JP4227419B2 - アルミニウム基複合材の押出し用金型 - Google Patents

アルミニウム基複合材の押出し用金型 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はアルミニウム基複合材製の長尺な管を押出し成形する場合に用いるアルミニウム基複合材の押出し用金型に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の押出し用金型は、金型に金型の出口に向かってテーパ状に縮径するテーパ部を設けることで、ダイスの変形を少なくしている(例えば、特許文献1参照。)。
また、逆に金型の出口に向かってテーパ状に拡径しているものもある(例えば、特許文献2参照。)。
【0003】
【特許文献1】
実開昭52−135432号公報 (第3−5頁、第1図)
【特許文献2】
特開平4−319018号公報 (第2頁、図2)
【0004】
以上の特許文献1、2を図面を参照の上、詳しく説明する。
図8は従来の組合せダイスの説明図である(特許文献1の第1図を写したもの。)。
従来の組合せダイスは、ダイス基体1の外周面にテーパ部1bを形成し、補助ダイス体2の外周面にテーパ部2eを形成するとともに中央にメタル分流用突出部2dを形成し、ダイスリング4にテーパ穴4bを開け、このテーパ穴4bにダイス基体1および補助ダイス体2を嵌め込むことで、押出し時の応力を低減し、ダイスの変形を少なくすることができる。
【0005】
図9は従来のポートホールダイスの説明図である(特許文献2の図2(イ)を写したもの。)。
従来のポートホールダイス1は、雄型2を有し、雄型2は、ブリッジ部3およびポート孔6を備え、このポート孔6の内面部Cを傾斜部に加工したものである。ポート孔6の内面部Cを傾斜部とするとともに、ダイス内の他の部位を傾斜部とすることで、押出材料の流動抵抗を小さくすることができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記図8の組合せダイスでは、押出しの素材にアルミニウム基複合材を用いた場合、アルミニウム基複合材を補助ダイス体2のメタル分流用突出部2dで分流させる際の変形抵抗は大きく、補助ダイス体2とダイス基体1との隙間にアルミニウム基複合材が入り込んで、ダイスが変形する心配がある。
【0007】
上記図9のポートホールダイス1では、雄型2のブリッジ部3およびポート孔6で押出材料を分流するが、押出材料としてアルミニウム基複合材を採用した場合、ここでは4個のポート孔6に対して押出材料が均一に流入しないことがある。そこで、ブリッジ部3(4個)の入り口側の端を凹ませて雄型2の入り口に凹部を設けることで、4個のポート孔6に流入する量の均一化を向上させることが可能となる。ただ、雄型2の入り口に凹部を設けると、ブリッジ部3の強度が小さくなり、ポートホールダイス1の寿命が短くなる。
【0008】
そこで、本発明の目的は、寿命の延びを図り、管形状を押出しする際の押出し荷重を低減するアルミニウム基複合材の押出し用金型を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために請求項1は、アルミニウム基複合材のビレットを入り口から押し込みながら複数のブリッジおよびポートで一旦分断し、再び出口で結合することで管状に成形する押出し用金型において、入り口からブリッジ並びにポートに連なるとともに、入り口からブリッジ並びにポートに向かって拡径するビレット導入部を設けた金型であって、ビレット導入部とブリッジのビレットを分断する分断端部との間にリブを設けたことを特徴とする。
【0010】
リブでブリッジの分断端部の付け根部からの所定範囲とビレット導入部とを一体にする。その結果、ブリッジの張り出しの長さは短くなるとともに、ブリッジの分断端部の高さは高くなり、ブリッジの強度を高めることができる。従って、押出し用金型の寿命の延びを図れる。
【0011】
また、ビレット導入部とブリッジのビレットを分断する分断端部との間にリブを設けたので、ビレット導入部の機能を確保しながら、ポートホールの面積を確保することができる。従って、管形状を押出しする際の押出し荷重の低減を図れる。
【0012】
請求項2は、入り口の直径およびビレット導入部の入り口の直径をD1、ビレット導入部の出口の直径およびブリッジの径をD2、直径D2の周面から内方に延びるブリッジの長さをB、分断端部に一体となるリブの長さをR、としたときに、0.3×B≦R≦(D2−D1)/2を満足するようにリブの長さRを設定することを特徴とする。
【0013】
0.3×B未満では、リブが小さく、ブリッジの強度はあまり向上せず、金型の寿命の延びは小さい。
(D2−D1)/2を超えると、ビレット導入部に形成したリブによってビレット導入部の流路を小さく且つ、狭めることになり、ビレットの押出し荷重は大きくなる。
その結果、ブリッジの強度向上を図るために下限を0.3×Bとし、ビレット導入部の機能を確保するために上限を(D2−D1)/2とする。
従って、押出し用金型の寿命の延びを図れるとともに、管形状を押出しする際の押出し荷重の低減を図れる。
【0014】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見るものとする。
図1は本発明に係るアルミニウム基複合材の押出し用金型の斜視図である。
アルミニウム基複合材の押出し用金型10は、コンテナ11に取り付けて管12を成形するダイで、オスダイ13と、オスダイ13に取り付けたメスダイ14と、からなる。
管12は、アルミニウム基複合材製の円形管で、厚さをtに成形したものである。
【0015】
アルミニウム基複合材は、母材としてのアルミニウムと強化材としてのアルミナ(Al)を複合したもので、アルミナ(Al)を還元剤としての窒化マグネシウム(Mg)により還元することで、アルミナにアルミニウムの面(濡れ性がよい)を形成し、アルミナ(強化材)とアルミニウム(母材)をケミカルコンタク(化学的に結合)状態にして、強固に結合した複合材である。
【0016】
図2は本発明に係る押出し用金型の断面図であり、コンテナ11と、金型10のオスダイ13と、メスダイ14を示す。
オスダイ13は、中央にビレット16を分流(分断)する3個のポートとしてのポートホール22,22,22(図3参照)および中子部23を形成し、中子部23を3個のブリッジ24,24,24(図3参照)で支持し、入り口25にビレット導入部26を設け、ビレット導入部26とブリッジ24,24,24(図3参照)との間にリブ27,27,27(図3参照)を設けたものである。28は出口を示す。
【0017】
ビレット16は、既に説明した、還元剤としての窒化マグネシウムにより、強化材と母材金属がケミカルコンタクト状態になり、強固に結合している材料を用いた。
【0018】
リブ27は、入り口25側に位置する分断端部29と、付け根部31と、を有する。
中子部23には、出口28側に管12の厚さtを形成する内周成形口32を形成した。33は出口端部、34は中心軸線を示す。
【0019】
メスダイ14は、ポートホール22,22,22(図3参照)に一体的に連なるように形成したチャンバ36と、このチャンバ36に連なるように形成した管12の外径を形成する外周成形口37と、を有する。
【0020】
ビレット導入部26は、入り口25からブリッジ24並びにポートホール22に連なるとともに、入り口25からブリッジ24並びにポートホール22に向かって拡径するテーパ部であり、押出しの際の抵抗を低減すると同時に、3個のポートホール22,22,22(図3参照)に対してアルミニウム基複合材のビレット16が均一に流入するように導く。41はビレット導入部26の入り口で、押出し用金型10の入り口25と同じ部位、42はビレット導入部26の出口を示す。
【0021】
ここで、押出し用金型10の入り口25の直径およびビレット導入部26の入り口41の直径をD1、ビレット導入部26の出口42の直径およびブリッジ24の径をD2(D2>D1)、直径D2の周面43から内方に延びるブリッジ22の長さをB、リブ27の分断端部29に一体となるリブ27の長さをRとする。
直径D2の周面43は、ポートホール22の外方の周面(直径D2)と同じ部位である。
【0022】
ビレット導入部26の入り口41の直径D1は、コンテナ11の内径に対して90%〜95%の範囲に設定した。ビレット導入部26の入り口41の直径D1をコンテナ11の内径より小さく設定することで、ビレット16の外皮がポートホール22に巻き込まれるのを防止することができる。
90%未満では、アルミニウム基複合材のビレット16を押出す際の抵抗が大きく、押出し荷重が大きくなる。
95%を超えると、ビレット16の外皮がポートホール22に巻き込まれる。
【0023】
ビレット導入部26の入り口41の直径D1をD2>D1とすることで、コンテナ11の内径(ビレット16の外径にほぼイコール)を小さくすることができ、押出し比(コンテナ断面積/製品断面積)が小さくなる。そのため、押出し性が良好(押出し荷重が下がる。)になる。
【0024】
このような押出し用金型10はまた、コンテナ11によってアルミニウム基複合材のビレット16を入り口25から押し込みながら3個のブリッジ24,24,24(図3参照)およびポートホール22,22,22(図3参照)で一旦分断し、再び出口28で結合することで管12に成形する。
【0025】
図3は図2の3矢視図であり、オスダイ13の中子部23と、ブリッジ24,24,24と、リブ27,27,27を示す。Wbはブリッジ24の幅、Wrはブリッジ24の幅Wbと同じ値に設定したリブ27の幅を示す。
【0026】
図4は本発明に係るリブの正面図であり、リブ27は、既に説明したようにビレット導入部26とブリッジ24の分断端部29との間に設けたものである。
リブの長さRは、0.3×B≦R≦(D2−D1)/2を満足するように設定した。なお、ここでは、(D2−D1)/2を「拡径の長さ」と呼称する
リブ27の長さRが0.3×B未満では、リブ27が小さく、ブリッジ24の強度はあまり向上せず、金型10の寿命の延びは小さい。
リブの長さRが(D2−D1)/2を超えると、ビレット導入部26に形成したリブ27,27,27によってビレット導入部26の流路を小さく且つ、狭めることになり、ビレット16(図2参照)の押出し荷重は大きくなる。
その結果、ブリッジ24の強度向上を図るために下限を0.3×Bとし、ビレット導入部26の機能を確保するために上限を(D2−D1)/2とする。
【0027】
次にビレット導入部26をより具体的に説明する。
ビレット導入部26の入り口41の直径D1に対してビレット導入部26の出口42の直径D2は、押出し用金型10の入り口25(入り口41でもある。)からブリッジ24,24,24(図3参照)並びにポートホール22,22,22(図3参照)に向かって拡径した値である。
【0028】
ここで、ビレット導入部26の入り口41の面積をA1(A1=D1・π/4)、出口42の面積をA2(A2=D2・π/4)、拡径率をAd、としたときに、拡径率Ad(%)は、Ad=(A2/A1)×100であり、拡径率Adを140%〜210%の範囲内に設定するのが望ましい。
140%未満では、押出し荷重の減少値は小さく、押出し荷重を所望の値まで小さくすることができない。
210%を超えると、オスダイ13の肉厚Tが薄くなり、オスダイ13の強度が不足する。また、押出し用金型10が大型になる。
【0029】
以上に述べたアルミニウム基複合材の押出し用金型の作用を次に説明する。
図3および図4に示すように、ビレット導入部26とブリッジ24,24,24のビレットを分断する分断端部29,29,29との間にリブ27,27,27を設けたので、リブ27,27,27によってブリッジ24,24,24の分断端部29,29,29側の付け根部31,31,31からリブの長さRの間はビレット導入部26と一体になる。その結果、ブリッジ24の長さBは短くなるとともに、ブリッジ24の高さHは高くなり、ブリッジ24の強度を高めることができる。従って、押出し用金型10の寿命の延びを図ることができる。
【0030】
また、ビレット導入部26とブリッジ24,24,24の分断端部29,29、29との間にリブ27,27,27を設けたので、ビレット導入部26の機能を確保しながら、ブリッジ24の幅Wbを拡幅することなく、ポートホール22,22,22の断面積を確保することができる。従って、管12を押出しする際の押出し荷重を低減することができる。
【0031】
図5(a),(b)はアルミニウム基複合材の押出し用金型の比較図である。
(a)は、比較例で、リブの無い押出し用金型101を示す。押出し荷重Fで管102を押出し成形すると、ブリッジ103,103に生じる応力σ1は大きい。その結果、ブリッジ103は変形し、中子部104は距離δだけ前方(矢印▲1▼の方向)に変位すると同時に、中子部104の中心軸線105は偏心し、管102の最大肉厚はtm、最小肉厚はtnとなる。
【0032】
(b)は、図2を写したもので、本発明の押出し用金型10では、押出し荷重Fに対してブリッジ24,24に生じる応力σ2は小さい。
従って、アルミニウム基複合材の押出し用金型10の寿命の延びを図ることができる。
【0033】
次に、本発明に係るアルミニウム基複合材の押出し用金型を線図で補足説明する。
図6は、押出し本数とオスダイスの変形量の関係を示したグラフであり、横軸を押出し成形管の本数Nとし、縦軸をオスダイスの前方への変形量δ(図5(a)参照)としたものである。なお、変形量δの上限を1.3mmとした。
二点鎖線は、比較例で、リブが無いオスダイスの変形量を示す。
破線は、実施の形態(その1)で、リブが有るオスダイスの変形量を示し、R(リブの長さ)=0.3×B(ブリッジの長さ)である。
実線は、実施の形態(その2)で、リブが有るオスダイスの変形量を示し、R(リブの長さ)=(D2−D1)/2である。
【0034】
比較例では、押出し本数が約40本でオスダイスの変形量はほぼ限界に達するため、押出し用金型の寿命は短い。
実施の形態(その1)では、押出し本数が180本で変形量はほぼ限界に達する。つまり、リブの長さRを0.3×B以上に設定すると、押出し用金型の寿命を所望の回数(本数)まで延ばすことができる。
実施の形態(その2)では、押出し本数が180本でも変形量は限界に至らない。つまり、リブの長さRを(D2−D1)/2に設定すると、押出し用金型の寿命をさらに延ばすことができる。
【0035】
図7は、押出し本数と成形管の偏肉の関係を示したグラフであり、横軸を押出し成形管の本数Nとし、縦軸を押出し成形管の偏肉tsとしたものである。偏肉tsは、ts=tm(図5(a)参照)−tnとする。
二点鎖線は、比較例で、リブが無い押出し用金型(図5(a)参照)で成形した管の偏肉の値を示す。
破線は、実施の形態で、リブが有る押出し用金型で成形した管の偏肉の値を示す。R(リブの長さ)=0.3×B(ブリッジの長さ)である。
【0036】
比較例は、押出し本数が40本を超えると偏肉が大きくなる。これは、オスダイスの前方への変形量δ(図6参照)が大きいためである。
実施の形態は、押出し本数が180本に至るまで偏肉は起きない。
従って、アルミニウム基複合材の押出し用金型の寿命の延びを図れる。
【0037】
尚、本発明の実施の形態に示したポートホール22、ブリッジ24の形状は一例である。
ビレット導入部26の形状は、一例である。
リブ27の幅Wrは、ブリッジ24の幅Wbと同じ値に設定したが、任意である。
【0038】
【発明の効果】
本発明は上記構成により次の効果を発揮する。
請求項1では、押出し用金型の入り口からブリッジ並びにポートに連なるとともに、入り口からブリッジ並びにポートに向かって拡径するビレット導入部を設けた金型であって、ビレット導入部とブリッジのビレットを分断する分断端部との間にリブを設けたので、リブによってブリッジの分断端部の付け根部からの所定範囲はビレット導入部と一体になる。その結果、ブリッジの長さは短くなるとともに、ブリッジの高さは高くなり、ブリッジの強度を高めることができる。従って、押出し用金型の寿命の延びを図ることができる。
【0039】
また、ビレット導入部とブリッジの分断端部との間にリブを設けたので、ビレット導入部の機能を確保しながら、ポートホールの面積を確保することができる。従って、管形状を押出しする際の押出し荷重を低減することができる。
【0040】
請求項2では、入り口の直径およびビレット導入部の入り口の直径をD1、ビレット導入部の出口の直径およびブリッジの径をD2、直径D2の周面から内方に延びるブリッジの長さをB、分断端部に一体となるリブの長さをR、としたときに、0.3×B≦R≦(D2−D1)/2を満足するようにリブの長さRを設定する。
0.3×B未満では、リブが小さく、ブリッジの強度はあまり向上せず、金型の寿命の延びは小さい。
(D2−D1)/2を超えると、ビレット導入部に形成したリブによってビレット導入部の流路を小さく且つ、狭めることになり、ビレットの押出し荷重は大きくなる。
その結果、ブリッジの強度向上を図るために下限を0.3×Bとし、ビレット導入部の機能を確保するために上限を(D2−D1)/2とする。
従って、押出し用金型の寿命の延びを図ることができるとともに、管形状を押出しする際の押出し荷重を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るアルミニウム基複合材の押出し用金型の斜視図
【図2】本発明に係る押出し用金型の断面図
【図3】図2の3矢視図
【図4】本発明に係るリブの正面図
【図5】アルミニウム基複合材の押出し用金型の比較図
【図6】押出し本数とオスダイスの変形量の関係を示したグラフ
【図7】押出し本数と成形管の偏肉の関係を示したグラフ
【図8】従来の組合せダイスの説明図
【図9】従来のポートホールダイスの説明図
【符号の説明】
10…押出し用金型、12…管、16…ビレット、22…ポート(ポートホール)、24…ブリッジ、25…入り口(押出し用金型の入り口)、26…ビレット導入部、28…出口、27…リブ、29…分断端部、41…ビレット導入部の入り口、42…ビレット導入部の出口、43…直径D2の周面。

Claims (2)

  1. アルミニウム基複合材のビレットを入り口から押し込みながら複数のブリッジおよびポートで一旦分断し、再び出口で結合することで管状に成形する押出し用金型において、
    前記入り口からブリッジ並びにポートに連なるとともに、入り口からブリッジ並びにポートに向かって拡径するビレット導入部を設けた金型であって、
    前記ビレット導入部と前記ブリッジのビレットを分断する分断端部との間にリブを設けたことを特徴とするアルミニウム基複合材の押出し用金型。
  2. 前記入り口の直径およびビレット導入部の入り口の直径をD1、ビレット導入部の出口の直径およびブリッジの径をD2、前記直径D2の周面から内方に延びるブリッジの長さをB、前記分断端部に一体となるリブの長さをR、としたときに、0.3×B≦R≦(D2−D1)/2を満足するようにリブの長さRを設定することを特徴とする請求項1記載のアルミニウム基複合材の押出し用金型。
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