JP4238897B2 - ネットワークシステム、画像処理装置、及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、複数の画像処理装置がネットワークアドレスの異なる複数のネットワークを介して接続されて構成されるネットワークシステム、画像処理装置、及びプログラムに関する。
出張先などから社内のLANにリモートアクセスする場合に用いる技術として、IPsec−DHCPと称される技術が考案されている(例えばRFC3456参照)。この技術では、端末を出張先のLANに接続する際に、DHCP(ダイナミック・ホスト・コンフィギュレーション・プロトコル)により出張先LANへのアクセス用に付与されるIPアドレスに加え、社内のDHCPサーバにより、社内のネットワークへのリモートアクセス用のIPアドレスが付与される。社内のネットワークにリモートアクセスする際には、当該リモートアクセス用に付与されたIPアドレスを用いてアクセスする。
特開平11−261704号公報
特開2005−149337号公報
上記の技術を適用するには、出張先に携帯される端末に、対応のためのソフトウェア(IPsecクライアント・ソフトウェア)を新たにインストールする必要がある。
本発明は、上記の点に鑑みてなされたものであって、端末に新たなソフトウェアをインストールする必要がなく、容易に他のネットワークにリモートアクセスすることができるネットワークシステム、及び画像処理装置を提供することを目的としている。
上記の問題点を解決するために、本発明に係るネットワークシステムは、第1のネットワークに接続された第1の画像処理装置と、前記第1のネットワークとはネットワークアドレスの異なる第2のネットワークに接続された第2の画像処理装置とからなるネットワークシステムにおいて、前記第1の画像処理装置は、前記第1のネットワークに接続される第1のネットワークインタフェースと、通常は前記第2のネットワークに接続され、前記第2のネットワークにおける第1のIPアドレスが設定された端末との間で、前記第1及び第2のネットワークとは別の1対1の第3のネットワークを構築することが可能な第2のネットワークインタフェースと、前記第2のネットワークインタフェースに、前記第2のネットワークインタフェースと前記端末との間での1対1のネットワークを構築するための、前記第1のIPアドレスと異なる第2のIPアドレスを設定するIPアドレス設定手段と、前記第3のネットワークを介して前記端末から送信されたIPパケットの宛先が、前記第2の画像処理装置のIPアドレスとなるように処理するIPヘッダ編集手段と、前記IPヘッダ編集手段による処理を経たIPパケットを、前記第1のネットワークインタフェースを介してネットワークに送出するパケット送信手段とを備え、前記第2の画像処理装置は、前記端末が前記第1の画像処理装置を介して送信したIPパケットに対する応答について、前記第1のネットワークインタフェースを宛先とするように処理する応答ヘッダ編集手段を備えることを特徴としている。
本発明に係る画像処理装置は、第1のネットワークに接続された場合に、当該第1のネットワークアドレスとはネットワークアドレスの異なる第2のネットワークに接続された第2の画像処理装置と通信可能な画像処理装置において、前記第1のネットワークに接続される第1のネットワークインタフェースと、通常は前記第2のネットワークに接続され、前記第2のネットワークにおける第1のIPアドレスが設定された端末との間で、前記第1及び第2のネットワークとは別の1対1の第3のネットワークを構築することが可能な第2のネットワークインタフェースと、前記第2のネットワークインタフェースに、前記第2のネットワークインタフェースと前記端末との間での1対1のネットワークを構築するための、前記第1のIPアドレスと異なる第2のIPアドレスを設定するIPアドレス設定手段と、前記第3のネットワークを介して前記端末から送信されたIPパケットの宛先が、前記第2の画像処理装置のIPアドレスとなるように処理するIPヘッダ編集手段と、前記IPヘッダ編集手段による処理を経たIPパケットを、前記第1のネットワークインタフェースを介してネットワークに送出するパケット送信手段とを備えることを特徴としている。
前記IPヘッダ編集手段は、IPパケットに、前記第2の画像処理装置を宛先とするヘッダを付加するヘッダ付加手段を備える構成とすることができる。前記ヘッダ付加手段は、IPパケットをカプセル化するカプセル化手段を含む構成とすることができる。
前記第2のIPアドレスは、前記第1のIPアドレスとネットワークアドレスが同一である構成とすることができる。
前記第3のネットワークが構築された後は、前記端末から前記第2のネットワークインタフェースに送信されたIPパケットが、前記IPヘッダ編集手段を経由して前記第1のネットワークインタフェースから送出されるように、IPパケットの進路を切り替える進路切替手段を備える構成とすることができる。
前記IPヘッダ編集手段は、前記第2の画像処理装置からパケットを受信した場合に、自機のIPアドレスを宛先としたIPヘッダを除去するヘッダ除去手段と、前記ヘッダ除去手段によるヘッダ除去の後、前記端末を宛先とするIPパケットとなるか否かを判定する受信パケット判別手段とを備え、前記ヘッダ除去手段によるヘッダ除去の後、前記端末を宛先とするIPパケットとなる場合、ヘッダ除去後のパケットを前記第2のネットワークインタフェースを介して前記端末へと転送する構成とすることができる。
前記第2のIPアドレスを示唆するアドレス情報の入力を受け付ける入力受付手段をさらに備え、前記IPアドレス設定手段は、前記入力されたアドレス情報に基づいて前記第2のIPアドレスを設定する構成とすることができる。
本発明に係るプログラムは、第1のネットワークインタフェース、第2のネットワークインタフェース、及びプロセッサを備える画像処理装置において、前記プロセッサ上で動作するプログラムであって、前記第2のネットワークインタフェースに、当該第2のネットワークインタフェースに接続される端末との間での1対1のネットワークである、第1のネットワークを構築することが可能なIPアドレスを設定するIPアドレス設定処理と、前記端末から前記第2のネットワークインタフェースに送信されたIPパケットの宛先が、通常は第2のネットワークを介して前記端末と接続される第2の画像処理装置のIPアドレスとなるように処理するIPヘッダ編集処理と、前記IPヘッダ編集処理を経たIPパケットを、前記第1のネットワークインタフェースを介して送出するパケット送信処理とを前記プロセッサに実行させることを特徴としている。
本発明に係るネットワークシステム、画像処理装置等によると、端末に新たなソフトウェアをインストールする必要がなく、出張先等から容易にリモートアクセスすることが可能になるという効果を奏する。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
(1)ネットワークシステムの構成
図1は、本実施の形態のネットワークシステムの全体的な構成の一例について説明するための図である。本実施の形態のネットワークシステムは、ネットワークアドレスの異なる複数のLAN501及び502が、インターネット、専用線等で構成されるWAN(ワイド・エリア・ネットワーク)505で接続されて構成される。
なお、図1において各端末等の近傍に示されているのは、端末に設定されたIPアドレス、ネットワークアドレスの例である。このアドレスは説明のための例であり、実在のアドレスとは関係がない。本実施の形態では、これらのアドレスはDHCPで付与されるのではなく、各端末に固定して設定されている。
本実施の形態では、LAN502が例えば社内のLAN、LAN501が例えば出張先のLANであるとする。以下、LAN501を出張先LAN、LAN502を社内LANという。社内LAN502には、通常、画像処理装置の一例であるMFP(マルチ・ファンクション・ペリフェラル)102及び端末202、203が接続されているものとする。なお、MFPとは、コピー、ネットワークプリンティング、スキャナ、FAX、ドキュメントサーバなどの機能を集約した画像形成装置である。複合機などと呼ばれることもある。
出張先LAN501には、MFP101が接続されている。本実施の形態では、端末202を出張先に携帯したユーザが社内LAN502にリモートアクセスする場合に、端末202を出張先LAN501に接続されたMFP101に接続する。以下、端末202を「ゲストPC」という。なお、出張先LAN501及び社内LAN502の間にVPN(仮想私設ネットワーク)を構築するようにすることもできる。本実施の形態では、端末202、203としてPC(パーソナル・コンピュータ)を用いるが、携帯端末(PDA)、LANへの接続が可能な携帯電話機等を用いることもできる。
(2)MFP101の構成
ここで、出張先LAN501に接続されるMFP101の構成について説明する。図2は、MFP101のハードウェア構成の一例について説明するためのブロック図である。
MFP101は、操作部11、ディスプレイ部12、スキャナ部13、プリンタ部14、第1ネットワークインタフェース161、第2ネットワークインタフェース162、ドキュメントフィーダ17、給紙装置18、CPU20、ROM21、RAM22、およびハードディスク23などによって構成される。
操作部11は、数字、文字、および記号などを入力するための複数のキー、押下されたキーを認識するセンサ、および認識したキーを示す信号をCPU20に送信する送信用回路などによって構成される。
ディスプレイ部12は、ユーザに対してメッセージを表示する画面、ユーザが設定内容や処理内容を入力するための画面、およびMFP101で実行された処理の結果を示す画面などを表示する。本実施の形態では、ディスプレイ部12にタッチパネルが用いられている。タッチパネルは、ユーザが指で触れたタッチパネル上の位置を検知し、検知結果を示す信号をCPU20に送信する機能を備えており、これは操作部11に含まれる。
スキャナ部13は、原稿に光を照射して反射光を検出することにより、原稿に描かれている画像を所定の読み取り解像度で読み取って、デジタルの画像データ(ここでは、RGBまたはブラックの濃度を表す濃度データ)を生成する。このようにして得られた画像データはプリンタ部14において印刷のために用いられるほか、TIFF、PDF、JPEGなどの形式のファイルに変換されてハードディスク23に記憶される。FAXデータに変換されてFAX送信に供されることもあるが、本実施の形態ではFAX機能の詳細については説明を省略する。ドキュメントフィーダ17は、MFP101の本体の上部に設けられており、1枚または複数枚の原稿をスキャナ部13に順次送るために用いられる。
プリンタ部14は、スキャナ部13にて読み取られた画像や出張先LAN501を介して接続されたパーソナル・コンピュータ(PC)等の外部装置から送信されてきたデータの画像、またはFAX受信したFAXデータの画像を、用紙またはフイルムなどの記録シートに印刷する。給紙装置18は、MFP101本体の下部に設けられており、印刷対象の画像に適した記録シートをプリンタ部14に供給するために用いられる。プリンタ部14によって画像が印刷された記録シートは排紙トレイ上に排出される。
第1ネットワークインタフェース161は、出張先LAN501との接続に用いるネットワークインタフェースである。第1ネットワークインタフェース161として、例えばNIC(ネットワーク・インタフェース・カード)などが用いられる。第2ネットワークインタフェース162は、出張先に携帯されたゲストPC202が接続されるネットワークインタフェースである。本実施の形態では、ゲストPC202と第2ネットワークインタフェース162との間はLAN接続のためのクロス・ケーブルで接続され、第2ネットワークインタフェース162とゲストPC202との間で1対1のネットワーク(LAN)が構築される。
ROM21には、画像の読取(スキャン)、原稿の複写(コピー)、FAXデータの送受信、ネットワークプリンティング、およびドキュメントサーバ(ボックス機能)などのMFP101の基本機能を実現するためのプログラム、データが記憶されている。これらのプログラムまたはデータの一部または全部を、ハードディスク23にインストールしておいてもよい。この場合は、ハードディスク23にインストールされているプログラムまたはデータは、必要に応じてRAM22にロードされる。ハードディスク23には、他にスキャナ部13で原稿を読み取って得た画像データのファイルや、外部装置から送信されてきた画像データのファイルなどが格納される。
図3は、MFP101の中で、本実施の形態のネットワークシステムを実現する構成について説明するための機能ブロック図である。MFP101は、IPアドレス設定部111、アドレス情報取得部112、アドレス情報格納部113、第2ネットワーク構築部114、IPヘッダ編集部115を備えている。なお、IPアドレス設定部111、アドレス情報取得部112、第2ネットワーク構築部114、IPヘッダ編集部115の各部の機能は、ROM21に格納されたプログラムがCPU20上で動作することにより実現される。
IPアドレス設定部111は、第2ネットワークインタフェース162にIPアドレスを設定する。ここで設定されるIPアドレスは、ゲストPC202との間で、出張先LAN501とは別の第2ネットワーク(第2ネットワークインタフェース162とゲストPC202との間での1対1のネットワーク)を構築するためのIPアドレスである。
アドレス情報取得部112は、操作部11を介するユーザの入力に基づき、IPアドレス設定部111が設定するIPアドレスを示唆するアドレス情報を取得する。本実施の形態において操作部11から入力する情報として、例えばユーザの識別子、ゲストPC202の識別子などが考えられるが、これに限定されない。
アドレス情報取得部112は、ユーザの入力に基づき、アドレス情報格納部113から情報を読み出す。図4は、アドレス情報格納部113に格納されるアドレス情報の内容の一例を示す図である。
本実施の形態では、ユーザごとにホームMFPが割り当てられている。ホームMFPについては、例えば、本願出願人による他の特許出願である、特願2006−066660なども参照されたい。本出願においては、ユーザ「DAVID」、「MICHAEL」のホームMFPとして、MFP102が割り当てられているものとする。
本実施の形態では、操作部11から入力される情報から、IPアドレスの設定されたゲストPC202と1対1のネットワークを構築することが可能なIPアドレスが取得できれば良いのである。図4の例では、ユーザ、あるいはPCから、ホームMFPであるMFP102のIPアドレスを取得するようにしたが、他に社内LAN502のネットワークアドレス(サブネットを含む)を取得する実施形態も可能である。
これらの情報が、IPアドレス設定部111が第2ネットワークインタフェース162に設定するべきIPアドレスを示唆する情報である。この情報の内容は、操作部11から、どのような情報を入力するかによっても異なる。
IPアドレス設定部111は、アドレス情報取得部112が取得した情報に基づき、第2ネットワークインタフェース162にIPアドレスを設定する。設定されるIPアドレスは、例えば、端末202内に設定されたIPアドレスと一つ違い(例えば図1に示すようにゲストPC202に設定されたIPアドレスが「152.17.92.2」である場合には、「152.17.92.1」又は「152.17.92.3」)とすることができる。
もっとも、一つ違いに限定されることはなく、ゲストPC202との間で1対1の第2ネットワークを構築できるIPアドレスであれば良く、そのためには、ゲストPC202内に設定されているIPアドレスとネットワークアドレスが同一であり、かつ、ゲストPC202に設定されているIPアドレスとは異なるIPアドレスであれば良い。図4では、ホームMFPのIPアドレスを保持したが、ホームMFPが接続されるLANのネットワークアドレス(サブネット情報を含む)を保持する構成も可能であることは前記した通りである。なお、第2ネットワークは社内LAN502とは隔離された別のネットワークであるから、第2ネットワークインタフェース162に設定されるIPアドレスは、LAN502に接続されるデバイス(例えばMFP102)のIPアドレスと同一であっても構わない。
第2ネットワーク構築部114は、第2ネットワークインタフェース162にIPアドレスが設定された状況において、第2ネットワークインタフェース162とゲストPC202との間で1対1の第2ネットワークを構築するように処理を行う。第2ネットワーク構築部114は、第2ネットワークインタフェース162とゲストPC202との間で第2ネットワークが構築されたことを検出し、第2ネットワークが構築された後は、ゲストPC202から第2ネットワークインタフェース162に向けて送信されたIPパケットをIPヘッダ編集部115に転送するように制御する。
IPヘッダ編集部115は、必要に応じて、ゲストPC202から送出されたIPパケットのヘッダを編集する。ゲストPC202は、出張先でMFP101に接続された場合も、何ら内部の設定を変えていないのであるから、例えばMFP102にアクセスしようとする際に、ゲストPC202から送出されるIPパケットの送信元アドレスは、図1に示す(152.17.92.2)となり、送信先アドレスは、(152.17.92.1)となる。
例えばWAN505にVPNを構築する場合には、IPヘッダ編集部115は、ゲストPC202からのパケットをカプセル化する部分を含み、この場合には、MFP102を宛先とするカプセル化ヘッダを付加する。カプセル化を行わない場合には、アクセス先がMFP102である場合、宛先や送信元のアドレスを編集する必要はないが、アクセス先が、例えばPC203である場合、PC203のIPアドレスをパケット内の他の領域に退避するとともに、パケットの宛先をMFP102のIPアドレスとする。
そして、IPヘッダ編集部115は、第2ネットワークインタフェース162を経由したパケットであることを示すフラグ(例えば、本実施の形態では「出張先フラグ」という。)を、パケットの所定領域にセットする。カプセル化を行う場合にも出張先フラグをセットすることもできる。
IPヘッダ編集部115は、そのように編集されたIPパケットを、第1ネットワークインタフェース161に送る。送られたIPパケットは、第1ネットワークインタフェース161から出張先LAN501に送出される。以上のように、送信先アドレスとしてMFP102のアドレスが設定されたIPパケットは、出張先LAN501、WAN505を介してMFP102へと送信されることになる。なお、カプセル化ヘッダを付加する場合と、カプセル化ヘッダを付加しない場合とでは、MFP102側での処理内容が若干異なることになる。
例えば、カプセル化されたパケットを受信したMFP102では、カプセル化ヘッダの除去を行う必要がある。その際、当該パケットの応答をもカプセル化することが好ましいが、この際の宛先はMFP101となる。ゲストPC202のIPアドレスを宛先としてパケットを送出した場合、本実施の形態のシステム構成では、そのパケットが出張先のMFP101に接続されたゲストPC202に届くことはないからである。なお、カプセル化されておらず、出張先フラグがセットされたパケットに対する応答も、カプセル化しないで応答するとしても、やはりMFP101を宛先とするパケットとする必要がある。
なお、端末202と第2ネットワークインタフェース162との間は、前記したようにクロスのLANケーブルで接続することもできるが、ストレートケーブルを用いることも可能である。ケーブルの種類については、MFP101側のコネクタの配線で対応すればよい。また、両者間の接続は有線に限らず、無線でネットワークを構築することも可能である。
(3)MFP101及び102の処理内容
以下、MFP101及び102の処理内容について説明する。図5は、MFP101の処理内容の一例について説明するためのフローチャートである。この処理は、MFP101において、ROM21に格納されたプログラムがCPU20上で動作することにより実現される。
MFP101は、操作部11からの所定の入力(例えばユーザID、ゲストPCのIDなど)があった場合(S101:YES)、第2ネットワークインタフェース162にゲストPCが接続されているか否かを判定する(S102)。
ゲストPCが接続されていない場合は(S102:NO)は、操作部11への入力に従った通常の処理を行う(S103)。ゲストPCが接続されている場合(S102:YES)、図4に図示したアドレス情報を取得する(S104)。アドレス情報は、予め設定して、アドレス情報格納部113に格納しておいてもよいし、出張先LAN501、あるいはWAN505等を介して外部装置から取得する構成も可能である。
アドレス情報を取得すると、第2ネットワーク構築部114が、第2ネットワークインタフェース162にIPアドレスを設定する(S105)。ここで、設定されるIPアドレスは、ゲストPC202との間で1対1の第2ネットワークを構築することができるIPアドレスである。
第2ネットワークが構築されたことが検出されると(S106:YES)、本実施の形態では、それ以降、第2ネットワークインタフェース162に接続されたゲストPC202から送出されたIPパケットが、全て第1ネットワークインタフェース161を介して出張先LAN501に送出されるようにIPパケットの進路が切り替えられる。
即ち、本実施の形態では、ゲストPC202から第2ネットワークインタフェース162に対して送出されたIPパケットにカプセル化のためのヘッダ(付加されるヘッダの宛先はMFP102のIPアドレスである。)を付加し(S107)、出張先フラグをセットする(S108)。
そして、第1ネットワークインタフェース161からIPパケットを送出する(S109)。送出されたパケットの宛先はMFP102であり、これにより、出張先に携帯されたゲストPC202から、MFP102にアクセスすることができる。なお、ゲストPC202からのパケットの宛先が、例えばPC203である場合には、MFP102の側で、当該パケットをPC203に送信する。
なお、ゲストPC202と第2ネットワークインタフェース162との間に構築された第2ネットワークが切断された場合には(S110:YES)、第2ネットワークインタフェース162に設定されたIPアドレスはクリアされる(S111)。本実施の形態では、この際にホームMFP(ここではMFP102)に対して、接続が切断された旨を通知する(S112)。
次に、上記のように送出されたIPパケットを受信するMFP102の側の処理内容について説明する。図6は、MFP102の構成の一例について説明するための機能ブロック図である。
MFP102は、出張先フラグ検出部121、応答・転送処理部122、応答ヘッダ編集部123、ルーティングテーブル格納部124を備えている。MFP102は、図2に示したMFP101と同様のハードウェア構成を備えており、図6のネットワークインタフェース126は、MFP101の第1ネットワークインタフェース161と同様のものである。出張先フラグ検出部121、応答処理部122、及び応答ヘッダ編集部123は、MFP102に備えられたCPU上で、ROM(不図示)に格納されたプログラムが動作することにより実現される。
出張先フラグ検出部121は、ネットワークインタフェース126が社内LAN502から受信したIPパケットに出張先フラグがセットされているか否かを判定する。応答・転送処理部122は、出張先フラグがセットされているか否かにかかわらず、受信したIPパケットに対する応答処理、PC203等の社内LAN502内の他の端末へのパケットの転送処理を行う部分である。
応答ヘッダ編集部123は、出張先フラグがセットされたIPパケットに対する応答の場合に、本実施の形態では、応答パケットの宛先がMFP101となるようにIPヘッダを編集する。IPヘッダの編集方法として、WAN505でVPNを構築する場合には、カプセル化ヘッダの付加処理を行うことができるし、カプセル化を行わない場合には、パケットの宛先の書き換え、及び元の宛先の退避処理を行うこともできる。
ルーティングテーブル格納部124には、出張先フラグがセットされたパケットの送信元(例えばPC202)のIPアドレス、及び当該送信元からのパケットへの応答パケットの送信先としてセットされるべきIPアドレス(ここではMFP101のIPアドレス)の対応関係が格納される。図7は、ルーティングテーブル格納部124に格納される情報の一例を示す図である。
図8は、MFP102の処理内容の一例について説明するためのフローチャートである。この処理は、MFP102において、ROM(不図示)に格納されたプログラムがMFP102のCPU上で動作することにより実現される。MFP102でIPパケットを受信した場合(S201:YES)、出張先フラグが設定されていない場合には(S202:NO)、図9へと進む。なお、本実施の形態では出張先フラグの設定を参照したが、WAN505上でVPNを構築する際には、VPN経由のパケットである場合に、出張先フラグがセットされた場合と同様の処理を行うような実施形態も可能である。
図9では、宛先が前記ルーティングテーブル格納部124に格納されているか否かを判定する(S301)。具体的には、受信したパケットの宛先のIPアドレスが、図7のテーブルの左側に格納されたアドレスと一致するか否かを判定する。この判定で一致する場合には、本実施の形態では、出張先LAN501から、出張先フラグをセットして送信されたパケットへの応答であると判定できる。
宛先がテーブルに格納されている場合(S301:YES)、本実施の形態ではパケットを暗号化し(S302)、カプセル化ヘッダを付加する(S303)。カプセル化ヘッダの宛先は、図7に示されたテーブルの右側のIPアドレス(本実施の形態ではMFP101)となる。
その後は、図8のフローチャートへと戻って、ネットワークインタフェース126からパケットを送出する(S208)。図9のステップS301において、宛先がテーブルに無い場合には(S301:NO、)図8に戻って通常の処理が(S203)がなされて、ネットワークインタフェース126から応答のパケットを送出する(S208)。
図8において、受信したパケットに出張先フラグがセットされていた場合の処理(S202:YES)について以下に説明する。以後、本実施の形態では、VPNが構築され、パケットがカプセル化されているものとして説明すると、MFP102では、カプセル化ヘッダを除去し(S204)、カプセル化されたパケットを復号化する(S205)。この復号化処理により、出張先においてゲストPC202からMFP101に向けて送信されたパケット(カプセル化前のパケット)が復元されることとなる。
本実施の形態では、このカプセル化前のパケットにおいて指定された送信元アドレス(ここではゲストPC202に設定されたアドレス)、及びカプセル化パケットの送信元アドレス(ここでは、MFP101のアドレス)を、前記したルーティングテーブル格納部124に格納する(S206)。テーブルの内容は図7に例示したとおりである。
次に、カプセル化ヘッダ除去後に復元される送信先が自機(MFP102)であるか否かを判定する(S207)。自機でない場合(S207:NO)には、復元したパケットをネットワークインタフェース126から送出する(S208)。この結果、例えば、送信先がPC203であるパケットはPC203に送信されることとなる。
送信先が自機である場合は(S207:YES)、図9に示したように、応答パケットの暗号化(S302)、カプセル化ヘッダの付加(S303)を行って、ネットワークインタフェース126から送出する(S208)。
なお、応答パケットを受信した出張先のMFP101は、例えばカプセル化ヘッダの除去などを行い、最終的な送信先がゲストPC202である場合には、第2ネットワークインタフェース162を介して、復号化後のパケットをゲストPC202に送信する処理を行う。以上により、ゲストPC202の設定を変更することなく、出張先からホームMFP101やPC203に容易にリモートアクセスすることが可能となる。なお、ルーティングテーブル格納部124の情報は、本実施の形態では、図5のステップS112の通知を受けたときに削除される。
本発明は、例えばネットワークシステム、画像処理装置等に適用することができる。
本発明の実施の形態のネットワークシステムの全体的な構成の一例について説明するための図である。 MFPのハードウェア構成の一例について説明するためのブロック図である。 MFPの中で、本実施の形態のネットワークシステムを実現する構成について説明するための機能ブロック図である。 ネットワーク情報格納部113に格納される情報の内容の一例を示す図である。 出張先のMFP101の処理内容の一例について説明するためのフローチャートである。 MFP102の構成の一例について説明するための機能ブロック図である。 ルーティングテーブル格納部124に格納される情報の一例を示す図である。 MFP102の処理内容の一例について説明するためのフローチャートである。 MFP102の処理内容の一例について説明するためのフローチャートである。
符号の説明
11 操作部
101 出張先MFP
111 IPアドレス設定部
112 アドレス情報取得部
113 アドレス情報格納部
114 第2ネットワーク構築部
115 IPヘッダ編集部
121 出張先フラグ検出部
122 応答処理部
123 応答ヘッダ編集部
124 ルーティングテーブル格納部
126 ネットワークインタフェース
161 第1ネットワークインタフェース
162 第2ネットワークインタフェース
202 ゲストPC
501 出張先LAN
502 社内LAN
505 WAN

Claims (21)

  1. 第1のネットワークに接続された第1の画像処理装置と、前記第1のネットワークとはネットワークアドレスの異なる第2のネットワークに接続された第2の画像処理装置とからなるネットワークシステムにおいて、
    前記第1の画像処理装置は、
    前記第1のネットワークに接続される第1のネットワークインタフェースと、
    通常は前記第2のネットワークに接続され、前記第2のネットワークにおける第1のIPアドレスが設定された端末との間で、前記第1及び第2のネットワークとは別の1対1の第3のネットワークを構築することが可能な第2のネットワークインタフェースと、
    前記第2のネットワークインタフェースに、前記第2のネットワークインタフェースと前記端末との間での1対1のネットワークを構築するための、前記第1のIPアドレスと異なる第2のIPアドレスを設定するIPアドレス設定手段と、
    前記第3のネットワークを介して前記端末から送信されたIPパケットの宛先が、前記第2の画像処理装置のIPアドレスとなるように処理するIPヘッダ編集手段と、
    前記IPヘッダ編集手段による処理を経たIPパケットを、前記第1のネットワークインタフェースを介してネットワークに送出するパケット送信手段とを備え、
    前記第2の画像処理装置は、
    前記端末が前記第1の画像処理装置を介して送信したIPパケットに対する応答について、前記第1のネットワークインタフェースを宛先とするように処理する応答ヘッダ編集手段を備える
    ことを特徴とするネットワークシステム。
  2. 前記IPヘッダ編集手段は、
    IPパケットに、前記第2の画像処理装置を宛先とするヘッダを付加するヘッダ付加手段を備える
    ことを特徴とする請求項1に記載のネットワークシステム。
  3. 前記ヘッダ付加手段は、
    IPパケットをカプセル化するカプセル化手段を含む
    ことを特徴とする請求項2に記載のネットワークシステム。
  4. 前記第2のIPアドレスは、前記第1のIPアドレスとネットワークアドレスが同一である
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のネットワークシステム。
  5. 請求項1から4のいずれかに記載のネットワークシステムにおいて、
    前記第3のネットワークが構築された後は、前記端末から前記第2のネットワークインタフェースに送信されたIPパケットが、前記IPヘッダ編集手段を経由して前記第1のネットワークインタフェースから送出されるように、IPパケットの進路を切り替える進路切替手段を備える
    ことを特徴とするネットワークシステム。
  6. 前記IPヘッダ編集手段は、
    前記第2の画像処理装置からパケットを受信した場合に、自機のIPアドレスを宛先としたIPヘッダを除去するヘッダ除去手段と、
    前記ヘッダ除去手段によるヘッダ除去の後、前記端末を宛先とするIPパケットとなるか否かを判定する受信パケット判別手段とを備え、
    前記ヘッダ除去手段によるヘッダ除去の後、前記端末を宛先とするIPパケットとなる場合、ヘッダ除去後のパケットを前記第2のネットワークインタフェースを介して前記端末へと転送する
    ことを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載のネットワークシステム。
  7. 前記第2のIPアドレスを示唆するアドレス情報の入力を受け付ける入力受付手段をさらに備え、
    前記IPアドレス設定手段は、前記入力されたアドレス情報に基づいて前記第2のIPアドレスを設定する請求項1から6のいずれかに記載のネットワークシステム。
  8. 第1のネットワークに接続された場合に、当該第1のネットワークアドレスとはネットワークアドレスの異なる第2のネットワークに接続された第2の画像処理装置と通信可能な画像処理装置において、
    前記第1のネットワークに接続される第1のネットワークインタフェースと、
    通常は前記第2のネットワークに接続され、前記第2のネットワークにおける第1のIPアドレスが設定された端末との間で、前記第1及び第2のネットワークとは別の1対1の第3のネットワークを構築することが可能な第2のネットワークインタフェースと、
    前記第2のネットワークインタフェースに、前記第2のネットワークインタフェースと前記端末との間での1対1のネットワークを構築するための、前記第1のIPアドレスと異なる第2のIPアドレスを設定するIPアドレス設定手段と、
    前記第3のネットワークを介して前記端末から送信されたIPパケットの宛先が、前記第2の画像処理装置のIPアドレスとなるように処理するIPヘッダ編集手段と、
    前記IPヘッダ編集手段による処理を経たIPパケットを、前記第1のネットワークインタフェースを介してネットワークに送出するパケット送信手段とを備える
    ことを特徴とする画像処理装置。
  9. 前記IPヘッダ編集手段は、
    IPパケットに、前記第2の画像処理装置を宛先とするヘッダを付加するヘッダ付加手段を備える
    ことを特徴とする請求項に記載の画像処理装置。
  10. 前記ヘッダ付加手段は、
    IPパケットをカプセル化するカプセル化手段を含む
    ことを特徴とする請求項に記載の画像処理装置。
  11. 前記第2のIPアドレスは、前記第1のIPアドレスとネットワークアドレスが同一である
    ことを特徴とする請求項8から10のいずれかに記載の画像処理装置。
  12. 請求項8から11のいずれかに記載の画像処理装置において、
    前記第3のネットワークが構築された後は、前記端末から前記第2のネットワークインタフェースに送信されたIPパケットが、前記IPヘッダ編集手段を経由して前記第1のネットワークインタフェースから送出されるように、IPパケットの進路を切り替える進路切替手段を備える
    ことを特徴とする画像処理装置。
  13. 前記IPヘッダ編集手段は、
    前記第2の画像処理装置からパケットを受信した場合に、自機のIPアドレスを宛先としたIPヘッダを除去するヘッダ除去手段と、
    前記ヘッダ除去手段によるヘッダ除去の後、前記端末を宛先とするIPパケットとなるか否かを判定する受信パケット判別手段とを備え、
    前記ヘッダ除去手段によるヘッダ除去の後、前記端末を宛先とするIPパケットとなる場合、ヘッダ除去後のパケットを前記第2のネットワークインタフェースを介して前記端末へと転送する
    ことを特徴とする請求項8から12のいずれかに記載の画像処理装置。
  14. 前記第2のIPアドレスを示唆するアドレス情報の入力を受け付ける入力受付手段をさらに備え、
    前記IPアドレス設定手段は、前記入力されたアドレス情報に基づいて前記第2のIPアドレスを設定する請求項8から13のいずれかに記載の画像処理装置。
  15. 第1のネットワークインタフェース、第2のネットワークインタフェース、及びプロセッサを備える画像処理装置において、前記プロセッサ上で動作するプログラムであって、
    前記第2のネットワークインタフェースに、当該第2のネットワークインタフェースに接続される端末との間での1対1のネットワークである、第1のネットワークを構築することが可能なIPアドレスを設定するIPアドレス設定処理と、
    前記端末から前記第2のネットワークインタフェースに送信されたIPパケットの宛先が、通常は第2のネットワークを介して前記端末と接続される第2の画像処理装置のIPアドレスとなるように処理するIPヘッダ編集処理と、
    前記IPヘッダ編集処理を経たIPパケットを、前記第1のネットワークインタフェースを介して送出するパケット送信処理とを前記プロセッサに実行させる
    ことを特徴とするプログラム。
  16. 前記IPヘッダ編集処理は、
    IPパケットに、前記第2の画像処理装置を宛先とするヘッダを付加するヘッダ付加処理を含む
    ことを特徴とする請求項15に記載のプログラム。
  17. 前記ヘッダ付加処理は、
    IPパケットをカプセル化するカプセル化処理を含む
    ことを特徴とする請求項16に記載のプログラム。
  18. 前記設定されるIPアドレスは、前記第2のネットワークにおける前記端末のIPアドレスである第1のIPアドレスとネットワークアドレスが同一である
    ことを特徴とする請求項15から17のいずれかに記載のプログラム。
  19. 請求項15から18のいずれかに記載のプログラムにおいて、
    前記第1のネットワークが構築された後は、前記端末から前記第2のネットワークインタフェースに送信されたIPパケットが、前記IPヘッダ編集処理により前記第1のネットワークインタフェースから送出されるように、IPパケットの進路を切り替える進路切替処理を前記プロセッサに実行させる
    ことを特徴とするプログラム。
  20. 前記IPヘッダ編集処理は、
    前記第2の画像処理装置からパケットを受信した場合に、自機のIPアドレスを宛先としたIPヘッダを除去するヘッダ除去処理と、
    前記ヘッダ除去処理によるヘッダ除去の後、前記端末を宛先とするIPパケットとなるか否かを判定する受信パケット判別処理とを含み、
    前記ヘッダ除去処理によるヘッダ除去の後、前記端末を宛先とするIPパケットとなる場合、ヘッダ除去後のパケットを前記第2のネットワークインタフェースを介して前記端末へと転送する処理を前記プロセッサに実行させる
    ことを特徴とする請求項15から19のいずれかに記載のプログラム。
  21. 前記設定されるIPアドレスを示唆するアドレス情報の入力を受け付ける入力受付処理をさらに前記プロセッサに実行させ、
    前記IPアドレス設定処理は、前記入力されたアドレス情報に基づいて前記IPアドレスを設定する請求項15から20のいずれかに記載のプログラム。
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