JP4240502B2 - 対象から抽出した特徴に基づきその対象を認証する技術 - Google Patents

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Description

本発明は、対象から抽出した特徴に基づきその対象を認証する技術に関する。特に、本発明は、対象から抽出した特徴と予め登録した特徴とを照合することでその対象を認証する技術に関する。
近年、情報システムにおいては、利用者認証の精度を一層高めるために、生体情報を用いた認証が行われるようになってきている。利用可能な生体情報は様々であり、指紋や静脈の形状などの生態学的な特徴のほか、署名や声紋などの機能的特徴の利用が提案されている。生体情報は偽造困難な反面、第三者に漏洩しても変更できない。また、従来方式のパスワードなどに比べて、生体情報はプライベートな情報を多く含み得る。従って、生体情報やそれに基づく特徴量などの情報は、その所有者により管理されることが望ましい。例えば、従来は、生体情報は利用者が携帯するICカードなどに記録される場合が多く、第三者によって管理されるサーバなどに記録されることは少ない。
参考技術として特許文献1および特許文献2を挙げる。特許文献1の技術では、生体情報の一部ずつ(特許文献1中ではテンプレートと呼んでいる)をサーバと端末とに分割して保存している。認証時にはこれらのテンプレートを合成して認証に利用する。生体情報の再登録時には、通常は端末側のテンプレートのみを更新すればよい。これにより、テンプレートの保管および再発行に関する運用コストを削減できる。また、特許文献2は、生体情報による認証と暗号鍵などを用いた認証とを組み合わせることで、認証の精度を高める技術を開示している。
特開2002−351843号公報 特開2004−088373号公報
ICカードは耐タンパー性などを備え情報漏洩に強いものの、個々人により管理される状況では生体情報が第三者に漏洩することも想定される。生体情報が漏洩すると成り済ましなどの不正に利用されることが想定されるので、漏洩した生体情報は以降の認証に使用しないことが望ましい。しかしながら、漏洩した生体情報を認証に使用しないこととすると、生体情報を用いた以降の認証を継続できなくなってしまう場合がある。このため、生体情報が漏洩したとしても、第三者の不正利用を困難とし、なおかつ正当な認証を継続させることのできる技術が望まれている。なお、上記何れの参考技術も、本願発明とは目的を異にし、生体情報の不正利用を防止することはできない。
そこで本発明は、上記の課題を解決することのできるシステム、方法およびプログラムを提供することを目的とする。この目的は特許請求の範囲における独立項に記載の特徴の組み合わせにより達成される。また従属項は本発明の更なる有利な具体例を規定する。
上記課題を解決するために、本発明は、認証対象から抽出した抽出特徴と予め登録された登録特徴とを照合することにより認証対象を認証するシステムであって、認証対象である利用者の認証に用いられる情報を記録するための情報記録媒体は、認証対象から抽出される複数の抽出特徴より少ない数の複数の登録特徴を記録しており、利用者の認証要求に応じ、認証対象から複数の抽出特徴を抽出する抽出部と、複数の登録特徴を前記情報記録媒体から読み出し、読み出した前記複数の登録特徴のそれぞれと、当該登録特徴に対応する前記抽出特徴とを照合し、照合結果に基づいて認証対象を認証する認証部と、認証の成功を条件に、利用者の認証要求に応じて前記抽出部が抽出した前記複数の抽出特徴のうち、当該認証に用いた前記複数の登録特徴に対応する一部とは組合せが異なる、前記複数の抽出特徴より少ない数の複数の特徴を選択する選択部と、予め登録された前記複数の登録特徴を前記情報記録媒体から除外し、前記選択部が選択した前記複数の特徴を、前記認証対象についての後の認証に用いる新たな複数の登録特徴として前記情報記録媒体に記録する登録部と、を備えるシステム、当該システムとして情報処理装置を機能させるプログラムおよび当該システムによって利用者を認証する方法を提供する。
なお、上記の発明の概要は、本発明の必要な機能の全てを列挙したものではなく、これらの特徴群のサブコンビネーションもまた、発明となりうる。

以下、発明を実施するための最良の形態(以下、実施形態と称す)を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではなく、また実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
図1は、認証システム10の全体構成を示す。認証システム10は、認証装置20と、サーバ装置30とを備える。認証装置20は、認証対象である利用者の生体情報を読み取って、その生体情報の複数の特徴を抽出する。例えば、認証装置20は、利用者の手の指からセンサーにより指紋を読み取ってその特徴を抽出してもよい。以降、抽出した特徴を抽出特徴と呼ぶ。また、認証装置20は、複数の抽出特徴の一部について予め登録された複数の登録特徴を、ICカードリーダなどによってICカード15から読み出す。ICカード15は、利用者によって携帯され、その利用者の認証に用いられる情報を記録するための情報記録媒体の一例である。なお、情報記録媒体は、認証用の情報を記録可能で携帯可能であれば、本例のようなICカードに限らず、磁気カードであってもよいし、携帯電話やPDAなどであってもよい。
認証装置20は、利用者から抽出した複数の抽出特徴と、ICカード15から読み出した複数の登録特徴とを照合し、その照合結果に基づいて利用者を認証する。認証が成功すると、その旨がサーバ装置30に通知され、認証者に対する処理、例えば、銀行口座の参照などが許可される。また、認証装置20は、認証の成功を条件に、複数の抽出特徴のうち、ICカード15から読み出した複数の登録特徴とは組合せが異なる複数の特徴を選択する。認証装置20は、複数の抽出特徴のうち、サーバ装置30から受けた指示に基づく組合せの特徴を選択してもよい。そして、認証装置20は、既に登録されていた複数の登録特徴をICカード15から除外し、新たに選択した複数の特徴を、その利用者についての後の認証に用いる複数の登録特徴としてICカード15に登録する。
このように、本実施形態に係る認証システム10は、認証に用いる生体情報の組合せを認証成功の毎に変更することで、ICカード15から生体情報が漏洩した場合の被害を低減することを目的とする。即ち、認証システム10によれば、生体情報が漏洩した場合であってもその不正利用を困難とし、かつ、正当な生体認証を継続させることができる。
図2は、認証装置20の機能構成を示す。認証装置20は、抽出部200と、認証部210と、選択部230と、登録部240とを有する。抽出部200は、認証対象である利用者から生体情報の複数の特徴を略同時に読み取って複数の抽出特徴を抽出する。例えば、抽出部200は、手の指の指紋を、互いに異なる複数の指について読み取ってその特徴を抽出してもよい。本例ではm個の抽出特徴が抽出されるものとする。認証部210は、複数の登録特徴と、複数の抽出特徴のうちこれら複数の登録特徴と照合されるべき特徴の組合せを示す組合せ情報とをICカード15から読み出す。読み出される登録特徴は、抽出特徴の一部についてのものであるから、m個より少ない数(例えばk個)であれば任意の個数であってよい。また、組合せ情報は、例えば、「親指の指紋」、「手のひらの静脈の形状」のように、特徴の種類と検出箇所とを特定する情報の組合せである。また、登録特徴と組合せ情報の少なくとも一方は、ICカード15から読み出されるのではなく、サーバ装置30内に記録されサーバ装置30から認証部210に提供されてもよい。
そして、認証部210は、読み出した組合せ情報によって指示される組合せの複数の特徴を、抽出した複数の抽出特徴の中から選択し、選択した複数の抽出特徴を複数の登録特徴と照合する。例えば、認証部210は、読み出された複数の登録特徴のそれぞれが、その登録特徴に対応する抽出特徴に一致するかを判断し、全て一致すれば認証成功と判断する。登録特徴の個数(k個)は、既存の生体認証技術において認証対象を認証するために最低限必要な個数(たとえばp個)以上であれば任意の個数であって構わない。なお、kがpより大きい場合には、認証部210は、k個の登録特徴が全て抽出特徴に一致しなくとも、k個の登録特徴のうちp個以上の登録特徴が抽出特徴に一致すれば、認証対象の認証に成功したと判断してもよい。
選択部230は、認証の成功を条件に、複数の抽出特徴のうち複数の登録特徴とは組合せが異なる複数の特徴を選択する。そして、登録部240は、選択部230が選択したこれら複数の特徴を、認証対象である利用者についての後の認証に用いる複数の登録特徴として登録する。具体的には、登録部240は、予め登録された複数の登録特徴をICカード15から除外し、選択部230が選択した複数の特徴を、その利用者についての次回の認証に用いる複数の登録特徴としてICカード15に記録してもよい。また、登録部240は、登録したこれら複数の登録特徴の組合せを示す組合せ情報をICカード15に更に記録する。
ここで、選択部230によって認証成功の毎に後の認証のために選択される特徴は、予め定められた規則に従って定められてもよい。より具体的には、選択部230は、予め定められた規則に従ってサーバ装置30から発せられる指示に基づき、複数の特徴を選択してもよいし、サーバ装置30からダウンロードしたソフトウェアから予め定められた規則に従って発せられる指示に基づき、複数の特徴を選択してもよい。この場合、好ましくは、認証対象から抽出される複数の抽出特徴の少なくとも一部が盗難された旨の入力を受けたことを条件に、選択部230は、この予め定められた規則を他の規則に変更する。当該入力は、利用者から直接受けてもよいし、サーバ装置30から受けてもよい。また、他の規則への変更は、ソフトウェアの設定変更や、サーバ装置30に対する変更指示によって実現されてもよい。これにより、ある組合せの生体情報が盗難された場合であっても、その組合せを次回以降の認証には使用しないようにして、生体情報の不正利用を効果的に防止できる。
更に他の例として、選択部230は、ある利用者のICカード15から、ICカード15を識別するカード識別情報を読み出し、読み出されたカード識別情報が、その利用者のICカード15から以前の認証のために読み出されたカード識別情報とは異なることを条件に、当該予め定められた規則を他の規則に変更する。これにより、ICカード15が盗難された場合には異なるカード識別情報のICカード15を再発行すれば、生体情報の組合せを定める規則を変更できる。この結果、盗難された旨の入力を受け付ける機能を不要として認証装置20等の構成を簡略化できる。
また、登録部240によってICカード15に記録される登録特徴は、次回の認証のための特徴に限られず、例えば2回後の認証のための特徴であってもよい。この場合、ICカード15には次回の認証とその次の認証との2回分の認証のための登録特徴が記録される。そして、登録部240は、認証が成功する毎に、その認証に用いた登録特徴をICカード15から除外する。このように、登録部240によってICカード15に記録される登録特徴は、同一利用者についての後の認証のためのものであればよく、次回の認証のためのものに限られない。
図3は、それぞれの認証に用いられる特徴の組合せの一例を示す。選択部230は、認証成功の毎に、その認証に用いた複数の登録特徴とは組合せが異なる複数の特徴を選択し、次回の認証に用いる複数の登録特徴とする。この結果、認証成功の毎に異なる組合せの特徴がICカード15に記録される。このように順次記録される特徴の組合せを組合せ1からNとする。組合せ1は、利用者の手の指の指紋や手のひらの静脈の形状など、例えば7箇所の特徴の組合せである。組合せ2とは、組合せ1とは異なる7箇所の特徴の組合せである。同様に、組合せ3からNも、それぞれ互いに異なる7箇所の特徴の組合せである。
登録特徴の組合せは、本図の指紋や静脈の形状に限定されるものではない。例えば、登録特徴は、その他の生態学的特徴、例えば、虹彩、顔の輪郭、目や鼻の形および配置、顔画像の濃淡情報等であってもよい。更に、登録特徴は、利用者の機能的特徴、例えば、署名の筆跡や筆圧、字体や書き順、または、声紋などであってもよいし、生態学的特徴と機能的特徴との組みわせであってもよい。様々な特徴を組み合わせることによって、生体情報の偽造を一層困難にすることができる。なお、例えば指紋のみを組み合わせる場合であっても、選択部230は、指紋に含まれる特徴を、互いに異なる複数の指について組み合わせて、後の認証に用いるための複数の特徴の組合せとして選択することが望ましい。これにより、正当な利用者の指紋を認証のために用い、不正な利用者の指紋を登録のために用いて、その後不正な利用者が正当な利用者に成り済ますといった不正行為を防止できる。
図3に示すように、認証に用いる組合せが認証の毎に異なれば、例え1つの組合せが盗難にあってその盗難の事実に気づかなくても、それが悪用されて不正に認証が成功してしまう確率は極めて低い(本図の場合は1/N)。さらに、ある組合せ(例えば組合せ2)が盗難にあったことに気がついた場合には、特徴選択のための規則を変更するのではなく、その組合せを以降の認証に用いないよう制御してもよい。例えば、選択する組合せをサーバ装置30が選択部230に指示する実施形態においては、サーバ装置30は、ある組合せが盗難にあった旨の入力を受けると、その組合せ2を除いた他の組合せ(1、3〜N)のみを選択部230に指示する。また、選択する組合せがダウンロードされたソフトウェアの指示に基づく実施形態においては、サーバ装置30は、盗難にあった組合せ2を除外する旨の設定を、そのソフトウェアに対して行う。これにより、選択部230は、盗難にあった当該組合せの複数の特徴を、後の認証に用いるために選択しないようにすることができる。
これに代えて、盗難にあった特徴は、その組合せ毎ではなくその特徴毎に管理されてもよい。例えば、サーバ装置30は、ある組合せ(例えば組合せ2)の特徴が盗難にあった旨の指示を受けると、その組合せに含まれるそれぞれの特徴について、その特徴を後の認証に用いない旨のフラグに対応付けて管理する。そして、サーバ装置30は、通常の規則に従って特徴の組合せを生成した結果、その組合せが盗難にあった特徴のみを含む場合には、その組合せは用いずに他の組合せを用いるようにする。例えば、組合せ2と組合せ3が盗難にあった結果、それらを合成して組合せ7を作ることができるような場合、サーバ装置30は、組合せ2および3のみならず組合せ7をも選択しないように選択部230に指示する。これにより、選択部230は、このような組合せの特徴を、後の認証に用いないようにすることができる。
図4は、組合せ情報をICカード15に登録する場合の処理の流れを示す。図4を参照して、組合せ情報と登録情報とを共にICカード15に記録する実施形態の処理の概要を説明する。初期設定の処理として、抽出部200は、利用者の親指、中指および小指のそれぞれから特徴を抽出する(S40)。抽出された特徴をA、b、3とする。選択部230は、予め定められた規則に従って、複数の抽出特徴の中から複数の特徴を選択し、登録部240は、選択した複数の特徴を複数の登録特徴としてICカード15に記録する(S42)。登録特徴をA、bとする。また、登録部240は、登録特徴と照合されるべき抽出特徴の組合せを示す組合せ情報をICカード15に記録する。記録される組合せ情報を(親指、中指)とする。
利用者の認証要求に応じ、抽出部200は、複数の特徴を抽出する(S44)。抽出された特徴をA´、b´、3´とする。また、認証部210は、複数の登録特徴と組合せ情報とをICカード15から読み出す(S46)。この結果、登録特徴としてA、bが読み出され、組合せ情報として(親指、中指)が読み出される。認証部210は、複数の抽出特徴の中から、読み出された組合せ情報によって指示される組合せの複数の特徴(即ち親指のA´と中指のb´)と、登録特徴(A、b)とを照合する。照合の結果、これらがそれぞれ一致すれば、認証部210は、認証成功と判断する。
認証成功を条件に、選択部230は、登録特徴とは組合せの異なる新たな複数の特徴を、複数の抽出特徴の中から選択する。選択した抽出特徴を(b´、3´)とする。そして、登録部240は、この抽出特徴を、後の認証に用いる登録特徴としてICカード15に記録する(S48)。また、登録部240は、当該後の認証において登録特徴と照合されるべき抽出特徴の組合せを示す組合せ情報をICカード15に記録する。記録される組合せ情報は(中指、小指)である。また、登録部240は、既に記憶されていた登録特徴と組合せ情報とをICカード15から除外する。
なお、図4では組合せ情報がICカード15に記録されている形態について説明したが、組合せ情報の記録先はICカード15に限られない。更に、記録される情報は、組合せを直接に表す情報ではなく、間接的に表す情報であってもよい。例えば、特徴の登録時刻から何らかの予め定められた規則によって組合せ情報が生成可能な場合には、特徴の登録時刻を組合せ情報として記録してもよい。また、組合せ情報が無くとも、何らかのアルゴリズムによって登録時の登録特徴の組合せが生成可能な場合には、そのアルゴリズムを実装したソフトウェアが発する指示に基づいて、選択部230は、照合の対象とする抽出特徴を選択してもよい。
図5は、組合せ情報をサーバ装置30に登録する場合の処理の流れを示す。図5を参照して、登録情報はICカード15に、組合せ情報は130にそれぞれ記録される実施形態の処理の概要を説明する。初期設定の処理として、抽出部200は、利用者の親指、中指および小指のそれぞれから特徴を抽出する(S50)。抽出された特徴をA、b、3とする。選択部230は、予め定められた規則に従って、複数の抽出特徴の中から複数の特徴を選択し、登録部240は、選択した複数の特徴を複数の登録特徴としてICカード15に記録する(S52)。登録特徴をA、bとする。また、登録部240は、登録特徴と照合されるべき抽出特徴の組合せを示す組合せ情報をサーバ装置30に対し送信し、サーバ装置30内に記録させる(S53)。記録される組合せ情報を(親指、中指)とする。
利用者の認証要求に応じ、抽出部200は、複数の特徴を抽出する(S54)。抽出された特徴をA´、b´、3´とする。また、認証部210は、複数の登録特徴をICカード15から読み出し(S56)、組合せ情報をサーバ装置30から受信する(S57)。例えば、認証部210は、ICカード15から利用者IDまたはカードIDを別途読み出し、そのIDによってサーバ装置30内のデータベースを検索し、組合せ情報を読み出して受信してもよい。この結果、登録特徴としてA、bが読み出され、組合せ情報として(親指、中指)が受信される。認証部210は、複数の抽出特徴の中から、受信した組合せ情報によって指示される組合せの複数の特徴(即ち親指のA´と中指のb´)と、登録特徴(A、b)とを照合する。照合の結果、これらがそれぞれ一致すれば、認証部210は、認証成功と判断する。
認証成功を条件に、選択部230は、登録特徴とは組合せの異なる新たな複数の特徴を、複数の抽出特徴の中から選択する。選択した抽出特徴を(b´、3´)とする。そして、登録部240は、この抽出特徴を、後の認証に用いる登録特徴としてICカード15に記録する(S58)。また、登録部240は、当該後の認証において登録特徴と照合されるべき抽出特徴の組合せを示す組合せ情報をサーバ装置30に送信し、サーバ装置30において記録させる(S59)。例えば、登録部240は、利用者IDまたはカードIDなどに対応付けて組み合わせ情報をサーバ装置30に送信し、当該IDに対応付けてサーバ装置30において記録させてもよい。記録される組合せ情報は(中指、小指)である。また、登録部240は、既に記憶されていた登録特徴をICカード15から除外する。
以上、図4と図5を参照して説明したように、組合せ情報はICカード15に記録されて管理されても、サーバ装置30に記録されて管理されてもよい。ICカード15に記録される場合には認証装置20とサーバ装置30との通信量を減少させることができ、サーバ装置30に記録される場合にはICカード15の記録容量の必要量を削減することができる。
なお、図4および図5では登録特徴は2つであったが、登録特徴の数は、利用者認証に最低限必要な数以上であれば任意の数でよい。例えば、利用者認証の精度が充分に高い場合には、登録特徴は1つであってもよい。この場合、抽出部200は、認証対象から複数の抽出特徴を抽出し、認証部210は、登録された1つの登録特徴と複数の抽出特徴とを照合し、照合結果に基づいて認証対象を認証する。そして、選択部230は、認証の成功を条件に、複数の抽出特徴のうちその登録特徴とは異なる特徴を選択する。そして、登録部240は、選択したその特徴を、認証対象についての後の認証に用いる登録特徴として登録する。このように、それぞれの組合せに含まれる登録特徴の個数やその組合せは利用者認証の基礎的技術に依存するものであるから、本実施形態ではその詳細は問わない。
図6は、認証の処理のフローチャートを示す。抽出部200は、認証対象から複数の抽出特徴を抽出する(S600)。認証部210は、予め登録された登録特徴と照合されるべき抽出特徴の組合せを示す組合せ情報をICカード15またはサーバ装置30から取得する(S610)。認証部210は、登録特徴と抽出特徴とを照合し、照合結果に基づいて利用者を認証する(S620)。
なお、認証部210は、それぞれの登録特徴が対応する抽出特徴と一致することの他、予め定められた他の認証が成功することを更に条件として利用者の認証成功と判断してもよい。例えば、利用者について予め登録された他の特徴がサーバ装置30に記録されており、認証部210は、当該他の特徴を認証の毎にサーバ装置30から受信する。そして、認証部210は、ICカード15に記録された複数の登録特徴の照合に加えて、サーバ装置30から受信した当該他の特徴と、認証対象から抽出した特徴とを更に照合し、それぞれの照合の成功を条件に利用者の認証が成功したと判断する。この場合、登録部240は、認証が成功した場合であっても、サーバ装置30に記録された当該他の特徴は変更しない。このように、普遍的に保持される特徴による認証と組み合わせることで、利用者認証の精度を一層高めることができる。
認証の成功を条件に(S630:YES)、選択部230は、複数の抽出特徴のうち、既に登録されていた複数の登録特徴とは組合せの異なる複数の特徴を選択する(S640)。そして、登録部240は、選択したこれらの特徴を、同一利用者についての後の認証に用いる複数の登録特徴として登録する(S650)。そして、認証装置20またはサーバ装置30は、認証後の処理、例えば、利用者の要求に応じた銀行口座の状態の表示や、電子商取引の決済処理などを行う(S660)。
図7は、認証装置20又はサーバ装置30として機能する情報処理装置500のハードウェア構成の一例を示す。情報処理装置500は、ホストコントローラ1082により相互に接続されるCPU1000、RAM1020、及びグラフィックコントローラ1075を有するCPU周辺部と、入出力コントローラ1084によりホストコントローラ1082に接続される通信インターフェイス1030、ハードディスクドライブ1040、及びCD−ROMドライブ1060を有する入出力部と、入出力コントローラ1084に接続されるROM1010、フレキシブルディスクドライブ1050、及び入出力チップ1070を有するレガシー入出力部とを備える。
ホストコントローラ1082は、RAM1020と、高い転送レートでRAM1020をアクセスするCPU1000及びグラフィックコントローラ1075とを接続する。CPU1000は、ROM1010及びRAM1020に格納されたプログラムに基づいて動作し、各部の制御を行う。グラフィックコントローラ1075は、CPU1000等がRAM1020内に設けたフレームバッファ上に生成する画像データを取得し、表示装置1080上に表示させる。これに代えて、グラフィックコントローラ1075は、CPU1000等が生成する画像データを格納するフレームバッファを、内部に含んでもよい。
入出力コントローラ1084は、ホストコントローラ1082と、比較的高速な入出力装置である通信インターフェイス1030、ハードディスクドライブ1040、及びCD−ROMドライブ1060を接続する。通信インターフェイス1030は、ネットワークを介して外部の装置と通信する。ハードディスクドライブ1040は、情報処理装置500が使用するプログラム及びデータを格納する。CD−ROMドライブ1060は、CD−ROM1095からプログラム又はデータを読み取り、RAM1020又はハードディスクドライブ1040に提供する。
また、入出力コントローラ1084には、ROM1010と、フレキシブルディスクドライブ1050や入出力チップ1070等の比較的低速な入出力装置とが接続される。ROM1010は、情報処理装置500の起動時にCPU1000が実行するブートプログラムや、情報処理装置500のハードウェアに依存するプログラム等を格納する。フレキシブルディスクドライブ1050は、フレキシブルディスク1090からプログラム又はデータを読み取り、入出力チップ1070を介してRAM1020またはハードディスクドライブ1040に提供する。入出力チップ1070は、フレキシブルディスク1090や、例えばパラレルポート、シリアルポート、キーボードポート、マウスポート等を介して各種の入出力装置を接続する。
情報処理装置500に提供されるプログラムは、フレキシブルディスク1090、CD−ROM1095、又はICカード等の記録媒体に格納されて利用者によって提供される。プログラムは、入出力チップ1070及び/又は入出力コントローラ1084を介して、記録媒体から読み出され情報処理装置500にインストールされて実行される。プログラムが情報処理装置500等に働きかけて行わせる動作は、図1から図6において説明した認証装置20またはサーバ装置30における動作と同一であるから、説明を省略する。
以上に示したプログラムは、外部の記憶媒体に格納されてもよい。記憶媒体としては、フレキシブルディスク1090、CD−ROM1095の他に、DVDやPD等の光学記録媒体、MD等の光磁気記録媒体、テープ媒体、ICカード等の半導体メモリ等を用いることができる。また、専用通信ネットワークやインターネットに接続されたサーバシステムに設けたハードディスク又はRAM等の記憶装置を記録媒体として使用し、ネットワークを介してプログラムを情報処理装置500に提供してもよい。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。その様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
図1は、認証システム10の全体構成を示す。 図2は、認証装置20の機能構成を示す。 図3は、それぞれの認証に用いられる特徴の組合せの一例を示す。 図4は、組合せ情報をICカード15に登録する場合の処理の流れを示す。 図5は、組合せ情報をサーバ装置30に登録する場合の処理の流れを示す。 図6は、認証の処理のフローチャートを示す。 図7は、認証装置20又はサーバ装置30として機能する情報処理装置500のハードウェア構成の一例を示す。
符号の説明
10 認証システム
15 ICカード
20 認証装置
30 サーバ装置
200 抽出部
210 認証部
230 選択部
240 登録部
500 情報処理装置

Claims (11)

  1. 認証対象から抽出した抽出特徴と予め登録された登録特徴とを照合することにより認証対象を認証するシステムであって、
    認証対象である利用者の認証に用いられる情報を記録するための情報記録媒体は、認証対象から抽出される複数の抽出特徴より少ない数の複数の登録特徴を記録しており、
    利用者の認証要求に応じ、認証対象から複数の抽出特徴を抽出する抽出部と、
    複数の登録特徴を前記情報記録媒体から読み出し、読み出した前記複数の登録特徴のそれぞれと、当該登録特徴に対応する前記抽出特徴とを照合し、照合結果に基づいて認証対象を認証する認証部と、
    認証の成功を条件に、利用者の認証要求に応じて前記抽出部が抽出した前記複数の抽出特徴のうち、当該認証に用いた前記複数の登録特徴に対応する一部とは組合せが異なる、前記複数の抽出特徴より少ない数の複数の特徴を選択する選択部と、
    予め登録された前記複数の登録特徴を前記情報記録媒体から除外し、前記選択部が選択した前記複数の特徴を、前記認証対象についての後の認証に用いる新たな複数の登録特徴として前記情報記録媒体に記録する登録部と、
    を備えるシステム。
  2. 前記情報記録媒体には、前記複数の抽出特徴のうち複数の登録特徴と照合されるべき特徴の組合せを示す組合せ情報が更に登録されており、
    前記認証部は、複数の登録特徴と前記組合せ情報とを前記情報記録媒体から読み出し、読み出した前記組合せ情報によって指示される組合せの複数の特徴を、前記複数の抽出特徴の中から選択し、選択した前記複数の抽出特徴を前記複数の登録特徴と照合し、
    前記登録部は、前記選択部が選択した前記複数の特徴を新たな複数の登録特徴として前記情報記録媒体に記録し、当該複数の登録特徴の組合せを示す組合せ情報を前記情報記録媒体に記録する
    請求項1に記載のシステム。
  3. 前記抽出部は、認証対象から複数の特徴を略同時に読み取って複数の抽出特徴を抽出する
    請求項1に記載のシステム。
  4. 当該システムは、認証対象である利用者の生体の特徴と予め登録された特徴とを照合することにより利用者を認証するシステムであり、
    前記選択部は、指紋の一部である特徴を、互いに異なる複数の指について組み合わせて、次回以降の認証に用いるために選択する複数の特徴の組合せとして選択する
    請求項1に記載のシステム。
  5. ある組合せの複数の特徴を認証に用いない旨の指示を受けたことを条件に、前記選択部は、指示された当該組合せの複数の特徴を、後の認証に用いるために選択しない
    請求項1に記載のシステム。
  6. 前記選択部は、認証が成功する毎に、予め定められた規則に従い次回以降の認証に用いる複数の特徴を選択し、さらに、
    認証対象から抽出される複数の抽出特徴の少なくとも一部が盗難された旨の入力を受けたことを条件に、前記予め定められた規則を他の規則に変更する
    請求項1に記載のシステム。
  7. 前記情報記録媒体には、更に、当該情報記録媒体の識別情報が記録されており、
    前記選択部は、認証が成功する毎に、予め定められた規則に従い次回以降の認証に用いる複数の特徴を選択し、さらに、
    ある利用者の情報記録媒体から前記識別情報を読み出し、読み出された前記識別情報が、その利用者の情報記録媒体から以前の認証のために読み出された識別情報とは異なることを条件に、前記予め定められた規則を他の規則に変更する
    請求項2に記載のシステム。
  8. 少なくとも1つの特徴を認証に用いない旨の指示を受けたことを条件に、前記選択部は、指示された当該特徴のみを含む組合せの複数の特徴を、次回以降の認証に用いるために選択しない
    請求項1に記載のシステム。
  9. 更に予め登録された他の特徴がサーバ装置に記録されており、
    前記認証部は、予め登録された前記複数の登録特徴の照合に加えて、予め登録された前記他の特徴を前記サーバ装置から受信し、受信した前記特徴と、認証対象から抽出した特徴とを更に照合し、それぞれの照合の成功を条件に認証対象の認証が成功したと判断し、
    前記登録部は、認証が成功した場合であっても、前記サーバ装置に記録された前記他の特徴は変更しない
    請求項1に記載のシステム。
  10. 認証対象から抽出した抽出特徴と予め登録された登録特徴とを認証システムにより照合することにより認証対象を認証する方法であって、
    認証対象である利用者の認証に用いられる情報を記録するための情報記録媒体は、認証対象から抽出される複数の抽出特徴より少ない数の複数の登録特徴を記録しており、
    前記認証システムが、利用者の認証要求に応じ、認証対象から複数の抽出特徴を抽出するステップと、
    前記認証システムが、複数の登録特徴を前記情報記録媒体から読み出し、読み出した前記複数の登録特徴のそれぞれと、当該登録特徴に対応する前記抽出特徴とを照合し、照合結果に基づいて認証対象を認証するステップと、
    前記認証システムが、認証の成功を条件に、利用者の認証要求に応じて抽出した前記複数の抽出特徴のうち、当該認証に用いた前記複数の登録特徴に対応する一部とは組合せが異なる、前記複数の抽出特徴より少ない数の複数の特徴を選択するステップと、
    前記認証システムが、予め登録された前記複数の登録特徴を前記情報記録媒体から除外し、選択した前記複数の特徴を、前記認証対象についての後の認証に用いる新たな複数の登録特徴として前記情報記録媒体に記録するステップと、
    を備える方法。
  11. 認証対象から抽出した抽出特徴と予め登録された登録特徴とを照合することにより認証対象を認証するシステムとして、情報処理装置を機能させるプログラムであって、
    認証対象である利用者の認証に用いられる情報を記録するための情報記録媒体は、認証対象から抽出される複数の抽出特徴より少ない数の複数の登録特徴を記録しており、
    前記情報処理装置を、
    利用者の認証要求に応じ、認証対象から複数の抽出特徴を抽出する抽出部と、
    複数の登録特徴を前記情報記録媒体から読み出し、読み出した前記複数の登録特徴のそれぞれと、当該登録特徴に対応する前記抽出特徴とを照合し、照合結果に基づいて認証対象を認証する認証部と、
    認証の成功を条件に、利用者の認証要求に応じて前記抽出部が抽出した前記複数の抽出特徴のうち、当該認証に用いた前記複数の登録特徴に対応する一部とは組合せが異なる、前記複数の抽出特徴より少ない数の複数の特徴を選択する選択部と、
    予め登録された前記複数の登録特徴を前記情報記録媒体から除外し、前記選択部が選択した前記複数の特徴を、前記認証対象についての後の認証に用いる新たな複数の登録特徴として前記情報記録媒体に記録する登録部と、
    して機能させるプログラム。
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