JP4235152B2 - 用紙折り装置、及び画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は画像形成装置の後処理装置として利用される用紙折り装置の改良に関する。
従来から複写機、プリンタ、ファクシミリ装置等の電子写真式画像形成装置から排出されたコピー用紙や記録紙や印刷紙等の用紙の任意の位置に任意の折れ目を形成する機能を有した用紙折り装置が知られている。
例えば、特許第3173121号には、用紙を搬送させる用紙搬送手段と、用紙の端縁をすくい上げる第1の位置と、すくい上げた用紙の端縁を折り込む第2の位置との間で上下動可能な端縁折り部材を有する端縁折り込み手段と、前記端縁折り部材の近傍において用紙の到達を検知する用紙検知手段と、この用紙検知手段により用紙の到達が検知された後、一定のタイミングで前記紙折り部材を第1の位置に設定するとともに、前記端縁折り部材に用紙の端縁が載った後、一定のタイミングで前記端縁折り部材を第2の位置に設定し、その下に用紙の端縁を折り込ませるよう制御する端縁折り制御装置と、前記端縁が折り込まれた用紙をニップして前記端縁を折り上げる折りローラ対を有する端縁折り上げ手段とを備えた端縁折り装置が開示されている。
また、実用新案登録第2524155号には、用紙搬送路に配置する耳折り用のローラ装置と、前記耳折り用のローラ装置の上流部に所定の間隔を介して配置する搬送ローラ装置とを備え、前記耳折り用のローラ装置および前記搬送ローラ装置の間には、用紙検知部材を配置するとともに、前記用紙検知部材の信号にもとづいて、用紙搬送路に突出して用紙の角の部分を湾曲させる部材が配置され、前記用紙検知部材の用紙検知信号により用紙の角の部分を湾曲させる部材を作動させて、用紙の角の部分を湾曲させながら用紙を搬送ローラ装置により搬送し、前記用紙の角の湾曲された部分を耳折り用のローラ装置のローラ間に挿入することより耳折りを行うようにした用紙の耳折り装置が開示されている。
また、特許第2849914号には、互に同期駆動される少なくとも一対のローラを用紙搬送路に沿って設け、該一対のローラの各々に、当該一対のローラの回転により、互に係合し合って用紙に対して用紙搬送方向と直交する方向に折り目を付けるための凹溝及び突起をそれぞれ設け、該一対のローラの、用紙搬送方向の上流側に、搬送される用紙の先端を検知するための用紙検知手段を設け、該用紙検知手段によって用紙の先端が検知されたときカウントを開始するカウンタを設けると共に、前記一対のローラとその駆動源との間に配置され、かつ駆動源からの回転を一対のローラに伝達するオン状態と駆動源からの回転を一対のローラに伝達しないオフ状態とに切換え制御され、かつ前記カウンタがカウントを開始してからそのカウント数が予め定められた値に達すると、それまでのオフ状態からオン状態に切換え制御されるクラッチを設けた用紙折り装置が開示されている。
特許第3173121号 実用新案登録第2524155号 特許第2849914号
上記各従来技術では、複数のローラの協働により用紙に折り目を形成したり、或いは2つのローラに夫々設けた凹溝と凸部との間で用紙を挟みつつ回転を制御することにより折り目を付けていた。しかし、搬送経路内における紙詰まり発生時のように、装置本体側に異常が発生して装置の稼働を停止したときに、ローラ間に用紙が巻き付いていたり、2つのローラに夫々形成した凹溝と凸部とのかみ合い部に用紙が挟まっていると、紙詰まりの除去を行う際に妨げとなり、用紙を切り裂いてしまう恐れがある。
本発明では、折り目形成用のローラ間に用紙が挟まった状態で装置を停止させる状況に陥ったとしても、完全停止前にローラに対する紙のからみつきを解除するように制御することにより、紙詰まり除去時に用紙の破損を防止することを目的としている。
また、用紙折り装置の電源をオンしたときにローラ間に用紙が挟まった状態にある場合に於いても、紙詰まり除去を行う際に妨げとなり用紙を切り裂いてしまう恐れがある。
本発明では、上記と同様に稼動開始前に、ローラに対する用紙のからみつきを解除するように制御することにより、紙詰まり状態の悪化を防止することを目的としている。
請求項1の発明は、用紙を搬送する用紙搬送手段と、用紙搬送手段によって搬送される用紙に折り目を形成するために互いにニップして回転する第1の用紙折り手段、及び第2の用紙折り手段と、制御手段と、を有する用紙折り装置において、前記第1の用紙折り手段と第2の用紙折り手段は、夫々周面に折り目形成部と平面部を備え、第1と第2の用紙折り手段の各平面部が対向した待機状態では、両平面部間に通紙可能なギャップを形成するように構成され、前記制御手段は、用紙搬送手段における紙詰まり発生時に、前記第1、及び第2の用紙折り手段を待機状態まで回転させて停止させるように制御することを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1において、前記制御手段は、前記用紙が用紙搬送手段内で滞留しているにも拘わらず装置本体の電源がONされたとき、第1、及び第2の用紙折り手段を待機状態まで回転させて停止させることを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1又は2において、前記用紙折り装置の内部を開閉するカバーを開放したときに、第1、及び第2の用紙折り手段を隠蔽するか、或いは奥側に配置して接触できないように構成したことを特徴とする。
請求項4の発明に係る画像形成装置は、請求項1、2、又は3に記載の用紙折り装置を備えたことを特徴とする。
本発明では、紙詰まり発生時に、折り目形成用の凹部を持つローラと凸部を持つローラを待機状態(ローラ同志が接触せずに用紙の通過を可能とする状態)まで回転させて停止させることにより、紙詰まり除去作業の妨げにならないようにするものである。
また、用紙折り装置の電源をONした時に、用紙折り装置を含む用紙搬送手段内で用紙が滞留していて、凹部と凸部とがかみ合っている状態になっている場合も同様に紙詰まり除去を行う際に妨げとなり用紙を切り裂いてしまう恐れがある。そこで、本発明では、電源ON時に用紙搬送手段内に用紙が滞留していた場合、前記凹溝を持つローラと凸部を持つローラを待機状態まで回転させ停止させることにより、紙詰まり除去作業の妨げにならないようにする。
また、紙詰まり発生時等に用紙折り装置のカバーを開放してジャム処理をしようとする場合に、用紙折りローラ等の可動部が露出している場合には危険があるため、装置の稼働を停止させるインタロック機能が作用する。しかし、安全のため動作を停止させた場合、請求項1の制御を行うことができないという問題点がある。そこで、本発明では、用紙折り装置のカバーを開けて内部を露出させた場合に、用紙折り手段をユーザが触ることのできないような構造とすることにより、カバーが開いた場合に直ちに動作を停止させずに、上記の如き待機状態まで移行させた上で、動作を停止させるようにした。一方で、滞留した用紙を含んだ用紙搬送手段を手動操作させるダイヤルを設けて用紙の排出を可能としている。
以下、本発明の用紙折り装置(端縁折り装置)を図面に基づいて詳細に説明する。
なお、以下の実施形態では用紙の端縁に折り目を形成する装置例を示すが、本発明は用紙端縁に限らず用紙の任意の位置に折り目を形成する装置にも適用可能である。
図1は本発明の端縁折り装置(用紙折り装置)と、この端縁折り装置を後処理装置として連結した複写機の概略断面図である。図2〜図5は端折り装置の動作を示す正面図、図6は端縁折りローラ対が用紙に折り目を付けるときの動作図、図7は端縁折り装置の上面図、図8は端縁折り装置のブロック図、図9は本実施例のフローチャートを示す。
まず、図1により装置全体の構成について説明する。符号200は複写装置本体、符号1は複写装置本体200の用紙排出側側面に連結する後処理装置としての端縁折り装置である。端縁折り装置(用紙折り装置)1は、装置本体200との連結部6と、用紙P先端の端縁を折る端縁折り部(用紙折り部)2と、用紙を搬送方向にジャバラ状に折るジャバラ折り部3と、ジャバラ折り部3にてジャバラ状に折られた用紙をA4の大きさに垂直方向に折るクロス折り部4と、クロス折り部4にてA4サイズに折られた用紙を排出しスタックするスタッカー5と、を備えている。
複写装置本体200には画像読取装置206が配置されていると共に、その下部に手差し給紙台208が配置されている。この手差し給紙台208にセットされた用紙を給紙する際には、この用紙はレジストローラ207により一時停止され、タイミングをとって作像ユニット206に供給される。作像ユニット206では、感光体206a上に画像データに対応して形成された潜像がトナーにより現像され、このトナーが用紙に転写され、定着装置210により定着される。定着装置210でトナーが定着された記録済用紙は記録済用紙排出ロール211により、紙折りを行う場合は端縁折り装置1へ排出される。また、紙折りを行わない場合は、図示されていない切換爪により上排紙ローラ209へ導かれ本体胴内に排出される。
次に用紙を折る場合は記録済用紙排出ロール211により用紙Pは端縁折り装置1に送られ連結部6を通り、端縁折り部2の入り口搬送ローラ対16にて用紙が送られ、用紙端縁を折る場合は端縁折り部2により用紙先端の端縁を折られる。用紙の端縁折りのパターンとしては、用紙を搬送しながら用紙端縁を折る場合と、用紙の搬送を一旦停止して用紙端縁を折る場合との2つのパターンがある。端縁折り部2にて用紙を一旦停止させつつその端縁を折る場合は、複写装置本体200に用紙後端がかかっていることがあるので、この場合は複写装置本体200側が用紙の搬送を続ける一方で、連結部6に設けられて上下動する可動式の入り口ガイド板40が点線で示すように下方へ開放して用紙の中間部、後部を下方へ退避させる。従って、用紙Pはその先端の搬送が停止したままで複写機本体200側から排出され続けることが可能になっている。
端縁折り部2により用紙先端の端縁を折られた後、用紙はジャバラ折り部3により搬送方向にジャバラ状に折られ、さらに用紙はクロス折り部4によりA4の大きさに折られ、スタッカー5にスタックされる。
次に端縁折り部2について図2等により説明する。図1の端縁折り部2を拡大したのが図2である。図2の上面図が図7である。図7において、入り口搬送ローラ(用紙搬送手段)16の下流側、軸方向中央近傍に用紙の先端位置を検知する先端検知センサ17が配置される。そのさらに下流側には、端縁折りの折り目の角度Q(搬送方向と直交する幅方向との間の角度)と同じ角度となるようにローラ軸中心が配置された端縁折りローラ(第1の用紙折りローラ、第1の用紙折り手段)14、端縁折りローラ(第2の用紙折りローラ、第2の用紙折り手段)15を配置している。さらに下流側には用紙搬送方向とローラ軸中心が直交する折りローラ対(用紙搬送手段)11が配置されている。つまり、折りローラ対11は幅方向と平行(搬送方向と直交方向)に延びる一方で、端縁折りローラ14、15は幅方向と角度Qだけ交差するように構成されている。なお、図7に示すように端縁折りローラ14、15は一方の軸端部14A、15Aが横方向へ回動自在に軸支されているため、端縁折りローラ14、15は軸端部14A、15Aを回動中心として所定の角度切換範囲内で回動し、幅方向に対する角度Qが角度Q’との間で切換可能となっている。
なお、用紙搬送手段とは、例えばローラ対16からローラ対11までに至る搬送経路を含む端縁折り装置内の搬送経路である。
入り口搬送ローラ16の他方の軸端部にはプーリ28がその軸心を固定され、折りローラ11の他方の軸端部にはプーリ21が固定され、各プーリ21、28は駆動ベルト22により連結されて駆動力の伝達を受ける。
さらに入り口搬送ローラ16のプーリ28は、搬送モータ30の出力軸に固定されたプーリ31と駆動ベルト29を介して連結され、折りローラ11および入り口搬送ローラ16は搬送モータ30により回転、停止させられる構成になっている。
端縁折りローラ14、15は、完全な円筒体ではなく、しかも夫々異なった形状を有している。一方の端縁折りローラ(凸ローラ)14は、周面の一部から鋭角状に突出した凸部(折り目形成部)14aと、凸部14aの回転方向下流側の傾斜面を延長した傾斜側面14bと、傾斜側面14bの他端縁を屈曲させた平面部14cと、平面部14cと凸部14aの他方の傾斜面裾部とを連結する円弧部14dとを有している。凸部14a以外の各部14b、14cは、円弧部14dを延長形成した円形の周面内に納まるように構成されている。なお、符号24、25、26は図7にも示したギヤである。
なお、この例では凸部14aを鋭角の突起として示したがこれは一例に過ぎず、形成しようとする折り目の形状に応じて凸部14aの全体形状、先端形状を種々変更することができる。従って、例えば、先端だけを平坦にしたり、円弧状にしたり、或いは全体形状を鈍角状にしたり、矩形にしてもよい。
他方の端縁折りローラ(凹ローラ)15は、周面の一部が端縁折りローラ14の凸部14aと嵌合するように構成された凹部(折り目形成部)15aとなっており、凹部15aと対向する位置(周面)には平面部15cが形成され、凹部15aと平面15cとの間には夫々円弧部15bが形成されている。凹部15aの形状は凸部14aの形状の変化に応じて変更可能である。
なお、平面部14c、15cの面は、必ずしも平坦面である必要はなく、待機状態において互いに干渉せず、用紙を通過させ得る程度のギャップが形成される形状であれば、多少凸状、凹状であってもよい。
凸部14aと凹部15aとが図3のように嵌合し用紙端縁に折り目を付ける構成となっている。さらに、両端縁折りローラ14、15に夫々設けた平面部14c、15cは、待機状態を示す図2のように通常の待機位置ではこの平面部同志がそれぞれ通紙経路に対し平行に向いていて通紙ギャップを形成し、通紙の妨げにならない状態となっている。従って端縁折りを行わない場合、端縁折りローラ14、15は図2の待機位置のままの状態を保つ。さらに、一方の端縁折りローラ14の軸端にはギヤ25、他方の端縁折りローラ15の軸端にはギヤ26がそれぞれ固定され、両ギヤ25、26同志は噛合している。そして、ギヤ25はさらに端縁折りモータ23の出力軸に固定されたギヤ24と連結している。従って、端縁折りローラ14、15は端縁折りモータ23により回転、停止の駆動制御を受ける構成になっている。
さらに図7のように、端縁折りローラ14(端縁折りローラ15でもよい)の軸端部には外径方向へ突出した遮光部14eを有し、この遮光部14eがホームポジションセンサ27(以下、HPセンサ)を端縁折りローラ14、15の待機位置で遮光し、このときHPセンサ27がON信号を送ることにより、制御手段が待機位置を検出する構成になっている。つまり、遮光部14eの突出角度は、端縁折りローラ14、15の平面部14c、15c同志が平行に対向し合った状態(図2の状態)か否かをHPセンサ27が検知できるように設定されている。
また、制御系の構成としては図8のように複写装置本体200に装備される操作部201により、ユーザが用紙に折りを形成する・形成しないの選択、さらに用紙を折る場合は端縁を折る・折らないの入力操作を行う。その入力信号は本体制御基板(制御手段)202に伝達され、さらにその信号は端縁折り装置1に装備される紙折りコントローラ(制御手段)100に伝達され、紙折り動作を実行させるための制御を行う。また、端縁折り動作はこの紙折りコントローラ100により制御され、先端検知センサ17とHPセンサ27の入力信号に基づいて端縁折りモータ23と搬送モータ30の回転、停止制卸を行っている。
本発明の一つの特徴は、用紙を搬送させる用紙搬送手段11、16と、用紙搬送手段によって搬送される用紙に折り目を形成するために回転する第1の用紙折り手段14と、第1の用紙折り手段14により折り目を形成した用紙をさらに折り込むために第1の用紙折り手段とニップして回転する第2の用紙折り手段15と、制御手段100と、を有する用紙折り装置1において、第1の用紙折り手段14と第2の用紙折り手段15は、夫々周面に折り目形成部14a、15aと平面部14c、15cを備え、第1と第2の用紙折り手段の各平面部14c、15cが対向した待機状態では、両平面部間に通紙可能なギャップを形成するように構成されている。更に制御手段100は、用紙搬送手段1、16における紙詰まり発生時に、第1、及び第2の用紙折り手段14、15を待機状態まで回転させて停止させるように制御するようにした点にある。
次に実施例についての動作を図2〜5および図9のフローチャートに基づいて説明する。
まず、装置本体200側の操作部201に対する操作により端縁折り信号が出力されると(S0)、その信号は本体制御基板202を介して紙折りコントローラ100に入力される。そこで、紙折りコントローラ100は端縁折りローラ14、15が待機位置に有るか否かを、HPセンサ27の検知信号(遮光部14eの検知信号の有無)に基づいて確認する(Sl)。HPセンサ27がONでない場合、つまり遮光部14eを検知していない場合には、HPセンサ27が遮光部14eを検知するまで端縁折りモータを回転させ(S2)、遮光部14eの検知(HPセンサON)により端縁折りローラ14、15が図2の待機位置に来たことが確認されると(S3)、端縁折りモータを停止させる(S4)。
この状態で搬送モータ30を回転開始し(S5)、図2のように折りローラ11および入り口搬送ローラ16を矢印で示す搬送方向に回転させ、複写装置本体200の排出ローラ211により記録済用紙が送られてくるのを待機する。
用紙Pが図2のように入り口搬送ローラ16に達し、用紙の先端が先端検知センサ17をONさせると(S6)、そのtn秒後に端縁折りローラ14、15の凹凸部が用紙の折り目形成位置で嵌合するように端縁折りモータ23も回転開始し、端縁折りローラ14、15は図2の矢印方向に回転を開始する(S7)。さらにta秒後には図3のように端縁折りローラ14、15の凹凸部が端縁折り目の位置で嵌合し、用紙の端縁(端縁寄りの紙面適所)を折り返す。この後も、搬送モータ30および端縁折りモータ23は回転し続けて、図4のように用紙に折り目を付け、各ローラ対16、11は搬送を続け、用紙の先端折り目の部分から徐々に折りローラ11に進入し、図5にように端縁折り目の部分が折りローラ11のニップを通過すると端縁折りは完全に折り畳まれる。続いて、紙折りコントローラ100は端縁折りローラ14、15が待機位置に達してHPセンサ27をONさせるか否かを監視し(S9)、HPセンサ27がONすると端縁折りモータ23を停止させ(S10)、端縁折りローラ14、15が待機位置を保つ。その後、用紙後端が折りローラ11のニップを通過するタイミングで搬送モータ30を停止させる(S11)。
次に、上記動作中に紙詰まり等の異常が発生した場合の処理を図10のフローチャートに示す。
まず、端縁折り装置の用紙搬送手段16、11等に異常が発生し、制御手段100が紙詰まり発生と判断すると(S20)、紙折りコントローラ100は端縁折りローラ14、15が待機位置に有るか否かをHPセンサ27の検知信号を確認することにより判定し(S21)、HPセンサ27がONでない場合には端縁折りモータを所定量回転させ(S22)、HPセンサ27がONすることによって端縁折りローラ14、15が待機位置に来たことが確認されると(S23)、端縁折りモータを停止させる(S24)。この処理が終わった後、端縁折り装置は操作部にて紙詰まりの表示をする(S25)。
このように本実施形態では、紙詰まり発生時、前記凹溝を持つローラと凸部を持つローラを待機状態まで回転させて停止させることにより、紙詰まり除去作業の妨げにならないようにすることができる。
次に、端縁折り装置1、或いは装置本体200の電源ON時に、端縁折り装置1の搬送経路上に用紙が滞留していた場合の処理を図11のフローチャートに示す。
まず、装置の電源をONした後、用紙検知センサ17が搬送経路内に滞留している用紙がないか否かを確認する(S30)。用紙が滞留していると判断すると(S31)、紙折りコントローラ100は端縁折りローラ14、15が待機位置に有るか否かをHPセンサ27の信号を確認することにより判定し(S32)、HPセンサ27がONでない場合(待機位置にない場合)、端縁折りモータをHPセンサ27がONするまで回転させ(S33)、HPセンサがONして端縁折りローラ14、15が待機位置に来ると(S34)、端縁折りモータ23を停止させる(S35)。この処理が終わった後、端縁折り装置は操作部にて滞留している用紙があることの表示を実施する(S36)。
即ち、端縁折り装置(画像形成装置本体)の電源をONした時に、第1の端縁折りの機構内で用紙が滞留していて、前記凹部と凸部とがかみ合っている状態になっている場合も同様に紙詰まり除去を行う際に妨げとなり用紙を切り裂いてしまう恐れがある。そこで、本発明では、電源ON時に端縁折り装置の搬送経路内に用紙が滞留していた場合、凹溝を持つ端縁折りローラ14と凸部を持つ端縁折りローラ15を図2に示した待機状態まで回転させて停止させることにより、紙詰まり除去作業の妨げにならないようにすることができる。
次に、図12は端縁折り装置側面にカバーをつけた図である。また、図13は端縁折り装置の上面図であり、図7に示した折りローラ11と入り口搬送ローラ16の各ローラの軸端部に夫々ユーザの手動操作によって各ローラ対を回転させることができるダイヤル32、33を取り付けた図となっている。
紙詰まりを除去するにあたり、ユーザは図12に示した端縁折り装置側面のカバー50を開けて内部を露出させ、図13のダイヤル32、33を前進方向へ回し、用紙を送り、取り出し易い状態にして取り出す。このとき、端縁折りローラ14、15はカバー50側よりも奥に設置されていることでユーザは触れることのできない構造となっている。
即ち、端縁折り装置内で紙詰まりが発生した場合に、端縁折り装置のカバー50を開くことにより、従来の端縁折り装置ではインタロックスイッチの作動により、安全確保のため可動部の動作が直ちに停止する。しかしこの場合には、図10のフローチャートに示した待機状態への移行のための制御が実施できなくなる。
そこで、本発明では、端縁折り装置のカバー50を開けても、端縁折り部2の機構については、ユーザが手で触ることができないような構造(可動部を隠蔽する構造や、可動部を奥側に配置する構造)とすることにより、紙詰まりが発生してカバー50を開いたことにより可動部の動作が停止しても、各端縁折りローラを待機状態まで回転させ、停止させるようにしている。このため、カバー開放時であっても可動部にユーザの手が触れることがなくなり、怪我を防止できる。しかも、上記の各ダイヤル32、33を手動操作によって回転させることにより詰まった用紙を搬送経路外に排出させることができる。
また、上記実施形態では用紙折り装置を画像形成装置の後処理装置として説明したが、画像形成装置自体が用紙折り装置を装備する場合も含まれる。
本発明の端縁折り装置(用紙折り装置)と、この端縁折り装置を後処理装置として連結した複写機の概略断面図。 本発明の用紙折り装置の動作を説明するための側面図。 本発明の用紙折り装置の動作を説明するための側面図。 本発明の用紙折り装置の動作を説明するための側面図。 本発明の用紙折り装置の動作を説明するための側面図。 用紙折りローラ対が用紙に折り目を付けるときの動作説明図。 用紙折り装置の上面図。 用紙折り装置の制御系のブロック図。 本発明の動作説明のためのフローチャート。 本発明の一実施形態にかかる動作を説明するためのフローチャート。 本発明の他の実施形態にかかる動作を説明するためのフローチャート。 本発明の他の実施形態に係る装置構成を説明するための構成図。 本発明の他の実施形態に係る用紙折り装置の上面図。
符号の説明
1 端縁折り装置(用紙折り装置)、2 端縁折り部(用紙折り部)、3 ジャバラ折り部、4 クロス折り部、5 スタッカー、6 連結部、11 折りローラ対、14 端縁折りローラ(第1の用紙折りローラ)、14a 凸部(折り目形成部)、14b 傾斜側面、14c 平面部、14e 遮光部、15 端縁折りローラ(第2の用紙折りローラ)、15a 凹部(折り目形成部)、15b 傾斜面部、15c 平面部、16 入り口搬送ローラ対、17 先端検知センサ、24、25、26 ギヤ、27 HPセンサ、28 プーリ、29 駆動ベルト、30 搬送モータ、31 プーリ、32、33 ダイヤル、50 カバー。

Claims (4)

  1. 用紙を搬送する用紙搬送手段と、用紙搬送手段によって搬送される用紙に折り目を形成するために互いにニップして回転する第1の用紙折り手段、及び第2の用紙折り手段と、制御手段と、を有する用紙折り装置において、
    前記第1の用紙折り手段と第2の用紙折り手段は、夫々周面に折り目形成部と平面部を備え、第1と第2の用紙折り手段の各平面部が対向した待機状態では、両平面部間に通紙可能なギャップを形成するように構成され、
    前記制御手段は、用紙搬送手段における紙詰まり発生時に、前記第1、及び第2の用紙折り手段を待機状態まで回転させて停止させるように制御することを特徴とする用紙折り装置。
  2. 前記制御手段は、前記用紙が用紙搬送手段内で滞留しているにも拘わらず装置本体の電源がONされたとき、第1、及び第2の用紙折り手段を待機状態まで回転させて停止させることを特徴とする請求項1に記載の用紙折り装置。
  3. 前記用紙折り装置の内部を開閉するカバーを開放したときに、第1、及び第2の用紙折り手段を隠蔽するか、或いは奥側に配置して接触できないように構成したことを特徴とする請求項1、又は2に記載の用紙折り装置。
  4. 請求項1、2、又は3に記載の用紙折り装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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