JP4237804B2 - 組電池の保護装置及び電池パック装置 - Google Patents

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Description

本発明は、複数の二次電池を直列に接続した組電池を保護する保護装置及び保護装置を内蔵する電池パック装置に関する。
携帯電話やノートPCなどの小型情報機器用の電源として、高エネルギー密度の二次電池が開発され、広く利用されている。二次電池は、対象の機器に必要な電圧及び電流に応じて複数の二次電池を直列または並列に接続した組電池として利用される場合が多い。上記のような小型情報機器は、電源電圧が数Vから10V程度であるため、組電池の直列接続数は1から3直列程度でよい。
一方、近年では情報機器用の電源にとどまらず、家電機器、パワーツール、アシスト自転車、ハイブリッド自動車などの高出力化及び高電圧化が要求される用途への二次電池の適用が急速に広がりを見せている。これに伴い、組電池の直列接続数も増加し、10本以上直列接続される場合も珍しくなっている。
電池を直列接続した場合に問題になるのは、個々の電池(単電池という)間のばらつきである。ばらつきには、容量ばらつき、インピーダンスばらつき、及び充電状態(state of charge:SOC)のばらつき(以下、SOCばらつきという)など種々ある。これらのうち特に不具合につながりやすいのは、SOCばらつきの中の電圧ばらつきである。
容量の異なる電池を直列接続したり、複数の電池をSOCが異なる状態で接続したりすると、組電池の満充電状態において電圧が平均より高い単電池と低い単電池が生じる。電圧が高い単電池は過充電状態となって、劣化が大きくなってしまう。このような充電を繰り返すと、過充電により劣化が大きくなった単電池は容量が低下するため、さらに過充電が進み、加速度的に劣化が進行してしまう。結果として、組電池のサイクル寿命は単電池の寿命より著しく短くなる。
SOCばらつきが生じる要因としては、初期の単電池の電圧ばらつきだけでなく、組電池の使用中に生じる要因もある。例えば、単電池間に温度差があったり、単電池毎に放電される電流が異なったりする場合があり、これらもSOCばらつきの要因となる。特に直列数が多い高電圧出力の組電池においては、保護装置が複雑になるため、保護装置による放電電流がばらつきやすい。
ところで、直列数の多い高電圧出力の組電池においては、一般に保護装置に用いるICの耐圧の制約から、保護装置は組電池の数セル〜十数セル程度の電池モジュール毎に設けられた保護ユニットによって構成される。個々の保護ユニットは、対応する電池モジュール内の単電池の電圧や温度の測定を行い、その測定結果と他の保護ユニットの測定結果に従って対応する電池モジュールの放電制御を行う。さらに、保護ユニットは電池モジュールを電源として動作し、互いに上位及び下位の保護ユニットと通信を行って全体の監視を行うことができる。
一方、特許文献1(特開2004−282960号公報)には、電圧検出線の引き込み電流により、電圧検出線を境として組電池が複数のブロックに分かれた場合に、各ブロック間の消費電流の差による電圧ばらつきを補正する技術が開示されている。具体的には、組電池のブロックのうち電流値が最大のブロックの消費電流に他のブロックの消費電流を合わせるように予め計算された回路または素子を上記他のブロックの正負極間に挿入することによって、電圧ばらつきを補正している。
特開2004−282960号公報
組電池のモジュール毎に保護ユニットを設ける方式では、保護ユニットの電気回路のばらつきや通信データ量のばらつきによって、保護ユニット自体の消費電流に差が生じてしまう。このような保護ユニット間の消費電流の差があると、モジュール間のSOCばらつきが発生するという問題がある。
一方、特許文献1の技術では電圧検出の引き込み電流による組電池のブロック間の電圧ばらつきを補正することはできるが、保護ユニット自体の動作によるユニット間の消費電流の差については考慮されていないため、やはりSOCばらつきが発生してしまう。
本発明は、保護ユニットの消費電流の差による単電池の充電状態ばらつきを抑制して長寿命化を図った組電池の保護装置及び電池パック装置を提供することを目的とする。
本発明の一態様によると、直列接続された複数の二次電池をそれぞれ有する直列接続された複数の電池モジュールにそれぞれ対応して設けられ、対応する電池モジュールを電源として動作するように構成された複数の保護ユニットと、前記保護ユニットに共通に接続された管理ユニットと、を備え、前記保護ユニットは、(a)自身の消費電流を測定して測定データを出力する測定部と、(b)前記測定データを前記管理ユニットへ送信し、前記管理ユニットからの設定データを受信する通信部と、(c)前記対応する電池モジュールを放電させる放電部と、(d)前記測定データ及び前記設定データに基づいて前記消費電流と前記放電部による放電電流の合計が前記保護ユニット間で一定値となるように前記放電部を制御する制御部と、を有する組電池の保護装置を提供する。
本発明の他の態様によると、直列接続された複数の二次電池をそれぞれ有する直列接続された複数の電池モジュールにそれぞれ対応して設けられ、対応する電池モジュールを電源として動作するように構成された複数の保護ユニットと、前記保護ユニットに共通に接続された管理ユニットと、を備え、前記保護ユニットは、(a)自身の消費電流を測定する測定部と、(b)前記消費電流を一定時間積算して消費電気量の測定データを求める演算部と、(c)前記測定データを前記管理ユニットへ送信し、前記管理ユニットからの設定データを受信する通信部と、(d)前記対応する電池モジュールを放電させる放電部と、(e)前記測定データ及び前記設定データに基づいて前記消費電気量と前記放電部による放電電気量の合計が前記保護ユニット間で一定値となるように前記放電部を制御する制御部と、を有する組電池の保護装置を提供する。
本発明によれば、単電池間の充電状態のばらつきを抑制して組電池の長寿命化を図ることができる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
図1に示されるように、本発明の一実施形態に係る保護装置は直列接続された複数の二次電池3−nm(図1の例では、n=1〜4、m=1〜5)をそれぞれ有する、直列接続された複数の電池モジュール2A,2B,2C及び2Dにより構成される組電池1に適用される。組電池1の一端は外部接続端子7に接続され、他端は管理ユニット6を介して外部端子8に接続される。以下、二次電池3−nmの各々を単電池と称する。
保護装置4は、電池モジュール2A,2B,2C及び2Dにそれぞれ接続された保護ユニット5A,5B,5C及び5Dと、電池モジュール2A,2B,2C及び2Dに共通の管理ユニット6を有する。保護装置4は組電池1とは別の筐体に収容される場合もあるが、組電池1と共に一つの筐体9内に収容され、組電池1と共に電池パック装置10として使用される場合もある。
図2は、保護ユニット5A,5B,5C及び5Dの一つ5i(i=A,B,C,D)を示している。保護ユニット5A,5B,5C及び5Dは、基本的に電池モジュール2A,2B,2C及び2Dの各単電池の電圧(以下、セル電圧という)が充電時に充電禁止電圧に達すると充電禁止動作を行い、セル電圧が放電時に放電禁止電圧に達すると放電禁止動作を行う機能を有するが、ここでは当該機本機能に関わる説明を省略する。
図2に示されるように、保護ユニット5iは対応する電池モジュール(以下、対応電池モジュールという)2i(i=A,B,C,D)に接続され、対応電池モジュール5iを電源として動作する。保護ユニット5iはマイクロコントローラ20を主体として構成されている。マイクロコントローラ20及びレベルシフタ26には、外部素子である電流検出用抵抗R1を介して対応電池モジュール2iから電源が供給される。また、放電用スイッチSW、及び放電用抵抗R2も対応電池モジュール2iに接続されている。
マイクロコントローラ20は、アナログ−デジタル変換器(ADC)21、電圧測定部22、消費電流測定部23、演算部24、通信部25及び放電制御部27を有する。ADC11では、電池モジュール2iの各セル電圧がデジタル値に変換され、このデジタル値に基づいて電圧測定部22において電圧が測定される。さらに、ADC11では電流検出用抵抗R1の電圧降下がデジタル値に変換され、このデジタル値に基づき消費電流測定部23において保護ユニット5iの消費電流(実質的にはマイクコントローラ20の消費電流)が測定される。
電圧測定部22により得られる電圧測定データは、演算部24を経てあるいは直接に通信部25に与えられる。消費電流測定部23により得られる電流測定データは、演算部24及び通信部25に与えられる。演算部24では、主として消費電流測定部23により得られる電流測定データと、管理ユニット6から通信部25を経て送られてくる電流あるいは電気量に関する設定データから、SOCばらつき補正に必要な対応電池モジュール2iの放電電流あるいは放電電気量が計算により求められる。
通信部25は、レベルシフタ26を介して上位及び下位の他の保護ユニットと接続され、それら他の保護ユニットと相互にデータの授受を行う。ここでは、保護ユニット5A,5B,5C及び5Dのうち管理ユニット25に近い方を上位とする。この場合、最下位の保護ユニット5Aは直ぐ上位の保護ユニット5Bのみと接続され、また最上位の保護ユニット5Dは直ぐ下位の保護ユニット5C及び管理ユニット6と接続される。
通信部25は、具体的には消費電流測定部23からの電流測定データを上位の保護ユニットを経由して管理ユニット6へ送信したり、逆に管理ユニット6から送信される設定データ、具体的には保護ユニット5A,5B,5C及び5Dの消費電流または放電電流、あるいは放電電気量に関する設定データを上位の保護ユニットを経由して受信したりする。
保護ユニット5A,5B,5C及び5Dは、組電池1の直列接続された電池モジュール2A,2B,2C及び2Dをそれぞれ電源として用いているため、回路の基準電位は異なっている。すなわち、上位の保護ユニットほど基準電位が高い。レベルシフタ26は、このような保護ユニット5A,5B,5C及び5D間の基準電位の違いを越えて相互にあるいは管理ユニット6と通信を行うことを可能とするため、通信信号の基準電位を揃える役割を果たしている。
放電制御部27は、演算部24からの指令に基づき放電用スイッチSWを制御することにより、電池モジュール5iを放電させる。放電用スイッチSWは、例えばFET(電界効果トランジスタ)またはバイポーラトランジスタが用いられる。放電制御部27は、例えばPWM(パルス幅変調)制御によりFETまたはバイポーラトランジスタのオン時間またはオン間隔を制御するか、あるいはトランジスタのオン抵抗を制御することによって、制御された放電電流で放電用スイッチSWに放電を行わせる。
このように放電用スイッチSWは放電制御部27によって制御されることにより、管理ユニット6からの設定データで与えられる消費電流設定値と消費電流測定部23で測定された消費電流値などの値に応じて、放電電流の大小あるいは放電時間を変えて対応電池モジュールを放電させる。
一方、管理ユニット6もマイクロコントローラを用いて実現され、例えば図3に示されるように通信部31、全体管理部32、演算部33及び記憶部34を含んで構成される。通信部31は、保護ユニット5A,5B,5C及び5Dとの間でデータの授受を行うために設けられている。全体管理部32は、通信部31を通じて保護ユニット5A,5B,5C及び5D全体の制御を行う。具体的には、全体管理部32は通信部31を介して受信される電圧測定データに基づき、セル電圧などに応じて組電池1全体の充電及び放電を制御する。
演算部33は、主として保護ユニット5A,5B,5C及び5Dに対して前述した電流あるいは電気量に関する設定データを求めるための演算を行う。すなわち、演算部33は消費電流測定部23で得られた消費電流に応じて保護ユニット5A,5B,5C及び5Dに対する放電電流あるいは放電電気量の設定データを求める。こうして求められた設定データは、通信部31を通じて保護ユニット5A,5B,5C及び5Dに与えられる。記憶部34は、演算部33の演算に必要なデータを記憶するために設けられている。
本実施形態のように直列数の多い高電圧出力の組電池1においては、保護装置4に用いるICの耐圧の制約から、保護装置4は図1に示したように組電池1の数セル〜十数セル程度の電池モジュール2A,2B,2C及び2D毎に設けられた保護ユニット5A,5B,5C及び5Dによって構成される。
個々の保護ユニット5A,5B,5C及び5Dは、対応する電池モジュール2A,2B,2C及び2Dのセル電圧や温度の測定を行い、その測定結果と他の保護ユニットの測定結果に従って対応する電池モジュールの放電制御を行う。さらに、保護ユニット5A,5B,5C及び5Dは電池モジュール2A,2B,2C及び2Dを電源として動作し、互いに上位及び下位の保護ユニットと通信を行って全体の監視を行う。
このような構成の場合、保護ユニット5A,5B,5C及び5Dの電気回路のばらつきや、通信データ量のばらつきによって、それぞれの消費電流に違いが出てきてしまう。このような問題を解決するため、本実施形態では保護ユニット5A,5B,5C及び5Dにそれ自身の消費電流を測定する消費電流測定部23と、電池モジュール2A,2B,2C及び2D毎に個別に放電させることが可能な放電部(スイッチSW及び放電制御部27)を備える。これによって、保護ユニット5A,5B,5C及び5Dのそれぞれの消費電流を一定に揃えることができ、もって電池モジュール2A,2B,2C及び2D間のSOCばらつきを抑制することが可能となる。
SOCの幅として50%付近で使用することの多いHEV(ハイブリッド電気自動車)のような用途では、セル電圧のSOC依存性が小さいために、SOCばらつきを正確に検知するのは困難である。従って、消費電流の違いなどのような、元々ばらつきを生じる原因がわかっている場合は、あらかじめそれを補正する手段を備えておくのが有効である。
次に、本実施形態における保護ユニット5A,5B,5C及び5D及び管理部6のそれぞれの処理と、保護ユニット5A,5B,5C及び5D及び管理部6間の相互のやりとりを含めた保護装置の処理手順について説明する。なお、以下の処理手順は保護ユニット5A,5B,5C及び5Dのマイクロコントローラ20、及び管理ユニット6のマイクロコントローラにそれぞれ格納されたプログラムに従って実行される。
(第1の処理手順)
図4を用いて第1の処理手順について説明する。管理ユニット6は、組電池1とは異なる外部電源によって動作する。管理ユニット6が外部電源から電源の供給を受けていない状態では、保護ユニット5A,5B,5C及び5Dは休止状態にある。管理ユニット6が外部電源により動作を開始すると、管理ユニット6から全ての保護ユニット5A,5B,5C及び5Dに起動命令が出される(ステップS100)。
保護ユニット5A,5B,5C及び5Dは起動命令を受けて動作を開始し、電圧測定部22及び消費電流測定部23により組電池1の電池モジュール2A,2B,2C及び2Dのセル電圧と消費電流I1,I2,I3及びI4を測定する(ステップS101,S102,S103及びS104)。管理ユニット6は、測定開始から一定時間経過してデータ送信要求を保護ユニット5A,5B,5C及び5Dへ送信する(ステップS105)。データ送信要求は一定時間、例えば100msec毎に送信される。データ送信要求を受けた保護ユニット5A,5B,5C及び5Dは、起動後例えば5秒程度経過して保護ユニット5A,5B,5C及び5D間及び管理ユニット6との間の通信状態が安定してから、以下のように測定データの送信を行う。
最上位の保護ユニット5Dは、電池モジュール2Dのセル電圧と自身の消費電流の測定データを送信データD4として、直ぐ下位の保護ユニット5Cへ通信部25及びレベルシフタ26を介して送信する(ステップS106)。
保護ユニット5Cは、電池モジュール2Cのセル電圧と自身の消費電流の測定データD3を保護ユニット5Aからの送信データD4と合わせて、送信データ(D4+D3とする)を直ぐ下位の保護ユニット5Bへ通信部25及びレベルシフタ26を介して送信する(ステップS107)。
同様に保護ユニット5Bは、電池モジュール2Bのセル電圧と自身の消費電流の測定データD2を保護ユニット5Cからの送信データD4+D3と合わせて、送信データ(D4+D3+D2とする)を最下位の保護ユニット5Aへ通信部25及びレベルシフタ26を介して送信する(ステップS108)。
最後に、保護ユニット5Aは電池モジュール2Aのセル電圧と自身の消費電流の測定データD1を保護ユニット5Bからの送信データD4+D3+D2と合わせて、送信データ(D4+D3+D2+D1とする)を管理ユニット6へ通信部25及びレベルシフタ26を介して送信する(ステップS109)。
管理ユニット6は、保護ユニット5Aからの送信データD1+D2+D3+D4中の各電池モジュール2A,2B,2C及び2Dのセル電圧の測定データを用いて、組電池1全体の充電状態の管理を全体管理部32から通信部31を経て行う(ステップS110)。ステップS110の処理は本実施形態の趣旨ではないため、詳細な説明を省く。
次に、管理ユニット6では通信部31を介して取り込んだ送信データD1+D2+D3+D4中の消費電流測定データから、演算部33により保護ユニット5A,5B,5C及び5Dの消費電流I1,I2,I3及びI4を比較して最大値を記憶部34に記憶する(ステップS111)。この後、記憶した最大値を消費電流設定値I0として通信部31を通じて保護ユニット5A,5B,5C及び5Dへ送信する(ステップS112)。
保護ユニット5A,5B,5C及び5Dでは、レベルシフタ26及び通信部25を介して取り込んだ消費電流設定値I0を演算部24で記憶すると共に、消費電流測定部23で測定されるそれぞれの消費電流I1〜I4との比較を一定時間、例えば100mse毎に行う(ステップS113〜S116)。演算部24は、この比較結果に基づき電池モジュール2A,2B,2C及び2DにおいてI0−I1,I0−I1,I0−I1及びI0−I1に相当する電流が放電されるように、放電制御部27を制御する(ステップS117,S118,S119及びS120)。この結果、保護ユニット5A,5B,5C及び5Dの全ての消費電流は一致してI0となる。
このように図4に示した第1の処理手順によれば、保護ユニット5A,5B,5C及び5Dの消費電流I1,I2,I3及びI4のうちの最大値を管理ユニット6において求め、これを消費電流設定値I0として保護ユニット5A,5B,5C及び5Dにおいて放電制御を行う。従って、保護ユニット5A,5B,5C及び5Dの消費電流は一致してI0となるため、消費電流の差による電池モジュール2A,2B,2C及び2D間のSOCばらつきを抑制することができる。
(第2の処理手順)
次に、図5を用いて第2の処理手順について説明する。図5に示す手順は、ステップS100〜S111の処理は図4と同一である。管理ユニット6では、ステップS111において演算部33により保護ユニット5A,5B,5C及び5Dの消費電流I1,I2,I3及びI4を比較して最大値を記憶部34に記憶した後、記憶した最大値と各消費電流I1,I2,I3及びI4との差分を放電電流設定値Is1,Is2,Is3及びIs4として通信部31を通じて保護ユニット5A,5B,5C及び5Dへ送信する(ステップS212)。
保護ユニット5A,5B,5C及び5Dでは、レベルシフタ26及び通信部25を介して取り込んだ放電電流設定値Is1,Is2,Is3及びIs4を演算部24で記憶し、電池モジュール2A,2B,2C及び2DにおいてIs1,Is2,Is3及びIs4に相当する電流が放電されるように、放電制御部27を制御する(ステップS213,S214,S215及びS216)。この結果、保護ユニット5A,5B,5C及び5Dの全ての消費電流は、一致して消費電流I1,I2,I3及びI4の当初の最大値と等しくなる。
このように図5に示した第2の処理手順によれば、管理ユニット6において保護ユニット5A,5B,5C及び5Dの消費電流I1,I2,I3及びI4とその最大値との差分を放電電流設定値Is1,Is2,Is3及びIs4として求め、これを用いて保護ユニット5A,5B,5C及び5Dにおいて放電制御を行う。従って、保護ユニット5A,5B,5C及び5Dの消費電流は第1の処理手順と同様に、一致して最大値と等しくとなるため、消費電流の差による電池モジュール2A,2B,2C及び2D間のSOCばらつきを抑制することができる。
(第3の処理手順)
次に、図6を用いて第3の処理手順について説明する。第3の処理手順では、消費電流に代えて、消費電流を積算して得られる消費電気量が用いられる。
管理ユニット6が外部電源により動作を開始すると、管理ユニット6から全ての保護ユニット5A,5B,5C及び5Dに起動命令が出される(ステップS300)。
保護ユニット5A,5B,5C及び5Dは起動命令を受けて動作を開始し、電圧測定部22、消費電流測定部23及び演算部24により組電池1の電池モジュール2A,2B,2C及び2Dのセル電圧と消費電気量Q1,Q2,Q3及びQ4を測定する(ステップS301,S302,S303及びS304)。消費電気量Q1,Q2,Q3及びQ4は、消費電流測定部23により測定された消費電流を演算部24が一定時間、例えば100msec毎に積算することによって求められる。
管理ユニット6は、測定開始から一定時間経過してデータ送信要求を保護ユニット5A,5B,5C及び5Dへ送信する(ステップS305)。データ送信要求は一定時間、例えば100msec毎に送信される。データ送信要求を受けた保護ユニット5A,5B,5C及び5Dは、起動後例えば5秒程度経過して保護ユニット5A,5B,5C及び5D間及び管理ユニット6との間の通信状態が安定してから、以下のように測定データの送信を行う。
最上位の保護ユニット5Dは、電池モジュール2Dのセル電圧と自身の消費電気量の測定データを送信データG4として、直ぐ下位の保護ユニット5Cへ通信部25及びレベルシフタ26を介して送信する(ステップS306)。
保護ユニット5Cは、電池モジュール2Cのセル電圧と自身の消費電気量の測定データG3を保護ユニット5Dからの送信データG4と合わせて、送信データ(G4+G3とする)を直ぐ下位の保護ユニット5Bへ通信部25及びレベルシフタ26を介して送信する(ステップS307)。
同様に保護ユニット5Bは、電池モジュール2Bのセル電圧と自身の消費電気量の測定データG2を保護ユニット5Cからの送信データG4+G3と合わせて、送信データ(G4+G3+G2とする)を最下位の保護ユニット5Aへ通信部25及びレベルシフタ26を介して送信する(ステップS308)。
最後に、保護ユニット5Aは電池モジュール2Aのセル電圧と自身の消費電気量の測定データD1を保護ユニット5Bからの送信データG4+G3+G2と合わせて、送信データ(G4+G3+G2+G1とする)を管理ユニット6へ通信部25及びレベルシフタ26を介して送信する(ステップS309)。
管理ユニット6は、保護ユニット5Dからの送信データG1+G2+G3+G4中の各電池モジュール2A,2B,2C及び2Dのセル電圧の測定データを用いて、組電池1全体の充電状態の管理を全体管理部32から通信部31を経て行う(ステップS310)。
次に、管理ユニット6では通信部31を介して取り込んだ送信データG1+G2+G3+G4中の消費電気量測定データから、演算部33により保護ユニット5A,5B,5C及び5Dの消費電気量Q1,Q2,Q3及びQ4を比較して最大値を一定時間、例えば100msec毎に記憶部34に記憶する(ステップS311)。そして、記憶した最大値と各消費電気量Q1,Q2,Q3及びQ4との差分を放電電気量設定値Qs1,Qs2,Qs3及びQs4として通信部31を通じて保護ユニット5A,5B,5C及び5Dへ送信する(ステップS312)。
保護ユニット5A,5B,5C及び5Dでは、レベルシフタ26及び通信部25を介して取り込んだ放電電気量設定値Qs1,Qs2,Qs3及びQs4を演算部24で記憶し、電池モジュール2A,2B,2C及び2DにおいてQs1,Qs2,Qs3及びQs4に相当する電気量が一定時間、例えば100msecの間に放電されるように、放電制御部27を制御する(ステップS313,S314,S315及びS316)。この結果、保護ユニット5A,5B,5C及び5Dの全ての消費電気量は、一致して消費電気量Q1,Q2,Q3及びQ4の当初の最大値と等しくなる。
このように図6に示した第2の処理手順によれば、管理ユニット6において保護ユニット5A,5B,5C及び5Dの消費電気量Q1,Q2,Q3及びQ4とその最大値との差分を放電電気量設定値Qs1,Qs2,Qs3及びQs4として求め、これを用いて保護ユニット5A,5B,5C及び5Dにおいて放電制御を行う。従って、保護ユニット5A,5B,5C及び5Dの消費電気量は一致して最大値と等しくとなるため、消費電気量の差による電池モジュール2A,2B,2C及び2D間のSOCばらつきを抑制することができる。
次に、上述した本発明の実施形態について、さらに具体的に説明する。以下に示す具体例1、具体例2及び第3の具体例は、それぞれ第1の処理手順、第2の処理手順及び第3の処理手順に対応するものとする。
(具体例1)
放電容量3Ahの非水電解質二次電池を5個直列にして電池モジュールとし、図1に示されるように4個の電池モジュール2A,2B,2C及び2Dを直列に接続して組電池1とした。この組電池1に対して、図1、図2及び図3で説明した保護装置4を接続し、図4で説明した第1の処理手順に従って保護ユニット5A,5B,5C及び5Dの消費電流の最大値を消費電流設定値として電池モジュール2A,2B,2C及び2Dの放電制御を行うことにより、SOCばらつきの補正を行った。
(具体例2)
具体例1で挙げたと同様の組電池1に対して、図1、図2及び図3で説明した保護装置4を接続し、図5で説明した第2の処理手順に従って保護ユニット5A,5B,5C及び5Dの消費電流とその最大値との差分を放電電流設定値として電池モジュール2A,2B,2C及び2Dの放電制御を行うことにより、SOCばらつきの補正を行った。
(具体例3)
具体例1で挙げたと同様の組電池1に対して、図1、図2及び図3で説明した保護装置4を接続し、図6で説明した第2の処理手順に従って保護ユニット5A,5B,5C及び5Dの消費電気量とその最大値との差分を放電電気量設定値として電池モジュール2A,2B,2C及び2Dの放電制御を行うことにより、SOCばらつきの補正を行った。
(比較例)
具体例1で挙げたと同じ組電池に対して、消費電流または消費電気量の測定機能及び放電機能を持たない保護装置を接続した。組電池に対して45℃環境下で、84V・10Aの定電圧定電流充電を1時間行い、10A定電流放電を単セル電圧の最小値が3.0Vになるまで行うという充放電方法でサイクル試験を行った。保護装置の充電禁止電圧は4.35V、放電禁止電圧は2.5Vとし、単セル電圧がそれを超えた場合には試験を終了するようにした。
以上述べた具体例1〜3及び比較例における2000サイクル後の容量維持率、及び充電終了時のセル電圧のばらつき(最大値−最小値)を表1に示す。
Figure 0004237804
具体例1〜3においては、2000サイクルの試験終了までセル電圧のばらつきが小さく抑えられ、高い容量維持率を示している。これに対し、比較例においてはセル電圧のばらつきが拡大し、1250サイクルで充電禁止電圧を超える単電池が出てきてしまったため、試験が途中終了している。
なお、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
本発明の一実施形態に係る組電池の保護装置及び保護装置を内蔵した電池パック装置の概略を示すブロック図 図1中の保護ユニットの一例を示すブロック図 図1中の管理ユニットの一例を示すブロック図 同実施形態における第1の処理手順を示すフローチャート 同実施形態における第2の処理手順を示すフローチャート 同実施形態における第3の処理手順を示すフローチャート
符号の説明
1・・・組電池
2A〜2D・・・電池モジュール
3−11〜3−45・・・二次電池(単電池)
4・・・保護装置
5A〜5D・・・保護ユニット
6・・・管理ユニット
7,8・・・外部接続端子
9・・・筐体
10・・・電池パック装置
21・・・アナログ−デジタル変換器
22・・・電圧測定部
23・・・消費電流測定部
24・・・演算部
25・・・通信部
26・・・レベルシフタ
27・・・放電制御部
31・・・通信部
32・・・全体管理部
33・・・演算部
34・・・記憶部

Claims (8)

  1. 直列接続された複数の二次電池をそれぞれ有する直列接続された複数の電池モジュールにより構成される組電池の保護装置において、
    前記電池モジュールにそれぞれ対応して設けられ、対応する電池モジュールを電源として動作するように構成された複数の保護ユニットと、
    前記保護ユニットに共通に接続された管理ユニットと、を備え、
    前記保護ユニットは、
    (a)自身の消費電流を測定して測定データを出力する測定部と、
    (b)前記測定データを前記管理ユニットへ送信し、前記管理ユニットからの設定データを受信する通信部と、
    (c)前記対応する電池モジュールを放電させる放電部と、
    (d)前記測定データ及び前記設定データに基づいて前記消費電流と前記放電部による放電電流の合計が前記保護ユニット間で一定値となるように前記放電部を制御する制御部と、を有することを特徴とする組電池の保護装置。
  2. 前記管理ユニットは、
    (e)前記測定データから前記複数の保護ユニットの各消費電流の最大値を求める演算部と、
    (f)前記測定データを受信して前記演算部に与え、前記最大値を前記設定データとして前記保護ユニットに送信する通信部とを有し、
    前記制御部は、前記自身の消費電流と前記放電電流の合計が前記最大値と等しくなるように前記放電部を制御することを特徴とする請求項1記載の保護装置。
  3. 第2の具体例:消費電流と最大値との差分を放電電流設定値
    前記管理ユニットは、
    (g)前記測定データから前記複数の保護ユニットの各消費電流の最大値と前記各消費電流との差分を求める演算部と、
    (h)前記測定データを受信して前記演算部に与え、また前記差分を前記設定データとして前記保護ユニットに送信する通信部とを有し、
    前記制御部は、前記放電電流が前記差分に相当する電流となるように前記放電部を制御することを特徴とする請求項1記載の保護装置。
  4. 直列接続された複数の二次電池をそれぞれ有する直列接続された複数の電池モジュールにより構成される組電池の保護装置において、
    前記電池モジュールにそれぞれ対応して設けられ、対応する電池モジュールを電源として動作するように構成された複数の保護ユニットと、
    前記保護ユニットに共通に接続された管理ユニットと、を備え、
    前記保護ユニットは、
    (a)自身の消費電流を測定する測定部と、
    (b)前記消費電流を一定時間積算して消費電気量の測定データを求める演算部と、
    (c)前記測定データを前記管理ユニットへ送信し、前記管理ユニットからの設定データを受信する通信部と、
    (d)前記対応する電池モジュールを放電させる放電部と、
    (e)前記測定データ及び前記設定データに基づいて前記消費電気量と前記放電部による放電電気量の合計が前記保護ユニット間で一定値となるように前記放電部を制御する制御部と、を有することを特徴とする組電池の保護装置。
  5. 前記管理ユニットは、
    (f)前記測定データから前記複数の保護ユニットの各消費電気量の最大値と前記各消費電気量との差分を求める演算部と、
    (g)前記測定データを受信して前記演算部に与え、また前記差分を前記設定データとして前記保護ユニットに送信する通信部とを有し、
    前記制御部は、前記放電電気量が前記差分に相当する電気量となるように前記放電部を制御することを特徴とする請求項4記載の保護装置。
  6. 直列接続された複数の二次電池をそれぞれ有する直列接続された複数の電池モジュールにより構成される組電池と、請求項1乃至5のいずれか1項記載の保護装置とを具備することを特徴とする電池パック装置。
  7. 直列接続された複数の二次電池をそれぞれ有する直列接続された複数の電池モジュールにより構成される組電池と、
    前記電池モジュールにそれぞれ対応して設けられ、対応する電池モジュールを電源として動作するように構成された複数の保護ユニットと、を備え、
    前記保護ユニットは、
    (a)自身の消費電流を測定する測定部と、
    (b)前記対応する電池モジュールを放電させる放電部と、
    (c)前記消費電流と前記放電部による放電電流の合計が前記保護ユニット間で一定値となるように前記放電部を制御する制御部と、を有することを特徴とする電池パック装置。
  8. 直列接続された複数の二次電池をそれぞれ有する直列接続された複数の電池モジュールにより構成される組電池と、
    前記電池モジュールにそれぞれ対応して設けられ、対応する電池モジュールを電源として動作するように構成された複数の保護ユニットと、を備え、
    前記保護ユニットは、
    (a)自身の消費電気量を測定する電気量測定部と、
    (b)前記対応する電池モジュールを放電させる放電部と、
    (c)前記消費電気量と前記放電部による放電電気量の合計が前記保護ユニット間で一定値となるように前記放電部を制御する放電制御部と、を有することを特徴とする電池パック装置。
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