JP4220899B2 - データ収集方法 - Google Patents

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Description

技術分野
本発明は、温度などの物理量を測定し、収集するシステムに関するものである。
背景技術
運送物の温度管理を行うために、コンテナ内に定期的に温度を記録する測定端末を同梱し、コンテナを開封した後に、同梱された測定端末を取り出し、それに記録された温度を収集して異常の有無を確認するようにしている。
しかしながら、この測定端末を用いた方法であると、運送中にコンテナを開封せずに異常の有無を判断することはできない。したがって、測定端末のデータからコンテナの異常を事前に検出して異常の発生を未然に防止できない。このため、コンテナ内に測定端末が同梱されているにも関わらずトラックや船倉の多くの場所に別途、測定端末を配置して温度などの環境条件を測定する必要がある。また、異常事態が発生してしまったコンテナを運送過程の途中で処理することも不可能である。
コンテナに同梱されている測定端末から無線で測定データを収集すれば、コンテナを開封しなくても測定端末に記録された測定データを検証することができる。したがって、上記のような問題はなくなる。そのためには、複数のコンテナを取り扱う場合、それぞれのコンテナに同梱されている測定端末と個別に無線により交信しようとするとそれぞれの測定端末の識別情報を事前に取得しておく必要がある。したがって、測定端末は常時、自己の識別情報を発信し、基地局に対応する収集端末が、その収集端末で管理する測定端末の識別情報を取得できるようにしておく必要がある。しかしながら、測定端末が常時発信を繰り返していたのでは、そのために消費される電力が大きく、長期間にわたる運送に対処できない。
端末の識別情報をコンテナの外面に記載しておき、何らかの方法で収集端末に入力することも可能である。しかしながら、入力の手間が増え、また、入力エラーの発生もあるので、現実的な方法とは言えない。
そこで、本発明においては、コンテナ内の測定端末の識別情報を簡易な方法で取得可能とすることにより、その測定端末の測定データによりコンテナの温度管理を行ったり、コンテナの異常の有無を事前に判断することができるシステムを提供することを目的としている。
発明の開示
このため、本発明においては、収集端末に、順番が規定できる識別情報、たとえば、識別番号を記憶させ、その識別情報を照会するメッセージを受信すると、そのメッセージが終了してから自己の識別情報の順番が到来したときに、その自己の識別情報を送信し、収集端末が自動的に測定端末の識別情報を取得できるようにしている。すなわち、本発明のデータ収集方法は、センサから測定データを取得し、その測定データを無線で送信可能な測定端末と、この測定端末から測定データを受信可能な収集端末とを用いたデータ収集方法であり、測定端末には、順番が規定できる、限られた数の識別情報の1つを自己の識別情報として記憶するメモリを設ける。そして、収集端末が、無線を介して識別情報を照会するメッセージを発信する照会ステップと、測定端末が、メッセージを受信すると、そのメッセージが終了してから自己の識別情報を送る順番が到来したときに、その自己の識別情報を無線により送信する第1の応答ステップと、収集端末が、識別情報の順番で応答された識別情報を記憶する第1の識別ステップと、収集端末が、記憶された識別情報の測定端末と個別に無線を介して通信して当該測定端末から測定データを収集するステップとを有する方法によりデータを収集する。
この収集方法であれば、測定端末は、常時は、メッセージを連続して、あるいは断続的に受信するために無線装置を使用するだけで良いので、消費電力を大幅に低減できる。また、測定端末からは、識別情報を送る順番が到来したときに個々に識別情報が送信されるので、収集端末側も同時に到来した識別情報を区別するための受信用のハードウェアやソフトウェアは不要である。したがって、極めて簡易な送受信方法であり、簡易なハードウェアやソフトウェアにより、収集端末が管理できる測定端末の識別情報を自動的に取得できる。そして、いったん、識別情報を受信すれば、収集端末は、その識別情報を用いて個々の測定端末と通信できるので、その測定端末が測定した、あるいは測定中の測定データを収集し、異常の有無や、その測定端末が設置されている状況をモニターできる。
したがって、このデータ収集方法を用いたシステムを構成する測定端末は、センサから測定データを取得する手段と、その測定データを無線装置を介して送信可能な手段と、順番が規定できる、限られた数の識別情報の1つを自己の識別情報として記憶するメモリと、無線装置を介して識別情報を照会するメッセージを受信すると、そのメッセージが終了してから自己の識別情報を送る順番が到来したときに、自己の識別情報を無線装置を介して送信する第1の応答手段とを有する。また、システムを構成する収集端末は、センサから測定データを取得可能な測定端末から測定データを、無線装置を介して受信可能な手段と、無線装置を介して測定端末に対し識別情報を照会するメッセージを発信する照会手段と、無線装置を介して、メッセージが終了した後、識別情報の順番で受信した識別情報を記憶する第1の識別手段とを有し、受信可能な手段は、記憶された識別情報の測定端末と個別に無線装置を介して通信して該当する測定端末から測定データを収集する。
トラックに搭載されたコンテナに測定端末が同梱されている場合を想定すると、無線装置の交信範囲は狭くても良く、たとえば、数m程度の限られたものでよい。そして、交信範囲が限られていると、収集端末と交信可能な測定端末が限られるので、測定端末が有する識別情報も限られたもので良くなり、第1の応答ステップで必要となる時間を短縮できる。船倉などの広い倉庫を対象とする場合でも数10m程度の交信範囲の限られた無線装置を用いることにより、収集端末で交信可能な測定端末の数を限定できる。さらに、交信範囲の限られた低出力の無線装置で良いので、消費電力も低減でき、測定端末の電池寿命を延長するためにも有効である。
さらに、識別情報として、順番を規定できる第1の識別情報と、グループを識別できる第2の識別情報とを与え、照会ステップでは、第2の識別情報を含めたメッセージを発信し、第1の応答ステップでは、メッセージに含まれた第2の識別情報を自己の識別情報に含む測定端末が応答するようにすることも有用である。第2の識別情報毎に第1の識別情報を付せば良いので、測定端末を識別するための第1の識別情報の数を限定できる。そして、第1の識別情報までは分からなくても、第2の識別情報が事前に判明していれば、第2の識別情報毎に第1の識別情報を取得できるので、第1の応答ステップのために必要な時間を短縮できる。
さらに、第1の応答ステップの前に、メッセージが終了してから全ての測定端末が自己の識別情報をそれぞれ一斉に無線により送信する第2の応答ステップと、この第2の応答ステップで識別情報を識別できると、その識別情報を記憶すると共に第1の識別ステップをスキップする第2の識別ステップとを設けることも有効である。収集端末で管理可能な測定端末が1つしかないときに、その測定端末の識別情報が送信される順番を待たなくても識別情報を取得できる。したがって、測定データを収集するステップを早いタイミングで開始できる。このため、測定端末には、第1の応答手段により応答する前に、メッセージが終了してから所定の時間後に自己の識別情報を、無線装置を介して送信する第2の応答手段を設けることが望ましい。また、収集端末には、無線装置を介して、メッセージが終了した後、全ての測定端末から一斉に送信された識別情報を受信し、その識別情報を識別できると、その識別情報を記憶すると共に第1の識別手段の動作をスキップする第2の識別手段を設けることが望ましい。
また、識別情報を照会する際は、同一のメッセージを、それを繰り返した回数と共に複数回送信することにより、測定端末では、常時は断続的に受信する方法でもメッセージを受信し、そのメッセージが終了するタイミングを把握することができる。したがって、電池寿命を延ばすことができる。
また、メッセージに対して応答する際は、個々の測定端末が備えた時計の時間または時刻のずれを考慮して、識別情報を送信するのに必要な時間および予備の時間の和が1つの識別情報を送信するのに要する時間として、自己の識別情報を送信する順番をカウントすることが望ましい。これにより、複数の測定端末からの送信が重なるのを防止でき、収集端末が識別情報を確実に取得できる。
これらの測定端末および収集端末の機能は、それぞれの端末が備えているCPUなどのプロセッサで稼動するファームウェアなどのプログラムあるいはプログラム製品として提供することが可能であり、ROMなどの適当な記録媒体に記録して使用できる。すなわち、多くの場合、コンパクトで、使い捨て、またはそれに近い構成の測定端末により、本発明の機能を実現するためには、無線装置を介して識別情報を照会するメッセージを受信すると、そのメッセージが終了してから自己の識別情報を送る順番が到来したときに、自己の識別情報を無線装置を介して送信するステップを実行する命令を有するプログラムを提供すればよい。また、収集端末の機能は、無線装置を介して測定端末に対し識別情報を照会するメッセージを発信するステップと、無線装置を介して、メッセージが終了した後、識別情報の順番で受信した識別情報を記憶するステップと、記憶された識別情報の測定端末と個別に無線装置を介して通信して該当する測定端末から測定データを収集するステップとを実行可能な命令を有するプログラムとして提供できる。
また、センサを内蔵し、センサで測定されたデータを、無線装置を介して送信することができる測定端末においては、無線装置を介して送受信する条件を設定するデータを受信可能な光通信手段を設けることが望ましい。無線装置を介してデータを送信することにより、測定端末から離れた位置でデータを収集することができるし、また、個々の測定端末を識別情報で指定したり、周波数を変えるなどの手段により、複数の測定端末からデータを収集することも容易である。さらに、アンテナを内蔵することにより、シームレスなハウジングを採用し、密封性が高く、耐水性や耐候性も高く、耐久性も高い測定端末とすることができる。したがって、様々な条件の環境に設置することが可能な測定端末を提供することが可能となる。
その一方で、無線装置を介して通信するためには、周波数を設定したり、プロトコルを設定したり、個々の測定端末を識別するための識別情報を設定する必要があり、そのためには、測定端末と個別に通信する必要がある。個別に通信する最も簡単な方法は、設定側となるパーソナルコンピュータなどのホスト装置と測定端末とを有線で接続することであるが、そのためのインターフェイスがハウジングの外面に用意されることになると、密封性が損なわれ、耐水性などを確保することが難しくなる。ディップスイッチなどの操作パネルを設けても同様であり、耐久性を確保することは容易ではない。
そこで、本発明においては、無線装置に加えて、測定端末に、光または磁場(磁気)を用いて有線ではなく個別に、他の測定端末に対する影響を避けて通信することができる手段を設け、この光または磁場を用いた通信手段により無線装置を介して送受信する条件を設定するデータを受信できるようにすることが望ましい。特に、光通信手段は、フォトダイオードあるいはフォトトランジスタと、LEDとの組合せなどによって簡易に低コストで、そしてコンパクトに構成することができるので、測定端末に適した通信手段である。したがって、センサ、無線装置、データを記憶する手段、および光通信手段を内蔵した測定端末であると、上述した無線装置を内蔵した測定端末のメリットを活かし、さらに、測定端末の識別情報などを光通信手段により容易に変更することも可能な測定端末を提供することができる。また、そのために、測定端末を制御するプログラムとしては、無線によりデータを送信するステップに加えて、光通信手段により自己の識別情報を設定するステップを実行する命令をさらに有していることが望ましい。
このような測定端末であると、測定端末を設置する場所に取り付けるとき、あるいは、測定端末を梱包に入れるときに測定端末の条件を光通信手段によりフレキシブルにセットすることが可能である。したがって、測定端末を利用する被測定側のシステムに合わせた設定を自由に行うことが可能であり、被測定側のシステムを変えることなく測定端末を導入してそのメリットを享受することができる。
発明を実施するための最良の形態
以下に図面を参照して本発明を更に説明する。図1に、本発明にかかるデータ収集システム1の概要を示してある。このデータ収集システム1は、複数の測定端末10と、それらからデータを収集する収集端末20とを備えている。それぞれの測定端末10は測定ユニット、データロガあるいはログ端末などと称されるものであり、トラック9の荷台8に搭載された複数のコンテナ7に搭載され、収集端末20は運転席6などのオペレータが監視できる場所に設置される。各々の測定端末10はサーミスタなどの温度センサを内蔵しており、コンテナ7の内部温度を測定し、その測定データをメモリに記録することができる。さらに、測定端末10は無線装置を備えており、収集端末20と無線を介して交信することにより、測定したデータを収集端末20に集める。したがって、本例のデータ収集システム1により、コンテナ7の温度を、コンテナ7を開けずに運転席6で集中監視することが可能となる。この収集端末20は、測定端末10からデータを収集するための専用機として実現しても良いし、本発明にかかる機能に加え、他の複数の機能を備えたマルチファンクションの端末として実現することも可能である。また、携帯型であっても良いし、運転席などに固定されたシステムとして実現することも可能である。
図2に、本例の測定端末10の概略構成を示している。測定端末10は、周囲の温度を測定するセンサ11と、測定端末10の動作を制御するCPU12と、メモリ13と、測定中の温度や動作モードなどを表示する液晶ディスプレイ(LCD)14と、無線(電波)により収集端末20と交信するRF無線部15およびアンテナ17と、赤外線などの光を用いて収集端末20あるいはパーソナルコンピュータなどと交信する光通信部16とを備えている。CPU12は、ROM19に記録されたファームウェア19aをロードすることにより、センサ11により測定された温度データ(測定データ)をメモリ13の測定データ記憶部13aに記録する記録機能12aと、記録されたデータを、無線部15を介して収集端末20へ送信するアップロード機能12bと、収集端末20からのメッセージを解釈する解釈機能12cと、メッセージに対して、メモリ13に記録された識別番号(IDNo)13bを、その番号の順番が到来したら送信する第1の応答機能12dと、識別番号13bをメッセージが終了した後に送信する第2の応答機能12eと、光通信部16を介して供給されたデータにより識別番号を設定したり、無線部15の周波数条件などを設定する設定機能12fなどを備えた制御装置として動作する。
図1に示すように、測定端末10は、密閉されたハウジング10aに上記の機器が収納されており、アンテナ17だけが飛び出した構成となっている。したがって、耐湿性および耐食性が高く、耐久性さらには様々な面における耐性が高い。このため、食料品、その他の運搬に物品の運搬に用いられるコンテナ7に簡単に設置することができる。そして、表面10bには、LCD14と光通信用のポート16aが現れており、光通信により識別番号などの設定を行うことができる。
この測定端末10は、無線部15を介してデータを送信することにより、測定端末10から離れた位置でデータを収集することができ、また、収集端末20では、個々の測定端末を識別情報で指定することにより複数の測定端末からデータを収集することができる。測定端末10が収集端末20とそのようなデータの送受信を行うためには、無線周波数を設定したり、プロトコルを設定したり、個々の測定端末10を識別するための識別情報を設定する必要があり、本例の端末10では、光通信部16を用いて行っている。光通信部16は、データを受信するためのフォトダイオードあるいはフォトトランジスタと、データを発信するための光源としてLEDとを組合せることにより、低コストでコンパクトに構成することができ、コンパクトな測定端末10に適した個別通信手段である。さらに、指向性が高く、無線(電波)のように情報がブロードキャストされることがない。その一方で、光という空間を伝播する媒体を介してデータを送受信できるのでコネクタなど防水性あるいは密閉性を確保することが難しい部品は不要である。このため、密閉構造の測定端末10のメリットを活かしながら、識別情報などの測定端末10を識別したり、無線によりデータを交換するための条件をフレキシブルに設定することが可能となる。
図3に、収集端末20の概略構成を示してある。収集端末20は、操作用のキー21と、収集端末20の動作を制御するCPU22と、メモリ23と、測定されたデータや動作状況などを表示するLCD24と、無線により測定端末10と交信するRF無線部25およびアンテナ27と、赤外線などの光を用いて測定端末20またはホストコンピュータと交信する光通信装置26と、ホストコンピュータと通信するためのUSBあるいはRS232Cなどの通信部28とを備えている。そして、CPU22は、ROM29に記録されたファームウェア29aをロードすることにより、測定端末10に対し、識別番号を照会するメッセージを送信する照会機能22a、測定端末10から時分割で送信された識別番号を認識してメモリ23に記録する第1の識別機能22b、測定端末10からメッセージが送信された後、直ぐに送信された識別番号を認識してメモリ23に記録する第2の識別機能22c、識別された識別番号を用いて測定端末10と個別に通信して測定データをダウンロードする機能22d、ダウンロードされた測定データをLCD24に表示したり、データを解析または解釈して過去の異常の有無や、温度の急変などを解析する機能22eなどの機能を備えた制御ユニットとして動作する。
図1に示すように、本例の収集端末20は、大型のLCD24が前面20bに配置されたハンディータイプの端末である。前面20bには、さらに、光通信用のポート26aと、複数のスイッチ21aが配置されている。また、側面にはエンコーダスイッチタイプのジョグダイアル21bが配置され、反対側の側面にはパーソナルコンピュータとの接続インターフェイス28aが配置されている。
図4に、本例の収集システム1において、各測定端末10の識別番号を収集端末20が取得し、取得した識別番号により各測定端末10から測定データをダウンロードする処理の概要をフローチャートで示してある。図4(a)は、収集端末20における処理であり、図4(b)は、測定端末10の処理である。また、測定端末10において、センサ11を用いて温度、湿度あるいはその他の物理量を測定する処理は、記録機能12aにより、識別番号の送受信とは無関係に継続して実施されている処理であり、本図には示されていないが自動的に実行される。また、以下に示す処理は、上述した測定端末10および収集端末20を制御するCPUあるいはマイクロプロセッサなどの制御装置を稼動させるファームウェアなどのプログラムあるいはプログラム製品として提供することが可能であり、ROMなどの適当な記録媒体に記録して提供し、また、使用できる。
複数のコンテナ7が集荷場に集められて、トラック9に搭載されたとする。コンテナ7には、それぞれ測定端末10が同梱されており、コンテナ7の内部の温度、湿度あるいはその他の環境が継続的に測定され、その測定データが測定端末10のメモリ13に記録されている。これらのコンテナ7は、輸送先が同一なものであり、ある程度の規則性はあるとしても、発送元が異なったり、輸送経路が異なるなどの理由により、必ずしも同じ環境で輸送されたものではない。また、それぞれのコンテナ7に同梱された測定端末10の識別番号13bは、コンテナ7の外からは把握しようがなく、また、コンテナ7を開封することも難しい。このため、本例の収集システム1においては、まず、測定データをダウンロードする前に、ステップ51において、収集端末20は、照会機能22aにより、RF無線部25を介してグループ毎に識別番号を照会するメッセージを放送する。
収集端末20のRF無線部25および測定端末10のRF無線部15は交信範囲がトラックの荷台8に適した数m程度となるように出力が限定されている。あるいは、メッセージを送信するときは、出力を限定する。これにより、別のトラックや倉庫に収納されたコンテナ7の測定端末10にメッセージが配信されることを防止でき、荷台8に搭載されたコンテナ内の測定端末10の識別情報13bを得ることができる。
図5に、本例の測定端末10に割り当てられている識別情報(ID)の構成を示してある。測定端末10のメモリ13に記録される識別情報13bは、各々の測定端末(子機)10が属するグループを識別する情報(GrID)71と、測定端末の名称72と、同一グループ内で端末10に対しユニークに付けられた識別番号(IDNo)73とを有している。そして、グループ情報71と識別番号73により、測定端末同士を区別できるユニークな識別情報として利用することができる。本例においては、グループ情報71は、発送元あるいは輸送先を示す情報を割り当てることが可能である。あるいは、発送を受け付けた日付などもグループ情報71として利用することができる。そして、グループ情報71を付すことにより、測定端末10を識別する識別番号73の数を少なくすることが可能であり、グループ情報71がある程度限定されていれば、短時間で測定端末10の識別情報を取得することができる。
図6(a)に、収集端末20が発信するメッセージ75のフォーマットを示してある。メッセージ75は、同期データ75aと、メッセージ75の送信先となる測定端末10のグループ情報75bと、測定端末10を識別する番号情報75cと、測定端末10に送信するコマンド75dと、コマンド75dに付随するパラメータ情報75eと、メッセージ75の繰り返し発信した回数(繰り返した回数)を示す巡回数75fと、誤防止用のCRC符合75gとを備えている。トラックの荷台8に搭載されたコンテナ7に同梱されている測定端末10の識別番号73を照会するメッセージ75では、番号情報75cは特定されず、コマンド75dとして照会メッセージであることを示すデータが入る。
さらに、本例の測定端末10は、無線部15を断続的(たとえば10秒ピッチ)に受信モードにすることによりバッテリーの消費を低減している。このため、ステップ51では、メッセージ75を10秒以上、たとえば12秒にわたり繰り返し発信する。そして、メッセージ75を繰り返して送信するたびに巡回数75fをデクリメントすることにより、測定端末10がメッセージ75を受信したときに、最終のメッセージ75が終了する時刻を演算できるようにしている。このため、いずれかの時点でメッセージ75を受信すると、測定端末10は、そのメッセージ75の意味と、そのメッセージ75の繰り返しが終了する時刻を知ることができる。
図4に戻って、測定端末10は、ステップ61において、メッセージ75を受信すると、まず、ステップ62において、メッセージ75に含まれているグループ情報75bが自己の識別情報13bのグループ情報71と一致するか否かを解釈機能12cにより判断する。グループ情報71が一致すると、ステップ63において、第2の応答機能12eにより、メッセージ75が終了してから一定時間後に自己の識別情報13bを送信する。さらに、ステップ64において、第1の応答機能12dにより、自己の識別情報13bの識別番号73に割り当てられた時間帯になるのを待って、ステップ65において、自己の識別情報13bを再び送信する。
図6(b)に、応答メッセージ76の例を示してある。応答メッセージ76は、同期データ76aと、測定端末10に設定された自己の識別情報13bのグループ情報76bと、番号情報76cと、メッセージ76の繰り返し回数を示す巡回数76dと、誤防止用のCRC符合76eとを備えている。したがって、収集端末20は、この応答メッセージ76を受信することにより、発信元の測定端末10の識別情報13bを得ることができ、以降は、ユニークな識別情報をフルにセットしてメッセージを発信することにより特定の測定端末10と送受信することができる。
図7に、収集端末20からメッセージ75が発信されて、測定端末10が応答する様子を示してある。約12秒間、照会用のメッセージ75が収集端末20から発信された後、適当なウェイト時間77aを開けて、全ての測定端末10が一斉に自己の識別情報13bを含んだ応答メッセージ76を送信する。本例では、グループ情報71の各々で照会メッセージ75が異なるので、グループ情報71が同一の測定端末10が一斉に自己の識別情報13bを送信する。その後、適当なウェイト時間77bを開けて、自己の識別情報13bの識別番号73の小さい測定端末10から順番に、自己の識別情報13bを送信する。したがって、収集端末20は、照会メッセージ75のグループ情報71に該当する測定端末10が1つだけであれば、その測定端末の識別情報13bの識別番号73に関わらず、照会メッセージ75が終了した次に受信する応答メッセージ76で識別情報13bを取得することができる。したがって、測定端末10が1つであれば、その識別番号が最終の番号、たとえば、250番であっても、最初の応答メッセージ76で識別情報を取得することができ、その段階で識別情報を取得する作業を次の段階に進めることができる。
一方、照会メッセージ75に含まれたグループ情報に対応する測定端末10が複数存在するときは、最初の応答メッセージ76では識別情報が重複するので判別できない。しかしながら、その後、識別番号73の順番で個々の測定端末10の識別情報13bが送信されるので、収集端末20では、トラックの荷台8にある各々の測定端末10の識別情報13bを確実に取得することができる。
また、図7に示すように、各々の測定端末10から順番に送信される応答メッセージ76の間には適当なウェイト時間77aあるいはガード時間77bがセットされている。すなわち、測定端末10の第1の応答機能12dでは、1台の測定端末10が識別情報13bを送信するために割り当てられている時間が、実際の応答メッセージ76を送信するために必要な時間に加えて、ウェイト時間77bが含まれたものとして設定されている。このウェイト時間77bは、個々の測定端末10においてCPU12あるいはRTC(リアルタイムクロック)がある場合はRTCにおけるタイムカウントの公差を吸収するための時間であり、応答メッセージ65が一部でも重複して送信されることがないようにしている。
図4に戻って、収集端末10では、ステップ51において、照会メッセージ75を発信した後に、ステップ52において、第2の識別機能22cにより、測定端末10より一斉に送られて来るはずの応答メッセージ76を受信する。そして、ステップ53において、識別情報13bが判明したときは、そのグループに含まれる測定端末10は1台であり、次の時分割で送信される識別情報を認識するステップに進む必要がない。したがって、ステップ54の第1の識別機能22bが行う処理をスキップする。
一方、ステップ53において、識別情報が判明しないときは複数の測定端末10が存在する。このため、ステップ54において、第1の識別機能22bにより、順番に時分割で各々の測定端末10から送信されてくる識別情報13bを受信し、メモリ23に記録する。そして、ステップ55において、予め設定されているグループ情報71の数だけ上記の工程を繰り返すことにより、荷台8に搭載されているコンテナ7の内部の測定端末10の識別情報13bを全て得ることができる。
ステップ56において、ダウンロード機能22dにより個々の測定端末10と交信し、各々の測定端末10の測定データを収集端末20にダウンロードする。測定端末10においては、ステップ65で識別情報を送信した後は、ステップ66で自己の識別番号13bがユニークに含まれた照会メッセージ75により個別に呼び出されるのを待つ。そして、呼び出されると、ステップ67において、アップロード機能12bにより、メモリ13aに記録されていた過去の測定データをアップロードする。また、現在測定中の測定データを収集端末20にアップロードするようにすることも可能である。
収集端末20においては、このような手順により、荷台8に搭載されたコンテナ7の測定端末10から、過去および現在の測定データを全て入手することが可能となる。このため、収集端末20にダウンロードされた測定データを解析機能22eにより解析することにより、各コンテナ7に過去の輸送環境に異常があったかどうかを確認することができる。また、輸送中、すなわち、荷台8に搭載された各コンテナ7の内部の温度あるいはその他の状況がどう変化しているのかを収集端末20により得ることができる。さらに、収集端末20に集められた測定データを通信インターフェイス28を介してパーソナルコンピュータなどに転送し、さらに解析したり、蓄積しておくことが可能である。
本例の測定端末10および収集端末20を用いた収集システム1においては、コンテナ7に同梱された測定端末10の識別情報を収集端末20が自動的に取得し、測定端末10の測定データを収集端末20に集めることができる。したがって、コンテナ7を開封しなくても、そのコンテナ7が輸送中や保管中に経た環境の変化を測定データから知ることができる。また、トラックの荷台8あるいは船倉や倉庫といった単位で、その中に収納されているコンテナ7の各々の測定端末10から測定データを自動的に収集することができる。したがって、測定データの収集にかかる手間および労力を大幅に低減することが可能となる。さらに、個々のコンテナ7の環境を測定端末10を介して個別に知ることができるので、荷台あるいは船倉の中の環境条件を、品物により密着した位置で把握することが可能となる。このため、荷台や倉庫の多くの場所にセンサを設置するよりも実際の物品の近くの環境をより木目細やかに把握することができるので、輸送あるいは保存環境をさらに適切に制御することができ、商品の損傷を未然に防止することが可能となる。また、輸送中や保管中に環境の変化に異常があった場合もコンテナを開ける前に知ることができるので、より適切は処理を早期に行うことが可能となり、より品質の高いサービスを提供することが可能となる。
測定端末10の識別情報をコンテナ7に付されている識別データを関連してセットすることによっても、コンテナ7を開封しないで測定端末10の識別情報を取得して個別に通信することが可能となる。しかしながら、そのような方法では、コンテナ7に識別データが付されるまで測定端末10に識別情報をセットできないので、コンテナ7の識別データが付されるまでコンテナ7を封できないという事態が生じ、実際的ではない。また、コンテナ7の識別情報をバーコードを読み取るなどの方法によって取得するとしても、個々のコンテナ7の識別情報を読み取らないといけないのに対し、本例の収集システム1では、トラックの荷台や船倉に収納された後に、識別番号を照会する処理を行えばよく、極めて簡単に、そして短期間に個々の測定端末10の識別情報を取得することができる。そして、入力ミスなどもないので、極めて確実に測定端末10に収集端末20でアクセスし測定データを収集することができる。
さらに、識別情報は測定端末10から時分割で発信されるようにしているので、収集端末20の側では時分割で分離された状態で識別情報を受信し認識することができる。したがって、識別情報の把握も容易であり、簡易な機構あるいは処理で、確実に精度良く識別情報を認識し、メモリに記録することができる。したがって、本例の収集システム1は、簡易な構成で低コストで構築可能であると共に、信頼性も高い。
なお、本例では、測定端末および収集端末20による収集システム1がトラックの荷台に収納されたコンテナを対象としている例を説明しているので、無線装置の交信距離は数m程度としているが、船倉や大型倉庫であれば、無線装置の交信距離を数10m程度と広げることにより対応することができる。また、識別情報にグループ情報を加えることにより、グループ毎に識別番号が付されるので、識別番号の数を増やさなくてもユニークに測定端末10を識別できるようにしている。したがって、収集端末20が識別情報を取得するために費やす時間を少なくすることが可能であるが、グループ情報を除いて識別番号だけで測定端末をユニークに識別することも可能である。
また、本例の測定端末10は温度あるいは湿度を測定する例で説明しているが、センサで測定対象となる物理量は、これらに限定されることはなく、加速度に敏感な品物であれば加速度センサを装着し、また、光に敏感な品物であれば光センサを装着するなど、様々な物理量を測定し、本例の収集システムにより、その測定データを生かすことが可能である。
さらに、本発明の収集システムおよび収集方法が適用可能な分野は、コンテナ輸送などの輸送の分野に限定されることはなく、一般のデータロガーシステムに対しても適用できる。たとえば、区画ごとに測定端末が設置されている場合に、その区画で収集端末を操作して測定端末の識別情報を取得し、測定データを収集するようにすれば、区画毎に設置されている測定端末の識別情報の管理は不要となり、管理にかかる手間およびコストを削減することができる。特に、イベント会場などのようにテンポラリーで測定端末を設置する場合は、本発明の収集システムを適用することによりコストを大幅に削減できる。
図8に示すような、複数の注入器81により液体82をボトル83に詰めるボトリングシステム80においても本例の測定端末10と収集端末20を用いたデータ収集システム1およびデータ収集方法は有効である。複数の注入器81の各々に測定端末10を装着し、注入器81から注入される液体82の温度や、注入器81の温度などを定期的に採取して記録し、適当なタイミングで無線により収集端末20に送り、各々の注入器81の注入条件を監視することができる。複数の注入器が高速で移動しながらボトルに注入するシステムでは、個々の注入器81の測定情報をその都度、ポーリングで取得しようとすると、注入器81の処理に追従することが難しい。これに対し、ある程度の数あるいは量の測定データが記憶できるメモリを各々が備えた測定端末10により、個々の注入器81の状態をいったんデータとして蓄積し、その後に適当なタイミングで収集端末20にバースト転送することにより、個々の注入器81の情報をほぼオンタイムに近い短時間で収集し、解析することができる。
注入器81の情報を収集するという点では、識別情報を固定しておいても良い。しかしながら、本発明の収集システム1を採用すると、個々の測定端末10あるいは注入器81の識別情報を自動的に収集できるので、各ボトリングシステム80において注入器81の入れ替えが生じても、その都度、入れ替えが生じた注入器81あるいは測定端末10の識別情報を収集システム1にフィードバックしなくてもデータを収集できる。入れ替えが発生したときや、ボトリングシステム80を再構成したときに、測定端末10の識別情報を照会することにより収集システム1がボトリングシステム80の構成を自動認識できる。したがって、注入器81の履歴も含めた管理を本発明の収集システム1により自動的に行うことができる。そして、収集システム1で得られたデータを解析することにより、個別の注入器81の異常を早期に発見することが可能となり、ロットアウトが発生することを防止することが可能となる。したがって、無駄を防止し、低コストで、安定した品質の製品を出荷することが可能となる。
また、本発明の測定端末は、何時でも、たとえば、測定端末を設置する場所に取り付けるとき、あるいは、測定端末を梱包に入れるときなどのタイミングで、測定端末の条件を光通信手段によりフレキシブルにセットすることが可能である。したがって、測定端末を利用する被測定側のシステムに合わせた設定を自由に行うことが可能であり、被測定側のシステムを変えることなく測定端末を導入してそのメリットを享受することができる。
産業上の利用可能性
本発明のデータ収集方法およびデータ収集システムにおいては、コンテナ内などに設置される測定端末の識別情報を収集端末との交信によって簡単に取得することが可能であり、その後、取得した識別情報を用いて測定端末と交信することにより測定端末の測定データを収集端末に収集することができる。したがって、コンテナを開封しなくても、測定端末の測定データによりコンテナの温度管理を行ったり、コンテナの異常の有無を事前に判断することができる収集システムを提供することができる。また、本発明のデータ収集方法およびシステムは、コンテナなどの輸送分野において有用であると共に、他の分野、たとえば、ボトリングシステムなどの食料品や飲料をパッケージングする分野などにおいても有用である。また、測定端末を事前に収集端末に登録しておく必要がないので、測定端末が分散されたり、入れ替わることがある分野におけるデータ収集には特に適している。イベント会場や、美術館、展示場などにおいて展示物の状態を監視したり、提供されるサービスの状態を監視するために用いるなど、応用分野は広い。
【図面の簡単な説明】
図1は、本発明にかかる収集システムの概要を示す図である。
図2は、図1に示す測定端末の概略構成を示すブロック図である。
図3は、図1に示す収集端末の概略構成を示すブロック図である。
図4は、図1に示す収集システムにおいて識別情報を取得する処理の概要を示すフローチャートである。
図5は、識別情報の概要を示す図である。
図6は、照会メッセージおよび応答メッセージのフォーマットを示す図である。
図7は、照会メッセージ対し応答メッセージが出力されるタイミングを示す図である。
図8は、ボトリングシステムに適用した例を示す図である。

Claims (15)

  1. センサから測定データを取得し、その測定データを無線で送信可能な測定端末と、この測定端末から前記測定データを受信可能な収集端末とを用いたデータ収集方法であって、
    前記測定端末は、順番が規定できる、限られた数の識別情報の1つを自己の識別情報として記憶するメモリを有しており、
    前記収集端末が、無線により前記識別情報を照会するメッセージを発信する照会ステップと、
    前記測定端末が、前記メッセージを受信すると、そのメッセージが終了してから前記自己の識別情報を送る順番が到来したときに、その自己の識別情報を無線により送信する第1の応答ステップと、
    前記収集端末が、前記識別情報の順番で応答された前記識別情報を記憶する第1の識別ステップと、
    前記収集端末が、記憶された前記識別情報の前記測定端末と個別に無線を介して通信して当該測定端末から前記測定データを収集するステップと
    前記第1の応答ステップの前に、前記メッセージが終了してから全ての前記測定端末が前記自己の識別情報をそれぞれ一斉に無線により送信する第2の応答ステップと、
    この第2の応答ステップで前記識別情報を識別できると、その識別情報を記憶すると共に前記第1の識別ステップをスキップする第2の識別ステップを有するデータ収集方法。
  2. 前記測定端末および収集端末は交信範囲が数m程度の限られた無線装置を備えている、請求項1のデータ収集方法。
  3. 前記識別情報は、順番を規定できる第1の識別情報と、グループを識別できる第2の識別情報とを備えており、
    前記照会ステップでは、前記第2の識別情報を含めた前記メッセージを発信し、
    前記第1の応答ステップでは、前記メッセージに含まれた前記第2の識別情報を前記自己の識別情報に含む前記測定端末が応答する、請求項1のデータ収集方法。
  4. 前記照会ステップでは、同一のメッセージを、繰り返した回数と共に複数回送信する、請求項1のデータ収集方法。
  5. 前記第1の応答ステップでは、前記識別情報を送信するのに必要な時間および予備の時間の和が1つの前記識別情報を送信するのに要する時間として、自己の前記識別情報を送信する順番をカウントする、請求項1のデータ収集方法。
  6. センサから測定データを取得する手段と、
    その測定データを、無線装置を介して送信可能な手段と、
    順番が規定できる識別情報の1つを自己の識別情報として記憶するメモリと、
    前記無線装置を介して前記識別情報を照会するメッセージを受信すると、そのメッセージが終了してから前記自己の識別情報を送る順番が到来したときに、前記自己の識別情報を前記無線装置を介して送信する第1の応答手段と
    前記第1の応答手段により応答する前に、前記メッセージが終了してから所定の時間後に前記自己の識別情報を、前記無線装置を介して送信する第2の応答手段とを有する測定端末。
  7. 前記無線装置は、交信範囲が数m程度の限られたものである、請求項の測定端末。
  8. 前記無線装置を介して送受信する条件を設定するデータを受信可能な光通信手段を有する、請求項の測定端末。
  9. センサから測定データを取得可能な測定端末から前記測定データを、無線装置を介して受信可能な手段と、
    前記無線装置を介して前記測定端末に対し識別情報を照会するメッセージを発信する照会手段と、
    前記無線装置を介して、前記メッセージが終了した後、前記識別情報の順番で受信した前記識別情報を記憶する第1の識別手段とを有し、
    前記受信可能な手段は、記憶された前記識別情報の前記測定端末と個別に前記無線装置を介して通信して該当する測定端末から前記測定データを収集し、
    さらに、前記無線装置を介して、前記メッセージが終了した後、全ての前記測定端末から一斉に送信された前記識別情報を受信し、その識別情報を識別できると、その識別情報を記憶すると共に前記第1の識別手段の動作をスキップする第2の識別手段を有する収集端末。
  10. 前記無線装置は、交信範囲が数m程度の限られたものである、請求項の収集端末。
  11. 前記照会手段は、同一のメッセージを、繰り返し回数と共に複数回送信する、請求項の収集端末。
  12. センサから測定データを取得し、その測定データを無線で送信可能な測定端末と、この測定端末から前記測定データを受信可能な収集端末とを有するデータ収集システムであって、
    前記測定端末は、
    前記測定データを無線により送信可能な手段と、
    順番が規定できる識別情報の1つを自己の識別情報として記憶するメモリと、
    無線により前記識別情報を照会するメッセージを受信すると、そのメッセージが終了してから前記自己の識別情報を送る順番が到来したときに、前記自己の識別情報を無線により送信する第1の応答手段と
    前記第1の応答手段により応答する前に、前記メッセージが終了してから所定の時間後に前記自己の識別情報を、前記無線装置を介して送信する第2の応答手段とを備えており、
    前記収集端末は、
    前記測定端末から前記測定データを無線により受信可能な手段と、
    無線により前記測定端末に対し識別情報を照会するメッセージを発信する照会手段と、
    前記メッセージが終了した後、無線により前記識別情報の順番で受信した前記識別情報を記憶する第1の識別手段とを備えており、
    前記受信可能な手段は、記憶された前記識別情報の前記測定端末と個別に通信して該当する前記測定端末から前記測定データを収集し、
    さらに、前記メッセージが終了した後、無線により全ての前記測定端末から一斉に送信された前記識別情報を受信し、その識別情報を識別できると、その識別情報を記憶すると共に前記第1の識別手段の動作をスキップする第2の識別手段を備えている、データ収集システム。
  13. センサから取得した測定データを、無線装置を介して送信可能な測定端末を制御するプログラムであって、
    順番が規定できる、限られた数の識別情報の1つを自己の識別情報としてメモリに記憶しており、
    前記無線装置を介して前記識別情報を照会するメッセージを受信すると、そのメッセージが終了してから前記メモリに記憶された自己の識別情報を送る順番が到来したときに、前記自己の識別情報を前記無線装置を介して送信する第1の応答ステップと、
    前記第1の応答ステップの前に、前記メッセージが終了してから所定の時間後に前記メモリに記憶された自己の識別情報を、前記無線装置を介して送信する第2の応答ステップとを実行する命令を有するプログラム。
  14. 前記測定端末は光通信手段を有し、
    この光通信手段により前記メモリに自己の識別情報を設定するステップを実行する命令をさらに有する、請求項13のプログラム。
  15. センサから測定データを取得可能な測定端末から前記測定データを、無線装置を介して受信可能な収集端末を制御するプログラムであって、
    前記無線装置を介して前記測定端末に対し識別情報を照会するメッセージを発信する第1の識別ステップと、
    前記無線装置を介して、前記メッセージが終了した後、前記識別情報の順番で受信した前記識別情報をメモリに記憶するステップと、
    前記無線装置を介して、前記メッセージが終了した後、全ての前記測定端末から一斉に送信された前記識別情報を受信し、その識別情報を識別できると、その識別情報を前記メモリに記憶すると共に前記第1の識別ステップをスキップする第2の識別ステップと、
    記憶された前記識別情報の前記測定端末と個別に前記無線装置を介して通信して該当する測定端末から前記測定データを収集するステップとを実行可能な命令を有するプログラム。
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