JP3922662B2 - 測定管理装置および測定システム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、温度や湿度等の物理量を測定する可能な測定ユニットおよび測定方法、およびこれらの測定ユニットを管理可能な測定管理装置および測定管理方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
生産、販売、物流、在庫管理などの多種多用な方面で適当なセンサーを備えた測定ユニットを用いて温度、湿度、気圧、風量などの物理量を測定し、その結果を定期的にパソコンなどの管理装置に導いて集中的に各エリアの環境などをモニターするシステムが開発されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
このような測定システムにおいては、センサーによって所定の場所の物理量、例えば、温度と、測定したときの日時とを記録しておくことにより、温度の変化をグラフ表示したり、温度が変動したときの日時からその原因を調査するなど多種多用な目的で使用することができる。従って、測定データと共に少なくとも測定時刻を取得して記録しておくことが重要である。
【0004】
データを測定した時の測定時刻を記録するためには、リアルタイムクロック(RTC)システムなどの時計機能を内蔵していることが必要である。個々の測定場所に設置される測定ユニットに時計機能を搭載することは可能であるが、製造コストが上昇する要因となり、また、測定ユニットが大型化し、消費電力が増大する要因ともなる。さらに、複数の測定ユニットを用いて測定する際には、これらの測定ユニットに搭載されている時計機能の時刻合わせを定期的に行う必要があり、測定システムが複雑で高価になる。また、測定ユニットと交信する機会が増えるので、測定ユニットにおける電力消費が増加するなどの問題もある。高精度の時計システムを採用すれば、時刻合わせの頻度を下げることができるが、ますます製造コストが高くなり、誰にでも簡単に使用できる測定システムを提供することが困難となる。
【0005】
一方、測定ユニットから時計機能を除くと、測定データを取得したときの時刻データが得られないと共に、測定開始時刻を設定しておいてその時刻になったら自動的に測定を開始するといった予約機能を持たせることもできず、測定ユニットの使い勝手が悪くなる。
【0006】
そこで、本発明においては、時計機能を持たなくても個々の測定データの測定時刻を識別可能な測定ユニットおよび測定方法、さらに、個々の測定データの測定時刻を提供可能な測定管理装置および測定管理方法を提供することを目的としている。また、時計機能を持たなくても測定開始時刻になれば自動的に測定を開始可能な測定ユニットおよび測定方法、さらに、そのような設定ができる測定管理装置および測定管理方法を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
このため、本発明においては、測定ユニットと測定管理装置とを有する測定システムを提供する。測定ユニットは、一定の時間間隔毎に測定された測定データを記録手段に順番に記録可能な測定手段と、この記録手段に記録された複数の測定データを転送可能な通信手段と、順番に記録された最終の測定データを測定してから通信を行うまでの経過時間を計測可能なカウンターとを有し、この通信手段は、転送要求を受信すると、複数の測定データと共に、最終の測定データを測定してから通信を行うまでの経過時間を転送できるようにしている。また、測定方法においては、一定の時間間隔毎に測定された測定データを記録手段に順番に記録する記録工程と、通信手段により、転送要求を受信すると、記録された複数の測定データを転送する通信工程とを有し、この通信工程では、複数の測定データと共に、最終の測定データを測定してから通信を行うまでの経過時間を転送することを特徴としている。このような測定ユニットおよび測定方法によれば、通信時刻と経過時間によって最終の測定データの測定時刻を受信した側で求めることが可能であり、さらに、他の測定データは一定の時間間隔でサンプリングされているので、それらの測定データの測定時刻も求めることが可能となる。従って、時計機能あるいは測定データを測定するたびに測定時刻を記録する工程を設けなくても個々の測定データの測定時刻を特定して利用できる測定ユニットおよび測定方法を提供することができる。
【0008】
このような測定ユニットおよび測定方法を利用するために、本発明の測定管理装置は、一定の時間間隔毎に測定した測定データを順番に記録可能な測定ユニットであって、伝送線により接続された測定ユニットから転送された複数の測定データを受信可能な通信手段と、通信を行った通信時刻を取得可能な計時手段とを有し、通信手段は、転送要求の送信に対する、前記複数の測定データと共に最終の測定データを測定してから通信を行うまでの経過時間を受信可能であり、さらに、通信時刻、経過時間および測定の時間間隔に基づき、受信した各々の測定データの測定時刻を求める手段を有することを特徴としており、この測定管理装置において、各測定データの測定時刻を求めることが可能である。また、通信手段により、一定の時間間隔毎に測定した測定データを順番に記録可能な測定ユニットから転送された複数の測定データを受信する通信工程と、計時手段により通信時刻を取得する計時工程とを有し、通信工程では、複数の測定データと共に最終の測定データを測定してから通信を行うまでの経過時間を受信可能であり、さらに、通信時刻、経過時間および測定の時間間隔に基づき、受信した各々の測定データの測定時刻を求める工程を有する測定管理方法を用いることにより、通信工程で得られた複数の測定データの測定時刻を特定することが可能なる。従って、本発明の測定管理装置においては、各々の測定時刻および測定データを用いて、測定結果の表示あるいは測定結果の解析など多種多様な処理を実行することができる。
【0009】
このように、本発明の測定ユニット、測定方法、測定管理装置および測定管理方法を用いることにより、測定ユニットの側には時刻を計測する時計装置を設けなくても良く、秒あるいは分などの単位の所定のインターバル(時間間隔)で測定できる手段があれば、それらの測定データが転送された測定管理の側で各測定データの測定時刻を特定することが可能である。従って、測定ユニットで個々の測定データ毎に測定時刻が記録されるシステムと同等の処理を、本発明においては測定時刻を記録せずに行うことができる。このため、本発明の測定ユニットの構成を簡略化することが可能となり、また、測定ユニットの側では、個々の測定データ毎の時刻情報を持たなくて良いので、実質的な記憶容量を大幅に向上することができる。このため、小型で記憶容量の大きな測定ユニットを実現できる。さらに、個々の測定ユニットの時刻合わせといった面倒な手続きが不要となるので、測定ユニットの管理およびメンテナンスが容易となり、また、測定ユニットを管理するプログラムも簡単になる。
【0010】
また、一定の時間間隔毎に測定された測定データを記録手段に順番に記録可能な記録手段と、測定開始コマンドを受信可能な通信手段と、測定開始コマンドに基づき測定をスタート可能な制御手段と、測定開始コマンドを受信したときからの経過時間を計測可能なカウンターとを有し、測定開始コマンドには、測定開始日時と、通信を行ってから測定開始日時までの待ち時間が含まれており、制御手段が測定開始コマンドを受信してから待ち時間が経過したときに測定をスタート可能であることを特徴とする測定ユニットにおいては、時計機能を持たなくても所定の測定開始日時に測定を自動的に開始することができる。そして、通信手段によって、記録手段に記録された複数の測定データを転送するときに、複数の測定データと共に、メモリに記録された測定開始日時を測定管理装置に転送することにより、測定管理装置の側でその測定開始日時に基づき各測定データの測定時刻を特定することができる。もちろん、上記と同様に最終の測定データを測定してから通信を行うまでの経過時間を転送することでも個々の測定データの測定時刻を測定管理装置の側で求めることができる。
【0011】
このように、一定の時間間隔毎に測定された測定データを記録手段に順番に記録可能な記録工程と、この記録工程の前に、通信手段により、測定開始コマンドを受信する第1の通信工程と、測定開始コマンドに基づき測定をスタートする測定開始工程とを有し、測定開始コマンドには、測定開始日時と、通信を行ってから測定開始日時までの待ち時間とが含まれており、測定ユニットは、さらに、測定開始コマンドを受信したときからの経過時間を計測可能なカウンターと、測定開始日時を記憶可能なメモリとを含み、測定開始工程は経過時間が待ち時間を経過するのを待つ工程を備えていることを特徴とする測定方法を採用することにより、時計機能あるいは時刻を監視する工程を用いなくても所定の測定開始日時に自動的にスタートする測定装置および測定方法を提供できる。また、記録された複数の測定データを転送する第2の通信工程を有し、この第2の通信工程では、複数の測定データと共に測定開始コマンドに含まれた測定開始日時を転送することを特徴とする測定方法を採用することにより、時計機能あるいは各測定データを測定するときの時刻を記録しなくても各測定データの測定時刻を管理装置の側で特定できる測定ユニットおよび測定方法を提供できる。
【0012】
そして、このような一定の時間間隔毎に測定した測定データを順番に記録可能な測定ユニットに対し、測定開始コマンドを送信可能な通信手段と、測定開始コマンドの通信を行ったときの通信時刻を取得可能な計時手段とを有し、通信手段は、測定開始日時と、通信時刻から測定開始日時までの待ち時間とを含んだ測定開始コマンドを送信可能であることを特徴とする測定管理装置を用いることにより、測定ユニットに対し所定の時刻に測定を始めるように制御できる。また、通信手段が、測定ユニットから転送される複数の前記測定データおよび前記測定開始日時を受信可能であり、測定開始日時および測定の時間間隔に基づき、受信した各々の測定データの測定時刻を求める手段を設けることにより、測定データ毎の測定時刻のデータが転送されてこなくても、測定管理装置の側で各測定データの測定時刻を特定することができる。
【0013】
すなわち、一定の時間間隔毎に測定した測定データを順番に記録可能な測定ユニットに対し、通信手段により測定開始コマンドを送信する第1の通信工程と、測定開始コマンドを通信したときの通信時刻を、計時手段により取得可能な計時工程とを有し、第1の通信工程では、測定開始日時と、通信時刻から測定開始日時までの待ち時間とを含んだ測定開始コマンドを送信可能であることを特徴とする測定管理方法を用いることにより、時計機能を持たない測定ユニットに対し自動測定を開始するコマンドを送信することが可能である。また、測定ユニットから転送された複数の測定データおよび測定開始日時を受信する第2の通信工程と、測定開始日時および測定の時間間隔に基づき、受信した各々の測定データの測定時刻を算出する工程とを設けることにより、各測定データ毎にそのデータの測定時刻が転送されてこなくても、測定管理の側で測定時刻を求めることができる。
【0014】
上記で説明した測定管理方法は、パソコンなどの情報処理装置で実行可能なソフトウェア(アプリケーションソフトウェア)として提供することが可能であり、それぞれの工程の処理を実行可能な命令を備えたプログラムをパソコンなどの情報処理装置で読み取り可能なフロッピーディスク、ハードディスク、CD−ROMなどの記録媒体に記録して提供することができる。また、インターネットなどのコンピュータネットワークを介してそのソフトウェア(プログラム)を供給することも可能である。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下に図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。図1に本発明に係る温度の測定システム1の概略構成を示してある。本例の測定システムは、測定管理装置30となるパソコン2を中心に構成されており、このパソコン2と複数の測定ユニット10が伝送線9によって接続されている。これら複数の測定ユニット10は、本例のように個別に伝送線9で接続する代わりに、バスを用いたネットワーク形式で接続するなど、他の方式で接続することももちろん可能である。管理装置であるパソコン2は、本体3と、ディスプレイ4と、キーボード5などを用いた通例のシステム構成で良い。本体3には固定式のハードディスク装置7と、差し替え可能なフロッピーディスク装置6が設けられており、データおよびプログラムの記憶装置として利用できるようになっている。
【0016】
パソコン2から離れた個々の測定領域(現場)に設置される測定ユニット10は、本体11と、先端に温度センサー12が接続されたセンサーケーブル13とを備えており、センサーケーブル13を本体11に接続して周囲の温度を計測できるようになっている。本体11には、表示用のLCD14およびマニュアル操作用のスイッチ15などが設けられている。また、本体11の側面には伝送線9を接続するコネクタ16が設けられており、パソコン2との間で適当なタイミングで通信できるようになっている。
【0017】
図2に、測定ユニット10の概略構成をブロック図を用いて示してある。本例の測定ユニット10は、温度センサー12を用いて所定のインターバルで温度を測定しRAMなどのメモリ22に記録可能な測定部21と、測定された温度データ(測定データ)を順番に記録すると共にその他のデータ、例えば、測定開始日時や測定間隔であるインターバル等の設定値なども記録可能な記録部(メモリ)22と、メモリ22の測定データをパソコン2に送信し、また、パソコン2からの測定開始コマンドなどを受信可能な通信部23とを備えている。さらに、本例の測定ユニット10は、秒あるいは分単位などでインターバルを計測するカウンター24を備えている。さらに、これらの各機能部の制御を行う制御部25を備えており、例えば、カウンター24に基づき測定部21にデータを測定する指示を出し、また、パソコン2から転送要求があるとメモリ22に蓄積された測定データの転送開始を指示するなどの全ての制御を行う。また、本例の測定ユニット10は、本体11に内蔵されたバッテリー29で各々のユニット10が独立して動作するようになっており、測定ユニット10を設置するだけで、その領域の温度変化を測定して記録できる。
【0018】
本例の測定ユニット10は、通信部23を用いて、測定開始日時、測定を行う時間間隔であるインターバルτ0に加えて、通信を行ったときの時刻から測定開始日時までの時間(待ち時間)τ1が含まれた測定開始コマンドを受信できるようになっている。従って、測定ユニット10においては、制御部25が測定コマンドを受信したときからの経過時間をカウンター24を用いて測定し、待ち時間τ1が経過したときに測定を開始することにより、測定開始コマンドで送られてきた所定の測定開始日時に測定をスタートできるようになっている。
【0019】
また、本例の測定ユニット10は、メモリ22に蓄積された複数の測定データを転送するときに、測定開始日時t2、インターバルτ0に加え、最後に測定データを測定したときから通信を行うときまでの経過時間τ2を合わせて送信できるようになっている。
【0020】
図3に、パソコン2を用いて実現している測定管理装置30の概略構成をブロック図を用いて示してある。本例の測定管理装置30は、測定ユニット10との通信を行うための通信部31と、測定ユニット10から受信した測定データなどを記憶可能な記録部32と、通信部31および記録部32などの制御を行う制御部33を備えている。制御部33には、ディスプレイ4およびキーボード5が接続されており、これらを通じて測定ユニット10から得られた測定データの表示、測定の開始の指示、さらには測定データの解析などができるようになっている。さらに、本例の測定管理装置30は、年月日および時刻を継続して計時しているリアルタイムクロック(RTC)34が設けられており、それぞれの測定ユニット10と通信を開始時刻した時刻などが精度良く取得できるようになっている。
【0021】
図4に記載したサンプリングのタイミングチャートを用いて、本例の温度測定システム1を用いて温度を自動的に計測する2つの方法を説明する。第1の測定方法は、「ワンタイム」と称される方法であり、一定のインターバルτ0で温度を計測すると共に計測された測定データを順番にメモリ22に記録し、メモリ22がフルになるまで測定を繰り返すと測定を中止する方法である。このワンタイムモードのときは、時刻t1に測定ユニット10が管理装置30から開始コマンドを受信すると、開始コマンドに含まれる待ち時間τ1だけ待った時刻t2から記録を開始する。従って、待ち時間τ1は、通信を行ったときから測定開始日時までの時間であるので、待ち時間τ1が経過してから測定を開始することにより、開始コマンドで送られてきた測定開始日時に実際に測定を開始することができる。その後は、インターバルτ0毎に測定を繰り返し、その測定データを記録する。時刻t12に記録可能な最後の測定データS(n)を測定して記録すると、測定を中止し、時刻t15に管理装置30から転送要求を受信するとメモリ22に記録された一連の測定データS(1)〜S(n)を管理装置30に転送する。その時、測定開始日時t2およびインターバルτ0を同時に転送することにより、各測定データS(n)の測定時刻を管理装置30の側で計算して得ることができる。もちろん、転送要求を最後の測定データS(n)が測定される前の任意の時刻に測定ユニット10に出すことも可能であり、この場合は、最初の測定データS(1)から途中の測定データS(i)までを送信し、その後もメモリ22の容量が一杯になるまで測定を継続して行う。
【0022】
もう1つの測定方法は「エンドレス」と称される方法であり、一定のインターバルτ0で温度を計測すると共に計測された測定データを順番にメモリ22に記録し、メモリ22がフルになると最初に記録された測定データに上書きして測定および記録を継続する方法である。このエンドレスモードのときは、時刻t2から設定されたインターバルτ0毎に測定を行ってそのデータを記録する。そして、時刻t12にメモリ22に記録可能なn個めの測定データS(n)が記録されると、次のサンプリングのタイミングである時刻t13に得られた測定データは最初の測定データS(1)として記録される。このように、エンドレスでは、継続して測定を繰り返してメモリ22がフルになると最も新しく測定されたn個の測定データが記録されるようになる。そして、時刻t15に転送要求が管理装置30から送られるとメモリ22に記録されている複数の測定データと、最後の測定データ、図4に示した例であれば測定データS(2)から通信を行った時刻t15までの経過時間τ2の情報を管理装置30に転送する。従って、管理装置30は、転送時刻である時刻t15を正確に把握することにより、経過時間τ2とインターバルτ0によってそれぞれの測定データが得られた時刻を求めることができる。また、エンドレスモードでは、蓄積されたデータを転送した後でも、所定のインターバルが経過した時刻t16には次の測定を行ってそのデータをメモリ22に記録する。そして、適当なタイミングで次の転送要求を管理装置30から受信すると、その時までに蓄積した測定データおよび経過時間τ2を送信する。転送要求がメモリ22に蓄積された未転送のデータに上書きする前に得られれば、欠け落ちのない連続した測定データを適当なタイミングで管理装置30の側で得ることが可能であり、温度などの環境条件を継続して測定管理することができる。
【0023】
このように、本例の測定ユニット10においては、記録時は温度データのみをメモリ22に記録し、そのデータを測定した時刻は記録しない。従って、メモリ22の容量を測定データを蓄積するためにだけにほぼ利用することが可能であり、小さなメモリに非常に多くの測定データを蓄積することができる。また、測定ユニット10から管理装置30にデータを転送する際も、測定してメモリ22に順番に蓄積された温度データと、経過時間τ2とを提供するだけで良く、転送時間も少なくて済み、処理時間を短縮できる。従って、通信時間が短くなるので、バッテリー29の消費も抑制できる。上記の測定方法のうち、ワンタイムモードのときも経過時間τ2を送信することによって個々の測定データの測定時刻を管理装置30の側で求めることが可能である。また、各々の測定ユニット10に指示した測定開始時刻およびインターバルを管理装置30の側で保存していないときは、測定ユニット10の側から測定データと共にこれらの情報を管理装置30に転送することにより、測定開始時刻およびインターバルτ0を用いて測定時刻を求めることができる。また、測定管理装置30の側でこれらの情報を管理している場合も、測定ユニット10との整合を確認して、情報の確実性を向上するために、測定開始時刻やインターバルτ0を測定データと共に取得することは重要である。
【0024】
さらに、本例の測定ユニット10は、マニュアルで測定を開始することも可能である。マニュアルで測定を行う場合は一般に測定データの総量が少なく、測定を開始(開始時刻t2)してから転送時刻t15までの経過時間がそれほど長くない。従って、このような測定の前経過時間が短い場合は、マニュアルに限らず自動測定においても同様であるが、測定開始時刻t2から転送時刻t15までの経過時間τ3をカウントして測定データを転送するときにホスト側に送ることも可能であり、ホスト側で経過時間τ3に基づき各データの測定時刻を求めることができる。もちろん、最終の測定データを測定してからの経過時間τ2を用いて、各データの測定時刻を求めることも可能である。このように、測定ユニット側とホスト側とで共通に識別できる特定のデータを測定したときからの経過時間を測定ユニットで計測してデータ転送時に送ることにより、各データの測定時刻を測定ユニット側で計測あるいは記録しなくても、各データの測定時間をホスト側で求めることができる。そして、特定のデータとしては、最後あるいは最初に測定したデータが識別しやすい。最後のデータを測定したときからの経過時間τ2は、カウンタで計測する時間が適当に短く、誤差なども発生しにくい。このため、特に長時間にわたり測定され、その後に転送されたデータを解析するには優れている。
【0025】
図5ないし図8に、上述した測定ユニット10および測定管理装置30における処理の概略をフローチャートを用いて示してある。図5には、測定管理装置30から各々の測定ユニット10に対し予約スタートを行う概略手順を示してある。もちろん、各々の測定ユニット10では、スイッチ15を用いたローカル制御が可能であり、即時スタートすることも可能である。
【0026】
管理装置30を用いて予約スタートを行う場合は、まず、ステップST11で測定開始日時(図4に示す時刻t2)および測定のインターバルτ0を入力する。この他に、必要であれば、各測定ユニット10に付すことができる名称や識別情報などを入力することができる。次に、ステップST12で通信部31を用いて測定ユニット10と通信を開始し、ステップST13でインターバルτ0などを含んだ開始コマンドを送信する。この開始コマンドには測定開始日時に加え、時計機能を備えたRTC34を用いて求められた通信を行った時点から測定開始日時までの待ち時間τ1が含まれている。測定ユニット10は待ち時間τ1をカウンター24を用いてカウントダウンするなどの方法により待ち時間τ1が経過したことを把握するだけで測定開始日時から測定を行うことができる。待ち時間τ1の始点は、通信が開始された時点、あるいはその後の管理装置30および測定ユニット10の双方で同期がとれるタイミングであればどのようなタイミングであっても良い。また、測定ユニット10では待ち時間τ1に基づき測定を開始するので、測定開始日時の情報自体は不要であり、測定管理装置30の側で確実に管理できるようになっていれば必ずしも測定ユニット10に送信しなくても良い。しかしながら、測定データを回収する際の識別情報として重要であり、また、測定開始日時に基づきその後の測定時刻を管理装置30で計算できる点でも重要な情報であるので、測定ユニット30にも記録しておくことが望ましい。
【0027】
図6に、測定ユニット10がワンタイムのモードで測定を行う処理を示してある。まず、ステップST21で管理装置30から通信部23を介して測定開始日時、インターバルτ0、待ち時間τ1などの情報を含んだ開始コマンドを取得すると、制御部25は、ステップST22において、例えば1秒ピッチでカウントができるカウンター24を用いて待ち時間τ1を計測する。次に、ステップST23においてメモリ22がフルであるいなかを確認し、メモリ22が空いていれば、ステップST24でインターバルτ0毎に測定を行いその測定データをメモリ22に順番に蓄積する。これらの測定動作と並列して、あるいは前後してステップST25に示すようにホストである管理装置30からデータの転送要求があるか否かを確認する。あるいは、ステップST25に示す転送要求は、CPUなどを用いて実現される制御部25に対する割り込み処理として実行することも可能であり、ステップST25で転送要求があると、ステップST26において、メモリ22に蓄積された複数の測定データと、インターバルτ0、測定開始日時を転送する。
【0028】
一方、ステップST23においてメモリ22がフルであると判断されると、ステップST24の測定は行われず、あるいは、測定が行われてもその測定データはメモリ22に記録されず、メモリ22の状態は保持される。そして、転送要求があると上記と同様にメモリ22に蓄積された測定データが他の情報と共に管理装置30に転送される。
【0029】
図7に、測定ユニット10がエンドレスのモードで測定を行う処理を示してある。まず、ステップST31で管理装置30から通信部23を介して得られたインターバルτ0で測定を行い、その測定データをメモリ22に記録する。この測定処理の途中でステップST32に示すように管理装置30から転送要求があると、ステップST33で通信部23を用いて管理装置30と通信を行い、メモリ22に蓄積された測定データと、インターバルτ0および最終の測定データが測定されてから通信を行ったときまでの経過時間τ2を管理装置30に転送する。経過時間τ2の基点(通信時刻)は、通信開始時であっても良いし、あるいは、通信中で管理装置30および測定ユニット10の双方で同期がとれる適当なタイミングにすることができる。経過時間τ2は、エンドレスに限らず、上記のワンタイムの際に測定データを転送するときに転送してももちろん良く、この経過時間τ2を用いることにより、個々の測定データの測定時刻を求めることができる。特に、エンドレスモードで測定しているときは、最初に測定を開始した測定開始日時から長時間経過している可能性があり、このような場合は、測定開始日時から個々の測定時刻を求めたのでは、誤差が大きくなる可能性が高い。これに対し、経過時間τ2を用いれば、管理装置30の時計機能を用いて得られた時刻を元に誤差が殆どない測定時刻を求めることができる。
【0030】
図8に、ホストである測定管理装置30で測定ユニット10から測定データを受信し、各々の測定データの測定時刻を求める処理を示してある。まず、ステップST41で通信部31を用いて処理の測定ユニット10に転送要求を出して交信を行い、測定ユニット10に記録されている測定データを受信する。そして、ステップST42でRTC34を用いて通信時刻を取得する。この通信時刻は経過時間τ2と共に利用される時刻であり、上記に説明したように測定ユニット10と同期がとれる適当なタイミングで計測することが望ましい。次に、ステップST43で、測定ユニット10から取得した測定開始日時が有効であるか否かを確認する。例えば、ワンタイムモードであれば測定開始日時はほぼ有効であり、ステップST44において測定開始日時とインターバルτ0を用いて各測定データの測定時刻を求めることができる。一方、エンドレスモードの場合は、上述したように、測定開始時刻が含まれていないか、あるいは長期間が経過して利用できないことが多いので、ステップST45において、通信時刻(図4の時刻15)および経過時間τ2から最後に計測された測定データの時刻を求め、さらに、インターバルτ0を用いて各測定データの測定時刻を求めることができる。
【0031】
これらの図5ないし図8に示した処理は、測定ユニットあるいはパソコンで実行可能なプログラムとして提供することが可能であり、特に、測定管理装置30に係る処理は、パソコンのアプリケーションプログラムとしてパソコンで読み取り可能なフロッピーディスク6やCD−ROMなどの記録媒体に記録して提供することができる。また、インターネットなどのコンピュータネットワークを介して提供することも可能である。
【0032】
本例の測定ユニット10および測定管理装置30(パソコン2)を用いた測定システム1においては、測定ユニット10の側では測定データのみをメモリに記録して管理装置30に転送するだけで個々の測定データの測定時刻を管理装置30の側で求めることができる。さらに、管理装置30の側で測定開始時刻を指定すれば、測定ユニット10の側では開始時刻を見なくても所定の開始時刻に測定をスタートできる。従って、個々の測定ユニット10には、時刻を計測する計時機能(時計機能)は不要であり、構成を簡略化できると共に、時刻合わせといった手間のかかる処理を省くことができる。さらに、測定ユニット10では個々の測定に関する時刻情報を記録しなくて良いので、メモリの容量を測定データの記録のためにフルに利用することができ、小型で測定データの記憶容量の大きな測定ユニットを提供できる。また、時計機能が不要であり、さらに、転送時にも個々の測定データに係る時刻情報を送信しなくて良いので通信負荷が小さくなり、バッテリーの消費を大幅に抑制することができる。従って、測定寿命が長くなり、長期間にわたり継続してデータを測定して記録可能な測定ユニットを提供できる。
【0033】
また、本例の測定システムでは、管理装置30の側で個々の測定ユニットで測定された測定データ各々の時刻を求めることができるので、複数の測定ユニット10のデータを管理装置30の精度の高い時計機能(RTCユニット)の時刻で一元管理することができる。従って、個々の測定ユニットにおける時刻のずれはなく、極めて信頼性の高い時刻情報を個々の測定データ毎に求めることができる。従って、これらの測定データおよび時刻情報を用いて室内条件や倉庫内の条件を管理したり、あるいは環境条件が変化する様子を監視して原因を探るなど、様々な用途で本例の測定システムを用いることができる。
【0034】
なお、本例では、測定対象として温度を例に説明しているが、その他の物理量、例えば、湿度、振動、騒音などの様々な現象を対象とした測定システムの本発明を適用できることはもちろんである。
【0035】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明により、現場で温度などの物理量をサンプリングする測定ユニットおよび測定方法では時刻情報を記録せずに済み、その一方で、測定ユニットから個々に時刻情報を持たない測定データを受け取った測定管理装置および測定管理方法では、個々の測定データの測定時刻を求めて測定データの表示や解析などに用いることができる。また、本発明の測定ユニット、測定方法、測定管理装置および測定管理方法を用いることにより、測定ユニットの側で時刻が計測できなくても所定の時刻から測定をスタートすることができる。従って、測定ユニットから時計機能を省くことができ、また、時刻情報を記録しないで良いので、小型で測定データの記録容量の大きく、さらに低消費電力の測定ユニットおよびこれを用いた測定システムを提供することができる。
【0036】
さらに、個々の測定ユニットでは時刻合わせを行わずに、パソコンなどの管理装置の時刻に合わせて個々の測定データの測定時刻が得られるので、だれでも簡単に使える測定システムを構築でき、予約機能も使用できるので、使い勝手の良い測定システムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した温度測定システムの概略構成図である。
【図2】図1に示す測定ユニットの概略構成を示すブロック図である。
【図3】図1に示す測定管理装置の概略構成を示すブロック図である。
【図4】図1に示す温度測定システムを用いた測定方法の例を示すタイミングチャートである。
【図5】温度測定を自動スタートする処理を示すフローチャートである。
【図6】ワンタイムモードで温度測定する処理を示すフローチャートである。
【図7】エンドレスモードで温度測定する処理を示すフローチャートである。
【図8】測定データを転送して測定時刻を求める処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 測定システム
2 パソコン
9 伝送線
10 測定ユニット
12 センサー
13 センサーケーブル
21 測定部
22 記録部(メモリ)
23 通信部
24 カウンター
25 制御部
29 バッテリー
30 測定管理装置(管理装置)
31 通信部
32 記録部
33 制御部
34 計時部(リアルタイムクロック)
Claims (5)
- 一定の時間間隔毎に測定した測定データを順番に記録可能な測定ユニットであって、伝送線により接続された前記測定ユニットから転送された複数の測定データを受信可能な通信手段と、
通信を行った通信時刻を取得可能な計時手段とを有し、
前記通信手段は、転送要求の送信に対する、前記複数の測定データと共に最終の測定データを測定してから通信を行うまでの経過時間を受信可能であり、さらに、
前記通信時刻、経過時間および測定の時間間隔に基づき、受信した各々の測定データの測定時刻を求める手段を有することを特徴とする測定管理装置。 - 請求項1に記載の測定管理装置と、
前記測定管理装置に伝送線により接続された測定ユニットとを有し、
前記測定ユニットは、一定の時間間隔毎に測定された測定データを記録手段に順番に記録可能な測定手段と、前記記録手段に記録された複数の測定データを転送可能な通信手段と、順番に記録された最終の測定データを測定してから通信を行うまでの経過時間を計測可能なカウンターとを備え、当該測定ユニットの通信手段は、転送要求を受信すると、前記複数の測定データと共に、前記最終の測定データを測定してから通信を行うまでの経過時間を転送可能である、測定システム。 - 請求項2において、前記測定手段は、前記記録手段がフルになると、記録された測定データを順番に上書きして測定および記録を継続する、測定システム。
- 一定の時間間隔毎に測定した測定データを順番に記録可能な測定ユニットであって、伝送線により接続された前記測定ユニットに対し、測定開始コマンドを送信可能な通信手段と、
前記測定開始コマンドの通信を行ったときの通信時刻を取得可能な計時手段とを有し、
前記通信手段は、測定開始日時と、前記通信時刻から前記測定開始日時までの待ち時間とを含んだ前記測定開始コマンドを送信可能であり、さらに、前記通信手段は、前記測定ユニットから転送される複数の前記測定データおよび前記測定開始日時を受信可能であり、
前記測定開始日時および測定の時間間隔に基づき、受信した各々の測定データの測定時刻を求める手段を有することを特徴とする測定管理装置。 - 請求項4に記載の測定管理装置と、
前記測定管理装置に伝送線により接続された測定ユニットとを有し、
前記測定ユニットは、一定の時間間隔毎に測定された測定データを記録手段に順番に記録可能な測定手段と、前記測定開始コマンドを受信可能な通信手段と、前記測定開始コマンドに基づき測定をスタート可能な制御手段と、前記測定開始コマンドを受信したときからの経過時間を計測可能なカウンターとを備え、前記制御手段は前記経過時間が前記待ち時間を経過したときに測定をスタート可能であり、さらに、前記測定開始日時を記憶可能なメモリを有し、さらに、当該測定ユニットの通信手段は、前記記録手段に記録された複数の測定データと共に前記測定開始日時を転送可能である、測定システム。
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