JP4231010B2 - 研磨装置 - Google Patents

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本発明は、彫刻刀やその他の刃物の刃先を研ぐための研磨盤と、この研磨盤を用いた研磨装置に関する。
一般に、鋏、包丁及び彫刻刀等の刃物は、使用によって刃先が欠けたり磨耗して丸くなったりすると切れにくくなる。このような場合には、研磨装置を用いて刃先を研ぐことにより刃物の切れ味をよくすることができる。
以下、図10を用いて従来用いられている研磨装置について説明する。
図10(a)に示す回転式の研磨装置57は、作業台58とこれに着脱自在に取設される円盤状の研磨盤59及びフェルトバフ60とから構成されている。研磨盤59は、図示されないが駆動モーター等によって回転し、電源スイッチ61を備えている。
平刀彫刻刀56の刃先55を研ぐ場合には、まず研磨盤59を駆動モーター等を用いて矢印Kで示す方向へ回転させる。そして、図10(a)に示すように彫刻刀56に右手62a及び左手62bを添えながら回転している研磨盤59に彫刻刀56の刃先55の研磨したい部分、図10(a)では刃表55aを押し当てることにより研磨することができる。
研磨盤59はダイヤモンドディスク等の目の粗いものであり、これで刃先55を研磨することにより刃先55の粗研ぎを行う。刃先55の粗研ぎが終わったら、研磨盤59を作業台58から取外して目の細かいフェルトバフ60で研磨盤59における研磨作業と同様の研磨作業を行い、仕上げをする。
このような荒研ぎ及び仕上げ研ぎを刃先55の刃表55a及び刃裏について行うことにより、彫刻刀56の刃先55を研磨することができる。
しかしながら、図10(a)に示すような研磨装置57で彫刻刀56等の研磨を行う場合には、一定の力で彫刻刀56の刃先55を研磨盤59に押し当て、かつ研磨盤59あるいはフェルトバフ60に対する彫刻刀56の刃先55の角度を任意の角度にして研がなければ、刃先55に研ぎむらができかえって切れ味が悪くなってしまう。また研磨盤59あるいはフェルトバフ60に対する刃先55の角度が一定でない場合には、刃先55の形状が購入時の彫刻刀56の刃先55の形状と異なってしまうという問題があった。そのため、刃先55を研ぐにはある程度の経験や、熟練した技術を要するという課題があった。
さらに、図10(a)に示すように平刀の彫刻刀56であれば一定角度及び一定の力で刃先55を研磨盤59あるいはフェルトバフ60に押し当てて研磨することは比較的容易であるが、丸刀や三角刀等を研ぐ場合には刃先のカーブや角部が研ぎにくいため、平刀を研ぐよりもさらに高度な技術を要するという課題があった。
このような課題に対処するため、いくつかの発明及び考案が開示されている。
例えば、特許文献1には、「簡易刃物研磨機」という名称で、短時間で刃物の刃を均一に研ぐことのできる研磨機に関する考案が開示されている。
以下、特許文献1を引用しながら特許文献1に開示された技術について説明する。
特許文献1に開示された簡易刃物研磨機は、テーブルやキッチンシンクの縁等に簡易刃物研磨機を固定するための固定部材と、この固定部材に対して回動可能に設けられた支柱と、支柱の先端部を回転軸として回転する円盤状の砥石と、円盤状の砥石を回転させるためのハンドルあるいはモーターと、円盤状の砥石の比較的近い位置に刃物の背を安定させるための刃物背もたせ台とから構成されている。
なお、刃物背もたせ台表面には刃物の背が安定に設置されるように鋸刃状の凹凸が形成されているため、刃物の刃を研ぐ場合には刃物の背を刃物背もたせ台の凹凸に当接させて刃を砥石に当接させることにより刃物の背が安定に固定することができる。そして、この状態でハンドル操作あるいはモーター駆動によって砥石を回転させることにより刃物の刃を短時間で均等に研ぐことができる。
また、特許文献2には、「鋏刃付け研磨機」という名称で鋏の種類あるいは刃線形状に関係なく容易に鋏の刃を研磨することのできる研磨機に関する発明が開示されている。
以下、図10(b)を参照しながら、特許文献2に開示された技術について説明する。図10(b)は従来技術の鋏刃付け研磨機を示す概念図である。
図10(b)に示す鋏刃付け研磨機は、円板状の金属またはプラスチック製の基盤上面に弾性のゴムあるいはプラスチックにより形成された保持円盤体64を介して取替自在に嵌め込まれた研磨部(砥石)63と、ネジ65によりネジ止めされた基盤、保持円盤体64及び研磨部(砥石)63を矢印Lの方向へ回転させる回転駆動モータと、案内バー72とから構成されており、案内バー72は止めネジ70によりガイド板69上で一定角度に固定できる構造となっている。符号75は筐体74に設けられた透明カバーである。
刃76aを刃付け研磨する場合には、まずガイド板69上の角度目盛り71に従って止めネジ70を移動させてネジ止めし研磨角度Nを設定する。そして、鋏76の研磨する刃76aを刃止めローラー73で掛止固定し、この状態で研磨しない方の刃部76bを案内バー72に接触させながら矢印Mで示す方向へ移動させて研磨角度Nを安定させる。研磨角度Nが安定したら電源を入れて研磨部(砥石)63を矢印Lで示す方向に回転させ、刃76aを研磨する。刃部76bを研磨する場合には、鋏76を反転させて刃部76bを刃止めローラー73で刃76aを案内バー72に固定し、研磨部(砥石)63を回転させることにより研磨を行うとよい。
これにより、任意の研磨角度で鋏76の刃76a及び刃部76bを容易に研磨することができる。なお、研磨部(砥石)63は取替可能な構造であるため、図10(b)に示す形状のものに限らず鋏の種類や刃線形状に応じて直線形状あるいは曲線形状のものと取り替えて研磨作業を行うこともできる。
なお、符号66は研磨部(砥石)63に研磨材67を継続的に補給するための研磨材ホルダーであり、符号68は研磨材ホルダー66を研磨部(砥石)63に押し付けるための板バネである。
なお、本願の出願に際して、特許電子図書館を使用し「研磨盤」と「磁石」をand条件で掛ける検索式を用いて、公開特許公報、特許公報、公開実用新案公報、実用新案公報に対して研磨盤単独で検索を実施した結果、6件(特開2004−291188号、特開2003−53654号、実開昭64−56960、実開昭62−88560号、実開昭62−61450号、実公平4−35089号)がヒットした。しかしながら、いずれも研磨盤の内部、表裏面に磁石を設けるものではなかった。
実開昭64−42844号公報 特開2002−178243号公報
しかしながら、特許文献1に開示された発明においては、刃物の背を刃物背もたれ台上の鋸刃状の凹凸に当接させることによって研磨する刃物を砥石に対して安定に接触させ短時間で刃物の刃を均等に研磨することができるものの、刃物の背は鋸刃状の凹凸に当接させただけの構造であるため、回転している砥石と刃物の刃との摩擦力によって刃物が刃物背もたれ台上で移動し、うまく研磨されないという課題があった。
また、砥石に対する刃物の刃の研磨角度が一定でないため、刃物の固定の仕方によって研磨角度が変わり所望の研磨角度で均等に刃を研磨するのが難しいという課題があった。さらに、彫刻刀のように研磨する刃先の形状が複雑なもの、特に、丸刀や三角刀を研磨する場合にはうまく研磨できないという課題があった。
特許文献2に開示された発明においては、鋏76の研磨される刃76aと対となる刃部76bを固定しかつ研磨部(砥石)63に対する刃76aの研磨角度Nを調整できる案内バー72を設けることによって所望の研磨角度Nで鋏76の刃76aを研磨することができるものの、鋏76の刃76aを研磨する場合には図10(b)に示すように研磨作業者が鋏76を把持していなければならず、研磨部(砥石)63に鋏76の刃76aを押し当てる角度や力加減が変わると鋏76の刃76aの研磨にばらつきが生じ、うまく研磨されないという課題があった。
本発明はかかる従来の事情に対処してなされたものであり、初心者でも所望の研磨角度で様々な種類の彫刻刀の刃先を容易かつ均等に研磨することのできる研磨盤及び研磨装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1記載の発明である研磨装置は、彫刻刀の刃先を研磨する研磨装置において、刃先を研磨する研磨盤と、この研磨盤を回転させる駆動部と、彫刻刀の柄をその左右側面側から挟持して支持固定し、さらに、前記刃先を前記研磨盤上に当接させる固定部と、この固定部に備えられ、柄の周方向への彫刻刀の回動角度を調節すると共傾動可能に構成彫刻刀傾斜角度を調節する角度調節部と、固定部を研磨盤から離れる方向で、かつ、水平方向にスライド可能に設けられ、角度調節部と相まって研磨盤への刃先の当接角度を調節する位置調節部とを有することを特徴とするものである。
上記構成の研磨装置においては、研磨する刃先を備えた刃物を固定部で支持固定することにより、研磨盤に対する刃先の当接角度を一定に保持するという作用を有する。また、位置調節部は固定部をスライド移動させるだけで刃先と研磨盤との当接角度及び研磨盤と刃物の支持位置との距離を調節可能とする作用を有する。また固定部に角度調節部を設けることで、刃先が研磨盤に当接する角度を、固定部を位置調節部に沿ってスライド移動させることなしに任意に調節可能とする作用を有する。
また、彫刻刀を長手方向に回動させながら刃先を研ぐことができるので、特に丸刀など刃先に曲面を備えている場合に、その曲面を一定の力で研磨盤に当接させ、研磨可能とする作用を有する。
さらに、固定部を研磨作業に好適な位置に調節したり、固定部を前後にスライドさせることで彫刻刀の角度を調整することができるという作用を有する。
また請求項2記載に発明である研磨装置は、彫刻刀の刃先を研磨する研磨装置において、刃先を研磨する研磨盤と、研磨盤を回転させる駆動部と、彫刻刀の柄をその左右側面側から挟持して支持固定し刃先を研磨盤上に当接させる固定部と、この固定部に備えられ、柄の周方向への彫刻刀の回動角度を調節すると共に傾動可能に構成れて彫刻刀の傾斜角度を調節する角度調節部と、固定部鉛直上下方向にスライド可能に設けられ角度調節と相まって研磨盤への刃先当接角度を調節する高さ調節部有することを特徴とするものである。
上記構成の研磨装置においては、研磨する刃先を備えた刃物を固定部で支持固定することにより、研磨盤に対する刃先の当接角度を一定に保持するという作用を有する。また、位置調節部は固定部をスライド移動させるだけで刃先と研磨盤との当接角度及び研磨盤と刃物の支持位置との距離を調節可能とする作用を有する。また固定部に角度調節部を設けることで、刃先が研磨盤に当接する角度を任意に調節可能とする作用を有する。
また、彫刻刀を長手方向に回動させながら刃先を研ぐことができるので、特に丸刀など刃先に曲面を備えている場合に、その曲面を一定の力で研磨盤に当接させ、研磨可能とする作用を有する。
さらに、固定部を研磨作業に好適な位置に調節したり、固定部を上下にスライドさせることで彫刻刀の角度を調整することができるという作用を有する。
請求項3記載の発明である研磨装置は、請求項1又は請求項2に記載の研磨装置であって、この研磨盤は、その内部、表面あるいは裏面に磁石を備えることを特徴とするものである。
上記構成の研磨装置は、請求項1又は請求項2に記載の発明と同様の作用に加え、磁力を有する研磨盤を用いることで、研磨盤が高速で回転しても金属製の彫刻刀が研磨盤に磁着するため、初心者であっても研磨位置のぶれやズレを生じさせることなく研磨可能であるという作用を有する。
つまり、研磨されるべき刃先が金属である場合、研磨盤の内部あるいは裏面に磁石を埋設させることで刃先が研磨盤上に適度な吸着力で磁着される。これにより、一定の力で刃先が研磨盤に接触するという作用を有する。
請求項記載の発明である研磨装置は、請求項乃至請求項のいずれか1項に記載の研磨装置において、研磨装置の側面から少なくとも研磨盤の上面位置よりも上方まで延設され、研磨時の粉塵の飛散を防ぐカバー部を着脱可能に設けることを特徴とするものである。
上記構成の研磨装置においては、研磨剤や水を用いて研磨を行う際、あるいは用いない場合であっても、研磨盤の回転によって発生する飛沫や粉塵が飛散することを防ぐという作用を有する。
請求項記載の発明である研磨装置は、請求項乃至請求項のいずれか1項に記載の研磨装置において、研磨時の粉塵を吸引する吸引装置を着脱可能に設けることを特徴とする。
上記構成の研磨装置においては、研磨盤が回転している研磨作業時に、粉塵が周囲に飛散したり、作業者がそれを吸い込むことを防止するという作用を有する。
以上説明したように、本発明の請求項1及び請求項2に記載の研磨装置においては、所望の研磨角度で均等に刃先を効率よく研磨することができる。また、刃先にカーブを有する刃等を研ぐ際に、そのカーブに沿って研磨することが可能である。さらに、固定部を任意の位置に移動させたり、取り外すことができるという効果を有する。
本発明の請求項3に記載の研磨装置においては、請求項1又は請求項2に記載の発明と同じ効果に加えて、研磨すべき刃物が金属製である場合、刃先を研磨盤上に適度な吸着力で磁着させることにより、研磨盤上での刃先の位置がずれることがないため、初心者であっても均等な圧力でまた好適な研磨位置で容易に刃先を研磨することができる。また、研磨作業者は図10(a)に示す従来の研磨装置のように、刃先を手で研磨盤に押し当てる必要がないという効果がある。
本発明の請求項に記載の研磨装置においては、作業時に研磨装置の周囲に粉塵や研磨剤、水などが飛散することを防ぐという効果を有する。
最後に本発明の請求項に記載の研磨装置においては、吸引装置で研磨時に発生する粉塵などを吸引して、その飛散を防ぎ、また作業者が粉塵を吸い込こんでしまうことを防ぐという効果を有する。
本発明の研磨装置は、誰でも簡単に刃物の刃先を所望の研磨角度で均等に研磨するという目的を、簡単な構造で実現した。
以下に、本発明の第1の実施の形態に係る研磨装置の実施例を図1乃至図7に基づき説明する。
まず、本発明の実施の形態に係る研磨装置を用いて研磨する彫刻刀の刃先について図1を用いて説明する。図1において、(a)は平刀の刃先を示す概念図であり、(b)は丸刀の刃先を示す概念図であり、(c)は三角刀の刃先を示す概念図であり、(d)は印刀の刃先を示す概念図である。
彫刻刀には主に平刀、丸刀、三角刀及び印刀があり、使用によって刃先が欠けたり磨耗したりして切れ味が悪くなった場合にはそれぞれの刃表を研ぐ必要がある。
図1(a)に示す平刀の刃先1aや図1(d)に示す印刀の刃先1dを砥ぐ場合にはまず刃表2a,2dをダイヤモンドディスク等を用いて平らになるように荒研ぎし、さらにフェルトバフ等の目の細かい研磨盤を用いて仕上げ研ぎをする。そして、刃表2a,2dを研ぎ終わったら、次に刃表2a,2dの研磨によって図示していない刃裏に生じた反りをフェルトバフ等の研磨盤で研磨する。これにより、刃先1a,1dの研磨作業が終了する。
また、図1(b)及び(c)に示す丸刀及び三角刀の刃先1b,1cについても図1(a)の平刀の研磨作業と同様に刃表2b,2cの荒研ぎ及び仕上げ研ぎを行った後に刃裏に生じる反り(かえり)を研磨することにより丸刀及び三角刀の刃先を研磨することができる。
本発明に係る実施例を用いて図1(a)乃至(d)に示す平刀、丸刀、三角刀及び印刀の刃先1a〜1dを研磨する方法については後述する。
図2は本発明の第1の実施の形態に係る研磨装置の実施例1を示す概念図である。(特に、請求項1乃至請求項に対応)
本発明の実施の形態に係る実施例1の研磨装置7は、平刀彫刻刀4aの刃先1aを荒研ぎするための円盤状の研磨盤5と、仕上げ研ぎ及び反りの研磨を行うための円盤状のフェルトバフ6と、これらを上部に設置し、研磨盤5及びフェルトバフ6を矢印Cで示す方向へ回転させるための駆動モーターを収容した作業台9と、彫刻刀を支持する彫刻刀支持部13と、この彫刻刀支持部13の位置をスライドさせることによってその位置を調節する位置調節部12から構成される。
彫刻刀支持部13は、平刀彫刻刀4aの刃先1aが研磨盤5に当接する角度を調節するための角度調節部14を有し、さらに位置調節部12においてスライド移動する支柱16を備えている。
符号8は研磨盤5及びフェルトバフ6を駆動モーターの回転軸に固定するためのキャップである。平刀彫刻刀4aは図示されない刃表2aを下にして設置されており、符号3cは平刀彫刻刀4aの研磨されない面の刃裏である。仕上げ研ぎあるいは反りの研磨を行うためにフェルトバフ6を使用する場合には、研磨盤5を取り外して行う。
なお、本実施例では研磨盤5に磁石を使用したものを用いているが、必要に応じて通常のダイヤモンドディスクやその他の磁石を装着していない研磨盤を使用することとしてもよい。
位置調節部12にはスリット12aが設けられており、このスリット12aに沿って支柱16を矢印DあるいはEで示す方向へスライド移動させることによって、研磨盤5と支柱16との間の距離を変えることができる。
加えて、角度調節部14は支柱16の垂直方向に対して角度を自在に変えることができるだけでなく、平刀彫刻刀4aを軽く挟持しているゴムブッシング15a,15bは角度調節部14に対して平刀彫刻刀4aの柄の周方向に回動可能に具備されているため、特に図1(b)に示される丸刀彫刻刀の場合には、研磨作業中に研磨盤5の研磨面に対して、丸刀彫刻刀の柄の周方向に容易に回動させることができる。
また平刀彫刻刀4aやその他の彫刻刀であっても、研磨盤5に刃先を密着させるために微調整回動させることができる。
また、支柱16をスリット12aに沿ってスライドさせながら、角度調節部14によって平刀彫刻刀4aの刃先と研磨盤5との研磨角度を変化させることができる。さらに、平刀彫刻刀4aを角度調節部14に対して矢印Fあるいは矢印Gで示す方向へ容易にスライド移動させることができるので、支柱16をスリット12aに沿ってスライドさせなくとも、研磨角度の調整は可能である。
符号18は研磨作業中に研磨盤5の回転により平刀彫刻刀4aが矢印Fの方向へずれるのを防止するためのストッパであり、符号17は角度調節部14に対するゴムブッシング15a,15bの回動を止めるためのストッパである。平刀彫刻刀4aの刃先1aの研磨方法については後述する。
なお、刃先1aを研磨する場合には研磨盤5の回転による遠心力の影響を受けにくい状態で研磨することが好ましいため、研磨する刃先1aは図2に示すように研磨盤5面上の平刀彫刻刀4aとの垂直線H上に配置されるように固定するようにすることが望ましい。また、前述の支柱16をスリット12aに沿ってスライドさせずに、平刀彫刻刀4aの柄の部分を移動させて刃先の研磨角度を変える場合には、この垂直線Hからずれることになるので微調整のために留めておき、通常は支柱16をスリット12aに沿ってずらして角度調整部14を用いて研磨角度を調整するのが望ましい。
作業台9側面に取付けられるカバー19は、刃先1aを研磨する際にフェルトバフ6や図6に示すバフ25に染み込ませた研磨剤が周囲に飛散するのを防止し、また通常の研磨作業時に研磨盤5の回転によって生じる粉塵が周囲を汚染することを防ぐ。また、カバー19は容易に取外すことが可能なカバー固定具20a〜20dによって取り付けられている。このような構造とすることにより、研磨装置7及びカバー19の清掃を容易に行うことができる。符号10は電源スイッチであり、符号11は研磨作業時に手を添える場合の手置台である。
図3は図2中符号Aで示される方向の矢視図である。図3において、図2に記載されたものと同一部分については同一符号を付し、その構成についての説明は省略する。
図2では図示していなかったが、平刀彫刻刀4aの刃先1aを荒研ぎするための研磨盤5の内部には磁石21a〜21fが埋設されており、金属製の刃先1aが磁石21a〜21fの磁力により研磨盤5上に一定の適度な吸着力で磁着される構造となっている。
そのため、研磨作業中に研磨盤5の回転によって平刀彫刻刀4aの位置がずれることがなく、しかも一定の力で刃先が吸着されるので、誰でも均一に研磨可能という効果がある。従って、図10(a)に示す従来の研磨装置のように平刀彫刻刀4aの刃先1aを手で押さえて研磨盤5の研磨面に押し当てる必要がなく、刃先1aを均等に研磨することが可能となる。符号20e,20fはカバー固定具であり、符号22は研磨盤5等を回転させる駆動モーターの電力を得るためのコードである。
なお、磁石21a〜21fは図中では円板状に内部に埋設されているように示されているが、刃先が研磨面から外れたり研磨面上で左右に振れたりすることがなければその形状は円板状でなくともよく、多角形状であってもよいし、研磨盤5の円に沿ったリング状であってもよく、その大きさや個数も特に限定するものではない。また研磨盤5内部に埋設させなくとも研磨盤5裏面に設置するだけでもよく、十分な磁力で彫刻刀などを吸着することが重要である。
ここで、図4を用いて位置調節部12及び角度調節部14による研磨角度の調整方法ついて説明する。
図4(a)は図2において符号B−Bで示される部分の矢視断面図であり、図4(b)は支持部16をスライドさせたことによって平刀彫刻刀4aにおける刃先1aの研磨角度を変えたときのB−B線矢視断面図である。図4において、図2及び図3に記載されたものと同一部分については同一符号を付し、その構成についての説明は省略する。
図4(a)に示すように大きな研磨角度θで刃先1aを研磨したい場合にはまず支柱16を位置調節部12のスリット12aに沿って研磨盤5に近い位置まで移動させ、蝶ネジ24でネジ止めして支柱16を固定する。そして、角度調節部14に彫刻刀4aを挿通し、刃先1aを研磨盤5上の垂直線H上に配置させストッパ18で平刀彫刻刀4aを角度調節部14に固定し、研磨盤5及びフェルトバフ6を回転させる。
これにより、研磨角度θで刃先1aを研磨することができる。符号23は研磨盤5及びフェルトバフ6を回転させるための回転軸である。なお、研磨盤5とフェルトバフ6は常に同時に回転させる必要はなく、それぞれ単独で作業毎に着脱して用いてもよい。
なお、図においてストッパ18をクリップの形状で示しているが、彫刻刀を挟持固定するのに好適な形状のものであれば、その素材や形状について限定するものではない。
また、図4(a)に示す研磨角度θよりも小さい角度の研磨角度θで刃先1aを研磨したい場合には、研磨盤5と支柱16との距離を長くしかつ位置調節部12からの平刀彫刻刀4aの支持位置を上方の端部側に移動させる必要がある。よって、まず図4(b)に示すように研磨盤5から遠い位置に支柱16が配置されるように孔12aに沿って支柱16を移動させ、蝶ネジ24で位置調節部12に支柱16を挟持固定し、平刀彫刻刀4aの刃先1aを研磨盤5上の垂直線H上に配置させてストッパ18で平刀彫刻刀4aの位置を固定する。これにより、位置調節部12から平刀彫刻刀4aの支持部分、すなわち、角度調節部14までの距離は図4(a)の距離と変わらないものの研磨盤5との中心から支柱16までの距離が長くなるため、図4(b)の平刀彫刻刀4aの研磨角度θは研磨角度θよりも小さい角度となる。従って、図4(b)に示すように小さい研磨角度θで刃先1aを研磨することができる。
なお、図2乃至図4では平刀彫刻刀4aの刃表2aの荒研ぎ方法について説明したが、三角刀彫刻刀の刃表2c及び印刀の刃表2dについても同様の方法で位置調節部12及び角度調節部14を用いて研磨角度を所望の角度に設定して、彫刻刀の刃先を研磨盤5の垂直線H上に設置し、研磨盤5を矢印Cの方向へ回転させることで刃先を均等に効率よく研磨することができる。
次に、図2に示す実施例1の研磨装置7を用いて図1(b)に示す丸刀彫刻刀4bの刃表2bを研磨する方法について説明する。
図5は本発明の第1の実施の形態に係る研磨装置の実施例1において丸刀を研磨しているときの状態を示す概念図である。図5において図1乃至図4に記載されたものと同一部分については同一符号を付し、その構成、作用及び効果についての説明は省略する。
丸刀彫刻刀4b刃先1bの刃表2bは、平刀彫刻刀4aの刃表2a、三角刀彫刻刀の刃表2c及び印刀彫刻刀の刃表2dのように平らな構造ではなくカーブした構造であるため、図5に示すように丸刀彫刻刀4b刃先1bを矢印Iあるいは矢印Jで示す方向へ回転させることにより研磨しなければならない。
よって、平刀彫刻刀4aの刃表2a、三角刀彫刻刀の刃表2c及び印刀彫刻刀の刃表2dを研磨する場合には図2及び図3に示すようにストッパ17で角度調節部14に対するゴムブッシング15a,15bの回転を抑止していたが、丸刀彫刻刀4b刃先1bの刃表2bを研磨する場合にはストッパ17を外して行う。角度調節部14に対してゴムブッシング15a,15bの回転が許されるため、丸刀彫刻刀4bを容易に回動させることができる。したがって、矢印I及び矢印Jの方向へ交互に丸刀彫刻刀4bを回動させることにより丸刀彫刻刀4b刃表2bを均等に研磨することができる。
また、ニードルとよばれる彫刻刀の刃先が針状のものについても、同様にして回動させながらその先端を研磨することができる。
位置調節部12、角度調節部14及び磁石21b等による作用及び効果については図1乃至図4で説明した作用及び効果と同様である。
次に、図6を用いて本発明の実施の形態に係る研磨装置の実施例2について説明する。図6は本発明の実施の形態に係る研磨装置の実施例2を示す概念図である。図6において、図2乃至図5に記載されたものと同一部分については同一符号を付し、その構成についての説明は省略する。
図6に示す実施例2の研磨装置7は図2乃至図5における研磨盤5の代わりにバフ25を取付けたものである。このバフ25は円盤状の硬質部材に研磨剤を染み込ませたものであり、図1(c)に示す三角刀彫刻刀4cの刃表2cを研磨盤5で研磨した際に刃裏3bに生じる反りを処理するのに使用するものである。
バフ25で三角刀彫刻刀4cの刃裏3bを研磨する場合には、図6に示すようにバフ25の垂直線Hの延長線と凸部25aが交わる点、すなわち、バフ25の接点に三角刀彫刻刀4cの刃先1cが配置されるように位置調節部12及び角度調節部14を用いて三角刀彫刻刀4cを設置し、さらにストッパ18で三角刀彫刻刀4cの位置を固定する。そして、三角刀彫刻刀4cを回転させて刃裏3bが凸部25aに当接された状態でストッパ17によりゴムブッシング15a,15bを固定する。これにより、バフ25を回転させることで刃裏3bの研磨することができる。
なお、図6中では位置調節部12及び角度調節部14によって三角刀彫刻刀4cをバフ25上に固定しているが、刃裏3bの反りを処理するだけなので必ずしも固定する必要はなく、むしろ図10(a)に示す従来の研磨方法と同様に三角刀彫刻刀4cの刃先1cに軽く手を添えて、三角刀彫刻刀4cをバフ25に平行に当接させながら、刃裏の両面、コーナーをバフ25の凸部25aに密着させて研磨を行うほうが、作業が容易で仕上がりも美しい場合もある。
続いて、本発明の第1の実施の形態に係る研磨装置の実施例3について図7を用いて説明する。図7は本発明の第1の実施の形態に係る研磨装置の実施例3を示す概念図である。図7において、図2乃至図6に記載されたものと同一部分については同一符号を付し、その構成についての説明は省略する。
図1に示す平刀彫刻刀4a、丸刀彫刻刀4b、三角刀彫刻刀4c及び印刀彫刻刀の刃表2a〜2cの仕上げ研ぎと刃裏3a〜3c等の反りを処理は図7に示す実施例3の研磨装置7を用いて行う。実施例3は単に図2乃至図5に示す実施例1及び図6に示す実施例2の研磨装置7において研磨盤5あるいはバフ25を取外したものであり、表面に研磨剤が塗布されたフェルトバフ6で刃先1a〜1dを研磨する。
研磨方法は、平刀彫刻刀4aの刃表2aと刃裏3c、三角刀彫刻刀4cの刃表2c及び印刀彫刻刀の刃表2dと、刃裏については実施例1の研磨盤5による研磨方法と同様の方法で行うことにより仕上げの研磨を行う。
ただし、図6で説明した三角刀彫刻刀4cの刃表2c及び刃裏3bの処理の方法と同様に必ずしも平刀彫刻刀4a等を位置調節部12及び角度調節部14で固定して研磨する必要はなく、平刀彫刻刀4a等に軽く手を添えて行う程度でよい。また、図7においてその方法は図示していないが、フェルトバフ6の周縁上部は直角であるので、丸刀彫刻刀4bの刃裏3aの仕上げ研ぎを行う場合にはこのフェルトバフ6の角部に丸刀彫刻刀4bの刃裏3aを当接させ刃先1bを上下方向に交互に回転させながらフェルトバフ6を回転させることにより行うことができる。符号θは研磨角度である。
なお、実施例1及び実施例2においてはフェルトバフ6の上に研磨盤5あるいはバフ25を重ねて使用する構造としたが、フェルトバフ6の上にバフ25と研磨盤5の両方を重ねる構造としてもよい。このように重ねると、研磨盤5で荒研ぎをした後に、これを取外すだけで続けてフェルトバフ6やバフ25によって仕上げの研磨及び刃裏の反りの処理を行うことができるため、研磨作業をより効率的に行うことができる。
研磨盤5等の研磨盤の取外し作業においてもキャップ8を取外して研磨盤5等を取外し再びキャップ8を回転軸23頭部に取り付けるだけで図7に示す実施例3の研磨装置7を得ることができるため、研磨作業の作業性を向上させることができる。また、研磨盤5及びバフ25の形状を図に示すものに限らず凹凸状などにしてもよい。ただし、研磨が行いやすいように研磨盤は円盤状であることが好ましい。
続いて、本発明の第2の実施の形態に係る研磨装置の実施例4を、図8及び図9を用いて説明する。(特に、請求項4及び請求項に対応)
図8は本発明の第2の実施の形態に係る研磨装置における固定部の概念図である。図8(a)は固定部を正面から、(b)は角度調節部に角度を持たせた状態で側面から示した図である。
図8(a)において、彫刻刀固定部26は彫刻刀(図示せず)を支持固定するストッパ27と、彫刻刀と研磨盤(図示せず)との当接角度を調節する角度調整部29、また角度調整部29の内部にあり、彫刻刀を図中にKおよびL方向に回動可能とする回転部30を有するものである。ストッパ27は、回転部30に接するバネ28によって付勢されており、ストッパ27が挟持している彫刻刀を安定的に保持することができる。
角度調整部29は、調節ネジ32によって任意の角度に調節される。角度調整部29および調節ネジ32等は、角度調整部支持体31によって支持されている。また角度調整部支持体31は支柱33に固定される。支柱33は螺旋状の溝を有しており、高さ調節具34および締結具35は回動しながら支柱33上の任意の位置に設定可能である。
なお、ストッパ27は本図においてクリップの形状として示しているが、彫刻刀を好適に支持固定できるものであれば、この形状に限定するものではない。また、支柱33と高さ調節具34および締結具35についても、容易に高さ調節ができるものであれば、これらの形状に限定するものではない。
図8(b)において、角度調整部29は調節ネジ32を軸に任意の角度に設定されている。ストッパ27は、その一部において回転部30に連結されている。
彫刻刀固定部26を用いて彫刻刀等を研磨する装置、およびその方法については、図9を用いて説明する。
図9は、本発明の第2の実施の形態に係る研磨装置の実施例4を示す概念図である。図9(a)は本発明の第2の実施の形態に係る研磨装置に吸引装置を取り付けた場合の概念図であり、(b)は吸引装置の集塵室内部を示す概念図である。図9において、図8に記載されたものと同一部分については同一符号を付し、その構成についての説明は省略する。
図9(a)における研磨装置36は、彫刻刀52の刃先を研磨する研磨盤37と、研磨盤37を上部に設置し、これを回転させるための駆動モーターを収容した作業台38と、作業台38の左右と後方、さらにその上面を覆うカバー42を備え、彫刻刀固定部26の位置調節を行う位置調整部40と、これに隣接する手置台41を有している。なお、手置台41は設置しなくともよい。
なお、符号39は駆動モーターを起動させるための電源スイッチであり、43はカバー42を固定するカバー止め具である。
位置調整部40のスリット40a上には、彫刻刀固定部26が設置されている。彫刻刀固定部26は、角度調整部29によって彫刻刀52の研磨盤37に対する刃先の当接角度を調節してもよいし、位置調整部40上に当接している支柱33の高さ調節具34の上下動によって調節することも可能である。また、彫刻刀固定部26をスリット40a上で前後にスライドさせることによって調節することもできる。
このように彫刻刀固定部26を好適な位置に設定した後、図示されない締結具35を位置調整部40の裏側で締結することによって、彫刻刀固定部26を安定的に固定させるものである。
さらに彫刻刀52だけではなく、他の刃物類を研磨する際や研磨装置36を収納する際には、彫刻刀固定部26を取り外したり邪魔にならない位置に設置しておくこともできる。図9において、彫刻刀固定部26を取り外す場合、まず彫刻刀固定部26をスリット40aに沿って後方に移動させる。そして、スリット40bの切欠き部分より取り外す。取り外さなくとも、作業時の邪魔にならない位置に設置しておくには、彫刻刀固定部26をスリット40aに沿って前方にスライドさせた後、スリット40c方向に移動させればよい。
なお、スリット40a〜40cの位置は限定されるものではなく、必要に応じて貫設し、またスリット40bではなく、スリット40aの後方端部あるいはスリット40cの端部に切欠きを設けてもよい。さらに必要であれば、手置台41も着脱可能な構成にしてもよい。このようにすることで、他の刃物を研磨するときは、広いスペースを確保できる。
本実施の形態に係る研磨装置においては、ダイヤモンドディスク、フェルトバフ、あるいは磁石を有する研磨盤を用い、各種の彫刻刀の研磨について第1の実施の形態において説明したことと同様の方法が実施可能である。
また、本実施の形態に係る研磨装置36は、吸引装置45を備えている。研磨装置36におけるカバー42はその一部に吸引機取付口44を有する。吸引装置45の吸引口46をこの吸引機取付口44に係合させることで設置を行う。研磨時の粉塵等は、吸引口46より吸引され、集塵室47に集められる。また集塵室47は開閉可能な蓋48を備えている。集塵室47は送風機49に連接されており、この送風機49によって粉塵を吸引する風の流れが発生する。
なお、この吸引装置45においては、送風機49の動力源である駆動モーター、駆動モーターの電源スイッチ、電源コードなどを有するが、本図においては省略されている。但し、電源スイッチは研磨盤5の駆動モーターの電源スイッチ39と共用にしてもよいし、電源コードも図3に示される研磨盤5の駆動モーターの電源コード22を共用してもよい。
集塵室47及び送風機49は台部50によって支持されている。粉塵の吸引時には送風機49や駆動モーターによって若干の振動が発生する。このとき、送風機49の下部に衝撃吸収部51を設置することでその振動を吸収し、吸引装置45を安定的に保つと同時に騒音の発生を防止することができる。この衝撃吸収部51はゴムなどの弾性体を用いることが好適であるが、その素材については限定するものではない。また、吸引装置45における形状、構成についても、図示された形状・構成に限定するものではない。
図9(b)は吸引装置45の側面図であって、図9(a)における集塵室47の蓋48を開けた状態を示している。集塵室47の蓋48は取付具53によって取り付けられている。取付具53及び蓋48に磁石を用いるとネジ止めの必要もなく着脱が容易である。
また、集塵室47内部には集塵袋54は収容されている。吸引された粉塵等は集塵袋54に集められる。このように集塵袋54を備えることで、集塵室47内部は清潔に保たれ、清掃を行う必要がない。また、集塵室47は集塵袋54の取替え容易な構造を有している。
彫刻刀やその他の刃物を研磨する際に、このような吸引装置45を用いて粉塵等の吸引を行うことで、周囲に粉塵を飛散させることなく、また作業者が粉塵を吸い込むこともない。初心者であっても、手軽に研磨作業を進めることを可能とするものである。
また、実施例1乃至3に示した研磨盤および研磨装置と、実施例4に示した固定具あるいは吸引装置を、必要に応じて適宜組み合せて用いることで、作業の効率や研磨において、よりよい効果が得られるものである。
所望の研磨角度で様々な形状の彫刻刀の刃先を均等に研磨することができ、作業性に優れた研磨装置に適用できる。
(a)は平刀の刃先を示す概念図であり、(b)は丸刀の刃先を示す概念図であり、(c)は三角刀の刃先を示す概念図であり、(d)は印刀の刃先を示す概念図である。 本発明の第1の実施の形態に係る研磨装置の実施例1を示す概念図である。 図1中符号Aで示される方向への矢視図である。 (a)は図2において符号B−Bで示される部分の矢視断面図であり、(b)は研磨角度を変えたときのB−B線矢視断面図である。 本発明の第1の実施の形態に係る研磨装置の実施例1において丸刀を研磨しているときの状態を示す概念図である。 本発明の第1の実施の形態に係る研磨装置の実施例2を示す概念図である。 本発明の第1の実施の形態に係る研磨装置の実施例3を示す概念図である。 (a)は本発明の第2の実施の形態に係る研磨装置の実施例4における固定部の正面方向の概念図であり、(b)は本発明の第2の実施の形態に係る研磨装置の実施例4における固定部の側面方向の概念図である。 (a)は本発明の第2の実施の形態に係る研磨装置の実施例4において吸引装置を取り付けた状態を示す概念図であり、(b)はその吸引装置の集塵室内部を示す概念図である。 (a)は従来品の研磨装置を示す概念図であり、(b)は従来技術の鋏刃付け研磨機を示す概念図である。
符号の説明
1a〜1d…刃先 2a〜2d…刃表 3a〜3c…刃裏 4a…平刀彫刻刀 4b…丸刀彫刻刀 4c…三角刀彫刻刀 5…研磨盤 6…フェルトバフ 7…研磨装置 8…キャップ 9…作業台 10…電源スイッチ 11…手置台 12…位置調節部 12a…スリット 13…彫刻刀支持部 14…角度調節部 15a,15b…ゴムブッシング 16…支柱 17,18…ストッパ 19…カバー 20a〜20f…カバー固定具 21a〜21f…磁石 22…コード 23…回転軸 24…蝶ネジ 25…バフ 25a…凸部 26…彫刻刀固定部 27…ストッパ 28…バネ 29…角度調整部 30…回転部 31…角度調整部支持体 32…調節ネジ 33…支柱 34…高さ調節具 35…締結具 36…研磨装置 37…研磨盤 38…作業台 39…電源スイッチ 40…位置調整部 40a〜c…スリット 41…手置台 42…カバー 43…カバー止め具 44…吸引機取付口 45…吸引装置 46…吸引口 47…集塵室 48…蓋 49…送風機 50…台部 51…衝撃吸収部 52…彫刻刀 53…取付具 54…集塵袋 55…刃先 55a…刃表 56…彫刻刀 57…研磨装置 58…作業台 59…研磨盤 60…フェルトバフ 61…電源スイッチ 62a…右手 62b…左手 63…研磨部(砥石) 64…保持円盤体 65…ネジ 66…研磨材ホルダー 67…研磨材 68…板バネ 69…ガイド板 70…止めネジ 71…角度目盛り 72…案内バー 73…刃止めローラー 74…筐体 75…透明カバー 76…鋏 76a…刃 76b…刃部 θ,θ,θ,N…研磨角度 H…垂直線

Claims (5)

  1. 彫刻刀の刃先を研磨する研磨装置において、前記刃先を研磨する研磨盤と、前記研磨盤を回転させる駆動部と、前記彫刻刀の柄をその左右側面側から挟持して支持固定し、さらに、前記刃先を前記研磨盤上に当接させる固定部と、この固定部に備えられ、前記柄の周方向への前記彫刻刀の回動角度を調節すると共に傾動可能に構成されて前記彫刻刀の傾斜角度を調節する角度調節部と、前記固定部を前記研磨盤から離れる方向で、かつ、水平方向にスライド可能に設けられ、前記角度調節部と相まって前記研磨盤への前記刃先の当接角度を調節する位置調節部とを有ることを特徴とする研磨装置。
  2. 彫刻刀の刃先を研磨する研磨装置において、前記刃先を研磨する研磨盤と、前記研磨盤を回転させる駆動部と、前記彫刻刀の柄をその左右側面側から挟持して支持固定し前記刃先を前記研磨盤上に当接させる固定部と、この固定部に備えられ、前記柄の周方向への前記彫刻刀の回動角度を調節すると共に傾動可能に構成されて前記彫刻刀の傾斜角度を調節する角度調節部と、前記固定部を鉛直上下方向にスライド可能に設けられ、前記角度調節部と相まって前記研磨盤への前記刃先の当接角度を調節する高さ調節部とを有ることを特徴とする研磨装置。
  3. 前記研磨盤は、その内部、表面あるいは裏面に磁石を備えることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の研磨装置。
  4. 前記研磨装置の側面から少なくとも前記研磨盤の上面位置よりも上方まで延設され研磨時の粉塵の飛散を防ぐカバー部を着脱可能に設けることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の研磨装置。
  5. 研磨時の粉塵を吸引する吸引装置を着脱可能に設けることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の研磨装置。
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