JP4213848B2 - 落雪防止方法および落雪防止装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、架空送電線等の対象物に積雪した雪の落雪を防止する落雪防止方法および落雪防止装置に関し、特に、電気、熱等のエネルギーを必要とせず、長期間に亘って落雪防止効果を発揮することが可能な落雪防止方法および落雪防止装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
架空送電線を取り巻く地球環境は年々厳しくなっており、その一つとして送電線からの落雪対策がある。
【0003】
図9は、送電線からの落雪の様子を示す。同図(a)に示すように、鉄塔1,1間に架設された架空送電線2に降雪があると、同図(b)に示すように、送電線2の表面に雪3が積雪する。この積雪した雪3は、夜間の冷え込みで氷結・凍結し、雪塊から氷塊へ変化する。氷塊化した雪3は、同図(c)に示すように、朝方の気温上昇により送電線2の表面から剥離し、地上へ落下する。送電線2からの落雪は、地上の家の屋根、車の屋根、農作物等に当たって被害をもたらす場合がある。落雪による被害は冬季にのみ発生するものの、損害は甚大である。
【0004】
このため、送電線からの落雪による事故を防ぐために種々の対策が講じられており、従来の落雪防止方法として、例えば、ヒータを用いる方法と、難着雪部材を用いる方法が知られている。
【0005】
図10は、ヒータを用いる方法を示す。この方法は、送電線2の表面にヒータ4を巻き付けて装着し、雪が付いてもヒータ4の加熱により溶かして積雪しないようにするものである。
【0006】
図11は、難着雪部材を用いる方法を示す。この方法は、送電線2の表面に難着雪部材5として、例えば、難着雪塗料や撥水剤を塗布するか、あるいはテフロン等の難着雪性シートを巻き付けて装着し、積雪する前に落雪させるものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来のヒータを用いる方法によると、ヒータを加熱するために電気エネルギー等の熱量を大量に消費することになり、不経済である。
従来の難着雪部材を用いる方法によると、現状の難着雪塗料、撥水剤および難着雪性シートでは、耐候性が悪く、一冬の使用にしか耐えられないため、毎冬再塗布または交換を行うことになるので、大量の材料および労働力が必要となる。
【0008】
従って、本発明の目的は、電気、熱等のエネルギーを必要とせず、長期間に亘って落雪防止効果を発揮することが可能な落雪防止方法および落雪防止装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記目的を達成するため、対象物である架空送電線、橋梁の吊下用ワイヤ等の線条体、又は架空送電線用の鉄塔の構成部材に積雪した雪の落雪を防止する落雪防止方法において、複数の素線から構成された網状物を前記対象物の表面に装着するに際し、前記網状物の素線の表面に積雪を留める溝加工を施し、前記対象物と前記網状物との間に雪が積雪して絡むようにスペーサによって空間を形成してなることを特徴とする落雪防止方法を提供する。上記構成によれば、対象物の表面に網状物を装着することにより、対象物と網状物との間のスペーサによって形成した空間に雪が絡まり、落雪が防げる。従って、雪が素線に付着したまま融雪し、水滴あるいは半溶融状態で落下する。
【0011】
本発明は、上記の目的を達成するため、対象物である架空送電線、橋梁の吊下用ワイヤ等の線条体、又は架空送電線用の鉄塔の構成部材に積雪した雪の落雪を防止する落雪防止装置において、前記対象物の外周に設けられた複数の素線から構成され、その素線の表面に積雪を留める溝加工が施された網状物と、前記対象物と前記網状物との間に雪が積雪して絡むようにスペーサによって空間を備えていることを特徴とする落雪防止装置を提供するものである。上記の網状物は、線条体との間にスペーサによって空間を設けて形成することが好ましい。このように構成する場合には、雪が網状物の目を通して空間に入り込むため、積雪と網状物の絡まりが強くなり、氷結した雪の落下をより確実に防止できるようになる。
【0012】
線条体と網状物の間に形成される以上の空間は、線条体上にスペーサを巻き付けた上に網状物を設けることによって容易に形成することができる。この構成は、スペーサの存在が線条体と網状物の関係を安定化させるので実際的である。
【0013】
積雪をより強く網状物に絡ませるためには、網状物を構成する素線に溝加工を施すことが好ましい。また、素線の外径、網のサイズ、厚さを各々最適な値とすることにより、落雪するまでの時間が長くなる。また、このようにするときには、コロナ対策上も好ましい構成となる。防錆処理を施した不食性金網等によって網状物を構成し、これにより網状物の長寿命化を図ることは好ましい実施形態である。
【0014】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の第1の実施の形態に係るネット状カバーを示す。このネット状カバー6は、0.5〜2mmの径を有する素線60により、間隔5〜20mmで多数のメッシュ61を連続して形成したものであり、全体の厚さは例えば5〜20mmを有する。素線60は、金属等の耐候性の優れたものからなる。例えば、送電線の導体部と同種の金属を用いることにより、異種金属の接触によって生じる電食を防げる。
【0015】
図2は、メッシュ61の形状を示す。メッシュ61の形状は、同図(a)に示す四角形、同図(b)に示す台形、同図(c)に示す平行四辺形でもよい。ようするに、一定の隙間を有する構造であれば、これに限定されない。
【0016】
図3(a),(b)は、ネット状カバー6を架空送電線2に装着する手順を示す。まず、複数の鋼線20からなるテンションメンバーの周囲にアルミニウムあるいはアルミニウム合金からなる複数の素線21が撚り合わせて形成された架空送電線2の表面全体に、同図(a)に示すように、ネット状カバー6を巻き付ける。次に、ネット状カバー6の重合部のメッシュ61にロッド7を通してネット状カバー6が外れないように固定する。このように送電線2の周囲にネット状カバー6を装着することにより、降雪により表面に積雪し、夜間に凍結しても、雪がメッシュ61の素線60に絡み付くため、落雪せず融雪し、水滴あるいは半融雪状態で落下する。
【0017】
表1および表2は、送電線に付着した雪がどの位の時間で落下したかの実験を行った結果を示す。表1は、メッシュ61の間隔を種々変えて実験したものであり、表2は、素線60の外径を種々変えて実験したものである。各表の上の段は間隔あるいは外径をmm単位で表し、下の段は評価結果を示す。評価結果において、二重丸は優良、丸は良、三角は可、バツは不可を意味する。落雪するまでの時間が長い程、それだけ送電線に止まることになり、送電線上で融雪されるので、評価は良好な結果(二重丸および丸)となる。
【0018】
【表1】
実験結果によると、メッシュ61の間隔は、表1から明らかなように、5〜20mmにおいて良あるいは優良の結果が得られた。従って、メッシュ61の間隔は、この範囲内のものが最適といえる。
【0019】
【表2】
実験結果によると、素線60の外径は、表2から明らかなように、直径0.5〜2.0mmにおいて良あるいは優良の結果が得られた。従って、素線60の外径は、この範囲内のものが最適といえる。
【0020】
上記第1の実施の形態によれば、降雪時に送電線の表面上に積雪した雪が凍結したまま落下させないで、カバー6上で気温上昇などで融雪させ、水滴または細かいシャーベット状で落下させることができる。しかも、電気、熱等のエネルギーを必要としないため、経済的なメリットが大である。また、素線60は、耐候性の優れたものからなるので、長期間交換せずに落雪防止を図ることができる。また、送電線に厚みのあるネット状カバーを装着することにより、十分な強度を有し、美観を損なわずに済む。
【0021】
図4は、ネット状カバー6を構造物としてのアングル材8に装着した場合を示す。アングル材8にネット状カバー6を巻装する場合は、同図(a)に示すように、アングル材8の表面に沿って巻装してもよく、同図(b)に示すように、空間を有して巻装してもよい。
【0022】
図5は、本発明の第2の実施の形態に係る落雪防止装置を示す。同図において、11は架空送電線路を構成する送電線(線条体)、12は送電線11の周上にスパイラル状に巻き付けたスペーサ、13はスペーサ12を介して送電線11上に形成した網状物、14はスペーサ12によって送電線11と網状物13の間に形成された空間を示す。
【0023】
図6の(a)〜(c)は、網状物13の構成例を示したもので、各網状物13の網目15は、積雪を絡ませるのに適した大きさに設定される。
【0024】
図7の(a)〜(c)は、網状物13を構成する素線16に施した溝加工の例を示し、溝17は、積雪を網状物13に留めることを目的として角形、V型、半円型等種々の形に形成される。積雪との絡みを高めるためには、素線16の断面において複数条形成することが好ましい。
【0025】
図8は、第2の実施の形態における落雪防止作用を示したものである。同図(a)に示されるように送電線路に積もる雪18は、網状物13に積雪し、同時にその一部が網目15と空間14を通じて網状物13に絡まることになる。
【0026】
従って、この状態において雪18が氷結すると、氷結した雪は、網状物13、延いては送電線11と結合した状態になる。氷結した雪と網状物13の間の結合は、氷結に基づくものであるために強固なものとなり、その結果、強風が作用したとしても、氷雪が網状物13を離れて落下するようなことはなくなる。
【0027】
図8の(b)に示されるように、網状物13に結合した氷雪19は、網状物13との結合を維持したまま気温の上昇によってシャーベットあるいは水滴10となって溶け落ち、消滅することになり、この間、硬い氷雪19の落下を確実に防止することができる。
【0028】
以上の実施の形態においては、架空送電線の例について述べたが、橋梁の吊下用ワイヤの場合にも同様の実施の形態の適用が可能であり、その他、降雪地帯の屋外に設置される線条体であれば、本発明を有効に活用することができる。
【0029】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の落雪防止方法および落雪防止装置によれは、対象物の表面に設けられるスペーサを介して空間を有するように網状物を装着する構成なので、電気、熱等のエネルギーを必要とせず、長期間に亘って落雪防止効果を発揮することが可能となる。また、架空送電線等を構成する線条体上に設けられるスペーサを介して空間を有するように網状物を形成しているため、線条体上に積もる雪は、この網状物と絡み合い結合した状態で積雪することになり、従って、線条体からの氷雪の落下を未然に防止することができる。しかも、従来のように電力消費を要するヒータ線、あるいは定期更新の必要な難着雪塗膜等を使用しないため、経済的な負担が少ない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るネット状カバーを示す斜視図
【図2】(a)〜(c)はメッシュの形状を示す図
【図3】(a),(b)は第1の実施の形態に係るネット状カバーを架空送電線に装着する手順を示す図
【図4】(a),(b)は第1の実施の形態に係るネット状カバーをアングル材に装着した状態を示す断面図
【図5】本発明の第2の実施の形態に係る落雪防止装置を示す説明図であり、(a)は正面から見た断面図、(b)は側面方向から見た斜視図を示す。
【図6】網状物の構成例を示す説明図。
【図7】網状物を構成する素線の構成例を示す説明図。
【図8】図5の線条体からの落雪防止装置の作用を示す説明図であり、(a)は積雪状態、(b)は氷雪の消滅過程を示す。
【図9】(a)〜(c)は送電線からの落雪の様子を示す図
【図10】従来の落雪防止方法を示す図
【図11】従来の他の落雪防止方法を示す図
【符号の説明】
1 鉄塔
2 架空送電線
3 雪
4 ヒータ
5 難着雪部材
6 ネット状カバー
7 ロッド
8 アングル材
10 水滴
11 送電線(線条体)
12 スペーサ
13 網状物
14 空間
15 網目
16 素線
17 溝
18 雪
19 氷雪
60 素線
61 メッシュ
Claims (6)
- 対象物である架空送電線、橋梁の吊下用ワイヤ等の線条体、又は架空送電線用の鉄塔の構成部材に積雪した雪の落雪を防止する落雪防止方法において、
複数の素線から構成された網状物を前記対象物の表面に装着するに際し、前記網状物の素線の表面に積雪を留める溝加工を施し、前記対象物と前記網状物との間に雪が積雪して絡むようにスペーサによって空間を形成してなることを特徴とする落雪防止方法。 - 前記網状物は、0.5〜2.0mmの外径を有する複数の素線を5〜20mmのメッシュ間隔でメッシュ状に編み込んで形成してなり、0.5〜2.0mmの厚さを有するネット状カバーであることを特徴とする請求項1記載の落雪防止方法。
- 前記網状物の装着は、前記網状物を前記対象物に巻き付けた後、両端の重合部内にロッドを挿通させて結合する工程を含むことを特徴とする請求項1又は2記載の落雪防止方法。
- 対象物である架空送電線、橋梁の吊下用ワイヤ等の線条体、又は架空送電線用の鉄塔の構成部材に積雪した雪の落雪を防止する落雪防止装置において、
前記対象物の外周に設けられた複数の素線から構成され、その素線の表面に積雪を留める溝加工が施された網状物と、
前記対象物と前記網状物との間に雪が積雪して絡むようにスペーサによって空間を備えていることを特徴とする落雪防止装置。 - 前記網状物は、0.5〜2.0mmの外径を有する複数の素線を5〜20mmのメッシュ間隔でメッシュ状に編み込んで形成してなり、0.5〜2.0mmの厚さを有するネット状カバーであることを特徴とする請求項4記載の落雪防止装置。
- 前記網状物は、不食性金網等の耐候性材料によって構成されることを特徴とする請求項4又は5に記載の落雪防止装置。
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