JP4368776B2 - ネットワーク機器、ネットワーク機器の制御方法、プログラム及び記録媒体 - Google Patents
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このようなネットワーク機器に関連する技術としては、例えば下記の特許文献1乃至3に記載のものが挙げられる。
例えば、近年ではネットワーク設定の自動化が叫ばれており、DHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)サーバを設置し、ネットワーク機器に、自動的に、自機のIP(Internet Protocol)アドレス,サブネットマスク,デフォルトゲートウェイのIPアドレス,DNS(Domain Name System)サーバのIPアドレス,その他のサーバのIPアドレスやサーバ名等を取得させる方法が、PCだけでなくその他のネットワーク機器にも使用されるケースが多くなっている。
そして、このような場合には、IPパケットを転送しようとする場合に、転送先が同じセグメント内なのにも関わらず、別のセグメントに転送する場合と同様にルータにパケットを転送してしまうことになり、データ転送の効率が低くなってしまうという問題があった。
さらに、複数のネットワークインタフェースを設け、その複数のネットワークインタフェースの中で、前記パケットの受信に応じた前記ルーティング情報の前記ルーティングテーブルへの登録を行うネットワークインタフェースの選択を受け付ける手段を設け、その選択されたネットワークインタフェースでパケットを受信した場合のみ前記パケットの受信に応じた前記ルーティング情報の前記ルーティングテーブルへの登録を行うようにするとよい。
この発明の別のネットワーク機器の制御方法は、ルーティングテーブルに登録されているルーティング情報と、送信先のIPアドレスとに応じてパケットの送信に使用するネットワークインタフェースを決定するネットワーク機器に、自身と同一のセグメントからパケットを受信し、かつ該パケットの送信元のネットワークアドレスが、該パケットの受信に使用したネットワークインタフェースに設定されているネットワークアドレスと異なるものであった場合に、該パケットの受信に応じて、該パケットの送信元のIPアドレスのクラスに応じたネットワークアドレスを持つ機器に対し該パケットの受信に使用したネットワークインタフェースからIPパケットを送信可能である旨のルーティング情報を前記ルーティングテーブルに登録させる一方、パケットを受信した場合でも、その送信元が自身と同一のセグメントでない場合には、該パケットの受信に応じた前記ルーティング情報の前記ルーティングテーブルへの登録は行わせないようにしたものである。
この発明の別のプログラムは、コンピュータに、ルーティングテーブルに登録されているルーティング情報と、送信先のIPアドレスとに応じてパケットの送信に使用するネットワークインタフェースを決定するネットワーク機器を制御させるためのプログラムにおいて、前記コンピュータに、自身と同一のセグメントからパケットを受信し、かつ該パケットの送信元のネットワークアドレスが、該パケットの受信に使用したネットワークインタフェースに設定されているネットワークアドレスと異なるものであった場合に、該パケットの受信に応じて、該パケットの送信元のIPアドレスのクラスに応じたネットワークアドレスを持つ機器に対し該パケットの受信に使用したネットワークインタフェースからIPパケットを送信可能である旨のルーティング情報を前記ルーティングテーブルに登録する一方、パケットを受信した場合でも、その送信元が自身と同一のセグメントでない場合には、該パケットの受信に応じた前記ルーティング情報の前記ルーティングテーブルへの登録は行わない機能を実現させるためのプログラムを含めたものである。
また、この発明の記録媒体は、上記のプログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体である。
また、この発明のプログラムによれば、コンピュータを上記のネットワーク機器として機能させてその特徴を実現し、同様な効果を得ることができる。
この発明の記録媒体によれば、上記のプログラムを記憶していないコンピュータにそのプログラムを読み出させて実行させ、上記の効果を得ることができる。
まず、この発明のネットワーク機器の実施形態であるデジタル複合機(MFP)の構成について説明する。図1は、そのMFPの構成を示したブロック図である。
図1に示したMFP100は、コピー、プリンタ、スキャナ、ファクシミリ通信等の種々の機能を有する画像処理装置であり、コントローラ110,操作パネル131,FCU(ファクシミリ制御ユニット)132,エンジン部133を備えている。
NB112は、CPU111をシステムメモリ113,ASIC115,バス127等と接続するためのチップである。
SB114は、バス127と内部バスや周辺機器とを接続するためのチップである。
ASIC115は、画像処理用のハードウェア要素を有する画像処理用途向けのICである。また、このASIC115とNB112とを高速なAGP(Accelerated Graphics Port)126によって接続することにより、後述ようなアプリケーションやプラットフォームを構成するプロセスを複数同時に実行する場合のパフォーマンスの低下を防止している。
HDD117は、画像データの蓄積、文書データの蓄積、プログラムの蓄積、フォントデータの蓄積、フォームの蓄積などを行うストレージ(補助記憶装置)の一例である。
フラッシュROM118は、外部からでもプログラムやデータ等を書き込むことができる不揮発性記憶手段であり、ここにデータを書き込むことにより、ソフトウェアのアップデートやパラメータの更新等が可能となる。
NVRAM119は不揮発性メモリ、SDRAM120は揮発性メモリである。
また、USBI/F122,IEEE1394I/F123,セントロニクスI/F124も、それぞれUSB,IEEE1394,セントロニクスの規格で外部装置と通信を行うためのインタフェースであり、MFP100がこれらのインタフェースを介してネットワークに接続される場合もある。
また、操作パネル131は、液晶パネルに積層したタッチパネルや、各種キー等で構成され、ユーザに向けたメッセージや操作を受け付けるための画面を表示したり、ユーザからの操作を受け付けたりする操作表示手段である。この操作パネル131は、ASIC115に接続されている。
エンジン部133は、画像形成部、画像読取部等であり、CPU111の制御に従ってプリントやスキャンを行うことができる。
これらのFCU132及びエンジン部133はバス128によりASIC115に接続されている。
この図に示すように、MFP100の機能を実現するためのプログラムは、最上位のアプリケーション層140、およびその下位のプラットフォーム層150からなる。そして、これらのプログラムは、フラッシュROM118やNVRAM119等に記憶され、必要に応じて読み出されてCPU111によって実行される。
そして、プリンタアプリ141は、プリント機能を実現するためのアプリケーションプログラム(以下単に「アプリ」ともいう)であり、ページ記述言語およびポストスクリプトを含む。
ファクスアプリ143は、ファクシミリ通信機能を実現するためのアプリである。
スキャナアプリ144は、スキャン機能を実現するためのアプリである。
ウェブアプリ145は、ウェブサービス機能を実現するためのアプリである。
エンジンコントロールサービス(ECS)151のプロセスは、図示していないハードウェアリソースであるエンジンの制御を行う。
オペレーションコントロールサービス(OCS)153のプロセスは、ユーザとMFP100との間の情報伝達手段となる操作パネル131の制御を行う。
ファクスコントロールサービス(FCS)154のプロセスは、アプリケーション層140からPSTN(Public Switched Telephone Networks)またはISDN(Integrated Services Digital Network)網を利用したファクシミリ送受信,バックアップ用のメモリで管理されている各種ファクシミリデータの登録/引用,ファクシミリ読み取り,ファクシミリ受信印刷などを行うためのAPIを提供する。
セキュリティコントロールサービス(CCS)のプロセスは、アプリケーション層140の各アプリに対してセキュリティサービスを提供する。
なお、MFP100には、以上説明した構成を全て設ける必要はなく、各種メモリやI/Fの一部、あるいはFCU132等、MFP100に持たせる機能に応じて省略してよいものもある。
以上のようなMFP100は、ネットワークに接続して運用することが可能であるが、この場合において、例えば、イーサネットI/F121とIEEE1394I/F123により別々のネットワークに接続することも可能である。
図3に示した構成例では、MFP100は、イーサネットI/F121によりネットワーク10に接続されると共に、IEEE1394I/F123によりネットワーク20に接続されている。そして、これらのネットワーク10及び20は、異なるセグメントのネットワークである。
また、ネットワーク10には、MFP100の他にPC11,12及びスキャナ14やプリンタ15が接続され、またルータ13により他のネットワークとも接続されている。そして、ネットワーク20にも、MFP100の他にPC21,25,26及びスキャナ22やプリンタ24が接続され、またルータ23により他のネットワークとも接続されている。
このリンクローカルアドレスは、IPv4の場合には、「169.254/16」のネットワークアドレスを持つIPアドレスであり、APIPA以外では割り当てられることがないよう、予約されたものである。
MFP100のCPU111は、いずれかのネットワークI/FにIPパケットが送られてきた場合に、図3に示したNCS155のプロセスにより、図4のフローチャートに示す処理を開始する。
この処理においては、まずステップS11で、送られてきたIPパケットを受信し、ステップS12でそのパケットの送信側IPアドレスを取得する。そして、ステップS13で、ステップS12で取得した送信側IPアドレスとパケットを受信したI/FのIPアドレスとでネットワークアドレスが異なるか否か判断する。
この処理においては、まずステップS31で、図4のステップS12で取得した送信元IPアドレス、すなわち同一セグメント内にあるか否かを確認したい機器のIPアドレスをターゲットIPアドレスとするARP(Address Resolution Protocol)リクエストをブロードキャストする。なお、このとき使用するネットワークI/Fは、図4のステップS11でIPパケットを受信したインタフェースである。以下の図6及び図7においては、単にMFP100のMACアドレスやIPアドレスと言った場合、このインタフェースのアドレスを指すものとする。
この例においては、イーサネットフレームの送信側イーサネットアドレスとして、リクエストを送信するMFP100のうちMAC(Media Access Control)アドレスを記載し、宛先イーサネットアドレスとして、ブロードキャストアドレスであるFF:FF:FF:FF:FF:FFを記載している。
また、ARPリクエストの部分には、送信側(Sender)MACアドレス及びIPアドレスとして、リクエストを送信するMFP100のMACアドレス及びIPアドレスを記載している。そして、宛先(Target)MACアドレスは不明であるのでオール0のアドレスを記載し、宛先IPアドレスとしては、同一セグメント内にあるか否かを確認したい機器のIPアドレスを記載している。
この例においては、イーサネットフレームの送信側イーサネットアドレスとして、レスポンスを送信してきた機器、すなわちARPリクエストに宛先IPアドレスとして記載したIPアドレスを有する機器のMACアドレスが記載され、宛先イーサネットアドレスとして、MFP100のMACアドレスが記載されている。
また、ARPレスポンスの部分には、送信側MACアドレス及びIPアドレスとして、リクエストを送信する装置のMACアドレス及びIPアドレスを記載している。そして、宛先MACアドレス及びIPアドレスとして、MFP100のMACアドレス及びIPアドレスが記載されている。
そしてあれば、ステップS33に進み、IPパケットの送信元のIPアドレスは、MFP100においてパケットを受信したネットワークI/Fと同一セグメント内の機器のものであると判断して元の処理に戻る。
一方、ステップS32で応答がなければ、ステップS34に進み、IPパケットの送信元のIPアドレスは、MFP100においてパケットを受信したネットワークI/Fと同一セグメント内の機器のものでないと判断して元の処理に戻る。
そして、ステップS17では、ルーティングの設定方法を判断する。ここで、設定方法は、例えば、IPアドレスそのものをルーティングする方法と、IPアドレスのクラスに応じたネットワークアドレスをルーティングする方法とが考えられる。そしてここでは、ユーザが予め一方を選択しておくことができるようにしており、ステップS17の判断はこの選択内容を示すフラグ等を参照して行う。
以上の処理により、上述したようなスタティックルーティングの処理を行うことができる。
例えば、MFP100のイーサネットI/F121に「169.254.10.100」というIPアドレスが割り当てられているとする。このアドレスは、リンクローカルアドレスである。そして、この状態でMFP100がイーサネットI/F121でIPアドレスが「210.210.210.10」である機器からパケットを受信した場合、ネットワークアドレスがI/Fのものと異なるアドレスであるので、このアドレスがまだルーティングされておらず、送信元の機器が同一セグメント内にあると判断した場合には、このアドレスに基づいてイーサネットI/F121に対するルーティングを行う。
例えば、イーサネットI/F121にIPアドレス「169.254.10.100」が、IEEE1394I/F123にIPアドレス「170.160.150.10」、サブネットマスク「255.255.255.0」設定されている場合に、イーサネットI/F121で「170.160.100.20」のIPアドレスからパケットを受信した場合に、そのIPアドレスそのものをスタティックルーティング(「255.255.255.255」でマスク)するようなことも可能となる。
そして、IPアドレスそのものをルーティングするようにする場合には、ホストアドレスが異なるアドレスは、別々のインタフェースにルーティングすることができるから、複数のインタフェースを用いてリンクローカルアドレスを持つ装置との通信を行うことができる。
ルーティングテーブルのサイズについては、上述のようにMFP100のいずれかのインタフェースにリンクローカルアドレスが割り当てられている場合と同様である。
図8に、これらの動作の概要を示すが、パッシブ動作は、MFP100にパケットが送信されてきたことをトリガに処理を行う動作であり、プリント等が該当する。アクティブ動作は、MFP100から外部装置にパケットを送信して処理を行わせる動作であり、メール送信やスキャン等が該当する。
そして、図4を用いて説明したようなルーティングの処理は、パッシブ動作に対応したものである。
MFP100は、アクティブ動作を行うアプリケーションにより、IPパケットの送信指示及びその宛先IPアドレスの指定がなされると、図3に示したNCS155のプロセスにより、図9のフローチャートに示す処理を開始する。
そして、ステップS42でルーティングされていれば、ステップS43に進み、そのルーティングの内容に応じたインタフェースにより通信を行い、処理を終了する。また、ステップS42でルーティングされていなければ、そのまま処理を終了する。
なお、ステップS42やS44でNOの場合に、操作パネル131に表示を行う等して、通信を行うことができない旨をユーザに通知するようにするとよい。
例えば、図10(b)に示すようなルーティング設定がなされている場合を考える。この場合、(a)に示すようにアプリケーションがリンクローカルアドレス(169.254/16)を宛先として指定してIPパケットの送信を要求すると、NCS355によるプロセスは、ルーティング設定に従い、イーサネットI/F121をパケットの送信に用いるI/Fとして選択し、送信動作を行わせる。
また、送信要求の各I/Fへの振り分けは、NCS355のプロセスの機能により行われるものであり、アプリケーション側では、指示した送信にどのネットワークI/Fが使用されるかを把握する必要はない。
また、ユーザが指定した固定IPアドレスが設定されているプリンタ等の装置を新たにネットワークに接続する場合に、IPアドレスを振り直すことなく、MFP100との間で通信可能な状態とすることができる。従って、ネットワーク設定の労力を軽減することができる。
ここで、上述した実施形態の変形例について説明する。
まず、上述した実施形態においては、送信元アドレスのルーティングがなされていなかった場合(図4のステップS14でNOの場合)には、必ずルーティングを行う例について説明した。しかし、このような場合でもルーティングを行わないようにする設定ができるようにしてもよい。すなわち、ルーティングを行ってしまうと、相手の機器と通信ができる状態になってしまうが、プリントやコピーの際に課金を行うようにしている場合等は、自動的に通信が可能な状態になり、MFP100にアクセスされてしまうと不都合な場合も考えられるためである。
この処理は、ステップS14とステップS15の間にステップSAを追加した点が、図4に示した処理と異なるのみである。そして、ステップS14でNOであった場合、ステップSAで、ルーティングを行う設定になっているか否かを判断し、なっていればステップS15以降に進んで図4の場合と同様な処理を行うが、ルーティングを行わない設定であれば、通信処理も行わずにそのまま終了する。この場合、UDP(User Datagram Protocol)を用いた通信であれば何も応答せず、TCP(Transmission Control Protocol)を用いた通信であれば、RSTフラグを伴ったパケットを送り返すようにする。
なお、ルーティングの有無の設定は、インタフェース毎や、相手のアドレス範囲毎に行うことができるようにしてもよい。そして、このような設定は、操作パネル131からの操作や、テルネット(telnet)等を利用したネットワーク経由でのコマンド入力、ウェブブラウザを利用したGUI(グラフィカル・ユーザ・インタフェース)による指示等により行なうことができる。
この例においては、MFP100の起動処理中は操作パネル131に(a)に示すような画面を表示させ、起動後、ユーザが管理モードへの移行を指示すると(b)に示すような画面を表示させてパスワードの入力を求め、正しいパスワードが入力されると(c)に示すような画面で設定項目を選択できるようにしている。
そして、ユーザがリンクローカルアドレスに関する設定を選択した場合、(d)に示すような画面を表示させて、リンクローカルアドレスを持つ機器との通信の可否の設定を受け付けるようにしている。ここでユーザがNOを選択した場合、リンクローカルアドレスについて、ルーティングしない旨が設定されることになる。
このようなプログラムは、はじめからコンピュータに備えるROMあるいはHDD等の記憶手段に格納しておいてもよいが、記録媒体であるCD−ROMあるいはフレキシブルディスク,SRAM,EEPROM,メモリカード等の不揮発性記録媒体(メモリ)に記録して提供することもできる。そのメモリに記録されたプログラムをコンピュータにインストールしてCPUに実行させるか、CPUにそのメモリからこのプログラムを読み出して実行させることにより、上述した各手順を実行させることができる。
さらに、ネットワークに接続され、プログラムを記録した記録媒体を備える外部機器あるいはプログラムを記憶手段に記憶した外部機器からダウンロードして実行させることも可能である。
従って、この発明を利用することにより、ネットワーク通信設定が容易なネットワーク機器を構成することができる。
113:システムメモリ、114:SB、115:ASIC、116:ローカルメモリ、
117:HDD、118:フラッシュROM、119:NVRAM、
120:SDRAM、121:イーサネットI/F、122:USBI/F、
123:IEEE1394I/F、124:セントロニクスI/F、
125:外部記憶媒体用I/F、126:AGP、127,128:バス、
131:操作パネル、132:FCU、133:エンジン部、
140:アプリケーション層、150:プラットフォーム層
Claims (9)
- ルーティングテーブルに登録されているルーティング情報と、送信先のIPアドレスとに応じてパケットの送信に使用するネットワークインタフェースを決定するネットワーク機器であって、
自身と同一のセグメントからパケットを受信し、かつ該パケットの送信元のネットワークアドレスが、該パケットの受信に使用したネットワークインタフェースに設定されているネットワークアドレスと異なるものであった場合に、該パケットの受信に応じて、該パケットの送信元のIPアドレスに対し該パケットの受信に使用したネットワークインタフェースからIPパケットを送信可能である旨のルーティング情報を前記ルーティングテーブルに登録する一方、パケットを受信した場合でも、その送信元が自身と同一のセグメントでない場合には、該パケットの受信に応じた前記ルーティング情報の前記ルーティングテーブルへの登録は行わないようにしたことを特徴とするネットワーク機器。 - ルーティングテーブルに登録されているルーティング情報と、送信先のIPアドレスとに応じてパケットの送信に使用するネットワークインタフェースを決定するネットワーク機器であって、
自身と同一のセグメントからパケットを受信し、かつ該パケットの送信元のネットワークアドレスが、該パケットの受信に使用したネットワークインタフェースに設定されているネットワークアドレスと異なるものであった場合に、該パケットの受信に応じて、該パケットの送信元のIPアドレスのクラスに応じたネットワークアドレスを持つ機器に対し該パケットの受信に使用したネットワークインタフェースからIPパケットを送信可能である旨のルーティング情報を前記ルーティングテーブルに登録する一方、パケットを受信した場合でも、その送信元が自身と同一のセグメントでない場合には、該パケットの受信に応じた前記ルーティング情報の前記ルーティングテーブルへの登録は行わないようにしたことを特徴とするネットワーク機器。 - 請求項1又は2記載のネットワーク機器であって、
前記パケットの受信に応じた前記ルーティング情報の前記ルーティングテーブルへの登録の実行有無の設定を受け付ける手段を設けたことを特徴とするネットワーク機器。 - 請求項1乃至3のいずれか一項記載のネットワーク機器であって、
複数のネットワークインタフェースを備え、
該複数のネットワークインタフェースの中で、前記パケットの受信に応じた前記ルーティング情報の前記ルーティングテーブルへの登録を行うネットワークインタフェースの選択を受け付ける手段を設け、
その選択されたネットワークインタフェースでパケットを受信した場合のみ前記パケットの受信に応じた前記ルーティング情報の前記ルーティングテーブルへの登録を行うようにしたことを特徴とするネットワーク機器。 - ルーティングテーブルに登録されているルーティング情報と、送信先のIPアドレスとに応じてパケットの送信に使用するネットワークインタフェースを決定するネットワーク機器に、自身と同一のセグメントからパケットを受信し、かつ該パケットの送信元のネットワークアドレスが、該パケットの受信に使用したネットワークインタフェースに設定されているネットワークアドレスと異なるものであった場合に、該パケットの受信に応じて、該パケットの送信元のIPアドレスに対し該パケットの受信に使用したネットワークインタフェースからIPパケットを送信可能である旨のルーティング情報を前記ルーティングテーブルに登録させる一方、パケットを受信した場合でも、その送信元が自身と同一のセグメントでない場合には、該パケットの受信に応じた前記ルーティング情報の前記ルーティングテーブルへの登録は行わせないようにしたことを特徴とするネットワーク機器の制御方法。
- ルーティングテーブルに登録されているルーティング情報と、送信先のIPアドレスとに応じてパケットの送信に使用するネットワークインタフェースを決定するネットワーク機器に、自身と同一のセグメントからパケットを受信し、かつ該パケットの送信元のネットワークアドレスが、該パケットの受信に使用したネットワークインタフェースに設定されているネットワークアドレスと異なるものであった場合に、該パケットの受信に応じて、該パケットの送信元のIPアドレスのクラスに応じたネットワークアドレスを持つ機器に対し該パケットの受信に使用したネットワークインタフェースからIPパケットを送信可能である旨のルーティング情報を前記ルーティングテーブルに登録させる一方、パケットを受信した場合でも、その送信元が自身と同一のセグメントでない場合には、該パケットの受信に応じた前記ルーティング情報の前記ルーティングテーブルへの登録は行わせないようにしたことを特徴とするネットワーク機器の制御方法。
- コンピュータに、ルーティングテーブルに登録されているルーティング情報と、送信先のIPアドレスとに応じてパケットの送信に使用するネットワークインタフェースを決定するネットワーク機器を制御させるためのプログラムであって、
前記コンピュータに、前記ネットワーク機器が自身と同一のセグメントからパケットを受信し、かつ該パケットの送信元のネットワークアドレスが、該パケットの受信に使用したネットワークインタフェースに設定されているネットワークアドレスと異なるものであった場合に、該パケットの受信に応じて、該パケットの送信元のIPアドレスに対し該パケットの受信に使用したネットワークインタフェースからIPパケットを送信可能である旨のルーティング情報を前記ルーティングテーブルに登録する一方、パケットを受信した場合でも、その送信元が自身と同一のセグメントでない場合には、該パケットの受信に応じた前記ルーティング情報の前記ルーティングテーブルへの登録は行わない機能を実現させるためのプログラムを含むことを特徴とするプログラム。 - コンピュータに、ルーティングテーブルに登録されているルーティング情報と、送信先のIPアドレスとに応じてパケットの送信に使用するネットワークインタフェースを決定するネットワーク機器を制御させるためのプログラムであって、
前記コンピュータに、自身と同一のセグメントからパケットを受信し、かつ該パケットの送信元のネットワークアドレスが、該パケットの受信に使用したネットワークインタフェースに設定されているネットワークアドレスと異なるものであった場合に、該パケットの受信に応じて、該パケットの送信元のIPアドレスのクラスに応じたネットワークアドレスを持つ機器に対し該パケットの受信に使用したネットワークインタフェースからIPパケットを送信可能である旨のルーティング情報を前記ルーティングテーブルに登録する一方、パケットを受信した場合でも、その送信元が自身と同一のセグメントでない場合には、該パケットの受信に応じた前記ルーティング情報の前記ルーティングテーブルへの登録は行わない機能を実現させるためのプログラムを含むことを特徴とするプログラム。 - 請求項7又は8記載のプログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体。
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