JP4222720B2 - データ転送システム、及び、データ転送方式 - Google Patents

データ転送システム、及び、データ転送方式 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、シリアルデータバス、特にI2Cバスを用いてマスターICと複数のスレーブICとの間で行うデータ転送システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、シリアルデータバス、特にI2Cバスを介してマスターICと複数のスレーブICとの間でデータ転送を行うシステムが知られている。当該システムでは、マスターICと複数のスレーブICとをシリアルデータライン(以下、SDAラインという)、及び、シリアルクロックライン(以下、SCLラインという)の2本のバスラインにより接続し、これら2本のバスラインを用いてI2Cプロトコルに準拠したデータ転送を行う。
【0003】
図8は、マスターICが特定のアドレスのスレーブICを指定し、当該指定したスレーブICとの回線を確立(いわゆるシェークハンド)した後に、データ転送を行う場合において、SDAラインに流れる信号の種類を示す図である。本図ではマスターICから出力される信号を斜線で表し、スレーブICから出力される信号を白抜きで表す。
【0004】
まず、マスターICは、クロック信号が”H”の時にデータ信号を”H”から”L”に切換えてスタートコンディションを形成し、スレーブアドレスの指定を行うことを各スレーブICに知らせる。
【0005】
この後、マスターICは、指定するスレーブICのアドレスデータ(7ビット)を出力する。
【0006】
マスターICは、スレーブICへデータの書き込みを行う場合、”L”のR/W信号を出力し、逆にスレーブICからデータを読み出す場合には、”H”のR/W信号を出力する。
【0007】
マスターICから指定されたことを認識したスレーブICは、マスターICに対して認証信号Aを返信する。
【0008】
上記R/Wが”L”の場合、指定したスレーブICから認証信号Aを受け取ったマスターICは、転送データを1バイト単位で出力する。スレーブICは、1バイトのデータを受け取る毎に、認証信号AをマスターICに返送する。
【0009】
転送すべきデータの出力が完了した場合、マスターICは、スレーブICから送られてくる認証信号Aに対応して、クロック信号が”H”の時にデータを”L”から”H”に切換えてストップコンディションPを形成し、データの出力完了を知らせる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
接続されているスレーブICの数が少ない場合、これらのスレーブICを識別するのに必要なアドレスのビット数は少ない。ところが、上記従来のデータ転送方法では、スレーブICには、常に7ビットのアドレスが割り当てられており、接続されているスレーブICの数が少なくても必ず7ビット分のデータ送信が行われるため、これ以上のデータ転送の効率化を図ることができない。
【0011】
本発明は、接続されているスレーブICの数が少ない場合に、より迅速なデータ転送を実現するデータ転送システム、及び、データ転送方式を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載のデータ転送システムは、マスターIC(100)が、該マスターICからスレーブICへデータ転送を行う際、バスに接続されている1以上のスレーブICの内の1つに割り当てられている第1ビット数の固定長アドレスを出力し、自己が指定されたことを認識したスレーブICからの認証信号(A)の受け取りに応じて、該スレーブICに対して転送データの出力を実行するデータ転送システム(50)であって、上記第1ビット数よりも少ない第2ビット数の固定長アドレスであって、上記スレーブICに割り当てられているアドレスの内、上記第2ビット数の固定長アドレスに対応する部分に異なる値が割り当てられている1以上の第1スレーブIC(110、120)を含んでおり、上記マスターICが、接続されている各スレーブICに対して転送データの出力開始を認識させるためのスタートコンディションを形成する手段(ステップS1)と、接続する第1スレーブICに割り当てられている第2ビット数のアドレスを出力するアドレス出力手段(ステップS2)と、第1ビット数から第2ビット数を引いて求められる第3ビット数分の転送データを上記アドレス出力に続いて出力するデータ出力手段(ステップS3)と、上記第2ビット数のアドレスによって自己が指定されたことを認識した第1スレーブICから出力される認証信号(A)を確認する手段(ステップS5)と、認証信号(A)の受け取りに応じて残りの転送データを出力する手段(ステップS6)と、を含んでおり、上記1以上の第1スレーブICの各々が、マスターICによるスタートコンディションの形成を検出する手段(ステップS20)と、転送データの先頭の第2ビット数のデータに基づいて自己がアドレス指定されたか否かの認識を行う認識手段(ステップS22)と、自己がアドレス指定されたことを認識した場合、上記第2ビット数のデータの次の第3ビット数の転送データを受け取る受取手段(ステップS25)と、認証信号(A)を出力する手段(ステップS27)と、残りの転送データの受け取りを行う手段と、を含んでいるものである、ことを特徴とする。
【0013】
請求項2に記載のデータ転送方法は、マスターIC(100)が、該マスターICからスレーブICへデータ転送を行う際、バスに接続されている1以上のスレーブICの内の1つに割り当てられている第1ビット数の固定長アドレスを出力し、自己が指定されたことを認識したスレーブICからの認証信号(A)の受け取りに応じて、該スレーブICに対して転送データの出力を実行するシステムであって、上記第1ビット数よりも少ない第2ビット数の固定長アドレスであって、上記スレーブICに割り当てられているアドレスの内、上記第2ビット数の固定長アドレスに対応する部分に異なる値が割り当てられている1以上の第1スレーブIC(110、120)を含んでいるシステム(50)において実行するデータ転送方法であって、上記マスターICが、接続されている各スレーブICに対して転送データの出力開始を認識させるためのスタートコンディションを形成する工程(ステップS1)と、接続する第1スレーブICに割り当てられている第2ビット数のアドレスを出力するアドレス出力工程(ステップS2)と、第1ビット数から第2ビット数を引いて求められる第3ビット数分の転送データを上記アドレス出力に続いて出力するデータ出力工程(ステップS3)と、上記第2ビット数のアドレスによって自己が指定されたことを認識した第1スレーブICから出力される認証信号(A)を確認する工程(ステップS5)と、認証信号(A)の受け取りに応じて残りの転送データを出力する工程(ステップS6)と、を含んでおり、上記1以上の第1スレーブICの各々が、マスターICによるスタートコンディションの形成を検出する工程(ステップS20)と、転送データの先頭の第2ビット数のデータに基づいて自己がアドレス指定されたか否かの認識を行う認識工程(ステップS22)と、自己がアドレス指定されたことを認識した場合、上記第2ビット数のデータの次の第3ビット数の転送データを受け取る受取工程(ステップS25)と、認証信号(A)を出力する工程(ステップS27)と、残りの転送データの受け取りを行う工程と、を実行するものである、ことを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】
本発明のデータ転送方式は、I2Cバスを介して、マスターICと複数のスレーブICが接続されて成るシステムにおいて、スレーブICの数が少ない場合には、個々のスレーブICを識別するのに必要最小限のビットをアドレスデータ用に使用すると共に、元々アドレスデータ用に割り当てられている7ビットの内の残りのビットをデータ転送用に割り当てることを特徴とする。これにより、接続されているスレーブICの数が少ない場合におけるより迅速なデータ転送を実現する。
以下、上記特徴を具備するデータ転送方式を実現するデータ転送システムを、添付の図面を参照しつつ説明する。
【0017】
図1は、本発明のデータ転送方式を実現するデータ転送システム50の構成図である。データ転送システム50は、I2Cバスとして、シリアルデータライン(以下、SDAラインという)10及びシリアルクロックライン(以下、SCLラインという)20を備え、当該バスにマスターIC100、及び、7個のスレーブIC110〜170を接続して成る。
【0018】
マスターIC100は、信号制御部及びI2Cインターフェースで構成されており、以下に説明する手順でスレーブICを指定し、データの転送処理を行う。
【0019】
スレーブIC110〜170には、”001”〜”111”の3ビットのアドレスを割り当てる。各スレーブICに割り当てるアドレスのビット数は、接続するスレーブICの数に応じて決まる。例えば、3つしかない場合には、2ビットを割り当てる。なお、後に応用例として説明するが、ここで、スレーブIC110〜170に、アドレス”000”を割り当てないのは、7ビット分のアドレスの割り当てを必要とする従来のスレーブICの下位3ビットのアドレスを”000”とすることで、本発明にかかるスレーブIC110〜170と従来のスレーブICの識別を可能にして混合状態での使用を可能にするためである。
【0020】
図2は、上記構成のデータ転送システム50において、マスターIC100が実行する処理のフローチャートである。図3は、図2のフローチャートに従い、スレーブIC110〜170の内の1つを指定し、当該指定したスレーブICとの回線を確立した後に、データ転送を行う場合にSDAライン10に流れる信号の種類を示す図である。図中、マスターIC100から出力される信号を斜線で表し、指定されたスレーブICから出力される信号を白抜きで表す。図4は、データライン10及びクロックライン20に流れる信号のレベルを表す図である。以下、図3及び図4を参照しつつ、マスターIC100の実行するデータ転送処理の内容を図2のフローに従いながら説明する。
【0021】
まず、図4に示すように、マスターIC100は、クロック信号が”H”の時にデータを”H”から”L”に切換えてスタートコンディションを形成し、これよりスレーブアドレスの指定を行うことを各スレーブIC110〜170に知らせる(ステップS1)。
【0022】
この後、図3に示すように、3ビットのスレーブICのアドレスデータを出力し(ステップS2)、直ちに4ビット分の転送データを出力する(ステップS3)。当該処理により、接続されているスレーブICの数が少ない場合におけるより迅速なデータ転送を実現する。なお、各スレーブICに、3ビット均一でなく、それぞれ異なるビット数のアドレスを割り当て、アドレスとして未使用なビットからデータの転送を行う構成を採用しても良い。この場合、アドレスデータと転送データの境界において再度スタートコンディションを形成することにより、各スレーブICにアドレスデータの終端を認識させる構成を採用する。
【0023】
4ビット分のデータの出力後、マスターIC100は、スレーブICへのデータの書き込みの場合、”L”のR/W信号を出力し、逆にスレーブICからデータを読み出す場合、”H”のR/W信号を出力する(ステップS4)。
【0024】
指定されたことを認識したスレーブICから認証信号Aが返送されてくるのを待機する(ステップS5でNO)。
【0025】
上記R/Wが”L”の場合、認証信号Aの受信後(ステップS5でYES)、マスターIC100は、既に送信した4ビット分の転送データに引き続き、データを1バイト単位で出力する(ステップS6)。一方、R/W信号が”L”の場合、指定したスレーブICからデータが送られてくるのを待つ。
【0026】
指定したスレーブICから認証信号Aが返信されてくるのを待機する(ステップS7でNO)。
【0027】
認証信号Aの受信後(ステップS7でYES)、データの転送が未だ完了していない場合(ステップS8でNO)、ステップS6に戻り次の1バイトの転送データを出力する。また、R/W信号が”L”の場合、指定したスレーブICからデータが送られてくるのを待つ。
【0028】
転送すべきデータの出力が完了した場合(ステップS8でYES)、図4に示すように、クロック信号が”H”の時にデータを”L”から”H”に切換えてストップコンディションを形成し、指定したスレーブICに対してデータ転送の終了を知らせる。
【0029】
図5は、スレーブIC110の構成を示す図である。スレーブIC110は、I2CインターフェースとしてSDAライン10及びSCLライン20に接続されるデータ制御部1及びクロック制御部2を備える。データ制御部1は、SDAライン10を介して入力されるデータをシフトレジスタ7に出力すると共に、シリアル通信制御部9に出力する。クロック制御部2は、SCLライン20を介して入力されるクロック信号をシリアル通信制御部9に出力する。
【0030】
シフトレジスタ7は、8ビットのシフトレジスタであり、シリアル通信制御部9からのパラレルデータ出力信号に応じて、格納しているデータをスレーブIC110の内部データバス101にパラレル出力する。
【0031】
デバイス処理部15は、内部データバス101を介して転送されてくるデータの処理を行う。また、デバイス処理部15は、レジスタ8にスレーブアドレス110に割り当てるアドレスデータのビット数を設定する。また、シフトレジスタ3に当該スレーブICのアドレスを設定する。レジスタ8は、設定されたビット数をビット選択器4,6、及び、シリアル通信制御部9に出力する。ビット選択器4,6は、入力されたビット数のデータを比較器5に出力する。比較器5は、シリアル通信制御部9からのトリガ信号の入力に応じて、ビット選択器4,6を介して入力されるレジスタ3のアドレスデータ及びレジスタ7の3ビットデータを比較し、同じ場合に”H”の比較結果信号をシリアル通信制御部9に出力する。
【0032】
図6は、シリアル通信制御部9の実行するデータ転送処理のフローチャートである。以下、本図のフローに従いながらシリアル通信制御部9の実行する処理の内容について説明する。
まず、シリアル通信制御部9は、クロック制御部2を介して入力されるSCLライン20に流れるクロック信号が”H”の時に、データ制御部1を介して入力されるSDAライン10に流れるデータが”H”から”L”に変化するのを待機する(ステップS20でNO)。当該状態を検出した場合(ステップS20でYES)、マスターIC100によるスタートコンディションの形成であると認識し、引き続きデータ制御部1よりアドレスデータが入力されるのを待つ(ステップS21でNO)。
【0033】
シリアル通信制御部9は、データ制御部1を介して3ビット分のデータが入力された場合(ステップS21でYES)、比較器4にトリガ信号を出力し、入力された3ビットのアドレス指定データと、自己の3ビットのアドレスデータと比較させる(ステップS22)。なお、各スレーブICに、3ビット均一でなく、それぞれ異なるビット数のアドレスを割り当て、アドレスとして未使用なビットからデータの転送を行う構成を採用する場合、マスターIC100がアドレスデータと転送データの境界において再度スタートコンディションを形成したことを検出した後に上記ステップS22の処理を実行する。
【0034】
比較器4は、入力された3ビットのアドレス指定データと、自己の3ビットのアドレスデータとが一致する場合に”H”の比較結果信号をシリアル通信制御部9に出力する。ここで、”L”の比較結果信号が返信されてきた場合(ステップS23でNO)、シリアル通信制御部9は、自己が指定されたのではないと判断して上記ステップS20に戻り、マスターIC100により再びスタートコンディションが設定されるのを待機する。
【0035】
一方、比較器5から”H”の比較結果信号が返信されてきた場合(ステップS23でYES)、シリアル通信制御部9は、自己が指定されたことを認識し、一旦シフトレジスタ7をリセットした後に(ステップS24)、引き続きデータ制御部1から入力される4ビットのデータを転送用のデータとして受け取り、4ビット分の転送データが入力されたことを確認すると共にシフトレジスタ7に対してパラレルデータ出力信号を出力する(ステップS25)。R/W信号が送られてくるのを待機する(ステップS26でNO)。R/W信号を受け取った後(ステップS26でYES)、マスターIC100に対して認証信号Aを返信する(ステップS27)。
【0036】
この後、シリアル通信制御部9は、マスターIC100から1バイト単位の転送データを受け取る毎に認証信号Aを返信する(ステップS28でYES、ステップS29)。この後、マスターIC100によりクロック信号が”H”の時にデータが”L”から”H”に切換えられ、ストップコンディションが形成されたことを確認して(ステップS30でYES)、データ転送処理を終了する。
【0037】
なお、残りのスレーブIC120〜170は、スレーブIC110のデバイス処理部15に相当する処理部において実行する処理内容が同じ又は異なるが、スレーブアドレスを認識する構成については同じであるため、特に説明しない。
【0038】
図7は、本システムに対応したスレーブ110〜170の他に、従来のI2Cプロトコルに従うアドレスデータとして7ビットデータを使用するスレーブ220、221を混合して使用する場合の例を示す。この場合において、従来のスレーブ220、221のアドレスの下位3ビットのアドレスは”000”に設定する。スレーブIC110〜170を指定して、データ転送を行う場合には、既述したように、3ビットのアドレスデータに転送用のデータ4ビットを付加した7ビットのデータを送信すればよい。また、従来のスレーブIC220、221に対してデータの転送を行う場合には、従来のI2Cプロトコルに従い、7ビットのアドレスデータを送信し、指定したスレーブICからの認証信号Aを受け取った後に、1バイト単位で転送データを出力すればよい。
【0039】
以上説明するように、データ転送システム50では、バスに接続するスレーブICの数が少ない場合、識別に使用していないアドレスビットをデータ転送用のビットとして使用することで、より迅速なデータ転送を実現することができる。
【0040】
【発明の効果】
請求項1に記載のデータ転送システムは、第1ビット数よりも少ない第2ビット数のアドレスが割り当てられている第1スレーブICに対するデータ転送の効率化を図ることができる。
【0041】
請求項2に記載のデータ転送方法は、第1ビット数よりも少ない第2ビット数のアドレスが割り当てられている第1スレーブICに対するデータ転送の効率化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のデータ転送システムの構成図である。
【図2】 マスターICの実行するデータ転送処理のフローチャートである。
【図3】 データ転送時にSDAラインに流れる信号の種類を示す図である。
【図4】 データ転送時にSDAラインに流れる信号のレベルを示す図である。
【図5】 スレーブICのブロック構成図である
【図6】 スレーブICのシリアル通信制御部の実行するデータ転送処理のフローチャートである。
【図7】 データ転送システムの変形例の構成図である。
【図8】 従来のI2Cプロトコルに従うデータ転送時の信号の状態を示す図である。
【符号の説明】
1 データ制御部、2 クロック制御部、4,6 ビット選択部、5 比較部、7,8 レジスタ、9 シリアル通信制御部、10 SDAライン、15 デバイス処理部、20 SCLライン、100 マスターIC、101 データバス、110,120,130,140,150,160,170 スレーブIC、220,221 従来のスレーブIC

Claims (2)

  1. マスターIC(100)が、該マスターICからスレーブICへデータ転送を行う際、バスに接続されている1以上のスレーブICの内の1つに割り当てられている第1ビット数の固定長アドレスを出力し、自己が指定されたことを認識したスレーブICからの認証信号(A)の受け取りに応じて、該スレーブICに対して転送データの出力を実行するデータ転送システム(50)であって、
    上記第1ビット数よりも少ない第2ビット数の固定長アドレスであって、上記スレーブICに割り当てられているアドレスの内、上記第2ビット数の固定長アドレスに対応する部分に異なる値が割り当てられている1以上の第1スレーブIC(110、120)を含んでおり、
    上記マスターICが、接続されている各スレーブICに対して転送データの出力開始を認識させるためのスタートコンディションを形成する手段(ステップS1)と、接続する第1スレーブICに割り当てられている第2ビット数のアドレスを出力するアドレス出力手段(ステップS2)と、第1ビット数から第2ビット数を引いて求められる第3ビット数分の転送データを上記アドレス出力に続いて出力するデータ出力手段(ステップS3)と、上記第2ビット数のアドレスによって自己が指定されたことを認識した第1スレーブICから出力される認証信号(A)を確認する手段(ステップS5)と、認証信号(A)の受け取りに応じて残りの転送データを出力する手段(ステップS6)と、を含んでおり、
    上記1以上の第1スレーブICの各々が、マスターICによるスタートコンディションの形成を検出する手段(ステップS20)と、転送データの先頭の第2ビット数のデータに基づいて自己がアドレス指定されたか否かの認識を行う認識手段(ステップS22)と、自己がアドレス指定されたことを認識した場合、上記第2ビット数のデータの次の第3ビット数の転送データを受け取る受取手段(ステップS25)と、認証信号(A)を出力する手段(ステップS27)と、残りの転送データの受け取りを行う手段と、を含んでいるものである、
    ことを特徴とするデータ転送システム。
  2. マスターIC(100)が、該マスターICからスレーブICへデータ転送を行う際、バスに接続されている1以上のスレーブICの内の1つに割り当てられている第1ビット数の固定長アドレスを出力し、自己が指定されたことを認識したスレーブICからの認証信号(A)の受け取りに応じて、該スレーブICに対して転送データの出力を実行するシステムであって、上記第1ビット数よりも少ない第2ビット数の固定長アドレスであって、上記スレーブICに割り当てられているアドレスの内、上記第2ビット数の固定長アドレスに対応する部分に異なる値が割り当てられている1以上の第1スレーブIC(110、120)を含んでいるシステム(50)において実行するデータ転送方法であって、
    上記マスターICが、接続されている各スレーブICに対して転送データの出力開始を認識させるためのスタートコンディションを形成する工程(ステップS1)と、接続する第1スレーブICに割り当てられている第2ビット数のアドレスを出力するアドレス出力工程(ステップS2)と、第1ビット数から第2ビット数を引いて求められる第3ビット数分の転送データを上記アドレス出力に続いて出力するデータ出力工程(ステップS3)と、上記第2ビット数のアドレスによって自己が指定されたことを認識した第1スレーブICから出力される認証信号(A)を確認する工程(ステップS5)と、認証信号(A)の受け取りに応じて残りの転送データを出力する工程(ステップS6)と、を含んでおり、
    上記1以上の第1スレーブICの各々が、マスターICによるスタートコンディションの形成を検出する工程(ステップS20)と、転送データの先頭の第2ビット数のデータに基づいて自己がアドレス指定されたか否かの認識を行う認識工程(ステップS22)と、自己がアドレス指定されたことを認識した場合、上記第2ビット数のデータの次の第3ビット数の転送データを受け取る受取工程(ステップS25)と、認証信号(A)を出力する工程(ステップS27)と、残りの転送データの受け取りを行う工程と、を実行するものである、
    ことを特徴とするデータ転送方法。
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