JP4213539B2 - 座標入力装置 - Google Patents

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Description

本発明は、座標入力装置に関する。
タッチパネルやタッチパッドを備えた機器では、タッチパネルに対して付属のペンや指先によるタッチ操作が行われる。このとき、従来のタッチパネルでは、キーボードのキースイッチのように押下時にクリック感がないので、押下げの認識ができず、誤動作などの原因となる。このため、タッチパネルやタッチパッドでは、操作者に押下げを認識させる為に振動を用いたものが提案されている。
特許文献1記載の携帯型電子機器は、タッチパネルや操作キーに対する操作入力が受け付けられたことを検知した場合に、駆動信号生成回路を介してコイルと磁石とからなる振動アクチュエータを駆動して、振動を発生させるというものである。
また、特許文献2記載のタッチパネル装置は、タッチパネルを横方向に変位させる横方向変位部及び縦方向に変位させる縦方向変位部を備え、タッチパネル駆動部による駆動制御に応じてコイル、磁石及びヨークとからなる横方向変位部及び縦方向変位部がタッチパネルを種々の振動パターンで二次元方向に振動させるというものである。
特開2002−149312号公報 特開2003−58321号公報
しかしながら、特許文献1記載の携帯型電子機器では、コイル及び磁石からなる振動アクチュエータを用いているが、磁石の上部に単にコイルを配置させただけの構造では、十分な推力を得ることができないため、タッチパネルに大きな振動を与えることができないという問題がある。
また、特許文献2記載のタッチパネル装置では、横方向変位部、縦方向変位部にコイル、磁石及びヨークとを用いているが、コイルとヨーク間に単に磁石を配置させただけの構造では、十分な推力を得ることができないため、タッチパネルに大きな振動を与えることができないという問題がある。さらに、タッチパネル面と平行な二次元方向に振動させるようにしたものであるため、振動パターンが少ないという問題もある。
そこで、本発明は、これらの問題を解決するためになされたもので、タッチパネルの入力面に対して垂直方向に大きな推力を与えてタッチパネルを大きく振動させることができる座標入力装置を提供することを目的とする。
また、多くの振動パターンを発生させることができる座標入力装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、請求項1記載の座標入力装置は、操作入力を受け付ける第1の面と、前記第1の面と対向する第2の面と、を有するタッチパネルと、前記タッチパネルに振動を与える振動発生器と、前記タッチパネルに対する操作入力が受け付けられたことを検知した場合に、前記振動発生器から振動を発生させる振動制御部と、を備え、前記振動発生器は、一方の極が前記第2の面と対向するように配置される第1の磁石と、前記第1の磁石との間にギャップを設け、前記一方の極と異なる極性の極が前記第2の面と対向するように配置される第2の磁石と、前記第2の面上であって、前記第2の面と、前記第1の磁石、前記ギャップ、及び、前記第2の磁石と、の間に配置されるコイルを有し、前記振動制御部から駆動電流が供給される給電線と、を有し、前記駆動電流と、前記第1の磁石及び前記第2の磁石のいずれか一方から他方へ入り前記駆動電流と交差する磁界と、により、前記第2の面に対して垂直方向に推力が発生することを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、給電線が有するコイルが、タッチパネルの第2の面上であって、第2の面と、第1の磁石、ギャップ、及び、第2の磁石と、の間に配置されるので、給電線の巻き数を増やすことができる。また、タッチパネルの第2の面に対して垂直方向に推力が発生する。以上より、タッチパネルの入力面に対して垂直方向に大きな推力を与えてタッチパネルを大きく振動させることができる。
また、請求項2記載の座標入力装置は、操作入力を受け付ける第1の面と、前記第1の面と対向する第2の面と、を有するタッチパネルと、前記タッチパネルに振動を与える振動発生器と、前記タッチパネルに対する操作入力が受け付けられたことを検知した場合に、前記振動発生器から振動を発生させる振動制御部と、を備え、前記振動発生器は、一方の極が前記第2の面と対向するように配置される第1の磁石と、前記第1の磁石との間に第1のギャップを設け、前記一方の極と異なる極性の極が前記第2の面と対向するように配置される第2の磁石と、前記第2の磁石との間に第2のギャップを設け、前記一方の極と同じ極性の極が前記第2の面と対向するように配置される第3の磁石と、前記第2の面上であって、前記第2の面と、前記第1の磁石、前記第1のギャップ、及び、前記第2の磁石と、の間に配置される第1のコイルと、前記第2の面上であって、前記第2の面と、前記第2の磁石、前記第2のギャップ、及び、前記第3の磁石と、の間に配置される第2のコイルと、を有し、前記振動制御部から駆動電流が供給される給電線と、を有し、前記第1のコイルを流れる前記駆動電流と、前記第1の磁石及び前記第2の磁石のいずれか一方から他方へ入り、前記第1のコイルを流れる前記駆動電流と交差する磁界と、により、前記第2の面に対して垂直方向に第1の推力が発生し、前記第2のコイルを流れる前記駆動電流と、前記第2の磁石及び前記第3の磁石のいずれか一方から他方へ入り、前記第2のコイルを流れる前記駆動電流と交差する磁界と、により、前記第2の面に対して前記第1の推力と同じ方向に第2の推力が発生することを特徴とする。請求項2記載の発明によれば、給電線が有する第1のコイルが、タッチパネルの第2の面上であって、第2の面と、第1の磁石、第1のギャップ、及び、第2の磁石と、の間に配置され、給電線が有する第2のコイルが、タッチパネルの第2の面上であって、第2の面と、第2の磁石、第2のギャップ、及び、第3の磁石と、の間に配置されるので、給電線の巻き数を増やすことができる。また、タッチパネルの第2の面に対して第1及び第2の推力が発生する。以上より、タッチパネルの入力面に対して垂直方向に大きな推力を与えてタッチパネルを大きく振動させることができる。
また、本発明は、請求項3に記載のように、請求項記載の座標入力装置において前記振動発生器である第1及び第2の振動発生器は、前記タッチパネルの対向する2辺の周縁部に配置され、前記振動制御部は、前記第1の振動発生器が有する給電線と、前記第2の振動発生器が有する給電線と、に異なる駆動電流を供給できることを特徴とする。
請求項記載の発明によれば、タッチパネルの対向する2辺の周縁部に異なる駆動電流供給できる第1及び第2の振動発生器が有する給電線を有するので、それぞれで異なる駆動パターンを発生させることができるため、振動パターンを増やすことができる。
また、本発明は、請求項に記載のように、請求項記載の座標入力装置において、前記振動発生器である第3及び第4の振動発生器は、前記2辺とは異なる対向する2辺の周縁部に配置され、前記振動制御部は、前記第1の振動発生器が有する給電線と、前記第2の振動発生器が有する給電線と、前記第3の振動発生器が有する給電線と、前記第4の振動発生器が有する給電線と、に異なる駆動電流供給できることを特徴とする。請求項記載の発明によれば、タッチパネルの4辺それぞれに異なる駆動電流を供給できる給電線を配置するようにしたので、振動パターンをさらに増やすことができる。
また、本発明は、請求項に記載のように、請求項1、請求項3及び請求項4のいずれか一項に記載の座標入力装置において、前記振動発生器は更に、前記ギャップに配置されるスペーサーを有することを特徴とする。請求項記載の発明によれば、ギャップにスペーサーを配置するようにしたので、ギャップの位置精度を向上させることができる。
また、本発明は、請求項に記載のように、請求項2記載の座標入力装置において、前記振動発生器は更に、前記第1及び第2のギャップに配置されるスペーサーを有することを特徴とする。請求項記載の発明によれば、ギャップにスペーサーを配置するようにしたので、ギャップの位置精度を向上させることができる。
また、請求項記載の座標入力装置は、請求項1から請求項のいずれか一項に記載の座標入力装置において、更に、前記タッチパネルをスライドさせるスライド手段と、前記タッチパネルのスライドを検出する検出手段とを有することを特徴とする。請求項記載の発明によれば、タッチパネルのスライド方向を検出することができる。
また、本発明は、請求項に記載のように、請求項1から請求項のいずれか一項に記載の座標入力装置において、前記振動制御部は、所定期間毎に前記給電線に供給する駆動電流の向きを変えることを特徴とする。請求項記載の発明によれば、振動方向を交互に変えることができる。
また、本発明は、請求項に記載のように、請求項記載の座標入力装置において、前記振動制御部は、トランジスタを含むHブリッジ回路により構成されることを特徴とする。請求項記載の発明によれば、Hブリッジ回路により振動方向を交互に変えることができる。
本発明によれば、タッチパネルの入力面に対して垂直方向に大きな推力を与えてタッチパネルを大きく振動させることができる座標入力装置を提供することができる。また、多くの振動パターンを発生させることができる座標入力装置を提供することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を説明する。
図1は、携帯型電子機器の外観斜視図である。図2は、携帯型電子機器の構成図である。本実施例では、座標入力装置を携帯型電子機器に適用した例を用いて説明する。図1に示すように、本体ケース2の開口部を望む表示装置3の表示画面上には、透明なタッチパネル4が重ねられている。ユーザは、付属のペン5や指先でタッチパネル4をタッチすることにより、携帯型電子機器1に対する操作指令を入力することができる。
本体ケース2の上面には、主電源のON/OFF操作など、携帯型電子機器1に操作指令を入力するための押下式の操作キー6が設けられている。この携帯型電子機器1は、メモリカード7を装着することができる。
また、図2に示すように、携帯型電子機器1は、パネル部10、座標検出部20、処理部21、記憶部22、キー入力部23、表示制御部24、インターフェース部25、振動制御部26、入出力ポート27を有する。パネル部10は、表示装置3、タッチパネル4及び振動発生器11を有する。座標検出部20は、付属のペン5や指先でタッチしたタッチパネル4上の接触位置を検出する。記憶部22は、携帯型電子機器1を制御するためのプログラムやデータなどを記憶する。キー入力部23は、ユーザによる操作キー6の押下操作に応じたキー操作信号を処理部21に出力する。
処理部21は、例えば、CPU(Central Processing Unit)により構成され、記憶部22に記憶されているプログラムを実行することにより携帯型電子機器1の各部を制御する。処理部21は、キー入力部23から供給される入力コマンドに基づいて種々の処理を実行する。表示制御部24は、表示装置3の表示を制御する。 インターフェース部25は、処理部21、入出力ポート27間をインターフェースする。
振動制御部26は、コイル15に所定の電流を供給し、タッチパネル4の振動を制御する。振動制御部26は、コイル15に流れる駆動電流を所定時間毎に反転させることにより、コイル15を振動させる。入出力ポート27は、メモリカード7を装着するための接続ポートである。
次に、パネル部10について説明する。図3は、パネル部の分解斜視図である。パネル部10は、上述したように、表示装置3、タッチパネル4及び振動発生器11を有する。表示装置3は、例えば液晶ディスプレイ(LCD:Liquid Crystal Display)を用いることができる。この表示装置3は、表示制御部24により制御される。
タッチパネル4は、図示は省略するが、上部基板、下部基板、端子基板を有する。上部基板は、例えばインジウム錫酸化物(ITO:Indium Tin Oxide)等の透明導電膜が全面に形成されたPET(Poly Ethlene Telephtaleta)等の合成樹脂からなるフィルム上に電極が形成されている。
下部基板は、例えばITO等の透明導電膜が全面に形成されたガラス基板上に電極、配線が形成されている。端子基板は、フレキシブルプリント配線板等を用いることができる。端子基板は、タッチパネル4を座標検出部20に接続する基板である。上部基板は、ペンや指先で押圧することにより撓み、下部基板の透明導電膜と上部基板の透明導電膜とが接触する。なお、下部基板、上部基板の間には、ドットスペーサが配置されている。
振動発生器11は、給電線部13、磁界印加手段14を有する。給電線部13は、所定の電流が流れるコイル(給電線)15と透明樹脂フィルム19を有する。コイル15は、2枚の透明樹脂フィルム19の間に挟持されている。コイル15は、振動制御部26に接続されており、振動制御部26から駆動電流が供給される。磁界印加手段14は、タッチパネル4の座標入力面に平行に、かつ、コイル15と交差する磁界をコイル15に印加する。図3に示す例では、磁界印加手段14を4組備え、給電線部13の各辺の下部に配置されている。
図4は、振動発生器の配置を模式的に説明するための図であって、同図(a)は図3で示した磁界印加手段14からタッチパネル4を見た図、同図(b)は図4(a)のA−A断面図である。図4に示すように、給電線部13のコイル15は、タッチパネル4の端に沿って配置されている。また、磁界印加手段14は、各辺に対応して4組備え、この4組の磁界印加手段14は、コイル15の下部に配置されている。この磁界印加手段14は、第1磁石16、第2磁石17、ヨーク18を備える。
次に、振動発生器の構成について説明する。図5は、図4(b)のAで示す振動発生器を拡大して示した図である。なお、図5において、透明樹脂フィルム19は省略しめしている。図5に示すように、振動発生器11は、コイル15、第1磁石16、第2磁石17、ヨーク18を有する。第1磁石16、第2磁石17は、N極、S極が互いに反対向きになるようにヨーク18上に所定の間隔(ギャップ)G1を隔てて配置されている。
第1磁石16のN極はヨーク18に接するように配置され、第2磁石17のS極はヨーク18に接するように配置されている。コイル15は、第1磁石16、ギャップG1、第2磁石17の上部に位置するように配置される。第1磁石16のN極から出た磁界は、ヨーク18を通って、第2磁石17のS極から入り、第2磁石17のN極から出た磁界は、コイル15を流れる電流と交差して、第1磁石16のS極に入る。
コイル15に、振動制御部26から図5に示す向きに駆動電流が供給されると、第2磁石17のN極から出た磁界は、コイル15に流れる電流と交差して、第1磁石16のS極に入る。これにより、コイル15には、フレミングの左手の法則に従った推力Fが上向きに生じる。また、この推力Fの向きは、フレミングの左手の法則により、電流Iの流れる方向を中指とし、磁束Bの方向を人指し指とすると、推力Fは親指の方向となる。
次に、振動制御部26について説明する。図6は、第1実施例に係る振動制御部を説明するための図である。図7は、コイル15に供給する駆動電流を示す図である。図6に示すように、振動制御部26は、NPNトランジスタTr1を有し、ベースが処理部21に接続され、コレクタは電源VCCに接続され、エミッタはコイル15に接続されている。処理部21は、振動制御部26のトランジスタTr1をオン/オフ制御することにより、図7に示すようなパルス信号をコイル15に駆動電流として供給する。
次に、動作について説明する。図8は振動制御処理を説明するフローチャートである。振動制御処理は、タッチパネル4や操作キー6に対する操作入力が許可されている期間において、処理部21により所定周期毎に実行される。
ステップS101で、処理部21は、タッチパネル4からタッチ信号が入力されたか否か、及びキー入力部23からキー操作信号が入力されたか否かを判別する。処理部21は、タッチ信号及びキー操作信号がともに入力されていないと判別した場合は、振動制御処理を終了する。一方、処理部21は、タッチ信号又はキー操作信号のいずれか一方が入力されたと判別した場合は、ステップS102で、処理部21は駆動制御部26に印加する駆動信号の波形データを記憶部22から読み出す。
ステップS103で、処理部21は、記憶部22から読み出した波形データを振動制御部26に供給する。振動制御部26のトランジスタTr1は、図7で示した駆動電流をコイル15に供給する。このため、図7に示す時刻t1からt2の間では、コイル15に駆動電流が供給される。
このため、第2磁石17のN極から出た磁界は、コイル15を流れる電流と交差するため、フレミングの左手の法則に従った推力Fが上方に発生する。一方、図7で示す時刻t2からt3の間では、コイル15には電流が供給されない。このため、第2磁石17のN極から出た磁界は、コイル15を流れる電流とは交差することはないので、フレミングの左手の法則に従った推力Fは発生しない。このようにして、タッチパネル4を入力面に対して垂直方向に振動させることができる。
ステップS104で、処理部21は、電流供給時間の計時開始に応じて、供給時間計時用のカウント値をカウントアップする。ステップS105で、処理部21は、カウント値が予め設定された規定時間に相当するカウント値に達したか否かを判別する。ステップS105で、処理部21は、電流供給時間が規定時間を越えたと判別した場合は、ステップS106で、駆動制御部26への印加停止を指示し、振動制御処理を終了する。
第1実施例によれば、操作者がタッチパネル4に触れているときにタッチパネル4自体を振動させることによって、操作者にクリック感を与えることができる。また、第1磁石16と第2磁石17との間に、ギャップG1を設ける事でコイル15の巻き数を増やすことができるので、タッチパネル4に対して大きな推力を与えることができる。
次に実施例2について説明する。図9は、第2実施例に係る振動発生器を説明するための図である。図9は第1実施例で説明した図5に対応する図である。なお、図9において、透明樹脂フィルム14は省略して示している。図9に示すように、第2実施例に係る振動発生器41は、コイル15、第1磁石16、第2磁石17、ヨーク18、スペーサー42を有する。なお、上記実施例と同一箇所については同一符号を付するものとしてその説明を省略する。
また、第1磁石16と第2磁石17の間のギャップG1には、スペーサー42が配置されている。このスペーサー42は、ギャップG1の位置精度を向上させるものである。また、スペーサー42の材料には、非磁性体のものを用いるとよい。
第2実施例によれば、第1磁石16と、第2磁石17の間のギャップG1に、スペーサー42を配置するようにしたので、ギャップG1の位置精度を向上させることができる。これにより、精度良く、タッチパネル4を振動させることができる。
次に実施例3について説明する。図10は、第3実施例に係るパネル部の分解斜視図であり、第1実施例で説明した図3に対応する図である。図11は、第3実施例に係る振動発生器の配置を模式的に示した図であって、図10で示す磁界印加手段14からタッチパネル4を見た図であり、第1実施例で説明した図4(a)に対応する図である。なお、上記実施例で説明した構成要素と同一箇所については同一符号を付するものとしてその説明を省略する。
図10に示すように、パネル部110は、タッチパネル4、振動発生器111、表示装置3を有する。振動発生器111は、第1給電線部112、第2給電線部113、電界印加手段14を有する。第1給電線部112、第2給電線部113は、タッチパネル4の対向する2辺の周縁部に配置されている。各給電線部112、113は、駆動電流が流れるコイル115、116及び透明樹脂フィルム117、118を有する。各コイル115、116は、2枚の透明樹脂フィルムの間に挟持されている。コイル115、116は、それぞれ振動制御部26に接続されている。
磁界印加手段14は、第1給電線部112、第2給電線部113に対応して2組設けられている。各磁界印加手段14は、第1磁石16、第2磁石17及びヨーク18を備え、タッチパネル4の座標入力面に平行に、かつ、コイル115、116と交差する磁界をコイル115、116に印加する。なお、第1磁石16、第2磁石17間には、ギャップを設けるようにするとよく、さらにギャップにはスペーサーを設けるようにしてもよい。
また、図11に示すように、第1給電線部112、第2給電線部113は、タッチパネル4の入力面とは反対面の対向する2辺の端部に配置されている。このため、コイル115、116が、タッチパネル4の周縁部に配置される。磁界印加手段14は、コイル115、116の下部に配置されている。
次に動作について説明する。振動制御部26は、ある周期の駆動電流をコイル115に印加すると、第2磁石17から出た磁界は、コイル115を流れる電流と交差するため、コイル115にフレミングの左手の法則に従った推力が発生する。また、振動制御部26は、コイル115に印加する駆動電流の周期とは異なる周期の駆動電流をコイル116に印加すると、第2磁石17から出た磁界は、コイル116を流れる電流と交差するため、コイル116にフレミングの左手の法則に従った推力が発生する。これにより、それぞれのコイル115、116で、異なる振動パターンを発生させることができる。
第3実施例によれば、タッチパネル4の2辺に、別々のコイル115、116を設けるようにしたので、それぞれのコイル115、116で、異なる振動パターンの振動を発生させることができる。これにより、多くの種類の振動パターンを用いて操作者に操作感を与えることができる。
次に実施例4について説明する。図12は、第4実施例に係るパネル部の分解斜視図であり、第1実施例で説明した図3に対応する図である。図13は、第4実施例に係る振動発生器の配置を模式的に示した図であって、図12で示す磁界印加手段14からタッチパネル4を見た図であり、第1実施例で説明した図4(a)に対応する図である。なお、上記実施例で説明した構成要素と同一箇所については同一符号を付するものとしてその説明を省略する。
図12に示すように、パネル部210は、タッチパネル4、振動発生器211、表示装置3を有する。振動発生器211は、第1給電線部212、第2給電線部213、第3給電線部214、第4給電線部215、電界印加手段14を有する。第1給電線部212、第2給電線部213、第3給電線部214、第4給電線部215は、タッチパネル4の4辺の周縁部に配置されている。
各給電線部212〜215は、所定の駆動電流が流れるコイル216〜219と透明樹脂フィルム220〜223を有する。コイル216〜219は、2枚の透明樹脂フィルムの間に挟持されている。コイル216〜219は、それぞれ振動制御部26に接続されている。
磁界印加手段14は、各給電線部212〜215に対応して4組設けられている。各磁界印加手段14は、第1磁石16、第2磁石17及びヨーク18を備え、タッチパネル4の座標入力面に平行に、かつ、コイル216〜219と交差する磁界をコイル216〜219に印加する。なお、第1磁石16、第2磁石17間には、ギャップと設けるようにするとよく、さらにギャップにはスペーサーを設けるようにしてもよい。
また、図13に示すように、各給電線部212〜215は、タッチパネル4の入力面とは反対面の4辺の端部に配置されている。このため、各コイル216〜219がタッチパネル4の周縁部に配置される。磁界印加手段14は、各コイル216〜219の下部に配置されている。
次に動作について説明する。振動制御部26は、ある周期の駆動電流をコイル216に印加すると、第2磁石17から出た磁界は、コイル216を流れる電流と交差するため、コイル216にフレミングの左手の法則に従った推力が発生する。また、振動制御部26は、コイル216に印加する駆動電流の周期とは異なる周期の駆動電流をコイル217に印加すると、第2磁石17から出た磁界は、コイル217を流れる電流と交差するため、コイル217にフレミングの左手の法則に従った推力が発生する。
また、振動制御部26は、コイル216、217に印加する駆動電流の周期とは異なる周期の駆動電流をコイル218に印加すると、第2磁石17から出た磁界は、コイル218を流れる電流と交差するため、コイル218にフレミングの左手の法則に従った推力が発生する。また、振動制御部26は、コイル216、217、218に印加する駆動電流の周期とは異なる周期の駆動電流をコイル219に印加すると、第2磁石17から出た磁界は、コイル219を流れる電流と交差するため、コイル219にフレミングの左手の法則に従った推力が発生する。これにより、各コイル216〜219で、異なる振動パターンを発生させることができる。
第4実施例によれば、タッチパネル4の4辺に、別々のコイル216〜219を設けるようにしたので、それぞれのコイルで異なる振動パターンの振動を発生させることができる。多くの種類の振動パターンを用いて操作者に操作感を与えることができる。
次に、実施例5について説明する。図14は、実施例5に係るパネル部の分解斜視図であり、第1実施例で説明した図3に対応するものである。なお、上記実施例で説明した箇所については同一符号を付するものとしてその説明を省略する。
図14に示すように、パネル部10は、表示装置3、タッチパネル4、振動発生器311を有する。振動発生器311は、第1給電線部312、第2給電線部313、磁界印加手段314を有する。第1給電線部312、第2給電線313は、タッチパネル4の対向する2辺の周縁部に配置されている。各給電線部312、313は、所定の駆動電流が流れるコイル315、316と透明樹脂フィルム321、322を有する。
各コイル315、316は2枚の透明フィルムの間に挟持されている。各コイル315、316は、それぞれ振動制御部26に接続されている。磁界印加手段314は、第1給電線部312、第2給電線部313に対応して2組設けられている。磁界印加手段314は、タッチパネル4の座標入力面に平行に、かつ、コイル315、316と交差する磁界をコイル315、316に印加する。
図15は、図14の破線S2で示す箇所を拡大して示した図である。図15において、透明樹脂フィルム321は省略して示している。図15に示すように、振動発生器311は、コイル315、第1磁石317、第2磁石318、第3磁石319、ヨーク320を有する。第1磁石317、第3磁石319は、第2磁石318とN極、S極が互いに反対向きになるようにヨーク320上に所定の間隔(ギャップ)G2、G3を隔てて配置されている。なお、第1磁石317と第2磁石318との間のギャップG2、第2磁石318と第3磁石319の間のギャップG3に、スペーサーを配置するようにしてもよい。
第1磁石317及び第3磁石319のN極は、ヨーク320に接するように配置され、第2磁石318のS極はヨーク320に接するように配置されている。第1磁石317のN極から出た磁界は、ヨーク320を通って、第2磁石318のS極に入り、第2磁石318のN極から出た磁界は、コイル315を流れる電流と交差して第1磁石317のS極に入る。このため、コイル315には、左手フレミングの法則に従った推力F1が上向きに発生する。
また、第3磁石319のN極から出た磁界は、ヨーク320を通って、第2磁石318のS極に入り、第2磁石318のN極から出た磁界は、コイル315を流れる電流と交差して第3磁石319のS極に入る。このため、コイル315には、左手フレミングの法則に従った推力F2が上向きに発生する。これにより、タッチパネル4を動かす推力は、推力F1、推力F2の合成となるため、タッチパネル4の振動の振幅を倍にすることができる。
次に、動作について説明する。次に動作について説明する。振動制御部26は、ある周期の駆動電流をコイル315に印加すると、第2磁石318から出た磁界は、第1磁石317、第2磁石318の上部に位置するコイル315を流れる電流と交差するため、コイル315のその部分にフレミングの左手の法則に従った推力F1が発生する。また、第2磁石318から出た磁界は、第2磁石318、第3磁石319の上部に位置するコイル315を流れる電流と交差するため、コイル315のその部分にフレミングの左手の法則に従った推力F2が発生する。
また、振動制御部26は、コイル315に印加する駆動電流の周期とは異なる周期の駆動電流をコイル316に印加すると、第2磁石318から出た磁界は、第1磁石317、第2磁石318の上部に位置するコイル316を流れる電流と交差するため、コイル316のその部分にフレミングの左手の法則に従った推力F1が発生する。また、第2磁石318から出た磁界は、第2磁石318、第3磁石319の上部に位置するコイル316を流れる電流と交差するため、コイル316のその部分にフレミングの左手の法則に従った推力F2が発生する。これにより、それぞれのコイル315、316で、振幅の大きな異なる振動パターンを発生させることができる。
第5実施例によれば、ギャップG2、G3を設けて磁石を3つ配置するようにしたので、コイル315は、第1磁石317及び第2磁石318から推力を受け、さらに、第2磁石318及び第3磁石319から推力を受けるので、タッチパネル4の振動の振幅を倍にすることができる。また、コイル215、216に周期の異なる駆動電流を供給することにより、多くの振動パターンを発生させることができる。
次に、実施例6について説明する。図16は、第6実施例に係る携帯型電子機器の分解斜視図である。図17は、図16で示した携帯型電子機器を組み立てた状態のB−B断面図である。図16に示すように、携帯型電子機器401は、本体ケース402、バネ403、タッチパネル404を備える。
タッチパネル404は、6つのバネ403を介して本体ケース402の内部に取り付けられている。バネ403は弾性体であるため、付属のペンや指先を使って、二次元の平面でタッチパネル404をスライドさせることができる。なお、図16では、タッチパネル404を、バネを用いて本体ケース402に取り付けるようにしているが、ゴム等の他の弾性部材を用いてもよい。
図17に示すように、タッチパネル404の入力面と反対側の面には、コイル405が配置されている。コイル405は、図示は省略するが、2枚の透明樹脂に挟持されている。また、表示装置406のタッチパネル404と対向する面には、磁界発生手段407が配置されている。コイル405と、磁界発生手段407とが振動発生器を構成する。
図18は、第6実施例に係る振動発生器408を説明するための図であり、同図(a)はタッチパネル404がスライドしていない状態の振動発生器を示す図、同図(b)はタッチパネル404がスライドした状態の振動発生器を示す図である。図18(a)に示すように、振動発生器408は、コイル405、第1磁石409、第2磁石410、第3磁石411、ヨーク412を有する。
第1磁石409、第3磁石411は、第2磁石410とN極、S極が互いに反対向きになるようにヨーク412上に所定の間隔(ギャップ)G4、G5を隔てて配置されている。なお、第1磁石409と第2磁石410との間のギャップG4、第2磁石410と第3磁石411の間のギャップG3に、スペーサーを配置するようにしてもよい。
第1磁石409及び第3磁石411のN極は、ヨーク412に接するように配置され、第2磁石410のS極はヨーク412に接するように配置されている。第1磁石409のN極から出た磁界は、ヨーク412を通って、第2磁石410のS極に入り、第2磁石410のN極から出た磁界は、コイル405を流れる電流と交差して第1磁石409のS極に入る。このため、コイル405には、フレミングの左手の法則に従った推力F1が上向きに発生する。
また、第3磁石411のN極から出た磁界は、ヨーク412を通って、第2磁石410のS極に入り、第2磁石410のN極から出た磁界は、コイル405を流れる電流と交差して第3磁石411のS極に入る。このため、コイル405には、フレミングの左手の法則に従った推力F2が上向きに発生する。これにより、タッチパネル404を動かす推力は、推力F1、推力F2の合成となるため、タッチパネル404の振動の振幅を倍にすることができる。
また、図18(b)に示すように、タッチパネル404をスライドさせると、コイル405内の貫く磁束が時間的に変化するため、ファラディーの電磁誘導の法則により、コイル405に磁束の変化に応じた起電力が発生する。タッチパネル404の2辺に対向して配置されたコイル405の起電力の差を検出することにより、タッチパネル404のスライド方向を検出することができる。よって、タッチパネル4のスライド方向に基づき画面のスクロールなどを行うことができる。
次に第7実施例について説明する。図19は、第7実施例に係る駆動制御部を示す図である。図20は、コイル15に供給する駆動電流を示す図である。なお、第7実施例では、駆動制御部以外は、第1実施例で説明したものと同じてあるため、図2及び図5を用いて説明する。振動制御部26は、Hブリッジ回路で構成されている。
図19に示すように、振動制御部26は、PNPトランジスタTr2とNPNトランジスタTr3との直列回路と、PNPトランジスタTr4とNPNトランジスタTr4との直列回路とを有する。各トランジスタTr1〜Tr4のベースは、処理部21に接続されている。トランジスタTr2、Tr4のエミッタは電源VCCに印加されている。
トランジスタTr3、Tr5のエミッタはグランドGNDに接続されている。
また、コイル15の一方は、トランジスタTr2、Tr3の接続点に、コイル15の他方は、トランジスタTr4、Tr5の接続点に接続されている。処理部21は、振動制御部26のトランジスタTr2〜Tr5をオン/オフ制御することにより、図20に示すような所定の期間毎に電流の向きが反転する駆動電流がコイル15に供給される。
次に、第7実施例の動作について説明する。処理部21は、記憶部22から読み出した波形データを振動制御部26に供給すると、上述したHブリッジ回路により、図20で示した駆動電流をコイル15に供給する。このため、図20に示す期間t1からt2の間では、駆動電流がコイル15に供給される。第2磁石17のN極から出た磁界は、コイル15を流れる電流と交差するため、フレミングの左手の法則に従った推力Fが上向きに発生する。
期間t2からt3の間では、t1からt2間とは電流の向きが反転した駆動電流がコイル15に供給される。第2磁石17のN極から出た磁界は、コイル15を流れる電流と交差するため、フレミングの左手の法則に従った推力Fが下向きに発生する。このようにして、タッチパネル4を入力面に対して垂直方向に振動させることができる。
第7実施例によれば、タッチパネル4の振動方向を交互に変えることができる。
以上本発明の好ましい実施例について詳述したが、本発明は係る特定の実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。例えば、上記各実施例では、操作部の例としてタッチパネルを用いて説明したが、本発明ではこれに限定されることなく、例えばタッチパッド等にも適用することもできる。
携帯型電子機器の外観斜視図である。 携帯型電子機器の構成図である。 パネル部の分解斜視図である。 振動発生器の配置を模式的に説明するための図であって、同図(a)は図3で示した磁界印加手段の背面側からタッチパネルを見た図、同図(b)は(a)のA−A断面図である。 第1実施例に係る振動発生器を説明するための図である。 第1実施例に係る振動制御部を説明するための図である。 コイルに供給する駆動電流を示す図である。 振動制御処理を説明するフローチャートである。 第2実施例に係る振動発生器を説明するための図である。 第3実施例に係るパネル部の分解斜視図である。 第3実施例に係る振動発生器の配置を示した図である。 第4実施例に係るパネル部の分解斜視図である。 第4実施例に係る振動発生器の配置を示した図である。 実施例5に係るパネル部の分解斜視図である。 第5実施例に係る振動発生器を示した図である。 第6実施例に係る携帯型電子機器の分解斜視図である。 図16で示した携帯型電子機器を組み立てた状態のB−B断面図である。 第6実施例に係る振動発生器を説明するための図であり、同図(a)はタッチパネルが移動していない状態の振動発生器を示す図、同図(b)はタッチパネルが移動した状態の振動発生器を示す図である。 第7実施例に係る駆動制御部を示す図である。 コイルに供給する駆動電流を示す図である。
符号の説明
1、401 携帯型電子機器
2、402 本体ケース
3 表示装置
4、404 タッチパネル
10、110 パネル部
11、111、211、311 振動発生器
13 給電線部
14、314、407 磁界印加手段
15、115、116、216、217、218、219、315、405 コイル
16、317、409 第1磁石
17、318、410 第2磁石
319、411 第3磁石
18、320、412 ヨーク
20 座標検出部
21 処理部
26 振動制御部
41 振動発生器
42 スペーサー
112、212、312 第1給電線部
113、213、313 第2給電線部
214 第3給電線部
215 第4給電線部

Claims (9)

  1. 操作入力を受け付ける第1の面と、前記第1の面と対向する第2の面と、を有するタッチパネルと、
    前記タッチパネルに振動を与える振動発生器と、
    前記タッチパネルに対する操作入力が受け付けられたことを検知した場合に、前記振動発生器から振動を発生させる振動制御部と、
    を備え、前記振動発生器は、
    一方の極が前記第2の面と対向するように配置される第1の磁石と、
    前記第1の磁石との間にギャップを設け、前記一方の極と異なる極性の極が前記第2の面と対向するように配置される第2の磁石と、
    前記第2の面上であって、前記第2の面と、前記第1の磁石、前記ギャップ、及び、前記第2の磁石と、の間に配置されるコイルを有し、前記振動制御部から駆動電流が供給される給電線と、
    を有し、前記駆動電流と、前記第1の磁石及び前記第2の磁石のいずれか一方から他方へ入り前記駆動電流と交差する磁界と、により、前記第2の面に対して垂直方向に推力が発生することを特徴とする座標入力装置。
  2. 操作入力を受け付ける第1の面と、前記第1の面と対向する第2の面と、を有するタッチパネルと、
    前記タッチパネルに振動を与える振動発生器と、
    前記タッチパネルに対する操作入力が受け付けられたことを検知した場合に、前記振動発生器から振動を発生させる振動制御部と、
    を備え、前記振動発生器は、
    一方の極が前記第2の面と対向するように配置される第1の磁石と、
    前記第1の磁石との間に第1のギャップを設け、前記一方の極と異なる極性の極が前記第2の面と対向するように配置される第2の磁石と、
    前記第2の磁石との間に第2のギャップを設け、前記一方の極と同じ極性の極が前記第2の面と対向するように配置される第3の磁石と、
    前記第2の面上であって、前記第2の面と、前記第1の磁石、前記第1のギャップ、及び、前記第2の磁石と、の間に配置される第1のコイルと、前記第2の面上であって、前記第2の面と、前記第2の磁石、前記第2のギャップ、及び、前記第3の磁石と、の間に配置される第2のコイルと、を有し、前記振動制御部から駆動電流が供給される給電線と、
    を有し、前記第1のコイルを流れる前記駆動電流と、前記第1の磁石及び前記第2の磁石のいずれか一方から他方へ入り、前記第1のコイルを流れる前記駆動電流と交差する磁界と、により、前記第2の面に対して垂直方向に第1の推力が発生し、前記第2のコイルを流れる前記駆動電流と、前記第2の磁石及び前記第3の磁石のいずれか一方から他方へ入り、前記第2のコイルを流れる前記駆動電流と交差する磁界と、により、前記第2の面に対して前記第1の推力と同じ方向に第2の推力が発生することを特徴とする座標入力装置。
  3. 前記振動発生器である第1及び第2の振動発生器は、前記タッチパネルの対向する2辺の周縁部に配置され、前記振動制御部は、前記第1の振動発生器が有する給電線と、前記第2の振動発生器が有する給電線と、に異なる駆動電流供給できることを特徴とする請求項1記載の座標入力装置。
  4. 前記振動発生器である第3及び第4の振動発生器は、前記2辺とは異なる対向する2辺の周縁部に配置され、前記振動制御部は、前記第1の振動発生器が有する給電線と、前記第2の振動発生器が有する給電線と、前記第3の振動発生器が有する給電線と、前記第4の振動発生器が有する給電線と、に異なる駆動電流供給できることを特徴とする請求項記載の座標入力装置。
  5. 前記振動発生器は更に、
    前記ギャップに配置されるスペーサー
    を有することを特徴とする請求項1、請求項3及び請求項のいずれか一項に記載の座標入力装置。
  6. 前記振動発生器は更に、
    前記第1及び第2のギャップに配置されるスペーサー
    を有することを特徴とする請求項2記載の座標入力装置。
  7. 前記座標入力装置は更に、
    前記タッチパネルをスライドさせるスライド手段と、
    前記タッチパネルのスライドを検出する検出手段と
    を有することを特徴とする請求項1から請求項のいずれか一項に記載の座標入力装置。
  8. 前記振動制御部は、所定期間毎に前記給電線に供給する駆動電流の向きを変えることを特徴とする請求項1から請求項のいずれか一項に記載の座標入力装置。
  9. 前記振動制御部は、トランジスタを含むHブリッジ回路により構成されることを特徴とする請求項記載の座標入力装置。
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