキサン、ペンタン、ヘプタン、オクタン、それらのアルキル化誘導体及び類似物に可溶性である新規な重合開始剤を提供する。このような開始剤を使用して生成されるこのようなポリマーを基にしたある種の硬化可能なエラストマーコンパウンド及びそれらの物品は、有用な特性、例えば再現性のある比較的狭い分子量範囲を示すことも本発明においてまた発見された。更にまた、このようなポリマーはまた、開始剤からの官能性であって、例えば生成するポリマー中のヒステリシス特性を減少させるのに有用である官能性を含む。
本発明の開始剤は炭化水素溶媒中に可溶性であるけれども、その他の溶媒中の開始剤の使用もまた本発明の範囲内であることが理解されるであろう。
本発明による好ましい開始剤は、アミンのN−リチオ塩である。それ故、好ましい開始剤は、一般式ALiを有する炭化水素可溶性リチオアミンである。
A成分は、生成するポリマーの開始場所または頭で組み入れられるアミン官能性を表す。例えば、Aは一般式
Figure 0004241809
を有するジアルキル若しくはジシクロアルキルアミン基、または一般式
Figure 0004241809
を有する環状アミンで良い。これらの式中、Rは、1〜約20の炭素原子を有するアルキル、シクロアルキルまたはアラルキルであり、ここで両方のR基は同一または異なっていて良く、そしてRは、約6〜約8のメチレン基を有するアルキレン基である。Rは、その中の2つのメチレン基が橋かけされてビシクロアルカンを形成するような二環状で良い。“橋かけされた”とは、比較的大きなリング中の2つの非隣接メチレン基が、直接または1以上のメチレン基を有するアルキレン基を通してのどちらかで結合することによって接続されて、かくして比較的小さなリングの二環状構造を形成することを意味すると理解される。
例示のR基は、メチル、エチル、ブチル、オクチル、シクロヘキシル、3−フェニル−1−プロピル、イソブチル及び類似物を含む。例示のR基は、ヘキサメチレン、ヘプタメチレン、ビシクロオクタン、ビシクロノナン及び類似物を含む。
例えば、Aは、ヘキサメチレンイミン;アザシクロオクタン;1,3,3−トリメチル−6−アザビシクロ[3.2.1]オクタン;ジイソブチルアミン;3−アザビシクロ−[3.2.2]ノナン;n−ブチルイソブチルアミン;または類似物で良い。
またはRがジ−t−ブチル基、ジイソプロピル基または類似物である時には、生じる重合は、多分開始場所の窒素の回りの障害によって遅いことが見い出された。それ故、本発明の好ましい実施態様においては、アミン中の窒素に結合しているR及びR中の炭素原子はまた、3つの水素原子に結合している。
本発明による開始剤は、無水の非プロトン性炭化水素溶媒、例えばヘキサンまたはシクロヘキサン中のアミン成分Aの溶液を製造することによって生成させることができる。次に、この溶液に、同一のまたは類似の溶媒中の有機リチウム触媒を添加する。有機リチウム化合物は、一般式RLi[式中、Rは1〜約20の炭素原子を有するアルキル、シクロアルキル、アルケニル、アリール及びアラルキル、並びに約25単位までを有するジオレフィン及びビニルアリールモノマーからの短鎖長の低分子量ポリマーから成る群から選ばれる]を有する。典型的なアルキルは、n−ブチル、s−ブチル、メチル、エチル、イソプロピル及び類似物を含む。シクロアルキルは、シクロヘキシル、メンチル及び類似物を含む。アルケニルは、アリル、ビニル及び類似物を含む。アリール及びアラルキル基は、フェニル、ベンジル、オリゴ(スチリル)及び類似物を含む。例示の短鎖長ポリマーは、オリゴ(ブタジエニル)、オリゴ(イソプレニル)、オリゴ(スチリル)及び類似物を含む。
2つの成分を、周囲温度(25〜30℃)または約100℃までの高められた温度で、好ましくは50℃未満で、そしてさらに好ましくは38℃未満で約1時間まで反応せしめ、この後では触媒は使用して良い状態である。本発明による開始剤は、それらが約3日以上の間、過剰の炭化水素溶媒内の溶液中に留まる場合には可溶性であると考えられる。
上で述べたように、このようにして生成された開始剤は、任意のアニオン重合エラストマー、例えば、ポリブタジエン、ポリイソプレン及び類似物、並びにそれらとモノビニル芳香族化合物例えばスチレン、α−メチルスチレン及び類似物またはトリエン例えばミルセンとのコポリマーを製造するための開始剤として用いることができる。かくして、エラストマーは、ジエンホモポリマー及びそれらとモノビニル芳香族ポリマーとのコポリマーを含む。適切なモノマーは、約4〜約12の炭素原子を有する共役ジエン及び8〜18の炭素原子を有するモノビニル芳香族モノマー及びトリエンを含む。本発明において有用な共役ジエンモノマー及び類似物の例は、1,3−ブタジエン、イソプレン、1,3−ペンタジエン、2,3−ジメチル−1,3−ブタジエン及び1,3−ヘキサジエンを含み、そして芳香族ビニルモノマーは、スチレン、α−メチルスチレン、p−メチルスチレン、ビニルトルエン及びビニルナフタレンを含む。共役ジエンモノマー及び芳香族ビニルモノマーは、通常は95〜50:5〜50、好ましくは95〜65:5〜35の重量比で使用される。
重合は、炭化水素溶媒、例えば種々の環状及び非環状ヘキサン、ヘプタン、オクタン、ペンタン、それらのアルキル化誘導体、及びこれらの混合物中で行われる。共重合におけるランダム化を促進しそしてビニル含量を制御するために、重合成分に極性調整剤を添加して良い。量は、1当量のリチウムあたり0〜90またはそれ以上の当量の範囲である。この量は、所望のビニルの量、用いられるスチレンのレベル及び重合の温度、並びに用いられる特定の極性調整剤(改質剤)の性質に依存する。
極性調整剤として有用な化合物は有機物であり、そしてテトラヒドロフラン(THF)、線状及び環状オリゴマーのオキソラニルアルカン例えば2,2’−ジ(テトラヒドロフリル)プロパン、ジ−ピペリジルエタン、ヘキサメチルホスホルアミド、N,N’−ジメチルピペラジン、ジアザビシクロオクタン、ジメチルエーテル、ジエチルエーテル、トリブチルアミン及び類似物を含む。線状及び環状オリゴマーのアルカン改質剤は、記録の譲受人によって所有されている米国特許第4,429,091号中に述べられているが、この特許の主題は引用によって本明細書中に組み込まれる。極性調整剤として有用な化合物は、酸素または窒素ヘテロ原子及び非結合電子対を有する化合物を含む。その他の例は、モノ及びオリゴアルキレングリコールのジアルキルエーテル;“クラウン”エーテル;第三アミン例えばテトラメチルエチレンジアミン(TMEDA);線状THFオリゴマー及び類似物を含む。
バッチ重合は、モノマーのブレンド及びノルマルアルカン溶媒を適切な反応容器に仕込み、引き続いて極性調整剤(用いられる場合には)及び前に述べた開始剤化合物を添加することによって開始される。反応物を約20〜約200℃の温度に加熱し、そして重合を約0.1〜約24時間進行せしめる。官能性アミン基は開始剤化合物から誘導されそして開始場所に結合する。かくして、実質的にすべての生成するポリマー連鎖は、以下の一般式
AYLi
[式中、
Aは上で述べたようであり、そして
Yは上述のジエンホモポリマー、モノビニル芳香族ポリマー、ジエン/モノビニル芳香族ランダムコポリマー及びブロックコポリマーの任意のものから誘導される二価のポリマー基である]
を有する。リチウム末端でのモノマーの添加は、重合が継続するにつれてポリマーの分子量を増加せしめる。
重合を停止し、そしてかくしてポリマー分子量を更に制御するために、末端停止剤、カップリング剤または結合剤を用いて良いが、これらの薬剤のすべてを本明細書中では集合的に“末端停止剤”と呼ぶ。これらの薬剤のあるものは、生成するポリマーに多官能性を与える可能性がある。即ち、本発明に従って開始されたポリマーは、本明細書中で上で議論したように少なくとも一種のアミン官能基Aを有する可能性があり、そしてまた末端停止剤、カップリング剤及び結合剤から成る群から選ばれそして誘導された第二の官能基を有する可能性がある。
有用な末端停止、カップリングまたは結合剤は、活性水素化合物例えば水またはアルコール;二酸化炭素;N,N,N’,N’−テトラジアルキルジアミノベンゾフェノン(例えばテトラメチルジアミノベンゾフェノンまたは類似物);N,N−ジアルキルアミノベンズアルデヒド(例えばジメチルアミノベンズアルデヒドまたは類似物);1,3−ジアルキル−2−イミダゾリジノン(例えば1,3−ジメチル−2−イミダゾリジノンまたは類似物);1−アルキル置換されたピロリジノン;1−アリール置換されたピロリジノン;約5〜約20の炭素原子を有するジアルキル−及びジシクロアルキル−カルボジイミド;(R3aZX
Figure 0004241809
[式中、
Zはスズまたはシリコンである]
を含む。Zがスズであることが好ましい。
は、約1〜約20の炭素原子を有するアルキル;約3〜約20の炭素原子を有するシクロアルキル;約6〜約20の炭素原子を有するアリール;または約7〜約20の炭素原子を有するアラルキルである。例えば、Rは、メチル、エチル、n−ブチル、ネオフィル、フェニル、シクロヘキシルまたは類似物を含んで良い。
Xは塩素または臭素であり、“a”は0〜3であり、そして“b”は約1〜4であり、ここでa+bは4である。
各々のRは、同一または異なっていてそして約1〜約12の炭素原子を有するアルキル、シクロアルキルまたはアリールである。例えば、Rは、メチル、エチル、ノニル、t−ブチル、フェニルまたは類似物を含んで良い。
は、約1〜約20の炭素原子を有するアルキル、フェニル、アルキルフェニルまたはジアルキルアミノフェニルである。例えば、Rは、t−ブチル、2−メチル−4−ペ
ンテン−2−イル、フェニル、p−トリル、p−ブチルフェニル、p−ドデシルフェニル、p−ジエチルアミノフェニル、p−(ピロリジノ)フェニル及び類似物を含んで良い。
各々のRは、同一または異なっていて、そして約1〜約12の炭素原子を有するアルキルまたはシクロアルキルである。2つのR基が一緒に環状基を形成しても良い。例えば、Rは、メチル、エチル、オクチル、テトラメチレン、ペンタメチレン、シクロヘキシルまたは類似物を含んで良い。
は、約1〜約20の炭素原子を有するアルキル、フェニル、アルキルフェニルまたはジアルキルアミノフェニルを含んで良い。例えば、Rは、メチル、ブチル、フェニル、p−ブチルフェニル、p−ノニルフェニル、p−ジメチルアミノフェニル、p−ジエチルアミノフェニル、p−(ピペリジノ)フェニルまたは類似物を含んで良い。
有用な末端停止剤のその他の例は、四塩化スズ、(RSnCl、(RSnCl、RSnCl、カルボジイミド、N−メチルピロリジン、環状アミド、環状尿素、イソシアネート、シッフ塩基、4,4’−ビス(ジエチルアミノ)ベンゾフェノン及び類似物を含み、式中、Rは本明細書中で上で述べたようである。
末端停止剤を反応容器に添加し、そして容器を約1〜約1000分間撹拌する。結果として、コンパウンディング材料例えばカーボンブラックに対するなお一層大きい親和性、そしてそれ故、なお更に減少したヒステリシスを有するエラストマーが製造される。末端停止剤の付加的な例は、引用によって本明細書中に組み込まれる米国特許第4,616,069号中に見い出されるものを含む。
ポリマーは慣用の技術によって溶媒から分離することができる。これらは、スチームまたはアルコール凝析、熱的脱溶媒化(desolventization)、または任意のその他の適切な方法を含む。付加的に、溶媒は、ドラム乾燥、押出機乾燥または類似手段によって生成するポリマーから除去することができる。
本発明のエラストマーは、生成するポリマーの頭及び尾の両方に官能基を有する複数のポリマーを含有して成る。このようなコンパウンディングは減少したヒステリシスを示す生成物をもたらす可能性があり、これは増加した弾性反発力、減少したローリング抵抗を有する生成物を意味しそして機械的応力にさらされる時により少ない熱蓄積を有する。
本明細書中で以下に例示するであろうように、本発明の開始剤を使用して生成されるポリマーは、比較的狭い範囲の分子量で再現性良く重合可能であり、その結果約20,000〜約250,000の分子量範囲を有する実質的に一定の再現性のあるポリマーが可能であることも見い出された。
本発明のポリマーは、単独でまたは他のエラストマーと組み合わせて使用して、生成物例えばタイヤトレッド原料、側壁原料または他のタイヤ成分原料コンパウンドを製造することができる。少なくとも一種のこのような成分は、硬化可能なエラストマーまたはゴム組成物から製造される。例えば、それらは、天然ゴム、合成ゴム及びこれらのブレンドを含む任意の慣用的に用いられるトレッド原料ゴムとブレンドすることができる。このようなゴムは、当業者には良く知られていて、そして合成ポリイソプレンゴム、スチレン/ブタジエンゴム(SBR)、ポリブタジエン、ブチルゴム、ネオプレン、エチレン/プロピレンゴム、エチレン/プロピレン/ジエンゴム(EPDM)、アクリロニトリル/ブタジエンゴム(NBR)、シリコーンゴム、フルオロエラストマー、エチレンアクリルゴム、エチレン酢酸ビニルコポリマー(EVA)、エピクロロヒドリンゴム、塩素化されたポリエチレンゴム、クロロスルホン化されたポリエチレンゴム、水素化されたニトリルゴム、
テトラフルオロエチレン/プロピレンゴム及び類似物を含む。本発明のポリマーを慣用のゴムとブレンドする時には、その量は広く例えば10〜99重量%で変わることができる。
本発明のポリマーは、ゴム100部あたり(phr)約20〜約100重量部の範囲の量でカーボンブラックとコンパウンドすることができ、そして約40〜約70phrが好ましい。カーボンブラックは、慣用的に入手できる商業的に製造されるカーボンブラックの任意のものを含んで良いが、少なくとも20m/gのそしてさらに好ましくは少なくとも35m/gないし200m/gまたはそれ以上の表面積(EMSA)を有するものが好ましい。本出願において使用される表面積値は、セチルトリメチル−アンモニウムブロミド(CATB)技術を使用してASTM テスト D−1765によって測定された値である。ファーネスブラック、チャンネルブラック及びランプブラックが有用なカーボンブラックの中にある。さらに詳細には、カーボンブラックの例は、超摩耗ファーネス(SAF)ブラック、高摩耗ファーネス(HAF)ブラック、高速押出ファーネス(FEF)ブラック、微細ファーネス(FF)ブラック、中間超摩耗ファーネス(ISAF)ブラック、半強化ファーネス(SRF)ブラック、中庸処理チャンネルブラック、硬処理チャンネルブラック及び伝導チャンネルブラックを含む。利用することができるその他のカーボンブラックはアセチレンブラックを含む。上のブラックの2以上の混合物を、本発明のカーボンブラック生成物を製造する際に使用することができる。使用可能なカーボンブラックの表面積の典型的な値を以下の表1中に要約する。
表1
カーボンブラック
ASTM 表面積
命名 (m/g)
(D−1765−82a) (D−3765)
N−110 126
N−220 111
N−339 95
N−330 83
N−550 42
N−660 35
本発明のゴムコンパウンドの製造において利用されるカーボンブラックは、ペレット化された形またはペレット化されていない綿状の物体で良い。好ましくは、一層均一な混合のために、ペレット化されていないカーボンブラックが好ましい。強化されたゴムコンパウンドは、約0.5〜約4phrでの既知の硬化剤によって慣用のやり方で硬化することができる。例えば、硫黄またはペルオキシドベースの硬化システムを用いることができる。適切な硬化剤の一般的開示のためには、Kirk−Othmer、化学技術の百科事典、第3版、Wiley Interscience、N.Y.1982、20巻、365〜468頁、特に“硬化剤及び補助物質”、390〜402頁を参照することができる。硬化剤は単独でまたは組み合わせて使用することができる。
本発明の硬化可能なエラストマー組成物は、本発明のポリマーをカーボンブラック及びその他の慣用のゴム添加剤例えば充填剤、可塑剤、酸化防止剤、硬化剤及び類似物と、標準的なゴム混合装置及び手順及びこのような添加剤の慣用の量を使用してコンパウンディングまたは混合することによって製造することができる。
実験一般
本発明による開始剤及びエラストマーの製造及び特性を示すために、多数のこのような開始剤及びエラストマーを製造した。さらに特別には、A基がヘキサメチレンイミンであるそしてAが1,3,3−トリメチル−6−アザビシクロ[3.2.1]オクタンである開始剤を製造した。ヘキサン中のスチレン及びブタジエンの溶液を製造し、そしてこれらの開始剤によって重合させた。上で記したように、重合を実施するために当該技術において知られている種々の技術を、本発明の範囲から逸脱すること無く用いることができる。
実施例No.1
開始剤の製造
1,3,3−トリメチル−6−アザビシクロ[3.2.1]オクタン、“TABO”を水素化カルシウムから真空蒸留し、窒素下で乾燥した窒素パージされたボトルに移した。1,3,3−トリメチル−6−アザビシクロ[3.2.1]オクタンのN−リチオ塩、“LTABO”を、ヘキサン中の二環状アミンの1.11の溶液の10ミリ当量即ち“meq”をヘキサン中のn−ブチルリチウムの1.67の溶液の10meqによって処理し、この混合物を室温で一晩渦を巻かせることによって製造した。生成した溶液は透明でそして非常にかすかな黄色がかった色であった。これは、ひどい沈殿が容易に起きることが観察された、可溶化手段無しで同じやり方でヘキサン中で製造されたN−リチオピロリジニドの混合物とは顕著な対照にあった。LTABO溶液は室温で何日も安定であった。サンプルは、重合を開始させる際の使用のためにシリンジによってそれから引き出した。
LTABOによるブタジエン及びスチレンの重合
上の開始剤の0.67の溶液を、1.0meqLi/100gモノマーのレベルでヘキサン中のブタジエン及びスチレンの80%/20重量%ブレンドに添加し、そしてN,N,N’,N’−テトラメチルエチレンジアミン(TMEDA)を0.27TMEDA/Liで添加した。この混合物を50℃で1〜2時間撹拌し、ポリマーへの約100%の転化を進めた。実際には反応時間及び温度にかなりの許容差があり、殆ど同じように使用される反応容器、撹拌のタイプ等にも許容差がある。次に、処理されたセメントを1.5mlのi−PrOHによる注入によって静め、酸化防止剤(ヘキサン中に1.6重量%のDBPCを含む3mlの混合物)によって処理し、i−PrOH中で凝析し、室温で空気乾燥し、次にドラム乾燥した。適切な特性付けを実施した。本明細書中で以下にポリマーAとして報告する生成物ポリマーは、19.4%のスチレン(0.7%のブロック)、42.3%のビニル(BD=100%の場合には52.5%のビニル)を含んでいた;Tg−41.6℃、GPC(THF):M 99694、MWD 1.82、元の(raw)ML/4/100=22。
LTABOによるブタジエン及びスチレンの重合、及びSnCl4による末端結合
50℃での1時間の重合の後で、重合混合物を仕込まれた1当量のLiあたり0.7当量のSnClによって処理した以外は、上の手順に正確に従った。本明細書中で以下にポリマーBとして報告する生成物ポリマーは、上と同じやり方で後処理した。生成物ポリマーは、17.2%のスチレン(0.4%のブロック)、43.1%のビニル(BD=100%の場合には52.1%のビニル)を含んでいた;Tg−42.5℃、GPC(THF):M 107253、MWD 3.09、約30%高い分子量;元の(raw)ML/4/100=51。
コンパウンドされた特性の評価:
生成物ポリマーA及びBをコンパウンドしそして表2中に示すテスト処方中に指示されたようにテストし、そして165℃で20分間硬化した。物理的テストの結果を本明細書中の以下の表3中に報告する。
表2
コンパウンディング処方
100部のゴム
成分 混合順序 あたりの部
ポリマー 1 100
ナフテン系油 2 10 マスターバッチ
カーボンブラック、 3 55 145−155℃、60RPM
N−351
ZnO 4 3
酸化防止剤 5 1
ワックスブレンド 6
マスターバッチ合計: 171
ステアリン酸 2 最終
硫黄 1.5 77−93℃、40RPM
促進剤
最終合計: 175.5

表3
LTABO開始剤の物理的テスト
1Hzダインスタット
ML/4/212 tanδ リング応力−歪、R.T.
ポリマー (gum) (cpd) 50℃ M300 T.S. %Eb
A 22 60 0.119 2338 3133 430
B 51 70 0.119 2701 3668 427
加えて、ポリマーA及びポリマーBの未硬化の最終のコンパウンドされた原料の炭素結合されたゴム含量は、それぞれ29%及び40%であった。これは、典型的に20〜22%の炭素結合されたゴムを示す未改質のゴム、及び典型的に31〜33%の炭素結合されたゴムを示すブチルリチウムで開始されたSnカップルされたゴムと比較して、これらの場合におけるポリマーとカーボンブラックとの間の増進された相互作用を示す。このテストの結果は、これらのポリマーにおける減少したヒステリシスを示す。ダインスタットtan δ(50℃)=0.119は、典型的なアルキルリチウム開始剤を使用して製造されたこの分子量の未改質ポリマーに関して予期される値より約40%低い。
実施例No.2
開始剤の製造
ヘキサメチレンイミン、“HMI”を水素化カルシウムから蒸留し、そして窒素下で乾燥し窒素パージされたボトルに移した。ヘキサメチレンイミンのN−リチオ塩、“LHMI”を、85:15(重量/重量)のシクロヘキサン:ヘキサン中の環状アミンの2.24の溶液の30meqをヘキサン中のn−ブチルリチウムの1.67の溶液の30meqによって処理し、この混合物を室温で一晩渦を巻かせることによって製造した。生成した溶液は透明で薄い黄色であった。上で記したように、これは、ひどい沈殿が容易に起こることが観察される、可溶化手段無しで同じやり方でシクロヘキサンまたはヘキサン中で製造されたN−リチオピロリジド及び幾つかのその他のリチウム炭化水素アミドの混合物とは顕著に対照的であった。重合を開始させる際の使用のためにシリンジによってサンプルをそれから引き出した。
LHMIによるブタジエン及びスチレンの重合
上の開始剤の0.96の溶液を、1.0meqLi/100gのモノマーのレベルでヘキサン中のブタジエン及びスチレンの80%/20重量%ブレンドに添加し、そしてN,N,N’,N’−テトラメチルエチレンジアミン(“TMEDA”)を0.30TME
DA/Liで添加した。この混合物を50℃で3時間撹拌し、ポリマーへのほぼ100%の転化を進めた。この重合は、実質的に前の実施例中に示されたように実施した。本明細書中で以下にポリマーCとして報告する生成物ポリマーは、19.6%のスチレン(2%のブロック)、34.9%のビニル(BD=100%の場合には43.5%のビニル)を含んでいた;Tg−50℃、GPC(THF):M 103152、MWD 1.27、元のML/4/100=15。
LHMIによるブタジエン及びスチレンの重合、及びSnCl4による末端結合:
50℃での1.5時間の重合の後で、重合混合物を仕込まれた1当量のLiあたり0.8当量のSnClによって処理した以外は、上の手順に正確に従った。生成物は、上と同じやり方で後処理した。本明細書中で以下にポリマーDとして報告する生成物ポリマーは、19.0%のスチレン(0.8%のブロック)、39.9%のビニル(BD=100%の場合には49.4%のビニル)を含んでいた;Tg−45℃、GPC(THF);M 164726、MWD 1.82、約52%高い分子量;元のML/4/100=71。
コンパウンドされた特性の評価:
生成物ポリマーC及びDをコンパウンドしそして本明細書中の上の表2中に示すテスト処方中に指示されたようにテストし、そして165℃で20分間硬化した。物理的テストの結果を本明細書中の以下の表4中に報告する。
表4
HMI開始剤の物理的テスト
1Hzダインスタット
ML/4/212 tanδ リング応力−歪、R.T.
ポリマー (gum) (cpd) 50℃ M300 T.S. %Eb
C 15 65 0.093 2780 3542 409
D 71 102 0.080 2896 3549 399
このテストの結果はこれらのポリマーにおける減少したヒステリシスを示す。ダインスタットtan δ(50℃)=0.093は、典型的なアルキルリチウム開始剤を使用して製造された、この分子量の未改質ポリマーに関して予期される値より約50%低い。
本発明による開始剤を製造する好ましい方法をここに説明する。容器、例えばテフロンまたはガラス被覆したマグネチック・スターラーのバーを含む小さなボトルを乾燥し、シールしそして窒素でパージする。撹拌しながら以下のものシリンジによって添加する:
1.炭化水素溶媒中の30ミリモルの無水アミン、及び
2.炭化水素溶媒中の30.1ミリモルのアルキルリチウムを、背圧に関して注意しながら、撹拌しながら、一度にシリンジによって添加する。
この溶液は、加熱しそして直ちに圧力を発現する可能性があるが、すぐに戻って冷え始めるであろう。比較的大量の薬剤、例えば大きなボトル中の250〜300ミリモルまたは反応器中の0.5〜1.5モルを製造する時には、ピーク温度を約38℃またはそれ未満に保持するために冷却されたまたは冷たい水の冷却を使用する時に最善の結果が得られる。通常の手順は、使用前に混合物を室温で一晩撹拌せしめることであった。しかしながら、この反応は数分以内に本質的に完了する。混合物は、顕著な沈殿無しで透明でストローのような黄色でなければならない。軽いないし中程度のかすみまたは曇りは活性に影響しないように思われる。無水の条件が必要とされる。30ppm未満の水を含む炭化水素溶媒溶液が最善の結果を与える。開始剤薬剤は、窒素の陽圧の下で室温(25〜27℃)で数日から約1週間までまたはそれより長い期間貯蔵することができる。
本発明による開始剤がジエンモノマーのアニオン重合のために有用であることは、上述の実施例及び明細書開示から今や明らかであるはずである。比較的狭い分子量範囲内のこのようなポリマーの再現性の良い重合が達成され、そして生成するポリマーはまた生きているC−Li末端の良好な保存を示す。
明細書中でそうではないと述べられた以外は、本発明は本明細書中で開示された特定の開始剤反応物、モノマー、末端停止剤、極性調整剤または溶媒に限定されないことが理解されるものとする。同様に、実施例は、本発明の実際を単に示すために与えられたのであり、そして本発明の限定を構成しない。当業者は、本明細書中で上でなされた開示に従って、容易に他のモノマー及び方法条件を選択することができる。
かくして、本明細書中で開示された任意の変数は、本明細書中で開示されそして述べられた範囲から逸脱すること無く、容易に決定されそして制御されることができる。更にまた、本発明の範囲は、添付の特許請求の範囲の範囲内に入るすべての改変及び変更を含むものとする。
本発明の主なる特徴及び態様は以下の通りである。
1)一般式
ALi
[式中、
Aは、一般式
Figure 0004241809
を有するアルキル、ジアルキル及びシクロアルキルアミン基、並びに一般式
Figure 0004241809
(式中、
は、1〜約12の炭素原子を有するアルキル、シクロアルキルまたはアラルキルから成る群から選ばれ、そして
は、約6〜約8のメチレン基を有するアルキレン基から成る群から選ばれる)
を有する環状アミンから成る群から選ばれる]
を有するリチオアミンを含有して成る、炭化水素溶媒に可溶性のアニオン重合開始剤。
2)アミン中の窒素に結合しているR及びR中の炭素原子がまた全部で少なくとも3つの水素原子に結合している、上記1に記載のアニオン重合開始剤。
3)Rが橋かけされてビシクロアルカンを形成する2つのメチレン基を含む、上記1に記載のアニオン重合開始剤。
4)Aがヘキサメチレンイミン、1,3,3−トリメチル−6−アザビシクロ[3.2.1]オクタン、ジイソブチルアミン及びアザシクロオクタンから成る群から選ばれる、上記1に記載のアニオン重合開始剤。
5)有機リチウム化合物を官能化剤と反応させるステップを含有して成るアニオン重合開始剤を製造する方法であって、該官能化剤は、一般式
Figure 0004241809
を有するアルキル、ジアルキル及びシクロアルキルアミン基、並びに一般式
Figure 0004241809
(式中、
は、1〜約12の炭素原子を有するアルキル、シクロアルキルまたはアラルキルから成る群から選ばれ、そして
は、約6〜約8のメチレン基を有するアルキレン基から成る群から選ばれる)
を有する環状アミンから成る群から選ばれる方法。
6)該有機リチウム化合物が一般式RLi[式中、Rは1〜約20の炭素原子を有するアルキル、シクロアルキル、アルケニル、アルキニル、アリール及びアラルキル、並びに約25単位までを有するジオレフィン及びビニルアリールモノマーからの短鎖長の低分子量ポリマーから成る群から選ばれる]を有する、上記5に記載のアニオン重合開始剤を製造する方法。
7)ポリマー連鎖が少なくとも一つの官能基Aを有することを有して成る、官能化されたポリマーであって、Aは、一般式
ALi
[式中、
Aは、一般式
Figure 0004241809
を有するアルキル、ジアルキル及びシクロアルキルアミン基、並びに一般式
Figure 0004241809
(式中、
は、1〜約12の炭素原子を有するアルキル、シクロアルキルまたはアラルキルから成る群から選ばれ、そして
は、約6〜約8のメチレン基を有するアルキレン基から成る群から選ばれる)
を有する環状アミンから成る群から選ばれる]
を有する重合開始剤から誘導される官能化されたポリマー。
8)炭化水素溶媒中の1以上アニオン重合可能なモノマーの溶液を生成させるステップ、並びに
該炭化水素溶媒中に可溶性である開始剤{ここで該開始剤は、一般式
ALi
[式中、
Aは、一般式
Figure 0004241809
を有するアルキル、ジアルキル及びシクロアルキルアミン基、並びに一般式
Figure 0004241809
(式中、
は、1〜約12の炭素原子を有するアルキル、シクロアルキルまたはアラルキルから成る群から選ばれ、そして
は、約6〜約8のメチレン基を有するアルキレン基から成る群から選ばれる)
を有する環状アミンから成る群から選ばれる]
を有するリチオアミンを含有して成る}の存在下で該モノマーを重合させるステップ
を含有して成る、官能化されたポリマーを生成させる方法。
9)該ポリマーを末端停止剤、カップリング剤及び結合剤から成る群から選ばれそして誘導された官能基と、生成するポリマー多官能であるように、反応させる更なるステップを含有して成る、上記8に記載の方法。
10)該末端停止剤、カップリング及び結合剤が、二酸化炭素;N,N,N’,N’−テトラアルキルジアミノベンゾフェノン;ジアルキルアミノベンズアルデヒド;ジアルキルイミダゾリジノン;1−アルキル置換されたピロリドン;1−アリール置換されたピロリドン;約5〜約20の炭素原子を有するジアルキル−及びジシクロアルキル−カルボジイミド;(RZX
Figure 0004241809
[式中、
Zはスズまたはシリコンであり、
は約1〜約20の炭素原子を有するアルキル、約3〜約20の炭素原子を有するシクロアルキル、約6〜約20の炭素原子を有するアリール及び約7〜約20の炭素原子を有するアラルキルから成る群から選ばれ、
Xは塩素または臭素であり、
aは0〜3であり、そして
bは約1〜4であり、ここで
a+bは4であり、
各々のRは同一または異なっていて、そして約1〜約12の炭素原子を有するアルキル、シクロアルキル及びアリールから成る群から選ばれ、
は約4〜約20の炭素原子を有するt−アルキル、フェニル、アルキルフェニル及びN,N−ジアルキルアミノフェニルから成る群から選ばれ、
各々のRは同一または異なっていて、そして約1〜約12の炭素原子を有するアルキル及びシクロアルキルから成る群から選ばれ、そして
は約1〜約20の炭素原子を有するアルキル、フェニル、アルキルフェニル及びN,N−ジアルキルアミノフェニルから成る群から選ばれる]
から成る群から選ばれる、上記9に記載の方法。
11)2つのR基が一緒に環状基を形成する、上記10に記載の方法。
12)Aがヘキサメチレンイミン、1,3,3−トリメチル−6−アザビシクロ[3.2.1]オクタン、ジイソブチルアミン及びアザシクロオクタンから成る群から選ばれる、上記8に記載の方法。
13)官能基A{ここでAは、一般式
ALi
[式中、
Aは、一般式
Figure 0004241809
を有するアルキル、ジアルキル及びシクロアルキルアミン基、並びに一般式
Figure 0004241809
(式中、
は、1〜約12の炭素原子を有するアルキル、シクロアルキルまたはアラルキルから成る群から選ばれ、そして
は、約6〜約8のメチレン基を有するアルキレン基から成る群から選ばれる)
を有する環状アミンから成る群から選ばれる]
を有する重合開始剤から誘導される}
を有する連鎖を有するエラストマーポリマー、並びに
該ポリマーの100部あたり約5〜80重量部のカーボンブラック
を含有して成る減少したヒステリシス特性を有する硬化可能なエラストマーコンパウンド。
14)少なくとも一種の官能基A{ここでAは、一般式
ALi
[式中、
Aは、一般式
Figure 0004241809
を有するアルキル、ジアルキル及びシクロアルキルアミン基、並びに一般式
Figure 0004241809
(式中、
は、1〜約12の炭素原子を有するアルキル、シクロアルキルまたはアラルキルから成る群から選ばれ、そして
は、約6〜約8のメチレン基を有するアルキレン基から成る群から選ばれる)
を有する環状アミンから成る群から選ばれる]
を有する重合開始剤から誘導される}
を有する連鎖を有するエラストマーポリマー、並びに
該ポリマーの100部あたり約5〜80重量部のカーボンブラック
を含有して成る硬化可能なエラストマー組成物を含む、トレッド原料から生じる減少したローリング抵抗を有するタイヤ。
15)少なくとも一種のアミン官能基A(ここでAは、有機リチウム化合物及びアミンの反応生成物並びにスズ−炭素結合から誘導される)を有するポリマーを含有して成る、硬化可能なゴム組成物。
16)Aが、一般式
Figure 0004241809
を有するアルキル、ジアルキル及びシクロアルキルアミン基、並びに一般式
Figure 0004241809
(式中、
は、1〜約12の炭素原子を有するアルキル、シクロアルキルまたはアラルキルから成る群から選ばれ、そして
は、約6〜約8のメチレン基を有するアルキレン基から成る群から選ばれる)
を有する環状アミンから成る群から選ばれる、上記15に記載の硬化可能なゴム組成物。
17)上記15に記載の多官能ポリマー。
18)Aが、一般式
Figure 0004241809
を有するアルキル、ジアルキル及びシクロアルキルアミン基、並びに一般式
Figure 0004241809
(式中、
は、1〜約12の炭素原子を有するアルキル、シクロアルキルまたはアラルキルから成る群から選ばれ、そして
は、約6〜約8のメチレン基を有するアルキレン基から成る群から選ばれる)
を有する環状アミンから成る群から選ばれる、上記17に記載の多官能ポリマー。
19)少なくとも一種のアミン官能基A(ここでAは、有機リチウム化合物及びアミンの反応生成物である重合開始剤から誘導される)を有する多官能ポリマー
スズ−炭素結合を有する該多官能ポリマー、並びに
該ポリマーの100部あたり約5〜80重量部のカーボンブラック
を含有して成る、少なくとも一種の硬化可能なエラストマー成分を有するタイヤ。
20)Aが、一般式
Figure 0004241809
を有するアルキル、ジアルキル及びシクロアルキルアミン基、並びに一般式
Figure 0004241809
(式中、
は、1〜約12の炭素原子を有するアルキル、シクロアルキルまたはアラルキルから成る群から選ばれ、そして
は、約6〜約8のメチレン基を有するアルキレン基から成る群から選ばれる)
を有する環状アミンから成る群から選ばれる、上記19に記載のタイヤ。
21)該成分がトレッド原料である、上記19に記載のタイヤ。
22)該成分が側壁原料である、上記19に記載のタイヤ。
23)少なくとも一種のアミン官能基A(ここでAは、有機リチウム化合物及びアミンの反応生成物から誘導される)を有するポリマー、並びに
末端停止剤、カップリング剤及び結合剤から成る群から選ばれそして誘導される第二官能基
を含有して成る、ゴム組成物。
24)Aが、一般式
Figure 0004241809
を有するアルキル、ジアルキル及びシクロアルキルアミン基、並びに一般式
Figure 0004241809
(式中、
は、1〜約12の炭素原子を有するアルキル、シクロアルキルまたはアラルキルから成る群から選ばれ、そして
は、約6〜約8のメチレン基を有するアルキレン基から成る群から選ばれる)
を有する環状アミンから成る群から選ばれる、上記23に記載のゴム組成物。
25)該末端停止剤、カップリング及び結合剤が、二酸化炭素;N,N,N’,N’−テトラアルキルジアミノベンゾフェノン;ジアルキルアミノベンズアルデヒド;ジアルキルイミダゾリジノン;1−アルキル置換されたピロリドン;1−アリール置換されたピロリドン;約5〜約20の炭素原子を有するジアルキル−及びジシクロアルキル−カルボジイミド;(RZX
Figure 0004241809
[式中、
Zはスズまたはシリコンであり、
は約1〜約20の炭素原子を有するアルキル、約3〜約20の炭素原子を有するシクロアルキル、約6〜約20の炭素原子を有するアリール及び約7〜約20の炭素原子を有するアラルキルから成る群から選ばれ、
Xは塩素または臭素であり、
aは0〜3であり、そして
bは約1〜4であり、ここで
a+bは4であり、
各々のRは同一または異なっていて、そして約1〜約12の炭素原子を有するアルキル、シクロアルキル及びアリールから成る群から選ばれ、
は約4〜約20の炭素原子を有するt−アルキル、フェニル、アルキルフェニル及びN,N−ジアルキルアミノフェニルから成る群から選ばれ、
各々のRは同一または異なっていて、そして約1〜約12の炭素原子を有するアルキル及びシクロアルキルから成る群から選ばれ、そして
は約1〜約20の炭素原子を有するアルキル、フェニル、アルキルフェニル及びN,N−ジアルキルアミノフェニルから成る群から選ばれる]
から成る群から選ばれる、上記23に記載のゴム組成物。
26)2つのR基が一緒に環状基を形成する、上記25記載の方法。
27)上記23に記載の多官能ポリマー。
28)Aが、一般式
Figure 0004241809
を有するアルキル、ジアルキル及びシクロアルキルアミン基、並びに一般式
Figure 0004241809
(式中、
は、1〜約12の炭素原子を有するアルキル、シクロアルキルまたはアラルキルから成る群から選ばれ、そして
は、約6〜約8のメチレン基を有するアルキレン基から成る群から選ばれる)
を有する環状アミンから成る群から選ばれる、上記27に記載の多官能ポリマー。
29)該末端停止剤、カップリング及び結合剤が、二酸化炭素;N,N,N’,N’−テトラアルキルジアミノベンゾフェノン;ジアルキルアミノベンズアルデヒド;ジアルキルイミダゾリジノン;1−アルキル置換されたピロリドン;1−アリール置換されたピロリドン;約5〜約20の炭素原子を有するジアルキル−及びジシクロアルキル−カルボジイミド;(RZX
Figure 0004241809
[式中、
Zはスズまたはシリコンであり、
は約1〜約20の炭素原子を有するアルキル、約3〜約20の炭素原子を有するシクロアルキル、約6〜約20の炭素原子を有するアリール及び約7〜約20の炭素原子を有するアラルキルから成る群から選ばれ、
Xは塩素または臭素であり、
aは0〜3であり、そして
bは約1〜4であり、ここで
a+bは4であり、
各々のRは同一または異なっていて、そして約1〜約12の炭素原子を有するアルキル、シクロアルキル及びアリールから成る群から選ばれ、
は約4〜約20の炭素原子を有するt−アルキル、フェニル、アルキルフェニル及びN,N−ジアルキルアミノフェニルから成る群から選ばれ、
各々のRは同一または異なっていて、そして約1〜約12の炭素原子を有するアルキル及びシクロアルキルから成る群から選ばれ、そして
は約1〜約20の炭素原子を有するアルキル、フェニル、アルキルフェニル及びN,N−ジアルキルアミノフェニルから成る群から選ばれる]
から成る群から選ばれる、上記27記載の多官能ポリマー。
30)少なくとも一種のアミン官能基A(ここで、Aは有機リチウム化合物及びアミンの反応生成物である重合開始剤から誘導される)を有する多官能ポリマー;
末端停止剤、カップリング剤及び結合剤から成る群から選ばれそして誘導された第二官能基を有する該ポリマー;並びに
該ポリマーの100部あたり約5〜80重量部のカーボンブラック
を含有して成る少なくとも一種の硬化可能なエラストマー成分を有するタイヤ。
31)Aが、一般式
Figure 0004241809
を有するアルキル、ジアルキル及びシクロアルキルアミン基、並びに一般式
Figure 0004241809
(式中、
は、1〜約12の炭素原子を有するアルキル、シクロアルキルまたはアラルキルから成る群から選ばれ、そして
は、約6〜約8のメチレン基を有するアルキレン基から成る群から選ばれる)
を有する環状アミンから成る群から選ばれる、上記30に記載のタイヤ。
32)該末端停止剤、カップリング及び結合剤が、二酸化炭素;N,N,N’,N’−テトラアルキルジアミノベンゾフェノン;ジアルキルアミノベンズアルデヒド;ジアルキルイミダゾリジノン;1−アルキル置換されたピロリドン;1−アリール置換されたピロリドン;約5〜約20の炭素原子を有するジアルキル−及びジシクロアルキル−カルボジイミド;(RZX
Figure 0004241809
[式中、
Zはスズまたはシリコンであり、
は約1〜約20の炭素原子を有するアルキル、約3〜約20の炭素原子を有するシクロアルキル、約6〜約20の炭素原子を有するアリール及び約7〜約20の炭素原子を有するアラルキルから成る群から選ばれ、
Xは塩素または臭素であり、
aは0〜3であり、そして
bは約1〜4であり、ここで
a+bは4であり、
各々のRは同一または異なっていて、そして約1〜約12の炭素原子を有するアルキル、シクロアルキル及びアリールから成る群から選ばれ、
は約4〜約20の炭素原子を有するt−アルキル、フェニル、アルキルフェニル及びN,N−ジアルキルアミノフェニルから成る群から選ばれ、
各々のRは同一または異なっていて、そして約1〜約12の炭素原子を有するアルキル及びシクロアルキルから成る群から選ばれ、そして
は約1〜約20の炭素原子を有するアルキル、フェニル、アルキルフェニル及びN,N−ジアルキルアミノフェニルから成る群から選ばれる]
から成る群から選ばれる、上記30に記載のタイヤ。
33)該成分がトレッド原料である、上記30に記載のタイヤ。
34)該成分が側壁原料である、上記30に記載のタイヤ。

Claims (4)

  1. 少なくとも一種のアミン官能基A、
    [ここで、
    Aは、一般式
    Figure 0004241809
    (式中、
    2は、1,3,3−トリメチル−6−アザビシクロ[3.2.1]オクタンからの基で
    ある
    を有する環状アミンから成る群から選ばれる]
    並びにスズ−炭素結合を有する、アニオン重合可能な共役ジエンモノマー及びビニル芳香族モノマーから得られる硬化可能なポリマー、を含有して成る硬化可能なゴム組成物。
  2. 少なくとも一種のアミン官能基A、
    [ここで、
    Aは、一般式
    Figure 0004241809
    (式中、
    2は、1,3,3−トリメチル−6−アザビシクロ[3.2.1]オクタンからの基
    である
    を有する環状アミンから成る群から選ばれる]
    及びスズ−炭素結合又はケイ素−炭素結合を有する、アニオン重合可能な共役ジエンモノマー及びビニル芳香族モノマーから得られる硬化可能なポリマー、並びに
    該ポリマーの100重量部あたり5〜80重量部のカーボンブラック
    を含有して成る、少なくとも一種の硬化可能なエラストマー成分を有するタイヤ。
  3. 少なくとも一種のアミン官能基A、
    [ここで、
    Aは、一般式
    Figure 0004241809
    (式中、
    2は、1,3,3−トリメチル−6−アザビシクロ[3.2.1]オクタンからの基
    である
    を有する環状アミンから成る群から選ばれる]
    並びに
    末端停止剤、カップリング剤及び結合剤から成る群から選ばれる少なくとも1つの第二官能基
    を有する、アニオン重合可能な共役ジエンモノマー及びビニル芳香族モノマーから得られる硬化可能なポリマーを含有して成る、ゴム組成物。
  4. 少なくとも一種のアミン官能基A、
    [ここで、
    Aは、一般式
    Figure 0004241809
    (式中、
    2は、1,3,3−トリメチル−6−アザビシクロ[3.2.1]オクタンからの基
    である
    を有する環状アミンから成る群から選ばれる]
    を有し、かつ末端停止剤、カップリング剤及び結合剤から成る群から選ばれる少なくとも1つの第二官能基を有するアニオン重合可能な共役ジエンモノマー及びビニル芳香族モノマーから得られる硬化可能なポリマー;並びに
    該ポリマーの100重量部あたり5〜80重量部のカーボンブラック
    を含有して成る少なくとも一種の硬化可能なエラストマー成分を有するタイヤ。
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