JP4224095B2 - 情報処理装置、情報処理プログラムおよび情報処理システム - Google Patents

情報処理装置、情報処理プログラムおよび情報処理システム Download PDF

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Description

この発明は、映像または/および音声を含むコンテンツ情報を処理する情報処理装置、情報処理プログラムおよび情報処理システムに関するものである。
近年、音声や映像を記録する機器の主流は、従来のアナログ方式の磁気テープから、デジタル方式の磁気ディスクや半導体メモリ等に移っている。特に大容量のハードディスクを使用した映像記録再生装置では、記録可能な容量が飛躍的に拡大している。このような機器を使用すれば、放送や通信によって提供される多数の番組の映像を保存しておき、ユーザが自在に選択して視聴できる。
保存されている映像の管理に関しては、番組等の単位であるタイトル(プログラム)でファイル化した上で、名称その他の情報を付与しておき、一覧の際に代表画像(サムネイル)と名称等を並べて表示することができる。また、一番組(タイトル)の中をチャプタ(セグメント)と呼ばれる単位に分割し、チャプタ単位で再生や編集を行うこともできる。チャプタ名を付与したり、チャプタの代表画面(サムネイル)を表示したりして、チャプタ一覧から好みの場面を含むチャプタを選択して再生することや、選択したチャプタを並べてプレイリスト等を生成することができる。これらの管理方法を規定するものとして、DVD(Digital Versatile Disk)のVR(VideoRecording)モードが存在する。
番組(タイトル)内の区間や位置の指定に用いられるマーカには、映像・音声コンテンツを再生したときの時間的位置に対応する再生時刻情報が含まれており、チャプタ分割点を表すチャプタマーカのほか、装置によっては、編集操作の際の対象区間を指定するエディットマーカや、頭出し操作の際にジャンプ先の地点を指定するインデックスマーカを使用する場合もある。なお、本明細書における「マーカ」も上記の意味で使用する。
番組名に関しては、EPG(Electronic Program Guide)等によって提供される番組情報を利用すれば、録画保存されたファイルに番組名を自動付与することもできる。EPGで提供される番組情報については、ARIB(Association of Radio Industries and Businesses)標準規格(STD-B10)が存在する。
一番組の中では、分割する時刻位置を与える情報や、分割された各々を容易に識別できるような名称等をはじめ、視聴や編集等を支援したり自動化したりするために有用なメタデータとしてさまざまなものが考えられるが、これらが汎用的に外部から提供されることはほとんどない。このため、一般の視聴者向けの機器では、記録された音声や映像に基づいて、装置側でメタデータ生成を行うことが必要になっている。
映像・音声コンテンツに関する汎用的なメタデータの記述形式としてMPEG(Moving Picture Experts Group)−7が存在し、コンテンツと対応付けてXML(eXtensible Markup Language)データベースに格納する方法が存在する。また、放送におけるメタデータの伝送方式等について、ARIB(Association of Radio Industries and Businesses)標準規格(STD-B38)が存在し、これらに準拠してメタデータを記録することもできる。
一方、映像記録再生装置に保存した映像等を検索する方法として、映像等の情報から抽出された情報の特徴を表す特徴量を検索キーとして検索する方法が知られている。例えば、特許文献1では、ユーザが特徴量の抽出元の音響信号または映像信号を聴取または視聴することにより区間を指定し、抽出した音響特徴量を検索キーとして検索部に登録することによって、音響の一致または類似を検索する音響検索技術が提案されている。
また、特許文献2では、画像の特徴量を利用して検索キーを作成することによって類似映像を検索する技術が提案されている。このような音響検索や映像検索の結果に基づいて、類似した音響コンテンツや映像コンテンツの表示、その中の類似箇所の表示、構造化、メタデータ付与等を行うことができる。
これらの検索に用いられる検索キーの情報は、例えば、PCM(Pulse Code Modulation)、MPEG、JPEG(Joint Photographic Experts Group)などのように、元の音響または映像あるいは画像が視聴可能な程度に復元できるような一般的な符号化を行ったものであってもよい。
しかし、通常は高速に検索を行ったり、索引情報のサイズを小さくしたりする必要があるため、大幅に情報量を低減したものが用いられる。すなわち、視覚的に意味をなさないほど大きなブロック単位の画像情報、複数の特徴量を分離不能に混合した情報、粗い量子化によってコード化した情報、零交差数などの音響の部分的な特徴を使った情報、または一定時間の特徴量をヒストグラムに落とした情報などが用いられる。これらの検索に用いられる特徴量から元の音響または映像あるいは画像を直接復元することはできない。
特開2001−134613号公報 特開2002−44610号公報
映像または音声などを検索するときに映像または音声の特徴量を検索キーとして利用する場合、原則として当該検索キーを生成した装置内で利用することを前提としている。一方、他の装置で生成された検索キーを流用して映像等の検索が可能となれば、検索キー生成の負担の軽減が図れるなどユーザの利便性が向上する。この場合、適切な検索キーを選択可能とすることなどを目的として、特徴量の抽出元となった映像または音声を確認できるようにすることが望ましい。
しかしながら、例えば検索キーとともに対応する映像や音声を通信などを介して他の装置に提供すると、著作権の問題のほか、一般に情報量が多い映像情報や音声情報を送受信することによる通信量の増大という問題が生じる。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、検索キーに対応する映像や音声の提供を受けることなく、検索キーに対応する映像や音声の情報を提示することができる情報処理装置、情報処理プログラムおよび情報処理システムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、コンテンツに関する処理を行う情報処理装置であって、第1のコンテンツの注目部分の特徴量を含むキー情報を記憶可能なキー記憶部と、ネットワークを介して接続された他の情報処理装置から前記キー情報を受信し、受信した前記キー情報を前記キー記憶部に保存するキー受信部と、第2のコンテンツを取得する取得部と、前記第2のコンテンツから時系列的な前記特徴量を抽出する抽出部と、前記第2のコンテンツから抽出された前記特徴量の各々と前記キー情報に含まれる前記特徴量との一致度が第1閾値より高くなる類似部分を前記第2のコンテンツから検出して、前記類似部分の範囲を特定する範囲情報を出力する検出部と、検出された前記範囲情報で表される範囲に含まれる前記類似部分を取得し、取得した前記類似部分と、前記キー情報とを対応づけた対応情報を生成する対応生成部と、生成された前記対応情報に基づいて、前記類似部分を対応づけた前記キー情報を選択可能に提示する提示部と、を備えたことを特徴とする。
また、本発明は、上記装置を実行することができるプログラムである。
また、本発明は、取得した第1のコンテンツに対する検索キーを生成する第1情報処理装置と、前記第1情報処理装置とネットワークを介して接続され、前記検索キーに関連する第2のコンテンツを取得する第2情報処理装置とを備えた情報処理システムであって、前記第1情報処理装置は、前記第1のコンテンツを取得する第1取得部と、取得した前記第1のコンテンツの一部または全部であって、前記第1のコンテンツの特徴を表す特徴量を抽出する対象となる対象コンテンツの指定を受付ける指定受付部と、指定を受付けた前記対象コンテンツから前記特徴量を抽出し、抽出した特徴量を前記コンテンツの前記検索キーとして含むキー情報を生成するキー生成部と、生成した前記キー情報を前記第2情報処理装置に送信するキー送信部と、を備え、前記第2情報処理装置は、前記キー情報を記憶可能なキー記憶部と、前記第1情報処理装置から前記キー情報を受信し、受信した前記キー情報を前記キー記憶部に保存するキー受信部と、前記第2のコンテンツを取得する第2取得部と、前記第2のコンテンツから時系列的な前記特徴量を抽出する抽出部と、前記第2のコンテンツから抽出された前記特徴量の各々と前記キー情報に含まれる前記特徴量との一致度が第1閾値より高くなる類似部分を前記第2のコンテンツから検出して、前記類似部分の範囲を特定する範囲情報を出力する検出部と、検出された前記範囲情報で表される範囲に含まれる前記類似部分を取得し、取得した前記類似部分と、前記キー情報とを対応づけた対応情報を生成する対応生成部と、生成された前記対応情報に基づいて、前記類似部分を対応づけた前記キー情報を選択可能に提示する提示部と、を備えたことを特徴とする。
また、本発明は、取得した第1のコンテンツに対する検索キーを生成する第1情報処理装置と、前記第1情報処理装置とネットワークを介して接続され、前記検索キーを管理するサーバ装置と、前記サーバ装置とネットワークを介して接続され、前記検索キーに関連する第2のコンテンツを取得する第2情報処理装置とを備えた情報処理システムであって、前記第1情報処理装置は、前記第1のコンテンツを取得する第1取得部と、取得した前記第1のコンテンツの一部または全部であって、前記第1のコンテンツの特徴を表す特徴量を抽出する対象となる対象コンテンツの指定を受付ける指定受付部と、指定を受付けた前記対象コンテンツから前記特徴量を抽出し、抽出した特徴量を前記コンテンツの前記検索キーとして含むキー情報を生成するキー生成部と、生成した前記キー情報を前記サーバ装置に送信する第1キー送信部と、を備え、前記サーバ装置は、前記キー情報を記憶可能な第1キー記憶部と、前記キー情報を前記第1情報処理装置から受信し、受信した前記キー情報を前記第1キー記憶部に保存する第1キー受信部と、前記キー情報の取得を要求する要求メッセージを受信する要求受信部と、受信した前記要求メッセージに対応して前記キー情報を前記第1キー記憶部から取得し、取得した前記キー情報を前記第2情報処理装置に送信する第2キー送信部と、を備え、前記第2情報処理装置は、前記キー情報を記憶可能な第2キー記憶部と、前記サーバ装置から前記キー情報を受信し、受信した前記キー情報を前記第2キー記憶部に保存する第2キー受信部と、前記第2のコンテンツを取得する第2取得部と、前記第2のコンテンツから時系列的な前記特徴量を抽出する抽出部と、前記第2のコンテンツから抽出された前記特徴量の各々と前記キー情報に含まれる前記特徴量との一致度が第1閾値より高くなる類似部分を前記第2のコンテンツから検出して、前記類似部分の範囲を特定する範囲情報を出力する検出部と、検出された前記範囲情報で表される範囲に含まれる前記類似部分を取得し、取得した前記類似部分と、前記キー情報とを対応づけた対応情報を生成する対応生成部と、生成された前記対応情報に基づいて、前記類似部分を対応づけた前記キー情報を選択可能に提示する提示部と、を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、検索キーに対応する映像や音声の提供を受けることなく、検索キーに対応する映像や音声の情報を提示することができるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる映像または/および音声を処理する情報処理装置、プログラムおよび情報処理システムの最良な実施の形態を詳細に説明する。
(第1の実施の形態)
第1の実施の形態にかかる情報処理装置は、他の情報処理装置で生成された検索キーを受信し、受信した検索キーに含まれるコンテンツの特徴量を用いて当該コンテンツに関連する他のコンテンツを取得し、検索キーと対応づけて提示可能とするものである。
以下では、ハードディスクに映像を記録して再生を行うHDD搭載ビデオレコーダーなどの映像記録再生装置に本発明の情報処理装置を適用した例について説明する。なお、適用可能な装置はこれに限られるものではなく、コンテンツから抽出した特徴量を検索キーとして検索を行うものであればあらゆる装置に適用できる。また、対象とするコンテンツは映像に限られず、音声を含む映像や、音声のみを対象とするように構成してもよい。例えば、HDD内蔵型音楽再生装置に本発明の情報処理装置を適用することができる。
図1は、第1の実施の形態にかかる映像記録再生装置200および他の情報処理装置である映像記録再生装置100を含む情報処理システムの構成を示すブロック図である。同図に示すように、映像記録再生装置200は、映像記録再生装置100とインターネットなどのネットワーク300を介して接続されている。
映像記録再生装置100は、情報記憶部151と、取得部101と、指定受付部102と、キー生成部103と、キー送信部104と、再生部105と、を備えている。
情報記憶部151は、予め取得した映像情報を記憶するものであり、HDD(Hard Disk Drive)、RAM(Random Access Memory)、光ディスク、メモリカードなどの一般的に利用されているあらゆる記憶媒体により構成することができる。また、情報記憶部151には、各映像情報に対して、コンテンツを一意に識別する識別情報(番組IDなど)、コンテンツの名称、コンテンツの種別、コンテンツの提供元(放送局)、および提供日時(放送日時)などのコンテンツ特定情報が対応づけられて記憶される。さらに、情報記憶部151には、映像のタイトル、チャプタなどの単位に分割するための情報、分割単位の名前や属性等に関する情報が記録されている。
取得部101は、情報記憶部151に記録されている映像情報を読み出して取得するものである。また、取得部101が、アナログ映像音声信号を読み出し、デジタル映像音声データに変換して映像情報を取得するように構成してもよい。なお、これらの処理に加えて、必要に応じて取得部101が映像情報の暗号解除処理(例えば、B−CAS(Broadcast Satellite Conditional Access System))、デコード処理(例えば、MPEG−2 AAC(Advanced Audio Coding))、形式変換処理(例えば、TS(Transport Stream)からPS(Program Stream)へ)、レート(圧縮率)変換処理等を行うように構成してもよい。
また、取得部101は、映像音声データから画像データを分離して、キー生成部103へ渡す。例えば、MPEG2データを多重分離化(Demux)して、音声データを含むMPEG2Audio ES、または画像データを含むMPEG2Video ESを取り出し、デコードする。
指定受付部102は、取得部101で取得された映像情報の全部または一部区間を指定するキー指定情報の入力を受付けるものである。例えば、指定受付部102は、マウスやリモコンなどのデバイスを用いたユーザの操作により指定された区間を受付ける。なお、映像情報を再生し、ユーザが映像情報を確認しながら始終端の位置を指定するように構成してもよい。また、チャプタ名一覧等からチャプタを選択し、選択されたチャプタ全体を指定された区間と見なすように構成してもよい。
キー生成部103は、指定受付部102が受付けたキー指定情報に従って、取得部101で取得された映像音声データの全部または一部区間を切り出し、後述する検出部224で検索キーとして使用される映像または音声の特徴量データを生成し、生成した特徴量データを検索キーとして含むキー情報を生成するものである。
ここで、キー生成部103が生成する音声の特徴量データは、PCMやMP3(MPEG Audio Layer3)などのように、聴取可能に復元できるような一般的な符号化を行ったものではなく、音声データを特徴抽出してパラメータ化したものである。例えば、周波数スペクトルについて一定時間のヒストグラムを取ったもののように、元の音響を直接復元することのできない特徴量が該当する。
また、キー生成部103が生成する映像の特徴量データは、静止画であればJPEG、動画であればMPEGなどのように、視聴可能に復元できるような一般的な符号化を行ったものではなく、映像音声データを特徴抽出してパラメータ化したものである。例えば、画面を8×6のブロックに分割した48領域の輝度、色相、彩度の各平均やヒストグラムを取り出したものは、視覚的に意味をなさないほど大きなブロック単位の画像情報であり、元の映像を視聴可能な程度に復元することのできない特徴量が該当する。
また、キー生成部103は、高速に検索を行ったり、索引情報のサイズを小さくしたりする必要がある場合には、大幅に情報量を低減したものが用いられることに対応し、元の映像や音声を視聴可能な程度に直接復元できない特徴量データを生成する。例えば、帯域ごとや全体のパワー、粗い量子化によってコード化した量、零交差数などを特徴量としたものが該当し、複数の特徴量を分離不能に混合したものや、一定時間の特徴量のヒストグラムなども同様の性質がある。
また、キー生成部103は、特徴量データとして、視聴可能に復元できるような一般的な符号化を行ったものを暗号化し、装置内で検索キー作成などの用途に限定して復号(暗号解除)化するように構成してもよい。この場合は、装置外では視聴目的などの一般用途で暗号解除できないが、装置内でも特徴量データから視聴可能に復元して再生しないことを保証する必要がある。すなわち、復元可能な情報は保護されていて再生できないようになっているので、実質的に再生させるための情報を含んでいないのと同等である。
また、キー生成部103は、キー情報に、特徴量データ(検索キー)の作成者名、作成日時、検索キーの名称、番組・タイトル名、放送日時、コメント等を含めるように構成してもよい。この場合、例えば、図示しない入力部から必要に応じてこれらの情報をユーザが入力するように構成してもよい。
また、キー生成部103は、後述するキー送信部104において映像記録再生装置200に送信されるキー情報に加えて、それ以外の目的で利用する情報、例えば、映像記録再生装置100内においてキー区間の映像音声データを再生したり、キー照合を行ったりするために、視聴可能に復元できるような一般的な符号化を行った情報を生成するように構成してもよい。
キー送信部104は、キー生成部103により生成されたキー情報を、ネットワーク300を経由して映像記録再生装置200に送信するものである。
再生部105は、ユーザの操作等に応じて、情報記憶部151に記録された映像情報を読み出して再生する処理を行うものである。再生部105が再生することにより、表示装置(図示せず)に再生された映像が表示される。なお、再生部105は、従来から用いられている一般的な手法により映像情報の復号等の処理や映像音声信号の出力処理を行うことにより映像情報の再生を行う。
映像記録再生装置200は、キー記憶部251と、情報記憶部252と、キー受信部221と、取得部222と、抽出部223と、検出部224と、対応生成部225と、提示部226と、再生部227とを備えている。
キー記憶部251は、後述するキー受信部221により受信されたキー情報を記憶するものである。情報記憶部252は、映像記録再生装置100の情報記憶部151と同様に、予め取得した映像情報を記憶するものである。キー記憶部251および情報記憶部252は、HDD、RAM、光ディスク、メモリカードなどの一般的に利用されているあらゆる記憶媒体により構成することができる。
キー受信部221は、映像記録再生装置100から送信されたキー情報を受信し、キー記憶部251に保存するものである。
取得部222は、外部のデジタルビデオカメラ、デジタルマイクロホン、デジタル放送等の受信チューナー、その他のデジタル機器から入力される映像音声データを取得し、情報記憶部252に記録するものである。また、取得部222は、情報記憶部252に記録済みの映像音声データから映像音声データを取得する。
また、取得部222は、映像音声データを記録するとともに、映像音声データから画像データを分離して検出部224へ渡す。例えば、MPEG2データを多重分離化(Demux)して、画像データを含むMPEG2Video ESを取り出し、デコードする。
なお、取得部222が、外部のビデオカメラ、マイクロホン、放送受信チューナー、その他の機器から入力されるアナログ映像音声信号を取得し、デジタル映像音声データに変換した後、情報記憶部252に記録するように構成してもよい。
さらに、これらの処理に加えて、必要に応じて映像音声データの暗号解除処理、デコード処理、形式変換処理、レート変換処理等を行ってもよい。また、検索キーに関連する映像音声データを取得するために、キー情報に含まれる番組・タイトル名や放送日時を参照して選択的に放送番組の映像音声データを取得してもよい。例えば、キー情報に含まれる番組名が一致する番組を取得するために、当該番組に対応するチャンネルに合わせて放送の受信を開始するように構成してもよい。
抽出部223は、取得部222で取得された映像音声データから特徴量データを抽出するものである。抽出部223は、取得された映像音声データの任意の区間を対象として特徴量データを抽出する。なお、抽出部223は、映像記録再生装置100のキー生成部103と同様の手法により特徴量データを抽出する。
検出部224は、抽出部223が抽出した特徴量データと、キー記憶部251に記憶されている検索キーに含まれる特徴量データとを所定の条件に従って照合し、取得した映像音声データ中で、特徴量が適合する範囲の情報を表す範囲情報を検出する。
このように、特徴量データの「照合」とは、対象データ(音声データまたは映像音声データ)の特徴量データとキー情報内の特徴量データとを比較し、対象データの中のいずれの位置または区間が、キー情報内の特徴量データに該当するかを検出することを意味する。
対応生成部225は、検出部224により検出された範囲情報を参照し、検索キーに対応する区間の映像音声データとして、範囲情報で表される範囲に含まれる映像音声データを取得し、取得した映像音声データとキー情報とを対応づけた対応情報を生成するものである。また、対応生成部225は、映像音声データの番組・タイトル名、抽出された映像音声データに対応付けられた字幕データなども、対応情報に含める。
提示部226は、対応生成部225により生成された対応情報を用いて、キー記憶部251に記憶されているキー情報の表示を行うものである。キー情報を表示する表示画面の詳細については後述する。
なお、提示部226は、キー記憶部251に記憶されているキー情報の全てを一覧表示してもよいし、キー受信部221で新しく受信されたキー情報(新着キー)のみを表示するように構成してもよい。また、後述する再生部227により情報記憶部252から読み出したり放送を受信したりして再生している映像情報に関連する情報であるコンテンツ特定情報と、キー記憶部251に記憶されているキー情報に含まれるコンテンツ特定情報とを比較し、同一または類似するコンテンツ特定情報を含むキー情報(現番組関連キー)を抽出して表示するように構成してもよい。
再生部227は、映像記録再生装置100の再生部105と同様に、情報記憶部252に記録された映像情報を読み出して再生する処理を行うものである。
次に、このように構成された第1の実施の形態にかかる映像記録再生装置200による情報処理について説明する。図2は、第1の実施の形態における情報処理の全体の流れを示すフローチャートである。
同図に示すように、第1の実施の形態にかかる映像記録再生装置200の情報処理は、映像記録再生装置100からキー情報を受信するキー受信処理(ステップS201)、受信したキー情報に含まれる特徴量データと自装置内で取得した映像情報から抽出した特徴量データとを照合するキー照合処理(ステップS202)、照合結果を対応づけたキー情報をユーザに提示するキー提示処理(ステップS203)の3つに分けられる。なお、これらの各ステップは、独立したタイミングで実行されることもある。
以下に、図2の各ステップで示した処理の詳細について説明する。まず、ステップS201のキー受信処理について説明する。図3は、第1の実施の形態におけるキー受信処理の全体の流れを示すフローチャートである。
まず、キー受信部221が、映像記録再生装置100からキー情報を受信し(ステップS301)、受信したキー情報をキー記憶部251に保存する(ステップS302)。次に、取得部222が、キー情報に含まれるコンテンツ特定情報を参照して、キー情報に関連するコンテンツを情報記憶部252から検索する(ステップS303)。例えば、取得部222は、キー情報内のコンテンツに対して、識別情報や放送日が一致する映像情報を検索する。取得部222は、例えば放送日が一致しない場合であっても、識別情報が一致すれば関連するコンテンツとして検索する。
なお、取得部222は、コンテンツ特定情報等を参照してコンテンツを取得するのではなく、任意に取得した情報から、受信したキー情報に関連するコンテンツを選択するように構成してもよい。
次に、取得部222は、関連するコンテンツが存在するか否かを判断し(ステップS304)、存在する場合は(ステップS304:YES)、関連するコンテンツを情報記憶部252から取得する(ステップS305)。存在しない場合は(ステップS304:NO)、取得部222は、他のデジタル機器などの外部装置から関連するコンテンツを取得する(ステップS306)。
次に、ステップS202のキー照合処理について説明する。図4は、第1の実施の形態におけるキー照合処理の全体の流れを示すフローチャートである。
まず、抽出部223が、キー受信処理のステップS305またはステップS306で取得したコンテンツの特徴量データを抽出する(ステップS401)。ここで、抽出部223は、特徴量データを抽出する対象となるコンテンツ(対象コンテンツ)として、取得した情報の一部または全部の所定の範囲分の情報を用いる。特徴量データ抽出処理は、音響情報では約16ミリ秒周期、映像では毎秒約30枚の静止画、といったフレームの単位で行う。なお、各フレームについて、特徴量データ抽出には、前後の広範囲の音響情報や複数フレームの画像情報を使用してもよい。
次に、検出部224が、キー記憶部251からキー情報を1つ取得する(ステップS402)。次に、検出部224が、ステップS401で抽出した特徴量データと、ステップS402で取得したキー情報に含まれる特徴量データとを照合し、キー情報内の特徴量データと一致する特徴量を抽出した範囲を表す範囲情報を生成する範囲情報生成処理を実行する(ステップS403)。範囲情報生成処理の詳細については後述する。
次に、検出部224は、範囲情報生成処理で生成した範囲情報を対応生成部225に出力する(ステップS404)。次に、対応生成部225は、出力された範囲情報に対応する区間の映像音声データを取得し、取得した映像音声データと、照合に用いたキー情報とを対応づけた対応情報を生成する(ステップS405)。
次に、検出部224は、すべてのキー情報を処理したか否かを判断し(ステップS406)、すべてのキー情報を処理していない場合は(ステップS406:NO)、次のキー情報を取得して処理を繰り返す(ステップS402)。すべてのキー情報を処理した場合は(ステップS406:YES)、キー照合処理を終了する。
なお、上記処理は、映像音声データ全体を取得後に各ステップを実行してもよいが、映像音声データを短い処理単位(フレーム)ごとに取得して順次各ステップの処理を行うように構成してもよい。また、対応情報生成(ステップS405)は、キー照合処理中で一律には行わず、後述するキー提示処理中に必要に応じて実行するように構成してもよい。
次に、ステップS403の範囲情報生成処理の詳細について説明する。図5は、第1の実施の形態における範囲情報生成処理の全体の流れを示すフローチャートである。
まず、検出部224は、取得したキー情報内の特徴量データの照合位置を設定する(ステップS501)。照合位置の設定は、検索キーの先頭から順に行う(全探索)。例えば、対象コンテンツの第10フレームに対し、検索キーの第1フレームから順に照合する。なお、照合処理の結果である照合履歴を参照し、以前に処理したフレームでスコアが悪い位置を除いて処理するように構成してもよい(枝刈り)。例えば、対象コンテンツの第5〜第9フレームに対して検索キーの第1〜第5フレームを照合したスコアが悪い場合には、対象コンテンツの第10フレームに対しては検索キーの第6フレームを除いて照合する。また、より効率的に探索を行うために、照合履歴に応じて対象映像音声データ側の位置を含めて動的に設定してもよい。
次に、検出部224は、設定した照合位置の特徴量データを取得する(ステップS502)。続いて、検出部224は、ステップS401で抽出した特徴量データと、ステップS502で取得した特徴量データとを照合し、両者の一致度を表すスコアを算出する(ステップS503)。
なお、スコアの算出方法としては、利用する特徴量データの種類に応じて従来から用いられているあらゆる方法を適用できる。
次に、検出部224は、算出したスコアが予め定められた閾値より大きいか否かを判断する(ステップS504)。スコアが閾値より大きい場合は(ステップS504:YES)、検出部224は、ステップS401で特徴量データを抽出したフレームの範囲を範囲情報として生成し(ステップS505)、範囲情報生成処理を終了する。
スコアが閾値より小さい場合は(ステップS504:NO)、検出部224は、照合位置が特徴量データの終端に達したか否かを判断する(ステップS506)。終端に達していない場合は(ステップS506:NO)、次の照合位置を設定して処理を繰り返す(ステップS501)。終端に達した場合は(ステップS506:YES)、範囲情報生成処理を終了する。
なお、スコアを判定する方法は上記に限られない。例えば、照合位置をずらして照合したときのスコアを累積し、累積スコアが閾値より大きいか否かを判定するように構成してもよい。この場合、基本的にはキーの終端まで処理されていて、スコアの条件を満たしていることを判定の終了条件とするが、キーの終端より手前で打ち切った方がスコアが良い場合など、終端でないものを結果として採用し出力するように構成してもよい。また、スコアの条件を満たした複数の区間の中で、予め定められた近傍の範囲内で最も良いスコアの区間のみを出力するように構成してもよい。
次に、ステップS203のキー提示処理について説明する。図6は、第1の実施の形態におけるキー提示処理の全体の流れを示すフローチャートである。
まず、提示部226は、キー受信処理により受信された検索キーに対応して、キー照合処理で生成された対応情報を取得する(ステップS601)。次に、提示部226は、取得した対応情報に含まれるキー名称、作成者名、作成日などのコンテンツ特定情報を表示画面に表示する(ステップS602)。
図7は、提示部226が表示する表示画面の一例を示す説明図である。同図に示すように、表示画面701は、受信した検索キーに関連する情報を一覧形式で表示している。なお、同図は、新たに受信された検索キー(新着キー)のみを表示する画面の例を表している。また、表示画面701は、検索キーごとに、キー情報に含まれる検索キーの名称(キー名)、番組名(またはタイトル名)、チャプタ名、放送日、作成者、作成日、コメント等を表示している。
最上部に表示されている検索キー702は、ユーザによって選択された状態であることを表している。また、表示スペースの関係で選択されたキーのみに対して、キー作成者コメントが表示されるようになっている。また、右端の音符のマークは、対応情報が生成されていることを表しており、検索キーを選択したときに、対応情報を参照して検索キーに対応する音声データが再生される。
一方、最下部の検索キーは、特定の番組でなく「スポーツニュース」ジャンルの番組に適用される検索キーであり、検索キーの元となった番組や放送日は公開されていない。また、右端の音符のマークが存在しないため、関連音声データがまだ取得できていない等の理由によって、対応情報が生成されていないことが示されている。したがって、最下部の検索キーを選択しても音声データを再生することはできない。
図6に戻り、提示部226は、すべての対応情報を処理したか否かを判断し(ステップS603)、すべての対応情報を処理していない場合は(ステップS603:NO)、次の検索キーに対応する対応情報を取得して処理を繰り返す(ステップS601)。すべての対応情報を処理した場合は(ステップS603:YES)、キー提示処理を終了する。
このようにして、第1の実施の形態では、他の情報処理装置である映像記録再生装置100から検索キーのみを含み、検索キーの元となった映像音声データ等を含まないキー情報を受信し、自装置内で検索キーの元となった映像音声データ等を取得して検索キーに対応づけて表示することが可能となる。
(変形例)
なお、上記説明では、映像記録再生装置100からネットワーク300を介してキー情報を受信するように構成していたが、代わりに装置間で共通に利用される取り外し可能な記録媒体を用いてキー情報を受け渡すように構成してもよい。
この場合、映像記録再生装置100のキー生成部103は、生成したキー情報を記録媒体に記録する。キー情報が記録された記録媒体は、ユーザによって映像記録再生装置100から取り外され、キー情報を読み込ませるために映像記録再生装置200に装着することができるようになっている。
さらにこの場合、映像記録再生装置200は、キー受信部221の代わりに記録媒体からキー情報を読込むキー情報読み込み部(図示せず)を備える。取り外し可能な記録媒体としては、例えば、フラッシュメモリを使用した小型の半導体メモリカードを利用する。また、着脱容易なハードディスク装置や、書き込み可能なCDやDVD媒体など、データ交換や配布に用いられるその他あらゆる記憶媒体を適用できる。
また、上記説明では、情報記憶部151には予め映像音声データまたは映像音声信号が記録されているものとしていたが、外部のデジタルビデオカメラ、デジタルマイクロホン、デジタル放送等の受信チューナー、その他のデジタル機器から入力される映像音声データを取得し、情報記憶部151に記録すると共に、指定受付部102へ渡すように構成してもよい。
また、外部のビデオカメラ、マイクロホン、放送受信チューナー、その他の機器から入力されるアナログ映像音声信号を取得し、デジタル映像音声データに変換した後、情報記憶部151に記録するとともに、指定受付部102へ渡すように構成してもよい。さらに、これらの処理に加えて、必要に応じて映像音声データの暗号解除処理、デコード処理、形式変換処理、レート変換処理等を行ってもよい。また、外部のサーバに記録されている映像音声データを、ネットワーク300を介して取得するように構成してもよい。
また、取得部222は、予め映像音声データやアナログ映像音声信号が記録されている記録媒体から読み出して映像音声データを取得するように構成してもよい。また、外部のサーバに記録されている映像音声データを、ネットワーク300を介して取得するように構成してもよい。この場合も、キー情報に含まれる番組・タイトル名や放送日時を参照して選択的に映像音声データを取得するように構成してもよい。
また、映像記録再生装置100と映像記録再生装置200とはネットワーク300を介して1対1で結合して動作するものとして説明したが、接続する装置数はこれに限られるものではない。例えば、映像記録再生装置100はネットワーク300を介して接続可能な複数の映像記録再生装置200に対してキー情報を送信し、同様に映像記録再生装置200は複数の映像記録再生装置100からキー情報を受信するように構成してもよい。この場合、通信相手は不特定多数であってもよいし、予め選択された装置からなる特定装置群であってもよい。
また、映像記録再生装置200が映像記録再生装置100と同様の構成要素を備え、キー作成を可能とするように構成してもよい。この場合、提示部226は、受信した検索キーに加え、自ら作成した検索キーも表示されるように構成してもよい。ただし、自ら作成した検索キーについては、元となるコンテンツが記憶されているので、検索キーとして指定した区間の情報が存在すればキー照合処理を行うことなく、表示のための対応情報が生成可能である。また、この場合、取得部222と取得部101とは機能に共通部分が多いため、動作モードを切り替えることのできるようにこれらを一体化することにより、全体構成を簡略化してもよい。情報記憶部252と情報記憶部151についても同様である。
このように、第1の実施の形態にかかる情報処理装置では、他の情報処理装置で生成された検索キーを受信し、受信した検索キーに含まれる特徴量データを用いて関連する情報を取得し、検索キーと対応づけて提示することができる。このため、他の情報処理装置から検索キーに対応する映像や音声の提供を受けずに、自装置内で取得した映像や音声の情報を提示することが可能となる。
また、コンテンツ中のキー区間の時刻の情報を提供しただけでは、受け手が全く同一のコンテンツを保持していない場合は、同一番組の別の回の映像などに適用することはできない。すなわち、別の回の映像に適用したキー区間の映像を見ても適切に検索キーを選択することはできない。これに対し、第1の実施の形態にかかる情報処理装置では、特徴量を照合することにより別の回の映像であってもキー区間に対応する映像を抽出することができる。このため、他の情報処理装置から入手した検索キーを有効に利用可能となる。
(第2の実施の形態)
第2の実施の形態にかかる情報処理装置は、検索キーとともに検索キーに含まれる特徴量の抽出元である情報に関連するキー関連情報を受信し、キー関連情報を参照して情報を取得するものである。また、取得した検索キーを選択することにより、さらに関連する情報を取得することができる。さらに、キー関連情報に含まれるメタデータ付与規則に従い、取得した情報にメタデータを付与することができる。
図8は、第2の実施の形態にかかる映像記録再生装置820および他の情報処理装置である映像記録再生装置810を含む情報処理システムの構成を示すブロック図である。
映像記録再生装置810は、情報記憶部151と、取得部101と、指定受付部102と、キー生成部803と、キー送信部104と、再生部105と、キー関連情報取得部806と、を備えている。
第2の実施の形態では、キー関連情報取得部806を追加したこと、およびキー生成部803の機能が第1の実施の形態と異なっている。その他の構成および機能は、第1の実施の形態にかかる映像記録再生装置100の構成を表すブロック図である図1と同様であるので、同一符号を付し、ここでの説明は省略する。
キー関連情報取得部806は、指定受付部102で指定が受付けられた映像音声データの区間に関連する情報であるキー関連情報を情報記憶部151から取得するものである。例えば、キー関連情報取得部806は、指定された映像音声データに対応するタイトル名や、指定された区間に対応するチャプタ名が情報記憶部151内にコンテンツ特定情報として格納されていれば、それらの情報をキー関連情報として取得する。
また、キー関連情報取得部806は、指定された映像音声データに対応する番組ID、番組名(タイトル、グループ、シリーズ、派生)、ジャンル、放送局(チャンネル)、放送日時(日付、時刻、曜日)、などの番組属性情報がEPGなどによって取得可能であれば、それらの情報もキー関連情報として取得する。
さらに、キー関連情報取得部806は、指定された区間に直接対応しなくても、近接するチャプタやマーカを検索し、検索したチャプタやマーカの情報を取り出し、指定された区間とチャプタやマーカの位置関係を表す情報をキー関連情報として取得する。
キー生成部803は、生成した特徴量データに加え、キー関連情報取得部806で取得されたキー関連情報を含むキー情報を生成するものである。
映像記録再生装置820は、キー記憶部851と、情報記憶部252と、キー受信部221と、取得部822と、抽出部223と、検出部824と、対応生成部225と、提示部226と、再生部227と、記録制御部828と、選択受付部829と、動作処理部830と、を備えている。
第2の実施の形態では、記録制御部828と、選択受付部829と、動作処理部830を追加したことが第1の実施の形態と異なっている。また、キー記憶部851の記憶方法と、取得部822および検出部824の機能とが第1の実施の形態と異なっている。その他の構成および機能は、第1の実施の形態にかかる映像記録再生装置200の構成を表すブロック図である図1と同様であるので、同一符号を付し、ここでの説明は省略する。
なお、第2の実施の形態では、検索キーを受信して検索キーを提示した後、提示した検索キーからユーザが選択した検索キーでさらに関連するコンテンツを取得する処理(関連コンテンツ検索処理)が追加されたことが、第1の実施の形態と異なっている。キー受信部221、キー記憶部851、取得部822、抽出部223、検出部824、対応生成部225、および提示部226が、キー受信処理、キー照合処理、およびキー提示処理にかかる構成要素である。また、選択受付部829、キー記憶部851、取得部822、抽出部223、検出部824、対応生成部225、および動作処理部830が、関連コンテンツ検索処理にかかる構成要素である。また、情報記憶部252および記録制御部828はこれらの処理に共通の構成要素である。
キー記憶部851は、キー受信部221により受信されたキー情報を記憶するものである。第2の実施の形態では、選択受付部829により選択されたことを表す情報を、各キー情報に対応づけて格納する点が、第1の実施の形態におけるキー記憶部251と異なっている。
取得部822は、キー関連情報を参照して関連するコンテンツを取得できなかったときに、後述する記録制御部828に対して録画予約を行い、指定された放送日時にコンテンツを取得する処理を行う点が、第1の実施の形態の取得部222と異なっている。
すなわち、取得部822は、例えば、番組名などの番組属性情報の一致や部分一致、または番組属性情報による関連付けによって、同じ番組(再放送や別の回)などの関連番組をEPGより検索し、放送される番組がある場合には、記録制御部828を用いて録画予約を行う。
検出部824は、任意のタイミングで取得された映像音声データについて、後述する選択受付部829により選択されたキー情報の特徴量データと適合する範囲情報を検出する処理が追加された点が、第1の実施の形態の検出部224と異なっている。
記録制御部828は、取得部822における映像音声データの取得や、取得部822が取得した映像音声データの情報記憶部252への記録を制御するものである。例えば、記録制御部828は、取得部822の指示により情報記憶部252に対する録画予約の処理の制御を行う。予約日時になると、記録制御部828は取得部822を介して情報を取得し、取得した情報を情報記憶部252に記録する。
選択受付部829は、提示部226に表示された検索キーからユーザが選択した検索キーに対応するキー情報を受付けるものである。
動作処理部830は、キー関連情報に含まれる記録動作属性を参照し、情報記憶部252に記録した映像音声データに、チャプタやマーカを作成し、チャプタ名やマーカ名などの情報を付与する処理を行うものである。なお、動作処理部830は、これらのメタデータをXMLデータベース等に格納するようにしてもよい。記録動作属性の詳細については後述する。また、取得部822において取得した映像音声データが画面に表示されている場合には、動作処理部830はチャプタ名やマーカ名などの情報を画面に表示するようにしてもよい。
なお、上記説明では、受信したキー情報と、選択受付部829により選択が受付けられたキー情報とをともにキー記憶部851に保存していたが、それぞれ別の記憶部に保存するように構成してもよい。この場合、選択受付部829で選択が受付けられたキー情報については、キー情報の実体ではなく、キー記憶部851に記憶されているキー情報を識別する情報のみを記憶するように構成してもよい。また、選択受付部829によって選択を受付けず、キー記憶部851からキー情報を移して記憶する記憶部を設けてもよい。
次に、このように構成された第2の実施の形態にかかる映像記録再生装置200による情報処理について説明する。図9は、第2の実施の形態における情報処理の全体の流れを示すフローチャートである。
最初に、キー情報を受信して関連する情報を取得するキー受信処理が実行される(ステップS901)。キー受信処理の詳細については後述する。
次に、キー照合処理(ステップS902)、キー提示処理(ステップS903)が実行される。キー照合処理、キー提示処理の詳細は、第1の実施の形態にかかる映像記録再生装置100におけるステップS202およびステップS203までと同様の処理なので、その説明を省略する。なお、キー提示処理で提示される表示画面は、第1の実施の形態と異なる形式としてもよい。
図10は、提示部226が表示する表示画面の別の例を示す説明図である。同図では、新着キーを一覧表示している。また、同図の表示画面1001では、検索キーごとに、キー情報に含まれる検索キーの名称、番組・タイトル名、チャプタ名、作成者名、作成日時、コメント等を表示するようにしている。さらに、検索キーの対応情報を参照し、検索キーに対応する映像音声データからサムネイル(静止画像)を生成して、サムネイル表示欄に表示している。
なお、サムネイルは検索キーに対応する区間の映像音声データから作成するのが望ましいが、対応する映像音声データについて検索キーと無関係に予め生成されたサムネイルを使用して表示するように構成してもよい。また、検索キーに対応する区間の映像音声データと対応付けられた字幕データのテキストまたはその中から選択されたキーワードを表示する。
例えば、最初の検索キーである検索キー1002では、キー名称の他、番組名「朝の情報満載」、チャプタ名「占いコーナー」等の情報が表示されている。また、検索キー1202が矩形で囲まれているのは、ユーザによって選択された状態であることを表しており、表示スペースの関係で選択されたキーのみ画面下部に日本語字幕テキストとキー作成者コメントが表示されるようになっている。また、検索キーを選択すると、検索キーに対応する区間の映像音声データ(動画像)がサムネイル表示欄1003に再生されるようになっている。
左下部の検索キーは、特定の番組でなく「スポーツニュース」ジャンルの番組に適用される検索キーであり、検索キーの元となった番組や放送日は公開されていない。また、サムネイル表示欄に「(表示不可)」と表示されている検索キーは、関連する映像音声データがまだ取得できていない等の理由によって、対応情報が生成されていないので、サムネイルや字幕データを表示したり、映像音声データを再生したりすることはできない。
図9に戻り、ステップS903のキー提示処理の後、第2の実施の形態では、選択受付部829により、提示した検索キーからユーザが選択した検索キーに対応するキー情報が受付けられる(ステップS904)。次に、選択されたキー情報に関連するコンテンツを取得する関連コンテンツ検索処理が実行される(ステップS905)。関連コンテンツ検索処理の詳細については後述する。なお、これらの各ステップは、独立したタイミングで実行されることもある。
次に、ステップS901のキー受信処理の詳細について説明する。図11は、第2の実施の形態におけるキー受信処理の全体の流れを示すフローチャートである。
ステップS1101からステップS1106までのキー情報受信処理、関連コンテンツ取得処理は、第1の実施の形態にかかる映像記録再生装置100におけるステップS301からステップS306までと同様の処理なので、その説明を省略する。
ステップS1106で関連するコンテンツを外部装置から取得後、取得部822は、取得が成功したか否かを判断する(ステップS1107)。成功した場合は(ステップS1107:YES)、キー受信処理を終了する。失敗した場合は(ステップS1107:NO)、記録制御部828は、取得に失敗した関連するコンテンツの録画を予約し、キー受信処理を終了する(ステップS1108)。すなわち、取得部822は、受信したキー情報に含まれるキー関連情報を参照し、例えばEPGから番組を検索してその日時に情報を取得するように記録制御部828を用いて録画の予約を行う。なお、この後、指定日時に予約した情報が取得部822によって取得されるが、同図では省略している。
このように、第2の実施の形態では、EPGから取得可能な情報などのように幅広い情報をキー関連情報としてキー情報とともに受信し、受信したキー関連情報を参照してより適切な情報を取得することが可能となる。
次に、ステップS905の関連コンテンツ検索処理の詳細について説明する。図12は、第2の実施の形態における関連コンテンツ検索処理の全体の流れを示すフローチャートである。
まず、取得部822が、外部装置からコンテンツを取得し(ステップS1201)、取得したコンテンツを情報記憶部252に保存する(ステップS1202)。なお、ここでの取得部822によるコンテンツの取得は、ユーザの指示または録画予約などの任意のタイミングで実行される取得処理を意味する。
次に、抽出部223が、取得したコンテンツの特徴量データを抽出する(ステップS1203)。次に、検出部824が、選択受付部829により選択されたキー情報をキー記憶部851から取得する(ステップS1204)。このとき、検出部824は、選択受付部829により選択されたことを表す情報を参照して、キー記憶部851に記憶されたキー情報の中から選択受付部829により選択されたキー情報のみを取得する。また、キー情報のコンテンツ特定情報を参照して、取得したコンテンツ(番組)に適用可能なキー情報のみを取得する。
ステップS1205からステップS1207までの範囲情報生成処理、範囲情報出力処理、対応情報生成処理は、第1の実施の形態にかかる映像記録再生装置100におけるステップS403からステップS405までと同様の処理なので、その説明を省略する。
次に、提示部226が、対応情報に含まれるキー名称、作成者名、作成日などのコンテンツ特定情報を表示画面に表示する(ステップS1208)。
一方、動作処理部830が、対応情報に含まれるキー関連情報を参照してチャプタ等の付与を行う処理を実行する。まず、動作処理部830は、キー関連情報に記録動作属性が含まれるか否かを判断する(ステップS1209)。含まれている場合は(ステップS1209:YES)、動作処理部830は、記録動作属性に従い、ステップS1202で保存した情報に、チャプタ等の情報を付与して情報記憶部252に保存する(ステップS1210)。
ここで、記録動作属性の詳細について説明する。図13は、記録動作属性を含むキー関連情報の一例を示す説明図である。また、図14は、記録動作属性ごとの動作内容の一例を示す説明図である。
図13に示すように、第2の実施の形態では、検索キーを識別する検索キーIDと、キーの名称と、タイトルの名称と、番組ジャンルと、記録動作属性とを対応づけたキー関連情報を、キー情報に対応づけることができる。
検索キーID=Aについては、「占いコーナー」、「朝の情報テレビ」、「ニュース/報道」および「情報/ワイドショー」、「BGM属性1(BGM−1)」という情報が管理されている。検索キーID=Bについては、「オープニング」、「夜の連続ドラマ」、「ドラマ」、「オープニング音楽属性1(OPM−1)」という情報が管理されている。検索キーID=Cについては、「スポーツコーナー」、「10時のニュース」、「ニュース/報道」および「スポーツニュース」、「コーナー音楽属性1(CNM−1)」という情報が管理されている。検索キーID=Dについて、「水泳スタート音」、「(タイトルなし)」、「ニュース/報道」および「スポーツ」、「競技開始イベント属性1(SGE−1)」という情報が管理されている。なお、BGM−1、OPM−1、CNM−1およびSGE−1などは、記録動作属性を識別するための識別子である。
タイトルの情報は、映像記録再生装置810のキー関連情報取得部806で取得される。キーの名称や記録動作属性は、図示しない入力部によってユーザによって入力または選択される。その他、検出部824における照合動作に関するパラメータ等の情報を含めてもよい。
図14に示す記録動作属性は、映像記録再生装置820で、検出部824の検出結果を参照して動作処理部830が実行する記録動作で使用されるものであり、図示しない記憶部等に記憶されて動作処理部830により参照される。
「BGM属性1(BGM−1)」については、検出された区間全体をそのままマーカ区間とし、その区間の名称を「(キーの名称)」(複数検出された場合は「(キーの名称)−番号」)と設定する記録動作のために、検索キーに付加される属性である。なお、同図における「#」は番号を表す。
「オープニング音楽属性1(OPM−1)」については、検出された区間の始端と終端でチャプタ分割し、始終端に挟まれたチャプタの名称を「『オープニング』−番号」、終端で分割された後方のチャプタの名称を「『本編』−番号」、もしタイトル名が未設定の場合にはキーに関連付けられた「タイトルの名称」をタイトル名として、それぞれ設定する記録動作のために、検索キーに付加される属性である。
「コーナー音楽属性1(CNM−1)」については、検出された区間の始端でチャプタ分割し、分割された後方のチャプタの名称を「(キーの名称)」(複数検出された場合は「(キーの名称)−番号」)、もしタイトル名が未設定の場合にはキーに関連付けられた「タイトルの名称」をタイトル名として、それぞれ設定する記録動作のために、検索キーに付加される属性である。
「競技開始イベント属性1(SGE−1)」については、検出された区間の始端の2秒前をマーカ点とし、マーカの名称を「(キーの名称)−番号」と設定する記録動作のために、検索キーに付加される属性である。
動作処理部830は、キー情報に図13に示すようなキー関連情報が付加されている場合は、記録動作属性の識別子を参照して、記録動作属性の動作内容を図14に示すようなテーブルから取得する。そして、動作処理部830は、取得した動作内容に従って、チャプタ、マーカなどのメタデータを、取得した情報に付与して情報記憶部252に保存する。
このように、第2の実施の形態では、キー情報に含まれるキー関連情報によって、音響コンテンツや映像コンテンツの類似箇所にチャプタやマーカ等のメタデータを作成し、記録する動作を実行することができる。
図12に戻り、動作処理部830がチャプタ等の情報を記録した後(ステップS1210)、検出部824は、すべてのキー情報を処理したか否かを判断し(ステップS1211)、すべてのキー情報を処理していない場合は(ステップS1211:NO)、次のキー情報を取得して処理を繰り返す(ステップS1204)。すべてのキー情報を処理した場合は(ステップS1211:YES)、キー照合処理を終了する。
以上ように、第2の実施の形態にかかる情報処理装置では、検索キーとともに検索キーに含まれる特徴量の抽出元であるコンテンツに関連するキー関連情報を受信し、キー関連情報を参照してコンテンツを取得することができる。このため、より効率的に検索キーに関連するコンテンツを取得可能となる。また、取得した検索キーをユーザが選択することによりさらに関連する情報を取得可能となるとともに、メタデータ付与規則を含むキー関連情報を参照して取得したデータにメタデータを含めることが可能となる。
(第3の実施の形態)
第1の実施の形態および第2の実施の形態では、他の情報処理装置から送信される検索キーを受動的に受信していた。第3の実施の形態にかかる情報処理装置は、他の情報処理装置が送信した検索キーを管理するサーバ装置に検索キーの送信を要求するコマンドを送信し、当該コマンドに対して返信された検索キーを受信するものである。
図15は、第3の実施の形態にかかる映像記録再生装置1520および他の情報処理装置である映像記録再生装置100を含む情報処理システムの構成の概要を示すブロック図である。同図に示すように、第3の実施の形態では、サーバ1500を含む点が第1および第2の実施の形態と異なっている。
図16は、第3の実施の形態にかかる映像記録再生装置1520およびサーバ1500を含む情報処理システムの構成の詳細を示すブロック図である。同図に示すように、サーバ1500は、キー記憶部1550と、キー受信部1501と、要求受信部1502と、要求処理部1503と、キー送信部1504と、を備えている。
キー記憶部1550は、後述するキー受信部1501により受信されたキー情報を記憶するものである。キー記憶部1550は、HDD、RAM、光ディスク、メモリカードなどの一般的に利用されているあらゆる記憶媒体により構成することができる。
キー受信部1501は、映像記録再生装置100から送信されたキー情報を受信し、キー記憶部1550に保存するものである。なお、同図では映像記録再生装置100は1つしか記載していないが、装置数は1つに限られるものではなく、複数の映像記録再生装置100からキー情報を受信する。同様に、映像記録再生装置1520を複数接続するように構成することができる。
要求受信部1502は、キー情報の送信を要求する要求メッセージを映像記録再生装置1520から受信するものである。要求メッセージの詳細については後述するが、要求メッセージにはコンテンツ特定情報が含まれている。
要求処理部1503は、要求受信部1502が受信した要求メッセージを参照して、キー記憶部1550に記憶されているキー情報から該当するキー情報を抽出する処理を実行するものである。具体的には、要求処理部1503は、要求メッセージに含まれるコンテンツ特定情報と、キー記憶部1550に記憶されているキー情報のコンテンツ特定情報とを照合し、一致または関連するキー情報を抽出する。例えば、キー情報の番組名などの番組属性情報の一致や部分一致、または番組属性情報による関連付けによって、同じ番組(別の回)などの関連番組に対応するキー情報を抽出する。
キー送信部1504は、要求処理部1503が抽出したキー情報を、ネットワーク300を経由して映像記録再生装置1520へ送信するものである。
映像記録再生装置1520は、キー記憶部851と、情報記憶部252と、キー受信部221と、取得部1522と、抽出部223と、検出部824と、対応生成部225と、提示部226と、再生部227と、記録制御部828と、選択受付部829と、動作処理部830と、要求生成部1531と、要求送信部1532と、を備えている。
第3の実施の形態では、要求生成部1531および要求送信部1532を追加したことが第2の実施の形態と異なっている。また、取得部1522の機能が第2の実施の形態と異なっている。その他の構成および機能は、第2の実施の形態にかかる映像記録再生装置820の構成を表すブロック図である図1と同様であるので、同一符号を付し、ここでの説明は省略する。
取得部1522は、映像音声データを取得したときに、取得した映像音声データに関連する検索キーの取得を要求する処理を要求生成部1531に依頼する機能が追加された点が、第2の実施の形態の取得部822と異なっている。
要求生成部1531は、取得部1522が取得した映像音声データに関連する検索キーを要求する要求メッセージを生成するものである。具体的には、要求生成部1531は、取得された映像音声データに対応するコンテンツ特定情報を含む要求メッセージを生成する。コンテンツ特定情報としては、例えば、映像音声データに対応するタイトル名や、EPGなどによって取得される番組ID、番組名(タイトル、グループ、シリーズ、派生)、ジャンル、放送局(チャンネル)、放送日時(日付、時刻、曜日)、などの番組属性情報が該当する。また、番組の一部区間に限定するための時刻情報を含んでもよい。
要求送信部1532は、要求生成部1531が生成した要求メッセージを、ネットワーク300を経由してサーバ1500に送信するものである。
次に、このように構成された第3の実施の形態にかかる映像記録再生装置1520による情報処理について説明する。図17は、第3の実施の形態における情報処理の全体の流れを示すフローチャートである。
まず、取得部1522が、外部装置から情報の取得を開始する(ステップS1701)。なお、ここでの取得部1522による情報の取得は、ユーザの指示または録画予約などの任意のタイミングで実行される取得処理を意味する。次に、要求メッセージを生成してサーバ1500に送信する要求メッセージ送信処理が実行される(ステップS1702)。要求メッセージ送信処理の詳細については後述する。
ステップS1703からステップS1707までは、第2の実施の形態にかかる映像記録再生装置820におけるステップS901からステップS905までと同様の処理なので、その説明を省略する。
次に、ステップS1702の要求メッセージ送信処理の詳細について説明する。図18は、要求メッセージ送信処理の全体の流れを示すフローチャートである。
まず、映像記録再生装置1520の要求生成部1531が、取得部1522が取得した情報のコンテンツ特定情報を取得する(ステップS1801)。次に、要求生成部1531が、取得したコンテンツ特定情報を含む要求メッセージを生成する(ステップS1802)。続いて、要求送信部1532が、要求生成部1531が生成した要求メッセージをサーバ1500に送信する(ステップS1803)。
次に、サーバ1500の要求受信部1502が要求メッセージを受信する(ステップS1804)。続いて、要求処理部1503がキー記憶部1550からキー情報を1つ取得する(ステップS1805)。
次に、要求処理部1503が、取得したキー情報のコンテンツ特定情報と、要求メッセージに含まれるコンテンツ特定情報とを比較し(ステップS1806)、両者が一致するか否かを判断する(ステップS1807)。
一致する場合は(ステップS1807:YES)、要求処理部1503は、送信するキー情報として当該キー情報を取得し、RAMなどに格納しておく(ステップS1808)。
一致しない場合(ステップS1807:NO)、またはキー情報を取得後(ステップS1808)、要求処理部1503は、すべてのキー情報を処理したか否かを判断する(ステップS1809)。
すべてのキー情報を処理していない場合は(ステップS1809:NO)、次のキー情報を取得して処理を繰り返す(ステップS1805)。すべてのキー情報を処理した場合は(ステップS1809:YES)、キー送信部1504が、ステップS1808で取得されたすべてのキー情報をRAM等から取得し、映像記録再生装置1520に送信する(ステップS1810)。
映像記録再生装置1520のキー受信部221は、送信されたキー情報を受信し(ステップS1811)、要求メッセージ送信処理を終了する。
このように、第2の実施の形態では検索キーを受動的に受信していたのに対し、第3の実施の形態では、記録した映像音声データに関連する検索キーを要求し、関連する検索キーに対応するキー情報を能動的に受信することが可能となる。
(変形例)
上記説明では、映像記録再生装置100と異なるサーバ1500により要求メッセージを処理していたが、サーバ1500を備えず、映像記録再生装置100によって要求メッセージを処理して該当するキー情報を映像記録再生装置100から映像記録再生装置1520に送信するように構成することもできる。
図19は、このように構成された第3の実施の形態の変形例にかかる映像記録再生装置1910を含む情報処理システムの構成の詳細を示すブロック図である。同図に示すように、映像記録再生装置1910は、情報記憶部151と、キー記憶部1951と、取得部101と、指定受付部102と、キー生成部803と、キー送信部104と、再生部105と、キー関連情報取得部806と、要求受信部1907と、要求処理部1908と、を備えている。
すなわち、映像記録再生装置1910は、第2の実施の形態における映像記録再生装置810の各部に加えて、上述のサーバ1500のキー記憶部1550に相当するキー記憶部1951と、要求受信部1502に相当する要求受信部1907と、要求処理部1503に相当する要求処理部1908と、を備えた点が、第2の実施の形態と異なっている。
このような構成により、映像記録再生装置1520と映像記録再生装置1910とが直接要求メッセージを送受信し、対応するキー情報を送受信することが可能となる。
このように、第3の実施の形態にかかる情報処理装置では、他の情報処理装置に対し、または検索キーを管理するサーバ装置に対し、検索キーの送信を要求するコマンドを送信し、当該コマンドに対して返信された検索キーを受信することができる。このため、自装置内で取得した情報に関連する検索キーを能動的に取得することが可能となる。
(第4の実施の形態)
上述の各実施の形態では、他の情報処理装置で生成された特徴量を含む検索キー使用するため、特徴量抽出方法の違い、アナログ放送の場合にはアナログ部分や符号化部の違いなどに起因して検索時に性能が十分発揮できない恐れがある。
第4の実施の形態にかかる情報処理装置は、取得した検索キーをそのまま用いるのではなく、当該検索キーに対応する映像または音声から別の特徴量を抽出し、抽出した特徴量を含む検索キーを生成して利用可能とするものである。
図20は、第4の実施の形態にかかる映像記録再生装置2020および他の情報処理装置である映像記録再生装置2010を含む情報処理システムの構成を示すブロック図である。
映像記録再生装置2010は、情報記憶部151と、取得部101と、指定受付部102と、キー生成部2003と、キー送信部104と、再生部105と、キー関連情報取得部806と、を備えている。
第4の実施の形態では、キー生成部2003の機能が第2の実施の形態と異なっている。その他の構成および機能は、第2の実施の形態にかかる映像記録再生装置810の構成を表すブロック図である図8と同様であるので、同一符号を付し、ここでの説明は省略する。
キー生成部2003は、第2の実施の形態と同様に、キー指定情報によって指定された区間(第1の区間)を切り出して特徴量データを生成してもよいが、第1の区間を広げたりずらしたりした区間(第2の区間)を切り出して特徴量データを生成してもよい。なお、第2の区間は第1の区間の少なくとも一部を含むものとする。
例えば、第1の区間が番組中で10回使われる典型的な効果音であって、その3回目を指定したものであるとき、これを広げたりずらしたりした第2の区間の特徴量データを使うことにより典型的な効果音以外の部分を含ませることができる。これにより、検出部824が、他の9回ではなく3回目の効果音に対応する区間を範囲情報として取得する可能性を高くすることができる。
なお、キー生成部2003は、第2の区間を用いて特徴量データを生成した場合は、第2の区間を基準とした第1の区間の範囲の差分を表す区間補正情報をキー関連情報として含むキー情報を生成する。
映像記録再生装置2020は、キー記憶部851と、情報記憶部252と、キー受信部221と、取得部822と、抽出部223と、検出部2024と、対応生成部225と、提示部226と、再生部227と、記録制御部828と、選択受付部829と、動作処理部830と、キー生成部2033と、を備えている。
第4の実施の形態では、キー生成部2033を追加したこと、および検出部2024の機能が第2の実施の形態と異なっている。その他の構成および機能は、第2の実施の形態にかかる映像記録再生装置820の構成を表すブロック図である図8と同様であるので、同一符号を付し、ここでの説明は省略する。
検出部2024は、キー関連情報として区間補正情報が含まれているときは、区間補正情報を参照し、補正された範囲情報を出力する点が、第2の実施の形態と異なっている。
キー生成部2033は、検出部2024から出力された範囲情報を参照して検索キーに対応する区間の映像音声データを抽出し、選択受付部829で選択が受付けられたキー情報に関連するコンテンツを検索するときに利用される検索キーである複製検索キーを生成するものである。
なお、キー生成部2033は、映像記録再生装置2010のキー生成部2003が生成した特徴量データと異なる方法で算出される特徴量データを用いて複製検索キーを生成する。例えば、映像記録再生装置2010で他の装置と交換可能な標準方式として予め定められた特徴量データを生成するが、映像記録再生装置2020のキー生成部2033が複製検索キーを生成する際には、独自の方式による特徴量データを生成するように構成する。
これにより、標準方式では検索性能が低下する場合であっても、自装置内で実行する関連コンテンツ検索処理では高性能な複製検索キーを利用して処理を高速化することなどが可能となる。なお、複製検索キーのキー情報は、対応する検索キーのキー情報とともにキー記憶部851に記憶される。
次に、このように構成された第4の実施の形態にかかる映像記録再生装置2020による情報処理について説明する。なお、第4の実施の形態では、キー照合処理の詳細が第2の実施の形態と異なる。その他の処理は、第2の実施の形態にかかる情報処理を表す図9と同様であるのでその説明を省略する。
図21は、第4の実施の形態におけるキー照合処理の全体の流れを示すフローチャートである。ステップS2101からステップS2103までの、特徴量抽出処理、範囲情報生成処理は、第2の実施の形態にかかる映像記録再生装置820におけるステップS401からステップS403までと同様の処理なので、その説明を省略する。
範囲情報生成処理の後、検出部2024は、キー関連情報に区間補正情報が含まれているか否かを判断し(ステップS2104)、含まれている場合は(ステップS2104:YES)、区間補正情報に従い範囲情報を補正する(ステップS2105)。
範囲情報を補正後(ステップS2105)、またはキー関連情報に区間補正情報が含まれていない場合は(ステップS2104:NO)、検出部2024は、範囲情報を出力する(ステップS2106)。
次に、キー生成部2033が、ステップS305またはステップS306に相当する処理で取得した情報のうち、範囲情報に対応する区間の情報を取得し(ステップS2107)、取得した情報から複製検索キーを生成する(ステップS2108)。このとき、キー生成部2033は、映像記録再生装置2010のキー生成部2003とは異なる特徴量を用いて複製検索キーを生成する。また、生成した複製検索キーは、キー記憶部851に保存され、その後の関連コンテンツ検索処理で利用可能となる。
ステップS2109からステップS2110までの、対応情報生成処理は、第2の実施の形態にかかる映像記録再生装置820におけるステップS405からステップS406までと同様の処理なので、その説明を省略する。
なお、上記処理は、映像音声データ全体を取得して各ステップを実行してもよいが、映像音声データを短い処理単位(フレーム)ごとに取得して順次各ステップの処理を行うようにしてもよい。
ここで、キー指定区間の拡大と複製検索キーの関係について説明する。図22は、第4の実施の形態におけるキー指定区間の拡大と、キー複製の動作を説明する模式図である。同図の上部が映像記録再生装置2010の動作、同図の下部が映像記録再生装置2020の動作をそれぞれ表している。
映像記録再生装置2010では、情報記憶部151に記憶されているデータに対し、キー指定情報によって指定された第1の区間2201を広げたりずらしたりした第2の区間を切り出して特徴量データを抽出し、対応するキー情報である送信キー2202を生成する。また、区間を広げたりずらしたりした量を区間補正情報として生成する。
映像記録再生装置2020では、受信した検索キーの特徴量データによる照合結果2203に対して、区間補正情報を参照して補正を行った区間を範囲情報として出力する。また、補正した範囲情報から複製検索キー2204を作成する。なお、コンテンツの始端を基準にした時刻等を使用していないので、映像記録再生装置2010と映像記録再生装置2020との間でコンテンツの始端時刻にずれが存在した場合であっても問題なく動作する。
このように、第4の実施の形態にかかる情報処理装置では、取得した検索キーをそのまま用いるのではなく、当該検索キーに対応する映像または音声から別の特徴量を抽出し、抽出した特徴量を含む検索キーを生成して利用できる。このため、特徴量抽出方法の違い等に起因する検索性能の低下等の問題を回避することができる。
(第5の実施の形態)
第5の実施の形態にかかる情報処理装置は、検索キーの生成元となったコンテンツに関連するコンテンツに関するキー関連情報をさらに含む検索キーを受信し、キー関連情報を参照して情報を取得するものである。また、キー関連情報を参照し、取得した情報と検索キー生成元の情報との関連度が大きい情報を優先して検索キーと対応づけて提示するものである。
図23は、第5の実施の形態にかかる映像記録再生装置2320および他の情報処理装置である映像記録再生装置2310を含む情報処理システムの構成を示すブロック図である。
映像記録再生装置2310は、情報記憶部151と、キー記憶部2352と、取得部2301と、指定受付部102と、キー生成部803と、キー送信部104と、再生部105と、キー関連情報取得部2306と、抽出部2311と、検出部2312と、対応生成部2313と、動作処理部2314と、を備えている。
第5の実施の形態では、キー記憶部2352、抽出部2311、検出部2312、対応生成部2313、および動作処理部2314を追加したことが第2の実施の形態と異なっている。また、取得部2301およびキー関連情報取得部2306の機能が第2の実施の形態と異なっている。その他の構成および機能は、第2の実施の形態にかかる映像記録再生装置810の構成を表すブロック図である図8と同様であるので、同一符号を付し、ここでの説明は省略する。
キー記憶部2352は、キー生成部803が生成した検索キーのキー情報を記憶するものであり、HDD、RAM、光ディスク、メモリカードなどの一般的に利用されているあらゆる記憶媒体により構成することができる。
なお、キー記憶部2352は、映像記録再生装置2320のキー記憶部851と同様に、図示しないキー受信部などによって他の映像記録再生装置2310からから取得した検索キーのキー情報を記憶するように構成してもよい。また、キー記憶部2352は、図示しない選択受付部などによって選択された検索キーを記憶するように構成してもよい。
取得部2301は、映像記録再生装置2320の取得部822と同様に、映像音声データを取得し、情報記憶部151に記録するとともに、抽出部2311に渡す処理が追加された点が、第2の実施の形態の取得部101と異なっている。なお、取得部2301は、また、検索キーに関連する映像音声データを取得するために、キー情報に含まれるキー関連情報を参照して選択的に映像音声データを取得するように構成してもよい。
抽出部2311は、映像記録再生装置2320の抽出部223と同様に、取得部222で取得された映像音声データから特徴量データを抽出するものである。
検出部2312は、映像記録再生装置2320の検出部2324と同様に、抽出部2311が抽出した特徴量データと、キー記憶部2352に記憶されている検索キーに含まれる特徴量データとを所定の条件に従って照合し、取得した映像音声データ中で、特徴量が適合する範囲の情報を表す範囲情報を検出するものである。
対応生成部2313は、映像記録再生装置2320の対応生成部225と同様に、検出部2312により検出された範囲情報を参照し、範囲情報で表される範囲に含まれる映像音声データとキー情報とを対応づけた対応情報を生成するものである。
動作処理部2314は、映像記録再生装置2320の動作処理部830と同様に、キー関連情報に含まれる記録動作属性を参照して記録した映像音声データにチャプタやマーカなどのメタデータを付与する処理を行うものである。
キー関連情報取得部2306は、検出部2312から出力された範囲情報が存在する場合に、範囲情報を参照して映像音声データに関するキー関連情報をさらに取得する点が、第2の実施の形態と異なっている。例えば、キー関連情報取得部2306は、同一の検索キーについて所定の条件を満たす位置または区間に対応する映像音声データのタイトル名やチャプタ名が情報記憶部151に記録されていれば、それらの情報をキー関連情報として取得する。
また、キー関連情報取得部2306は、映像音声データの番組ID、番組名(タイトル、グループ、シリーズ、派生)、ジャンル、放送局(チャンネル)、放送日時(日付、時刻、曜日)、などの番組属性情報がEPGなどによって取得されるのであれば、それらの情報もキー関連情報として取得する。さらに、キー関連情報取得部2306は、指定された区間に直接対応しなくても、近接するチャプタやマーカを検索して見つかれば、それらの情報を取り出し、指定された区間とチャプタやマーカの位置関係により、情報を付与する。
また、キー関連情報取得部2306は、動作処理部2314によって記録された、対応するチャプタやマーカなどの情報も取得する。すなわち、指定受付部102で直接指定が受付けられた情報のほか、検出部2312で出力された範囲情報に対応する情報が、キー関連情報として取得される。
さらに、キー関連情報取得部2306は、指定受付部102で指定された区間、すなわち検索キーの元となったコンテンツ内の区間(元の区間)や、検出部2312が出力した範囲情報の表す区間(同等区間)の時刻情報も合わせて取得する。
このように、第5の実施の形態では、キー情報にはキー指定情報に対応するキー関連情報だけでなく、検出部2312により取得された複数の情報に関連するキー関連情報を含む可能性があり、このようなキー情報が映像記録再生装置2320に送信される。
なお、以下では、キー指定情報が指定された情報について取得されたキー関連情報を、キー指定情報に基づくキー関連情報という。また、生成された検索キーに関連する情報として、検出部2312により検出された範囲情報に関するキー関連情報を、範囲情報に基づくキー関連情報という。
映像記録再生装置2320は、キー記憶部851と、情報記憶部252と、キー受信部221と、取得部822と、抽出部223と、検出部2324と、対応生成部225と、提示部226と、再生部227と、記録制御部828と、選択受付部829と、動作処理部830と、補正部2334と、を備えている。
第5の実施の形態では、補正部2334を追加したこと、および検出部2324の機能が第2の実施の形態と異なっている。その他の構成および機能は、第2の実施の形態にかかる映像記録再生装置820の構成を表すブロック図である図8と同様であるので、同一符号を付し、ここでの説明は省略する。
検出部2324は、キー情報に複数のキー関連情報が含まれる場合に、それぞれのキー関連情報を参照して関連するコンテンツを取得し、取得したコンテンツの中から、キー関連情報で指定された情報に対する関連度が最も高いコンテンツを優先して検出する機能が追加された点が、第2の実施の形態と異なっている。
具体的には、検出部2324は、所定の条件を満たす範囲情報が複数検出できたときに、キー関連情報で検索キーの元となった区間(元の区間)の時刻情報が含まれている場合は、その時刻に最も近いものを範囲情報として出力する。
これは、例えば、範囲情報に基づくキー関連情報に比べて、キー指定情報に基づくキー関連情報は確実な情報であることが期待されるので優先するのが望ましく、記録済みの映像音声データは直ちに利用可能という点で優先するのが望ましいためである。従って、記録済みの中で、キー指定情報に基づくキー関連情報に関連する映像音声データが取得可能であればそれを最優先するが、取得できなければ複数の範囲情報に基づくキー関連情報に関連する映像音声データを取得することができる。また、キー指定情報に基づくキー関連情報に関連する映像音声データが後から取得されれば、それによって置き換えるように構成してもよい。
補正部2334は、所定の条件を満たす範囲情報の中で、キー関連情報で検索キーの元となった区間(元の区間)や、映像記録再生装置2310の検出部2312が出力した範囲情報の表す区間(同等区間)に近いものが存在したとき、その時刻情報の差を時刻補正情報として生成するものである。また、補正部2334は、生成した時刻補正情報を用いて映像記録再生装置2320内で管理している時刻を補正する。これにより、例えば、同一番組の同一区間に対する各装置の時刻のずれを元に時刻を補正することが可能となる。
次に、このように構成された第5の実施の形態にかかる映像記録再生装置2320による情報処理について説明する。なお、第5の実施の形態では、キー照合処理内の範囲情報生成処理の詳細が第2の実施の形態と異なる。その他の処理は、第2の実施の形態にかかる情報処理を表す図9と同様であるのでその説明を省略する。
図24は、第5の実施の形態における範囲情報生成処理の全体の流れを示すフローチャートである。
まず、検出部2324は、取得したキー情報内の特徴量データの照合位置を設定する(ステップS2401)。次に、検出部2324は、設定した照合位置の特徴量データを取得する(ステップS2402)。続いて、検出部2324は、抽出した特徴量データと、ステップS2402で取得した特徴量データとを照合し、両者の一致度を表すスコアを算出する(ステップS2403)。なお、キー情報内に複数のキー関連情報が含まれる場合は、各キー関連情報についてステップS2401からステップS2403までの処理を実行する。
次に、検出部2324は、算出したスコアが予め定められた閾値より大きいか否かを判断する(ステップS2404)。スコアが閾値より大きい場合(ステップS2404:YES)、検出部2324は、照合結果が複数存在するか否かを判断する(ステップS2405)。例えば、キー情報内に複数のキー関連情報が含まれ、それぞれについてステップS2403までの処理を行って算出したスコアがいずれもスコアの条件を満たす場合に、複数の照合結果(各キー関連情報について抽出した特徴量データに対応するフレーム)が取得されうる。
照合結果が複数存在する場合は(ステップS2405:YES)、検出部2324は、キー関連情報を参照して各照合結果に優先順位を設定する(ステップS2406)。優先順位の設定方法については後述する。
次に、検出部2324は、優先順位が最も高い照合結果を取得する(ステップS2407)。次に、検出部2324は、取得した照合結果に対応する範囲を範囲情報として生成する(ステップS2408)。また、ステップS2405で照合結果が複数存在しないと判断された場合(ステップS2405:NO)、検出部2324は、条件を満たす単一の該照合結果に対応する範囲を範囲情報として生成する。
ステップS2409の照合位置判断処理は、第2の実施の形態にかかる映像記録再生装置820におけるステップS506と同様の処理なので、その説明を省略する。
なお、同図には図示していないが、検出部2324により検出された範囲情報のうち、キー関連情報に含まれる区間(元の区間または同等区間)に近いものが存在した場合、補正部2334は、両者の差分である時刻補正情報を算出する。そして、補正部2334は、算出した時刻補正情報に従って時刻を補正する。
また、上記処理は、映像音声データ全体を取得して各ステップを実行してもよいが、映像音声データを短い処理単位(フレーム)ごとに取得して順次各ステップの処理を行うようにしてもよい。
次に、第5の実施の形態で扱われるキー情報の詳細について説明する。図25は、キー指定情報に基づくキー関連情報の例を示すものである。同図では、生成された各検索キーに対応して、番組ID、番組名/番組シリーズ名、番組ジャンル、放送日時、チャンネル/放送局およびキー指定区間をキー関連情報とした例が示されている。
例えば、検索キーID=A(キーの名称「占いコーナー」)のキー関連情報2501については、番組ID「77101」、番組名「朝の情報テレビ」、番組ジャンル「ニュース/報道」および「情報/ワイドショー」、放送日時「7月3日(月)6:30〜8:30」、チャンネル/放送局「21/TVX」が管理されている。また、キー指定区間が、番組開始から28分35秒00の時点から同28分39秒80の時点までとなっている。
同様に、検索キーID=Bについてのキー関連情報2502、検索キーID=Dについてのキー関連情報2503がそれぞれ示されている。なお、検索キーID=Dは、第2の実施の形態の図13に示したものと同様であり、検索キー自体の対象とするタイトルは指定されず、番組ジャンルは「ニュース/報道」および「スポーツ」となっているが、キー指定情報に基づくキー関連情報としての番組名や番組ジャンル等が入っている。
図26は、検出部2312が検出した範囲情報に基づくキー関連情報の例を示すものである。同図に示すように、範囲情報に基づくキー関連情報は、取得の元となった検索キーIDと、番組IDと、番組名/番組シリーズ名と、番組ジャンルと、放送日時と、チャンネル/放送局と、キー指定区間とに加え、優先順位を含んでいる。
優先順位とは、検出された範囲情報に対応する情報と元のキー指定区間に対応する情報との関連する度合いを示す関連度を順位づけした値である。具体的には、元の区間と同一の場合には0、同一番組の同一回の放送で他の区間の場合には1、同一番組で異なる回の放送の場合は2、同一シリーズで異なる番組の場合は3、同一ジャンルで異なる番組の場合は4、を優先順位として設定している。
同図に示すように、キー関連情報2601、2602、2603はいずれも検索キーID=Aであり、図25のキー関連情報2501と対応するものであることを示している。また、キー関連情報2601、2604、2605は、それぞれ図25のキー関連情報2501、2502、2503と同一区間のため、優先順位に0が設定されている。
図27は、図26に示すようなキー関連情報を含むキー情報を元に、映像記録再生装置2320の検出部2324によって検出された範囲情報に対応するキー関連情報の一例を示す説明図である。
なお、検索キーID=Aのキー関連情報のように、同一の番組を映像記録再生装置2310とは異なるチャンネル/放送局で受信して取得することも可能である。チャンネル/放送局の対応関係については、別途管理されていればよく、番組自体の対応関係が不明確な場合にのみ判定する等、優先度の低い条件として扱ってよい。
さらに、図26に示したキー関連情報との関連性により、新たに優先順位が付与されている。具体的には、図26に示したキー関連情報における優先順位0から2のそれぞれに対応して、(1)同一番組の同一回の放送で同一の区間の場合、(2)同一番組の異なる回の放送で同一の区間の場合、(3)同一番組で他の区間の場合、の順に優先順位1から9までが付与される。さらに、図26に示したキー関連情報における優先順位3および4のそれぞれに対応して、優先順位10から19までが付与される。なお、同一区間の判定は、予め決められた一定範囲内の誤差を許すように構成してもよい。
例えば、検索キーID=Aについて、キー関連情報における7月7日放送分(優先順位2)と7月10日放送分(優先順位2)に対応する同一番組同一回放送同一区間の照合結果(優先順位3)が存在する。また、7月11日放送分は、キー関連情報における7月3日放送分(優先順位0)に対応する同一番組異なる回放送同一区間の照合結果(優先順位4)である。従って、より関連度の高い、すなわち優先順位の高い範囲情報として7月7日放送分を使用する(ステップS2407)。
検索キーID=Bについて、キー関連情報における7月15日放送分「特集」(優先順位3)に対応する同一番組同一回放送同一区間の照合結果(優先順位10)が存在する。また、7月16日放送分は、キー関連情報における7月9日放送分(優先順位0)に対応する同一番組異なる回放送同一区間の照合結果(優先順位4)となることが見込まれる。従って、範囲情報としては当初は7月15日放送分を使用し、7月16日放送分の録画予約を行って、映像音声データが取得できた後に差替えを行うことができる。
検索キーID=Dについて、キー関連情報における7月6日放送分は3つ(うち1つが優先順位0)あり、これに対応する同一番組同一回放送の照合結果も3つ存在するが、そのうち1つが優先順位1の照合結果である。従って、範囲情報としては優先順位1のもの、すなわち、元の区間に最も近いものを使用する。
なお、図26、図27に記載した優先順位の判定方法は一例であり、関連度(優先順位)の算出方法はこれに限られるものではない。例えば、図27における検索キーID=Dについて、同一番組「今日のスポーツ」同一回放送の3つの照合結果について、元の区間(7月6日23:10から放送の27分13秒70から27分14秒10まで)との差を算出すると、0秒10、22秒80、36秒50となる。この中で最も差が小さいもの(0秒10)を使用するように構成してもよい。
このように、第5の実施の形態にかかる情報処理装置では、検索キーの生成元となったコンテンツに関連するコンテンツに関するキー関連情報をさらに含む検索キーを受信し、キー関連情報を参照して情報を取得することができる。このため、情報を取得する範囲を拡大することにより、より適切な情報を取得可能となる。また、情報間の関連度を参照して関連度の高い情報に対する検索キーを提示するため、より有用な情報を取得することが可能となる。
図28は、第1〜第5の実施の形態にかかる情報処理装置のハードウェア構成を示す説明図である。
第1〜第5の実施の形態にかかる情報処理装置は、CPU(Central Processing Unit)51などの制御装置と、ROM(Read Only Memory)52やRAM53などの記憶装置と、ネットワークに接続して通信を行う通信I/F54と、各部を接続するバス61を備えている。
第1〜第5の実施の形態にかかる情報処理装置で実行される情報処理プログラムは、ROM52等に予め組み込まれて提供される。
第1〜第5の実施の形態にかかる情報処理装置で実行される情報処理プログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM(Compact Disk Read Only Memory)、フレキシブルディスク(FD)、CD−R(Compact Disk Recordable)、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して提供するように構成してもよい。
さらに、第1〜第5の実施の形態にかかる情報処理装置で実行される情報処理プログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成してもよい。また、第1〜第5の実施の形態にかかる情報処理装置で実行される情報処理プログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成してもよい。
第1〜第5の実施の形態にかかる情報処理装置で実行される情報処理プログラムは、上述した各部(キー受信部、取得部、抽出部、検出部、対応生成部、提示部、再生部など)を含むモジュール構成となっており、実際のハードウェアとしてはCPU51が上記ROM52から情報処理プログラムを読み出して実行することにより上記各部が主記憶装置上にロードされ、各部が主記憶装置上に生成されるようになっている。
以上のように、本発明にかかる情報処理装置、プログラムおよび情報処理システムは、映像および音声の少なくとも1つを記録または再生するHDD搭載ビデオレコーダー、パーソナルコンピュータ、HDD内蔵型音楽再生装置などに適している。
第1の実施の形態にかかる情報処理システムの構成を示すブロック図である。 第1の実施の形態における情報処理の全体の流れを示すフローチャートである。 第1の実施の形態におけるキー受信処理の全体の流れを示すフローチャートである。 第1の実施の形態におけるキー照合処理の全体の流れを示すフローチャートである。 第1の実施の形態における範囲情報生成処理の全体の流れを示すフローチャートである。 第1の実施の形態におけるキー提示処理の全体の流れを示すフローチャートである。 表示画面の一例を示す説明図である。 第2の実施の形態にかかる情報処理システムの構成を示すブロック図である。 第2の実施の形態における情報処理の全体の流れを示すフローチャートである。 表示画面の別の例を示す説明図である。 第2の実施の形態におけるキー受信処理の全体の流れを示すフローチャートである。 第2の実施の形態における関連コンテンツ検索処理の全体の流れを示すフローチャートである。 記録動作属性を含むキー関連情報の一例を示す説明図である。 記録動作属性ごとの動作内容の一例を示す説明図である。 第3の実施の形態にかかる情報処理システムの構成の概要を示すブロック図である。 第3の実施の形態にかかる情報処理システムの構成の詳細を示すブロック図である。 第3の実施の形態における情報処理の全体の流れを示すフローチャートである。 要求メッセージ送信処理の全体の流れを示すフローチャートである。 第3の実施の形態の変形例にかかる情報処理システムの構成の詳細を示すブロック図である。 第4の実施の形態にかかる情報処理システムの構成を示すブロック図である。 第4の実施の形態におけるキー照合処理の全体の流れを示すフローチャートである。 第4の実施の形態におけるキー指定区間の拡大と、キー複製の動作を説明する模式図である。 第5の実施の形態にかかる情報処理システムの構成を示すブロック図である。 第5の実施の形態における範囲情報生成処理の全体の流れを示すフローチャートである。 キー関連情報の例を示す図である。 キー関連情報の例を示す図である。 キー関連情報の例を示す図である。 第1〜第5の実施の形態にかかる情報処理装置のハードウェア構成を示す説明図である。
符号の説明
51 CPU
52 ROM
53 RAM
54 通信I/F
61 バス
100 映像記録再生装置
101 取得部
102 指定受付部
103 キー生成部
104 キー送信部
105 再生部
151 情報記憶部
200 映像記録再生装置
221 キー受信部
222 取得部
223 抽出部
224 検出部
225 対応生成部
226 提示部
227 再生部
251 キー記憶部
252 情報記憶部
300 ネットワーク
701 表示画面
702 検索キー
803 キー生成部
806 キー関連情報取得部
810 映像記録再生装置
820 映像記録再生装置
822 取得部
824 検出部
828 記録制御部
829 選択受付部
830 動作処理部
851 キー記憶部
1001 表示画面
1002 検索キー
1500 サーバ
1501 キー受信部
1502 要求受信部
1503 要求処理部
1504 キー送信部
1520 映像記録再生装置
1522 取得部
1531 要求生成部
1532 要求送信部
1550 キー記憶部
1907 要求受信部
1908 要求処理部
1910 映像記録再生装置
1951 キー記憶部
2010 映像記録再生装置
2020 映像記録再生装置
2024 検出部
2033 キー生成部
2201 第1の区間
2202 送信キー
2203 照合結果
2204 複製検索キー
2301 取得部
2306 キー関連情報取得部
2310 映像記録再生装置
2311 抽出部
2312 検出部
2313 対応生成部
2314 動作処理部
2320 映像記録再生装置
2324 検出部
2334 補正部
2352 キー記憶部
2501、2502、2503 キー関連情報
2601、2602、2603、2604、2605 キー関連情報

Claims (20)

  1. コンテンツに関する処理を行う情報処理装置であって、
    第1のコンテンツの注目部分の特徴量を含むキー情報を記憶可能なキー記憶部と、
    ネットワークを介して接続された他の情報処理装置から前記キー情報を受信し、受信した前記キー情報を前記キー記憶部に保存するキー受信部と、
    第2のコンテンツを取得する取得部と、
    前記第2のコンテンツから時系列的な前記特徴量を抽出する抽出部と、
    前記第2のコンテンツから抽出された前記特徴量の各々と前記キー情報に含まれる前記特徴量との一致度が第1閾値より高くなる類似部分を前記第2のコンテンツから検出して、前記類似部分の範囲を特定する範囲情報を出力する検出部と、
    検出された前記範囲情報で表される範囲に含まれる前記類似部分を取得し、取得した前記類似部分と、前記キー情報とを対応づけた対応情報を生成する対応生成部と、
    生成された前記対応情報に基づいて、前記類似部分を対応づけた前記キー情報を選択可能に提示する提示部と、
    を備えたことを特徴とする情報処理装置。
  2. 提示された前記キー情報から選択された前記キー情報の入力を受付ける選択受付部をさらに備え、
    前記取得部はさらに第3のコンテンツを取得し、
    前記抽出部はさらに前記第3のコンテンツから時系列的な前記特徴量を抽出し、
    前記検出部は、前記第3のコンテンツから抽出された前記特徴量の各々と前記キー情報に含まれる前記特徴量との一致度が前記第1閾値より高くなる前記類似部分を前記第3のコンテンツから検出して、前記類似部分の前記範囲情報を出力すること、
    を特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記取得部が取得した前記第2のコンテンツに関連する前記キー情報の取得を要求する要求メッセージを送信する要求送信部をさらに備え、
    前記キー受信部は、前記要求メッセージに対応して送信された前記キー情報を受信すること、
    を特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  4. 検出された前記範囲情報で表される範囲に含まれる前記類似部分を取得し、取得した前記類似部分から、受信した前記キー情報に含まれる前記特徴量と異なる前記特徴量を抽出し、抽出した前記特徴量を含む前記キー情報を生成するキー生成部をさらに備えたこと、
    を特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  5. 前記キー受信部は、前記特徴量を抽出する部分として指定された第1範囲の少なくとも一部を含む第2範囲から抽出された前記特徴量と、前記第1範囲と前記第2範囲との差分とを含む前記キー情報を受信し、
    前記検出部は、さらに、検出した前記範囲情報を前記差分に基づいて補正し、
    前記キー生成部は、補正された前記範囲情報で表される範囲に含まれる前記類似部分を取得し、取得した前記類似部分から、受信した前記キー情報に含まれる前記特徴量と異なる前記特徴量を抽出し、抽出した前記特徴量を含む前記キー情報を生成すること、
    を特徴とする請求項4に記載の情報処理装置。
  6. 前記キー受信部は、前記キー情報に含まれる前記特徴量の抽出元である前記第1のコンテンツに関連する関連情報をさらに含む前記キー情報を受信し、
    前記取得部は、受信した前記キー情報に含まれる前記関連情報に基づいて、受信した前記キー情報に関連する前記第2のコンテンツを取得すること、
    を特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  7. 前記キー受信部は、前記第1のコンテンツの識別情報、名称、種別、提供元、および提供日時の少なくとも1つを前記関連情報として含む前記キー情報を受信すること、
    を特徴とする請求項6に記載の情報処理装置。
  8. 前記取得部は、受信した前記キー情報に含まれる前記関連情報に基づいて、前記キー情報に関連する前記第2のコンテンツの提供日時を取得し、取得した前記提供日時に、受信した前記キー情報に関連する前記第2のコンテンツを取得すること、
    を特徴とする請求項6に記載の情報処理装置。
  9. 前記キー受信部は、取得した前記第2のコンテンツにメタデータを付与する付与方法を前記関連情報として含む前記キー情報を受信し、
    前記対応生成部は、前記付与方法を含む前記キー情報を受信した場合に、前記付与方法に基づいて前記類似部分に前記メタデータを付与し、前記メタデータを付与した前記類似部分と前記キー情報とを対応づけた前記対応情報を生成すること、
    を特徴とする請求項6に記載の情報処理装置。
  10. 前記キー受信部は、前記キー情報に含まれる前記特徴量の抽出元である第1のコンテンツ、および前記第1のコンテンツに関連する第4のコンテンツのそれぞれについての前記関連情報を含む前記キー情報を受信し、
    前記取得部は、前記第1のコンテンツおよび前記第4のコンテンツそれぞれの前記関連情報に基づいて、前記第2のコンテンツを取得し、
    前記検出部は、前記第1のコンテンツに関連する度合いを示す関連度が予め定められた第2閾値より大きい前記第2のコンテンツの前記類似部分を検出すること、
    を特徴とする請求項6に記載の情報処理装置。
  11. 前記キー受信部は、前記第1のコンテンツの提供日時を前記第1のコンテンツについての前記関連情報として含む前記キー情報を受信し、
    前記検出部は、検出した前記特徴量の抽出元である前記類似部分のうち、前記類似部分の提供日時と前記第1のコンテンツの提供日時との前記関連度が前記第2閾値より大きい前記類似部分の前記範囲情報を検出すること、
    を特徴とする請求項10に記載の情報処理装置。
  12. 前記関連度が前記第2閾値より大きい前記類似部分の提供日時と、前記第1のコンテンツの提供日時との差分を算出し、算出した前記差分に基づいて時刻を補正する補正部をさらに備えたこと、
    を特徴とする請求項11に記載の情報処理装置。
  13. 前記検出部は、前記第1のコンテンツの注目部分の時刻情報と前記第2のコンテンツの前記類似部分の時刻情報との前記関連度が前記第2閾値より大きい前記第2のコンテンツの前記類似部分を検出すること、
    を特徴とする請求項10に記載の情報処理装置。
  14. 前記第2のコンテンツを記憶する情報記憶部をさらに備え、
    前記取得部は、前記情報記憶部から前記第2のコンテンツを取得すること、
    を特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  15. 前記取得部は、前記第2のコンテンツを提供する外部装置からネットワークを介して前記第2のコンテンツを取得すること、
    を特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  16. 前記キー受信部は、前記類似部分を復元できない前記特徴量を含む前記キー情報を受信すること、
    を特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  17. 前記キー受信部は、前記類似部分を復元できる前記特徴量を暗号化した前記特徴量を含む前記キー情報を受信すること、
    を特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  18. コンテンツに関する処理を行う情報処理装置における情報処理プログラムであって、
    ネットワークを介して接続された他の情報処理装置から、第1のコンテンツの注目部分の特徴量を含むキー情報を受信し、受信した前記キー情報をキー記憶部に保存するキー受信手順と、
    第2のコンテンツを取得する取得手順と、
    前記第2のコンテンツから時系列的な前記特徴量を抽出する抽出手順と、
    前記第2のコンテンツから抽出された前記特徴量の各々と前記キー情報に含まれる前記特徴量との一致度が第1閾値より高くなる類似部分を前記第2のコンテンツから検出して、前記類似部分の範囲を特定する範囲情報を出力する検出手順と、
    検出された前記範囲情報で表される範囲に含まれる前記類似部分を取得し、取得した前記類似部分と、前記キー情報とを対応づけた対応情報を生成する対応生成手順と、
    生成された前記対応情報に基づいて、前記類似部分を対応づけた前記キー情報を選択可能に提示する提示手順と、
    をコンピュータに実行させる情報処理プログラム。
  19. 取得した第1のコンテンツに対する検索キーを生成する第1情報処理装置と、前記第1情報処理装置とネットワークを介して接続され、前記検索キーに関連する第2のコンテンツを取得する第2情報処理装置とを備えた情報処理システムであって、
    前記第1情報処理装置は、
    前記第1のコンテンツを取得する第1取得部と、
    取得した前記第1のコンテンツの一部または全部であって、前記第1のコンテンツの特徴を表す特徴量を抽出する対象となる対象コンテンツの指定を受付ける指定受付部と、
    指定を受付けた前記対象コンテンツから前記特徴量を抽出し、抽出した特徴量を前記コンテンツの前記検索キーとして含むキー情報を生成するキー生成部と、
    生成した前記キー情報を前記第2情報処理装置に送信するキー送信部と、を備え、
    前記第2情報処理装置は、
    前記キー情報を記憶可能なキー記憶部と、
    前記第1情報処理装置から前記キー情報を受信し、受信した前記キー情報を前記キー記憶部に保存するキー受信部と、
    前記第2のコンテンツを取得する第2取得部と、
    前記第2のコンテンツから時系列的な前記特徴量を抽出する抽出部と、
    前記第2のコンテンツから抽出された前記特徴量の各々と前記キー情報に含まれる前記特徴量との一致度が第1閾値より高くなる類似部分を前記第2のコンテンツから検出して、前記類似部分の範囲を特定する範囲情報を出力する検出部と、
    検出された前記範囲情報で表される範囲に含まれる前記類似部分を取得し、取得した前記類似部分と、前記キー情報とを対応づけた対応情報を生成する対応生成部と、
    生成された前記対応情報に基づいて、前記類似部分を対応づけた前記キー情報を選択可能に提示する提示部と、
    を備えたことを特徴とする情報処理システム。
  20. 取得した第1のコンテンツに対する検索キーを生成する第1情報処理装置と、前記第1情報処理装置とネットワークを介して接続され、前記検索キーを管理するサーバ装置と、前記サーバ装置とネットワークを介して接続され、前記検索キーに関連する第2のコンテンツを取得する第2情報処理装置とを備えた情報処理システムであって、
    前記第1情報処理装置は、
    前記第1のコンテンツを取得する第1取得部と、
    取得した前記第1のコンテンツの一部または全部であって、前記第1のコンテンツの特徴を表す特徴量を抽出する対象となる対象コンテンツの指定を受付ける指定受付部と、
    指定を受付けた前記対象コンテンツから前記特徴量を抽出し、抽出した特徴量を前記コンテンツの前記検索キーとして含むキー情報を生成するキー生成部と、
    生成した前記キー情報を前記サーバ装置に送信する第1キー送信部と、を備え、
    前記サーバ装置は、
    前記キー情報を記憶可能な第1キー記憶部と、
    前記キー情報を前記第1情報処理装置から受信し、受信した前記キー情報を前記第1キー記憶部に保存する第1キー受信部と、
    前記キー情報の取得を要求する要求メッセージを受信する要求受信部と、
    受信した前記要求メッセージに対応して前記キー情報を前記第1キー記憶部から取得し、取得した前記キー情報を前記第2情報処理装置に送信する第2キー送信部と、を備え、
    前記第2情報処理装置は、
    前記キー情報を記憶可能な第2キー記憶部と、
    前記サーバ装置から前記キー情報を受信し、受信した前記キー情報を前記第2キー記憶部に保存する第2キー受信部と、
    前記第2のコンテンツを取得する第2取得部と、
    前記第2のコンテンツから時系列的な前記特徴量を抽出する抽出部と、
    前記第2のコンテンツから抽出された前記特徴量の各々と前記キー情報に含まれる前記特徴量との一致度が第1閾値より高くなる類似部分を前記第2のコンテンツから検出して、前記類似部分の範囲を特定する範囲情報を出力する検出部と、
    検出された前記範囲情報で表される範囲に含まれる前記類似部分を取得し、取得した前記類似部分と、前記キー情報とを対応づけた対応情報を生成する対応生成部と、
    生成された前記対応情報に基づいて、前記類似部分を対応づけた前記キー情報を選択可能に提示する提示部と、
    を備えたことを特徴とする情報処理システム。
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