JP2007234553A - 電極製造方法 - Google Patents

電極製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2007234553A
JP2007234553A JP2006058239A JP2006058239A JP2007234553A JP 2007234553 A JP2007234553 A JP 2007234553A JP 2006058239 A JP2006058239 A JP 2006058239A JP 2006058239 A JP2006058239 A JP 2006058239A JP 2007234553 A JP2007234553 A JP 2007234553A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electrode
diameter
extrusion process
billet
cup
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2006058239A
Other languages
English (en)
Inventor
Kunio Takahashi
邦男 高橋
Kazuhiko Yamagishi
和彦 山岸
Hiroaki Nishikata
広昭 西方
Ichiro Kitajima
一郎 北島
Koichi Saeki
光一 佐伯
Takeshi Fujii
健 藤井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
FINECS KK
Toshiba Shomei Precision Corp
Original Assignee
FINECS KK
Toshiba Shomei Precision Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by FINECS KK, Toshiba Shomei Precision Corp filed Critical FINECS KK
Priority to JP2006058239A priority Critical patent/JP2007234553A/ja
Publication of JP2007234553A publication Critical patent/JP2007234553A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Extrusion Of Metal (AREA)
  • Forging (AREA)
  • Discharge Lamp (AREA)

Abstract

【課題】本発明は、冷陰極蛍光ランプに適用される電極としての材料費や加工費に対して耐用年数を考慮した場合に、トータルコストの面で優れたカップ形状の電極を作る電極製造方法を提供する。
【解決手段】電極製造方法は、冷陰極蛍光ランプの電極として用いられるカップ形状の電極を作る。この電極は、カップ形状の底部12から円筒部13まで一続きの材料で構成され、円筒部の外径寸法が一定で、円筒部の内径寸法が開口部11寄りに設けられる大口径部131から底部寄りに設けられる小口径部132に変化している。電極製造方法は、切断工程と、第1の押出工程と、第2の押出工程とを有する。切断工程では、線材から一定の長さのビレットを切り取る。第1の押出工程では、ビレットに大口径部が成形された第1の中間品を作る。第2の押出工程では、第1の中間品に小口径部が成形された第2の中間品を作る。
【選択図】図1

Description

本発明は、冷陰極蛍光ランプに用いられるカップ形状の電極を作る電極製造方法に関する。
冷陰極蛍光ランプに用いられる電極の1つに、カップ形状の電極がある。この電極は、開口部を互に向き合わせて配置され、ホローカソード効果を得ることができる。カップ形状の電極を作る方法は、いくつか知られている。展延性の大きいNi(ニッケル)を用いる場合は、径の異なるダイスを複数段階に用意し、これらを用いて平板からカップ形状へ絞り出す成形方法がある。
冷陰極蛍光ランプの寿命を長くしたり、輝度を向上させたりするために、電極の材料にNb(ニオブ)を用いる場合がある。Nbは、展延性に乏しく、塑性加工を行うことが極めて困難である。特許文献1において、このNbをカップ形状の電極に加工する順送り絞り加工方法が記載されている。
この順送り絞り加工方法は、基本的にNiの順送り絞り加工方法と比べて、特に、各加工段階で用いられるパンチの外径を各加工段階におけるダイの内径に平板の板厚を加味したワークの予定内径よりもやや小さく設定している。また、カップ形状の底部を中心とする同心円状に二重にランスを平板材に設け、「絞り切れ」を防止している。
また、他の材料として、いずれも塑性加工が難しいW(タングステン)、Mo(モリブデン)、Ta(タンタル)を用いてカップ形状の電極を造る方法が特許文献2に開示されている。特許文献2に示されたカップ形の電極は、底部と円筒部とが別々に造られる。カップ形の電極の底部は、ヘッダ加工によって導入線の端部に形成される。円筒部は、パイプ材を切断して作られ、底部に外嵌して底部と抵抗溶接される。
特開2003−220423号公報 特開2005−158539号公報
しかしながら、Niを用いてカップ形状の電極を作る場合、加工性に優れているが、平板材から順送り絞り加工でカップ形状の電極を作ると、端材ができてしまうため、材料の歩留まりが悪い。また、Ni製の電極の場合、スパッタリングによって底部およびその近傍の内表面が腐食されやすい。
特許文献1の方法の場合、Ni製のカップ形状の電極の場合と同様に、電極となる部分に対して端材が多くできてしまう。Niに比べて材料単価が高価なNb、W、Mo、Ta等を電極の材料として選定すると材料コストが高くなってしまう。そのため、例え冷陰極蛍光ランプとしての耐用年数が延びても、トータルコストの面で割が合わないことが懸念される。
また、特許文献2の方法の場合、電極を作るために材料に端材がほとんど生じない。しかし、電極の底部と円筒部を分けて作ったことによって、これらを接合する工程が余分に生じる。接合工程は、底部のヘッダ加工の工程や円筒部の切り出しの工程と全く別の装置で行わなければならない。したがって、加工費が嵩み、冷陰極蛍光ランプとしてのトータルコストの面で、高価なものになってしまう。
そこで、本発明は、冷陰極蛍光ランプに適用される電極としての材料費や加工費に対して耐用年数を考慮した場合に、トータルコストの面で優れたカップ形状の電極を作る電極製造方法を提供する。
本発明に係る電極製造方法は、冷陰極蛍光ランプの電極として用いられ開口部を互に向き合わせてこの冷陰極蛍光ランプの両方の端部に一対に封入されるカップ形状の電極を作ることを前提とする。特に、この電極は、カップ形状の底部から円筒部まで一続きの材料で構成され、円筒部の外径寸法が一定で、円筒部の内径寸法が開口部寄りに設けられる大口径部から底部寄りに設けられる小口径部に変化している。そして、電極製造方法は、切断工程と、第1の押出工程と、第2の押出工程とを有する。切断工程では、線材から一定の長さのビレットを切り取る。第1の押出工程では、ビレットに大口径部が成形された第1の中間品を作る。第2の押出工程では、第1の中間品に小口径部が成形された第2の中間品を作る。
また、ビレットから延びた大口径部の端部が均等に揃うように第1の押出工程の前に、ビレットの外形寸法を整えた予備整形品を作る整形工程を実施することが好ましい。この場合、整形工程において電極の底部側となるビレットの端部の縁にテーパ部を設けることも好ましい。
また、電極の大口径部と小口径部との間をなだらかにつなぐ遷移部が設けられる場合、第1の押出工程後から第2の押出工程前までの間に遷移部を成形する遷移部成形工程を実施する。さらに、電極の開口部となる側の第2の中間品に縮径部を作る狭窄成形工程を実施することも好ましい。
本発明に係る電極製造方法によれば、電極を押出成形で作ることができるので、端材が生じることなく、材料の歩留が良い。また、電極は、切断工程から第2の押出工程まで複数段階の塑性加工によって作られる。この電極製造方法によれば、途中で大幅な段取換えを必要とせず、短時間で電極を作ることができるので、加工費も安く抑えることができる。
さらに、この電極製造方法によって作られる電極は、円筒部の外形寸法が一定で開口部寄りの内径寸法が大口径で底部側の内径寸法が小口径であるカップ形状の電極であり、底部およびその近傍の円筒部が分厚く作られている。したがって、冷陰極蛍光ランプの電極として使用される場合に、スパッタリングによる腐食を受けても耐用年数を長く設定することができる。
つまり、本発明に係る電極製造方法は、冷陰極蛍光ランプの電極としての材料費や加工費に対して耐用年数を考慮した場合に、トータルコストの面で優れたカップ形状の電極を作ることができる。
本発明に係る一実施形態の電極製造方法について、図1から図19を参照して説明する。この電極製造方法は、図1に示す冷陰極蛍光ランプ1に用いられるカップ形状の電極10を押出成形によって作る製造方法である。電極10は、開口部11を互に向き合わせて冷陰極蛍光ランプ1のガラス管2の両方の端部2aに一対に封入される。冷陰極蛍光ランプ1は、両方の端部2aが対称に作られているので、その一方を図1に示している。
まず、電極製造方法によって作られる電極10について説明する。電極10は、カップ形状の底部12から円筒部13まで一続きの材料で構成されている。円筒部13の外形寸法は、底部12から開口部11まで一定である。円筒部13の内径寸法は、大口径部131から小口径部132まで変化している。大口径部131は、開口部11寄りの約半分にわたる円筒部13の内側に設けられている。小口径部132は、底部12寄りの約半分にわたる円筒部13の内側に設けられている。大口径部131と小口径部132は、一定の勾配を有した遷移部133によってなだらかに連続している。
円筒部13の中心軸線に沿う方向の底部12の厚みは、円筒部13の半径に沿う方向の小口径部132の厚みとほぼ同じ大きさである。電極10は、開口部11と反対側に膨出した凸部121を底部12の中央部分に有し、図1に示すように、封着部材20が抵抗溶接によって取り付けられている。また、電極10は、円筒部13の外径寸法が開口部11に向かうにつれて徐々に大口径部131の内径寸法よりも窄まる縮径部14を開口部11に有している。
次に、電極製造方法について説明する。図1に示した電極10のを作る電極製造方法は、切断工程P1と、整形工程P2と、第1の押出工程P3と、遷移部成形工程P4と、第2の押出工程P5と、狭窄成形工程P6とを有している。図2および図3に示す切断工程P1では、電極10に適用される材料でできた線材Wから一定の長さのビレットAを切り取る。線材Wとして、本実施形態では、純Ni(ニッケル)のワイヤを適用している。
線材Wは、図2に示すように内径寸法が線材Wの外形寸法に対してほぼ一致した孔31aが設けられたノズル31に通されている。ノズル31の出口面31bは、線材Wの操出方向に対して垂直に設けられている。ビレットAを切り出すカッタ32は、図2および図3に示すようにノズル31の出口面31bに沿って移動するように設けられており、ノズル31の孔31aと同じ内径寸法の剪断部32aを有している。
図4および図5に示す整形工程P2では、後に続く工程、特に第1の押出工程P3および第2の押出工程P5で仕上がり寸法の誤差を小さく抑えるために、ビレットAの外形寸法が整えられる。整形工程P2で使用される整形用のダイス34は、図4に示すようにビレットAの外径よりもわずかに大きい内径の成型部34aを有している。成型部34aの奥側の内周隅には、円錐面34bが設けられている。
ビレットAは、図5に示すようにダイス34に挿入されてパンチ35で型押しされることによって、電極10の底部12側となる端部の縁にテーパ部B1が形成された予備整形品Bになる。予備整形品Bは、ノックアウトピン36によって、ダイス34の成型部34aから押し出される。
図6および図7に示す第1の押出工程P3では、予備整形品Bに大口径部131が整形された状態の第1の中間品Cが作られる。第1の押出工程P3で使用されるダイス37は、図6に示すように予備整形品Bの外径寸法よりもわずかに大きい内径の成型部37aを有している。成型部37aに予備整形品Bを挿入した後方から、図6において左側から押し入れられるパンチ38は、大口径部131の内径寸法と同じ外形寸法を有し、先端部が平坦である。
第1の押出工程P3は、いわゆる後方押出加工であり、予備整形品Bをダイス37の成型部37aに装填し、ダイス37に対してパンチ38が押し込まれると、予備整形品Bは、図7に示すように、ダイス37とパンチ38の間に、パンチ38が押し込まれる方向と逆の方向である後方へ流出する。ダイス37は、ダイス34と同様にパンチ38が押し込まれる成型部37aの奥側にノックアウトピン39を備えている。大口径部131が成形された第1の中間品Cは、ノックアウトピン39によって成型部37aから排出される。
図8および図9に示す遷移部成形工程P4では、第1の中間品Cに遷移部133を成形する。遷移部成形工程P4で使用されるダイス40は、図8に示すように第1の中間品Cの外径寸法よりもわずかに大きい内径の成型部40aを有している。この成型部40aに装填された第1の中間品Cの後方、図8における左側、から挿入されるパンチ41は、大口径部131の内径寸法と同じ外径寸法を有し、先端部に遷移部133を成形するためのテーパ部41aが設けられている。
図9に示すように、第1の中間品Cが装填された状態でパンチ41が押し込まれると、第1の中間品Cは、ダイス40とパンチ41との間の形状に沿って充填されるように塑性変形する。ダイス40は、図8および図9に示すように、成型部40aの内径寸法とほぼ同じ外径寸法のノックアウトピン42をパンチ41と反対に備えている。遷移部133が形成された遷移部形成品Dは、ノックアウトピン42によって、成型部40aから押し出される。
図10および図11に示す第2の押出工程P5では、遷移部133が形成された遷移部形成品Dに小口径部132を成形する。第2の押出工程P5で使用されるダイス43は、図10に示すように遷移部形成品Dの外径寸法よりもわずかに大きい内径寸法の成型部43aを有している。
成型部43aに装填された遷移部形成品Dの後方、図10における左側、から挿入されるパンチ44は、小口径部132の内径寸法と同じ外径寸法を有している。また、パンチ44の先端には、凸部44aが設けられている。電極10の底部12から円筒部13へつながる角部を形作る成型部43aの隅部は、丸められている。ダイス43は、図10および図11に示すように、パンチ44と反対側から装着され、成型部43aの内径寸法よりも外形寸法が小さいノックアウトピン45を備えている。ノックアウトピン45の端面の中央部には、凹部45aが形成されている。
第2の押出工程P5は、いわゆる後方押出加工である。図10に示すように遷移部形成品Dを成型部43aに装填した状態で、図11に示すようにパンチ44をダイス43に向かって押し込むと、ダイス43およびノックアウトピン45とパンチ44との間に挟まれた遷移部形成品Dは、ダイス43とパンチ44との間に沿って流出し、小口径部132および底部12が成形される。また、底部12から円筒部13へのつながり部分は、いわゆるR面取りを施したような形状に成形される。
このとき、パンチ44の凸部44aとノックアウトピン45の凹部45aによって型押しされることで、電極10の底部12には凸部121が成形される。小口径部132が成形された第2の中間品Eは、ノックアウトピン45によって、成型部43aから押し出される。底部12の厚みは、第2の押出工程P5において、小口径部132の厚みとほぼ同じ厚みに調整される。
図12および図13に示す狭窄成形工程P6では、電極10の開口部11となる大口径部131の開放側に縮径部14を成形する。狭窄成形工程P6で使用されるダイス46は、第2の押出工程P5で小口径部132が成形された第2の中間品Eをがたつき無く保持できる程度に、第2の中間品Eの外径寸法よりもわずかに大きい内径寸法の保持部46aを有している。
第2の中間品Eは、保持部46aに装填された状態で、大口径部131の一部がダイス46から突出する。パンチ47は、保持部46aと対向する位置に凹部47aを有している。凹部47aは、図12に示すように奥に向かうにしたがって、円筒部13の外径寸法よりも大きい内径寸法から大口径部131の内径寸法よりも小さい内径寸法まで、窄まっている。
図12に示すように保持部46aに第2の中間品Eを装填した状態で、図13に示すようにパンチ47をダイス46に向かって近づけると、開口部11となる大口径部131の端部は、凹部47aの内面に沿って窄められる。ダイス46は、底部12に当接するノックアウトピン48を備えている。狭窄成形工程P6によって縮径部14が形成されて完成品となった電極10は、ノックアウトピン48によって、ダイス46の保持部46aから押し出される。狭窄成形工程P6では、円筒部13の外径寸法が大きくなることはないので、完成品の電極10は、保持部46aから容易に排出することができる。
成形加工しようとする材料を金型に装填するためには、わずかなクリアランスが必要である。したがって、1つ前の工程で適用された金型に対して次の工程で使用される金型の内径寸法は、徐々に大きくなる。つまり、以上のように施行される電極製造方法では、ビレットA、予備整形品B、第1の中間品C、遷移部形成品D、第2の中間品E、完成品Fと成形加工が進むにしたがって各々の外径寸法は、後工程のものほど外径寸法は大きくなる。
なお、本実施形態において、切断工程P1で切り出されたビレットAの外形寸法が、第1の押出工程P3に適用できる程度に精度良く仕上がっていれば、整形工程P2を省略することも可能である。また、遷移部成形工程P4で形成される遷移部133は、本実施形態のように傾斜角度が一定な円錐面である代わりに、電極10の仕様に応じて断面が円弧状のトロイダル面であっても良い。
また、遷移部133を設けなくても良い。この場合は、遷移部成形工程P4を省略することができる。さらに、第2の押出工程P5の前または後に、開口部11の端部の形状や円筒部13の長さを整えるトリミング工程を実施しても良い。また、電極10の仕様において縮径部14が不要である場合、狭窄成形工程P6は、当然省略される。
以上の電極製造方法によって押出成形された図14に示す電極10は、絞り加工された図17に示すカップ形状の電極100と比較した場合、内周表面に特徴的な加工痕を有している。したがって、内周表面を拡大して見ることで、いずれの方法によって電極が作られたか判別することが容易である。
押出成形された電極10の内周表面を150倍に拡大した顕微鏡写真を図15に、500倍に拡大した顕微鏡写真を図16に示す。また、図17に示すカップ形状に絞り加工された電極100の内周表面を150倍に拡大した顕微鏡写真を図18に、500倍に拡大した顕微鏡写真を図19に示す。図15,16,18,19に示す各顕微鏡写真中のスケールバーは、その隣に示す数値に対応している。
それぞれの顕微鏡写真を比較して分かるように、本実施形態の電極製造方法で作られた図15、図16に示す電極10の内周表面には、各工程において挿入されたパンチに対して円筒部の中心軸線に沿う方向に擦れた加工痕が全体的に見られる。これに対して絞り加工では、材料が引っ張られて成形されるため、電極100の内周表面の粒界が開いていることが図18および図19の顕微鏡写真から分かる。
本発明に係る一実施形態の電極製造方法によって作られた電極が封入された冷陰極蛍光ランプの端部の断面図。 図1に示した電極を作る電極製造方法の切断工程において線材がダイスに装填された状態を模式的に示す断面図。 図2に示した切断工程においてビレットを切り取った状態を模式的に示す断面図。 図3に示した切断工程に引き続き実施される整形工程においてビレットがダイスに装填された状態を模式的に示す断面図。 図4に示した整形工程においてビレットが型押しされた状態を模式的に示す断面図。 図5に示した整形工程に引き続き実施される第1の押出工程において予備整形部材をダイスに装填した状態を模式的に示す断面図。 図6に示した第1の押出工程において予備整形部材から大口径部が一体に成形された状態を模式的に示す断面図。 図7に示した第1の押出工程に引き続いて実施される遷移部成形工程において第1の中間品がダイスに装填された状態を模式的に示す断面図。 図8に示した遷移部成形工程において遷移部が型押しされた状態を模式的に示す断面図。 図9に示した遷移部成形工程に引き続いて実施される第2の押出工程において遷移部形成品がダイスに装填された状態を模式的に示す断面図。 図10に示した第2の押出工程において小口径部が成形された状態を模式的に示す断面図。 図11に示した第2の押出工程に引き続いて実施される狭窄成形工程において第2の中間品がダイスに装填された状態を模式的に示す断面図。 図12に示した狭窄成形工程において縮径部が形成された状態を模式的に示す断面図。 図1に示した電極の断面図。 図14中のMで囲う範囲の電極の内周表面を拡大した顕微鏡写真。 図15の一部をさらに拡大した顕微鏡写真。 絞り加工によって成形された一般的なカップ形状の電極の断面図。 図17中のNで囲う範囲の電極の内周表面を拡大した顕微鏡写真。 図18の一部をさらに拡大した顕微鏡写真。
符号の説明
1…冷陰極蛍光ランプ、10…電極、11…開口部、12…底部、13…円筒部、14…縮径部、131…大口径部、132…小口径部、133…遷移部、A…ビレット、B…予備整形品、B1…テーパ部、C…第1の中間品、E…第2の中間品、W…線材、P1…切断工程、P2…整形工程、P3…第1の押出工程、P4…遷移部成形工程、P5…第2の押出工程、P6…狭窄成形工程。

Claims (5)

  1. 冷陰極蛍光ランプの電極として用いられ開口部を互に向き合わせて前記冷陰極蛍光ランプの両方の端部に一対に封入されるカップ形状の電極のうち、底部から円筒部まで一続きの材料で構成され前記円筒部の外径寸法が一定で前記円筒部の内径寸法が前記開口部寄りに設けられる大口径部から前記底部寄りに設けられる小口径部に変化している電極を作る電極製造方法において、
    線材から一定の長さのビレットを切り取る切断工程と、
    前記ビレットに前記大口径部が成形された第1の中間品を作る第1の押出工程と、
    前記第1の中間品に前記小口径部が成形された第2の中間品を作る第2の押出工程と
    を有することを特徴とする電極製造方法。
  2. 前記第1の押出工程の前に、前記ビレットの外形寸法を整えた予備整形品を作る整形工程を実施することを特徴とする請求項1に記載の電極製造方法。
  3. 前記整形工程で前記電極の底部側となる前記ビレットの端部の縁にテーパ部を設けることを特徴とする請求項2に記載の電極製造方法。
  4. 前記電極の前記大口径部と前記小口径部との間をなだらかにつなぐ遷移部が設けられる場合、前記第1の押出工程後から前記第2の押出工程前までの間に前記遷移部を成形する遷移部成形工程を実施することを特徴とする請求項1に記載の電極製造方法。
  5. 前記第2の中間品における前記電極の前記開口部となる部分に縮径部を作る狭窄成形工程を実施することを特徴とする請求項1に記載の電極製造方法。
JP2006058239A 2006-03-03 2006-03-03 電極製造方法 Pending JP2007234553A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006058239A JP2007234553A (ja) 2006-03-03 2006-03-03 電極製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006058239A JP2007234553A (ja) 2006-03-03 2006-03-03 電極製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2007234553A true JP2007234553A (ja) 2007-09-13

Family

ID=38554914

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006058239A Pending JP2007234553A (ja) 2006-03-03 2006-03-03 電極製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2007234553A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102699084A (zh) * 2012-06-01 2012-10-03 北京理工大学 反向扭转挤压制备杯形件
CN102909233A (zh) * 2012-08-30 2013-02-06 镇江中虎弹簧有限公司 3倍以上孔径超深孔冷锻工艺
CN103286244A (zh) * 2012-02-24 2013-09-11 上海亚尔光源有限公司 H型钠灯铌管的制造方法
CN103464986A (zh) * 2013-06-26 2013-12-25 龙泉市日盛汽车零部件有限公司 一种制造汽车空调消声器的方法
WO2015012408A1 (ja) * 2013-07-23 2015-01-29 株式会社関プレス 金属板又は金属棒の端部断面の内部割裂方法、並びに該内部割裂方法による金属容器と金属管の製造方法及び金属部品の接合方法

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0386335A (ja) * 1989-08-28 1991-04-11 Kondoo Seiko Kk 自動車構成部品の製造方法
JPH03114365A (ja) * 1989-06-14 1991-05-15 Crosfield Electronics Ltd 画像の2進数表示を発生する方法および装置
JP2005279666A (ja) * 2004-03-29 2005-10-13 Sumikin Seiatsuhin Kogyo Kk 筒状物の製造方法

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03114365A (ja) * 1989-06-14 1991-05-15 Crosfield Electronics Ltd 画像の2進数表示を発生する方法および装置
JPH0386335A (ja) * 1989-08-28 1991-04-11 Kondoo Seiko Kk 自動車構成部品の製造方法
JP2005279666A (ja) * 2004-03-29 2005-10-13 Sumikin Seiatsuhin Kogyo Kk 筒状物の製造方法

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103286244A (zh) * 2012-02-24 2013-09-11 上海亚尔光源有限公司 H型钠灯铌管的制造方法
CN102699084A (zh) * 2012-06-01 2012-10-03 北京理工大学 反向扭转挤压制备杯形件
CN102909233A (zh) * 2012-08-30 2013-02-06 镇江中虎弹簧有限公司 3倍以上孔径超深孔冷锻工艺
CN103464986A (zh) * 2013-06-26 2013-12-25 龙泉市日盛汽车零部件有限公司 一种制造汽车空调消声器的方法
WO2015012408A1 (ja) * 2013-07-23 2015-01-29 株式会社関プレス 金属板又は金属棒の端部断面の内部割裂方法、並びに該内部割裂方法による金属容器と金属管の製造方法及び金属部品の接合方法
JP2015020202A (ja) * 2013-07-23 2015-02-02 株式会社関プレス 金属板又は金属棒の端部断面の内部割裂方法、並びに該内部割裂方法による金属容器と金属管の製造方法及び金属部品の接合方法
TWI558484B (zh) * 2013-07-23 2016-11-21 關沖壓機廠股份有限公司 金屬板或金屬棒的端部剖面之內部割裂方法、利用該內部割裂方法所進行之金屬容器與金屬管的製造方法及金屬零件的接合方法
US10328593B2 (en) 2013-07-23 2019-06-25 Seki Press Co., Ltd. Internal splitting method of cross-section of end of metal plate or metal rod, manufacturing method of metal container and metal pipe by the internal splitting method and joining method of metal components

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2007234553A (ja) 電極製造方法
JP2006061944A (ja) 液圧バルジ方法、液圧バルジ製品および液圧バルジ金型
JP5641833B2 (ja) 押出ダイス
US6688153B2 (en) Toothed part with a shaft and molding method for the same
JP2012011428A (ja) 半中空形材製造用押出ダイス
JP2001071025A (ja) 中空形材押出ダイスおよび薄肉中空形材
JP2010064100A (ja) 歯車の製造装置及び製造方法
JP3645453B2 (ja) 中空形材押出ダイスおよびその設計方法
JP2009285688A (ja) 中空歯形部品の製造方法
JP2013202690A (ja) 管状部品の塑性加工方法
JP5571478B2 (ja) 半中空形材製造用押出ダイス
JP5641830B2 (ja) 半中空形材製造用押出ダイス
JP2001062511A (ja) 中空形材押出ダイスおよび中空形材
JP2008030117A (ja) 金属材料の押出成形用ダイス
CN114340812B (zh) 不等厚管的挤压成型方法以及不等厚管的挤压成型装置
KR20120019777A (ko) 자전거 전삼각 프레임의 제조 방법 및 그 프레임
JP5554171B2 (ja) 半中空形材製造用押出ダイス
JP5535097B2 (ja) スパークプラグ用主体金具の製造方法およびスパークプラグの製造方法
JP2009090367A (ja) アルミ合金等のポートホール押出材
JP4300693B2 (ja) ヘリカルギア及びその製造方法
JP4938504B2 (ja) 金属材料の押出成形用ダイス
JP2022015900A (ja) ケースを生産する方法および最終ワーク
JP2002018514A (ja) 中空材製造用押出ダイス及中空材の製造方法
JP2003053820A (ja) 押出機用ダイ
JP2002059240A (ja) 配管用金属エルボとその製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090303

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20090319

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20090323

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100903

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100914

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20110222