JP5522221B2 - 遊技機 - Google Patents

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Description

本発明は、遊技機に関し、特に、不正防止を監視可能な遊技機に関する。
従来、この種の遊技機は、当該遊技機における各種制御処理を司る制御基板を内部に収容した基板ボックスを遊技機本体裏面に配置している。この基板ボックスは、開閉可能な筐体本体および蓋体からなる基板ボックスを所定の手段にて封止することによって、制御基板に配設されたROMが不正に交換されないようにしている。また、このように封止した基板ボックスを遊技機本体裏面に対して所定の施錠装置によって施錠したカバー部材によって覆蓋し、この施錠装置を解錠するとともに、カバー部材を開蓋しなければ、基板ボックスを操作することができないようにしている。
上述した従来の遊技機においては本体枠を開けるとともに遊技機本体裏面のカバー部材を開蓋する等、遊技機本体裏面側を確認しなければ基板ボックスに対する不正行為を発見できないという課題があった。
本発明は、上記課題にかんがみてなされたもので、遊技機本体裏面を確認すること無く、遊技機本体前面からカバー部材に対する不正行為を認識することが可能な遊技機の提供を目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1にかかる発明は、遊技機本体裏面に配置される制御基板と、制御基板を収容可能な基板ボックスと、前記遊技機本体裏面に対して前記基板ボックスを含め前記遊技機本体裏面の所定領域を覆蓋するカバー部材と、カバー部材を前記遊技機本体裏面に対して封止するカバー部材封止手段と、カバー部材封止手段による前記カバー部材の前記遊技機本体裏面に対する封止状態を遊技機本体前面から認識可能にする封止状態認識手段とを具備し、該封止状態認識手段は、前記遊技機本体前面に配設されるタグ部と、前記遊技機本体前面から前記遊技機本体裏面に形成した経路を介して前記タグ部と前記カバー部材とを連結する連結部材とを有し、該連結部材は、前記遊技機本体裏面に対して前記カバー部材を開放した場合に該カバー部材から離脱可能とされ、前記経路は、前記遊技機本体裏面から前記遊技機本体前面に向けて下降する傾斜形状に形成され、前記連結部材が前記カバー部材から離脱した場合には前記タグ部が前記遊技機本体前面側にて落下又は垂れ下がることを特徴とする構成としてある。
本発明は、遊技機本体裏面を確認すること無く、遊技機本体前面からカバー部材に対する不正行為を認識することが可能な遊技機を提供することができる。
本発明にかかる遊技機を適用したパチンコ遊技機を正面から見て示した正面図である。 パチンコ遊技機を背面から見て示した背面図である。 カバー部材封止構造の構成を示した構成図である。 カバー部材封止構造の構成を示した構成図である。 パチンコ遊技機のガラス扉枠を開放した状態を斜視した斜視図である。 開口部を正面から見た場合の拡大図である。 カバー部材封止構造を照射可能な構成を示した構成図である。 照射されたカバー部材封止構造の状態を示した図である。 LED制御処理の処理内容を示したフローチャートである。 カバー部材封止構造に蛍光塗料を塗布した状態を示した図である。 カバー部材封止構造の他の構成を示した構成図である。 カバー部材封止構造の他の構成を示した構成図である。 ガラス扉枠を正面から見た場合の正面図である。 傾斜壁カバーの構成を示した構成図である。 傾斜壁カバーの構成を示した構成図である。 間接的にカバー部材封止構造の封止状態を認識可能な構成を示した構成図である。 間接的にカバー部材封止構造の封止状態を認識可能な構成を示した構成図である。 間接的にカバー部材封止構造の封止状態を認識可能な構成を示した構成図である。 間接的にカバー部材封止構造の封止状態を認識可能な構成を示した構成図である。 間接的にカバー部材封止構造の封止状態を認識可能な構成を示した構成図である。 パチンコ遊技機の上皿扉枠を開放した状態を斜視した斜視図である。 パチンコ遊技機を背面から見て示した背面図である。 開口部を正面から見た場合の拡大図である。
本発明は、上記構成に限られるものではなく、以下の手段として構成しても良い。
手段0
手段0にかかる発明は、遊技機本体裏面に配置される制御基板と、上記制御基板を収容可能な基板ボックスと、上記遊技機本体裏面に対して開閉可能であるとともに、上記基板ボックスを含め上記遊技機本体裏面の所定領域を覆蓋するカバー部材と、上記カバー部材を上記遊技機本体裏面に対して封止するカバー部材封止手段と、上記カバー部材封止手段による上記カバー部材の上記遊技機本体裏面に対する封止状態を遊技機本体前面から認識可能にする封止状態認識手段とを具備する構成としてある。
手段0にかかる発明においては、遊技機本体裏面に配置される制御基板を基板ボックスに収容する。そして、カバー部材を遊技機本体裏面に対して開閉可能に形成し、このカバー部材によって、基板ボックスを含めた遊技機本体裏面の所定領域を覆蓋する。ここで、カバー部材封止手段にて、このカバー部材を遊技機本体裏面に対して封止し、封止状態認識手段にてこのカバー部材封止手段によるカバー部材の遊技機本体裏面に対する封止状態を遊技機本体前面から認識可能にする。このように、カバー部材の封止状態を遊技機本体前面から認識可能とすることにより、遊技機本体裏面を確認すること無く、カバー部材に対する不正行為、すなわち、基板ボックスに対する不正行為を発見することが可能になる。
手段1:
上記手段0にかかる発明において、上記封止状態認識手段は、上記カバー部材封止手段による上記カバー部材の封止状態を視認可能とすることによって直接的に同封止状態を認識可能にする構成とする。これによって、封止状態が正常であるか、不正行為がなされているかを直接的に視覚にて確認することが可能になる。
手段2:
封止状態を直接的に視覚にて確認することが可能な構成として、上記手段1に記載の遊技機において、上記封止状態認識手段は、上記遊技機本体前面から遊技機本体裏面に貫通させて形成した開口部を有し、同開口部を介して同遊技機本体前面から遊技機本体裏面側を視認可能にするとともに、上記カバー部材封止手段は、この開口部に対面して配置される構成とする。これによって、開口部を介してカバー部材封止手段の封止状態を直接、視覚にて確認することが可能になる。
手段3:
開口部の具体的形成位置の一例として、上記手段1または手段2のいずれかに記載の遊技機において、上記封止状態認識手段は、上記開口部が遊技板に形成されるとともに、上記カバー部材封止手段は、同遊技板に形成された開口部に対面して配置される構成とする。これによって、遊技板の開口部を介してカバー部材封止手段の封止状態を視認することが可能になる。
手段4:
開口部の具体的形成位置の他の一例として、上記手段1〜手段3のいずれかに記載の遊技機において、上記封止状態認識手段は、上記開口部が本体枠に形成されるとともに、上記カバー部材封止手段は、同本体枠に形成された開口部に対面して配置される構成とする。これによって、本体枠の開口部を介してカバー部材封止手段の封止状態を視認することが可能になる。
手段5:
開口部の具体的形成位置の他の一例として、上記手段1〜手段4のいずれかに記載の遊技機において、上記封止状態認識手段は、上記開口部が遊技板および機構板に連通して形成されるとともに、上記カバー部材封止手段は、同遊技板および機構板に連通して形成された開口部に対面して配置される構成とする。これによって、遊技板および機構板の開口部を介してカバー部材封止手段の封止状態を視認することが可能になる。
手段6:
カバー部材封止手段が設置される具体的位置の一例として、上記手段0〜手段5のいずれかに記載の遊技機において、上記カバー部材封止手段は、遊技板に設置される構成とする。すなわち、カバー部材は遊技機本体裏面の遊技板において同遊技機本体裏面に対して封止される。
手段7:
カバー部材封止手段が設置される具体的位置の他の一例として、上記手段0〜手段5のいずれかに記載の遊技機において、上記カバー部材封止手段は、本体枠に設置される構成とする。すなわち、カバー部材は遊技機本体裏面の本体枠において同遊技機本体裏面に対して封止される。
手段8:
カバー部材封止手段が設置される具体的位置の他の一例として、上記手段0〜手段5のいずれかに記載の遊技機において、上記カバー部材封止手段は、機構板に設置される構成とする。すなわち、カバー部材は遊技機本体裏面の機構板において同遊技機本体裏面に対して封止される。
手段9:
ホールの作業員がカバー部材の封止状態を視認しやすいと好適である。そこで、上記手段0〜手段8のいずれかに記載の遊技機において、上記カバー部材封止手段は、略透明に形成される構成とする。このように、略透明に形成することによって、不正行為がなされたか否かを判別し易くすることができる。
手段10:
開口部を介して遊技機本体前面から遊技機本体裏面に粉塵等が入り込むことを防止する
ことが可能な構成の一例として、上記手段1〜手段9のいずれかに記載の遊技機において
、上記開口部には、略透明に形成された覆蓋板が嵌め込まれる構成とする。これによって
、視界を遮ることなく、粉塵等の入り込みを防止することができる。
手段11:
ここで、カバー部材封止手段をより視認し易くすることが可能な構成の一例として、上
記手段10に記載の遊技機において、上記覆蓋板は、凸レンズにて形成された拡大鏡の構
成とする。これによって、拡大されたカバー部材封止手段を視認することが可能となり、
カバー部材封止手段の封止状態をより確認し易くすることが可能になる。
手段12:
遊技者の視界から開口部を見えなくするための手法の一例として、上記手段1〜手段1
1のいずれかに記載の遊技機において、上記開口部には、上方から下方に向けて内部が視
認可能な複数の傾斜壁を設けた覆蓋板が嵌め込まれる構成とする。かかる覆蓋板を開口部
に嵌め込み、遊技板において遊技者の目線より上方にこの開口部を形成することによって
、遊技者の視界を傾斜壁の壁面によって遮ることができる。また、通常、ホールを見回る
作業員は、上方向からの目線で遊技機を見るため、この傾斜壁に遮られることなく、封止
状態を視認することができる。
手段13:
遊技者の視界から開口部を見えなくするための手法の他の一例として、上記手段1〜手
段12のいずれかに記載の遊技機において、上記開口部には、遊技機外側から遊技機内側
に向けて内部が視認可能な複数の傾斜壁を設けた覆蓋板が嵌め込まれる構成とする。かか
る覆蓋板を開口部に嵌め込むことによって、遊技者の視界を傾斜壁の壁面によって遮るこ
とができる。また、ホールを見回る作業員は、遊技機の横方向から傾斜壁に遮られること
なく、封止状態を視認することができる。
手段14:
遊技者の目線を遮る傾斜壁に遊技板と同様な装飾を行えば、遊技者に開口部の存在を認
識させなくすることができる。そこで、上記手段12または手段13のいずれかに記載の
遊技機において、上記覆蓋板は、上記傾斜壁の外側に所定の装飾がなされている構成とす
る。これにより、遊技者は遊技に集中することが可能になる。
手段15:
封止状態をより視認し易くすることが可能な手法の一例として、上記手段0〜手段14のいずれかに記載の遊技機において、上記封止状態認識手段は、上記カバー部材封止手段を照射する発光手段を有する構成とする。これにより、ホールの作業員は封止状態を確実に視認することが可能になる。
手段16:
発光手段に適用して好適な具体的構成の一例として、上記手段15に記載の遊技機にお
いて、上記発光手段は、LEDにて形成される構成とする。省電力にて照射することが可
能であるとともに、基板ボックスに収容された制御基板にこのLEDを配設すれば、LE
Dに対する電源供給等の構成を簡素化することが可能になる。
手段17:
上述したように、外部から光を照射して、封止状態を視認し易くすることも可能である
が、自発的に光らせて、封止状態を視認し易くするようにしても良い。そこで、上記手段
15に記載の遊技機において、上記カバー部材封止手段は、上記開口部に向けた側に蛍光
塗料が塗布されている構成とする。これにより、簡易な手法で、封止状態を視認し易くす
ることが可能になる。
手段18:
上述してきた開口部を形成する位置は特に限定されるものではない。一方、このような
封止状態の確認は、ホールの作業者による遊技機のメンテナンス作業時に行うことができ
れば良いとも考えられる。そこで、上記手段1〜手段17のいずれかに記載の遊技機にお
いて、上記開口部は、遊技機本体前面に配設されるガラス扉枠の裏側に形成される構成と
する。これにより、メンテナンス時(掃除、クギ調整、玉詰まり処置等)にガラス扉枠を
開けたときに、併せて封止状態を視認することができ、好適である。
手段19:
ここで、上述したガラス扉枠は、上皿が一体に形成されている場合もあれば、上皿扉枠
がガラス扉枠と別個に形成され、同上皿扉枠とガラス扉枠とが個別に遊技機本体前面に対
して開閉可能に構成されている場合もある。この上皿扉枠は、上皿の清掃等の作業のため
に、開放される機会が多い。このときに、カバー部材の封止状態を視認することができる
と好適である。そこで、上記手段1〜手段17のいずれかに記載の遊技機において、上記
開口部は、遊技機本体前面に配設される上皿扉枠の裏側に形成される構成とする。これに
より、メンテナンス時(掃除等)に上皿扉枠を開けたときに、併せて封止状態を視認する
ことができ、好適である。
手段20:
このようにガラス扉枠の裏側に開口部を形成した場合、発光手段を常時照射しておくと
省電力に寄与できない。そこで、上記手段16に記載の遊技機において、上記発光手段は
、上記ガラス扉枠の開閉動作に連動し動作するとともに、開動作時に上記カバー部材封止
手段を照射する構成とする。これにより、省電力化を図ることが可能になる。
手段21:
カバー部材を封止する際の具体的手法の一例として、上記手段0〜手段20のいずれかに記載の遊技機において、上記カバー部材封止手段は、上記カバー部材あるいは同カバー部材に対面する遊技機本体裏面の部材の何れか一方にネジ穴を形成し、他方にナット保持部を形成するとともに、同ネジ穴からナット保持部にワンウェイネジを装着することによって上記カバー部材を上記遊技機本体裏面に対して封止する構成とする。
手段22:
また、カバー部材を封止する際の他の具体的手法の一例として、上記手段0〜手段20のいずれかに記載の遊技機において、上記カバー部材封止手段は、上記カバー部材あるいは同カバー部材に対面する遊技機本体裏面の部材の何れか一方に断面略くの字形状に屈曲されるとともに先端がくの字の内側に向けて折り曲げられた係合部を有する金属係合片を先端方向から挿入可能な金属係合片挿入部を形成し、他方に上記挿入される金属係合片の上記係合部を係合可能な金属係合片係合部を形成するとともに、同金属係合片挿入部から金属係合片係合部に金属係合片を装着することによって上記カバー部材を上記遊技機本体裏面に対して封止する構成とする。
手段23:
さらに、カバー部材を封止する際の他の具体的手法の一例として、上記手段0〜手段20のいずれかに記載の遊技機において、上記カバー部材封止手段は、上記カバー部材あるいは同カバー部材に対面する遊技機本体裏面の部材の何れか一方に形成された断面略中空形状であり、同カバー部材あるいは同カバー部材に対面する遊技機本体裏面の部材と対面する側に開口を有する第一樹脂成形部を形成し、他方に形成された断面略中空形状であり、閉時に上記第一樹脂成形部の開口と対面する開口を有する第二樹脂成形部を形成するとともに、上記第一樹脂成形部および第二樹脂成形部に樹脂を注入し、上記各断面略中空形状および各開口にて、樹脂を略ひょうたん型形状に成形させつつ硬化させることによって上記カバー部材を上記遊技機本体裏面に対して封止する構成とする。
手段24:
上述した手法によってカバー部材を封止した場合に、開口部を介して封止状態を視認し
易くすることが可能な配置方法の一例として、上記手段21または手段22のいずれかに
記載の遊技機において、上記カバー部材封止手段は、上記開口部に対して上記ワンウェイ
ネジもしくは上記金属係合片の装着方向を略垂直に向けて配置される構成とする。これに
より、ネジ方向等から封止状態を視認することができるため、不正行為の有無をより把握
し易くすることができる。
手段25:
上述してきた発明においては、カバー部材封止手段の封止状態を直接的に視覚にて確認
し、不正行為の有無を把握することができる構成を開示した。一方、封止状態を認識する
手法は、直接的に封止状態を視覚にて確認する手法に限られず、間接的に確認する手法も
勘案できる。そこで、上記手段0に記載の遊技機において、上記封止状態認識手段は、
上記カバー部材封止手段による上記カバー部材の封止状態を間接的に認識可能にする構成
とする。
手段26:
ここで、間接的にカバー部材の封止状態を認識できる手法の一例として、上記手段25
に記載の遊技機において、上記封止状態認識手段は、遊技機前面に配設されるタグ部と、
同遊技機本体前面から遊技機本体裏面に形成した経路を介して同タグ部と遊技機本体裏面
のカバー部材に連結する連結部材とから構成されるとともに、同連結部材は、同カバー部
材の開時に離脱可能である構成とする。このように、連結部材がカバー部材から離脱する
と、タグ部は遊技機本体前面において、落下したり、垂れ下がったりする。これにより、
ホールの作業員は、カバー部材が不正に開放なされたか否かを判別することができる。す
なわち、タグ部の状態によって、間接的に封止状態を認識することができる。
手段27:
タグ部の落下もしくは垂れ下がりを促進することが可能な経路の形状の一例として、上
記手段26に記載の遊技機において、上記遊技機本体前面から遊技機本体裏面に形成した
経路は、同遊技機本体裏面から遊技機本体前面に向けて下降する傾斜形状に形成されてい
る構成とする。このように、経路を傾斜形状にすることによって、タグ部の重さによって
、同タグ部を落下あるいは垂れ下がりし易くすることができる。
手段28:
タグ部が落下したときに遊技不能にしてしまえば、不正行為のなされた遊技機にて不正
に賞金を稼ぐことをできなくすることができる。そこで、上記手段26または手段27の
いずれかに記載の遊技機において、上記タグ部は、上記遊技機本体前面に落下した際、遊
技球の流路に落下することによって、流路を塞ぐことが可能な位置に配設される構成とす
る。これによって、不正に賞金を稼ぐ行為自体を防止することが可能になる。
手段29:
上述してきた遊技機は、遊技機本体裏面に制御基板を収容した基板ボックスを覆蓋するカバー部材が配設され得るものであれば特に限定されるものではない。そこで、本発明にかかる遊技機を適用する具体的機種の一例として、上記手段0〜手段28のいずれかに記載の遊技機において、当該遊技機は、パチロットである構成とする。このパチロットはパチンコ遊技機とスロットマシンとを融合させたものであり、その基本構成としては、「複数の識別情報からなる識別情報列を動的表示した後に識別情報を確定表示する可変表示手段を備え、始動用操作手段(例えば操作レバー)の操作に起因して識別情報の動的表示が開始され、停止用操作手段(例えばストップボタン)の操作に起因して、あるいは、所定時間経過することにより、識別情報の動的表示が停止され、その停止時の確定識別情報が特定識別情報であることを必要条件として、遊技者に有利な特別遊技状態を発生させる特別遊技状態発生手段とを備え、遊技媒体として球を使用するとともに、前記識別情報の動的表示の開始に際しては所定数の球を必要とし、特別遊技状態の発生に際しては多くの球が払い出されるように構成されている遊技機」となる。
手段30:
また、他の具体的機種の一例として、上記手段0〜手段28のいずれかに記載の遊技機において、当該遊技機は、スロットマシンである構成とする。このスロットマシンの基本構成としては、「複数の識別情報からなる識別情報列を動的表示した後に識別情報を確定表示する可変表示手段を備え、始動用操作手段(例えば、操作レバー)の操作に起因して識別情報の動的表示が開始され、停止用操作手段(例えばストップボタン)の操作に起因して、あるいは、所定時間経過することにより、識別情報の動的表示が停止され、その停止時の確定識別情報が特定識別情報であることを必要条件として、遊技者に有利な特別遊技状態を発生させる特別遊技状態発生手段とを備えた遊技機」となる。この場合、遊技媒体はコイン、メダル等が代表例として挙げられる。
手段0にかかる発明によれば、遊技機本体裏面を確認すること無く、遊技機本体前面か
らカバー部材に対する不正行為を認識することが可能な遊技機を提供することができる。
また、手段1にかかる発明によれば、封止状態を直接的に視覚にて確認することによっ
て不正行為を認識することが可能になる。
また、手段2にかかる発明によれば、開口部を介して封止状態を視認することができる
さらに、手段3にかかる発明によれば、遊技板の開口部を介して封止状態を視認するこ
とができる。
さらに、手段4にかかる発明によれば、本体枠の開口部を介して封止状態を視認するこ
とができる。
さらに、手段5にかかる発明によれば、遊技板および機構板の開口部を介して封止状態
を視認することができる。
さらに、手段6にかかる発明によれば、カバー部材封止手段が設置される位置の具体的
態様を提示することができる。
さらに、手段7にかかる発明によれば、カバー部材封止手段が設置される位置の他の具
体的態様を提示することができる。
さらに、手段8にかかる発明によれば、カバー部材封止手段が設置される位置のさらに
他の具体的態様を提示することができる。
さらに、手段9にかかる発明によれば、封止部分を略透明に形成することによって不正
行為の有無を把握し易くすることができる。
さらに、手段10にかかる発明によれば、開口部の視界を遮ることなく、粉塵等が出入
りしないようにすることができる。
さらに、手段11にかかる発明によれば、カバー部材封止手段を拡大して視認可能とす
ることによって、より封止状態を確認し易くすることが可能になる。
さらに、手段12にかかる発明によれば、遊技者に開口部の存在を認識させないように
することができる。
さらに、手段13にかかる発明によれば、遊技者に開口部の存在を認識させないように
することができる。
さらに、手段14にかかる発明によれば、遊技者に開口部の存在を認識させないように
することができる。
さらに、手段15にかかる発明によれば、封止状態をより視認し易くすることができる
さらに、手段16にかかる発明によれば、簡易な構成で照射を行うことが可能になる。
さらに、手段17にかかる発明によれば、簡易な構成で封止状態を視認し易くすること
ができる。
さらに、手段18にかかる発明によれば、ガラス扉枠を開けた際に、封止状態を確認す
ることが可能になる。
手段19にかかる発明によれば、上皿扉枠を開けた際に、封止手段を確認することが可
能になる。
さらに、手段20にかかる発明によれば、省電力化を図ることが可能になる。
さらに、手段21にかかる発明によれば、封止方法の具体的一例を提示することができ
る。
さらに、手段22にかかる発明によれば、封止方法の他の具体的一例を提示することが
できる。
さらに、手段23にかかる発明によれば、封止方法のさらに他の具体的一例を提示する
ことができる。
さらに、手段24にかかる発明によれば、封止部分をより見易くすることができる配置
方向を提示することができる。
さらに、手段25にかかる発明によれば、封止状態を間接的に確認することによって不
正行為を認識することが可能になる。
さらに、手段26にかかる発明によれば、遊技機本体前面に配設されたタグ部の状態に
よって封止状態を認識することが可能になる。
さらに、手段27にかかる発明によれば、タグ部を落下あるいは垂れ下がりし易くする
ことができる。
さらに、手段28にかかる発明によれば、不正行為を働いた後に遊技を行うことをでき
なくすることができる。
さらに、手段29にかかる発明によれば、遊技機に適用可能な具体的機種の一例を提示
することができる。
さらに、手段30にかかる発明によれば、遊技機に適用可能な他の具体的機種の一例を
提示することができる。
ここでは、下記の順序に従って本発明の実施形態について説明する。
(1)パチンコ遊技機の構成:
(2)カバー部材封止構造の封止状態を直接的に認識可能な構成:
(3)カバー部材封止構造の封止状態を間接的に認識可能な構成:
(4)まとめ:
(1)パチンコ遊技機の構成:
図1は、本発明にかかる遊技機を適用したパチンコ遊技機を正面から見て示した正面図
である。同図において、パチンコ遊技機1の外枠10は、鋼材をプレス加工あるいは木材
枠を組み合わせて形成されている。この外枠10は、矩形板状の樹脂製の本体枠20より
も僅かに大きいサイズの矩形開口10aを有している。この本体枠20は、矩形開口10
aの図に向かって左端にて枢支されており、図示しない回転軸を中心に回動し、外枠10
に対して開閉可能かつ着脱可能に装着されている。この本体枠20の上部には、矩形板状
の遊技板30が取り付けられている。また、本体枠20の下部には、遊技球の発射機構4
0と、概略矩形形状に形成された樹脂製の流路板50とが取り付けられている。さらに、
当該流路板50の前面側にて下皿70が本体枠20に取り付けられている。遊技板30の
前面には、下端中央から右巻きに概略一回転する外枠レールが前方へ立設されており、こ
の外枠レールに取り囲まれる略円形の領域が遊技領域31となっている。
この遊技領域31には、図示していないが、多数の釘や、複数の入賞口や、入賞しなか
った遊技球をアウト球として回収するアウト球回収口や、遊技の状況を表示する表示装置
などが配設されている。遊技板30の前面側には、樹脂製のガラス扉枠60が本体枠20
の左端にて枢支されている。このガラス扉枠60には、遊技領域31を対面してガラス6
1が嵌め込まれているとともに、ガラス61の周囲を取り囲むように装飾ランプ62およ
び上皿63が配設されている。また、ガラス扉枠60の下方の本体枠20には、発射機構
40の一部を構成する発射ハンドル41が取り付けられている。この発射機構40は、発
射ハンドル41の回転量に応じて遊技球を発射棹にて打ち出し、遊技板30に向けて放出
する。放出された遊技球は、流路板50の前面側に取り付けられた遮蔽板と一対の仕切板
とで囲まれた発射経路を通過した後、遊技板30の前面側に立設された外側レールと内側
レールとの間を通り抜けて、遊技領域31に投入される。
図2は、パチンコ遊技機1を背面から見て示した背面図である。同図において、遊技板
30の背面側では、矩形筺状に形成された樹脂製の機構板80が本体枠20の図右端上部
にて枢支されている。樹脂製の機構板80も、図右端において本体枠20の背面との間に
設けられたヒンジ金具により支持されており、このヒンジを支軸として、同図における紙
面手前側へ開閉可能となっている。この機構板80は、上部にて遊技球の流路を形成する
流路部82を備えている。また、本実施形態においては、遊技板30に配置された液晶デ
ィスプレイや、制御基板を収容した基板ボックスなどを背面側から覆うカバーとしての役
割を果たすとともに、本体枠20の図右端にて枢支され、パチンコ遊技機1の裏面におい
て開閉可能に構成されたカバー部材90を採用する。
このカバー部材90は、前面側に開口を有する矩形筐体により構成されており、パチン
コ遊技機1に対して閉じた際に、上述した液晶ディスプレイや制御基板を含む遊技板30
の背面側の所定領域を覆蓋可能になっている。上述した流路部82には、遊技球タンク1
20やタンクレール100が装着されている。また、機構板80の右側部には遊技球を下
方に向かって払い出す払い出し装置ユニット83が取り付けられている。この払い出し装
置ユニット83は、計数カウンタにより払い出し球をカウントして所定数の遊技球を払い
出す遊技球払い出し機構83a、タンクレール100からの遊技球を遊技球払い出し機構
83aに誘導するカーブ状に設けられた流路83b、遊技球払い出し機構83aから払い
出された遊技球を上皿63や下皿70に誘導する流路83cを備えている。遊技球払い出
し機構83aは、内蔵するモータの回転により、遊技球を1個単位で放出可能となってい
る。
そして、流路部82に装着された遊技球タンク120から下方へ流出する遊技球が、タ
ンクレール100内を図2の左側から右側へ移動し、払い出し装置ユニット83内を流下
して上皿63や下皿70に払い出されるようになっている。ここで、上述したようにカバ
ー部材90は当該パチンコ遊技機1の各種制御を司る制御基板を収容した基板ボックスを
覆蓋している。そして、基板ボックスをこのように覆蓋することによって、当該基板ボッ
クスに収容されている制御基板に対する不正行為(不正なROM交換等)を防止する役割
を果たしている。本実施形態においては、この基板ボックスを覆蓋しつつ、さらに、基板
ボックスに対する不正行為の防止を実現するために、カバー部材90の図右側上角部およ
び図右側下角部に、当該カバー部材90をパチンコ遊技機1に対して封止するためのカバ
ー部材封止構造91,92が採用されている。
このカバー部材封止構造91,92は、カバー部材90と、同カバー部材90に対面す
る部材(機構板80もしくは本体枠20もしくは遊技板30等)との相互に形成され、こ
のカバー部材封止構造91,92によって、カバー部材90を封止する。ここで、当該カ
バー部材封止構造91,92に適用される一例を図3および図4の構成図に示す。本実施
形態においては、カバー部材90に対面する部材を機構板80とする構成を採用して説明
するが、むろん、この部材は、本体枠20であっても良いし、遊技板30であっても良く
、設計に応じて適宜変更可能であることは言うまでもない。また、図においては、カバー
部材封止構造91の構成を説明しているが、カバー部材封止構造92も同等の構成を有し
ていることは言うまでもない。
図において、カバー部材封止構造91は、カバー部材90の角部を陥没させて形成した
カバー部材側封止部91aと、カバー部材90の反対側に略半椀状に突出した凸部を有す
る機構板側封止部91bとから構成されている。そして、カバー部材側封止部91aには
、ネジ130を貫通させる貫通穴91a1が形成されている。このネジ130の軸部は、
先端にのみ雄ネジ部130aが形成されており、その途中は雄ネジを形成していない延長
部130bとなっている。一方、機構板側封止部91bには、内周面に雌ネジ部91b1
を形成した筒状のインサートナット91b2が嵌入されており、このインサートナット9
1b2の長さは概ね延長部130bよりも僅かに短めとしてあるとともに、インサートナ
ット91b2のさらに奥側にはドーナツ状の板バネ部材91b3が挿入されている。
上記構成において、機構板側封止部91bに対して、カバー部材側封止部91aを位置
合わせし、カバー部材側封止部91aと、機構板側封止部91bとが重なり合ったら、カ
バー部材側封止部91aの貫通穴91a1に対してネジ130を挿入していき、インサー
トナット91b2に螺合させる。ネジ130を回転していくと、雄ネジ部130aは、イ
ンサートナット91b2の雌ネジ部91b1に螺合していくが、ネジ130には延長部1
30bが形成してあるので、ある時点で同雄ネジ部130aはインサートナット91b2
を貫通する。また、貫通した時点で雄ネジ部130aは板バネ部材91b3をも貫通し、
同板バネ部材91b3にて奥方向に付勢される。そして、貫通直後の状態がカバー部材9
0と機構板80とが密閉された封止状態となる。
この後、機構板80からカバー部材90を外そうとして、ネジ130を逆方向に回転さ
せても、雄ネジ部130aは板バネ部材91b3にて奥方向に付勢されているのでインサ
ートナット91b2の雌ネジ部91b1に螺合しない。このため、ネジ130を外すこと
はできず、機構板80からカバー部材90を外すことはできない。必要に応じてカバー部
材90を開く唯一の手法は、樹脂製のカバー部材側封止部90aと機構板側封止部91b
のいずれかあるいは両方を破断させることである。ここで、このカバー部材封止構造91
,92は、パチンコ遊技機1の背面側から直に視認できる位置に配設されているため、メ
ンテナンスのためにパチンコ遊技機1を開いたときには容易に視認できる。従って、カバ
ー部材90によって覆蓋されている基板ボックスに手を加えるなどのために、カバー部材
封止構造91,92のカバー部材側封止部90aや機構板側封止部90bを破損
させるなどの不正行為が行われた場合、次のメンテナンス時に発見可能になっている。
かかる場合、パチンコ遊技機1の背面側を視認するために、本体枠20を開放する必要
がある。本体枠20を開放する作業は、閉店後のメンテナンスや、休日のメンテナンスの
場合に行われるため、カバー部材側封止部90aや、機構板側封止部90bを破損させる
などの不正行為が行われた場合、本体枠20を開放するまで、発見できないという問題が
あった。一方、ホールの作業員は、閉店後にホールを巡回し、遊技板30の清掃や、遊技
板30上に配設されたクギ等の調整や、球詰まりの処置を行うため、ガラス扉枠60を開
放する機会が多い。従って、このガラス扉枠60を開放したときに、カバー部材封止構造
91,92の封止状態を認識可能にすると、ガラス扉枠60を開放しただけで、カバー部
材封止構造91,92に対する不正行為を発見することが可能となり好適である。そこで
、本実施形態においては、ガラス扉枠60の裏側と対面する領域にパチンコ遊技機1の本
体前面から裏面に向けてカバー部材封止構造91が視認可能な開口部を設け、ホールの作
業員が閉店後の通常業務である諸作業を行うために、ガラス扉枠60を開放した際に、当
該カバー部材封止構造91のカバー部材側封止部90aおよび機構板側封止部90bの封
止状態を視認によって認識できる構成を採用する。
(2)カバー部材封止構造を視認可能な構成:
図5は、パチンコ遊技機1のガラス扉枠60を開放した状態を斜視した斜視図である。
同図においては、ガラス扉枠60を開放した状態を示している。ガラス扉枠60を開放す
ると、外枠10に装着されるとともに、遊技領域31部分が略円形形状に開口された本体
枠20が現れる。本実施形態においては、この本体枠20にパチンコ遊技機1の前面から
裏面に貫通する開口部150を形成する。この開口部150は、パチンコ遊技機1の背面
に配設されたカバー部材封止構造91に対面する位置に形成されており、必要に応じて、
本体枠20、遊技板30、機構板80に形成した開口形状にて構成される。図6は、開口
部150を正面から見た場合の拡大図を示している。
このように、開口部150を介して、カバー部材封止構造91が視認可能になっている
ため、ホールの作業員は、ガラス扉枠60を開放させるとともに、この開口部150から
カバー部材封止構造91を視認することによって、同カバー部材封止構造91の封止状態
を認識することが可能になる。これによって、閉店後にホールを巡回し、上述した諸作業
を行いながら、カバー部材封止構造91,92を破壊して、カバー部材90を開き、基板
ボックスに対する行われた不正行為をチェックすることが可能となり、営業中においても
行われ得る基板ボックスに対する不正行為を早期に発見することが可能となる。また、本
実施形態においては、開口部150に樹脂製の透明カバー150aを嵌め込み、視界を遮
ることなく、この開口部150を介して、粉塵等がパチンコ遊技機1の前面から裏面に入
り込んでしまうことを防止している。ここで、この透明カバー150aを凸レンズにて形
成し、拡大鏡の機能を備えさせても良い。これにより、カバー部材封止構造91を拡大し
て視認することが可能となり、同カバー部材封止構造91の封止状態をより確認し易くな
って好適である。
上述した実施形態においては、開口部150を介して、カバー部材封止構造91の封止
状態を視認する構成を採用した。このカバー部材封止構造91は、透明の樹脂製にて形成
することによって、カバー部材側封止部90aや、機構板側封止部90bが破損されるな
どの不正行為が行われた場合、その状態を視認し易くなっている。しかし、パチンコ遊技
機1の背面は暗いため、必ずしもカバー部材封止構造91を視認し易いとは言い難い。そ
こで、このカバー部材封止構造91を照射することによって、明確に当該カバー部材封止
構造91の封止状態を視認することができると好適である。図7は、このようにカバー部
材封止構造91を照射することが可能な構成の一例を示した構成図である。
同図において、カバー部材封止構造91に近い機構板80の所定位置に基板上にLED
161が配設されたLED用基板160を配設する。そして、このLED161を発光さ
せることによって、カバー部材封止構造91を照射する。すると、図8に示すように、開
口部150を介して視認できるカバー部材封止構造91は、LED161の発光により照
らし出されることとなり、ホールの作業員は、LED161の発光に浮かび上がった同カ
バー部材封止構造91を視認することによって、容易にその封止状態を認識することが可
能になる。
一方、ホールの作業員がカバー部材封止構造91の封止状態を視認するタイミングは、
上述した実施形態においては、ガラス扉枠60が開放された場合である。そこで、ガラス
扉枠60が開放された場合にのみ、LED161を発光させるように、制御処理を実行す
ると、省電力に寄与することができて好適である。図9は、基板ボックスに収容されてい
る制御基板のCPUによって実行されるこのLED制御処理の処理内容を示したフローチ
ャートである。ここで、かかる場合、ガラス扉枠60の開放を検知可能な所定のセンサー
が制御基板に入力されていることを前提とする。同図において、上述したセンサーの状態
を検出して、ガラス扉枠60の開閉状態を取得する(ステップS100)。そして、ガラ
ス扉枠60が開状態であるか否かを判別し(ステップS105)、開状態であると判別さ
れたら、LED161を発光させることによって、カバー部材封止構造90を照射する(
ステップS110)。
ここで、上述した実施形態では、カバー部材封止構造91をLED161の発光にて照
射することによって、視認時に同カバー部材封止構造90を浮かび上がらせる構成を採用
した。このように、カバー部材封止構造90を視認し易くするために、浮かび上がらせる
手法は、LED161にて照射する手法に限定されるものではない。例えば、図10に示
すように、カバー部材封止構造90の開口部150に対面する側に蛍光塗料162を塗布
することによって、カバー部材封止構造91を視認しやすく浮かび上がらせるようにして
も良い。
上述してきた実施形態においては、カバー部材封止構造91,92をカバー部材90側
に形成したカバー部材側封止部90aと機構板80側に形成した機構板側封止部90bと
、いわゆるワンウェイネジを構成するネジ130とにより構成し、カバー部材90と機構
板80とを封止することによって、当該カバー部材90をパチンコ遊技機1の裏面に対し
て封止する手法を示した。このように、カバー部材90を機構板80に封止する手法は、
特に限定されるものではなく、適宜選択可能である。図11は、カバー部材封止構造91
,92に採用して好適な他の手法の一例を示した断面構成図である。同図において、カバ
ー部材側封止部91aには、操作子保持部91a2が形成されている。ここで、この操作
子保持部91a2は、カバー部材90側から機構板80側に向けて貫通した略四方形状の
貫通穴91a3が形成されている。この略四方形状の貫通穴91a3は、カバー部材90
側に形成した略四方形状の開口が機構板80側に形成した略四方形状の開口より大きく形
成されており、同貫通穴91a3の断面は、略台形形状になっている。
すなわち、同貫通穴91a3の内周面は、カバー部材90側から奥方へ向かうほど開口
径が狭まるようなテーパー形状に形成されている。一方、樹脂製操作子170は、貫通穴
91a3内に挿入できる大きさの略皿状に透明の樹脂にて形成されており、周囲の壁面は
貫通穴91a3の内周壁面のテーパー形状に沿うように前方へ向かうほど徐々に幅狭とな
る傾斜面に形成されている。
略皿状とした内側には断面略くの字形に屈曲した金属製係合片170aが保持されてい
る。同金属製係合片170aは帯状の板材を断面略くの字形に屈曲させるとともに両端を
内側に鋭角に折り返して形成されている。かかる構成にて、樹脂製操作子170は、金属
製係合片170aを保持した状態で操作子保持部91a2の貫通穴91a3内に挿入され
る。このとき、樹脂製操作子170の略皿状に形成した部位が貫通穴91a3に嵌合し、
樹脂製操作子170が操作子保持部91a2にて保持されるようになっている。一方、機
構板80側には、カバー部材側封止部91aとして形成された操作子保持部91a2に対
面する位置に機構板側封止部91bとしての固定受け構造91b4が形成されている。
この固定受け構造91b4は、略四方柱形状に形成され、カバー部材90の側から反対
側に向けて開口されている。そして、略四方柱形状の略中央には、図奥側から手前側に立
設させつつ、同略四方柱形状の図奥側から反対側を連結する係合片支持部91b5が形成
されている。この係合片支持部91b5は、カバー部材90側とは反対側が長辺となって
いる断面略台形形状に形成されている。かかる構成において、カバー部材90を機構板8
0に対して封止するに際し、カバー部材側封止部91aの操作子保持部91a2として形
成された貫通穴91a3が機構板側封止部91bの固定受け構造91b4の開口に重なり
合うように位置合わせする。次に、樹脂製操作子170を貫通穴91a3の上方から挿入
するとともに、同貫通穴91a3および固定受け構造91b4に進入させる。すると、金
属製係合片170aの先端に形成された折り返し端170bは、係合片支持部91b5の
傾斜面を移動しながら、同係合片支持部91b5の長辺部位に係合する。これによって、
カバー部材90と機構板80とが封止されることになる。
このように、カバー部材90と機構板80とを封止することにより、同カバー部材90
は、パチンコ遊技機1の裏面に対して、封止されることになる。ここで、上述した固定受
け構造91b4は、略四方柱形状に形成され、カバー部材90の側から反対側に向けて開
口されている。従って、機構板80側の開口から係合片支持部91b5に対して接触する
ことができる。このように、係合片支持部91b5に対して接触することが可能であると
、係合片支持部91b5から金属製係合片170aの折り返し端170bを離脱させ得る
。そこで、本実施形態においては、この固定受け構造91b4における機構板80側の開
口を略四方体にて形成した固定部覆蓋部材91b6にて覆蓋する。この固定部覆蓋部材9
1b6を接着剤等により固定受け構造91b4の開口の内周面に固着すれば、固定受け構
造91b4において機構板80側の開口から係合片支持部91b5に対する接触を不可能
にすることができる。
さらに、カバー部材封止構造91,92に適用して好適な他の手法の一例として、樹脂
によってカバー部材封止構造91,92を構成する態様について説明する。図12は、樹
脂によって、カバー部材90と機構板80とを封止することが可能な構成を示した構成図
である。同図においては、機構板80の機構板側封止部91bに略中空形状の樹脂成形部
A1を形成する。そして、カバー部材90のカバー部材側封止部91aに略中空形状の樹
脂成形部A2を形成する。ここで、樹脂成形部A1のカバー部材90側には開口A11を
形成するとともに、樹脂成形部A2の機構板80側には開口A21を形成する。この開口
A11と開口A21は、カバー部材90と機構板80とが重なり合わされた場合に対面し
、樹脂成形部A1と、樹脂成形部A2とを連通させる。
また、樹脂成形部A2は外側に向けて開口A22が形成されている。かかる構成におい
て、開口A22から樹脂を注入する。この開口A22から注入された樹脂は、開口A21
、開口A11を通過して、樹脂成形部A1に滞留されていく。そして、逐次滞留されてい
く樹脂が樹脂成形部A1および樹脂成形部A2を充填すると、樹脂の注入を止める。この
樹脂は、時間が経過していくと硬化する性質を有するものであり、硬化した樹脂は、樹脂
成形部A1および樹脂成形部A2において、開口A11および開口A21を介して略ひょ
うたん形状に形成される。この略ひょうたん形状に形成された樹脂によって、カバー部材
90と機構板80とが封止されることになる。
上述した実施形態においては、ガラス扉枠60の裏側に開口部150を配置し、ホール
の作業員が閉店後にガラス扉枠60を開放し、遊技板30の清掃等を行う際に、併せて開
口部150を介してカバー部材封止構造91を視認して封止状態を認識可能にした。この
ような開口部150は、ガラス扉枠60の裏側に配置しても良いし、むろん、ガラス扉枠
60に形成し、ガラス扉枠60を開放することなく、カバー部材封止構造91を視認して
その封止状態を認識できるようにしても良い。かかる場合におけるガラス扉枠60を正面
から見た正面図を図13に示す。
同図においては、ガラス扉枠60に開口部151を形成し、必要に応じて遊技板30、
本体枠20、機構板80に形成された開口部150と連通して、パチンコ遊技機1の前面
から裏面を見ることができるようにする。これによって、ガラス扉枠60を開放すること
なく、カバー部材封止構造91を視認して、その封止状態を認識することができるため、
ホールの作業員は、ホールの巡回中に、この開口部151をのぞき込むだけで良くなる。
一方、このように、ガラス扉枠60自体に開口部151を形成してしまうと、パチンコ遊
技機1の前面に施された装飾が損なわれてしまうこともあり得る。そこで、この開口部1
51に図14および図15に示す傾斜壁カバー151aおよび傾斜壁カバー151bを嵌
め込む。同図において、傾斜壁カバー151aには、上方向から下方向に向けて傾斜する
傾斜壁151cが複数形成されるとともに、傾斜壁カバー151bには、パチンコ遊技機
1の中央方向から外側方向に向けて形成する傾斜壁151dが形成されている。
このように、傾斜壁151c、151dを形成することによって、遊技者の目線におい
ては、傾斜壁が視界を遮り、カバー部材封止構造91を見えないようにすることができる
。一方、ホールの作業員の目線においては、傾斜壁151c間、もしくは、傾斜壁151
d間を介して、カバー部材封止構造91を視認可能にすることができる。これによって、
遊技者の視界からカバー部材封止構造91を除外することができるようになる。このとき
、傾斜壁151c、151dの外側にガラス扉枠60と同様の装飾を施しておけば、遊技
者に開口部151を意識させないようにすることが可能になる。
(3)カバー部材封止構造の封止状態を間接的に認識可能な構成:
上記説明してきた実施形態は、開口部150もしくは開口部151を介して、カバー部
材封止構造91を直接的に視認し、その封止状態を認識する構成を採用した。一方、カバ
ー部材封止構造91の封止状態を認識する手法は、直接的にカバー部材封止構造91を視
認する手法に限定されるものではなく、間接的にカバー部材封止構造91の封止状態を認
識する手法も勘案することができる。そこで、このように間接的にカバー部材封止構造9
1の封止状態を認識することが可能となる構成の一例を図16および図17に示す。同図
においては、タグ部200と、連結部材201とから構成される部材を、必要に応じて、
遊技板30、本体枠20、機構板80に形成された経路203にこの部材の連結部材20
1を挿入するとともに、連結部材201の端部をカバー部材90において固定部202に
よって固定する。
このとき、パチンコ遊技機1のガラス扉枠60を開放した状態では、タグ部200が本
体枠20の所定位置に固定されている。一方、カバー部材封止構造91,92を破損させ
てカバー部材90を開こうとした場合、固定部202が破損し、連結部材201がカバー
部材90から離脱する。これによって、タグ部200が垂れ下がったり、もしくは、タグ
部200および連結部材201が落下する。すなわち、ホールの作業員は、このタグ部2
00等の状態を介して間接的にカバー部材90の封止状態を認識することが可能になり、
タグ部200が垂れ下がっていたり、落下していた場合は、カバー部材封止構造91,9
2が破壊され、カバー部材90が開けられて、基板ボックスに何らかの不正行為がなされ
たと判断することが可能になる。
このように間接的にカバー部材封止構造91の封止状態を認識することが可能な手法の
他の一例について、図18〜図20にその構成を示す。同図において、本体枠20の垂直
方向に断面略四角形に形成された略中空形状の落下経路210を形成し、この落下経路2
10に、同落下経路210を落下可能な略四方体の遮蔽部材211を挿入する。そして、
カバー部材90の遊技板30側に支持部材212を立設するとともに、本体枠20および
遊技板30もしくは機構板80に形成した支持部材挿入経路213に、この支持部材21
2を挿入しつつ、同支持部材212の端部にて遮蔽部材211が落下しないように支持す
る。また、この落下経路210は下方端が発射棹214の前方に位置するように配設され
、落下経路210を落下してきた遮蔽部材211は、発射棹214の手前に形成された遮
蔽構造215に収容される。
この遮蔽構造215は、発射経路216の経路幅T1(略遊技球の直径)より若干大き
な幅T2に形成されているとともに、遮蔽部材211もこの幅T2と同等の幅を有してお
り、上述したように、当該遮蔽部材211は落下しつつ、遮蔽構造215に収容される。
このように遮蔽構造215に遮蔽部材211が収容されると、発射棹214の手前に遊技
球が供給されなくなり、遊技ができなくなる。すなわち、カバー部材封止構造91,92
が破壊され、カバー部材90が開けられて、基板ボックスになんらかの不正行為が行われ
た場合、遮蔽部材211が遮蔽構造215に収容され、遊技不能になる。これによって、
間接的に不正行為が行われたことを認識することが可能になる。かかる実施形態を採用す
ることにより、不正行為のあったパチンコ遊技機1においては、遊技をできなくすること
が可能となり、好適である。ここで、この遮蔽部材211が本発明にかかるタグ部を構成
し、支持部材212が本発明にかかる連結部材を構成する。
上述した実施形態においては、図5に示すとおり、ガラス扉枠60を開放することによ
って、本体枠20にパチンコ遊技機1の前面から裏面に貫通して形成した開口部150を
介して、カバー部材封止構造91の封止状態を視認可能にし、諸作業のためにガラス扉枠
60を開放しつつ、同時にこのカバー部材封止構造91の封止状態を認識することを可能
にした。ここで、かかる実施形態においては、ガラス扉枠60は、上皿63が一体成形さ
れている構成を採用した。パチンコ遊技機1の機種によっては、上皿扉枠がガラス扉枠6
0とは別個に形成されるとともに、本体枠20に枢支され、当該本体枠20に対して開閉
可能になっているものもある。このような、パチンコ遊技機1においては、上皿63の清
掃等の作業のため、上皿扉枠が開放される機会が多い。このとき、上皿扉枠を開放した際
に、カバー部材90の左下角部側のカバー部材封止構造92の封止状態を視認する構成を
採用しても良い。
図21は、パチンコ遊技機1のガラス扉枠60とは別個に形成された上皿扉枠を開放し
た状態を斜視した斜視図である。同図においては、上皿扉枠63aを開放した状態を示し
ている。上皿扉枠63aを開放すると、外枠10に装着されるとともに、遊技領域31部
分が略円形形状に開口された本体枠20が現れる。そして、この実施形態においては、上
皿扉枠63aの背面側の本体枠20にパチンコ遊技機1の前面から裏面に貫通する開口部
250を形成する。この開口部250は、パチンコ遊技機1の背面に配設されたカバー部
材封止構造92に対面する位置に形成されており、必要に応じて、本体枠20、遊技板3
0、機構板80に形成した開口形状にて構成される。ここで、図23は、開口部250を
正面から見た場合の拡大図を示している。
このように、開口部250を介して、カバー部材封止構造92が視認可能になっている
ため、ホールの作業員は、上皿扉枠63aを開放させるとともに、この開口部250から
カバー部材封止構造92を視認することによって、封止状態を認識することが可能になる
。これによって、閉店後にホールを巡回し、上皿扉枠63aを開放して諸作業を行いつつ
、カバー部材90に対する不正行為をチェックすることが可能となり、営業中においても
行われ得るカバー部材90を不正に開蓋して行われる基板ボックスに対する不正行為を早
期に発見することが可能となる。
(4)まとめ:
このように、本実施形態においては、開口部150,250を介して、カバー部材封止
構造91,92が視認可能になっているため、ホールの作業員は、ガラス扉枠60もしく
は上皿扉枠63aを開放させるとともに、この開口部150,250からカバー部材封止
構造91,92を視認することによって、封止状態を認識することが可能になる。これに
よって、閉店後にホールを巡回し、ガラス扉枠60を開放し上述した諸作業を行いながら
、カバー部材90に対する不正行為、すなわち、基板ボックスに対する不正行為をチェッ
クすることが可能となり、営業中においても行われ得る基板ボックスに対する不正行為を
早期に発見することが可能となる。
1…パチンコ遊技機
10…外枠
10a…矩形開口
20…本体枠
30…遊技板
31…遊技領域
40…発射機構
41…発射ハンドル
50…流路板
60…ガラス扉枠
61…ガラス
62…装飾ランプ
63…上皿
70…下皿
80…機構板
82…流路部
83…払い出し装置ユニット
90…カバー部材
100…タンクレール
120…遊技球タンク
150…開口部

Claims (1)

  1. 遊技機本体裏面に配置される制御基板と、
    制御基板を収容可能な基板ボックスと、
    前記遊技機本体裏面に対して前記基板ボックスを含め前記遊技機本体裏面の所定領域を覆蓋するカバー部材と、
    カバー部材を前記遊技機本体裏面に対して封止するカバー部材封止手段と、
    カバー部材封止手段による前記カバー部材の前記遊技機本体裏面に対する封止状態を遊技機本体前面から認識可能にする封止状態認識手段とを具備し、
    該封止状態認識手段は、前記遊技機本体前面に配設されるタグ部と、前記遊技機本体前面から前記遊技機本体裏面に形成した経路を介して前記タグ部と前記カバー部材とを連結する連結部材とを有し、該連結部材は、前記遊技機本体裏面に対して前記カバー部材を開放した場合に該カバー部材から離脱可能とされ、
    前記経路は、前記遊技機本体裏面から前記遊技機本体前面に向けて下降する傾斜形状に形成され、
    前記連結部材が前記カバー部材から離脱した場合には前記タグ部が前記遊技機本体前面側にて落下又は垂れ下がることを特徴とする遊技機。
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