JP4240196B2 - 遊技機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、遊技機に関し、特に、遊技機の背面側を監視する遊技機に関する。
【従来の技術】
従来、この種の遊技機は、遊技機の背面側にCPUやROM等の機能部品が基板上に配設されている制御基板や、開閉可能な筐体本体および蓋体から構成され制御基板を収容しつつ収容した制御基板に対する不正行為を防止するために筐体本体や蓋体を所定の封止構造にて封止した基板ボックスや、基板ボックスを含めた所定領域を覆蓋して背面側に所定の封止構造にて封止されたカバー部材などが配置されている。また、基板ボックスやカバー部材の封止構造は、不正行為によって破壊された場合に、その破壊状態を認識可能な構成となっており、これによって、遊技機の本体枠を開扉し、遊技機本体の背面側を見た場合に、この封止構造を視認することによって制御基板に対する不正行為(CPU、ROM等の不正取替等)の有無を認識可能にしている。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】
上述した従来の遊技機において、遊技機の背面側に配設された制御基板上の機能部品は、設計仕様に従って当該制御基板上に適宜配設されている。従って、設計仕様を理解している者にとっては、制御基板が背面側のどこに配置されているか、制御基板上の何れの箇所にどのような機能部品が配設され、そして、何れの機能部品が不正行為の対象になり易いかを認識することができる。
また、制御基板に対して不正行為を行うには基板ボックスの封止構造を破壊しなければならないが、破壊されたことが一見して視認できるわけではなかった。
【0003】
本発明は、上記課題にかんがみてなされたもので、基板ボックスの封止構造を視認しやすくして不正行為を早期に発見することが可能な遊技機の提供を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1にかかる発明は、遊技機本体の背面側に配置される基板ボックスであって、筐体本体および蓋体にて形成されて筐体本体および蓋体の内部に制御基板を収容するとともに筐体本体および蓋体の開口部位を所定の封止構造によって封止する基板ボックスと、上記封止構造を照射可能な照射手段と、上記遊技機本体の前面側から背面側に貫通させて形成した開口部とを備え、上記開口部を介して遊技機本体の前面側から背面側を視認可能にするとともに、上記封止構造を上記開口部に対面させて配置した構成としてある
【0005】
【発明の効果】
請求項1にかかる発明によれば、基板ボックスの封止構造を被照射対象とすることができる。
さらに、請求項1にかかる発明によれば、遊技機本体の前面側から照射された封止構造の状態を視認することが可能になる。
【0006】
【発明の実施の形態】
なお、本発明は、上記構成に限られるものではなく、以下の手段を含むものである。
手段1:
照射手段にて照射して好適な機能部品の一例として、上記機能部品は、制御基板上に配設された制御ユニットである構成とする。制御基板上に配設された制御ユニットは不正行為によって取り付けられる可能性が高いので、かかる制御ユニットを照射して視認し易くすることによって、当該制御ユニットに対する不正行為を早期に発見することが可能になる。この制御ユニットは、制御処理や演算処理を実行する機能を有するものであり、その一例としてはCPUやNACなどがある。
手段2:
照射手段にて照射して好適な機能部品の他の一例として、上記機能部品は、制御基板上に配設されたメモリユニットである構成とする。制御基板上に配設されたメモリユニットは不正行為によって取り付けられる可能性が高いので、かかるメモリユニットを照射して視認し易くすることによって、当該メモリユニットに対する不正行為を早期に発見することが可能になる。このメモリユニットは、記憶素子を有しデータを記憶する機能を有するものであり、その一例としてはROMやEEPROMなどがある。
手段3:
制御ユニットやメモリユニットにおいて特に照射して好適な部位の一例として、上記手段1または手段2のいずれかに記載の遊技機において、上記機能部品は、上記制御ユニットもしくはメモリユニットに貼付された管理用シールである構成とする。制御ユニット、メモリユニットには管理番号等のデータを記録した管理用シールが貼付される。この管理番号によって各ユニットを管理する機能を有するものである。従って、この管理用シールを特に視認することが可能であれば、不正行為を早期に発見できて好適である。
手段4:
照射手段によって制御基板上以外を照射するようにしても良い。そこで、遊技機は、開閉可能な筐体本体および蓋体にて形成され、同筐体本体および蓋体の内部に制御基板を収容するとともに同筐体本体および蓋体の開口部位を所定の封止構造によって封止する基板ボックスを備え、上記照射手段は、同基板ボックスの封止構造を照射する構成とする。制御基板に対して不正行為を行うには基板ボックスの封止構造を破壊しなければならない。従って、この封止構造を照射して視認し易くしておくことによって、不正行為を早期に発見することが可能になる。
【0007】
手段5:
照射手段によって制御基板以外を照射する他の一例として、上記請求項1に記載の遊技機において、上記遊技機本体裏面にて開閉可能であり、上記制御基板を含む所定領域を覆蓋するとともに、同遊技機本体裏面に対して所定の封止構造によって封止されたカバー部材を備え、上記照射手段は、同カバー部材の封止構造を照射する構成とする。制御基板に対して不正行為を行うにはカバー部材の封止構造を破壊しなければならない。従って、この封止構造を照射して視認し易くしておくことによって、不正行為を早期に発見することが可能になる。
手段6:
制御基板以外の他の基板に照射手段を配設し、この照射手段によって上述してきた機能部品もしくは封止手段を照射するようにしても良い。そこで、請求項1もしくは手段1〜手段5のいずれかに記載の遊技機において、上記制御基板以外の他の基板上に配設されるとともに、上記機能部品もしくは封止構造を照射可能な照射手段を有する構成とする。これによって、制御基板以外の他の基板から同制御基板上に配設された機能部品もしくは基板ボックスまたはカバー部材の封止構造を照射することが可能になる。
手段7:
封止手段を照射した際に封止状態を確認し易くできる構成の一例として、上記手段4または手段5のいずれかに記載の遊技機において、上記封止構造は、略透明の樹脂にて形成される構成とする。封止構造を略透明な樹脂にて形成することにより、照射手段による照射が透過し、封止構造の状態が把握し易くなる。
【0008】
手段8:
照射手段にて照射した際に、照射の状態を把握し易くすることが可能な構成の一例として、上記請求項1もしくは手段1〜手段7のいずれかに記載の遊技機において、上記機能部品もしくは封止構造は、上記照射手段による照射を反射可能な反射部材を有する構成とする。反射によって機能部品等自体が発光しているようになるので、より視認し易くすることが可能になる。
手段9:
照射手段は常時照射させておいても良いし、省電力のために必要に応じて照射させるようにしても良い。そこで、上記請求項1もしくは手段1〜手段8のいずれかに記載の遊技機において、上記照射手段は、本体枠の開閉動作に連動して照射動作をするとともに、開動作時に上記機能部品もしくは封止構造を照射する構成とする。これによって、省電力化を図ることが可能になる。
【0009】
手段10:
機能部品もしくは封止構造と距離が離れた場所に照射手段を設置した場合、照射手段によって照射された光線を機能部品もしくは封止構造まで導入する必要がある。かかる手法の一例として、上記請求項1もしくは手段1〜手段9のいずれかに記載の遊技機において、上記照射手段は、上記照射された光線を反射させて経路を形成可能する反射経路を有し、同反射経路によって上記光線を上記機能部品もしくは封止構造に照射させる構成とする。これにより、機能部品もしくは封止構造の近辺に照射手段を設置することができない場合であっても、照射手段が照射した光線を機能部品もしくは封止構造まで導入することが可能になる。
手段11:
上述した反射経路を簡易に構成することができる手法の一例として、上記手段10に記載の遊技機において、上記反射経路は、光ファイバーにて形成される構成とする。光ファイバーは可撓性を有するため、より柔軟に照射手段が照射した光線を機能部品もしくは封止構造まで導入することができるとともに、複数の光ファイバーを利用することによって、一つの照射手段の照射を複数の機能部品もしくは封止構造に導入することが可能になる。
【0010】
手段12:
ホールの作業員が特定の機能部品もしくは封止手段を視認する際に、これらの被照射対象により注意を喚起させることが可能な構成の一例として、上記請求項1もしくは手段1〜手段11のいずれかに記載の遊技機において、上記照射手段は、上記機能部品もしくは封止構造に対して光線を点滅させつつ照射する構成とする。このように光線を点滅させれば、より注意を喚起させることができるので好適である。
手段13:
照射する発光色は単色であっても良いし、個別に変更することもできる。そこで、上記請求項1もしくは手段1〜手段12のいずれかに記載の遊技機において、上記照射手段は、上記機能部品もしくは封止構造の種別に応じて、照射する際の発光色を変更する構成とする。これにより、ホールの作業員は、発光色に応じて、視認する際の注意の仕方を変えることができる。
手段14:
上記照射手段に適用して好適な具体的構成の一例として、上記請求項1もしくは手段1〜手段13のいずれかに記載の遊技機において、上記照射手段は、蛍光ランプにて形成される構成とする。被照射対象を明確に視認することが可能になる。
【0011】
手段15:
上記照射手段に適用して好適な具体的構成の一例として、上記請求項1もしくは手段1〜手段13のいずれかに記載の遊技機において、上記照射手段は、ELにて形成される構成とする。簡易な構成で照射手段を実現することが可能になる。
手段16:
照射手段に適用して好適な具体的構成の一例として、上記請求項1もしくは手段1〜手段13のいずれかに記載の遊技機において、上記照射手段は、LEDにて形成される構成とする。省電力にて照射することが可能になる。
手段17:
照射手段にLEDまたはELを採用した場合、当該LEDまたはELの光は直進性を有しているため、照射面積が小さくなり得る。この照射面積を拡大することが可能な一例として、上記手段15または手段16のいずれかに記載の遊技機において、上記照射手段は、上記LEDまたはELの発光を上記機能部品もしくは封止構造に対して分散させる分散手段を有する構成とする。これによりLEDまたはELの発光は拡大するため、より機能部品もしくは封止構造を視認し易くすることができる。
【0012】
手段18:
照射手段によって照射した機能部品もしくは封止構造を遊技機本体の前面側から視認することができると好適である。そこで、遊技機は、上記遊技機本体の前面側から背面側に貫通させて形成した開口部を有し、同開口部を介して同遊技機本体の前面側から背面側を視認可能にするとともに、上記機能部品もしくは封止構造を同開口部に対面して配置する構成とする。これによって、制御基板上の機能部品もしくは封止構造の状態を視認するために本体枠を開扉する必要がなくなる。
手段19:
開口部の具体的形成位置の一例として、上記手段18に記載の遊技機において、上記開口部は、遊技板に形成されるとともに、上記機能部品もしくは封止構造は、同遊技板に形成された開口部に対面して配置される構成とする。これによって、遊技板に形成された開口部を介して照射手段にて照射されている機能部品もしくは封止構造の状態を視認することが可能になる。
【0013】
手段20:
開口部の具体的形成位置の他の一例として、上記手段18に記載の遊技機において、上記開口部は、本体枠に形成されるとともに、上記機能部品もしくは封止構造は、同本体枠に形成された開口部に対面して配置される構成とする。これによって、本体枠に形成された開口部を介して照射手段にて照射されている機能部品もしくは封止構造の状態を視認することが可能になる。
手段21:
開口部の具体的形成位置の他の一例として、上記手段18に記載の遊技機において、上記開口部は、遊技板および機構板に連通して形成されるとともに、上記機能部品もしくは封止構造は、同遊技板および機構板に連通して形成された開口部に対面して配置される構成とする。これによって、遊技板および機構板に連通して形成された開口部を介して照射手段にて照射されている機能部品もしくは封止構造の状態を視認することが可能になる。
【0014】
手段22:
開口部を介して遊技機本体の前面側から背面側に粉塵等が入り込むことを防止することが可能な構成の一例として、上記手段18〜手段21のいずれかに記載の遊技機において、上記開口部には、略透明に形成された覆蓋板が嵌め込まれる構成とする。これによって、視界を遮ることなく、粉塵等の入り込みを防止することができる。
手段23:
ここで、照射手段にて照射された機能部品もしくは封止構造をより視認し易くすることが可能な構成の一例として、上記手段22に記載の遊技機において、上記覆蓋板は、凸レンズにて形成された拡大鏡の構成とする。これによって、拡大された機能部品もしくは封止構造を視認することが可能となり、同機能部品もしくは封止構造の状態をより確認し易くすることが可能になる。
手段24:
遊技者の視界から開口部を見えなくするための手法の一例として、上記手段18〜手段21のいずれかに記載の遊技機において、上記開口部には、上方から下方に向けて内部が視認可能な複数の傾斜壁を設けた覆蓋板が嵌め込まれる構成とする。かかる覆蓋板を開口部に嵌め込み、遊技板において遊技者の目線より上方にこの開口部を形成することによって、遊技者の視界を傾斜壁の壁面によって遮ることができる。また、通常、ホールを見回る作業員は、上方向からの目線で遊技機を見るため、この傾斜壁に遮られることなく、機能部品もしくは封止構造の状態を視認することができる。
【0015】
手段25:
遊技者の視界から開口部を見えなくするための手法の他の一例として、上記手段18〜手段21のいずれかに記載の遊技機において、上記開口部には、ユニット体外側からユニット体内側に向けて内部が視認可能な複数の傾斜壁を設けた覆蓋板が嵌め込まれる構成とする。かかる覆蓋板を開口部に嵌め込むことによって、遊技者の視界を傾斜壁の壁面によって遮ることができる。また、ホールを見回る作業員は、遊技機の横方向から傾斜壁に遮られることなく、機能部品もしくは封止構造の状態を視認することができる。
手段26:
遊技者の目線を遮る傾斜壁に遊技板と同様な装飾を行えば、遊技者に開口部の存在を認識させなくすることができる。そこで、上記手段24または手段25のいずれかに記載の遊技機において、上記覆蓋板は、上記傾斜壁の外側に所定の装飾がなされている構成とする。これにより、遊技者は遊技に集中することが可能になる。
【0016】
手段27:
上述してきた開口部を形成する位置は特に限定されるものではない。一方、このような機能部品もしくは封止構造の状態の確認は、ホールの作業者による遊技機のメンテナンス作業時に行うことができれば良いとも考えられる。そこで、上記手段18〜手段26のいずれかに記載の遊技機において、上記開口部は、上記遊技機本体の前面側にて開閉可能に配設されるガラス扉枠の裏側に形成される構成とする。これにより、メンテナンス時(掃除、クギ調整、玉詰まり処置等)にガラス扉枠を開けたときに、併せて機能部品もしくは封止構造の状態を視認することができ、好適である。
手段28:
ここで、上述したガラス扉枠は、上皿が一体に形成されている場合もあれば、上皿扉枠がガラス扉枠と別個に形成され、同上皿扉枠とガラス扉枠とが個別に遊技機本体前面に対して開閉可能に構成されている場合もある。この上皿扉枠は、上皿の清掃等の作業のために、開扉される機会が多い。このときに、機能部品もしくは封止構造の状態を視認することができると好適である。上記手段18〜手段26のいずれかに記載の遊技機において、上記開口部は、上記遊技機本体の前面側にて開閉可能に配設される上皿扉枠の裏側に形成される構成とする。これにより、メンテナンス時(掃除等)に上皿扉枠を開けたときに、併せて機能部品もしくは封止構造の状態を視認することができ、好適である。
手段29:
このようにガラス扉枠の裏側に開口部を形成した場合、照射手段を常時照射しておくと省電力に寄与できない。そこで、上記手段27または手段28のいずれかに記載の遊技機において、上記照射手段は、上記ガラス扉枠もしくは上皿扉枠の開閉動作に連動し照射動作するとともに、開動作時に上記機能部品もしくは封止構造を照射する構成とする。これによって、省電力化を図ることが可能になる。
【0017】
手段30:
上述してきた遊技機は、遊技機の背面側に制御基板を収容した基板ボックスの特定領域を照射するものであれば特に限定されるものではない。そこで、本発明にかかる遊技機を適用する具体的機種の一例として、上記請求項1もしくは手段1〜手段29のいずれかに記載の遊技機において、当該遊技機は、パチロットである構成とする。このパチロットはパチンコ遊技機とスロットマシンとを融合させたものであり、その基本構成としては、「複数の識別情報からなる識別情報列を動的表示した後に識別情報を確定表示する可変表示手段を備え、始動用操作手段(例えば操作レバー)の操作に起因して識別情報の動的表示が開始され、停止用操作手段(例えばストップボタン)の操作に起因して、あるいは、所定時間経過することにより、識別情報の動的表示が停止され、その停止時の確定識別情報が特定識別情報であることを必要条件として、遊技者に有利な特別遊技状態を発生させる特別遊技状態発生手段とを備え、遊技媒体として球を使用するとともに、前記識別情報の動的表示の開始に際しては所定数の球を必要とし、特別遊技状態の発生に際しては多くの球が払い出されるように構成されている遊技機」となる。
【0018】
手段31:
また、他の具体的機種の一例として、上記請求項1もしくは手段1〜手段29のいずれかに記載の遊技機において、当該遊技機は、スロットマシンである構成とする。このスロットマシンの基本構成としては、「複数の識別情報からなる識別情報列を動的表示した後に識別情報を確定表示する可変表示手段を備え、始動用操作手段(例えば、操作レバー)の操作に起因して識別情報の動的表示が開始され、停止用操作手段(例えばストップボタン)の操作に起因して、あるいは、所定時間経過することにより、識別情報の動的表示が停止され、その停止時の確定識別情報が特定識別情報であることを必要条件として、遊技者に有利な特別遊技状態を発生させる特別遊技状態発生手段とを備えた遊技機」となる。この場合、遊技媒体はコイン、メダル等が代表例として挙げられる。
【0019】
段1にかかる発明によれば、被照射対象となる機能部品の一例を提示することができる。
さらに、手段2にかかる発明によれば、被照射対象となる機能部品の一例を提示することができる。
さらに、手段3にかかる発明によれば、特に照射して好適な部位の一例を提示することができる。
さらに、手段4にかかる発明によれば、基板ボックスの封止構造を被照射対象とすることができる。
さらに、手段5にかかる発明によれば、カバー部材の封止構造を被照射対象とすることができる。
さらに、手段6にかかる発明によれば、制御基板以外の他の基板から被照射対象を照射することが可能になる。
【0020】
さらに、手段7にかかる発明によれば、封止構造の状態を把握し易くすることが可能になる。
さらに、手段8にかかる発明によれば、被照射対象をより視認し易くすることが可能になる。
さらに、手段9にかかる発明によれば、省電力化を図ることが可能になる。
さらに、手段10にかかる発明によれば、被照射対象の近辺に照射手段を設置することができない場合であっても、照射手段の照射による光線を機能部品もしくは封止構造まで導入することが可能になる。
さらに、手段11にかかる発明によれば、簡易な構成で反射経路を製作することが可能になる。
さらに、手段12にかかる発明によれば、ホールの作業員に対してより注意を喚起させることが可能になる。
さらに、手段13にかかる発明によれば、発光色に応じて、視認の際の注意の仕方を変えることができる。
さらに、手段14にかかる発明によれば、明確に被照射対象を視認することが可能になる。
【0021】
さらに、手段15にかかる発明によれば、簡易な構成で照射手段を実現することが可能になる。
さらに、手段16にかかる発明によれば、省電力にて照射することが可能になる。
さらに、手段17にかかる発明によれば、より機能部品もしくは封止構造を視認し易くすることができる。
さらに、手段18にかかる発明によれば、遊技機本体の前面側から照射された機能部品もしくは封止構造の状態を視認することが可能になる。
さらに、手段19にかかる発明によれば、遊技板に形成された開口から照射された機能部品もしくは封止構造の状態を視認することが可能になる。
さらに、手段20にかかる発明によれば、本体枠に形成された開口から照射された機能部品もしくは封止構造の状態を視認することが可能になる。
さらに、手段21にかかる発明によれば、遊技板および機構板に連通して形成された開口から照射された機能部品もしくは封止構造の状態を視認することが可能になる。
さらに、手段22にかかる発明によれば、開口部の視界を遮ることなく、粉塵等が出入りしないようにすることができる。
【0022】
さらに、手段23にかかる発明によれば、照射された機能部品もしくは封止構造を拡大して視認可能とすることによって、状態をより確認し易くすることが可能になる。
さらに、手段24にかかる発明によれば、遊技者に開口部の存在を認識させないようにすることができる。
さらに、手段25にかかる発明によれば、遊技者に開口部の存在を認識させないようにすることができる。
さらに、手段26にかかる発明によれば、遊技者に開口部の存在を認識させないようにすることができる。
さらに、手段27にかかる発明によれば、ガラス扉枠を開けた際に、特定の機能部品の状態を確認することが可能になる。
さらに、手段28にかかる発明によれば、上皿扉枠を開けた際に、特定の機能部品の状態を確認することが可能になる。
さらに、手段29にかかる発明によれば、省電力化を図ることが可能になる。
さらに、手段30にかかる発明によれば、遊技機に適用可能な具体的機種の一例を提示することができる。
さらに、手段31にかかる発明によれば、遊技機に適用可能な他の具体的機種の一例を提示することができる。
【0023】
こでは、下記の順序に従って本発明の実施形態について説明する。
(1)パチンコ遊技機の構成:
(2)パチンコ遊技機の背面側から視認する構成:
(3)パチンコ遊技機の前面側から視認する構成:
(4)まとめ:
【0024】
(1)パチンコ遊技機の構成:
図1は、本発明にかかる遊技機を適用したパチンコ遊技機を正面から見て示した正面図である。同図において、パチンコ遊技機1の外枠10は、鋼材をプレス加工あるいは木材枠を組み合わせて形成されている。この外枠10は、矩形板状の樹脂製の本体枠20よりも僅かに大きいサイズの矩形開口10aを有している。この本体枠20は、矩形開口10aの図に向かって左端にて枢支されており、図示しない回転軸を中心に回動し、外枠10に対して開閉可能かつ着脱可能に装着されている。この本体枠20の上部には、矩形板状の遊技板30が取り付けられている。また、本体枠20の下部には、遊技球の発射機構40と、概略矩形形状に形成された樹脂製の流路板50とが取り付けられている。さらに、当該流路板50の前面側にて下皿70が本体枠20に取り付けられている。遊技板30の前面には、下端中央から右巻きに概略一回転する外枠レールが前方へ立設されており、この外枠レールに取り囲まれる略円形の領域が遊技領域31となっている。
【0025】
この遊技領域31には、図示していないが、多数の釘や、複数の入賞口や、入賞しなかった遊技球をアウト球として回収するアウト球回収口や、遊技の状況を表示する表示装置などが配設されている。遊技板30の前面側には、樹脂製のガラス扉枠60が本体枠20の左端にて枢支されている。このガラス扉枠60には、遊技領域31を対面してガラス61が嵌め込まれているとともに、ガラス61の周囲を取り囲むように装飾ランプ62および上皿63が配設されている。また、ガラス扉枠60の下方の本体枠20には、発射機構40の一部を構成する発射ハンドル41が取り付けられている。この発射機構40は、発射ハンドル41の回転量に応じて遊技球を発射棹にて打ち出し、遊技板30に向けて放出する。放出された遊技球は、流路板50の前面側に取り付けられた遮蔽板と一対の仕切板とで囲まれた発射経路を通過した後、遊技板30の前面側に立設された外側レールと内側レールとの間を通り抜けて、遊技領域31に投入される。
【0026】
図2は、パチンコ遊技機1を背面から見て示した背面図である。同図において、遊技板30の背面側では、矩形筺状に形成された樹脂製の機構板80が本体枠20の図右端上部にて枢支されている。機構板80も、図右端において本体枠20の背面との間に設けられたヒンジ金具により支持されており、このヒンジを支軸として、同図における紙面手前側へ開閉可能となっている。この機構板80は、上部に遊技球の流路を形成する流路部82を備えており、この流路部82には、遊技球タンク120やタンクレール100が装着されている。また、機構板80の右側部には遊技球を下方に向かって払い出す払い出し装置ユニット83が取り付けられている。この払い出し装置ユニット83は、計数カウンタにより払い出し球をカウントして所定数の遊技球を払い出す遊技球払い出し機構83a、タンクレール100からの遊技球を遊技球払い出し機構83aに誘導するカーブ状に設けられた流路83b、遊技球払い出し機構83aから払い出された遊技球を上皿63や下皿70に誘導する流路83cを備えている。
【0027】
遊技球払い出し機構83aは、内蔵するモータの回転により、遊技球を1個単位で放出可能となっている。そして、流路部82に装着された遊技球タンク120から下方へ流出する遊技球が、タンクレール100内を図2の左側から右側へ移動し、払い出し装置ユニット83内を流下して上皿63や下皿70に払い出されるようになっている。ここで、当該パチンコ遊技機1の背面には、パチンコ遊技機1の各種制御を司る制御基板を収容した基板ボックス130が背面側から視認できるように装着されている。このように基板ボックス130は、パチンコ遊技機1の背面側において視認可能となっており、メンテナンス時において、ホールの作業員は、パチンコ遊技機1の背面側をメンテナンス作業を行う際に、この基板ボックス130の状態の確認作業を行う。
【0028】
(2)パチンコ遊技機の背面側から視認する構成:
次に、上述した基板ボックス130を透視斜視した透視斜視図を図3に示す。また、図4に基板ボックス130に収容された制御基板を上面から観た上面図を示す。図において、基板ボックス130は、長辺の一辺に形成した図示しない蝶番機構にて、略透明に形成された樹脂製の筐体本体131と蓋体132とが開閉可能になっており、両方の短辺には、この筐体本体131と蓋体132とを封止するために、四ヶ所の開口縁部に開口部位封止構造133が採用されている。この開口部位封止構造133の詳細構成については後述する。筐体本体131には上述したように制御基板134が収容されて蓋体132にて覆蓋されている。制御基板134には各種半導体部品が配設されている。その中には、パチンコ遊技機1を制御を司る制御ユニットまたは制御ユニットが所定の制御処理を実行するためのプログラム、制御データが格納されるメモリユニットを有する機能ユニット136が配設されている。
【0029】
この機能ユニット136は、不正なプログラムやデータが内蔵されたユニットと交換されてしまうと言った不正行為の対象となり易く、ホールの作業員は、メンテナンス時、本体枠20を開扉してパチンコ遊技機1の背面側を視認した際に、この機能ユニット136の配設位置を特定しつつ状態を視認し、不正行為が行われているか否かを確認する必要がある。しかし、図2に示したように、パチンコ遊技機1の背面側には数多くの部品、装置が配設されている。従って、ホールの作業員は、このような背面側を視認しつつ、これらの部品、装置を視認しつつ必要に応じてメンテナンス作業を行うとともに、数多くの部品、装置のなかから機能ユニット136の配設位置を特定して、その状態をも確認する確認作業を行わなければならない。
【0030】
ここで、ホールの作業員がこのような作業に練達していれば、数多くの部品、装置のなかから機能ユニット136の配設位置を特定することは容易であるが、そのような状況でない場合、数多くの部品、装置のなかから機能ユニット136の配設位置を特定することは困難な場合が多い。また、パチンコ遊技機1の背面側は、暗くなっているため、その点においても、ホールの作業員が機能ユニット136の配設位置を特定する作業を困難にしている。かかる場合に、この機能ユニット136の配設位置を指し示して、ホールの作業員にその配設位置を示し、注意を喚起することができると好適である。そこで、本実施形態においては、制御基板134上の所定位置(機能ユニット136を照射可能な位置)にLED135を配設し、このLED135にて機能ユニット136を照射することによって、機能ユニット136を当該LED135の光線にて浮かび上がらせることによって、ホールの作業員に配設位置を指し示す。
【0031】
このように、LED135によって照射することによって、機能ユニット136を明るく照らし出すことが可能となり、ホールの作業員がパチンコ遊技機1の背面側を確認する際に、機能ユニット136に注意を喚起させることが可能になる。また、暗くなりがちなパチンコ遊技機1の背面側において、機能ユニット136を視認し易くすることが可能になる。また、本実施形態にかかる機能ユニット136は、略薄板形状に形成されるとともに、薄板幅面が上方に向けられて制御基板134に立設されている。これにより、ホールの作業員がパチンコ遊技機1の背面側に対面すると、作業員の視界には機能ユニット136の薄板幅面しか入ってこない。従って、当該機能ユニット136の配設位置を特定し難くなっている。従って、かかる点においても、機能ユニット136をLED135によって照射して視認し易くすることに有用な効果がある。
【0032】
一方、制御基板134上の機能ユニット136に対して不正行為を働く場合、基板ボックス130の開口部位封止構造133を破壊しなければならない。かかる観点から、この開口部位封止構造133もホールの作業員によってその状態を確認する対象となり得る。そこで、本実施形態においては、開口部位封止構造133をLEDの光線によって照射することによって、ホールの作業員に開口部位封止構造133の配置位置を指し示して注意を喚起するとともに、照射により明るくすることによって当該開口部位封止構造133の状態を視認し易くすることを可能にする。ここで、当該開口部位封止構造133に適用される一例を図5および図6の構成図に示す。
【0033】
図において、開口部位封止構造133は、蓋体132の側の突出片133aと、筺体本体131の側のナット保持部133bとから構成されている。そして、突出片133aにはネジ140を貫通させる貫通穴133a1が形成されている。このネジ140の軸部は、先端にのみ雄ネジ部140aが形成されており、その途中には雄ネジを形成していない延長部140bとなっている。一方、ナット保持部133bには、内周面に雌ネジ部133b1を形成した筒状のインサートナット133b2が嵌入されており、このインサートナット133b2の長さは概ね延長部140bよりも僅かに短めとしてあるとともに、インサートナット133b2のさらに奥側にはドーナツ状の板バネ部材133b3が挿入されている。
【0034】
上記構成において、筺体本体131に蓋体132を位置合わせし、突出片133aと、ナット保持部133bとが重なり合ったら、突出片133aの貫通穴133a1に対してネジ140を挿入していき、インサートナット133b2に螺合させる。ネジ140を回転していくと、雄ネジ部140aは、インサートナット133b2の雌ネジ部133b1に螺合していくが、ネジ140には延長部140bが形成してあるので、ある時点で同雄ネジ部140aはインサートナット133b2を貫通する。また、貫通した時点で雄ネジ部140aは板バネ部材133b3をも貫通し、同板バネ部材133b3にて奥方向に付勢される。そして、貫通直後の状態が筺体本体131と蓋体132とが密閉された封止状態となる。
【0035】
この後、筺体本体131から蓋体132を外そうとして、ネジ140を逆方向に回転させても、雄ネジ部140aは板バネ部材133b3にて奥方向に付勢されているのでインサートナット133b2の雌ネジ部133b1に螺合しない。このため、ネジ140を外すことはできず、筺体本体131から蓋体132を外すことはできない。必要に応じて開口する唯一の手法は、樹脂製の突出片133aとナット保持部133bのいずれかあるいは両方を破断させることである。図示した基板ボックス130の場合、四対の開口部位封止構造133が備えられており、メインテナンスの必要で開口しなければならない場合に対応している。
【0036】
図7は、かかる構成の開口部位封止構造133を照射可能な構成を有する基板ボックス130を透視斜視した透視斜視図である。同図においては、制御基板134上の所定位置(開口部位封止構造133を照射可能な位置)にLED135aを配設する。そして、このLED135aにて開口部位封止構造133を照射することによって、開口部位封止構造133を当該LED135aの光線にて浮かび上がらせて、ホールの作業員に配設位置を指し示す。このように、LED135によって照射することによって、開口部位封止構造133を明るく照らし出すことが可能となり、ホールの作業員がパチンコ遊技機1の背面側を確認する際に、開口部位封止構造133に注意を喚起させることが可能になる。また、暗くなりがちなパチンコ遊技機1の背面側において、開口部位封止構造133を視認し易くすることが可能になる。
【0037】
ここで、図8にLED135およびLED135aにて機能ユニット136および開口部位封止構造133を照射した場合のパチンコ遊技機1の背面図を示す。同図においては、ホールの作業員が本体枠20を開扉させてパチンコ遊技機1の背面に対面すると、LED135およびLED135aの照射による光線によって明るく照らし出された機能ユニット136および開口部位封止構造133がホールの作業員の視界に入るので、パチンコ遊技機1の背面側において、特に、同機能ユニット136および開口部位封止構造133に対する注意を喚起させることが可能になる。また、機能ユニット136および開口部位封止構造133が明るく照らし出されているので、その状態を視認し易くなり、不正行為の有無を容易に判別することが可能になる。
【0038】
上述してきた機能ユニット136には、図9に示すように、製造者によって貼付された管理番号シール136aが貼付される。この管理番号シール136aはシリアル番号や製造者印が付加されており、不正行為によって機能ユニット136が取り替えられた場合、この管理番号シール136aの状態を視認すれば、機能ユニット136が取り替えられたか否かが直ぐ判別できるようになっている。そこで、図に示すように、特に、この管理番号シール136aを照射するためのLED135bを制御基板134に配設することにより、より視認性を向上させるようにしても良い。
【0039】
一方、ホールの作業員がパチンコ遊技機1の背面側を視認するタイミングは、メンテナンス作業等のために、本体枠20を開扉した場合である。そこで、本体枠20が開扉された場合にのみ、LED135、LED135a、LED135bを発光させるように、制御処理を実行すると、省電力に寄与することができて好適である。図10は、制御基板134の図示しないCPUによって実行されるこのLED制御処理の処理内容を示したフローチャートである。ここで、かかる場合、本体枠20の開扉を検知可能な所定のセンサーが制御基板134に入力されていることを前提とする。同図において、上述したセンサーの状態を検出して、本体枠20の開閉状態を取得する(ステップS100)。そして、本体枠20が開状態であるか否かを判別し(ステップS105)、開状態であると判別されたら、LED135、LED135a、LED135bを発光させることによって、機能ユニット136、開口部位封止構造133、管理番号シール136aを照射する(ステップS110)。
【0040】
上述した実施形態においては、制御基板134上に配設したLED135,135aを使用して、当該制御基板134に配設されている機能ユニット136および当該制御基板134を収容する基板ボックス130の開口部位封止構造133を照射してホールの従業員の注意を喚起するとともに、視認し易くする構成を採用した。このように、機能ユニット136および開口部位封止構造133に対する注意を喚起するとともに、視認し易くする手法は、制御基板134上に配設したLED135、135aを使用する態様に限定されない。
【0041】
ここで、制御基板134以外の他の基板から当該制御基板134を照射する構成を図11の構成図に示す。同図において、パチンコ遊技機1の背面側には、制御基板134以外の他の基板が多数配設されている。そこで、本実施形態においては、制御基板134に隣接する他の基板137(例えば、払出基板など)の制御基板134を収容する基板ボックス130側にLED137aを配設する。そして、このLED137aによって基板ボックス130の開口部位封止構造133あるいは制御基板134上の機能ユニット136を照射する。このように、制御基板134以外の他の基板137に配設されたLED137aによって機能ユニット136、開口部位封止構造133を照射するようにしても良い。また、図12に示すように、制御基板134に隣接しない他の基板138にLED138bを内部に備えたLEDユニット138aを配設するとともに、このLEDユニット138a内のLED138bから照射される光線を光ファイバーケーブル138cによって基板ボックス130方向に導入し、この光ファイバーケーブル138cの先端を開口部位封止構造133あるいは機能ユニット136に向けることによって、当該開口部位封止構造133あるいは機能ユニット136を照射するようにしても良い。
【0042】
上述してきた実施形態においては、機能ユニット136、開口部位封止構造133および管理番号シール136aを照射するために、LED135、135a、135bを採用したが、照射して注意を喚起するとともに、視認し易くするという観点においては、LEDに限定されることはない。従って、蛍光ランプで機能ユニット136等を照射する構成であっても良いし、半導体に高電圧を印加すると発光するEL(エレクトリック・ルミネッセント)で機能ユニット136等を照射する構成であっても良く、適宜選択可能である。ここで、照射手段としてLEDやELから発せられる光線を利用した場合、当該光線は直進性を有しているため、照射される領域は狭くなると勘案される。かかる場合、LEDあるいはELの発光部に拡大機能を有する樹脂を装着したりすることにより、LEDあるいはELの光線を分散させ、照射領域を拡大させるようにすると、より注意を喚起することができるとともに、視認し易くすることができて好適である。
【0043】
ここで、上述してきた制御基板134もしくは制御基板134を収容する基板ボックス130は、パチンコ遊技機1の背面側において外部に露出する場合もあれば、図13に示すように、カバー部材90によって覆蓋される場合もある。このカバー部材90は、カバー部材封止構造91,92によって当該パチンコ遊技機1の背面側に封止される。このように封止されると、制御基板134に対して不正行為が行われるに際し、先ずこのカバー部材90を不正に開扉する行為が行われる。すなわち、不正にカバー部材封止構造91,92を破壊して開扉されることになる。従って、カバー部材90によってパチンコ遊技機1の背面側を覆蓋した場合、このカバー部材封止構造91,92の状態を視認することが肝要になる。そこで、本実施形態においては、このカバー部材封止構造91,92を照射することによって、ホールの作業員のカバー部材封止構造91,92に対する注意を喚起するとともに、視認し易くする。
【0044】
ここで、図14および図15にカバー部材封止構造91,92の構成を示す。同図において、このカバー部材封止構造91,92は、カバー部材90と、同カバー部材90に対面する部材(機構板80もしくは本体枠20もしくは遊技板30等)との相互に形成され、このカバー部材封止構造91,92によって、カバー部材90を封止する。本実施形態においては、カバー部材90に対面する部材を機構板80とする構成を採用して説明するが、むろん、この部材は、本体枠20であっても良いし、遊技板30であっても良く、設計に応じて適宜変更可能であることは言うまでもない。また、図においては、カバー部材封止構造91の構成を説明しているが、カバー部材封止構造92も同等の構成を有していることは言うまでもない。
【0045】
図において、カバー部材封止構造91は、カバー部材90の角部を陥没させ略透明の樹脂にて形成したカバー部材側封止部91aと、カバー部材90の反対側に略半椀状に突出した凸部を有する略透明の樹脂にて形成した機構板側封止部91bとから構成されている。そして、カバー部材側封止部91aには、ネジ130を貫通させる貫通穴91a1が形成されている。このネジ130の軸部は、先端にのみ雄ネジ部130aが形成されており、その途中は雄ネジを形成していない延長部130bとなっている。一方、機構板側封止部91bには、内周面に雌ネジ部91b1を形成した筒状のインサートナット91b2が嵌入されており、このインサートナット91b2の長さは概ね延長部130bよりも僅かに短めとしてあるとともに、インサートナット91b2のさらに奥側にはドーナツ状の板バネ部材91b3が挿入されている。
【0046】
上記構成において、機構板側封止部91bに対して、カバー部材側封止部91aを位置合わせし、カバー部材側封止部91aと、機構板側封止部91bとが重なり合ったら、カバー部材側封止部91aの貫通穴91a1に対してネジ130を挿入していき、インサートナット91b2に螺合させる。ネジ130を回転していくと、雄ネジ部130aは、インサートナット91b2の雌ネジ部91b1に螺合していくが、ネジ130には延長部130bが形成してあるので、ある時点で同雄ネジ部130aはインサートナット91b2を貫通する。また、貫通した時点で雄ネジ部130aは板バネ部材91b3をも貫通し、同板バネ部材91b3にて奥方向に付勢される。そして、貫通直後の状態がカバー部材90と機構板80とが密閉された封止状態となる。
【0047】
この後、機構板80からカバー部材90を外そうとして、ネジ130を逆方向に回転させても、雄ネジ部130aは板バネ部材91b3にて奥方向に付勢されているのでインサートナット91b2の雌ネジ部91b1に螺合しない。このため、ネジ130を外すことはできず、機構板80からカバー部材90を外すことはできない。必要に応じてカバー部材90を開く唯一の手法は、カバー部材側封止部90aと機構板側封止部91bのいずれかあるいは両方を破断させることである。従って、このカバー部材封止構造91,92の状態を視認することによって不正行為の有無が判別できるようになっている。このように構成されたカバー部材封止構造91,92に対して、図16に示すように、基板ボックス130に収容された制御基板134上に配設したLED134bを有するLEDユニット134aを光源にして光ファイバーケーブル134cを延設する。
【0048】
そして、この光ファイバーケーブル134cの先端からLED134bの照射した光線を出力することによって、当該カバー部材封止構造91,92を照射する。上述したように、カバー部材封止構造91,92は略透明の樹脂にて形成されているため、当該カバー部材封止構造91,92は光線が透過することによって照らし出される。ここで、図17にLED134bによりカバー部材封止構造91,92を照射した場合のパチンコ遊技機1の背面図を示す。同図においては、ホールの作業員が本体枠20を開扉させてパチンコ遊技機1の背面に対面すると、光ファイバーケーブル134cの先端から出力されるLED134bの照射による光線によって明るく照らし出されたカバー部材封止構造91,92がホールの作業員の視界に入るので、パチンコ遊技機1の背面側において、特に、同カバー部材封止構造91,92に対する注意を喚起させることが可能になる。また、カバー部材封止構造91,92が明るく照らし出されているので、その状態を視認し易くなり、不正行為の有無を容易に判別することが可能になる。
【0049】
上述してきた実施形態においては、パチンコ遊技機1の背面側を視認するために、本体枠20を開扉する必要がある。本体枠20を開扉する作業は、閉店後のメンテナンスや、休日のメンテナンスの場合に行われるため、機能ユニット136、開口部位封止構造133、カバー部材封止構造91,92に不正行為が行われた場合、本体枠20を開扉するまで発見できない。一方、ホールの作業員は、閉店後にホールを巡回し、遊技板30の清掃や、遊技板30上に配設されたクギ等の調整や、球詰まりの処置を行うため、ガラス扉枠60を開扉する機会が多い。従って、このガラス扉枠60を開扉したときに、LED135等にて照射された機能ユニット136、開口部位封止構造133、カバー部材封止構造91,92を視認可能にすると、ガラス扉枠60を開扉しただけで、これらの被照射対象に対する不正行為を発見することが可能となり好適である。
【0050】
そこで、本実施形態においては、ガラス扉枠60の裏側と対面する領域にパチンコ遊技機1の本体前面から裏面に向けて上述した被照射対象が視認可能な開口部を設け、ホールの作業員が閉店後の通常業務である諸作業を行うために、ガラス扉枠60を開扉した際に、当該被照射対象の状態を視認することができる構成を採用する。ここで、本実施形態においては、一例として、開口部から開口部位封止構造133の状態を視認可能な構成を採用したが、むろん、開口部から機能ユニット136等の被照射対象の状態を視認可能な構成を採用することが可能であることは言うまでもない。
【0051】
(3)パチンコ遊技機の前面側から視認する構成:
図18は、パチンコ遊技機1のガラス扉枠60を開扉した状態を斜視した斜視図である。同図においては、ガラス扉枠60を開扉した状態を示している。ガラス扉枠60を開扉すると、外枠10に装着されるとともに、遊技領域31部分が略円形形状に開口された本体枠20が現れる。本実施形態においては、この本体枠20にパチンコ遊技機1の前面から裏面に貫通する開口部150を形成する。この開口部150は、パチンコ遊技機1の背面に配設された基板ボックス130の開口部位封止構造133に対面する位置に形成されており、必要に応じて、本体枠20、遊技板30、機構板80に形成した開口形状にて構成される。図19は、開口部150を正面から見た場合の拡大図を示している。
【0052】
このように、開口部150を介して、基板ボックス130の開口部位封止構造133が視認可能になっているため、ホールの作業員は、ガラス扉枠60を開扉させるとともに、この開口部150から開口部位封止構造133を視認することによって、LED135aによって照射された当該開口部位封止構造133の状態を視認することが可能になる。これによって、閉店後にホールを巡回し、上述した諸作業を行いながら、基板ボックス130に対する不正行為をチェックすることが可能となり、営業中においても行われ得る基板ボックス130に対する不正行為を早期に発見することが可能となる。また、本実施形態においては、開口部150に樹脂製の透明カバー150aを嵌め込み、視界を遮ることなく、この開口部150を介して、粉塵等がパチンコ遊技機1の前面から裏面に入り込んでしまうことを防止している。ここで、この透明カバー150aを凸レンズにて形成し、拡大鏡の機能を備えさせても良い。これにより、開口部位封止構造133を拡大して視認することが可能となり、同開口部位封止構造133の状態をより確認し易くなって好適である。
【0053】
上述した実施形態においては、ガラス扉枠60の裏側に開口部150を配置し、ホールの作業員が閉店後にガラス扉枠60を開扉し、遊技板30の清掃等を行う際に、併せて開口部150を介してLED135aによって照射された基板ボックス130の開口部位封止構造133の状態を視認可能にした。このような開口部150は、ガラス扉枠60の裏側に配置しても良いし、むろん、ガラス扉枠60に形成し、ガラス扉枠60を開扉することなく、基板ボックス130の開口部位封止構造133の状態を視認できるようにしても良い。かかる場合におけるガラス扉枠60を正面から見た正面図を図20に示す。
【0054】
同図においては、ガラス扉枠60に開口部151を形成し、必要に応じて遊技板30、本体枠20、機構板80に形成された開口部150と連通して、パチンコ遊技機1の前面から裏面を見ることができるようにする。これによって、ガラス扉枠60を開扉することなく、LED135aによって照射された基板ボックス130の開口部位封止構造133の状態を視認することができるため、ホールの作業員は、巡回中に、この開口部151をのぞき込むだけで良くなる。一方、このように、ガラス扉枠60自体に開口部151を形成してしまうと、パチンコ遊技機1の前面に施された装飾が損なわれてしまうこともあり得る。そこで、この開口部151に図21および図22に示す傾斜壁カバー151aおよび傾斜壁カバー151bを嵌め込む。同図において、傾斜壁カバー151aには、上方向から下方向に向けて傾斜する傾斜壁151cが複数形成されるとともに、傾斜壁カバー151bには、パチンコ遊技機1の中央方向から外側方向に向けて形成する傾斜壁151dが形成されている。
【0055】
このように、傾斜壁151c、151dを形成することによって、遊技者の目線においては、傾斜壁が視界を遮り、開口部位封止構造133を見えないようにすることができる。一方、ホールの作業員の目線においては、傾斜壁151c間、若しくは、傾斜壁151d間を介して、LED135aによって照射された基板ボックス130の開口部位封止構造133の状態を視認することができる。これによって、遊技者の視界から開口部位封止構造133を除外することができるようになる。このとき、傾斜壁151c、151dの外側にガラス扉枠60と同様の装飾を施しておけば、遊技者に開口部151を意識させないようにすることが可能になる。
【0056】
上述した実施形態においては、図18に示すとおり、ガラス扉枠60を開扉することによって、本体枠20にパチンコ遊技機1の前面から裏面に貫通して形成した開口部150を介して、LED135aによって照射された基板ボックス130の開口部位封止構造133の状態を視認可能にし、諸作業のためにガラス扉枠60を開扉しつつ、同時にこの開口部位封止構造133の状態を視認することを可能にした。ここで、かかる実施形態においては、ガラス扉枠60は、上皿63が一体成形されている構成を採用した。パチンコ遊技機1の機種によっては、上皿扉枠がガラス扉枠とは別個に形成されるとともに、本体枠20に枢支され、当該本体枠20に対して開閉可能になっているものもある。このような、パチンコ遊技機1においては、上皿63の清掃等の作業のため、上皿扉枠が開扉される機会が多い。このとき、上皿扉枠を開扉した際に、基板ボックス130の開口部位封止構造133の封止状態を視認することができると好適である。
【0057】
図23は、パチンコ遊技機1のガラス扉枠60とは別個に形成された上皿扉枠を開扉した状態を斜視した斜視図である。同図においては、上皿扉枠63aを開扉した状態を示している。上皿扉枠63aを開扉すると、外枠10に装着されるとともに、遊技領域31部分が略円形形状に開口された本体枠20が現れる。そして、この実施形態においては、上皿扉枠63aの背面側の本体枠20にパチンコ遊技機1の前面から裏面に貫通する開口部250を形成する。この開口部250は、パチンコ遊技機1の背面に配設された基板ボックス130の開口部位封止構造133に対面する位置に形成されており、必要に応じて、本体枠20、遊技板30、機構板80に形成した開口形状にて構成される。また、この実施形態においては、図24に示すとおり、基板ボックス130は、パチンコ遊技機1裏面の下方に配置され、開口部位封止構造133が開口部250に対面可能になっている。ここで、図25は、開口部250を正面から見た場合の拡大図を示している。
【0058】
このように、開口部250を介して、LED135aによって照射された基板ボックス130の開口部位封止構造133の状態が視認可能になっているため、ホールの作業員は、上皿扉枠63aを開扉させるとともに、この開口部250から開口部位封止構造133を視認することによって、その状態を認識することが可能になる。これによって、閉店後にホールを巡回し、上皿扉枠63aを開扉して諸作業を行いつつ、基板ボックス130に対する不正行為をチェックすることが可能となり、営業中においても行われ得る基板ボックス130に対する不正行為を早期に発見することが可能となる。なお、上述してきたガラス扉枠60および上皿扉枠63aの開扉に際して、上記したLED制御処理を実行すると、省電力に寄与できて好適である。
【0059】
上述した実施形態においては、本発明にかかる遊技機をパチンコ遊技機1に適用する構成を採用したが、むろん、本発明を適用可能な遊技機はパチンコ遊技機1に限定されるものではない。ここで、図26に本発明を適用したスロットマシン(パチスロ)200の背面図を示す。同図において、スロットマシン200の背面側にも矩形箱形に形成され、内部に制御基板201を収容する基板ボックス202が装着されている。そして、この制御基板201には、上述してきたのと同様の機能を有する機能ユニット203が配設されるとともに、この機能ユニット203を照射するLED205が配設されている。
【0060】
また、基板ボックス202は、図示しない蝶番機構にて蓋体と筺体とが開閉可能になっており、両方の短辺には上述してきたのと同様の開口部位封止構造206が採用されているとともに、制御基板201にはこの開口部位封止構造206を照射するLED207が配設されている。このように、LED205,207によって機能ユニット203および開口部位封止構造206を照射することによってホールの作業員に対して注意を喚起させるとともに、暗がりにおいても視認し易くすることが可能になる。
上述したスロットマシン200では、基板ボックス202が本体の背面側に装着される態様について説明した。一方、スロットマシン200は、前面扉が開放自在な筐体によって構成されている。このとき、この前面扉を開扉した際に視認可能になる当該前面扉の背面側に制御基板201を収容した基板ボックス202が配設される態様もあり、かかる態様の場合に本発明を適用しても好適であることは言うまでもない。
すなわち、スロットマシン200の前面扉の背面側に基板ボックス202を配設した場合においても、制御基板201の機能ユニット203等の被照射対象を照射するLED205等を制御基板201に配設することにより、ホールの作業員がメンテナンス等によって当該スロットマシン200の前面扉を開扉して内部を視認した際に、同被照射対象に対して作業員の注意を喚起させるとともに、当該被照射対象を視認し易くしても良い。
また、本実施形態においては、図示していないが、本発明にかかる遊技機はパチロットにも同様に適用可能であることは言うまでもない。このパチロットとは、メダルの代わりにパチンコ遊技球を利用するものであり、例えば、パチンコ球の5個がメダル1個に相当して遊技を楽しむことができる。
【0061】
(4)まとめ:
このように、制御基板134上の所定位置にLED135等を配設するとともに、このLED135等によって、同制御基板134上に配設した機能ユニット136や、同制御基板134を収容する基板ボックス130の開口部位封止構造133、あるいは、カバー部材90のカバー部材封止構造91,92を照射することにより、ホールの作業員がパチンコ遊技機1の背面側の状態を確認する際に、特に不正行為の対象となり易い当該機能ユニット136等に対して注意を喚起させることが可能になる。また、LED135等により照射することによって、当該機能ユニット136等を視認し易くすることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる遊技機を適用したパチンコ遊技機を正面から見て示した正面図である。
【図2】パチンコ遊技機を背面から見て示した背面図である。
【図3】基板ボックスを透視斜視した透視斜視図である。
【図4】基板ボックスに収容された制御基板を上面から観た上面図である。
【図5】開口部位封止構造の構成を示した構成図である。
【図6】開口部位封止構造の構成を示した構成図である。
【図7】開口部位封止構造を照射可能な構成を有する基板ボックスを透視斜視した透視斜視図である。
【図8】機能ユニットおよび開口部位封止構造が照射された際のパチンコ遊技機の背面図である。
【図9】管理番号シールを照射可能な構成を示した構成図である。
【図10】LED制御処理の処理内容を示したフローチャートである。
【図11】制御基板以外の他の基板から当該制御基板を照射する構成を示した構成図である。
【図12】制御基板以外の他の基板から当該制御基板を照射する構成を示した構成図である。
【図13】パチンコ遊技機を背面から見て示した背面図である。(カバー部材がある場合)
【図14】カバー部材封止構造の構成を示した構成図である。
【図15】カバー部材封止構造の構成を示した構成図である。
【図16】制御基板上のLEDによってカバー部材封止構造を照射する構成を示した構成図である。
【図17】カバー部材封止構造が照射された際のパチンコ遊技機の背面図である。
【図18】パチンコ遊技機のガラス扉枠を開扉した状態を斜視した斜視図である。
【図19】開口部を正面から見た場合の拡大図である。
【図20】ガラス扉枠を正面から見た場合の正面図である。
【図21】傾斜壁カバーの構成を示した構成図である。
【図22】傾斜壁カバーの構成を示した構成図である。
【図23】パチンコ遊技機の上皿扉枠を開放した状態を斜視した斜視図である。
【図24】パチンコ遊技機を背面から見て示した背面図である。
【図25】開口部を正面から見た場合の拡大図である。
【図26】パチロットの背面を示した背面図である。
【符号の説明】
1…パチンコ遊技機
10…外枠
10a…矩形開口
20…本体枠
30…遊技板
31…遊技領域
40…発射機構
41…発射ハンドル
50…流路板
60…ガラス扉枠
61…ガラス
62…装飾ランプ
63…上皿
70…下皿
80…機構板
82…流路部
83…払い出し装置ユニット
100…タンクレール
120…遊技球タンク
130…基板ボックス
131…筐体本体
132…蓋体
133…開口部位封止構造
134…制御基板
135…LED

Claims (1)

  1. 遊技機本体の背面側に配置される基板ボックスであって、筐体本体および蓋体にて形成されて筐体本体および蓋体の内部に制御基板を収容するとともに筐体本体および蓋体の開口部位を所定の封止構造によって封止する基板ボックスと、
    上記封止構造を照射可能な照射手段と
    上記遊技機本体の前面側から背面側に貫通させて形成した開口部とを備え、
    上記開口部を介して遊技機本体の前面側から背面側を視認可能にするとともに、上記封止構造を上記開口部に対面させて配置したことを特徴とする遊技機。
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