JP4235532B2 - 配線用ボックス - Google Patents

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Description

この発明は、建物の壁の内側に配設されて、前方から配線器具が取り付けられる配線用ボックスに関するものである。
従来、建物の壁表側から配線器具等を固定するには、取付け用のビスを、前記配線器具等が取着された器具枠に挿通するとともに、壁内に隠蔽もしくは埋設された配線用ボックスを探し出して、その配線用ボックスに設けられたナットに、前記ビスをねじ込んでいた。
また、配線用ボックスの上下には、その配線用ボックスを、壁を隔てた表側から探知するための、アルミ箔が設けられていた。そして、このアルミ箔は、配線器具取付け用のナットのビス孔を覆うように張られていた(例えば、特許文献1参照)。そして、配線器具を配線用ボックスに取り付けるにあたって、その配線用ボックスと対向する部分の前記壁が切除され、その後、ビスが、アルミ箔を突き破って、前記ビス孔にねじ込まれた。
特開2000−236610
ところで、前記従来の配線用ボックスにおいては、ビス孔にビスを螺入する際に、アルミ箔がビス孔内に挟み込まれて、ビス孔へのビスの螺入を妨げる虞があった。そこで、配線器具を取り付けるにあたって、アルミ箔を除去することも考えられたが、この除去は面倒であった。
この発明は、上記した従来の欠点を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、壁の表側から検出することができ、かつ、配線器具を簡単に取り付けることができる、配線用ボックスを提供することにある。
この発明に係る配線用ボックスは、前記目的を達成するために、次の構成からなる。すなわち、
請求項1に記載の発明に係る配線用ボックスは、建物の壁の内側に配設されて、前方から配線器具が取着部材を用いて取り付けられる、配線用ボックスである。この配線用ボックスは、前面に開口を有する箱形で直方体形状のボックス本体と、そのボックス本体の前面側の、一方側および他方側に設けられて、前記壁を隔てた表側から金属探知器を用いて探知可能となる金属板とを、備える。そして、前記金属板に、前記取着部材が止められる取付部が形成され、かつ、前記一方側に設けられた前記金属板は、前記ボックス本体の周壁のうちの前記一方側の周壁に沿って延びる帯状に形成され、さらに、その表面が前方を向くとともに、前記ボックス本体の周壁から離れて位置して、その金属板と前記ボックス本体の周壁との間に、前記壁を切除する際の切除工具が移動可能な隙間を有するように設けられ、また、前記他方側に設けられた前記金属板は、前記ボックス本体の周壁のうちの前記他方側の周壁に沿って延びる帯状に形成され、さらに、その表面が前方を向くとともに、前記ボックス本体の周壁から離れて位置して、その金属板と前記ボックス本体の周壁との間に、前記壁を切除する際の切除工具が移動可能な隙間を有するように設けられている。
これにより、建物の壁の内側に配設された配線用ボックスに、配線器具を取り付けるには、始めに、配線用ボックスに備わる金属板を、壁を隔てた表側から、金属探知機を用いて探知することで、この配線用ボックスの位置を検出する。そして、配線用ボックスと対向する部分の、前記壁を切除し、配線用ボックスの開口を壁の表側に臨ませる。その後、配線器具を配線用ボックスに取り付けるために、取着部材を、金属板に形成された取付部に止めるようにする。このように、壁の表側から探知される金属板に、配線器具を取り付けるための取付部を形成することで、構成が簡単化され、しかも、従来に見られるようなアルミ箔を用いていないため、そのアルミ箔を除去する必要もない。その上、金属板とボックス本体の周壁との間に隙間が設けられることで、その隙間が、壁を切除する際の、切除工具を逃がす空間となる。したがって、この隙間により、ボックス本体が切除工具によって削られるのを回避することができる。
また、請求項2に記載の発明に係る配線用ボックスのように、請求項1に記載の配線用ボックスにおいて、前記ボックス本体は、前記ボックス本体の周壁の内側にて、前方に臨むボスを備え、そのボスに前記金属板がねじ止めされ、かつ、前記一方側の金属板がねじ止めされる前記ボスは、そのボスと前記ボックス本体の周壁との間に、前記一方側の金属板と前記ボックス本体の周壁との間に設けられた前記隙間と連通する、前記壁を切除する際の切除工具が移動可能な隙間を有するように設けられ、前記他方側の金属板がねじ止めされる前記ボスは、そのボスと前記ボックス本体の周壁との間に、前記他方側の金属板と前記ボックス本体の周壁との間に設けられた前記隙間と連通する、前記壁を切除する際の切除工具が移動可能な隙間を有するように設けられてもよい。
また、請求項3に記載の発明に係る配線用ボックスのように、請求項1または2に記載の配線用ボックスにおいて、前記取着部材は、軸部を備え、そして、前記取付部は、前記軸部が挿通される挿通部と、その挿通部の周縁に設けられて、前記挿通部への前記軸部の押圧による進入を許容するとともに、前記挿通部に挿通された前記軸部と係合してその軸部の抜脱を防止する係止部とを、備えてもよい。これにより、この配線用ボックスに配線器具を取り付ける場合に、この配線用ボックスにおける取付部の挿通部に、取着部材の軸部を押し込むように押圧する。このとき、係止部は、軸部に押圧されて、その軸部の、挿通部への進入を許容する。そして、取着部材の押し込みを終えると、係止部は、軸部と係合し、配線器具は、配線用ボックスに取り付けられる。
また、請求項4に記載の発明に係る配線用ボックスのように、請求項3に記載の配線用ボックスにおいて、前記取付部は、弾性的に撓むとともに基端よりも先端が後方に位置する係止片を有し、その係止片の先端部分が、前記係止部となり、前記軸部は、前記挿通部に、その進入方向に前記係止片を撓ませるようにして進入してもよい。このように、係止部が、弾性的に撓むとともに基端よりも先端が後方に位置する係止片の先端部分からなることで、挿通部への軸部の押圧による進入を容易に許容することができ、また、係止部が、挿通部に挿通された軸部と係合して、その軸部の抜脱を確実に防止する。
また、請求項5に記載の発明に係る配線用ボックスのように、請求項4に記載の配線用ボックスにおいて、前記金属板には、前記挿通部となる通孔が明けられるとともに、その通孔の右側および左側に、上下に位置するように各一対の切り込みが設けられており、これら各一対の切り込み間が、前記通孔を挟んで対向位置する、前記係止片となっていてもよい。
以上、詳述したところから明らかなように、この発明に係る配線用ボックスによれば、壁の表側から探知される金属板を備えることで、この配線用ボックスを、壁の表側から検出することができる。その上、その金属板に、配線器具を取り付けるための取付部を形成することで、構成が簡単化される。しかも、従来に見られるようなアルミ箔を用いていないため、そのアルミ箔を除去する必要もなく、配線器具をこの配線用ボックスに簡単に取り付けることができる。さらに、金属板とボックス本体の周壁との間に隙間が設けられることで、その隙間が、壁を切除する際の、切除工具を逃がす空間となり、ボックス本体が切除工具によって削られるのを回避することができる。
以下、この発明に係る配線用ボックスを実施するための最良の形態を図面に基づいて説明する。
図1ないし図3は、本発明に係る配線用ボックスの一実施の形態(参考例)を示す。図中符号1は、建物の壁である。2は、コンセントとかスイッチ等の配線器具である。3は、その配線器具2を保持する保持材としての保持パネルである。4は、取着部材としての、軸部4aを備えるビスである。5は、配線用ボックスであって、前記建物の壁1の内側に配設される。
ここで、保持パネル3は、枠状に形成されており、その枠内に、配線器具2が取り付けられる。そして、保持パネル3は、その各側、例えば上下の各側に、ビス4が挿通される孔3aが明けられている。
配線用ボックス5は、例えば合成樹脂製であって、その配線用ボックス5には、前方から配線器具2が、取着部材としてのビス4を用いて取り付けられる。この配線用ボックス5は、前面に開口6aを有する箱状のボックス本体6と、そのボックス本体6の前面側の、一方側および他方側に設けられて、壁1(詳細には、壁パネル)を隔てた表側から金属探知器を用いて探知可能となる金属板7とを、備える。そして、この金属板7に、前記ビス4が止められる取付部7aが形成されている。詳細には、取付部7aは、ビス4の軸部4aが挿通される挿通部7bと、その挿通部7bの周縁に設けられて、挿通部7bへの軸部4aの押圧による進入を許容するとともに、挿通部7bに挿通された軸部4aと係合してその軸部4aの抜脱を防止する係止部7cとを、備える。
具体的には、ボックス本体6は、前方が開放した箱形形状、例えば直方体形状、特に縦長となる直方体形状をしている。そして、このボックス本体6には、その周壁6bに相対向するように、スリット6c、6cが貫通形成されている。このスリット6cは、図示実施の形態においては、周壁6bとなる左壁6dおよび右壁6eの、上部および下部に、上下方向が長手となるように形成されてる。また、金属板7は、ステンレス鋼板等の金属材料からなり、例えば帯状に形成されて、ボックス本体6の前面側の、一方側および他方側となる上下の各側に設けられる。すなわち、この金属板7は、ボックス本体6に形成されたスリット6c、6cに差し込まれるようにして、周壁6b(図示実施の形態においては、左壁6dおよび右壁6e)に渡されて、そのボックス本体6に取付固定される。このように、金属板7は、ボックス本体6のスリット6c、6cに差し込まれることで、そのボックス本体6に、簡単に取り付けられる。なお、このとき、金属板7は、その表面が前方を向いている。また、金属板7は、各端が折曲げ形成されて、スリット6c、6cから抜止めされる。
この金属板7に形成された前記取付部7aは、弾性的に撓むとともに基端よりも先端が後方に、すなわち、取着部材としてのビス4の進入方向側に、位置する係止片7d、7dを有している。そして、その係止片7dの先端部分が、前記係止部7cとなっている。そこで、ビス4の軸部4aは、前記挿通部7bに、その進入方向に前記係止片7dを撓ませるようにして進入する。
より詳細には、金属板7には、例えば中央部分に、前記挿通部7bとなる通孔701が明けられている。そして、その通孔701から延びるように、切り込み702、702が形成され、その切り込み702、702間が、後方に折れ曲がった前記係止片7dとなっている。この切り込み702は、図示実施の形態においては、通孔701の右側および左側に、上下に位置するように各一対設けられており、これら各一対の切り込み702、702間が、挿通部7bである前記通孔701を挟んで対向位置する、前記係止片7d、7dとなっている。
次に、以上の構成からなる配線用ボックス5の作用効果について説明する。この配線用ボックス5は、予め、建物の壁1の内側の柱等に、木ねじ等の固着具により取り付けられている。そこで、この壁1の内側に配設された配線用ボックス5に、配線器具2を取り付けるには、始めに、配線用ボックス5に備わる金属板7を、壁1を隔てた表側から、金属探知機を用いて探知するようにして、この配線用ボックス5の位置を検出する。このように、配線用ボックス5が、壁1の表側から探知される金属板7を備えることで、この配線用ボックス5を、壁1の表側から検出することができる。そして、例えばホルソー等を用いて、配線用ボックス5と対向する部分の、壁1を切除して、壁孔1bを明け、配線用ボックス5の開口、つまりはボックス本体6の開口6aを壁1の表側に臨ませる。その後、配線器具2を配線用ボックス5に取り付けるために、壁孔1b部分における、壁1の表側に、配線器具2が取り付けられた保持パネル3を宛がう。そして、ビス4(詳細には、軸部4a)を、保持パネル3の孔3aに通し、この配線用ボックス5の金属板7に形成された取付部7aに止めるようにする。すなわち、取付部7aに備わる挿通部7b(通孔701)に、ビス4の軸部4aを押し込むように押圧する。このとき、係止部7c、7cは、軸部4aに押圧されて、その軸部4aの、挿通部7b(通孔701)への進入を許容する。そして、ビス4の押し込みを終えると、係止部7cは、軸部4a(詳細には、軸部4aの雄ねじ部)と係合し、配線器具2は、配線用ボックス5に取り付けられる。このように、壁1の表側から探知される金属板7に、配線器具2を取り付けるための取付部7aを形成することで、構成が簡単化される。しかも、従来に見られるようなアルミ箔を用いていないため、そのアルミ箔を除去する必要もなく、配線器具2をこの配線用ボックス5に簡単に取り付けることができる。
また、金属板7の取付部7aに備わる係止部7cは、弾性的に撓むとともに基端よりも先端が後方に位置する係止片7dの先端部分からなっている。これにより、挿通部7b(通孔701)への軸部4aの押圧による進入を容易に許容することができ、しかも、係止部7cが、挿通部7b(通孔701)に挿通された軸部4aと係合して、その軸部4aの抜脱を確実に防止することができる。
反対に、配線用ボックス5から配線器具2を取り外す場合には、係止部7cが係合したビス4(詳細には、軸部4a)を、その緩み方向に回動する。こうすることで、ビス4は、後退し、取付部7aから取り除かれて、配線器具2は、保持パネル3とともに、配線用ボックス5から取り外される。
また、ボックス本体6に設けられた金属板7、7により、壁1を切除する際の切除工具の、それ以上の進入を防ぐことができ、このボックス本体6を切除工具から保護することができる。
ところで、配線用ボックス5に配線器具2を取り付ける際に、金属板7の挿通部7b(通孔701)に、ビス4の軸部4aを押し込んだ後、さらに、そのビス4を、その締付け方向に回動してもよい。このように、ビス4の回動を加えることで、この配線用ボックス5に配線器具2を強固に固定することが可能となる。特に、図示実施の形態においては、挿通部7b(通孔701)に、ビス4の軸部4aを押し込んだ後、そのビス4を、その締付け方向に回動すると、係止片7d、7dは、前方側に撓む。このとき、係止片7d、7dは、そのばね性により、元に戻ろうとし、その戻ろうとするばね力が、ビス4を引き込むように作用する。こうして、この係止片7dのばね力により、ビス4が緩むのを防止することができる。
なお、本発明は、上述した実施の形態に限定されるわけではなく、その他種々の変更が可能である。例えば、金属板7は、ボックス本体6に、スリット6c、6cに差し込まれるようにして取り付けられなくとも、図4および図5に示すように、ボックス本体6に、ねじ止めされてもよい。すなわち、ボックス本体6は、底壁6f(後壁)から突出するボス6gを備えている。一方、金属板7には、孔7e、7eが明けられている。そこで、取付ネジ8が、前記孔7eを通り、前記ボス6gにねじ込まれる。もっとも、取付ネジ8は、ボス6gに直接ねじ込まれなくとも、例えば、ボス6gに埋設されたナットにねじ込まれてもよい。この配線用ボックス5によると、金属板7が、ボックス本体6にねじ止めされることで、そのボックス本体6に確実に取り付けられる。また、この図4および図5においては、金属板7は、その金属板7とボックス本体6の周壁6bとの間に、壁1を切除する際の切除工具(例えば、ノコギリ、特に細幅のノコギリ)が移動可能な隙間9を有するように設けられている。つまり、上側の金属板7においては、周壁6bとなる、左壁6d、右壁6eおよび上壁6hから離れて位置しており、また、下側の金属板7においては、同じく周壁6bとなる、左壁6d、右壁6eおよび下壁6iから離れて位置している。そして、このように、金属板7とボックス本体6の周壁6bとの間に隙間9が設けられることで、その隙間9が、壁1を切除する際の、切除工具を逃がす空間となる。したがって、この隙間9により、壁孔1bを容易に明けることができ、また、ボックス本体6が切除工具によって削られるのを回避することができる。しかも、この隙間9によって、切除工具が案内されるので、壁孔1bを正確に明けることができる。
また、金属板7を、ボックス本体6に取り付ける構造は、以上に示す構造に限定されるものではなく、どのような構造であってもよい。
また、配線器具2は、ボックス本体6に、保持パネル3を介して取り付けられるが、保持パネル3を介すことなく、直接取り付けられてもよい。
また、取着部材は、軸部4aに雄ねじが形成されたビス4でなくとも、例えば、軸部4aに、リング状の凸条が、軸方向に並んで設けられるもの等であってもよい。
また、金属板7の取付部7aにおける係止部7cは、軸部4aの押圧による進入を許容するように形成されているが、雄ねじが形成された軸部4aの回転による進入を許容するように、雌ねじからなっていてもよい。
この発明に係る配線用ボックスの一実施の形態(参考例)の、縦断面図である。 同じく、配線用ボックスの正面図である。 同じく、図2におけるA−A線による断面図である。 この発明に係る配線用ボックスの他の実施の形態の、配線用ボックスの正面図である。 同じく、図4におけるB−B線による断面図である。
符号の説明
1 建物の壁
2 配線器具
4 ビス(取着部材)
4a 軸部
5 配線用ボックス
6 ボックス本体
6a 開口
6b 周壁
6g ボス
7 金属板
7a 取付部
7b 挿通部
7c 係止部
7d 係止片
9 隙間

Claims (5)

  1. 建物の壁の内側に配設されて、前方から配線器具が取着部材を用いて取り付けられる、配線用ボックスであって、
    前面に開口を有する箱形で直方体形状のボックス本体と、そのボックス本体の前面側の、一方側および他方側に設けられて、前記壁を隔てた表側から金属探知器を用いて探知可能となる金属板とを、備え、
    前記金属板に、前記取着部材が止められる取付部が形成され、かつ、
    前記一方側に設けられた前記金属板は、前記ボックス本体の周壁のうちの前記一方側の周壁に沿って延びる帯状に形成され、さらに、その表面が前方を向くとともに、前記ボックス本体の周壁から離れて位置して、その金属板と前記ボックス本体の周壁との間に、前記壁を切除する際の切除工具が移動可能な隙間を有するように設けられ、また、
    前記他方側に設けられた前記金属板は、前記ボックス本体の周壁のうちの前記他方側の周壁に沿って延びる帯状に形成され、さらに、その表面が前方を向くとともに、前記ボックス本体の周壁から離れて位置して、その金属板と前記ボックス本体の周壁との間に、前記壁を切除する際の切除工具が移動可能な隙間を有するように設けられていることを特徴とする配線用ボックス。
  2. 前記ボックス本体は、前記ボックス本体の周壁の内側にて、前方に臨むボスを備え、そのボスに前記金属板がねじ止めされ、かつ、
    前記一方側の金属板がねじ止めされる前記ボスは、そのボスと前記ボックス本体の周壁との間に、前記一方側の金属板と前記ボックス本体の周壁との間に設けられた前記隙間と連通する、前記壁を切除する際の切除工具が移動可能な隙間を有するように設けられ
    前記他方側の金属板がねじ止めされる前記ボスは、そのボスと前記ボックス本体の周壁との間に、前記他方側の金属板と前記ボックス本体の周壁との間に設けられた前記隙間と連通する、前記壁を切除する際の切除工具が移動可能な隙間を有するように設けられていることを特徴とする請求項1に記載の配線用ボックス。
  3. 前記取着部材は、軸部を備え、
    前記取付部は、前記軸部が挿通される挿通部と、その挿通部の周縁に設けられて、前記挿通部への前記軸部の押圧による進入を許容するとともに、前記挿通部に挿通された前記軸部と係合してその軸部の抜脱を防止する係止部とを、備えることを特徴とする請求項1または2に記載の配線用ボックス。
  4. 前記取付部は、弾性的に撓むとともに基端よりも先端が後方に位置する係止片を有し、その係止片の先端部分が、前記係止部となり、
    前記軸部は、前記挿通部に、その進入方向に前記係止片を撓ませるようにして進入することを特徴とする請求項3に記載の配線用ボックス。
  5. 前記金属板には、前記挿通部となる通孔が明けられるとともに、その通孔の右側および左側に、上下に位置するように各一対の切り込みが設けられており、これら各一対の切り込み間が、前記通孔を挟んで対向位置する、前記係止片となっていることを特徴とする請求項4に記載の配線用ボックス。
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