JP2004538180A - 合成物質溶融物並びに添加剤の混合及び配量をするための装置を有する射出ユニット - Google Patents
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Abstract
本発明は、射出成形機の射出ユニットに関する。本発明の課題は、可動部を外に向かって溶融物出口に対してシールする必要がない、軸方向にも回転方向にもハウジング内で駆動されるピストン/スクリュとして形成され、自身に添加剤を配量するための独立した配量及び混合装置が統合される射出装置を有する射出成形機の新しい射出ユニットを提供する点にある。この課題の解決は、スクリュの逆流防止体とピストンとの間に間隔要素が配設されており、この間隔要素の長さが、少なくとも射出装置のストロークに相応し、またこの間隔要素が少なくとも1つの流路を備え、この流路を経て、各位置で、先ず半径方向に外に向かって、次にピストンの運動及び案内領域に対して平行に、ノズルとピストンとの間の領域内にまで延在する別の流路との流体技術的な結合が保証されていること、そして流路が、ピストンの運動及び案内領域に対して隣接するように配設された混合及び配量装置を経るように延在することによって得られる。
Description
【技術分野】
【0001】
本発明は、軸方向にも回転方向にもハウジング内で駆動されるピストン/スクリュとして形成され、逆流防止体を備えており、そして合成物質顆粒を搬送している間は可塑化のために使用され、また射出成形型内へとノズルを経て合成物質溶融物を圧入している間はピストンとして機能する射出装置と、合成物質溶融物並びに着色剤、発泡剤、潤滑材等のような添加剤の混合及び配量をするための装置とを有する射出成形機の射出ユニットに関する。
【背景技術】
【0002】
刊行物で裏付けられない従来技術から、例えば、添加剤が既にスクリュの前で合成物質顆粒に混合される射出成形機のための射出ユニットが公知である。
【0003】
また、通常のピストンスクリュ射出成形ユニットに独立した配量及び混合装置を備えることも公知である。しかしながら、これらのシステムは、軸及びピストンの導通部の耐久性を有するシール部について相当な問題を有する。何故なら、ここでは、接合面は、相対運動をしている状態で溶融物出口に対してシールされなければならないからである。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従って、最後に挙げた従来技術から出発して、本発明の課題は、可動部を外に向かって溶融物出口に対してシールする必要がない、軸方向にも回転方向にもハウジング内で駆動されるピストン/スクリュとして形成され、自身に添加剤を配量するための独立した配量及び混合装置が統合される射出装置を有する射出成形機の新しい射出ユニットを提供することである。更に、本発明の課題は、構造を簡素化し、装置の構造サイズを全体的に小さくする点にある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
これらの課題の解決は、請求項1の、特に特徴づけ部分の特徴から得られ、これによれば、スクリュの逆流防止体とピストンとの間に間隔要素が配設されており、この間隔要素の長さが、少なくとも射出ユニットのストロークに相応し、またこの間隔要素が少なくとも1つの流路を備え、この流路を経て、各位置で、先ず半径方向に外に向かって、次にピストンの運動及び案内領域に対して平行に、ノズルとピストンとの間の領域内にまで延在する別の流路との流体技術的な結合が保証されており、そして流路が、ピストンの運動及び案内領域に対して隣接するように配設された混合及び配量装置を経るように延在する。
【0006】
本発明による装置は、多数の利点を従来技術に対して備える。従って、一方で、いかなる可動部も外に向かって溶融物出口に対してシールされる必要はなく、これにより、構造上の費用が減少する。また、混合及び配量装置の同軸の構造方式によって、真直ぐな力線が、同時に減少させられた構造サイズにおいても得られる。
【0007】
有利な方法で、混合及び配量装置が、ピストンを少なくとも部分的に円形リング状に包囲することができ、その際、この関連で、混合及び配量装置が、その回転運動に関連して、射出装置と運動結合されていることが、基本的に可能である。
【0008】
最後に挙げた解決策の場合、有利な方法で、混合及び配量装置のための付加的な駆動機構は省略され、従って、装置は、全体的により簡単に構成されている。
【0009】
本発明の特別な実施形の場合、混合及び配量装置が、ピストンと回転結合された回転可能なチューブとハウジングの内径とに配設されている混合要素並びに少なくとも1つの添加剤供給部から構成される。この場合、混合及び配量装置は、ピストンの運動軌道の非常に近くに、しかしながらこの運動軌道から離されて配設されており、これは、構造サイズにプラスに作用し、その際、ピストンの運動空間の周りに、溶融物のための流路が混合及び配量装置を経て延在する。
【0010】
この様式の混合及び配量装置の場合、混合要素は、例えば、向かい合って位置する異なった表面形態、特に歯切り部を備えることができ、これらの歯切り部によって、混合及び配量装置内で添加される添加剤との溶融物の集中的な混合が得られる。
【0011】
本発明の別の実施形の場合、間隔要素は、一貫して先細りにされた軸から構成されており、その際、軸を取り囲む円形リング状の流動横断面は、完全にスクリュから混合及び配量装置へと溶融物を搬送するために使用可能である。この場合、−射出装置の位置に依存せずに−溶融物のための流路の中断が行なわれることなく、非常に簡単な方法で、必要なピストン及びスクリュの運動余地を提供することができる。
【0012】
最後に、本発明の優れた実施形は、ピストンの運動空間の前に、ノズル部材とハウジング部材との間に配設された付加的な中間部材が配設され、この中間部材が、x方向に拡幅された溶融物のための貯留空間であり、その際、ピストンが、ノズル側に、溶融物を排出するために使用される先細りにされた軸を備えているように形成されている。
【0013】
この実施形も、「先入れ先出し原理」が保証されているという利点を備える。何故なら、先ず貯留空間内に流入する溶融物成分は、結局、先ず第1にノズルを経て射出成形型内へと射出されるからである。
【0014】
同様に、本発明の別の実施形の場合、間隔要素が、先細りにされた軸から構成され、この軸の横断面が、スクリュから出発してピストンに向かって若干円錐形に減少こと、ピストンの運動領域から僅かな間隔を置いて、ハウジング内に、円形リング状の横断面を減少させるオリフィスリングが配設されていること、そして軸が、軸方向に延在する少なくとも1つの貫通孔を備えており、この貫通孔が、スクリュから外へと案内する流路を、ピストン側のリング状の軸の狭窄部と結合させ、この狭窄部が、流体技術的な結合を貫通孔と円形リング状の流動横断面との間に生じさせることが考えられる。
【0015】
この特別な解決策は、ピストン/スクリュ装置(射出装置)の位置を前進させた場合でも、溶融物にとって使用可能である流動横断面内に、止水域が何ら生じず、従って、いわゆる「先入れ先出し原理」がここでも保証されているという利点を有する。
最後に、本発明は、ピストンの運動空間の前に、ノズルを備える付加的なハウジング部材が配設され、このハウジング部材が、拡幅された溶融物のための貯留空間であり、その際、ピストンが、ノズル側に先細りにされた軸を備えており、この軸が溶融物を排出するために使用される実施形にも関する。
【0016】
最後に、ここでも、有利な方法で、「先入れ先出し」の原則が保証されている。何故なら、先ず混合及び配量装置を経て延在する流路からピストンの前の領域内に流入する溶融物成分は、溶融物を後から排出する際に、先ず第1に射出成形型内へと流入し、その際、それぞれの時間的な順番で、次に溶融された溶融物成分が追従するからである。
【発明を実施するための最良の形態】
【0017】
本発明の更なる利点は、後続の複数の実施例の説明から得られる。
【0018】
各図において、射出成形機の射出ユニットは、全体を符号10で指示される。
【0019】
射出ユニット10は、部材12〜16から構成されるハウジング11を備える。
【0020】
部材12及び13内には、円形シリンダ形の案内路17が配設されており、この案内路内に、射出装置Sのスクリュ18が回転可能及び軸方向に摺動可能に配設されている。スクリュ18は、図示されてない方法で、その自由端に送り装置を備えている。スクリュ18の他端には、逆流防止体19が、またこの逆流防止体に続いて、先細りにされた軸20並びにピストン21が配設されている。ピストン21は、長手方向に摺動可能に共に回転するチューブ22内に配設されており、このチューブの外周面には、混合及び配量装置24の交互する円形リング状の混合要素23が配設されている。混合要素23に間隔を置いて向かい合って位置するように、別の混合要素25が、混合要素23と25との間に、取り囲む円形リング状の流路26が形成されるように、ハウジング11の部材15に固定されている。ピストン21、チューブ22並びに混合要素23から成るユニットは、先細りにされた軸並びにスクリュ18と、強固にもしくは係合するように結合されており、環状軸受27を介してハウジング11の内部に回転可能に支承されている。
【0021】
最後に、混合及び配量装置24は、更に添加剤を供給するための装置28を備え、この装置は、部材15の内部に配設されており、その流出口は、混合及び配量装置24の流路26に合流する。
【0022】
混合及び配量装置24の流路26は、半径方向の流路領域29及び30を介して、一方では、ピストンの前に位置する溶融物のための貯留空間31と、他方では、流路領域30を介して先細りにされた軸20を取り囲む環状空間式の流路32と結合されている。
【0023】
最後に、ハウジング11の部材16は、ノズル孔33を備え、このノズル孔を経て、貯留空間31内に存在する溶融物は、図示されてない部材16の前に配設された射出成形型内へと射出することができる。
【0024】
図1には、射出工程の直後の射出ユニット10もしくは射出装置Sの位置が図示されている。射出装置Sが、最大ストロークHだけ方向xにノズル孔33の前にまで前に押し出されている(図1及び3を比較参照のこと)。これにより、溶融物は、ほぼ完全に貯留空間31から図示されてない射出成形型内へと押し出される。スクリュ18が回転運動を再び開始した後、次第に材料がスクリュ18内で可塑化され、次に逆流防止体19を超えて環状空間式の流路32内に、また更に流路領域30,26及び29を介して溶融物のための貯留空間31内に搬送される。混合及び配量装置24がピストン/スクリュ駆動機構(射出装置Sの駆動機構)と回転結合されているので、溶融物を送通している間、添加剤の同時供給が行なわれた場合、貯留空間31内へと溶融物が流入する前に溶融物の完全な混合が行なわれる。
【0025】
次第に溶融物が貯留空間31内に搬送されることによって、同時に、ピストン21、先細りにされた軸20並びにスクリュ18から成る射出装置Sのy方向の後方への運動が得られる。この工程は、貯留空間31が充填され、かつピストン21がそのy方向の運動においてショルダ部34にぶつかった場合に初めて終了される。これは、更にまた図示されてない送り装置が射出装置Sをx方向に運動させ、その際、射出工程の間に逆流防止体19がスクリュ18内への溶融物の逆流を回避する時点である。
【0026】
図4〜6には、射出ユニット10の別の実施形が図示されている。変更点は、本質的に、ピストン20とスクリュ18との間に配設された間隔要素だけに関係しており、この間隔要素は、この場合、同様に先細りにされた、しかしながら逆流防止体19からピストン21へと若干円錐形に縮小する軸35の形で構成される。この軸35は、中心の貫通穴36を備え、この貫通孔は、逆流防止体19の領域内で始まり、軸35のピストン側の端部において、軸35のリング状の狭窄部37において終了し、この狭窄部は、流体技術的な結合を貫通孔36と環状空間式の流路38との間に生じさせる。
【0027】
更に、ピストン21の運動領域から僅かに間隔をおいて、ハウジング部材13内に、環状空間式の流路32の流動横断面を減少させるオリフィスリング39が配設されている。オリフィスリング39と軸35の表面との間には、射出装置Sの運動において、貯留空間31が充填された場合に(y方向の終端位置、図6参照)、最大の間隙Smax が得られ、貯留空間31を空にした後に(x方向の終端位置、図4参照)、最小の間隙Smin が得られる。
【0028】
この特別な配設は、x方向の射出装置Sの運動が増加すると共に、環状空間式の流路32の流動抵抗が間隙sの連続的な減少に基づいて拡大し、従って、それ自身より長い流動経路が、貫通孔36、環状の狭窄部37を経て、並びに帰路(y方向の)が、環状空間式の流路32を経て、流路30へと常に尚前記のより短い流動経路と同様の流動抵抗を備えることによって、射出装置Sの各位置で止水域を回避する。これにより、実際に、先ず逆流防止体19から出る溶融物が、先ず第1に流路30も通過し、最後に貯留空間31に達し、従って、溶融物は、先ず第1にノズル孔を経て射出成形型内へと圧入されること(先入れ先出し原理)が得られる。
【0029】
この前記の射出ユニット10の個々の位置は、図4〜6に図示されている。
【0030】
最後に、図7〜9には、射出ユニット10の別の実施形が図示されており、この実施形の場合、ノズル孔33を備える部材16とハウジングの部材15との間に中間部材40が配設されており、この中間部材によって、x方向の貯留空間31の本質的な延長が行なわれる。
【0031】
更に、ピストン21は、軸状の排出要素41を備えており、この排出要素は、ピストン21よりも小さい直径を備え、従って、環状空間42は、溶融物のための流動横断面として残っている。貯留空間31から溶融物を排出した後(図7参照)、他の実施形の場合と同様に、射出装置Sは、再び運動させられ、従って、射出装置Sの回転運動が始まる。同時に、溶融物は、前記の種々の流路32,30,26及び29を経て環状空間29内にまで、次にノズル孔33と軸41の自由端43との間の貯留空間31内へと搬送される。同時に貯留空間31内での溶融物の貯留物の増加に基づいて、更にまた全射出装置Sは、連続的に後に向かってy方向に、図9において図示されたy方向の終端位置に達するまで運動させられる。突出構造にされた中間部材を有するこの射出ユニット10の場合も、いわゆる「先入れ先出し」の原理が有利な方法で保証されている。
【図面の簡単な説明】
【0032】
【図1】溶融物を排出した後の射出ユニットの第1の実施形を経る縦断面図を示す。
【図2】ピストンの前に配設された溶融物のための貯留空間を充填している間の図1による射出ユニットを経る縦断面図を示す。
【図3】溶融物のための貯留空間が充填された状態の図1及び2による射出ユニットを経る縦断面図を示す。
【図4】溶融物を排出した後の射出ユニットの第2の実施形を経る縦断面図を示す。
【図5】溶融物のための貯留空間を充填している間の図4による射出ユニットを経る縦断面図を示す。
【図6】溶融物のための貯留空間が充填された状態の図4及び5による射出ユニットを経る縦断面図を示す。
【図7】ハウジング部材が前方に配設された状態の射出ユニットの第3の実施形を経る縦断面図を示す。
【図8】溶融物のための貯留空間を充填している間の図7による射出ユニットを経る縦断面図を示す。
【図9】溶融物のための貯留空間が充填された状態の図7及び8による射出ユニットを経る縦断面図を示す。
【符号の説明】
【0033】
10 射出ユニット
11 ハウジング
12〜16 部材
17 案内路
18 スクリュ
19 逆流防止体
20 軸
21 ピストン
22 チューブ
23 混合要素
24 混合及び配量装置
25 混合要素
26 流路
27 環状軸受
28 添加剤を共有するための装置
29,30 流路領域
31 貯留空間
32 流路
33 ノズル孔
34 ショルダ部
H 最大ストローク
S 射出装置
【0001】
本発明は、軸方向にも回転方向にもハウジング内で駆動されるピストン/スクリュとして形成され、逆流防止体を備えており、そして合成物質顆粒を搬送している間は可塑化のために使用され、また射出成形型内へとノズルを経て合成物質溶融物を圧入している間はピストンとして機能する射出装置と、合成物質溶融物並びに着色剤、発泡剤、潤滑材等のような添加剤の混合及び配量をするための装置とを有する射出成形機の射出ユニットに関する。
【背景技術】
【0002】
刊行物で裏付けられない従来技術から、例えば、添加剤が既にスクリュの前で合成物質顆粒に混合される射出成形機のための射出ユニットが公知である。
【0003】
また、通常のピストンスクリュ射出成形ユニットに独立した配量及び混合装置を備えることも公知である。しかしながら、これらのシステムは、軸及びピストンの導通部の耐久性を有するシール部について相当な問題を有する。何故なら、ここでは、接合面は、相対運動をしている状態で溶融物出口に対してシールされなければならないからである。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従って、最後に挙げた従来技術から出発して、本発明の課題は、可動部を外に向かって溶融物出口に対してシールする必要がない、軸方向にも回転方向にもハウジング内で駆動されるピストン/スクリュとして形成され、自身に添加剤を配量するための独立した配量及び混合装置が統合される射出装置を有する射出成形機の新しい射出ユニットを提供することである。更に、本発明の課題は、構造を簡素化し、装置の構造サイズを全体的に小さくする点にある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
これらの課題の解決は、請求項1の、特に特徴づけ部分の特徴から得られ、これによれば、スクリュの逆流防止体とピストンとの間に間隔要素が配設されており、この間隔要素の長さが、少なくとも射出ユニットのストロークに相応し、またこの間隔要素が少なくとも1つの流路を備え、この流路を経て、各位置で、先ず半径方向に外に向かって、次にピストンの運動及び案内領域に対して平行に、ノズルとピストンとの間の領域内にまで延在する別の流路との流体技術的な結合が保証されており、そして流路が、ピストンの運動及び案内領域に対して隣接するように配設された混合及び配量装置を経るように延在する。
【0006】
本発明による装置は、多数の利点を従来技術に対して備える。従って、一方で、いかなる可動部も外に向かって溶融物出口に対してシールされる必要はなく、これにより、構造上の費用が減少する。また、混合及び配量装置の同軸の構造方式によって、真直ぐな力線が、同時に減少させられた構造サイズにおいても得られる。
【0007】
有利な方法で、混合及び配量装置が、ピストンを少なくとも部分的に円形リング状に包囲することができ、その際、この関連で、混合及び配量装置が、その回転運動に関連して、射出装置と運動結合されていることが、基本的に可能である。
【0008】
最後に挙げた解決策の場合、有利な方法で、混合及び配量装置のための付加的な駆動機構は省略され、従って、装置は、全体的により簡単に構成されている。
【0009】
本発明の特別な実施形の場合、混合及び配量装置が、ピストンと回転結合された回転可能なチューブとハウジングの内径とに配設されている混合要素並びに少なくとも1つの添加剤供給部から構成される。この場合、混合及び配量装置は、ピストンの運動軌道の非常に近くに、しかしながらこの運動軌道から離されて配設されており、これは、構造サイズにプラスに作用し、その際、ピストンの運動空間の周りに、溶融物のための流路が混合及び配量装置を経て延在する。
【0010】
この様式の混合及び配量装置の場合、混合要素は、例えば、向かい合って位置する異なった表面形態、特に歯切り部を備えることができ、これらの歯切り部によって、混合及び配量装置内で添加される添加剤との溶融物の集中的な混合が得られる。
【0011】
本発明の別の実施形の場合、間隔要素は、一貫して先細りにされた軸から構成されており、その際、軸を取り囲む円形リング状の流動横断面は、完全にスクリュから混合及び配量装置へと溶融物を搬送するために使用可能である。この場合、−射出装置の位置に依存せずに−溶融物のための流路の中断が行なわれることなく、非常に簡単な方法で、必要なピストン及びスクリュの運動余地を提供することができる。
【0012】
最後に、本発明の優れた実施形は、ピストンの運動空間の前に、ノズル部材とハウジング部材との間に配設された付加的な中間部材が配設され、この中間部材が、x方向に拡幅された溶融物のための貯留空間であり、その際、ピストンが、ノズル側に、溶融物を排出するために使用される先細りにされた軸を備えているように形成されている。
【0013】
この実施形も、「先入れ先出し原理」が保証されているという利点を備える。何故なら、先ず貯留空間内に流入する溶融物成分は、結局、先ず第1にノズルを経て射出成形型内へと射出されるからである。
【0014】
同様に、本発明の別の実施形の場合、間隔要素が、先細りにされた軸から構成され、この軸の横断面が、スクリュから出発してピストンに向かって若干円錐形に減少こと、ピストンの運動領域から僅かな間隔を置いて、ハウジング内に、円形リング状の横断面を減少させるオリフィスリングが配設されていること、そして軸が、軸方向に延在する少なくとも1つの貫通孔を備えており、この貫通孔が、スクリュから外へと案内する流路を、ピストン側のリング状の軸の狭窄部と結合させ、この狭窄部が、流体技術的な結合を貫通孔と円形リング状の流動横断面との間に生じさせることが考えられる。
【0015】
この特別な解決策は、ピストン/スクリュ装置(射出装置)の位置を前進させた場合でも、溶融物にとって使用可能である流動横断面内に、止水域が何ら生じず、従って、いわゆる「先入れ先出し原理」がここでも保証されているという利点を有する。
最後に、本発明は、ピストンの運動空間の前に、ノズルを備える付加的なハウジング部材が配設され、このハウジング部材が、拡幅された溶融物のための貯留空間であり、その際、ピストンが、ノズル側に先細りにされた軸を備えており、この軸が溶融物を排出するために使用される実施形にも関する。
【0016】
最後に、ここでも、有利な方法で、「先入れ先出し」の原則が保証されている。何故なら、先ず混合及び配量装置を経て延在する流路からピストンの前の領域内に流入する溶融物成分は、溶融物を後から排出する際に、先ず第1に射出成形型内へと流入し、その際、それぞれの時間的な順番で、次に溶融された溶融物成分が追従するからである。
【発明を実施するための最良の形態】
【0017】
本発明の更なる利点は、後続の複数の実施例の説明から得られる。
【0018】
各図において、射出成形機の射出ユニットは、全体を符号10で指示される。
【0019】
射出ユニット10は、部材12〜16から構成されるハウジング11を備える。
【0020】
部材12及び13内には、円形シリンダ形の案内路17が配設されており、この案内路内に、射出装置Sのスクリュ18が回転可能及び軸方向に摺動可能に配設されている。スクリュ18は、図示されてない方法で、その自由端に送り装置を備えている。スクリュ18の他端には、逆流防止体19が、またこの逆流防止体に続いて、先細りにされた軸20並びにピストン21が配設されている。ピストン21は、長手方向に摺動可能に共に回転するチューブ22内に配設されており、このチューブの外周面には、混合及び配量装置24の交互する円形リング状の混合要素23が配設されている。混合要素23に間隔を置いて向かい合って位置するように、別の混合要素25が、混合要素23と25との間に、取り囲む円形リング状の流路26が形成されるように、ハウジング11の部材15に固定されている。ピストン21、チューブ22並びに混合要素23から成るユニットは、先細りにされた軸並びにスクリュ18と、強固にもしくは係合するように結合されており、環状軸受27を介してハウジング11の内部に回転可能に支承されている。
【0021】
最後に、混合及び配量装置24は、更に添加剤を供給するための装置28を備え、この装置は、部材15の内部に配設されており、その流出口は、混合及び配量装置24の流路26に合流する。
【0022】
混合及び配量装置24の流路26は、半径方向の流路領域29及び30を介して、一方では、ピストンの前に位置する溶融物のための貯留空間31と、他方では、流路領域30を介して先細りにされた軸20を取り囲む環状空間式の流路32と結合されている。
【0023】
最後に、ハウジング11の部材16は、ノズル孔33を備え、このノズル孔を経て、貯留空間31内に存在する溶融物は、図示されてない部材16の前に配設された射出成形型内へと射出することができる。
【0024】
図1には、射出工程の直後の射出ユニット10もしくは射出装置Sの位置が図示されている。射出装置Sが、最大ストロークHだけ方向xにノズル孔33の前にまで前に押し出されている(図1及び3を比較参照のこと)。これにより、溶融物は、ほぼ完全に貯留空間31から図示されてない射出成形型内へと押し出される。スクリュ18が回転運動を再び開始した後、次第に材料がスクリュ18内で可塑化され、次に逆流防止体19を超えて環状空間式の流路32内に、また更に流路領域30,26及び29を介して溶融物のための貯留空間31内に搬送される。混合及び配量装置24がピストン/スクリュ駆動機構(射出装置Sの駆動機構)と回転結合されているので、溶融物を送通している間、添加剤の同時供給が行なわれた場合、貯留空間31内へと溶融物が流入する前に溶融物の完全な混合が行なわれる。
【0025】
次第に溶融物が貯留空間31内に搬送されることによって、同時に、ピストン21、先細りにされた軸20並びにスクリュ18から成る射出装置Sのy方向の後方への運動が得られる。この工程は、貯留空間31が充填され、かつピストン21がそのy方向の運動においてショルダ部34にぶつかった場合に初めて終了される。これは、更にまた図示されてない送り装置が射出装置Sをx方向に運動させ、その際、射出工程の間に逆流防止体19がスクリュ18内への溶融物の逆流を回避する時点である。
【0026】
図4〜6には、射出ユニット10の別の実施形が図示されている。変更点は、本質的に、ピストン20とスクリュ18との間に配設された間隔要素だけに関係しており、この間隔要素は、この場合、同様に先細りにされた、しかしながら逆流防止体19からピストン21へと若干円錐形に縮小する軸35の形で構成される。この軸35は、中心の貫通穴36を備え、この貫通孔は、逆流防止体19の領域内で始まり、軸35のピストン側の端部において、軸35のリング状の狭窄部37において終了し、この狭窄部は、流体技術的な結合を貫通孔36と環状空間式の流路38との間に生じさせる。
【0027】
更に、ピストン21の運動領域から僅かに間隔をおいて、ハウジング部材13内に、環状空間式の流路32の流動横断面を減少させるオリフィスリング39が配設されている。オリフィスリング39と軸35の表面との間には、射出装置Sの運動において、貯留空間31が充填された場合に(y方向の終端位置、図6参照)、最大の間隙Smax が得られ、貯留空間31を空にした後に(x方向の終端位置、図4参照)、最小の間隙Smin が得られる。
【0028】
この特別な配設は、x方向の射出装置Sの運動が増加すると共に、環状空間式の流路32の流動抵抗が間隙sの連続的な減少に基づいて拡大し、従って、それ自身より長い流動経路が、貫通孔36、環状の狭窄部37を経て、並びに帰路(y方向の)が、環状空間式の流路32を経て、流路30へと常に尚前記のより短い流動経路と同様の流動抵抗を備えることによって、射出装置Sの各位置で止水域を回避する。これにより、実際に、先ず逆流防止体19から出る溶融物が、先ず第1に流路30も通過し、最後に貯留空間31に達し、従って、溶融物は、先ず第1にノズル孔を経て射出成形型内へと圧入されること(先入れ先出し原理)が得られる。
【0029】
この前記の射出ユニット10の個々の位置は、図4〜6に図示されている。
【0030】
最後に、図7〜9には、射出ユニット10の別の実施形が図示されており、この実施形の場合、ノズル孔33を備える部材16とハウジングの部材15との間に中間部材40が配設されており、この中間部材によって、x方向の貯留空間31の本質的な延長が行なわれる。
【0031】
更に、ピストン21は、軸状の排出要素41を備えており、この排出要素は、ピストン21よりも小さい直径を備え、従って、環状空間42は、溶融物のための流動横断面として残っている。貯留空間31から溶融物を排出した後(図7参照)、他の実施形の場合と同様に、射出装置Sは、再び運動させられ、従って、射出装置Sの回転運動が始まる。同時に、溶融物は、前記の種々の流路32,30,26及び29を経て環状空間29内にまで、次にノズル孔33と軸41の自由端43との間の貯留空間31内へと搬送される。同時に貯留空間31内での溶融物の貯留物の増加に基づいて、更にまた全射出装置Sは、連続的に後に向かってy方向に、図9において図示されたy方向の終端位置に達するまで運動させられる。突出構造にされた中間部材を有するこの射出ユニット10の場合も、いわゆる「先入れ先出し」の原理が有利な方法で保証されている。
【図面の簡単な説明】
【0032】
【図1】溶融物を排出した後の射出ユニットの第1の実施形を経る縦断面図を示す。
【図2】ピストンの前に配設された溶融物のための貯留空間を充填している間の図1による射出ユニットを経る縦断面図を示す。
【図3】溶融物のための貯留空間が充填された状態の図1及び2による射出ユニットを経る縦断面図を示す。
【図4】溶融物を排出した後の射出ユニットの第2の実施形を経る縦断面図を示す。
【図5】溶融物のための貯留空間を充填している間の図4による射出ユニットを経る縦断面図を示す。
【図6】溶融物のための貯留空間が充填された状態の図4及び5による射出ユニットを経る縦断面図を示す。
【図7】ハウジング部材が前方に配設された状態の射出ユニットの第3の実施形を経る縦断面図を示す。
【図8】溶融物のための貯留空間を充填している間の図7による射出ユニットを経る縦断面図を示す。
【図9】溶融物のための貯留空間が充填された状態の図7及び8による射出ユニットを経る縦断面図を示す。
【符号の説明】
【0033】
10 射出ユニット
11 ハウジング
12〜16 部材
17 案内路
18 スクリュ
19 逆流防止体
20 軸
21 ピストン
22 チューブ
23 混合要素
24 混合及び配量装置
25 混合要素
26 流路
27 環状軸受
28 添加剤を共有するための装置
29,30 流路領域
31 貯留空間
32 流路
33 ノズル孔
34 ショルダ部
H 最大ストローク
S 射出装置
Claims (8)
- 軸方向にも回転方向にもハウジング内で駆動されるピストン/スクリュとして形成され、逆流防止体を備えており、そして合成物質顆粒を搬送している間は可塑化のために使用され、また射出成形型内へとノズルを経て合成物質溶融物を圧入している間はピストンとして機能する射出装置と、合成物質溶融物並びに着色剤、発泡剤、潤滑材等のような添加剤の混合及び配量をするための装置とを有する射出成形機の射出ユニットにおいて、
スクリュ(18)の逆流防止体(19)とピストン(21)との間に間隔要素(20,35)が配設されており、この間隔要素の長さが、少なくとも射出装置(S)のストローク(H)に相応し、またこの間隔要素が少なくとも1つの流路(32,38)を備え、この流路を経て、各位置で、半径方向に先ず外に向かって、次にピストン(21)の運動及び案内領域に対して平行に、ノズル(33)とピストン(21)との間の領域内にまで延在する別の流路(30/26/29)との流体技術的な結合が保証されていること、そして流路(26)が、ピストン(21)の運動及び案内領域に対して隣接するように配設された混合及び配量装置(24)を経るように延在することを特徴とする射出ユニット。 - 混合及び配量装置(24)が、ピストン(21)を少なくとも部分的に円形リング状に包囲することを特徴とする請求項1に記載の射出ユニット。
- 混合及び配量装置(24)が、その回転運動に関連して、射出装置(S)と運動結合されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の射出ユニット。
- 混合及び配量装置(24)が、ピストン(21)と回転結合された回転可能なチューブ(22)とハウジング(11)の内径とに配設されている混合要素(23,25)並びに少なくとも1つの添加剤供給部(18)から構成されることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の射出ユニット。
- 混合要素(23,25)が、向かい合って位置する異なった表面形態、特に歯切り部を備えることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載の射出ユニット。
- 間隔要素が、一貫して先細りにされた軸(20)から構成されること、そして軸(20)を取り囲む円形リング状の流動横断面(32)が、完全にスクリュ(18)から混合及び配量装置(24)へと溶融物を搬送するために使用可能であることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1つに記載の射出ユニット。
- 間隔要素が、先細りにされた軸(35)から構成され、この軸の横断面が、スクリュ(18)から出発してピストン(21)に向かって若干円錐形に減少すること、ピストン(21)の運動領域から僅かな間隔を置いて、ハウジング(11)内に、円形リング状の横断面(38)を減少させるオリフィスリング(39)が配設されていること、そして軸(35)が、軸方向に延在する少なくとも1つの貫通孔(36)を備えており、この貫通孔が、スクリュ(18)から外へと案内する流路を、ピストン側のリング状の軸(35)の狭窄部(37)と結合させ、この狭窄部が、流体技術的な結合を貫通孔(36)と円形リング状の流動横断面(38)との間に生じさせることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1つに記載の射出ユニット。
- ピストン(21)の運動空間の前に、ノズル部材(16)とハウジング部材(15)との間に配設された付加的な中間部材が配設され、この中間部材が、x方向に拡幅された溶融物のための貯留空間(31)であること、そしてピストン(21)が、ノズル側に、溶融物を排出するために使用される先細りにされた軸(41)を備えていることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1つに記載の射出ユニット。
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