JP4214587B2 - 環状成形品の射出成形方法並びに射出成形金型 - Google Patents

環状成形品の射出成形方法並びに射出成形金型 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば、内部に中心孔を有する中空状の歯車のような環状成形品の射出成形方法並びに射出成形金型に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の環状成形品を射出成形する場合には、固定型板と可動型板との間に環状成形品用のキャビティを設け、環状成形品の一方の端面に対応する位置の固定型板にピンポイントゲートを設け、このピンポイントゲートを介して、キャビティ内に溶融樹脂を供給するか、あるいは固定型板と可動型板の合わせ面(パーティングライン)付近において、上記環状成形品の外周面に対応する位置に、トンネルゲート(サブマリンゲート)を設け、このトンネルゲートを介して、キャビティ内に溶融樹脂を供給することにより、上記環状成形品を成形するようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記従来の環状成形品を射出成形する場合には、上述したようにゲートとしてピンポイントゲートあるいはトンネルゲートを使用しているために、ゲート径を大きくとりにくく、キャビティ内に供給する樹脂の量を増加させようとする場合、または迅速にキャビティ内に樹脂を供給しようとする場合に、柔軟に対応することができないという不満があった。また、ゲート位置を製品である環状成形品の対称(線対称、あるいは点対称)位置に設置することが難しいために、ゲートから供給された樹脂がキャビティ内を円滑に流れにくくて、キャビティ内の各部に均一に行き渡らず、従って、製品の形状によっては、均質な製品が得にくいという問題があった。
【0004】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、ゲート断面積を大きくとることができて、キャビティ内に円滑にかつ迅速に樹脂を供給することができると共に、キャビティ内の樹脂の流れを滑らかにすることができて、キャビティの各部に均一に樹脂を行き渡らせることができ、従って、均質な製品を得ることができる環状成形品の射出成形方法並びに射出成形金型を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1は、固定型板とこの固定型板に接近、離間自在に設けられた可動型板との間に形成したキャビティ内にバルブゲートを介して樹脂を供給することにより環状成形品を成形する射出成形方法であって、上記固定型板に設けられた支持ピンと上記可動型板に設けられたコアピンとを突き合わせると共に、これら支持ピンとコアピンが突き合わされた状態において、上記固定型板に設けられたバネによって、常に上記支持ピンを上記コアピン側に付勢することにより、少なくとも環状体の中心孔をそれら支持ピン及びコアピンにより成形すると共に、上記支持ピンのまわりに配置されこの支持ピンに支持案内される筒状の可動ピンの先端面によって、上記バルブゲートを閉塞し、かつ上記環状体の一方の端面の少なくとも一部を成形するものである。この請求項1にあっては、型閉め時に支持ピンとコアピンとを突き合わせた状態で、支持ピンに沿って可動ピンを移動させることにより、バルブゲートを可動ピンによって開き、リング状のゲート面から樹脂をキャビティ内に供給した後、上記可動ピンによって上記バルブゲートを閉止して、キャビティ内に環状体を成形する。また、本発明の請求項2は、固定型板とこの固定型板に接近、離間自在に設けられた可動型板との間に形成したキャビティ内にバルブゲートを介して樹脂を供給することにより環状成形品を成形する射出成形金型であって、上記固定型板に支持ピンとこの支持ピンをその先端側に付勢するバネと上記支持ピンに支持案内される筒状の可動ピンとが設けられ、上記支持ピンに対向して上記可動型板にコアピンが設けられ、かつ上記支持ピンのまわりに、上記バルブゲートを開閉する上記可動ピンが、その軸線に沿って移動自在に設けられる一方、上記支持ピン及びコアピンが型閉め時に突き合わされて少なくとも環状体の中心孔をそれら支持ピン及びコアピンにより成形するように構成されると共に、上記可動ピンの先端面が上記環状体の一方の端面の少なくとも一部を成形するように構成され、上記支持ピンとコアピンが突き合わされた状態において、上記バネによって、常に上記支持ピンが上記コアピン側に付勢されているものである。この請求項2にあっては、固定型板に可動型板を当接させ、かつコアピンを支持ピンに突き合わせた状態で、可動ピンを支持ピンに沿って移動させることにより、リング状のバルブゲートを開き、キャビティ内に樹脂を供給した後、上記可動ピンを、支持ピンに支持案内された状態で移動してバルブゲートを閉止することにより、キャビティ内に環状体を成形する。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態を説明する。図1はホットランナタイプの射出成形金型の一例を示す主要部の断面図、図2は図1の固定取付板(射出成形機)側を示す断面図、図3はキャビティ部の断面図である。この射出成形金型は、図1と図3に示す大小一対の歯車部1A、1Bを有する中空状のギヤ(環状成形品)1を樹脂成形するためのものである。図中符号10は固定型板であり、この固定型板10に対して可動型板11が接近、離間自在に設けられている。そして、これらの型板10、11には、それぞれ入子10A、11Aが装着されており、これらの入子10A、11A間には、上記ギヤ1を成形するためのキャビティ12が形成されている。また、上記固定型板10には固定受板13、スペーサブロック14を介して固定取付板15が取付けられており、固定受板13と固定取付板15との間にはマニホールド16が設置されている。そして、上記固定型板10、入子10A及び固定受板13の内部には、バルブゲート装置20のバルブ本体21が装着されており、このバルブ本体21の先端部の外周には温度センサ22及びヒータ23が設けられている。さらに、ヒータ23の外周にはヒータカバー24が装着されており、上記バルブ本体21の先端にはシールリング25が設けられている。さらにまた、上記バルブ本体21の先端内部は、円形の貫通孔を構成する内周壁21Aに等間隔に4つの樹脂通路21Bが形成されている。そして、上記固定取付板15に装着されたスプルーブッシュ(不図示)、マニホールド16、バルブ本体21の各内部及び入子10Aに形成されたゲート10Bを通って、溶融樹脂がキャビティ12に供給されるようになっている。
【0007】
上記バルブ本体21の上部には閉塞部材26が内装されており、この閉塞部材26の内部及びバルブ本体21の先端内部の内周壁21Aに支持案内されて、可動ピン27が、その軸線に沿って摺動するようになっている。そして、上記可動ピン27の基端側は、マニホールド16及び固定取付板15を挿通しており、この可動ピン27の基端部は、固定取付板15内に設けられた流体圧シリンダ28のピストン29に取付ボルト30によって取付けられている。この流体圧シリンダ28には、固定取付板15に形成された2本の流体通路31A、31Bを介して流体が供給されるようになっており、これにより、ピストン29が可動ピン27とともに移動するようになっている。また、上記固定取付板15には、上記流体圧シリンダ28を固定するために、第1、第2、第3取付部材32、33、34が取付ボルト35によって取付けられている。この第1取付部材32には、上記ピストン29の作動を検知する近接スイッチ36が設けられている。さらに、上記可動ピン27の内部には、支持ピン37が、その軸線に沿って移動自在に設けられており、この支持ピン37の基端部は上記第2、第3取付部材33、34に形成された空所38に収納されている。この空所38に収納された支持ピン37の基端部のつば部37Aと、第3取付部材34との間には、上記支持ピン37を、その先端側に付勢するバネ39が装着されている。そして、上記支持ピン37の内部には、中心孔37Bが形成されており、この中心孔37Bを介して圧縮空気を支持ピン37の先端側に供給することにより、支持ピン37の先端部の冷却を行うようになっている。この支持ピン37の冷却手段としては、エア冷却の他、ヒートパイプを用いてもよい。このヒートパイプの場合あるいは支持ピン37の内部で二重通路構造として圧縮空気を循環させることができる場合には、上記支持ピン37の中心孔37Bは先端を閉塞しておく。
【0008】
上記キャビティ12内で成形されるギヤ1は、環状体1Eの外周部に上記大歯車部1A及び小歯車部1Bが形成され、かつ上記大歯車部1A側の端面にリング状の突起1Cが形成されており、この突起1Cの端面1Dが上記可動ピン27の先端面により成形され、かつゲート面とされている。従って、上記ギヤ1の突起1Cの端面1Dには、バルブゲート跡が形成されている。また、上記ギヤ1の中心部に形成された中心孔1Fは、可動型板11に設けられたコアピン40と、上記支持ピン37によって成形されるようになっている。そして、上記大小一対の歯車部1A、1Bと突起1C及び中心孔1Fは、上記環状体1Eの軸線に対して同心状に形成されている。なお、図中符号41は、入子10Aを冷却するための冷却通路である。
【0009】
上記のように構成された射出成形金型にあっては、流体圧シリンダ28を作動させて、可動ピン27をその軸線に沿って移動させて、可動ピン27の先端によって、入子10Aのゲート10Bの開閉操作を行う。すなわち、可動型板11を固定型板10に対して当接し、かつ支持ピン37に対してコアピン40を突き合わせて、両型板10、11の入子10A、11A間にキャビティ12を形成した型閉め時において、上記流体圧シリンダ28によって、可動ピン27を支持ピン37に沿って移動して、ゲート10Bを開放する。これにより、射出成形機からスプルーブッシュ(不図示)、マニホールド16、バルブ本体21の各内部及びゲート10Bを通って、溶融樹脂がキャビティ12に供給される。この場合、上記ゲート10Bが、上記ギヤ1のリング状の端面1Dに対応して形成されているから、溶融樹脂がキャビティ12内を上記ギヤ1の端面1Dから小歯車部1B側の端面に向かって流れて行き、溶融樹脂の流れが円滑で、溶融樹脂の流れに乱れを生じることがなく、従って、溶融樹脂がキャビティ12内の各部に均一にかつ万遍なく供給されて確実に充填される。次いで、上記流体圧シリンダ28によって可動ピン27を駆動して、この可動ピン27によって、リング状のゲート10Bを閉塞する。そして、キャビティ12内の樹脂が冷却固化した後、型開き工程に移行し、固定型板10から可動型板11を引き離し、かつコアピン40を支持ピン37から引き離すことにより、上記キャビティ12内で冷却固化したギヤ1を、可動型板11側に付着させて固定型板10から離型させる。続いて、上記可動型板11側に付着しているギヤ1を不図示の突き出しピンによって突き出して可動型板11側から離型させる。
【0010】
このようにしてギヤ(環状成形品)1が円滑に射出成形される。ここで、上記可動ピン27によるゲート10Bの開閉操作においては、可動ピン27が、支持ピン37によって支持案内されながら移動するから、可動ピン27は円滑にかつ確実に作動すると共に、この可動ピン27がリング状のゲート10Bを閉塞するから、キャビティ12内に収容しきれない樹脂が上記可動ピン27の先端外縁部からバルブ本体21内の樹脂溜まりに円滑に戻ることにより、可動ピン27に大きな樹脂抵抗がかかることなく、容易にゲート10Bを閉塞することができる。従って、キャビティ12内に得られるギヤ1の突起1Cの端面1Dに現れるゲート跡が目立つことがなくて、キャビティ12内において品質の良好な成形品を成形することができる。また、型閉め時において、上記支持ピン37とコアピン40とが突き合わされるが、この場合、上記支持ピン37がバネ39によって付勢されているから、たとえ、上記両ピン37、40が強く突き合わされたとしても、その衝撃を上記バネ39が円滑に吸収して、両ピン37、40が損傷するようなことがない。その上、両ピン37、40が突き合わされた状態において、上記バネ39によって、常に支持ピン37がコアピン40側に付勢されて(押し付けられて)いるから、両ピン37、40は互いにしっかりと接触させられ、両者の間に隙間が形成されるようなことがなく、従って、両ピン37、40間に樹脂が侵入することがなく、成形品にバリ等が発生することがない。さらに、型開き時において、コアピン40が支持ピン37から離れると、支持ピン37に形成された中心孔37Bを介して、圧縮空気が支持ピン37の先端から噴出することにより、支持ピン37を効率的に冷却することができる。
【0011】
このようにして射出成形されたギヤ1にあっては、上述したように、成形時に内部を流れる樹脂がゲート面である突起1Cの端面1Dから小歯車部1B側の端面に向かって流れるから、ギヤ1の各部に十分な樹脂が充填され、特に、ギヤ1の環状体1Eの軸心に対して点対称に配置されたリング状のゲート10Bから樹脂が供給されたことによって、環状体1Eの軸線に直交する面内において、環状体1Eの円周まわりの性状が均質に保持され、従って、大歯車部1A及び小歯車部1Bの各歯部の形状、強度等が均一に成形できて、品質の良好な製品を容易に得ることができる。また、上述したように、筒状の可動ピン27によってバルブゲートにおけるゲートカットが円滑に行われ、しかも、ギヤ1の突起1Cの端面1Dをリング状のゲート面とするため、端面1Dに現れるゲート跡が同心状となり、目立つことがなく、外観上問題になることがないと共に、ギヤとしての性能上もゲート跡が問題となることがない。なお、本実施の形態においては、中空状のギヤ1の射出成形について説明したが、これに限らず、環状部品の成形において幅広く適用できる。また、本実施の形態にあっては、環状体1Eの中心孔1Fの成形のうち、突起1Cの内周面を支持ピン37が担い、その他の大小一対の歯車部1A、1Bの内周面をコアピン40が受け持って、成形するように説明したが、これに限らず、環状成形品の形状によってはコアピン40によって環状体の中心孔(内周面)を全面にわたって成形するようにし、支持ピン37はこのコアピン40に突き合わせて支持するだけの構成であってもよい。
【0012】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の請求項1によれば、型閉め時に支持ピンとコアピンとを突き合わせた状態で、支持ピンをコアピン側に付勢し、支持ピンに沿って可動ピンを移動させることにより、バルブゲートを可動ピンによって開閉する。従って、可動ピンが支持ピンに支持案内される状態で往復移動するから、円滑にかつ確実に可動ピンを作動させることができる。しかも、筒状の可動ピンによってゲートを閉止することにより、上記可動ピンの先端外縁部を介して余分な樹脂が樹脂通路側に滑らかに戻るから、大口径のゲートであっても、大きな樹脂抵抗を受けることなく、容易に可動ピンを作動させることができて、確実にゲートを可動ピンによって閉止することができる。従って、キャビティ内への樹脂供給量を大幅に増やすことができ、かつ速やかに樹脂をキャビティ内に供給することができると共に、ゲートを容易にかつ円滑に閉じることができて、高品質の成形品を確実に得ることができる。また、本発明の請求項2によれば、固定型板に可動型板を当接させ、かつコアピンを支持ピンに突き合わせた状態で、支持ピンをコアピン側に付勢し、可動ピンを支持ピンに沿って移動させることにより、リング状のバルブゲートを開き、キャビティ内に樹脂を供給した後、上記可動ピンを、支持ピンに支持案内された状態で移動してバルブゲートを閉止することにより、キャビティ内に環状体を円滑に成形することができる。従って、ゲートの開閉操作を支持ピンに支持案内された状態の可動ピンによって行うことにより、可動ピンの作動をより安定したものにできると共に、可動ピンにかかる樹指抵抗を軽減することができて、可動ピンを円滑に移動させることができる。この結果、ゲートの開閉操作を円滑にかつ確実に行うことができて、キャビティ内において品質の良好な環状体を容易に成形することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 射出成形金型の一つの実施の形態を示す主要部の断面図である。
【図2】 図1の固定取付板(射出成形機)側を示す断面図である。
【図3】 キャビティ部の断面図である。
【符号の説明】
1 ギヤ(環状成形品)
1A 大歯車部
1B 小歯車部
1C 突起
1D 端面(ゲート面)
1E 環状体
1F 中心孔
10 固定型板
10A、11A 入子
10B ゲート
11 可動型板
12 キャビティ
27 可動ピン
37 支持ピン
39 バネ
40 コアピン

Claims (2)

  1. 固定型板とこの固定型板に接近、離間自在に設けられた可動型板との間に形成したキャビティ内にバルブゲートを介して樹脂を供給することにより環状成形品を成形する射出成形方法であって、上記固定型板に設けられた支持ピンと上記可動型板に設けられたコアピンとを突き合わせると共に、これら支持ピンとコアピンが突き合わされた状態において、上記固定型板に設けられたバネによって、常に上記支持ピンを上記コアピン側に付勢することにより、少なくとも環状体の中心孔をそれら支持ピン及びコアピンにより成形すると共に、上記支持ピンのまわりに配置されこの支持ピンに支持案内される筒状の可動ピンの先端面によって、上記バルブゲートを閉塞し、かつ上記環状体の一方の端面の少なくとも一部を成形することを特徴とする環状成形品の射出成形方法。
  2. 固定型板とこの固定型板に接近、離間自在に設けられた可動型板との間に形成したキャビティ内にバルブゲートを介して樹脂を供給することにより環状成形品を成形する射出成形金型であって、上記固定型板に支持ピンとこの支持ピンをその先端側に付勢するバネと上記支持ピンに支持案内される筒状の可動ピンとが設けられ、上記支持ピンに対向して上記可動型板にコアピンが設けられ、かつ上記支持ピンのまわりに、上記バルブゲートを開閉する上記可動ピンが、その軸線に沿って移動自在に設けられる一方、上記支持ピン及びコアピンが型閉め時に突き合わされて少なくとも環状体の中心孔をそれら支持ピン及びコアピンにより成形するように構成されると共に、上記可動ピンの先端面が上記環状体の一方の端面の少なくとも一部を成形するように構成され、上記支持ピンとコアピンが突き合わされた状態において、上記バネによって、常に上記支持ピンが上記コアピン側に付勢されていることを特徴とする環状成形品の射出成形金型。
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