JP4224758B2 - 地中埋設管とその埋設方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、電線・電話線・光ケーブル等のケーブル類を内部に挿通し保護するために使用される複数本若しくは多数本の管体を地中に平行埋設して電線共同溝(通常C.C.Boxと呼ばれている)を構築するための地中埋設管とその埋設方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、前記ケーブル類の配線のための地中埋設共同溝は各種各様の形態で構築されている。また、この共同溝の形成管としては管壁を環状または螺旋状の凹凸波形状に形成した波形管と、凹凸のないストレート状に形成した直管とが、広く知られており、既に、使用されるに至っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
而して、このような一般に知られた管体は、前者の波形管の場合も、後者の直管の場合も、周方向には全長にわたって円形であるため、配管に際して、周方向に回転し易く、安定性が悪く、複数本の管体を平行に配管させる場合に、平行性の維持が難しいという課題を有している。
【0004】
そこで、本発明の関係者は、このような従来の円形の管体が有していた課題に着目し、これらの従来管が有していた課題を解決する管体として、図11及び図12に示したように、管壁1の形状を、管軸方向において断面方形壁部分2と断面円形壁部分3とを交互に配設形成してある構造とし、断面方形壁部分2…の存在によって、管体が周方向に濫りに回転移動しないようにした合成樹脂管体Pを開発し、既に提案している(特開平8−219333号公報参照)。
【0005】
本発明は、この後者の新しい形態の管体と前者の円形形態の管体(以下これらの管体を区別するため、実施例説明にあっては、便宜上前者の管体を角形管体、後者の管体を円形管といい、両者を含めていう場合は単に管体という)とを同時に使用し、電線共同溝を地中に埋設構築しようとするものであって、複数または多数本の管体を平行配管及び積み重ね配管するのに適した配管構造と配管方法とを提供することを目的としてなされたものである。
【0006】
即ち、本発明者は、電線共同溝を構築するに当たって、ケーブルの管内への挿通配線操作と管内挿通ケーブルの保護との観点から、これらの両形態の管体を同時に使用して複数配管することを前提とし、管体どうしの並列配管や積み重ね配管が最大限容易にでき、かつ、各管体の損傷並びに経時変形を最小限に止めることが可能な配管構造と配管方法とをここに提案するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この課題を解決するために講じた本発明にいう地中埋設管の構成は、管壁1が、管軸方向において断面方形壁部分2と断面円形壁部分3とが交互に配設形成されている管体Pと、その上方において配管される断面円形の管Kとからなり、該断面円形管Kが、その長さ方向所定間隔ごとに配置された管姿勢規制用の管枕4によって配管姿勢が確保され、これら各管枕4…の下方において、前記管体Pが当該断面方形壁部分2の複数の壁2,2…に跨る長さを有する断面コの字形の荷重分散カバーc…を備え、複数または多数本の管体を平行配管及び積み重ね配管してなる構成としたものである。
【0008】
また、この地中埋設管の埋設方法についての第1の手段は、地中を掘削した管体集合埋設箇所において、管壁1が、管軸方向において断面方形壁部分2と断面円形壁部分3とを交互に形成してある管体Pを、断面方形壁部分2を水平方向に沿わせて配管し、その長さ方向所定間隔ごとに、当該断面方形壁部分2の複数の壁2,2…に跨る長さを有する断面コの字形に形成した荷重分散カバーc…を鞍状に載置し、これらの各荷重分散カバーc…の上部に、横長の板体であって上縁部に半円弧状の切り込み凹部dを形成した下部管枕4a…を当該凹部dを上方に向けて管体Pと直交させて配置し、この凹部d上に断面円形の管Kを配管し、更に、これらの各下部管枕4a…上に、該下部管枕4aと対称形に下側に半円弧状の切り込み凹部dを形成した上部管枕4b…をそれぞれ配置し、前記管体P上に管Kを配管し、複数または多数本の管体を平行配管及び積み重ね配管する構成としたものである。
【0009】
また、この地中埋設管の埋設方法についての第2の手段は、地中を掘削した管体集合埋設箇所において、管壁1が、管軸方向において断面方形壁部分2と断面円形壁部分3とを交互に形成してある管体Pを、断面方形壁部分2を水平方向に沿わせて配管し、その長さ方向所定間隔ごとに、当該断面方形壁部分2の複数の壁2,2…に跨る長さを有する断面コの字形に形成した荷重分散カバーc…を鞍状に載置し、他方、略方形状の板体であって円形の貫通穴Dを形成した複数の管枕4…を用い、この貫通穴Dに断面円形の管Kを挿通し、これらの各管枕4…を前記荷重分散カバーc…の上部において、前記管体Pと直交姿勢に配置し、前記管体P上に管Kを平行配管する構成としたものである。
【0010】
【発明の実施の形態】
これを実施するに当たっては、管体の素材は特に限定されるものではないが、主として合成樹脂素材のものが用いられ、前記角形管体の場合は、ポリエチレンやポリプロピレンのようなポリオレフィン系樹脂製のものが耐水性と耐圧性に優れている点で多用されている。前記断面コの字形に形成した荷重分散カバーcも同様にポリオレフィン系樹脂製のものが経時劣化が少ない点で好ましい。しかしながら、該荷重分散カバーcは合成樹脂製のもののみに限らず、例えば樹脂被覆その他の手段によって防錆処理を施した鉄板製のものであっても使用することができる。
【0011】
また、本発明に使用される前記管体Pにいうところの断面方形壁部分2の断面形状は、角張った方形状のもののみならず、実施例図に示したように角部を弧状に形成した形状のものでもよく、また正方形状のもののみに限らず、横方向または縦方向に長い長方形状に形成してあるものであってもよい。
【0012】
【実施例】
次に、本発明の実施例について、添付の図面に基づいて説明する。図1乃至図6は本発明の基本的な実施例を第1実施例として示したもので、図1は配管状態の要部を示した斜視図、図2は管体と荷重分散カバーとの斜視図、図3は各部品の関係を説明する斜視図、図4は図1の正面図、図5はその側面図、図6は図4の状態を長尺状態で示した正面図である。
【0013】
該第1実施例に示した角形管体Pは、一般に知られたキャタピラー方式によるブロー成形手段によって形成された管体であって、該管体Pは、図のように、管壁1の形状を、管軸方向において、断面形状を角部を丸めたほぼ正方形とした方形壁部分2と、断面形状をほぼ真円形とした円形壁部分3とを順次交互に連続するように形成したポリエチレン樹脂製の管体である。また、この実施例に示した円形壁部分3の外径は前記方形壁部分2における四辺よりも小径となるように形成したものである。
【0014】
而して、該方形管体Pは、配管時には、その断面方形壁部分2の直線辺を利用し配管場所において、該辺が水平方向に沿うようにして安定良く配管される。次いで、この管体Pの長さ方向において所定間隔ごとに、その上面に、該管体の断面方形壁部分2のほぼ四つの壁2,2…に跨る長さをもち、断面コの字形に形成した多数の荷重分散カバーc…を、殊に、図2及び図3にみられるように、鞍状に載置させる。該実施例に示した荷重分散カバーc…は、前記角形管体Pと同様にポリエチレン樹脂によって形成してある。
【0015】
続いて、全体として横長の板体であって、上縁部に半円弧状の切り込み凹部dを形成した下部管枕4a…と、該下部管枕4aと対称形に下側に半円弧状の切り込み凹部dを形成した上部管枕4b…とからなる管枕4を用い、先ず、下側の下部管枕4a…を、前記の各荷重分散カバーc…の長さ方向のほぼ中間部分の上において、前記凹部dを上方に向けて管体Pと直交する状態で配置させ、この各凹部d…上に、断面円形の筒状管Kを横臥状に配管し、更に、前記各下部管枕4a…の上に、前記上部管枕4b…を、それぞれの半円弧状の切り込み凹部dを下向きにしてそれぞれ配置する。
【0016】
このようにして、断面円形で直管状に形成された円形管Kは、図4、図5にみられるように、その長さ方向所定間隔ごとに、上下の管枕4a,4bからなる管姿勢規制用の管枕4によって配管姿勢が規制された状態で、即ち、円周方向への自由な移動回転が阻止された状態で、各管枕4…を介して、角形管体Pに跨らせて載置された断面コの字形の荷重分散カバーc…によって、角形管体Pの複数の方形壁部分2…に荷重が分散されて支持されるのである。
【0017】
図7乃至図9は、このようにして上方に配管される円形管K…の荷重が複数の方形壁部分2…に分散されて下部の角形管体P…に支持されるように配管された配管状態をそれぞれ例示したもので、図7に示した配管例は、前記第1実施例において示した1本の角形管体Pに対して1本の円形管Kを上方に積み重ね状に配管した形態のものを、横方向に4本宛並列配管させて多孔管路を形成した場合の実施例を示したものである。
【0018】
図8は、横5列・上下2段に積み上げ並列配管させた角形管体P…のそれぞれの上方に、上下2段宛横5列に10本の円形管K…を積み上げ並列配管させて多孔管路を形成したものである。このように、下方に配管される角形管体Pは単に1段のみに止まらず2段以上複数段積み上げ配管されることがあり、また、上部に配管される円形管Kの場合も2段以上の複数段に積み上げ配管されることがある。また、該実施例図に示した管枕4は、最下部と最上部とに配置される管枕4a…,4b…の中間部に配置される中間管枕4c…を、上下縁の両方にそれぞれ半円弧状の切り込み凹部d…を形成してある管枕を使用している。この中間管枕4c…は、一段のみならず、必要に応じて複数段使用し、前記管体P上に管Kを複数段積み重ね配管することができる。ここにいう中間管枕4cは前記最下部と最上部との管枕4a…,4b…と同じものを使用することができることは当然であるが、該実施例に示してある中間管枕4cの方が部品点数が少なく安定し易い点で好ましい。
【0019】
また、図9は、配管する管径に合わせた大きさの貫通孔h1…,h2…を方形状のボードに所要数形成した管ホルダーH1,H2を利用して、それぞれの貫通孔h1…,h2…に所要径の管を貫通させて、複数の管を所定の間隔を保って上下左右に配管するようにした、従来から一般に用いられている多孔管路の側方に平行して、横3列・上下2段に配管させた角形管体P…と、その上方に上下2段宛横3列に円形管K…を積み上げ配管させて多孔管路を形成した状態を示したものである。また、ここに示した管枕4は、最下部に配置した管枕4aと最上部に配置した管枕4bと、上下縁の両方に半円弧状の切り込み凹部d…を形成した中間配置用の中間管枕4cとの全てを横長の長尺物とし、横方向にそれぞれ3コづつの切り込み凹部d…を形成してある構造としたものである。本発明にいうところの管枕4は、このように横長のものとし、複数の管を支持するようにしたものであってもよい。
【0020】
図10は、更に別の実施例について示したもので、本発明にいう管枕4を、前記図9において示した従来から使用されている管ホルダーH1,H2のように、配管する管径に合わせた大きさの貫通穴D…を方形状のボードに縦横方向に所要数形成してあるものとし、それぞれの貫通穴D…に配管しようとする所要径の管K…を貫通させ、これらの各管枕4…を先に配管した複数の角形管体P…に載置させた荷重分散カバーc…の上部において、管体Pと直交姿勢に配置して、複数の管体P…上部に複数の管K…を配管し、多孔管路を形成するようにしたものである。また、該実施例に示した断面コの字形の荷重分散カバーc…は、1本の角形管体Pに対して一つ使用する形態ではなく、複数本の角形管体P…、図示のものにあっては3本の角形管体P…を一体的に覆う横幅をもった形状に形成したものである。本発明にいうところの荷重分散カバーc…は、このように、このカバーcを使用する角形管体Pの2本の幅相当や4本の幅相当の横幅を備えているものとして実施することができる。このようにした場合には、複数本の角形管体P…の隣接間隔を所定の間隔に保持する利点をも備えている。
【0021】
本発明にいう荷重分散カバーcは、長さ、即ち管軸方向における長さについては特に限定する意図はないが、好ましくは角形管体Pの三つの角形壁2…若しくは四つの角形壁2…のピッチに相当する程度の長さを備えているものがよい。例えば、管軸方向の両端部分が、隣り合う二つの角形壁2,2上に乗る程度の長さ(角形管体Pの波形の1.5ピッチ程度の長さ)のものとした場合には、角形管体P上に載置したとき、作業者の不注意や載置後の何らかの外力作用によって、両端部分が、管体Pの円形壁部分3,3上に位置し、中間部分が単一の角形壁2上に位置することとなり、上方に配管した円形管Kの荷重が、単一の角形壁2に集中する事態が生じることが予測されるので、このような事態の生じることを避けるため、角形管体Pの波形の2ピッチ以上の長さを備えていて、常に確実に二つ以上の角形壁2,2上に乗るように設定してあることが好ましい。
【0022】
以上本発明の代表的な実施例について説明したが、本発明は必ずしもこれらの実施例構造のもののみに限定されるものではなく、例えば断面円形管Kを直管のものに代えて断面円形の凹凸波形に形成した蛇腹状の管を配管する等、本発明にいう前記の構成要件を備え、かつ、本発明にいう目的を達成し、以下にいう効果を有する範囲内において適宜改変して実施することができるものである。
【0023】
【発明の効果】
本発明にいう地中埋設管は、以上の説明から既に明らかなように、断面円形管を長さ方向所定間隔ごとに管姿勢規制用の管枕によって配管姿勢を確保してあるものとし、これらの各管枕の下方において、同円形管の荷重を支持する管体が、断面方形壁部分の複数の壁に跨る長さを有する断面コの字形の荷重分散カバーを備えているものとしてあるので、上部の断面円形管の荷重や同円形管を押圧する土砂の荷重が管枕を介して角形管体の単一の断面方形壁部分に集中し、同方形壁部分を圧縮変形させたり、損壊させたりするという不測の事態を招来することなく、角形管体上に円形管を積層配管するものでありながら、安全な状態で多孔管路を形成することができるという独自の効果を有するものである。
【0024】
また、本発明にいう地中埋設管の埋設方法にあっては、円形管の長さ方向所定間隔ごとに配置した管姿勢規制用の管枕のそれぞれの下方において、同円形管の荷重を支える方形管体に、断面コの字形に形成した荷重分散カバーを鞍状に載置させることによって、管枕を介して伝えられる円形管の荷重や同円形管に加えられる土砂等の荷重を角形管体の一つの方形壁部分に集中させることなく、荷重分散カバーを介して複数の方形壁部分に分散させるようにしたので、荷重を受ける方形壁部分が圧縮変形させられたり、局部的に損壊させられたりするという不測の事態を招来することが最も少ない状態で多孔管路を形成することができるという顕著な効果を期待できる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の配管状態の要部を示す斜視図。
【図2】管体と荷重分散カバーとの斜視図。
【図3】各部品の関係を説明する斜視図。
【図4】図1の正面図。
【図5】図1の縦断側面図。
【図6】図4の状態を長尺状態で示した中間省略正面図。
【図7】配管状態を示す縦断側面図。
【図8】配管状態の他の例を示す縦断側面図。
【図9】配管状態の更に他の例を示す縦断側面図。
【図10】配管状態の更なる他の例を示す縦断側面図。
【図11】従来の管体を示す斜視図。
【図12】従来の管体を示す正面図。
【符号の説明】
1 管壁
2 断面方形壁部分
3 断面円形壁部分
4 管枕
4a 下部管枕
4b 上部管枕
K 円形管
P 管体
D 貫通穴
c 荷重分散カバー
d 切り込み凹部
Claims (4)
- 管壁(1)が、管軸方向において断面方形壁部分(2)と断面円形壁部分(3)とが交互に配設形成されている管体(P)と、その上方において配管される断面円形の管(K)とからなり、該断面円形管(K)が、その長さ方向所定間隔ごとに配置された管姿勢規制用の管枕(4)によって配管姿勢が確保され、これら各管枕(4)…の下方において、前記管体(P)が当該断面方形壁部分(2)の複数の壁(2),(2)…に跨る長さを有する断面コの字形の荷重分散カバー(c)…を備え、複数または多数本の管体を平行配管及び積み重ね配管してなる地中埋設管。
- 地中を掘削した管体集合埋設箇所において、管壁(1)が、管軸方向において断面方形壁部分(2)と断面円形壁部分(3)とを交互に形成してある管体(P)を、断面方形壁部分(2)を水平方向に沿わせて配管し、その長さ方向所定間隔ごとに、当該断面方形壁部分(2)の複数の壁(2),(2)…に跨る長さを有する断面コの字形に形成した荷重分散カバー(c)…を鞍状に載置し、これらの各荷重分散カバー(c)…の上部に、横長の板体であって上縁部に半円弧状の切り込み凹部(d)を形成した下部管枕(4a)…を当該凹部(d)を上方に向けて管体(P)と直交させて配置し、この凹部(d)上に断面円形の管(K)を配管し、更に、これらの各下部管枕(4a)…上に、該下部管枕(4a)と対称形に下側に半円弧状の切り込み凹部(d)を形成した上部管枕(4b)…をそれぞれ配置し、前記管体(P)上に管(K)を配管し、複数または多数本の管体を平行配管及び積み重ね配管する地中埋設管の埋設方法。
- 地中を掘削した管体集合埋設箇所において、管壁(1)が、管軸方向において断面方形壁部分(2)と断面円形壁部分(3)とを交互に形成してある管体(P)を、断面方形壁部分(2)を水平方向に沿わせて配管し、その長さ方向所定間隔ごとに、当該断面方形壁部分(2)の複数の壁(2),(2)…に跨る長さを有する断面コの字形に形成した荷重分散カバー(c)…を鞍状に載置し、これらの各荷重分散カバー(c)…の上部に、横長の板体であって上縁部に半円弧状の切り込み凹部(d)を形成した下部管枕(4a)…を当該凹部(d)を上方に向けて管体(P)と直交させて配置し、この凹部(d)上に断面円形の管(K)を配管し、続いて、これらの各下部管枕(4a)…上に、上下縁の両方にそれぞれ半円弧状の切り込み凹部(d)…を形成してある中間管枕(4c)…をそれぞれ配置するとともに、その上縁部側の凹部(d)上に断面円形の管(K)を配管することを一度若しくは複数回繰り返し、更に、これらの各中間管枕(4c)…上に、前記下部管枕(4a)と対称形に下側に半円弧状の切り込み凹部(d)を形成した上部管枕(4b)…をそれぞれ配置して、前記管体(P)上に管(K)を複数段積み重ね平行配管する地中埋設管の埋設方法。
- 地中を掘削した管体集合埋設箇所において、管壁(1)が、管軸方向において断面方形壁部分(2)と断面円形壁部分(3)とを交互に形成してある管体(P)を、断面方形壁部分(2)を水平方向に沿わせて配管し、その長さ方向所定間隔ごとに、当該断面方形壁部分(2)の複数の壁(2),(2)…に跨る長さを有する断面コの字形に形成した荷重分散カバー(c)…を鞍状に載置し、他方、略方形状の板体であって円形の貫通穴(D)を形成した複数の管枕(4)…を用い、この貫通穴(D)に断面円形の管(K)を挿通し、これらの各管枕(4)…を前記荷重分散カバー(c)…の上部において、前記管体(P)と直交姿勢に配置し、前記管体(P)上に管(K)を平行配管する地中埋設管の埋設方法。
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