JP4222455B2 - 速乾性手指消毒殺菌剤 - Google Patents
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Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、カルボキシビニルポリマーを用いたゲル状組成のもので、殺菌効果や消臭効果を有し、利便性のあるゲル状組成の速乾性手指消毒殺菌剤に関するものである。このように、ゲル状組成にすることで、利便性があり幅広い分野（医療従事関係者，家庭，レジャー等の分野）に応用することができるゲル状組成の速乾性手指消毒殺菌剤を提供する。
【０００２】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
従来より、アルコールに対する殺菌効果はよく知られているが、溶液の状態で使用するには、手のひらに受けたり、スプレー式でスプレーしたりする。しかし、この方法によると、手のひらよりアルコール溶液がこぼれたり、流れたり、飛散したりし、使用する際には十分な注意をする必要があり、また均一な状態で手指の殺菌効果を期待することは難しい。
即ち、溶液状態だとアルコールが速く揮発し、均一な状態で手指に塗布することは難しい。また、アルコール溶液は引火性の高い物質であり、使用するにあたり十分な注意を要し、手軽に使用するには難しい。
ゲル状組成にすることで使用及び取り扱い上の安全性を高め、均一に効果を持続すると共に、手や指等の汚れも同時に除去する消毒殺菌剤を提供せんとするものである。
【０００３】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決する本発明の消毒殺菌剤は、第１に殺菌消毒剤としてのアルコール溶液と、該アルコール溶液と混合されることにより増粘させてゲル状をなすカルボキシビニルポリマーからなる樹脂ポリマーと、上記樹脂ポリマーの粘度を保持しゲル状のポリマー及びアルコールの蒸散後もゲル状で残存するグルコマンナンとを混合してなることを特徴としている。
第２にアルコールの他に消毒殺菌剤を添加してなることを特徴としている。
第３に樹脂ポリマーの含有量が０．１〜２．０重量％であることを特徴としている。
第４に粘度が、２５℃において７００〜７０，０００ｃｐｓ．であり、ｐＨが３〜８の範囲であることを特徴としている。
第５に保温性成分としてグリセリン，プロピレングリコール，ソルビトール，ヒアルロン酸の成分又はカミツレ，アロエ，ヘチマ，ビワの植物性の成分を含む１種若しくは２種を含有したことを特徴としている。
第６に消毒殺菌剤として、逆性石鹸系化合物，フェノール系化合物，ヨウ素系化合物より１種若しくは２種を含有したことを特徴としている。
第７に銅クロロフィリンナトリウム，茶抽出物，シャンピニオンエキス，ヨモギ抽出物の１種若しくは２種を含有したことを特徴としている。
第８に着色剤及び着香剤を含有したことを特徴としている。
第９にゲル状組成物の安定性を高めるため、オキシベンゾンの安定剤を添加したことを特徴としている。
第１０にゲル状組成物の効果を高めるため、グルコマンナン，カラギーナン，寒天，ゼラチン，ペクチン，キサンタンガム，グアガム，ジェランガム，アルギン酸，タラガム，トラガントガム，カードラン，タマリンド，プランタゴオバタ（サイリウムシードガム），カラヤガム，澱粉の多糖類やメチルセルロースからなるセルロース及びセルロース誘導体を少なくとも１種若しくは２種以上含有することを特徴としている。
【０００４】
【発明の実施の形態】
以下本発明の実施形態につき詳述すると、本発明は、カルボキシビニルポリマーからなる樹脂ポリマーをアルコールを増粘ゲル化するゲル化用成分とし、その他に消毒・殺菌剤を兼ねた保湿剤，粘性剤としてグリセリン、主たる溶剤と消毒・殺菌剤を兼ねたエタノール，塩化ベンザルコニウム液、ｐＨ調整剤及び消臭剤としての水溶性塩基物質（トリエタノールアミン，ジイソプロパノールアミン等）や水酸化物，ヒトロキシメトキシベンゾフェノンスルホン酸、主としてゲル状剤による洗滌後に軟質なゴム状の固体残存物として残存させることによって汚れ等の除去効果をもたせるグルコマンナンに水を加えて常温でゲル状組成物を得るものである。
【０００５】
そして本例で用いたグルコマンナンは、特公平６−９７９６０号公報に示されるように、本出願人が行っているアルコール精製法を利用して精製された易溶性グルコマンナンであって、例えば商品名「レオレックスＲＳ」と呼ばれるものがあり、精製グルコマンナン及びこんにゃく粉を含み、アルカリ等の凝固剤を加えて加熱するとゲル化する熱不可逆性ゲルである。
【０００６】
またこのグルコマンナンは粉末状のもので添加され、これによってカルボキシビニルポリマーの粘度保持や、速乾性の抑制作用があり、洗剤としてより好ましくなる。
【０００７】
上記のようにゲル状組成からなる本発明の消毒殺菌剤は、手指に塗布することで、従来からの問題点を解消し、また携帯性に対しても利便性があり、手のひらに塗布することで手指に成分が均一となり、十分な効果を期待できると共に水洗いの必要性がなく、使用後におけるベタツキ感がない。さらに殺菌剤や消臭剤を添加することで、機能性を高めることも可能である。ここでの殺菌剤は全重量あたり０．１〜３．０％を含有し、消臭剤は全重量あたり０．１〜５．０％を含有する。その他水溶性塩基物質（トリエタノールアミンやジイソプロパノールアミン等）や水酸化物等を用いてｐＨを３〜８に調整し、保湿剤を全重量あたり０．０１〜１．０％の範囲で用い、保湿効果を高めている。
【０００８】
また本剤は両方の手のひらや指間で摺り込むようにして使用され、殆どのゲル状剤や水分は蒸散して消失するが、グルコマンナン成分はペースト状態から順次水分を失うに伴ってゴム状になりながらこより状をなして「カス」として残存する。その結果このこより状のカス部分に手や指の汚れも付着除去され、摺り合わせの結果乾燥してくると共にゴミとして落下する。
【０００９】
この他上記グルコマンナンは肌に押接された時に匂いの物質も吸収するほか、それ自体が含む水分で肌に保湿効果を与える。ちなみにグルコマンナンの代わりにこんにゃく粉を用いた場合はアルコールゲルの粘度が低下し、ゲル状のままの使用が困難になる。
【００１０】
本発明を実施例により以下更に詳しく説明する。なお測定については次の方法で測定を行った。
粘度…Ｂ形粘度計（トキメック（株））（２５℃測定）
ｐＨ…ガラス電極ｐＨメータ（（株）堀場製作所）
実施例１
次の配合により、ゲル状組成速乾性手指消毒殺菌剤を調製した。
カルボシキビニルポリマー ０.２８ｇ
９５％エタノール ５９.９０ｇ
グリセリン ０.０８ｇ
塩化ベンザルコニウム液 ０.２０ｇ
トリエタノールアミン ０.１８ｇ
ヒトロキシメトキシベンゾフェノンスルホン酸 ０.００１ｇ
グルコマンナン ５.００ｇ
精製水 残部
（総重量１００ｇ）
上記配合により均一な状態に撹拌したものは、無色透明なゲル状組成物であった。粘度は６９，１００ｃｐｓ．でｐＨは７．１５であった。
【００１１】
実施例２
次の配合により、ゲル状組成速乾性手指消毒殺菌剤を精製した。
カルボシキビニルポリマー ０.２８ｇ
９５％エタノール ５９.９０ｇ
グリセリン ０.０８ｇ
塩化ベンザルコニウム液 ０.２０ｇ
トリエタノールアミン ０.１８ｇ
ヒトロキシメトキシベンゾフェノンスルホン酸 ０.００１ｇ
着色剤（ブリリアントブルーFCF）※ ) ０.０００１ｇ
グルコマンナン ５.００ｇ
精製水 残部
（総重量１００ｇ）
※）この他にも、アカ（ピンク），キイロ，ミドリ等を用いて着色しても可能である。
上記配合により均一な状態に撹拌したものは、青色透明なゲル状組成物であった。粘度は６１，９００ｃｐｓ．でｐＨは６．９３であった。
【００１２】
実施例３
次の配合により、ゲル状組成速乾性手指消毒殺菌剤を調製した。
カルボシキビニルポリマー ０.４０ｇ
９５％エタノール ５８.０８ｇ
グリセリン ０.０８ｇ
塩化ベンザルコニウム液 １.００ｇ
トリエタノールアミン ０.２７ｇ
ヒトロキシメトキシベンゾフェノンスルホン酸 ０.００１ｇ
チャ乾留物（消臭剤） ０.５０ｇ
グルコマンナン ５.００ｇ
精製水 残部
（総重量１００ｇ）
上記配合により均一な状態に撹拌したものは、無色透明なゲル状組成物であった。粘度は５９，１００ｃｐｓ．でｐＨは７．０３であった。粘度を５０，０００ｃｐｓ．以上とすることで、より効果が期待できると同時にゲル状組成物の温度上昇による液ダレを起こすことなく使用できる。
【００１３】
【発明の効果】
本発明のゲル状組成速乾性手指消毒殺菌剤は、使用するにあたりこぼれたり、流れたり、飛散したりすることなく均一に手指に広がり、ベタツキもなく水洗いが不要であり、利便性に富んだ消毒殺菌剤である。また消臭・抗菌成分を添加することにより多分野への応用も期待でき、従来一般消費者に使用することが難しかった分野への応用も可能となった。
【００１４】
特にグルコマンナンを添加使用したことにより、使用に伴って他のゲル状剤が蒸散してもグルコマンナンはゲル状のまま残存し、順次消しゴムカスの状態で分離落下するので、手の汚れ等が落下したカス状のものに付着して除去される利点がある。
【発明の属する技術分野】
本発明は、カルボキシビニルポリマーを用いたゲル状組成のもので、殺菌効果や消臭効果を有し、利便性のあるゲル状組成の速乾性手指消毒殺菌剤に関するものである。このように、ゲル状組成にすることで、利便性があり幅広い分野（医療従事関係者，家庭，レジャー等の分野）に応用することができるゲル状組成の速乾性手指消毒殺菌剤を提供する。
【０００２】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
従来より、アルコールに対する殺菌効果はよく知られているが、溶液の状態で使用するには、手のひらに受けたり、スプレー式でスプレーしたりする。しかし、この方法によると、手のひらよりアルコール溶液がこぼれたり、流れたり、飛散したりし、使用する際には十分な注意をする必要があり、また均一な状態で手指の殺菌効果を期待することは難しい。
即ち、溶液状態だとアルコールが速く揮発し、均一な状態で手指に塗布することは難しい。また、アルコール溶液は引火性の高い物質であり、使用するにあたり十分な注意を要し、手軽に使用するには難しい。
ゲル状組成にすることで使用及び取り扱い上の安全性を高め、均一に効果を持続すると共に、手や指等の汚れも同時に除去する消毒殺菌剤を提供せんとするものである。
【０００３】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決する本発明の消毒殺菌剤は、第１に殺菌消毒剤としてのアルコール溶液と、該アルコール溶液と混合されることにより増粘させてゲル状をなすカルボキシビニルポリマーからなる樹脂ポリマーと、上記樹脂ポリマーの粘度を保持しゲル状のポリマー及びアルコールの蒸散後もゲル状で残存するグルコマンナンとを混合してなることを特徴としている。
第２にアルコールの他に消毒殺菌剤を添加してなることを特徴としている。
第３に樹脂ポリマーの含有量が０．１〜２．０重量％であることを特徴としている。
第４に粘度が、２５℃において７００〜７０，０００ｃｐｓ．であり、ｐＨが３〜８の範囲であることを特徴としている。
第５に保温性成分としてグリセリン，プロピレングリコール，ソルビトール，ヒアルロン酸の成分又はカミツレ，アロエ，ヘチマ，ビワの植物性の成分を含む１種若しくは２種を含有したことを特徴としている。
第６に消毒殺菌剤として、逆性石鹸系化合物，フェノール系化合物，ヨウ素系化合物より１種若しくは２種を含有したことを特徴としている。
第７に銅クロロフィリンナトリウム，茶抽出物，シャンピニオンエキス，ヨモギ抽出物の１種若しくは２種を含有したことを特徴としている。
第８に着色剤及び着香剤を含有したことを特徴としている。
第９にゲル状組成物の安定性を高めるため、オキシベンゾンの安定剤を添加したことを特徴としている。
第１０にゲル状組成物の効果を高めるため、グルコマンナン，カラギーナン，寒天，ゼラチン，ペクチン，キサンタンガム，グアガム，ジェランガム，アルギン酸，タラガム，トラガントガム，カードラン，タマリンド，プランタゴオバタ（サイリウムシードガム），カラヤガム，澱粉の多糖類やメチルセルロースからなるセルロース及びセルロース誘導体を少なくとも１種若しくは２種以上含有することを特徴としている。
【０００４】
【発明の実施の形態】
以下本発明の実施形態につき詳述すると、本発明は、カルボキシビニルポリマーからなる樹脂ポリマーをアルコールを増粘ゲル化するゲル化用成分とし、その他に消毒・殺菌剤を兼ねた保湿剤，粘性剤としてグリセリン、主たる溶剤と消毒・殺菌剤を兼ねたエタノール，塩化ベンザルコニウム液、ｐＨ調整剤及び消臭剤としての水溶性塩基物質（トリエタノールアミン，ジイソプロパノールアミン等）や水酸化物，ヒトロキシメトキシベンゾフェノンスルホン酸、主としてゲル状剤による洗滌後に軟質なゴム状の固体残存物として残存させることによって汚れ等の除去効果をもたせるグルコマンナンに水を加えて常温でゲル状組成物を得るものである。
【０００５】
そして本例で用いたグルコマンナンは、特公平６−９７９６０号公報に示されるように、本出願人が行っているアルコール精製法を利用して精製された易溶性グルコマンナンであって、例えば商品名「レオレックスＲＳ」と呼ばれるものがあり、精製グルコマンナン及びこんにゃく粉を含み、アルカリ等の凝固剤を加えて加熱するとゲル化する熱不可逆性ゲルである。
【０００６】
またこのグルコマンナンは粉末状のもので添加され、これによってカルボキシビニルポリマーの粘度保持や、速乾性の抑制作用があり、洗剤としてより好ましくなる。
【０００７】
上記のようにゲル状組成からなる本発明の消毒殺菌剤は、手指に塗布することで、従来からの問題点を解消し、また携帯性に対しても利便性があり、手のひらに塗布することで手指に成分が均一となり、十分な効果を期待できると共に水洗いの必要性がなく、使用後におけるベタツキ感がない。さらに殺菌剤や消臭剤を添加することで、機能性を高めることも可能である。ここでの殺菌剤は全重量あたり０．１〜３．０％を含有し、消臭剤は全重量あたり０．１〜５．０％を含有する。その他水溶性塩基物質（トリエタノールアミンやジイソプロパノールアミン等）や水酸化物等を用いてｐＨを３〜８に調整し、保湿剤を全重量あたり０．０１〜１．０％の範囲で用い、保湿効果を高めている。
【０００８】
また本剤は両方の手のひらや指間で摺り込むようにして使用され、殆どのゲル状剤や水分は蒸散して消失するが、グルコマンナン成分はペースト状態から順次水分を失うに伴ってゴム状になりながらこより状をなして「カス」として残存する。その結果このこより状のカス部分に手や指の汚れも付着除去され、摺り合わせの結果乾燥してくると共にゴミとして落下する。
【０００９】
この他上記グルコマンナンは肌に押接された時に匂いの物質も吸収するほか、それ自体が含む水分で肌に保湿効果を与える。ちなみにグルコマンナンの代わりにこんにゃく粉を用いた場合はアルコールゲルの粘度が低下し、ゲル状のままの使用が困難になる。
【００１０】
本発明を実施例により以下更に詳しく説明する。なお測定については次の方法で測定を行った。
粘度…Ｂ形粘度計（トキメック（株））（２５℃測定）
ｐＨ…ガラス電極ｐＨメータ（（株）堀場製作所）
実施例１
次の配合により、ゲル状組成速乾性手指消毒殺菌剤を調製した。
カルボシキビニルポリマー ０.２８ｇ
９５％エタノール ５９.９０ｇ
グリセリン ０.０８ｇ
塩化ベンザルコニウム液 ０.２０ｇ
トリエタノールアミン ０.１８ｇ
ヒトロキシメトキシベンゾフェノンスルホン酸 ０.００１ｇ
グルコマンナン ５.００ｇ
精製水 残部
（総重量１００ｇ）
上記配合により均一な状態に撹拌したものは、無色透明なゲル状組成物であった。粘度は６９，１００ｃｐｓ．でｐＨは７．１５であった。
【００１１】
実施例２
次の配合により、ゲル状組成速乾性手指消毒殺菌剤を精製した。
カルボシキビニルポリマー ０.２８ｇ
９５％エタノール ５９.９０ｇ
グリセリン ０.０８ｇ
塩化ベンザルコニウム液 ０.２０ｇ
トリエタノールアミン ０.１８ｇ
ヒトロキシメトキシベンゾフェノンスルホン酸 ０.００１ｇ
着色剤（ブリリアントブルーFCF）※ ) ０.０００１ｇ
グルコマンナン ５.００ｇ
精製水 残部
（総重量１００ｇ）
※）この他にも、アカ（ピンク），キイロ，ミドリ等を用いて着色しても可能である。
上記配合により均一な状態に撹拌したものは、青色透明なゲル状組成物であった。粘度は６１，９００ｃｐｓ．でｐＨは６．９３であった。
【００１２】
実施例３
次の配合により、ゲル状組成速乾性手指消毒殺菌剤を調製した。
カルボシキビニルポリマー ０.４０ｇ
９５％エタノール ５８.０８ｇ
グリセリン ０.０８ｇ
塩化ベンザルコニウム液 １.００ｇ
トリエタノールアミン ０.２７ｇ
ヒトロキシメトキシベンゾフェノンスルホン酸 ０.００１ｇ
チャ乾留物（消臭剤） ０.５０ｇ
グルコマンナン ５.００ｇ
精製水 残部
（総重量１００ｇ）
上記配合により均一な状態に撹拌したものは、無色透明なゲル状組成物であった。粘度は５９，１００ｃｐｓ．でｐＨは７．０３であった。粘度を５０，０００ｃｐｓ．以上とすることで、より効果が期待できると同時にゲル状組成物の温度上昇による液ダレを起こすことなく使用できる。
【００１３】
【発明の効果】
本発明のゲル状組成速乾性手指消毒殺菌剤は、使用するにあたりこぼれたり、流れたり、飛散したりすることなく均一に手指に広がり、ベタツキもなく水洗いが不要であり、利便性に富んだ消毒殺菌剤である。また消臭・抗菌成分を添加することにより多分野への応用も期待でき、従来一般消費者に使用することが難しかった分野への応用も可能となった。
【００１４】
特にグルコマンナンを添加使用したことにより、使用に伴って他のゲル状剤が蒸散してもグルコマンナンはゲル状のまま残存し、順次消しゴムカスの状態で分離落下するので、手の汚れ等が落下したカス状のものに付着して除去される利点がある。
Claims (10)
- アルコール溶液と、該アルコール溶液と混合されてゲル状をなすカルボキシビニルポリマーからなる樹脂ポリマーと、上記樹脂ポリマーの粘度を保持しゲル状のポリマー及びアルコールの蒸散後もゲル状で残存するグルコマンナンとを混合してなる速乾性手指消毒殺菌剤。
- アルコールの他に消毒殺菌剤を添加してなる請求項１の速乾性手指消毒殺菌剤。
- 樹脂ポリマーの含有量が０．１〜２．０重量％である請求項１又は２の速乾性手指消毒殺菌剤。
- 粘度が、２５℃において７００〜７０，０００ｃｐｓ．であり、ｐＨが３〜８の範囲である請求項１〜３の速乾性手指消毒殺菌剤。
- グリセリン，プロピレングリコール，ソルビトール，ヒアルロン酸の成分やカミツレ，アロエ，ヘチマ，ビワの植物性の成分を含む保湿成分１種若しくは２種を含有した請求項１〜４の速乾性手指消毒殺菌剤。
- 消毒殺菌剤として、逆性石鹸系化合物，フェノール系化合物，ヨウ素系化合物より１種若しくは２種を含有した請求項２〜５の速乾性手指消毒殺菌剤。
- 銅クロロフィリンナトリウム，茶抽出物，シャンピニオンエキス，ヨモギ抽出物の１種若しくは２種を含有した請求項１〜６の速乾性手指消毒殺菌剤。
- 着色剤及び着香剤を含有した請求項１〜７の速乾性手指消毒殺菌剤。
- ゲル状組成物の安定性を高めるため、オキシベンゾンの安定剤を添加した請求項１〜８の速乾性手指消毒殺菌剤。
- ゲル状組成物の効果を高めるために、カラギーナン，寒天，ゼラチン，ペクチン，キサンタンガム，グアガム，ジェランガム，アルギン酸，タラガム，トラガントガム，カードラン，タマリンド，プランタゴオバタ（サイリウムシードガム），カラヤガム，澱粉の多糖類やメチルセルロースからなるセルロース及びセルロース誘導体を少なくとも１種若しくは２種以上含有する請求項１〜９の速乾性手指消毒殺菌剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26474098A JP4222455B2 (ja) | 1998-09-18 | 1998-09-18 | 速乾性手指消毒殺菌剤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26474098A JP4222455B2 (ja) | 1998-09-18 | 1998-09-18 | 速乾性手指消毒殺菌剤 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000086408A JP2000086408A (ja) | 2000-03-28 |
| JP4222455B2 true JP4222455B2 (ja) | 2009-02-12 |
Family
ID=17407528
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26474098A Expired - Lifetime JP4222455B2 (ja) | 1998-09-18 | 1998-09-18 | 速乾性手指消毒殺菌剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP4222455B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8930741B2 (en) | 2006-09-28 | 2015-01-06 | Intel Corporation | Voltage regulator with drive override |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE50109235D1 (de) * | 2000-09-20 | 2006-05-11 | Lonza Ag | Desinfektionsmittel |
| JP4876500B2 (ja) * | 2005-09-22 | 2012-02-15 | 日油株式会社 | ゲル状手指消毒剤 |
| JP4102416B2 (ja) | 2006-11-15 | 2008-06-18 | 丸石製薬株式会社 | ゲル状殺菌消毒用組成物 |
| JP5754799B2 (ja) * | 2010-12-21 | 2015-07-29 | 学校法人 聖マリアンナ医科大学 | 研磨カス飛散防止組成物 |
| JP5630679B1 (ja) | 2013-09-08 | 2014-11-26 | 株式会社Ｅ・テック | 揮発性消毒剤、揮発性消毒剤の製造方法 |
-
1998
- 1998-09-18 JP JP26474098A patent/JP4222455B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8930741B2 (en) | 2006-09-28 | 2015-01-06 | Intel Corporation | Voltage regulator with drive override |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2000086408A (ja) | 2000-03-28 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050428 |
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| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080624 |
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