JP4227328B2 - 物体色表示装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、対象物の色再現に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
印刷や染色などによって色を表わす場合、実際に紙、布帛などに印刷や染色などをする前にその色を簡便に評価できることが望まれている。この場合、対象物の質感(素材感など)も含めて物体色を提示できることが望ましい。そこで、質感も含めて評価するため、白色などの被観察物体に色光を照らして物体色を仮想的に提示する装置が提案されている。たとえば布帛の上の色を提示する場合、白色の布帛に色光を照らして、仮想的に布帛の色を表現するとともに、対象物(布帛)の表面状態(質感)をも表現する。
【0003】
たとえば、特開平10−285411号公報に記載された画像情報表示装置では、評価を簡便に行うため、原画像の画像データに対応する発光画像を生成し、筐体内の取付板上に置いた対象物(白色の紙、布帛など)に投影し結像して、仮想的に対象物上に絵柄を付す。この表示装置では、ディジタルカメラなどから入力される画像信号を基に、原画像表示用の電気信号を発生し、CRT,LCDなどの画像形成部により、空間的に広がりをもつ発光画像(光学的画像情報)を対象物に投影する。そして、その画像を反射像として観察して対象物の絵柄と質感を認識する。また、特開平11−144025号公報に記載された物体色付け装置では、質感と物体色を分離して評価するために、2つの光源を用いる。予め定めた分光分布の光源で光を被観察物体に射出するとともに、任意の色の別の光源の光を同時に目視することで被観察物体に色付けがなされたように目視される。
【0004】
【発明が解決しようとする問題点】
特開平11−144025号公報に記載された物体色付け装置では、2つの光源を用いるため、任意の色を生成するには不十分である。たとえば、蛍光灯下の白色物体を赤色に変更する場合、光合成により仮想的に色を生成しているため、赤味方向に色を生成することはできるが、白色と赤色の混合色としかなりえない。また、蛍光灯下の赤色物体を青色に変更する場合や、赤色照明下の物体を青色に変更する場合、色相が異なる色への変更は不可能である。また、特開平10−285411号公報に記載された画像情報表示装置では、陰極線管(CRT)、液晶表示装置(LCD)などで画像を投影している。しかし、CRT、LCDなどの2次元発光デバイス、液晶型画像投影装置などの既存デバイスにおける色生成においては、色域の表現に限界があり、実在する自然界の色全てを生成することができない。したがって、生成された反射像の色域においても、これらのデバイスで生成された以上、限界があり、任意の色を生成するには不十分である。また、物体色付け装置は、簡便に使用できることが望まれる。
【0005】
この発明の目的は、物体の表面状態を広い色域で再現する物体色表示装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る物体色表示装置は、少なくとも4色のLEDを備え、色光を発生する光源と、前記光源の前記複数のLEDの各々の光量を任意に調節できる光量調節装置と、光源が発生した光を案内する光学系と、前記の光源よび光学系を内部に設置した箱とからなる。前記箱は、光学系により光が案内される位置に第1の開口部を設け、かつ、第1の開口部と別の位置に第2の開口部を設ける。前記光源の各LEDは、R,G,Bの3色のLEDにより生成される色域の境界線上またはその範囲外にある色を生成し、前記少なくとも4色のLEDにより生成される色域は、R,G,Bの3色のLEDにより生成される色域を含む。第1の開口部に被測定物を置いて任意の色光で照明することにより、広い色域で任意の物体色を仮想的に表現できる。
前記の物体色表示装置において、好ましくは、前記の光源は、少なくとも4色の複数のLEDを備え、自然界の反射物体が持つ色域より広い色域を生成する。
前記の物体色表示装置において、好ましくは、さらに、前記の光源が発生した光束を第1の開口部のほうに反射するミラー(反射ミラー、凹面鏡など)を、前記光学系と前記の第1の開口部の間に設置する。
前記の物体色表示装置において、好ましくは、前記の光源が発生した光束を第1の開口部のほうに反射するビームスプリッタを前記光学系と前記の第1の開口部の間に設置し、さらに、前記のビームスプリッタを透過した光を反射する反射板を設け、反射板により反射された光をビームスプリッタにより第2の開口部の方に反射する。
前記の物体色表示装置において、好ましくは、さらに、光束を拡散する拡散部材を、前記の光源が発生した光束の光路に挿入する。
前記の物体色表示装置において、好ましくは、前記の箱は、前記の第2の開口部に、さらに、外部からの光を侵入させずに、箱の内部からの光を外方向に案内する案内部を付加する。
前記の物体色表示装置において、好ましくは、さらに、光量調整可能な補助光源を、箱内に、第1の開口部に光を照射する位置に設ける。これにより、対象物に着色光を照射し、物体色を表現するとともに、着色光とは異なる角度からその対象物に照射し、表面状態(素材感)を表現する。
前記の物体色表示装置において、好ましくは、さらに、箱内において、リファレンスチャートを第1開口部の近傍に設け、かつ、このリファレンスチャートを照射する光量調整可能な光源を設ける。
前記の物体色表示装置において、前記光学系は、たとえば積分球である。
前記の物体色表示装置において、前記光学系は、たとえば多分岐光ファイバを備える。
また、前述の種々の構成要素は、可能な限り組み合わせることができる。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、添付の図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
図1は、第1の実施形態の物体色表示装置を図式的に示す。細長い直方体形状の箱10の内部に、長手方向の1端部に、着色用の光を発生する光源12が設置される。光源12は、4色以上の複数のLED14と、各LED14の光量を任意に調節する光量調整装置16と、各LEDの光束を1個所に集める集光レンズ18とを含む。光量調整装置16によりLED14の発光量を調整して、異なる色光を混合することにより、任意の色光を発生する。操作部20が、目標色を設定するため箱10の外側に設けてある。操作部20での設定に応じて光量調整装置16はLED14を制御して色を変化できる。また、箱10の光源12に対向する1平面を構成する平板部22に、開口部であるサンプル窓24が設けられる。集光レンズ18は、LED14で発生された光をサンプル窓24の位置に集光する。集光レンズからサンプル窓24までの光路は、小型化のため折り曲げてもよい。さらに、箱の側部の、サンプル窓24が見える位置に、第2の開口部である観察窓28が設けられる。箱10の平板部22を対象物(たとえば白の布帛)30の上に置くと、サンプル窓24の位置の対象物30に光が集光される。操作部20により設定される任意の色光で、サンプル窓24に置かれた対象物30を照明することにより、対象物30の物体色を仮想的に質感を持って表現する。サンプル窓24の位置の対象物30からの反射光は、観察窓28で観察される。こうして、対象物30の仮想的な色と表面状態(質感)を評価できる。
【0008】
図2は、物体色表示装置の光量調整装置16の構成を示す。光量調整装置16についてさらに説明すると、まず、操作部20において、目的となる物体色の情報を入力する。操作部20から入力された設定値を目標色入力部160で受け取り、多原色値変換部162で多原色信号値に変換し、さらに、多原色信号値を階調数に量子化する。多原色信号値は、表示素子である各LED14の輝度を表わすものであり、駆動部164により各LED14の輝度を制御する。こうして、ユーザーが操作部20で目的となる物体色の情報を入力すると、その場で、欲しい色がすぐに得られる。
【0009】
この物体色表示装置では、多原色(4色以上)のLED14を用いて色域を拡大する。従来のRGBの3色のLEDを用いた色生成においては、色域の表現に限界があり、実在する自然界の色全てを生成することができない。色度図の馬蹄形により近づくように多数の色光を選べば、いままで3原色による加法混色では作れなかった色まで作れる。たとえば、図3のu'−v'図に示すように、RGBの色域の境界上またはその範囲外にある7色の原色を用いて、加法混色の法則に従って、各色の色度値を頂点とする多角形内部の色を表す。多色で表示を行うので、色域は色三角形でなく多角形となり、より複雑な広い色域を再現できる。特に、反射物体のもつ色を再現するため、自然界の反射物体がもつ色域(Pointer's gamut)内の色をできるだけ多く表示できるようにする。また、自然界の反射物体がもつ色域内の色をすべて表示することも容易に実現できる。なお、図3には、比較のため、CRTやNTSCの色域も示した。
【0010】
図1に示した物体色表示装置は、基本的な装置である。以下では、この装置を変形した種々の装置を説明する。
【0011】
図4は、反射ミラーを用いて光路を折り返した物体色表示装置を図式的に示す。図1に示した物体色表示装置と比較すると、反射ミラー32が、箱10の中で、LED14からの光の光路中に、光路に対して斜めに設置されており、それに伴って、サンプル窓の位置が異なっている。反射ミラー32により反射された光は、箱10の側部に設けたサンプル窓24’の位置に集光される。また、観察窓28は、サンプル窓24’に対向する位置に設けられる。こうして、サンプル窓24に置かれた対象物30を照明することにより、仮想的に任意の対象物の色を表現し、サンプル窓24’の位置の対象物30からの反射光を観察窓28で観察する。
【0012】
図5は、反射ミラーの代わりにビームスプリッタ34を用いて光路を折り返した物体色表示装置を図式的に示す。図1に示した物体色表示装置と比較すると、ビームスプリッタ34が、箱10の中の光路中に、光路に対して斜めに設置されており、光を90°折り返す。それに伴って、サンプル窓24’の位置が異なる。反射ミラー30により反射された光は、箱10の側部に設けたサンプル窓24’の位置に集光される。また、観察窓28は、サンプル窓24’に対向する位置に設けられる。サンプル窓24’に置かれた対象物30を照明すると、サンプル窓24’の位置の対象物30から反射された光はビームスプリッタ34を透過して、観察窓28から外に出て行く。こうして、仮想的に任意の対象物の色を表現し、サンプル窓24の位置の対象物30からの反射光を観察窓28で観察する。
【0013】
図6は、反射ミラーの代わりに凹面鏡36を用いて光路を折り返した物体色表示装置を図式的に示す。図1に示した物体色表示装置と比較すると、箱10の中の光路中に凹面鏡36が設置されており、それに伴って、サンプル窓24’の位置が異なる。凹面鏡36は集光レンズからの光を反射し、箱10の側部に設けたサンプル窓24の位置に反射光を集光する。観察窓28は、サンプル窓24に対向する位置に設けられる。こうして、サンプル窓24に置かれた対象物30を照明することにより、仮想的に任意の対象物の色を表現し、サンプル窓24の位置の対象物30からの反射光を観察窓28で観察する。
【0014】
次に、集光光学系に加えて拡散光学系を設けた実施形態について説明する。図7は、反射ミラーを用いて光路を折り返した図4に示した物体色表示装置に、さらに拡散板38を設けたものである。集光レンズ18の近くに、集光レンズ18から出た光を拡散する拡散板38が設置される。これにより、複数のLED14からの光は拡散板38により拡散されるので、対象物に到達する光がさらに均一になる。
【0015】
図8は、拡散反射板を用いた物体色表示装置を図式的に示す。図4に示した物体色表示装置と比較すると、箱10の中の光路中に、反射ミラー30の代わりに、拡散反射板40が設置される。拡散反射板40は、光を反射しかつ拡散する。これにより、複数のLED14からの光は、拡散反射板40により拡散されるので、対象物に到達する光がさらに均一になる。
【0016】
次に、ビームスプリッタ方式による光量を向上した実施形態について説明する。図9は、ビームスプリッタ42と反射板44を用いた物体色表示装置を図式的に示す。図5に示した物体色表示装置と比べると、ビームスプリッタ42は、集光レンズ18からの光を部分的に透過する。透過した光は、集光位置に設けた反射板44により反射され、さらにビームスプリッタ42により部分的に反射されて観察窓28のほうに折り返される。これにより観察窓に到達する光量が増大する。反射板44として、拡散反射板を用いると、光が拡散される効果もある。
【0017】
図10に示した物体色表示装置では、図9に示した物体表示装置に、さらに拡散板38を集光レンズ18の近くにの光路に挿入する。拡散板38は、集光レンズ18から出た光を拡散するので、対象物に到達する光がさらに均一になる。
【0018】
次に、外乱光防止対策について説明する。図11は、のぞき窓を設けた物体色表示装置を図式的に示す。反射ミラーを用いた図4の物体色表示装置と比較すると、観察窓の位置に、サンプル窓24’からの反射光を案内する光案内部46と開口部48からなるのぞき窓を設ける。開口部48は、眼の大きさに相当する大きさである。のぞき窓を設けることにより、外部から装置内に入る光が少なくなる。
【0019】
図12は、ファインダーを設けた物体色表示装置を図式的に示す。反射ミラーを用いた図4の物体色表示装置と比較すると、観察窓の位置に、さらにファインダー50を設け、ファインダー50内のミラー52により、サンプル窓24’からの反射光を反射して、ファインダーの開口部で観察する。ファインダー50を設けることにより、外部からの光は、装置内に入りにくくなる。
【0020】
図13は、ブラックスクリーンを設けた物体色表示装置を図式的に示す。のぞき窓を用いた図11の物体色表示装置と比較すると、のぞき窓の開口部の位置に、外光の反射を防ぐブラックスクリーン54を設ける。サンプル窓からの反射光をレンズで50によりブラックスクリーン54の位置に集光し、対象物の像をブラックスクリーン54に表示する。ブラックスクリーン54を用いるので、外部からの光が装置内に入りにくくなる。
【0021】
次に、補助照明およびリファレンス照明を用いた装置について説明する。着色された対象物(紙、布帛など)の場合、鏡面反射部分では観察光源の色そのものが観察される。しかし、対象物(白色の紙、布帛など)に着色光源からの光を照射して仮想的に物体色を表現する場合、対象物の鏡面反射部分では着色光源の色そのものが観察される。このため、対象物の表面状態の見え方が、着色用光源の色の影響を受け、不自然になる。また、特開平10−285411号公報の色比較装置のように、対象物からの反射像に着色光源の光を合成する場合、対象物に鏡面反射成分がある場合、鏡面反射成分に着色光源の光が混合されてしまう。このため、本来は鏡面反射成分では対象物を照明する観察光源の色(反射光)が見えなければならないのに、不自然な表面状態が観察される。そこで、そのような不自然さをなくすことが望ましい。
【0022】
図14に示す物体色表示装置では、さらに、素材感を強調するための補助照明を追加する。図1に示した物体色表示装置と比較すると、さらに、表面状態表現用の補助照明56がサンプル窓24の近傍に設置され、サンプル窓24の対象物に照射する。この補助照明56を光源12と独立して設けるので、補助照明56の光の色が独立して設定できる。また、補助照明56の光量は調整可能である。こうして、対象物に着色光を照射し、物体色を表現するとともに、着色光とは異なる角度からその対象物に照射する。補助照明56の光を適当に設定すると、対象物における鏡面反射の部分が、光源12の色の影響を受けずに自然な色として観察できる。したがって、表面状態(素材感)をより適切に表現できる。
【0023】
図15は、色を正確に認識するため、補助照明の代わりにリファレンス照明を追加した物体色表示装置を示す。図1に示した物体色表示装置と比較すると、さらに、リファレンスチャート(たとえばグレースケール)58が、サンプル窓24の近傍に、観察窓28から観察できる位置に設置され、さらに、レファレンス表示用のリファレンス照明60がリファレンスチャート58を照射する位置に設けられる。リファレンス照明60の光は対象物を照射しないようにする。リファレンス照明60の光量は調整可能である。観察窓28から見る観察者には、対象物30の他に、リファレンスチャート58が視野に入る。両者を比較することより、対象物の色などが評価しやすくなる。
【0024】
次に、集光光学系を用いない実施形態について説明する。図16は、積分球を用いた物体色表示装置を示す。複数のLED14からの出射光を、積分球62内で拡散して、サンプル窓24'においた対象物30に照射する。
【0025】
図17は、光ファイバーを用いた物体色表示装置を示す。この装置では、集光レンズを用いる代わりに、複数のLED14からの出射光を、他分岐光ファイバ64の多分岐の端66で集め、光ファイバの他端68から、光ファイバ内で混合された光をサンプル窓24のほうに照射する。
【0026】
【発明の効果】
第1の開口部に被測定物を置いて任意の色光で照明することにより、広い色域で任意の物体色を仮想的に表現できる。
反射用のミラーもしくはビームスプリッタを用いることにより、物体色表示装置の形状を多様化できる。
さらに、拡散光学系を設けることにより、生成する色光をより均一にする。
さらに、観察のための案内部を付加することにより、外乱光を防止できる。
さらに補助光源を設けることにより、対象物の質感がよく再現できる。
さらに、リファレンスチャートを同時に観察でできるので、対象物がより正確に評価できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 集光光学系方式の物体色表示装置の図式的断面図
【図2】 電子色票システムの構成を示すブロック図
【図3】 多原色LEDによる色域を示すu'−v'色度図
【図4】 集光光学系・反射ミラー折り返し方式の物体色表示装置の図式的断面図
【図5】 集光光学系・ビームスプリッタ方式の物体色表示装置の図式的断面図
【図6】 集光光学系(凹面鏡)方式の物体色表示装置の図式的断面図
【図7】 集光光学系・拡散板挿入・反射ミラー方式の物体色表示装置の図式的断面図
【図8】 集光光学系・拡散反射板方式の物体色表示装置の図式的断面図
【図9】 集光光学系・ビームスプリッタ・拡散反射板挿入方式の物体色表示装置の図式的断面図
【図10】 集光光学系・拡散板挿入・ビームスプリッタ・反射方式の物体色表示装置の図式的断面図
【図11】 集光光学系・反射ミラー方式、覗き窓付の物体色表示装置の図式的断面図
【図12】 集光光学系・反射ミラー方式、ファインダー付の物体色表示装置の図式的断面図
【図13】 集光光学系・反射ミラー方式、ブラックスクリーン付の物体色表示装置の図式的断面図
【図14】 集光光学系方式、補助照明付の物体色表示装置の図式的断面図
【図15】 集光光学系方式、リファレンス照明付の物体色表示装置の図式的断面図
【図16】 積分球方式の物体色表示装置の図式的断面図
【図17】 光ファイバー方式の物体色表示装置の図式的断面図
【符号の説明】
10 箱、 12 光源、 14 LED、 16 光量調整装置、 18 集光レンズ、 20 操作部、 24 サンプル窓、 28 観察窓、 30 対象物(たとえば白の布帛)。

Claims (10)

  1. 少なくとも4色のLEDを備え、色光を発生する光源と、
    前記光源の前記複数のLEDの各々の光量を任意に調節できる光量調節装置と、
    源が発生した光を案内する光学系と、
    前記の光源よび光学系を内部に設置した箱とからなり、
    前記箱は、前記光学系により光が案内される位置に第1の開口部を設け、かつ、第1の開口部と別の位置に第2の開口部を設け、
    前記光源の各LEDは、R,G,Bの3色のLEDにより生成される色域の境界線上またはその範囲外にある色を生成し、前記少なくとも4色のLEDにより生成される色域は、R,G,Bの3色のLEDにより生成される色域を含む、
    物体色表示装置。
  2. 前記少なくとも4色のLEDは、自然界の反射物体が持つ色域より広い色域を生成する、請求項1に記載された物体色表示装置。
  3. さらに、前記の光源が発生した光束を第1の開口部のほうに反射するミラーを、前記の光学系と前記の第1の開口部の間に設置したことを特徴とする請求項1または請求項2に記載された物体色表示装置。
  4. さらに、前記の光源が発生したを第1の開口部のほうに反射するビームスプリッタを前記光学系と前記の第1の開口部の間に設置し、前記のビームスプリッタを透過した光を反射する反射板を設け、反射板により反射された光をビームスプリッタにより第2の開口部の方に反射することを特徴とする請求項1または請求項2に記載された物体色表示装置。
  5. さらに、光束を拡散する拡散部材を、前記の光源が発生した光束の光路に挿入したことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載された物体色表示装置。
  6. 前記の箱は、前記の第2の開口部に、さらに、外部からの光を侵入させずに、箱の内部からの光を外方向に案内する案内部を付加したことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載された物体色表示装置。
  7. さらに、光量調整可能な補助光源を、前記箱内に、第1の開口部に光を照射する位置に設けたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載された物体色表示装置。
  8. さらに、
    前記箱内において、第1開口部の近傍に設けたリファレンスチャートと、
    このリファレンスチャートを照射する光量調整可能な第2の光源と
    からなる請求項1または請求項2に記載された物体色表示装置。
  9. 記光学系が積分球であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載された物体色表示装置。
  10. 記光学系が多分岐光ファイバを備えることを特徴とする請求項1または請求項2に記載された物体色表示装置。
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