JP4233880B2 - 袋詰め穀類用リフト装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、袋詰めされた玄米、その他穀類等の柔軟でありかつ比較的重量のある物をリフト移動するリフト装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、玄米袋等の柔軟な比較的重量あるものが段積みされている場所から他の場所へ移動する際には、台車や既存のリフト装置を利用して行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、台車や既存のリフト装置では、積み卸し自体は人力で行う必要があり、例えば台車を使った場合には積み卸しする場所に高低差があると、その労力は大変なものとなり、特に老人には非常に困難な作業となっていた。そこで既存のリフト装置を使用することも考えられるが、既存のリフト装置ではリフト体がフォーク形状をしていたり、平板だったりするため、袋の底部に差し込むとリフト体先端で袋を破って中身を放出してしまうおそれがあるため、袋の底部にリフト体上面を近づけ、袋をリフト体にスライドして積み込み、卸す際にはその逆の動作を行っていた。しかし、袋をスライドさせるのにも、袋と袋もしくは袋とリフト体との摩擦抵抗がかかり、かなりな力が必要であったし、最悪上下の袋同士が擦れあい、やはり袋を破るおそれもあった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
このような課題を解決するために本発明は、前後車輪付き台車上に立設されたマストと、該マストに沿って上下動するリフト体と、該リフト体に支持された左右一対のアーム支持部と、後端が前記左右アーム支持部に回動自在に支承されるとともに、前方下方に向かってクランク状に形成され、かつ、前端が外側に曲折された左右一対の丸パイプ状アームと、前記アーム支持部を中心として前記左右アームのクランク状部をそれぞれ所定角度外方に開いた状態に保持する左右一対の付勢手段とを備え、前記付勢手段は、前記左右アームを袋の側縁部に挿入したときに、それぞれが外方へ押し広げられるように左右アームを支持するとともに、前記左右アームで袋を持ち上げたときに、袋を抱き上げる状態までそれぞれが内方に狭められるように左右アームを支持することを特徴とする袋詰め穀類用リフト装置を提供するものである。
また、前記左右アーム支持部を、前記リフト体に沿って、前後左右に位置調整可能とすることにより、より好ましい態様となる。
【0005】
【作用】
玄米入り袋等が積載された手前側に、アーム先端を向けてリフト装置を配置する。最上部の玄米入り袋とその下段の袋との間の両脇に、左右アーム間隔適宜調整固定した後、挿入していく。左右アームは前記両袋の両脇に若干その間隔が押し広げられながら挿入される。挿入が完了したら、リフト体を上昇させる。この時、左右アームには徐々に玄米入り袋の重量が下方にかかっていくが、左右アームはアーム支持部より、下方外側に位置しているため、左右アームには内側に分力が働き、左右アームの間隔は徐々に狭まっていく。これにより、玄米袋底部両脇付近は左右アームに確実に挟持される。袋を卸す場所に着いたら先程の逆の動作を行うと良い。このように、柔軟かつ比較的の重量のある玄米入り袋等の積み卸しが容易に行えるようになる。
【0006】
【実施例】
以下、図面を用いて本発明の一実施例について説明する。図1は本発明の全体構成図であり、1は左右一対の丸パイプで構成されるマストで、マスト1には補強パイプ2群がそれぞれ組み合わされマスト1の強度を確保している。補強パイプ2群の後部にはコ字状のリフト装置移動用取手3が溶接されており、リフト装置の操作性を向上している。マスト1の下部には台車4が溶接されており、台車4前方には固定車輪5、後方には自在車輪6がそれぞれ2個ずつ取り付けられている。
【0007】
7はリフト体で、左右各2個ずつ対角に配置されたローラにより、マストを挟み込むようにして、マストに沿って昇降できるようになっている昇降部8と、昇降部8の上部前端に取り付けられた軸9により、回動自在に吊下されたL字型に組まれた枠部10と、スライド用取手11を把持し枠部10の左右の丸パイプに沿ってローラーにより前後に移動できる(図示しないストッパーにより、前後端で固定できるようになっている)案内部12とで構成されている。
【0008】
13はアーム支持部で、案内部12の左右板間に張り渡されたレールに沿って左右に移動自在となっており、固定具14にて左右位置を適宜固定できるようになっている。
【0009】
15はアーム軸で、アーム支持部13に回動自在に支持されており、その前端にはアームブラケット16の上端が溶接され、更にアームブラケット16下端には先端が外側に曲折された丸パイプ状アーム17が溶接され、クランク状を形成している。このように本実施例では、アーム軸、アームブラケット、アームをそれぞれ別部品で構成してあるが、丸パイプ状のものを一体形成したアームとしてもよい。
【0010】
ところで、アーム軸15は、アーム支持部13内に設けられた付勢手段たるばねによりその回動が所定荷重で規制されており、通常、アーム17に荷重がかかっていない状態では図示したように、アームブラケット16下端が外側に所定角度(内側にも外側にも振れるように45度程度が理想)開いた位置となるようになっている。また、図では枠部10及びアーム17は前方にかなり突出しているが、本リフト装置を使用しない状態では、軸9を回転軸として上方に持ち上げ、ロープ等の固定部材でマスト1等に固定しておくことにより、コンパクトにしておくことができるようになっており、収納空間をあまりとることがない構造となっている。
【0011】
18はバッテリー、モータ、減速機等の駆動部及び作動スイッチ等が内蔵された電装ボックスで、一端がマストに固定されたワイヤー19が駆動部により巻回されることにより、リフト体7を昇降させることができるようになっているが、電動にこだわる必要はなく、ワイヤー19を手動で巻き取るようにしてもよい。
【0012】
次に図に基づき本装置の動作を説明する。
【0013】
図2は複数積み上げられた玄米入り袋20にアーム17を挿入する図である。まず、スライド用取手11を握り、ストッパーを解除して、枠部10に沿って案内部12を先端へ移動させ、ロックする。次に袋20手前にアーム17が位置するように、本装置を移動させ、アーム17先端が袋20の側縁部に入り込む最低幅(図3のa幅)となるよう、アーム支持部13を左右にスライドさせ、固定具14で固定する。
【0014】
このようにした状態で、アーム17と袋20側縁とが略平行状態となるようにして、本装置を前進させ、袋20の側縁部前端に挿入していく。この時、アーム17先端は外方に曲折されているため、アーム17が袋20側縁部に挿入されていくにつれ、左右アーム17がそれぞれ外方へ押し広げられる(図4のb幅で>a)。
【0015】
袋20前端がやがてアームブラケット16に突き当たると、本装置を前進を停止し、作動スイッチにより、モータを起動させ、リフト体7を上昇させる。この時、アーム17には、袋20の重量が垂直にかかり、その分力がアーム軸15を内側に回動する方向にかかるため、リフト体7が上昇するにつれ、左右アーム17の幅が徐々に狭められ(図5の幅cで<a)、図6に示すように、袋20底部が両縁部から抱きかかえるように持ち上げられる。
【0016】
このようにして本装置により、持ち上げられた袋20をそのまま目的の場所まで運んだ後、袋20底部が卸す場所に接するまでリフト体7を下降させる。すると、アーム軸15を内側に回動する分力が解除され、左右アーム17が外側に拡がるので、本装置を平行に後方へ移動させ、アーム17を袋20側縁部から抜き取り、作業終了となる。この後、作業を継続せずに本装置を保管する場合には、案内部12を枠部10の最後部まで戻してロックし、枠部を軸9周りに上方へ回動し、ロープ等でマスト1に固定して、保管する。
【0017】
尚、本実施例では、袋20の長辺方向に沿ってアーム17の挿脱を行ったが、袋20の短辺方向に沿っても同様に行えるものである。
【0018】
【発明の効果】
本発明の装置は以上のように構成されるので、玄米等を封入した袋などの柔軟性があり、かつ、比較的重量のあるものを、余り力のない老人や女性でも、容易に、また袋を破損することなく、移動させることができる。また、袋の大きさに合わせ、アーム幅を調整可能としているため、どのような袋にも対応できる。また、アームが前方へ移動可能なため、貯蔵庫内に積まれた袋も、貯蔵庫入口段差を乗り換えずに積載することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である装置の全体構成図である。
【図2】同装置の積載準備動作を示す説明図である。
【図3】同装置のアームの動作状態を示す説明図である。
【図4】同装置のアームの動作状態を示す説明図である。
【図5】同装置のアームの動作状態を示す説明図である。
【図6】同装置の袋積載状態を示す説明図である。
【符号の説明】
1 マスト
4 台車
5、6 車輪
7 リフト体
13 アーム支持部
15 アーム軸
16 アームブラケット
20 袋

Claims (2)

  1. 前後車輪付き台車上に立設されたマストと、該マストに沿って上下動するリフト体と、該リフト体に支持された左右一対のアーム支持部と、後端が前記左右アーム支持部に回動自在に支承されるとともに、前方下方に向かってクランク状に形成され、かつ、前端が外側に曲折された左右一対の丸パイプ状アームと、前記アーム支持部を中心として前記左右アームのクランク状部をそれぞれ所定角度外方に開いた状態に保持する左右一対の付勢手段とを備え、
    前記付勢手段は、前記左右アームを袋の側縁部に挿入したときに、それぞれが外方へ押し広げられるように左右アームを支持するとともに、前記左右アームで袋を持ち上げたときに、袋を抱き上げる状態までそれぞれが内方に狭められるように左右アームを支持することを特徴とする袋詰め穀類用リフト装置。
  2. 前記左右アーム支持部は、前記リフト体に沿って前後左右に位置調整可能である上記請求項1記載の袋詰め穀類用リフト装置。
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