JP4234463B2 - 車両周辺監視装置及び車両周辺監視方法 - Google Patents

車両周辺監視装置及び車両周辺監視方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、車両が他の障害物に衝突するのを防止するよう、当該車両の周辺を監視する車両周辺監視装置及び車両周辺監視方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
自動車においては、図8の如く、車両のバンパーやフロントグリル1に設置した撮像装置3の撮像カメラにより、車両の周辺(例えば左右両側等)の景色を撮像し、撮像した各撮像画像を車両内に設置した表示装置5に表示する車両周辺監視装置が装備されることがある。
【0003】
参考のために、この発明に関連する先行技術文献を示しておく。
【0004】
【特許文献1】
特開2002−331869号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
撮像カメラ3を車両のバンパーやフロントグリル1等に設置した場合、撮像カメラ3がフロントグリル1等より出っ張るため、意匠性を損なうという問題がある。
【0006】
また、車両周辺監視装置を使用していない場合に、撮像カメラ3が車両のバンパーやフロントグリル1等から突出していると、レンズ等に粉塵が付着しやすいために映像の品質が低下したり、さらに走行時に砂利や小石等が撮像カメラに当接した場合には撮像カメラ3が傷付くおそれがあった。
【0007】
そこで、この発明の課題は、車両全体の意匠性を確保するとともに、非使用時に粉塵の付着や砂利等の当接による損傷を防止し得る車両周辺監視装置及び車両周辺監視方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決すべく、請求項1に記載の発明は、車両の所定の部位で出没自在に取り付けられ、前記車両の外方向の景観を撮像する撮像カメラと、前記撮像カメラで撮像された映像を表示するための表示装置と、前記撮像カメラを車両の所定の部位から出没させる出没駆動装置と、少なくとも前記出没駆動装置を制御する主制御部とを備え、前記主制御部が、車両周辺の障害物の存在を検知するクリアランスソナー障害物検知センサーからの信号に基づいて、前記撮像カメラからの映像の前記表示装置への表示を制御し、前記主制御部が、前記クリアランスソナー障害物検知センサーを有効に機能させるためのクリアランスソナー設定スイッチからの信号に基づいて、当該クリアランスソナー設定スイッチからの信号がオン状態の場合に前記撮像カメラを突出状態とする一方、前記クリアランスソナー設定スイッチからの信号がオフ状態の場合に前記撮像カメラを没入状態とするよう、前記出没駆動装置を制御するものである。
【0009】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の車両周辺監視装置であって、前記主制御部が、車速センサからの信号に基づいて、車速が所定の基準速度値を超えるか否かを判断し、この判断結果に基づいて、前記車速が前記基準速度値を超えている場合に前記撮像カメラを没入状態とする一方、前記車速が前記基準速度値未満の場合に前記撮像カメラを突出状態とするよう、前記出没駆動装置を制御するものである。
【0012】
請求項3に記載の発明は、撮像カメラを車両の所定の部位から出没させるか否かを決定する第1の工程と、前記第1の工程での決定結果に応じて、所定の出没駆動装置を駆動して、前記撮像カメラを車両の所定の部位から出没させる第2の工程と、前記撮像カメラが車両から突出している場合に、当該撮像カメラで撮像された映像を表示装置に表示する第3の工程とを備え、前記第3の工程において、車両周辺の障害物の存在を検知するクリアランスソナー障害物検知センサーからの信号に基づいて、車両周辺の障害物が存在しているか否かを判断し、車両周辺の障害物が存在していると判断した場合に、前記撮像カメラで撮像された映像を表示装置に表示し、前記第1の工程において、前記クリアランスソナー障害物検知センサーを有効に機能させるためのクリアランスソナー設定スイッチからの信号に基づいて、当該クリアランスソナー設定スイッチからの信号がオン状態の場合に前記撮像カメラを突出状態とする一方、前記クリアランスソナー設定スイッチからの信号がオフ状態の場合に前記撮像カメラを没入状態とするよう、前記撮像カメラの出没を決定するものである。
【0013】
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の車両周辺監視方法であって、前記第1の工程において、車速センサからの信号に基づいて、車速が所定の基準速度値を超えるか否かを判断し、この判断結果に基づいて、前記車速が前記基準速度値を超えている場合に前記撮像カメラを没入状態とする一方、前記車速が前記基準速度値未満の場合に前記撮像カメラを突出状態とするよう、前記撮像カメラの出没を決定するものである。
【0016】
【発明の実施の形態】
図1はこの発明の一の実施の形態に係る車両周辺監視装置を示す図、図2は撮像装置が車両に取り付けられている状態を示す外観斜視図、図3は撮像装置が車両に対して突出状態とされている旨を示す斜視図、図4は撮像装置が車両に対して埋没状態とされている旨を示す斜視図、図5は撮像カメラを示す模式図、図6は出没駆動装置を示す模式図である。
【0017】
この車両周辺監視装置は、図1の如く、車輌の所定の方向の周辺景色を撮像する撮像カメラ11と、この撮像カメラ11の映像を画像処理する画像処理部13と、画像処理部13で画像処理された映像を表示する表示装置15と、撮像カメラ11を出没させる出没駆動装置17と、画像処理部13及び出没駆動装置17を制御する主制御部19とを備える。
【0018】
撮像カメラ11は、図5の如く、車両のバンパー20の上部に形成された上孔20aに出没自在に設けられており、所定の撮像画素数を有するCCD等の撮像素子21と、この撮像素子21に対して集光するための撮像レンズ22と、外部から取り込んだ光を撮像レンズ22側に集光しながら反射する反射鏡部23とが透光性の例えばエポキシ樹脂等によって成形された筐体24内に収納されて成り、撮像素子21で撮像された映像に係る信号が、回路基板25及びコネクタ26を通じて、画像処理部13に伝達されるようになっている。
【0019】
撮像レンズ22及び反射鏡部23は、車両のバンパー20の隅部が撮像映像の下端に沿って映り込むように外方向の景観を撮像素子21に対して集光する光学的手段として機能する。具体的に、反射鏡部23は、撮像素子21の上部に配置され、撮像レンズ22は反射鏡部23と撮像素子21との間で上向きよりも僅かに外方向に傾斜されて配置される。これにより、外部の景観が上部の反射鏡部23で反射されて集光された後、中央部の撮像レンズ22で集光されて撮像素子21に入射され、これにより撮像素子21で撮像される撮像映像の下端に車両のバンパー20の隅部が表示されることになる。このようにして、撮像カメラ11は、撮像素子21の撮像画角と、撮像レンズ22及び反射鏡部23の集光角度との作用により、水平面において例えば120度程度の撮像画角範囲100(図2)を有するように設定されている。
【0020】
撮像カメラ11の反射鏡部23は、撮像素子21及び撮像レンズ22を収納する筐体24の上部内周面に配置されており、アルミニウムと酸化防止保護膜とが積層されるように蒸着形成されて構成され、これにより反射鏡部23が凸曲面反射鏡とされている。そして、この反射鏡部23により、撮像カメラ11の撮像画角範囲内に、バンパー20の一部が映り込むように配置されている。
【0021】
尚、図5中の符合27は保護カバーを示しており、筐体24の一部に形成された係合突起28に、保護カバー27の側部に形成された係合孔29が係合することにより、筐体24と保護カバー27とが互いに係合し合うようになっている。この保護カバー27に一部には、車両周辺の景色を透光性の筐体24を通じて入射光として反射鏡部23に取り込むための入射窓27aが形成されている。また、保護カバー27の上端部には、バンパー20の上孔20aに撮像カメラ11を収納した際の隙間を埋めるフランジ27bが形成されている。
【0022】
また、図5中の符合30は防水用のパッキン、符合20bはバンパー20の上孔20aに対して撮像カメラ11を出没自在に案内するための案内筒をそれぞれ示している。
【0023】
画像処理部13は、複数の撮像カメラ11で撮像された撮像映像について、映像のトリミング等を行うとともに、その信号方式を表示装置15に伝達するのに適するように変換する。
【0024】
表示装置15は、車室内に設置され、例えばカーナビゲーション装置の画面を表示するための液晶表示ディスプレイ等が兼用され、画像処理部13から与えられる映像が表示される。
【0025】
出没駆動装置17は、図1及び図6の如く、主制御部19での制御の基づいて正逆回転駆動する正逆駆動モータ31と、この正逆駆動モータ31の回転を直交方向に変換して伝達する第1のギヤ33と、この第1のギヤ33の回転を減速させながら順次伝達する第2のギヤ35,第3のギヤ37及び第4のギヤ39と、基端部が第4のギヤ39の回転軸39aに軸支された回動アーム41と、この回動アーム41の先端部付近に軸支されて遊貫ロッド43に沿って昇降するとともに撮像カメラ11の筐体24を支持する昇降体45とを備える。尚、図1中の符合47,48は遊貫ロッド43を水密状に保護する蛇腹状の防水ゴム部材を示している。
【0026】
主制御部19は、CPUを有し、フラッシュROM等に予め格納された所定のソフトウェアプログラムに従って動作する機能要素であって、カメラ設定スイッチ51、カメラ映像表示スイッチ53、車速センサ55の他、カメラ監視の要否を指定するクリアランスソナー設定スイッチ57及び障害物検知を行うクリアランスソナー障害物検知センサー59からの信号に基づいて、出没駆動装置17及び画像処理部13を制御するようになっており、カメラ映像表示スイッチ53がオン状態であり、車速が所定の基準速度値(例えば15km/h)未満であって、且つクリアランスソナー設定スイッチ57がオン状態である場合に、出没駆動装置17によって撮像カメラ11がバンパー20から突出するように駆動制御され、さらにユーザーのカメラ映像表示スイッチ53での恣意的な操作と、クリアランスソナー障害物検知センサー59での障害物検知との少なくともいずれか一方が行われたときに、撮像カメラ11の表示装置15への表示が行われる(図7参照)。
【0027】
具体的に、主制御部19は、カメラ設定スイッチ51のオン/オフ状態に応じて撮像カメラ11での撮像を行うか否かを決定する機能と、カメラ映像表示スイッチ53のオンオフ切り替えに応じて画像処理部13のオンオフ状態を切り替える機能と、車速センサ55で検出された車速に応じて撮像カメラ11の出没状態を切り替えるよう出没駆動装置17を駆動制御する機能と、クリアランスソナー設定スイッチ57がオンの状態である旨を検出して撮像カメラ11を稼動状態とする機能と、障害物検知を行うと判断した場合にクリアランスソナー障害物検知センサー59からの障害物検知信号に基づいて撮像カメラ11の出没状態を切り替えるよう出没駆動装置17を駆動制御する機能とを備える。かかる主制御部19での制御動作は後述する。
【0028】
尚、図1及び図6中の符合61は出没駆動装置17の筐体を示している。
【0029】
上記の車両周辺監視装置の動作を図7のフローチャートに沿って説明する。尚、初期的には、撮像カメラ11がバンパー20の上孔20aにおいて埋没状態(図4)が維持されているものとして説明を行う。また、クリアランスソナー障害物検知センサー59は、車両周辺の障害物を監視しており、障害物が存在している場合には、クリアランスソナー障害物検知センサー59がオン状態となるものとする。
【0030】
まず、ステップS01において、主制御部19は、カメラ設定スイッチ51のオン/オフ状態を判断し、この判断結果に応じて、撮像カメラ11での撮像を行うか否かを決定する。具体的には、カメラ設定スイッチ51がオフ状態であると主制御部19が判断した場合には、撮像を行わない撮像カメラ11をバンパー20から突出させる必要がないため、ステップS02に進み、撮像カメラ11の埋没状態(図4)を維持したまま、再びステップS01からの処理を繰り返す。
【0031】
そして、ステップS01において、主制御部19が、カメラ設定スイッチ51のオン状態を判断した場合には、ステップS03に進む。
【0032】
ステップS03では、車速センサ55から与えられる車速信号を検出し、車速が所定の基準速度値(例えば図7に示すように15km/h)以上であるか否かを判断する。このときに、車速が15km/h以上で通常運転が行われていると主制御部19が判断した場合には、撮像カメラ11で撮像された映像を運転者が視認することはないと考えられるため、ステップS02に進み、撮像カメラ11の埋没状態(図4)を維持したまま、再びステップS01からの処理を繰り返す。
【0033】
一方、ステップS03において、車速が15km/h未満で通常運転が行われていると主制御部19が判断した場合には、次のステップS04に進む。
【0034】
ステップS04では、クリアランスソナー設定スイッチ57のオン/オフ状態を主制御部19が判断する。そしてこのクリアランスソナー設定スイッチ57がオフ状態であると主制御部19が判断した場合は、ステップS02に進み、撮像カメラ11の埋没状態(図4)を維持したまま、再びステップS01からの処理を繰り返す。
【0035】
一方、クリアランスソナー設定スイッチ57がオンの状態であると主制御部19が判断した場合には、ステップS05に進み、主制御部19は、出没駆動装置17を駆動制御し、撮像カメラ11の保護カバー27の入射窓27aがバンパー20の上孔20aから突出するように、撮像カメラ11全体を上昇させて突出させる(図3)。
【0036】
次のステップS06において、主制御部19は、カメラ映像表示スイッチ53のオン/オフ状態を判断し、オン状態であった場合には、ステップS07に進んで、画像処理部13に指示を与え、この画像処理部13での画像処理により、撮像カメラ11で撮像された映像を表示装置15に表示する。その後、ステップS01からの処理を繰り返す。
【0037】
一方、ステップS06において、カメラ映像表示スイッチ53がオフ状態であると主制御部19が判断した場合は、ステップS08に進み、クリアランスソナー障害物検知センサー59のオン/オフ状態を判断する。ここで、クリアランスソナー障害物検知センサー59は、車両周辺の障害物を監視しており、障害物が存在している場合には、クリアランスソナー障害物検知センサー59がオン状態となる。このように、ステップS08で、クリアランスソナー障害物検知センサー59がオン状態であると主制御部19が判断した場合は、ステップS07に進み、画像処理部13に指示を与え、この画像処理部13での画像処理により、撮像カメラ11で撮像された映像を表示装置15に表示する。その後、ステップS01からの処理を繰り返す。
【0038】
一方、ステップS08において、クリアランスソナー障害物検知センサー59がオフ状態であると主制御部19が判断した場合は、ステップS09に進み、画像処理部13での画像処理を行わないよう指示を与える。この場合は、撮像カメラ11から与えられた映像は表示装置15に表示されない(ステップS09)。その後、ステップS01からの処理を繰り返す。
【0039】
このように、撮像カメラ11をバンパー20に対して出没自在とし、車両を周辺を監視する必要のあるときに、撮像カメラ11を車両のバンパー20から突出させる一方、撮像カメラ11が不必要なときは内部に収納するようにしているので、車両全体の意匠性を確保できるとともに、非使用時に撮像カメラ11に粉塵が付着したり砂利等の当接により損傷したりする事態を防止できる。
【0040】
また、車両周辺の監視の必要性を判断するのに、車速がある速度以上になったら不要状態と判断し、また障害物との距離を測定するクリアランスソナー障害物検知センサー59が障害物の存在を検知している場合には、ユーザーがカメラ映像表示スイッチ53をオン操作していなくても、撮像カメラ11からの映像が自動的に表示装置15に表示されるので、映像表示の必要性に応じて確実に表示装置15での映像表示が行われるようになる。
【0041】
さらに、撮像カメラ11の上端部にフランジ27bを形成しているので、意匠性の確保、粉塵の付着防止及び砂利等による損傷防止を確実に行うことができる。
【0042】
尚、上記実施の形態では、撮像カメラ11がバンパー20の上方に出没自在とされていたが、設置部位は車両のバンパー20に限られるものではなく、例えばグリル等で出没自在とされていても差し支えない。
【0043】
【発明の効果】
請求項1及び請求項3に記載の発明によれば、撮像カメラを車両の所定の部位から出没させるか否かを決定し、その決定結果に応じて、所定の出没駆動装置を駆動して、撮像カメラを車両の所定の部位から出没させ、撮像カメラが車両から突出している場合に、当該撮像カメラで撮像された映像を表示装置に表示するようになっているので、車両全体の意匠性を確保できるとともに、非使用時に撮像カメラに粉塵が付着したり砂利等の当接により損傷したりする事態を防止できる。
【0044】
請求項2及び請求項4に記載の発明によれば、車速センサからの信号に基づいて、車速が所定の基準速度値を超えるか否かを判断し、この判断結果に基づいて撮像カメラの出没を決定するので、映像表示の必要性に応じて撮像カメラを出没制御することができる。
【0045】
請求項1及び請求項3に記載の発明によれば、車両周辺の障害物の存在を検知するクリアランスソナー障害物検知センサーからの信号に基づいて、車両周辺の障害物が存在しているか否かを判断し、車両周辺の障害物が存在していると判断した場合に、撮像カメラで撮像された映像を表示装置に表示する映像表示の必要性に応じて確実に表示装置での映像表示を行うことができる。
【0046】
この場合、請求項1及び請求項3のように、クリアランスソナー設定スイッチからの信号に基づいて、予め撮像カメラの出没を決定しておくようにすれば、映像表示の必要性に応じて撮像カメラを出没制御し、且つその後にクリアランスソナー障害物検知センサーからの信号に基づいて、即座に表示装置での映像表示を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一の実施の形態に係る車両周辺監視装置を示す模式図である。
【図2】この発明の一の実施の形態に係る車両周辺監視装置の撮像カメラが車両のバンパーの上部から突出している状態を示す斜視模式図である。
【図3】この発明の一の実施の形態に係る車両周辺監視装置の撮像カメラが車両のバンパーの上部から突出している状態を示す斜視模式図である。
【図4】この発明の一の実施の形態に係る車両周辺監視装置の撮像カメラが車両のバンパーに埋没している状態を示す斜視模式図である。
【図5】この発明の一の実施の形態に係る車両周辺監視装置の撮像カメラを示す断面模式図である。
【図6】この発明の一の実施の形態に係る車両周辺監視装置の出没駆動装置を示す側面図である。
【図7】この発明の一の実施の形態に係る車両周辺監視装置の動作を示すフローチャートである。
【図8】一般的な車両周辺監視装置の撮像カメラの設置状態を示す模式図である。
【符号の説明】
11 撮像カメラ
13 画像処理部
15 表示装置
17 出没駆動装置
19 主制御部
20 バンパー
21 撮像素子
22 撮像レンズ
23 反射鏡部
24 筐体
26 コネクタ
27 保護カバー
31 正逆駆動モータ
33,35,37,39 ギヤ
41 回動アーム
43 遊貫ロッド
45 昇降体
51 カメラ設定スイッチ
53 カメラ映像表示スイッチ
55 車速センサ
57 クリアランスソナー設定スイッチ
59 クリアランスソナー障害物検知センサー

Claims (4)

  1. 車両の所定の部位で出没自在に取り付けられ、前記車両の外方向の景観を撮像する撮像カメラと、
    前記撮像カメラで撮像された映像を表示するための表示装置と、
    前記撮像カメラを車両の所定の部位から出没させる出没駆動装置と、
    少なくとも前記出没駆動装置を制御する主制御部と
    を備え
    前記主制御部が、車両周辺の障害物の存在を検知するクリアランスソナー障害物検知センサーからの信号に基づいて、前記撮像カメラからの映像の前記表示装置への表示を制御し、
    前記主制御部が、前記クリアランスソナー障害物検知センサーを有効に機能させるためのクリアランスソナー設定スイッチからの信号に基づいて、当該クリアランスソナー設定スイッチからの信号がオン状態の場合に前記撮像カメラを突出状態とする一方、前記クリアランスソナー設定スイッチからの信号がオフ状態の場合に前記撮像カメラを没入状態とするよう、前記出没駆動装置を制御することを特徴とする車両周辺監視装置。
  2. 請求項1に記載の車両周辺監視装置であって、
    前記主制御部が、車速センサからの信号に基づいて、車速が所定の基準速度値を超えるか否かを判断し、この判断結果に基づいて、前記車速が前記基準速度値を超えている場合に前記撮像カメラを没入状態とする一方、前記車速が前記基準速度値未満の場合に前記撮像カメラを突出状態とするよう、前記出没駆動装置を制御することを特徴とする車両周辺監視装置。
  3. 撮像カメラを車両の所定の部位から出没させるか否かを決定する第1の工程と、
    前記第1の工程での決定結果に応じて、所定の出没駆動装置を駆動して、前記撮像カメラを車両の所定の部位から出没させる第2の工程と、
    前記撮像カメラが車両から突出している場合に、当該撮像カメラで撮像された映像を表示装置に表示する第3の工程と
    を備え、
    前記第3の工程において、車両周辺の障害物の存在を検知するクリアランスソナー障害物検知センサーからの信号に基づいて、車両周辺の障害物が存在しているか否かを判断し、車両周辺の障害物が存在していると判断した場合に、前記撮像カメラで撮像された映像を表示装置に表示し、
    前記第1の工程において、前記クリアランスソナー障害物検知センサーを有効に機能させるためのクリアランスソナー設定スイッチからの信号に基づいて、当該クリアランスソナー設定スイッチからの信号がオン状態の場合に前記撮像カメラを突出状態とする一方、前記クリアランスソナー設定スイッチからの信号がオフ状態の場合に前記撮像カメラを没入状態とするよう、前記撮像カメラの出没を決定することを特徴とする車両周辺監視方法。
  4. 請求項3に記載の車両周辺監視方法であって、
    前記第1の工程において、車速センサからの信号に基づいて、車速が所定の基準速度値を超えるか否かを判断し、この判断結果に基づいて、前記車速が前記基準速度値を超えている場合に前記撮像カメラを没入状態とする一方、前記車速が前記基準速度値未満の場合に前記撮像カメラを突出状態とするよう、前記撮像カメラの出没を決定することを特徴とする車両周辺監視方法。
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