JP4223543B1 - 射出ノズル - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ノズルボディ30の樹脂通路31に着脱可能に配設され、シリンダ側から加えられる溶融樹脂の圧力を低減する第一圧力低減部41及び第二圧力低減部42を備える。第一圧力低減部41は、樹脂通路31を閉鎖する第一閉鎖部45、その外周面において凹設された複数の第一連通溝46、及び溶融樹脂を樹脂通路31の内周面31aに向って誘導する第一上流側ガイド部47を有する。また、第二圧力低減部42は、樹脂通路31を閉鎖する第二閉鎖部50、その外周面において凹設された複数の第二連通溝51、及び第一連通溝46を通過した溶融樹脂のうち第二連通溝51に流入されない溶融樹脂を第一圧力低減部41側に跳ね返し渦流を発生させる第二上流側ガイド部52を有する。
【選択図】図2
Description
該ノズルボディの前記樹脂通路内に着脱可能に配設され、前記加熱シリンダ側から加えられる溶融樹脂の圧力を低減する圧力低減部材と
を具備し、
前記圧力低減部材は、
外周面が前記樹脂通路の内周面に当接し前記樹脂通路を閉鎖する第一閉鎖部、
該第一閉鎖部の前記外周面において周方向に第一の間隔で凹設され、前記第一閉鎖部によって閉鎖される前記樹脂通路を連通させる複数の第一連通溝、
前記第一閉鎖部の上流側に形成され、前記樹脂通路を流れる溶融樹脂を前記樹脂通路の前記内周面に向って誘導する円錐形状の第一上流側ガイド部、
及び、前記第一閉鎖部の下流側に形成され、前記第一連通溝を通過した溶融樹脂を前記樹脂通路の前記内周面に沿わせながら下流側に誘導する、上流側からみて逆円錐形状の第一下流側ガイド部、
を一体成形してなる第一圧力低減部材と、
該第一圧力低減部材の下流側に配置され、外周面が前記樹脂通路の内周面に当接し前記樹脂通路を閉鎖する第二閉鎖部、
該第二閉鎖部の前記外周面において周方向に第二の間隔で凹設され、前記第二閉鎖部によって閉鎖される前記樹脂通路を連通させる複数の第二連通溝、
前記第二閉鎖部の上流側に形成され、前記第一連通溝を通過した溶融樹脂のうち前記第二連通溝に流入されない溶融樹脂を前記第一圧力低減部材側に跳ね返すように誘導し前記第一圧力低減部材との間で渦流を発生させる第二上流側ガイド部、
及び、前記第二閉鎖部の下流側に形成され、前記第二連通溝を通過した溶融樹脂を前記樹脂通路の前記内周面に沿わせながら下流側に誘導する、上流側からみて逆円錐形状の第一下流側ガイド部、
を一体成形してなる第二圧力低減部材と
を備える」ことを特徴とするものである。
前記第一閉鎖部及び前記第二閉鎖部は、前記樹脂通路の前記内周面に当接することで、下流側への移動が規制されている」ように構成してもよい。
図1に示すように、本例の射出成形機1は、樹脂通路2aを内部に有する略円筒状のシリンダ2と、シリンダ2の先端部分に取付金具2cを介して取付けられた射出ノズル3と、シリンダ2の外周面に巻かれたヒータ4と、シリンダ2の根元側の上部に貫通状態で接続されたホッパ5と、シリンダ2の樹脂通路2aに配設されたスクリュ6とを具備して構成されている。
次に、計量・貯留工程、及び射出工程について、図6に基づき説明する。まず、計量・貯留工程では、図6(a)に示すように、ホッパ5から樹脂材料Kを供給しつつ、回転用モータ9(図1参照)及び回転伝達機構10によってスクリュ6を一定方向(矢印の方向)に回転させる。すると、ホッパ5から供給された樹脂材料Kは、シリンダ2の周囲に巻かれたヒータ4からの熱、スクリュ6の回転に伴う摩擦熱、及びせん断熱によって加熱されながら、シリンダ2の先端部2bに向って送られる。そして、先端部2bにおいて蓄積される溶融樹脂Yの樹脂圧がスクリュ6の背圧よりも高くなると、図6(b)に示すように、その樹脂圧によってスクリュ6が後退する。このため、スクリュ6の位置を検出することにより、先端部2bにおいて溶融樹脂Yを計量しながら貯留させることが可能になる。
次に本実施形態の射出ノズル3について詳細に説明する。図1に示すように、本例の射出ノズル3は、シリンダ2の先端部分に取付金具2cを介して着脱可能に取付けられたノズルボディ30と、ノズルボディ30の内部に配設された圧力低減部材40とを具備して構成されている。図2に示すように、ノズルボディ30には、溶融樹脂Yを通過させる樹脂通路31が中心部分を貫通して設けられ、その樹脂通路31の先端には、溶融樹脂Yを射出する放出口32が形成されている。また、ノズルボディ30は細長く先端側に向って僅かに縮径された略円筒形の形状を呈しているが、根元側には外方向に突出するフランジ30bが形成されており、このフランジ30bを取付金具2c(図1参照)に突合わせた状態で取付けられる。また、樹脂通路31は下流側に向って漸次内径が小さくなるようにテーパ状に形成されており、この樹脂通路31の内周面31aと圧力低減部材40の外周面とが当接することで、圧力低減部材40が放出口32側に移動することを規制している。
2 シリンダ(加熱シリンダ)
3 射出ノズル
30 ノズルボディ
31 樹脂通路
31a 内周面
32 放出口
40 圧力低減部材
41 第一圧力低減部(第一圧力制限部材)
42 第二圧力低減部(第二圧力制限部材)
45 第一閉鎖部
45a 外周面
46 第一連通溝
47 第一上流側ガイド部
48 第一下流側ガイド部
50 第二閉鎖部
50a 外周面
51 第二連通溝
52 第二上流側ガイド部
53 第二下流側ガイド部
Y 溶融樹脂
Claims (4)
- 射出成形機における加熱シリンダの先端部分に取付けられ、前記加熱シリンダから送られる溶融樹脂を通過させる樹脂通路、及び該樹脂通路の先端に形成され溶融樹脂を射出させる放出口を有するノズルボディと、
該ノズルボディの前記樹脂通路内に着脱可能に配設され、前記加熱シリンダ側から加えられる溶融樹脂の圧力を低減する圧力低減部材と
を具備し、
前記圧力低減部材は、
外周面が前記樹脂通路の内周面に当接し前記樹脂通路を閉鎖する第一閉鎖部、
該第一閉鎖部の前記外周面において周方向に第一の間隔で凹設され、前記第一閉鎖部によって閉鎖される前記樹脂通路を連通させる複数の第一連通溝、
前記第一閉鎖部の上流側に形成され、前記樹脂通路を流れる溶融樹脂を前記樹脂通路の前記内周面に向って誘導する円錐形状の第一上流側ガイド部、
及び、前記第一閉鎖部の下流側に形成され、前記第一連通溝を通過した溶融樹脂を前記樹脂通路の前記内周面に沿わせながら下流側に誘導する、上流側からみて逆円錐形状の第一下流側ガイド部、
を一体成形してなる第一圧力低減部材と、
該第一圧力低減部材の下流側に配置され、外周面が前記樹脂通路の内周面に当接し前記樹脂通路を閉鎖する第二閉鎖部、
該第二閉鎖部の前記外周面において周方向に第二の間隔で凹設され、前記第二閉鎖部によって閉鎖される前記樹脂通路を連通させる複数の第二連通溝、
前記第二閉鎖部の上流側に形成され、前記第一連通溝を通過した溶融樹脂のうち前記第二連通溝に流入されない溶融樹脂を前記第一圧力低減部材側に跳ね返すように誘導し前記第一圧力低減部材との間で渦流を発生させる第二上流側ガイド部、
及び、前記第二閉鎖部の下流側に形成され、前記第二連通溝を通過した溶融樹脂を前記樹脂通路の前記内周面に沿わせながら下流側に誘導する、上流側からみて逆円錐形状の第二下流側ガイド部、
を一体成形してなる第二圧力低減部材と
を備え、
前記第二連通溝の個数は前記第一連通溝の個数よりも少なく、全ての前記第二連通溝が、前記樹脂通路の周方向において前記第一連通溝と合致する位置に形成されている
ことを特徴とする射出ノズル。 - 前記第一圧力低減部材及び前記第二圧力低減部材が一体成形されていることを特徴とする請求項1に記載の射出ノズル。
- 前記第二圧力低減部材が前記樹脂通路に沿って複数個連設されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の射出ノズル。
- 前記ノズルボディの前記樹脂通路は、下流側ほど内径が縮径されたテーパ状を呈し、
前記第一閉鎖部及び前記第二閉鎖部は、前記樹脂通路の前記内周面に当接することで、下流側への移動が規制されていることを特徴とする請求項1乃至請求項3の少なくとも何れか1つに記載の射出ノズル。
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