JP4236988B2 - 熱シール装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、熱シール装置に関するものである。さらに詳しくは、一対のプーリーの間にベルトを掛けわたすと共に加熱板を設けたシール機構を上下一対対向させて設け、前側の上下のプーリーを隔たらせる一方、加熱板の手前で一対の前記ベルトが接当するように近接させる近接具を設け、前記前側のプーリーと前記近接具との間に脱気ノズルを設けた熱シール装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
上述の如き従来の熱シール装置としては、次の特許文献1に記載の如きものが知られている。この種の装置では、同特許文献のように前面が全く解放されているか、耐熱ベルトの上部を覆うに過ぎない樹脂製のカバーが設けられているのが通常である。
【0003】
【特許文献1】
特開2002−308226号公報
【0004】
すなわち、この種の従来装置では、事実上加熱板と近接具とが剥き出しになっていた。そして、このように構成された従来装置で袋のシール作業を行うとき、高速に回転する耐熱ベルトに沿って袋を移動させる必要がある。その一方、前ローラーや近接具に対する指つめや加熱板への接触に注意する必要もある。したがって、熟練者でない場合は、耐熱ベルトの回転速度を緩やかにして作業効率を低下させるか、手の保護のために袋シールの仕上がりが犠牲となる問題があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
かかる従来の実情に鑑みて、本発明は、熟練された作業者でなくとも、耐熱ベルトを高速に回転させて安定した品質でシール作業を行うことの可能な熱シール装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明に係る熱シール装置の特徴は、一対のプーリーの間にベルトを掛けわたすと共に加熱板を設けたシール機構を上下一対対向させて設け、前側の上下のプーリーを隔たらせる一方、加熱板の手前で一対の前記ベルトが接当するように近接させる近接具を設け、前記前側のプーリーと前記近接具との間に脱気ノズルを設けた構成において、前記脱気ノズルは前記前側の上下のプーリーからそれぞれ前記近接具に至る接線に沿って形成された脱気溝を有し、その脱気溝に一対の前記ベルトを接する状態で通過させてあり、少なくとも前記シール機構における前記ベルト同士の対向部近傍の前部を覆う上下一対のカバーを設け、これら上下一対のカバーの対向部に前記ベルト同士の対向部に沿ってスリットを形成し、このスリットに対峙する前記上下カバーの端部に対し、熱シールする袋を把持し挿入するこれらのカバーの入口部から少なくとも前記近接具までの間に窪み部を形成し、前記前側の上プーリーに対向する前記カバーの入口部を前記プーリーの軸方向視でプーリーの湾曲に沿った円弧部として形成したことにある。
【0007】
また、本発明に係る熱シール装置の他の特徴は、一対のプーリーの間にベルトを掛けわたすと共に加熱板を設けたシール機構を上下一対対向させて設け、前側の上下のプーリーを隔たらせる一方、加熱板の手前で一対の前記ベルトが接当するように近接させる近接具を設け、前記前側のプーリーと前記近接具との間に脱気ノズルを設けた構成において、少なくとも前記シール機構における前記ベルト同士の対向部近傍の前部を覆う上下一対のカバーを設け、これら上下一対のカバーの対向部に前記ベルト同士の対向部に沿ってスリットを形成し、このスリットに対峙する前記上下カバーの端部に対し、熱シールする袋を把持し挿入するこれらのカバーの入口部から少なくとも前記近接具までの間に窪み部を形成し、この窪み部に漸次前部まで戻すための復帰面を前記近接具近傍に設け、前記前側の上プーリーに対向する前記カバーの入口部を前記プーリーの軸方向視でプーリーの湾曲に沿った円弧部として形成したことにある。
【0008】
そして、前記上カバーの入口部に側面から下面にかけて円筒状の曲面を形成することが望ましい。前記上カバーの窪み部は前記下カバーの窪み部よりもなだらかに形成するとよい。この場合、前記上カバーは上部の支点で筐体に開閉自在に支持され、当該開閉に伴う干渉防止のために前記曲面に下方に向かうに従って漸次前方に向かう切欠を形成するとよい。
【0009】
なお、前記カバーに対し、内部機構の確認用窓を設けることが望ましい。
本発明の他の目的、構成等は以下に示す実施形態の記載で明らかになるであろう。
【0010】
【発明の実施の形態】
次に、添付図面を参照しながら、本発明をさらに詳しく説明する。
図1は熱シール装置1の正面図であり、熱シール装置1は、基礎フレーム2の上にコンベアユニット3,シールユニット4,コントロールユニット5を順次取り付けてなり、主モーター6により上耐熱ベルト30a,下耐熱ベルト30bを駆動回転させる。吸引機7はホース7aを介して脱気ノズル23から空気を脱気する。上耐熱ベルト30a,下耐熱ベルト30bはフッ素樹脂のテープからなり、これら両テープ間に対象物を挟み込んでヒーターの熱を伝導させる。
【0011】
図1〜3に示すように、コンベアユニット3はコンベアフレーム10の左右に支持した第一、第二ローラー11,12間に搬送ベルト13を回転可能に支持してなる。コンベアフレーム10の上面は解放され、搬送ベルト13の上面が同図右から左に移動し、袋を搬送支持する。コンベアユニット3はシールユニット4に対して相対位置を上下方向に調整可能となっている。
【0012】
図1〜3を参照しつつ、上耐熱ベルト30a,下耐熱ベルト30bの駆動回転機構をさらに説明する。上前プーリー21a,上後プーリー22aの間に第一ローラー26,第二ローラー27が設けられ、これらのプーリー、ローラーに上耐熱ベルト30aが掛け渡されている。上前プーリー21a,上後プーリー22aはそれぞれ上耐熱ベルト30aの脱落を防止するためのフランジを有している。第一、第二ローラー26,27間には上加熱板24aが、第二ローラー27,上後プーリー22a間には上冷却板25aがそれぞれ設けられている。以上の部材群を上シール部材R1と称し、下前プーリー21b,第一ローラー26,下加熱板24b,第二ローラー27,下冷却板25b及び下後プーリー22bよりなる下シール部材R2は上シール部材と水平線を境にほぼ線対称に設けられている。そして、近接具である一対の第一ローラー26,26、一対の第二ローラー27,27、上加熱板24a,下加熱板24b、上冷却板25a,下冷却板25bはそれぞれ上耐熱ベルト30a,下耐熱ベルト30bを互いの間に挟み込んでいる。上前プーリー21aと下前プーリー21b、上後プーリー22aと下後プーリー22bはそれぞれ水平方向に若干変移させられ、上記フランジ間の緩衝を防いでいる。
【0013】
上後プーリー22aと上大プーリー22cとは一体物として同軸上に固定され、下後プーリー22bと下大プーリー22dとも一体物として同軸上に固定される。そして、上大プーリー22cと上小プーリー33a間にはVベルト34aが、下大プーリー22dと下小プーリー33bとの間にはVベルト34bがそれぞれ掛けわたされる。
【0014】
脱気ノズル23はフッ素樹脂等の耐熱樹脂で形成され、上前プーリー21a及び下前プーリー21bからそれぞれ第一ローラー26,第一ローラー26に至る接線に沿って形成された脱気溝23aに上耐熱ベルト30a,下耐熱ベルト30bを接する状態で通過させている。脱気溝23a内の空気はホース7aを介して吸引機7により吸引される。
【0015】
上側の第一ローラー26,第二ローラー27,上加熱板24a,上冷却板25aはそれぞれが図7に示す固定機構35により下方に付勢されて上耐熱ベルト30a,下耐熱ベルト30bを固定された対向する下側の部材に圧接させる。この固定機構35は、大略、筐体20に固定された一対の固定ブロック36の間に上下移動自在に介在し上加熱板24aに連結されるスライドブロック37と、スライドネジ38及び捻りコイルスプリング39とよりなる。上加熱板24aは筐体20に形成された上下に長手方向を配向した長孔20aを貫通する連結ネジ37aによりスライドブロック37と連結される。スライドブロック37の上部に固着したスライドネジ38の先端側は筐体20の上側水平部の突出部20bを貫通し、変心円盤状の回転掛止具38aが固着される。上下耐熱ベルト30a,30bに対する圧力を解除する際は、回転掛止具38aを持ち上げてスライドブロック37と共に上加熱板24aを上昇させ、回転掛止具38aを回転させて天板部20cに係止する。この係止を解除すると、捻りコイルスプリング39の弾性力により上加熱板24aは下側に付勢される。
【0016】
図7に示すように、上加熱板24a,下加熱板24bは横穴が形成され、各横穴にヒーター24h,24hがそれぞれ挿入されている。これらヒーター24hはリレー又はPID制御盤を介して電源に接続され、温度センサ24sにより加熱板24表面の温度がモニタリングされ、同温度が一定となるように自動制御がなされる。
【0017】
図1〜4の上冷却板25a,下冷却板25bには複数の貫通孔が形成されており、筐体20の内部に設けたブロアから冷風を吹き付けることで、冷却板25を冷却している。この冷却された上下冷却板25a,25b間をヒートシール部分が通過することで、硬化が促進される。
【0018】
主モーター6からの駆動力の伝達は第一チェーン31aとスプロケットによりまず下後プーリー22bに伝達される。次いで、下後プーリー22bの回転はギヤを介して上後プーリー22aに伝達され、スプロケットと第二チェーン31bとを介して上ロレット29aに伝達される。また、下後プーリー22bの回転は第三チェーン31c及びスプロケットを介してユニバーサルジョイント32に伝達され、第四チェーン31dを介して第二ローラー12に入力される。このようにして、搬送ベルト13、下耐熱ベルト30b及びVベルト34bは図1で反時方向に回転し、上耐熱ベルト30a及びVベルト34aは時計方向に回転する。
【0019】
ヒートシールを行う際には、上前プーリー21a,下前プーリー21b間に手で把持した袋を挿入するとともに搬送ベルト13の左側誘導に従って脱気溝23aで脱気を行う。脱気された状態で、袋は第一ローラー26,26間で上下耐熱ベルト30a,30bと咬み込み始め、上下加熱板24a,24b間で加熱されてヒートシールがなされる。袋はそのままの状態で上下冷却板25a,25b間を通過して冷却され、上下ロレット29a,29b間でロレットにより型押しがなされ、Vベルト34a,34bにより搬出がなされる。
【0020】
図2〜6に示すように、筐体20の前面は、金属板や樹脂等により形成された上カバー40及び下カバー50により覆われている。上カバー40は主として上シール機構R1を、下カバー50は主として下シール機構R2を覆い、上カバー40と下カバー50との間に水平方向に沿ったスリットSが形成される。上カバー40の上部は蝶番41により筐体20の上角に固着され、蝶番41を介して上カバー40は開閉自在となっている。上カバー40の入口側端の側部42は止め金42aにより筐体20に固定される。蝶番41の固定部から水平に張りだした部分は傾斜部43を経て上シール機構R1の前面に対峙する前部44となる。上前プーリー21a及び脱気ノズル23の上部に位置する傾斜部43部分、上加熱板24a,上冷却板25a,上ロレット29aの前に位置する前部44にはそれぞれ手指が入らない程度の間隔のスリット48が形成され、内部の部材位置を目視可能に構成してある。なお、スリット48に替えて目視確認手段としてパンチング孔等、種々の窓を形成してもよい。また、窓に替えて、前プーリー21a,21b、脱気ノズル23,第一ローラー26,加熱板24、冷却板25等のいずれか又はこれらの組み合わせの概略位置を示すこれらの輪郭図形を目視確認手段としてカバー40、50に表示させてもよい。
【0021】
上カバー40の入口部45である図1〜3右手側下角部分は、正面視で上前プーリー21aにほぼ沿った円弧部45aとなっている。また、入口部45の側面から下面にかけて円筒状の曲面45bを形成している。これにより、入口部45は上前プーリー21aの位置を外側から予見可能とし、袋をスムースに脱気ノズル23側に誘導することができる。
【0022】
曲面45bは上前プーリー21aの下部をできるだけ広く覆うのが望ましいが、上カバー40を上方へ開けたときに上前プーリー21aと干渉する。したがって、曲面45bは下方に向かうに従って漸次前方に近接する切欠45cを形成してある。手を上前プーリー21aに挟まれないようにするためには、図1〜3の紙面手前側、図5の紙面右側である操作者の手前側に移動させる必要があり、その点からも切欠45cは下方でも最も手の咬み込み防止に適切な手前側にあるので、合理的である。
【0023】
下カバー50は、下シール機構R2の前部を覆う前部54と、同図右手側に張り出す側張出部55とを備えている。側張出部55の上面は平坦に形成され、袋をスムースに沿わせて移動させることができる。側張出部55の上には、袋の先端を当てつけて加熱板24に対する前後位置を調整することの可能な当接具57が取り付けられている。
【0024】
入口部45から導入する袋は上下耐熱ベルト30a,30bが接し合う第一ローラー26,26の位置まで手で把持されることが望ましい。また、袋に十分に内容物が充填されている場合には、できるだけ上下シール機構R1,R2に近い位置で袋を把持する必要がある。そこで、少なくとも入口部45から第一ローラー26に至る間に前部44及び前部54のスリットSに沿った端部をより上下シール機構R1,R2側に近接させる窪み部46,56を設けてある。特に、上側の窪み部46は視認性を向上させるよう下側の窪み部56よりもなだらかに形成されている。
【0025】
ところで、作業効率の面からは、不必要な作業行動は省略すべきである。よって、シールの品質に貢献しない部分ではできるだけ早く袋を手放すべきである。また、例えば上大プーリー22cやVベルトプーリー33c等の部材の存在により、スリットSに対峙する上下カバー40,50の縁部全てに窪み部46,56を設けることは不可能である。したがって、窪み部46,56を漸次前部44,54の面まで戻す復帰面46a,56aを第一ローラー26から搬送方向下手側に向けて形成してある。
【0026】
次に、上述の如く構成された熱シール装置1の使用方法について説明する。
まず、ヒーター24hに通電を行い加熱板24を加熱し、図示しないブロアにより冷却板25を冷却し、吸引機7の駆動により脱気ノズル23の吸引を開始する。また、主モーター6を回転させて搬送ベルト13、上下耐熱ベルト30a,30bを駆動させ、手で把持した袋の先端を入口部45から脱気ノズル23に向かって水平移動させる。この際、入口部45の湾曲によって袋を挿入する者の手元が当該作業者によって目視確認が容易なので、作業は極めて迅速に行える。また、袋内に充填物が多くとも、窪み部46,56の存在により袋の把持位置を上下シール機構R1,R2に非常に近い位置とすることができる。そして、第一ローラー26の位置で手を離せば、第一ローラー26の位置以降袋は上下耐熱ベルト30a,30b間に保持されて自動的に下手側に向かって搬送され、加熱板24でシール溶着、冷却板25で冷却、ロレット部29で型押しがなされる。袋の内容物の多さの割に袋が上下耐熱ベルト30a,30b間により深く突っ込まれ過ぎている場合は、袋の膨大部が復帰面46a,56aにより作業者手前側に手前側に引き戻されることとなる。
【0027】
【発明の効果】
このように、上記本発明に係る熱シール装置の特徴によれば、カバーの存在と湾曲による上前プーリーの位置確認の容易さによって、熟練された作業者でなくとも、耐熱ベルトを高速に回転させて安定した品質でシール作業を行うことが可能となった。これにより、シール作業に関する作業環境と作業効率とを向上させ、結果としてさらに現場の生産効率を高めることが可能となった。
【0028】
なお、特許請求の範囲の項に記入した符号は、あくまでも図面との対照を便利にするためのものにすぎず、該記入により本発明は添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】熱シール装置のカバーを取り外した概略正面図である。
【図2】シールユニットのカバーを透視した正面図である。
【図3】シールユニットのカバーを装着した正面図である。
【図4】図2のA−A断面図である。
【図5】図2のB−B断面図である。
【図6】図2のC−C断面図である。
【図7】図2のD−D断面図である。
【図8】シールユニットの入口部近傍の斜視図である。
【符号の説明】
1:熱シール装置,2:基礎フレーム,3:コンベアユニット,4:シールユニット,5:コントロールユニット,6:主モーター,7:吸引機,7a:ホース,10:コンベアフレーム,11:第一ローラー,12:第二ローラー,13:搬送ベルト,20:筐体,20a:長孔,20b:突出部,20c:天板部,21a:上前プーリー,21b:下前プーリー,22a:上後プーリー,22b:下後プーリー,22c:上大プーリー,22d:下大プーリー,23:脱気ノズル,23a:脱気溝,24:加熱板,24a:上加熱板,24b:下加熱板,24h:ヒーター,24s:温度センサ,25:冷却板,25a:上冷却板,25b:下冷却板,26:第一ローラー,27:第二ローラー,29:ロレット部,29a:上ロレット,29b:下ロレット,30a:上耐熱ベルト,30b:下耐熱ベルト,31a:第一チェーン,31b:第二チェーン,31c:第三チェーン,31d:第四チェーン,32:ユニバーサルジョイント,33a:上小プーリー,33b:下小プーリー,33c:Vベルトプーリー,34a:Vベルト,34b:Vベルト,35:固定機構,36:固定ブロック,37:スライドブロック,37a:連結ネジ,38:スライドネジ,38a:回転掛止具,39:捻りコイルスプリング,40:上カバー,41:蝶番,42:側部,42a:止め金,43:傾斜部,44:前部,45:入口部,45a:円弧部,45b:曲面,45c:切欠,46:窪み部,46a:復帰面,48:スリット,50:下カバー,54:前部,55:側張出部,56:窪み部,56a:復帰面,57:当接具,R1:上シール機構,R2:下シール機構,S:スリット,60:脱気ノズル,RT:回転機構

Claims (6)

  1. 一対のプーリーの間にベルトを掛けわたすと共に加熱板を設けたシール機構を上下一対対向させて設け、前側の上下のプーリーを隔たらせる一方、加熱板の手前で一対の前記ベルトが接当するように近接させる近接具を設け、前記前側のプーリーと前記近接具との間に脱気ノズルを設けた熱シール装置であって、
    前記脱気ノズルは前記前側の上下のプーリーからそれぞれ前記近接具に至る接線に沿って形成された脱気溝を有し、その脱気溝に一対の前記ベルトを接する状態で通過させてあり、少なくとも前記シール機構における前記ベルト同士の対向部近傍の前部を覆う上下一対のカバーを設け、これら上下一対のカバーの対向部に前記ベルト同士の対向部に沿ってスリットを形成し、このスリットに対峙する前記上下カバーの端部に対し、熱シールする袋を把持し挿入するこれらのカバーの入口部から少なくとも前記近接具までの間に窪み部を形成し、前記前側の上プーリーに対向する前記カバーの入口部を前記プーリーの軸方向視でプーリーの湾曲に沿った円弧部として形成した熱シール装置。
  2. 一対のプーリーの間にベルトを掛けわたすと共に加熱板を設けたシール機構を上下一対対向させて設け、前側の上下のプーリーを隔たらせる一方、加熱板の手前で一対の前記ベルトが接当するように近接させる近接具を設け、前記前側のプーリーと前記近接具との間に脱気ノズルを設けた熱シール装置であって、
    少なくとも前記シール機構における前記ベルト同士の対向部近傍の前部を覆う上下一対のカバーを設け、これら上下一対のカバーの対向部に前記ベルト同士の対向部に沿ってスリットを形成し、このスリットに対峙する前記上下カバーの端部に対し、熱シールする袋を把持し挿入するこれらのカバーの入口部から少なくとも前記近接具までの間に窪み部を形成し、この窪み部に漸次前部まで戻すための復帰面を前記近接具近傍に設け、前記前側の上プーリーに対向する前記カバーの入口部を前記プーリーの軸方向視でプーリーの湾曲に沿った円弧部として形成した熱シール装置。
  3. 前記上カバーの入口部に側面から下面にかけて円筒状の曲面を形成した請求項1又は2記載の熱シール装置。
  4. 前記上カバーの窪み部は前記下カバーの窪み部よりもなだらかに形成されている請求項1〜3のいずれかに記載の熱シール装置。
  5. 前記上カバーは上部の支点で筐体に開閉自在に支持され、当該開閉に伴う干渉防止のために前記曲面に下方に向かうに従って漸次前方に向かう切欠を形成してある請求項3又は4記載の熱シール装置。
  6. 前記カバーに対し、内部機構の確認用窓を設けた請求項1〜5のいずれかに記載の熱シール装置。
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