JP4236552B2 - 伸縮性を有するゲル組成物及びその製造方法 - Google Patents
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Description
そしてこのカルボキシビニルポリマーをゲル化させるためには、中和剤を必要とするがこの中和剤による皮膚刺激性や安定性を改善するために、中和剤の代りにカルボキシルメチルキチンを使用したゲル組成物等も知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、保湿効果を高めるため、中和剤の代わりに中性アミノ酸を使用したゲル組成物等が公知となっている(例えば、特許文献2参照)。
また、これらのゲル基剤は、ゲル強度が弱い、水分を比較的容易に離脱しやすく初期の特性を保持しない、pHや電解質に対して不安定である、経時的安定性に欠ける等の問題も有していた。
そのため、ゲル強度が高く、水分などの離脱がなく、初期特性を保持するために、N−ビニルアセトアミドとアクリル酸及び/又はアクリル酸塩との共重合体によるゲル組成物が公知となっている(例えば、特許文献3参照)。
更に、多くの合成高分子のゲルとして例えば、ポリアクリル酸ナトリウムと水酸化アルミニウムゲルと軽質無水珪酸を水の存在下で金属架橋させた含水ゲルがある(例えば、特許文献4参照)。また、アクリル酸等の水溶性ビニル化合物を重合させた含水ゲルもある(例えば、特許文献5参照)。さらに、ポリビニルアルコールをグルタルアルデヒドで架橋させた水性ゲル等もある(例えば、特許文献6参照)。しかし、これらの合成高分子からなるゲル組成物は、モノマーの混入が全くの皆無ではないことから、皮膚刺激性等について改良が望まれていた。
レータス B−16株細菌の産生する天然多糖類と、多価アルコールと、水を含有する混合物を加熱した伸縮性を有するゲル組成物である。
請求項1の本発明では、少なくともグルコース、フコース、グルクロン酸、ラムノースを構成単糖とする酸性多糖類を含有するアルカリゲネス
レータス B−16株細菌の産生する天然多糖類を使用したため、モノマーの混入や他の不純物がなく、皮膚刺激性がなく、安全性が高い。また、グルウロン酸の親水基と、多価アルコールと水により強い水素結合を形成すると判断され、さらにデオキシ糖の疎水基の部分を有するため、弾力性を有して、強い伸縮性を有するゲル組成物を得ることができ、伸縮性の大きな、引張強度の大きなゲル組成物を得ることができる。また、ゲル化させるために塩基性物質や他の薬品を使用する必要がなく、安全性の確立された多価アルコールと水により伸縮性がえられるため、安全性が高く、製造が容易である。
微生物の産生多糖類である天然多糖類を使用するため、微生物の培養で容易に得ることができ、製造も容易であり、また、天然物でありモノマーや重合剤を含まないため、安全性も高い。
天然多糖類が少なくともグルコース、フコース、グルクロン酸、ラムノースを構成単糖とする天然多糖類であるため、多価アルコールと水の混合物に溶解し易いとともに、多価アルコールと水に対して、天然多糖類の高分子が架橋反応しやすいと判断されるため、伸縮性と弾力性に富んだゲル組成物を得ることができる。
アルカリゲネス レータス B−16株細菌の産生する多糖類がグルコース、グルクロン酸、ラムノースからなる繰り返し構造の主鎖中にある1つのグルコースに1つのフコースが分岐した構造を有している高分子成分を有するため、多価アルコールと水に対してその高分子が架橋反応すると判断され、伸縮性と弾力性に富んだゲル組成物を得ることができる。また、アルカリゲネス レータス B−16株細菌の産生する多糖類が高分子量多糖類に低分子量多糖類が含まれていてもゲル組成物としての効果を妨げないため、低分子量多糖類を除去することなく、B−16株細菌の産生する多糖類を使用することができ、伸縮性の優れたゲル組成物を得ることができ、より好適である。
天然多糖類と、多価アルコールと、水を含有する混合物を加熱したため、より強い水素結合を形成することができ、ゲル組成物の伸縮性、引張強度、弾力性を強くすることができるとともに、長時間にわたり安定性の高いゲル組成物を得ることができる。
請求項2の本発明では、上記天然多糖類と、多価アルコールと、水を含有する混合物を加熱したため、より強い水素結合を形成することができ、ゲル組成物の伸縮性、引張強度、弾力性を強くすることができるとともに、長時間にわたり安定性の高いゲル組成物を得ることができる。
請求項2の本発明では、多価アルコールと水の重量比が、1:0.05〜1:20としたため、引張強度が強く、伸縮性に富んだゲル組成物を得ることができる。1:0.05〜1:20の範囲外では、ゲル組成物に伸縮性を与えることができないためである。多価アルコールと水の合計量100重量部に対して天然多糖類が0.01重量部〜10重量部としたため、適切な弾力性を有するゲル組成物を得ることができる。0.01重量部以下では、ゲル化しないし、10重量部以上では多価アルコールと水の混合物に溶解しないためである。
請求項3の本発明では、上記の多価アルコールを使用するため、水の分子と共同して天然多糖類の高分子を強く架橋することができ、ゲル組成物の伸縮性と引張強度を強くすることができる。
請求項4の本発明では、ゲル組成物は、室温における伸び率が50%以上であるため、伸縮性に富んでおり、化粧品や医薬品に使用した場合に、顔や関節の動きに的確に追従することができる。また、引張応力が0.1kg/cm2以上であるため、シート状に使用して、伸びたり引っ張られても、強度が充分であり、破れることがない。
保水率が50%以上であるため、化粧品や医薬品として皮膚に直接使用した場合に、しっとり感が長時間維持でき、好ましい。
レータス B−16株細菌の産生する天然多糖類と、多価アルコールと、水を混合した後に、混合物を加熱する伸縮性を有するゲル組成物の製造方法である。
請求項6の本発明では、上記天然多糖類と多価アルコールと、水を混合した後に、加熱することにより、簡単な操作で、ゲル組成物の伸縮性、引張強度、弾力性を強くすることができるとともに、長時間の安定性の高いゲル組成物を得ることができる。
微生物の産生多糖類である天然多糖類を使用するため、微生物の培養で容易に得ることができ、水と多価アルコールを混合することも容易であり、安全性も高いゲル組成物を得ることのできる
天然多糖類が少なくともグルコース、フコース、グルクロン酸、ラムノースを構成単糖とする天然多糖類であるため、多価アルコールと水の混合物に溶解し易いとともに、多価アルコールと水に対してその高分子が架橋反応しやすいため、この混合物を加熱することにより、簡単な操作で伸縮性と弾力性に富んだゲル組成物を得ることができる。
アルカリゲネス レータス B−16株細菌の産生する多糖類を使用するため、この多糖類は、グルコース、グルクロン酸、ラムノースからなる繰返し構造の主鎖中にある1つのグルコースに、1つのフコースが分岐した構造を有する多糖類であり、その分子量は10 9 程度の高分子成分を含んでいるため、多価アルコールと水によりその多糖類の高分子が架橋反応して、伸縮性と弾力性に富んだゲル組成物を得ることができる。また、高分子量多糖類に低分子量多糖類が含まれていてもゲル組成物としての効果を妨げないため、低分子量多糖類を除去することなく、B−16多糖類を使用することができ、製造も容易であり、より好適である。
請求項7の本発明では、多価アルコールと水の重量比が、1:0.05〜1:20とし、多価アルコールと水の合計量100重量部に対して天然多糖類が0.01重量部〜10重量部とし、適切な割合に水と多価アルコールを混合することにより、伸縮性に富んだゲル組成物を製造できるとともに、この混合物を加熱することにより、簡単な操作で、容易に、適切な弾力性を有するゲル組成物を製造することができる。
請求項8の本発明では、上記の多価アルコールを使用するため、水の分子と共同して天然多糖類の高分子を強く架橋することができ、ゲル組成物の伸縮性と引張強度を強くすることができる製造方法である
レータス B−16株細菌の産生する天然多糖類と、多価アルコールと、水を含有する混合物を加熱したことにより、簡単な操作で、製造が容易で、安全性が高く、伸縮性の大きな、化粧料および医薬品の基材として利用することができるゲル組成物が得られる。
本発明は、構成単糖に少なくともウロン酸およびデオキシ糖を含む天然多糖類と、多価アルコールと、水を含有する伸縮性を有するゲル組成物とその製造方法である。
本発明の伸縮性ゲルに使用されるその構成単糖に少なくともウロン酸およびデオキシ糖を含む天然多糖類(以下、「(A)成分」とする)は、多糖類を構成する単糖にウロン酸およびデオキシ糖が含まれている多糖類である。本発明のウロン酸は、グルクロン酸、ガラクツロン酸、マンヌロン酸、イズロン酸、グロン酸等があるが、グルクロン酸が特に望ましく、多糖類全体に対して、その構成割合は重量比で1〜50重量%(以下、「重量%」を「%」とする。)であり、好ましくは5〜40%、より好ましくは10〜30%である。1%以下では、ウロン酸の酸性基による親水性が弱く、また50%以上であると酸性基による親水性が強すぎることになり、本発明の効果が十分に得られない。
該多糖類は、微生物の産生多糖類として得られるもので、例えば、アルカリゲネス レータスB−16株細菌(FERM BP−2015号)の産生物として得ることができる。
多価アルコールの配合量は、混合物全体の1〜50%であり、好ましくは2〜40%、より好ましくは3〜50%である。この配合量によって、組成物の高い伸縮性と強い弾力性が得られる。
(A)成分と(B)成分と(C)成分の均一混合分散物は熱を加えることにより、伸縮性のゲルとなる。このゲル状物は特異的で、引っ張るとゴム様に、1.5倍以上の長さに伸び、離すと元の大きさに戻る。また、本発明のゲルは保水性が高く、含有する水分の揮発(蒸発)は非常に遅く、時間を経ても表面の乾燥、硬化が無く、潤いのある感触が維持される。
加熱手段は特に制限されず、典型的な加熱方法として、密閉状態で加熱する方法や、開放系で伝導加熱する方法や、蒸気を噴霧して加熱する方法が例示される。
密閉状態で加熱する為に使用できる装置は、例えば、オートクレーブ、(耐圧の)溝型撹拌加熱器、(耐圧の)回転加熱器、(耐圧の)円盤加熱器、(耐圧の)流動層加熱器、(耐圧の)気流加熱器、(耐圧の)赤外線加熱器、(耐圧の)熱風加熱器、(耐圧の)マイクロ波加熱器等が挙げられる。
例えば、通常の化粧料や医薬品のゲル化剤で配合されている成分としては、油性剤、乳化・分散用の界面活性剤、染料および顔料等の色材があり、さらに適宜、保湿剤、収れん剤、美白剤、紫外線防止剤、抗炎症(消炎)剤、皮膚(細胞)賦活化剤、抗菌剤、酸化防止剤、香料、水溶性高分子等の増粘剤、金属イオン封鎖剤のキレート剤、pH調整剤等が、本発明の効果を損なわない範囲で配合される。
具体的に油性剤としては、常温で液体および固体の油脂類、ロウ類、エステル油類、炭化水素類剤、染料および顔料等の色材があり、さらに適宜、シリコーンオイル類、低級アルコール類、ステロール類がある。
液体油脂としては、アマニ油、ツバキ油、マカデミアナッツ油、トウモロコシ油、ミンク油、オリーブ油、アボガド油、サザンカ油、ヒマシ油、サフラワー油、キョウニン油、シナモン油、ホホバ油、ブドウ油、ヒマワリ油、アーモンド油、ナタネ油、ゴマ油、小麦胚芽油、米胚芽油、米ヌカ油、綿実油、大豆油、落花生油、茶実油、月見草油、卵黄油、牛脚脂、肝油、トリグリセリン、トリオクタン酸グリセリン、トリイソパルミチン酸グリセリン等がある。
ロウ類としては、ミツロウ、キャンデリラロウ、綿ロウ、カルナウバロウ、ベイベリーロウ、イボタロウ、鯨ロウ、モンタンロウ、ヌカロウ、ラノリン、還元ラノリン、硬質ラノリン、カポックロウ、サトウキビロウ、ホホバロウ、セラックロウ等がある。
これらのシリコーンオイルを化粧料組成物に用いるには、通常、当該シリコーンオイルの粘度が100,000(mPa・s:25℃)以下のものが選ばれ、その配合量は0.1〜80%(対全量)、好ましくは0.5〜50%である。
ステロールとしては、コレステロール、シトステロール、フィトステロール、ラノステロール等がある。
非イオン性界面活性剤としては、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル類、ポリオキシアルキレンアルキルフェニルエーテル類、ポリオキシアルキレン脂肪酸エステル類、ポリオキシアルキレンソルビタン脂肪酸エステル類、ソルビタン脂肪酸エステル類、ポリオキシアルキレングリセリン脂肪酸エステル類、グリセリン脂肪酸エステル類、ポリグリセリン脂肪酸エステル類、ポリオキシアルキレン硬化ヒマシ油類、ショ糖脂肪酸エステル類、ポリオキシアルキレンアルキルアミン類、エチレンオキシド・プロピレンオキシドブロック共重合体類などがあげられる。
ポリオキシアルキレンアルキルフェニルエーテル類は、炭素数1〜22の直鎖あるいは分岐のアルキルフェノール、アルケニルフェノールにポリアルキレンオキシドを付加したものであり、具体的にはポリオキシエチレン(3モル)メチルフェニルエーテル、POE(5モル)オクチルフェニルエーテル、POE(10モル)ノニルフェニルエーテル、POE(15モル)ドデシルフェニルエーテル等がある。
ショ糖脂肪酸エステル類は、ショ糖と炭素数8〜22の直鎖あるいは分岐の飽和脂肪酸又は不飽和脂肪酸のエステルであり、具体的にはショ糖べへニン酸エステル、ショ糖ステアリン酸エステル、ショ糖パルミチン酸エステル、ショ糖ミリスチン酸エステル、ショ糖ラウリン酸エステル、ショ糖エルカ酸エステル、ショ糖オレイン酸エステル等がある。
エチレンオキシド・プロピレンオキシド共重合体類は、エチレンオキシドとプロピレンオキシドをモル比で1:9〜9:1の範囲で、分子量約500〜50,000として重合して得られた共重合体である。
N−アシルアミノ酸塩類は、アシル−N−メチルタウリン類であり、具体的にはラウロイルサルコシンナトリウム、N−ミリストイル−N−メチルタウリンナトリウム、ヤシ油脂肪酸メチルタウリッドナトリウム、ラウリルメチルタウリッドナトリウム等の高級脂肪酸アミドスルホン酸塩、N−ラウロイルグルタミン酸モノナトリウム、N−ステアロイルグルタミン酸ジナトリウム、N−ミリストイル−L−グルタミン酸モノナトリウム等のN−アシルグルタミン酸塩等がある。 アルキルベンゼンスルホン酸塩類としては、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム、ドデシルベンゼンスルホン酸カリウム、ドデシルベンゼンスルホン酸アンモニウム等がある。これらの1種あるいは2種以上を組み合わせて用いることもできる。
アミノ酸類としては、卵黄あるいは大豆由来のレシチン、あるいはこれを水素添加した水添レシチンや水酸化レシチン等のレシチン誘導体等がある。
アルキルアミン塩類としては、炭素数3〜22の1級ないし2級アミンと炭素数1〜22のカルボン酸の塩、無機鉱酸の塩であり、具体的にはドデシルアミン酢酸塩、ドデシルアミン塩酸塩、ドデシルアミンステアリン酸塩、ジメチルアミンステアリン酸塩等がある。
4級アンモニウム塩類としては、炭素数3〜22の4級アミンと炭素数1〜22のカルボン酸の塩あるいは無機鉱酸の塩であり、具体的には塩化ステアリルトリメチルアンモニウム、塩化ラウリルトリメチルアンモニウム、塩化ジステアリルジメチルアンモニウム、塩化ベンザルコニウム、塩化ベンゼトニウム、臭化ヤシアルキル(炭素数10〜14)イソキノリニウム塩、塩化ドデシルイミダゾリウム塩等がある。
その他、カチオン性界面活性剤として、ドデシルジメチルアミンオキシド等のアミンオキシド類、アクリル酸β−N−Nジメチル−N−エチルアンモニオエチル酸ビニルピロリドン共重合体等のカチオン性ポリマーなども使用できる。
レーキ顔料には2つの種類があり、1つは水に溶けやすい染料をカルシウム等の塩として水に不溶化した顔料で、例えば赤色202号、204号、206号、207号、208号、220号等がある。他の1つは、硫酸アルミニウム、硫酸ジルコニウム等で水不溶性にしてアルミナに吸着させた顔料で黄色5号、赤色230号等である。
有機顔料は、分子構造内に親水性基を持たず、水、油や溶剤に溶解しない有色粉末であり、着色力、耐光性に優れている。アゾ系顔料の赤色228号、インジゴ系顔料の赤色226号、フタロシアニン系顔料の青色404号等があげられる。
白色顔料は、着色や被覆等の目的で用いられ、ニ酸化チタンと酸化亜鉛があげられる。
体質顔料は、着色よりも製品の形状維持や伸展性、付着性、光沢等の調節、色調の調整(希釈剤)に用いられ、例えば雲母(マイカ)、白雲母、合成雲母、金雲母、紅雲母、黒雲母、リチア雲母等の雲母系顔料、セリサイト、タルク、カオリン、モンモリロナイト、ゼオライト等の粘度鉱物、炭酸マグネシウム、炭酸カルシウム、ケイ酸、無水ケイ酸、ケイ酸アルミニウム、ケイ酸マグネシウム、ケイ酸アルミニウムマグネシウム、含硫ケイ酸アルミニウム、ケイ酸カルシウム、ケイ酸バリウム、ケイ酸ストロンチウム、酸化アルミニウム、硫酸バリウム等の合成無機粉体等があげられる。
金属光沢顔料としては、アルミニウム粉、真鍮粉、銅粉、錫粉、金粉、銀粉など、さらに、これらの金属粉を着色した着色金属粉顔料などが挙げられる。
ガラスフレーク顔料は、フレーク状ガラスが金属などで被覆されている。
金属被覆無機顔料は、金属蒸着などで金属、および/あるいは金属酸化物が被覆された無機顔料であり、例えば、酸化鉄被覆アルミニウム、酸化鉄被覆雲母、アルミニウム−マンガン被覆雲母状酸化鉄などがあげられる。
機能性顔料としては、窒化ホウ素、合成フッ素金雲母、フォトクロミック顔料、複合化微粒子粉体等があげられる。
本発明の光輝性顔料の形態は、特に限定されるものではなく、粒状、板状、棒状等、目的および使用顔料により適宜、選択されれば良い。また、顔料の大きさは、特に限定されるものではなく、目的および使用顔料により適宜、選択されれば良く、粒状の顔料であれば、通常、平均粒子径が0.01μm〜5000μmのものが使用され、箔片状や棒状の粉体であれば、通常、長径が0.1〜5000μmのものが使用されている。
pH調整剤としては、乳酸、クエン酸、グリコール酸、コハク酸、酒石酸、dl−リンゴ酸、炭酸カリウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸水素アンモニウム等がある。
試験に用いた多糖類のA−1は、アルカリゲネス レータスB−16株細菌の産出多糖類(粗製品)である。
その製造方法は、グルコース〔和光純薬工業(株)製、試薬〕40.0g、リン酸水素二カリウム〔和光純薬工業(株)製、試薬〕4.0g、リン酸二水素カリウム〔和光純薬工業(株)製、試薬〕2.0g、塩化ナトリウム〔和光純薬工業(株)製、試薬〕0.1g、硫酸マグネシウム〔和光純薬工業(株)製、試薬〕0.2g、硝酸カリウム〔和光純薬工業(株)製、試薬〕1.0g、イーストエキストラクト〔オキソイド(OXOID)社製〕1.5gをイオン交換水に溶解し、水酸化ナトリウムあるいは硫酸を用いpH6.5に調整し、全量を1リットルとした。この水溶液150mLを500mLの三角フラスコに取り、オートクレーブにより加熱滅菌(121℃、15分間)した後、室温まで戻し、アルカリゲネスレータスB−16株(FERM BP−2015号)を1白金耳接種し、30℃にて6日間振とう培養(180rpm)した。
培養終了後、培養物に約3倍容量のイソプロピルアルコールを加えて攪拌混合し、析出した凝集物を濾過、回収、減圧下にて乾燥してアルカリゲネス レータスB−16株細菌の産出多糖類(A−1)を得た。
この多糖類は、フコース、グルコース、グルクロン酸、ラムノースをモル比1:2:1:1で構成される多糖類を主成分とし、この他フコースとマンノースをモル比1:1で構成される多糖類を含み、その存在比は約7:1(重量比)である。尚、構成単糖類は、多糖類を硫酸で加水分解した後高速液体クロマトグラフィー(HPLC)により分析した。
その他試験に用いた多糖類のA−4〜A−8は以下のとおりである。
・A−4:ウエランガム(CP−ケルコ社製)
・A−5:ラムザンガム(CP−ケルコ社製)
・A−6:ダイユータンガム(K0C617)(CP−ケルコ社製)
・A−7:ジェランガム(CP−ケルコ社製)
・A−8: アラビアガム〔関東化学(株)製、試薬〕
・B−1:ジグリセリン〔関東化学(株)製、試薬〕
・B−2:グリセリン〔関東化学(株)製、試薬〕
・B−3:ペンチレングリコール〔関東化学(株)製、試薬〕
・B−4:ソルビトール〔関東化学(株)製、試薬〕
・B−5:1,3−ブチレングリコール〔関東化学(株)製、試薬〕
・B−6:エチレングリコール〔関東化学(株)製、試薬〕
・B−7:ジエチレングリコール〔関東化学(株)製、試薬〕
・B−8:トリエチレングリコール〔関東化学(株)製、試薬〕
・B−9:トリグリセリン〔関東化学(株)製、試薬〕
・B−10:プロピレングリコール〔関東化学(株)製、試薬〕
・B−11:ジプロピレングリコール〔関東化学(株)製、試薬〕
・C−1:精製水
・C−2:イオン交換水。
・D−1:(比較例で使用)キサンタンガム〔三晶(株)製、「ケルザンT」(商品名)〕
・D−2:(比較例で使用)カードラン〔関東化学(株)製、試薬〕
・D−3:(比較例で使用)ポリアクリル酸〔「カーボポール980」(商品名)、日光ケミカルズ(株)製〕
・D−4:(比較例で使用)カルボキシメチルセルロース(ダイセル化学工業株式会社製)
・D−5:(比較例で使用)ポリビニルピロリドン〔「PVP K30」(商標)、アイエスビー・ジャパン株式会社製〕。
多糖類(A−3)0.6gを、水(C−1)99.4gに添加した後、8000rpm 10分間ホモジナイザーにて溶解させた物をサンプル1とする。多価アルコール(B−4)40gを水(C−1)60gに溶解させたものをサンプル2とする。多糖類(A−3)0.3gを、多価アルコール(B−4)40gを水(C−1)59.7gに溶解させたものに添加した後、8000rpm 10分間ホモジナイザーにて溶解させた後、80℃ 10分間加熱し、室温冷却した物をサンプル3とした。次にこのサンプル、1,2,3における水の状態を後述する示差熱分析(Differential Thermal Analysis, DTA)にて示した。
測定条件は、試料量;40mg前後を標準試料;Al2O3とアルミニウムの試料皿に取り、窒素雰囲気で、5℃/minで40℃から65℃まで昇温し、その後5分間保持して、この間に試料の温度はゆっくりと約80℃になった後、昇温速度が8℃/minで約80℃から180℃まで昇温した。
多糖類(A−1)0.3gを多価アルコール(B−1)40gに添加し、攪拌した後、総重量が100gになるように水(C−2)を添加し、さらに攪拌して多糖類(A−1)水溶液を得、その13mlを直径90mmのガラスシャーレーに流し込んだ。これを105℃に設定した温風乾燥機に15分、80℃の温風乾燥機に2時間、60℃の温風乾燥機に6時間、45℃の温風乾燥機に15時間入れて、4種類のゲルシートを作製した。作製したゲルシートをシャーレーより取りだし、柔軟性の評価を行った。ゲルシートを10mm×60mmにせん断して短冊状にした後、両端より20mmの箇所を2枚の不織布を貼ったスライドガラスで挟み、引張試験機〔「ストログラフM−50」(商品名)、(株)東洋精機製作所製〕にセットし、50mm/分の速度で引張、ゲルシートが伸びて破断する時の長さを測定した。破断長が長いほど柔軟性富んでいるとし、次式で示す伸び率(%)の大小で評価した。伸び率が大きいほど好ましい。
伸び率(%)=〔(破断までの長さ―10)/10〕×100
次に、本発明の実施例3のゲルシートを調製し、引張応力を測定した。
ゲルシートの調製は次のように行なった。
多糖類(A−1)0.3gを多価アルコール(B−1)40gに添加し、攪拌した後、総重量が100gになるように水(C−2)を添加し、更に攪拌を行い、多糖類(A−1)水溶液を得、これを直径90mmのガラスシャーレーに13mL流し込み、このシャーレを耐圧耐熱容器に入れ、次いで105℃の乾燥機に10分間静置、次に80℃の乾熱器に10時間静置してゲルシートを作製した。同様にして、多糖類(A−1)と多価アルコール(B−2)〜多価アルコール(B−3)によりゲルシートを調製した。
引張試験用のサンプルとして、JISK6301におけるダンベル2号型に従い、本発明のゲルで調製したシートを打ち抜き、平行部分の幅を10mm、平行部分の長さを20mm、平行部分の厚さを2mmとした。このサンプルを引張試験機(ストログラフM−50:株式会社東洋精機製作所製)を用いて、引張速度50mm/min、温度18℃、相対湿度68%の条件で引張、そのサンプルが破断するまでの引張荷重を測定した。
なお、引張応力は次の式により求めた。
引張応力(kg/cm2)=引張荷重/断面積
その結果を表2に示した。
本発明の方法により得られたゲルシートは、高い引張応力を発揮していることが分かる。
多糖類(A−2)0.3gを多価アルコール(B−2)30gに添加し、攪拌した後、総重量が100gになるように水(C−2)を添加し更に攪拌を行い、多糖類(A−2)水溶液を得た。これを直径90mmのガラスシャーレーに13mL流し込み、110℃に設定したオートクレーブにて10分間、加熱してゲルシートを調製した。実施例と同様に得られたゲルシートの柔軟性の評価を行った。同様にして、表3に記載の多糖類、合成高分子類あるいは半合成高分子と多価アルコールの組成でそれぞれゲルシートを調製し、その柔軟性の評価を行った。
その結果を表3に示した。
多糖類(A−2)0.3gを多価アルコール(B−2)30gに添加し、攪拌した後、総重量が100gになるように水(C−2)を添加し更に攪拌を行い、多糖類(A−2)水溶液を得た。これを直径90mmのガラスシャーレーに32mL流し込み、110℃に設定したオートクレーブにて10分間、加熱してゲルシートを調製した。得られたゲルシートを一辺20mm、厚さ5mmの正方形シートにした後、飽和塩化マグネシウム溶液を入れ、相対湿度33% 温度20℃に調整したデシケーターに入れ静置し、12時間後、24時間後、48時間後、重量の変化および表面の柔らかさの状態を指で触れて調べた。同様にして、表4に記載の多糖類と多価アルコールの配合で種々のゲルシートを調製した。また、ゲルシートの重量の変化より、次式から保水率(%)を求めた。
保水率(%)=100−((a−b)×104/((100−c)×a))
a:初発ゲルシートの重量(g)
b:所定時間後のゲルシート重量(g)
c:『多糖類+多価アルコール』濃度(%)
(毛髪用化粧料の調整)
本発明を毛髪用化粧料類に使用した実施例を説明する。以下に示す配合で毛髪用化粧料類を調製し、なめらかさ、しっとりさ、くし通り性、水分保持性等の評価を行なった。その結果を表5に示す。
毛髪用化粧料の調製は、下記のNo.1〜5に示す物質を混合して混合物1とし、No.6〜11に示す物質を混合して混合物2とした。それぞれを75℃に加温した後、40℃以下に冷却し4枚羽根のプロペラ型撹拌翼を持った攪拌機で混合物2を攪拌しながら、混合物1を徐々に投入し、エマルションを調製した。その後、撹拌して実施例の毛髪用化粧料を得た。
(No) (原料名) (重量部)
1.塩化ステアリルトリメチルアンモニウム 1.0
2.セタノール 3.0
3.メチルポリシロキサン 1.0
4.ポリオキシエチレンステアリルエーテル 1.0
5.プロピレングリコール(B−10) 5.0
6.B−16多糖類(A−3) 0.1
7.メチルパラベン 0.1
8.塩化カリウム 0.3
9.クエン酸 0.2
10.香料 適量
11.精製水(C−1) 残量
本発明の効果を示すため、上記実施例の使用感及び効果について、官能評価を比較例との比較において行った。
実施例の毛髪用化粧料のなめらかさ、しっとりさの官能試験を次のように実施した。
ハーフヘッド法により、15人の被験者が市販ヘアーシャンプー(通常のアルキル硫酸エステル塩系シャンプー)で洗髪後、ドライヤーにて十分に乾燥させた後、頭髪を左右半々に分け、本発明の毛髪用化粧料と従来の毛髪用化粧料をそれぞれ5gずつ塗布し、ドライヤーにて加熱乾燥した後、毛髪の「なめらかさ」、「しっとりさ」の感触を以下のようにして評価した。
・「なめらかさ」の評価
○:なめらかさを感じた被験者数が15名中、10名以上。
×:なめらかさを感じた被験者数が15名中、9名以下。
・「しっとりさ」の評価
○:しっとりさを感じた被験者数が15名中、10名以上。
×:しっとりさを感じた被験者数が15名中、9名以下。
○:ひっかかりがない
×:ひっかかりがある。
その結果は表5に示した。
有効成分保持率(%)=(W1−W2)×100/W1
含水率の変化率(%)=(W2−W3)×100/W2
ここで、
W1:頭髪化粧料塗布直後の毛髪の重量(g)
W2:温風乾燥機にて乾燥後の毛髪の重量(g)
W3:湿度40%に3時間保持した後の毛髪重量(g)
(ピールオフタイプパック化粧料の調整)
本発明をピールオフタイプパック化粧料に使用した実施例を説明する。
以下に記載するNo.1、2、3、5の原料の混合液に、No.6を添加して混合物1とし、No.4、7、8、9の原料を混合して混合物2とした。それぞれを75℃に加温した後、この温度を維持しながら4枚羽根のプロペラ型撹拌翼を持った攪拌機で混合物1を攪拌しながら、混合物2を徐々に投入し、粘稠なゼリー状の実施例のピールオフタイプパック化粧料を調整した。
(No) (原料名) (重量部)
1.ポリビニールアルコール 5.0
2.エタノール 4.0
3.ジグリセリン(B−1) 15.0
4.ポリオキシエチレン(20E.O.)ソルビタンモノラウレート
1.0
5.プロピレングリコール(B−10) 5.0
6.B−16多糖類(A−3) 0.6
7.メチルパラベン 0.1
8.香料 適量
9.精製水(C−1) 残量
上記実施例の使用感及び効果について、官能評価を比較例との比較において行った。
(官能評価)
官能評価は、実施例及び比較例の各試料を20〜50才の女性パネラー15名にブラインドにて使用させ、使用時のしっとり感,皮膜形成性,刺激感,はがし易さ、及び使用後のしっとり感,さっぱり感,刺激感について行わせた。結果は、30名の評点の平均値にて表6に示した。
○:さっぱりさを感じた被験者数が15名中、10名以上。
×:さっぱりさを感じた被験者数が15名中、9名以下。
・「皮膜形成」の評価の基準は次のとおりである。
○:皮膜形成あると感じた被験者数が15名中、10名以上。
×:皮膜形成があまりないと感じた被験者数が15名中、9名以下。
・「刺激性」の評価の基準は次のとおりである。
○:刺激感がないと感じた被験者数が15名中、10名以上。
×:刺激感があると感じた被験者数が15名中、9名以下。
・「はがし易さ」の評価の基準は次のとおりである。
○:はがし易いと感じた被験者数が15名中、10名以上。
×:はがし難いと感じた被験者数が15名中、9名以下。
(医療用貼付剤の調整)
本発明を医療用貼付剤に使用した実施例を説明する。
実施例の医療用貼付剤として次のように調製した。多糖類(A−3)の0.6gをグリセリン(B−2)40gに添加、攪拌した後、水(C−2)を総重量が100gになるように添加し、更に攪拌を行い、ポリマー水溶液を得た。直径90mmのガラスシャーレーに、伸縮性のガーゼを2枚重ねて敷いた後、ポリマー水溶液を20ml流す。次に110℃に設定したオートクレーブにて10分間加熱した後、ゲルのシートをシャーレーより取りだし、実施例の医療用貼付剤を得た。
比較例として医療用貼付剤を次のように調製した。
実施例の医療用貼付剤の調製において使用した、多糖類(A−3)をポリアクリル酸(D−3)2.0gに置き換えて、同様な方法で調製し、比較例の医療用貼付剤を得た。
上記のようにして得られた各医療用貼付剤を長辺が、ガーゼの伸縮方向になるように、7cm×2.5cm角の大きさに裁断する。次にこの貼付剤を、被験者の右上腕部から、関節が中心になるように、前腕にかけて貼り付ける。
貼り付け後、両端をテープで止め固定する。貼付後24時間日常生活を行ったのち、各貼付剤を除去して除去後の皮膚面を目視判定して、皮膚刺激性および貼付中における貼付感を調べた。
その結果を表7に示す。
優れて皮膚刺激性も少なく、貼付感が良好であることが判る。本発明の伸縮性ゲルにて調製した貼付部位は皮膚面の伸縮運動に追従し、物理的な皮膚刺激性やつっぱり感などを低減できる。また、皮膚に対する刺激性がないことから創傷被覆剤としても使用できる。
(マイクロカプセル油性分散物の調製)
本発明をマイクロカプセル油性分散物(以下、「マイクロカプセル」とする。)に使用した実施例を説明する。
マイクロカプセルを次のように調製した。
(No.) (配合成分) (重量部)
1. グリセリン 40.0%
2. 多糖類(A−3) 0.60%
3. パラオキシ安息香酸メチル 0.10%
4. 1,3−ブチレングリコール 5.00%
5. 精製水 残量
比較例のマイクロカプセルとして、実施例のマイクロカプセルにおいて、多糖類(A−3)をカードラン(D−2)1.0%に置き換えて、同様な方法で調製し、比較例のマイクロカプセルを得た。
本発明をマイクロカプセル含有クリームに使用した実施例を説明する。
実施例のマイクロカプセル含有クリームとして次のように調製した。
(No.) (配合成分) (重量部)
1. ラノリン 7.00
2. ジメチルポリシロキサン 5.00
3. ジメチルポリシロキサン 2.00
4. ミツロウ 3.0
5. ワセリン 5.0
6. スクワラン 34.0
7. ヘキサデシルアジピン酸エステル 10.0
8. プロピレングリコール 5.0
9. モノオレイン酸グリセリン 3.5
10.POE(20)ソルビタンモノオレイン酸エステル 1.0
11.(実施例の)マイクロカプセル 5.0
12.精製水 22.5
防腐剤 適量
香料 適量
比較例のマイクロカプセル含有クリームの調製は、実施例のマイクロカプセル含有クリームにおいて、実施例のマイクロカプセルを比較例のマイクロカプセルに置き換えて、同様な方法で調製し、比較例のマイクロカプセル含有クリームを得た。
10才代から50才代までの各年代から2人ずつ、合計10人のパネラーを選び、を各自、適量のマイクロカプセル含有クリームを両手の甲に着けて伸ばし、「べたつき感」および「なめらかさ」の官能評価を調製直後と12週間後に行なった。
実施例のマイクロカプセル含有クリームは、調製直後と12週間後ともに、10名中8名以上が、べたつきが少なく、さっぱりとした感触およびなめらかな感触があると評価され,12週間後もその感触が維持された。
本発明を親水性成分配合のマイクロカプセル含有口紅に使用した実施例を説明する。
実施例の親水性成分配合、マイクロカプセル含有口紅として次のように調製した。
(No.)(配合成分) (重量部)
1. 二酸化チタン 5
2. 赤色201号 0.6
3. 赤色202号 1
4. 赤色223号 0.2
5. キャンデリラロウ 9
6. 固形パラフィン 8
7. ミツロウ 5
8. カルナバロウ 5
9. ラノリン 11
10.ヒマシ油 5.2
11.2エチルヘキサン酸セチル 20
12.イソプロピルミリステート 10
13.アスコルビン酸リン酸マグネシウム塩添加マイクロカプセル 20
14.酸化防止剤 適量
15.香料 適量
本発明をマイクロカプセル含有頬紅に使用した実施例を説明する。
実施例のマイクロカプセル含有頬紅として次のように調製した。
(No.) (配合成分) (重量部)
1. カオリン 20
2. 二酸化チタン 4.2
3. 酸化鉄(赤) 0.3
4. 赤色202号 0.5
5. セレシン 15
6. ビタミンEアセテート 1
7. 流動パラフィン 15
8. イソプロピルミリステート 5
9.(実施例の)マイクロカプセル 20
10. 酸化防止剤 適量
11. 香料 適量
比較例としてマイクロカプセル含有頬紅は、実施例のマイクロカプセル含有頬紅において、実施例のマイクロカプセルを比較例のマイクロカプセルに置き換えて、同様な方法で調製した。
本発明をスクラブ洗顔料に使用した実施例を説明する。
実施例のスクラブ洗顔料として次のように調製した。
(No.) (配合成分) (重量部)
1. ステアリン酸 12
2. ミリスチン酸 14
3. ラウリン酸 5
4. スクワラン 3
5. ソルビット(70%ソルビトール水溶液)15
6. グリセリン 10
7. 1,3−ブチレングリコール 10
8. 水酸化カリウム 5
9. イオン交換水 15
10. POE(20)グリセロールモノステアリン酸エステル
2
11. アシルメチルタウリン 4
12. (実施例の)マイクロカプセル 5
比較例のスクラブ洗顔料は、実施例のスクラブ洗顔料において、実施例のマイクロカプセルを 比較例のマイクロカプセルに置き換えて、同様な方法で調製し、比較例のスクラブ洗顔料を得た。
10才代から50才代までの各年代から2人ずつ、合計10人のパネラーを選び、を各自、適量のスクラブ洗顔料にて洗顔し、洗顔時の「泡立ち」、「なめらかさ」、洗顔後の「突っ張り感」、「さっぱり感」の官能評価を行った。実施例のスクラブ洗顔料は、10名中8名以上が、洗顔時は、泡立ちがよく、なめらかな感触があると評価され。洗顔後は、10名中8名以上が、突っ張り感がなく、さっぱり感があると評価された。
本発明のスクラブ洗顔料は、特になめらかな感触にすぐれる。
Claims (8)
- 少なくともグルコース、フコース、グルクロン酸、ラムノースを構成単糖とする酸性多糖類を含有し、アルカリゲネス レータス
B−16株細菌の産生する天然多糖類と、多価アルコールと、水を含有する混合物を加熱した伸縮性を有するゲル組成物。 - 上記ゲル組成物は、上記多価アルコールと上記水の重量比が、1:0.05〜1:20であり、かつ上記多価アルコールと上記水の合計量100重量部に対して上記天然多糖類が0.01重量部〜10重量部を含有する請求項1に記載の伸縮性を有するゲル組成物。
- 上記多価アルコールが、グリセリン、ジグリセリン、トリグリセリン、1,3−ブチレングリコール、エチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、ソルビトール、ペンチレングリコールの中から選ばれた請求項1又は請求項2に記載の伸縮性を有するゲル組成物。
- 上記ゲル組成物は、室温における伸び率が50%以上であり、かつ、引っ張り応力が0.1kg/cm2以上である請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の伸縮性を有するゲル組成物。
- 上記ゲル組成物は、相対湿度33%、温度20℃で24時間静置後の保水率が50%以上である請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の伸縮性を有するゲル組成物。
- 少なくともグルコース、フコース、グルクロン酸、ラムノースを構成単糖とする酸性多糖類を含有し、アルカリゲネス レータス
B−16株細菌の産生する天然多糖類と、多価アルコールと、水を混合した後に、該混合物を加熱する伸縮性を有するゲル組成物の製造方法。 - 上記多価アルコールと上記水の重量比が、1:0.05〜1:20であり、かつ上記多価アルコールと上記水の合計量100重量部に対して上記天然多糖類が0.01重量部〜10重量部を混合した後に、該混合物を加熱する請求項6に記載の伸縮性を有するゲル組成物の製造方法。
- 上記多価アルコールが、グリセリン、ジグリセリン、トリグリセリン、1,3−ブチレングリコール、エチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、ソルビトール、ペンチレングリコールの中から選ばれた請求項6又は請求項7に記載の伸縮性を有するゲル組成物の製造方法。
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