JP4224152B2 - シンボルタイミング回復装置及び方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、残留側波帯(VSB)復調システムに関し、特に、送信系から伝送されたVSBテレビジョン信号のシンボルタイミングを回復させるシンボルタイミング回復装置及びその方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
周知のように、アドバンスト・テレビジョン(ATV)システムは、VSB変調技法を用いる送信器から伝送されたVSBテレビジョン信号を復調するための残留側波帯(VSB)復調器を備える。
【0003】
このVSB復調器は、基本的に、チューナー、アナログ/ディジタル(A/D)変換器及び自動利得制御器(AGC)を有するチューナーモジュールと、VSBキャリアー回復回路と、VSBタイミング回復回路とより構成される。詳述すると、複数のシンボルデータを有するVSBテレビジョン信号はアンテナを経てチューナーにより受信され、ユーザによって選択されたチャネルに対応するVSB信号を選択的に受け取る。その後、チューナーにより同調されたVSB信号は、A/D変換器にて所定のサンプリングレートでディジタル変換された後、AGCに供給される。
【0004】
AGCでは、ディジタルVSB信号の利得が所定のレベルに調整され、その調整されたディジタルVSB信号はVSBキャリア回復回路に供給される。このVSBキャリア回復回路は、調整済みのディジタルVSB信号に対してキャリア回復処理を行う。詳述すると、まず帯域通過フィルタが、調整済みのディジタルVSB信号からパイロット信号を取出し、その後、フェイズロックループ(PLL)回路に供給して回復されたキャリア信号を求める。この回復されたキャリア信号は次のプロセッサ(例えば、等化器)に供給されて処理される。
【0005】
一方、VSBタイミング回復回路はVSBテレビジョン信号を受け取ると共に、シンボルデータ単位で、該VSBテレビジョン信号に対してタイミング回復処理を施してA/D変換器のサンプリングレートを制御する。このようなサンプリングレートの制御によって、VSBテレビジョン信号のシンボルレートを送信器のクロックレートに同期することができる。
【0006】
VSBタイミング回復回路が組込まれている従来のVSB復調器のうちの1つが米国特許第5,673,293号に開示されている。このVSBタイミング回復回路は、電圧制御発振器(VCXO)と、ディジタル/アナログ(D/A)変換器と、同期(SYNC)検出器/位置入力器、弁別器、スイッチ及びPLL回路よりなるVSBタイミング回復モジュールとから構成されている。詳述すると、SYNC検出器/位置入力器は実通過帯域VSB信号を受取ると共に、その受取信号からタイミングSYNC信号を取り出す。その後、受取った実通過帯域VSB信号からタイミングSYNC信号が検出された場合、SYNC検出器/位置入力器はスイッチ制御信号をスイッチに供給して、該スイッチを閉状態にする。このスイッチはSYNC検出器/位置入力器から入力されたスイッチ制御信号に応じて、弁別器からの出力をPLL回路に切換えて、PLL回路としてVSBシンボルタイミング信号を取出すようにする。その後、VSBシンボルタイミング信号は、VSBテレビジョン信号をディジタル化するのに用いられるD/A変換器及びVCXOを通じてA/D変換器に供給される。
【0007】
しかし、従来のVSBタイミング回復回路においては、VSBテレビジョン信号に含まれた各サンプルデータに対するタイミング回復処理が、タイミング同期信号が検出された場合だけに限り行われるため、VSBテレビジョン信号の全体シンボルタイミング回復に要する処理時間が相当に長くなるという不都合がある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
従って、本発明の主な目的は、伝送されたVSBテレビジョン信号に対するタイミング回復処理を効率的に行い得るシンボルタイミング回復装置及びその方法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本発明の一実施例によれば、残留側波帯(VSB)テレビジョン信号に含まれたサンプルデータのタイミング回復を行って、各サンプルデータに対する補間データをタイミング回復データとして出力するシンボルタイミング回復装置であって、
前記各サンプルデータにフィルタリングを施して、該各サンプルデータに対する正/負のバンドエッジフィルタ成分を出力するフィルタリング手段と、
前記負のバンドエッジフィルタ成分を処理して共役複素数成分を求め、該共役複素数成分を前記正のバンドエッジフィルタ成分と乗じて、実・虚数成分を有する積成分を発生し、該積成分から前記各サンプルデータに対するシンボルタイミング情報を取り出す負のバンドエッジフィルタ成分処理手段と、
前記シンボルタイミング情報に基づいて、前記各サンプルデータを補正して前記補間データを発生する補正手段とを含むことを特徴とするシンボルタイミング回復装置が提供される。
【0010】
本発明の他の実施例によれば、残留側波帯(VSB)テレビジョン信号に含まれたサンプルデータのタイミング回復を行って、各サンプルデータに対する補間データをタイミング回復データとして出力するシンボルタイミング回復方法であって、
前記各サンプルデータにフィルタリングを施して、該各サンプルデータに対する正/負のバンドエッジフィルタ成分を出力する第a過程と、
前記負のバンドエッジフィルタ成分を処理して共役複素数成分を求め、該共役複素数成分を前記正のバンドエッジフィルタ成分と乗じて、実・虚数成分を有する積成分を発生し、該積成分から前記各サンプルデータに対するシンボルタイミング情報を取り出す第b過程と、
前記シンボルタイミング情報を用いて、前記各サンプルデータの位相誤差値を計算する第c過程と、
前記計算された位相誤差値から、前記各サンプルデータと1つまたは複数の前サンプルデータとの間の組合せによる位相誤差値の組に対する平均位相誤差値を求める第d過程と、
前記平均位相誤差値に所定の値を加算して位相補正値を求め、該位相補正値のシンボルレートと所定のシンボルレートとを比較して、該比較結果信号を発生する第e過程と、
前記位相補正値及び前記比較結果信号に基づいて、前記各サンプルデータを一組の所定の補間データのうちの何れかで置き換えることによって、前記各サンプルデータを補正する第f過程とを含むことを特徴とするシンボルタイミング回復方法が提供される。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好適実施例について図面を参照しながらより詳しく説明する。
【0012】
図1は、本発明によるVSB復調器(図示せず)用シンボルタイミング回復装置100の概略的なブロック図である。このシンボルタイミング回復装置100は、補間フィルタ120、整合フィルタ140、バンドエッジフィルタ160、位相検出器180、ループフィルタ200及びタイミング数値制御発振器(TNCO)220より構成される。
【0013】
最初、AGC(図示せず)からのベースバンドサンプルVSBテレビジョン信号の各サンプルデータは、補間フィルタ120に入力される。この補間フィルタ120はTNCO220から供給される位相補正値及び制御信号に基づいて、受け取った各サンプルデータを補間データで置き換える。ここで、各サンプルデータは送信器側におけるクロックに同期されないデータとして、ベースバンド上における実数成分I及び虚数成分Qを有する。
【0014】
ベースバンドにおいて各サンプルデータを得るためには、まず、前段のプロセッサ(図示せず)で中間周波数帯域において、伝送されたVSBテレビジョンは所定のサンプリングレートでサンプリングされて1シンボル当り2個のシンボルデータを発生する。その後、サンプリング処理の終了後、2個のサンプルデータ各々が複素復調(complex−demodulate)されて、ベースバンド上において実数成分I及び虚数成分Qを有する各サンプルデータを得ることになる。位相補正値及び制御信号に対する詳細は、図1及び図2を参照して後述する。
【0015】
通常の帯域通過フィルタのうちの何れか1つであるバンドエッジフィルタ160は、補間フィルタ120から供給された各サンプルデータをフィルタリングして、高域成分の正/負のバンドエッジフィルタ成分のみを取出して位相検出器180に供給する。これらの正/負のバンドエッジフィルタ成分は実数成分I及び虚数成分Qを有する。
【0016】
位相検出器180は、バンドエッジフィルタ160から受け取った正/負のバンドエッジフィルタ成分に基づいて、各サンプルデータの位相誤差値を求める。
【0017】
図2は、図1中の位相検出器180の詳細なブロック図であって、第1及び第2ヒルベルトフィルタ182、184、複素数乗算器186及び位相誤差検出器188を備える。位相検出器180への入力(即ち、正/負のバンドエッジフィルタ成分)は、シンボルタイミング情報でない。従って、位相検出器180は最初、各サンプルデータに対するシンボルタイミング情報を求めた後、該シンボルタイミング情報に基づいて各サンプルデータの位相誤差値を計算する。本発明の好適実施例においては、後述するように、シンボルタイミング情報は、ベースバンドにおけるVSBテレビジョン信号の帯域幅が、送信器におけるVSBテレビジョン信号のシンボルレートと等しいという特性を考慮して得られる。
【0018】
詳述すると、第1及び第2ヒルベルトフィルタ182、184は、本技術分野において周知である複数の遅延レジスタ、複数の乗算器、複数の減算器、及び加算器(図示せず)を適宜組合せることによって具現され得る。第1ヒルベルトフィルタ182は、図1中のバンドエッジフィルタ160から正/負のバンドエッジフィルタ成分を受け取って、正のバンドエッジフィルタ成分の実数成分I及び虚数成分Qのみを検出して複素数乗算器186に供給する。この場合、正のバンドエッジフィルタ成分の実数成分I及び虚数成分Qは、正/負のバンドエッジフィルタ成分と、第1ヒルベルトフィルタ182に組み込まれた回路デバイスの出力値に基づいて予め決定された伝達関数とを乗ずることによって検出され得る。
【0019】
一方、第2ヒルベルトフィルタ184は、図1中のバンドエッジフィルタ160から正/負のバンドエッジフィルタ成分を受け取って、負のバンドエッジフィルタ成分の実数成分I及び虚数成分Qのみを検出して複素数乗算器186に供給する。同様に、これらの実数成分I及び虚数成分Qも、正/負のバンドエッジフィルタ成分と、第2ヒルベルトフィルタ184に組み込まれた回路デバイスの出力値に基づいて予め決定される伝達関数とを乗ずることによって検出され得る。
【0020】
複素数乗算器186は共役複素数変換器186a及び乗算器186bより構成され、正/負のバンドエッジフィルタ成分の実数成分I及び虚数成分Qから各サンプルデータに対するシンボルタイミング情報を取出す。
【0021】
詳述すると、共役複素数変換器186aはまず、負のバンドエッジフィルタ成分の実数成分I及び虚数成分Qに対して共役複素数変換処理を行う。この共役複素数変換処理の完了の後、乗算器186bは変換された共役複素数成分と、第1ヒルベルトフィルタ182から供給された正のバンドエッジフィルタ成分の実数成分I及び虚数成分Qとを各々乗ずる。その後、乗算器186bは新たな実数成分I及び虚数成分Qを有する積データを、各サンプルデータに対するシンボルタイミング情報として位相誤差検出器188に供給する。
【0022】
上記から分かるように、シンボルタイミング情報は2つのヒルベルトフィルタ182、184と複素数乗算器186とのようなデバイスによって求められ、これらのデバイスは、ベースバンドにおけるVSBテレビジョン信号の帯域幅が送信器におけるVSBテレビジョン信号のシンボルレートと等しいという特性を考慮して具現される。
【0023】
この位相誤差検出器188はリミッタ188a及び乗算器188bから構成され、シンボルタイミング情報に基づいて各サンプルデータの位相誤差値を計算する。詳述すると、リミッタ188aは、シンボルタイミング情報における実数成分Iのみをリミッティング(制限)して、その制限実数成分Iを乗算器188bに供給する。例えば、実数成分Iが正である場合は、正成分+1が制限実数成分Iとして供給され、そうでない場合には、負成分−1が制限実数成分Iとして供給される。
【0024】
その後、乗算器188bは、リミッタ188aから入力された制限実数成分Iとシンボルタイミング情報における虚数成分Qとを乗じて、該乗算結果を各サンプルデータに対する位相誤差値として図1中のループフィルタ200に供給する。この場合、位相誤差値は各サンプルデータの最適サンプリング点にてゼロ値を有し得、該位相誤差値が非常に大きい場合、所定の区間にてより大きい誤差値を有する曲線で表現され得るという特性を有する。
【0025】
図1を再び参照すると、ループフィルタ200は位相検出器180内の乗算器188bから受け取った位相誤差値から、各サンプルデータと1つまたは複数の前サンプルデータとの間の組合せによる位相誤差値の組に対する平均位相誤差値を計算して格納する。言い換えれば、この平均位相誤差値は通常のループフィルタリング技法を用いて、位相誤差値の組に1組の所定の重み付き値を適宜割り当てることによって得ることができる。例えば、より速いタイミング回復のためには、1組の所定の重み付き値の中から比較的大きい重み付き値を最近求めた位相誤差値に割当てられるように設計する。
【0026】
その後、ループフィルタ200は計算した平均位相誤差値をTNCO220に供給する。このTNCO220は受け取った平均位相誤差値に基づいて、位相補正値及び制御信号を求めて補間フィルタ120に供給する。ここで、制御信号は各サンプルデータのシンボルレートが所定のシンボルレートと同じであるか否かを指し、平均位相誤差値に所定の値を加算し、該加算値を用いて、各サンプルデータのシンボルレートが所定のシンボルレートと同じであるか否かをチェックし、該チェック結果に基づいて生成される。
【0027】
また、位相補正値は、伝送された各サンプルデータのシンボルレートを送信器におけるクロックのレートと同一にするために、平均位相誤差値に所定の値を加算することによって求められる。
【0028】
補間フィルタ120はVSBシンボルタイミング回復のために通常の補間技法を用い、位相補正値及び制御信号を考慮して、ベースバンドのVSBテレビジョン信号の各サンプルデータを1組の所定の補間データのうちの何れかで置き換える。詳述すると、補間フィルタ120は最初、TNCO220からの位相補正値に応じて、各サンプルデータを1組の所定の補間データのうちの何れかで置き換え、その後、制御信号に応じて置き換えられた所定の補間データをさらに補正する。
【0029】
例えば、補間フィルタ120は、受け取った制御信号が各サンプルデータのシンボルレートが所定のシンボルレートと同じでないことを表す時、置き換えられた所定の補間データを両シンボルレートの間の差分に対応する部分を除去することによって補正する。さらに、補間フィルタ120は両シンボルレートの間の差分に対応する基準クロックの一部分を除去することによって、後続するシンボルデータのタイミング回復を行う。一方、補間フィルタ120は制御信号が各サンプルデータのシンボルレートが所定のシンボルレートと同一であることを表す時は、所定の補間データに対して何れの追加補正処理も行わない。
【0030】
その後、補間フィルタ120からの出力、即ち、所定の補間データまたは追加補正データは通常の整合フィルタリング方法を用いる整合フィルタ140に供給され、さらにフィルタリングされる。即ち、整合フィルタ140は、補間フィルタ120から受け取った補正データに対してパルス整形を行って、信号対雑音(S/N)比を最大化する。その後、整合フィルタ140からの出力は、次のプロセッサ(例えば、等化器及びVSBキャリアー回復部)に供給される。
【0031】
上記において、本発明の好適な実施の形態について説明したが、本発明の請求範囲を逸脱することなく、当業者は種々の改変をなし得るであろう。
【0032】
【発明の効果】
従って、本発明によれば、タイミング同期信号の検出の有無に関わらず、各サンプルデータに対してタイミング回復を行うために、従来の技術に比べてより短時間でタイミング回復を完了することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるシンボルタイミング回復装置の概略的なブロック図である。
【図2】図1中の位相検出器の詳細なブロック図である。
【符号の説明】
100 シンボルタイミング回復装置
120 補間フィルタ
140 整合フィルタ
160 バンドエッジフィルタ
180 位相検出器
182,184 ヒルベルトフィルタ
186 複素数フィルタ
186a 共役複素数変換器
186b 乗算器
188 位相誤差検出器
188a リミッタ
188b 乗算器
200 ループフィルタ
220 タイミング数値制御発振器
Claims (6)
- 残留側波帯(VSB)テレビジョン信号に含まれたサンプルデータのタイミング回復を行って、各サンプルデータに対する補間データをタイミング回復データとして出力するシンボルタイミング回復装置であって、
前記各サンプルデータにフィルタリングを施して、該各サンプルデータに対する正/負のバンドエッジフィルタ成分を出力するフィルタリング手段と、
前記負のバンドエッジフィルタ成分を処理して共役複素数成分を求め、該共役複素数成分を前記正のバンドエッジフィルタ成分と乗じて、実・虚数成分を有する積成分を発生し、該積成分から前記各サンプルデータに対するシンボルタイミング情報を取り出す負のバンドエッジフィルタ成分処理手段と、
前記シンボルタイミング情報に基づいて、前記各サンプルデータを補正して前記補間データを発生する補正手段とを含み、
前記処理手段が、
前記積成分における前記実数成分に対してリミッティング(制限)を施して、制限実数成分を発生する制限手段と、
前記制限実数成分と前記積成分における前記虚数成分とを乗じて、前記シンボルタイミング情報を求める乗算手段とを備え、
前記補正手段が、
前記シンボルタイミング情報に基づいて、前記各サンプルデータの位相誤差値を計算する位相誤差値計算手段と、
前記計算された位相誤差値から、前記各サンプルデータと1つまたは複数の前サンプルデータとの間の組合せによる位相誤差値の組に対する平均位相誤差値を求める平均位相誤差値計算手段と、
前記平均位相誤差値に所定の値を加算して位相補正値を求め、該位相補正値のシンボルレートと所定のシンボルレートとを比較して、該比較結果信号を発生する加算・比較手段と、
前記位相補正値及び前記比較結果信号に基づいて、前記各サンプルデータを一組の所定の補間データのうちの何れかで置き換えることによって、前記各サンプルデータを補正する置換手段とを備えることを特徴とするシンボルタイミング回復装置。 - 前記補正手段が、前記置き換えられた所定の補間データのパルスを整形するパルス整形手段を、さらに備えることを特徴とする請求項1に記載のシンボルタイミング回復装置。
- 前記パルス整形手段が、整合フィルタ(matched filter)であることを特徴とする請求項2に記載のシンボルタイミング回復装置。
- 前記加算・比較手段が、数値制御発振器(numerically controlled oscillator)であることを特徴とする請求項1に記載のシンボルタイミング回復装置。
- 残留側波帯(VSB)テレビジョン信号に含まれたサンプルデータのタイミング回復を行って、各サンプルデータに対する補間データをタイミング回復データとして出力するシンボルタイミング回復方法であって、
前記各サンプルデータにフィルタリングを施して、該各サンプルデータに対する正/負のバンドエッジフィルタ成分を出力する第a過程と、
前記負のバンドエッジフィルタ成分を処理して共役複素数成分を求め、該共役複素数成分を前記正のバンドエッジフィルタ成分と乗じて、実・虚数成分を有する積成分を発生し、該積成分から前記各サンプルデータに対するシンボルタイミング情報を取り出す第b過程と、
前記シンボルタイミング情報を用いて、前記各サンプルデータの位相誤差値を計算する第c過程と、
前記計算された位相誤差値から、前記各サンプルデータと1つまたは複数の前サンプルデータとの間の組合せによる位相誤差値の組に対する平均位相誤差値を求める第d過程と、
前記平均位相誤差値に所定の値を加算して位相補正値を求め、該位相補正値のシンボルレートと所定のシンボルレートとを比較して、該比較結果信号を発生する第e過程と、
前記位相補正値及び前記比較結果信号に基づいて、前記各サンプルデータを一組の所定の補間データのうちの何れかで置き換えることによって、前記各サンプルデータを補正する第f過程とを含むことを特徴とするシンボルタイミング回復方法。 - 前記第f過程が、前記置き換えられた所定の補間データのパルスを整形する第h1過程を備えることを特徴とする請求項5に記載のシンボルタイミング回復方法。
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