JP4238305B2 - 包装機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、各種の農産物や食品などを定量づつ包装する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、野菜類の包装機として、フィルムロールから繰り出した包装フィルムを装填部に供給案内し、装填部に供給された包装フィルムの上に包装対象物を載置するとともに、連続状態の包装フィルムを包装対象物の単位ごとに袋状に封止して切断分離するものがある(特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開平9−20307号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記した包装機でほうれん草などの包装対象物を定量づつ包装する場合、専用の計量器で計量を行い、手作業で適正量となるように調整してから包装機の装填部に載置することになり、計量器に載置して計量した包装対象物を包装機に移し替えることになり、操作が煩わしく作業能率の向上を阻む一因となるものであった。
【0005】
そこで、包装機の装填部に計量装置を装備して、包装対象物の重量をその場で計測してその計測結果を表示し、重量の過不足を装填部の上で調整することで、包装対象物を計量器から包装機に移し替える手間を無くすことが考えられた。
【0006】
しかし、上記のようにフィルムロールから繰り出した連続した包装フィルムを利用する形態の包装機においては、包装フィルムを袋状に形成して封止するためには、包装フィルムにたるみがないように適度の張力をかけておく必要があり、この包装フィルムの張力が装填部に備えた計量機構に悪影響を及ぼして精度の高い計測ができなくなることが判明した。
【0007】
本発明は、このような点に着目してなされたものであって、フィルムロールから繰り出した連続した包装フィルムを利用する形態の包装機において、包装フィルムの張力による悪影響を受けることなく、精度の高い定量包装を行えるようにすることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
〔請求項1に係る発明の構成、作用、および効果〕
【0009】
請求項1に係る発明は、フィルムロールから繰り出した包装フィルムを案内供給するフィルム供給部と、包装フィルムをピッチ搬送するフィルム搬送手段と、供給された包装フィルムの上に包装対象物を載置及び除去可能な装填部と、連続状態の包装フィルムを包装対象物の単位ごとに袋状に封止して切断分離する封止手段とを備えた包装機において、
前記装填部に供給載置された包装対象物の重量を計測して表示する計量表示手段を装備するとともに、
前記計量表示手段の計量機構を、前記装填部の下方で、かつ前記封止部よりも前記フィルム搬送手段によるフィルム搬送方向での上手側に配置して、装填部上に包装フィルムが供給されている状態で重量を計測するように構成し、
前記計量機構によって計測された重量計測値から包装フィルムの張力によってもたらされる下向き加重分の重量計測値を除去する零点補償手段を備えて、前記下向き加重分に相当する重量計測値が除去された残りの重量計測値に基づく表示信号を前記計量表示手段の表示部に出力するように構成してあることを特徴とする。
【0010】
上記構成によると、展開状態の包装フィルムを適度な張力をかけて案内することで、所望の袋状に成形して封止切断することができるとともに、包装フィルムの張力によってもたらされる重量計測値を除去した正確な計量を行うことができ、精度の高い定量包装を能率よく行うことが可能となった。
【0011】
〔請求項2に係る発明の構成、作用、および効果〕
【0012】
請求項2に係る発明は、請求項1の発明において、前記零点補償手段を、ピッチ搬送された後の包装フィルムの張力が安定した時点の無積載状態での重量計測値を無視するよう構成してあるものである。
【0013】
上記構成によると、1回の包装が終了して包装フィルムがピッチ搬送された後の所定時間を待ち時間とすることで包装フィルムの張力が安定し、この時の無積載状態での重量計測値を無視することで、簡単に張力の影響を無くした制度の高い計量を行うことができる
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を、ほうれん草を包装対象物とした包装機に適用した実施形態について図面に基づいて説明する。
【0015】
図1に、この包装機全体の側面が、また、図2および図3にその包装作動状態の概略が示されている。この包装機は、任意の作業位置に移動させることが可能なキャスタ付きの基台1の上部に、図中右方から左方に回動するベルトコンベア2a,2bを備えた水平搬送部2が装備され、この水平搬送部2の一端部に、ほうれん草(包装対象物)を手作業で供給載置する装填部3が備えられ、この装填部3の下方に、フィルムロール4から繰り出された展開状態の包装フィルムfを装填部3を経て水平搬送部2に供給するフィルム供給部5が備えられ、また、水平搬送部2の上方に、包装フィルムfを袋状に成形して切断分離するための成形部6と切断部7とが配備され、また、水平搬送部2の下方に駆動部8や制御部9が配備されるとともに、水平搬送部2の前部上方に表示部10が設置された構造が採用されている。
【0016】
前記フィルム供給部5には、フィルムロール4から繰り出された包装フィルムfに適度の張力を付与する自動テンション機構11が備えられており、包装フィルムfが幅広のガイドローラ12を介してたるみなく装填部3に供給されるようになっている。
【0017】
図3に示すように、装填部3には、ほうれん草Wを載置する受け皿13とフィルムガイド14a,14bが備えられており、ガイドローラ12を介して扁平な展開状態で受け皿13上に供給されてきた包装フィルムfの左右側辺が徐々に上方に案内されて筒状に絞込まれるようになっている。
【0018】
前記成形部6は、フィルムガイド14a,14bによって筒状に絞り込まれた包装フィルムfの左右側辺を左右のローラ15で挟み込んで重合するとともに、回転式のシールヒータ16によって連続的に熱シールして筒状に接合するよう構成されている。
【0019】
また、前記切断部7は、後部支点p周りに上下に揺動駆動される門型アーム17が配備されており、この門型アーム17が下降揺動されてその遊端部の横枠部18が水平搬送部2上の包装フィルムfに押圧されることで、横枠部18に組み込まれた直線状のシールヒータ19によって筒状の包装フィルムfが熱シールされるとともに、横枠18に組み込まれたカッタ20によって、そのシール部の直後方個所で筒状の包装フィルムfが切断されるようになっている。
【0020】
さらに、前記装填部3の下方には、受け皿13に働く重量を計測するロードセル利用の計量機構21が配備されており、この計量機構21は制御部9および表示部10に接続されている。つまり、前記計量機構21、制御部9、および表示部10によって、装填部3に供給載置された包装対象物の重量を計測して表示する計量表示手段を構成している。
【0021】
次に、図6の動作フロー図に基づいて,包装動作を説明する。
【0022】
先ず、包装機の電源を入れて、フィルムロール4から繰り出した包装フィルムfを所定の経路に沿って通すことでフィルムセットを行い、表示部10に装備された指示計電源を入れることで準備が完了する(♯1〜♯3)。
【0023】
次に、装填部3において包装フィルムfが上面に沿って通された受け皿13の上に目分量で計ったほうれん草Wを載せると(♯4)、その重量が計量機構21で計測され、予め入力されている適正量と計測量とが比較され、適正量の範囲内にあるか、適正量より少ないか、適正量より多いかが判断されて、この判断結果に基づく表示信号が表示部10に出力されてランプ表示される(♯5)。
【0024】
計測量が適正量の範囲内にあると、自動的に包装機へスタート信号が出力され、その後、所定の判定時間が経過したら再度適正量の範囲内にあるか否かが判断される(♯7〜♯9)。このように、所定の判定時間を設けることで、作業者の作業時間をかせぎ、あわただしさのない装填作業が実行できるよう考慮されている。
【0025】
そして、再度の適正判断で適正量の範囲内であることが確認されると包装運転が実行され、包装フィルムfが所定量だけピッチ搬送されるとともに、形成部6での熱シールが実行され、受け皿13上に供給載置されたほうれん草Wは、包装フィルムfの筒状部に収納された状態で後方に送られてゆく(♯10)。なお、包装フィルムfのピッチ搬送は、包装フィルムfに所定ピッチで印刷形成されたマークの光学的な検出に基づく。
【0026】
また、包装フィルムfのピッチ搬送が終了すると、切断部7における門型アーム17が下降作動し、ほうれん草Wを所定ピッチ間隔をもって収容した筒状の包装フィルムfに横枠部18が押し当てられ、最前端のほうれん草収容個所と次のほうれん草収容個所の中間部が熱シールされるとともに、シール部の搬送方向側が切断される(♯11)。これによって、図5に示すように、最前端のほうれん草Wは、前端が封止されるとともに後方に開放された包装袋Fに収容された状態に包装されることになり、これが水平搬送部2のベルトコンベア2bによって搬出されてゆく。
【0027】
なお、最初の適量判別あるいは再度の適量判別において、適正量の範囲から外れている場合には、手作業で過不足を調整して判別のやりなおしを行うことになる(♯14)。
【0028】
上記のように適量判別に基づいて包装作動が行われると次のほうれん草装填に移るのであるが、予め設定された安定時間の時間待ち行程があり、この間に包装フィルムfのピッチ搬送によってフィルム供給部5における自動テンション機構11が安定するのを待つ(♯12)。そして、この安定時間が経過した時点で、計量機構21に包装フィルムfの張力に基づく重量値が計測されていても、表示部10での重量表示は自動的にゼロとされ(♯13)、作業者は重量表示がゼロであることを確認して空の受け皿13に次のほうれん草Wを供給する。
【0029】
つまり、たるみが発生しないように自動テンション機構11によって包装フィルムfに張力を付与すると、この張力に基づいて発生した下向き加重が計量機構21で計測されてしまうことになるが、装填部3が空の時の、しかも、フィルム張力が安定しているときの計測重量をゼロとする零点補償を行うことで、フィルム張力に起因する付加重量を無視し、受け皿13上に供給載置されたほうれん草Wの重量を高い精度で計量することができるのである。
【0030】
以上で1回の包装作動が終了し、以後、上記作動を繰り返すことでほうれん草Wの定量包装が連続して行われることになる。
【0031】
〔別実施形態〕
【0032】
(1)上記零点補償を行って次の計測が許容された状態になると、供給OKランプを点灯したり、音声モニタによって次の供給を促すようにすることもできる。
【0033】
(2)上記実施例では、包装袋Fを一端側が開放されたものにしているが、包装対象物の種類によっては、両端を熱シールして封止する仕様で実施することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 包装機の全体側面図
【図2】 包装作動状態を示す側面図
【図3】 包装作動状態を示す斜視図
【図4】 装填部およびフィルム供給部の側面図
【図5】 包装物単体の斜視図
【図6】 包装動作を示すフロー図
【符号の説明】
3 装填部
4 フィルムロール
5 フィルム供給部
f 包装フィルム
W 包装対象物(ほうれん草)

Claims (2)

  1. フィルムロールから繰り出した包装フィルムを案内供給するフィルム供給部と、包装フィルムをピッチ搬送するフィルム搬送手段と、供給された包装フィルムの上に包装対象物を載置及び除去可能な装填部と、連続状態の包装フィルムを包装対象物の単位ごとに袋状に封止して切断分離する封止手段とを備えた包装機において、
    前記装填部に供給載置された包装対象物の重量を計測して表示する計量表示手段を装備するとともに、
    前記計量表示手段の計量機構を、前記装填部の下方で、かつ前記封止部よりも前記フィルム搬送手段によるフィルム搬送方向での上手側に配置して、装填部上に包装フィルムが供給されている状態で重量を計測するように構成し、
    前記計量機構によって計測された重量計測値から包装フィルムの張力によってもたらされる下向き加重分の重量計測値を除去する零点補償手段を備えて、前記下向き加重分に相当する重量計測値が除去された残りの重量計測値に基づく表示信号を前記計量表示手段の表示部に出力するように構成してあることを特徴とする包装機。
  2. 前記零点補償手段を、ピッチ搬送された後の包装フィルムの張力が安定した時点の無積載状態での重量計測値を無視するよう構成してある請求項1記載の包装機。
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