JP4223704B2 - カメラ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はカメラに関する。
【0002】
【従来の技術】
デジタルスチルカメラにおいては、被写体を近距離でストロボを用いて撮像する場合には、ストロボの発光量の急峻な立ち上がり時の制御を行う必要があり、この制御のための時間もストロボを発光直後に停止させる等の短時間の制御が必要であった。このため、結果的にストロボ発光量制御の遅れが出て露光量としてはオーバーになる傾向があった。
【0003】
そこで、従来は、被写体までの距離が近距離であると判断された時には、絞りを絞り、必要とする光量を増やし、制御のための時間を比較的長い時間とする等の対策を講じていた。
特開平5−260369号公報には、ストロボの微小発光光量の高精度制御を行い、最至近距離までモードを変更することなくストロボ撮像を行えるようにしたストロボ発光制御装置が記載されている。
【0004】
特開2000−78160号公報には、撮像手段を有する装置本体と、この装置本体と離れた位置にある音声出力手段と、前記撮像手段と前記音声出力手段との間の距離を計測する距離計測手段と、前記計測された距離に応じて前記撮像手段の焦点を、前記音声出力手段の周囲に合わせる制御を行う焦点制御手段とを具備することを特徴とするテレビ電話装置が記載されている。
【0005】
特開2000−78161号公報には、ディスプレイを接続するインターフェース手段と、このインターフェース手段を介して前記ディスプレイに画像を表示する第1制御手段とを備えるテレビ電話装置本体装置と、音声出力手段を備え、前記テレビ電話装置本体装置を操作する操作装置とを具備することを特徴とするテレビ電話装置が記載されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上記対策では、絞りを絞ると、必要とする光量が不足する距離では撮像できないという不都合があった。
上記特開平5−260369号公報記載のストロボ発光制御装置では、ストロボの微小発光光量の高精度制御を行い、最至近距離までモードを変更することなくストロボ撮像を行うので、ストロボの発光の初期には必ず微小発光光量の発光制御が入ってしまう。ストロボの微小発光光量の高精度制御可能な距離を十分な近距離から、ある程度被写体から離れた距離までとすると、ストロボの微小発光光量の高精度制御を行う時間としてはかなりの長い時間が必要であり、ストロボの全発光時間が延びてしまう。
【0007】
本発明は、近距離で適正露光を得ることができるカメラを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1に係る発明は、被写体までの距離を測る測距装置と、被写体に光を照射するストロボとを持つカメラにおいて、カメラの電源電圧を昇圧する昇圧回路と、前記昇圧回路からダイオードを介して電荷を蓄積するメインコンデンサと、前記メインコンデンサの一端子に接続された発光管と、前記発光管の他方の端子と前記メインコンデンサの他端子との間に接続された第1のスイッチ素子と、前記第1のスイッチ素子と並列に接続されると共に、直列に接続されたコイルと第2のスイッチ素子とを備え、前記測距装置により被写体が近距離であると判断したときには前記第2のスイッチ素子で発光時の電流を制御し、近距離以外の時は前記第1のスイッチ素子で発光時の電流を制御するものである。
【0009】
請求項2に係る発明は、被写体までの距離を測る測距装置と、被写体に光を照射するストロボを持つカメラにおいて、カメラの電源電圧を昇圧する昇圧回路と、前記昇圧回路から第1のダイオードを介して電荷を蓄積する第1のメインコンデンサと、前記昇圧回路から第2のダイオードを介して電荷を蓄積する第2のメインコンデンサと、前記第1のメインコンデンサの一端子が第1のスイッチ素子を介して一端子に接続されると共に、前記第2のメインコンデンサの一端子がコイルを介して該一端子に接続される発光管と、前記発光管の他方の端子と前記メインコンデンサの他端子との間に接続された第2のスイッチ素子とを備え、前記測距装置により被写体が近距離であると判断したときには前記第1のスイッチ素子を非接続状態にして前記第2のスイッチ素子で発光時の電流を制御し、前記測距装置により被写体が近距離以外であると判断した時は該第1のスイッチ素子を接続状態にして前記第2のスイッチ素子で発光時の電流を制御するものである。
【0010】
請求項3に係る発明は、前記第2のメインコンデンサは前記第1のメインコンデンサに比べて小容量であることを特徴とする請求項2に記載のカメラである。
【0015】
【発明の実施の形態】
図1は本発明の第1の実施形態の一部を示す。この第1の実施形態のデジタルスチルカメラでは、2つのメインコンデンサ1、2が用いられ、昇圧回路3は電源電圧を昇圧してダイオード4を通してメインコンデンサ1を充電するとともにダイオード5を通してメインコンデンサ2を充電する。
【0016】
切替回路6は、図示しない測距装置にて被写体までの距離が測定されてその距離が近いと判断された時、または、近距離撮像(例えばマクロモード)が図示しない選択手段にて選択された時、または、マニュアルフォーカス手段等で入力された距離から被写体までの距離が近距離であると判断された時(以下被写体までの距離が近い時という)には出力信号が低レベル(Lレベル)になり、その他の時には出力信号が高レベル(Hレベル)になる。
【0017】
被写体までの距離が近くてストロボを用いて撮像を行う時には、スイッチ素子としてのトランジスタ7は切替回路6からのLレベルの出力信号によりオフし、スイッチ素子としてのトランジスタ8がオフとなってメインコンデンサ1からストロボを構成する発光管9への放電が禁止される。レリーズスイッチがオンされると、発光管駆動回路10の出力信号がHレベルとなってスイッチ素子としてのトランジスタ11がオンし、メインコンデンサ2からコイル12を介して発光管9へ放電されることにより発光管9が発光して被写体に光を照射する。
【0018】
被写体からの反射光は撮像レンズを通して固体撮像素子としてのCCDに投影されて電気信号に変換され、このCCDの出力信号はサンプリング回路によるサンプリング、A/D変換器によるA/D変換、信号処理部としてのデジタル信号処理器(いわゆるDSP)によるホワイトバランス処理などの処理がなされた後に一旦メモリに格納される。このメモリに格納されたデータはDSPでビデオ信号に変換されて外部の表示装置などへ出力される。
【0019】
ここに、メインコンデンサ1から発光管9への放電が禁止されることにより、発光管9へ流れ込む電流の急峻な立ち上がりが抑えられ、発光管9の発光光量の急激な立ち上がりが抑えられる。これにより、被写体からの反射光の急激な立ち上がりが無くなることから、短時間での発光光量制御が必要で無くなり、制御遅れが無くなる。このため、被写体光量がオーバーすること無く発光管9の発光制御が可能となる。
【0020】
メインコンデンサ2は発光管9へ放電した後に再び昇圧回路3からダイオード5を通して充電される。また、被写体までの距離が近い時には、必要とされる発光管9の発光光量が比較的少なくできることから、メインコンデンサ2はメインコンデンサ1に比べて小容量とすることができ、近距離撮像での次の充電の時間が短くて済む。
【0021】
被写体までの距離が近距離以外の距離である時には、切替回路6からのHレベルの出力信号によりトランジスタ7がオンし、トランジスタ8がオンとなる。レリーズスイッチがオンされると、発光管駆動回路10の出力信号がHレベルとなってトランジスタ11がオンし、メインコンデンサ2からコイル12を通して発光管9へ放電されると同時に、メインコンデンサ1からトランジスタ8を通して放電管9へ放電されることにより発光管9が発光して被写体に光を照射する。被写体からの反射光は撮影レンズを通してCCDに投影されて上述と同様に被写体の撮像が行われる。このとき、2つのメインコンデンサ1、2を使うので、発光管9の発光光量はより大きな光量となる。なお、図1において、13、14は抵抗である。
【0022】
図2は本発明の第2の実施形態の一部を示す。図2において、図1と同一部分には同一符号を付してある。第2の実施形態では、上記第1の実施形態において、スイッチ素子としてのトランジスタ15は被写体までの距離が近距離以外の時に使用され、スイッチ素子としてのトランジスタ22は被写体までの距離が近距離の時に使用される。メインコンデンサ17は昇圧回路3からダイオード18を通して充電される。
【0023】
被写体までの距離が近距離以外の時には、切替回路6のHレベルの出力信号がアンド(AND)回路19へ出力される。レリーズスイッチがオンされると、発光管駆動回路10の出力信号がHレベルとなってアンド回路19の出力信号がHレベルとなり、トランジスタ15がオンしてメインコンデンサ17から発光管9へ放電されることにより発光管9が発光して被写体に光を照射する。
【0024】
また、被写体までの距離が近距離の時には、切替回路6のLレベルの出力信号がインバータ(INV)回路20を介してアンド回路21へ出力される。レリーズスイッチがオンされると、発光管駆動回路10の出力信号がHレベルとなってアンド回路21の出力信号がHレベルとなり、トランジスタ22がオンしてメインコンデンサ17からコイル23を介して発光管9へ放電されることにより発光管9が発光して被写体に光を照射する。
【0025】
上記第1の実施形態及び第2の実施形態によれば、被写体までの距離が近くてストロボを構成する発光管9を用いて撮像を行う時に発光管9の光電流の立ち上がりを遅くする手段(切替回路6、トランジスタ7,8、抵抗13、14、コイル12、又は、切替回路6、アンド回路19,21、インバータ回路20、コイル23)を備えたので、被写体までの距離が近距離のときに露光制御の誤差が発生しなくなって適正露光を得ることができる。
【0026】
図3は本発明の第参考形態の一部を示す。図3において、図1と同一部分には同一符号を付してある。第参考形態では、上記第1の実施形態において、受光部24は、被写体からの反射光を受光する受光素子と、この受光素子の受光信号を増幅する受光アンプからなる。比較回路25は、受光部24の出力信号が+側入力端子に入力されて比較レベル設定回路26からの比較レベルが−側入力端子に入力され、これらの入力信号を比較する。切替回路6及び比較回路25、27の各出力信号はオア回路28を介してアンド回路29に入力される。
【0027】
ストロボの発光初期の発光光量の立ち上がりの速い時期を使う必要がある時(図示しない測距装置にて被写体までの距離が測定されてその距離が近いと判断された時、マクロモードの時など)には、切替回路6の出力信号がLレベルとなり、比較レベル設定回路26からの比較レベルが図4に示すように0Vに近い値となって図4の波形1に示すような受光部24の出力信号波形がその立ち上がり初期に比較レベル設定回路26からの比較レベルになる。なお、切替回路6を使わずに比較レベル設定回路26の比較レベルを調整することで、同様な効果を得ることができる。
【0028】
発光トリガー部30はレリーズスイッチがオンすることによりHレベルの発光トリガ信号をアンド回路29へ出力し、比較回路31のHレベルの出力信号がアンド回路29へ出力されてアンド回路29の出力信号が発光管駆動回路10へ出力される。したがって、レリーズスイッチがオンされると、アンド回路29から発光管駆動回路10へHレベルの発光信号が送られて発光管駆動回路10のHレベルの出力信号により図示しないスイッチ素子がオンされ、このスイッチ素子を通してメインコンデンサからストロボを構成する発光管に放電されて発光管から被写体に光が照射される。なお、メインコンデンサは昇圧回路により充電される。
【0029】
被写体からの反射光を受光する受光部24の出力信号が比較レベル設定回路26の比較レベルよりも低い値(大きな光量に相当する値)になると、比較回路25の出力信号がLレベルとなり、アンド回路29から発光管駆動回路10へLレベルの発光停止信号が送られる。これにより、上記スイッチ素子がオフして発光管が発光を停止し、受光部24の出力信号は0Vに向かって減少し始める。
【0030】
被写体からの反射光光量が比較レベル設定回路26の比較レベルに相当する光量よりも高い値になると、比較回路25の出力信号がHレベルになり、発光管が再び発光する。このようにして、発光管が比較レベル設定回路26の比較レベル付近に相当する光量のまましばらく断続的に発光を続け、受光部24の出力信号を積分する積分回路32の出力信号が図4に示す波形2のように徐々に上昇する。この上昇の速度は、比較回路25の出力信号がHレベルのままで、発光管の発光光量を抑えない場合に比べて十分に緩やかになる。
【0031】
積分回路32の出力信号は比較回路27の+側入力端子及び比較回路31の−側入力端子に入力され、比較レベル設定回路33の比較レベルが抵抗34〜36で分割されて比較回路31の+側入力端子に判定レベルとして入力されるとともに、比較レベル設定回路33の比較レベルが抵抗34、37で分割されて比較回路27の−側入力端子に判定レベルとして入力される。比較回路27、31は積分回路32の出力信号を判定レベルと比較する。
【0032】
ゆるやかな積分回路32の出力信号の上昇がしばらく続き、積分回路32の出力信号が比較回路27の判定レベルを越えると、比較回路27がHレベルの出力信号をオア回路28へ出力してオア回路28の出力信号をHレベルに固定し、比較回路25の出力信号による発光管の発光停止を禁止して発光管を連続して発光させる。その後、積分回路32の出力信号が適正露光レベルに相当する判定レベルに達して比較回路31の出力信号がLになることにより、アンド回路29から発光管駆動回路10へLレベルの発光停止信号が送られる。これにより、上記スイッチ素子がオフして発光管が発光を停止する。
【0033】
比較レベル設定回路26の比較レベルを十分に低い電圧(0Vよりマイナス方向に離れた値)に設定すると、発光管の発光初期での発光禁止がなされなくなり、比較レベル設定回路26の比較レベルを十分に高い値(0Vに近い値)にすると、発光管の発光初期に発光禁止動作に入る。また、比較回路27の判定レベルを高く設定すると、発光禁止動作時間が長くなる。この場合、発光管の発光制御が正確になる反面、比較的遠距離の被写体には発光管の合計の発光時間が長くなるという難点も出る。
【0034】
比較レベル設定回路26の比較レベルを高く設定するときは、比較回路27の判定レベルも低くするような適合的な設定が必要になる。さらに、被写体までの距離がわかっているときには、そのときに照射する発光管の発光光量(ガイドナンバー)が分かるので、比較レベル設定回路26の比較レベルを、被写体までの距離で必要とされる光量(ガイドナンバー)よりも、僅かに低い値で比較回路25が動作するように設定することにより、例えば上記DSPなどによて測距装置等で得た被写体までの距離に基づいて比較レベル設定回路26の比較レベルをその距離で必要とされる光量(ガイドナンバー)よりも僅かに低い値に設定することにより、特開平5−260369号公報で言うところのストロボの微小発光光量の高精度制御を行う時よりも早く発光管の発光光量が必要レベルの光量に達することになる。
【0035】
ストロボの発光初期の発光光量の立ち上がりの速い時期を使う必要がない時には、切替回路6の出力信号がHレベルとなり、積分回路32の出力信号が適正露光レベルに相当する判定レベルに達して比較回路31の出力信号がLになることにより、アンド回路29から発光管駆動回路10へLレベルの発光停止信号が送られる。これにより、上記スイッチ素子がオフして発光管が発光を停止する。
【0036】
この参考形態によれば、ストロボを構成する発光管の発光パターンの初期の発光量を低く抑え、その後に発光管を連続して発光させる手段(切替回路6、比較レベル設定回路26、比較回路25,27オア回路28)を備えたので、発光管の発光初期の発光光量の立ち上がりの速い時期を使う近距離での発光管の発光制御において被写体反射光の積分波形の立ち上がりが緩やかになり、被写体までの距離が近距離のときに露光制御の誤差が発生しなくなって適正露光を得ることができ、被写体までの距離が近距離のときに発光管発光時間の制御に長い時間を必要としない。
【0037】
図5は本発明の第参考形態の一部を示す。図5において、図3と同一部分には同一符号を付してある。第参考形態では、上記第参考形態において、比較回路25に判定レベルを与える回路は抵抗38,39、コンデンサ40及びスイッチ41により構成され、比較回路25の電源電圧は正の電源42及び負の電源43により印加される。抵抗38,39は負の電源43とアースとの間に直列に接続され、コンデンサ40及びスイッチ41が抵抗38に並列に接続される。
【0038】
スイッチ41は、通常は閉じており、発光トリガー部30がHレベルの発光トリガ信号を出力するときに開放される。比較回路25には、通常はコンデンサ40及び抵抗38がスイッチ41で短絡されていることにより0Vが判定レベルとして固定的に与えられる。ストロボの発光初期の発光光量の立ち上がりの速い時期を使う必要がある時(被写体までの距離が近い時)には、比較回路25の判定レベルは発光管の発光と同時にスイッチ41が開放されてコンデンサ40が充電されることにより変化する。
【0039】
これにより、発光管の発光の初期は、比較回路25の判定レベルが十分に高く、受光部24の出力信号が比較回路25の判定レベルより低くなって比較回路25の出力信号がLレベルとなることにより発光管が発光停止になる。しかし、時間が経つにつれてコンデンサ40が充電されて判定レベルが徐々に大きくなり、受光部24の出力信号が比較回路25の判定レベルより高くなって比較回路25の出力信号がHレベルとなることにより発光管が発光し、上述のように発光管が断続的に発光して積分回路32の出力信号が緩やかに上昇する。
【0040】
コンデンサ40に充電される最終的な電圧は受光部24の出力信号が発光管の発光初期の所定の時間停止しない値に設定され、その所定の時間が経過した後には受光部24の出力信号が比較回路25の判定レベルより高いままになって発光管が連続して発光する。このように、発光管の発光初期の発光が停止する判定レベルを高くし、その判定レベルを徐々に低い方向へ変化させることにより発光管の発光制御精度の得にくい発酵初期の性能を向上させることが可能となる。
【0041】
この第参考形態によれば、ストロボを構成する発光管の発光パターンの初期の発光量を低く抑え、その後に発光管の発光光量を徐々に増大させる手段(抵抗38,39、コンデンサ40及びスイッチ41)を備えたので、急激な発光管の発光光量の立ち上がりを押さえつつ、発光管の発光初期の発光光量の立ち上がりの速い時期を使う必要がある時(被写体までの距離が近い時)に被写体からの反射光の積分波形の立ち上がりが緩やかになり、露光制御の誤差が発生しなくなって適正露光を得ることができる。
【0042】
図6は本発明の第参考形態の一部を示す。図6において、図3と同一部分には同一符号を付してある。第参考形態では、上記第参考形態において、発光管の発光初期の発光光量の立ち上がりの速い時期を使う必要がある時(被写体までの距離が近い時)には、切替回路6の出力信号がLレベルになり、被写体からの反射光が受光部4の受光素子4aで受光されて受光素子4aの受光信号が受光部4の受光アンプ4bで増幅される。この受光アンプ4bの出力信号は積分回路32で積分されて比較回路31、27で各判定レベルと比較される。
【0043】
積分回路32の出力信号が適正露光レベルである比較回路31の判定レベルに達すると比較回路31の出力信号がHレベルになって発光管の発光が停止するが、比較回路27の判定レベルは比較回路31の判定レベルより僅かに低い(絶対値が僅かに小さい)レベルに設定されていることから、積分回路32の出力信号が適正露光レベルに達する直前に比較回路27の出力信号がHレベルになる。
【0044】
モノマルチバイブレータ46は、比較回路27の出力信号が入力されて該出力信号がHレベルに立ち上がる時にトリガーされ、時定数分だけ出力信号がHレベルからLレベルに反転する。このモノマルチバイブレータ46の出力信号はオア回路28を通してアンド回路29に入力され、アンド回路29から発光管駆動回路10へLレベルの発光停止信号が送られて発光管が発光停止となる。
【0045】
この発光停止から所定の時間(モノマルチバイブレータ46の出力信号がLレベルである時間)が経過すると、モノマルチバイブレータ46の出力信号がHレベルに戻ってアンド回路29から発光管駆動回路10へHレベルの発光信号が送られることにより発光管が発光を始める。積分回路32は受光アンプ4bの出力信号の積分を再開し、その直後に積分回路32の出力信号が適正露光レベルになって比較回路31の出力信号がLレベルになることによりアンド回路29から発光管駆動回路10へLレベルの発光停止信号が送られて発光管が発光停止となる。
【0046】
比較回路27の判定レベルを適正露光レベルに十分に近づけておくと、上記所定の時間が経過した後に始まる発光管の発光の初期に露光量が適正光量となって直ちに発光管の発光停止となり、露光誤差を十分に小さく押さえることが可能になる。このときの各部の信号波形は図7に示すようになり、被写体からの反射光に対する積分回路32の出力信号の波形2が比較回路27の判定レベルになると、、発光管の発光が一時休止し、受光アンプ4bの出力信号の波形1は減少し始める。それから所定時間が経過した後に再度発光管の発光が始まるが、その直後に積分回路32の出力信号の波形2が比較回路27の判定レベルになって発光間の発光が停止する。
【0047】
この第参考形態によれば、被写体までの距離が近くてストロボを用いて撮像を行う時にストロボの発光方法を通常の連続発光方法とは異なる発光方法に変えることにより、つまり、露光量が適正露光レベルに達する直前に発光管の発光を停止させることにより、発光管に発光初期から断続発光させる場合のように露光量が適正露光量に達するまでの時間が延びることがなく、被写体までの距離が近距離のとき(遠距離のときを含む)に適正露光を得ることができる。
【0048】
図8は本発明の第参考形態の一部を示す。図8において、図6と同一部分には同一符号を付してある。第参考形態では、上記第参考形態において、モノマルチバイブレータ46の代りに、ごく短いパルスを出力するモノマルチバイブレータ47、フリップフロップ48、ナンド(NAND)回路49、方形波発振器50が用いられる。
【0049】
モノマルチバイブレータ47は、比較回路27の出力信号が入力され、比較回路27の出力信号がHレベルに立ち上がった時にトリガーされてごく短いパルスを出力する。フリップフロップ48は、モノマルチバイブレータ47からのパルスによりセットされ、比較回路27の出力信号がHレベルに立ち上がったことを記憶する。フリップフロップ48の出力信号及び方形波発振器50の出力信号はナンド回路49へ出力され、ナンド回路49の出力信号がアンド回路29へ出力される。方形波発振器50は方形波を発生してナンド回路49へ出力する。
【0050】
ストロボの発光初期の発光光量の立ち上がりの速い時期を使う必要がある時(被写体までの距離が近い時)には、発光トリガー部30からHレベルの発光トリガ信号がアンド回路29へ出力されると、アンド回路29から発光管駆動回路10へHレベルの発光信号が送られて発光管が発光する。そして、比較回路27の出力信号がHレベルに反転すると、方形波発振器50からの方形波がナンド回路49を通してアンド回路29に入力され、アンド回路29から発光管駆動回路10に方形波の発光信号が送られて発光管が短い周期で断続的に発光する。これにより、積分回路32の出力信号が緩やかに上昇する。積分回路32の出力信号が適正露光レベルである比較回路31の判定レベルに達すると、比較回路31の出力信号がLレベルとなり、アンド回路29から発光管駆動回路10へLレベルの発光停止信号が送られて発光管が発光停止となる。
【0051】
この第4の参考形態によれば、ストロボを構成する発光管の初期の発光時間を被写体までの距離で必要とされる時間より少なめとし、その後に発光管を短い断続発光パターンで発光させる手段(比較回路27、ナンド回路49、方形波発振器50)を備えたので、露光量が適正露光量に達する直前に発光管を連続発光から断続発光に変化させることにより、露光量が適正露光量に達するまでの時間が延びることなく、露光制御の誤差の発生を押さえることができ、被写体までの距離が近距離のとき(遠距離のときを含む)に適正露光を得ることができる。
【0052】
次に、本発明の第参考形態について説明する。この第参考形態では、上記第参考形態乃至第参考形態において、それぞれ、被写体までの距離が近いときには、上述のように発光管の発光方法を通常の発光方法とは異なる発光方法に変え(発光管の発光パターンを断続発光パターンに変更し)、DSPにてホワイトバランス定数を通常のストロボ用ホワイトバランス定数からその変えた発光パターンに合わせて変更してストロボ用ホワイトバランス処理を通常のストロボ用ホワイトバランス処理からその変えた発光パターンに合ったホワイトバランス処理とする。
【0053】
DSPでは、ストロボを使わない撮像時には、被写体の光源の環境、または撮像されたデータからホワイトバランスを演算するが、ストロボ撮像時には、その色温度に合ったホワイトバランス定数を予め用意してホワイトバランスを演算する。ここで、ストロボの発光パターンを変えると言うことは、その変えた発光パターン専用のホワイトバランス定数を用意することが必要になり、DSPは撮像時に用いられた発光パターンに応じたホワイトバランス定数を用いて露光結果のホワイトバランス処理を行う。
【0054】
この第参考形態によれば、被写体までの距離が近い時にストロボの発光方法を通常の連続発光方法とは異なる発光方法に変え、この変えたストロボの発光方法に合わせてホワイトバランス定数を変更するので、どのような場合でも適正な撮像結果が得られる。
【0055】
次に、本発明の第参考形態について説明する。図9に示すように、カメラが被写体に十分に近づくと、被写界はストロボ光の照射範囲の周辺を使うことになる。この周辺では、ストロボは十分に光を送りきれず、その外側へ向かって徐々に暗くなる。このため、撮像された映像は、ストロボの配置されている側が明るく、ストロボから遠い側が暗い傾向になる露出ムラを持ったものになる。
【0056】
そこで、第参考形態では、上記各実施形態及び各参考形態において、それぞれ、初回のストロボを用いた撮像時には、DSPは画面のストロボに近い側が適正露光範囲の上限になるような露出条件(ストロボ撮像時間を含む)で露出制御部に露出制御を行わせる。DSPは、この撮像された映像(CCDからのデータ)から、ストロボから遠い側へ向かって露光結果を判定して適正露光の下限になる下限位置を算出する。
【0057】
そして、DSPは、その下限位置と、ストロボに近い側からの位置的な離れ具合と、ストロボに近い側が上限になるように与えられた結果的な露光量と次回のストロボを用いた撮像時の露光量との差異とから、次に与えるストロボ露光の露光時間を算出し、2回目のストロボを用いた撮像時には露出制御部に露光時間がその算出した露光時間になるように露出制御を行わせる。
【0058】
DSPは、3回目以降のストロボを用いた撮像では、それぞれ同様に、前回のストロボを用いて撮像された映像(CCDからのデータ)から、ストロボから遠い側へ向かって露光結果を判定して適正露光の下限になる下限位置を算出し、この下限位置と、ストロボに近い側からの位置的な離れ具合と、ストロボに近い側が上限になるように与えられた結果的な露光量と次回のストロボを用いた撮像時の露光量との差異とから、次に与えるストロボ露光の露光時間を算出し、今回のストロボを用いた撮像時には露出制御部に露光時間がその算出した露光時間になるように露出制御を行わせる。
【0059】
この場合、DSPは、2回目以降のストロボを用いた撮像では、露出制御部に露光時間が、前回のストロボを用いた撮像から演算したストロボによる露光時間よりも少し短めになるように露出制御を行わせることも可能である。このように露光時間を少し短めにすれば、その短めの露光の前の露光結果と次の露光の露光結果を重ね合わせるときに、オーバーラップ部分が多くなり、重ね合わせの誤差(両露光結果の差)が出にくくなる。また、同一の被写体に対する複数回の撮像結果の合成時に不自然さがより少なくなる。
【0060】
このようにして、ストロボから一番遠い側の画面の端が適正露光内になるまでストロボを用いた撮像が同一の被写体に対して繰返される。DSPは、その複数枚とられた撮像結果から適正露光内の部分を取り出して合成することによって1枚の画面のデータを構成する。このように、1回の露光結果では画面内に明暗の差が目立つような近距離での撮像(被写体までの距離が近くてストロボを用いた撮像)でも、複数枚分の撮像結果を上記手法で重ね合わせることにより、適正露光内の画面に仕上がる。
【0061】
この方法によれば、被写体が傾いていて、奥行き方向に露光ムラがある条件の撮像時にも、撮像結果から、2回目以降の露光条件を算出していることから、ストロボ光の届く範囲で露光を与えることが可能になり、周辺が暗くなることなく撮像が可能になる。さらに、被写体までの距離が測距装置などにより分かっているときには、ストロボ光による露光ムラが出る様子も予め分かるので、DSPにてその距離から所定の露光の与え方を撮像前に算出して露出制御部に実行させることにより、最短の露光繰り返しで所定回数のストロボ露光を与えることができる。
【0062】
この第参考形態によれば、被写体までの距離が近い時に露出条件を変えて複数回撮像し、これらの撮像の結果から画面内の適正な範囲の部分のみを合成して最終画像とするので、画面内が全域で適正露光となる撮像結果を得ることができる。
【0063】
【発明の効果】
以上のように請求項1に係る発明によれば、被写体までの距離が近距離のときに露光制御の誤差が発生しなくなって適正露光を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施形態の一部を示すブロック図である。
【図2】 本発明の第2の実施形態の一部を示すブロック図である。
【図3】 本発明の第参考形態の一部を示すブロック図である。
【図4】 同第参考形態を説明するための波形図である。
【図5】 本発明の第参考形態の一部を示すブロック図である。
【図6】 本発明の第参考形態の一部を示すブロック図である。
【図7】 同第参考形態を説明するための波形図である。
【図8】 本発明の第参考形態の一部を示すブロック図である。
【図9】 同第参考形態を説明するための波形図である。
【符号の説明】
1、2、17 メインコンデンサ
3 昇圧回路
4、5、18 ダイオード
6 切替回路
7、8、11、15 トランジスタ
9 発光管
10 発光管駆動回路
12、23 コイル
13、14、34〜39、44、45 抵抗
19、21、22、29、49 アンド回路
20 インバータ回路
24 受光部
25、27、31 比較回路
26、33 比較レベル設定回路
28 オア回路
30 発光トリガー部
32 積分回路
40 コンデンサ
41 スイッチ
42、43 電源
46、47 モノマルチバイブレータ
48 フリップフロップ
50 方形波発振器

Claims (3)

  1. 被写体までの距離を測る測距装置と、被写体に光を照射するストロボとを持つカメラにおいて、
    カメラの電源電圧を昇圧する昇圧回路と、
    前記昇圧回路からダイオードを介して電荷を蓄積するメインコンデンサと、
    前記メインコンデンサの一端子に接続された発光管と、
    前記発光管の他方の端子と前記メインコンデンサの他端子との間に接続された第1のスイッチ素子と、
    前記第1のスイッチ素子と並列に接続されると共に、直列に接続されたコイルと第2のスイッチ素子とを備え、
    前記測距装置により被写体が近距離であると判断したときには前記第2のスイッチ素子で発光時の電流を制御し、近距離以外の時は前記第1のスイッチ素子で発光時の電流を制御することを特徴とするカメラ。
  2. 被写体までの距離を測る測距装置と、被写体に光を照射するストロボを持つカメラにおいて、
    カメラの電源電圧を昇圧する昇圧回路と、
    前記昇圧回路から第1のダイオードを介して電荷を蓄積する第1のメインコンデンサと、
    前記昇圧回路から第2のダイオードを介して電荷を蓄積する第2のメインコンデンサと、
    前記第1のメインコンデンサの一端子が第1のスイッチ素子を介して一端子に接続されると共に、前記第2のメインコンデンサの一端子がコイルを介して該一端子に接続される発光管と、
    前記発光管の他方の端子と前記メインコンデンサの他端子との間に接続された第2のスイッチ素子とを備え、
    前記測距装置により被写体が近距離であると判断したときには前記第1のスイッチ素子を非接続状態にして前記第2のスイッチ素子で発光時の電流を制御し、前記測距装置により被写体が近距離以外であると判断した時は該第1のスイッチ素子を接続状態にして前記第2のスイッチ素子で発光時の電流を制御することを特徴とするカメラ。
  3. 前記第2のメインコンデンサは前記第1のメインコンデンサに比べて小容量であることを特徴とする請求項2に記載のカメラ。
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