JP4223286B2 - 極性エチレンベースポリマー、シクロオレフィンポリマーブレンド - Google Patents

極性エチレンベースポリマー、シクロオレフィンポリマーブレンド Download PDF

Info

Publication number
JP4223286B2
JP4223286B2 JP2002566208A JP2002566208A JP4223286B2 JP 4223286 B2 JP4223286 B2 JP 4223286B2 JP 2002566208 A JP2002566208 A JP 2002566208A JP 2002566208 A JP2002566208 A JP 2002566208A JP 4223286 B2 JP4223286 B2 JP 4223286B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film
ethylene
polymer
weight
blend
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2002566208A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2004528409A (ja
Inventor
ハウスマン カールヘインツ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
EIDP Inc
Original Assignee
EI Du Pont de Nemours and Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by EI Du Pont de Nemours and Co filed Critical EI Du Pont de Nemours and Co
Publication of JP2004528409A publication Critical patent/JP2004528409A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4223286B2 publication Critical patent/JP4223286B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L23/00Compositions of homopolymers or copolymers of unsaturated aliphatic hydrocarbons having only one carbon-to-carbon double bond; Compositions of derivatives of such polymers
    • C08L23/02Compositions of homopolymers or copolymers of unsaturated aliphatic hydrocarbons having only one carbon-to-carbon double bond; Compositions of derivatives of such polymers not modified by chemical after-treatment
    • C08L23/04Homopolymers or copolymers of ethene
    • C08L23/08Copolymers of ethene
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L45/00Compositions of homopolymers or copolymers of compounds having no unsaturated aliphatic radicals in side chain, and having one or more carbon-to-carbon double bonds in a carbocyclic or in a heterocyclic ring system; Compositions of derivatives of such polymers
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L23/00Compositions of homopolymers or copolymers of unsaturated aliphatic hydrocarbons having only one carbon-to-carbon double bond; Compositions of derivatives of such polymers
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L23/00Compositions of homopolymers or copolymers of unsaturated aliphatic hydrocarbons having only one carbon-to-carbon double bond; Compositions of derivatives of such polymers
    • C08L23/02Compositions of homopolymers or copolymers of unsaturated aliphatic hydrocarbons having only one carbon-to-carbon double bond; Compositions of derivatives of such polymers not modified by chemical after-treatment
    • C08L23/04Homopolymers or copolymers of ethene
    • C08L23/08Copolymers of ethene
    • C08L23/0846Copolymers of ethene with unsaturated hydrocarbons containing other atoms than carbon or hydrogen atoms

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Wrappers (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Description

本発明は、エチレンベースポリマーの極性誘導体と、シクロオレフィンポリマーとを含むブレンド、および包装フィルム用のシーラントにおけるそれらの用途に関する。
包装産業では、後でヒートシールされるプラスチックフィルムまたは硬質プラスチックパッケージで製品が包装されることが一般的である。パッケージを形成するフィルムは、通常、下地層、繋ぎ層およびシーラント層を含む。シーラント層はフィルムの最上層であり、包装された商品と直接接触する。特に乾燥食品を包装する場合、高い耐穿孔性を有していなければならない。また、ヒートシールは、貯蔵および輸送中に密封特性を維持するのに十分な力学的抵抗を有していなければならない。パッケージは、フィルム自体の完全性を破壊することなく開かれることが望ましい。言いかえれば、前記シールは、はさみや他の道具を用いる必要なく、剥離可能であるべきであり、それはすなわち、手で引っ張ることにより容易に開封可能であるべきであるということを意味する。
さらに、産業では、これらの包装フィルムが高速機械による包装に適当であることが期待されている。この観点から、比較的低温でシールすることができ、包装機のより高速な包装ライン速度を可能とするために極めて高い熱間粘着性を有しているシーラント層を提供することが有用である。したがって、比較的低いヒートシール開始温度を示すポリマーから作られたシーラント層を有することが有用である。
包装フィルム用のシーラント層を製造するため、環状オレフィンコポリマーおよび慣用のポリオレフィンを混合することが公知である。しかしながら、それらのシーラント層のヒートシール開始温度はまだなお非常に高い。その温度は、通常約100℃前後である。さらにまた、これらのフィルムの耐穿孔性は満足のいくものではない。
米国特許第3,264,272号明細書 米国特許第3,780,140号明細書 DD−A−109 225号明細書 EP−A−0 407 870号明細書 EP−A−0 485 893号明細書 米国特許第5,869,586号明細書 米国特許第6,068,936号明細書 WO98/27126号明細書 ジャーナル・バンドラップ、E.H.イマーガット(編集者)、ポリマーハンドブック、IV 337ページ、ff ニューヨーク、1975年(J Bandrup, E.H. Immergut (Ed), Polymer Handbook, Page IV 337 ff New York, 1975) 公表 SP98 特殊フィルム98、第14回年次世界大会、デュッセルドルフ1998年、セッションIV−2(MBS、オウ バイ チューリッヒ編集)、K.ハウスマン、D.フリーガー(New sealant Concepts for Flexible packaging, Proc SP98 Specialty Films 98, 14th Annual World Congress, Duesseldorf 1998, Session IV−2 (ed. MBS, Au bei Zuerich), K. Hausmann, D. Flieger)
したがって、比較的低いヒートシール開始温度、良好な耐穿孔性、およびまた良好な熱間粘着性値を有する包装フィルム用のシーラント層が今なお必要とされている。
驚いたことに、2種類の特定の種類の非相溶性ポリマーを組み合わせることにより、剛性、耐穿孔性、ヒートシール強度および熱間粘着強度について優れた特性を示すシーラント層が得られることがわかった。
本明細書において、非相溶性ポリマーとは、相互に不溶性であるポリマーを意味し、言いかえれば、互いに著しく異なる溶解度パラメーターを有するポリマーを意味する。前記パラメーターは、少なくとも0.5ユニット異なるのが好ましい。溶解度パラメーターは、(非特許文献1)に定義されている。
本発明の第1の態様は、少なくとも1種のエチレンベースポリマーの極性誘導体と、少なくとも1種のシクロオレフィンポリマーとを含むことを特徴とするブレンドである。
本発明の別の態様は、上記のブレンドを含むことを特徴とするフィルムである。
本発明の別の態様は、上記のフィルムを含むことを特徴とするシーラント層である。
本発明の別の態様は、上記のシーラント層を含むことを特徴とする包装である。
本発明の別の態様は、エチレンベースポリマーの極性誘導体で作製されたフィルムの耐穿孔性を改良する方法であって、フィルムの重量に対して約0.1〜50重量%のシクロオレフィンポリマーをフィルムに導入するステップを含むことを特徴とする方法である。
本発明の別の態様は、エチレンベースポリマーの極性誘導体で作製されたフィルムのヒートシール開始温度を低下させる方法であって、フィルムに対して約0.1〜50重量%のシクロオレフィンポリマーをフィルムに導入するステップを含むことを特徴とする方法である。
本発明の別の態様は、エチレンベースポリマーの極性誘導体で作製されたフィルムの幅広い温度域にわたるヒートシール強度を調節する方法であって、フィルムに対して約0.1〜50重量%のシクロオレフィンポリマーをフィルムに導入するステップを含むことを特徴とする方法である。
本発明の別の態様は、エチレンベースポリマー範囲の極性誘導体で作製されたフィルムの熱間粘着強度を高める方法であって、フィルムに対して約0.1〜50重量%のシクロオレフィンポリマーをフィルムに導入するステップを含むことを特徴とする方法である。
本発明のフィルムは、改良された耐衝撃性と、改良された熱間粘着性値を有する。また、前記フィルムは、顕著に低下したヒートシール開始温度を有し得る(実施例を参照)。
本発明のエチレンベースポリマーおよびシクロオレフィンポリマーは非相溶であるが、それらを組み合わせることにより、両ポリマーのブレンドから作製されたフィルムでは、力学的特性が改良される。さらに、シールを開封する場合、本発明のブレンドから作製されたフィルムは、剥離に対するポテンシャルを有し、したがって、耐穿孔性が高いのと同時に、完全に剥離が調節される。このことは、通常、耐穿孔性が十分ではない商品の剥離システムについて有利である。
本発明のフィルムは、優れた耐穿孔性を示す。したがって、本フィルムで作製された包装は耐性が高い。このことは、例えば、骨がフィルムを破損する可能性がある、食品包装において非常に重要である。また、本発明のフィルムは、シール開始温度が低く、それは、本フィルムで作製された包装は、従来のものよりも低温でシールされ得ることを意味する。このことは、各操作が迅速でなければならない工業工程において特に重要である。また、本発明のフィルムは高い熱間粘着強度を示す。このことは、シーリングする操作、特に、商品が調整気相(MAP)中わずかの過剰圧力下で包装される、垂直式充填(VFF)機およびフローラッピングプロセスにおけるオペレーションを著しくスピートアップすることができることを意味する。シーリングが有効となるまで、一定時間待つ必要はない。また、これにより、より多くのパッケージがより短時間でヒートシールされ得る。本フィルムは、高速自動包装機で包装され、それにより、工業プロセスでの生産性を高めることができる。
本発明のフィルムは、シリアル、食肉、スープの包装などの食品包装における用途を挙げることができる。
本発明の組成物の第1の本質的成分は、エチレンベースポリマーの極性誘導体である。本明細書で用いられる「エチレンベースポリマーの極性誘導体」とは、ポリエチレンの炭化水素鎖中の水素原子の一部が、酸素または窒素から選択される少なくとも1個の原子によって置換されている、エチレンベースポリマーを意味する。このエチレンベースポリマーの極性誘導体は、好ましくはコポリマーまたはターポリマーである。前記誘導体は、好ましくは、前記ポリマーの重量に対して少なくとも60重量%のエチレンと、カルボン酸、アルキルアクリレート類および酢酸ビニルからなる群から選択される極性モノマーとを含む。
発明の好ましい実施形態では、エチレンベースポリマーの極性誘導体は、エチレンが、α,β−エチレン系不飽和C3−C8カルボン酸、および場合により、エチレンと共重合し得る1種以上の軟化コモノマー(softening monomer)のものである。そのα,β−エチレン系不飽和C3−C8カルボン酸は、ポリマー重量に対して、約5〜15重量%量で存在するのが好ましい。軟化モノマーは、ポリマー重量に対して、約25重量%未満の量で存在するのが好ましい。アクリル酸およびメタクリル酸は、酸コモノマーとして好ましい。軟化コモノマーは、アクリル酸メチル、アクリル酸n−プロピル、アクリル酸イソ−ブチル、アクリル酸n−ブチル、アクリル酸n−オクチル、アクリル酸2−エチルヘキシル、およびアクリル酸2−メトキシエチルからなる群から選択されるアルキルアクリレートであり得る。好ましいアルキルアクリレート類は、アクリル酸イソ−ブチル、アクリル酸n−ブチル、アクリル酸2−エチルヘキシル、アクリル酸2−メトキシエチルである。また、軟化コモノマーは、n−ブチル−ビニルエーテル、n−ヘキシル−ビニルエーテル、2−エチルヘキシル−ビニルエーテル、および2−メトキシエチル−ビニルエーテルからなる群から選択されるアルキルビニルエーテルであり得る。好ましいアルキルビニルエーテルは、n−ブチルビニルエーテルおよびn−ヘキシルビニルエーテルである。
前記ポリマーは、場合により、元素周期律表のIa、Ib、IIa、IIIa、IVa、VIb、およびVIII族から選択される金属イオン(ナトリウム、カリウム、亜鉛、カルシウム、マグネシウム、リチウム、アルミニウム、ニッケルおよびクロムなど)で約0.01〜99.5%中和する。かかる中和エチレン酸コポリマーは、当技術分野において「アイオノマー」として公知である。一般には、中和は約10〜70%である。コポリマーは、ナトリウム、カリウム、亜鉛、カルシウムおよびマグネシウムからなる群から選択される金属イオンによる中和によってイオン化された約35〜約70%のカルボン酸基を有しているのが好ましい。アイオノマー類およびそれらの製造方法は、米国特許公報(特許文献1)に記載されている。
本発明で使用される適当なポリマーは、本願特許出願人から商標サーリン(登録商標)(Surlyn)として購入可能なアイオノマーと、本願特許出願人から商標ヌクレル(登録商標)(Nucrel)として購入可能なエチレン酸コポリマーである。
本発明の別の好ましい実施形態では、エチレンベースポリマーの極性誘導体は、エチレン、アルキル(メタ)アクリレート、および場合により、1種のビニルアルキルシランターモノマーまたは一酸化炭素である。アルキル(メタ)アクリレートモノマーは、ポリマー重量に対して、約5〜40重量%の量で存在するのが好ましい。アルキル(メタ)アクリレートモノマーのアルキル基は、好ましくはメチルであるが、オクチルまでのより長鎖のアルキル基であってもよい。ビニルアルキルシランターモノマーは、ポリマー重量に対して、3重量%未満の量で存在するのが好ましい。好ましいビニルアルキルシランターモノマーは、ビニルメチルシランとビニルエチルシランから選択される。一酸化炭素モノマーは、ポリマー重量に対して、15重量%未満の量で存在するのが好ましい。かかるポリマーおよびそれらの作製については米国特許公報(特許文献2)に記載されている。これらのポリマーは、高圧遊離基重合などの当技術分野で公知の種々の方法より作製することができる。本発明で使用される適当なポリマーは、商標エルヴァロイ(登録商標)AC(Elvaloy AC)、エルヴァロイ(登録商標)HP(Elvaloy HP)として本願特許出願人から市販されている。
本発明に適当な他のエチレンベースポリマーの極性誘導体は、商標エルヴァックス(登録商標)(Elvax)として本願特許出願人から市販されているエチレンおよび酢酸ビニルのポリマーである。
エチレンベースポリマーの極性誘導体は、ブレンド重量に対して、通常、約50重量%〜99.9重量%の量で本発明のブレンド中に存在する。
本発明のブレンドの第2の本質的成分は、シクロオレフィンポリマーである。本発明に適当なシクロオレフィンポリマーは、200〜100,000の範囲の平均分子量Mv(重量平均)を有する。シクロオレフィンポリマーは実質的に非晶質であり、すなわち、5重量%未満の結晶度を有する。また、シクロオレフィンポリマーは、好ましくは、一般に0℃〜300°Cの範囲のガラス転移温度Tgを示す。シクロオレフィンポリマーの多分散性Mw/Mnは、1〜5が好ましい。
シクロオレフィンポリマー(COP)は、1種のみのシクロオレフィンから作製されるホモポリマー、または、複数種のシクロオレフィンおよびコモノマー(COC)から構築されるコポリマーであり、コモノマー含有量は、シクロオレフィンポリマーの重量に基づいて20重量%までである。シクロオレフィンは、シクロアルケン、ビシクロアルケン、トリシクロアルケンまたはテトラシクロアルケンなどのモノまたはポリ不飽和多環構造である。環構造は、一置換基または多置換され得る。好ましいのは、モノアルキル化または非置換化シクロオレフィンから構築されるシクロオレフィンである。特に好ましいシクロオレフィンホモポリマーは、ポリノルボルネン、ポリジメチルオクタヒドロナフタレン、ポリシクロペンテン、およびポリ(5−メチル)ノルボルネンである。また、シクロオレフィンポリマーは分岐化され得る。この種類の生成物は櫛形構造または星形構造を有し得る。
所望により、上記シクロオレフィンは、コモノマーと共重合させることができる。本発明の好ましい実施形態においては、これらのシクロオレフィンコポリマー(COC)は、COC重量に対し、20重量%まで、好ましくは1〜15重量%、特に好ましくは、1〜8重量%のコモノマーを含有している。好ましいコモノマーは、2〜6個の炭素原子を有するオレフィンであり、特にエチレンおよびブチレンである。
本発明の好ましいシクロオレフィンポリマーは、エチレンノルボルネンコポリマーである。
シクロオレフィンポリマーは、遷移金属触媒の助剤によって作製することができる。作製方法は、例えば、(特許文献3)、(特許文献4)、(特許文献5)、および米国特許公報(特許文献6)、米国特許公報(特許文献7)、ならびに(特許文献8)に記載されており、前記文献は、引用により本明細書に援用する。前記作製を行っている間、分子量の調節は、水素を用いて効果的に行うことができる。また、適当な分子量は、触媒と反応条件の的確な選択により得ることができる。この点の詳細については、上述の明細書に記載されている。
本発明に適当なシクロオレフィンは、チコナ(Ticona)によって商標トーパス(登録商標)(Topas)として販売されている商品である。
シクロオレフィンポリマーは、ブレンドの重量に対して、通常、約0.1重量%〜50重量%の量で本発明のブレンド中に存在する。
本発明のブレンドは、可塑剤、安定化剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、加水分解安定化剤、帯電防止剤、染料もしくは顔料、賦形剤、難燃剤、滑沢剤、ガラス繊維やフレークスなどの補強剤、加工助剤(例えば剥離剤)、および/または、それらの混合物をはじめとする、通常の添加剤を含んでいてもよい。
本発明のブレンドは、任意の押出し法により、例えば以下の方法で作製することができる。ブレンドは、塩とコショウのブレンドのように、乾燥した成分を単に混合することにより作製する。次いで、このブレンドを押出機中で混和する。射出化合物が造粒される。あるいは、ブレンドを混合することなく、フィルム加工押出機中に供給することができる。
本発明のフィルムは、以下のようにして押出成形を行うことができる:上述のようにして得られた造粒物を適当な押出機中で溶解し、加工技術を用いて、少なくとも1種の単一層を有するフィルムに加工する。適当な加工技術としては、例えば、インフレート法、キャストシート押出成形法、押出コーティング法が挙げられる。
本発明による極性エチレンベースポリマーで作製されるフィルム中に、約0.1〜50%のシクロオレフィンポリマーを混合することにより、下記のような有利な点が多数得られる:前記フィルムの耐穿孔性の改良、ヒートシール開始温度の低下、熱間粘着性の強度の向上。また、それは、広範囲の温度域、例えば、80℃〜150℃の範囲の温度にわたって、そのヒートシール強度を安定させることができる。さらに、シール強度を低下させるとともに、フィルムを容易に開封させることができる。
本発明の包装は、フィルムから作製されたかかる包装の慣用の作製法に従って作製してもよい。
さらに、本発明を以下の実施例に記載する。
(成分の性状:)
以下に記載の実施例中で用いた材料は、それぞれの商標および商品名によって特定される、下記のものである。
アイオノマー1:15%のメタクリル酸を含み、メルトフローインデックス(MFI)0.7を有する、Znで58%中和されたエチレンのコポリマーは、本願特許出願人から市販されている。
アイオノマー2:10%のメタクリル酸を含み、MFI1.5を有する、Znで38%中和されたエチレンのコポリマーは、本願特許出願人から市販されている。
エルヴァロイ(登録商標)AC(Elvaloy AC) 2116:エチレンおよび16%のアクリル酸エチルのコポリマー(MFIは1)は、本願特許出願人から市販されている。
トーパス(登録商標)(TOPAS)8007:エチレンとノルボルネンのコポリマーは、チコナ(TICONA)から市販されている。
トーパス(登録商標)(TOPAS)6013:エチレンとノルボルネンのコポリマーは、チコナ(TICONA)から市販されている。
上記化合物のメルトフローインデックス(MFI)は、ASTM D 1238@190℃/2.16kgにより測定した。
以下の組成物を作製した。量はすべて、組成物の全重量に対する重量部である。
Figure 0004223286
組成物は高速剪断スクリューを用いて24mmのプリズム二軸スクリュー押出機中で混合した。成分はすべて、塩とペッパーのブレンドのように作製し、押出機から射出により造粒した。
混合温度条件は以下のとおりであった:
材料 ゾーン1 ゾーン2 ゾーン3 金型 溶融物
205 210 230 240 240 240
70〜100マイクロメートルの厚さを有するインフレートフィルムを押出成形する場合、この方法で得られた造粒物の一部をブラベンダー24mm単軸押出機中で溶融した。ブラベンダー単軸押出機の溶融温度は以下のとおりであった:
材料 ゾーン1 ゾーン2 ゾーン3 金型 溶融物
170 195 220 235 235 235
このフィルムは、続いて以下の試験に用いた。
静止耐穿孔性
静止耐穿孔性は、軟包装用新規シーラントのコンセプト、(非特許文献2)に記載されている試験に従って試験した。フィルムは金属板上で伸延した。次いで、前記フィルムを90度の尖った針上に置き、静止重力をかけた。針は徐々にフィルムを突刺した。フィルムが突刺されるのに要した時間を記録した。
各組成物1〜6については、上記のように、100ミクロンのフィルムを作製した。各フィルムに220gの静止重量をかけた。各組成物7および8については、上記のように、70ミクロンのフィルムを作製した。各フィルムに50gの静止重量をかけた。結果(フィルムを突刺すのに要した時間(秒))を以下の表にまとめた。
Figure 0004223286
これらの結果から、2種類のポリマーの非相溶性にもかかわらず、エチレンベースポリマーの極性誘導体から作製されたフィルム中にシクロオレフィンポリマーを混合することにより、その耐穿孔性が顕著に高まるということが明らかである。
ヒートシール強度試験:)
各組成物1、3、4、5、6、9については、上記のように、100ミクロンのフィルムを作製した。ヒートシール性能は、0.5秒の接触時間と0.5MPaの圧力条件で、80〜160℃の温度においてコップヒートシーラー上で互いのフィルムをまずヒートシールすることにより試験した。24時間後、シール強度は、100mm/分のクロスヘッド速度でツビィック引張試験装置(Zwick tensile testing device)上で測定した。シーリング温度の機能についてN/15mmでの結果を得た。
シール開始温度(SIT)は、シール強度が>0.5N/15mmである場合の温度である。各組成物で測定したSITを下記の表にまとめた。
Figure 0004223286
2種類のポリマーの非相溶性にもかかわらず、エチレンベースポリマーの極性誘導体中に20%のシクロオレフィンポリマーを混合することにより、そのヒートシール開始温度は、顕著に低下した。さらに、シクロオレフィンポリマーのトーパス(Topas)(登録商標)8007およびトーパス(Topas)(登録商標)6013は文字通り、140〜350℃の溶融温度範囲を有することが知られている。エチレンベースポリマーイオノマー1およびアイオノマー2は、85〜95℃の溶融温度を有している。したがって、エチレンベースポリマーの極性誘導体に溶融温度の高い材料を20%添加した結果、ブレンドのシール開始温度が低下したということは、予期されないことであり、驚くべきことである。
さらに、組成物1および3の各状態を80〜160℃で比較した。これらの2種類の組成物について、80〜160℃の温度範囲に含まれる種々のシーリング温度(St)についてN/15mmでの強度を下記の表に示した。
Figure 0004223286
これらの結果から、サーリン(Surlyn)(登録商標)9910(組成物3)の組成物中にトーパス(Topas)(登録商標)8007を混合することにより、ヒートシール強度が下がり、前記組成物は、広範囲の温度にわたって、極めて一定な最低ヒートシール強度(1.36〜4.90)が得られる。これに反して、トーパス(Topas)(登録商標)8007(組成物1)を含有しない組成物のヒートシール強度は、絶えず増加する(0.60〜30.00)。エチレンベースポリマーの極性誘導体に添加されるシクロオレフィンポリマーの量により、ヒートシール強度のレベルを調節することができる。この特徴は、高性能の剥離ブレンドの容易な開封用途についての特性である。
熱間粘着強度:)
熱間粘着性能は、0.5MPaの圧力、0.5秒の滞留時間、および0.1秒の遅延時間の条件下で、80〜110℃の温度域において、市販のパックホルスク(Packforsk)ホットタック試験装置を用いて測定した。熱間粘着性は単分子層フィルム上で測定した。
組成物1、3、4、5、6、7および8を試験した。結果は、80〜110℃の範囲に含まれる種々のシーリング温度(ST)についてN/15mmでの強度を下記の表に示した。
Figure 0004223286
組成物3および4は組成物1と比較するものとする。組成物6は組成物5と比較するものとする。組成物8は組成物7と比較するものとする。エチレンベースポリマーの極性誘導体の熱間粘着強度は、2種類のポリマーの非相溶性にもかかわらず、シクロオレフィンポリマーを添加することによって大幅に高められた。さらに、シクロオレフィンポリマーは150℃より上の融点を有し、本発明のエチレンベースポリマーの極性誘導体は85〜95℃の融点を有するが、これらのエチレンベースポリマーの極性誘導体に20%のシクロオレフィンポリマーを添加することによりその最低温度が下がり、その場合、熱間粘着強度は顕著に増加する。したがって、その結果、本発明のブレンドにより作製されるフィルムの自動処理が可能となる。

Claims (14)

  1. 少なくとも1種のエチレンベースポリマーの極性誘導体と、少なくとも1種の非可塑化シクロオレフィンポリマーから本質的になる非相溶性ポリマーのブレンド。
  2. エチレンベースポリマーの極性誘導体が、ポリマー重量に対して、少なくとも60重量%のエチレンと、カルボン酸、アルキルアクリレート類、及び酢酸ビニルからなる群から選択される極性モノマーとを含むことを特徴とする請求項1に記載のブレンド。
  3. エチレンベースポリマーの極性誘導体が、ナトリウム、カリウム、亜鉛、カルシウム、マグネシウム、リチウム、アルミニウム、ニッケル及びクロムから選択される金属イオンで0.01〜99.5%中和されていることを特徴とする請求項1に記載のブレンド。
  4. エチレンベースポリマーの極性誘導体が、ブレンドの重量に対して、50重量%〜99.9重量%の量で存在していることを特徴とする請求項1に記載のブレンド。
  5. 非可塑化シクロオレフィンポリマーがホモポリマーまたはコポリマーであり、該コポリマーにおいて、コモノマー含有量が、シクロオレフィンポリマーの重量に基づいて、20重量%までであることを特徴とする請求項1に記載のブレンド。
  6. 非可塑化シクロオレフィンポリマーがエチレン−ノルボルネンコポリマーであることを特徴とする請求項5に記載のブレンド。
  7. 非可塑化シクロオレフィンポリマーが、ブレンドの重量に対して、0.1重量%〜50重量%の量で存在することを特徴とする請求項1に記載のブレンド。
  8. 請求項1に記載のブレンドを含むことを特徴とするフィルム。
  9. 請求項8に記載のフィルムを含むことを特徴とするシーラント層。
  10. 請求項9に記載のシーラント層を含むことを特徴とする包装。
  11. エチレンベースポリマーの極性誘導体で作製されたフィルムの耐穿孔性を改良する方法であって、フィルムの重量に対して、0.1〜50重量%の非可塑化シクロオレフィンポリマーをフィルムに導入するステップを含むことを特徴とする方法。
  12. エチレンベースポリマーの極性誘導体で作製されたフィルムのヒートシール開始温度を低下させる方法であって、フィルムの重量に対して、0.1〜50重量%の非可塑化シクロオレフィンポリマーをフィルムに導入するステップを含むことを特徴とする方法。
  13. 広範囲の温度にわたってエチレンベースポリマーの極性誘導体で作製されたフィルムのヒートシール強度を安定化させる方法であって、フィルムの重量に対して、0.1〜50重量%の非可塑化シクロオレフィンポリマーをフィルムに導入するステップを含むことを特徴とする方法。
  14. エチレンベースポリマーの極性誘導体で作製されたフィルムの熱間粘着強度を高める方法であって、フィルムの重量に対して、0.1〜50重量%の非可塑化シクロオレフィンポリマーをフィルムに導入するステップを含むことを特徴とする方法。
JP2002566208A 2001-02-20 2002-02-20 極性エチレンベースポリマー、シクロオレフィンポリマーブレンド Expired - Fee Related JP4223286B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US26989901P 2001-02-20 2001-02-20
PCT/US2002/008150 WO2002066495A2 (en) 2001-02-20 2002-02-20 Polar ethylene-based polymer, cycloolefin polymer blends

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2004528409A JP2004528409A (ja) 2004-09-16
JP4223286B2 true JP4223286B2 (ja) 2009-02-12

Family

ID=23029092

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002566208A Expired - Fee Related JP4223286B2 (ja) 2001-02-20 2002-02-20 極性エチレンベースポリマー、シクロオレフィンポリマーブレンド

Country Status (6)

Country Link
US (1) US6670423B2 (ja)
EP (1) EP1423408B1 (ja)
JP (1) JP4223286B2 (ja)
AU (1) AU2002254249A1 (ja)
DE (1) DE60210634T2 (ja)
WO (1) WO2002066495A2 (ja)

Families Citing this family (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6696524B2 (en) * 2001-02-20 2004-02-24 E. I. Du Pont De Nemours And Company Low Tg ethylene-based polymer, cycloolefin polymer blends
ATE370184T1 (de) 2001-06-27 2007-09-15 Borealis Tech Oy Verfahren zur herstellung einer polymerfolie die ein statistisches propylencopolymer enthält
US7288316B2 (en) * 2003-11-21 2007-10-30 Topas Advanced Polymers, Inc. Cycloolefin copolymer heat sealable films
US7258930B2 (en) * 2004-04-28 2007-08-21 Cryovac, Inc. Oxygen scavenging film with cyclic olefin copolymer
US7265183B2 (en) 2004-11-01 2007-09-04 Ticona Llc High clarity, low friction polyethylene compositions for films
US20060198973A1 (en) * 2005-03-03 2006-09-07 Jester Randy D Packaging with cycloolefin food/beverage contact layer
JP5134868B2 (ja) * 2007-06-15 2013-01-30 アキレス株式会社 オレフィン系樹脂フィルム
JP5677143B2 (ja) * 2011-03-10 2015-02-25 藤森工業株式会社 積層フィルムおよび包装袋
EP2747998B1 (en) 2011-10-11 2020-06-03 Jindal Films Europe Virton SPRL Squeezable and conformable oriented polypropylene label
US20130095338A1 (en) 2011-10-18 2013-04-18 Pang-Chia Lu Soft Multi-Layer Shrink Films
EP2773504B1 (en) * 2011-11-04 2020-05-13 Jindal Films Europe Virton SPRL Uniaxially shrinkable, biaxially oriented polypropylene films
JP5844138B2 (ja) * 2011-12-22 2016-01-13 三井・デュポンポリケミカル株式会社 床材
WO2013116445A1 (en) * 2012-01-31 2013-08-08 E. I. Du Pont De Nemours And Company Multilayer film comprising cyclic olefin copolymer
JP6699123B2 (ja) * 2015-10-07 2020-05-27 東ソー株式会社 樹脂組成物並びにこれよりなるフィルム及び積層体
DE202016008677U1 (de) 2015-12-29 2018-12-21 Danapak Flexibles A/S Chemisch resistente Folie und daraus erhältliches Laminat
JP6264420B2 (ja) * 2016-09-29 2018-01-24 大日本印刷株式会社 電池用包装材料
ES2923891T3 (es) 2018-08-08 2022-10-03 Danapak Flexibles As Películas y láminas mejoradas para usarse en el envase de compuestos reactivos
EP3848200A4 (en) * 2018-09-03 2022-05-18 Japan Polyethylene Corporation EASILY TEARABLE CO-EXTRUDED MULTI-LAYER BARRIER FILM AND PACKAGING MATERIAL

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE105951C (ja)
NL128027C (ja) 1961-08-31 1900-01-01
US3780140A (en) 1971-08-06 1973-12-18 Du Pont Ethylene/carbon monoxide polymer compositions
US3941859A (en) 1974-08-02 1976-03-02 The B. F. Goodrich Company Thermoplastic polymer blends of EPDM polymer, polyethylene and ethylene-vinyl acetate copolymer
DE3922546A1 (de) 1989-07-08 1991-01-17 Hoechst Ag Verfahren zur herstellung von cycloolefinpolymeren
FR2659974B1 (fr) 1990-03-26 1994-01-14 Norsolor Compositions polyolefiniques ignifugees pour revetement de cables electriques.
US5371158A (en) 1990-07-05 1994-12-06 Hoechst Aktiengesellschaft Bulk polymerization using specific metallocene catalysts for the preparation of cycloolefin polymers
TW227005B (ja) 1990-11-14 1994-07-21 Hoechst Ag
DE19536043A1 (de) 1995-09-28 1997-04-10 Hoechst Ag Polyolefinfolie mit Cycloolefinpolymer, Verfahren zu ihrer Herstellung und ihre Verwendung
DE19546500A1 (de) 1995-12-13 1997-06-19 Hoechst Ag Verfahren zur Herstellung eines Cycloolefincopolymeren
DE19652340A1 (de) 1996-12-17 1998-06-18 Hoechst Ag Verfahren zur Herstellung von Cycloolefincopolymers

Also Published As

Publication number Publication date
WO2002066495A2 (en) 2002-08-29
US6670423B2 (en) 2003-12-30
EP1423408B1 (en) 2006-04-12
WO2002066495A3 (en) 2004-04-01
AU2002254249A1 (en) 2002-09-04
JP2004528409A (ja) 2004-09-16
DE60210634D1 (de) 2006-05-24
US20020156195A1 (en) 2002-10-24
EP1423408A2 (en) 2004-06-02
DE60210634T2 (de) 2006-12-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4223286B2 (ja) 極性エチレンベースポリマー、シクロオレフィンポリマーブレンド
CA1247278A (en) Blends of ionomer with propylene copolymer
US4539263A (en) Blends of ionomer with propylene copolymer and articles
WO1992008611A1 (en) Multilayered stretchable shrink film
EP0102854B1 (fr) Compositions de copolymères d'éthylène/alpha-oléfine et de polyéthylène de basse densité et leur application à la fabrication de films
JPH0816167B2 (ja) 二軸配向熱収縮性フィルム
JP2000507645A (ja) 均衡の取れたシーラント特性と向上した引張り応力を示すポリオレフィン組成物およびそれの方法
US7846552B2 (en) Polymer compositions for extrusion coating
JP6306026B2 (ja) バリアフィルム用塩化ビニリデンコポリマー
US3694524A (en) Blends of low density polyethylene and butene/ethylene copolymers and high tear strength blown film made therefrom
JP2004522842A (ja) 低ガラス転移温度エチレンベースポリマーとコクロオレフィン(cocloolefin)ポリマーとのブレンド
WO1999033913A1 (en) Easy-open packaging
JPH0665448A (ja) 樹脂組成物
JP3068882B2 (ja) ポリプロピレン−ポリブチレン組成物
JP2005524734A (ja) プロピレン・ベースのシーラント組成物および応用
TW200400221A (en) Polyolefin films with improved processing properties
JPH068370B2 (ja) ポリオレフイン系樹脂組成物およびフイルム
JPH11217469A (ja) ポリエチレン系樹脂の性能改良方法およびそれを用いたポリエチレン系樹脂の加工方法
JP3820389B2 (ja) 食品包装用フィルム
JP4608985B2 (ja) オレフィン樹脂製多層ラップフィルム
JP2007224280A (ja) プロピレン系樹脂未延伸フィルム
CA1339543C (en) Multilayered film
JPH08269268A (ja) ポリエチレン系樹脂組成物およびそれを用いたフィルム
JPH02199144A (ja) ポリオレフィン系樹脂組成物
JPH11240115A (ja) 積層フィルム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050221

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070820

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070828

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20071128

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20071205

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20071226

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20080108

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20080109

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20080128

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20080208

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080228

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20081021

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20081119

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111128

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111128

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121128

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131128

Year of fee payment: 5

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees