JP4214847B2 - コンテンツ記録システム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、コンテンツ記録システムに関し、詳細には複数のサーバーに振り分けてコンテンツを記録するコンテンツ記録システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、複数のサーバーおよびクライアントがネットワークで接続されているシステムにおいて、あるサーバーにTVチューナー等からの映像データを記録し、記録した映像データをクライアントに送信し、再生するシステムが提案されている。この記録システムは、サーバーに映像データを記録する際に、ハードディスクの容量が不足する場合があるという問題を有している。この問題を解決するために、映像データを記録するサーバーの記録領域が不足する場合に、ネットワークで接続されている別の唯一のサーバー(共有サーバ)に記録できない残りの映像データを記録するシステムが提案されている(例えば、特許文献1)。
【0003】
【特許文献1】
特開2001−282664号
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
特許文献1では、映像データの記録中にサーバーの空き容量が不足すれば、共有サーバーに残りの映像データを記録できるが、共有サーバーの容量が一杯であれば、残りの映像データを記録できないという問題がある。さらに、特許文献1では、予約録画を行う場合に、予約時においては、共有サーバーに映像データを記録するための空き領域が存在していたが、映像データの記録開始までに別の映像データまたは音楽データなどが記録されることにより、予約していた映像データを記録するための空き容量が不足する場合がある。そのため、実際に記録を行う際に、予約していたにもかかわらず、映像データの一部または全部を記録できないという問題が生じる。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記従来の課題を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、より確実にコンテンツの全てを記録することができるコンテンツ記録システムを提供することにある。
【0006】
本発明の好ましい実施形態によるコンテンツ記録システムは、コンテンツを記録する第1の記録手段を有する第1のサーバーと、コンテンツを記録する第2の記録手段を有する複数の第2のサーバーとを備える。該第1のサーバーは、該第1の記録手段に第1のコンテンツを記録する領域が不足する場合、該第2のサーバーに該第1のコンテンツの記録領域不足分を記録する領域を予約するよう要求する要求手段を有し、該第2のサーバーは、該第2の記録手段に該第1のコンテンツの記録領域不足分を記録する領域を予約する領域予約手段を有し、該要求手段は、該第2の記録手段に該第1のコンテンツの記録領域不足分を記録する領域が不足する場合、他の第2のサーバーに該第1のコンテンツの記録領域不足分を記録する領域を予約するよう再び要求し、予約した第2のサーバーの第2の記録手段は、該第1のコンテンツの記録領域不足分を記録する。
【0007】
従って、第2のサーバーにおいて、第1のサーバーによって予約された記録領域が不足する場合にも、第1のサーバーは他の第2のサーバーに記録領域の予約を再度要求することができる。そして、他の第2のサーバーは、第1のサーバーのために記録領域を予約し、第1のコンテンツの記録領域不足分を記録する。従って、より確実に第1のコンテンツの全てを記録することができる。
【0008】
好ましい実施形態においては、上記第1のサーバーは、上記第1の記録手段に上記第1のコンテンツを記録する領域が不足する場合、上記第2のサーバーに上記第2の記録手段の空き容量を問い合わせる手段をさらに有し、該第2のサーバーは、該第1のサーバーからの問い合わせに応答して、該第2の記録手段の空き容量を返信する返信手段をさらに有し、該第1のサーバーは、該返信手段からの返信内容に基づいて、記録領域の予約を要求する第2のサーバーを選択する手段をさらに有する。
【0009】
従って、第1のサーバーは、第1のコンテンツの記録領域不足分を記録する領域の足りない第2のサーバーに予約を要求することを防止でき、かつ、複数の第2のサーバーのうち適切なサーバーに、記録領域の予約を要求することができる。すなわち、空き容量が最大の第2のサーバーに記録領域の予約を要求することにより、予約した記録領域が不足する可能性を低くすることができる。
【0010】
好ましい実施形態においては、上記第1のサーバーは、所定時刻にコンテンツの記録を行うよう予約を行う手段をさらに有し、上記第2のサーバは、上記第2の記録手段に第2のコンテンツが記録される場合、上記第1のコンテンツの記録領域不足分を記録する領域が不足するか否かを判断する判断手段と、該判断手段が、該第1のコンテンツの記録領域不足分を記録する領域が不足すると判断した場合、該第1のサーバーに該第1のコンテンツの記録領域不足分を記録する領域が不足することを通知する通知手段とをさらに有し、上記要求手段は、該通知手段からの通知を受けると、上記他の第2のサーバーに該第1のコンテンツの記録領域不足分を記録する領域を予約するよう要求する。
【0011】
従って、第1のコンテンツの記録を予約していた場合に、記録開始(または第1のコンテンツの記録領域不足分の転送)までに、第2のサーバーに第2のコンテンツが記録され、第1のサーバーが予約していた記録領域が不足する場合にも、第1のコンテンツの全てをより確実に記録できる。
【0012】
好ましい実施形態においては、上記第2のサーバーは、上記第1のコンテンツの記録領域不足分を記録する領域が不足する場合、該第1のコンテンツの記録領域不足分を記録する領域の予約を解除する手段をさらに有し、上記要求手段は、上記他の第2のサーバーに、該第1のコンテンツの記録領域不足分の全てを記録する領域を予約するよう再び要求する。
【0013】
従って、第2のサーバーは、第1のコンテンツの記録領域不足分を記録する領域が不足した場合に、記録領域の予約を解除する。第1のサーバーは、他の第2のサーバーに、第1のコンテンツの記録領域不足分全てを記録する領域を予約するよう要求する。従って、第1のコンテンツの記録領域不足分は必ず、1つの第2のサーバーによって記録されるので、再生時の処理(コンテンツの転送等)を簡便にすることができる。
【0014】
好ましい実施形態においては、上記領域予約手段は、上記第1のコンテンツの記録領域不足分を記録する領域が不足する場合、該第1のコンテンツの記録領域不足分のうち、記録可能な容量分の領域のみを予約し、上記要求手段は、該第1のコンテンツの記録領域不足分のうち、該第2のサーバーが記録できない容量分を、上記他の第2のサーバーに予約するよう要求する。
【0015】
従って、第1のサーバーが他の第2のサーバーに予約を要求するのは、第2のサーバーが記録できない容量分のみである。そのため、他の第2のサーバーが第1のコンテンツの記録領域不足分全ての空き容量は有していないが、第2のサーバーによって記録できない容量分のみの空き容量を有していれば、第1のコンテンツの全てを記録することができる。そのため、より確実に第1のコンテンツの全てを記録することができる。
【0016】
本発明の別の好ましい実施形態によるコンテンツ記録システムは、コンテンツを記録する第1の記録手段を有する第1のサーバーと、コンテンツを記録する第2の記録手段を有する複数の第2のサーバーとを備える。該第1のサーバーは、該第1の記録手段に第1のコンテンツを記録する領域が不足する場合、該第2サーバーに該第1のコンテンツの記録領域不足分を記録する領域を予約するよう要求する要求手段を有し、該第2サーバーが、該第2の記録手段に該第1のコンテンツの記録領域不足分を記録する領域を予約する領域予約手段を有し、該要求手段が、該第1のコンテンツの記録領域不足分の空き容量を有する第2のサーバーが存在しない場合、複数の第2のサーバーに、該第1のコンテンツの記録領域不足分を振り分けて記録するよう記録領域の予約を要求し、予約した第2のサーバーの第2の記録手段が、該第1のコンテンツの記録領域不足分を記録する。
【0017】
従って、第1のコンテンツの記録領域不足分の空き容量を有する第2のサーバーがあれば当該サーバーに記録領域の予約を要求するが、当該空き容量を有する第2のサーバーがなければ、複数の第2のサーバーに振り分けて記録領域の予約を要求できる。そのため、より確実に第1のコンテンツの全てを記録することができる。
【0018】
本発明の別の好ましい実施形態によるコンテンツ記録システムは、コンテンツを記録する第1の記録手段を有する第1のサーバーと、コンテンツを記録する第2の記録手段を有する複数の第2のサーバーとを備える。該第1のサーバーが、該第1の記録手段に第1のコンテンツを記録する領域が不足する場合、該第2のサーバーに該第1のコンテンツの記録領域不足分を記録する領域を確保するよう要求する第1の要求手段を有し、該第2のサーバーが、該第2の記録手段に該第1のコンテンツの記録領域不足分を記録する領域を確保する確保手段を有し、 確保した第2のサーバーの第2の記録手段が、該第1のコンテンツの記録領域不足分を記録する。
【0019】
従って、第1のサーバーによる記録領域の確保は解除または変更されることはないので、一旦、第2のサーバーの記録領域が確保されれば、第1のコンテンツの全てを確実に記録することができる。
【0020】
好ましい実施形態においては、上記第2のサーバーは、上記第2の記録手段に第2のコンテンツを記録する場合、該第2のコンテンツを記録する領域が不足していれば、他の第2のサーバーに該第2のコンテンツの記録領域不足分を記録する領域を確保するよう要求する第2の要求手段を有する。
【0021】
従って、第1のサーバーによって記録領域が確保されたために、第2のコンテンツの記録領域が不足する場合には、第2のサーバーが他の第2のサーバーに記録領域を確保するよう要求するので、第2のコンテンツもより確実に全てを記録することができる。
【0022】
本発明の別の好ましい実施形態によるコンテンツ記録システムは、コンテンツを記録する第1の記録手段を有する第1のサーバーと、コンテンツを記録する第2の記録手段を有する1または複数の第2のサーバーとを備える。該第1のサーバーが、該第1の記録手段に第1のコンテンツを記録するための記録領域が不足する場合、該第2のサーバーに該第2の記録手段の空き容量を問い合わせる手段を有し、該第2のサーバーが、該第1のサーバーからの問い合わせに応答して、該第2の記録手段の空き容量を返信する返信手段を有し、該第1のサーバーが、該返信手段からの返信内容に基づいて該第2のサーバーを選択する手段をさらに有し、該選択された第2のサーバーの第2の記録手段が、該第1のコンテンツの記録領域不足分を記録する。
【0023】
従って、第1のコンテンツの記録中において、記録領域が不足した場合に、第2のサーバーに第1のコンテンツを転送し、第2のサーバーに第1のコンテンツの記録領域不足分を記録することができるので、より確実に第1のコンテンツの全てを記録することができる。しかも、第1のサーバーが第2のサーバーに空き容量を問合せ、その結果に基づいて第1のコンテンツを記録する第2のサーバーを選択するので、第1のコンテンツの記録領域不足分を記録する領域の足りない第2のサーバーに第1のコンテンツの記録領域不足分を転送することを防止できる。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好ましい実施形態について、図面を参照して具体的に説明するが、本発明はこれらの実施形態には限定されない。図1は、本発明の好ましい実施形態によるコンテンツ記録システム1を示すブロック図である。コンテンツ記録システム1は、コンテンツを記録する複数のサーバー(本実施形態では、4つのサーバー2〜5とする)を備える。必要に応じて、コンテンツ記録システム1は、コンテンツを再生する1または複数のクライアント6、7をさらに備える。サーバー2〜5およびクライアント6、7はそれぞれ、ネットワークを介して接続されている。ネットワークは、LAN、IEEE1394等任意の適切な規格のものが採用され得るが、代表的にはLANが採用され得る。コンテンツは、映像、音声、静止画等の任意のものが適用され得るが、本実施形態では映像データの場合について説明する。
【0025】
図2は、サーバー2〜5の概略構成を示すブロック図である。サーバー2〜5は、通信手段8、入力手段9、記録手段10、制御手段11、メモリ手段12および受信手段13を有する。通信手段8は、外部のLANに接続されており、他のサーバーまたはクライアントと通信を行う。入力手段9は、ユーザーからの指示を受け、制御手段11に与えるのであり、例えば、キーボード、マウス、リモコン、筐体に設けられたボタン等を含む。記録手段10は、映像データを記録するものであり、代表的にはハードディスクを含む。制御手段11は、本実施形態の後述する動作を実行するものであり、代表的にはCPUを含む。メモリ手段12は、代表的にはROMおよびRAMを含む。ROMには、コンテンツ記録システム1の動作を実行するためのプログラムが格納されており、本プログラムはCPUにより呼び出され実行される。RAMには、後述する図3〜図6に示すテーブルが格納されている。受信手段13は、映像データを受信するためのものであり、地上波、BS、CSチューナー等の任意の適切なものが採用され得る。
【0026】
クライアント6および7の構成は、特に限定されず、例えば、通信手段、入力手段、CPU、メモリ、音声処理手段、DAC等を備えている(図示せず)。
【0027】
本実施形態では、「第1のサーバー」とは、ユーザーから第1のコンテンツの記録を直接指示されるサーバー(例えば、サーバー2)であり、「第2のサーバー」とは、第1のサーバーから記録領域の予約または確保を要求されるサーバー(例えば、サーバー3〜5)である。「第1のコンテンツの記録領域不足分」とは、第1のサーバーに第1のコンテンツを記録する際に、記録領域が不足するため記録できない分である。「記録領域の予約」とは、「第1のサーバーが記録領域が空いていれば記録領域を使用する予定であること」を記憶することである。記録領域の予約は、使用する予定であることの記憶を消去することにより、解除することができ、使用する予定であることの記憶を変更することにより、予約内容を変更することができる。「記録領域の確保」とは、「第1のサーバーが記録領域を必ず使用することを記憶すること」であり、「記録領域の確保」は解除または変更しないものとする。第1のサーバー2は、RAM内に、図3に示す空き容量テーブル、図5に示す記録サーバーテーブル、図6に示す記録情報テーブルを有する。第2のサーバー3〜5は、RAM内に図4に示す記録領域テーブルを有する。
【0028】
図6の記録情報テーブルには、第1のコンテンツを振り分けて記録するサーバー(例えば、第1のサーバー2および第2のサーバー4)のサーバー特定情報および当該サーバーで記録される映像データの特定情報が、映像データが記録された順番に記憶される。必要に応じて、記録情報テーブルには、タイトル、記録日時、ビットレート等が記憶される。サーバー特定情報は、例えば、サーバーID、サーバー名、アドレス等が採用され得るが、好ましくはサーバーIDが用いられる。システム上において自動で付与することができるので、処理を簡素化できるからである。映像データの特定情報は、ファイル名、容量等を含む。記録情報テーブルに記憶した順番に各サーバーに記録された映像データを再生することにより、複数のサーバーに振り分けて記録された映像データを、複数のサーバーに記録されていることをユーザーが意識することなく再生することができる。例えば、図6(a)を参照すると、サーバー2に記録されたA01を再生した後、サーバー4に記録されたB01を再生すれば、映像データの全てを再生できる。
【0029】
以下、コンテンツ記録システム1の動作について、図7のフローチャートを参照して説明する。まず、ステップS1において、第1のサーバー2は、図6に示す記録情報テーブルに記録日時(開始時間、終了時間)、タイトル名およびビットレート(画質)等を設定する。これらは、ユーザーが手動で入力してもよく、iEPG(Internet Electronic Program Guide)を使用して自動で取得してもよい。
【0030】
ステップS2において、第1のサーバー2は、ハードディスク10に、映像データを記録するために十分な記録領域が空いているか否かを判断する。まず、第1のサーバー2は、S1において設定された記録日時(記録時間)およびビットレートに基づいて、記録する映像データの容量を算出する。次に、第1のサーバー2は、ハードディスク10の空き容量を確認し、算出した映像データの容量と比較する。例えば、記録する映像データの容量が4GBであり、ハードディスクの空き容量が1GBであると、ハードディスクの空き容量が3GB不足していると判断し、ステップS3へと進む。
【0031】
ステップS3において、第1のサーバー2は、第2のサーバー3〜5に対して、ハードディスクの空き容量の問い合わせを行う。第2のサーバー3〜5は、この問い合わせに対して、ハードディスクの空き容量を第1のサーバー2に返信する。例えば、第2のサーバー3は5GB、第2のサーバー4は4GB、第2のサーバー5は2GBの空き容量を有している旨をそれぞれ返信する。
【0032】
ステップS4において、第1のサーバー2は、第2のサーバー3〜5からの空き容量の回答を受けて、回答内容を記憶する。詳細には、図3(a)に示すように、空き容量テーブルに第2のサーバー3〜5の空き容量を記憶する。
【0033】
ステップS5において、第1のサーバー2は、第2のサーバー3〜5の中で、映像データの記録領域不足分3GBの空き容量を有するサーバーが存在するか否かを判断する。詳細には、図3(a)に示す空き容量テーブルを参照し、各サーバーの空き容量を判断する。本例では、第2のサーバー3および4が、映像データの記録領域不足分3GBの空き容量を有していると判断するので、ステップS6へと進む。
【0034】
ステップS6において、第1のサーバー2は、映像データの記録領域不足分の空き容量を有する第2のサーバー3または4に対して、映像データの記録領域不足分を記録するため、ハードディスクの記録領域の予約を要求する。すなわち、第2のサーバーの記録領域をある容量の映像データを記録するために使用する予定であることを通知する。映像データの記録領域不足分の空き容量を有する第2のサーバーであれば、いずれのサーバーに予約を要求しても構わないが、好ましくは、空き容量が最大の第2のサーバーに予約を要求する。記録領域を予約した後に、第2のサーバーに別のコンテンツが記録されることで、映像データを記録する領域が不足する可能性を低くすることができるからである。本実施形態では、空き容量が最大である第2のサーバー3に記録領域の予約を要求する。
【0035】
ステップS7において、第2のサーバー3は、第1のサーバー2からの要求に応じて、映像データの記憶領域不足分の記録領域を予約する。すなわち、第1のサーバー2が、映像データを記録する予定である旨を記憶する。詳細には、図4(a)に示すように、記録領域テーブルに、第1のサーバー2が3GB使用する予定である旨を記憶する。第2のサーバー3は、記憶領域の予約を完了すれば、その旨を第1のサーバー2に返信する。
【0036】
ステップS8において、第1のサーバー2は第2のサーバー3からの記録領域予約の回答を受けて、図5(a)に示すように、記録サーバーテーブルに、第2のサーバー3に3GBの記録領域を予約した旨を記憶する。
【0037】
以上によって第1のサーバー2は、映像データの記録領域不足分を第2のサーバー3に記録するよう、記録領域を予約することができる。次に、記録開始までに、記録領域を予約した第2のサーバー3に、ハードディスクの空き容量が減少する動作が行われる場合の処理について説明する。
【0038】
まず、ステップS9において、第2のサーバー3は、ハードディスクの空き容量が減少する処理が行われるか否かを判断する。詳細には、第2のサーバー3は、第1のサーバー2が記録する映像データとは別のコンテンツ(簡単のため、第2のコンテンツとする)が記録されるか否かを判断する。すなわち、ユーザーから、新たに第2のコンテンツを記録する指示が入力されたか否かを判断する。第2のコンテンツが記録されない場合には、ステップS11へと進むが、第2のコンテンツが記録される場合には、ステップS10へと進む。
【0039】
ステップS10において、第2のサーバー3は、第1のサーバー2によって予約されている記録容量が、第2のコンテンツを記録した場合に、足りるか否かを判断する。まず、第2のサーバー3は、第2のコンテンツの容量を、記録時間およびビットレートから算出し、第2のコンテンツを記録した場合のハードディスクの空き容量を算出する。
【0040】
次に、第2のサーバー3は、図4(a)の記録領域テーブルを参照し、第2のコンテンツを記録した場合のハードディスクの空き容量と、第1のサーバー2によって予約された容量とを比較する。第2のコンテンツを記録した場合の空き容量が第1のサーバーによって予約された容量以上である場合には、第1のサーバー2に予約された容量が足りると判断し、ステップS11へと進む。一方、第2のコンテンツを記録した場合の空き容量が第1のサーバー2によって予約された容量未満である場合には、第1のサーバー2によって予約された容量が不足すると判断する。この場合には、ステップS12おいて、第2のサーバー3は、第1のサーバー2による記録領域の予約を解除し、ステップS13へと進む。すなわち、第1のサーバー2が、ある容量の映像データを記録する予定である旨の記憶を消去する(詳細には、図4(a)に示す記録領域テーブルをクリアする)。例えば、第2のコンテンツの容量が3GBである場合には、第2のコンテンツを記録した場合の空き容量が2GBとなり、第1のサーバー2が予約した容量3GBより小さくなるので、ステップS13へと進む。
【0041】
ステップS13において、第2のサーバー3は、第1のサーバー2が予約する容量が不足したことを第1のサーバー2に通知する。これにより、第1のサーバー2は、映像データの記録領域不足分を第2のサーバー3には記録できないことを認識し、別の第2のサーバーに記録するよう処理を行うことができる。詳細には、ステップS14において、図3(a)および図5(a)に示すテーブルを各々クリアし、S3〜S8までの処理を再び実行する。すなわち、第2のサーバー3〜5に空き容量の問い合わせを行い(S4)、問い合わせの回答を図3(b)に示すようにの空き容量テーブルに記憶する。ここでは、第2のサーバー4が映像データの記録領域不足分3GBの容量を有しているので(S5)、第1のサーバー2は、第2のサーバー4に記録領域の予約の要求を行い(S6)、第2のサーバー4は、記録領域の予約を行い、図4(a)に示すように記録領域テーブルに記憶する(S7)。そして、第1のサーバー2は、図5(b)に示すように、第2のサーバー4の記録領域を予約したことを、記録サーバーテーブルに記憶する。
【0042】
次に、映像データの記録開始時刻になった際の動作を説明する。ステップS11において、図6(a)の記録情報テーブルにおける記録開始時刻を参照し、記録開始時刻になったら、ステップS15へと進む。ステップS15において、第1のサーバー2は、受信手段から受信した映像データをハードディスクへ記録する。この際に、第1のサーバー2は、図6(a)に示す記録情報テーブルに、自身に関するサーバーIDおよび記録する映像データのファイル名、容量を記憶する。
【0043】
ステップS16において、第1のサーバー2は、映像データを記録することにより、ハードディスクの容量が一杯になったか否かを判断する。ハードディスクの容量が未だ一杯になっていなければ、ステップS15に戻り、映像データの記録を継続する。ハードディスクの容量が一杯になれば、図5(b)の記録サーバーテーブルを参照して、記録領域を予約していた第2のサーバー4に、映像データの記録領域不足分を通信手段8およびLANを介して転送する。
【0044】
第2のサーバー4は、通信手段8を介して第1のサーバー2から転送された映像データを受信して、ハードディスク10に記録する。この際に、第1のサーバー2は、図6(a)に示す記録情報テーブルに、映像データの記録領域不足分を記録した第2のサーバー4のサーバID、およびサーバー4に記録した映像データのファイル名、容量を記憶する。
【0045】
ステップS18において、第2のサーバー4は、映像データの記録が終了したか否かを判断し、終了していなければステップS17に戻り記録を継続し、終了していれば記録処理を完了する。以上のようにして、映像データの全てを第1のサーバー2および第2のサーバー4に記録することができる。
【0046】
ここで、ステップS2において、第1のサーバーが映像データを記録する容量を有している場合には、ステップS19に進み、通常の記録動作を行う。さらに、ステップS5において、映像データの記録領域不足分の空き容量を有する第2のサーバーが存在しない場合には、ステップS20に進み、「容量が足りません」とのメッセージを表示し、映像データを記録できない旨をユーザーに警告する。
【0047】
以上のように、第1のサーバーは、予約していた第2のサーバーの記録領域が不足した場合には、別の第2のサーバーの記録領域の予約を要求することができるので、映像データの全てをより確実に記録することができる。さらに、図7のS15における映像データの記録中であって、S17になる前(第2のサーバーにデータ転送前)においても、第2のサーバー3の記録領域が不足すれば、他の第2のサーバーに記録領域の予約を再度行ってもよい。これにより、さらに確実に映像データの全てを記録できる。
【0048】
次に、本発明の別の好ましい実施形態について図8のフローチャートを参照して説明する。図7のフローチャートと同一のステップには、同一符号を付け、説明を援用する。ステップS10において、第2のサーバー3の空き容量が2GBとなり、第1のサーバー2によって予約された記録容量3GB未満になると、ステップS801において、記録領域テーブルを図4(b)のように変更する。すなわち、サーバー3の空き容量2GBのみを第1のサーバー2のために予約する。ステップS802において、第2のサーバー3は、第1のサーバー2に、予約していた記録領域が不足した旨および不足した記録容量を通知する。例えば、予約してい記録容量のうち1GBの記録容量が不足した旨を通知する。
【0049】
ステップS803において、第1のサーバー2は、第2のサーバー3からの通知を受け、図3(a)に示す空き容量テーブルをクリアし、図5(a)に示す記録サーバーテーブルを図5(c)のように書き換え、第2のサーバー3に2GBの記録領域を予約していることを記憶する。ステップS3において、第2のサーバー3〜5に空き容量の問い合わせを行い、ステップS4において問い合わせの回答を図3(c)に示す空き容量テーブルに記憶する。ステップS5において、第2のサーバー4および5が、映像データの記録領域不足分のうち第2のサーバー3では記録できない残りの容量1GBを有しているので、ステップS6において、第1のサーバー2は、空き容量が最大の第2のサーバー4に記録領域の予約を要求する。ステップS7において、第2のサーバー4は、1GBの記録容量を予約し、図4(c)に示すように記録領域テーブルに記憶する。ステップS8において、第1のサーバー2は、図5(d)に示すように、記録サーバーテーブルに、第2のサーバー4に1GBの記録領域を予約した旨を記憶する。
【0050】
以上のようにして、第2のサーバー3で、第1のサーバー2が予約した記録領域が不足した場合には、第2のサーバー3の空き容量2GBのみを予約し、第2のサーバー4が残りの容量1GB分の領域を予約する。従って、映像データを記録する際には、第1のサーバー2で最初の1GBを記録し、第2のサーバー3で次の2GBを記録し、第2のサーバー4で最後の1GBを記録する。記録情報テーブルは、図6(b)に示すように記憶される。このように、第1のサーバー2が再び記録領域の予約を要求する際に、映像データの記録領域不足分の全てを記録する空き容量を有する第2のサーバーが存在しなくても、第2のサーバー3で不足した容量のみの空き容量を有するサーバーがあれば、映像データ全てを記録できるので、映像データの全てをより確実に記録することができる。
【0051】
次に、本発明のさらに別の好ましい実施形態について、図9のフローチャートを参照して説明する。図7のフローチャートと同一のステップには、同一符号を付け、説明を援用する。ここでは、映像データの記録領域不足分が3GBであり、第2のサーバー3〜5の空き容量が図3(d)に示す空き容量テーブルの通りである場合について説明する。ステップS5において、映像データの記録領域不足分の空き容量を有する第2のサーバーは存在しないので、ステップS901において、複数の第2のサーバー3〜5に映像データの記録領域不足分を振り分ければ、映像データの全てを記録できるか否かを判断する。詳細には、図3(d)に示す空き容量テーブルに記載の空き容量の合計が、映像データの記録領域不足分の容量以上であるかを判断する。本実施形態では、空き容量の合計が5GBであり記録領域不足分より大きいので、ステップS6に進む。ステップS6において、第1のサーバー2は、複数の第2のサーバーに記録領域の予約を要求する。予約を要求する第2のサーバーは、空き容量の合計が映像データの記録領域不足分の容量より大きくなる組み合わせであれば、任意の組み合わせが選択され得るが、例えば、空き容量の大きい第2のサーバーから順に選択していく。もしくは、記録領域確保後に、全ての第2のサーバーができるだけ多くの空き容量を有するように振り分けることにより(例えば、サーバー3および4に1.3GB、サーバー5に0.4GB要求)、第2のコンテンツが記録される場合に、予約した記録領域が不足する可能性を低くできる。本実施形態では、第2のサーバー3に2GB、第2のサーバーに1GBの記録領域の予約を要求する。
【0052】
以下は、第2のサーバー3および4に対して、記録領域の予約処理が行われるが、その処理は前の実施形態と同じであるので説明を援用する。なお、記録領域テーブルについては、第2のサーバー3は図4(b)のように記憶し、第2のサーバー4は図4(c)のように記憶している。第1のサーバー2は、記録サーバーテーブルを図5(d)のように記憶し、記録情報テーブルを図6(b)のように記憶する。
【0053】
以上のように、本実施形態では、1つの第2のサーバーに映像データの記録領域不足分の全てを記録する空き容量がないと判断した場合に、複数の第2のサーバーに映像データを振り分けて記録するので、より確実に映像データの全てを記録することができる。なお、1つの第2のサーバーの記録領域を予約した後(S5:YES〜S8)、その予約した領域が解除された後に(S10:NO)、再度記録領域を確保するサーバーを探す際も同様にして処理することができる。
【0054】
次に、本発明のさらに別の好ましい実施形態について、図10のフローチャートを参照して説明する。図7のフローチャートと同一のステップには、同一符号を付け、説明を援用する。本実施形態では、前の実施形態と異なり、ステップS1001において、第1のサーバー2は、第2のサーバー3に記録領域(例えば、3GB)の確保を要求する。S1002において、第2のサーバー3は、映像データの記録領域不足分の記録領域を確保する。詳細には、図4(a)に示すように、記録領域テーブルに、第1のサーバー2が3GB使用することを記憶する。ここで、記録領域の確保は解除または変更されることはない(図4(a)がクリアまたは変更されない)ので、第1のサーバー2は、記録開始時刻になれば(S11:YES)、確実に第2のサーバー3に第1のコンテンツの記録領域不足分を記録することができる(S15〜S18)。
【0055】
一方、第2のサーバー3は、第2のコンテンツが記録される場合(S9:YES)、ステップS1004において、第2のコンテンツを記録する領域が不足しているか否かを判断する(この不足分を、第2のコンテンツの記録領域不足分と呼ぶ)。第2のコンテンツを記録する領域が不足していなければS11に進むが、不足していればステップS1005に進む。
【0056】
S1005において、第2のサーバー3は、別の第2のサーバー4または5に、第2のコンテンツの記録領域不足分を記録する領域を確保する処理を実行する。すなわち、第2のサーバー3が、別の第2のサーバー4または5に空き容量の問い合わせを行い、記録領域の確保を行うよう要求する(すなわち、S3〜S5、S1001〜S1003までと同じ動作を行う)。
【0057】
以上のように、第1のサーバー2による記録領域の確保は解除または変更されないので、ユーザーが予約した映像データを確実に記録することができる。さらに、第1のサーバー2によって記録領域が確保されたことにより第2のコンテンツを記録する領域が不足した場合に、別のサーバーの記録領域を確保を要求するので、第2のコンテンツについてもより確実に全てを記録することができる。
【0058】
次に、本発明のさらに別の好ましい実施形態について、図11のフローチャートを参照して説明する。図7のフローチャートと同一のステップには、同一符号を付け、説明を援用する。本実施形態は、第1のサーバー2に映像データを記録中の処理についての説明である。ステップS1101において、第1のサーバー2は、ハードディスクに映像データを記録している。ステップS1102において、記録領域が一杯になったか否かを判断する。一杯になっていなければ、S1101に戻り記録を継続するが、一杯になればステップS3へと進む。S3〜S5、S20は、図7のフローチャートと同じである。ステップS1103において、第1のサーバー2は、第2のサーバー3に映像データの記録領域不足分を転送し、第2のサーバー3は、転送されたデータを記録する。この際に、図7の場合と同様に記録情報テーブルに記録したサーバーの情報を記憶する。以上のように、映像データの記録中に記録領域が不足した場合にも、第2のサーバーに記録領域不足分を記録することができるので、映像データの全てをより確実に記録することができる。
【0059】
次に、本発明のさらに別の好ましい実施形態について、図12のフローチャートを参照して説明する。本実施形態は、前のいずれかの実施形態において第1のサーバー2および第2のサーバー3〜5に分割して記録された映像データを、第1のサーバー2に空き容量が発生した場合に、第1のサーバー2に映像データファイルを転送して記録し、第1のサーバー2において一括管理する処理についてである。
【0060】
まず、第1のサーバー2は、ステップS1201、S1202において、第2のサーバーに記録している映像データを自身の記録領域に記録し直すことができるか否かを判断する。詳細には、例えば、図6(b)に示す記録情報テーブルを参照して、第1のサーバー2の空き容量が、第2のサーバー3および4に記録されている映像データの容量の合計以上であるか否かを判断する。第1のサーバー2の空き容量が、第2のサーバー3および4に記録されている映像データの容量の合計以上であれば、ステップS1203において、映像データの記録領域不足分を記録している第2のサーバー3および4に、映像データの記録領域不足分のファイル(指定ファイル:B01およびC01)を転送するよう要求する。第2のサーバー3および4は、第1のサーバー2からの要求に応じて、映像データのファイルを第1のサーバー2に転送し、第1のサーバー2はこれを受信する。第1のサーバー2は、映像データファイルを全て受信すると(ステップS1204:YES)、図6(b)に示す記録情報テーブルに記憶された順番に従い、映像データファイルを結合し、ステップS1206において、記録情報テーブルを更新し、1つの映像データファイルとして一括管理する。
【0061】
以上のように、映像データの記録後に、第1のサーバー2に映像データの記録領域不足分を記録する空き容量が生じた場合に、第2のサーバー2に映像データを一括して記録し直すことにより、再生時の処理および映像データファイルの管理を簡素化することができ、かつ、各サーバーのハードディスク空き容量を有効利用することができる。なお、図6(b)を参照して、1つの第2のサーバー(例えば、第2のサーバー3)に記録している映像データ分のみの空き容量が生じた場合に、第2のサーバー3の映像データのみを第1のサーバー2に記録し直しても良い。
【0062】
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態には限定されない。例えば、第1のサーバーが第2のサーバーに空き容量を問い合わせるのではなく、第2のサーバーが空き容量変更時に強制的に第1のサーバーに空き容量を通知してもよい。さらに、第1のサーバーは、第2のサーバーに記録領域の予約を要求するか、確保を要求するかを選択できるようにしてもよい。その場合には、図4に示す記録領域テーブルに、第1のコンテンツの記録領域不足分を確保するか、予約するかを識別するフラグを立てることによって実現できる。さらに、本実施形態では、第1のサーバーが第2のサーバーに映像データを転送しているが、第2のサーバーがチューナーを有する場合には、第2のサーバーが映像データの記録領域不足分をチューナーから受信し、記録してもよい。また、以上の実施形態でいう第1のサーバー2への第1のコンテンツの記録は、TV映像の録画のようなデータの記録だけでなく、映像ファイルのコピーや、リッピング等であってもよい。第2のサーバーへの第2のコンテンツの記録についても、同様にファイルのコピーやリッピングでもよい。
【0063】
上述した全ての実施形態における各ステップは、コンピュータに実行させるためのプログラムを形成する。よって、この動作プログラムをサーバーにインストールすることにより、コンテンツ記録システムを構築できる。また、動作プログラムは、そのままインターネットなどの電気通信回線を通じて配信されてもよいが、CD−ROM、DVD−ROM、メモリーカード等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納されて配布されてもよい。
【0064】
【発明の効果】
本発明のコンテンツ記録システムは、第2のサーバーにおいて第1のコンテンツの記録領域不足分を記録する容量が不足する場合に、第1のサーバーが再度、他の第2のサーバーに記録領域の予約を要求するので、より確実に第1のコンテンツの全てを記録することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好ましい実施形態によるコンテンツ記録システムを示すブロック図である。
【図2】本発明の好ましい実施形態によるサーバーを示すブロック図である。
【図3】本発明の好ましい実施形態による空き容量テーブルを示す図である。
【図4】本発明の好ましい実施形態による記録領域テーブルを示す図である。
【図5】本発明の好ましい実施形態による記録サーバーテーブルを示す図である。
【図6】本発明の好ましい実施形態による記録情報テーブルを示す図である。
【図7】本発明の好ましい実施形態によるコンテンツ記録システムの動作を説明するフローチャートである。
【図8】本発明の別の好ましい実施形態によるコンテンツ記録システムの動作を説明するフローチャートである。
【図9】本発明の別の好ましい実施形態によるコンテンツ記録システムの動作を説明するフローチャートである。
【図10】本発明の別の好ましい実施形態によるコンテンツ記録システムの動作を説明するフローチャートである。
【図11】本発明の別の好ましい実施形態によるコンテンツ記録システムの動作を説明するフローチャートである。
【図12】本発明の別の好ましい実施形態によるコンテンツ記録システムの動作を説明するフローチャートである。
【符号の説明】
1 コンテンツ記録システム
2 第1のサーバー
3〜5 第2のサーバー
10 記録手段
Claims (2)
- コンテンツを記録する第1の記録手段を有する第1のサーバーと、
コンテンツを記録する第2の記録手段を有する複数の第2のサーバーとを備え、
前記第1のサーバーが、所定時刻に第1のコンテンツの記録を行うよう予約を行う手段と、
前記第1の記録手段に第1のコンテンツを記録する領域が不足する場合、前記第2のサーバーに前記第1のコンテンツの記録領域不足分を記録する領域を予約するよう要求する要求手段とを有し、
前記第2のサーバーが、前記第2の記録手段に前記第1のコンテンツの記録領域不足分を記録する領域を予約する領域予約手段と、
前記第2の記録手段に第2のコンテンツが記録される場合、前記第1のコンテンツの記録領域不足分を記録する領域が不足するか否かを判断する判断手段と、
前記判断手段が、前記第1のコンテンツの記録領域不足分を記録する領域が不足すると判断した場合、前記第1のコンテンツの記録領域不足分を記録する領域の予約を解除する手段と、
前記判断手段が、前記第1のコンテンツの記録領域不足分を記録する領域が不足すると判断した場合、前記第1のサーバーに前記第1のコンテンツの記録領域不足分を記録する領域が不足することを通知する通知手段とを有し、
前記要求手段が、前記第2の記録手段に前記第1のコンテンツの記録領域不足分を記録する領域が不足し、前記通知手段からの通知を受けると、他の第2のサーバーに前記第1のコンテンツの記録領域不足分の全てを記録する領域を予約するよう再び要求し、
予約した第2のサーバーの第2の記録手段が、前記第1のコンテンツの記録領域不足分の全てを記録する、コンテンツ記録システム。 - コンテンツを記録する第1の記録手段を有する第1のサーバーと、
コンテンツを記録する第2の記録手段を有する複数の第2のサーバーとを備え、
前記第1のサーバーが、所定時刻に第1のコンテンツの記録を行うよう予約を行う手段と、
前記第1の記録手段に第1のコンテンツを記録する領域が不足する場合、前記第2のサーバーに前記第1のコンテンツの記録領域不足分を記録する領域を予約するよう要求する要求手段とを有し、
前記第2のサーバーが、前記第2の記録手段に前記第1のコンテンツの記録領域不足分を記録する領域を予約する領域予約手段と、
前記第2の記録手段に第2のコンテンツが記録される場合、前記第1のコンテンツの記録領域不足分を記録する領域が不足するか否かを判断する判断手段と、
前記判断手段が、前記第1のコンテンツの記録領域不足分を記録する領域が不足すると判断した場合、前記第1のサーバーに前記第1のコンテンツの記録領域不足分を記録する領域が不足することを通知する通知手段とを有し、
前記領域予約手段が、前記第1のコンテンツの記録領域不足分を記録する領域が不足する場合、前記第1のコンテンツの記録領域不足分のうち、記録可能な容量分の領域のみを予約し、
前記要求手段が、前記第2の記録手段に前記第1のコンテンツの記録領域不足分を記録する領域が不足し、前記通知手段からの通知を受けると、他の第2のサーバーに前記第1のコンテンツの記録領域不足分のうち、前記第2のサーバーが記録できない容量分を予約するよう要求し、
予約した前記各第2のサーバーの第2の記録手段が、予約した前記第1のコンテンツの記録領域不足分を記録する、コンテンツ記録システム。
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