JP4228960B2 - 負荷駆動装置及び負荷駆動装置の高電圧印加試験方法 - Google Patents

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Description

本発明は、電源より負荷に対して通電を行う経路内に直列に接続される、同一導電型の2つのMOSFETを備えて構成される負荷駆動装置、及びその負荷駆動装置の高電圧印加試験方法に関する。
例えば、特許文献1には、負荷に対して直列に接続されるMOSFETによってハイサイド駆動又はロウサイド駆動を行う負荷駆動回路において、高電圧が印加された場合にMOSFETを保護するためのクランプ回路を備えた構成が開示されている。そして、特許文献1の図9には、ロウサイド駆動を行うNチャネルMOSFETのドレイン−ゲート間に、逆流素子用のダイオード及びツェナーダイオードからなるクランプ回路が開示されている。
特開2001−160748号公報
ところで、ハイサイド駆動又はロウサイド駆動を行う場合に、フェイルセーフを目的として、同一導電型の2つのMOSFETを直列に接続した構成の負荷駆動装置を用いる場合がある。斯様に構成した場合は、何れか一方のFETが故障により短絡した場合でも、負荷の誤動作を防止することができる。
図11は、上記構成の負荷駆動装置について、特許文献1に開示されているクランプ回路をそのまま適用した場合を示す。この負荷駆動装置はロウサイド駆動に対応して構成されたもので、電源1に接続される負荷2とグランドとの間には、2つのNチャネルMOSFET3及び4が直列に接続されている。そして、これらのゲートには、ドライバ7,8を介して同一論理のゲート信号が与えられることで、負荷に対する通断電を行うようになっている。
負荷側に配置されるFET3のドレインとゲートとの間には、クランプ回路9が配置されており、前記ドレインとFET2のゲートとの間には、クランプ回路10が配置されている。また、これらのゲートとテスト用端子M1との間には、抵抗素子11,12が接続されている。また、FET3及び4の共通接続点は、テスト用端子M2となっている。
テスト用端子M1,M2は、FET3,4のゲート酸化膜に通常動作時よりも高い電圧を印加してバーンインテストなどを実施し、スクリーニングを行うために設けられている。この場合、FET3のドレイン,FET4のソース及びテスト用端子M2をグランドレベルに設定し、テスト用端子M1に高電圧を印加する。
以上のように構成される負荷駆動装置13において、FET3のドレイン側に過電圧が印加された場合を想定すると、その過電圧がクランプ回路9又は10のクランプ開始電圧を超えた場合には、ゲート信号が出力されていない状態でもFET3,4が同時オンしてしまう。従って、そのようなケースにおいてもFET3,4をオフ状態に維持したい、という設計仕様に対応することができないという問題がある。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、過電圧が印加された場合でも、2つのMOSFETが同時にオンすることをより確実に防止すると共に、高電圧印加試験を容易に実施することができる負荷駆動装置、及びその負荷駆動装置の高電圧印加試験方法を提供することにある。
請求項1記載の負荷駆動装置によれば、クランプ回路を、2つのMOSFETのドレイン−ゲート間に夫々接続する。そして、負荷側に配置される第1MOSFETのゲート−ソース間に第1抵抗素子及びスイッチ回路を直列に接続し、他方の第2MOSFETのゲートには第2抵抗素子を接続する。
斯様に構成すれば、スイッチ回路を閉じて通常動作を行なう場合、2つのMOSFETは、夫々に配置されているクランプ回路のクランプ開始電圧を合わせた電圧を超えるレベルの過電圧が、第1MOSFETのドレイン側に印加されなければ同時にオンすることはない。従って、2つのMOSFETが同時にオンすることをより確実に防止することができる。そして、高電圧印加試験を行う場合には、スイッチ回路を開いて、各FETのソース,ドレイン側とゲートとの間に高電圧を印加すればよいので、試験を簡単に実施することができる。
請求項2記載の負荷駆動装置によれば、2つのMOSFETを、負荷とグランドとの間に配置されるNチャネルMOSFETとするので、負荷をロウサイド駆動する構成について本発明を適用することができる。
請求項3記載の負荷駆動装置によれば、高電圧印加試験を行うためスイッチ回路を開く必要がある場合は、半導体素子の制御端子にハイレベル信号を与える。そして、通常動作をさせるためにスイッチ回路を閉じる場合は前記制御端子をオープンにすれば良い。即ち、グランド側の第2MOSFETがオンすれば、半導体素子の制御端子は抵抗素子を介してロウレベルとなるので、半導体素子はオンとなる。従って、通常動作を行なう場合に制御端子に信号を与える必要がなくなる。
請求項4記載の負荷駆動装置によれば、2つのMOSFETを、電源と負荷との間に配置されるPチャネルMOSFETとするので、負荷をハイサイド駆動する構成に本発明を適用することができる。
請求項5記載の負荷駆動装置によれば、高電圧印加試験を行うためスイッチ回路を開く必要がある場合は、半導体素子の制御端子にロウレベル信号を与える。そして、通常動作をさせるためにスイッチ回路を閉じる場合は前記制御端子をオープンにすれば良い。即ち、電源側の第2MOSFETがオンすれば、半導体素子の制御端子は抵抗素子を介してハイレベルとなるので半導体素子はオンとなる。従って、通常動作を行なう場合に制御端子に信号を与える必要がなくなる。
請求項6記載の負荷駆動装置の高電圧印加試験方法によれば、請求項2記載の負荷駆動装置において、スイッチ回路を開き、第1MOSFETのドレイン,2つのMOSFETの共通接続点,第2MOSFETのソースとをグランド電位に設定すると共に、第1抵抗素子及びスイッチ回路の共通接続点と第2抵抗素子の開放端子とに高電圧を印加する。従って、2つのNチャネルMOSFETのソース,ドレインとゲートとの間に高電圧を印加して、ゲート酸化膜に欠陥がないか否かを試験することができる。
請求項7記載の負荷駆動装置の高電圧印加試験方法によれば、請求項4記載の負荷駆動装置について、スイッチ回路を開き、第1MOSFETのドレイン,2つのMOSFETの共通接続点,第2MOSFETのソースに高電圧を印加すると共に、第1抵抗素子及びスイッチ回路の共通接続点と第2抵抗素子の開放端子とをグランド電位に設定する。従って、2つのPチャネルMOSFETのソース,ドレインとゲートとの間に高電圧を印加して、ゲート酸化膜に欠陥がないか否かを試験することができる。
(第1実施例)
以下、本発明の第1実施例について図1を参照して説明する。尚、図11と同一部分には同一符号を付して説明を省略し、以下異なる部分についてのみ説明する。本実施例の負荷駆動装置21は、FET4(第2MOSFET)側に配置されて図11では一端がFET3(第1MOSFET)のドレインに接続されていたクランプ回路10を、FET3のドレインに代えてFET4のドレインに接続している。そして、抵抗素子11(第1抵抗素子)の一端を、スイッチ回路22を介してテスト用端子M2に接続している。また、M3は、スイッチ回路22の開閉を制御するための端子である。
次に、本実施例の作用について説明する。FET3のドレイン側に、例えばDCモータなどの負荷2を接続して通常の駆動動作を行う場合には、スイッチ回路22を閉じる。そして、FET4は、グランドに対してハイレベルとなる信号をゲートに与えればオンする。また、FET3は、グランド又は自身のソースに対してハイレベルとなる信号をゲートに与えればオンする。このように、FET3,4のゲートにゲート信号を与えて負荷2を通断電する。
例えば、負荷2が車載用のDCモータであるとすると、電源(バッテリ)1の正側端子が接触不良状態になりロードダンプサージが発生し、FET3のドレイン側に印加される場合が想定される。この時、FET3のドレインとFET4のゲートとの間には、クランプ回路9,10が直列に挿入されているため、これら2つのクランプ回路分に相当する2倍のクランプ開始電圧を超える電圧が印加されなければFET4はオンしない。そして、FET4がオンしなければFET3もオンすることはないので、これら2つのFET3,4はオフ状態を維持する。
一方、FET3,4に高電圧を印加してスクリーニング(バーンインテスト)を行う場合には、スイッチ回路22を開く。そして、FET3のドレイン,テスト用端子M2,FET4のソースをグランド電位に設定し、テスト用端子M1,M4に高電圧を印加すれば、各FET3,4のゲート酸化膜に高電圧を印加することができる。
以上のように本実施例によれば、負荷2のローサイドに2つのFET3,4を直列に接続して負荷2を駆動する構成において、クランプ回路9,10をFET3,4のドレイン−ゲート間に夫々接続する。そして、FET3のゲート−ソース間に抵抗素子11及びスイッチ回路22を直列に接続し、FET4のゲートには抵抗素子12(第2抵抗素子)を接続した。
従って、スイッチ回路22を閉じて通常の駆動動作を行なっている状態で、過電圧が印加された際にFET3,4を共にオフ状態に維持するための電圧を、従来の2倍にすることができる。そして、バーンインテストのような高電圧印加試験を行う場合には、スイッチ回路22を開いて各FET3,4のソース,ドレイン側とゲートとの間に高電圧を印加すれば良いので、試験を簡単に実施することができる。
(第2実施例)
図2は、本発明の第2実施例を示すものであり、第1実施例と同一部分には同一符号を付し説明を省略し、以下異なる部分についてのみ説明する。第2実施例では、スイッチ回路22の具体的構成として、PNPトランジスタ(半導体素子)23を用いたものである。また、トランジスタ23のベースコレクタ間には、抵抗素子60が接続されている。以上が負荷駆動装置24を構成している。
従って、高電圧印加試験を行う場合には、トランジスタ23のベースである制御端子M3をエミッタ側を基準としてハイレベルとなるように設定してトランジスタ23をオフさせる。そして、通常の駆動動作を行なう場合には制御端子M3をオープンにすれば、FET4がオンすることでトランジスタ23のベース電位は抵抗素子60を介してロウレベルとなるので、トランジスタ23をオンさせることができる。
以上のように第2実施例によれば、スイッチ回路としてPNPトランジスタ23を用い、そのベース−コレクタ間に抵抗素子60を接続したので、通常の駆動動作を行なうためには制御端子M3をオープンにすれば良く、ベース電位をロウレベルに維持するための信号を出力する必要がないので制御が容易となる。
(第3実施例)
図3は、本発明の第3実施例を示すものであり、第2実施例と異なる部分についてのみ説明する。第3実施例は、第2実施例の構成に加えて、抵抗素子11,12に対して並列に、ツェナーダイオード25,26を夫々接続したものであり、以上が負荷駆動装置27を構成している。斯様に構成した第3実施例によれば、ツェナーダイオード25,26によってFET3,4のゲートに印加される過電圧をクランプして保護することが出来る。
(第4実施例)
図4は、本発明の第4実施例を示すものであり、第3実施例と異なる部分についてのみ説明する。第4実施例は、第3実施例の構成におけるトランジスタ23に替えて、PチャネルMOSFET(半導体素子)28を配置したものであり、以上が負荷駆動装置29を構成している。斯様に構成した場合も、第2,第3実施例と同様に、制御端子M3をハイレベルにすればFET28をオフさせることができ、制御端子M3をオープンにすればFET28をオンさせることができる。従って、第3実施例と同様の効果が得られる。
(第5実施例)
図5は、本発明の第5実施例を示すものであり、第3実施例と異なる部分についてのみ説明する。第5実施例は、第3実施例の構成におけるクランプ回路9,10を、具体的な構成として示すものである。即ち、クランプ回路9は、FET3のドレイン側からみて順方向となるダイオード30と逆方向となるツェナーダイオード31とで構成されており、クランプ回路10についても同様に、ダイオード32とツェナーダイオード33とで構成されている。ダイオード30,32は、ゲート電位が上昇した場合の逆流防止用であり、ツェナーダイオード31,33のツェナー電圧によってクランプ作用を行う。以上が負荷駆動装置34を構成している。斯様に構成した場合も、第3実施例と同様の効果が得られる。
(第6実施例)
図6は、本発明の第6実施例を示すものである。第6実施例は、負荷2をハイサイド駆動する場合対応した構成である。2つのPチャネルMOSFET35,36は直列に接続されており、FET35(第2MOSFET)のソースは電源1の正側端子に接続され、FET36(第1MOSFET)のドレインは、負荷2を介してグランドに接続されている。
FET35のゲートは、抵抗素子37(第2抵抗素子)を介してテスト用端子M1に接続されると共に、クランプ回路38を介してFET35,36の共通接続点であるテスト用端子M2に接続されている。また、FET36のゲートは、抵抗素子39(第1抵抗素子)及びスイッチ回路40を介してテスト用端子M2に接続されると共に、クランプ回路41を介して自身のドレインに接続されている。そして、FET35,36のゲートには、ドライバ42,43を介して同一論理のゲート信号が与えられるようになっている。以上が負荷駆動装置44を構成している。
次に、第6実施例の作用について説明する。通常の駆動動作を行う場合には、スイッチ回路40を閉じる。そして、FET35,36は、夫々ソースに対してロウレベルとなる信号をゲートに与えればオンする。このように、FET35,36のゲートに信号を与えて負荷2を通断電する。
FET36のドレイン側に負極性の過電圧が印加された場合、FET36のドレインとFET35のゲートとの間には、クランプ回路41,38が直列に挿入されているため、これら2つのクランプ回路分に相当する2倍のクランプ開始電圧を下回る電圧が印加されなければFET35はオンしない。そして、FET35がオンしなければFET36もオンすることはないので、これら2つのFET35,36はオフ状態を維持する。
一方、FET35,36に高電圧を印加してバーンインテストを行う場合には、スイッチ回路40を開く。そして、FET36のドレイン,テスト用端子M2,FET35のソースをグランド電位に設定し、テスト用端子M1,M4に高電圧を印加すれば、各FET35,36のゲート酸化膜に高電圧を印加することができる。
以上のように第6実施例によれば、負荷2のハイサイドに2つのFET35,36を直列に接続して負荷2を駆動する構成において、クランプ回路38,41をFET35,36ドレイン−ゲート間に夫々接続する。そして、FET36ゲート−ソース間に抵抗素子39及びスイッチ回路40を直列に接続し、FET35のゲートには抵抗素子37接続した。
従って、スイッチ回路40を閉じて通常の駆動動作を行なっている状態で、FET35のドレイン側に負極性の過電圧が印加された場合にFET35,36を共にオフ状態に維持するための電圧を、クランプ回路38,41のクランプ開始電圧の2倍にすることができる。そして、バーンインテストのような高電圧印加試験を行う場合には、スイッチ回路40を開いて各FET35,36のソース,ドレイン側とゲートとの間に高電圧を印加すれば良いので、試験を簡単に実施することができる。
(第7実施例)
図7は、本発明の第7実施例を示すものであり、第6実施例と同一部分には同一符号を付し説明を省略し、以下異なる部分についてのみ説明する。第7実施例では、スイッチ回路40の具体的構成として、NPNトランジスタ(半導体素子)45を用いたものである。またトランジスタ45のコレクタとベースとの間には、抵抗素子46が接続されている。以上が負荷駆動装置47を構成している。
従って、高電圧印加試験を行う場合には、トランジスタ45のベースである制御端子M3を、エミッタ側を基準としてロウレベルとなるように設定してトランジスタ45をオフさせる。そして、通常の駆動動作を行なう場合には制御端子M3をオープンにすれば、FET35がオンすることでトランジスタ45のベースは抵抗素子46を介してハイレベルとなり、トランジスタ45はオンとなる。
以上のように第7実施例によれば、スイッチ回路としてNPNトランジスタ45を用い、そのコレクタ−ベース間に抵抗素子46を接続したので、通常の駆動動作を行なうためには制御端子M3をオープンにすれば良く、ベースをロウレベルを維持するための信号を出力する必要がなく制御が容易となる。
(第8実施例)
図8は、本発明の第8実施例を示すものであり、第7実施例と異なる部分についてのみ説明する。第8実施例は、第7実施例の構成に加えて、抵抗素子37,39に対して並列に、ツェナーダイオード48,49を夫々接続したものであり、以上が負荷駆動装置50を構成している。斯様に構成した第8実施例によれば、ツェナーダイオード48,49によってFET35,36のゲートに印加される過電圧をクランプして保護することが出来る。
(第9実施例)
図9は、本発明の第9実施例を示すものであり、第8実施例と異なる部分についてのみ説明する。第9実施例は、第8実施例の構成におけるトランジスタ45に替えて、NチャネルMOSFET(半導体素子)51を配置したものであり、以上が負荷駆動装置52を構成している。斯様に構成した場合も、第7,第8実施例と同様に、制御端子M3をロウレベルにすればFET51をオフさせることができ、制御端子M3をオープンにすればFET51をオンさせることができる。従って、第8実施例と同様の効果が得られる。
(第10実施例)
図10は、本発明の第10実施例を示すものであり、第8実施例と異なる部分についてのみ説明する。第10実施例は、第8実施例の構成におけるクランプ回路38,41を、具体的な構成として示すものである。即ち、クランプ回路38は、FET35のゲート側からみて順方向となるダイオード53と、逆方向となるツェナーダイオード54とで構成されており、クランプ回路41についても同様に、ダイオード55とツェナーダイオード56とで構成されている。以上が負荷駆動装置57を構成している。斯様に構成した場合も、第3実施例と同様の効果が得られる。
本発明は上記し又は図面に記載した実施例にのみ限定されるものではなく、次のような変形または拡張が可能である。
抵抗素子46,60を削除して、スイッチ回路をオンするための制御信号を出力しても良い。
車両に搭載されるものに限らず、2つのFETを直列に接続して負荷に直流通電を行って駆動するものであれば適用が可能である。
本発明の第1実施例であり、ロウサイド駆動を行なう負荷駆動装置の構成を示す図 本発明の第2実施例を示す図1相当図 本発明の第3実施例を示す図1相当図 本発明の第4実施例を示す図1相当図 本発明の第5実施例を示す図1相当図 本発明の第6実施例であり、ハイサイド駆動を行なう負荷駆動装置の構成を示す図 本発明の第7実施例を示す図6相当図 本発明の第8実施例を示す図6相当図 本発明の第9実施例を示す図6相当図 本発明の第10実施例を示す図6相当図 従来技術を示す図1相当図
符号の説明
図面中、1は電源、2は負荷、3はFET(第1MOSFET)、4はFET(第2MOSFET)、9,10はクランプ回路、11は抵抗素子(第1抵抗素子)、12は抵抗素子(第2抵抗素子)、21は負荷駆動装置、22はスイッチ回路、23はPNPトランジスタ(スイッチ回路,半導体素子)、24,27は負荷駆動装置、28はPチャネルMOSFET(スイッチ回路,半導体素子)、29,34は負荷駆動装置、35はFET(第2MOSFET)、36はFET(第1MOSFET)、37は抵抗素子(第2抵抗素子)、38はクランプ回路、39は抵抗素子(第1抵抗素子)、40はスイッチ回路、41はクランプ回路、44は負荷駆動装置、45はNPNトランジスタ(スイッチ回路,半導体素子)、46は抵抗素子、47,50は負荷駆動装置、51はNチャネルMOSFET(スイッチ回路,半導体素子)、52,57は負荷駆動装置、60は抵抗素子を示す。

Claims (7)

  1. 電源より負荷に対して通電を行う経路内に直列に接続される同一導電型の2つのMOSFETと、
    これら2つのMOSFETのドレイン−ゲート間に夫々接続されるクランプ回路と、
    負荷側に配置される第1MOSFETのゲート−ソース間に直列に接続される第1抵抗素子及びスイッチ回路と、
    他方の第2MOSFETのゲートに接続される第2抵抗素子とで構成され
    前記スイッチ回路を開くことで、前記各FETに対する高電圧印加試験が可能になることを特徴とする負荷駆動装置。
  2. 前記2つのMOSFETは、負荷とグランドとの間に配置されるNチャネルMOSFETであることを特徴とする請求項1記載の負荷駆動装置。
  3. 前記スイッチ回路を、制御端子にロウレベル信号が与えられるとオンする半導体素子で構成し、
    前記半導体素子の制御端子と前記第1MOSFETのソースとを接続する抵抗素子を備えたことを特徴とする請求項2記載の負荷駆動装置。
  4. 前記2つのMOSFETは、電源と負荷との間に配置されるPチャネルMOSFETであることを特徴とする請求項1記載の負荷駆動装置。
  5. 前記スイッチ回路を、制御端子にハイレベル信号が与えられるとオンする半導体素子で構成し、
    前記半導体素子の制御端子と前記第1MOSFETのソースとを接続する抵抗素子を備えたことを特徴とする請求項4記載の負荷駆動装置。
  6. 請求項2又は3記載の負荷駆動装置について、
    前記スイッチ回路を開き、
    前記第1MOSFETのドレイン,前記2つのMOSFETの共通接続点,第2MOSFETのソースとをグランド電位に設定すると共に、前記第1抵抗素子及びスイッチ回路の共通接続点と前記第2抵抗素子の開放端子に高電圧を印加することを特徴とする負荷駆動装置の高電圧印加試験方法。
  7. 請求項4又は5記載の負荷駆動装置について、
    前記スイッチ回路を開き、
    第1MOSFETのドレイン,前記2つのMOSFETの共通接続点,第2MOSFETのソースに高電圧を印加すると共に、前記第1抵抗素子及びスイッチ回路の共通接続点と前記第2抵抗素子の開放端子をグランド電位に設定することを特徴とする負荷駆動装置の高電圧印加試験方法。

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