JP4226377B2 - 鋼製スリットダム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、通常の中小出水に含まれる比較的粒径の細かい掃流土砂は、積極的に透過させて下流に流し土石流発生までのダム上流の貯砂容量を確保し、土石流発生時には、土石流中の巨礫・流木や多量の土砂を捕捉して河川下流への流出を防止するための透過型構造の鋼製スリットダムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、鋼製柱部材を備えた鋼製スリットダムとして、鋼製柱部材を傾斜させることにより、流されてくる木や岩石による柱部材に作用する衝撃力の一部を基礎コンクリートに分力として作用させ、構造上の強度を高めた鋼製砂防ダムが知られている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
また、図5に示すように、上流側の鋼管柱部材1と下流側の鋼管柱部材4との鋼管柱部材間を結合する水平部材2を備えた截頭角錐状の立体骨組構造体5を使用し、かつ立体骨組構造体5における上流側の鋼管柱部材1と下流側の鋼管柱部材4とを、同じ傾斜角で傾斜するようにした鋼製スリットダム15も知られている(例えば、特許文献2参照)。
【0004】
また、図5に示す形態では、さらに上流側の鋼管柱部材1を下流側の鋼管柱部材4の板厚よりも、板厚の厚い鋼管柱部材としていた。このような上流側の鋼管柱部材1と下流側の鋼管柱部材4とを同じ傾斜角で傾斜させた鋼製スリットダム15を構築する場合、現場作業において、上流側および下流側の鋼管柱部材1,4が比較的長尺の同様な寸法であり、これらの平面形状を目視しずらく、また、鋼管柱部材1,4の板厚について外側から確認できないため、下流側に配置すべき板厚の薄い鋼管柱部材4を上流側に設置したり、上流側に配置すべき板厚の厚い鋼管柱部材1を下流側に設置したりする恐れもあり、その確認作業も外観上からでは、判別しずらいという問題がある。
【0005】
また、上流側の鋼管柱部材1と下流側の鋼管柱部材4とを、比較的緩傾斜の同じ傾斜角で傾斜するようにした鋼製スリットダム15としていたので、下流側の鋼管柱部材4の柱部材寸法が長くなると共に、上流方向から下流方向への基礎幅が広くなり基礎コンクリート量も多くなるので、施工コストの高い鋼製スリットダム15になる。また、下流側の鋼管柱部材4は、上流側の鋼管柱部材1と同じ緩傾斜の角度であると、鋼製スリットダム15を乗り越えてきた土石が下流側の鋼管柱部材4に直撃する確率が高い鋼製スリットダム15である。したがって、より経済的な鋼製スリットダムとすることが望まれると共に、また、乗り越えてきた土石が下流側の鋼管柱部材4に直撃する確率が低い鋼製スリットダムとすることが望まれる。
【0006】
【特許文献1】
特開2001−303538号公報
【特許文献2】
特開2002−327424号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上流側および下流側の鋼管柱部材が比較的長尺の同様な寸法であっても、これらの平面形状を目視しずらくても、また、鋼管柱部材の板厚について外側から確認できなくても、下流側に配置すべき鋼管柱部材を確実に下流側に配置でき、上流側に配置すべき鋼管柱部材を確実に上流側に配置でき、その誤配置も容易に発見できる鋼製スリットダムを提供することを目的とする。また、上流方向から下流方向への基礎幅が狭くてすみ、より経済的な鋼製スリットダムであると共に、乗り越えてきた土石が下流側の鋼管柱部材に直撃する確率の低い鋼製スリットダムを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
前記の従来の問題点を有利に解決するために、第1の発明の鋼製スリットダムにおいては、上流側の鋼管柱部材と下流側の鋼管柱部材とを、各鋼管柱部材の上部を相互に接近させると共に各鋼管柱部材の下部を相互に離反させるように傾斜させ、少なくとも鋼管柱部材間をその上部及び中間部にて結合する水平部材を有する骨組構造体がコンクリート基礎部に固定された鋼製スリットダムにおいて、
前記鋼管柱部材及び前記水平部材は断面円形鋼管からなり、
かつ前記上流側の鋼管柱部材の板厚は、前記下流側の鋼管柱部材の板厚よりも厚く、
前記下流側の鋼管柱部材の傾斜角度を、前記上流側の鋼管柱部材の傾斜角度よりも急傾斜とし、前記上流側の鋼管柱部材と前記下流側の鋼管柱部材の法勾配を変え、
前記上流側の鋼管柱部材と前記下流側の鋼管柱部材と水平部材とは、鉛直方向の長さを1とした場合、下流側の鋼管柱部材の法勾配を1:0.2とし、上流側の鋼管柱部材の法勾配を1:0.3としたことを特徴とする。
【0010】
また、第3発明では、第1または第2発明の鋼製スリットダムにおいて、鋼管柱部材と水平部材が断面円形鋼管であることを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】
次に、本発明を図示の実施形態に基づいて詳細に説明する。
【0012】
図1〜図4は本発明の一実施形態を示すものであって、左右方向に間隔をおいて配置された上流側配置の鋼管柱部材1相互が、これらに取付けられた左右方向に張り出す水平部材2先端の取付フランジ3相互がボルト・ナットにより固定されて連結され、左右方向に間隔をおいて配置された下流側配置の鋼管柱部材4相互が、これらに取付けられた左右方向に張り出す水平部材2先端の取付フランジ3相互がボルト・ナットにより固定されて連結され、前後方向に間隔をおいて配置された上流側配置の前記鋼管柱部材1と下流側配置の前記鋼管柱部材4とは、これらに取付けられた前後方向に張り出す水平部材2先端の取付フランジ3相互またはその間に配置される中間水平部材2a先端の取付フランジ3がボルト・ナットにより固定されて、截頭角錐状の立体骨組み構造体5が構成され、複数の立体骨組み構造体5が左右方向(幅方向)に間隙(スリット)10をおいて配置されると共に各立体骨組み構造体5の下部がコンクリート基礎部12に埋め込み固定されて、立体骨組み構造体5を主要素とする鋼製スリットダム14が構成されている。
【0013】
また、上流側の各鋼管柱部材1の下端部および下流側の各鋼管柱部材4の下端部には、それぞれ水平状態で鋼製座板6,7が溶接により固定されていると共に、前記鋼製座板6,7と鋼管柱部材1,4に溶接により固着された周方向の多数の補強リブ8により補強されている。前記各鋼製座板6,7は、図示省略のアンカーボルトによりコンクリート基礎部12に固定され、各鋼管柱部材1の下部と共に埋め込み固定されている。
【0014】
また前記各取付けフランジ3は、前記補強リブ8と同様に取付けフランジ3と鋼管製水平部材2または鋼管製の中間水平部材2aに溶接により固着された周方向の多数の補強リブ9により補強されている。
【0015】
また、中心軸線が同じ垂直面に位置するように配置された上流側の鋼管柱部材1と下流側の鋼管柱部材4とは、これらの上部が間隔をおいて相互に接近させると共に前記各鋼管柱部材1,4の下部を相互に離反させるように傾斜させて配置され、鋼管柱部材間を結合する水平部材2を備えた立体骨組構造体5からなる骨組構造を主要素とする鋼製スリットダム14とされている。
【0016】
また、下流側の鋼管柱部材4の傾斜角度Aを、上流側の鋼管柱部材1の傾斜角度Bよりも急傾斜の傾斜角度とされ、上流側の鋼管柱部材1と下流側の鋼管柱部材4の法勾配を変えている鋼製スリットダム14とされている。
【0017】
上流側から流れてくる流木や岩石による上流側の鋼管柱部材1が受ける衝撃力は、垂直に立設された上流側の鋼管柱部材1の場合は大になるが、本発明のように上流側の鋼管柱部材1の傾斜角度Bではその衝撃力を小さくでき、さらに本発明のように、下流側の鋼管柱部材4の傾斜角度Aを、上流側の鋼管柱部材1の傾斜角度Bよりも急傾斜の傾斜角度とすることにより、下流側の鋼管柱部材4の柱部材の長さ寸法が短くなると共に、上流方向から下流方向への基礎幅が狭くなり、配筋量および基礎コンクリート量も少なくなるので、施工コストの安い鋼製スリットダム14になる。また、下流側の鋼管柱部材4は、上流側の鋼管柱部材1より急傾斜の角度であるので、鋼製スリットダム14を乗り越えてきた土石が下流側の鋼管柱部材4に直撃する確率がより低い鋼製スリットダム14である。したがって、従来より経済的な鋼製スリットダムとすることができると共に、また、乗り越えてきた土石が下流側の鋼管柱部材4に直撃する確率が低い鋼製スリットダムとされている。
【0018】
下流側の鋼管柱部材4は、水平面に対して直角な鉛直であると部材寸法が短くなり経済的であり、スリットダムを乗り越えてきた流木や岩石が転げ落ちる場合に緩傾斜しているとその衝撃力を受けるようになるため、鉛直であるほどよいが、下部が下流側に位置するように急傾斜しているほうが、上流側の鋼管柱部材1が受ける衝撃力に対し支承する抵抗力があり、構造上有利である。
【0019】
これらのことを考えると、例えば、上流側および下流側の鋼管柱部材の法勾配は、図6に示すように、鉛直方向の長さを1とした場合、水平方向の長さを0.2〜0.4とする1:0.2〜0.4、好ましくは、1:0.2〜0.3とするとよい。したがって、例えば、下流側の鋼管柱部材4の法勾配を1:0.2とし、上流側の鋼管柱部材4の法勾配を1:0.3とした組み合わせ形態とするとよく、図示例では、この形態が示されている。
【0020】
上流側の鋼管柱部材1と下流側の鋼管柱部材4の上端外間隔は、強度上は短いほうが有利で、ベース間隔も短くなり、基礎コンクリート量も減らすことができるため、組立施工性を考慮して1.5〜2.5m程度に適宜設定される。
【0021】
また、前記のように、下流側の鋼管柱部材4の傾斜角度Aを、上流側の鋼管柱部材1の傾斜角度Bよりも急傾斜の傾斜角度とすることにより、同じ高さとした場合でも、下流側の鋼管柱部材4の長さ寸法が、上流側の鋼管柱部材1の長さ寸法よりも短くなるので、施工現場付近のヤードに横置きされた状態でも、上流側の鋼管柱部材1と下流側の鋼管柱部材4の長さ寸法差により容易に区別でき、また、上流側の鋼管柱部材1を下流側に、下流側の傾斜角度Aで配置した場合、前後方向の各水平部材2が水平でなくなると共にその水平部材2に固定の取付けフランジ3は垂直でなくなるので、設置作業の時点において、作業者が容易に設置部材の誤りに気づくことができる。
【0022】
同様に、下流側の鋼管柱部材4を上流側に、上流側の傾斜角度Bで配置した場合、前後方向の各水平部材2が水平でなくなると共にその水平部材2に固定の取付けフランジ3は垂直でなくなるので、設置作業の時点において、作業者が容易に設置部材の誤りに気づくことができる。
【0023】
また、誤って上流側の鋼管柱部材1を下流側に、下流側の傾斜角度Aで配置しても、正しく配置された上流側の鋼管柱部材1と、誤って下流側に下流側の傾斜角度Aで配置された上流側に配置すべき鋼管柱部材1との、水平部材2先端のフランジ3が上下に位置ずれしたり、離反した状態になるので、予め立体骨組み構造体5に組み立てる場合でも、その組み立てができないので、作業者は容易に気づくことができる。
【0024】
同様に、誤って下流側の鋼管柱部材4を上流側に、上流側の傾斜角度Bで配置しても、正しく配置された下流側の鋼管柱部材4と、誤って上流側に上流側の傾斜角度Bで配置された下流側に配置すべき鋼管柱部材4との、水平部材2先端のフランジ3が上下に位置ずれしたり、離反した状態になるので、予め立体骨組み構造体5に組み立てる場合でも、その組み立てができないので、作業者は容易に気づくことができる。
【0025】
さらに、誤って下流側の鋼管柱部材4を上流側に、上流側の傾斜角度Bで配置し、かつ、誤って上流側の鋼管柱部材1を下流側に、下流側の傾斜角度Aで配置しても同様に、水平部材2先端のフランジ3が上下に位置ずれしたり、離反した状態になるので、予め立体骨組み構造体5に組み立てる場合でも、その組み立てができないので、作業者は容易に気づくことができる。
【0026】
したがって、鋼管柱部材1,4を誤った配置した場合には、作業者が容易に気づくことができる構成とされているので、上流側の鋼管柱部材1を上流側に、また下流側の鋼管柱部材4を下流側に確実に配置することができる。
【0027】
また、上流側の鋼管柱部材1の板厚は、下流側の鋼管柱部材4の板厚よりも厚くするのが、構造上合理的で好ましい。
【0028】
鋼管柱部材1と水平部材2として、断面円形鋼管であると、市販の安価な鋼管を使用でき、経済的な鋼製スリットダムとなる。
【0029】
本発明を実施する場合、鋼製柱部材1は、横断面円形以外の鋼管製柱部材としてもよく、鋼製柱部材1内の下部にコンクリートを充填し、鋼製柱部材1の下部の剛性を高めてもよく、鋼製柱部材1内に砂を充填してもよい。
【0030】
【発明の効果】
本発明は以上の構成であるので次のような効果を有している。
本発明によると、上流側の鋼管柱部材と下流側の鋼管柱部材とを、各鋼管柱部材の上部を相互に接近させると共に各鋼管柱部材の下部を相互に離反させるように傾斜させ、鋼管柱部材間を結合する水平部材を有する骨組構造を備えた鋼製スリットダムにおいて、下流側の鋼管柱部材の傾斜角度を、上流側の鋼管柱部材の傾斜角度よりも急傾斜の傾斜角度とし、上流側の鋼管柱部材と下流側の鋼管柱部材の法勾配を変えたので、同じ高さ寸法の上流側の鋼管柱部材と下流側の鋼管柱部材であっても、横倒し状態では長さ寸法が異なるため容易に区別でき、また、誤って上流側と下流側とを誤配置した場合でも、水平部材あるいは取付けフランジの水平度あるいは垂直度が出ない状態となるので、現場作業者が容易に気づくことができる。
したがって、上流側の鋼管柱部材の板厚を下流側の鋼管部材の板厚よりも厚くした剛性の大きい鋼管柱部材を上流側に使用して、板厚が外側から確認できなくても、下流側に配置すべき鋼管柱部材を確実に下流側に配置でき、上流側に配置すべき鋼管柱部材を確実に上流側に配置でき、その誤配置も容易に発見できる。
【0031】
また、本発明では、下流側の鋼管柱部材の傾斜角度を、上流側の鋼管柱部材の傾斜角度よりも急傾斜の傾斜角度としたので、下流側の鋼管柱部材の柱部材の長さ寸法が短くなり経済的になると共に、上流方向から下流方向への基礎幅が狭くなり、配筋量および基礎コンクリート量も少なくなるので、施工コストの安い鋼製スリットダムになる。また、下流側の鋼管柱部材は、上流側の鋼管柱部材より急傾斜の角度であるので、鋼製スリットダムを乗り越えてきた土石が下流側の鋼管柱部材に直撃する確率が従来の鋼製スリットダムより低い鋼製スリットダムである。
【0032】
また、本発明によると、鋼管柱部材と水平部材が断面円形鋼管であるので、市販の鋼管を使用して、施工の容易な安価な鋼製スリットダムとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る鋼製スリットダムを示す正面図である。
【図2】図1の鋼製スリットダムの一部縦断側面図である。
【図3】上流側から見た立体骨組み構造体の背面図である。
【図4】下流側から見た立体骨組み構造体の正面図である。
【図5】従来の鋼製スリットダムの一例を示す一部縦断側面図である。
【図6】上流側および下流側の鋼管柱部材の法勾配を示す説明図である。
【符号の説明】
1 上流側の鋼管柱部材
2 水平部材
3 取付フランジ
4 下流側の鋼管柱部材
5 立体骨組み構造体
6 鋼製座板
7 鋼製座板
8 補強リブ
9 補強リブ
10 スリット
12 コンクリート基礎部
14 鋼製スリットダム
15 鋼製スリットダム

Claims (1)

  1. 上流側の鋼管柱部材と下流側の鋼管柱部材とを、各鋼管柱部材の上部を相互に接近させると共に各鋼管柱部材の下部を相互に離反させるように傾斜させ、少なくとも鋼管柱部材間をその上部及び中間部にて結合する水平部材を有する骨組構造体がコンクリート基礎部に固定された鋼製スリットダムにおいて、
    前記鋼管柱部材及び前記水平部材は断面円形鋼管からなり、
    かつ前記上流側の鋼管柱部材の板厚は、前記下流側の鋼管柱部材の板厚よりも厚く、
    前記下流側の鋼管柱部材の傾斜角度を、前記上流側の鋼管柱部材の傾斜角度よりも急傾斜とし、前記上流側の鋼管柱部材と前記下流側の鋼管柱部材の法勾配を変え、
    前記上流側の鋼管柱部材と前記下流側の鋼管柱部材と水平部材とは、鉛直方向の長さを1とした場合、下流側の鋼管柱部材の法勾配を1:0.2とし、上流側の鋼管柱部材の法勾配を1:0.3としたことを特徴とする鋼製スリットダム。
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