JP4737049B2 - 通信システム及び電子制御装置 - Google Patents
通信システム及び電子制御装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4737049B2 JP4737049B2 JP2006318711A JP2006318711A JP4737049B2 JP 4737049 B2 JP4737049 B2 JP 4737049B2 JP 2006318711 A JP2006318711 A JP 2006318711A JP 2006318711 A JP2006318711 A JP 2006318711A JP 4737049 B2 JP4737049 B2 JP 4737049B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- data
- communication
- communication system
- master device
- transmission
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
- G06F13/00—Interconnection of, or transfer of information or other signals between, memories, input/output devices or central processing units
- G06F13/14—Handling requests for interconnection or transfer
- G06F13/36—Handling requests for interconnection or transfer for access to common bus or bus system
- G06F13/362—Handling requests for interconnection or transfer for access to common bus or bus system with centralised access control
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Theoretical Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Communication Control (AREA)
- Selective Calling Equipment (AREA)
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
- Small-Scale Networks (AREA)
Description
特許文献3では、マスタ装置としてのデータ転送装置と、スレーブ装置として複数のマイコンとがデータ通信のための共通の通信線で接続される。加えて、データ転送装置と各マイコンとは個別に、チップセレクト信号用の制御線(以下、CS線と言う)で接続されている。
例えば、上記特許文献3では、データ転送装置には、各CS線に対応して、そのCS線と接続するポート端子と、そのポート端子それぞれに対応するポートラッチとがあり、データ転送装置のCPUは、所定のプログラムを実行してそのポートラッチにデータをラッ
チさせる。「1」がラッチされれば、そのポート端子のチップセレクト信号はアクティブレベルになり、逆に、「0」がラッチされれば非アクティブレベルになる。
請求項2の通信システムは、請求項1の通信システムにおいて、マスタ装置は、複数のスレーブ装置のそれぞれに送信すべき送信データが記憶されるとともに、複数のスレーブ装置のそれぞれからの受信データを記憶するRAMと、転送回路とを備えている。
請求項3の通信システムは、請求項2の通信システムにおいて、転送回路は、DMAコントローラであるとともに、一度にDMA転送可能なデータビット長の異なるDMAチャンネルを複数有している。そして、その複数のDMAチャンネルのうち、今回通信するスレーブ装置が送受信する送信データ及び受信データのデータビット長に、一度にDMA転送可能なデータビット長が合ったDMAチャンネルを用いて、送信データ及び受信データをDMA転送するようになっている。
請求項4の通信システムは、請求項3の通信システムにおいて、転送回路は、今回通信するスレーブ装置についての設定送信データ数分の送信データのDMA転送が完了すると、次に通信するスレーブ装置への送信データをDMA転送すべきDMAチャンネルを起動し、今回通信するスレーブ装置についての設定受信データ数分の受信データのDMA転送が完了すると、次に通信するスレーブ装置からの受信データをDMA転送すべきDMAチャンネルを起動するDMAチャンネル起動手段を備えている。
は、設定送信データ数と設定受信データ数との双方又は一方を、複数のスレーブ装置のそれぞれに対応して記憶するデータ数記憶手段を備えていることを特徴としている。
次に、請求項8の通信システムは、請求項1〜7の通信システムにおいて、マスタ装置は、複数のスレーブ装置のそれぞれに対応してデータビット長を予め記憶するビット長記憶手段を備え、各スレーブ装置との間で、そのビット長記憶手段に記憶されたデータビット長でデータを送受信するようになっていることを特徴としている。
は、エラーチェックコードを付与するためのソフト処理を実行しなくてもよくなり、マスタ装置の負荷が低減する。
請求項11の通信システムは、請求項10の通信システムにおいて、チェックコード付与条件には、エラーチェックコードの挿入間隔の情報が含まれており、チェックコード制御回路は、第1のカウンタのカウント値がエラーチェックコードの挿入間隔の情報が表すデータ数と一致した際に、送信データにエラーチェックコードを挿入するようになっている。
ところで、マスタ装置において、受信データについてエラーが検出された場合、エラーがどのスレーブ装置に対応するかが認識できることが好ましい。
できる。
例えばシリアル通信を行うような簡単な構成の通信システムにおいても、請求項1〜13のような構成を備えることができ、このためマスタ装置の負荷を低減させることができるようになる。
一方、請求項17の通信システムは、請求項1〜15に記載の通信システムにおいて、マスタ装置及び複数のスレーブ装置のそれぞれは、通信対象へ出力するデータ信号の論理レベルが連続する場合、ハイ又はローの出力レベルが変化し、論理レベルが連続しない場合、出力レベルが変化しないストローブ信号を出力するストローブ信号出力回路と、データ信号とストローブ信号とが入力されるとともに、何れか一方がハイであればハイレベルの信号を出力し、双方がハイ又はローであればローレベルの信号を出力する排他的論理和回路と、排他的論理和回路から出力される信号の立ち下がりタイミング及び立ち上がりタイミングに同期して、受信データをラッチするラッチ回路とを備えていることを特徴としている。
[第1実施形態]
〈電子制御装置の構成〉
図1は、本発明が適用された電子制御装置(以下、ECUと記載する)の構成図である。
コネクタ2は、このECU1と他の機器とを接続するためのインタフェースである。
LSI4は、各種機能を実現する回路であり、マイコン3と通信可能に接続され、マイコン3からデータを受け取ったり、マイコン3に所定の処理結果のデータを渡したりする。具体的に、マイコン3は、通信を制御する通信制御回路10を備えるとともに、LSI4はそれぞれ、通信制御回路11を備え、その通信制御回路10,11を介して、マイコン3とLSI4とが通信を行う。尚、通信制御回路10の詳細については後述する。また、以下において、4つのLSI4を区別する場合には、図1における上のLSI4から順に、LSI(1)、LSI(2)、LSI(3)、LSI(4)と記載する。
〈接続関係〉
次に、図2は、マイコン3とLSI4との接続関係を表す接続図である。尚、図2では、LSI(3),(4)については、LSI(1),(2)と同様であるため、記載を省略している。
〈通信制御回路10の構成、機能〉
ここで、通信制御回路10の構成及び機能について図3〜図5を用いて説明する。
まず、RAM7には、LSI4へ送信すべき送信データが記憶されており、その送信デ
ータは、内部バスインタフェース12を介して送信バッファレジスタ14bに転送される。尚、ここでは、後述するようにDMA転送されるようになっている。
まず、図4(a)は、クロック生成回路18の構成及び信号の流れを表すブロック図である。図4(a)に示すように、クロック生成回路18は、排他的論理和回路18aからなる。クロック生成回路18、つまり排他的論理和回路18aには、前述のように、受信データ及び受信ストローブが入力される。尚、図4(a)において、送信側とはLSI4であり、受信側とはマイコン3である。
具体的に、ストローブ信号(図4(b)の2段目)は、データ信号の論理レベルが連続する場合には、ハイ又はローの出力レベルが変化し、データ信号の論理レベルが連続しない場合には、ハイ又はローの出力レベルが変化しない、という信号である。
38には、マイコン3が起動した際、CPU5の処理により、送信データ数SN1〜SN4及び受信データ数RN1〜RN4が格納されるようになっている。
割込み制御回路26は、所定のタイミングで割込みを発生させる回路である。
ここで、CS制御回路22、及びDMA制御回路24について、図5を用いて説明する。図5は、CS制御回路22、DMA制御回路24、及びその周辺を表す構成図である。
比較回路C2は、受信データカウンタ54のカウント値と、レジスタ55の受信データ数とを比較し、一致すると、ハイレベルの信号を出力する。
路50は、比較回路C1,C2からの信号がともにハイレベルの場合のみ、ハイレベルの信号をCS選択回路60に出力する。
DMA制御回路24は、DMA転送制御ブロック41、51を備えている。
DMA転送制御ブロック41は、送信データについてのものであり、送信データのDMA転送回数が格納されるレジスタ41aと、送信データのDMA転送回数をカウントするDMA転送カウンタ41bとを備えている。また、ここで、DMA転送制御ブロック41は、16ビットのデータを一度にDMA転送できるDMAチャンネル(以下、DMAチャンネルAと記載する)と、32ビットのデータを一度にDMA転送できるDMAチャンネル(以下、DMAチャンネルBと記載する)とを有しており、そのDMAチャンネル毎に、レジスタ41a及びDMA転送カウンタ41bを備えている。
図6において、(a)、(b)は、ROM6に格納されるDMA転送に関する情報である。
ャンネルのことである)は、通信対象のLSI(1)〜(4)のそれぞれに対応する制御線(制御線CS1〜CS4の何れか)を表す。
マイコン3のCPU5が通信の開始を転送制御回路20に指令すると、転送制御回路20では、まず、最初の通信対象であるLSI(1)に送信すべき送信データ数SN1(図6(a)に示すように、本例では「4」)がレジスタ45(図5参照)に格納されるとともに、LSI(1)から受信すべき受信データ数RN1(本例では「2」)がレジスタ55(図5参照)に格納される。
が起動する。この場合、図6(a)によれば、送信データ数が「4」であるため、DMA送信要求が4回発生して、4つの送信データ(図7において、アドレス「FFFF0000H」の先頭から4つ分)がDMA転送される。つまり、RAM7から、その4つの送信データが、内部バスインタフェース12を介して送信バッファレジスタ14bにDMA転送される。
と、マイコン3では、割込み制御回路26(図3参照)が割込みを発生させる(図10も参照)。
〈データ通信の例〉
図8は、マイコン3とLSI(1)とのデータ通信を表すタイムチャートである。尚、マイコン3は、LSI(2)〜(4)とも同じようにデータ通信を行う。
図9の上段は、送信データ数SN1が「5」、受信データ数RN1が「10」の例である。また、図9の下段は、送信データ数SN1が「9」、受信データ数RN1が「4」の例である。
〈割込み制御〉
次に、図10は、割込み発生のタイミングを示すタイムチャートである。割込みは、前述の割込み制御回路26(図3参照)が発生させる。
〈通信速度制御〉
次に、図11は、通信ビットレートが異なる例を表すタイムチャートである。尚、図11は、マイコン3と、LSI(1)、(2)とのデータ通信の例である。
そこで、各LSI4とのデータの送受信の際の通信ビットレートの情報を、予めマイコン3のROM6(RAM7でも良い)に記憶させておき、前述のボーレート制御回路30(図3参照)がその情報を参照して、LSI4毎に、及び送信時と受信時とで、それぞれの通信ビットレートで通信が行われるようにする。具体的に、ボーレート制御回路30は、例えばクロック周波数を変化させる。
〈エラーチェック制御〉
次に、図12は、エラーチェックコード(本実施形態では、CRC)が付与される例を表すタイムチャートである。尚、図13は、マイコン3とLSI(1)とのデータ通信の例である。
この処理では、まず、S110で、エラー履歴があるか否かを判定する。具体的に、エラーレジスタにフラグがセットされているか否かを判定する。エラー履歴があると判定すると、S120へ移行し、エラー発生回数をカウントする図示しないエラーカウンタを1だけインクリメントするとともに、エラーレジスタをリセットする。
次に、図15は、ECU1を用いた車両制御の一例を表す図である。この例では、車両のエンジンの8気筒分について、4つのLSI4が各気筒に設けられたセンサから検出されるデータ値のA/D変換を行う。図15では、LSI(1)がセンサ#1,2を担当し、LSI(2)がセンサ#3,4を担当し、LSI(3)がセンサ#5,6を担当し、LSI(4)がセンサ#7,8を担当する。
イコン3はLSI4との通信を停止する(CS選択回路60の接続状態が非接続状態となる)とともに、受信データに基づき、各種制御のための処理を実行する。例えば、失火判定等を行う。尚、この間(90°CAのタイミング以降の期間)も、LSI4は、それぞれ、センサ#1〜#8から検出される電圧値のA/D変換を行う。
つまり、各LSI4は、マイコン3との前回のデータ通信が終了したタイミングから90°CAに相当する期間データを取得するとともに保持して、その保持していたデータを次のデータ通信でマイコン3に出力する。
〈従来例〉
ここで、参考として、従来のソフト制御を主に利用した通信の例について、図17を用いて説明する。図17の例では、まず、90°CAのタイミングで通信が起動されるとともにソフト処理でLSI(1)のCS信号がアクティブレベルになり、マイコン3とLSI(1)とが通信を行う。完了すると、割込みが発生する。すると、マイコン3は、一旦LSI4との通信を停止し、割込み処理を実行する。そして、再び通信が起動されるとともにソフト処理でLSI(2)のCS信号がアクティブレベルに切り換えられると、次にマイコン3とLSI(2)とが通信を行う。以下、同様にして、マイコン3は、LSI(3)及びLSI(4)と、それぞれ通信を行う。そして、マイコン3は、各LSI4との通信が一通り終了すると、受信データに基づき、各種制御のための処理を実行する。
〈本実施形態の効果〉
これに対し、本実施形態では、これまで説明したように、CS信号がハード構成により自動的に切り換わるとともに、マイコン3がLSI4と一通り通信を行ってから割込みが自動的に発生するように構成されている。このため、CPU5の負荷が増大することがなく、また、図16に示すように、マイコン3がLSI(1)〜(4)と連続で通信を行うことができるようになる。よって、例えば、図16のように、各種制御のための処理が規定期間内に終了するようにすることができ、これにより適切な制御が実現されるようになる。
[第2実施形態]
次に、第2実施形態について説明するが、第1実施形態と異なる点についてのみ説明する。
本第2実施形態のマイコン3は、第1実施形態と比較して、図19に示すように、受信用内部シフトレジスタ16a及び送信用内部シフトレジスタ16bに代えて、送受信用内部シフトレジスタ46を備えている点、クロック生成回路18を備えていない点、送信データ数及び受信データ数を合わせた送受信データ数n1〜n4を記憶するレジスタ61〜64を備えている点が異なっている。また、CS制御回路22の構成が異なっている。
図20に示すように、本第2実施形態のCS制御回路22は、第1実施形態と比較して、送信データカウンタ44及び受信データカウンタ54に代えて、送受信データカウンタ
47を備えている点、送信データ数が格納されるレジスタ45及び受信データ数が格納されるレジスタ55に代えて、送受信データ数n1〜n4が格納されるレジスタ48を備えている点、比較回路C1のみを備えている点、論理積回路50を備えていない点が異なっている。
具体的に、まず、送受信用内部シフトレジスタ46は、送信バッファレジスタ14bから入力された送信データを、1ビットづつ送信回路(バッファbT:図19参照)に出力する。さらに、送受信用内部シフトレジスタ46は、データ数1つ分のビット数だけ送信データを出力すると、送信完了信号を送受信データカウンタ47に出力する。また、送受信用内部シフトレジスタ46には、受信回路(バッファbR:図19参照)を介して受信データが1ビットづつ入力される。さらに、送受信用内部シフトレジスタ46にデータ数1つ分のビット数だけ受信データが入力されると、その送受信用内部シフトレジスタ46は受信完了信号を送受信データカウンタ47に出力する。
比較回路C1は、送受信データカウンタ47のカウント値と、レジスタ48に格納された送受信データ数とを比較し、一致すると、ハイレベルの信号をCS選択回路60に出力する。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の技術範囲内において種々の形態をとることができる。
また、上記第1実施形態において、データストローブ方式を用いないようにしてもよい。一方、上記第2実施形態において、データストローブ方式を用いるようにしてもよい。
Claims (18)
- マスタ装置と複数のスレーブ装置とが、データ通信のための共通の通信線と、そのマスタ装置と各スレーブ装置とを個別に接続する制御線(以下、CS線と言う)とで接続され、前記マスタ装置と、そのマスタ装置から前記CS線を介して通信許可信号が入力された何れかのスレーブ装置とが、前記通信線を介してデータ通信を行うように構成された通信システムにおいて、
前記マスタ装置は、前記通信許可信号の出力先を前記複数のスレーブ装置の何れかに切り換える手段として、
当該マスタ装置から通信中のスレーブ装置へ出力されるデータの数(以下、送信データ数と言う)をカウントする第1のカウンタと、
前記第1のカウンタによりカウントされる送信データ数と、予め送信に関して記憶されたデータ数(以下、設定送信データ数と言う)とを比較し、両者が同一になると、第1の信号を出力する第1の比較回路と、
前記通信中のスレーブ装置から当該マスタ装置に入力されるデータの数(以下、受信データ数と言う)をカウントする第2のカウンタと、
前記第2のカウンタによりカウントされる受信データ数と、予め受信に関して記憶されたデータ数(以下、設定受信データ数と言う)とを比較し、両者が同一になると、第2の信号を出力する第2の比較回路と、
前記第1の比較回路及び前記第2の比較回路から前記第1の信号及び前記第2の信号の両方が出力されると、前記通信許可信号の出力先を、前記複数のスレーブ装置のうち、当該マスタ装置が次に通信すべきスレーブ装置に切り換える切換回路とを備えていることを特徴とする通信システム。 - 請求項1に記載の通信システムにおいて、
前記マスタ装置は、
前記複数のスレーブ装置のそれぞれに送信すべき送信データが記憶されるとともに、前記複数のスレーブ装置のそれぞれからの受信データを記憶するRAMと、
通信対象のスレーブ装置へ送信すべき送信データを、前記RAMから当該マスタ装置が備えるデータ送信用の送信回路に転送するとともに、通信対象のスレーブ装置からの受信データを、当該マスタ装置が備えるデータ受信用の受信回路から前記RAMに転送する転送回路とを備えていることを特徴とする通信システム。 - 請求項2に記載の通信システムにおいて、
前記転送回路は、DMAコントローラであるとともに、一度にDMA転送可能なデータビット長の異なるDMAチャンネルを複数有し、その複数のDMAチャンネルのうち、今回通信するスレーブ装置が送受信する送信データ及び受信データのデータビット長に、一度にDMA転送可能なデータビット長が合ったDMAチャンネルを用いて、送信データ及び受信データをDMA転送するようになっていることを特徴とする通信システム。 - 請求項3に記載の通信システムにおいて、
前記転送回路は、
今回通信するスレーブ装置についての前記設定送信データ数分の送信データのDMA転送が完了すると、次に通信するスレーブ装置への送信データをDMA転送すべきDMAチャンネルを起動し、今回通信するスレーブ装置についての前記設定受信データ数分の受信データのDMA転送が完了すると、次に通信するスレーブ装置からの受信データをDMA転送すべきDMAチャンネルを起動するDMAチャンネル起動手段を備えていることを特徴とする通信システム。 - 請求項1ないし請求項4の何れか1項に記載の通信システムにおいて、
前記マスタ装置は、
前記設定送信データ数と前記設定受信データ数との双方又は一方を、前記複数のスレーブ装置のそれぞれに対応して記憶するデータ数記憶手段を備えていることを特徴とする通信システム。 - 請求項1ないし請求項5の何れか1項に記載の通信システムにおいて、
前記マスタ装置は、
前記複数のスレーブ装置のそれぞれに対応して通信ビットレートを予め記憶するビットレート記憶手段を備え、該ビットレート記憶手段に記憶された通信ビットレートでデータを送受信するようになっていることを特徴とする通信システム。 - 請求項6に記載の通信システムにおいて、
前記ビットレート記憶手段は、データ送信時の通信ビットレートと、データ受信時の通信ビットレートとをそれぞれ記憶していることを特徴とする通信システム。 - 請求項1ないし請求項7の何れか1項に記載の通信システムにおいて、
前記マスタ装置は、
前記複数のスレーブ装置のそれぞれに対応してデータビット長を予め記憶するビット長記憶手段を備え、各スレーブ装置との間で、そのビット長記憶手段に記憶されたデータビット長でデータを送受信するようになっていることを特徴とする通信システム。 - 請求項8に記載の通信システムにおいて、
前記ビット長記憶手段は、送信データのデータビット長と、受信データのデータビット長とをそれぞれ記憶していることを特徴とする通信システム。 - 請求項1ないし請求項9の何れか1項に記載の通信システムにおいて、
前記マスタ装置は、
送信データにエラーチェックコードを付与する際の条件(以下、チェックコード付与条件と言う)を前記複数のスレーブ装置のそれぞれに対応して記憶するとともに、その記憶されたチェックコード付与条件に従って、送信データにエラーチェックコードを挿入するチェックコード制御回路を備えていることを特徴とする通信システム。 - 請求項10に記載の通信システムにおいて、
前記チェックコード付与条件には、エラーチェックコードの挿入間隔の情報が含まれており、前記チェックコード制御回路は、第1のカウンタのカウント値が前記エラーチェックコードの挿入間隔の情報が表すデータ数と一致した際に、送信データにエラーチェックコードを挿入するようになっていることを特徴とする通信システム。 - 請求項10又は請求項11に記載の通信システムにおいて、
前記受信データにはエラーチェックコードが付与されており、
前記マスタ装置は、そのエラーチェックコードを用いてエラーを検出した場合に、フラグがセットされるエラーレジスタを、前記複数のスレーブ装置のそれぞれに対応して備えていることを特徴とする通信システム。 - 請求項1ないし請求項12の何れか1項に記載の通信システムにおいて、
前記マスタ装置は、
前記第1のカウンタ及び第2のカウンタのカウント値をそれぞれ、当該マスタ装置が前記複数のスレーブ装置のそれぞれに前記通信許可信号を1回づつ出力する間積算するとともに、第1のカウンタについての積算値(以下、第1積算値と言う)が前記複数のスレーブ装置のそれぞれについての前記設定送信データ数の合計と一致した際、或いは第2のカ
ウンタについての積算値が前記複数のスレーブ装置のそれぞれについての前記設定受信データ数の合計と一致した際の何れか遅いタイミングで、割込みを発生させる割込み制御回路を備えていることを特徴とする通信システム。 - 請求項1ないし請求項13の何れか1項に記載の通信システムにおいて、
前記マスタ装置と前記複数のスレーブ装置のそれぞれとは、シリアル通信を行うことを特徴とする通信システム。 - 請求項1ないし請求項13の何れか1項に記載の通信システムにおいて、
前記共通の通信線は、第1通信線と第2通信線とからなる差動2線式通信線であり、前記マスタ装置と前記複数のスレーブ装置のそれぞれとは、差動通信を行うことを特徴とする通信システム。 - 請求項1ないし請求項15の何れか1項に記載の通信システムにおいて、
前記マスタ装置は、クロックを出力するクロック回路を備え、
前記マスタ装置及び前記複数のスレーブ装置のそれぞれは、前記クロックの立ち下がりタイミング及び立ち上がりタイミングの双方又は一方に同期して、受信データをラッチするラッチ回路を備えていることを特徴とする通信システム。 - 請求項1ないし請求項15の何れか1項に記載の通信システムにおいて、
前記マスタ装置及び前記複数のスレーブ装置のそれぞれは、
通信対象へ出力するデータ信号の論理レベルが連続する場合、ハイ又はローの出力レベルが変化し、前記論理レベルが連続しない場合、前記出力レベルが変化しないストローブ信号を出力するストローブ信号出力回路と、
前記データ信号と前記ストローブ信号とが入力されるとともに、何れか一方がハイであればハイレベルの信号を出力し、双方がハイ又はローであればローレベルの信号を出力する排他的論理和回路と、
前記排他的論理和回路から出力される信号の立ち下がりタイミング及び立ち上がりタイミングに同期して、受信データをラッチするラッチ回路とを備えていることを特徴とする通信システム。 - 車両の各部を制御するための電子制御装置であって、
請求項1ないし請求項17の何れか1項に記載の通信システムを内蔵したことを特徴とする電子制御装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006318711A JP4737049B2 (ja) | 2006-11-27 | 2006-11-27 | 通信システム及び電子制御装置 |
EP07022143A EP1926023B1 (en) | 2006-11-27 | 2007-11-14 | Communication system and electronic control unit including communication system for vehicle control |
US11/984,871 US7848856B2 (en) | 2006-11-27 | 2007-11-23 | Communication system and electronic control unit including communication system for vehicle control |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006318711A JP4737049B2 (ja) | 2006-11-27 | 2006-11-27 | 通信システム及び電子制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008135840A JP2008135840A (ja) | 2008-06-12 |
JP4737049B2 true JP4737049B2 (ja) | 2011-07-27 |
Family
ID=39204717
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006318711A Active JP4737049B2 (ja) | 2006-11-27 | 2006-11-27 | 通信システム及び電子制御装置 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US7848856B2 (ja) |
EP (1) | EP1926023B1 (ja) |
JP (1) | JP4737049B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012164253A (ja) | 2011-02-09 | 2012-08-30 | Denso Corp | マイクロコンピュータ |
US9002554B2 (en) * | 2012-05-09 | 2015-04-07 | Innova Electronics, Inc. | Smart phone app-based remote vehicle diagnostic system and method |
JP7046700B2 (ja) * | 2018-04-25 | 2022-04-04 | 矢崎総業株式会社 | 通信システム |
US11481280B2 (en) * | 2021-02-11 | 2022-10-25 | Nxp Usa, Inc. | MCU-independent primary-secondary PMIC sequencing and centralized fault management |
Family Cites Families (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03154539A (ja) * | 1989-11-13 | 1991-07-02 | Fujitsu Ltd | スーパバイザ通信方式 |
JPH04203343A (ja) | 1990-11-30 | 1992-07-23 | Hitachi Ltd | シリアル通信切替方法 |
JPH04236537A (ja) * | 1991-01-18 | 1992-08-25 | Fujitsu Ltd | データ通信方式 |
JPH05134982A (ja) | 1991-11-11 | 1993-06-01 | Fujitsu Ten Ltd | データ伝送装置 |
JPH05303545A (ja) | 1992-04-27 | 1993-11-16 | Nec Ic Microcomput Syst Ltd | データ転送装置 |
JP2000299694A (ja) | 1999-04-13 | 2000-10-24 | Ricoh Co Ltd | デ−タ転送システムおよび転送エラー検出方法 |
JP2002300035A (ja) * | 2001-04-02 | 2002-10-11 | Yaskawa Electric Corp | A/dインタフェース回路 |
JP4203343B2 (ja) | 2002-03-29 | 2008-12-24 | 新日本製鐵株式会社 | 800℃高温特性に優れる常温引張強さ400〜490N/mm2級耐火建築構造用鋼およびその厚鋼板の製造方法 |
JP2004080283A (ja) | 2002-08-15 | 2004-03-11 | Meidensha Corp | 監視制御システムのデータ伝送方式 |
JP4834294B2 (ja) * | 2004-01-07 | 2011-12-14 | 日立オートモティブシステムズ株式会社 | データ通信装置及びそれを用いたコントローラ |
US20060143348A1 (en) * | 2004-12-29 | 2006-06-29 | Wilson Matthew T | System, method, and apparatus for extended serial peripheral interface |
-
2006
- 2006-11-27 JP JP2006318711A patent/JP4737049B2/ja active Active
-
2007
- 2007-11-14 EP EP07022143A patent/EP1926023B1/en active Active
- 2007-11-23 US US11/984,871 patent/US7848856B2/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US7848856B2 (en) | 2010-12-07 |
EP1926023A3 (en) | 2008-10-22 |
EP1926023A2 (en) | 2008-05-28 |
JP2008135840A (ja) | 2008-06-12 |
EP1926023B1 (en) | 2013-03-06 |
US20080125919A1 (en) | 2008-05-29 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN103714029B (zh) | 新型二线同步通信协议及应用 | |
US20130262724A1 (en) | Method and Circuit Arrangement for Transmitting Data Between Processor Modules | |
JP4737049B2 (ja) | 通信システム及び電子制御装置 | |
US20020178310A1 (en) | USB transmission control circuit | |
JP4160068B2 (ja) | ベースバンドプロセッサと無線周波数集積モジュールとの間のデジタルプログラミングインターフェース | |
KR20070005386A (ko) | 집적회로 상호 통신을 이용한 차량의 네트워크 시스템 및그 제어방법 | |
US5765019A (en) | Microcomputer with built-in serial input-output circuit and collision detection circuit responsive to common input-output line being occupied | |
JPH0381862A (ja) | 車載ネットワークの通信装置及びその通信方法 | |
JP4222720B2 (ja) | データ転送システム、及び、データ転送方式 | |
KR100619353B1 (ko) | 이중 데이터 송신이 가능한 i2c 버스 제어 시스템 | |
JP3459075B2 (ja) | 同期式シリアルバス方式 | |
JP5299261B2 (ja) | 電子制御装置 | |
US8427955B2 (en) | Method and apparatus for transferring data | |
JP5409681B2 (ja) | 通信システム | |
CN116909975B (zh) | 一种串行总线标准多主多从交互控制系统 | |
CN111832049B (zh) | 一种基于spi的数据传输方法及系统 | |
CN117234974B (zh) | 一种通信系统、通信方法及存储介质 | |
JP3827121B2 (ja) | 通信制御装置 | |
JP2001245017A (ja) | Usbシミュレーション装置、及び、記憶媒体 | |
CN116185936B (zh) | 一种spi通信数据收发异常检测控制系统及检测方法 | |
JP2012114724A (ja) | 電子制御装置 | |
JP2001236303A (ja) | ユニバーサル・シリアル・バス制御回路 | |
JP2008186077A (ja) | バスインタフェース装置 | |
JP4125933B2 (ja) | 共通メモリを備えたプロセッサシステム | |
JP2612433B2 (ja) | 自動車用データ伝送システム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20090318 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20110203 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20110405 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20110418 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 4737049 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140513 Year of fee payment: 3 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |