JP5208838B2 - 撮像装置 - Google Patents

撮像装置

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本発明は、ストロボ等による閃光発光動作が可能なフラッシュ制御機能と、フォーカルプレーンシャッタと、ライブビュー機能とを有し、閃光発光動作をしたときのフォーカルプレーンシャッタの高速化に対応した撮像装置に関する。
撮像装置であるカメラには、フォーカルプレーンシャッタを備え、ストロボ等による閃光発光動作が可能なものがある。フォーカルプレーンシャッタは、写真フィルム又は複数の撮像素子を二次元平面上に配列して成る撮像面の直前に配置され、先幕シャッタと後幕シャッタとによりスリットを形成し、このスリットが撮像面の一端側から他端側に向かって順次走行することにより撮像面への露光を行う。
このようなフォーカルプレーンシャッタを備えたカメラでは、閃光発光して撮影できるフォーカルプレーンシャッタのシャッタ速度に制限がある。この原因は、フォーカルプレーンシャッタの構成上、先幕シャッタと後幕シャッタとの両方が共に全開となる状態が最低でもフラッシュ発光時間分存在する必要があるためである。このようにフラッシュ発光期間中にフォーカルプレーンシャッタが全開となり、被写体からの光がカメラの撮像面に均一に照射されるという条件を満足するシャッタ速度の限界を一般に同調速と称する。シャッタ速度の同調速は、例えば特許文献1に開示されている。
一方、ライブビュー機能を持ったデジタル一眼レフカメラが開発されている。ライブビュー機能は、光学ファインダを使用せず、光学ファインダの代わりに撮像素子を用いて連続的に撮影し、この撮像素子の撮像により取得される画像データを電子ファインダやその他の表示素子で表示出力する。ライブビュー機能は、撮影画角内の任意の領域を切り出して表示及び撮影し、切り出した領域の画像データを用いて高精度なオートフォーカス(AF)や切り出し撮影等の機能に用いられている。ライブビュー機能は、例えば特許文献2に開示されている。
特開2006−86586号公報 特開2008−160744号公報
しかしながら、フォーカルプレーンシャッタを有するデジタル一眼レフレックスカメラでは、ストロボ等による閃光を発光しての撮影がフォーカルプレーンシャッタのシャッタ速度を同調速よりも高速側に設定して撮影できないという問題がある。すなわち、フォーカルプレーンシャッタは、先幕シャッタと後幕シャッタとにより形成されるスリットを撮像面の一端側から他端側、例えば撮像面の上側から下側に向かって順次走行するので、シャッタ速度を高速化すると、先幕シャッタと後幕シャッタとの走行間隔が短くなりフォーカルプレーンシャッタが全開とならないため、撮像面上にストロボ等による閃光が照射されない領域が生じるためである。このため、閃光発光撮影を行う際、同調速を確保するためにカメラの設定を変更しなければならないという使い勝手の悪さや、シャッターチャンスを逃してしまう等の問題が発生する。
本発明は、ライブビュー機能を有し、フォーカルプレーンシャッタの同調速よりも高速な同調速で閃光発光撮影を可能とする撮像装置を提供することを目的とする。
本発明の主要な局面に係る撮像装置は、シャッタ速度である所定の同調速を有するフォーカルプレーンシャッタと、被写体をフォーカルプレーンシャッタを介して撮像して画像データを得る撮像面を有する撮像手段と、被写体を照明する閃光を発光する閃光発光手段と、撮像手段によって得られた画像データをライブビュー画像として表示する表示手段と、閃光発光手段を発光動作させて撮像手段により被写体を撮像する際に必要とされるフォーカルプレーンシャッタの同調速を算出し設定する同調速設定手段と同調速設定手段により設定された設定同調速がフォーカルプレーンシャッタの同調速よりも高速の場合、撮像面のうち閃光発光が照射されると判定される撮像領域のみから画像データを切り出し撮像領域から切り出した画像データをライブビュー画像として表示させる制御手段とを具備する
本発明によれば、ライブビュー機能を有し、フォーカルプレーンシャッタの同調速よりも高速な同調速で閃光発光撮影を可能とする撮像装置を提供できる。
以下、本発明の一実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は撮像装置の構成図を示す。ボディユニット1には、レンズユニット2が着脱可能に取り付けられている。このレンズユニット2は、撮影レンズ3と、絞り4とを備える。
ボディユニット1には、フォーカルプレーンシャッタ10と、撮像素子11とが設けられている。フォーカルプレーンシャッタ10と撮像素子11とは、撮影レンズ3と絞り4と同一光路上に設けられている。フォーカルプレーンシャッタ10は、撮像素子11の撮像面の直前に配置され、先幕シャッタと後幕シャッタとによりスリットを形成し、このスリットを撮像面の一端側から他端側、例えば本装置を正立したときの撮像面上の上側から下側に向かって順次走行することにより撮像素子11の撮像面への露光を行う。
撮像素子11は、レンズユニット2によって結像された被写体の光像Pを光電変換して画像信号を出力する。この撮像素子11は、例えばCCDにより形成される。
撮像素子11の出力端子には、A/D変換器12を介してメモリ13と、画像処理部14とが接続されている。撮像素子11から出力された画像信号は、A/D変換器12によりデジタル画像データに変換され、メモリ13に書き込まれる。
ボディユニット1には、システム制御部15が備えられている。このシステム制御部15は、CPU、内部メモリ等を搭載して成る。このシステム制御部15には、撮像制御部16と、シャッタ制御部17と、絞り制御部18と、レンズ制御部19と、露出制御部20と、AF制御部21と、ストロボ制御部22と、不発揮性メモリ23と、外部メモリ24と、表示部25と、操作部26と、電源制御部27とが接続されている。
又、ボディユニット1には、被写体を照明する閃光であるフラッシュ光を発光する閃光発光手段としてのストロボを発光動作させるストロボ発光部28と、ストロボを発光させるためのエネルギーをコンデンサに充電するストロボ充電部29とが設けられている。
画像処理部14は、A/D変換器12より出力されるデジタル画像データ、又はメモリ13に書き込まれたデジタル画像データに対してデジタル的増幅(デジタルゲイン調整処理)、色補正、ガンマ(γ)補正、コントラスト補正、ライブビュー表示用の画像生成等の各種の画像処理を行う。画像処理部14は、操作部26に有するレリーズが全押し操作されたときの例えば単写時又は連写時に取得されたデジタル画像データに対してデジタルゲイン調整処理、色補正、γ補正、コントラスト補正等の各種の画像処理を行って1枚の画像データ又は複数の連写画像データを取得する。画像処理部14は、メモリ13に書き込まれたデジタル画像データに対して表示部25、例えば液晶ディスプレイを有する表示部25に例えばライブビュー表示のための画素間引き処理や、拡大表示のための切り出し処理等の画像処理を行う。
撮像制御部16は、撮像素子11を動作制御し、レンズユニット2によって結像された被写体の光像Pの光電変換を行わせて画像信号を出力させる。
シャッタ制御部17は、フォーカルプレーンシャッタ10を動作制御し、フォーカルプレーンシャッタ10における先幕シャッタと後幕シャッタとを例えば本装置を正立したときの撮像面上の上側から下側に向かって走行制御する。
絞り制御部18は、絞り4の開口量を調整する。
レンズ制御部19は、撮影レンズ3の位置を光軸方向に移動制御する。
露出制御部(AE制御部)20には、測光部30が接続されている。この測光部30は、主要被写体を含む被写体の輝度を測光する。露出制御部20は、測光部30により測光された主要被写体を含む撮影対象の輝度に基づいて撮影時の撮像素子11の撮像面に対する露光量を自動的に調節する。すなわち、露出制御部20は、測光部30により測光された輝度に基づいて被写体に対する露出量を算出し、この露出量が適正な露出量になるようにフォーカルプレーンシャッタ10のシャッタ速度や、絞り4の絞り値、撮像素子11に設定する感度等の露出条件を決定する。
又、露出制御部20は、ライブビュー画像表示のときに、撮像素子11から出力されてA/D変換器12よりA/D変換されたデジタル画像データを読み出し、このデジタル画像データから被写体の輝度を算出し、ライブビュー画像表示用の画像が適正な露出量になるように撮像素子11の電子シャッタ速度や感度、絞り4の絞り値等の露出条件を決定し制御する。
AF制御部21には、測距部31が接続されている。この測距部31は、被写体に含む主要被写体までの距離を測距する。AF制御部21は、測距部31により測距された被写体に含む主要被写体までの距離に基づいて撮影時のフォーカスを自動的に調節する。
又、ライブビュー画像表示のときのAF動作は、以下のように行う。AF制御部21は、ライブビュー画像表示中に取得される画像データ、すなわち画像処理部14から出力されるデジタル画像データから求められる焦点評価値に基づいてフォーカス位置を決定する。
ストロボ制御部22は、ストロボ発光部28を発光動作させるもので、ストロボ発光部28の発光時間を制御する。なお、ストロボ発光部28の発光時間、発光タイミング、発光量は、ストロボ制御部22を介してシステム制御部15により制御される。
表示部25は、液晶ディスプレイ(LCD)から成るもので、例えばライブビュー画像を表示する。
操作部26は、本カメラの撮影モードを切り替えるための切り替えスイッチや、レリーズボタンの操作によって動作するレリーズスイッチ、電源スイッチなどを有する。レリーズスイッチは、一般的な2段階スイッチである。すなわち、レリーズボタンの半押しで第1のレリーズスイッチがオンし、これにより、焦点検出や測光が行われ、撮影レンズ3が移動されて合焦状態になる。更に、レリーズボタンの全押しで第2のレリーズスイッチがオンし、フォーカルプレーンシャッタ10が駆動して撮像素子11への露光が行われる。
電源制御部27は、装填された電源回路32の電圧の平滑化や昇圧等を行い、かつシステム制御部15への電力供給を行う。
ボディユニット1には、外部フラッシュ接続部33を介して外部ストロボユニット40が着脱可能に取り付けられている。この外部ストロボユニット40には、ストロボ制御部41が備えられている。このストロボ制御部41は、CPU、内部メモリ等を搭載して成る。このストロボ制御部41には、ストロボ発光部42と、ストロボ充電部43と、不発揮性メモリ44と、電源制御部45と、カメラ接続部46とが接続されている。
ストロボ発光部42は、被写体を照明するフラッシュ光を発光する。
ストロボ充電部43は、ストロボ発光部42に対してフラッシュ光を発光するための充電を行う。
電源制御部45には、充電池等の電源回路47が接続されている。この電源制御部45は、電源回路47の電力をストロボ制御部41の制御によってストロボ充電部43に供給する。
カメラ接続部46は、ボディユニット1の外部フラッシュ接続部33に対して機械的に取り付け、取り外し可能で、かつ電気的に接続、切り離し可能である。これらカメラ接続部46と外部フラッシュ接続部33とを通してボディユニット1のシステム制御部15と外部ストロボユニット40のストロボ制御部41との間でデータ通信可能である。
かかる本装置において、フォーカルプレーンシャッタ10は、上記の如く一般的に、先幕シャッタと後幕シャッタとによりスリットを形成し、このスリットを撮像素子11の撮像面の一端側から他端側、例えば本装置を正立したときの撮像面上の上側から下側に向かって順次走行する(縦走りシャッタ)。このため、フォーカルプレーンシャッタ10は、撮像素子11の撮像面の上側と下側とにおいて露光期間が時間的にずれる。これにより、ストロボ発光部42から発光される瞬間光であるフラッシュ光は、撮像素子11の撮像面が先幕シャッタ又は後幕シャッタに隠れていない状態であれば、撮像素子11の撮像面の全てに照射される。このときのフォーカルプレーンシャッタ10のシャッタ速度を同調速と定義する。
図2はフォーカルプレーンシャッタ10の先幕シャッタS1と後幕シャッタS2との走行及び撮像素子11の撮像面11a上におけるフラッシュ光の照射される領域Qを示す。同図において上側がフォーカルプレーンシャッタ10の先幕シャッタS1と後幕シャッタS2との走行前の状態を示し、下側が先幕シャッタS1と後幕シャッタS2との走行後の状態を示す。又、横軸は時間を示す。
同図はフォーカルプレーンシャッタ10のシャッタ速度が同調秒時(同調速)よりも低速の場合を示し、先幕シャッタS1が上側から下側に走行して閉状態から開状態になった後、シャッタ全開期間を経て、後幕シャッタS2が上側から下側に走行して開状態から閉状態になる。
このようにフォーカルプレーンシャッタ10のシャッタ速度が同調秒時(同調速)よりも低速であれば、先幕シャッタS1が下側に走行して開状態になった直後に、ストロボ発光部42からフラッシュ光Fが発光される。これにより、フォーカルプレーンシャッタ10のシャッタ全開期間の開始時にフラッシュ光Fが発光されるので、撮像素子11の撮像面11aには、その撮像面11aの全面にフラッシュ光Fが照射される。フラッシュ光の照射される領域Qは、撮像面11aの全面である。
一方、シャッタ制御部17により設定されたフォーカルプレーンシャッタ10のシャッタ速度が当該フォーカルプレーンシャッタ10の同調秒時(同調速)よりも高速の場合、撮像素子11の撮像面のうちの一部にのみフラッシュ光Fが照射される状況になる。次に、かかる撮像素子11の撮像面のうちの一部にのみフラッシュ光Fが照射される状況について説明する。
図3はフォーカルプレーンシャッタ10のシャッタ速度が当該フォーカルプレーンシャッタ10の同調秒時(同調速)よりも高速な場合のフォーカルプレーンシャッタ10の先幕シャッタS1と後幕シャッタS2との走行及び撮像素子11の撮像面11a上におけるフラッシュ光の照射される領域Qを示す。
このようにフォーカルプレーンシャッタ10のシャッタ速度が同調秒時(同調速)よりも高速であれば、先幕シャッタS1が下側に走行して開状態になる前に後幕シャッタS2が下側に走行を開始する。そして、先幕シャッタS1が開状態になった直後に、ストロボ発光部42からフラッシュ光Fが発光される。このとき、後幕シャッタS2は、下側に向かって走行の途中であり、全開状態になっていない。従って、撮像素子11の撮像面11aの上側は、後幕シャッタS2により遮光され、フラッシュ光Fが照射されない領域Gとなる。撮像素子11の撮像面11aの下側は、フラッシュ光Fが照射される。このフラッシュ光の照射される領域Qは、先幕シャッタS1が開状態になった瞬間の後幕シャッタS2の下側への走行位置により決まる。
次に、本発明に係る制御について説明する。
概要としては、同調速設定が当該フォーカルプレーンシャッタ10の同調速よりも高速の場合、撮像素子11の撮像面11aのうちフラッシュ光が照射されない撮像領域Gを除き、フラッシュ光が照射される撮像領域Qを記録領域とし、当該記録領域から取得される画像データを例えばメモリ13に記録する制御を行う。
図4はフォーカルプレーンシャッタ10のシャッタ速度が同調秒時(同調速)よりも高速な場合における露光時間A(Expose_Time)、先幕シャッタS1の走行時間B(X_Tim_Time)、後幕シャッタS2の走行時間C(2nd_Time)、後幕シャッタS2の走行開始から先幕シャッタS1の全開するまでの時間までの差分時間E(X_Tim_Sub)を示す。
後幕シャッタS2の走行開始から先幕シャッタS1の全開するまでの時間までの差分時間E(X_Tim_Sub)は、次式(1)により表される。
差分時間E(X_Tim_Sub)=先幕シャッタS1の走行時間B(X_Tim_Time)
−露光時間A(Expose_Time)…(1)
しかるに、後幕シャッタS2が差分時間E(X_Tim_Sub)分下側に向かって走行した後に、ストロボ発光部42又はストロボ発光部28からフラッシュ光Fが発光される。
撮像素子11の撮像面11aへのフラッシュ光Fは、撮像面11aにおける記録領域の縦方向において次式(2)に対応する領域Gにフラッシュ光が照射されない。
差分時間E(X_Tim_Sub)/後幕シャッタS2の走行時間C(2nd_Time)…(2)
かかるフォーカルプレーンシャッタ10を用いた本装置は、当該フォーカルプレーンシャッタ10の同調速よりも高速なシャッタ速度であってもフラッシュ光を発光しての撮影を可能とするために次の構成を有する。
上記撮像制御部16は、同調速設定が当該フォーカルプレーンシャッタ10の同調速よりも高速の場合、撮像素子11の撮像面11aのうちフラッシュ光が照射されない撮像領域Gを除き、フラッシュ光が照射される撮像領域Qを記録領域とし、当該記録領域から取得される画像データを例えばメモリ13に記録する。
上記画像処理部14は、図4に示すように撮像制御部16から撮像素子11の撮像面11aのうちフラッシュ光が照射されると判定される撮像領域Qのみから実記録サイズRに切り出された画像データを受け取り、この切り出された実記録サイズRの画像データを例えばライブビュー表示のための画素間引き処理や、拡大表示のための切り出し処理等の画像処理を行い、液晶ディスプレイを有する表示部25にライブビュー表示する。
上記シャッタ制御部17は、ストロボ発光部28又はストロボ発光部42を発光動作させて撮像素子11により被写体を撮像する際の同調速を設定する同調速設定手段としての機能を有する。
上記システム制御部15は、撮像により取得した画像データの記録サイズを通知する通知部50を有する。この通知部50は、ライブビュー表示を行い、かつ同調速設定が当該フォーカルプレーンシャッタ10の同調速よりも高速の場合、撮像制御部16によって撮像素子11の撮像面11aのうちフラッシュ光が照射されない撮像領域Gを除き、フラッシュ光が照射される撮像領域Qに関連する大きさに記録サイズを変更すると、この記録サイズの変更の旨を例えば液晶ディスプレイを有する表示部25に表示する。
上記システム制御部15は、記録サイズを自動的に変更するモードと、記録サイズをユーザにより変更するモードとを有する。ユーザによる記録サイズの変更は、例えば操作部26に対する操作によって行う。
具体的に、上記システム制御部15は、上記式(2)に示す後幕シャッタS2の走行開始から先幕シャッタS1が全開するまでの差分時間E(X_Tim_Sub)を算出する領域算出部51を有する。この領域算出部51は、上記式(2)に従って撮像素子11の撮像面11aにおける先幕シャッタS1と後幕シャッタS2との走行開始側(上側)のフラッシュ光が照射されない撮像領域Gを求める。
すなわち、先ず、領域算出部51は、上記式(2)に従って後幕シャッタS2の走行開始から先幕シャッタS1の全開する時間までの差分時間E(X_Tim_Sub)を求める。次に、領域算出部51は、上記式(3)に従って差分時間E(X_Tim_Sub)を後幕シャッタS2の走行時間C(2nd_Time)で除算して領域Gにフラッシュ光が照射されない時間を求める。領域算出部51は、フラッシュ光が照射されない時間に基づいてフラッシュ光が照射されない撮像領域Gを求める。
上記撮像制御部16は、フラッシュ光が照射される撮像領域Qの記録サイズよりも小さく実記録サイズを設定する。例えば実記録サイズRは、図4に示すようにフラッシュ光が照射される撮像領域Qのサイズよりも小さいサイズRに設定される。具体的に撮像制御部16は、図4に示すように切り出された領域の縦方向を、通常の記録領域のうちの次式(4)に示す分だけ下側から小さい画像サイズに設定する。
差分時間E(X_Tim_Sub)/後幕シャッタS2の走行時間C(2nd_Time)×撮像素子11の撮像面11aの領域全体の縦サイズ
…(3)
上記撮像制御部16は、同調速が当該フォーカルプレーンシャッタ10の同調秒時(同調速)よりも高速の場合、撮像素子11の撮像面のうちフラッシュ光Fが照射されると判定される撮像領域のみから画像データを切り出す。
上記システム制御部15は、記録サイズを自動的に変更するモードと、記録サイズをユーザにより変更するモードとを有する。ユーザによる記録サイズの変更は、例えば操作部26に対する操作によって行う。記録サイズを自動的に変更するモードでは、ライブビュー表示を行い、かつフォーカルプレーンシャッタ10のシャッタ速度が当該フォーカルプレーンシャッタ10の同調秒時(同調速)よりも高速な場合、例えば図4に示すように撮像素子11の撮像面11a上におけるフラッシュ光の照射される領域Qが狭くなると、当該フラッシュ光の照射される領域Qの大きさに応じて実記録サイズRを自動的に小さく変更する。なお、実記録サイズRは、予めフラッシュ光の照射される領域Qの大きさに応じて設定しておいてもよい。このとき、通知部50は、実記録サイズRが変更になった旨を例えば液晶ディスプレイを有する表示部25に表示する。
一方、先幕シャッタS1の走行時間B(X_Tim_Time)の最終時における先幕全開タイミングから実際にフラッシュ発光Fをするまでの時間には、図6に示すように遅延時間H(Flash_Delay_Time)がある。特に、外部ストロボユニット40を用いて当該ユニット40のストロボ発光部42からフラッシュ発光Fをするまでの遅延時間Hは長くなり、各種の外部ストロボユニット40に応じて異なる。
本装置は、ストロボ発光部42からフラッシュ発光Fが発光されるまでの遅延時間H(Flash_Delay_Time)を例えば不揮発メモリ44等に記憶している。
システム制御部15は、ストロボ制御部41と通信を行って、不揮発メモリ44に記憶された上記遅延時間Hを取得する。又、システム制御部15は、ストロボ発光部28からフラッシュ発光Fが発光されるまでの遅延時間H´(Flash_Delay_Time)を不揮発メモリ23等に記憶し、かつ読み出して使用する。
上記撮像制御部16は、ストロボ発光部41又はストロボ発光部28のいずれと使用するか、又は併用するかに応じて、遅延時間H又はH´又はHとH´の平均処理や発光量による重み付け等の計算により算出したH″を適宜選択して以下の計算を行う。
撮像制御部16は、上記式(2)に示す後幕シャッタS2の走行開始から先幕シャッタS1が全開となるまでの差分時間E(X_Tim_Sub)に遅延時間H(Flash_Delay_Time)を加算する。しかるに、撮像制御部16は、後幕シャッタS2の走行開始から先幕シャッタS1が全開となるまでの補正差分時間E(X_Tim_Sub)を次式(5)により算出する。
補正差分時間E(X_Tim_Sub)=差分時間E(X_Tim_Sub)+遅延時間H(Flash_Delay_Time)
…(4)
なお、上記式(4)に示す後幕シャッタS2の走行開始から先幕シャッタS1が全開となるまでの差分時間E(X_Tim_Sub)は、本装置の製造段階(カメラ製造段階)において予め測定し、例えば不揮発メモリ23等に固定値として記憶しておいてもよい。
次に、上記の如く構成された装置のフラッシュ発光撮影動作について図5に示すフラッシュ発光撮影動作フローチャートに従って説明する。
システム制御部15は、ステップ#1において、操作部26の電源スイッチが操作され、電源オンの状態になったか否かを判断する。この判断の結果、電源オンの状態になると、システム制御部15は、ステップ#2に移り、ライブビュー表示がオン(ON)又はオフ(OFF)であるのかを判断する。この判断の結果、ライブビュー表示がオン(ON)であれば、システム制御部15は、ステップ#3に移り、ライブビュー表示の処理を行う。
すなわち、撮像素子11は、レンズユニット2によって結像された被写体の光像Pを光電変換して画像信号を出力する。この撮像素子11から出力される画像信号は、A/D変換回路12によってデジタル画像データに変換されて画像処理回路14に送られると共に、メモリ13に一時保存される。
この画像処理回路14は、A/D変換回路12からの画像データを入力し、この画像データに対してデジタル的増幅(デジタルゲイン調整処理)と、色補正と、ガンマ(γ)補正と、コントラスト補正等の各種の画像処理を行い、かつ液晶ディスプレイを有する表示部25にライブビュー表示のための画素間引き処理や、拡大表示のための切り出し処理等の画像処理を行い、ライブビュー用の画像データを表示部25に表示するためのビデオ信号に変換し、表示部25に送る。これにより、表示部25は、ライブビュー用の画像データを液晶ディスプレイに表示する。
次に、システム制御部15は、ステップ#4において、同調速設定が当該フォーカルプレーンシャッタ10の同調秒時(同調速)よりも高速又は低速であるか否かを判断する。すなわち、露出制御部20は、メモリ13に保存されたデジタル画像データを読み出し、このデジタル画像データから被写体の輝度を算出し、例えばライブビュー画像表示用の露出制御値になるように撮像素子11に設定する電子シャッタ速度や感度、絞り4の絞り値データ等の露出条件を決定する。又、露出制御部20は、フォーカルプレーンシャッタ10のシャッタ速度も算出する。システム制御部15は、露出制御部20により求められたフォーカルプレーンシャッタ10のシャッタ速度を受け取り、このフォーカルプレーンシャッタ10のシャッタ速度である同調速設定が当該フォーカルプレーンシャッタ10の同調秒時(同調速)よりも高速又は低速であるか否かを判断する。
この判断の結果、同調速設定が当該フォーカルプレーンシャッタ10の同調秒時(同調速)よりも高速であれば、撮像制御部16は、ステップ#5に移り、図4に示すような撮像素子11の撮像面11aにおけるフラッシュ光の照射される領域Qを演算して求める。
なお、先幕シャッタS1の走行時間B(X_Tim_Time)の最終時における先幕全開タイミングから実際にフラッシュ発光Fをするまでの時間には、図6に示すように遅延時間H(Flash_Delay_Time)があるので、前述のように撮像制御部16は、上記式(1)に示す後幕シャッタS2の走行開始から先幕シャッタS1が走行時間までの差分時間E(X_Tim_Sub)に遅延時間H(Flash_Delay_Time)を加算する。
次に、システム制御部15は、ステップ#6において、記録サイズを変更するモードが自動的であれば、例えば図4に示すように撮像素子11の撮像面11a上におけるフラッシュ光の照射される領域Qが狭くなると、当該フラッシュ光の照射される領域Qの大きさに応じて実記録サイズRを自動的に小さく変更する。
このとき、通知部50は、撮像素子11の撮像面11aのうちフラッシュ光が照射されない撮像領域Gを除き、フラッシュ光が照射される撮像領域Qに関連する大きさに実記録サイズRを変更すると、この実記録サイズRの変更の旨を表示部25に表示する。
次に、システム制御部15は、ステップ#7において、撮像素子11の撮像面11aのうちフラッシュ光が照射される撮像領域Q内の実記録サイズRからの画像信号に基づいてライブビュー表示の処理を行う。すなわち、撮像素子11は、レンズユニット2によって結像された被写体の光像Pを撮像面11aのうちフラッシュ光が照射される撮像領域Qにおいて光電変換した画像信号を出力する。この撮像素子11から出力される画像信号は、A/D変換回路12によってデジタル画像データに変換されて画像処理回路14に送られると共に、メモリ13に一時保存される。
画像処理回路14は、A/D変換回路12からの画像データを入力し、この画像データに対してデジタル的増幅(デジタルゲイン調整処理)と、色補正と、ガンマ(γ)補正と、コントラスト補正等の各種の画像処理を行い、かつ液晶ディスプレイを有する表示部25にライブビュー表示のための画素間引き処理や、拡大表示のための切り出し処理等の画像処理を行い、ライブビュー用の画像データを表示部25に表示するためのビデオ信号に変換し、表示部25に送る。これにより、表示部25は、実記録サイズR内のライブビュー用の画像データを液晶ディスプレイに表示する。
次に、システム制御部15は、ステップ#8において、ライブビュー用の画像データが表示部25に表示されている状態に、レリーズスイッチが例えば半押し(1stレリーズ)されたか否かを判断する。この判断の結果、レリーズスイッチが例えば半押しされると、システム制御部15は、ステップ#9に移り、露出制御部20に指示を発して露出制御(AE)を行うと共に、AF制御部21に指示を発して自動フォーカス(AF)を行う。
これにより、露出制御部20は、メモリ13に保存された実記録サイズR内のライブビュー用の画像データを読み出し、このデジタル画像データから被写体の輝度を算出し、例えばライブビュー画像表示用の露出制御値になるように撮像素子11に設定するフォーカルプレーンシャッタ10のシャッタ速度や、絞り4の絞り値データ、感度等の露出条件を決定する。
AF制御部21は、ライブビュー画像表示中に取得される画像データである画像処理部14の出力するデジタル画像データより求められる焦点評価値に基づいてフォーカス位置を決定する。
次に、システム制御部15は、ステップ#10において、実記録サイズR内のライブビュー用の画像データが表示部25に表示されている状態に、レリーズスイッチが例えば全押し(2stレリーズ)されたか否かを判断する。
この判断の結果、レリーズスイッチが例えば全押しされると、システム制御部15は、ステップ#11に移り、ストロボ発光部42から発光するフラッシュ光の調光を行うためにストロボ制御部22に指令を発して予め設定された期間だけストロボ発光部42又はストロボ発光部28からフラッシュ光を発光させる、いわゆるプリ発光を行う。撮像素子11は、プリ発光に同期して被写体の光像Pを光電変換して画像信号を出力し、A/D変換回路12によってデジタル画像データに変換されて画像処理回路14に送られると共に、メモリ13に一時保存される。
これにより、露出制御部20は、プリ発光時にメモリ13に保存されたデジタル画像データを読み出し、このデジタル画像データから被写体の輝度を算出する。ストロボ制御部22は、露出制御部20により算出された被写体の輝度に基づいてストロボ発光部42又はストロボ発光部28からの本発光用のフラッシュ光の発光期間を決定する。なお、高輝度等の条件下にありフラッシュを使用しない場合は本処理を実行しない。
次に、システム制御部15は、ステップ#12において、上記露出制御部20により決定された露出条件により本撮影を行う。この本撮影において、フォーカルプレーンシャッタ10は、先幕シャッタと後幕シャッタとによりスリットを形成し、このスリットを撮像素子11の撮像面11aの一端側から他端側、例えば本装置を正立したときの撮像面11a上の上側から下側に向かって順次走行させ、撮像素子11の撮像面11aへの露光を行う。そして、フラッシュを使用する場合は、先幕全開タイミングに応じてストロボ発光部42又はストロボ発光部28により本発光を行う。その際の本発光量は、ステップ#11のプリ発光により取得した撮像データより算出した発光量である。
次に、撮像素子11は、レンズユニット2によって結像された被写体の光像Pを光電変換して画像信号を出力する。この撮像素子11から出力される画像信号は、A/D変換回路12によってデジタル画像データに変換されて画像処理回路14に送られると共に、メモリ13に一時保存される。
次に、画像処理回路14は、ステップ#13において、A/D変換回路12からの画像データを入力し、この画像データに対してデジタル的増幅(デジタルゲイン調整処理)と、色補正と、ガンマ(γ)補正と、コントラスト補正等の各種の画像処理を行う。
次に、画像処理回路14は、ステップ#14において、表示部25に表示するための表示用画像データを生成すると共に、この表示用画像データよりもデータ量の多い本画像データを生成する。これら表示用画像データと本画像データとは、システム制御部15の指令によって例えば外部メモリ24等に記憶される。又、表示用画像データは、表示部25に送られることにより、当該表示部25に表示される。
この時、同調速設定が当該フォーカルプレーンシャッタ10の同調速よりも高速で、かつフラッシュ光を発光して撮影をする際には、撮像素子11の撮像面11aのうちフラッシュ光が照射される撮像領域Qを記録領域とし、当該記録領域Qから取得される画像データを切り出して外部メモリ24等に記録する。そして、切り出された例えば実記録サイズRの画像データを画素間引き処理や、拡大表示のための切り出し処理等の画像処理を行い、撮影した画像として表示部25に表示する。
このように上記一実施の形態によれば、同調速設定が当該フォーカルプレーンシャッタ10の同調速よりも高速で、かつストロボ発光部28によりフラッシュ光を発光して撮影をする際、撮像素子11の撮像面11aのうちフラッシュ光が照射されない撮像領域Gを除き、フラッシュ光が照射される撮像領域Qを記録領域とし、当該記録領域Qから取得される画像データを切り出す。そして、切り出された例えば実記録サイズRの画像データを例えばライブビュー表示のための画素間引き処理や、拡大表示のための切り出し処理等の画像処理を行い、液晶ディスプレイを有する表示部25にライブビュー表示する。
これにより、同調速設定が当該フォーカルプレーンシャッタ10の同調速よりも高速の場合、撮像素子11の撮像面11a上にフラッシュ光が照射されない領域が生じたとしても、フラッシュ光が照射されない撮像領域Gを除き、フラッシュ光が照射される撮像領域Qを記録領域としてライブビューの表示、フラッシュ光を発光しての本撮影ができる。従って、フラッシュ光を発光して撮影を行う際に、同調速を確保するために本装置の設定を変更しなければならないという使い勝手の悪さや、シャッターチャンスを逃してしまう等の問題が生じない。
フラッシュ光が照射される撮像領域Qに関連する大きさに実記録サイズRを変更すると、この実記録サイズRの変更の旨を例えば液晶ディスプレイを有する表示部25に表示するので、実記録サイズRが自動的に変更されたことを認識することができる。従って、実記録サイズRに変更されたことを認識せずに本撮影を行うことができる。
又、先幕シャッタS1の走行時間B(X_Tim_Time)の最終時における先幕全開タイミングから実際にフラッシュ発光Fをするまでの時間には、図6に示すように遅延時間H(Flash_Delay_Time)があるので、撮像制御部16は、上記式(1)に示す後幕シャッタS2の走行開始から先幕シャッタS1が全開となるまでの差分時間E(X_Tim_Sub)に遅延時間H(Flash_Delay_Time)を加算するので、先幕全開タイミングから実際にフラッシュ発光Fをするまでに遅延時間H(Flash_Delay_Time)があっても、この遅延時間H(Flash_Delay_Time)の影響を受けずにフラッシュ光が照射されない撮像領域Gを求めることができる。
なお、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
例えば、フォーカルプレーンシャッタ10の先幕シャッタS1と後幕シャッタS2の走行時間は、メカニカルの部材により構成されているので、経年変化や使用頻度等のライフ性による劣化が想定される。このような劣化の影響を無くすために本装置に経年変化や使用頻度等のライフ性により生じる先幕シャッタS1と後幕シャッタS2との走行時間等の変化を無くすための差分時間の再設定調整メニュを付加してもよい。
本撮影モードで撮影を実施し、本装置内での画像解析により撮影領域の下側にフラッシュ光が照射されているか否かを輝度により判定し、フラッシュ光が照射されていない部分があれば、当該領域分の時間を差分時間E(X_Tim_Sub)に加算し、切り出し領域の設定を再算出してもよい。
本発明に係る撮像装置の一実施の形態を示す構成図。 同装置におけるフォーカルプレーンシャッタのシャッタ速度が当該フォーカルプレーンシャッタ10の同調秒時よりも低速な場合の先幕シャッタと後幕シャッタとの走行及び撮像素子の撮像面上におけるフラッシュ光の照射される領域を示す図。 同装置におけるフォーカルプレーンシャッタのシャッタ速度が同調秒時よりも高速な場合の先幕シャッタと後幕シャッタとの走行及び撮像素子の撮像面上におけるフラッシュ光の照射される領域を示す図。 同装置におけるフォーカルプレーンシャッタのシャッタ速度が同調秒時よりも高速な場合における切り出す記録領域を示す図。 同装置におけるフラッシュ発光撮影動作フローチャート。 同装置におけるフラッシュ発光の遅延時間を考慮した場合における切り出す記録領域を示す図。
S1:先幕シャッタ、S2:後幕シャッタ、1:ボディユニット、2:レンズユニット、3:撮影レンズ、4:絞り、10:フォーカルプレーンシャッタ、11:撮像素子、12:A/D変換器、13:メモリ、14:画像処理部、15:システム制御部、16:撮像制御部、17:シャッタ制御部、18:絞り制御部、19:レンズ制御部、20:露出制御部、21:AF制御部、22:ストロボ制御部、23:不発揮性メモリ、24:外部メモリ、25:表示部、26:操作部、27:電源制御部、28:ストロボ発光部、29:ストロボ充電部、30:測光部、31:測距部、32:電源回路、33:外部フラッシュ接続部、40:外部ストロボユニット、41:ストロボ制御部、42:ストロボ発光部、43:ストロボ充電部、44:不発揮性メモリ、45:電源制御部、46:カメラ接続部、11a:撮像素子の撮像面、50:通知部、51:領域算出部。

Claims (6)

  1. シャッタ速度である所定の同調速を有するフォーカルプレーンシャッタと、
    被写体を前記フォーカルプレーンシャッタを介して撮像して画像データを得る撮像面を有する撮像手段と、
    前記被写体を照明する閃光を発光する閃光発光手段と、
    前記撮像手段によって得られた前記画像データをライブビュー画像として表示する表示手段と、
    前記閃光発光手段を発光動作させて前記撮像手段により前記被写体を撮像する際に必要とされる前記フォーカルプレーンシャッタの前記同調速を算出し設定する同調速設定手段と
    記同調速設定手段により設定された前記設定同調速が前記フォーカルプレーンシャッタの同調速よりも高速の場合、前記撮像面のうち前記閃光発光が照射されると判定される撮像領域のみから画像データを切り出し、前記撮像領域から切り出した前記画像データをライブビュー画像として表示させる制御手段と、
    を具備することを特徴とする撮像装置。
  2. 前記画像データを記録するメモリ部を有し、
    前記制御手段は、前記シャッタ速度である設定同調速が前記フォーカルプレーンシャッタの同調速よりも高速の場合、記撮像面のうち前記閃光発光が照射されない撮像領域を除き、前記閃光発光が照射される前記撮像領域を記録領域とし、前記閃光発光手段を発光動作させて前記撮像手段による撮像動作を行わせ、当該記録領域から取得される前記画像データを前記メモリ部に記録する、
    ことを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  3. 前記制御手段は、前記閃光発光が照射される前記撮像領域のサイズよりも前記メモリ部への記録サイズを小さく設定することを特徴とする請求項記載の撮像装置。
  4. 前記フォーカルプレーンシャッタは、先幕シャッタと後幕シャッタとが同一方向に走行する構成であり、
    前記制御手段は、前記後幕シャッタの走行開始から前記先幕シャッタが全開するまでの差分時間を求め、この差分時間を前記後幕シャッタの走行時間で除算して取得される数値に対応する前記撮像面の領域を前記閃光発光が照射されない前記撮像領域と判定する、
    ことを特徴とする請求項記載の撮像装置。
  5. 前記先幕シャッタの全開タイミングから前記閃光発光手段により前記閃光を発光するまでの遅延時間を記憶する不揮発メモリを有し、
    前記制御手段は、前記不揮発メモリが記憶された前記遅延時間を読み出し、前記差分時間に加算して補正差分時間とし、前記閃光発光が照射されない前記撮像領域を求める、
    ことを特徴とする請求項記載の撮像装置。
  6. 当該装置に着脱可能な外部閃光発光ユニットと、
    前記先幕シャッタの全開タイミングから前記外部閃光発光ユニットにより閃光発光するまでの遅延時間を記憶する不揮発メモリと、
    を有し、
    前記不揮発メモリは、前記外部閃光発光ユニットに配置され、
    前記制御手段は、前記外部閃光発光ユニット内の前記不揮発メモリに記憶された前記遅延時間を読み出し、前記差分時間に加算して差分時間とし前記外部閃光発光ユニットによる閃光発光が照射されない前記撮像領域を求める、
    ことを特徴とする請求項記載の撮像装置。
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